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12月11日-02号

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  1. 矢祭町議会 2019-12-11
    12月11日-02号


    取得元: 矢祭町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-30
    令和 1年 12月 定例会(第8回)          令和元年第8回矢祭町議会定例会会議録議事日程(第2号)                   令和元年12月11日(水)午前10時開議日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(10名)     1番  藤田保男君      2番  大森泰幸君     3番  青砥安彦君      4番  鈴木敏男君     5番  本多勇也君      6番  郡司浩子君     7番  緑川裕之君      8番  菊池淳之君     9番  鈴木 一君     10番  藤田玄夫君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長         佐川正一郎君  副町長        大串 肇君  教育長        片野宗和君   自立総務課長     藤田義広君  町民福祉課長     陳野勝美君   事業課長       高橋竜一君  教育課長       鈴木直人君   会計管理者      鈴木大恵子君  代表監査委員     鈴木邦美---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長     増子智巳    嘱託職員       星 優香 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(鈴木敏男君) おはようございます。 ただいまの出席議員は10人です。 定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(鈴木敏男君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(鈴木敏男君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 傍聴人の方々に申し上げます。 矢祭町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影は禁止になっております。また、スマートフォン、携帯電話をお持ちの方は、電源をお切りになるか、マナーモードに切り替えて静粛を保ち、傍聴されますようお願いいたします。 鈴木邦美代表監査委員の出席をいただいております。よろしくお願いいたします。 本日も報道機関等に議場での写真撮影を許可しておりますので、ご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。---------------------------------------一般質問 ○議長(鈴木敏男君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問については、持ち時間がなくなりましたらば、直ちに質問を終了願います。 また、執行部の答弁については、時間制限の関係から、簡潔明瞭にして的確に答弁をお願いいたします。 質問の通告がありましたので、順次発言を許します。---------------------------------------藤田保男君 ○議長(鈴木敏男君) 1番、藤田保男君、登壇願います。 持ち時間は30分です。     〔1番 藤田保男君登壇〕 ◆1番(藤田保男君) 1番、藤田保男です。 質問を始めるに当たり、今回の台風19号において被害に遭われた皆様方、心よりお見舞い申し上げます。また、町当局、消防団及び関係機関の昼夜における監視、迅速な指示のもと人的被害がなかったこと、誠に感謝にたえません。 私は、9月の一般質問において町の防災対策について質問をいたしましたが、一月後に避難勧告が出るほどの災害が来るとは思ってもいませんでした。前回の私の質問のほとんどが実行に移され、対策は万全と感じました。 また、町長においては、最前線においてその陣頭指揮、見事としか言うことがありませんが、できれば避けてほしいと思います。町長に万が一があれば次の指示ができません。あくまで司令塔であってほしいと思っております。町には優秀な当局者、命を懸けてくれる消防団、関係機関があります。菅直人前総理のような行動はしてほしくないと思っております。 ただ、ユーアイホーム、藤井ハイムなど、多人数の避難をどうするか、これから考えなければならないと感じました。今回、数十年ぶりの災害でしたので、細かい指示違いがあったとは思いますが、それは経験として次に継続してくれればと思います。 台風の被害について質問いたします。 被害の概要について災害復旧工事31件、災害対応予定26件、応急対応工事50件、田んぼの土砂流入多数、以上の報告を受けておりますが、河川の処理、護岸工事などは含まれているのでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 河川の護岸工事についてでございますが、町管理のものについては、公共土木ということで災害復旧事業に載せております。ただ、1級河川については、県の管理下ということで、町の方の報告には載せておりません。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 藤田保男君。 ◆1番(藤田保男君) 応急予算として、農地災害9,680万、林道災害8,130万、土木災害として15億9,830万、以上について被害救助の適用になったとは聞いておりますが、県、または国からの復旧金額はどれくらいになるのでしょうか。 また、住宅再建、生活再建も行っているようですが、予算はどれくらい見ておるのでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) まず、対応予算についてでございますが、いろいろとちょっと積み上げの方法によって、微妙な数字の違いが出てくるとは思いますけれども、先ほど議員がおっしゃられたとおり、約18億円の予算というものを計上しているような状況となっております。 その中で、国から一体どれぐらいの額が来るかというのは、今後の査定の中で決まってまいりますし、また応急予算として上げたものでございますので、予算を上げた時点ではあくまで概算でございます。実際の事業費については、現在積算をしながら国の査定の方に今挑んでいるというような状況でございますので、現時点でちょっと、どの程度になるかという正確な数字が申し上げられる状態ではないということでございます。 ただ、その18億という予算について、かなり多目にやはり見積もらなくてはいけないので、もう少し下がってはくるかとは思います。補助率につきましては、先ほども申し上げたとおり、査定の方は、後、決まってくるということでご理解いただければというふうに思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 藤田保男君。
    ◆1番(藤田保男君) 予算については、暫定的なものとお聞きしましたが、復旧期間というのはどれくらいと試算しているのでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 復旧期間をどのように捉えるかということはございますけれども、少なくとも災害復旧事業等々、そういった事業を使いますと、早くてやはり年度内、箇所によってはやはり1年程度かかってくるところも出てくるかと思いますし、何より18億円のうち、約15億円を占めております高地原橋につきましては、復旧は3年を見込んでいるというような状況でございますので、複数年の期間は必要になってくるかなというふうに思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 藤田保男君。 ◆1番(藤田保男君) 私が最も危惧しているのは、矢沢川橋と久慈川橋の合流部での堤防の侵食です。ここが決壊しますと、東舘は水没してしまうのかと思われます。久慈川堤防護岸工事を急いでいただきたいと思いますが、これは県との関係もありますけれどもどうでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいまの質問の中で、護岸工事の必要性ということは、最近の台風の被害状況ですか、27年の鬼怒川の決壊で常総市が水没したり、28年の広島から岡山の豪雨、昨年の。全国各地で、今年度はまた東日本ということで、非常に日本列島、最近にない大きな災害が出て、ご覧のように、今回、那珂川のやっぱり堤防の決壊で、旧御前山村が多少道路から田畑、人家にかかったということも私も現場をちょっと見てきて、非常に堤防の決壊の恐ろしさというか感じております。 当然、この久慈川沿いの、今議員が言われた堤防のない区間がありますから、今度のまた2議員の方も、また質問ですか。3人方が質問すると思いますけれども、堤防に対する認識もやっぱりこれから考えていかなければならないと思っております。国や県も堤防のこれからのあり方ですか、やっぱり堤防は決壊すると思ったような自助の判断というか、もう安全というより、ここから洪水が発生するというような具体的な憂いが備えを生むということで、そういった意識のもと、これからの防災行政も考えも、これ変えていかなければならない今回の台風の被害から感じてございますので、県・国には要望をしてまいりたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 藤田保男君。 ◆1番(藤田保男君) それは急いでやっていただきたいと思います。 それと、最近小田川の川底が上がってきていることを感じています。川下の一部は除去をしたようですが、これは継続工事なんでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 議員ご指摘の小田川ということですので、山下地内、あの辺りを想定されているのかなというふうに思いますけれども、あちらの小田川の堆積土砂の撤去につきましては、事業調整会議という県との事業のすり合わせの中で、毎年要望を上げてきているという中で、予算の範囲内で県の方が取り組んでくれているということでございます。 ですので、継続工事かと言いますと、それぞれが単年度工事になりますので、翌年の工事が約束されたという意味での継続工事ではございませんけれども、比較的そういった町が継続的に要望を上げているということもありまして、連続的に土砂の撤去はしていただいているという状況でございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 藤田保男君。 ◆1番(藤田保男君) 私としましては、国道118号線から町道まで、あそこの砂利が相当多いような気がします。これ急ぎで除去を要請したいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 河川の堆積土砂の撤去につきましては、基本的に重要な要望ということで、これからも要望の方は引き続きしていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 藤田保男君。 ◆1番(藤田保男君) 了解しました。私の質問は以上で終わります。できるだけ早く工事をお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、藤田保男君の一般質問を終わります。---------------------------------------青砥安彦君 ○議長(鈴木敏男君) 3番、青砥安彦君、登壇願います。 青砥安彦君、持ち時間は60分です。     〔3番 青砥安彦君登壇〕 ◆3番(青砥安彦君) おはようございます。 今回の私の質問ですが、今回は佐川町長が就任し、初めての新年度予算編成時期に入ります。そこで、町長の公約実現に向けて、どんな思い、考えがあるか、それと台風19号豪雨災害関連矢祭町民の日の制定を提案したいと、その他について、色々質問していきますので、執行部の簡潔明瞭な答弁をお願いしたいと思います。 最初に、一般行政についてです。 新年度予算編成時期に当たりまして、町長の公約、色々掲げていただきましたけれども、それらの実現に向けての方針、考えをお聞かせください。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま青砥議員の質問の中で、私も初めての新年度予算の編成ということで、先日11月29日に町の執行部と共に、令和2年度の予算方針の説明会ということで、基本的には「入るを量りて出ずるを制す」という、1つの事業でも、行政でも、家庭の運営の中でも、これは原則的に私は変わりはないとは思っております。 私の公約の中では、町政懇談会の中で、非常に5地区だけを残してしまって、今度の台風被害ということで、今年度はちょっと開催は無理ということで、来年度に5地区の方は開催する予定でおります。この残りの地区で、行った中で一番要望として出たのが、やっぱり小河川、河川の土砂の撤去というのが各地区主な意見だったものですから、今回の予算の計上の中には、小河川の土砂の撤去ということですか、あとは教育の行政の中で上げた英語教育のマスタープラン等の予算も上げたいと思っております。 また、水郡線の崩落というか、この台風で子供たちが夢を叶えるということで、ちょっと私も動きの中では、SL列車の観光行政の発展ということで、そういった意味でちょっと色々お願いしながら、歩いたところもあったんですが、ああいう水郡線の状況になりましたから、これはまた水郡線が復興してから関係機関との話し合いで、またそういう子供たちの夢を叶えるための実現を図ってまいりたいと思います。 また、これからの質問の中でも出ると思うんですが、公約としてのスポーツとか文化団体の方にも非常に私も関心を持ちながら携わって行きたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) 公約、色々掲げていますけれども、これ1年で一遍にこなすことは絶対無理だと思います。任期4年ありますから、4年の年月をかけながら町長の思いを出していただければと思います。 それで、ただいま話ありましたけれども、町長の公約の中に、スポーツ団体文化団体に助成金を支給し、町民がスポーツや文化に親しめるよう支援すると公約をしています。この公約は、スポーツ団体愛好者、また文化活動をする人たちから大変頼もしい公約だと歓迎の言葉を聞きます。 そこで、具体的にどのぐらいの補助金、もしくは支援を考えているのかお伺いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいまの質問の中で、私の公約の1つの中でスポーツと文化と言うのは、スポーツは感動と夢を与え、また来年のオリンピック・パラリンピックが東京で開催されますので、非常に関心の高いスポーツの年にはなるとは思っております。非常に、文化団体も執行部から聞いても22の団体があるということで、予算編成の中では、かなり私も前向きには検討して行きたいと思います。ここでの具体的な金額の明解は避けたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) 具体的な数字はと言うことのようですが、それはご無理ごもっともだと思います。でも、とにかく現予算よりは前向きにと言うか、多く支援なり、補助金を増やしていただきたいと思います。これは本当に切なる思いがみんな、愛好者、団体が言っています。 ここにちょっと私、手元に資料と言うか、要望書があるんです。ちょっと1項目だけ朗読させてください。これは、町のグラウンドゴルフ協会体育協会に宛てた要望書です。「協会運営費、交付金の増額について。現在、協会運営費、交付金は1万5,000円交付されている。諸物価、特にガソリン代の高騰により協会運営が厳しくなり、今年から会員会費を値上げしました。また、グラウンドゴルフ協会県南支部参加協会においても、地元の体育協会からの運営費、交付金が3万円から8万円の水準となっています。今後、協会運営費、交付金の増額を要望します。」ということで、町の体育協会の方に要望は上がっています。 ところが、本家本元の体育協会自体の運営が厳しいと。町から少し何年か前に増額されましたけれども、26万円かな、本年度予算に上がっています。参加団体色々ありますけれども、そういった団体、みんな頑張らせくれと。補助金少ないんだから、それなりに色んなことやっています。団体は自分らで好きなことを、前町長が言われましたけれども、自分たち好きなことやっているんだから自分らで金を出してやればいいんだという答弁をいただきましたけれども、そればかりではないと思います。こういったグラウンドゴルフを高齢者の皆さんが元気に生きがいを持って楽しんでいる、そういった方々には、是非町長が町民を、思いを変えさせるということで言っているんですから、是非増額をお願いしたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいまのお話の中でも非常に、これから運動イコール健康ということで、県の施策の中でもサイクリングロードの整備と、東白で、今そういうサイクリングコースの見直しと言うか、そういったものも今協議会が立ち上がっておりますので、運動に関して、これから病気をしない体の健康づくりというのも大事な施策だと思いますから、是非、私の方も前向きに検討させていただきます。