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12月09日-02号

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  1. 矢祭町議会 2015-12-09
    12月09日-02号


    取得元: 矢祭町議会公式サイト
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    平成27年 12月 定例会(第7回)           平成27年第7回矢祭町議会定例会会議録 議事日程(第2号)                    平成27年12月9日(水)午前10時開議 日程第1 一般質問 --------------------------------------- 本日の会議に付した事件  議事日程に同じ --------------------------------------- 出席議員(9名)      1番  郡司浩子君      2番  藤田玄夫君      3番  緑川裕之君      4番  菊池清文君      5番  菊池淳之君      6番  廣野吉雄君      7番  鈴木一徳君      8番  菊池保行君     10番  緑川 進君 欠席議員(なし) --------------------------------------- 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長         古張 允君   副町長        大串 肇君   教育長        古張金一君   自立総務課長     益子芳雄君   町民福祉課長     菊池嘉宣君   事業課長       高橋竜一君   教育課長       片野一也君   会計管理者      緑川宏子君   代表監査委員     鈴木邦美--------------------------------------- 職務のため出席した者の職氏名   議会事務局長     寺島正一    事務嘱託       菊池真由美 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(菊池清文君) ただいまの出席議員は9人です。  定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。 ---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(菊池清文君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。 --------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(菊池清文君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。  傍聴人の方々に申し上げます。  矢祭町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影は禁止になっております。また、携帯電話をお持ちの方は、携帯電話の電源をお切りになるかマナーモードに切りかえて、静粛を保ち傍聴されますようお願いいたします。  鈴木邦美代表監査委員の出席をいただいております。よろしくお願いをいたします。  本日も報道機関等に議場での写真撮影を許可しておりますのでご了承願います。  これで、諸般の報告を終わります。 ---------------------------------------一般質問 ○議長(菊池清文君) 日程第1、一般質問を行います。  一般質問については、持ち時間がなくなりましたら、直ちに質問を終了願います。  また、執行部の答弁については、時間制限の関係から簡潔明瞭にして的確に答弁をお願いいたします。  質問の通告がありましたので、順次発言を許します。 ---------------------------------------鈴木一徳君 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君、登壇願います。  持ち時間は60分ですので、11時01分とします。      〔7番 鈴木一徳君登壇〕 ◆7番(鈴木一徳君) 7番の鈴木一徳です。  通告に従って質問いたしますから、よろしくお願いいたします。  初めに、除雪対策について伺います。  先日、長期予報を聞きましたが、今年は大雪が降るかもしれないとのことでした。先般、町から上野内地区に除雪板を貸与していただきましたので、積雪のときには有効に使わせていただきます。  除雪対策については、たびたび質問してきました。また、一般質問通告後に融雪剤についての回覧板なども回りました。融雪剤の確保状況、町内各地の危険と思われる箇所への融雪剤の配布状況を伺います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 融雪剤の確保状況でございますが、融雪剤、毎年豪雪時期の前に生活道路の主要32カ所に配置しておりまして、ことしも12月中旬目途に配置するよう手配しているところでございます。また、区からの要望があれば融雪剤の事前配布を行うとともに、積雪後に融雪剤が必要な場合でも対応したいと考えておりますので、必要なストックが確保できるよう順次手配していきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) おおよそ1年くらい前まで東舘小学校の校門のところにある横断歩道の上に、ほぼ毎日車が駐車しておりました。横断歩道の前後5メートルは法律で駐車禁止になっておりますが、歩道の上に2台連続駐車あるいは右側駐車、そして校門の車どめを南側に送って、その校門に並列に2台駐車していた。常識では考えられないことが数年続いていたんです。警察とか町の交通関係の方が対応してくれるものと思っておりました。余り出過ぎたことをしてはまずいなということでしばらく見ていたんですが、全然改善されませんでしたので、事故が起きてからでは遅いと思いまして、警察署あるいは町の担当者とお話をして両側駐車禁止の大きな立て看板をしていただきました。以後、ほとんど駐車する車は見られなくなった経緯もあります。  国道349号線の管理は棚倉の土木事務所あるいは白河の建設事務所、警察署ではありますが、道幅も狭いし坂道です。雪で滑って転ぶ危険性も高いと、交通事故に遭う確率も高い状況で、今まで大きな事故がなかったのが幸いと思います。  先日、土木事務所と町から回覧された「除雪作業にご協力ください」との回覧板で、行政区や個人で協力してくれる方もいるかもしれませんが、小学校が統合すると状況は変わりますが、事故が起きてからでは遅いということで、土木事務所などとの対応、協議、あるいは国道の管理は国でというようなことではなくて、町で融雪剤を配布したり直接散布することはできないか伺います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) まず、国道の管理については土木事務所もしくは建設事務所ということで、国道に散布する融雪剤については県の予算のほうで確保いただいているところでございます。機動的に対応できるために、実務上、例えば町で確保した融雪剤を国道にまいた場合に、後から県のほうに請求するというような対応もとっておりますので、これまでも地元から要望のあった場合につきましては町で配布、散布、ないしは町でストックしたものを貸与しまして、そちらのほうを散布いただくと、そういった対応もとってきましたので、今後も同じような、できるだけスムーズな対応をとれるよう対応していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。
