矢祭町議会 > 2021-03-10 >
03月10日-03号

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  1. 矢祭町議会 2021-03-10
    03月10日-03号


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    令和 3年  3月 定例会(第2回)          令和3年第2回矢祭町議会定例会会議録議事日程(第3号)                    令和3年3月10日(水)午前10時開議日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(10名)     1番  藤井隆治君      2番  片野一也君     3番  大森泰幸君      4番  藤田玄夫君     5番  本多勇也君      6番  郡司浩子君     7番  鈴木正美君      8番  鈴木 一君     9番  鈴木敏男君     10番  緑川裕之君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長         佐川正一郎君  副町長        大串 肇君  教育長        片野宗和君   自立総務課長     鈴木直人君  町民福祉課長     大森秀一君   事業課長       古市 賢君  教育課長       高橋竜一君   会計管理者      菊池基之君  代表監査委員     鈴木邦美---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長     増子智巳    会計年度任用職員   星 優香 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(藤田玄夫君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は10人です。 定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(藤田玄夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(藤田玄夫君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 鈴木邦美代表監査委員の出席をいただいております。よろしくお願いいたします。 本日も報道機関等に議場での写真撮影を許可しておりますのでご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。---------------------------------------一般質問 ○議長(藤田玄夫君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問については、持ち時間がなくなりましたならば、直ちに質問を終了願います。 また、執行部の答弁については、時間の制限の関係から、簡潔明瞭にて的確に答弁をお願いします。 質問の通告がありましたので、順次発言を許します。---------------------------------------鈴木敏男君 ○議長(藤田玄夫君) 9番、鈴木敏男君、登壇願います。 持ち時間は60分ですので、11時01分までです。     〔9番 鈴木敏男君登壇〕 ◆9番(鈴木敏男君) 皆さん、おはようございます。 テレビなどでもいろいろと報道されております東日本大震災、明日で10年目という節目を迎えるわけでございますが、当時、私もここの定例議会におりまして、この天井がつぶれるんじゃないかというようなすごい揺れを感じました。そういうことで、いつ災難が起こるか分かりませんので、危機管理をしっかり持って、今後とも生活していきたいと思っております。 また、先月も6以上の地震がありまして、私の家もかなり揺れたんですが、その後、午前1時頃役場に行きましたら担当課長と、それから担当者2人、合計3人だけだったんですね。そういうことで、町長はって言ったら、消防団長らと連絡を取って、大したことないからということで来なかったということだったんですけれども、電話連絡もいいんですが、いち早くやっぱり役場に駆けつけて、しっかりと対応したほうがよかったんじゃないかと私は思っている次第でございます。今後そういうことがありましたら、いち早く駆けつけていただきまして陣頭指揮を執っていただきたいと思います。 それでは、通告に従いまして一般質問を行います。 最初に、鳥獣対策なんですが、イノシシ捕獲のための箱わなの購入に町から補助をいただきたいというようなことでございます。 結構イノシシも学習しまして、くくりわなではなかなか捕りにくくなってきているというようなこともございまして、また、くくりわなをかけておくと、自分たちで皆さん作るものですから、ワイヤーの長いものとか短いものとかいろいろありまして、ワイヤーの長いものに関しては、かなりイノシシも突進してくるものですから、危険がかなり伴うわけでございます。そういうことでですね、箱わなであれば、箱の中に入っておるものですから抜け出すということはなかなかないと思います。ですが、今、自分たちで箱わなを作っている方もおるんですが、かなりきゃしゃなやつで細いメッシュで作っているような方がおりまして、大きいイノシシがぶつかって箱が丸まってきちゃったなんていう危険なわなを持っている方もございます。 そういうことでございますので、町で8基買っていただいたんですけれども、駆除のほうに、そういうことで1基10万近くなるということで、町でもあと10基ぐらい用意してほしいなとは思っているんですけれども、町の負担も容易じゃないと思いますので、ぜひ半額ぐらい補助してもらって、10基ぐらい要望ある人に買っていただきたいという思いでおるんですが、その件についてひとつお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 箱わなにつきましては、今、議員おっしゃったように、現在8個所有しておりまして、鳥獣被害対策実施隊の隊員のほうに貸出しをしております。こちらの更新あるいは追加を考えておりまして、福島県鳥獣被害防止総合対策交付金の来年度の購入要望に手を挙げているところでございます。 また、イノシシ用の箱わなの場合、わな猟の免許が必要ですので、一般の方が取り扱うことはできませんが、鳥獣被害対策実施隊の隊員でなくても、わな猟の免許をお持ちの方で購入したい方がいれば、町のイノシシ等被害防止対策設備購入助成金の対象とすることができるとは思います。 こちらの助成金については、次年度から補助率を2分の1、上限を5万円ということで始めたいと思っておりますので、ご要望にはお応えできるのかなというふうに考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) ありがとうございます。 そうしますと、町のほうでも半額助かるし、私たち購入するほうも半額、10万円のところを5万円で買えれば、3頭捕れれば元が取れるというような状況でございますので、次年度いち早くやっていただきたいと思います。 それから、猟友会のほうなんですけれども、駆除隊のほうは結構補助もありまして、そして、駆除のほうでもイノシシ1頭捕ると2万円、町から補助が出るんですけれども、5,000円駆除隊のほうに入れるようにして、そういう活動はしておるわけでございますが、猟友会のほうは、東白川支部が1つになっちゃいまして、今まででしたらば矢祭支部でお金はあったんですけれども、今度は棚倉のほうの本部のほうにいっちゃいまして、猟友会のほうは全然お金がないものですから、活動するのにもなかなか容易でないということで、ぜひ最低でも5万ぐらいは毎年補助していただければと思うんですが、町長、いかがですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね、今のこの鳥獣被害というのは非常に国策的ですね、県のほうでも今はニホンシカ、会津地区のほうがニホンシカとかそういったものの対象の補助を出したり。 我々の地区はイノシシがもうご覧のように、東白だけでも900頭ですか、約1,000頭近いということで、先日の町村会の県の要望ということで出したのが、今までは森林再生と医療機関の医師の確保という、2点だけしか出せないもんですから、今回は森林再生は5年間延長だということになりましたから、鳥獣被害の対策に対する県の補助等、もろもろ今後考えていきたいというようなことは県のほうにはしっかり伝えてありますから、今後、その補助対象の今、鈴木議員言われたような補償も今後はしっかりやっぱり考えていく必要があると心得てはいます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。
    ◆9番(鈴木敏男君) それで、箱わななんですけれども、県のほうでも、駆除隊の方がかなり高齢化になっていて、かけたところになかなか見回ることが負担にかかっているということで、県のほうでも今年度からICT、情報通信技術ですか、イノシシが入ればおりが落ちると発信して、うちにいてもどこにいるか分かるというような機器があるんでございますが、それが県のほうでもやりますということでございますので、ICTを活用して来年度から始まるということですので、矢祭町にはどのぐらいで貸していただけるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まだ貸出しがしていただけるかどうかという情報はまだ入っておりません。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 箱わなだけではなく、くくりわなも結構活用できるんではないかと思っております。そういうことで県のほうにも確認していただいて、数多く活用できるように、機器を貸していただけるように県のほうにお願いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 申し訳ありません。情報を収集したいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) それでは、次にいきたいと思います。 新型コロナウイルスワクチン接種についてですが、昨日、結構お話が聞けたんですね。 最初、一番早く接種が始まるのは何月頃になるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) 矢祭町のワクチン接種のほう、始まる月でございますが、今、調整をしているところでございますが、できればなんですが5月から、初旬からワクチン接種ができればということで考えているところでございます。ただ、県のほうからワクチンの供給が遅れるとか、数が少なくなる等の変更があればその都度変更になるかとは思いますが、その予定で進めておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 分かりました。 それで、その前に、町民に受けるとか受けないとか、そういうアンケートというか、そういうあれはしないんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) 町民の方につきましては、アンケートとか特には行いませんけれども、あくまでも今回のワクチン接種につきましては努力義務ということでございまして、対象者の方に文書等を送りまして、その中で予約をしていただくというような流れになっています。接種に関しましても、あくまでも、例えばアナフィラキシーショックとか、そういうものに対する話をきちんとさせていただいて、それから、十分に理解した上で接種を受けるということになると思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そういう副作用があるということを前もってあまり分からないもんですから、打って初めて出てきたというようなことも今、テレビでやっているもんですから、ぜひともこれ、いち早く接種して、そしてコロナ禍をなくすというような状況に持っていっていただければありがたいと思います。 次に、役場職員の残業についてを伺いたいと思います。 ただいま働き方改革が叫ばれているいる中、役場職員、前の監査の指摘によりまして1人が151時間残業しているというようなことなんですが、これが結構あるんですねこれね。1人か2人は、毎年。そういうわけで、なぜこういうふうになっているのか。残業についてなんですが、これは本人からの申入れなのか、課長が許可しているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 超過勤務につきましては、命令ということになっておりますので、各担当課長のほうから各職員に対して、仕事が終わらない状況の場合には命令をして超過勤務をやっていただいているというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) それで、課長が命令してやれということで、1人が151時間もやっている状況はどういうような状況なのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 先ほど議員のほうからは、1人2人そういう方がいるというようなことのお話もございましたけれども、昨年度、年度につきましては、特に台風19号等の被害による対応であったり、コロナ禍の各種事業に対する対応であったりということで、かなり多忙な状況であったということで、なかなかその人員の配置の中でその忙しい部署に急遽人を増やすということができないというところもございますので、そういったところで、そういった職員、部署の具合でそういった形で超過勤務が多くなっているというところはあるかと思いますけれども、そういった台風被害やコロナ禍ということの状況の中で致し方ないものというふうに考えておるところではございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 台風とかコロナとか、時代に合った回答なんですけれども、大体はマニュアルにのっとったようなお話で毎回はぐらかされてしまうんですが、命令書なんかは出すんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) はい。命令簿は、超過勤務をやる当日の5時15分前に命令を出すような形になっております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) それは文書で出すんですか。口頭なんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) こちらにつきましては、命令簿という簿冊がございまして、そちらに超過勤務の業務内容と時間を明記をしまして、課長のほうから出すというような形になっております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そういう状況でですね、151時間もやるというような状況が不思議には感じないのですか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 不思議を感じないかということでありますと、先ほど議員がおっしゃられるように、今般の働き方改革というような観点から申しますと、やはり問題点はあるのだろうというふうには感じておるところでございますので、今後は、適正な人員配置等に努めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 人事配置は町長が決めることで、課長が決めるような話ではないと思うんですが。 それでですね、それは閲覧できるんですか。命令書は。残業命令書のあれは見ることができるんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) こちらは閲覧等願を出していただければ閲覧していただくことは可能かと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) それでは、後ほど皆さんで見てみたいなというような考えでおります。 それで、各課長さんにもお聞きしたいんですが、各課でもやっぱりいろいろと残業があるわけですが、適正にそれ運営されているのか、教育長からお願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) 教育課におきましては、超過勤務命令については、事前に各グループ長を通じて課長のほうでチェックをするという形で行っております。ただ、人員の関係上少し残業の時間が多いかなという点については、教育長とも問題を認識しておりまして、それについては、総務課を通じて人員配置について要望を出しているというような形でございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 事業課におきましても、勤務時間を過ぎて超過勤務する場合、グループ長、課長と決裁をして超過勤務の命令をしているところでございます。 一部の職員について業務が多いようで、残業時間が多いところもありますが、引き続き人事評価制度等でもグループ長共々評価しておりまして、そのような中から人員配置というか、役割分担についてなお検討していきたいと思っています。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) 超過勤務についてでございますけれども、今まで話していました各課長と同じでございまして、時間前に各グループ長、課長とが実施しているところでございます。 また、忙しい時期とかがございまして、ある程度仕事の分野におきまして、そこで増えるのは多少しょうがないのかなという部分があるんですけれども、できるだけ1人の職員に偏らないように、業務のほうを再度配分しながら進めていければというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) それでですね、今回も、令和3年も超過勤務手当というのが出ているんですが、去年と比べて結構多くなっている箇所もあるんですが、総務費ですか、総務費で今年度は382万円という超勤のあれが出ているんですけれども、前回はですね、去年は155万、倍以上になっているわけなんですが、この会計年度任用職員40名が今回52名になっているのは何なのか教えてください。