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) 前向きに検討ということですが、とにかく健康づくりです。町民がみんな健康であれば、医者にかからなくていいんです。保険税安くなるんですよ、極端に言っちゃえば。今逆の状態です、医療費がどんどん嵩んで行く。ドクターでさえも給料が安いから上げてくれというような時代になってしまいました。これからますます増えます。ですから、町としては、町民の健康づくりに手厚い支援をお願いしていきたいと思います。この質問はこれで終わります。 次に、これに関連しますけれども、他にも町内には、色んな様々な団体、活動している団体があります。これらの団体に対しても、もし町に対して支援要望が上がった場合、町としてはどういう対応をするか、確認したいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) もうちょっと具体的な質問を言ってください。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) 町内には、他にも色んな活動しています、スポーツ文化活動の他にも、色々奉仕活動をやっている団体もあります。万が一、そういう団体から少し支援してもらえないか、助成してもらえないかというふうな要望があった場合、町としてはどういう対応するか確認したいんですが、いかがでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) これは確認してからの回答にしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) ということは、上がった場合に対して、その時に判断したいということですか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) そのとおりでございます。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) わかりました。 次に行きます。 各地区での町政懇談会が終わりました。私は、町長が掲げた公約をすぐ実行したことで、町長のやる気を感じました。 そこで、まだ何地区か残しているようですけれども、懇談会を終えて、多くの皆さんから様々な意見が出たと思いますけれども、町長の感想をまず伺いたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね、町政懇談会も追分をスタートに、東舘3区と小田川区とニュータウンが残ってしまったということで、他の地区の先ほど答弁したように、小河川の土砂の撤去というのは、1番生活にやっぱり関わる被害が想定される所は優先的に考えて行きたいと思っております。やっぱり町民の声を反映するということが、町民の1つの町づくりの中に入るという意識を持ってもらうための施策の中の1つでありましたから、こういったものを1つ1つ精査しながら、今回の19号のやっぱり台風も、これは当然復旧の優先事業ですから、それを行いながら生活の範囲の中で安心して住めるような施策づくりをやって行きたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) そういうような感想だということですが、町長が選挙で掲げた公約がありますけれども、町長の考え、公約と色々意見要望が出ましたけれども、それに対しての差異があったと、多少の差異はあると思うんです。多少か多かったかわかりませんけれども、とにかくあると思います。その辺の差異をどのように埋めて行くか、そういう考えはありますか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) その差異と言っても、なかなか具体的なものは、まだ今のところ私も感じておりません。やっぱり自分も今、町づくりの中で自分の思いと、あとは町民の思いが合致されれば町の発展の1つになるということを信じながら、行政運営に携わって行きたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) 差異を余り感じないというか、実際、懇談会を終えて、全て整理した中で自分の考える公約と見比べた場合、違いがどのぐらいあるか、ああ、ここはこういう考えがあるのかというようなことがあれば、それを前向きに対応してもらうと、そういう考えはありますか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) これはやっぱり町民の声ですから、1つの声を聞きながら町政の運営をするということは、行政の役目だと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) わかりました。それを前向きに、積極的に今後の町政に反映してください。お願いします。 次の質問に移ります。 矢祭町民の日の制定について伺います。 矢祭町は、全国に先駆けて平成13年10月31日に、市町村合併しない矢祭町宣言をしました。これを長く堅持していくというような考えを持っています。であれば、私は町民の一人としても、この日を矢祭町民の日に制定し、子々孫々へ引き継いで行くべきではないかと考えます。そして、毎年10月31日矢祭町民の日に、記念行事、もしくは町民サービスを提供するようなことを考えてはどうかと思います。ちなみに、福島県は8月21日を福島県民の日に制定し、様々な県民サービスをしております。いかがでしょうか。町長の考えを伺います。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) なかなか発想的にも素晴らしいアイデアだと私は思っておりますが、広く情報収集しながら今後の検討課題として行きたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) 情報収集しながらと言うのはどういうことでしょうか。もう少し詳しくご説明ください。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) 色々町民の声とか、色々どういった日にちの、これだけ具体的な日にちを設定されてしまうと、もっと考える公平なすべもあるんではないかという思いでございます。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) 矢祭町は、旧石井村が矢祭村に編入されたのが昭和33年1月1日、そして町政がスタートしました。もしくは、1月1日でもいいんですが、元旦なんで、私はできれば、矢祭町はこのまま本当に合併しないでやっていくんだと、自主独立でやっていくんだということであれば、10月31日をそういう日に設定していただいて、町民みんなでこの町を維持して行こうというふうな決意をまとめてほしいなというふうに思いましたので、提案したんですがどうでしょうか。再度確認します。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) 今の青砥議員の質問を参考にして行きたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) わかりました。じゃ、できるだけ制定に向けて検討をお願いしたいと思います。 次の質問に移ります。 ふるさと創生事業についてです。ふるさと創生事業では、色んな事業を展開していますけれども、毎年人づくり講演会を開催しています。今年度依頼した講師は、何回目の来町講演になりますか、伺います。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいまの青砥議員の質問の中で、執行部に調査していただいた時には、本町では7回ということであります。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) じゃ、今回の講演会の参加者と言うか、出席者した方々と言うのは何人ぐらい、およそいるのか教えてください。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) 私も講演は何度も聞いております。今回も約300人弱ぐらい、かなり盛況な感じはいたしました。 櫻井さんというのも、やっぱり7回目で、今議員がおっしゃられると、なぜ同じ人を何回も呼ぶのかというような、また他の議員の質問にもあると思うんですが、やっぱりこの方は、12月5日、先週もやっぱり白河で年に1回、これは協賛は白河市と西郷村とか白河商工会、そして主催が法人会から経済懇談会とか白信、あと明るい社会まちづくりという運動で、あとは農協地区、あとは白河地区の経営者協会ということで、櫻井さんは白河じゃ、年に1度必ずこの講演会ということで、今回はいわきの方でも講演会されて、やっぱり前から福島県、大震災のああいう原発被害ということで、そこでやっぱりこの福島県を応援しようというのが私もきっかけだとは思っております。矢祭にも、やっぱり7回来たということも1つの時代と流れの講演、テーマはみんな7回ともみんな違いますから、当然この社会も時代も変わってくるんですからテーマも変わりながら、やっぱりこれだけ社会情勢の明るい方の講演というのは、私は聞いても決して無駄にはならないとは思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) 7回目、話した内容はまた違う、300人が出席したというようなことで、それから他町村の事例を挙げながら、今答弁がありましたけれども、では櫻井さんに支払った講師謝金というのは幾らですか。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長、藤田義広君。 ◎自立総務課長(藤田義広君) マネジメント会社であります株式会社アセットと言うところに100万円であります。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) 100万円ですか。これは7回とも100万円を支払ったんですか。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長(藤田義広君) 7回とも100万円ということではございません。最初の頃の話はちょっと資料がなくてあれなんですが、50万円だったときもあったようでございます。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) トータルでは幾らになるか、資料がなくてわからないということですが、これだけ高額な講師謝金を払って、7回も講演に来てもらってやっていますけれども、やっぱり町民からは何で同じ人を呼んでいるのか疑問に思うと言う声もいっぱい聞こえてきます。その辺は、町長としても初めて町長の立場で講演会したわけですけれども、これに関してどうですか。一町民になって考えたときに、この考えどうですか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) その町民の声がたくさん、そういう話があるということは、私の方にはまだ届いてはおりません。大変盛況だということで、そういう方もたくさんいらっしゃいます。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) もちろん、町長に直接何でと疑問をぶつける人はなかなかいないと思います。私はあえて町民の代表ですから、地域の代表ですから声を出して言いますけれども、陰ではそういう声がいっぱい聞こえてきます。それを町民の声を聞く町づくりをするんであれば、今後は考えてください。貴重な税金を使って、片や1万5,000円で多くの高齢者が元気に活動しているのに、片や100万円、ぽんと来て、講演会やって。それでは納得できないと思いますよ。その辺を再考してください。 次の質問に移ります。 農業行政について伺います。 今回は、台風19号豪雨災害に関連することについて伺って行きます。先に、全員協議会が開催されて被害の状況等が報告されました。改めて町の対応について確認して行きたいと思いますので、よろしくお願いします。 まず、19号豪雨で農作物に被害があったと思います。町全体でどのぐらいの被害があったか、把握している範囲で結構ですのでお答えください。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 農作物の災害については、町の方では取りまとめてはおりませんので、農業共済の方に聞き取りを行いましたところ、水稲を中心に1,234万2,000円と言う数字をいただいております。 農作物につきましては、基本的にはセーフティネットとして共済での対応ということになりますので、町の方で取りまとめている数字は、農業用施設を中心に被害調査を実施したということでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) 町の方というか、今、農業共済の方の情報ですけれども、農協とかのはないんですか。農協からの情報。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 主に、ハウス被害、こういったものを農協と連携しながら取りまとめております。ハウス被害が発生したときに、それに付随して、例えばイチゴであったりとか鉢花、こういったものが被害を受けたときには付随的に取りまとめますが、実際露地野菜とか、そういったものについて総体的に取りまとめるかというと、ちょっとそういったところは情報が共済の方に行きますので、町の方で主体的に取りまとめるというようなことは行っていないということでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) わかりました。今、高橋課長の方からありましたけれども、農業関連施設等についてはどのぐらいの被害があったか、わかればお知らせください。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 施設と言っても幅がありますので、まず農道等々のインフラを除いた施設被害ということでございますが、幸い危惧していたハウス被害、ハウスの倒壊等々については、現在報告は上がっていないという状況でございますが、浸水等によりまして、農業用機械が現時点で把握しているので4件被災しているというようなことで、これにつきましては、国の方の復旧事業が使えますので、そういったもののエントリーについて案内をして、現在調整をしているというところでございます。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。
    ◆3番(青砥安彦君) わかりました。同じく、農道関係にも被害がありましたけれども、今後どのような対策を講じて行くのか、改めて考えを伺います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 農道につきましては、基本的には原則としまして、災害復旧事業の方にエントリーをして現在査定を受けているという状況でございます。こちらの方の査定で承認されれば、災害復旧事業を使って修繕をして行きたいというふうにも考えております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) わかりました。事務的な対応が大変かと思いますけれども、できるだけ多くの支援をもらえるように頑張ってください。 次に、林道関係についても被害があったと思いますが、これについても同じくどういう対応をして行くのか考えを伺います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 林道に関しても、特に林道の場合、農道以上に大きく崩落する所や小規模な崩落なども見られますので、対応はそのあたりでちょっと分かれてはきますが、大きく崩落した箇所、現時点で6カ所ございますが、それについては現在災害復旧事業、こちらの方にエントリーをして査定を待っているというような状況でございます。 その他小規模に崩れた所などにつきましては、基本的には応急的に町の方の単費で対応して行くことになりますが、農道に比べるとどうしても数も多いということ、そして利用する頻度がやはり農道、町道の方がどうしても多いということで、優先的には町道、農道を中心に直した上で、林道の方についても、追いつきながら修繕を加えて行くというような対応になってくるかなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) わかりました。これもよろしくお願いしたいと思います。 次の質問に移ります。 新規事業の実績結果について伺います。 今年度、新規事業として、町は耕作放棄地景観作物等栽培奨励事業を立ち上げ、実施しましたけれども、まずこの事業の実績結果について伺います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 議員ご指摘の事業でございますが、実はこれにつきましては、平成25年から実施している継続事業でございまして、これは町の単独事業でございます。 目的としては、国の実施している事業では採択が難しい比較的簡単な再生事業であったり、再生後の継続的な取り組みを支援したいという思いで、平成25年度から立ち上げておるところでございます。 こちらの面積については、年々増加しているということで、当初年度の平成25年には、約458アールであったところが、直近の平成30年度につきましては1,576アールということで、かなり多くの方に取り組んでいただいていると。