    ◆7番(鈴木一徳君) 土木事務所等で対応してくれるというのはわかってはいるんですが、土木事務所などは広域になりますし、国道、東舘小学校の北側なども当然国道ではあるんですが、交通量の多いところとか、何かそういったところがメーンとして最初に除雪するようなことになるんです。登校時間については除雪する前の時間というようなことにもなっている部分もありますので、その点がちょっと気になるところなので、子供たちが、生徒たちが通学する前に除雪、あるいはその以前に融雪剤、そういった対応はできないかということなんですが、どうでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) タイミングの問題というのはございます。町の除雪ですので国道にはやらないというようなことはありませんし、町の融雪剤なので国道にはまけませんというような、そういった消極的な対応をとっていくつもりはありませんので、できる限りスムーズな対応ができるよう柔軟な方法で対処していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 町で直接、この前の回覧板でも回ってはいるんですが、協力してくださいというようなことで回覧板には回ってはいるんですが、誰かこう委託をして、そして責任を持った対応をしてくれるような方法はとれないか伺います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) まず、融雪剤の散布を行う主体という面につきまして、町で直接職員ができるかというと、なかなか全域そういうわけにはいきませんので、各地区も近所の方にご協力いただいている、各区に協力いただいているところでございます。  先ほども申し上げましたが、事前に融雪剤について、ここの場所にストックしておきたい、これについては区で管理して区で散布するというようなご相談をいただければ、これは町としても大変ありがたいことでございますので、そういった点について地元の区とご相談させていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) わかりました。  では、次の各行政区の改革について伺います。  近年、行政区の班を解散しているということを聞きました。町ではこのことについて承知していますか。伺います。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) ただいまの質問でございますけれども、区長さんがかわったときに各行政区から世帯名簿というものをいただいておりまして、その中で27年度の班外者については21区全部で110名、110世帯が班外というふうに把握はしております。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 解散した班に係る問題で、現在まで何か不都合なこと、あるいはそういったことがあったかどうか、もしあったとすればどういうことがあったか伺います。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 直接は町のほうには来ておりませんけれども、区の中では班外者については区長さんが直接文書を配布しているというようなことも聞いておりますけれども、一応今のところは区の中での対応をお願いしているということで、町のほうに直接班外者に対しての苦情等は来ておりません。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 解散した班のある区長さんから、特別町に対して正式にこういうことで困ったというようなことはないんですね。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 班外者がふえて困っているという相談は来たことはありますけれども、その点について町でどのような対策をとってくれというようなご意見はいただいておりません。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 今まで、班は解散したということは聞いたんですが、区が解散したという話は聞いていませんよね。班が解散したと、聞くところによると2つの班が解散したというようなことなんですが、そのことについて、今後どのような対応を考えていますか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 一応、町の文書等については各行政区長さんを通して区民の方に配布されていると思います。一応班外者の扱いについては多分区は抜けていないと思いますので、最終的には町でこうしろああしろと言うことはできないと思いますので、今のところは行政区長さんとか役員の方の中で、割り振りをどうするかとかというふうな形の対応をお願いするしかないかなとは思っております。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 現在、テレビなどでも大きな話題になっているんですが、少子高齢化ひとり暮らしの問題について、矢祭町でも真剣に取り組んでいかなければならない問題だと思うんです。話によると、高齢で脚が悪く、次の家に回覧板を回すことができなくなった、容易でなくなったというようなことで、班から脱会したというような話も聞いたんです。そうした方、家にはいろいろな、回覧で回せばそれで足りるんですが、脱会しちゃったというような人にはどういうふうな方法で周知しているんですか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 班外者については、多分行政区長さんから回覧文書の枚数を報告いただいておりますので、実際に班の回覧の枚数と合わせて班外者、例えばその区に10人の班外者がいるとすれば、班数プラス10枚を区長さんのほうに配布して、その配布方法については多分各行政区で違うと思いますけれども、例えば区長さんが班外者のところに直接配布したり、あとは副区長さんとか役員の方が手分けして配布しているという、実態はそれぞれの区では違うと思いますけれども、一応班外者の報告をいただいている町のほうとしては、回覧の枚数はその分上乗せして区長さんのほうに配布をしているところでございます。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 区長さんが区内の班を脱会した全ての家に町からの公文書を、これを配達するとなると郵便局の配達員と同じ仕事をすることになりますよね。自分の家の仕事を持っていながらにして区長であるためにそういうこと、あるいは副区長さんでも班長さんでも同じだと思うんですが、そういうようなことになったときに、これから、そういう班を解散した、あるいは班から離れたというようなことになってくる可能性も高くなってくると思うんです。