矢祭町議会 > 2020-12-09 >
12月09日-02号

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  1. 矢祭町議会 2020-12-09
    12月09日-02号


    取得元: 矢祭町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-30
    令和 2年 12月 定例会(第8回)          令和2年第8回矢祭町議会定例会会議録議事日程(第2号)                    令和2年12月9日(水)午前10時開議日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(10名)     1番  藤井隆治君      2番  片野一也君     3番  大森泰幸君      4番  藤田玄夫君     5番  本多勇也君      6番  郡司浩子君     7番  鈴木正美君      8番  鈴木 一君     9番  鈴木敏男君     10番  緑川裕之君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長         佐川正一郎君  副町長        大串 肇君  教育長        片野宗和君   自立総務課長     鈴木直人君  町民福祉課長     大森秀一君   事業課長       古市 賢君  教育課長       高橋竜一君   会計管理者      菊池基之君  代表監査委員     鈴木邦美---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長     増子智巳    会計年度任用職員   星 優香 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(藤田玄夫君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は10人です。 定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(藤田玄夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(藤田玄夫君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 傍聴人の方々に申し上げます。 矢祭町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影は禁止になっております。また、スマートフォン、携帯電話をお持ちの方は、電源をお切りになるか、マナーモードに切り替えて静粛を保ち、傍聴されますようお願いいたします。 鈴木邦美代表監査委員の出席をいただいております。よろしくお願いいたします。 本日も報道機関等に議場での写真撮影を許可しておりますので、ご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。---------------------------------------一般質問 ○議長(藤田玄夫君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問については、持ち時間がなくなりましたらば、直ちに質問を終了願います。 また、執行部の答弁については、時間制限の関係から、簡潔明瞭にして的確に答弁をお願いします。 質問の通告がありましたので、順次発言を許します。---------------------------------------藤井隆治君 ○議長(藤田玄夫君) 1番、藤井隆治君、登壇願います。 持ち時間は30分です。10時32分までです。     〔1番 藤井隆治君登壇〕 ◆1番(藤井隆治君) 1番、藤井隆治です。 では、通告に従い質問をさせていただきます。 町営住宅についてなんですけれども、南石井住宅についてなんですが、建設当初は交通弱者のために南石井駅前に造ったと思われるんですけれども、現在では自動車移動が主流になり、ほとんどの住民が自動車移動になっている現状です。周辺の道路は幅が狭く、自動車の利用がしにくい状況になっています。道路の拡張、南石井駅東側に別な進入路建設計画等の新たな対策がないか、お伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま、藤井議員の南石井の住宅の道路が狭いんじゃないかというようなことで、先日、私も再度、狭いとは常に思っていながらも、この質問がありましたから、現地を確認をしてまいりました。 確かに、118号から住宅に入る道路も非常に、車1台擦れ違うこともできないというのも確認はしてはきましたが、民地の承諾ですね、やっぱり地権者の承諾とかいろんな、あとは住民の要望、いろんな形が出ていないとなかなか先に進めないんじゃないかなという考えも持っております。 また、南石井の駅まででも、その辺もやっぱり地権者の確認とか、いろんなやっぱり地域の要望等があって初めてあの土手側も動くというようなことで、なかなか地権者との折り合いも、やっぱり住宅があそこはもう結構密集しておりますから、その辺の確認をしながら検討に進みたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) ありがとうございます。実際問題、118号線からの、いわゆる門屋さんのところから入るルートは現状難しいかと思われるので、みんなが通っているのはやっぱり田んぼの真ん中にある農道みたいなところなものですから、そこが今、戸塚の消防屯所があるところから入って来るルートと、あとは久慈川方面から入って来るのも、あそこから入って来るルートが一番多く利用されているように見受けるんですけれども。 なので、全く118号線から入って来るルートではなくて、また田んぼにある農道のほうの擦れ違えるようなスペースの確保とかという、お金がかからない方法とか、あとは、あそこに堀っこが流れているんですけれども、あの堀っこに蓋をかけてしまうと、また少し車が擦れ違えるかなというアイデアもあるので、検討していただければと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま藤井議員の、資料の中にも藤井議員から頂いておりますから、資料の写真等もこれは検討しながら、農道ですね、この辺もやっぱり地権者のいろんな意見も収集しながら検討してまいりたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。
    ◆1番(藤井隆治君) 次に、中央団地について質問させていただきます。 ここの駐車場が、ちょっと離れたところにこの住宅側の交差点といいますか、ところにあるわけなんですけれども、実際にはほぼとまっていないんですよ。2、3台とまっている程度なものですから、それについて何とかしてあげたいなというところがありまして、それの原因というのは、やはり自宅から遠いところに駐車場が設定されているので、住民の方々は使いにくいという判断なんでしょう。それであと自宅前にみんな車1台ずつとめているのが実情なものですから、そうすると、いわゆる、やっぱり災害時、いわゆる火災とかのときにいろいろ不便が出てくるのは、事前にもう分かることなので。 それで、こちらの行政側も恐らく駐車違反している車は移動してもらうようには多分言われているかとは思うんですけれども、その問題ではなくて、駐車違反を取り締まるよりも、逆の発想で、例えば今公園なんかはほぼ使われていないような状況なので、そういうところを駐車場にするとか、もしくは今、西側の久慈川との間のところとかも空いている土地があるので、そちらのほうとか、もう少し近くに駐車場を何かこう移動してやれば、中央団地の住民の方々も利用しやすいんじゃないかというところなので、その辺で何か対策があるかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 中央団地の駐車場につきましては、団地敷地内において駐車場を確保する余裕がないため、矢祭中央団地駐車場利用組合が土地を借りまして、ちょうど矢祭中央団地線沿いに87台分の駐車スペースを設置しております。 議員ご指摘のとおり、自宅脇の道路に車を駐車している方も多くいるようです。町としましては、自家用車をお持ちの方には、引き続き駐車場の利用を啓発するとともに、南石井団地のように、老朽化に伴い取り壊す建屋がありましたらば、その後の空き地を駐車場として整備することは検討できるかと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 中央の公園みたいなところは、あれは必ず公園でなくてはならないものなんですかね。ああいうところが駐車場になると便利かなと思っているんですけれども、どうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 中央団地という一つの行政区といいますか、そういうエリアですので、集会所であったり公共のエリアが必要になってくるのかと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) はい、分かりました。次に、関岡団地なんですけれども、ここはもう、かなりあっちもこっちもさびている状況で、かなり老朽化しているように見受けられるんですけれども、ここの住宅については新たな対策とかは、何かございますでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま、藤井議員の関岡の団地も、しっかり、中央団地から私も見まして、以前、本多議員からもそういう改修の予定はないのかということがありまして、非常に矢祭の今、戸塚団地南石井団地ですか、そして関岡団地中央団地東舘団地といって、戸塚団地も昭和37年の設立、南石井が昭和48年、関岡が54年、中央団地が60年ということで、非常にもうどの団地も修理する箇所が増えてきているのが現状ですから、今後、この団地の新築といってもなかなか計画的にまだあれですが、これからそういった視野を入れて、団地のそういう新築等も考えなければならない時期に来ているんじゃないかなという思いはあります。非常に耐震化もこれありますから、やっぱり町民の安心・安全で住める環境づくりも、今後していきたいと思います。 やっぱり、これだけ老朽化しているということは、これは町民誰が見ても、もうそういう判断はしていると思いますから、町としても、行政としても、そういった視野に今後考えていきたいとは思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) ありがとうございます。でも、一遍にやるのもあれでしょうから、順を追って計画的に住民の方のために、よろしくお願いしたいと思います。 次に移ります。 次は道路状況についてお伺いします。 これも、各議員さんが過去にも何度も言っているかと思うんですけれども、やはり349号、大ぬかり・小田川間の道路工事が少しずつ進行しておりまして、そこが開通しますと、朝晩の工業団地への通勤ラッシュに加え、交通量がかなり多くなると予想されます。 それで、やはり今の時点で思っているところで、JA前と消防前の信号機の距離が短い上に、本線とするその349号線と118号線のところが止められている時間が非常に長く感じて、あと宝坂方面から来るところは車が1台も来ないのに、ずっとあそこが赤信号で止められるケースが非常に多いと思っているんですよ。 あとは、それがまた東館駅入り口とか商工会前の信号も同様なものですから、ここら辺も警察のほうの担当なんでしょうけれども、町のほうからも何か一押ししていただいて、交通量の多い本線の停車時間を考慮して、一気に流してもらえるような、あと信号、交通量が少ないところは、仮にですけれども、感応式の信号にしてもらうとか、またそれで何か不具合があればですけれども、感応式でも対応できるんではないかなというふうに考えるので、その辺の配分を何とかしていただきたいので、町の見解を伺いたいと思うんですけれども。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、藤井議員さんの質問にお答えしたいと思います。 まず、JA前と消防署前の信号機の距離が短い上に、信号のタイミングがおかしいように思うという点につきましては、こちらは山村開発センターの前の信号で、南に向かう車が赤で停車した後に、20秒程度後に北へ向かう車が赤で停止する時間差のことかと思います。 それから、この信号の宝坂方面からの青信号の時間が長いということでございますが、こちら、計りましたらば24秒程度ということでございます。 そして、これらの点について考慮して信号の時間配分をすれば、国道118号並びに国道349の流れがスムーズになるんではないかというような質問かと思います。 この点につきまして棚倉警察署のほうに確認を取らせてもらったところ、信号機の場所、それから安全、交通量に勘案して最適化を求め、信号機の秒数配分を行っている現状のため、問題はないというようなことで回答のほうはいただいております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 実際に警察署の方とか県警の方とかも使っている人じゃないから、計算上そうなんでしょうけれども、20秒かからないから実際にはもう一回止まって、またもう一回走ってというのは、皆さん感じていることだと思うんですけれども、この辺で、町で言ってもどうしようもないんではあれなので。でも、何とかかんとかしてもらえるように、皆さんも多分不便だと思われているはずですので、何とか交渉していただけないかというところなんですけれど、何ともなりませんか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、今の件に関しましては、もう一度公安のほうにお話はさせていただくように進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 分かりました。よろしくお願いします。 では、次に移ります。 ゲストハウスプロジェクトについてなんですが、ユーパル矢祭が非常に厳しい経営状況の中で、ゲストハウスプロジェクトが本当に3年で成功するのか、ちょっと疑問に思っているものですから、それについて見解をお願いしたいんですけれども。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) ゲストハウスプロジェクトにつきまして、既に方向性が見えてきている隊員もいれば、まだどこに拠点を置くか決め切れていない隊員もございます。 協力隊に係る国の支援、特別交付税措置が3年間というのが一つの区切りにはなりますが、町としては、ゲストハウスという拠点ができたことを成功と評価することなく、せっかく矢祭町に住んで挑戦してみたいと選んで来てくれたわけですので、施設を運営して、そこに交流人口の増加が生まれるまで、引き続き支援をしていかなければならないと考えております。 今年度末には1年目の活動報告会を開催する予定でございますので、議員の皆様方にもご出席を賜りたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) この辺も実際、本当に個人でやるには大変なことだと思うので、お金を借りなくちゃならない、スポンサーをつけなくちゃならないというところなので、なかなか町側でも、どこまでも見守るのはいいんですけれども、お金をどこまでも出すのも大変なことでしょうから、あとは3年というのは実際には難しいところだと思うところなんで、やる気があれば恐らく1年でもできてしまうのではなかろうかというところなんですけれども、そこら辺の隊員の方々のやる気というのか、どこまで本気なのかというところも、なかなか分かりにくいところもありますので、引き続き隊員の方と情報交換を密にしていただいて、うまくいくような方向で進めていただきたいと思っております。 私のほうは、以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 ○議長(藤田玄夫君) 1番、藤井隆治一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は10時25分とします。 △休憩 午前10時16分 △再開 午前10時24分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。---------------------------------------大森泰幸君 ○議長(藤田玄夫君) 3番、大森泰幸君、登壇願います。 持ち時間は80分ですので、11時45分までです。     〔3番 大森泰幸君登壇〕 ◆3番(大森泰幸君) それでは、質問に入らせていただきます。 コロナ禍の中で1年、大変、関係の各位、特に役場職員の方、そして議会、町民の方、今日も傍聴に見えられている方、本当にこの難局をどう乗り切るかということで、いろいろな角度から町を挙げて進められた1年かと思います。 さて、最初に、こういう状況ですので、新型コロナ第3波の状況と言われている緊急対応策について、町長はじめ各課長にお尋ねいたします。 新型コロナ感染の急激な状況に対して、町は今何が課題で、どのように進めていこうと思っているか、まず町長、見解をお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま、大森議員のご質問ということで、9月にもやっぱりPCRの検査ということでそういう質問を受けて、今、大森議員の話の中にも、ちょうど1年ですね、12月に中国の武漢から新型コロナウイルスが出まして、ちょうどあの時、旧正月という中国の春節ですね、500万人が世界に旅行だなんて、いろんな形で出て行ったのが、日本も当時、中国の観光客も大変いらしていましたから。 1月16日に日本で初めて感染者が発見されて、10月の末で約10万人ということで、今12月に入って16万7,000人というぐらいですから、ここ2か月ぐらいで一気にもう7万人弱の感染者が増えたということで、非常にこれは国も、経済も停止させてはいけないということでGoToキャンペーンというようなもので始まって、それで約6,000万人の方がそのキャンペーンのほうに、トラベルのほうにかなり対策も、国も一生懸命、経済を停滞させないというようなことで動いていたんですが、またこれと矛盾して感染者が増えてしまったというのは、非常に矛盾との共立というか、どっちも矛盾しながらの感染防止もしなければならない、経済の停滞もストップさせてはいけないという思いもありますから、非常にこれからのやっぱり町民、国民も、しっかりこのコロナ感染対策には、国民もしっかりそういう意識を持って、覚悟を持って感染防止をしていかなければ、このウイルス対策というのはなかなか減らないというのも現状であります。 ただ、本町としての対策は、やっぱり町民にメッセージを送ったり、そういった形で、今大子町から、今棚倉からもう感染者、両隣出ておりますから、今後PCR検査の体制というのも大森議員からもご指摘もあって、11月に開設できるんじゃないかなという、私は思いで進めてきたんですが、なかなか県との補助金の申請の件で、なかなか思うようにいかなくて、再度見積りというようなことでちょっと時間がかかってしまって、この前の12月3日の定例町村会では、1月には開設できるような方向では持っていきたいと思っております。 できれば、今月末にもそういう形にはしたいと思っております。 ただ、そこで東白の医師会というのは29人ですか、そのうち13名が協力してくれるということで、これは内諾は取ったんですが、なかなか看護師の方が、1人見つかったんですけれど、ここへ来て、また協力できないという連絡がありまして、今のところなかなか看護師が見つからない状況ではおります。 何かいろいろこれ、今4町村でもいろんな形で今、准看護師、看護師のほうの手配もやっているところが今の現状でありますので、町民のやっぱり安心・安全をしっかり確保しながら開設に向けたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 今の課題ということで言えば、いろんな形で国・県の補助金事業とか支援という形が徐々に進んできているものの、この地域においては看護体制、看護師のこの事業に関わる、その上での問題があるということで、これは塙厚生病院、ここが中心に進められていると思いますが、そういう点では、質問事項の中に書いておきましたけれども、これはこの地域だけの問題ではなくて、国からの看護師の支援を含めて、ぜひ強力に要請していただきたい。 そういう意味で、今、自助・共助・公助というふうに言われていますが、今ほど国の支援、公助が必要なときはないかと思いますので、国への意見を強力に、県と併せてお願いしたいということを言っておきたいと思います。 