更に、当初は、ほとんど限られた団体が利用するというようなところでございましたが、ここ1、2年については、限られたこれまで取り組んでいた団体以外に個人であったりとか、後は地域で連携したいわゆる任意団体、こういったところが立ち上げて取り組んでいただいている事例が増えているということで、数字以上に効果が上がっているなというふうに評価しているところでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) わかりました。今の答弁ですと、かなりこれ効果出ているような話です。耕作放棄地はどんどん増えている現状ですから、この事業は非常にいい事業なんで、どんどんこれは増やしていただきたいと思います。個人でも対応者が出てきたということは、大いに結構だと思います。繰り返しますけれども、これを更にどんどん増やしていただけることをお願いしたいと思います。ということで、次年度、令和2年度もこの事業をもちろん継続して行く事業ですね、確認します。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 先般実施したまちづくり懇談会の中でも、継続について要望が上がっておりましたので、これについては予算化をして行きたいというふうに思っているところでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) 了解しました。よろしくお願いします。 次に、草刈り機の利用貸し出し事業も実施していますけれども、この事業の実績等について伺います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) こちらについても本年度機械の更新はしましたが、実際には、平成24年から実施しております町単独事業ということになっております。こちらの目的としては、農地の維持管理を容易にするために設備の共同利用施策というようなことで導入した事業でございます。直近の平成30年度の利用は、81件ということでございますけれども、草刈りの時期には予約が殺到するというような状況で、町の耕作放棄地発生防止に非常に貢献する事業であるというふうに評価しているところでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) わかりました。これもいい事業なので継続をお願いしたいと思います。 次の質問に移ります。 次は、建設行政です。これもやっぱり台風19号豪雨災害に関連する質問になります。 まず、町道もこの台風で、豪雨災害で大きな被害が出たと思いますけれども、これの対応について町は今後どうするのか、考えを伺います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 町道に関しましては、災害復旧事業の方で3件エントリーをしておりまして、こちらについては査定が終わりました。一部ちょっと満額がなかなか難しかったところですが、採択をされたということで、今後事業化をして行きたいというふうに考えております。その他町道に関しては、他の農林道に比べると、被害に関しては少なかったかなというふうに思いますけれども、穴が空いた所であったりとか、そういった部分については、箇所数はちょっと手元で把握しておりませんけれども、簡易的な補修で対応できる所については、できるだけ速やかに町単独で対応して行きたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) わかりました。町道に関しては箇所数が少なかったと、査定も済んで、事業はこれから開始されるということですが、この町道の改修と言うか、回復事業は今年度中に終わるんですか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) これについては、この後の査定にも絡んできますが、町としては、できれば事業者のマンパワーがございますので、早急にできれば農地の復旧の方を最優先にしたいなというふうに考えております。幸い、ちょっと一部通行止めになっている箇所がありますので、これについては、できるだけ速やかに対応しなきゃいけないかなと思っておりますが、路肩の崩落等々、通行が確保できている所については、農地等々の後に回す形になるかなというような気がしております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) わかりました。緊急的なことなので優先順位を決めて、とにかく1日でも早く復興させるようにお願いしたいと思います。 次の質問に移ります。 今年度の新しい事業として、矢祭山公園内に親水公園整備事業を行っておりました。ところが、今回の豪雨災害で、久慈川が想定外の増水で工事現場が流されました。これについて、町はどのような受け止めをしているか伺います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 今回、台風で工事中の箇所も含めまして親水広場が大きく被災したということについて、大変残念だなという気持ちがございましたし、また、箇所によっては、水が乗るであろうというところまでは想定していたところですが、まさか、ちょっとここまで被害が生じるというところについては、想定を超えていたというところは確かでございます。 ただ、今回進めている親水広場整備事業につきましては、あくまで矢祭町観光の要である矢祭山公園の振興ということで、整備を進めているというところでございますので、このために必要不可欠な存在として親水広場、これの方を位置付けているという点については、今も変わらず想定しているところでございますので、災害復旧事業が一段落したタイミングで、予定していた工事についてはきちっと進めて行きたいなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) 今後、町としては、親水公園整備事業、あのまま、あの現場で続けて行くと、再開するというようなことでいいんですか、もう1回確認します。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま青砥議員の中でも、今、担当の課長からもおっしゃるとおりで、私もそういう思いがあります。これから町の観光行政の施策というのは、関係人口の今、交流が大変盛んに施策として行われていますので、観光事業の中の矢祭のこれからの発展と言うのは、矢祭山公園の振興というのが大事なものになってくると思いますから、あの広場を中心に、矢祭山公園の整備も図って行きたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) 今回、町も誰もが予想していなかったと思います。あそこまで久慈川の水が増水するとは考えていませんでした。ところが、実際ああいう状態になります。次年度以降、そういうことはないかということを考えると、逆に今、地球温暖化が進んでいます。更に、これ以上の水が出る、雨が降って久慈川の流水量が多くなる可能性が十分にあると思うんですが、その辺の考えはどうでしょうか、町として。やっぱり、このまま継続して行くんでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) ただいま議員のおっしゃられた心配と言うのは、町の方も当然想定した上で、方向性を決めて行かなくちゃいけないというふうに思っておりますし、その認識は共通しているかというふうに思いますが、確かに豪雨被害を踏まえた場合に、今の形で本当に大丈夫かというところがある一方で、やはり観光地への観光振興という面を考えた時に、親水広場がどういうあり方であるべきかということを考えたときには、やはり自然景観というものを阻害しない、自然景観にマッチした広場に仕上げて行く必要があるだろうというふうに考えております。 ですから、豪雨被害、当然想定しなくてはいけないところではございますが、一方で、観光振興として考えたときの親水広場のあり方はどうあるべきかというところを両方天秤にかけながら考えた結果として、現時点では整備方針にそういった大きな方針転換を図るということについては、予定をしていないということでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) 今の答弁ですと、このまま同じ所で親水公園を整備して行くというような考えですね。わかりました。 町長は、公約の中に矢祭山にSL列車を走らせるというようなこと、子供たちの夢を叶えるというような思いがあるようですけれども、実現してもらって、そういう自然環境を生かした観光づくり、町づくりをしてほしいなと思います。SL列車を走らせて、矢祭山の秋の紅葉の頃に、多くの観光客が来れば本当に理想的で素晴らしいと思いました。やっぱり桃源郷ですから、矢祭山は、自然公園ですから。その自然公園を生かした公園づくり、維持管理をお願いしたいと思います。 今回、私の他にも台風被害に関する質問が多く出されています。それだけ、この自然災害と言うか、こういうのは町民の関心が多く寄せられている問題だと思います。昔から災害は忘れた頃にやって来ると言われてきましたけれども、現在は温暖化が進んでいます。災害は忘れぬうちにやって来ます。そういう時代になってしまいました。町も少ない職員体制で、業務は大変かと思いますけれども、町民の安心・安全を確保するために、万全の防災対策を講じるようお願いして、私の今回の一般質問は終わります。 ありがとうございました。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥議員に申し上げます。最後から2番目なんですけれども、通告がありましたがよろしいんですか。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) 失礼しました。漏れました。 公共施設等の被害ですけれども、これは町内ではあったかどうか、ちょっと確認したかったんですけれども。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長(陳野勝美君) 公共施設等の被害状況でございますけれども、まず水道事業に関しましては、水道管の給水管の破損が3カ所、1カ所は議員さんもご承知のとおり、高地原の橋と共に崩落してしまったということで、対応につきましてはJRの鉄橋に仮設の水道管を今設置してございます。 今後の対応としましては、仮橋復旧と共に水道管を布設、本橋復旧に合わせて、また更に水道管を布設する予定でございます。あと2カ所でございますけれども、大字内川字塩ノ平地内、ここも給水管が破損しましたが、これは復旧済みでございます。あと、関岡字町地内、こちらも水道管が破損しましたが復旧済みでございます。 あと、農業集落排水処理事業でございますけれども、関岡字町地内において中継ポンプ制御盤が故障しまして、これは修繕を依頼しております。現在の対応としましては、仮設の制御盤を借り受けまして、そちらで対応している状況でございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆3番(青砥安彦君) わかりました。素早い対応で大変ありがとうございます。 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(鈴木敏男君) 3番、青砥安彦君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は11時5分といたします。 △休憩 午前10時53分 △再開 午前11時04分 ○議長(鈴木敏男君) 再開いたします。---------------------------------------本多勇也君 ○議長(鈴木敏男君) 5番、本多勇也君、登壇願います。 本多勇也君持ち時間は60分です。     〔5番 本多勇也君登壇〕 ◆5番(本多勇也君) 5番、本多勇也です。 台風19号で矢祭町にも甚大な被害が出ました。被害をこうむった方、そして全国で犠牲になられた方々に哀悼の意を表します。また、今回の台風の水防作業に夜を徹し、不眠不休で当たった消防団員の皆さんに感謝を申し上げたいと思います。 それでは、通告に従いまして質問を行いたいと思います。 防災行政について。今回の台風19号で久慈川が氾濫し、そのため久慈川の河川の改良についてお伺いしたいと思います。 以前にも久慈川流域の飯野、天神沢、そして東橋の近辺までの久慈川流域に堤防を作ってはどうかというような話し合いがあったと思います。今回、関岡地区、かなり久慈川流域、被害に遭いました。そんな中で、町としての考えをお伺いしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 本多議員の質問の中で、先ほど藤田議員と同じ所の河川改修と言うことで、いずれ私も議員の時にも質問したことがあります。やっぱり、ちょっと誰が見ても、あの辺の地区に堤防がないというのは、台風の襲来のときにはどういうと言うような思いをずっと誰もが町民、持っていたはずだと思います。今回のこの甚大な台風というのも、例のない水害ということでありましたから、当然、田畑から家屋の浸水もたくさん被害が出て、大変お見舞いを申し上げながら今後の防災行政の見直しと言うか、先ほどの質問、最近の中でも今、国交省も国も洪水が氾濫すると思ったような防災の意識を変えて行くという、これからの国の発表、県の発表もそうなってくると思いますから、当然、天神沢から江戸塚の堤防のない部分を今後、国・県に要望しながら、ちょうど私の東舘の町内の118号線のバイパスということも、公約の中で上げて、これと堤防のバイパス化というのも、私も関東の方へ仕事で行ったときには、江戸川河川敷も道路を兼ねながら堤防という役目の箇所がたくさんあります。そういった方法をつけながらやって行くと、堤防とバイパスを一緒にできるんじゃないかなという思いで、ちょっと自分でもそういう思いながら、今後の久慈川の防災体制というものをしっかり考えて行きたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 今回、天神沢地区、県道230号矢祭山八槻線冠水、走行中の乗用車がハンドルを取られて田んぼの中に水没と。天神沢地区で2台、また流木で道路が通行止めといった、まさに今までにない被害が出ました。また、近くの民家は、今まで80センチの基礎だったものを新築と共に40センチ嵩上げしての1メートル20、今回あと15センチで床下まで浸水するというような、かなりの恐怖にさらされたわけであります。 そんな中で、やはり先ほど町長も言われたとおり、国としても氾濫の危険が高い河川では、堤防整備を強化するというような考えになってきております。以前、やはり天神沢、飯野、久慈川流域堤防を是非ともというような話があったときに、やはり地権者の同意が得られず、今日までに至ったという経過があります。今回、その地権者の方が是非とも子供たちのために、これからのために堤防を作るように質問してくれないかというような話がありました。そういうことで、再度、町の考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 町長からも申し上げたとおり、堤防については必要な箇所、こういったものは強く要望して行かなくてはいけないなと、こういうふうに考えているところでございます。 一方で、国の方でも、やはり新たな対策というものを考えて行くときに、恐らく堤防以外のそういった手法、そういったものも議論されていくのではないかということで、先ほど町長申し上げましたけれども、そういった、とにかく越水を完全に防ぐということができない前提での対策、これを考えていかなくてはいけないというような発言もあるように聞いておりますので、そういった全体的な流れの中で、きちっと要望して行くところは要望して行くと、こういうことが重要だなというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 是非とも早急に前に進みたいという地元の人の考えがあります。 次に、やはり堤防だけでは、どうしても越水、水の水位を下げることができないんではないかと、そういうことで、やはり川底を下げる浚渫工事を行ってはどうかというようなことがあります。これもやはり、今回の台風19号で東日本の河川の川底を下げて、とりあえず水位を下げることによって氾濫を防ぐというような話も出ております。また、毎回、矢祭町の久慈川の主流である塙とか、小田川の堆積物を除去してはどうかというような質問なんかも出ておりました。やはり、主流の堆積物を除去するのも必要なことだと思いますが、その前に久慈川本流の堆積物を、川底を下げるということが最も大切なんではないかと思います。国でも、非常に有効で用地買収の必要もなく、すぐできるという形で予算面の問題はあるが取り組んで行きたいというような話は出ております。これについて町の考えをお聞きします。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 先ほどの質問の中でも答弁いたしましたけれども、国の方でいわゆる堤防だけに頼らない防災対策、水防対策というのが議論されているというような報道がございます。このような中で、恐らくこういった箇所の掘削というのも議論として出てくるんではないかなと、そういったところの判断も見ながら要望すべきところは要望して行くというような形で、前向きに検討して行くことが必要かなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) やはり、川底の土砂を取り除いて水位を下げる、これが再発防止と言う面で期待できるのではないかと思います。 いずれにしても国・県との、交渉なり、話し合いが行われると思いますが、いずれにしても久慈川の氾濫、これがもう二度と起きないような対策を講じて行かなければならないと思いますので、期待しています。 次に、やな場設置整備についてお伺いします。 この通告をするに当たり、観光行政でやった方がいいのか、または防災行政でやった方がいいのか、少し悩んだところがあります。