そうしたことについて、何か町では対策として考えていますか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 今のところ、町が各行政区に対してこういうふうな方法をとれというようなお願いもしていませんので、とりあえず、そういう問題が生じているとすれば、各行政区の対応でそれぞれ違うと思います。ですので、区長さんのほうからそういう協議があれば、町のほうとしてもどういうふうな方法が一番行政区に対しても町もそれぞれ町からお知らせする文書なり、回覧する文書も町民の方に見てもらうというような使命もありますので、そういう方たちにつきましては、各行政区の区長さんと町のほうで個別に対応するしかないかなとは思っております。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 現在の行政区とか班の構成は、各区により違うとは思うんですが、上野内地区では班と隣保班が同じ構成になっているんです。班は、行政による回覧板などの回覧組織、そして隣保班というのは、町に関係ない昔ながらの神事等、お祭りごとですか、そうしたことについてが隣保班だと思うんです。  そうしたことで、上野内としては同じ構成にはなっているんですが、さっき言ったような内容から言うと、隣保班は自分の意思で入っているわけですからいいんですが、回覧板は、強いて言えば強制的に回覧板を回すような形になりますよね。そうしたときに、高齢で脚が悪くて次の家に持っていけないということで脱会したというような話も聞きますので、一様にはいかないのは当然知ってはいるんですが、区と隣保班を分けて考えて、そして隣保班は別として、班の構成、それを回覧板等を回すのに楽な方法として再構成するように町から要請したらどうかなというような考えを持つんですが、どうでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 先ほども説明したとおり、各行政区の中で多分取り扱いが違うと思うんです。上野内区のお話がありましたけれども、町のほうでつかんでいる数字ですと、一番多い班外者が1つの行政区で23世帯ある行政区もありますし、あと、班外者がゼロという行政区もありますので、回覧文書の回し方をこういうふうにしなさいとかというのは、多分行政のほうから区長さんにはお願いしていますけれども、区の中でもしそういうふうに隣保班と回覧の班を別にするということも可能であれば、それはそれで区の中で検討していただければ町としてもありがたいなと思っております。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 私が言っているのは、町から上から目線で言うんじゃなくて、行政区の区長さんに、そういう問題のあるところはこういうふうにしていただけないかなというようなことで、相談というか、行政指導的な話じゃなくて、同じ目線で相談することはできないのかなと。さっき言いました、地域によって相当家と家が離れているようなところもありますから一様ではないんですが、とにかく高齢化していますので、高齢化すると当然、当然というのはちょっとおかしいですが、脚が悪くなって回覧板を持っていくのに本当に大変なんだという人、本当に直接私聞いたんですよ。そうしたこともありますので、できれば近間で回覧できるような方法がとれないかなと思って質問したところなんですが、その辺はどう考えますか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) その点については、今後区長会等も開催する予定にしておりますので、区長会等で協議して、町のほうの考えとしてはできればその行政区の中でそういうものが解決できれば一番いいのかなというふうに、直接行政区に町が介入するというのはちょっと今の段階ではしたくありませんので、一応行政区の中でそういうふうな対応ができればそういうふうにしていただいても結構ですし、あと、どうしてもそれが行政区の中でできないとすれば、町も入ってそういう検討はしていく時期にも来るのかなと思いますので、区長会等でそういう協議をしていきたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 現在のIP電話の加入世帯、それから未加入世帯の世帯数はどういうふうになっているでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長菊池嘉宣君) IPの加入の件数の状況につきましては、若干資料が古いという面もありますがおおむね変わりはありませんので、大体は77%が加入しているということですので、全体が2,100世帯程度ありまして、約1,800世帯というような状況になってございます。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) IP電話は回覧板にかわることをしていますか。伺います。 ○議長(菊池清文君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長菊池嘉宣君) やはりこれだけ、8割近い方が加入をされておりますし、毎日朝と夕ということで、町からの情報を提供させていただいておりますので、これは一定程度回覧板に匹敵するような効果があるというふうに考えてございます。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) さきの議会でも質問したんですが、IP電話は加入・脱退自由、そして屋外では全く聞こえていません。停電になると使用できない致命的な欠陥があるわけです。IPで流している内容を加入していない家庭に、どのような方法で同じ内容を周知しているのか、伺います。 ○議長(菊池清文君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長菊池嘉宣君) 全戸対象ということになりますれば、そういった場合につきましては各戸回覧と、あるいは各戸配布という形で全住民に伝えている状況でございまして、確かに、全戸加入していないという現実もございますので、IPの入っていないところは、そういった回覧あるいは各戸配布という形で情報を得ていただいているというところでございます。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) さきの議会で、町長から非常時には消防車で広報すれば足りるというような答弁もありました。町民のことを考えたときには真剣にもっと地についた行政をしていただきたいと思います。とにかく疑問な点がいっぱいあるんですけれども、次に移りたいと思います。  次に、役場の機構について伺います。  このことについては、今までに何回か質問しているんですが、町職員の定数条例の職員の人数は何人になっていますか。伺います。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 町の定数条例ですと75名になっております。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 現在の正職員の人数は何人ですか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 現在の正職員の数は、一般職で61名でございます。