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 会計年度の人数についてのご質問でございますけれども、今回、次年度の人数につきましては、精査をしたといいますか、今年度の状況等を鑑みまして精査をした上で計上させていただいたものでございますが、2年度の予算計上に当たりましては、会計年度任用職員の初年度ということで、その会計年度任用職員の人数の把握が十分にできていなかったということで、人数のほうが少なく計上されていた可能性が高いというふうに私のほうでは認識をしておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) その認識していなかったっていうのは、毎年採用するわけでございますので、毎年1年1年ですから、やるやらないは個人の自由でやるんでしょうけれども、把握していなかったというのはちょっとおかしいのではないかと思うんですけれどもね。 それで、去年の40名に対し今年の52名というのは、どのようなところに配置するのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 会計年度任用職員フルタイム職員については、基本的には各課正規職員補充分、職員定数に足りていない部分に対しての一般事務職的な人数補充という形で、フルタイム職員のほうについてはおおむね配置をする形になっておりますが、それ以外ですと、基本的にはこども園や、あとはそれ以外の児童クラブスインピア矢祭といったところでの職員としての採用がございます。また、各施設の維持管理等につきましては、パートタイム職員という形で、こちらも会計年度任用職員ではございますけれども、かなりの人数が配置をされておるというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) この超過のあれなんですけれども、教育総務費が2名で去年は47万7,000円だったのに、今年度は同じ2名で174万2,000円になっているのがどういうことなのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) こちら、今年度の次年度へ向けての予算計上でございますが、年度2年度、さらには元年度の状況等の実績等を踏まえまして、計上させていただいておるところでございますけれども、今後も超過勤務等につきましては極力減らす方向で、事務改善等を行ってまいりたいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) それでですね、幼稚園費が8名で162万8,000円で、去年がですね、令和2年になっているんですけれども、今年は8名で88万6,000円なんですよね。こういう、少なくなっていくのは大変好ましいんですけれども、そういうことで幼稚園費のほうはどうなっているんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) こちら、幼稚園費のほうの超過勤務手当につきましても、元年度と年度2年度の実績等を踏まえまして計上させていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 去年は162万8,000円なんですけれども、今年は88万6,000円ということで、どのようにこれ減らしていくように努力するのかお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) こちらのこども園等超過勤務の少なくなっている状況でございますが、こども園につきましては、今年度、令和2年度につきましては、会計年度任用職員フルタイムパートタイムのそれぞれ幼稚園教諭並びに保育士等を雇用している状況でございまして、人数的には、現在のお子さんをお預かりできる最低限の人数ではございますけれども、しっかりと配置のほうをしておるということで、超過勤務のほうが減ってきているというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 今年度もかなり去年よりも増えている残業手当なんですけれども、これをいかに減らしていくかですね。これがあっから全部使えではなくて、これよりもかなり低くして、総務課長も言っているように、財政調整基金がだんだんなくなるということで、やっぱり役場職員が率先して少なくしていかないとなくならないというわけですから、なくなっちゃうわけですから、そういうことで、今後、今年度の予算にこの計上してあるんですが、どのぐらい減額できるように努力するのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 今回、計上いたしました金額全てを使い切るというような考えは持ってはおりませんけれども、どのような形でこちらを削減できるかといいますと、正直なところは、個々のスキルアップにかかってくるのかなというふうには思います。 また、さらに事務事業の見直し等を行いまして、極力事務簡素化できるものについては簡素化していく、そういったところによって、長時間労働というのを防いでいくということをしていかなければならないというふうには考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) ありがとうございます。 そういうことで、今後これをやっぱり適材適所で運営していかなければならないということで、今回も適材適所でやってきたと思うんですが、今後、各課長さんと相談しながら、幾らでもいいからやっぱり削減していかないと財政調整基金がなくなってしまうというような状況でございますので、そこら辺の町長の考えを伺いたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 非常にこの残業というのが、前、監査のほうからもちょっと指摘を受けまして、どういった形というようなことで、19号の台風とかいろいろコロナ対策の、そういったものの対策で時間もオーバーしているということは、当然これは理解はしていただかなければなりませんが、やっぱり私もそういう残業のこういう経費を見ると、適材適所、そして、適正な時間にやっぱり適正な仕事の能力の向上というか、そういったものをしっかりしてほしいということは、課長会議のほうでも指示はしております。 今後ともまた、こういったものも私も、もちろんこれは私も責任がありますから、しっかり各課の働き方改革というよりもやっぱり仕事の能率ですね、一方的な方にだけに集中しないような、そういう方法も取る必要もあると思います。これはまた、残業すれば健康面でも非常にマイナスの面もありますから、特に今、学校の関係の働き方改革、特に小学校、中学校も非常にそういったもので全国的に改革しているということもありますから、本町のそういう残業の仕方もしっかり考えていくべきだと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) ぜひお願いしたいと思います。 また、会計年度任用職員なんですが、あまりにも多過ぎるので、長くいても5年で終わってしまうわけですから、やっぱり正職員を多く採用したほうがよろしいんじゃないかと思うんですが、今後そのようなお考えはあるか、町長お願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) これは、行政サービス、やっぱり住民に迷惑をかけないような人員の配置というのはしっかり考慮していかなければならないと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 次にいきます。 それでは、第6次総合計画について伺いたいと思います。 総合計画にはいろいろと聞きたいことがあるんですが、一番はやっぱりこのYプロジェクトですか、8年間で2組というようなことでございまして、見直していかなければならない問題でありますが、全然考えてはいないのかというような。これは本当に費用対効果でやっている事業だと思うんですね。ですから、ぜひとも今後続けていく場合にはどのような考えでいくのか。大体は、そんなには考えていないと思うんですが。 今回も予算計上したのが同じなんですね、前年度と。何ら変わっていない。そういうわけで、今回も似たように8年間で2組、9年間で1組ぐらいになるのかなと思うんですけれども、矢祭町で前年度結婚なさった方は何組ぐらいあるのか教えていただきたい。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、鈴木議員の6次化計画の中の結婚支援ということで、8年間で2組しかないじゃないかということで、非常に、私もこういった質問を受けてちょっと調べさせていただいて資料をもらいましたら、会員同士の結婚が2組ということで、男女で片方の会員がなっていると14組で、そのうち5組が町内に今、住んでいるということです。 会員数が男女で今、74名ですか。登録しない方ですね、事業は受けるけれど登録はしていないという方が87名。紹介件数が287件、そして、お見合い件数が今48件という数字が出ていましたから、この8年間の中で会員同士が結婚しているのは、これは2組かもしれませんが、片方の会員というと14組のうちの5組が今、町内に住んでいるということで、これが、これから数字が低いか高いかは判断するのもちょっとこれは難しいところもあるんですが、私はこの結婚支援の施策というのは非常に今、日本の社会現象の人口減の中の一つのプロジェクトが、今まで国もちょっとこの人口減対策には政策的にはあまり力を入れなかったんじゃないかなという、政策のちょっとミス的なものはあったんじゃないかなと、私はこう思いがあるんですが。 以前、やっぱりこの人口減というのはある国会議員に聞いたときには、もう予想はしていても、当時、団塊の世代の社会保障とか医療とか、ああいう面にやっぱり国は進んでしまって、結婚する支援のほうにやはり政策が向けなかったという原因はあるということは言っていましたから。それはもう以前の話ですから、今後、これからの未来志向としては、この人口減の中で結婚支援対策が欠けてしまうと、非常に日本のこれからの人口と、あとは生産力の低下、または購買力の低下、やっぱり経済の中の活性化が人口減とともにきますから、だから、やっぱりこれは婚活支援して結婚支援して子育て支援するという一つのチームをやはりしっかりつくって構築して、結婚されていないというか、未婚率というのもかなり今、2020年で男性で今23.4%ですか、女性のほうが14.1で、これが20年後になると男性で約30%、女性で約20%という予想数字が出ますから、だからこういう数字を予想しないで、いかに出会いする場所をつくったり、やっぱり行政も今、なかなか民間ではできないものは行政でしっかり。私の考えとしては、民間と行政のこういうタイアップしながらの結婚支援というのは、今後大事な施策じゃないかなとは思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) それで、費用対効果ということで、今までかかった金額はどのぐらいなのか教えていただきたいと思います。去年の出会いアドバイザー報償費96万円、今年も96万円。講師謝礼2万円。それから、サポーター報償費10万円ということなんですが、このサポーターというのは何人ぐらいいるんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 現在、サポーターに登録していただいている方というのは3名でございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) どのような方がおやりになっているんですか。年齢的には。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 大変申し訳ございません。詳細などういった方がということでの把握をしてございませんので、正確なものはお伝えできませんけれども、年配の方といいますか、60代以降の方というふうには聞いておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 役場職員OBとかそういう人がやっていると思うんですけれども。真面目な人ではなかなか嫁さま見つけるというのは無理な話で、もう少し行動力のある人がやらないとなかなか見つからないですよね。そういうわけでただ任命すればいいというものではないし、70近くの人が若い人どこにいるんですかといっても、分かりませんというような答えしか返ってこないと思うんですね。ですから、お互いで若い人たちでお互いに情報交換してやればいいんじゃないかと思うんですけれども。 これからもやっていくということなんですが、アドバイザーの方は1名ですよね。その方に支払っている金額は幾らなんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 大変申し訳ございません。アドバイザーの費用でございますが、今、アドバイザーにつきましては8名の方、町のほうで委嘱をしておるところでございますが、こちらにつきましては、月額1万円ということで、年間12万円掛ける8人ということで96万円をお支払いをしているというところでございます。大変申し訳ございません。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 専属でやっている方は、幾らぐらい頂いているんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 大変申し訳ございません。ちょっと正確な数字ではないんですが、おおむね230万程度というような認識でございます。大変申し訳ございません。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。
    ◆9番(鈴木敏男君) そういうことで、8年間で2組ということでかなりの高額を頂いているのかというふうに思っております。 今後また同じようなやつでやったんでは、これはお金の損失でございますので、今後どのような方向で持っていったらいいのか、案があれば、町長お願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 大事な施策ですから、金額の予算化というよりも、やっぱり行動力ですよね、ある程度の行動力を持った方がこのアドバイザーの中でもいらっしゃらないと、ただ相談しただけではなかなか前に進みませんから。どうしてもこういう、八溝山の定住圏の交流もこれありますから、この組織の中に。あとはこの118号の沿線ですね、常陸太田からやっぱり。そういった活動を、北関東から関東圏の行政にも結婚支援室がみんな設けておりますから、そういう広範囲な連携をこれからしていかなければ、町内だけでこれ話し合ったって、これはなかなか厳しいものがありますから、やっぱりこれも交流人口、関係人口の中の一環として私は今後働きかけていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 今までやってきた方なんですが、この部屋一部屋使ってやっていたわけなんですが、あまり外に出て行っていないような状況だったんではないかと思います。ですから、今後また新しく人選していただいて、行動力のある方を、町長が言うように行動力のある方を、ぜひお願いしたいと思っております。女性も優しくていいんでしょうが、こういうやつはやっぱり夜遅くまでお話ししながらやったりいろいろあるわけです。昼間はあまりおりませんので。そういうことで、もう一度人選の再考をお願いしたいと思いますが、お考えはございますか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 次年度につきましては、議員さんのほうからもそういったお話もございますし、内容等のほうも充実させていけるよう、人選のほうについても検討してまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 前の頃は仲人制度なんてあったんですけれども、今はなくなっちゃったみたいで、これだけの2,000万近くかけるわけですから、そっちのほうに持っていってはいかがかなと思っております。もう一度その、費用対効果はあるわけですから、もし仲人さんが話をまとめれば報償金を出して、そして、金が絡むと皆さん一生懸命やりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。そして、年配の方に任せるんではなくて、ある程度若い人に話の聞ける方をぜひお選びいただきまして数を増やしていっていただきたいと思います。 私の質問は以上で終わりますが、一番最初に言った猟友会の補助のほうをぜひよろしくお願いいたしまして、私の質問を終わります。 ○議長(藤田玄夫君) 9番、鈴木敏男君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は11時零分といたします。 △休憩 午前10時47分 △再開 午前11時00分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。---------------------------------------本多勇也君 ○議長(藤田玄夫君) 5番、本多勇也君、登壇願います。 持ち時間は30分です。11時30分までです。     〔5番 本多勇也君登壇〕 ◆5番(本多勇也君) 5番、本多勇也です。よろしくお願いします。 まず、明日で東日本大震災から10年。まだ原発事故などの道半ばで、また被害を被った方、そして犠牲になった方々に哀悼の意を申し上げたいと思います。 通告に従いまして、質問を行いたいと思います。 1番の水害対策について。 これ以前にも質問しました。