とりあえずやな場を設置して、今年1年間やったわけですけれども、その成果をまずお聞きしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 今回のやな場設置につきましては、町主体と言うことではなく、有志で構成しておりますやまつりまち・ひと・みらいづくり協議会と言う団体の中で、主に漁協であったりとかフィッシングクラブ、こういった久慈川のアユについて親しんでいるグループの方で試験的に設置をしたいということで行ったところでございます。 これについて国の助成金であったり、町としても支援を行ったというところでございますけれども、成果としては設置を実際にこぎ着けたというところは、1つの成果として見られるかなと。更に、増水時には結構な量のアユが捕れまして、これについては給食センターの方に納品をしまして、子供たちにアユ飯という形で久慈川のアユを食べていただくというような形で、子供への教育的な側面からも行っていると、更に捕れた魚について今度、今回の広報に載っていたようですけれども、南蛮漬けのような形で、町内で販売をして久慈川のアユを食べてもらおうというような試みもしているというふうに聞いているところでございます。 今回の設置がとにかく設置してみることが目的ということで、実際設置時期がかなり遅れたというところでありますので、成果としてはまだ十分に全体的なところは見えていないのかというふうに思いますが、その中でもそういった教育的な側面であったりとか、町内への川資源、すごく貴重な川資源の提案といったことができたというのは、1つの成果として評価していいんではないかなというふうに、担当課としては考えているところでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 今回の台風の増水、あるいは濁流により、やはり今造っているヘリポートの用地、また町が借り上げている用地などが損壊したと、そんな意味では、やな場そのものがあの場所では、やはり今後、台風とは言わず、梅雨前線の刺激などによっての大雨などによって、設置する時期もあると思うんですけれども、やはり考えなくてはならないことなのではないかと思います。また、今回あのやな場により、やっぱり上流の水位は少なからず上昇し、被害を大きくしたと考えております。そのことについての考えを少し聞かせてください。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいまの本多議員のご質問の中で、今度の台風の被害がやな場の設置のためになったんじゃないかというような質問ではあるんですが、私としてはそれが原因とも言えないものとは考えております。と言うのは、これだけの過去に例のない久慈川の水量ですから、これはどういう状態であっても被害が、結果論ですが、出たんじゃないかなと。やな場の設置のためというのは、私は考えてはおりません。 また、担当課の課長からの話でもやっぱり、1つのアユのやな場の効果はあったかとは私も認めてはおりますが、今後のまた設置というのは、これだけ被害がありまして、これから高地原の本橋の架設が始まりますから、その前にまたやな場の設置等を考えるということは、また今後検討して行かなければならないものと考えております。 また、ヘリポートが近くにありますから、あの場所では、もうかえってやな場が障害物というものにさわってきますので、今後の設置等には慎重に考えて行きたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 私自身も台風19号後、栃木県、あるいは茨城県と足を運ぶ機会があって、那珂川の観光やななどを見ることがありました。今回やはりやなが流されたり、個人的にやっているやなだとは思うんですけれども、ただもう再開する元気はないというような話も聞いていますし、やはり今後、今、町長が言ったとおり検討して、場所を変えるか、あるいはどういうふうにするかは今後見守って行きたいと思います。 次に、被災者生活再建支援について質問します。 この通告書を出した時点で、やはり罹災証明も、結局、床上浸水被害で床上2メートルが全壊で、あるいは床上1メートル未満が半壊というようなことを知りまして、余りにも全壊と半壊の温度差があり過ぎるのではないかと、全壊も半壊も畳はもう既に浮いちゃう状態で、それで半壊の人は対象外であるというようなことで、町の考えを聞いて見ようかと思って通告したんですけれども、その後、福島県の町村会の方から県の方に要望書が出て、県の方では、すぐ1戸当たり10万の、半壊以下の方に県独自として、支援策として10万円を支給するというような話を新聞で聞きました。 ただ、この県独自の支給に関しては、市町村がそれぞれの災害見舞金制度に基づく創設制度を持っているのに上乗せして、何か支給するというようなことがあったんですけれども、その辺について町の考えをお聞きします。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長(陳野勝美君) 今、議員ご指摘のとおり、県では被災者再建支援制度に漏れる半壊世帯等について、県独自で1世帯当たり10万円支援金を支給するということになりました。その条件としまして、議員おっしゃるとおり、町がまずその対象者に支援金を支給する場合、県負担金分の10万円を上乗せして支給するということでございます。 町としても検討しました結果、今現在の考えとしましては、他市町村の実施状況も踏まえまして、本町においても支援金を支給するという考えでございます。支給内容でございますけれども、こちらも他市町村の実施状況を踏まえまして、まず全壊に1世帯当たり10万、大規模半壊を含む半壊世帯及び半壊に至らない床上の被災者、こちらの方に5万円を支給するというふうな考えでございます。 議員さんからもありましたように、今回の台風の支援金の報道発表が今月3日でございました。それで、この補正予算対応につきましては、本定例議会に提案するということは間に合いませんでしたので、今後としまして専決処分もあり得ると思いますけれども、次回の補正予算の方に措置しながら支援をして行きたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 生活再建の一助となるので、是非ともお願いしたいと思います。 また、居住している住宅、敷地周辺の土砂崩れ等で困っている世帯もあります。本来、民間所有の民地は対象外というような話も聞こえているんですけれども、町としてどうにか支援できないかお伺いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいまの質問では、非常に全額は無理としても町としては精一杯助成する考えでおります。 ○議長(鈴木敏男君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) よろしくお願いしたいと思います。 また、今回、田んぼへの土砂等流入ということで、農地等土砂撤去支援事業を新設するということだったんですが、これは申請書を出せば土砂の入った水田なんかは対象になるんでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 基本的には、ルールとして申請に基づいて、ただしこれは個人の申請ですと収集がつきませんので、あくまで水利組合であったりとか、今、具体的に動いていただいているのが中山間であったり、多面的機能の支払い協定、こちらの方で動いていただいておりますが、その他水利組合や行政区、そういったあと農事組合なんかでも結構だと思いますが、そういったところからの申請によって、申請いただいた分については適用するということにしております。 ただし、基本的にはやはり限られた予算ですので、そこはもう皆さんの良心にということにはなりますが、もう長年耕作していない土地であったりとか、今後耕作する予定のない土地、こういったものについては、基本的には申請はふさわしくないなというふうに思っておりますが、原則として地区で必要と考えての申請であれば、それは町の方で跳ねたりしないで、全部申請どおり認めているというふうにしております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) やはりこの件もできるだけ高齢者になり、もう来春の作付を諦めている人も何人か話を聞きます。ただ、耕作しないんではなくて、とにかく最後まで諦めないで、やはり私自身頑張ってほしいなと思うんですけれども、負担が大き過ぎるような話もしていますんで、できる限り生産者には負担のかからないような、できるだけの手厚い補助をしてほしいと思います。 これで一般質問は終わりますけれども、最後に、やはり高地原地区の孤立に対し幾度となく住民説明会を行い、そして被災された住民に寄り添う佐川町長を初め役場職員、あるいは地域の方、スピード感を持って、とても丁寧な説明会、あるいは説明をして、町民はかなり感謝しております。どうか一日も早い復旧・復興、そして明るい矢祭町を、本当の明るい矢祭町を作って行きたいと思いますので、やはり町民と行政、あるいは我々議会も一緒になって前に進みたいと思いますので、今後ともひとつよろしくお願いしまして質問を終わります。 ○議長(鈴木敏男君) 5番、本多勇也君一般質問を終わります。--------------------------------------- △郡司浩子君 ○議長(鈴木敏男君) 6番、郡司浩子君、登壇願います。 郡司浩子君、持ち時間は80分です。 12時近くになりましたら中断させていただきます。よろしくお願いいたします。     〔6番 郡司浩子君登壇〕 ◆6番(郡司浩子君) 6番、郡司浩子でございます。どうぞ今日はよろしくお願いいたします。 今回、東日本大震災が終わってから8年経ち、忘れた頃に災害がやってきてしまいました。まさかの台風19号、その前には台風15号がありました。まさかの事態でございました。その中で、多くの被災された方に哀悼の意を表しますと共に、それから今回の台風19号、矢祭町にも甚大な被害が起きてしまいましたが、当局の皆さん、率先して出ていただいてありがとうございます。そしてまた、一番ご苦労されたのは消防団の皆様方かと思います。本当に敬意を表し、感謝申し上げます。 では、それに関しての質問を入れながらも質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 では、まずは観光行政について通告に従いまして質問いたします。 まず、当町の観光資源の利用という形で質問を上げております。9月にバスを利用した周遊イベントという形で、ユーパル発着でということがイベントされましたけれども、その効果、そして課題などはありましたでしょうか。 また、今後についてもどのような考えが出てきたかということを伺いたいと思います。お願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 以下の通告で9月に開催したバスを利用したイベントということで、すみません、私の方で観光協会の方で9月1日に実施したイベントを想定して、ちょっと答弁させていただこうと思っていたところでございますが、これについては主催が観光協会と言うことで、実際どの程度の参加者いましたかということでの聞き取りによれば、下は小学校2年生から上が76歳まで33名の方に参加していただいた他、事務局として観光協会事務局を兼ねております役場職員と、あと観光協会の幹事であったりとか、また会員になっていただいている方からも合計で14名参加をいただいたというようなことで、大変好評であったというふうに聞いております。 こういったイベントを開催することで、意外と町内の方でも滝川渓谷になかなか来る機会がなかったというような声も聞きました。町の貴重な観光資源に触れることができるという意味で、大変意義深い取り組みであったなというふうに町担当課としても考えているところでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 好評であったと、町民がそういった町の観光資源に触れるまたとないチャンスであったというような評価という形でございますね。確かに、バスでの周遊をしてという、皆さんで和気あいあいとしながら町を再度発見するというツアーはとても素敵なことだと思います。是非、今後とも定期的にやっていただくのがいいのかなというふうに、やはり町を知るということは郷土を愛する心、矢祭を愛する心に繋がるということでもありますので、是非来年度はどのような考えであるのかと言うか、一応、観光協会事務局担当課としてどのように思いますか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 観光協会としては、この場では答弁できませんので、あくまで担当課としてということでございますが、観光協会は、こういったイベントの企画をするということは非常にいいことであるというふうに考えております。町では、なかなかイベントの企画と言っても限界がありますので、やはりこういった主体としては観光協会の方でイベントを企画していただけるのであれば、町としてそういったものを支援して行くということは、観光行政の立場からも重要かなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 是非今後とも、佐川町長、続けていただけるようお願いしたいところです。 続きまして、また最後に町長の方にお願いしたいですけれども、是非ということで、まずは2番目の矢祭山駅前の公衆トイレ、もちろん有料トイレもあるんですけれども、洋式トイレが温便座になっておりません、実際のところ。今後のことも考え、改修すべきということで提案をさせていただいておりますが、実際、私、余り使うことはないので、気にも留めていなかったところではございました。 家の生業の仕事が観光に関する旅館をやっておりますので、お客様からの話を伺ったりとか、それから実は、先日ですか、矢祭山を歩く会と言うのが商工会主催であったわけなんですけれども、色んな方が参加されておりました。その中の女性の方がトイレに行ったんだけれども、いや、冷たくてねと。ああと、ああ、そうでしたね、なるほど、全然気付きませんでしたというふうに、そこでは、でも気持ちを切り替えて座れば大丈夫じゃないのと、そういう話をしながらもいましたけれども、またその機会とは別の時に、また本当にその話をするわけです、やっぱり他の方が。矢祭山に行ったんだけれども、あそこの有料トイレまで行くのが面倒だったから、すぐぱっと入れる女子トイレに入った女性ですね、やはり冷たくてびっくりしたと、結構何件も言われまして、ああ、そうだったんですねという話もあります。 実際のところ、やはり引き合いに出してあれなんですけれども、町のトイレを使ったりとか、色んな他、熱いぐらい熱いときがあるとかというような、ユーパル使っても熱いぐらいの時もあると、そういったところもあります。ですので、是非、シャワートイレまでいくと、お掃除が大変だと思います、実際のところ。温便座だと費用も安いですし、是非切り替えのできるようなものを導入する考えはございますでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長