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 今年度定年退職する人数は何人ですか。伺います。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 今年度末に定年退職を迎える職員は4人でございます。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 来年度は何人採用する予定ですか。伺います。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 来年度の採用予定でございますけれども、一般事務職員は今のところ予定がございません。それから、教諭、保育所については4人程度、それから、保育士は1名程度を採用する予定としております。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 以前に定年退職した職員がいても、八、九年職員を全く採用しなかったときがありました。以後、退職者がいても数年おきにごく少人数ずつしか採らなかった経過があります。以前に町長から、職員は減らして人件費を削減するとの答弁がありました。その考えは今も、これからも通す考えですか。伺います。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) 今以上に減らすということではなく、現状を維持しながら、増員は考えていません。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 矢祭町の職員定数条例は、町長の事務部局の職員50人、議会の事務部局の職員1人、教育委員会事務部局の職員7人、農業委員会事務部局の職員1人、町立の学校等の職員が16人、計75人となっております。この75人とする根拠は何を根拠にどこからどのような方法で算出したか伺います。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) 根拠と言われますとなかなか難しいと思いますけれども、現在それで機能している人数だと思っております。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) ちょっと答弁になっていないんですけれどもね。  東白川郡の4町村の定数条例は、鮫川村が84人、矢祭町が75人、塙町が133人、棚倉町が155人になっているんです。人口は、鮫川村が約3,800人、矢祭町が約6,100人、塙町が約9,200人、棚倉町が約1万4,300人です。人口は鮫川村より矢祭町のほうが約2,300人多いんですが、定数条例では鮫川村より矢祭町は9人少なくなっています。現在と少し違っているかもしれないんですが、正職員数も鮫川村より矢祭町のほうが14人少なくなっているんです。このような状況で正常な事務がとれると思いますか。伺います。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) 今の質問ですと、議員は正常な事務がやれていないという、そういう判断をしているわけですか。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 私は、定数条例で正常な状態で事務がとれているかどうかを町長に聞いているんです。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) ですから、議員は正常な事務がとれていないという判断をしているんですかと聞いているんです。逆質問です。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 私は、さっきも言いました人件費を削るということ、これは具体的に言うと正常じゃないと思っているんですよ。ということは、今の人数で何か削減しちゃっているので正常な状態になっていない。ということは、今の正職員は、自分の職務を全うするために、今、嘱託とか臨時の方がいるんですけれども、その人たちに仕事を教えるのができない状態、自分の仕事が精いっぱいだと、隣の人と話しすることすらもできないような状態だという話も聞いているんです。そういう状況で適切な事務がとれるかどうか、それを聞きたかったんです。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) 市町村の職員の適正な数字というのは、町民100人に職員1人というのが大体標準的なところだと思っております。塙も、いや、棚倉なんかもそのぐらいの数字だと思っております。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 率から言うと、定数条例と職員数から言う率、これが矢祭は約76%、鮫川、塙、棚倉は80%を超しているんですよ。人件費を削るのが目的ではだめなんですよ。自治体というのは営利を目的としているわけではないんです。だから、お金を残すことがいい、そういう問題ではないんですよ。使うべきところは使わないとだめなんです。違いますか。ただ単に人件費を削る、そんな単純な話じゃないんですよ。      〔「質問なのか」と言う人あり〕 ◆7番(鈴木一徳君) いや。 ○議長(菊池清文君) ならば意見と認めます。 ◆7番(鈴木一徳君) 定数条例は何のためにあるのか伺います。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) あくまでも、人数の上限であります。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 上限といっても、それを超してはならないのは私も知っています。でも、下限というのはないということですか、逆に言うと。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) そのとおりだと思います。矢祭町は、平成15年に行財政機構の大改革をやりまして、町としてそういう方向でいくという方針を決めまして、議会でも承認をいただいてそういう方向で今日まで来ているわけでありますから、決してその方向が間違っているとは思っておりません。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) このような状況が続くようでは、将来矢祭町役場は崩壊してしまうんじゃないかなという気はしているんですよ。さっきも言ったように、自治体は営利を目的としているわけじゃないから、町長の言っていることは私は間違いだと思っているんです。金を残す、財調を残す、とんでもない話です。適切に使うことが一番理想なんですよ。ためることが理想ではないんですよ、一般企業じゃないんですから。やることをやらないから金がたまっていくということにも解釈できませんか。そんな考えではだめですよ。  さきの議会でも質問したんですが、再度質問いたします。  現在のグループ制は町民の方々に聞いてもわかりづらい。役場には行きたくないという話を大分聞いているんです。以前の総務課とか税務課とかそうしたもろもろの課、それからグループ制ではなくて係制にしたほうがいいというような声もいっぱい聞いているんです。  現在、グループ制にした後で、つい最近ですけれども、窓口に来てあることを聞いても担当者がいないからわからない。では後で来ますと言って帰ったんですが、そういう状況なんです。グループ制にした意味がないんです、今は。そういうこともあるので、前の形態に戻したほうがいいんじゃないかと私は思うんですが、どうでしょうか。
    ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) そうすると、以前の係の制度だと、係がいなくてわからないというときはどうするんですか。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 町長もその時点のことはわかりますよね。わかっているでしょう、私に聞くよりも。上司だったんだから。      〔「今のは質問とは聞いていません」と言う人あり〕 ◆7番(鈴木一徳君) だから、そういうことで、前の係制ですと係長が係のトップに立っていろいろなものをまとめたんです。今のグループ制というのは、誰でも知っているよというようなことで、誰にでも、どのお客さんにでも、どういうことでも説明できますよというのがグループ制ですよね。違いますか。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) グループ制をしいたときには多分議員も職員として在職していたと思います。その辺のいきさつは十分承知しているはずでありまして、もとの係に戻せばそれが解消するということですか。現在はグループ長がいて、グループ長が全てを把握しているはずです。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 私も在職はしていました。でも、当時説明あったのは、グループの中の誰に聞いてもどの仕事でも回答できますよというのが最初の話でしたよね。それが、今はさっき言ったように人数が少なくなっているから、自分の仕事で精いっぱいなんですよ。よその人のところの話じゃないんですよ。そういうことで、定数のことを質問したんです。少なければいい、人件費を削減する、そんな単純な問題ではないということをそこから言ったんです。  町長は、助役、副町長までずっとやってきた人ですから、私は一般職員でやってきただけだから、上からの指示、命令でやってきただけですから、グループ制に何でしたのかと私らその時点で言えなかったでしょう。町長はそのころ助役だったか副町長だったか、ちょっと忘れましたけれども、そういうことで進めてきたんでしょう。だから、今、町長ですけれども責任はありますよね。違いますか。 ○議長(菊池清文君) それは質問とは認めません。 ◆7番(鈴木一徳君) じゃ、いいです。とんでもない話です。  では、次に、花嫁対策について伺います。  プロジェクトYを立ち上げてから何年になりますか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 平成19年度から、このプロジェクトY事業が発足しておりますので、8年目ぐらいになるかと思います。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) プロジェクトY事業で今までに何組結婚しましたか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) このプロジェクトY事業の中でのイベントの中で結婚まで至ったというのが町のほうで把握している組は1組です。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 周りを見て結婚適齢期と思われる独身の男女が随分多いというようなことで、大分前から思っていたんです。それで、プロジェクトY事業には大きな期待をしていました。矢祭だけの問題ではないんですが、少子化、高齢化、就職先などの問題で急激な人口減少により限界集落、あるいは限界自治体などという言葉をちょくちょく耳にするようになりました。  人口減少に歯どめをかける方法として、町では赤ちゃん誕生祝い金を交付しておりますが、私は赤ちゃん誕生祝い金はともかく、その前に結婚奨励金とか、お見合いの場をつくってゴールインしたときには、仲を取り持ってくれた方に奨励金なるものを交付するとか、個人個人によって好き嫌いあるいは口上手口下手などもありますので、一様にはいきませんが、町からの委嘱組織、仲人委員会なるものをつくっていただいてプロジェクトY事業の手助けなどを、見合いの場をつくったりなどの活動をしていただければいいと思うんですが、どう考えますか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 議員がおっしゃるように、昔は仲人さんがいて男性と女性をお見合いさせるというようなこともありましたので、町としても、昨年度からプランナーを1名配置しまして、その下に8名のアドバイザーを委嘱しております。このアドバイザーが昔の仲人役というふうな形で、自分の知人とか近所とか親戚とかそういう方の情報を町のほうに登録して、その人に合った人を紹介すると。プランナーがお見合いを設定するというようなことでの流れになっています。ただ、実際には、13組の紹介をしたんですけれども、現在結婚までは至っておりません。ただ、今3組のカップルがおつき合い中というようなこともございます。  それから、あと、今年度からサポーターということで、やはりどうしてもアドバイザーというのはある程度年齢の高い人ですので、若い人は友達の紹介であればおつき合いしてもいいよというふうな話も聞かれますので、今年度はサポーターという形で、アドバイザーとは別なんですが、6人を委嘱して、その方が友達と友達を会わせて、結婚に至った場合には報奨金5万出すよというような制度はつくっております。  ただ、なかなかこれも相手があるものですから、すぐに結婚までというのはいかないと思いますので、もう少しイベント、それからアドバイザー、サポーターのサポートを受けて1組でも多く結婚まで導き出せればいいなというふうな形で今、事業を進めているところでございます。  以上であります。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 先日、あるテレビ番組で、独身の結婚適齢期の男女に結婚願望を聞いたところ、おおよそ50%の方が希望しているそうです。矢祭町の独身の方たちもほぼ同じくらいと推測しているんですが、町ではどうすべきか、今のアドバイザーとかプランナーとか、そうしたことの方たちに努力してもらってといいますか、協力してもらう、そういうことだけしか考えていませんか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 町の独自の支援というのが今言いましたプロジェクトY事業を中心としたイベント、それからプランナー、アドバイザー、サポーター等を活用しての結婚支援室、それから、あとは、今年度は東京から18名の女性に来ていただいて地元の男性との交流をしたという、多分、夕刊とかで載っていると思うんですが、そういう機会を設けたり、あとは、八溝山周辺定住自立圏のほう、それから、今始まろうとしています白河定住自立圏でもいろんなイベントを開催して、男性、女性の出会いの場を創出していくというようなことで、どうしても町内だけだと限られた人数とか限られた人になっちゃいますので、そういうふうに広域的な取り組みによってさらに範囲を広げて、出会いの場を創出していくしか、地道に進むしかないのかなというふうには考えてございます。  