また、昨日、3番議員と同じ質問なので重なるところがあるかと思いますが、なるべく重複しないように質問したいと思います。 水害対策について、毎年のように各地で起こる大雨災害、また、台風19号で久慈川が氾濫し、今、急ピッチで復旧工事が行われています。河川の護岸を直したり、災害復旧工事で壊れた河川を直すなど、年度末の工事、工期内完了を目指して行っていると思います。 台風19号で、本町でも家屋浸水やかなり甚大な被害が起きました。関岡区でも小坂、あるいは町、高山区の山下地区などは、床上床下浸水の災害が発生しております。この地区は以前にも幾度となく同じような災害を起こしております。町として今後、このような床上床下浸水の被害を軽減するために、今後どのような対応をするかお伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まず、河川からの越水をまず予防するためには、河川の断面を確保する必要があるかと思います。昨日、3番議員さんのご質問にもお答えしたように、現在、県において久慈川及び田川の河道掘削を行っております。あわせて、一級河川小田川のほうでも、下関河内字トキノス地内と高野字海老根地内において河道掘削を進めるため、現在調査を行っているところでございます。次年度以降につきましても、久慈川等の河川の堆砂除去の工事について、県のほうに要望してまいりたいと思っております。 そのほか、町が管理する普通河川等においても優先順位をつけた中で、堆砂除去工事を実施していきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) やはり矢祭町は久慈川の福島県でも下流のほうなんで、やはり今回、仕事の関係で塙、鮫川の一般河川を見ますと、かなり護岸の工事というか、災害がたくさん行われております。やはり上流で降った雨量が、やはり久慈川の矢祭まで来るのにかなり水位が多くなって、やはり水位を下げる工事というか、今、課長も言いましたが、土砂の撤去、水流が流れやすくするとか、そういうあれも必要かと思います。 防災減災対策として、やはり久慈川については、茨城県の常陸大宮市周辺にやはり遊水池というか、水をあれする調整池というのを造るというような話も聞いています。また、阿武隈川については、玉川の反対側、鏡石の成田地区に結局調整池というようなもの、河川整備を行い、一時的に水位を下げる、それで下流の氾濫を防ぐというような目的で造るような話も聞いています。 久慈川も、棚倉から塙、矢祭を通って茨城県に流れるわけですが、なかなか河川整備というのは進んでいないような気がします。それについて町の考えはどうなのか、再度お聞きします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 河川整備といいますか、現在、無堤防区間、飯野地内から東橋までの2.5キロの区間につきまして、今年度、県において測量及び予備設計を実施しておりまして、次年度以降詳細設計を行うというふうに聞いておりますので、そういうところで防災減災になっていくのかなというふうに考えています。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) やはり今の豪雨というか、ちょっとした雨でも、台風とかそれによって想定外という言葉がよく新聞あるいはテレビ等で言われます。思っていたよりもというような豪雨になる。やはりその想定外を想定するのが管理する県でもあり、担当でもあると思うんですけれども、やはりなかなか思っていた、想定外というと簡単に言う言葉なんですが、それに対してやはり想定するというようなことを最近聞きます。 やはり矢祭町の場合、かなり水害というのは、近年災害が大きくなっていると思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 今年度、福島県のほうで浸水エリア地域を再度見直しを行っております。これまでは40年に1度の降雨による浸水区域ということで作成しておったところですけれども、このたび100年に1度の雨量の場合この地域が浸水するというような、浸水区域が改めて見直されましたので、そういうものを参考にしながらやっていきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) よろしくお願いしたいと思います。 また、水防法に基づきハザードマップを作成していますが、町民に対して情報を流すわけですが、自ら避難行動を取ったりできるように、各家庭への水害リスクについて説明したり、やはりマップについて家庭で話ししてもらえるようなことが重要なので、町の考えをお伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま本多議員の水防の行政についてということで、想定外ということで、想定外はもう使えないんじゃないかということで、想定外を想定するというような、新聞等にもやっぱり出ていますから、なかなか最近の災害というのはもう激甚化しておるということをもう事前に想定するというようなことで、だから私も今までこういう防災に関わって、具体的な憂いが備えを生むという考えを発していないと、なかなかその想定するということもできませんから。だから、もうある程度、我々はこれ久慈川という河川がありますから、そういった氾濫する状況の、どういうところがやっぱり人家があって、どういうところが一番弱いところがあるかというのを、事前にやはり町民、市民に知らせる、そういったハザードマップ等の解説しながら住民に知らせていかなければならない。 最後はやっぱり危機管理というのは、行政もしっかり、皆さんにも言うのですが、自治体のこれからの危機管理というのは、非常に危機意識を、新しい意識を持ちながら、そして知識をやっぱり集めて、防災に対する知識を集めて組織を固めるという、やっぱり4つの織ですね。だから意識がやっぱりこれは最初に働かないと、その危機意識というのを持てなくなりますから、そういったものを今後行政、しっかり危機意識という、危機管理ですね、そういったものを行政側も徹底しながら、市民にもやっぱりその危機管理も、各地区が住まいは皆さんみんな銘々違うところがありますよね、やはり河川に住む方、山に住む方、町内に住む方と、みんなそれぞれいろんな想定しなきゃなりません。東舘も、ここだけの山がありますから、これが崩壊したときのやっぱり想定もしなきゃならない。いろいろ考えながらですから、だからやっぱり市民も町民も、防災意識という、危機管理はやっぱり自分で守るというのが基本に考えていかなければならない。 避難箇所はやっぱり県のほうですね、避難マップというのも各地区に県から配布されましたから。そういった意味では、今度は自分の危機管理ですね。こういうときはどういった避難をするかとか、そういったイメージづくりを常に持っていくことは行政のこれは役目だと思いますから。 だから今後、やはり各地区の防災委員会というか、そういったものも消防団と協定というか、消防団と一緒に、各地区にやっぱりそういう防災委員会というものをこれから考えていかなければならないんじゃないかという感じはいたします。 アンケートの中でも、町村の防災意識というのは、この震災もあって今、昨日の新聞ですか、これ矢祭ももちろん入って約30市町村ですね、だから59ですから、約半分が防災の意識が高めなければならないというのが町村のアンケートですね。その中でまた、町村の専従職員、それはどうかというとなかなか、やっぱり兼用ですから、矢祭も兼用職員というようなことですから、担当の専門課はないということですから、大体、市のほうですね、いわきとか福島、相馬、やっぱりああいう大きい都市はそれだけ職員の数も多いですから、そういう専従員というのは16名やら14名、そういう体制でいますから。我々は小さい町ですから、そういう専従を置かなくても、担当課とあとは全職員がやっぱりそういう4つの意識を持って今後危機管理には対応したいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) やはり水害というか、台風とか大雨というのは、今テレビとか気象庁で1週間後にこういうふうに気象が変わるとか、そういう事前に情報は入ると思うんで、町民がやはり自分で危機管理を持ちながら行動を取ってほしいと思っております。 次に、地震対策について。 これは2月13日の夜ですね、11時10分頃ですか、かなり大きい地震がありました。久しぶりにスマホの携帯のブーブーというのを聞いて、どのぐらいの震度で起きるのかということで、目が覚めて見ました。 幸いに本町には被害がなかったということで、福島県では1名、夜寝ていてたんすの下敷きということで、本当に痛ましい亡くなり方というか、したわけですけれども、地震についてはやはりいつどこで起きるか分からない。非常に難しいと思います。 災害時に自力避難が難しい高齢者、いわゆる災害弱者、夜などのそういう待ったなしでの対応を、町ではどのように考えているのかお伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま、大切な質問だと思います。 地震対策の中で、高齢者、弱者を避難というようなことで、非常に、当時10年前の身障者の死亡者というのは一般よりも倍ぐらい亡くなられたということで、65歳以上もほとんど40%が65歳以上の死亡者ということで、一番今、議員がおっしゃったのは、この弱者の独り暮らしの老人とか、そういった方だと思います。 これ非常にもう問題化で、今、国のほうも災害弱者避難の強化ということで、今度災害対策基本法が改正してなれば、避難勧告というよりも避難指示一化に今度なりまして、今度はその弱者に対する避難の方法としては、個別計画といって一切行政側がしっかり管理、こういうときに誰が1人でどういう形のまで、避難計画というか、個別計画といって、一人一人の場所が違いますから、そういったものを今度は把握しながら、地震対策のときには行政もそれだけの、調べながら、いつ何どきにどういった形で独り暮らしの方とか、そういう、あとは身障者の方とか、たくさんやっぱりそういう弱者はいますから、そういったこれからは個別計画をしっかり、恐らく行政のほうも国のほうから指示があると思いますから、そういったことで新たな避難の考え方というか、そういうものをしっかり構築していきたいと思っています。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) やはり東日本大震災10年で、災害に対する取組とか仕組みが大きく変わったような気がします。自分たちが子供の頃というか若い頃は、やはりこういう災害があったときには、隣あるいは近くの人をまず助けるというようなことだったと思うんですけれども、今は、やはり自分の命は自分で守る。まして津波の映像を見ますと、とにかく逃げろと、高いところに逃げろというような、この辺ではちょっと考えられないことなんですが、やはり今まで津波被害のあったところでは、とにかく人のことは構わないで自分だけ逃げろというような。それで今回、東日本大震災の津波では、大切な人のために命を落とした方がたくさんいます。やはり日本人というのは逃げることが生活習慣と結びついていない、取りあえずやはり自分を差し置いても隣近所の人の力になりたいとか、そういう思いがあると思います。 それで今回、新型コロナの関係の影響もあると思うんですけれども、やはり近隣住民同士のつながりが何か薄いというか、結局話合い、昨日も出ましたが、コミュニケーションも取れないような、そういう何かこう冷たい社会になってきたんではないかと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか、町長。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま本多議員の、コミュニケーションということが避難の対策の中にも必要な事項ではないかということで、実際私ももっともだと思います。 私も仕事で、岩手のほうから仙台、宮城のほうも行っていろいろ話を聞いたこともあったんですが、やはり津波の被害はばらばら、てんでんこということで、みんな一切ばらばらで逃げろというのは、三陸沖のやっぱり地震の津波ですね。地震あって三陸沖も明治のときに大変な被害を受けていますから、あの辺ももう常に津波の対策ですから。今回の3.11の大震災は、その防波堤をまた超えてしまったから想定外というようなことで。また、今以上に今度防潮堤を完成しておりますから、だから非常に地区地区のそういったことわざとかいろんな、魚が豊漁になったときには地震が来るぞとか、いろんなやっぱり地区地区のことわざというか。あとは塩釜神社へ行くと、そういう樽に何ですか、魚がいたときには地震が来るとか、いろんなあれがありますから。そういった先人の知恵もありながら、やっぱりコミュニケーションを取りながら、津波のときの対策というのは一番大事なことだと思います。 私も石巻の大川小学校も、被災してから震災のときの6月に行って、あと1年後にまた行ってみて、何でこの約100名、86名の方が、先生と子供が一遍に流されて、約1時間近くあそこにいて、昨日一昨日の新聞に出たのは亡くした父親の言葉で、先生がいなければ助かったんじゃないかという、非常に悲痛な記事だと思います。確かに子供たちも逃げようと言ったんですね。それでも先生がやっぱりここで待っていようというようなことで、子供たちはやっぱりこう見て、裏山が高台ですから、私もこれ見てきて、あそこに逃げればもう完全に助かると、それには子供たちも、先生あそこに逃げっぺよというぐらいの子供たちもたくさんいたんだけれども、やっぱり先生が制止しながら。校長先生がちょうど娘の結婚式で不在というようなことだったもんですから、その辺のやっぱりこの先生同士のコミュニケーションがなかなか取れなかったんじゃないかと。 あとで私もいろいろ検証しながら、本読みながらすると、やはり今本多議員が言ったような地域のコミュニケーションがやっぱり、学校と地域と行政というか、家庭、そういったものが取れていないやっぱり一つのああいう残念な事件になってしまったんじゃないかなということがありますから、だからこういう災害のときには、ふだんのやっぱりその地域のコミュニケーションというのは大事な発揮力がしますから、いざというときにはやっぱりそういったもので出ますから、だから今後はやっぱりこれ我々も、久慈川、再度みんなこの各地区地区の防災をするのには、地区のやっぱりその地域を知って、地域のそういったものを理解しながら防災体制をつくるということが大事なことだと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) また、小学校、中学校、学校でもやはり避難訓練等をやっているとは思います。自分らの子供の頃は、地震が来たらば机の下に隠れろというような学校からの指導で、今でもやはり地震が来るとこたつの下にもぐったり、とにかく頭を物が落ちないような対策を一番先にするんですけれども、やはりこの地震の経験のある岩手県とか、あるいはそういう経験をした人は、やはり一番先にアパートの2階の入り口のドアを開けるとか、そういった日頃の訓練があると思うんですけれども、教育長に、通告にはないんですけれども、学校でもしそういう地震等が起きて、そういうときにはどのような指導をしているのかだけお伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 教育長、片野宗和君。 ◎教育長(片野宗和君) 具体的にこういうふうにするというようなことまでは、まだ話はしていなかったんですけれども、今、お話しいただいたことを考えますと、やはり小学校も中学校も現在の位置を考えますと、やはり高台のほうに移るというようなことを今後指示していきたいというふうに考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) やはり矢祭町、海がないから大丈夫だとかそういうのではなくて、何かの機会で旅行、あるいは出かけたときにそういう地震に遭ったときにどう行動していいか分からなくてもあれなので、やはり日頃、私たちには関係ないとかそういうことではなくて、やはり日頃からの訓練とかして、自分の命は自分で守るというようなあれをつくっていかなければならないと思います。 また、今、静岡県などでは南海トラフ地震ですか、が想定されております。やはり今、どこでそういう大きな地震が起きても災害が起きてもおかしくない世の中なので、今回のコロナもそうですが、矢祭町から一人のコロナの患者さんも出ないように、町民みんなで力を合わせてもう少し我慢して、住みよい矢祭町をみんなでつくっていきたいと思います。 これで私の一般質問を終わります。 ○議長(藤田玄夫君) 5番、本多勇也君一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は11時35分といたします。 △休憩 午前11時26分 △再開 午前11時35分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。---------------------------------------鈴木正美君 ○議長(藤田玄夫君) 7番、鈴木正美君、登壇願います。 持ち時間は60分です。途中休憩を挟みますのでよろしくお願いいたします。     〔7番 鈴木正美君登壇〕 ◆7番(鈴木正美君) 7番、鈴木正美でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 また、質問に入る前に、議長のほうから時間の調整をいただきまして大変ありがとうございました。そのように配慮いたしまして、できましたら1番の産業行政のほうだけ午前中に何とかやっていきたいと思いますので、若干時間が前後するやもしれませんが、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、通告の1番でございますが、産業行政でございます。 農家救済の対策についてお伺いをしたいと思います。 今年度の米価が60キロ玄米1俵当たりで1万1,000円台、1等米の価格で1万1,800円というのが通り相場でございますが、残念ながら近年のカメムシ被害が年々増加しておりまして、今年度の1等米の比率がかなり低下をしております。