    事業課長高橋竜一君) ただいまトイレの話題でございますが、観光地のトイレと言うものにつきまして、特にインバウンドの観点から、ここの改良については、観光庁も非常に重要なキーポイントとして設定しているという事実もございます。現に、矢祭山公園につきましては、矢祭町の顔となる観光地でございますので、そこのトイレ事情についても、これは前向きに考えて行かなくてはいけないだろうと。単に、温便座化というところに留まるのか、有料トイレの方もあります。あそこについても、せっかくなのでもっと利用できるところは利用してもらうというようなこともございますから、観光地のトイレ対策という面でしっかりと考えて行きたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 確かに、観光庁の方でもインバウンドという形で、補助金という形で出ている部分もありますので、是非とも補助金、温便座化する部分にはそんなに単費でもできるような金額でもありますので、まずはそこを設置していただいて、誘客のためにですね。やはり、矢祭山の駅を降りた人がまっすぐ見えるのがあそこのトイレですので、それはそれとして、是非、総合的に考える中でも早速できるところはやっていただければと、今度の町長、町のことをやってくれたなと思いますし、観光客も来るわけでございますので、いい窓口で、窓というか顔になりますから、是非検討願いたいと思います。 では、その中で、さまざまな観光行政を実現するためにも独立した観光協会とすべきというふうに、私は提案させていただいております。これは何度か話はしていて、もちろん、色んな誰がやるかとか、そういった問題もあるかとは思うんですけれども、実際のところは現実問題、誰が会長とか、そういうところもありますので、会長はもちろん、町長が今、会長という形になっていますが、そのままで名前は名誉会長という形で置いていただいて、動ける事務局、今だと事業課の方の職員が色々動いている現状でございます。やはり、色んな先ほどもイベントを実施するに当たっても、職員の力が必要だと思います。やはり専任のそういった観光協会の方の、例えば出向するなり、役場より、そういう形でもいいのかなというふうに思うところではございますが、そのような感じで、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいまの質問で、観光協会は本来、町から独立した組織でありますので、そのあり方についてはこの場では差し控えたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) そうは言っても、この場ではとはいう形ではありますが、このような意向がある程度あるというところを見せておかないと、観光協会というのもなかなか上手くいかないのではないかなというふうに思うところでございます。その町長のおっしゃるのはわかります、とても。独立したものであるからということで。 ただ、イベントを開催するにも、それを上手く移行していくというふうな部分にするべきだと私は考えておりまして、今回町づくりを始めようということで、3回のワークショップという形で先生が来られて、大沢先生という方が来られて、この間は11月に、12月、1月というふうに連続で色んなアドバイスと言うか、事案をお話ししていただいていたところでございますけれども、その中でもやっぱり独立したものにすべきじゃないかと思いました。やはり柔軟に対応できるものなので、是非とも、その辺をやっぱり観光は町づくりであるし、地域づくり、だから町とは独立したとは言っても、やはり関連しているものではあるので、そこは精一杯応援していただくようなシステムづくりを構築するべきだと思っております。再度お伺いします。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) その件につきましては、町長の方からは、やはり観光協会はこうあるべきとはさすがに申し上げられないという意味で、ああいう答弁になってしまうと思いますが、前の町長のときにも同じような質問に対しては、やはり町としては観光協会は別にやっていただきたいというような、確かお答えをさせていただいていたかと思います。ですので、町の意向としましてはと言うよりは、町としては観光協会は先ほどの町長の答弁でもあるように、本来独立した組織だろうというふうに考えておりますので、その点については議員の認識と一緒かなと。 ただ、それを、じゃ町の方から職員を出向させるとか、そういったところについては逆に言えば、これはもう観光協会の方できちっと話をして、自分たちの体制をどうするかというふうにあるべきだと思いますので、町の方で主導して観光協会のあり方はこうあるべきというようなことを申し上げるというのは、ちょっとなかなか難しいかなと思います。やはり観光協会のきちっと会員が中心となって、自分たちの組織をどうして行くのかということをやはり考えないと、これはちょっと順番がおかしくなってしまうかなというところで、答弁としてはなかなか難しいところがありますが、ご理解いただければというふうに思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) では、その独立したものであるからということで、現在のところ、町がやっているのではないかというふうな実際のところでございますので、是非上手に手を放すような形で、その辺を上手くやっていっていただけたらなというふうに、今回この件に関しておしまいにしますのでご検討ください。 では、続きまして、一般行政についてでございます。 ふるさと納税について、様々な今回、皆さんから義援金をいただきまして、本当に町としても私も本当に感謝いたしますし、それを私たちも上手く使用して行かなければいけないと思うところでございます。 ふるさと納税で、今回の台風19号のために、ふるサポ、何かそういったところに登録されたというふうに伺っております。現実、私もネットの方で見ましたら入っているなというふうに思っていたところでございました。 以前から、色んな形で矢祭町の良さ、それなりのちょうどいい形でふるさと納税の返礼品だとか、そういった形でやっておりましたけれども、今回色んなところで話を聞きまして、クレジットカードで決済をしたいと。どうしても、今だと郵便局に行って払う、支払いをして、あとは現金書留、封筒でという形になっていたかと思いますので、その辺を臨機応変に、例えばどの時間で見ても、例えば働く方々がゆっくりできる時間って、どうしても夜とかという形になりますよね。そうすると、夕方以降になると郵便局は開いていなかったり、そうすると、じゃあとは夜になって、そのうちという形になってしまいますので、色んなところで今、クレジットカードの決済ができる状況になっております。それを提案したいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長、藤田義広君。 ◎自立総務課長(藤田義広君) 今回の災害対応でございますが、緊急寄附サイトというもののふるさとチョイス災害支援というのを利用してご寄附をいただいたところでございます。 この災害支援というサイトは無料のサイトでございまして、数々の方からたくさんのご寄附をいただいているところでございます。現在は、クレジットカードの決済ができるようにプランの変更というものを行っておりまして、それの変更が約2カ月かかるということでございまして、来年1月にはクレジット決済ができるようなシステム作りができるものと思われます。ただ、これには手数料が発生してまいります。 現在、この緊急寄附サイト、ふるさとチョイスの方にご寄附いただいたものでございますが、本日朝の状況を確認しましたところ、100件で264万8,000円と、多くの皆様より災害に対してのご寄附をいただいたところであります。大変ありがたいと感謝申し上げるものでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) そうでしたか。クレジットの方で進めていたということがわかりました。その辺がわからずに、この質問入れてしまったところではございましたけれども、多くの声を聞いたものですから、そんな形で質問させていただきました。 是非、例えば矢祭町のホームページの方にありますので、そのうち2カ月、何月ぐらいからクレジット対応になることもできますよというふうな案内なども、町のホームページの方にもちょこっとだけ入れていただくだけでも、それまで待って矢祭町に、待って、それじゃないと他の地区に行ってしまう可能性もなきにしもあらずでございますので、是非ともそういったメッセージが一言ちょこっと入るといいのかなと思いますので、そこまでちょっとお願いしたいんですが、どうでしょうか、できますか。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長(藤田義広君) サイトの運営会社の方の確認も必要ですので、そちらの方の運営会社の方の確認を取りまして、できるところはやって行きたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) では、是非よろしくお願いしたいと思います。 では、続きまして、今ホームページの話をさせていただきましたけれども、公式ホームページについて、矢祭町も携帯でもスマホなどでも見られるような形でも見やすくなってまいりました。 今回、台風19号の、ちょっと具体的に書かせていただきましたけれども、入手することがホームページの方からはすることができませんでした。結局、すぐに情報が反映されないというところでありますので、知りたい、今どのように、例えば久慈川の河川情報がどうなっているか、それから避難状況はどうであるかとか。 次の質問にも関係はしてくるところではございますけれども、こういったところも、公式ホームページの方からハザードマップの方にアクセスすることができなくて、矢祭町ハザードマップと入れてやっと出てきました、現実のところ。そこがちゃんと、きちんとひも付けできるような状況に、多分業者か何かにお願いしてホームページ作っているのかどうか、そこにまず職員の方がアクセスできるようになるのかどうか、その辺まずは伺いたいところなんですけれども、どうでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長(藤田義広君) ホームページの件でございますが、基本、業者の方でございまして、そこでこういう状況、災害等々での状況をリアルタイムの情報を発信しなければならないというのも今回感じたわけでございまして、11月25日に、ホームページの作成更新の作業を全職員ができるような体制を取ろうということで研修会の方を開催しました。 今後は、年1回程度の研修会を実施し、職員のスキルを高めるような努力をしてまいりたいと、このように思っているところでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 職員でも更新ができるということでございますね。そうしますと、もう少し情報が早く反映することができるというふうに思ってもよろしいのでしょうか。 では、今日ここに出しましたけれども、ハザードマップについては、もはや入れてはいただいておりますでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長(陳野勝美君) 公式ホームページのハザードマップの件ですけれども、質問の通告がありまして確認したところ、されておりませんでしたので、早速手配をしまして、現在は掲載してございます。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) やはり、どうしても抜けてしまうところはあると思います。私たちも日頃ハザードマップとか、そういった慣れない情報には触れることはないし、見ることも、見ようと思いませんから、是非そんなふうに対応していただいて、気付いていただいてありがたいことでございますので、またホームページの更新と共に、職員の方々、ちょっと手を煩わせるかと思いますが、色んなものが見られるように有効な町のホームページを作成していただきたい、作って行っていただきたいと思いますので、どうぞこの件について、以上の質問で終わらせていただきたいと思います。 続きまして、防災対策、すみません、1つ抜かしました。その前です。町民カレンダーですね。 町民カレンダー、一般行政のハザードマップが気になって先に行っちゃいましたけれども、町民カレンダーについてです。毎年作成しますカレンダーがあります。色んな町村でも実はカレンダー作っていて、私、あれ大きいのでなかなか大変だなと思って、実際使っているのはいるんですけれども、ある程度用事を確認したいとかという形ではあるんですが、結構皆さんのお宅に行くと、きちんとカレンダーを見て、用事とか確認している状況になっています。ここに、先ほどホームページでハザードマップというふうには言いましたけれども、やっていただいたということでございました。町民にとって、あのカレンダーは色んな行事がわかるということで、とても便利に使われているようでございます。 その中で、ハザードマップを最後に付けてはどうかと。一番最初だとまずいんですよ、上に上げていきますから。一番下の所に、ハザードマップの赤のちょっとべろ出しと言うか、見出しを付けて、大きく災害とか。要するに、そういうのを付けてほしいなと。実際、そこをやっている自治体がありました。ですので、それを毎年、以前、町民への情報を冊子か何かにして、更新できるように私、冊子にして、それが入れ替えられるようなものにしてほしいというふうにお願いしたことが、その中にハザードマップも入れてほしいと言ったことがありました。実際、あれだと確かに数が多いしと思ったところで、町民カレンダーの後ろというのは、毎年の情報を入れることができるのではないかと、はたと気付いたところでございますが、是非検討していただきたいと思いますが、どうしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長(陳野勝美君) 今、議員の質問であります町民カレンダー、健康カレンダーのことかとは思いますけれども、こちらは名前のとおり健康に関する情報を掲載しております。各種町の行事予定や納税や休日当番医を掲載してございます。それとは別に、予防接種や健康診査、献血や母子健康事業の保健事業の日程等をお知らせしておるものでございます。町民の健康に関するために寄与するものとなってございます。 今、提案のハザードマップをそれに載せてはどうでしょうかというような提案でございますけれども、今現在の健康カレンダー自体も相当なページ数になっておりまして、今現在のハザードマップ、これもページ数は相当ございます。ハザードマップや様々な情報をこの健康カレンダーに掲載しますと、まず心配されるのはページ数が多くなって、内容も煩雑になって、町民の混乱を招く恐れもあるんじゃないかなと、それでページ数が多くなりますと敬遠されるというような心配もございます。 議員の提案を踏まえまして、健康に特化したカレンダーというような形で進めて行きたいと思いますので、健康に関する情報については再検討し、より良い健康カレンダーにして行きたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) ハザードマップの全て、実は町民に、今回被災したりとか、困った方のところに話をしたら、まさかここがこうなると思わなかった、台風被害が出てきて。ここが危険で、ここが何があるのかわからないという話で、実際、土砂崩れが起こりやすいような場所とか、その部分がわからなかったんですよねということで、以前配布していただいていたと思います、各戸に。それを各戸に配布しても、実際のところ、皆さん、どこに行ったかなと言われてしまいました。3年前ぐらいでしたよね、2、3年前だったと思うんですけれども、そのときに配布したので、多分保存版というふうに書いてありますからという話は、1軒1軒話はしたんだけれども、どこにあったかなというふうに言われました。せめて、その中で言われたのが1枚のポスターのようにしてあって、毎年配布してくれるといいんだけれどもねというふうに、高齢の方にも言われたりとか、あと現役の元気な方々にも言われたり、やはりそれは案内することができるというふうに言われました。 今回は、そういったポスター状のやつを提案しようと思ったんです。それを毎年1枚やって、更新したところ、変わったときに、電車の時刻が変わったときに配布するような形というふうに提案しようかと思ったのですが、実は先日、鮫川村に行ったときなんですけれども、健康カレンダーとか、町民カレンダーが置いてあったんですね、公共施設だったんですけれども。そこを見せていただいたら、一番下にハザードマップが出ていたんです。ああ、なるほど、こういう方法であれば、皆さんが町民カレンダーを各お家に吊り下げて、一番下に、ちょうどやはり一番下なんです、一番下にあるので、さっと見られる状況にはなっておりました。やはり健康カレンダーです、確かに。 なので、健康を考えなければいけないので、やはり身を守るということも自分の健康の一部、1つでございますので、それも1つの健康を維持するためだと思いますので、それ本当に1枚だけでも町民たちはいいと言っています、まずは、だからそれを毎年、全体が見られる状況があってほしいというようなポスターという話だったので、是非それを一番後ろに1ページで、見開きで大きくやるのもいいのかなというふうに思ったわけで、ここで入れさせていただきました。いかがでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長(陳野勝美君) 今、鮫川村の町民カレンダーの方に掲載されているというような情報をいただきましたので、私どもの方でも、その町民カレンダーの方をちょっと拝見と言いますか、検討させていただきまして、情報の大きさと言いますか、細かさ等で情報発信できるのかどうかをちょっと判断しながら、できることについては対応して行きたいというふうに考えます。 また、ハザードマップ関係の毎年更新というようなお話がありまして、あと今現在の永久保存版が3年前ぐらいに発行されて、現在どこに行っているかわからない方も多いというようなことでございますが、来年度の当初予算の方に見直しでハザードマップを作成して、また全戸配布する予定であるということを付け加えさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 是非そういったことを進めているということでございますので、お願いしたいし、あとちょっと確認していただいて、いいなと思いましたので、鮫川村の対応、やり方も是非いいことはいいで、真似していただければと思います。 なお、1つちょっとお願いしたいことがありまして、実際配られたからここが大丈夫だろうというわけでは、実際のないところで、若い人でもちょっとただ目にいってしまうので、是非今区長さんを通して、区会とか総会だったりとかありますので、町の方からハザードマップを見るような、一緒に確認できるようなあれを見てもらうようなふうに要請することは可能でしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長(陳野勝美君) どこまで可能かどうかはありますけれども、議員おっしゃるとおりに、配っただけで見られず保管されてしまうというようなことも懸念されますので、どのような形で町民の方にお知らせと言いますか、閲覧していただくようにするのかということにつきましては、前向きに考えて行きたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 以上、この件に関して終わりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木敏男君) 暫時休憩します。 再開は13時零分といたします。 △休憩 午前11時59分 △再開 午後0時59分 ○議長(鈴木敏男君) それでは、再開いたします。 6番、郡司浩子君、登壇願います。 郡司浩子君、残り50分です。     〔6番 郡司浩子君登壇〕 ◆6番(郡司浩子君) 6番、郡司浩子、続きの質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 では、防災行政についてということで上げさせていただいておりました。こちらの台風災害により表面化してしまったように、防災・減災のための対策を早急に講じるべきだと思いまして、この質問をさせていただきます。 