さて、その上で、もし矢祭町でこの状況で、今非常に頑張ってきて、東京のほうのお孫さんや親しい方、そういう方にも帰郷するのはやめてもらいたいというふうにして、行きたいというお孫さんたちを断るという状況ですが、間もなく成人式が行われる、そういう準備の中でいろんな形で苦労していると思いますが、前回の質問でも行いましたけれども、来て、本当に会いたい、そういう思いで成人する方たちはいらっしゃると思いますので、その辺で、医療関係者への万全の対策、そして帰郷する場合に、感染の中心地と言われているような東京方面から来る場合の対応策として、併せて、これらの関係での特別な対応策というのは今どうなっているのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 ただいまの質問は、帰郷の際に、居住地でPCR検査等の実施が必要ではないかというような質問でよろしかったでしょうか。     〔「はい」と言う人あり〕 ◎町民福祉課長大森秀一君) 分かりました。 帰郷の際には、居住地でPCR検査の実施が必要ではないかという質問でございますが、新型コロナウイルス感染の疑いがある症状のない方については、PCR検査を受けて帰郷をしていただく必要は、今のところはちょっとないかなというふうに考えております。 それというのは、あくまでも症状のある方が受けるべきかというふうなことでございまして、なおかつ、全国の医療機関でも医療が切迫している状況にあるということを考慮に入れるべきかなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 今日の質問の中ではこの点が一番問題になるかと思います。ほとんど東京の方面から来た方との関係で、症状がないけれども本当に陽性になっているかどうか、これが一番の問題ということで、医療関係者も言っていると思いますので、大子の方面では自分がかかっていなくても、親戚の床屋さんがいたものですから、状況を聞いてみたら、床屋に来るのに、自分はかかっているという判定はされていないんだけれども、今簡易の車の中で、ほんの身近なところで検査ができるようなものがあって、迷惑かけないようにと思ってそういうことをしているんだというようなことで、それに関わっては定かではないんですけれども、無料にしてもらうというようなことも体制を取っていると。出ているところでは、そういう形での住民の動きも出ております。 そういう点で、医療関係者が自分でつくと言っても断って来ているような状況ですので、町村会の会長として、ぜひこの点は成人式待たずに、そういう対策の段取りを何とかするということで、各関係の町村長、議長会等に働きかけながら、何とかこの地域でも、今まで頑張ってきたこのことを無駄にしないように、なった場合のことはいろいろ今やられているんですけれども、その点は非常にみじめな状況も出てきておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 大子の方面の話を、私、実家がそちらのほうなものですから聞いてみると、ここのところで、まずコロナの疑いというときには、南のほうに行って、自分の地元じゃなくて、行ったところの調べたところが霊安室だったというような話も、本当の話として聞こえてきております。 今、せっかく塙の厚生病院のところで出してきているものですから、やっぱりかかったときにそういうところでやらざるを得ないような状況をなくす。そういう点で、改めて、決意を持って、町長、その点でいかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま大森議員の、成人式とか東京から帰省した人たちの無料で検査できる体制をつくれというような判断だと思いますが、今、唾液検査といって、東京方面にこの前、会議が2週間ほど前にありまして、私も4泊5日ぐらいで東京にいたんですけれども、ほとんどタクシーの広告の中で唾液検査ということで、2万円以内のそういった広告が出ていました。 自主検査ではやっぱり国の補助も何もこれ、ないですから、あくまでも東白の今度できる外来検査というのも、発熱のやっぱりそういう感染者に対しての疑いのある方の開設でありますから、やっぱり健康な方というのは自分で管理しながらの検査体制だと思っております。 今後、やっぱりワクチンとかそういうのが、今日の新聞でもイギリスで投与始まっていますから、日本でもこれ来年の6月までには6,000万人分のワクチンの供給がなされるという基本合意が組まれておりますから、そういったワクチンに対する補助等は、これはもう町もやっぱり考えていかなければならないんでありますから、このPCRの自主検査というのは、ある程度これはお金のかかることですから、自分でやっぱり管理をしていただきたいというのが、思いであります。 今度開設されるところでも、予約制で軽症というか、そういった方の対象ですから、なかなか1週間通しというわけにいかないから、隔週、1日置きぐらいの、午前中だけのあれだと思います。 今、白河のほうでも開設しても、週にやっぱり2、3人ぐらいの方の検査というぐらいで、非常にやっぱり自分で自己防衛というか、その意識をやっぱりしっかり、感染防止をするのはやっぱり自分だという思いが一番大事なところではないかと、私は思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) この件については、改めてこの点、引き続き質問内容を実現するために働きかけていきたいと思いますが、ぜひ目の前に迫っている、感染しているかどうか自分では言うのもなかなかというような状況が蔓延しつつある、この状況ですので、成人式に関わる人たちには、すでに帰郷に関わって、平田だとか、そういうところで感染している人という形ではない人にもやっていること、それから、世田谷だとかほかのところで、単純に財政的な比較はできませんが、そういうところで医療関係者の専門的な見地で、重点的に高齢者施設や医療関係に関わっている人、それに対しての国の支援事業というのもどんどん施されてきているところですので、ぜひ考えていただきたいと思います。 今日のニュースでも、医療関係に関わって、その施設でこういう発熱外来とか、それに関わるような場合には100万円を援助していくというようなことで、住民から、国民からの要求に基づいて変わってきております。 やはり、町が、そして県が、地方から自分たちの今の実情を訴えながら変えていくと、これが一番大事ではないかと思いますので、よろしくお願いします。 そして、今こういう中でインフルエンザの予防接種に関わってですけれども、他の近隣町村においては、こういう時期に関わる前からの場合もありますが、補助としてどんなふうになっているんでしょうか。 矢祭町の場合は、2,500円の自己負担で済んでいるようなことだと思いますが、この点、ちょっとお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、大森議員の質問にお答えいたします。 インフルエンザ予防接種の助成の件でございます。 矢祭町におきましては、65歳以上の高齢者並びに身体障害者手帳1級程度の方の60歳から64歳の方対象に、現在1人当たり2,000円の助成を行っているところでございます。 また、併せて1歳から12歳が2回、13歳から18歳の方が1回、それぞれ2,000円ずつの助成を行っている状況でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) ここですぐに結論ということではないんですが、町民の中では、今、金澤医院の東舘診療所の関わりで、あそこに行くと、大子町の方については無料になるというような、大子町での援助は65歳以上無料とか、そういう状況もありまして、何とかならないのかという声がありますので、財政的な問題というのは後でちょっと質問事項に入っていますが、ぜひ検討していただきたいというふうに思います。 次に、高齢者支援事業として、こういうときだからこそ、いろんな病院に行く場合、寒くなってきている、こういう状況の中で、タクシーの支援事業ということで、これは今の第5次総合計画の中で出されてきて、見直し計画の中でも重点的にやられて、専門的な支援機関もありますが、65歳以上の年齢についてぜひ検討してほしいという声が多くありますが、いかがでしょうか、今の段階では。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、大森議員の質問にお答えいたします。 タクシー助成事業につきましては、今、原則75歳以上の方を対象にしておりまして、年齢制限を含めた運用の見直しにつきましては、公共交通活性化協議会の中で協議しながら進めているような状況でございます。 10月に開催されました協議会の中では、議員さんおっしゃいました65歳とか、年齢引下げについての要望等は特にございませんでしたので、今のところ年齢を下げて、65歳から以上というような考えは特に今ないというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) そこに出されていないということで、町民の中の意見の一部、声が届かないような内容があるようですので、これからも引き続き、その点は審議会の内容に反映されるように、直接的に住民の方からの要望が反映されるような会になるように、私も努力していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 さて、次に、2番目の一般質問として、町の将来展望を考えるということで、町長含め町の当局にこの点での論議をしたいと思います。 矢祭町では今、第6次総合計画ということで進められて、深谷審議会長ということで進められていると思いますが、これまでの中で進められている第5次見直し計画の中では、総合計画見直しということで課題が出されて、それでその課題に基づいてやられております。それぞれの役場の体制から言いますと、行政分野、教育・生涯学習分野というような形で、課ごとにそれぞれ詰めて、そしてその上で提案しているというような形もありますので、今回、これらの内容との関わりで、今何が課題という認識の下に第1回目の審議会への提案をしているのか、提案の内容は冊子として作られているのかどうか、議会を含めて町民に、審議員以外にこれらの資料は提供する必要があると思いますが、今、それらの経過、現時点での状況をお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま大森議員の、第6次総合計画と町づくりということで、私も第5次の総合計画のほうには携わった一人でありまして、そのときの会員が27名ですか、女性が7名で、なかなか意見が、町政懇談会ですね、桃ノ木の町政懇談会の中で、そういった会議でちょっと意見が出しづらい雰囲気だというのが意見として出ましたものですから、今回、郡司議員の質問の中でも、この計画の中に公募も入れたらどうかというようなことで、その辺も私も考えまして、30名の定員ですね、これを増やしました。公募3人ということで、30名の定員にしまして、公募を3人入れて、そして女性を1名増やして8名というような体制で。 その意見が出しづらいというのも、やっぱり確かに、これ私も出席してそういう感じがありましたから、グループを3班に分けて、グループの約10人ですね、そうすると、10人の方の中からこの6次諮問ですね、行政側から出された、そういった諮問に対して意見等を踏まえて、今度12月、すぐに第2回の審議会がありますから、そういったものに向けてきました。 今回のやっぱりこの6次計画の一番の、私が一番心配というか、思いは、やっぱりこのコロナ禍の社会の中で、今後のこの6次化の5年間の計画をどのようにして行政が進めて、そして町民がどのように理解してこの町づくりに参加するかという。やっぱりこれはもうコロナ感染防止のコロナ禍の社会、つまり新しい社会づくりの1つの施策ですから、今度は全く今までの5次計画とは、5次のときの町の総合計画とは全く違った方向で進まなければならないということがありますから。 ここに今度は高齢化、そして少子化、そして東京の一極集中の是正も、今後首都圏の分散型というか、やっぱり首都圏で約4,000万人近い方がいますから、今後このコロナ禍の社会でテレワークやリモートワーク、いろんな社会づくりが今後されてくると思います。 そこに今度は、関東圏の南海トラフのそういう災害もやっぱり考えていかなければならないという思いがありますから、今、東京の人口もここ4か月減少して、月7,000人ぐらいは東京から出ているということで、非常にやっぱり国の施策も、そういった一極集中も是正しなければならないというのは、やっぱりこういう災害がないと、なかなか思うように国民の理解と国の施策も進められないというのも現状だと思いますから。 ここの関東圏に一番近い東北というようなことで、テレワーク等の対策はやっぱり受皿として行政側はしっかり持っていかないと、かなり分散型の都市つくろうと言っても、我々のほうが全然受皿がなければ、これは何もないですから。 だから今後、やっぱり玉川村の空き校舎を利用したテレワークとか、あとは磐梯町のリゾート関係といいますか、そういった感じですね。だから、今は別荘地とかそういうところがかなり人は、天栄村の村長も言っていましたが、今、別荘はいっぱいだと言っていましたね。あとは那須のほうも。 ですから、非常に、だからこういった環境づくりを今後の町づくりの中で、6次計画の中では柱にしたいと思っております。 また、これは当然19号の台風も、これは本町もあれだけの被害が出ているんですから、当然これも災害に強い町づくりというか、町民にそういう認識もしっかり持っていただくような総合計画を進めてまいりたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) じゃ、具体的にですけれども、そういう内容を進めるに当たって、審議会の構成、特に委員選出の基準はどうなっているのか、続けてちょっと質問の内容を言います。 審議会条例の第3条及びその中の2で、「学識経験者」というのが一番最初に、構成委員の中で、「学識経験を有する者とその他」というくくりになっておりますが、学識経験者が上位にあるのはなぜか。矢祭町における学識経験者の規定というものがあるのか。 これは、今いろんな中で、学術会議等いろいろ話されておりますけれども、専門的に町を全体を見渡して、そしてやるという意味がこの中に含まれているのかと思いますが、その点についてお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。 第6次総合計画における審議会の構成についてでございますが、幅広い分野の方からご意見をいただきたいということで、こちらの表現、「学識経験者や」というようなことになっておりますが、今回も各種団体の代表であったり、町内在住で各種活動に積極的に関わられて取り組まれている方ということで、先ほど町長からもありましたように30名の方、特に今回は公募のほうも行ったというような状況でございます。 また、この委員の選出の基準ということでございますが、議員おっしゃられるように、この矢祭町総合計画審議会の条例の中には、特にその委員選出の基準というものは定められておりません。 事務局といたしましては、こちらは先ほど言いましたように、それぞれの分野でこういった知識や経験を有し、社会的にも見識が高いというふうに認められている、俗に言います、一般的に言われます有識者というような方々にお願いをしているというところでございます。 特に、この「学識経験者」という表現でございますが、こちらが上位にあるということについては、特に条例の中で何か意図があってしているのかということであれば、それは特に他意はないというような状況でございます。 審議会条例の第3条第2項に規定しております「学識経験を有する者、その他必要と認める者」という表現につきましては、広い意味で言います、先ほど言いましたような「有識者」ということでご理解いただければというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 次の質問に関わりながら、学識経験者ということで言うと、矢祭の場合は、今までも議会の議長及び副議長、そしてそのほかの方で学識経験者ということですが、今回は議長、副議長ということが学識経験者というふうな名称で付け加えられているように思います。 その点で、こういう内容がさらに議会を含めて、議会は直接こういう形でこの審議に関わることですが、相互に学識経験者という名称もついている中で生かされればと思っているところです。 さて、それではこういう内容の矢祭審議会の状況の中で、この地方自治法あるいは矢祭自治基本条例では、位置づけはどうなっているか。この町の総合計画というのは、法令上、地方自治法及び矢祭町の基本条例ではどうなっているか、お伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。 これまでの総合計画につきましては、地方自治法第2条第4項におきまして、市町村に対し総合計画の基本部分である基本構想ですね、こちらについて議会の議決を経て定めることが義務づけられておりましたが、国の地域主権改革の下、平成23年8月1日に地方自治法の一部を改正する法律が施行されまして、基本構想の法的な策定義務がなくなりました。策定及び議会の議決を得るかどうかは、市町村の独自の判断に委ねるということになっております。 しかしながら、同日付で総務大臣から、引き続き個々の自治体の判断で地方議会の議決を経て基本構想の策定を行うことが可能である旨の通知が出されておりますので、この通知に基づき、今ほとんどの地方自治体が条例を根拠にいたしまして基本構想を策定しているというような状況でございます。 なお、本町におきましても、矢祭町自治基本条例第4条に「矢祭町は、郷土づくりの基本方向に沿って町の将来の姿を明らかにし、これを総合的かつ計画的に実現するため、議会の議決を経て総合計画を定める」と規定しておりまして、最上位の計画として位置づけておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) ありがとうございます。 それでは、次の質問については検討していただきたい、町民にその状況を知らせてほしいという課題として述べさせていただきます。 第1回審議会に提出した検討課題というようなものが町民に分かるような形で今後出していただきたいということです。 もう一つは、業者に検討を分析することも入っているのかどうかになりますけれども、アンケートの中間集約結果、現段階での分析はどうなっているのか。町の分析もその資料を見ての分析結果についても出していただきたいと思いますが、その点で、今の段階で話していただけるものがあったら、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) 現段階におけます審議会での状況等、資料等、町民の皆様に見ていただけるようにするかどうかにつきましては、今後検討させていただきたいというふうに考えております。 また、アンケートの結果、集約と分析はどうなっているかといったご質問でございますが、こちら、アンケートにつきましては、6月から7月にかけて実施をしております。こちらは、以前にもお話をしたところでございますが、その結果につきましては、16歳から75歳までの町民の方を対象としましたアンケートにつきましては、1,674人に対しましてアンケートのほう、お出ししまして、そちらの回答数が771票ということで、回収率は46.1%でございました。 また、中学生を対象としましたアンケートにつきましては、127名中学生全員に配布をいたしまして、全員から回答をいただくことができております。 アンケート結果でございますが、「期待する将来の町の姿」につきましては、中学生、また一般の方もどちらもですけれども、「豊かな自然と共生し、美しい景観を大切にする町」や「みんなが健康で元気に暮らせる町」というのが1位、2位というふうに、アンケート結果としてはなっております。 また、中学生の「矢祭町に住みたくない理由」につきましては、「矢祭町や近隣の町に、自分がやりたい仕事がない」、自分の仕事ができる、そういった企業がないというようなご意見が30.8%で1位、一般の方の「矢祭町が住みにくい理由」につきましては、「日常の買物の便が悪い」が49.7%で1位、また「道路の整備が不十分で交通の便が悪い」というのが32%ということで、2位でございました。 そのほかにも、貴重なご意見や様々なご要望等もいただいておりますので、審議会を12月にも開催をいたしますので、こちらにおいてご審議をいただきながら、各分野の具体的な施策等に反映をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 今まで審議会の答申という形での日付は、その次の年ですかね、年度をまたがった4月4日というのが答申というか諮問で、同じ日付の4月4日が答申という儀礼的な、そういうふうになっていますので、恐らくこの内容を見ますと、論議をしながら最終日に、どのぐらいの時間か分かりませんが、これでいいのかということで、この原案については賛成ですという形を取っていますので、この間が大事だと私は思っております。 形として素案ができたとか、そういう形での素案もありますが、それを前にして、やっぱり役場の各課長会含めて体制が、第5次総合計画の見直しのときもあったように、やはりこのコロナ禍でありますので、憂いがないような形でぜひ5年間、その基本になるような計画を立てていただきたい。そのために、今後も引き続き、議員を含めて町民への提供、よろしくお願いします。 次に、新たな支援策について。 ちょっと今の現状で、国のほうでここのところ、いろんな形で3月まで延長というようなことも出されておりますので、これはこの場では項目だけで、どういうものが延長されているのか。その内容については、引き続き町民への広報をお願いしたいということでございます。 