そういったようなことから、3等規格外の割合が多くなりまして、農家の農産物の検査が、検査による手取り価格が1万1,000円を割るというような、そういう状況に今年度至っておりました。 そもそも、米ならば幾らぐらいだったら採算に合うんだという話をよく聞きますが、これは面積とか収量とかによっても相違がありますので、一概には言えないんでありますが、恐らくは、全農とかそれ以外の集荷業者等々の話を聞きますと、恐らくは損益分岐点は1万3,000円前後だろうというような話をしております。ということを考えますと、1万3,000円を超えていかないと、農家手取りというのは計れないんだということでございますから、ならば1万4、5千円の1俵当たりの販売価格ということが相場として出てくればいいのでありますが、近年、相場が下がり続けまして、いよいよ1万1,000円台になってしまったと。これに続きまして、実はコロナ禍の影響が大きく出ておりまして、全農系、いわゆるJA、それから各集荷業者との付き合いの中で話を聞いてみますと、業務用米がやはりコロナ禍の中でいろんな停滞をしまして、あるいは大学、学校あたりの給食も一時期、都市部によっては休んだ時期があって、そういったときの取引が全くなくなってしまったということから、今現在、各集荷業者の倉庫には大量の在庫が重なっているという、そういう話を聞き及んでおります。 こうなりますと、来年度の米価にも当然影響が出てくるわけでありますので、これは耕作放棄地あるいは遊休農地云々をいう前に、やはり農家救済策というのを真剣になって考えてまいりませんと、農家が農業を続けていけないという事態を引き起こしてしまうだろうというふうに考えております。 そういったようなことから、やはり町としては、この基幹産業として位置づけをしている農業、その農業の中でも、地域の美観を伴い、あるいは水利を伴い、総合的に一番面積も広いこの水稲をですね、何とか救済措置を図っていかないと産業振興などは語れないんではないかなということが予想されますが、そのほかの業態についても同様のことが実際は言えるわけです。この町で多い花卉、園芸農家、議長がいる前で甚だ失礼ではありますが、そういったことも含めて、やはり販売の停滞とかいろんな問題が起こったんだろうと思います。これらのことがありますので、やはり矢祭町の農業関連の産業を維持、振興するために、この町の今後の対応策を、ぜひ町長の覚悟とともに担当課のほうからも具体的なものをお聞かせいただきたい。まずはそこで、お願いをいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 昨年、米価が下落したということでございますけれども、昨年につきましては、国の持続化給付金制度や町の経営持続化支援金が農業者も対象としておりましたため、特段、町として米価下落に対して対応というものは取ってまいりませんでした。 米価下落に伴う手取りが反当たり9,927円減少したという試算もあります。 町の経営持続化支援金の農林業者の利用は12件にとどまっておりました。こちらは、対象となる30%以上の減収までは至らなかったというのが原因なのかなというふうには分析しております。 今後、農家救済ということですけれども、次期作に向けまして、生産欲を維持していただくために、種もみあるいは苗の購入費用について助成する方向で検討していきたいと考えております。 なお、令和2年度米の需給につきましては、人口減少による国内需要の減退が続くと見込まれる中、需要減少に見合った作付面積の削減が進まず、さらに新型コロナウイルス感染症の影響等による消費減退も加わり、令和3年6月末には民間在庫量、これ国内ですけれども、約210万トンまで増加する見込みとなっております。このため、国では主食用米から非主食用米への転換を推進しておりまして、各種助成制度を活用することで主食用米と同程度の収入を得ることができるようですので、こちらのほうの推進も進めてまいりたいと考えています。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) ありがとうございます。 苗及び種もみ等の助成をいただけるということで、大変これは前向きなご回答だと思って感謝申し上げますが、この私の質問の意図というのは、水稲だけに限ったことではありませんので、どうか農業、多品目ございますから、いろいろと目を配っていただいて、総合的に不公平が生じないようにひとつお願いしたいなということであります。 ちょっと質問事項、幾つか考えておりましたので、お考えをお伺いしたい。 これは、町長といえど担当課でないとなかなか分からない数字的なものなのでお尋ねいたしますが、この町で農業共済の加入率というのはどうなっておるのでしょうか。 というのは、今まで農業共済といえば水稲共済とか農機具共済といった、個々の品目について何かあったときは補償しますよという、そういうやり方をしておりましたが、農業共済はもとより国がやっている団体ですから、これは国政に沿ってそういう制度を推進するわけです。 その中で、現行ですね、昨年度から所得を補償するという共済が発生をいたしました。水稲共済とか云々というよりも、今現在、国・県はこの所得を補償する共済のほうに移行といいますか、推進の方向を変えております。そのために、農家が所得が上がらなかったときにその金額を補填しますよと、いわゆる、その水稲だけはなくて、農業経営の収支そのものを補償しようという、そういうことになってきたわけです。 これを推進する上で、今、福島県はその掛金の半分でしたっけ、半分か3分の1を県が補填するというふうに申しております。かかるときにこういうことであれば、先ほど言った農業振興の一環として、町が単独でこういうふうに上乗せ補助をするというようなことがあれば、農業者にとっては非常に共済に入りやすいだろうと私は思うんです。 この共済が入りやすいということは、何でと申し上げますと、掛金が実は高いんですよ。掛金が高いのでなかなか普及が図れない。それがゆえに県は、何割か補助しますよ、多分僕の記憶では半分だったと思うんですけれども、さらに町として、例えば1割ないし2割、パーセンテージはどうとしても、町もそれに加算を積み上げる、そういった姿勢を見せることによって農家を元気づけられないかなとそう思うのですが、事業課長いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まず、農業共済への加入率ということでございましたが、すみません、そちらのデータは持っておりませんでした。しかしながら、農業共済、収入保険という制度が昨年度から推進されておりまして、自然災害による収入減の補填であったり、価格低下による野菜、水稲等の収入減があった場合に、基準収入の9割を下回ったときにその下回った額の9割を上限に補填されるというような保険がございます。そして、今、議員おっしゃったように掛け捨て型と掛け捨て型ではない方式によっておりまして、一部県のほうの助成もあるようです。 その残りについて町でも支援ができないかということですけれども、こちらについてはまだその内容については町で検討しておりませんけれども、やはり他の町村の動向を見ながらちょっと検討させていただきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) ぜひですね、このかさ増し助成についてはご検討いただけないかなということで、これをやることで、この補償制度が拡大することによって農家が守られるということであれば、個々の品目について補償するというよりも、この補償制度を拡充させることのほうが、ある意味、その所得補償してくれという人にとってはきちんとした対応策になるのかなというふうに考えますので、ぜひご検討いただきたいと思います。佐川町長よろしくお願い申し上げます。 次に、もう一つは、農地の中で、もう既に遊休農地となって実は自作をしていないんだというところが大分見受けられるようになってまいりました。ところが、そういうところを宅地化とか違う用途に転用しようとしましても、この久慈川沿川沿いの圃場については農業振興区域というような指定になっておりまして、勝手にそれ以外のことに使ってはいけないと。自分の土地でありながら勝手に違うことに使ってはいけない。これは、この農業振興区域に係る圃場が国の補助でやっているので、それの償還が終わるまでは転用できないんだという話が昔ありましたが、この償還は恐らく10年ぐらいだったと思うので、償還期間はもう既に終了しているのではないのかなと。あるいは、それとも償還期間を過ぎてもこの農業振興区域というのは解除できないのかなと、そういうことを考えておりますが、この農業振興区域の在り方と取扱いについてはいかがなっているか、お尋ねをいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) やはり圃場整備等で整備されたつくりやすい、生産性の高い圃場については、農業振興地域農用地として指定されておりまして、なかなか転用する際には農用地を外さないと転用許可が下りないということもございます。 10年というのは一つの基準かもしれませんけれども、農用地を外して別な宅地だったり、別な目的に使用する際には、個別に相談していただきたいというふうに県のほうからは回答はいただいております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) そうしますと、必ずしも駄目ということばかりではなくて、その事由によってはきちんと解除ができるということなんですね。 これ、あくまでも所有権は各個々にあるものですから、いつまでも行政が縛りつけておくような権利ではないんだと思うんですよ。ですから、その辺の判断については、まだこれは法的解釈やら何やらあるのかもしれませんが、行政枠の中でいつまでもそういうことに閉じ込めておいて、その所有者の自由な権利といいますか、そういうやつがいつまでも続くということは、これは立法趣旨からいってもいかがなものなのかなと私は思うんですが、その辺の解除事由には過去にどういうものがあったんでしょうか。例えば、これが公の公共機関が何かを建てるときには、これは自然と解除して使うということはあるんですが、行政がやるときには解除できて個人がやるときには解除できないというような、この辺の段差も所有者にとってはいかがなのかなとは思いますが、その辺の見解をお尋ねいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) やはり公共性の高い事業の場合ですと農用地の解除ができるかと思います。それ以外の件については、それぞれの事情等があると思いますので、そういうものは個別に相談することになるかと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) これは、農業委員会あたりが管轄になるのでしょうか。それとも、町の担当課なり町長名で検討することになるのでしょうか。その辺と、もし町単独でこれが決裁できるものなのか、それとも、その事由をまたさらに県なり担当のところに再度上げて、そちらのほうの決裁を仰ぐようなことなのか。ちょっとこの辺を再度お聞かせいただければ。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 農用地の指定につきましては農業振興計画で指定しておりますけれども、こちらを変更する際は、県と協議しまして県の許可をいただいてから農用地を外すというような手続になりまして、半年から1年くらいの手続期間は必要となっております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) こちらはちょっと町長にご判断といいますか、お願いを申し上げたいんですが、やはりこの農業振興区域、もう以前から指定されておりまして、その間にもう2代ぐらい変わっているんですよ。そうしますと、自分の子供とか孫の時代になっても、自分の土地が農業振興区域だから云々ということがかぶさって、なかなか孫子の思いどおりにならない。孫子については、農業振興区域の田んぼなど預かっても邪魔なだけだということなんです、実はね。ですから、今、孫子が語るに、山も畑も田んぼも要らないと。税金払っているだけで、自分たちは勤めているんだから農地がどうとなんてのは考えてもいないし、要らないと。邪魔なものなんだということを言う方が多くなってきているわけですよ。 ですから、この農業振興区域の撤廃の在り方、その辺ももうそろそろ長のほうから働きかけをいただいて、もうそういう時代ではないですよ、新たな土地の利活用のほうにむしろ国策ないしそういった振興策を持っていくべきですよというようなことをぜひご進言いただきたいと思いますが、町長いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 大変、農地法に関する質問だと思いますから、なかなか私の見解というか、そういったものも明言できないとは思います。 ただ、今、鈴木議員のおっしゃるこれからの相続的なものですね、そういったものにも法的な改正というか、そういったものを見直す時期に来ているんじゃないかという質問としては受け止めておきます。今後そういった機会があれば、今、鈴木議員のおっしゃられたことを参考にしながらまた考えていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) ぜひよろしくお含みおきいただきたいと思います。 次に、農地を今後利活用する場合に、町が推進するような代替作物、先ほど課長は加工用米的なことをおっしゃいましたが、これもいわゆる国・県の補助金に頼らざるを得ないことなんですよ。一旦相場が動きますと、そういうものがまた右往左往して品目が変わってしまう、いわゆる産地づくりにならないわけですよ、そういった品目では。 この町が例えば、度々話を出して恐縮ですが、鉢物研究会のような、そういう団体が一生懸命活動して鉢物で産地形成をなさったように、そのほかの品目についてもきちんとしたこの町独自の産地形成ができるような、そういう指導的役割をやはり行政が果たすべき時代だと思うんですね。この辺について、ただ単に年度の中での事業計画で産業振興などといっても、具体的なものが我々には伝わってこないんです。 町長どうでしょう。これから何年間の年度の中に、具体的なこの町がこういうものに取り組んでいこうじゃないかという、例えば塙町であったらダリアで振興を図っていくとか、もちろん町長のほうのことで失礼ですが、コンニャクもそうであろうかと思いますが、もうこれはちょっと時代が変わってきて、これは食べるほうのものとしての文化を守っている。ただ、農業の所得の増加として、こういうものをこの町いろいろ研究をしてきたけれど、農家の皆さんどうだい、こんなものを作ったら所得になりそうなんだけれどやってみないかいというような、そういう働きかけができるような振興策をやっていくという、そういうお考えはいかがでしょう。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね。農業振興策というのは非常に大事なことだと思っております。 産地化といって、今、おっしゃられたようなコンニャクの、昭和の代から平成の初めの大産地の形成、それから、やっぱりこの産地の消費の拡大の、なかなかコンニャクのほうの業界も厳しいものですから、群馬県以外はもうほとんど減ってしまって、今、群馬が3,700ヘクタール、一極集中型の産地で、やっぱり各県各県の産物の在り方というのは、行政の指導力もかなりこれはあると思いますね。 今、イチゴも、矢祭の生産者も今14件ですか、かなりブランド化したり、今、花のほうもブランド化して、やっぱりこれは多少時間がかかってくるものですから。今後いろいろ、先日ですか、郡山の青木フルーツの会長さんとちょっとウェブで面談して、今、フルーツで大分需要が伸びているということで、イチゴの栽培の中でも、フルーツの場合は大小の規格が要らないということで、非常に広面積で作れる利点もあるというようなことで、機会があればぜひ矢祭でお話したいという言葉もいただいたりしておりますから。 それはイチゴの場合であって、今、水稲という場合には今度は米の今、価格ですね。ここから下落してなかなか消費も伸びないというようなことですから、先月ですか、県の町村会の総会のときに農水省で来て、やっぱり消費量と、今回のコロナで過剰米ですか、約200万トンが今年の6月でまた余る。去年も大体200万トン。大体消費量が年間700万トンぐらいで来ていますから、そうですね、大体生産量が700万トンで消費も700万トンで在庫が今度繰越しといいますか、その分が繰り越して下落に入るというようなことですから、転作の奨励は大分言っていたんですね、いろいろ麦とかソバとかいろんな、でもなかなか厳しい面もありますから。 だから、これから産地化つくるというのは、やっぱりいろいろ行政のほうも情報を取りながらですね、ここで何がいいと言ってもなかなかこれは厳しいものがありますから。ただ、私が去年ですか、1月に今大森課長が事業課にいたときに、薬草の案内が来たんですね、国の担当のほうから来て講演があるということで、去年の1月29日だったかな、薬草で成功している地区が、ちょっと今忘れてしまったんですけれど、そこは成功している方の役場の担当課が紹介で講演をしたんです。薬草というと、やっぱり畑の小さい面積で高収益が取れるというような、私もイメージがあったから、ではこれもちょっと話を聞いてみるかということで、大森課長と東京のほうに行って、たまたまそのときに高地原の仮設の橋がちょうど流された日で、すぐ役場から電話があって戻ってこいということで、もう行ってすぐ戻ってきて、中途半端な講演であれだったんですが。 だからそういった、私もいろいろ思いを見ながら、これからのそういう矢祭の空き家対策とか、そういった高齢者対策とか、新規就農とか、いろんなものはやっぱり幅広く情報を取りながらやっていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 次に、農業振興策の一つとしてお尋ねしたいのは、共有化できる農業施設、それから農機具、こういったものが町として整備検討できないかなというふうに考えております。 