以上であります。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) プロジェクトY事業を立ち上げてから8年で1組では、目標にはほど遠い状況ですよね。この現在の事務局としては1人でしたよね。こうしたことはかなり深刻な話だと思うんです。これは、日本全国どこも同じだと思うんですけれども、とにかくただ単にこのプロジェクトYを立ち上げたからそれでいいというような感覚に捉えちゃっているんですよ、私は。そういうような意味ではないとは思うんですけれども、事務局では。これをもっと充実した形で、強いて言えば、事務局職員を1人だけ置くんじゃなくて、係制みたいな数人の人を確保してその人たちにいろいろな構想を考えてもらったり、あるいは困ったときの相談相手になる、そういったことも必要ではないのかなという気はするんですが、結論は、事務局をもう少し充実した、人数をふやした方法で考えてはどうかというふうに思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) 結婚は、やはり憲法にもあるように両性の合意、これが大前提であります。いろんな場の提供をして私どもも努力はしておりますけれども、先ほど議員が言ったように50%以上の人が結婚に興味がないというか、そういう時代になっているんですね。そして、職場あるいはそういう中でも結婚に対する話というのが余りないというようなことも聞いております。町としては一生懸命現状を少しでも打開したいということでやっているわけでありますから、私は、先ほど総務課長が言いましたように、先月東京から18名の女性に来てもらって1泊でそうした出会いの場を提供しております。まだ結果はわかりませんけれども、そうしたことはこれからも続けてまいりますけれども現状のこの1人体制、そしてアドバイザー、プランナー、相談員、こうした方々の体制でしばらくは様子見たいなという気がしております。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 今、結婚支援室の事務局は嘱託の方でしたよね。違いますか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) プランナーにつきましては嘱託職員と同じような身分での年間雇用をしております。ただ、事務局は自立総務課の中にありますので、そのほかに2名で対応しているところであります。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 嘱託の方は5年で去るというようなことですよね。違いますか。伺います。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 出会いプランナーでございますけれども、嘱託職員と似たような職種にはなっておりますけれども、このプランナーについては5年という期限はない職員というふうなことでの雇用となっております。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 同じ嘱託の方でも5年に該当しない嘱託もいるということですか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 雇用の体系が、嘱託職員ではなくて出会いプランナーという職種での雇用になってございます。簡単に言うと、それの専門職というような、ほかの5年で切る職員については一般事務というふうなことでの雇用形態になりますので、出会いプランナーについては1年、2年では実績ができないということでございますので、ある程度長期的に雇用できるというような形で、一般事務の嘱託職員とは別な雇用の仕方で5年の期限はございません。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 何か、わかりにくいですね。嘱託は5年だと説明しておきながら、プランナーはそれには該当しない。片や、嘱託という職名がついているんでしょう。それが違うんですね。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 先ほど説明した5年で終わる嘱託職員についてはあくまでも一般事務ということでございますので、この出会いプランナーも含めて、例えば保育所の先生とか幼稚園の先生がおりますけれども、技術職ということで、その嘱託職員については年限の制限はございません。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) その辺がちょっとわかりにくいところですね。とにかく一般町民がわかるような方法でないと、ちょっと説明なかなかつかないと思うんですけれどもね。  とにかく、このプロジェクトYのことだけではないんですけれども、町がもっと結婚してほしい、結局行き着くところは人口増、赤ちゃん誕生というようなことに結びつくわけですけれども、これに結びつけるために町がもっと本腰を入れて行政を進めていただきたいと思うんです。やって、さっきも言いましたプロジェクトYを立ち上げたんだからといって、それで、はい、こちら脇に置いていたのでは本当の町の行政とは思えないのです。  そういうことなので、ちょっともっと本腰を入れてやってほしいと思います。  では、次に進みます。  東舘地区の防災計画についてなんですが、くどいようなんですけれども、大変心配なので三たび質問いたします。  この9月の茨城県常総市の水害や地球規模の異常気象、CO2による温暖化だと言われております。今年の矢祭町は今のところ集中豪雨や台風などの被害はありませんでした。本当によかったと胸をなでおろしておりますが、たまたまなかったのかもしれません。  東舘地区の防災計画について6月の定例議会で質問の折には、台風などの災害のときは商工会前、石田地区ともに被害があることは承知している、統合小学校の排水計画を見てから検討するとの答弁でしたが、統合小学校は建築工事まで進めましたので小学校の排水計画は確定したものと思います。東舘地区の防災計画はどの程度進んだか伺います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 以前にも回答したところでございますが、先ほど議員がおっしゃられたとおり、石田地区方面につきましては矢祭小学校、こちらのほうの建築に伴いまして排水経路のほうが改善されるということになっておりますので、こちらの改善によりまして町なかに流れ込む雨量については、計算上大幅に減るということがわかっております。その結果を見てさらに対策が必要かどうか、こちらのほうを検討していきたいという答弁をさせていただいておりますが、現在もそのスタンスについては一緒ということでございます。  また、商工会前につきましては、こちらのほうも国道の暗渠改良後、町道部分の排水、こちらのほうの改良が必要であるということまではわかっているということで、こちらの町道のほうの改良について検討を進めているということで回答させていただいております。