延長されているもの、もう駄目なのかと思う方もいらっしゃいますので、その点を質問いたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えいたします。 国の支援策等で延長されているものということでございますので、町民福祉課関係のものについて説明させていただきます。 まず、緊急小口資金の特別給付並びに総合支援金の特別給付につきましては、こちら社会福祉協議会のほうが窓口ということで実施しておるんですが、本年の12月末まで延長ということになってございます。 それから、国保等につきまして、傷病手当金、こちらは国の財政支援でございますけれども、こちらは12月7日付の文書が来まして、来年、令和3年3月31日まで延長になるというようなことで通知が来ております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 事業課で把握している国の施策についてお答えをさせていただきたいと思います。 中小・小規模事業者向けの雇用調整助成金や、休業手当が支払われていない労働者に賃金の8割を補填する休業支援金、給付金につきましては、来年2月まで延長されております。 また、中小企業向けの実質無利子・無担保の融資制度が来年3月まで延長されております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) そういう支援事業があって、延長されておりますけれども、今非常に支援策を求めている方、口では言えない、手続が大変なので自分なんかはこういう形ではできないというような方も、耳に入ってきて、そういう話を直接聞かされたりしておりますので、今後、次に町の将来、町民応援の町独自の財源をどう使うかというのも、今年度あと3か月ほどになりますけれども、その点について簡単にお聞かせいただきたいと思います。 今まで、税収について、そして交付金について、そういう細かい数字については、ここでは出せないと思いますが、毎年、ここ5年間ぐらい見ますと、27年度ぐらいから4億ぐらい動いていて、そして30年度の場合は町づくりの駅前開発に関わっての基金に繰り入れるというような形も含めて、余剰金というか、それらを使いながら来ております。 そして、今回の台風被害の状況を見て、持ち出しが基金の取崩し、そして町債というか公債費というか、地方債ですね、そういうのが出ているという状況がありますが、これ見まして、町づくりとか何かがあるから今蓄えておくんだというふうなこともあるかもしれませんが、こういう時期ですので、その辺の町の考え方、コロナ禍の中でその辺をお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。 まず、町のほうの税収等の平成27年から令和元年までの5か年間の推移でございますが、町税につきましては年度によりばらつきが見られるというような状況でございますが、交付金につきましては平成28年度から増加傾向にございます。地方交付税につきましては、こちらは税収との相関関係がございます。税収が増えれば地方交付税が減りますし、税収が減れば地方交付税が増えるというような形で相関関係がございますので、町税同様にばらつきがあるというような状況でございます。 補助金及び町債につきましては、矢祭小学校の建設や保健福祉センターの整備が完了いたしましたので、こちらは減少しているというような状況でございます。 また、財政調整積立基金につきましては、こちらは平成29年をピークにいたしまして減少しているということで、先ほど議員のほうからもお話しありましたように、公共施設等の基金のほうに積立てをしたのと、あと昨年度、災害等の復旧工事に関しまして基金を取り崩したというようなこともございまして、財調につきましては減少しているというような状況でございます。 いずれにいたしましても、コロナ禍におきましては、地方交付税や国・県支出金に頼るところが大きくなるというふうに考えておりますので、国の地方財政対策等の動向を注視するとともに、税負担の公平性を期すためにも、町税等の収納率の向上に努めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 また、状況に応じましては、先ほどコロナ対策等をしっかりとというようなお話もございますので、財政調整積立基金等の活用なども検討しながら、適正な財政運営を行ってまいりたいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) ほかの自治体と同様に、財政調整基金などの基金があるから交付金が少ないとか、そういう状況ではなくて、交付金というのは規定に定められた形で出てきているし、状況が変化して災害等があれば、その分同じように出していくと。状況に合わせてという話がありましたので、その点、今自立総務課長のほうから出されたように、実情に合った、現年度でできるだけ節約に節約をするといっても、今、今年存命の方でもこういう状況の中で亡くなられる人も税金を納めている。 そういうことですので、本当はこの施設の、体育館の施設のトイレとかそういうのを直してほしかったんだという要望もいろいろあったり、先ほどから言っております、個々の要望もありますので、それらに使えるような使い方として、財源の活用については具体的な内容を次回含めて質問の中で出していきたいと思います。 ちょっと付け加えて、これは回答、答弁はよろしいですが、昨年度の場合は、災害復旧事業ということで18億の町・国・県を含めた高地原橋の状況を含めて出したものが、途中で災害復旧の町債とか地方債とか、そういうのをへずっております。 だからそういう意味では、その状況において、数字は後で明らかにして、行政のほうでは分かっておると思いますので、明らかにしていただければと思いますが、災害復旧事業関係において、ここで言うと3月9日の時点で6億6,980万円戻している。そして、地方債の関係でこれは戻したものですが、全体で、昨年、令和2年度の3月9日ですけれども、全体併せて地方債が7億2,830万、地方債に戻すという形で、どういうわけか、これは、現在私のほうでは考えられないんだけれど、災害があったときには持ち出して戻すことができないのかと思いましたら、矢祭町の場合は戻して、そしてその利率も含めて少なくしているのか、初めから借りなかったのか、それはあれですけれども、予算は予算としながらこういうふうな操作をしているという工夫とも考えられるし、またもう少し何とかならないのかという関係もありますので、現年度、できるだけ町民に、税で集められたものについては使っていただきたい。この点について、ぜひ今後検討してほしいということを一言言っておきたいと思います。 それでは、次に移ります。 これは今、これだけのお金がいろんな形で動いておりますが、3番目の新しい時代と矢祭町のよさを活かした教育ということで、これは表題にしましたが、GIGAスクール構想についてです。 このGIGAスクール構想というのは、前回の臨時議会の後の議員研修会で話を聞かせていただきまして、大きくこの研修の内容については、いわばこれは町の根本に関わるような提起をされているんだなというふうに受け止めました。そして私、この内容について、調印の内容は町民に知らせるべきである、調印の内容と調印した関係の企業、これをはっきりさせるべきであるというふうに思いました。 この調印した場合の相手のボノ株式会社、そしてVSNですか、この会社。これらは両方とも町に対していろんな提案をするという形で、ボノ株式会社取締役という谷津さん、これはVSNですかね、この会社に今、地方をどう自分たちの事業と関わって提案をしながらいい町につくっていく、そういう援助をするかと。そのためにこの中島社長ですかね、このVSNに働きかけたと。 これインターネットで全て出ていて、それと同じように国際的な多国籍企業というか、そういう形で展開しているVSNで、そこで町に働きかける。その内容については、ぜひどういう調印をしたのか、それをお聞きしたいと思います。文書はあるのか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまご質問にありましたGIGAスクール構想推進に係る包括連携協定ということでございます。 それぞれの3者につきましては、ご指摘のとおり、町、それから株式会社VSN、ボノ株式会社という3者になりますが、こちらのほうで今回締結しましたのは、GIGAスクール構想の推進に当たりまして、それぞれの強みを生かしながら連携していくという旨を、いわゆる包括的に確認をするという内容でございまして、今回の連携協定の中でほぼ具体的にこれとこれについて、いわゆる約束をするというような内容にはなっていないということでございます。あくまで全体として包括的に協力しながら検討を進めていきましょうというような部分を確認したというふうにご理解をいただければと思います。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) あとの質問、片野一也議員のほうからもこのGIGAスクールについては聞きたいことがあると言っておりますので、私はそういう重大な問題なので、せめて前回の臨時議会の同じ時間帯で夕刊報道によりますと、矢祭の報道によりますと、議会をやっている10時の時点で調印をしているという、もしかして時間帯は違うと思うんですが、そういう形で、終わった後、調印をしたんだろうと思いますが、そういうのが全国的に流れている中で、ちょっとしたことで本質的なものから外れているということがあるかもしれませんが、議会として、これは町をどうしていくかという、本当に全国というか国際的展開の戦略だというふうに、今、国で進めている人材派遣をいかに自分たちのほうからというもので、魅力ある、見たら魅力ある内容にも見えますが、十分検討していく、そういう課題だと思っている。 もう既にそれは分かった上でこの分野だけというふうに教育課長が言っておりますので、これからの展開についてもステップ・バイ・ステップでぜひ考えていただきたい。町民も本当に、ああ、これはどうなったんだ、企業に乗っ取られたという私の変な言い方を改めて強調しながら、そういうことがないように、ちょっとあいつの言うことはちょっと違うよと言われるぐらい強調しておきたいと思います。 そして、それで矢祭町の場合は、今までも、次の質問に移ります。 教育環境、歴史と文化、そういうことで、先ほどのアンケートの中にありましたけれども、自然を豊かな、これを生かしてというふうに矢祭づくりをしてほしいということがありますので、ぜひGIGAスクールと同時に、GIGAスクールの中身と相まって、より一層いい教育ができるように、教育委員会はどのように考えるか、ちょっとお伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) すみません。ちょっとご質問のポイントが少し、すみません、ちょっと把握し切れなかったところではあるんですが、そのGIGAスクール構想の推進を通じて、教育委員会としてどのような教育をということでよろしかったでしょうか、それを確認させてください。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) GIGAスクール構想を生かしながらこの文化を、文化的なもの、豊かな状況、矢祭の全体の、今までの教育力をどう生かしていくのか、そういうことで。 ○議長(藤田玄夫君) 教育長、片野宗和君。 ◎教育長(片野宗和君) 議員が申し上げられました今後の教育は、町の総合教育環境、歴史と文化など様々な角度からの識者、教育関係者、保護者、町民の意向を酌みながら進めるべきではないかというようなご指摘でございますが、教育委員会におきましては、GIGAスクールに併せましてコミュニティースクールと言って、地域に開かれた、地域とともにある学校環境をつくろうというようなことを構想に描いてございまして、GIGAスクールの良さを生かした両輪のような形で進めていきたいというふうに考えております。よろしいですか。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) その上で、矢祭は40人学級ということにならなくても、今それを僅かにオーバーしているためになっておりますけれども、全国的に少人数学級の良さということが言われていますが、今その良さが生かされている教育状況、環境ではないかと思いますが、今の矢祭の子供たち、コロナ禍でも人数が2学級になっていて、その良さというのがありましたら、ちょっとお聞かせください。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいま、議員ご指摘の件でございます。 小学校の設置基準につきましては、1クラス40人ということで、学級40人以下というような基準が定められておりますが、現在福島県の教育委員会では、独自の基準として30人から33人というような基準を設けておりまして、それに基づきまして、矢祭町では大体1学年当たりの児童・生徒数が4から50というような規模で推移しておりますので、1クラス当たりは大体20から25人で編制できているというのが実情ということで、まず確認をさせていただきたいと思いますが、確かにその少人数でやることによって、教師の目については当然行き渡りやすくなるということでございますが、町としましては、さらにそこに教育支援員などを配しながら、学校の実情に合わせながら、一人一人にできるだけ目が届く体制を構築しようというようなことで、学校の校長との意見交換も含めながら、そういった形での体制をしいているということでございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) GIGAスクールということで、機械に慣れない、あるいは個人差があると思いますので、そういう点での支援員というのは今配置されてくる、配置するのも大変かと思いますが、ぜひその点でよろしくお願いしたいと思います。 現状としては支援員の状況はどうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいま私のほうで申し上げた支援員、いわゆる教育支援員というのとは別に、恐らく議員のほうで想定されているのが、GIGAスクールによって、いわゆるICT機器を使う際に、そちらのほうの使用については別途支援員が必要ではないかということかと思います。 これにつきましては、当然ICT支援員というものを新たに配置するというような必要性については、町教育委員会としましても十分に承知しておりますし、全国的にもこちらの配置については必要というような議論がなされているかと思います。 今回、VSNという会社につきましては、そういったICTに関する専門教育ができる会社でもありますので、その意味でもICT支援員の配置につきましては、このVSNの知見を生かして、より有利な形で、きちっとした形で配置していくことは可能になるかなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) その点で、この前の研修の中でも話がありましたけれども、ここの町の電気屋さんだとか、あるいはここにパートでも、ある限定の時間でもということで話が出ているように受け取れましたけれども、この点では、あくまでも町との関係で言うと、町が採用するのか、こういう派遣会社だとかの場合には、今後のGIGAスクールの発展過程での問題になりますが、もし今答えられるとすれば、町が常に関わって、こういう支援員の場合は事業としてやっていくのか。それとも、こういう提携の内容はそこまで行っていないようですけれども、この事業の母体が派遣先として町に関わって、責任を持っているのか、派遣先の町に責任を持って自分たちでやるのか、その辺はどうなんでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。
    ◎教育課長(高橋竜一君) ただいま議員ご指摘の点につきましては、あくまで前回お開きしました、いわゆる事業報告会と言いますか研修会の中で、発表者のほうが触れた点かなというふうに思いますので、あくまで町としてどうするかという点について、こちらの見解ではないということを最初にお断りをさせていただきながら、そのときに触れた内容というのは、こういうことですよということでお伝えをさせていただきます。 当時の研修会の中で、事業者のほうから1つの考え方として、提案としてありましたのが、こんな事例がありますよというのが、1つは、町の電気屋さんがきちっとICTに関わることで、より外の東京であったりとか大阪であったりとか、そういったところの企業に相談するよりも、より相談しやすい、町民、そして児童・生徒が相談しやすい体制を構築することができるんではないでしょうかという点、及びICT支援員に関しましては、専門の業者を派遣するようなやり方ではなく、地元にいる主婦であったりとか、今は全然ICTに知見のない人であっても、きちっと教育を踏めば、地元の雇用としてそういったICT支援員を教育して育てていくという方法もありますよというような事業について、事例として紹介があったということでありますので、その有効性につきましては、まだ検討し切れる段階にありませんので、そういったものも踏まえてGIGAスクール構想というものを検討していくんだろうなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 最後に、この問題についての締めくくりになりますが、今言ったような状況で、本当にこの町へという思いが、いい悪いを別として、強い企業でございます。人材派遣会社という肩書が前面に出ている会社でございます。 そういう点で、教育の主体、行政の主体、ここが肝に銘じて、自分たちの主張、町づくりの基本を持った上で、ぜひ教育の専門分野に関わる内容については、他の議員も質問されるようですが、ぜひそういうところの、今ある矢祭町の教育力、教育分野の専門家、これを大事にしていただきたいということを申し述べて、次の質問に移らせていただきます。 それでは、土木行政についてです。 土木行政については、もう既に話が出ている部分もありますが、まず最初に、産業常任委員会含めて、河川の防災関係、非常に進んでおります。その中で、やはり町と県・国ということで、常にこの土木事業はどちらがどういう形でこの事業をするか、どこで金を出すかという問題が常に関わってきていると思います。 その点で、まず、町の単独事業として行われると思われる、計上されている1,500万という年度の途中で話されたこの計画ですけれども、田川を含めて下流から、鉄橋の下から合流点までというのが町の事業として考えられていることだと思うんですが、それでよろしいですか、今のところ。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 現在、棚倉土木事務所におきまして、久慈川合流部の河道掘削工事着手に向けて、施工範囲を設定するための測量を実施しております。 測量結果に基づく施工範囲につきまして、土木事務所と町とで調整を行った結果、県において、JRの下流部までの撤去をしていただけることになりました。年度内に撤去を完成させたいということでございます。町としましては、田川上流部、まだ未実施の箇所がございますので、そちらのほうに予算の範囲内ということで実施を考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 産業常任委員会を含めた関係議員、地方のここの出身の議員も含めてですけれども、県議会含めて、この河川事業は防災以降、いろんな形で、超党派とも言えるべき形でいろんな角度から町民の声が反映されてきている事業かと思います。 そうすると、今の話で言いますと、棚倉土木事務所の関係で、鉄橋以下の合流地点まで、合流した久慈川のところも当然、流れを良くするために川の中も、中州というか、土砂を撤去していくということも含めて協力して、町と両方でやるということでよろしいですか、そこは。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 久慈川河川内に合わせまして、田川のJR鉄橋の下流まで、合流からJR鉄橋まで県の予算でやっていただけることになりました。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 県の予算ということですね。そうすると本当にいい形として県の県費で事業をさせると、してもらうというか、なったことは非常に矢祭の議会活動も形としてすごく生かされているのではないかというふうに思います。この点は、町の産業常任委員会を含めて、議員の活動がこういう形で実ってきているということではないかと思います。 ほかのところについても、今回の田川についても、自分のところはまだこれじゃ終わらないとかいろいろ出てくると思いますので、この点では戸塚の方面からも沢がどんどんありますね。それで小田川のほうでも、ここはどうなんだと、見てほしいというようなこともありますので、この際、ぜひ今後の計画の中で次年度以降こういうふうになると、こういうふうにしたいというのを、これまで出された懇談会の内容を受け止めていただいて、よろしくお願いしたいと思いますが、町長、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、大森議員のおっしゃること、町政懇談会でもやっぱり一番出るのが生活に支障がある地区の河川とか小川、そういったものが一番大事なところだと思います。