個々の農家が大きな農機具を持つことの限界、そして、個々の農家がそういった農機具を保管することの限界、こういったものもございます。そういったものを解消するために、いろんな補助事業に手を挙げてみたり、いろんなことで各農家も努力をしていると思うんですが、町のほうで、こちらのほうで農業関係の機械の貸出しができますよ、あるいはここで保管ができますよというような、そういった振興策を取るというようなことは不可能でしょうか。 というのは、今まさに町がやっている草刈り機ですよね、あの乗用ですね。あれはあれでやはり一定の効果が出ていると思うんですよね。だから、それをもうちょっと拡大をしてそういった方向に持っていけないのかな、それによって農家の負担軽減が図れるんではないかと思うんですが、課長いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) お答えになるかどうか分かりませんけれども、離農して農機具を持たなくなる人も中にはいるわけでして、そういう使わなくなった農機具とかの、空き家じゃないんですけれど、農機具バンクのような、そういうものを検討していたようでもありますので、そういう中で、もし共有も図れるということであればちょっと検討材料としていきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 農機具バンクというのは、町が手を出すというのはどうかなと思うんですよ。いろんなやはりメンテナンスの問題とか、機械を使ったときの事故の補償の問題等々も出てきますので、相当な覚悟を決めないとなかなかできない。これは機械屋さんに任せたほうがいいなというようなところもあるもんですから。やはり機械屋さんの仕事を奪うこともまたこれどうかなというところがあるので、今ほど申し上げた件は、ちょっといろいろ情報収集しながら、今後検討していただけないかなという要望に代えたいと思います。 時間がまいりましたので、午後の部分でこの後の質問をさせていただきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 暫時休憩します。 再開は13時零分といたします。 △休憩 午後0時02分 △再開 午後1時00分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。 7番、鈴木正美君、登壇願います。 持ち時間は残り33分ですので1時33分までです。     〔7番 鈴木正美君登壇〕 ◆7番(鈴木正美君) 午前に続きましてよろしくお願いいたします。 通告の2番でございます。 一般行政について、震災復興予算について質問をさせていただきます。 各々の議員から挨拶の中でも触れられましたように、ちょうど震災の放射線事故から10年になりました。 この間、こういう表現は妥当でないことは分かっていながら表現させていただくんですが、震災事故太りあるいはコロナ禍太りというような、それに準じた予算が参っておりました。農業関係、先ほど質問しましたが、農業関係で言えば、放射線による米の全袋検査、こちら等々の予算も相当の額が国のほうから参っておりましたし、それによって福島県の復興を掲げるという目標に向かってやってきたものと思います。ただ、この全袋検査が昨年度で廃止になりましたように、今まで復興予算として福島県あるいは福島県から各市町村に充てられていた復興予算額が随時減っていくものだと思います。あるいはこの10年の節目でなくなる項目も多くあるんではないかと思います。 そういったときに、今までこれらの復興予算で、ある意味、頑張っていくことに後支えがあったわけでありますが、この予算がこれから切れることによって、町民ひとしく、あれ、今まであったものがなくなった、ちょっと大変なことになった、ついてはコロナのほうでも所得が減っている、あるいは働き先が減少しているという、こういったダブルパンチに本当の意味で入る可能性もこれからあるというさなかだろうと思います。 町の令和3年度の当初予算も計画されております中ですが、財調が2億円ほどの取崩しになって予算化されている。そして、昨年度も1億8,000万でしたっけ、ほどの金額が取崩しになっている。 昨年度は台風被害等がございましたので、これは理解できるんです。今年は、さらに同程度のもので何とかその後支えをしようということなんだろうと思いますが、ただ、この人口がかなり減少してしまったこの町の中で、そうは言っても毎年2億円の財調の取崩しがあるというのは、極めて異常な状況に入ってきているのだろうなと思うんですね。そういうことに加えて、先ほど言った国からの助成制度が減っていく、こういうことで、この町が大変今後、財政的に苦慮する状況に陥るんではないかなと私は思うんです。 それらをあまり大きく話してみても、先々のことがあって分からないと思いますので、令和3年度に特化してお答えいただきたいんですが、令和3年度の事業計画予算の中で、今まで震災復興によって町が支えられていた助成金、補助金、それらでなくなるもの、それがなくなることによって今後どうなるのか。それはもう廃目として何の対応もしないでいくようになるのか、それとも町が単独で持ち出しを図って、今までのような対応をしていくのか、できましたらその分かっている項目ごとに、そのおおよその金額規模と、それからその後の対応策についてお聞かせをいただきたいと。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) ただいまのご質問のほうにお答えをさせていただきたいと思います。 震災復興関連の予算でございますけれども、現在、町のほうで把握しているものといたしましては、震災復興特別交付税といっていただいておるものがございます。こちらにつきましては、震災復興のほうが、復興庁のほうも10年延長ということで、復興事業に関わるものについても、それぞれ被災地区によっておおむね5年程度をめどに復旧を目指す、さらには原子力被災地域、福島県等におきましては、10年をめどに復興を目指していくということで、復興事業等の期間延長が認められておりまして、その間につきましては、そういった震災復興特別交付税につきましても延長されるということで、これまでいただいておりました交付税についてはこれまで同様の形で、10年間ということでございますけれども、取りあえずはですね、いただけるということで、財源的に大きな減少になるということではないというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 交付税のほうが減少しないというお言葉でしたので、これについては安心をいたしました。 一方で、事業課現場における各町民の今までの補助事業の申請事業が、ある程度の数があったんでなかろうかと私は思うのです。農家が復興するがゆえにこういう補助金が出ていましたよと、そういうものを申請してある程度のソフト事業、ハード事業に備えていた、こういったものはございませんか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 復興予算に関しましては、特段、いろいろメニューの内容が変わったり、名称が変わったりというのはあるかもしれませんけれども、10年経過によってなくなるというものは特に聞いておりません。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) これは産業現場でだと思うんですが、これまで震災復興がゆえに、これこれこういう補助金が福島県から各町村、あるいは各個人で申請ができたという項目が、私が知る範囲内では結構出ているんですよ。ですからこれは、産業基盤上で働いている皆さんにとっては、これらが廃目になっていく、あるいは福島県に対するそういった補助事業が縮小される中で、各町村が住民から希望が出たときにそれらに応募して採択される可能性が極めて狭いものになってきたというふうに私は考えているんですが、令和3年度の事業計画の中でそういうことはお感じになりませんでしたか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 今のところ、全て、要望があって、どういう補助金が使えるかということをご紹介さしあげるところですけれども、今のところ、そういうところでは問題等は出ておりません。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) これは私が、私がと言っては申し訳ないんですが、令和3年度の募集の中で、ちょっと狭くなりましたということをお聞きしているものがあるので、これは現場のほうからこの事業について申請をしたいというものが上がってきたときに、何とか利便性を高めて上げられるように、どうか情報収集をしていただいて、できるだけ採択につながるように指導をいただければというふうに思います。 次に、町長にお尋ねしますが、原発以降、2つ目の今の大変窮しているコロナの問題ですね、このコロナも同等のいろんな助成措置があったとは思うんですが、私はコロナは補助金を言う前に、コロナ禍のこの状況は、恐らく今、東京都が下止まりしているような感じで延々と続く可能性もある、あるいはそのコロナウイルスが変化しているように、これから一度収まったと思ってもまた違う角度で広がってくる可能性もある、こういった時代になってきますと、そういった、先ほども不慮の事故みたいな話が出ておりましたが、こういうことが随時出てくる確率が高まってくるんじゃないのかなというふうに懸念をしておるんです。 そういったときに、今、国は誠に多額の借金を抱えている。こういったコロナ禍ですので、国民も世界も理解をして、赤字国債を発行することを容認して、そして銀行系もどこも、そういった対応しておりますが、これが平年こういうことが続くとなれば、いつまでも対応が可能だということにならないんだと思うんですね。ですからそうなったときに、この町の財政、この町の財政が果たしてそれに追いついていくんだろうかと。国・県からの助成は、もう漫然とこういうことが続くと、恐らく徐々に減っていく可能性はある、あるいは町に対する交付金でさえ、基準が変わって縮小されていくことだってこれはゼロではないということを考えると、これは町単独でどういう町を形成していくんだ、支えていくんだという、そういったところは、きちんとやっぱり保険を掛けて考えていく必要があるんじゃないかと私は思うんですね。 それについて、例えばこういうことがずっと尾を引いた場合に、町の財政力の強化といいますか、そういう対策は、これは町長がやはり先頭に立って号令をかけるしかないと思いますので、それについて町長の予想と対応をお伺いしておきたい。
    ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 大変先を思う、大変難しい質問だと思います。ただこれは、私の思いになってしまいます。 今、国の予算も106兆円という、これまでもない100兆円台の予算化が図られており、その中のやっぱりコロナ対策ということで、予備費がまた10兆円ぐらいということで、国のほうはそういう発表はしておりますよね。やっぱりここで、日本のGDP、年間約600兆円以下ぐらいの規模が、今後経済対策によって減少ということで、国も非常にそこは心配されていると思うんですよね、この経済対策とコロナ禍と。もう早めにやっぱり収束させようと思って、今年もこのオリンピック・パラリンピックイヤーの年ですから、かなりそういう思いでは対策はしていると思います。 今度、そういう交付金とかそういう財政難に、地方のほうもこれからの税収、やっぱり法人税、町税の減収、もちろんこれは国の交付税ももう一応減収というような感じできますと、やっぱりこれからの財源の確保というのが、企業と違いますからね、企業と違いますから。行政というのはやっぱりあくまでも税収から上がる、そういう施策をやっぱり先を見ながら取っていくというか、だから無駄なものにはもちろん使わないというようなことで、やっぱり有意義なものに投資していくという。これだけやっぱり人口減少の中で、少子高齢化の社会は、これはもう避けることはできませんから。そういった意味合いでの予算化というのはやっぱりしっかりしていかなきゃならないという。だから、やっぱり無駄なものには投資しないという、そういうのが今後の行政の在り方だと思うんですよね。 なかなかこの矢祭といってもこれだけの人口6,000人弱の、なかなか町の大きさ見ても、なかなか資源的にも厳しいところがありますから、そういった思いをどういった行政の施策に取っていくかということで、私は一番考えているのは、やっぱりこれだけの産業のそういう振興とか、これは一番大事なことですから、やっぱりそれとか、高齢者のそういう福祉の振興、教育の振興とか福祉の充実というか、そういったものにはやっぱり、これはもう行政は目を向けていかなきゃならないですから。ある範囲のものは、私もそれは、できないものはもうできないというようなものははっきりこう、施策の中では明言してやっていくつもりでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) ありがとうございます。 本当に、日銀が国の発行する国債をいつまでも抱え込むかというと、これもまた分からないことですので、いろんな考えをして保険を掛けるしかないと思うんですね。そういった中で、ただ守るだけではなくて、産業の攻めといいますか、そういった先行投資も必要だろうし、その辺はバランス関係だと思うんですが。 一方でですね、私ずっと前から思っているんですが、この町が合併しない宣言をしてから、非常に、根本町政の折に合併しない宣言をして、頑張っていこうということでこの町は歩みを始めたわけですよ。ある意味相当な転換だったと思うんですけれども。でも町民がそれに準じてついてきたと。 それで、その合併しない宣言したときに、その行政が先頭切って、それこそ最小限のコストで行政が回るようにということで、それこそ、その当時の助役さんから何かからトイレではけをを持って掃除をしたことがマスコミに取り上げられたり、消防のホースが予算がないだろうからと他県のほうから寄附されたり、そういったことが続く中で、もったいない図書館の蔵書の基本的な部分も集まったので、もったいない図書館を造ったりということで、この町は脚光を浴びてきたという経過があるんです。 そういったのをずっと見てきた一人として、ただここにきて、行政が予算化するものがあまりにもたがが緩んでいるんじゃないかなと、そういう気がするんですよ。あれもこれもサービスだから、あれもこれも行政だからやらなくちゃならないというのは分かるんですが、あの当時の覚悟として、やらなくちゃならないものは多岐にわたってあるんだけれども、最低限のことをやって町民を守るんだという、そういう意識の下、覚悟というのをあの当時抱えたような気がするんです、町民が。ところが、現行いろんなものを眺めていますと、これもやらなくちゃならない、あれもやらなくちゃならないと言って、そのたがが外れて、あれもこれもやるようになってきたような気がしてならない。 私はここで、その当時から総務課長とか歴代の副町長として携わってきた大串副町長に聞きたいんですが、当時の合併しない宣言があった折に大変な思いをしてそういった足を前に進めた、それからずっと継続してこの町に、行政に携わってきた、ずっと経過がありますので、副町長からご覧になってどうですか。この今の予算編成なり、この動きは。 ○議長(藤田玄夫君) 副町長、大串肇君。 ◎副町長(大串肇君) では、ご指名でございますので、少々、お話しさせていただきます。 ただいま鈴木議員がおっしゃったように、当時、合併をしないということで、ある程度の覚悟を決めて、合併をしない、自立するんだということで進んできたわけでありますが、そのためにやっぱり財政をきちんとしなきゃならないということで、合併宣言の中にも爪に火をともしてというような言葉がございますが、本当に職員も削減しましたし、いろいろな補助金等も削減してまいりました。そしていろいろ消耗品の節約ということで、使った紙の裏をもう一回使おうというようなこともやってまいりました。 そういうことで、そういう結果が今の財調、今現在、3月の補正後14億というようなお話ございましたが、一時20億近くあったと思うんですね。まあ、それはいろいろな行財政改革をやった結果でありまして、今もその積んだ財調によっていろいろな事業ができてきているというのは間違いないことだと思います。ですので、その精神は今も生きていると思います。 ただやっぱり、町民もいろいろなこういう情勢でございますので、町民の要望も多岐出てきておりまして、それにも応えなければならないということもございますので、これからもそういう行財政改革、しっかりとした財政基盤の上に、そういう町民の要請に応えていかなければならないということはあろうと思いますが、たがが緩んだという言葉がございましたが、そういうことではなくて、やっぱり自立していこうというような当時の精神は、今も職員一同そういう心構えを持ってやっているものと私は思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) ありがとうございました。なかなか副町長のしっかりとした言葉が聞けましたので、安心いたしました。 町長もおっしゃっていたように挑戦すべきは挑戦なんだと思うんですね。ただ一方で、駄目なものは駄目だと言うよと、さっき町長がおっしゃったように何でもかんでも、提案されたものがいいことでも実行できないものもあるというのは、これは仕方がないと思うんです。財政あっての物種ですから。どうかその辺を実行の中で表現していただければとお願いをしておきたいと思います。たがが緩んだという表現、確かに失礼な言い方かもしれませんが、一般的にそう見る角度もあるということはひとつお含みをいただいて、そしてその細部の項目については、明日からの予算の質疑の中で詳しいことは質問させていただきますので、これで私の質問は、ちょっと時間早いですが終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 7番、鈴木正美君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は1時30分といたします。 △休憩 午後1時20分 △再開 午後1時30分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。--------------------------------------- △郡司浩子君 ○議長(藤田玄夫君) 6番、郡司浩子君、登壇願います。 郡司浩子君、持ち時間は80分ですので、2時50分までです。     〔6番 郡司浩子君登壇〕 ◆6番(郡司浩子君) 6番、郡司浩子でございます。よろしくお願いいたします。 まずは、やはり10年前の3.11、あれから10年、長いようで短い、なかなか復興の進まない、まだの状態でございます。そのときに被災された皆様の哀悼の意を、またここで謹んでお祈り申し上げたいと思います。今後ともそれを糧に我々が頑張っていかなければいけないという思いを強くしながら、通告に従いまして質問させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 さて、そういう観点から防災行政についてということで通告させていただいております。 5番議員のほうで、午前中のほうに防災についてしっかりと質問していただきましたので、私はどういった観点から、こっちに書いてありますように、当町における防災委員会において女性委員が選任されていないということが実は分かっておりますので、今後、検討する時期に来ているのではないかと思って質問しております。 東日本大震災を契機に、国からも2020年度を目標として30%との要請が行われており、非常時における女性目線での対応が求められているところでございます。国から要請される前にも、ぜひ、先ほど災害対策基本法の中に個別計画をあるということを、町長のほうから申しいただきましたので、やはりきめ細やかなものを考えるに当たって、今後どのように考えているか伺いたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま郡司議員の防災行政の中の防災委員会ということで、本町にも委員会というのが今14名の会議で、全員男性というようなことで、郡司議員の中には今後、女性の目線で、非常にこの緊急事態のときの対応というようなことで、今後行政はどう思うかというような質問だと思います。 行政の危機管理ということは、非常にこの防災委員会というのが今後ウエイトを占める委員会になってくると思います。当然、今のこの時代、男性だけじゃなくて今度女性の参加というか、そういったものも前向きには検討していきたいと思います。以前、郡司議員の質問の中でも、消防団の女性なんていうご質問もありましたと同じく、この防災もそういった観点から考える時期が来てはいるんじゃないかと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 町長のほうもきちんと認識されているということは安心しております。 ただやはり、災害というのはいつあるか分からないということですので、早めにもう、ここ次の議会までにはこういうふうに考えましたよというような返答があることを願っているわけなんでございますが、実は、なぜそんなに必要かと言われますと、やはり、当町においては本当に被害が少なくて、台風19号のときに、令和元年度のときに大変な思いをして、初めて避難所がああいう形ではされましたけれども、やはり女性がいろんなところに関わっていかないと、細かな配慮、やはりプライバシーの問題ということがかなり言われております。また、実際に炊き出しをしたりとか、そういったことになってきますと、やはりこの防災委員会の中に女性が入ることによって、その指揮系統がしっかりと出来上がって、男性の方々とともにすぐ意見が集約できたりとかいうところもありますので、実際に活動している方、例えば日赤の団員だったりとか、それとか私なんかは実は思っていたんですけれど、保健師などがやはり個別にいろんな意味で分かっておりますので、社会福祉協議会の女性の方とか、そういった実際に実働ができるような方を何人か配置していただく。1人だとどうしても心細いものですので、しっかりと、初めて入るのには大変ですので、その辺も具体的にお願いしたいなと思うところなんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) あまり具体的な答弁というのは、またいろいろ会議の中でありますから、今、郡司議員が言われたように、19号の台風の被害で、高地原地区の孤立ということで、本町の日赤奉仕団ですか、炊き出ししたり、あとは社会福祉協議会とか、そういう女性の活躍というか、活動も、しっかり活動していただきました。改めてじゃなく、この全体の防災会議の中で、どういった人数と、あとそういう役割等は、消防団ももちろん含めて検討していきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) ぜひ前向きに、速やかに検討願いたいと思いましてこの質問を終えさせていただきまして、関連いたしまして、備蓄物についてでございます。 今回、各地区に備蓄を振り分けるという話がありまして、ちょうど私、その話を聞いたのは私がこれ出した後だったんですけれども、その件も話はしようかと思っていたんです。各地区にあったほうがいいのではないでしょうかという形で。今回は、その中で備蓄食品のアレルギー対応についてということで入れさせていただいております。 備蓄食品が、要するに今いろんな形でアレルギーをお持ちになっている方々がおられるということは、皆さんご存じのことかと思っております。本当にアレルギー物質が給食なんかでもやはりそういった食品という形で行っているというところでございますので、その辺についてアレルギー対応の備蓄整備を求めたいと思っておりますが、その件についてどうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 町の非常用備蓄食品につきましては、平成29年度から毎年度一定数の購入する計画として、現在、調理不要でそのまま食べられるものを購入している状況でございます。令和3年度以降につきましては、それに加えましてアレルギーを持っている方でも食べられるものや、乳幼児等にも対応した備蓄食料を購入していく計画を今立てているところでございます。 なお、アレルギーにつきましては、様々な種類が想定されておりますけれども、避難所用の備蓄食品においては、最も使用されている小麦や卵、乳製品のアレルギーに焦点を当てて備蓄食品を補充していく計画でございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今回、各地区に備蓄をするということで、それに合わせてアレルギー食品も対応したいという話を伺いまして安心するところでございます。あと、エビ、カニも結構ありますので、エビ、カニは結構なショックを受けますので、アナフィラキシーショックを受けますので、しっかりとその辺を検討願いたいなというふうには思っております。よくあるのがエビ、カニでやっぱりひどい状態になって、エピを使って改善するということも結構見聞きしますので、その辺も対応のほうよろしくお願いいたします。 続きまして、それにつながりまして福祉行政に移らせていただきたいと思います。 地域福祉についてということで、今回の第6次総合計画のほうにも入っているところで安心はしているところでございますが、ここでは社会的コミュニケーションが難しい方、ひきこもりなどの方々の孤立を防ぐために今期の政策を入れてある、その中で窓口を設置して対応していくとのことであり、私としては前進したのかなというふうに思っておりますが、その一歩先も考えることはできないものか。その一歩先とは何かということは、社会参加できる仕組み、働く場のつくり、働く場所の提供、そういったものが考えて私は質問しております。 実際のところ、なぜこの話題になったかと思いますと、例えば、不登校で小中学校を過ごし、高校に進学せずに卒業してしまった方々を目にしております。そうすると、やはりどこに行っていいか分からないような方々も、中には障害もある方もおりますので、その辺をもう少し、今いろんな対策でエスポワールなんかでいたりとか、あとは結構のんびりとされている方々を目にするものですから、その件に関して、あと家族はいかにどうしようかというふうに悩んでいるかと思います。そのあたりについてもお伺いしたいと思いまして、質問させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 まず、矢祭町では、町民福祉課の福祉保険グループ及び健康づくりグループに相談窓口を今度設置するということでございまして、今、委託しております、大子町にありますメンタルサポートステーションきらりで実施しております心の相談、それから家族の相談、そういうところにつないでいきたいと思っております。 また、社会的コミュニケーションが難しい方やひきこもり等の方の支援につきましては、白河市にありますユースプレイス県南という事業所に委託をしております。ここでは、支援を必要とする本人が就労や人付き合いについて一歩踏み出せるための支援を行っているということでございます。それぞれの専門の機関にお願いをしまして、その人その人が抱えている問題に応じた支援をしていただいておりますので、就労など社会参加につながればというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今現在やっていたきらりへの、大子町のきらりのそういった施設との提携だったり、それから白河市で行われているユースプレイス県南ですか、のほうのところにつなげるという形でやっているということなんですね。承知いたしました。 ただちょっと、実はちょっと気になることは、そこまでつながらない、今後ですね、そこに行くに当たってどのような形で、例えば、その該当者というのが自分でその白河まで行くことができるのかどうかとか、そういったものも含めて考えたときに、家族に協力してもらって送って行ってもらうというふうに考えているということなのでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 まずは町のほうで、そういう窓口がありますので、相談を受けたときには、その施設のほうにはつなぐということでございまして、また施設によってはその施設から迎えにきていただくようなこともあるようですけれども、全部が全部ということではないかと思いますので、そこら辺は、先ほどちょっとお話ししましたが、家族の方も一緒に相談窓口で相談受けるというようなことでございますので、そちらの家族と一緒に行っていただければというふうに考えているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 分かりました。窓口来ていただいて、相談に応じますということが分かりました。 もう一つ、窓口に行けない方、気づかない方、やはりそういう場合はどうするのかな、行くのにためらう方、その辺のつながりというか、接続はどのように考えていますでしょうか。地域に保健福祉、地域の保健の方、推進委員だとか保健師さんだったりとかおられますけれども、そういった方々との連携は考えてはおられますでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えします。 まず一番問題になるのが、議員さんのおっしゃるとおり、心に問題を持っているんだけれども、それを伝えられない方がいらっしゃると思いますので、その方をこちらで把握するというのはなかなか難しい状況です。 そういう場合ですとやはり、そうですね、家族の方、また地域の方から、あの人はこういうふうじゃないか、こういうことじゃないかというような情報提供などをいただきながら進めさせていただければと。もちろん、保健師等とも、そういう機会があれば、そういうものを吸い上げるような活動は今しているところでございますので、それも併せてやっていければというふうに思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) ぜひ手厚いサポートお願いいたします。特に今回のコロナ禍において、やはり自分を苦しめて自分を追い込んでしまう方々が増えているという現状でございますので、何とかそこを、今、女性をその形でやっていますけれども、男性もおりますので、しっかりと見ていただいて、情報をキャッチしていただきたいと思います。どうぞ、これは役場職員一丸となっていろいろ見ていただければなというふうに思っておりますので、併せてお願い申し上げます。 さて、続きまして、交通弱者への支援策拡充について。 もうずっとこれは平成27年度ぐらいからずっと話をしているんですけれど、交通弱者のために町公共交通活性化協議会を設置していただきました。現在タクシー利用助成券を交付しておりますが、先般説明があったように、後期高齢者医療被保険者証を受給している人だけであるとのことでございます。早急に現在の状況を鑑み、条件等の緩和、対象範囲を広げる必要があると私は考えておりますし、そうしてほしいというご意見を私は伺っております。 まずはこの間、利用者アンケートをしておりますという話は伺いました。まずはそのタクシーの利用アンケートの範囲について伺います。対象はどのような方々にしているのでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 アンケートはこれから実施するというようなところでございまして、3月から4月にかけてになるかと思います。対象者につきましては、今回のタクシー利用券の対象になる方が対象ということになります。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 利用券対象になるといいますと、後期高齢者という形になってくるのかなというふうに思うんですけれど。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) そのとおりでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 先般、10月に出た夕刊のほうで、町公共交通活性化協議会の中で対象者が大体、去年の、令和2年度の上半期で被保険者が1,184人ということで、そのうち大体申請が25.6%だというのが出ておりましたけれども。 実は、これ、後期高齢者だけで利用しますかというだけではなくて、結局病院に行ったりとか買物に行ったりとか、そのようにお困りの方はないでしょうかということが、やはり私の頭の中で実は交通弱者というふうに考えているんですね。もちろん後期高齢者は当たり前だと思っていますし、今免許返納問題とも関わりを持ちましてしっかりとやっていただきたいというところでございますので、やはり、持っていない方々のこともあるかと思うので、もう少し対象を広げてアンケート取ってみるのもいいのかなというふうに思うのですが、その件に関してどうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 今現在は、委員会の中でも話が出たんですけれども、その対象者のみにやるというようなことでは決めてあります。取りあえず今回はその方向でやらせていただきまして、おいおい、例えば年齢制限を引き下げるとかそういう問題が出てくると思いますので、これは対象を広げてやっていくかにつきましては、次年度以降検討してまいりたいなというふうに考えているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今検討していただくということでありますので、ぜひ対象範囲を広げるかどうかを決めるに当たっても、まずどのように、前回多分、この交通活性化協議会が始まる前にアンケート取ったかと思います。その際に、今のところ、あの時点で5年ほど前ですので、さほど地域によってばらばらな結果が出ていたように思います。やはり町場のほうは特に必要ないよというのが出ていたし、それから例えばニュータウンとか、それからちょっと町から離れているところではやはり割合が高いなというふうな結果が、以前取ったアンケートは出ていたのかなというふうに思っております。多分その辺も承知しているかと思いますので、やはりあのアンケートというのは、恐らく対象者というのは使うか使わないか、対象者で、予算をつくるのに幾らぐらい予算を計上したらいいだろうかということでアンケートを取っている現状なのかなと思いますので、本来は地域公共交通ということで、やはり町の公共交通の在り方を考えてほしいということで始まったわけで、最初、市民セミナーが、ちょうどニュータウンの代表の方がおられて、いろんな働きかけをしていて、こういったものを矢祭中学校の講演会で体育館のほうでやって、当時はですね、暮らしを支えるということで、福島の助成基金を使って先生方に来ていただいたんですよ。多分、その中で、福島大学の吉田樹先生、それから国土交通省の太田貴之先生、それからふくしま自治研修センターの吉岡正彦様、それから、その中にリオン・ドールの、実は会津のほうの本社の、地域公共交通を考えるという方が実は参加していただいておりまして、実はあのときに思ったんですね。もちろん今タクシー会社が一番、委託して安全に運行してもらうという形で、経緯で始まったところでございますけれども、あのときにリオン・ドールの、本当にそういった当事者というか関係者、買物に来てもらうためには、やはりそういった方々を巻き込むというのも必要なのかなと。町だけの予算だけじゃなくて、その企業さんにちょっとお願いをしたりとか、例えば一部ちょこっとだけ出していただくとか、補助していただくとか、例えば、それから、それこそ厚生病院なんかとも一緒に連携して、そのバスを出してもらうようなふうに政策をやるとか、そういうふうなことが本来であれば、その交通網を整える上では必要なのかなと思っているんですけれど、その件に関していかがなものでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 ただいまの企業とかそれから病院とか、そういう方たちにも協力していただいてというようなことの話かと思うんですけれども、町の地域公共交通活性化協議会、平成29年1月より設立しまして、実施しているところでございますが、その中で、それとはまた別なのかと思うんですけれども、コミュニティーバスとか、それからデマンドタクシー、そういうものの事例とか実証実験など、そういうものも参考にして、4回ほど協議を重ねたというような経緯はあるようでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 調べていただいてありがとうございます。 