当局の考えを伺いますが、例えば今回の情報がなかなか発せられなかったということ、それから避難のことについて、それからこちらの方に、国土強靭化計画の策定というふうに上げさせていただいておりました。こちらの方に関しましては、2019年8月17日の記事によりますと、福島民報の方ですね。「相次ぐ災害を受け」ということで、対策のベースとなる市区町村レベルの計画策定は進んでいないので、2020年度は、計画に明記された事業などに交付金を優先的に配布するということが記事によって書いてあります、民報に。町村の策定を促して行くということがあった矢先の今回のでありますので、今後その件に関して早急にやらなければいけないのではないかということ。 それからあと、こちらに書きましたけれども、タイムライン構想、一番私ここが肝心かなというふうに思っています。警戒レベルが5段階ぐらいに多分あったのかなというふうに思っておりますが、その警戒レベルの中で、1段階から5段階、5段階が一番災害が全て発生していて、重大な状況であるということなんですけれども、2番、警戒レベル2、3の時点で、ある程度色んな方に行動計画、そういったものを進めるような施策というのが今後必要なのかなというふうに思っております。その件に関して、まずは質問いたします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいまの防災の対策ということで、郡司議員の方から質問でした。以前防災対策は、いずれの計画でも策定はしてありますから、今後の国土強靭化計画対策と言うのは、大規模対策に対しての国の施策ということで、これは令和2年に本町も予定を入れております。 これだけの災害になってくるということは、大規模に対する想定ですから、危機管理能力というのも、これから行政も指導して行かなければならないと言うか、危機管理というのは、いざというときのやっぱり対処の仕方というのは、なかなか大規模訓練というわけにも、消防の訓練はあっても、なかなかこの防災訓練というのはできないところもたくさん大丈夫だとなってしまいますから、ある程度、行政側でそういう危機管理意識、これから自分の命は自分で守るという管理能力がやっぱりしっかりしていないと、なかなか国の施策だとか、県の施策、そして町の施策だけでは大規模災害というのは、手に負えない場合も必ずあります。 今回、知事も来町して、郡山の話とか本宮の話、相馬の話も聞いて、やっぱりこれ矢祭の対策、6,000人の対策の中と30万人の対策というのは全く情報の伝達が、また組織が大きくなればなるほど情報の伝達が伝わりにくくなってきますから、我々は6,000人ぐらいの町民というのは、これ行政もトップダウンも早いですから、やっぱりそういう対策は今後の対策にも生かして行きたいという思いはあります。 特に、私が一番防災で懸念したのは、大震災で大川小学校も2度ほど見に行きまして、あれだけのやっぱり子供と先生が亡くなったというのは、そうすれば危機管理と、あとは情報の伝達も足らなくて、あれだけ40分間、あの場所にいたというのは、これは非常に教育行政の責任も問われるんじゃないかなという思いはありました。だから、やっぱり危機管理というのは、常に子供たちにもそういう学校教育の中で、地震のとき、台風のとき、特に交通事故だって、これもやっぱり自分を守らなきゃならないというものも、これからの防災の対策の中では必要なことではないかと思ってはおります。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 町長は、本当に大変なことであるという認識を持って取り組みたいという意向が大変伝わりました。どうぞ、そういった気持ちを込めて町の策定をお願いしたいということなんですけれども、その中で、先ほど町長おっしゃいました情報、例えば今回、ユーパルの前が結構酷い状態であったということで、前に住んでいる方がそんなに水が出ていたとわからなかったと、開けてみたらこんなに水がいっぱいになっていたと、トイレの水があふれ出してきたから何だろうというふうに、1階の方が思ったというような話を伺っております。 実際、その情報がどのような形で具体的に伝達されるか、やはり、町には防災の電話とかありますので、それで電話で済む話なのかということももう1つ、それからある地区で、今回、災害で色んな情報をテレビでもやっていましたけれども、消防署の消防車の方のサイレンが聞こえないので大きな音をたてるようなことを工夫したというような、現地での判断でやったというお話を聞いたりとか、そういったこともありますので、それから今回、携帯メールでエリアメールという形で出していましたけれども、実際エリアメールが一瞬だけで終わってしまったのでわからないという、それがずっとどこまで町民に情報として伝わるかという点の情報の確かなという形。 もう1つ、あともう少し今回のように、アメリカの方の気象台の方で、スーパータイフーンという形で大きな話をしていたということがありまして、3日、4日前ぐらいから、今までにない、かつてないやつだというものであるということが危機感を、私たちは、そこまでというのは実際のところ考えては、あったのかと思います。まさかの状態だったと思います。 ですので、タイムライン防災というのは、やはりどの時点でやるかという危機管理の専門家の方から指導を仰ぎながら、それを住民が自助・共助・公助という形でやって行かなきゃいけないので、その辺も含めて是非お願いしたい。 あと、もう1つ、それから避難所ですね。実際、山村開発センターが避難所になっている状況でございます、基本的には。今回、やはりあそこは低い場所であるということで、私も何度か足を運ばせていただいて、役場の方に。ちょっともう1つ足した方がいいんじゃないですかねという話をして、それと共に町長の判断で3カ所という形で、矢祭小学校、元関岡小学校の所という形で設置したということになりました。 しかし、その辺も地震だと山村開発センターでも大丈夫、水まで多分想定していなかった。それから、備蓄品もどのようにするか、今後その辺についても伺って行きたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね、避難所の件も確かにこれからまた、議員の質問の中にもありましたから、今後のタイムラインとか、しっかりと作成、国土強靭化の対策の中にもしっかり行政側として受けとめて作成して、町民が誰もがわかるような方策を立てて行きたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 是非、町長、その辺お願いして、またそのときにも色んな方々の、もちろん危機管理専門家の配置と言うか、アドバイスをいただきながらとか、是非その辺も考えてやっていただきたいと思いますが、その辺はどうでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) 当然、これだけの災害を受けていますから、これはもう一歩前進して、令和2年度の策定はやって行きたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) では、そのように是非最優先で進めて、これからも本当に暖かく温暖化ということで、これだけの気象状況が変わってきたということでございますので、早急にお願いしたいところでございます。では、また追い追い、色々と提案させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、続きまして、福祉行政について質問させていただきます。 以前からお話ししていて、公共交通機関のバス協議会というのが発足していただいて、タクシーの助成金と言うのが30年度まずやってみて、そして31年度本格的という形になったかと思いますけれども、8月1日から申請を受け付けて、これ私が入手したのは後期高齢者以上の医療保険を持っている方が、受給者を対象としているというようなものだと思っております。やはり、もう少しその年齢だったりとか、対象範囲というのが、恐らく本当に必要な方というのは、若い方でもいらっしゃると思います。その辺まで広げる必要があるのではないかと思っているところです。まずは、対象者は何人ぐらいから応募があった、申請があったか、それからそういった方が、今現在ちゃんと交通弱者に対して、町としてはどのようなことをしているかだけ教えてください。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長(陳野勝美君) 今回のタクシー利用助成事業でございますけれども、議員おっしゃるとおり、今年8月1日より正式運用というような形で始まっております。対象者は原則75歳以上の後期高齢者、それ以外に障害者等についても、町長が認める場合には利用可能というような形にもなっておりますけれども、今現在のところ利用している方、申請が上がっている方については後期高齢者の方、人数的には今ちょっと正確な数字は持ち合わせておりませんけれども、かなりの方に申請をしていただきまして、現在利用が図られているところでございます。 あと、今後の対応でございますけれども、実際、試験運用のときに出ました、町外、例えば大子町とか塙町にも利用したいんだというようなご要望もございまして、地域交通活性化協議会の中で検討しまして、利用の町内制限を外しまして、上限は3,000円ではございますけれども、2分の1助成でどこまでも行けるというような改正をしてございます。 今年度は、本格運用が始まって、今実施状況をと言いますか、中身についても検討しているところでございます。今後、年齢の引き下げ等、あと対象者を広げる等も含めまして、公共交通活性化協議会の中で検討するべきというふうに感じております。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 年齢について、それから対象者について、今後検討して行きたいということではございますが、実際、協議会の方で活発な意見と言うか、そういうものは案外出るものなんでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長(陳野勝美君) 昨年と言いますか、今回、正式運用に当たりましての協議会の中でも委員の方からは活発に意見を出してもらって、せっかく始まっているこの制度ですので、皆さんで協議しながら、より良い制度にして行こうというような形で、皆さん活発に意見を出してもらっております。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、今後の運行についても、今後検討して行きたいという旨がわかりましたので、是非皆さんの、町民の意見を収集しながらより良いものに、せっかく始まったものですから、使いやすいものにしていただくようにご努力お願いしたいと思います。 では、続きまして、交通弱者ということで、福島交通バスに関する話でございますが、土日運休してしまうということは、以前お話はしました。町もそれはわかってはいるということでございますが、町からの働きかけはできないものなのでしょうかというふうに入れさせていただきました。 実は、先日もこれ出したのは、こんなことが、地方バスの路線が独禁法の適用除外になったというような10月の未来投資会議と言うところで出ておりまして、その中で、バスがJRなんかとも一緒に行ってもう作るような、弱者に対して人口減少の地域に対する方策を求めるような政府の見解が出ているところでもございます。 ですので、今このチャンスに、町からもバス会社の方に、助成という形で毎年出しているところでございますので、そのような伺いをお願いして行くことは可能ではないかと思ったところなんですけれども、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長(陳野勝美君) 土日バスの運行につきまして、バス会社の方に働きかけしてみてはどうかというようなご提案でございますけれども、提案は可能かと思いますが、想定されるのはどうしても費用負担が町に発生するというようなことは出てくると思います。 議員おっしゃるとおりに、平日のバスにつきましても、町と県から多額の補助金を出して運行して、どうにか学生の通学手段を確保しているような状況でございます。働きかけはすることは可能ですけれども、費用負担についてのことでどうもなかなか上手くいかないのか、実際これ以上の費用負担をするのはどうか、費用対効果の面から言いましてもそうですし、あとはどれくらいの費用が発生するのか、これにつきましては、費用負担につきましては、今回の質問を踏まえまして、現在、福島交通の方に運行等をする場合にはどのぐらいの費用がかかりますかという形で相談をさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、最後の話で大丈夫だと思います、相談していただいていると。やはり要請して行かないと、向こうはやりたくない仕事はなるべく増やしたくない、赤字のところは。 ただし、先ほど私、今お話ししました未来投資会議と言うのが何かあったことで、地方バス路線独禁法適用除外という話のところなんですけれども、いわゆる、こんなことが都市部での赤字、黒字化、それを地方でも、地方にその分をプールできるような形でやるようなことが可能になったというようなお話でございます。だから、収入を分け合う運賃プール制の導入を用意して、地域の住民の生活を支えるサービスの維持に繋げたいというような方針があって、ある程度もしかしたら、そういったものも提示しながらやるのもいいのかなというふうに。ということは国の政策の1つにもなってきますので、その辺も、是非検討しながら、ちょっと見ていただいて、どんなものかということをお願いしたいなというふうに思っています。是非、強く要請して行ってください。まず、それはお願いしたいと思います。 では、続きまして、教育行政についてのお話をします。 子育て施設の充実について、子育てと言うか、未来ある子供たちのためにという形で「元気な子どもの声が聞こえる町」ということで、この質問を作らせていただきました。 まず、児童クラブの定員は十分間に合いますと、利用する日と利用しない日があるので、今のままで定員は大丈夫ですという話はしていたところは生かされてはいるのですが、現実問題、混み合っているというのが保護者から聞くにしても、かなりわやわやとトイレも1個しかないの、2つしかないので大変なんですというような子供さんからの話を伺ったりして、保護者から伝え聞くことが多いです。このままで良いのか検討すべきなのかなと思っています。 なぜかと言うと、やはり両親とも今は仕事を持っていて、お預けする方が多くなっているのが現状だと思います。前は10%、20%ぐらい、その学年の10%、20%で済んだところでありましたが、今は半数ぐらいはもしかしたら利用しているのではないかというぐらいに、よりこれからやはり活躍社会という形で、皆さん職を持って一生懸命活躍していただいているところでございますので、そういったことに従って、やはり町としてもそのベース作りというものを作る必要があると思いますが、どうでしょうか、その件に関してお願いいたします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいまの郡司議員の質問の中で、児童クラブ、私も就任早々、教育長と児童クラブを見学に行きました。大変わいわいにぎやかに楽しい学校生活を送っているなという感じと、ちょっと狭さを感じるというのも感じてきました。 この質問に対して教育委員会からの指導もいただいて、定員が70名というところで、来年度は約140名ぐらいになってしまうということで、当然今の施設では間に合うことができません。待機児童を出さないというのを今方針でいますから、新たな施設を確保をしながら、補助員の確保も来年度は考えております。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今事実として70名、今はそれで何とか休んだり、休まなかったりする子がいるので何とかなっているという話は聞いている。140名となると、あの施設では手狭になりますよね。代替施設はどのように考えていますか。 ○議長(鈴木敏男君) 教育課長鈴木直人君。 ◎教育課長鈴木直人君) ただいまのご質問でございますけれども、現在、児童クラブの方の定員、町長からの回答のとおり70名でございますので、令和元年度の利用状況で言いますと、登録者が100名を若干超えるぐらいの登録者数で、日々の利用者数は70名から80名ということで、先ほど議員がおっしゃられたように、利用される日、されないお子さんおりますので、登録者全員が利用している状況ではないというところでございます。 また、次年度の推定人数としまして、町長の方から140名程度というお話がございましたが、こちらは、現段階ではまだ募集を開始しているわけではないので、正確な数字と言うわけではございませんが、今年度のその利用状況と、やまつりこども園の方で預かり保育、年長児が利用されております預かり保育の利用状況から勘案しますと、概ね来年度の登録者数については140名程度というふうなことで予想しているところでございます。 現在のところは、そういった利用を希望されるお子さん全員に対して、町としては受け入れ体制を取って行きたいというふうに考えておるんですけれども、まだ現段階としては、どこどこというような、正確にここで預かる場所を確保しましたということをお答えできる状況ではないんですが、今現在、町にある公共施設の中で、そういった児童クラブとして利用できるようなスペースを確保できるよう、現在検討しているというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、一生懸命リサーチを図り、そして利用できるような方法を考えているところと伺い、少し安心しました。 