生活に支障あるところは、これはもちろん優先的に、優先順位で考えてやってきていると思います。 今後も、そういった災害対策の中でしっかり河川の改修等の考えは、しっかり持っていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) これは本多議員の質問事項に関わるかもしれないので、確認というよりも要請ということで。 次に、県棚倉土木事務所関連での久慈川の堤防ですね、これはもう第1番目になるようなものなんですけれども、町を挙げて、今年度は夏、被害に遭うような大水は出ませんでしたけれども、これは町として、住民も含めていろんなそういう工夫して、町を挙げてやるべきものだと思いますが、今の段階で。ほかの議員の質問を取るあれではないので、簡単に町長のほうでどうお考えでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 久慈川の無堤防区間につきましては、今年2月、地元説明会があって、地元の中でも機運が高まっているということを受けまして、建設事務所のほうで今年度関岡地区の右岸側、約2.5キロメートルの区間において、現在測量及び河川の予備設計を実施しているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 引き続き、他の議員、特に本多議員の質問で深めていただければと思います。 それでは、交通行政、最後の質問に入ります。 先ほどの全員協議会で話がありまして、今の進捗状況が出されましたけれども、山野井カーブが今年度もまた、不幸なことにカーブを曲がり切れない夜間の事故がありました。それで、今一歩進んだという形での事業ですけれども、この事故後、何かこれを解消するために町としての対応というものがあったかどうか、ちょっとお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 ただいま議員さんおっしゃいました山野井のカーブ事故というのは、11月5日の深夜にあった事故のことかと思いますけれども、まずその事故のほうについてでございますが、破損しましたガードレール及びカーブミラーについては、管理をしている土木事務所のほうに確認しましたところ、復旧工事につきましては依頼済ということで、復旧予定は今月の16、17日を予定しているということでございました。 また、町としての安全対策につきましては、事故現場のガードレール等に反射材等を設置しており、12月10日から年末年始の交通事故防止県民総ぐるみ運動が始まっておりますので、その中で広報活動により交通事故の防止を呼びかけていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) この点では、大本になるあのカーブの山がもうどうにもならないんだということで、現段階での変更を説明しながら事業を開始をしていると、カーブ解消を含めてやっているということですけれども、今、中学生が自転車で通っております。 そして、非常に、毎日事故が起こらないのが本当に幸いだというぐらいの状況ですので、あのどうしても、地主が、道路側に生えている木が、それを処理しないと駄目だというようなことで、それをさせることもできずにずっと来ているんですけれども、以前、何か1回ぐらいはあそこを伐採させたというか、したという経過もあるので、これはもう駄目なんだということではなくて、そういう働きかけも含めて、町としては本当にやってほしいなと、常々皆さんが思っているし、どこでもそういう話が、東側のあの状況について出されておりますけれども、いかがでしょうか。それを何とかできないかと。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 山野井カーブの内側の山林の支障となる草木が生えている状況ありまして、それにつきましては、町のほうからも土木事務所のほうに草刈りの要望を出したり、土木事務所においても、道路パトロールの中で気づいたときには草刈りをやっていただいておりますけれども、できる範囲が道路敷に限られておりまして、山林所有者の土地までやると、その所有者のほうから「勝手なことをやって何だ」というような苦情もあったようでございまして、なかなか広い範囲ができないようでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) そういう意味で、いろんな形でこれはできないということをこじ開けていくということも含めて事故のないように、私も関係各所で町が推進している内容、県が推進している内容の形を妨げるのではなくて、何かいい方法をと考えておりますので、ぜひ今後よろしくお願いしたいと思います。 次に、交通安全対策ということで、住民の要求が、これについても何度となく、行くところ、行くところで懇談会で、町長、直接の要望があったと思います。 それで、特に先ほどの藤井議員のほうからもあった349のところの、新しくできた交差点になるSMCのところについては、これは何とかならないかと。もう既に言ったけれども返答がなかったということで、前回の9月の議会のときには返答というか、まだだったということなんですけれども、1回立会いがありまして、安全協会の立会いもあってこういう方向にしたので、なかなか、それがひっくり返ってそこのところの信号機が造れないということになっていると思いますし、いろんな意見はあるんですけれども、せめて感応式にはできないかと。それについて、一つの区民の中、それからSMCの従業員の方がニュータウンにいるものですから、そういう人が「いや、自分が危なかったんだ」と。それから、あそこは自分で車の台数を計ったら、夕方だとか朝だとか、数えていたら400台を超えるというような、そういう感じだとかいろいろ言って、非常に困っているだろうなと。 これは何とかして、感応式とか何かで、事故が起こる前に、そして渋滞が起こる前に、ほかの連動の関係もありますが、そういう交渉をするべきではないかという話があるところですが、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えいたします。 ただいまの質問はSMCの第2工場の下の交差点の件かと思います。この件は、議員さんおっしゃったとおり、議会のほうでも何度も質問の出ている案件でございますが、こちらの信号機については、要望を上げているところでございます。ところが、ちょっと設置が今難しいというようなことでございますので、その後、事業所とか住民の方から代替案としてカーブミラーをその交差点に設置してもらえないかというふうな要望がございました。その件につきまして、今現在、カーブミラーを設置する用地について、土木事務所のほうに道路占用許可申請中でございます。その道路占用許可が出ましたら、カーブミラーの設置工事を進めまして、渋滞解消を図っていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) SMCの交差点に関わっては、いろんな角度からの要望もありますので、これ一つとしては、一例でございますけれども、ニュータウンから下りて行くところのバス停が下にあるSMCの第1工場のところの信号機、これについてもいろいろあって、初めはなかなかいかなかったものを、当時の区民と区長さんとの相談の中で、この期間に交通安全協会等に働きかけて動いたという例もあるんですけれども、これはそういう声があって、それも町に、それもやりたいと、どうだという話もあるんですけれども、これについては、ほかの区民、ほかの要望等の関係等もありますが、そういう住民の働きかけというのを町はどのようにお考えになるのか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 ただいま議員さんからおっしゃっていただきました住民からの声というのは、私どものほうでまとめまして、何回も警察署なり公安委員会のほうに申し上げているところではございますが、公安委員会のほうでも、福島県全体で信号機とかの設置を限られた予算の中で進めている状況でございまして、その優先順位によりまして設置等を行うというようなことでございますので、その優先順位が上位に今のところ、ちょっとまだ矢祭町は来ていないということだと思うんですけれども、それで、今のところ難しいというようなことかと思っております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 今るる要望も含めて交通安全についての関わりでお話しさせていただきました。 現状は大変、努力しても大変なところはあるとは思いますが、切実な要求ですので、ぜひ実現の方向に向けて、あるいは要望の内容の基本点が納得できるような形の解決策として、よろしくお願いしたいと思います。 いろいろ、80分という時間ですので、皆さん、この内容ではもっと短くしろと言う方もいるかもしれませんが、住民の要求ということで具体的な内容も含めて話させていただきました。どうもありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 3番、大森泰幸君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は午後1時零分といたします。 △休憩 午前11時39分 △再開 午後1時00分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。--------------------------------------- △片野一也君 ○議長(藤田玄夫君) 2番、片野一也君、登壇願います。 片野一也君、持ち時間は60分です。午後2時までです。     〔2番 片野一也君登壇〕 ◆2番(片野一也君) 2番、片野一也でございます。通告に従いまして質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 初めに、令和3年度予算編成方針と重点施策についてお聞きをしたいと思います。 コロナ禍が国民生活を脅かし、経済悪化によって本町財政も大幅な歳入減少ということが見込まれる険しい町政運営になることが予想されます。町民の福祉向上というのは、そういった中でも立ち止まることなく、着実な進展が求められるところでございます。 第6次総合計画初年度ということに当たります令和3年度に向けまして、町長の施政方針の一端と具体的な重点政策についてお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま片野議員の令和3年度の予算編成方針と施政方針、あとは第6次総合計画というのが来年度から5か年かけて進む予定でございます。何といっても、このコロナ禍の社会の中でどういった予算編成をするかというのも一つの重点なんですけれど、今の企業の収益もかなり落ちています。大企業も落ちて、特に我々の地区の飲食業から観光業、かなり落ち込みも、今までから見ると、経常利益も3割以上も皆ダウンするというような予測で、当然SMCの法人町民税もかなり減るというようなことで、非常にこれからのコロナ禍の中での予算編成、しっかり取るものは取って、しっかり施策として始まるものは始まり、そして残すものは残してというような明確な姿勢を行政も出していかなければならないというようなことで、非常に経済の対策もしながら感染防止をするということも、先ほどの大森議員の中でもお話ししたように、やっぱり行政と町民が同じく理解し合って進んで行くような、そういった全体的に流れから見れば、私はそういう思いはあります。立候補したときも、やっぱり政治というのは至誠惻怛の心と言って、思いやりと真心がやっぱり町民に伝わらなければ、これは行政は失敗だという思いはありますから、しっかりその点を酌みながら進んで行くというのも大事になります。これだけの社会がピンチになってもチャンスを思うという福沢諭吉の言葉ではないですが、進まざる者は必ず退いて、退かざる者は必ず進むということがありますから、やっぱり全体としては前向きの、どういうものをこれからの今後こういう施策としてつくるかというようなことですね。今後、関係人口、当然交流人口と言って、これから国の施策があれだけ一極集中の是正というのが、しばらく20年ぐらい前から言っている言葉ですが、なかなかそういう具体的な施策も国もできなかったのですから、今後この新しい生活の社会をつくるという中では、これはやっぱりチャンスに捉えていかなければならないということで、やっとこう我々、今東京の人口を見ても、西に行くよりは北というような方向づけが出ておりますから、だから福島県のこの前民報でも出たように、玉川村とか磐梯町とか、あとは西会津町ですね、やっぱりそういった空き校舎を利用したテレワークの推進というような、そういったものも今後はしっかり考えていかなければならないですから、今後、私も思っているのは、あとは防災行政の中で、都会のそういう首都圏との防災協定を結んだり、いろいろそういうつながりをつけるというか、今後町同士の防災協定もしっかり組まなきゃならない。先日、白河と大田原が防災協定を結んだり、西郷と那須が防災協定を組んだりしていますから、我々は町村会のほうではそういう町単位でなくて、やっぱり茨城の久慈郡と、大宮と太田と、あとはこっち東白郡でそういう防災協定、久慈川を主流にした関係人口をつくったり、そういったものを身近なものからスタートさせるというのが、今後の第6次総合計画の中で、そういったものを考えています。 あとは、また、観光行政のこれからの、コロナ禍の中での観光行政というのは、我々にとっては人を入れるチャンスが出てまいりますから、矢祭のこれだけの観光資源をもっと有効に使いながら、首都圏にPRをしていかないと、なかなか関東圏と、我々は東北になりますけれども、お客さんの大半を見るとほとんど関東から来るお客さんが多いですから、関東のテレビとかそういうメディアはなかなか使ってもらえないですから、今後、そういった形で関東圏との、つまり大子との協定といいますか観光協定を結びながら、関東圏のほうに発信していくのもこれからの観光行政の振興というか、そういったものも考えていきたいとは思っております。 あとは、教育のほうで、GIGAスクールですね、この前協定結んだ、これからの子供たちのICTの中の環境づくりの中でデジタル教育というか、非常に時間のかかる作業だと思いますが、しっかり捉えて時間をかけてじっくり、お金もかなりこれから投資もすると思いますから、やっぱり教育の投資は人材育成、子供の財産にもなっていきますから、これはしっかり子供の教育には前向きに考えていきたいと思っております。 あとは、我々のこの19号の台風をあれだけ町民とともに被害のあれを見ていますから、これからの防災・減災の意識づけと言うか、住みよい町づくりというのはやっぱり町民がいかに自分たちの生活基盤をしっかりするのも、できる範囲の行政の役割だと思って、しっかりかかっていきたいと思っております。 あとは、関係人口の中で、この前ふるさと回帰センターへ行こうと思ったのですが、なかなかやっぱりこのコロナ禍の中で、ちょっと回ってくるのはできなかったのですが、ふるさと回帰センターというと、かなり今、非常に申込みが殺到しているというようなことですから、早速、議会でも終わってあれすれば、一度回帰センターのほうに行って所長と面談しながら、我々の行政の役割というか、そういったステージをやっぱり広げていないと、そういう関係もつくれないところがありますから、そういったことも考えていきたいと思っております。 あとは、移住・定住というか、そういったものも、今後、このコロナ禍の中で行政の役割をしっかり前向きに捉えながら考えていきたいと思いますので、どうか議会の皆様方のご協力をお願いして、今こういった思いで第6次総合計画のそれぞれをやるには、いきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 町長の町づくりに対する理念、令和3年度に向けての方針というのもあらかた分かりました。 町長は、一番最初にテレワークの推進を柱にしたいというようなこと、それから防災の強化、それから観光云々とありましたけれども、いずれも住みよい町づくりのためには大事なことだと思います。 なおかつ、私が常々思っておりますのは、関係人口という話がありましたけれども、地域内外の人の流れ、地域内外の交流が、これがとにかく大事ではないかと。町としてはやっぱり人の流れを生み出す仕掛けをしていかなくちゃならないということだと思います。 町長、いろんなネットワークというか、つながりを持って、ふるさと回帰センターとか利用されるというようなお話もありましたけれども、まあ一つだけ踏み込ませていただければ、矢祭町に対するほかの方々が矢祭町の魅力というものを感じていただけなければ、矢祭をPRすることについては少し弱い。矢祭町はこんなにすばらしいところだということを発信していかなければなりませんけれども、そのための観光行政も大事であります。その中に、私、くどいようなんですけれども、町の中心地の活性化というものが非常に重要だというふうに思っています。それは具体的に言えば、東館駅周辺の整備、ここは私は町の顔、町のシンボルなんだろうというふうに信じております。極めて大事な事業であって、このコロナ禍においてなかなか進展させるという難しい状況にあるかとは思いますが、このことについて町づくり協議会のほうでも鋭意検討されているということは、報道などでも承知しております。この構想の概略ですね、通告にはなかったのですが、重点施策として町長が捉えておられるならば、ちょこっとかいつまんで、町長がどのように考えているのかお話しいただければ、踏み込むのはちょっとあれですけれども、ちょっと考え方をお聞きできればありがたいです。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 令和3年度の重点施策というか、当然、駅前開発も協議会もまだ継続しておりますので、その中で駅前周辺、あの辺の整備というか、公民館等も古くなっていますから、あの辺を駅前の開発の中での一つの施策という思いでやっていきたいと思っております。 あと思うのは、ICT教育の推進というか、これが一番のことです。 今度は、新型コロナウイルスの感染拡大防止策ということで、ワクチンの接種が来年から始まってきますから、こういったものを我々行政ができるものはしっかり捉えていくというようなことで、これは町民、国民も一番安心する材料になってきますので、今後もやっぱりあとは経済対策といっても、これもなかなか各企業、企業の思いとかそういうのもありますから、行政が企業に入り込むというわけにもなかなかいかないですから、ご覧のように商品券とかプレミアムのときの、そういう一緒になってこの施策の中の一部としては行政は携わっていかなければなりませんから、売上げのダウンしたときの助成金とかそういったものも、今後考えていきたいと思っております。 あとは、さっき言った観光資源の整備事業、これ、矢祭山の公園が今度できますから、そういったものも整備しながら矢祭山の景観をもっと発信しながら考えていきたいと思っております。 あとは、買物支援ということも、これから高齢化社会の中で独り暮らしの方もたくさん矢祭にはいらっしゃいますから、そういったものを感じながら、今、100名の会員になってきたと言っていますから、だんだんこの買物支援というのは、これからの私は重点施策にはなってくると思っております。 あとは、災害どきのそういった国土強靭化のことが出ますから、そういったものを町民に発信しながら、自己防衛というかそういったものも意識していかなければならないという思いもありますから、そういったことを町民に知らせながら、意識づけの行政に一緒に携わっていきたいという思いがあります。そういったもので、今度の6次の計画の中で考えていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 今、町長、最初の答弁の引き続きのような形で補完していただいて、私は東館駅のことでよかったんですけれども、全体像が分かったということで、あまり時間ありませんから、延々とやるつもりはないですけれども、また戻しますけれど、通告に細かく記載していないので、あまり深くは突っ込むつもりはありませんけれども、歩道の中で東館駅周辺構想で一つ、公民館の建て替えというのが出ていたかと思うんです。これ決定じゃないので、これからの方針だということなんでしょうけれども、その中で、公民館が製材所の跡地あたりも候補地に入っているというふうに触れていたような気がして、私の勘違いでなければそのような感じだったんですが、実は、元製材地跡地と東館駅というのは線で結ばれるのかなという心配があって、私、先ほど申し上げたのは、やはり人の流れを生む整備があってしかるべきであろうというふうに思っていて、これ決定でないところにお話しするつもりはありませんけれども、ただ私が思うのは、あそこに1つ点在する形で建物が1つ増えるということは、後々の管理も必要になってくるということの裏返しなのだろうというふうに思っています。そういったことを考えるのと同時に、公民館ありきで造るというんじゃなくて、それはやはり人々のコミュニティーの場であるということを前提にした拠点として考えていただきたいということを申し上げておきたいと思います。