こちらのほうの検討についてはあらかた図面等々もいろいろ上がってきているところではございますが、なかなか一発百点満点の解決というところが難しいというところもありますので、どういった方法、どういった形での改善が適切かどうかということを現在担当課のほうでもう少し検討しているという段階でございます。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 6月の議会でも商工会前についてはあらかた図面はできているという答弁だったんですが、今の話ですと、進んでいないという結論ですよね。私何回も言っているんですが、近年の異常気象、これ、矢祭もこのような災害が起こったら大変だということで、心配して何回も質問しているんですが、被災してから失敗したということでは話になりませんよね。  この防災計画を本気で早急に進める考えがあるのかないのか。伺います。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) 商工会前の排水ですけれども、昨年あそこであふれたのは山から木が流れてきて排水を塞いであふれたのが実情だったんですけれども、確かに国道を横断している暗渠が小さいことは間違いないです。これは、やはり県のほうと協議をしながら進めなくてはなりませんけれども、その流末、町道桃木・停車場線というんですか、あれの問題が一つあるわけです。排水路をどこへ通すか、道路の真ん中へ通すか、あるいは今のものを広げるか、いろいろ検討はしております。放棄しているわけではありませんから、その辺はご理解いただきたいと思いますけれども、排水路をどうするか、郵便局のところまで持っていかないとあそこの水は解決しないんですから、その町道の中の排水路をいかにするか。  それから、商工会前の滝ノ沢線の排水もどうするか。わずかな今の水路ではやはり飲み切れませんから、あれももう一度設計の段階から検討し直さなくては解決しませんから、その辺は私ども、放任しているわけじゃありませんので、いろいろ検討しておりますからもう少し待っていただきたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 商工会前の水があふれるというようなことは、前にも言ったかもしれないんですけれども、舘山を開発したときの弊害ですよね。強いて言えば人災なんですよ。それを今までずっと排水も改良しないでそのままに置くこと自体がおかしく思いませんか。早急にやってもらいたいと思うんですよ。  これは、最初に舘山開発をするときに排水計画をするか、あるいはその結果わかって水害が出た、災害になったということを、その時点ですぐ対応するべきだった問題ではないかなという気はするんですが、いまだに対応していないということですよね。そうしたことについてはどう考えますか。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) 人災と言われると、非常に難しい問題があると思います。しかし、私どもも一生懸命対策は考えております。議員に名案があれば教えていただきたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 今言ったように、舘山開発をしたときあるいはその直後あたりに考えるべきだったんですよ。今考える問題ではないんですよ、本当は。違いますか。災害が起きていたんだから。それを、今になって、あんたの考えはどうなんだ、自分でそのころやっていたでしょう、町のトップで。それなのに、今になって、あなたはどう考えますか、とんでもない話ですよ。 ○議長(菊池清文君) 質問ではありません。 ◆7番(鈴木一徳君) じゃ、続けますけれども、これはいつごろから具体的に始めて、いつごろまでに終了する計画か、大まかでいいので答弁願います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 先ほども申し上げました。町長からも答弁あったと思いますが、各路線、具体的に見てみますと必ず何らかの支障が出てくるということでございますので、1つを改善するとどこかが支障が出る。そういった場合に、そのメリット、デメリットをどう考えるか、そのほか迂回する名案はないか、こういったことを検討しないと、まだ進める段階にはないというのが率直なところでございますので、現時点でいつまでにできますということをお約束するのは難しいところではございます。  ただし、先ほど来答弁申し上げているように、これまで進められていなかった、そういった設計であったり、こういった調査のほうに着手できたという点でかなり解決の道筋については、いろいろと検討が進んでいるという状況ではございますので、町長からの答弁にもありましたが、決してサボっているとか、検討するつもりがないとか、そういう状況ではありませんので、ぜひ地元のご理解をいただいた上で、ぜひ地元からもこういった案はどうかといったようなものがありましたら提案いただければ、町としても真摯にそういったものを踏まえて検討していきたいということでございます。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 7番、鈴木一徳君。 ◆7番(鈴木一徳君) 今の答弁を信じますので、課長、それを忘れないで、こう言ったんだけれども忘れましたでは話にならないですから、きちんと守ってください。  災害は東舘地区だけではありませんので、町の全地域、これは地域防災計画というのもありますのでこれは承知しているんですが、とにかく結果的に想定外だったというようなことのないような対応をしていただきたいと思います。これだけは約束してください。  町長、答弁お願いします。 ○議長(菊池清文君) 答弁をもって質問を終わります。  町長。 ◎町長(古張允君) 災害にもいろいろあります。町の管轄の部分と県・国の管轄の部分とありますから、ここで絶対災害を起こさないというような、そういう答弁はできかねます。 ◆7番(鈴木一徳君) これで質問を終わります。  ありがとうございました。 ○議長(菊池清文君) これで鈴木一徳君の一般質問を終わります。  暫時休憩します。  再開は11時10分とします。 △休憩 午前11時01分 △再開 午前11時10分 ○議長(菊池清文君) 再開いたします。 --------------------------------------- △菊池淳之君 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君、登壇願います。  持ち時間は80分ですので、午後12時30分までです。      〔5番 菊池淳之君登壇〕 ◆5番(菊池淳之君) 菊池淳之です。どうぞよろしくお願いをいたします。  過日行われました矢祭ふれあい駅伝、123チームの参加をいただいて盛況のうちに開催できたこと、大変うれしく感じております。大勢の来町者がありました。1,000名を超えるというところであるというふうにお話を聞いておりました。おもてなしの心、大変重要であるというふうなことを改めて感じたところであります。おもてなしの心というのは、不便をかけないということに通じるかというふうに思います。  2つほどちょっと気になったことがありましたので、ぜひ、次回の参考にしていただければと思いますので、申し上げておきたいなというふうに感じております。  まず一つは、トイレの問題だというふうに思います。1,000名の方が町においでいただいた。