と言うのは、100名を、人数が増えたからということで、今まで4年生まで預かっていたものが、例えば学年を下に下げるとかという話が、結構往々にして他の地区では上げられるんですね。そうなりますと、やはり3年生、4年生ぐらいまでは自分で、1人で帰って家の中で過ごさせるというのも、おじいちゃん、おばあちゃんがいればまた別でしょうけれども、その辺のところが不安でございました。町としても最善に考えて行くという方向で、私は認識しますが大丈夫でしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 教育課長。 ◎教育課長鈴木直人君) 町といたしましては、希望者全員を受け入れられるよう対策を取ってまいりたいというふうに考えております。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 安心いたしました。是非よろしくお願いしたいと思います。 続きまして、2番として、子供の緊急サポートと言う形の仕組みを構築すべきだと思いますというふうに書きました。こちらはどういった意図で書きましたかと言いますと、昨今、児童虐待等の問題があり、現状、町として積極的に子供を守るという考えで動いているようですが、子供は守る形なんですが、どうしても例えば虐待の通報があったりとかすると、その親にある程度疑いをかけてしまうような、そんな部分も出てきているというふうでもあります。 もちろん、何でもなければいいのですが、何でもあっても良くなくて、子供はもちろん、この中で疑いをかけられた親というのがやはりフォロー、虐待をしている親だとしても、または疑いをかけられた親だとしても、その親御さんをフォローする構築がまだされていないのかなというふうに、守るだけではなく、子供を守るのが一番最優先です。その後、親も変わらなければいけないので、親へのフォローということの構築をすべきだと考えているところでございます。大変重要だと思っています。 その件に関して、どのような考えがあるかということで、仕組み、推進すべきだと思っており、現状、真っさらなところで作るとなると大変なので、例えばカンガルーくらぶ、既存のものがあったり、それから福祉協議会でやっているファミリーサポートというふうに書かせていただきましたけれども、それを上手く活用して、親のフォローができたりとかというものができないものかと思いまして、これを質問させていただいております。どうでしょうか、親へのフォローとして。 ○議長(鈴木敏男君) 教育課長。 ◎教育課長鈴木直人君) ただいまのご質問でございますけれども、矢祭町における児童虐待等の問題につきましては、現在のところは、町民福祉課の方が窓口となっております矢祭町要保護児童対策地域協議会におきまして、代表者会議、実務者会議、また個別のケース会議等を開催しまして、関係機関等と情報を共有しながら連携を図って対応しているというような状況でございます。 その中での共通認識としましては、これまでは疑わしきは罰せずというような言葉もありましたけれども、疑わしい場合は即、児相や警察に通報してくださいというのが共通認識になっておるところです。それは全て子供の命を守ることが最優先だということの認識の中で、そういった対応をしておるわけでございますけれども、議員おっしゃるとおり、その後の保護者のフォローと言いますか、実際、疑わしく警察に通報されたり、児童相談所に通報した場合でも、実際はそうではなかったというようなこともございます。また、そういったことで、保護者が逆に悩んでしまったりということもありますので、議員おっしゃられるような組織、保護者に対するフォローができるような組織と言うものは、今後はしっかり作って行かなければならないのかなというふうに考えておりますので、教育委員会としましても、町民福祉課等と相談をしながら対応をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) やはりその辺は課題としてわかっていたということでありますので、是非その辺の、やはりそうなった保護者の方に関して、是非ともフォローの方の体制作りというのをケース会議の中でもやっているかと思いますけれども、色んなところで情報収集しながらやっていただきたいと思います。 その上で、ちょっとプラスアルファなんですけれども、こども園についての話をするんですが、こども園の方で、例えばこども園の保育部の方ですね。子供たちをお預けしている、お仕事を持っている方、平日しかお休みが取れない保護者さんがいたりとかして、そうすると平日はお休みだから、なるべく連れて来ないでほしいというような話をされる場合もあるそうなんですね。でも、やはり平日しなきゃいけない仕事というのもあるので、その辺の情報の共有という部分も含めながら、実はこども園のICT化の推進という形に、私、話なんですが。 特に、保育園さんでは、子供さんの日常の情報共有という形で、お便り、お互いの双方向の保護者さんと、それから毎日のお昼寝の時間帯に保育士さんがご自宅へのメッセージを書くようなお便りを毎日している状況でございます。実際のところ、かなりの量になりますので、今、子供たちが大勢いる状況でございます。それを考えたときに、これはなぜかと言うと、保護者とのコミュニケーションツールとして、専用のiPadやスマホと言うのを保護者とのやりとりの中で使用すると、かなり軽減されるのではないかと思ったところで、この提案をさせていただいております。 これはどういうのかというと、実は去年、保育園のICT化のアプリが出たそうなんです。多分、もしかしたらわかっているかもしれないんですけれども、アプリが出て、保育園用のシステム「キッズリー」というリクルートマーケティングなんかでやっているそのアプリがあるそうなんですけれども、コミュニケーションもとりやすくて、情報も共有しやすいと。 例えば、先ほどお話しした子供たちのけが、一昨日、土曜日の生活発表会のときに園長先生がおっしゃっていたんですけれども、ちょっとした傷でも連絡してくださいと、家庭の中で起こった傷でも報告してくださいと。それを今そういうこともあって、虐待防止という形で共有することもできると。一々書いて先生にお話しする時間もなかったりするときに、そういったものが自宅で書いてお願いしますという形もできると。情報共有しやすいのではないかということで、私、提案させていただくところでございます。いかがでございましょうか。そういった専用のものをと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 教育課長。 ◎教育課長鈴木直人君) ただいまのこども園におけるICT化推進に関するご提案でございますが、保護者とのコミュニケーションを円滑にするための保育ICTシステムにつきましては、私の方でもちょっと調べさせていただきましたが、幾つかのメーカーさんの方から提供されておるようでございまして、その機能につきましても多岐に渡っているというような状況でございます。 先生方の事務業務等をこうしたアプリケーション、支援システム等、ツールを使いまして、省力化、または効率化することによりまして、先生方の今度は保育にかける時間であったりとか、質の向上ということを図ることも、逆にそういったものを使って行けばできるのかなというふうには考えておりますので、近い将来的には、そういった通信機器の方も更に進んで行く状況になると思いますので、やまつりこども園の中でも、そういったシステムを活用して行くという状況にはなると思いますけれども、現段階で申しますと、やはり先生方のそれぞれITスキル、個別に違いがございます。また、保護者の方の通信機器等の環境等もやはりそれぞれに違ってきているということで、すぐに導入できるかというと、なかなか難しい点はあるかと思いますので、今後、先生方や保護者の意向等も確認しながら検討してまいりたいというふうには考えております。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 教育課としても調べていただきましてありがとうございます。私も一例として出させていただいたところでございましたが、やはり情報を共有すると言うことは、先ほどの親をフォローすると言うことにも繋がってまいりますので、是非お願いしたいと。 以前、連絡、例えばちょっと話が離れますが、中学校、小学校の方で、例えば連絡メールの電話で一斉送信するというのは、やはりなかなか進まなかったんですけれども、やはり1回やると便利だということで、かなりLINEだったりとか、そういったもので連絡がつくという話にもなっておりますので、是非、今、若いお母さん方は使いやすいです、本当に使っているんです。あと、先生方も専用のiPadだと比較的楽にはできると思います。パソコンだと一々立ち上げてということがありますので、iPad等だとすぐにできるのかなと思いますので、是非検討していただきたいと思いますので、要望いたしまして、是非、早目の具現化をよろしくお願いしたいと思います。 では、もう1つでございます。こども園の周辺の安全対策についてということで、以前、私前から言っています、当局の方にはお話ししていましたけれども、再度、先日11月13日の新聞の方で知ったことでございましたけれども、厚生労働省で全国自治体に全保育施設周辺にキッズゾーンの設置という形の何か要望が入ったそうなんです、要請が多分入ったかと思います。 その件について、せっかくですから、この機会にその補助が入るのかというふうに考えておりますので、キッズゾーンは送り迎えは保護者ではありますけれども、例えば散歩をしたりとか、あの辺のところとか、そういったところにも使えるそうでございますので、是非とも色を変えたりというふうにしていくときが来たのかなというふうには思っております。色んな事件があって、こういったものがなされたのかなというふうに思っていますので、それもちょっと活用してみてはどうかと思って、これを提案させていただいたものです。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(佐川正一郎君) 今のご質問、大変私も関心のあることで、以前から、議員のときにも幼稚園周り、学校の周りの横断歩道、スクールゾーンの設置ということで、本町でも子供の安心、そしてやっぱり安全・安心の家族にもそういった思いを伝えなきゃならないと。通学路で死亡事件があったということは、これは非常に行政としても大変悲しいことでありますから、こういった事件も大津市の子供を巻き込んだ交通事故や白河二小の子供が犠牲になったということも報道でされておりますので、そうすれば本町でも9月19日に、幼稚園の横断歩道、私と課長と、あと協議会、そして棚倉警察署ですか、あとは近隣住民の方も3名ほど来ていただいて、現地を確認しながら県の公安委員会の方で、まず横断歩道の設置ということも決まりまして、もうそろそろ、そういうラインを引くような段取りには入っております。 今後ともまた小・中学校のスクールゾーンのそういう設置等もよく考えて、子供たちが安心して学校に通えるような環境作りは、これはもう教育の中での大事な施策ですから、これはもう責任を持って進めたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 町長、そういうような形で子供たちのためにという考えのもとに、施策を是非今後ともお願いします。実際、厚生労働省の方から来年度予算で要求して行くと言う形なので、例えばこれを早目に町長の方から予算を要求することによって、補助という形であるのかなというふうに思っているところでございますので、この機会に、この12月に質問させていただきました。どうぞ未来ある子供たちのために、子供の輝く矢祭町であってほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上をもちまして、私の質問を終わります。 ありがとうございました。 ○議長(鈴木敏男君) 6番、郡司浩子君の一般質問を終わります。--------------------------------------- △鈴木一君 ○議長(鈴木敏男君) 9番、鈴木一君、登壇願います。 鈴木一君、持ち時間は30分です。     〔9番 鈴木 一君登壇〕 ◆9番(鈴木一君) 9番、鈴木一です。 通告順序に従って質問をさせていただきます。 去る台風15号、19号では、広域的な甚大な被害をもたらしました。被災された皆様にお見舞いを申し上げると共に、本県でもこの災害で犠牲になられた33名の方にご冥福をお祈りすると共に、一日も早い復興を願うものであります。 本町も例外ではなく、この台風19号が10月12日から13日にかけて、本町付近を縦断して行きました。12日から消防団員の方々や行政職員の皆様には、夜も寝ずに住民の安全のために警戒にご尽力いただき、人的な被害がなかったことは不幸中の幸いかと私は思っております。また、高地原橋の破壊により、高地原地区の孤立状態を行政の対応の速さで、22日間で応急橋を作られ解消されましたこと、住民に成り代わりまして関係各位に感謝申し上げると共に、住民の安全のために今後とも努力されることをお願い申し上げまして、本質問に入ります。 農林行政でございます。 林道の整備についてであります。各林道の被害についてであります。今回の定例議会の議案の中にも林道施設災害復旧費の中で、林道の災害5カ所とありますが、災害の状況と場所は何カ所ぐらい、同じ場所にあったと思いますが、何カ所ぐらいあるのか伺わせていただきます。 合わせて、林道高地原線について、この林道は行き止まりであります。今回の被害などで、高地原橋が流失され、水道も断水となりますと、新聞の言葉を借りますと、陸の孤島と一時なってしまい、不便を余儀なくされてしまいます。今後の林道高地原線の行きどまり解消は、考えておられるのか町の考えをお伺いいたします。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) ただいまのご質問にありました林道の災害でございますが、災害復旧事業、当初予算と申しますか、補正の段階では一応5カ所分ということですが、現時点で6カ所エントリーをしているというような状況でございます。その内林道滝川西線が3カ所、大ぬかり線が2カ所というような内訳になっておりまして、これで5カ所、それに加えまして、内川地内の平畑線と言うのがございますが、そちらの方で法面のブロックが崩れておりますので、そちらの方を追加でエントリーしているということで、6カ所になります。その他にも、やはり土砂崩れであったりとか、そういったものは多数ございましたが、その点について、先ほど3番議員さんのご質問の中でもお答えしたように、町の単費の方で順次対応して行くというような状況でございます。 高地原線の行き止まり解消についてと言うことでございますけれども、質問通告の趣旨から読み取ったところだと、恐らく高地原橋に代わる第2の通路の確保が必要ではないかというようなことだったのかなというふうに思いますが、現時点で林道高地原線自身、まだ1.6キロという短い路線でございまして、これを恐らく抜くとすると、大子方面にというようなことになりますが、まだまだ相当の延長が必要になってくるということで、かなりのコストがかかると思います。なかなか災害時の行き止まり対策という、孤立対策ということのために、そういった形で林道高地原線の行き止まり解消ということになってくると、実際、事業費からしてもなかなか難しいのかなというのが現時点での考えでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) いろいろとOBからもよく聞いておりましたが、なかなかここはちょっと難所だよというふうに聞いておりますが、それと荻ですか、荻部落のあそこまでできれば行ってもらえると、観光的に桧山があそこにありまして、非常に観光的につまり有効な場所ではないかなと思ったものですから、できれば補助で林道ができてもらえれば、物凄く桧山は膨大な景色が、景観が人気がありまして、矢祭の観光で下から、公園から上がって行って、今現在行って、……何と言うんですかね……、あそこ上って、いわきの方からも来て登っています。今回も来ていたようでございますが、できれば、その方がいいのかなと思ったりしたものですから、なかなか難しいかとは思いますが、夢のような話かもしれませんが、事業の中に、頭の中に入れていただければ幸いかなと私は思っております。 あと、林道の災害に遭った所は大ぬかり線ですか。これは年度中に何とかできるのかどうか伺います。
    ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 大ぬかり線に関しては、現在通行止めを措置しているということで、優先順位としてはできるだけ早く対応したいというふうに考えておりますが、先ほど来お答えしているように、まず農地災害の方が第一になってくるかなという中で、何とか業者、つまり施工業者のマンパワーをきちっと確保した上で、できるだけ早く解消したいというふうには考えておるところでございます。年度内にできるかどうかと言うのは、ちょっと申し訳ありませんが、この場ではお答えし切れないというところでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) できれば早く開通させていただければ、上の住民たちが喜ぶかと存じますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に入ります。 防災行政、ハザードマップでの見直しについてでございます。 台風19号がもたらしました降水量は216ミリの記録的な大雨になって、浸水想定区域で河川の氾濫で流失しました稲わらや土砂、流木などが堆積し、本流の久慈川に流れ込むことができなくなった支流の水があふれ出るバックウォーター、内水氾濫の現象が起き、浸水想定区域以外の場所でも浸水被害が起きております。また、急傾斜地の崩壊、危険箇所でも例を挙げますと、東舘地区では大寄と矢沢に土砂災害があり、ハザードマップでも警戒、予測されておりましたが、災害が起きてしまっております。 また、指定の避難場所も土砂災害警戒区域になっている所が5カ所ほどありますし、見直しと避難所の受け入れられる人数をマップの中に明記されてはいかがかと私は思っておるのですが、町の考えをお伺いいたします。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長、陳野勝美君。 ◎町民福祉課長(陳野勝美君) 防災ハザードマップでございますけれども、こちらにつきましては、先ほども答弁申しましたとおり、県の方で浸水想定区域の見直し、本年度実施することになっておりまして、それに合わせて、来年度ハザードマップの見直しを当初予算に計上して作成したいと現時点では考えております。 土砂災害区域等に避難所があって、それを見直したらどうかというような提案でございますが、現状、矢祭町の、本町の現時点での避難所につきましては、町の公共施設及び地区の公民館等しか、実際利用できるものがないのが現状でございます。土砂災害区域等や浸水区域等に避難所を指定するのはどうかというようなことでありますけれども、様々な災害に対応した避難所というふうなことでございますので、浸水の被害があったときに、そこを指定しているのはどうかということでございます。土砂災害の危険なときに、そこを避難所として指定しているのはどうかというようなご指摘でございますけれども、いずれにせよ、先ほども申し上げましたように、本町においては、指定できる避難所がもう限定されている状況でございますので、見直し等はなかなか難しく、その災害に応じて適切に判断し、避難所を開設して避難誘導等に当たって行きたいというのが今の現状でございます。 あと、避難所の収容人数を明記してはどうかというふうなご提案でございますけれども、こちらにつきましては、国・県の指針及び町の防災計画において、避難所は1人3平方メートルとするというようなことになっておりますけれども、現実的に、災害に応じてその辺は増減しながら対応しなければならないというのが現状でございます。先ほども申し上げましたように、避難所はその災害に応じて判断しながら開設して行きますので、避難所の収容人数は明記せず、そのような形で今後も運用して行きたいというふうなことを考えております。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) これ5カ所と言うのは、矢祭中学校体育館、内川小学校体育館、大ぬかり地区多目的集会施設、宝坂構造改善センター、茗荷地区多目的集会施設です。これは住民の方には通知してあるんでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長(陳野勝美君) ハザードマップの方には記載されているかどうか、今ちょっと確認は取れませんけれども、今、議員がおっしゃるとおりに、私の方で考えております、今、認識しておるのは、今、議員がおっしゃった5施設で間違いございません。こちらにつきましては、新たに防災ハザードマップを作成する際には、そういうところに指定するんだというような情報は出して行きたいというふうに考えています。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) あと1つ、今回また浸水等をしている所がありますので、これも浸水は水色ですか、水色に塗ってありますから、これは増やして行かなくてはいけないところではないかなと私は思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長(陳野勝美君) 浸水エリア、久慈川につきましては、県の方でエリアの見直しをするというようなことでございますので、それに合わせて、それ以外の河川等につきましても、どこまでできるかはちょっと明言はできませんけれども、想定エリアの見直し等は検討して行きたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) それと、あと浸水想定区域なんですけれども、今現在の最大雨量は174ミリで書いてあります。それで決定だとしたら、今回は216ミリ降っておりますので、200以上で出さなくてはいけないのではないかなと私は思うんでありますが、そこら辺はいかがですか。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長(陳野勝美君) それにつきましても、県の方で浸水エリアを指定するのを今回の台風19号の雨量を基に策定するのか、その辺をちょっと検討すると言いますか、その辺を判断しながら想定して行きたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) できるだけ正確なハザードマップにしていただきたいので、来年よろしくお願いをいたしまして、この質問は終わります。 次に、土木行政でございます。 道路整備の町の道路の白線についてでございます。少し気になっておりましたので、農道山下線のセンターラインの白線が車道の往来が多いせいか消えています。路肩も同じく消えております。また、山下橋の付近の横断歩道については、白線は大丈夫でありました。国道118号線と山下線が交わるT字路にある横断歩道の白線も消えかかっていますから、利用される歩行者や走行車両の安全確保のためにも、また他の町道も、計画的に白線を引き直すことで交通安全に繋がるかと思いますので、町の考えをお伺いいたします。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 議員ご指摘のとおり、ご指摘の路線に限らず白線が消えかかっているという状況は以前からご指摘もありまして、町としても、こちらについては計画的な引き直しが必要であろうということで考えているところでございます。体制的に調査をして、計画を立ててというところ、なかなか十分に着手できていないというところがございますが、課題としては認識しておりますので、また町づくり懇談会の中でも、同様の要望が寄せられましたので、1つ重点事項として取り組んで行きたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) 全部やると金が物凄くかかるかもしれません。山下線はできればセンターラインだけでもいいですから、引いていただければ事故防止になるかなと思っております。その辺は、どうですか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 確かにコストの面もあるんですが、1カ所やるんであれば、ある程度まとまった量を発注した方がというところもございます。せっかくですので、中途半端になるのではなくて、しっかりと引くべき線は引いて行った方がいいのかなという考えはございますが、そういったコスト面、そういったものの比較でどのようなやり方がいいのか、1つの参考とさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) 山下線はちょっと距離が長く……町で少し手入れをしてくれれば良かったのかなと、全部消える前に手入れしてくれれば、もう少し残っていたかなと私は思うところでございます。お願いをしまして、私の質問を終わります。 ○議長(鈴木敏男君) 9番、鈴木一君の一般質問を終わります。 これで本日の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(鈴木敏男君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 なお、明日4日目、12月12日の定例会の会議は午前9時30分といたします。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 △散会 午後1時57分          一般質問通告一覧表通告 順位質問者質問事項及び質問内容11番 藤田保男1.土木行政について(町長) (1)災害復旧事業について  台風の被害について質問致します。道路や農地など170カ所以上に及ぶ復旧についてお尋ねします。 ①被害総額はいくらになるのでしょうか。農地等被害も含めて報告お願いします。 ②矢祭町も被害救助法の適用になったと聞いていますが、町として復旧金額はどれくらいになるのでしょうか。 ③復旧期間はどれくらいと試算しているのでしょうか。 ④私が最も危惧しているのは矢沢川と久慈川の合流部での堤防の浸食です。ここが決壊しますと東舘は水没してしまうと思います。久慈川堤防護岸工事を要請したいと存じます。23番 青砥安彦1.一般行政について(町長) (1)新年度予算編成について ①初めての新年度予算を編成するにあたり、町長の公約実行に向けての考えを伺いたい。 ②町長の公約にスポーツ団体文化団体に助成金を支給し、スポーツや文化に親しめるよう支援するとしています。ついては、町体育協会への補助金増額と文化団体支援金予算を計上願いたい。町長の考えを伺いたい。 ③町政懇談会を終えての感想と公約との差異をどのように感じているのか、また、その差異を新年度予算でどのようにカバーするのか考えを伺いたい。 (2)矢祭町民の日の制定について ①本町は平成13年10月31日に合併しない宣言をし、内外に示しました。私はこの日を町の記念日として永く後世に伝えていくべきと考え、「矢祭町民の日」の制定を提案します。福島県は8月21日を「福島県民の日」とし、様々な県民サービスに努めています。町の考えを伺いたい。 (3)ふるさと創生事業について ①毎年ふるさと創生事業の一環として「人づくり講演会」を開催しています。今年度依頼した講師は、もう何度も講演をしています。なぜ同じ講師に依頼しているのかその理由を伺いたい。また、講師謝金はいくら支払っているのか伺いたい。 2.農業行政について(町長) (1)台風19号豪雨災害による農業関連の被害状況について ①台風19号豪雨災害により多くの農作物が被害にあった。また、農業関連施設にも被害があったのではないかと考える。今後どのような対策を講じていくのか、具体的に町の考えを伺いたい。 ②同じく、農道にも多くの被害があったと思うが、今後どのような対策を講じていくのか、具体的に町の考えを伺いたい。 ③同じく、林道にも多くの被害があったと思うが、今後どのような対策を講じていくのか、具体的に町の考えを伺いたい。 (2)新規事業の実績結果について ①町では今年度新規事業として「耕作放棄地景観作物等栽培推奨事業」を立ち上げ実施しました。その実績結果について伺いたい。 ②同じく草刈り機の利用貸出を実施しましたが、その実績結果について伺いたい。 3.建設行政について(町長) (1)台風19号豪雨災害による町道及び公共施設等の被害について ①台風19号豪雨災害により町道にも多くの被害があったと思うが、今後どのような対策を講じていくのか、具体的に町の考えを伺いたい。 ②台風19号豪雨災害により公共施設等の被害状況と今後のどのような対策を講じていくのか、町の考えを伺いたい。 ③今年度の新規事業で親水公園整備事業が行われてきたが、台風19号豪雨により、想定外の増水で流されてしまった。町はこれをどう考えるのか伺いたい。また、親水公園整備事業の今後はどうなるか伺いたい。35番 本多勇也1.防災行政について(町長) 大型の台風19号による久慈川などの河川の増水氾濫により道路崩落、家屋の浸水、水田への土砂流入などの甚大な被害となった。高地原橋が落橋し、高地原地区が「陸の孤島」、国道(内川宇津木地区)が浸食による陥没、関岡地区でも久慈川の氾濫による飯野地区~天神沢地区の水田への冠水による土砂流入、用水排水路の土砂による埋没、江戸塚地内の久慈川増水氾濫による水田水没、歩道やサイクリングロードが浸食による崩落、又、関岡地区の家屋浸水や久慈川沿い町道の損壊(通行止め)などの被害があった。今後の迅速な復旧のための対策を伺います。 (1)久慈川の河川改良について ①「災害は忘れた頃にやって来る」今回の台風被害で現実として把握することができ、自然の恐ろしさを改めて実感させられた。これまで幾度となく豪雨の際、水害に遭ってきた。もう二度と水害被害に遭わない安心な地域にと願いを込めて、久慈川流域の飯野地区~天神沢地区に河川整備の堤防を整備してはどうかと伺う。地権者の同意は得ている。 (2)久慈川の河道掘削について ①河川の氾濫や洪水時の水位を下げるため、又田川、小田川や矢沢川などの支流の堆積物を除去する事より先に本流の川底を下げればあふれることはなかったと考える。国も「非常に有効で用地買収の必要もなくすぐできる。予算面の問題はあるが取り組んでいく」ということだが、町の考えを伺う。 (3)「やな場」設置、整備について ①久慈川「東橋」付近に設置した「やな場」で川の流れが変わり、台風の増水、濁流によりヘリポートや町が借り上げている用地を損壊した。試験的な「やな場」とはいえ、補助金を利用し誰の為、又何の為の施設なのか、少なからず「やな場」より上流の水位は上昇し、被害を大きくしたと考えるが、考えを伺う。 (4)被災者生活再建支援について ①台風19号で被災した住宅再建で本町でも全壊6件、大規模半壊17件、半壊5件、一部損壊2件のり災証明発行があると説明があった。床上浸水被害では、床上2mの浸水被害で全壊、床上1m未満で半壊ということで支援金の対象が違う。水害では半壊の被害では支援金の支給対象にはならない。家屋の浸水被害により生活に負担を強いられている。同じ床上浸水の被災者の間で支援に差が生じている。町の考えを伺う。46番 郡司浩子1.観光行政について(町長) (1)当町の観光資源について ①9月に開催したバスを利用したイベントの効果や課題はどうであったか。また、今後についてもどのような考えがあるのか伺います。 ②矢祭山駅前、公衆トイレについて、洋式トイレが温便座になっていません。今後のことも考え、改修すべきだと提案いたします。 ③様々な観光行政を実現するためにも、独立した観光協会とすべきだと提案いたします。 2.一般行政について(町長) (1)ふるさと納税について ①今回の台風19号のために、今までの形とは違った募集をかけているようですが、付け加えて世相を鑑みて、クレジットカードでの寄付もできるようにすべきだと提案します。 (2)町民カレンダーについて ①毎年作成するカレンダーを、町民にとって様々な情報が入手出来るものにすべきだと考えます。例えばハザードマップ等、その他必要だと判断される情報を毎年更新して、掲載すべきだと提案いたします。 (3)公式ホームページについて ①今回の台風19号の情報等、入手することが出来ませんでした。またハザードマップにもアクセスすることも出来なかった状況です。即時対応出来るように出来ないものなのかを伺います。 3.防災行政について(町長) (1)防災対策について ①台風災害により表面化してしまったように、防災減災のための対策を早急に講じるべきだと思います。当局の考えを伺います。国土強靭化計画の策定、並びにタイムライン防災(防災行動計画)、危機管理専門官の配置等。 4.福祉行政について(町長) (1)交通弱者の方々のための施策について ①タクシー助成金について、課題はあるか。また、年齢制限を設けていることについて、今後運用の見直しも必要だと思うが考えを伺います。 ②バスが土、日と運休してしまうことについて、町からの働きかけはできないものでしょうか。 5.教育行政について(町長) (1)子育て施設の充実について ①児童クラブの定員は現状のままで良いのかどうか検討すべきだと思います。昨今、両親共、仕事を持つ家族が増加傾向にあり、それに従い施設等も手狭であるようです。考えを伺います。 ②子どもの緊急サポートをするための仕組みを構築すべきだと思います。昨今、児童虐待等の問題があり、現状町としても積極的に子どもを守るというスタンスで動いているようですが、子どもはもちろん親のフォローが重要だと考えます。その仕組み作りを推進すべきだと提案します。(例えばカンガルーくらぶやファミリーサポートセンターの発展的活用など。) (2)こども園(主に保育部)のICT化の推進について ①保護者とのコミュニケーションツールとして、専用のiPadやスマホの導入により、多忙な保育士の業務負担軽減になるとの事例があります。是非、検討してはいかがでしょうか。 (3)こども園周辺の安全対策について ①子どもたちの安全のため、スクールゾーンやキッズゾーンの設置を提案します。59番 鈴木 一1.農林行政について(町長)
    (1)林道の整備について ①去る台風15号、19号は甚大な被害をもたらし、本町も例外でなく被害が起きています。各林道の被害があればその状況をお伺いします。合わせて林道高地原線について、この林道は行き止まりで今回の被害で高地原橋が破壊され、水道も断水して一時陸の孤島と成り、22日間の不便を余儀なくされています。今後の林道高地原線の行き止まり解消は考えていられるのか、町の考えを伺います。 2.防災行政について(町長) (1)防災・ハザードマップ(見直し)について ①浸水想定区域で今回の台風で、216mm/日という大雨によって本流(久慈川)に流れ込むことが出来なくなって、支流の水が溢れ出る「バックウォーター」現象が起き、浸水想定区域以外の場所でも浸水になっていますし、急傾斜地の崩壊危険区域の東舘地区では、大寄と矢沢に土砂災害がありました。ハザードマップの予告もありますが、それと指定の避難所も土砂災害警戒区域になっている所が5カ所程ありますし、見直しと避難所の受け入れ人数を明記されてはと思いますが、町の考えをお伺い致します。 3.土木行政について(町長) (1)道路整備(町道、農道の白線)について ①農道山下線のセンターラインの白線が、車両の往来が多いせいか消えていますし、新山下橋付近の横断歩道も消えかかっています。利用されている走行車両の安全確保の為にも、他の町道も計画的に白線を引き直すと交通安全に繋がると思うのですが、町の考えをお伺い致します。...