町長あまり東館駅のことに触れたくないのかな、ちょっと聞かれなかったのが残念なんですけれども、私はそのように感じておりますが、もう少し何かそのことに関してお話しいただけることありますか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 東館駅だけのご質問かなと思っていたんですか。私は全体のことかと思って、どうしてもこうやっぱり全体を見ていないと、なかなか一部分だけを見るというのもあれかなと思ったんですが、今、公民館の話も出てきますが、具体的な場所とかはまた、まだ決定もしていないですから、あの辺を一応核として人の交流センターというか、コミュニティーセンター、そういった思い、それに図書館というか、もったいない図書館もありますから、ああいったものをベースにしながら、地区の文化センターというか文化の交流する部分というのは非常に私も興味深く思ってはおります。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) ありがとうございます。いろいろ整備お願いしているところで、一方で、やはり負の遺産になるような形だけは、私としても望んでおりません。ぜひぜひあの地域を一体として整備構想ができますように願うものでございます。 続きまして、産業行政分野でございますけれども、まず、農業をはじめといたします本町産業の担い手対策についてでございますが、これら産業の担い手不足というのは、その技術の継承が途絶え、町を形成する様々な業種の消失や雇用環境の悪化、農用地や森林の荒廃にもつながるなど、町の将来にとって最大の懸念事項であるというふうに考えております。この際、外部から積極的に人材を求める施策を展開すべきと考えますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 農業行政ということで、今、片野議員の質問の中で、非常に国策のような意見だと私は見て、回答するかなと思ってはおります。 本町の農業問題というのも、日本の農業政策の中で、この前農林大臣が言ったことは、これからの農業というのは輸出をメインに、国内は人口減、高齢化になって来るから、世界に向けて輸出しようということで、一応ここ10年間で5兆円の輸出額をつくるという目標を国が立てました。平成元年が9,300億円ぐらいですから、約5倍ぐらいをここ10年間で輸出産業のほうに農業政策をかけようというような、そういう施策を明確にしていますから、今後、農業というのも、確かに矢祭だけで農業を捉えるとなかなか厳しいものもありますから、日本全体で考えていく場合には、やっぱり農業のこれからの食糧の確保、自給率もこれから上げるという施策を出していますから、当然これから後継者の育成とかそんな問題を、どこでも同じ状態で、これ、来ていますよね。農業だけでなくても、林業でも、商業の後継者でも、みんなそういう必ず我々は直面しなければならないものがありますから、これからの農業行政というのはどういった形で行政が携わるかというのは、非常に今言った中でも、農業、林業というのは国の施策の中でもはっきり明確にするあれがしてますから、これからの農業、林業というのは将来を担う立派な産業になるんじゃないかなと、私はそう思っておりますので、農業従事者に対しては、そういう後継者の育成ですか、あとは新規就農とかそういったものも視野に入れて、各地から興味のある方に継いでほしいというようなあれですね。ですからこれからの行政というのは単独で考えるんじゃなくて、もうちょっとグローバルに考えながら興して、人の交流を図るというか、そういったもののこれからの交流人口を増やすというのも、農業の中でも入れていきたいと思います。あとは、今、林業のあれも、この前林野庁とのウェブ会議の中でも、これからの林業の在り方といって、災害が最初に出ますから、流木の処置とか、これから国も山の手入れはしっかりやっていかなければ、災害のときに二次災害が一番大きくなるということがこの前のウェブ会議でも私も質問したりしていますから、そういったものを中心にしていくと、これからの山林の活用というか、やっぱり国が多少目を向ける作業というのは、ある程度は前向きに捉えることができますから、そういったことを踏まえながら、林業の振興を、あとは農業の振興を図ったり、あとはエネルギー問題で30年後にはもうガソリン車がなくなるというような施策もはっきりと明確に、30年ですね、あと10年だから明確にしていますから、これからは、今度はそういう自然のエネルギーの風力とか地熱とかバイオマスとか、やっぱりそういったものも、これからは石油の化石燃料の時代じゃなくて、なかなか福島県は原子力の話をするとまたいろんな問題が出ますから、それはちょっと原子力に関してはなかなか言えないんですが、そういった自然エネルギーはこれからつくっていくべきなんじゃないかなという感じがします。当然、今、北茨城からあの辺が風力発電の候補に挙がって国も動いていますから、かなり大きい会社が風力発電を造るということで、塙の片貝地区から北茨城にかけてのあの辺の山林を調査するというようなことも出ていますから、これからのやっぱり資源の開発に関して林業、農業にも関係しながら、注意深く見守っていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 町長、最初に、これは国策であろうということが出ましたけど、確かに全国の各地というか、日本全体の大きな問題であるというところからすれば国策ではありますが、それはやはり地域地域の地域を支える自治体がそれなりに一生懸命になっていかないと、この問題は打開できないというところでございますので、町長も一生懸命頑張る決意だということだというふうに私は取りますが、これ、農業、林業だけではなくて製造業、それから商店に至ってもそうですけれども、後継者がいなくなるんですね。またその今の子孫に後継者を求める時代ではなくなっていて、その人材はどうなんだということになると、もう割り切り方ができていて、それを引き継いでくれる方が外から来てくれればいいんだよと、そういう方が多数ではないかというふうに、また私はそういうお話を聞いております。ですから、これは農業、林業ばかりではなくて様々な業種で起こっている問題と捉えて、ぜひともこれはネットワークというか、そういった声をまとめ上げていただいて、それを矢祭町の魅力とともに全国に発信していただいて、何とか矢祭の産業を継承していただきたいというふうに考えているところでございます。これ、時間が押してきますから、あまりこの問題やっているとあれなんで事業課長のほうにも申し上げておきますが、こういうネットワークがあるのかどうか私分かりませんけれど、もし今、あと5年、10年たってはや後継者がいなくなるというところもありますから、ぜひぜひ、これ緊急の課題としてそういった声を吸い上げるような機会をつくっていただけるようにお願いしておきたいと思います。 次に、イノシシ等被害防止対策についてお伺いをいたします。 まずは、年々増え続けております、そして深刻度を増しておりますイノシシ被害の現状について、年ごとの推移なども含めまして、事業課長よろしいでしょうか、お聞かせ願います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) イノシシ被害の現状ということで、これまでに捕獲した頭数でお答えさせていただきたいと思いますけれども、平成28年度から申し上げます。28年度に332頭、平成29年度が300頭、平成30年度が273頭、令和元年度が363頭でございます。今年度につきましては、有害駆除ということで134頭、それから狩猟期が11月15日から始まっております。12月1日現在で60頭です。先日、特に土日に捕獲されるイノシシが増えているんですが、さらに10頭ほど増えておりまして、今年度も例年よりは2割程度多く捕獲されているようでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) この捕獲頭数というのは、捕獲する方の人によりますから、増え続けているものと比例するものではないということは重々承知しているところでございます。実際のところは、捕獲した頭数の増加率をはるかに超えるだろうというふうには思っております。もうこれは誰もみんな共通の認識であろうと思っています。 そこで、お伺いをいたしますけれども、ずっと被害防止対策やっておりますけれども、新たな被害防止対策というものはないのか、今よりもっと画期的なと言うとあれですが、有効な対策というものは検討されていないのか。 そして、さらにお聞きしますが、町の被害防止対策に係る助成制度、これ要綱ができましてから10年以上経過していますかね、この間に共同設置を認めるなどの一部改正があったと思うんですけれども、その後、要綱改正されてなくて、私の記憶ですと最初に機械を更新した方が、同じ場所で機械を購入しようとしても更新ができない、それから補助率がちょっと低い。これは他と比べてどうかということがありますけれども、経済的負担の課題というのが出ているんだと思っております。早急な現行制度の見直しと拡充が必要というふうに思われますけれども、考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まず、新たな方策ということでございますが、現在取り組んでおりますイノシシ被害対策につきましては、被害防止対策設備の導入助成、電気柵であったり、金網等のイノシシを寄せつけない設備についての補助、こちらは個人設置の場合が3分の1、上限が7,000円、それから共同設置であれば、2分の1助成で上限はなしということで取り組んでおります。 また、シシバイバイの貸出し、光を放つことによってイノシシを寄せつけないというもの、それから鳥獣被害対策実施体等による捕獲費ということで、1頭当たり2万円の助成を行って駆除をしているというものでございます。 現在、課題といたしまして、鳥獣被害対策実施体のほうも高齢化が進んでいるというような状況がありますので、こちらは実施体との意見交換の中で、どのようになるかですけれども、今後の後継者の育成や隊員の増員なんかも必要になってくるのかなというふうには考えております。 それから、捕獲については現在のところ、箱わなやくくりわなによる待ちの捕獲、受け身というか待ちの捕獲による捕獲ですので、イノシシにとっては捕獲圧力は低いものでございます。この捕獲圧を高めるためには、やはりまき狩りというようなやり方もあるのかなとは思いますけれども、矢祭町でできるかというと、今のところ実施できる自前の猟犬がいないということで、態勢を整えずらいということがあるそうです。猟犬を購入しても成犬を購入すれば、訓練済みの成犬であっても、活動する期間は2年か3年ほどだそうなんです。というのは、やっぱり山に入ってイノシシと対するわけですので、けがをしたりイノシシから病気をもらったりということで活動期間が短い。その後の犬の寿命は、あと10年ぐらいはペットとして面倒を見ていかなくちゃいけないということもあって、なかなか難しい面もあるようでございます。ですが、積極的な捕獲に向けて、これも鳥獣被害実施体との相談になるかとは思いますけれども、そういう中で犬を飼う購入費であったり、維持費というものもかなり高額になると聞いておりますので、その辺を助成することによってできるのかどうかというのも、これから話合いを持っていきたいかと思います。 それから、新たな方策というか、電気柵を設置する場合にも、正しい設置方法をしないと効果が現れないということがありますので、そういうところのPR、それから人が住む場所に寄せつけないということのPRですね、イノシシはやぶや茂みに隠れながら人家のほうにやってくるということもありますので、遊休農地であったりそういうところのやぶ、畑の周りのやぶなんかを刈り払いをやっていただくとか、畑から出た野菜くずをそのまま放置しておくと、それがまたイノシシの餌になってやってきてしまうということもありますので、作物を収穫した後の畑の手入れなんかも怠らないようにしていただきたいということを、改めてPRをしていく必要があるかなというふうに感じております。 それから、現行行っております被害対策設備の購入助成につきまして、次年度からは見直しを拡充するような方向で見直しを検討しております。先ほど、議員おっしゃったように、一度被害対策設備を設置した農地については、これまで新たに更新しようとして設備を設置しても補助対象とはしておりませんでしたけれども、耐用年数を考慮しまして5年経過後であれば、新たな設備に更新する際、これも新たに助成の対象とするように考えております。 それから、電気柵のほかに、ワイヤーメッシュを含む金網柵も追加いたします。それから、その他町長が特に認めるものということで、鳥獣被害防止に係る設備と認められるものであれば、それも助成対象といたします。補助率についても見直しを行いまして、個人設置については、これまで3分の1だったものを補助率を2分の1にして、上限を7,000円から5万円に引き上げるような形で、次年度対応していきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 今の助成制度に関しては、大分前進したと言いますか、これは設置者側としては非常にありがたいことだと思います。これは要綱ですから、そして町長の認めるものともありますけれども、やはり今の現状をよくよく理解をしていただきまして、負担を少なくするような方向でよろしくお願いをしたいと思います。 それから、先ほど正しい方法の設置という話がありました。これは、チラシか何かでPRをするというような、そういうことなのか、まあ一つそういう現地で指導会みたいなものも検討されるのも一つの手かとは思うんですけれども、その辺のところはどうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 電気柵の正しい設置方法につきましては、助成の補助金の申請があった際や被害調査の際に、その設置した方に対して助言をしております。ですが、なかなか助言どおりに設置していただけないということもあるそうですけれども、さらにそこはチラシを配布したり、講習会ができるかどうか、これから検討したいと思いますけれども、機会を見てPRを図っていきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) ありがとうございました。 それでは次に、滝川渓谷の新ルート整備計画についてお伺いしたいと思います。 このことにつきましては、先の定例会でも質問をさせていただきまして、前向きな答弁をいただいたものと思っております。 今般、私も現地を見てみたいと思いまして、滝川の里の方に案内を頼んで、新ルートとなるところの全線、探索をさせていただいたというところでございます。その実感といたしましては、そのルートについては、渓谷というよりは尾根伝いに広葉樹群を縫って歩くという、また違った趣のある開放感のあるコースだということで、滝川渓谷の魅力度アップの一つとして、大いに有効であるという感じを持ったところであります。この新コース、何の障害もなく歩けたわけでして、国有林等の使用許可さえいただければ、あまり手を入れずに人工的なものを造らずとも、一部の安全対策とルートの案内ぐらいをやっていけば、多額の費用かからずに安価にコース設定ができるのではないかというふうに考えました。この整備方針について、と言うか、新コースの設置についてお考えをお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、片野議員の滝川渓谷の新ルートということで、ご覧になってきたということで、私もお聞きしていました。 先日、棚倉森林管理署の署長とちょっと矢祭に来るというものですから、町としては、滝川渓谷はどういう立場で見るんだというようなことで、今後というような話で、ぜひここは国有林がほとんどですから、今後これだけの観光地の年間来て、これだけの町民の憩いとか、あとは近隣の市民の憩いの場になっているというようなことで、引き続きこういう貸借の関係もありますから、また更新しながら滝川を整備していくというようなことも、はっきり私も言いましたし、今後、今片野議員から新ルートというのも、私もまだ初めてなんですけれども、ぜひ私も今度行ってみて、この新ルートは整備していく必要があると思います。確かに、ルートが渓谷と違った紅葉の秋の美しさというか、そういったものもファンというのはやっぱり同じ場所よりまた違う場所も交互に見ながらというのも必ず望んでいる人もいますから、しっかりこれは整備して、また新たな観光の振興に図っていきたいという思いがあります。 あと、森林管理署の署長と話した点でもう一つあったのが、今度私が行った八溝山の天然林ですね、ここに緑川議員の保存会長がいますから、そういったものも今後考えていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 新ルートということで、実は滝川の里の方にもちょっと聞いてみましたら、やはり観光客、ハイカーの方が来たときに、また同じところを戻ることになるんですかという、まあそれは分かって言うんでしょうけれども、違う道はないんですかと聞かれると、やっぱりハイカー違ったところを歩いてまた戻りたい、それは当然のことなんですけれども、新たな魅力が倍加するという意味では、往路と復路と別々のルートを整備していただくというのは、滝川渓谷の大きな魅力度アップにつながりますので、前向きなご発言ありがとうございました。ひとつよろしくお願いをしたいと思います。 続きまして、買物支援事業の充実についてお伺いをいたします。 高齢化が急速に進行する中、交通、買物弱者の方々に対するフォローというのは重要性を増し、それはまさしく行政の役目であって、費用対効果のみで計れるものではないというのが、私個人としての思いでございます。 さきの補正予算措置によりまして、移動コンテナ車の配置というものが提出されましたけれども、これについては、この事業に対する町の積極的姿勢を示すものであって、最大の賛辞を送りたいというふうに思っています。ただ、しかし、一方で直接的なサービスの提供が果たして行政にでき得るものなのかという懸念もしております。このことについての今後の具体的な方策をお聞かせ願えればというふうに思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 先日、補正いたしました移動販売車につきましてですが、白河市のほうでも、今年10月から高齢者世帯の見守り活動と買物支援を行うため、NPO団体に業務を委託しまして、移動販売車を旗宿、表郷、大信、東地区で巡回をしております。もともと、このNPO団体は、本町の買ってくっぺ便のような買物代行を行っていたようで、その実績が買われて移動販売の業務を依頼されたようでございます。 本町においても、このような団体があれば、あるいは設立されれば、業務委託も視野に入れていきたいとは思いますが、当面のところまちの駅において公営にて事業を行っていきたいと考えております。 そこで課題になりますのが在庫管理ですけれども、農産物直売所のような委託販売形式が取れないかと検討しております。各協力店舗から商品を預かり、売れた分からマージンをいただいて、売れ残りについては返却するような形でございます。移動コンテナ車には冷蔵庫も設置する予定でございますので、お店側の了解がいただければ、刺身や総菜なども積んで行けるのではないかというふうに考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 仕入れの問題、それから残菜の問題など、課題は山積だろうというふうには思いますけれども、そうすると町としては当面の間、まちの駅でということは直営というふうに考えてよろしいのか。それでやっていって、何と言うんですか、制度設計というか事業を充実させていく前提で、とりあえずは直営で行っていく、そういう考え方でよろしいんでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まちの駅で直営でやっていきたいと思います。その上でいろいろ試しながらということもありますけれども、制度設計を行って、それに賛同してくれる方がいらっしゃれば、一緒にやっていければなというふうに考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 分かりました。なかなかこれ、ハードルが高い事業ではありまして、大変だと思うんですね。お客さんといいますか、そういった受益者というかそういった方々がやはりある程度高い満足度を得られるような、そういう事業じゃないと、これはなかなか長続きはしないと思うんです。だから、これから先、試行錯誤しながらも長い、長いというか、これはあまり長々とやってもらっては困る事業なんですね。やはり、一番いい方法というものを模索しながら取りあえずは直営で行くということでしょうから、行政としましては一隅を照らすという非常に大事な尊い事業であるというふうに、私思っておりますので、何分これからどんどん増えてくるでしょうから、そういった多くの方々に歓迎される、喜ばれる支援事業として構築をしていただきたいなというふうに思います。大変でしょうが、よろしくお願いをしたいと思います。 それでは、最後になりますけれども、GIGAスクール構想について。 GIGAスクール構想の方針についてということでございますけれども、お聞きしたいと思います。 先ほど、大森議員、3番議員がちょっと触れて、教育長のほうからコミュニティースクールを考えているというお話がございました。