実際どのようなことが一番やりやすいかということで、タクシー助成券のほうに落ち着いたという経緯は私も実は承知しておりまして、取りあえずそれを動かさないと、物が集まらない、一歩進まないと。ですので、今回はその一歩先を行ってほしいというふうに思っているところでございます。それが整えば、多分、町長も、すみません、大変申し訳ないんですけれども、議員時代に一緒に会津美里町に行ったり、会津のほうに行って一緒に公共交通のほうの話を伺ってきたんだなというふうにも思いますので、その辺については町長もお分かりかなというふうには思っております。 私たちもそういった形で議会としても、御宿町に行って調査をしたりとか、それから長柄町とか、そういった状況を視察してまいったところでございました。それは報告は上げてあったはずなんですけれども、今後ちょっとそういうのも掘り出しまして、いろいろ状況を考えていただきたいと思っているところではあります。 その中で、12月の末に、北塩原の路線バスがなくなったからということで、公有民営化というこういったあれがあるんですけれど、こういった、ご覧になっているかと思います。こちらは、何ですかね、アクティブリゾーツ裏磐梯のバスなんですけれど、それと、村でバスを買って、そこの運転手と委託をして動かしているという形。ここは基本的にバスがなくなってしまうということもあったので、喫緊に何とか動かさなきゃいけないというところはありました。 実際、考えてみたら、ごめんなさい、ユーパル矢祭にバスがありますね。なので、そういった提携を組んで、そんな有効的なのもできるんではないかと私の頭で考えたところでございますけれど、どう思いますでしょうか、町長。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね。地域のこれ、交通弱者の視点の一環ですから、やっぱりこれは高齢者対策の中の施策で、今、課長が申されたような本町の在り方をしっかり見極めていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、まずは高齢者対策を先に優先したいということでございますので、それはしっかりと私も分かっておりますので、それはもう推し進めていただきたいし、実際今やっているあのタクシー助成券のほうはありがたいという話はあります。ただ、見ていると料金高いのかなと思うところもありますので、その件についてはどうでしょうか、負担の件については、ちょうどそのぐらいがいいいのかなというふうに考えているところですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 料金の設定等についてだと思うんですけれども、まずこの事業、令和元年の8月から実施しておりまして、現在で今年度が1年間通しての事業としては初めての年度ということでございますので、そこら辺の実績を鑑みまして、その料金設定等については委員会の中で検討させていただければというふうに思っています。安いか高いかはちょっと答弁を差し控えさせていただきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 取りあえず1年、半年やって、1年、まるっと1年やったということで、実際、塙まで行けないところが塙の病院まで行けるようになったというのは、まず一つ進歩だったのかなというふうには思っております。ですので、今はここなんですけれど、その先にも総合計画のほうにも考えていくというふうには書いてありますので、このタクシー助成券プラスアルファの部分もしっかりと考えていただきたいと思いますが、どうでしょうか。先ほど私が話した地域コミュニティのバスの形もよろしいのではないのかなという話をして、先進地区のまねをしていただくのもいいのかなと思ったところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまのご質問にお答えいたします。 そちらの件につきまして、私、詳しくちょっと知らなかったものですから、内容を確認させていただいて、参考にさせていただければというふうに思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) どうぞよろしくお願いいたします。もう少し情報提供をお互いに交換させていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、福祉行政の3番でございます。健康維持のための対策についてに移らさせていただきます。 町民の健康維持のためにも、町としても様々な取組をしているようでございます。コロナ禍においてストップしていた事業もありましたけれども、器具を使った健康センターのほうでやっていたり、保健福祉センターで取組をしているという形でございます。実はそのためには、わざわざセンターへ出向かなきゃいけないので、何か大変だねという話も出てきております。その中で車での移動も必要になるので、年齢の若い方は何とか行けるんですけれど、若くない方は来てくださいという形で車のは、どのようにしているんでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 保健福祉センターのほうで実施している事業でございますが、高齢者向けの運動教室を何点かやっております。マダヤールクラブ、脳若トレーニング、ライフアップ教室と行っております。こちらは、足がない、または体が若干不自由な方というのが対象になっておるんですが、この方たちにつきましては、自宅までの送迎等を実施しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 分かりました。以前はちょっとそこが弱かったようなんですけれども、ちゃんとやっていただいているということ分かりまして安心いたしました。今後ともお願いします。 ただもう一つ、今度は、わざわざ行かなくてはならないということなんで、もう一つぐらい東舘内に拠点つくってはどうかなと実は思ったところなんです。例えば運動器具にしてもあそこに行かないとできないんですけれども、例えば、山村開発センターの広いところを利用したりとか、スインピアのところにも今は運動器具は置いてあるんでしょうか。一時期置いていただいていた気がするんですけれど、その辺でも使えるようにこう、できるようにするとかということはできないんでしょうかね。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまのご質問にお答えしたいと思います。 まず、町のほうの保健福祉センターでございますけれども、町民の健康増進と福祉向上を図るために設置しているところでございますので、どうしてもそちらが中心になってしまうということになるかと思います。例えば、公民館なり山村開発センターを使うということであれば、そちらに出前的な感じで運動を行っていくことは可能かとは思います。ただ、その設備まで整えるかどうかということにつきましては、それぞれの施設の管理者等の関係もありますので、そこら辺は協議して、もしやるということであれば協議していかなければならないのかと、協議といいますか、設置者のほうで設置するということになるのかなと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) その辺はよく検討していただいて、やはり、そういった意見が実は、近かったら行けるんだけどねという話はよく耳にしまして、ぜひその話をしてくれということで伺いましたものですから、私のほうで町民の気持ちに代わりまして質問させていただいております。どうぞ検討いただきたいなというふうに思っています。 あと、昨日も大森議員のほうから出ていたんですけれども、今まで町のほうで負担していただいていた体操教室が、去年の4月から負担しなければできなくなってしまった体操教室があって、もちろん、減免をしていただいて会場は使用できるという話は聞いておりました。やはり町で最初進めていただいたものだから、何となくずっと続けたいとやっていた方々なんですね、話を伺うと。やっていたから、じゃ何で途中でなったのかなというのが、週1回やるとすると月2,000円の負担になってくるとは思うんですけれども、もう少し負担を補助してもらうようなことはできないもんでしょうかね。やはり、体を動かすということはやはり高齢期になってコレステロールを減らしたりとか、それから運動能力を、運動能力の維持ができるということは分かっておりますので、それからもちろん脳トレにもなるということありますので、その辺考えて、どうでしょうかね、できないものなのでしょうか。あえて伺います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 まず、町で行っている事業に関しましては、町でお金を支払うということだと思いますけれども、それは、目的を持ってそれぞれの事業を行ってもらう、参加してもらうということだと思うんですけれども、一通りその役割を果たしました後に、その会員の方、参加者の方たちが自主的にやりたいよというような場合につきましては、やはりそれは自主的に、自分たちである程度お金を負担しながら進めていただくというものかなと、私のほうでは考えているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 分かりました。その辺はちょっともう一度いろんな面で考えていただきたいなというふうに思うところで、まあ、このあたりにさせていただきたいと思います。ぜひ健康維持のために町民福祉課としてもどうぞいろいろな施策をよろしくお願いいたします。 さて、続いて土木行政について伺いたいと思っています。 ガードレールの整備等について。 ガードレールだけではなく、安全ということで、歩行者及び車が安全に通過できるように、ガードレールの整備、実は汚れや曲がり、それから、それに加えて反射板がついているんですけれども、反射板が汚れていて、夜、反射が悪いとか、そういったものがあって、その辺の質問をさせていただいております。 また、支障木があったがために、ガードレールがついていて、その下にポールがあるんですけれど、もちろんポールがないとガードレールつけられないんですが、そこのところにも反射板が巻いてあったりとかするんですね。その反射板が支障木で見えなかったりするんです。特に感じるのが、多分皆さんがご存じだと思いますけれども、橋ですね、矢祭橋のほうのところとか、支障木で見えなくなっています。それから、比較的最近整備した矢祭側のほうはきれいなんですけれども、こっちから、役場から北上していくところは特に汚れたりとか、へこんだり、へこんでもあれば問題はないんですけれども、反射板が汚れているな、それから目立たないなと思うところがあります。一つは花屋さんの近く、山野井急カーブの前の橋のところにあるところのガードレールは、もちろんあそこ狭くなっていますし、目立たない。それから山野井急カーブのところもやはり汚れています、かなり、ガードレールが。だから、反射板は何とか見えるんですけれど、やはりこの辺で危ないな、やはり常にそういったところの、昼間だけじゃなくて夜ということもしっかりと見ていただきたいな。 それから、石井地区に入りまして、ヤマザキデイリーショップ、今ではヤマザキじゃないですね。郵便局の先のほうあたりくらいから、やはりガードレールが結構汚れていて、反射が悪いなというふうに思っております。その上、右方にはポールがあるんですけれども、ちょっと、もしかしたら雪が降ったら落ちてしまうんじゃないかというような、何もない素堀りのところがあります。緑川石油のあたりも素堀りがあって、ちょっと危ないなと思うようなところがあったりとかします。そのガードレールのチェックだったりとか支障木、これは定期的にされているんでしょうか。伺います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) ガードレール等、主に路面の損傷具合を見るんですけれども、月に2回ほど道路パトロールを行っておりまして、その中でガードレール、それから、反射テープとかになりますと、昼間のパトロールではなかなか気づかないところではありますけれども、今、情報提供もいただきましたので、そういうところを確認しながら、今後回ってみたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) どうぞ、昼間動いているのは分かります。確かに夜、動かないですものね。ぜひその辺も、昼間も、やはりきれいだと目立ちますので、その辺よくお願いいたします。 それから、あと特に、山野井の急カーブのところ、山野井のところは今度新しく拡張をするという話がありますので、それまでにはやはり中学生が自転車で通ったりとかしますので、しっかりとあの辺は支障木が出やすいところであります、内側のところ。しっかりと撤去できるように、定期的にお願いしたいなと思いますけれど、どうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 国道に関しましては県、棚倉土木事務所の管理になっておりますので、情報提供しておきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) ぜひ県のほうにつなげていただきまして、よくよく見ていただけるようにお願いいたします。町長のほうからもよろしくお願いいたします。 続きまして、産業行政についてお話します。 地場産品のPRについてという形でお話しいたします。 当町の地場産品、いろいろあります。お米に野菜にそれから何ですか、イチゴ、柿、いろいろありますので、そういったもの、それだけじゃなくて、この間、子ども議会でもおっしゃっていましたように、木材で作ったそういったものがあったりとか、そういうような独特なものがあります。そういったもののPRするために、様々な取組をそれぞれにされていて、町としてもいろんなことピックアップしたいんだという形も大変見えます。 ただ、町民へもその取組が分かるようなPRが必要なのかなと、我が町にはこんなものがあるというのが必要だと思っております。町内の各店舗に置いてもらったり、いろんな関係のないところ、例えば個人名出してもあれですけれど、そうだ商店さんところにもその辺が置いてあったりとか、いったところに、魚屋の丸安さんにあったりとか、例えば電気屋さんに行けば電気屋さんにも何かその辺が並んであったりとかというような取組もあってもいいのではないかなというふうに思っております。 そのためには、リストアップも必要なのかなと思っておりまして、どんなものが、何があるか分からない状況です。やっぱり関わっている人はいろいろ分かるんです。ところが、関わっていないと何があるか分からないというところもありますので、ぜひ、そのためにも支援をお願いしたいというふうに思っております。 またもう一つ、ここにユーパル矢祭の売店にも協力願うことができませんかというふうに書かせていただきました。この件についてはどうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まず、リストアップというご質問ありましたけれども、議員おっしゃったように、矢祭町には鮎やゆず、それから米とかいろいろな特産品がありますが、これまで町としてお墨つきというものをつけたというものはございませんでした。このため、令和3年度からスタートします第6次総合計画において、地域ブランド認証制度を構築していくこととしておりますので、その中で矢祭ブランドとして産品のリストを作成しまして、各商店に情報共有していくということは可能かというふうに考えております。 また、ユーパル矢祭の販売コーナーにも物産コーナーありますので、そういうところに置いていただくというのも方法の一つかとは思います。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) ぜひそういった、予算というかそういった取組にこれを落とし込んで、皆さんが何があるかというのが分かるような状況をつくっていただきたいなと思っているところがあります。 ただ、その中で、今ちょっと話に、ユーパル矢祭のほうにも置いていただける、働きかけていただけるということでございますが、実は、置くに当たって、それぞれお店なんかもそうなんですけれど、置いてくれる方も手数料というのがそれぞれやっぱり発生するのかなというふうには、置いてもらって、その置いたからその分手数料あります。特に、何かうわさには聞きますけれど、ユーパル矢祭の手数料が高いと聞いたことがありました。 そのために、考えてみたら、ある一部の人は置いてあったりするんですけれど、ほかのお土産が、後ろを見ると長野県だったり滋賀県だったりとか、ちょっと矢祭とは違うところのが置いてあったりとかするので、ぜひその辺の、やはりユーパル矢祭も赤字経営から脱却しなきゃいけません。なので、矢祭町の第三セクターで町がということでございますので、ぜひその辺の置く場所によってユーパルの利益を確保するためにも、手数料の支援を少しはしてあげて、矢祭のリストアップしたものが置けるような状況をつくっていただくことは可能じゃないでしょうか、どうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) いろいろな形でPRしていただくことはありがたいことだと思いますけれども、手数料につきましては、それぞれのお店の考えもいろいろあるかと思いますので、その辺はやはりその費用負担といいますと、生産者、販売者の必要経費として負担していただくべきものであるかなというふうに考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 生産者の、今私が申しましたのは、各店舗ということで、交渉してっていう形ですけれども、ユーパル矢祭はどうも交渉がなかなかできないそうですので、その辺に関して町長、お願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ユーパルのことだとまた理事長としての言葉となっちゃいますから、ここではちょっと控えさせていただきます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 町長、ありがとうございます。控えさせていただくということでございますが、ぜひ心に留め置いていただいて、その件で、いろいろなご意見を落としていただいて、検討していただきたいなというふうに思っておりますので、その辺よろしくお願いいたします。 実は町にも知ってもらいたいですけれども、やはり来られた方、やっぱり大きなところは、うちも宿泊施設ですけれども、なかなか観光客はそんなにいっぱい来るわけじゃありませんので、ユーパルみたいなところがあると、靴も脱がないで入れますので、本当にPRの絶好の場所になるんですよ、やはり。だからその辺を鑑みまして、その辺もちょっと、町としても絶好のチャンスだという形で手数料負担をお願いしたいというふうに思って、今日はここまでにしておきますので、今後検討課題にしてください。よろしくお願いいたします。 続きまして、ワーケーションについてということで質問させていただいております。 どのような形を考えているのかということを伺うとともに、地域の住民も交流できるような整備を進めることが大事だと考えています。その考えを伺いたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。