私、これプレゼンというか、この間、説明会、この業者から受けたときに、ちらっと思ったのは、ひょっとするとこの裏にコミュニティースクールが潜んでいるのかなというふうに、ちょっと自分の中でですよ、勝手な解釈でしたんですけれども、それと結びつかいないと言うんであれば別ですが、コミュニティースクールという話が出ましたから、聞きたいと思います。これ、私が聞くのは、実はコミュニティースクールというのはすごく地域の活力を学校経営に生かすという意味で非常に大事だというふうに考えております。ただ、コロナ禍ということもあるんですけれども、GIGAスクールというICT活用をした大きな事業が今まさに進もうとしている。さらに、もう一方の車輪がコミュニティースクールだとすると、両方の車輪を回しながらということになって、私が心配するのは、学校が負担にならないか、学校側の負担が増すのではないかということなんですけれども、これたしかコミュニティースクールというのは、運営協議会とか様々な場面をつくらなくちゃならないんで、学校とすればその分スピード感が足らなくなるし、なかなか足かせと言ってはあれですけど、今この時期にその両輪が動き出していいのかというその心配がありまして、そういうふうな予定、スケジュールをどのように考えておられるか、まずお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 教育長、片野宗和君。 ◎教育長(片野宗和君) 議員のおっしゃるとおり、GIGAスクール構想は、文科省のほうで力を入れていっているということは、すでに議員各位におかれましてもご存じのことだと思いますけれども、教育委員会ではGIGAスクールにつきましては、児童・生徒が一人一人個別に最適化した創造性が高められるようにということで取り組んでおります。そのために、具体策としてコウライレイト、そしてICT機器の整備というものを進めようとしているものです。このことによって、新しい時代の目指すべき次世代教育の取組、そして児童・生徒に沿った学びが構築できるものではないかというふうに考えております。そのために、機械を捉えるだけではなくて、その機器の利用がスムーズにいくように、教職員の研修、児童・生徒の慣れ、さらにはGIGAスクールサポーターの育成なども求められてくるということで、一日も早くこれら主体的な学びにつなげていきたいというふうに考えておるわけです。 それから、議員がご指摘ありましたコミュニティースクールでございますが、コミュニティースクールの動きについては、評議委員会をつくる前の導入委員会というような形でどういうふうに持っていくかということで、現在、小・中学校には評議員制度というものがございまして、そのことで各評議員には、今後こういうふうな方法もあるんだということで説明を開いております。それで、そのことによってどういうふうにしていけば地域に開かれた、地域のための学校というようなことが、目指すものが出てくるんではないかということで、確かにご心配のように、教員に過重な負担をかけるのではないかというようなことでございますが、一般の地域の方々の知恵をいただきながらということで、少しずつ進めているところでございます。差し当たっては、GIGAスクールのことについて今やっているところでございまして、その上に立って、ご指摘のありましたGIGAスクール推進に必要となる包括連携協定等については、先ほど大森議員にご説明したように、それから補足説明があれば、うちの教育課長のほうから説明をさせていただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいま教育長のほうから答弁させていただきましたが、議員ご指摘のようにGIGAスクールの裏にコミュニティースクールがあるんじゃないかというご指摘はごもっともでございまして、今般そのGIGAスクール構想というものがなぜ出てきたかというと、単純に現在ICT技術の進化で技術的なフロンティア拡大しましたよ、だから教育をICTに置き換えましょうというようなことではなく、社会に求められる社会的価値観というものが大きく変容しているというようなことが挙げられます。具体的には、ソサイティ5.0とかSDGsというような言葉が最近着目されておりますが、結局そこの一端として、学校というのは、今まで学校だけで完結していたものが、やはり地域に開いていかなければいけない、そうしないと持続的な地域社会というものが確立していけませんよというようなところが、コミュニティースクールというものが裏側に必然的に出てくると、そういうような理解をしているところでございます。その上で、当然こういった大きな動きでございますので、議員がご指摘、ご心配なさるように、教員の負担拡大というのは、1つはGIGAスクールでICTに対応していかなくてはいけないという面、それから地域を巻き込んでいかなければいけないということ、単純にそのまま学校現場に落としてしまうと、それは当然、学校の負担というのが増えていってしまいますので、そこについて何とか軽減しながらやっていくという方策として、1つ我々のほうで今回締結した3者協定というものが出てくる。具体的には、地域との結びつきという面につきましては、そこをコーディネートしていくという面で、ボノ株式会社、それからICTへの対応という面については、そういった技術的な分野に強みを持つVSN株式会社、そしてそれに対して学校現場との意思疎通をしながらそれを引っ張っていくと、地域づくりを行っていくという意味での町という3者がそれぞれ強みを生かしながら連携をして、学校の先生たちの負担が増えないような形で進めていこうということで、学校現場との対話も行いながら現在進めていくということで、ご指摘のような不安に対する対応策というものを講じながら進めていきたいというのが、現在のスタンスということでございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 教育長、それから教育課長のほうの答弁で大体分かりましたけれども、私の心配というのは、今申し上げたように、同時に進んでいって、二兎追うものは一兎も得ずなんて言葉がありますけれども、なかなかこれ大変なことなんですね。ただ、教育長の答弁から言いますと、これからコミュニティースクールを導入するためには評議委員会で十分検討、評議委員ですか、評議委員のほうにもお話しして、機が熟して、それからの話だということになろうと思うので、包括協定をやって、それを前提にして先を見越してこういった包括協定をやったんじゃなくて、それはそれ、これはこれという考え方でいいのかどうなのか、そこのところをちょっとはっきりさせておきたいなと思います。3者の協定です。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) コミュニティースクールを前提としてとか、そういった見越しての3者協定でないかということでございますが、1つは先ほどもご説明申し上げたように、GIGAスクールを推進するということは、必然的に後ろにコミュニティースクールに似通った地域を巻き込んでいくというような地域づくりという観点が、必然的についてきますので、そこの部分についてのフォローが必ず必要であろうというような点については、十分認識をしていたという点ではありますが、先ほど教育長から説明申し上げましたように、それがコミュニティースクールを何が何でも導入をするから、そのために3者協定で先に外堀を埋めましたという意味ではないということでございます。当然、コミュニティースクールというのも必要性は高まってきている中で、地域の中で、当然理解をしていただいた上で導入していくというプロセスが必要になりますので、その点については教育長からご説明申し上げましたように、まず、学校評議員会を皮切りにそういった今後の担い手の理解、十分に調整した上で進めていくことが必要であろうということでございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 時間がなくなってきたので、ちょっと急ぎますけれども、あと1つ。大森議員のときに分かったのが、必ずしも地域住民の参加を目指したものではないという教育課長のお話があり、学校現場のほうに指導に至る者として、それを前提としたものではないという話だったんですけれど、そうすると、ボノというのは一体何をする、ソーシャルデザインとは言いますけれど、じゃ何をボノというのはやっていくのか、私ももう1つだけ言わせてもらえば、ベンダーとか近くのコンピューター機器の関連会社が白河にはないか、郡山あたりにはあるんですけれど、そういった地域の近いところと契約していって、何かあれば問題なくICT教育の充実ができるんじゃないかと単純に思ってしまうんですが、ボノというのは何をやるんでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ボノという会社が関わっていることについてのご質問でございます。 GIGAスクールという観点からご説明をさせていただきますと、GIGAスクールを推進してICT教育というものがさらに高次化していくということになりますと、これまでつながることのできなかった遠い距離との連携した授業とか、もしくは、これまでは見ることのできなかった地域の取組というものを、学校現場に居ながら取り込むことができるというようなことが想定されます。 これはひとえに学校の先生からすれば、これまでは自分たちの持っているツールの中でしか展開できなかったものが、仮に自分たちが見知らぬところのツールでも紹介をされることによって、授業に取り組んでいくことができるというような可能性を秘めておりますので、そういったものたちを紹介してもらうという意味、そういったものをつないでいくという意味での機能というものを第一に考えております。その際に、地域づくりという観点から考えますと、矢祭の地域づくりを考えていく上で参考になるような事例であったり、そういった先進事例であったり、そういったものを学校の先生が自らの足で探していくとなると、これは授業づくりのさらに1つプロセスが増えて、手間が大変になりますので、そういった部分をボノに限らずでも構わないと思うんですが、現時点ではボノという会社に何かこういう事例はないかという相談を先生方のほうが気軽に相談することによって、授業づくりの参考、支援になっていけばいいのではないかということで、そのような助力を想定でしているということでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。持ち時間がなくなりましたので、答弁をもって終了といたしますので、よろしくお願いします。 ◆2番(片野一也君) ありがとうございました。 子供たちの教育の中に郷土愛というのを醸成させるというのは非常に大事なので、おっしゃっていることは分かりますし、地域全体で学校を盛り上げていく機運をつくるということだろうというふうに思っています。ただ、私の発言は後ろ向きなのかもしれませんが、一番大変になってくるであろう学校側があまり頑張り過ぎて、疲弊して子供たちの教育に影響がないようにということを願っているわけでして、そういったことを念頭に置いていただきまして、こういったよりよい子供たちの教育環境が整備されますように事業の進展が図られることを願いまして、私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 2番、片野一也君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は2時10分といたします。 △休憩 午後2時00分 △再開 午後2時10分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。---------------------------------------
    △鈴木一君 ○議長(藤田玄夫君) 8番、鈴木一君、登壇願います。 持ち時間は30分ですので、2時40分までです。     〔8番 鈴木 一君登壇〕 ◆8番(鈴木一君) 8番、鈴木一です。よろしくお願いいたします。通告の順序に従いまして質問をさせていただきますが、その前にですね、新型コロナウイルスのクラスターが郡山、福島市で発生しております。県内の感染者が、累計では今日現在で、555名になっております。感染者が拡大している中でございますが、明るいニュースを届けられた宇宙探査機、はやぶさ2号であります。そこから投下されましたカプセル、小惑星リュウグウから岩石試料が入った宝物でございます。12月6日午前4時24分、オーストラリア南部の海の近くの砂漠に、計画どおりに無事着陸しております。この美しい大気圏突入だった写真が出ておりまして、感動を伝えておりました。カプセルの落下した砂丘の写真を新聞で見て感動しているところであります。このように立派な写真が撮られております。 また、会津大学の研究と知見が実り、また県内の多くの企業の技術が貢献され、このビッグプロジェクトは成功したものと思っているところであります。本当にすばらしい感動と、さらに宇宙に関心を持つことが大事かなと思っているところであります。また、矢祭町の子供たちにも、宇宙に関心が湧いていただければ幸いかなと思っておるところであります。 教育担当課にもご尽力のほどをお願い申し上げまして、私の一般質問をいたします。 宇宙と関係はありませんが、消防行政、防火水槽整備についてであります。第5次矢祭町総合計画見直し計画の中でも、防火水槽設置についてうたっております。無蓋の防火水槽を蓋のあるものに、老化が著しい防火水槽を更新し、耐震性防火水槽を設置しますともうたっておりますので、これもまだ今審議されております第6次総合計画にも、この文言が入るものと思います。 そこで、東舘字南沢にある防火水槽であります。40年以上たつ防火水槽であります。新たに耐震化の防火水槽である二次製品耐震貯水槽、容量が40立方メートルのユニットタイプに更新されてはと思うのではございますが、前回の質問では、計画的に更新していくという考えの答弁をいただきました。現在の消防ポンプでは、泥や砂を吸い込むと故障してしまいますと、消防団員の方にも言われております。南沢の防火水槽は自然水利で砂や泥が沈殿しているかと思われます。非常時に消防ポンプの利用ができなくなる可能性があるかと思うのですが、町の考えをお伺い申し上げます。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま鈴木一議員の、防火水槽の整備ということで、南沢の水槽ですね、先日私も、なおよく確認をしてきました。非常に、40年経過して、自然水利のため、泥や砂が土砂が入っていたというような感じで、水もすごく汚れております。ここも道路の環境の悪いところですから、あそこを改修するというわけにも恐らくいかないと思いますから、新たな町内の水利の確保というのは、防火体制の中では大事な施策だと思います。この防火水槽というのは。東舘の町内を見ても、防火水槽、役場前とかね、駅前、南沢、舘本ってありますが、これだけの密集している家ですから、万が一の時の初期消火というのも大事な施策ですから、しっかりこの防火水槽の整備は、前向きに検討していきます。 これもやっぱり、桃ノ木の町政懇談会の中でも意見として取り上げられておりましたから、やっぱりあのままでは危険の、子どもが、ああいうフェンスだけの防火水槽ってのはあまりないですから、もしやるときには区の方も、区長もそういった形で相談していただき、あとは地元の1班もおりますから、消防団団長もおりますから、行政で新たな場所に造るかというような方向で前向きに検討していきます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) 何とかあの場所にできないものかと思って考えたやつがあるんですが、それを言いますが、現在あるやつが東側が6.6メートルで、全長が14.2メートルありまして、西側がちょっと狭い3.6くらいしかないんですが。既存の、今、言いました二次製品で行いますと、大体幅が3.6メートル、長さが7.6メートルですか、それがちょうど東から8メートル来た間に入るのではないかなと、自分なりに計算をしたわけでございまして、中山のユニットがそのユニットになっていまして、ユニットですから、単品にして取りつけて造るやつでございまして、町でも経験しているんですから、それを利用すればあの広さでも40立方メートルの水利は確保できると思います。できればそういう感じでやってもらえれば、土地を探さなくてもあの場所でやっていただければ幸いかなと、私は思うのですが、町長いかがですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 鈴木議員の意見をしっかり参考にして、検討してまいりたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) 前向きでありますので、この質問を終ります。 次の質問に行きます。 道路整備でございまして、こども園の周辺についてでございます。こども園事務所脇の町道柳下線です。スクールゾーンになっておりますが、その北側に丁字路がありまして、丁字路の東に水郡線の踏切があり、国道118号線に出ます。西に行きますと、町道小田川・中央団地線に出ます、町道舘本柳町線と言います。この町道の幅員は3メートルしかありません。車が往来するには狭いため、住宅の庭先や路肩で交差をしている状態であります。住宅もあるところでありますから、拡幅はなかなか難しいかとは思いますが、待避所くらいはできないものかと思っておるところでございます。 また、こども園に通う園児の送迎用の自家用車が利用されていて、朝晩、狭い道路なんですが結構な通行があります。また、農繁期は農耕用機械も通って多目的に利用されている町道でありますが、この町道について町のお考えをお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) この箇所も見てきました。確かに、拡幅は住居の関係で無理だと思いますけど、待避所の方向は考えていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) あと、西側はあまりやらなくても拡幅はできる。田んぼがあって大体50メートルあるかないかぐらいじゃないですかね。あれを少し路面を上げれば、交差できるぐらいの距離は取れるんじゃないかなと、私は見てきておるんでありますが、待避所とそこの拡幅をすれば、ある程度何メートルかはできるのではないかと思っているところであります。町長、その辺はどうですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 西側のほうは、地権者との協議もあると思いますから、しっかりその辺考えて、前向きに検討してまいります。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) ありがとうございます。昔は、こども園から踏切のほうには来なくて、左の方に行くように指導はしていたんですが、今は指導はしていないんだと思います。 何せ、こども園のほうが立派な道路になってしまったものですから、できれば何とか考えていただいて、よろしくお願いをいたしまして、この質問を終ります。 次の質問になります。 河川整備でございます。 堤防、自転車道についてでございます。久慈川に接する戸塚の堤防でございます。以前、1番議員さんがおっしゃっていたように、東側に東舘圃場に供給しています用水路が入っておりまして、道ケ作水利組合の管轄でありますが、万が一、この堤防が決裂、崩壊などしてしまいますと、多くの水田や住宅に被害をもたらしてしまいますので、より安全な堤防が必要かと思うところであります。この前1番議員も話したようでありますが、もう一度町の考えをお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 東舘圃場内の堤防についてでございますが、福島県では今年度、堤防の補強工事といたしまして、関岡の堰場から高谷畑地内、それから中石井の上川原から岡下地内において、堤防の舗装と遮水シートの設置を実施しております。引き続き、施工箇所を延長していただくように町としては要望していきたいと思います。 また、現在、久慈川右岸側におきまして、河川改修の計画のための予備設計を福島県で行っております。今後、左岸側、戸塚、東舘地区についても、今回の予備設計の中で改修等があるかどうか、まずそちらを確認してまいりたいとは思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) この堤防は、大体50センチメートルくらい、基本の堤防より下がっているみたいです、目視したら。できるだけお願いしたい、直していただきたいなと思っております。 次も関連しておりますので、戸塚の堤防下にある自転車道のサイクリングロードが河川の中に整備されている箇所であります。ジョギングや歩け歩け運動にも多く利用されている自転車道であります。防犯的には危険箇所だと私は思っております。また、水害にもさらされておりますので、やはり、堤防の上にあるほうがよいと思うのでありますが、何らかの理由があるのかお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 久慈川サイクリングロードにつきましては、平成2年度に整備に着手しまして、平成7年に整備が完了しましたが、計画当時の諸条件等により、現在の位置に整備されたものと考えられます。棚倉土木事務所からは、ジョギングや歩け歩け運動等の利用に支障がないよう維持管理に努めてまいりますとの回答を得ております。 また、台風や大雨の際には、河川や水路には近づかないということは、改めて啓発をしてまいりたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) それは分かりました。それで、防犯的なことはどうなるのかな。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 棚倉土木事務所は、維持管理に努めていくとのことですので、今後サイクリングロードは、福島県では自転車活用推進計画という計画を策定しており、自転車走行空間の適切な維持管理を推進していくということも計画として捉えておりますので、草刈り等の維持管理をしっかりしていただいて、防犯面でも安全に走行していただけるように要望していきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) では、まだまだ、改良の余地はないということでいいでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) サイクリングロードを改良するという計画は聞いておりません。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) やはり堤防ができないと、ちょっと強靭化が入っておりますが、国で15兆円も使うのでありますが、何とかこの戸塚の堤防も合致しまして、何とか造ってもらえればありがたいのでございますが、その辺はいかがでございますか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 現在、右岸側で測量しているところですので、そちらの予備設計の中で、左岸側も併せて改良しなければならないということになれば改良があるかと思いますけれども、まずは、右岸側の測量の経過を確認していきたいと考えています。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木一君。 ◆8番(鈴木一君) 答弁ありがとうございます。私も水利組合の役員をやっているものですから、崩壊してしまうと、我々の責任がもっと重くなるので、それを聞いただけでありまして、しっかり、速やかにやっていただければ幸いかなと思います。よろしくお願い申し上げまして、終わります。 ○議長(藤田玄夫君) 8番、鈴木一君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は2時35分といたします。 △休憩 午後2時27分 △再開 午後2時35分 ○議長(藤田玄夫君) 再開いたします。--------------------------------------- △鈴木敏男君 ○議長(藤田玄夫君) 9番、鈴木敏男君、登壇願います。 鈴木敏男君、持ち時間は60分です。3時35分までです。     〔9番 鈴木敏男君登壇〕 ◆9番(鈴木敏男君) 今日、最後の質問でございます。 皆さんお疲れでしょうから、この質問は大体がお願いでございますので、町当局の絶大なご協力を受けまして、短時間で終わらせたいと思いますので、ぜひ前向きなご回答をよろしくお願いいたします。 それでは、国道118号線下石井地内のわだちの解消と拡幅工事をお願いしたいということでございますが、私も仕事柄、大型自動車であそこを行き来するんでございますが、何分狭い道路でございまして、大型が来ると、左によけようかなと思うとですね、私が逆にセンターラインにハンドルが、車が来てしまってぶつかりそうになったことも何度かございました。また、場所がどこだということで事業課長も見てきていただいたわけでございますが、やっぱり危ないだろうと言ったんですが、私は大した感じがないということでございましたので、ぜひ大型トラックであそこを走行していただきたいなと思っております。 そういうことでして、鈴木義一さんのところから駅のほうまでは側溝を造っていただいてかなり安心できて通行しているわけなんですが、スタンドの前後ですか、あそこが全然なっていないということなんですね。そういうことで、北側はやったのに、何で南側はやらないのかなと思っていました。また、スタンドの北側も少し拡幅してあるんですが、なぜあそこでストップしてしまったのか、分かる範囲でお願いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 昨日、棚倉土木所長とも会う機会がありましたので、大型トラックが通る際には緑川スタンドのあたり、ちょっと危険に思うところなんですということはお伝えいたしましたが、棚倉土木事務所としましては、わだちの解消については道路パトロール等実施して、特に支障となる箇所については緊急修繕等の対応をしていくということでございました。 それから、側溝整備による路肩拡幅につきましては、道路排水に支障がある場合に側溝整備を検討していくということでございました。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 道路が主体でありまして、やっぱり運転者から、私たちの同僚も走っているわけでして、かなり危険度が多いということで、わざわざこの今日の質問をしたわけでございます。そういうことでございますので、歩道があってわだちがあって道路があってというようなことで、歩道のほうはいいんですけれども、側溝側はかなり何にもないですから、ちょこっと踏み外すと横転してしまうというようなこともございますので、ぜひともまた土木事務所に掛け合って、本当に危険なところだということで、もう一度お願いしたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 折を見て、お話をさせていただきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そういうことで、土木のほうでも言われないとやらないと思いますので、ぜひとも宮川県議もおりますし、行動力のある方でございますので、ぜひとも見ていただいて、また県知事なんかも頻繁に県内各地を回って、そういうところも見てくれると思いますので、その際はいち早く対応をしてくれるように、県会議員、県知事にもぜひお願いしたいと。また、来なくても町長は県庁に行きますから、直接土木部長とか県知事にぜひ思いを伝えていただければと思っております。いかがですか、町長。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、鈴木議員のおっしゃるとおり、県庁に行ったときにはしっかりと伝えてきます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆8番(鈴木一君) では、ぜひ早期に改良していただきたいと思います。 次に、国道349号バイパス下関工区の進捗状況と今後の見通しについてを伺いたいと思います。 今、急ピッチで中山地内などは山を削ってかなり見通しが良くなって、夜なんかも対向車が来るか来ないか分かるようになってきたところでございます。今回、今年度でどのぐらいまで進むのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 下関工区につきましては、全体計画4.4キロメートルを3工区に分けて事業を実施しております。 上関河内地内の1工区1キロメートルについては、平成27年度に完了しております。1工区北側、小田川、下関河内地内の2工区2.6キロメートルについては、ほぼ全区間にわたり、主に改良を進めており、今後現道すり付け部を含む舗装工の発注を予定しているそうです。 1工区南側、上関河内地内の3工区0.8キロメートルについては、舗装工までを含む工事を進めております。2工区、3工区を合わせた進捗率は令和2年9月末時点で約76%であり、2020年代初頭の完成を目標に、工事を進めているとのことでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 今回バイパス、小比田工場あたりまでは行っているんですけれど、その先はちょっと手はつけてあるんですけれど、そこも同じく完了するんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 今年度、どこまで進むかというところまでは、詳しく存じ上げておりませんけれども、全体的に予算が確保された分、今年度はやるようですけれども、次年度以降も予算を確保して進めていただくことになると思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 予算のつき具合いで、どうなるか分からないということですね。須藤製作所の入り口の山なんですけれど、あれはいつ取る予定なんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 丁張がかかっているのは存じているのですが、申し訳ございません、ちょっとそこの部分をいつ掘削するかというところまでは把握しておりませんでした。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そこを聞きたかったんですけれども、SMCの先のところは今取ってあるんですけど、その先は全然取っていないという、丁張もあんまりかかっていないですよね。ですから、いち早くあっちのほうを先に取ってくれると、あのカーブがなくなってあの工業団地に入って行くのにも危険が少なくなるんじゃないかと思いまして。だから、あそこ一番先に撤去してほしかったなとは思っていたんですけれども、把握していないということでございますので、後から建設のほうに行って聞いてきます。 仲町、越蒔地内は、今やっているんですけれども、あの表木地内は全然手はつけていないんですけれども、あそこは一番最後にやると思うんですけれども、どんな状況になっているんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まずは、土工を進める、掘削を進めているところだと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 看板も何も出ていないんですけれども、昔鍛冶屋さんのところまではちゃんと今やっているんですけれども、あそこから看板が手前なんだよね。その奥のバイパスの終わりからそこの鍛冶屋さんまでは丁張も何もかかっていないし、一番遅くなるのは分かっているんですけれども、いつ頃着工するのかなと思ってお聞きしたところでございますが、分かりませんか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) ほぼ全区間において、改良を進めるというようには聞いておりますので、これから着工するのかとは思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) ぜひですね、一日も早く予算がつくように、県のほうに、国道ですから国が出すんでしょうけれども、県のほうにこれも町長に強く要望していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 そういうことで、次に入りたいと思います。 有害鳥獣被害防止のために、メッシュ柵を用意してですね、ぜひ、やっていただきたいということでございます。電柵は皆さんもやっているんですけれど、かなりイノシシも利口になりまして、電柵をやっても中に入ってしまうというような、あまり効果が現れないような状況になってきております。 そういうことで、塙町では町の事業で375万円というような予算をつけてメッシュ柵の提供をしたみたいなんですけれども、現物支給などと聞いておるんですが、その内容についてお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 塙町における鳥獣被害防止設置柵の補助につきましては、行政区において、地内の行政区民の了解を取りまとめた上で設置箇所を決めて、行政区として設置する場合に事業費の10分の10以内ということで補助金を出しているということでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) その行政区のあれを聞いて、それで行政区でやってもいいというようなお話しなんですけれども、このどういう方法で行政区でやってもいいといっても、行政区の区長さんに承諾を得て、その個人的にやるんだか団体でやるんだか、団体でやるとなると、かなり幅が広がってしまうので、どのような許可でできるのか、もう少し詳しくお願いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 矢祭町のような個人設置だったり、畑、田んぼ等が隣接しているところの共同設置というよりは、イノシシと人間の住み分けということで、住み分けをするための鉄柵の設置ということでやっているようでして、行政区としてまとまってこのエリアを鉄柵で囲んでしまおうというようなことを決めていただいて、それで事業計画を出して町のほうから補助金をいただくという流れになるかと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そのメッシュ柵なんですけれど、大ぬかりでも2人ばかり設置してあります。そういうことで、全然イノシシには関わりなかったということで、今も設置してあります。そういうことで、1人の方が一反歩全部回すと7万円かかるということで、今の町の補助では全然追っつかないというようなことでございます。 農家さんが米を作っても、メッシュ柵に銭を取られて、いろいろ諸経費がついて、農業から離れる人もかなり多くなってくるんじゃないかと思います。そういうことを踏まえて、メッシュ柵をその行政区でやれば10分の10補助するということなんですが、その辺、町長いかがですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) このイノシシ対策というのは、全国各地の今クマの被害も年間5,000頭ぐらいクマも捕獲されているようで、イノシシはもっとあれですから、非常にこの前の東京都の自民党の代議士の先生方との懇談会の中で、やっぱり福島県側の町村長もイノシシの被害等、そういったものも出していますから、当然、矢祭でも300頭ぐらいがもう毎年のようにあれですから、これだけの被害が出るということはありますから、これはしっかり検討して補助のほうはやっていきたいと思います。そして、またこれも国策の一環としてこれから私も発信していこうと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) ぜひとも、前向きに検討をお願いしたいというふうに思っております。来春も、農家の皆さん、米を作る人もかなり高齢化しておりまして、そのメッシュ柵をやるのもかなり容易でないというようなことでございますので、この上にイノシシが加わりますと、かなり農業の衰退にもつながりますので、ぜひとも田植え前にその補助金を出すというようなご回答でよろしいですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 具体的な時期と数字は控えさせていただきます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そういうことでは、町長の手腕が疑われますので、ぜひとも早い機会にお願いしたいと思います。 では、次にいきたいと思います。 町の要所、要所に防犯カメラの設置をお願いしたいということなんですけれども、前にも同じような質問をしたんですけれども、まだまだ設置には至っていないということなんですが、やっぱりこれから、年寄りの方も痴呆で徘徊したり、そういう場面もありますし、また、盗難防止、防犯防止というような観点から一気に付けるのはかなり金額が要すると思いますので、毎年毎年5基ぐらいずつ町の要所、要所にやっぱり防犯カメラを付けないといけないんじゃないかという私の意見なんですけれども、町長の意見はいかがですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、鈴木敏男議員の防犯の対策ということで、これは非常に事件・事故防止といって大変なコロナ禍であっても、犯罪等いろんな被害もあります。家畜も盗まれたり、果樹もなくなったりしているのが現状でありますから、しっかり本町としても、以前は鈴木議員以外の議員さんからも防犯カメラに関する質問も出てありましたが、今回はプライバシーというより事件の未然防止、事件・事故防止というのが優先になっておりますので、本町でも調べさせて、今、役場には4台、開発センターに3台、中央公民館1台、東館駅の駐車場に1台、矢祭小学校に9台、矢祭中学校が8台、保健福祉センター2台ということで、そのほか消防署分署、駐在所矢祭、東舘、あとは東館駅の中に1つということで、あとはドラッグストアとかコンビニ、そういった人の集まるところには各企業が設置しております。また、必要があれば、またいろいろ意見を精査しながら対策には講じていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 公共施設には、かなり安全のために付けられておるんですが、町の118号線、349号線、そういうところにやっぱり付けていかなければならないのかなと思っております。 月曜日に定例議会があったときに家に帰りましたら、黒んぼの名刺が玄関口に挟んでありまして、前の定例議会の初日にも挟んであったんですね。まずいなと思って、私も2回も盗難に遭ったんではばかだと言われるから、今日あたりバッテリーのターミナルを外して、そしてトラックの前に軽トラックを置いてきましたけれども、そういうことで、県のほうとも協議していただいて県境とか要所、要所には防犯カメラを付けた方がいいんじゃないかと思っております。 1回目盗難に遭った時、お巡りさんが来て、どっちに行ったか分かりますかということで、お前はばかかと思ったんだけれど、お前らが調べるんだろうと思ったんですけれども、どっちに行ったか分かりますかという警察の言葉もおかしいんじゃないかと思うんですけれども、やっぱり自分のやつは自分で守るということが基本なんですけれども、そういうことで端と端と真ん中と、何機かやっぱり毎年更新していかなければならないのかなと思うのですが、そこら辺町長いかがですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 個人の企業のプライバシーは、個人で設置する。今、議員がおっしゃるように、私も工場のトラックが盗まれてしまって、それから工場前と事務所前とそしてあとは自宅前と、やっぱりそうしないと、朝行ったらトラックがないということがありましたから、やっぱりそれも議会の朝だったものですから、なかなかその後近くにあったということで、バッテリーからみんな鍵から壊されてしまったんですが、やっぱりそういう防犯上の必要性もありますから、これは公共でやれるものは公共でやって、あとは自己防衛というか自分の会社の物は自分で管理するという方向で考えていきたいと思います。
    ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 町長みたいに余裕がある人は、すぐに設置できると思うんですが、私みたいな個人企業ではなかなかそういう多額の金額で設置するというのはちょっと無理な気もいたします。個人じゃなくて、やっぱり公共施設だと思って、道路に349、118の要所、要所にぜひとも付けていただきたい。町だけでは、まだ容易じゃないと思うんですけれども、そういうことで、県のほうとも予算をいただいて、補助金をいただいて、早ければ早いほどいいんですが、今後、どのぐらいの速さで設置できるか、お聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) しっかり検討していきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) ぜひともお願いしたいと思います。 これ、プライバシーの問題は関係ないと思いますね。やっぱり、防犯とか盗難防止とか、いろいろと起こってくるわけですから、やっぱり防犯が一番かなと思ってお願いしたいわけでございます。 過日ですか、家のほうでも棚倉警察署で一斉検問をやりまして、大したことはなかったんだなと思うんですけれども、昔みたいに警察もあまり一斉検問というのはやらないんですね。酒飲み運転なんかも昔は毎回やっていたんですけれど、人数が足りないからだと思うんですけれども。塙のほうでは、酒飲み運転を主に一斉検問をやったということでございましたが、そういうことで、月に1回くらいは検問もやっていただければ、盗難も少なくて済むんじゃないかという考えでございますので、ぜひとも警察のほうにも働きかけていただいて、月1回くらい一斉検問をお願いしますということもぜひお伝えしていただければと思います。 最後に、各スポーツの向上のためには、町はどのような対策を考えているのかを伺います、ということなんですけれども、各市町村対抗野球にソフトに駅伝とあるわけでございますが、なかなか振るわない。いつも出ると負けということで、新聞紙上あまりいい気分ではございません。そういうことで、スポーツの向上に町はどのような考えがあるのかをお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 教育長、片野宗和君。 ◎教育長(片野宗和君) 議員おただしのスポーツ向上の取組についてということでございますが、議員におかれましては、ただならぬスポーツに対する関心も高く、それゆえボランティアもやっていただいておりますが、ご承知のことかと存じますけれども、子供から高齢者に至るまでスポーツを楽しむ人間、人口創生のためにスポーツ推進委員を配しまして、体育協会やスポーツ指導ボランティアによりスポーツの振興を進めております。しかし、少子高齢化の現況下、スポーツに参加する人も減っている現況も否めないところでございます。町では、利用者促進と利便向上のために、既存の施設整備を進めており、スポーツに親しんでいただきたいというふうに考えております。スポーツ少年団のボランティアの指導により、テニス、サッカー、剣道など、中学校から高校へと活躍する子供たちも増えております。また、スインピア矢祭のスクール生や県下市町村対抗においても、ソフトボールや野球、駅伝チーム、さらには高齢者によるグラウンドゴルフなど、体力増進と楽しむスポーツの広がりに支援をしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) ありがとうございます。そういうことでですね、なぜ野球人口もソフト人口も高齢化が進み、あまり強くなくなってしまったというようなことなんだろうと思いますが、底辺からやっぱりいろいろ楽しみを覚えさせていかなければならないわけなんですね。やっぱりやっている人が毎年同じですから、新しい選手が何人かは入るんですけれどもなかなかうまいようにはいかないと思います。そのようなことで、スインピアですか、あそこはコーチなどもいて、結構県内では上位のほうに食い込んでいる。また、ソフトテニスも加藤先生がやられて、それも上位のほうに名前が出ている、県大会では、そういうことでございますので、野球、ソフト、駅伝と市町村対抗があるので、もう少し力を入れてやっていただければありがたいなと思っております。そんなところで、その指導者ですか、そういう人もやっぱり、意外と子供たちにやれと言っても、何をやっていいか分からないわけですから、前にも鈴木正美議員が言ったように、やっぱりそういう関連の方を1人、水泳なんかもニュータウンの方が指導しているというようなことでございまして、またそういうところで子供たちが楽しく運動できるように教えないと分からないですから、インストラクターみたいな方、専門的な方を呼びますと、金額的に張ってしまいますので、そういう経験のある方かなりいると思いますので、ぜひともそういう方を招へいして、そして子供たちに楽しいスポーツを教えていだきたいという思いでおりますが、教育長、いかがですか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育長、片野宗和君。 ◎教育長(片野宗和君) そのように努めてまいりたいというふうに思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そのように簡単に納得されれば、してしまいますよね。何か、本当にやるのかなというような気持ちもございます。ですから、今の言葉を忘れないで、ぜひとも実行していただきたい、と私は思います。前向きに検討するとかそういうことではなくて、町のためですから、やっぱりね、ぜひともお願いしたいと思います。 また、駅伝なんかも小学校のグラウンドとかに、何とかの小道ですか、忘れましたけれど、そういうところで走り回っている子供はいるんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) 先ほど、小学校の朝日の道というのがありますけれども、朝日の道とは別に集会で600メートルのコースがありまして、学校でも体力つくりの一環として、マラソン大会の前後とかにそういったところを走らせて、体力つくりに努めているということで、その道につきましては、現在、小学校のマラソン大会のコースとしても利用されているということで、利用率は比較的あるのかなと感じております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そういうその場その場のしのぎでなくて、1年間やるような、そういう指導もしていただきたい。市町村対抗の野球もソフトも、負けて帰って来て反省会をやるわけなんですけれど、酒飲みやるときは練習しなければだめだと言うんだけれど、その後は何もしないというようなことでございますので、やっぱり引っ張っていってくれる人がいないと、なかなかもう1年間を通して技術向上に努めていこうというような気にはならないんですね。ですから、引っ張っていってくれる人がいれば、かなり1回戦、2回戦ぐらいまでは行くんじゃないかと思っております。私が最初に市町村対抗に行ったときには、皆さん私と同じく若かったですので、第1試合が桑折町に勝って、そして次の回が福島市だったんですね。どうせ負けるんだろうというようなことで試合をしたら、勝ってしまったんですね。そういうことで、3試合目もしっかりすれば勝てたんですけれども、3試合目で負けてしまったということでございます。ですから、やっぱり若い力がないとなかなかそういう市町村対抗の場面では勝つというような場面にはいかないんですね。 今回、ソフトボールで湯川村と対戦だったんですけれども、行く前は皆さん、今日は絶対勝ちますよと言ったんですけれども、帰って来たらコールド負けでしたということでございますので、そういうことのないように、やっぱり矢祭町の代表ですから、しっかりと対応していただきたいと思います。 それから、壮行会と報告会なんですけれども、なぜ駅伝だけはやって、何で俺たちのときはやってくれないんだというようなご意見もございます。なぜやらないのか、教育長。 ○議長(藤田玄夫君) 教育長、片野宗和君。 ◎教育長(片野宗和君) なぜやらないかというようなことではございませんでして、今年もソフトボール、野球のほうに町長と出かけて行きまして、グラウンドのほうに行って激励をしておるところでございます。多くの来賓の方とかそういった方を招へいしてやることが、選手諸君にとってもなかなか集まりにくいとかそういったこともございますし、私たちは陰ながら支援をしてということで、そのことに努めさせていただいているというところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 町長、教育長が行って激励をしたということは聞いております。 ですが、これはまた別の問題でありまして、駅伝がやるのであれば、市町村対抗ですから同じ場面でございますので、ぜひとも人が集まらないとかそういうことではなくて、集まるようにしていただいて、壮行会、報告会と、そして何が、負ければ何が悪かったのか、ちゃんと町長はじめ皆さんと酒を飲みながら、相談して次回に臨むというようなことをしていただきたいと思います。 民報主催ですから、各市町村、皆さん県南版なんかも見ますと、どこの市町村も結構みんな野球でもソフトでも駅伝でも皆さん新聞に載っているわけです。そういうことですから、皆、平等にやっていただきたいと思うんですが、今後いかがですか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育長、片野宗和君。 ◎教育長(片野宗和君) それぞれの選手代表とか、いろいろと相談をしながら、私たちは町のために戦って、そしてしかも自分たちの楽しみもというようなこともございますので、ご期待に添えるようなことになるかどうか、ここでは明言を避けますが、話合いを深めていきたいというふうに思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 公平性を保つためにはやっぱりぜひ開いていただきたい。なぜ駅伝だけ150万円も使って、あとは10万円ぐらいという批判もございます。ですから、壮行会ぐらいは何ぼでもできるわけですから、お金のかかるわけでもございませんし、日にちを決めてやれば皆さん集まるし、私たちも応援に行きますので、ぜひとも来年はお願いしたいと思うんですが、いかがですか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育長、片野宗和君。 ◎教育長(片野宗和君) そのような方向でいけるように努力します。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 別に努力することないんだよね、やりますと言えばいいんだから。簡単なんだよ。銭も何にもかからないですよ。選手を激励するんですから、ぜひとも前向きに考えていくというのではなく、やりますというふうに私は理解したいと思います。 それから、この間、新聞にも載っていましたように、車椅子バスケットとかそういうことも何か載っていたみたいですけれども、やっぱりそういう身体障がい者、パラリンピックのあれがなくても、ぜひともマラソンの楽しみということを、小学生の頃から走る楽しみは植えつけていってもらいたいと思うんですね。 そういうことで、小学校、中学校、今矢祭町のすばらしい、全国に素晴らしい選手もおります。石井寿美さんを呼んでですね、やっていただけないかと思うんですが、やはり地元の人ですから地元の駅伝から成長して、学法石川でやって、山田ホールディングス、前回は区間新記録で1位になった方でございますので、そういう立派な人が矢祭町にもおるわけでございますので、矢祭町からこういう人もいるんだということをぜひ紹へいして興行していただければと思うんですが、教育長どうですか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育長、片野宗和君。 ◎教育長(片野宗和君) 石井さんのことでしたが、議員がお話になりましたようなことで、ちょっと外部のほうからアタックしてみたんですけれども、ちょうどこの時期、時期にもよるんですけれども、なかなか監督さんが離してくれないとかというのもありまして、頓挫しておったところでございますが、そういう先輩方に倣うというそういう姿勢、それからGIGAスクールというようなこちらに来なくてもそういう激励とかそういうふうなことができればというふうには考えてございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 石井寿美さんもけがというか、病気がちでやっと回復して、いきなり区間新ということなんですけれども、そういう精神的にも強い人がおるわけですから、その冬場の駅伝に併せてきてくださいというのは無理なんですから、その時期をよく考えてぜひ招へいしていただいて、矢祭町がマラソンの町とかそういう町になるように、ぜひご尽力をいただけたらばありがたいなというふうに思っております。 以上で終わりますが、前の質問もした後に前向きに考えていただいて実現に向けて、皆さん動いていただきたいというふうに思いまして、お願いをいたしまして私の質問を終わります。 ありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 9番、鈴木敏男君の一般質問を終わります。 これで本日の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(藤田玄夫君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 なお、明日第4日目、12月10日の定例会の開会は午前10時といたします。 本日はこれで散会します。 ご苦労さまでした。 △散会 午後3時16分          一般質問通告一覧表通告 順位質問者質問事項及び質問内容11番 藤井隆治1.土木行政について(町長) (1)町営住宅について ①南石井住宅は、建設当初は交通弱者のために南石井駅前に造ったと思います。現在では自動車移動が主流になり、ほとんどの住民が自動車移動になっています。周辺の道路は幅が狭く、自動車の利用がしにくい状況です。道路の拡張・南石井駅東側に別な進入経路建設等の新たな対策がないかお伺いします。 ②中央団地の駐車場はほとんど利用されていないように思われます。それは、自宅から遠いからだと思います。そして、車を自宅前に駐車している状況です。駐車違反を取り締まるより、近くに駐車場を移設するなどの対策はないかお伺いします。 ③関岡団地は、あらゆる箇所がかなり老朽化しているように見受けられますが、今後の対応策をお伺いします。 2.交通行政について(町長) (1)道路状況について ①国道349号大ぬかり~小田川間の道路工事が少しずつ進行しているところですが、朝晩の工業団地への通勤ラッシュに加え、交通の便が良くなるとさらに交通量も増えてくると思われます。JA前と消防署前の信号機の距離が短いうえに信号のタイミングもおかしいように思います。交通量の少ない宝坂方面からの青信号も長すぎると思います。また、東館駅入り口と商工会前の信号も同様です。バイパス建設の話はまだ先になるので、交通量の多い本線の停車時間を考慮し、一気に流してしまえるような信号配分にしてもらえないか、町の見解を伺います。 3.一般行政について(町長) (1)ゲストハウスプロジェクトについて ①ユーパル矢祭が大変厳しい経営状況の中、ゲストハウスプロジェクトは3年で成功まで持っていけるのか見解をお伺いします。23番 大森泰幸1.健康福祉行政について(町長) (1)新型コロナ「第三波」への緊急対応策について 新型コロナ感染症の急激な拡大、「第三波」の襲来となっています。東白川地方、矢祭町ではこの難局を乗り越えるため、何が課題でどう打開しようとしているか伺う。 ①命、健康を守る感染防止策について ・PCR、専門機関の設置はこの地域で緊急を要している中、未開設となっているのはなぜか伺う。 ・矢祭町として、感染の疑い→検査→保護→医療体制を緊急に確立する国の支援策が不可欠ではないかと思うが、町の考えを伺う。 ・医療機関、高齢者施設、学校感染防止対策はどうか伺う。 ・帰郷の場合、居住地でPCR検査の実施が必要ではないか伺う。 (成人式対応、検査料は無料公的支援) ・コロナ禍のインフルエンザ予防接種を無料にとの声に対応すべきではないか。近隣他町村の状況はどうか伺う。 (2)高齢者支援施策について ・タクシー助成の年齢引き下げ要望が強い。実現を望むが、考えを伺う。 2.一般行政について(町長) (1)町の将来展望との暮らし応援の町政確立について 第6次矢祭町総合計画審議会の第1回が開催され、諮問があったが、その内容と今後について伺う。 ①第6次総合計画と町づくりについて ・審議会の構成、委員選出の基準はどうなっているか。審議会条例の3条及び2「学識経験を有する者とその他」となっており「学識経験者」が上位にあるのはなぜか伺う。 ・地方自治法、矢祭町自治基本条例では総合計画に関してどのようになっているか伺う。 ・第1回審議会に提出した検討課題と理由を伺う。 ・アンケートの結果集約と分析はどうなっているか伺う。 ②新たな生活支援策について ・町が把握しているコロナ禍の経済生活実態はどうか伺う。 ・事業者の収益、納税期の予測と対応はどうか伺う。 ・新たな町の支援策、延長された国の支援策を伺う。 (2)町の将来、町民の暮らし応援の財源活用について ①予算、決算にみる町財政の運用状況について ・税収、交付金、補助金、財調、基金、公債費(町債)の5年間の推移から、財源をどう考えるか伺う。 ②国の交付金、補助事業、町からの意向について ・現年度歳入、歳出重視の財政運営 コロナ禍では現年度重視の財政活用が望まれるが、税の有効活用策に期待する。 3.教育行政について(町長・教育長) (1)新しい時代と矢祭町のよさを活かした教育について ・GIGAスクール構想と事業者との調印に至る経過、内容を伺う。 ・議員研修会(GIGAスクール説明会)では、事業者から町づくりに関わる提案らしき話もあったが、町として提案を求めているのか伺う。 ・GIGAスクール構想についての提案の方向性については、議会の議論を通じ町民と共有すべきではないか。 ・学校、家庭、議会に関わるオンラインシステムについての町の構想があるのか伺う。 ・今後の教育は、町の総合的教育環境、歴史と文化など様々な角度からの識者、教育関係者、保護者、町民の意向を汲みつくすべきではないか。 ・よりよい教育環境のため、少人数学級維持は不可欠と思うが、矢祭町の現状からどう考えるか伺う。 (学級定数引き下げは「40人になると1学級」矢祭の課題) 4.土木行政について(町長) (1)土木防災への住民要望について ①町及び県の今年度事業について ・田川(町単独)の河川土砂撤去事業は、今年度はいつから、どこまでか、今後の次計画が必要。 ・県、棚倉土木事務所関連の事業の進捗状況を伺う。 (久慈川の堤防と土砂撤去) 5.交通行政について(町長) (1)交通安全対策への住民要望について ①交通安全危険解消、住民要望実現事業について ・山野井カーブ事故後の対応について伺う。 (町として安全対策の緊急措置を関連者に要請を)
    ・SMC交差点信号、渋滞解消策について伺う。 (住民と共に関連機関との交渉を)32番 片野一也1.一般行政について(町長) (1)令和3年度予算編成方針と重点施策について ①コロナ禍における難しいかじ取りを担われているが、町政は常に確実な進展が求められる。第6次総合計画初年度にあたる令和3年度に向けて、町長の施政方針の一端と、具体的な重点施策の位置付けを伺う。 2.産業行政について(町長) (1)農業をはじめとする本町産業の担い手対策について ①本町産業の担い手不足は、各分野における技術の継承が途絶え、町を形成する様々な業種等の消失や雇用環境の悪化、農用地や森林の荒廃にもつながるなど、町の将来にとって最大の懸念事項である。積極的に外部から人材を求める施策を展開すべきと考えるが、町長の考えを伺う。 (2)イノシシ等被害防止対策について ①年々深刻度を増すイノシシ被害の現状と、被害防止対策の新たな方策並びに現行制度の見直し拡充について伺う。 (3)滝川渓谷の新ルート整備計画について ①新ルート構想は、滝川渓谷の魅力度アップとして大いに期待され、国有林等の使用許可があれば、一部の安全対策とルート案内のみで、整備は比較的容易と思われる。整備方針を伺う。 (4)買い物支援事業の充実について ①高齢化が進行する中、交通・買い物弱者の方々に対する支援は行政の役目であり、費用対効果のみで計れるものではないが、直接的サービスの提供が行政に出来得るのかという懸念もある。移動コンテナ車の配置は積極的支援策の表れとも思うが、専門性のある民間力(委託)も視野に入れて、支援策を構築してはいかがか伺う。 3.教育行政について(町長・教育長) (1)GIGAスクール構想の方針について ①町とModis VSN、そしてボノ株式会社との間でGIGAスクール構想実現に向けた包括連携協定を結ばれ、地域全体で未来を担う子どもたちの成長を支える仕組みづくりということを謳っている。理想的であるが、0からの土壌づくりとの同時進行はハードルが高い。まずは新時代を支えるICT教育の充実による学びの向上と、教師の負担軽減に特化して進めたほうが明快と思われる。2社の役割と今後の関わり方を含めて、事業の方針を伺う。48番 鈴木 一1.消防行政について(町長) (1)防火水槽整備について ①南沢の防火水槽は、40年以上経つ防火水槽であり、新たに耐震化の防火水槽(二次製品耐震貯水槽容量V=40立方メートル)に更新されてはと思っています。計画的に更新していく考えの答弁はいただきましたが、現在の消防ポンプは泥や砂を吸い込むと故障しますと消防団員の方に言われています。南沢の防火水槽は自然水利で砂や泥が沈殿しています。非常時に消防ポンプの利用が出来なくなると思いますが、町の考えをお伺い致します。 2.土木行政について(町長) (1)道路整備(こども園周辺)について ①こども園事務所前の町道柳下線(スクールゾーン)に丁字路があり、左右には町道舘本柳町線があります。この町道の幅員は3mであります。車が往来するには狭いため、庭先や路肩で交差をしています。住宅があり拡幅は難しいかと思いますが、待避所くらいはできないものかと思います。こども園に通う園児の送迎(自家用車)にも利用されていますし、農繁期には農耕用機械も通り、多目的に利用される町道でありますが、町の考えをお伺い致します。 (2)河川整備(堤防、自転車道)について ①久慈川に接する戸塚の堤防の東側に東舘圃場に流れている用水路(道ヶ作水利組合管轄)があります。堤防崩壊などしますと住宅や水田に大きな被害をもたらしますので、より安全な堤防が必要かと思いますが、町の考えをお伺い致します。 ②戸塚の堤防下に自転車道(サイクリングロード)が河川の中に整備されている箇所があります。ジョギングや歩け歩け運動にも多く利用されているが、防犯的には危険箇所だと思いますし、水害にも晒されていますから、やはり堤防の上にある方がよいと思うのですが、何かの理由があるのかお伺い致します。59番 鈴木敏男1.建設行政について(町長) ①国道118号下石井地内のわだちの解消と拡幅工事をお願いしたいが、いかがか。 ②国道349号バイパス下関工区の進捗状況と今後の見通しについて伺う。 2.産業行政について(町長) ①有害鳥獣被害防止のため、メッシュ柵の設置に補助金をお願いしたいが、いかがか。 3.防犯行政について(町長) ①町の要所、要所に防犯カメラの設置をお願いしたいが、いかがか。 4.教育行政について(町長・教育長) ①各スポーツの向上のために町はどのような対策を考えているのか伺う。...