    ◎町長(佐川正一郎君) ただいま郡司議員のワーケーションということで、コロナ禍の社会の中で、今、働き方の改革ですか、テレワーク、ワーケーションといって、あまり日本では聞き慣れない言葉だと思いますが、これはアメリカとかヨーロッパでは、ワークとバケーションですか、それをつけて造語だというようなことで、非常に今、磐梯町とか北塩原、そういう観光地のほうでいち早くいろんな整備をしたり、今やっております。今、県のほうも、この前知事とのご挨拶に行ったときも、どういった施策が用意しているかと言われたときには、私も、これ観光の振興も図りながら、関東圏に一番近い町だということで、テレワークの整備、ワーケーションの整備、そういったものを今本町で体制ですね、これからそういう受入体制もこれから考慮しながら考えていく施策の一つだと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 考えながら進めていく、具体的にどんなふうなことをする予定ですか。教えてください。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) ワーケーションといいますか、今、働き方改革でリモートワーク等ございますので、今回の3月補正予算の中で、商工振興費の中、オンライン環境整備事業という補助金を計上しております。こちらでは、町内の宿泊施設における通信環境を整備していただきまして、町内に宿泊しながらリモートワークができるようにしていきたいというふうなものでございまして、宿泊施設等でご利用いただきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 町内の宿泊施設というと大体限られてきたりとかして、あと農家民宿みたいな形もあるという形もありますけれど、いろんなところが最大限活用して、様々なところに人が集まるようにしたいという考えで、考えてよろしいでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) ワーケーションを通じまして、交流人口であったり、滞在型観光で矢祭町での滞在時間が増えるということはいいことだと思いますので、そのような施設で活用していただけたらと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) では、そうなりますと、そういった環境設備を整えるということになりますと、そのそれぞれのところでそれをPRしたりとかということはなかなか難しいところがありますので、一緒に発信できるような場所があるといいのかなというふうに思いはするんです。その件についてはどう思いますか。発信についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) ちょっと発信方法については、ホームページで発信する、あとはパンフレットを送るときに付け加えるなどあるかと思いますので、そこはちょっと検討させていただきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今後やはり、今年入ってきた予算でもありますので、しっかりとどのような形がいいのかということをこれからつくっていくと、ある程度はできているかと思いますので、しっかりと進めていただけたらなというふうに思います。 それとともに、住民との、地域住民との関わりもできるようにするのがやはり必要なのかなというところもあったりとかしますので、その辺については何かお考えはありますか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まずは矢祭町に旅行に来てもらうということが大事なことかなと思いますので、観光情報と併せて情報発信していきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 様々な面を含めて情報発信をしていきたいというあれが分かりましたので、私も今後いろいろこの件について深めていきたいと思いますので、情報のほう教えていただければと思います。よろしくお願いいたします。 最後になりましたけれど、東館駅周辺整備計画については、皆さんが質問していただいているので、ほぼ分かっていることだと思いますけれども、この件については、何回か町づくり協議会というのがあって、整備の周辺構想というこういった冊子が出来上がるぐらいに総務課のほうの担当課としてやっていって、町民もワークショップをしながらできた、構想ができて、その上で、今年度ですか、令和2年度にはこちらのほうに進んできたというところは分かってはいるのでございますが、ここに書いてあるように、関係者のみだけが分かっていて、ほかの方々は分からなくて、特にあれですかね、申し訳ない、私たちが情報収集できたのは夕刊矢祭での発表が一番大きくて、それを見た町民の方から、えっ、公民館がなくなっちゃうの、あそこにあったのがやっぱりいいのに、大反対だという意見が結構方々から出てきたわけなんですね。ぜひそうならないためにも、いいものはつくりたい、結局、我々のあそこをきれいに整備して、動きやすくて、そのシンボルにしたいという思いが、どうしても町のせっかくの思いがなくなってしまいますので、夕刊矢祭さんのほうでもいろいろ取材していただいて、ありがたいとは思うんですけれど、ちょっと小出しに、いろいろなるかもよというような情報を、今後どうでしょうかね、入れていただけたほうがいいのかなというふうに思ったところです。どう思いますか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) ただいまのご質問でございますけれども、東館駅周辺整備事業につきましては、議員おっしゃられるとおり、基本構想を策定した後、台風19号の関係もございまして、基本計画のほうが今年度、令和2年度のほうで策定をするということで進めてきたところでございます。 今年度も東館駅周辺町づくり協議会の委員の皆様からいろいろなご意見をいただいて、計画のほうの策定を今進めておる段階でございますけれども、昨日もお答えをさせていただきましたように、まもなく出来上がる状況でございます。こちらの計画につきましては、町のホームページや、もったいない図書館のほうにも配架をさせていただいて、町民の皆様にも見ていただきたいというふうには考えておるところでございますが、議員の皆様には町民の皆様に公表する前に一度ご説明をさせていただく機会を設けていただければなというふうに考えておるところでございますので、よろしくお願いをいたします。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) やはりそういったものは、情報というのは、もう決まっちゃってからは変えられなくなってしまうものでございますので、公共のものというのは。一回変えようと思ってもなかなか、一度決まっちゃうと町長もお分かりのように、そんなものだと思いますので、しっかりと住民の声に寄り添ってやはりある程度、100人が100とは言わないと思います。60、40でもいいですので、しっかりと醸成をしていただいていきたいなというふうに思っています。 その中でちょっと一つ伺いたいんですけれど、最初教育課のほうでしたっけ、駐車場のほうの整備のために購入して、あそこ整備した、だったような気がするんですけれど、今、児童クラブ、ちょっと関係ないかもしれないんですけれど、児童クラブは今の状況で70人が定員で120人ぐらいが今登録しているというふうに前に聞いたことあったんですけれど、その辺は考えてはいないんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) ただいまご質問のありました児童クラブですが、定員70名は、学校の敷地内にある学校下の施設、こちらが70人で、こちら側では足りないということで、現在山村開発センターで定員50人ということで、合わせて120人、登録者も大体120人ちょっと前後するというところで、目いっぱいな状況であることは確かです。 今後、児童クラブの需要がどういうふうに変わってくるかというところを見据えながらということではございますが、今後の子供の人数が減るとある程度ピークオフしていくんだろうということも考えておりますので、現時点では学校下と開発センターですか、その2か所での対応をベースに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 分かりました。 今、少子化という流れもあって、悲しいながら少なくなってきているというような話を伺いまして、多くなればいいなと頭の中で思い描きながらなりましたけれども、やはりそういった総合的に全て考えた上でやっていただきたいなというふうに、取り組んでいただきたいと思っております。 先ほど言った、総務課長のほうからおっしゃられていましたけれど、ぜひ、話の、そういったことを具体的に情報を開示していただいて、私たちも伺って、町民へ落とし込んでという形で、あと特にまた石田区の方々がすごく不安がっておりますので、区長会なんかでもぜひそういった話も話題を振っていただけたらなと思うんですけれども、どうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) なかなか東館駅前周辺の整備ということで、石田のほうが不安ということで、第8回目を迎えていますから、ある程度町民もそういう、一定の理解はしているとは思ったんですが、この周辺計画の整備ということで。これも引継ぎで入っていますので。その間、今、課長が言われたように、19号の台風やら今度のコロナということで、やっぱりこれは変更は余儀なくされますから、そういった思いで昨日、片野議員や大森議員の答弁と一緒になりますが、ホームページ等に協議会で決まったことはこれから開示しながらやっていく必要があるとは思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今回本当に丁寧に、こういったものを作成しながら進んでいるんだなというふうには私たちは理解はしているんですけれど、町民一人一人が、一人というか、どうかというと、やはり声を大きく出す方のほうはよく聞こえてくるんですよね。なかなかやっぱり難しいなとか、いろいろな話がありますので、その辺察知しながら、皆さんの声を聞きながら、大変だとは思いますけれども、うまくかじ取りしながらよい方向に向けていただきたいと思いますので、まずは説明していただきますようお願い申し上げまして私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 6番、郡司浩子君の一般質問を終わります。 これで本日の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(藤田玄夫君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 なお、明日4日目、3月11日は、午前10時から予算特別委員会が開催されます。 本日はこれにて散会します。 ご苦労さまでした。 △散会 午後2時25分          一般質問通告一覧表通告 順位質問者質問事項及び質問内容59番 鈴木敏男1.産業行政について(町長) (1)箱罠購入の補助について ①イノシシ捕獲のための箱罠の購入に町からの補助をお願いしたいが、いかがか。 2.一般行政について(町長) (1)新型コロナウイルスワクチン接種について ①新型コロナウイルスワクチン接種のスケジュールについて伺う。 (2)役場職員の残業について ①働き方改革が叫ばれる中、役場職員の残業について伺う。 (3)第6次総合計画について ①8年間で2組しか成立していないYプロジェクトを今後も続けていくということですが、町の考えを伺う。65番 本多勇也1.防災行政について(町長) (1)水害対策について ①毎年のように各地で起こる大雨災害。台風19号で久慈川が氾濫し、今急ピッチで復旧工事が行われています。河川護岸を直したり、災害復旧工事で壊れた河川を直すなど、年度末の工期内完了を目指しています。台風19号では矢祭町でも家屋浸水が多くあり、関岡区の小坂、町、高山区の山下地区などは床上・床下浸水の対策が進んでいないようなので、今後の対応を伺います。 ②水防法に基づきハザードマップを作成していますが、町民に対して情報を活用し、自ら避難行動を取れたりできるように、各家庭へ水害リスクについて説明したり、マップについて家庭で話題にしてもらうようにすることが重要なので、町の考えを伺います。 (2)地震対策について ①東日本大震災から10年、福島県沖を震源とする地震が発生しました(2/13午後23時10分ごろ)。東日本大震災の余震ということで、災害時に自力避難が難しい高齢者や障がい者など、災害弱者への対応を伺います。 ②災害計画の中での対応について伺います。 ③近隣住民同士のつながりが重要であると思うが、町の考えを伺います。77番 鈴木正美1.産業行政について(町長) (1)農家救済の対応策について ①町の基幹産業である農業において、出荷米の価格下落が続き、1等玄米60kg当たり11,000円台と採算割れしている。コロナ禍の中で業務用米の需要が減少し、集荷業者倉庫に大量の在庫が存在していると聞く。農家救済の町の対応策を伺う。 2.一般行政について(町長) (1)震災復興予算について ①震災から10年となり、震災復興予算に係る事業補助金が減額あるいは廃止となることが予想される。当町における、これまでに係る事業項目と予算は令和3年度にどれくらいの影響があるのか伺う。また、廃止や減額がある場合の町の対応を伺う。86番 郡司浩子1.防災行政について(町長) (1)防災委員会について ①当町における防災委員会において、女性委員が選任されていないが、検討する時期に来ていると考える。東日本大震災を契機に、国からも2020年度の目標として30%をとの要請が行われている。非常時における女性目線での対応が求められており、今後の当町としての考えを伺いたい。 (2)備蓄食品のアレルギー対応について ①非常時備蓄食品について、アレルギー対応の備蓄食品の整備を求めたいと思うが、町の見解を伺いたい。 2.福祉行政について(町長) (1)地域福祉について ①社会的コミュニケーションが難しい方や引きこもり等の方々の孤立を防ぐために、今期の総合計画にも重要な施策として考えられている。その中で、窓口を設置して対応していくとのことであり、前進したと思われるが、その一歩先も考えることはできないものか。社会へ参加できる仕組みも合わせて整えることが必要と考えるが、いかがなものか伺う。 (2)交通弱者への支援策拡充について ①交通弱者のために、町公共交通活性化協議会を設置し、現在タクシー利用助成券を交付しているが、先般説明があったように後期高齢者医療被保険者証を受給している人だけであるとのことであるが、早急に現在の状況を鑑み、条件等の緩和や対象範囲を広げる必要があると考える。また、同時に他の形での交通弱者への支援を先進地区の事例を元に講ずるべきだと思うが、考えを伺いたい。 (3)健康維持のための対策について ①町民の健康維持のため、町としても様々な取組をしていることは承知しているが、保健福祉センター内での取組が多いように感じる。そのためにはセンターへ出向かなければならないことが多いようであり、車での移動も必要になってくる。その点に関し、対策を講じているのか伺いたい。 3.土木行政について(町長) (1)ガードレールの整備等について ①歩行者及び車が安全に通過できるように、ガードレールの整備(汚れや曲がり)、支障木等の撤去等を計画的に行われているのか伺いたい。 4.産業行政について(町長) (1)地場産品のPRについて ①当町の地場産品等を広くPRするために、様々な取組をされていると思うが、町民へもその取組がわかるようなPRが必要だと考える。町内の各店舗に置いてもらったり、ユーパル矢祭の売店にも協力願うことがあっても良いのではと思う。そのために町から支援があっても良いと考えるが、いかがなものか伺う。 (2)ワーケーションについて ①ワーケーションについてどのような形を考えているのかを伺うとともに、地域の住民も交流できるように整備を進めることも大事だと考えるが、考えを伺う。 5.一般行政について(町長) (1)東館駅周辺整備計画について ①東館駅周辺まちづくり協議会において、平成30年よりワークショップや町歩きを何度もの協議を経て、今回の夕刊矢祭の報道にあるような経緯は承知しているが、関係者だけが理解し、地元の住民から不安の声もある。しっかりとした説明をするとともに、住民の声にも寄り添い、未来を展望できる計画を望みたいと思うが、いかがなものか伺う。...