その中からトイレに並んでいたというのが随分耳に聞こえてきました。ぜひ、ユーパルの客室の一部だけでも開放していただいて、トイレの列を少しでも減らすように次回お願いできればなというふうに思います。  それともう一つ、駅伝のだいご味でありますものというのは、やはりたすきのリレーだと思うんです。たすき、最終的には回収されたようなので、次回からは、たすきは参加していただいた方々へのあかしでありますので、ぜひ、参加していただいた方に思いを残していただくために渡していただければ助かるな、ありがたいなというふうに感じたもので、次回の参考にしていただければと思いましたので、要望として申し上げておきたいと思います。  それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。  まず、私の家もちょっと山の中にありますので、イノシシとかハクビシンが毎日近くまで来て敷地に入って我が物顔でおりまして、せっかくつくった干し柿も昨日食われてしまいました。ちょっと残念なんですが、犬とか猫とかハトとか昔飼っていたんですが、実際生き物を飼うというのは大変なことであります。ただ、命の大切さを感じるにはこれにまさるものはないというふうに思っております。その中で、自分の趣味であればある程度のことはできるんですが、家畜を飼育するというのは大変な仕事だというふうに思います。  塙町の羽原谷地に建設中であります肉用牛の農場でありますが、町内にあります他の農場でも絶対問題がないという見出しでスタートしているというのはわかるんですが、いろいろ、雨水の問題とか使用済みの水の問題、それから臭気についての問題というのが後々出てくるというふうに感じております。  現在、建築をされているところは羽原谷地でも矢祭側に傾斜している地形を埋め立てして建設するようです。地盤からして水はおのずと低いほうに流れますので、矢祭方面に、町内のほうに向かって流れてくるおそれは十分にあります。昨日もちょっと行って見てきたんですが、のり面が盛り土してありますので雨水で洗われて深い溝が発生しています。このような地形で、行政としてあそこにそういうものが建つということを知ったとき、その内容の把握、それと町民への安全・安心への配慮というのはすべきであるというふうに思うんですが、それがなされたのかどうかお尋ねをしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 羽原谷地の肉用牛の牧場につきましては、株式会社JA東西しらかわグリーンファームが建設中ということで承知しておりますが、建設前、事前になかなか相談といったものがなかったので情報把握がおくれたというところはあったかと思います。ただ、情報を把握してからは、まず、真っ先に矢祭町農業委員会のほうでJAのグリーンファームのほうに説明を求めたということで現地のほうを調査し、要望事項の申し入れを行ったというふうに聞いております。また、その後JAのほうで町と会談を持つ機会がございましたので、その際は町長のほうからもそういった水の問題、決して起こらないようにということで強く要望のほうを申し入れているというところでございます。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) 入山地区、私もその一部に住居しております。住民が住んでいる地域までの距離約1,500メートル、田畑までは800メートルぐらいです。ですから、何か、もし水害があった場合、そこまで来る時間というのはあっという間に来ると思います。それは十分に注意していただいて、水がこちらに流れ込むことがないように、雨水の管理まで、これは強く要望させていただきたいというふうに思います。  水がこちら側に流れては本当は困ると、事業でありますので、事業であるからには市町村関係なく汚染をしてはならないということが一番問題になると思います。何かあって損害の補償をするというようなこと以前の問題ですから、起こらないようにしなければならないというふうに、強く私のほうでも要望させていただきたいというふうに思います。  知っている限りで構いません。雨水とかそれから使用済みの水、それから漏水があった場合とか、そういう何か話し合いはその辺までいったのかどうかだけお尋ねをしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) グリーンファームの現地につきましては、農業委員会が事務局含めて全員の参加で協議のほうに行ったというふうに聞いているところでございまして、その際、雨水については全て塙町側に流れるように側溝等そういった施策、また、傾斜、こういった面で配慮してほしいということで強く申し入れを行ったところということでございます。  グリーンファーム側で持ち帰って検討するということで、まだ正式にこういうふうに計画しましたというような説明を受ける段階には至っていないということでございますが、雨水については塙町側に流すというような、そういった申し入れを行っているというところでございます。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) 先ほど申し上げましたそこまでの距離を考えると、においというのはやはり来るかなと思うので、地域に対する説明会をされているのかどうか。していないのであれば、する要望を出してあるのかどうか確認をしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 農業委員会での現地調査の時点では、矢祭側の関係者に対する説明はなされていないということがわかりましたので、農業委員会のほうでも現地の関係者に説明をするようにということを申し入れたというふうに聞いております。また、先ほど申し上げましたJAとの会談の際にも、そういった関係者への説明というものは必要であるという旨については、申し伝えてあるというところでございます。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) その辺、よく確認をしていただいて、事の進展があった場合、また連絡していただければというふうに考えておりますので、漏れなくお願いをいたします。  続きまして、空き家の現状についてお伺いをいたします。  空き家であれ宅地であれ、やはり課税されているというふうに思います。課税されるからには、徴収業務がつながってくるというふうなところであると。では、この徴収業務について委託をして現在やっていただいているというふうに思いますが、今後、物納になる可能性というのがあるのかどうか、例えば、委託しておいたところが物納で差し押さえをするといった場合、空き家がそれの対象になるのかどうか、そういう事例が発生するものかどうかについて、今の段階で確認をしておきたいなというふうに思いますので、お答え願いたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) ただいまの質問ですけれども、空き家の状況で物納になった案件が1件ございます。ということは、相続者が相続を放棄したというような案件で、その案件については、弁護士を入れて町のほうで弁護士にお願いして処分をして、町が徴収する分の税金をいただいたというような経過はあります。  今のところ、物納でというふうな話は出ておりませんけれども、今後はやはり空き家があって管理ができないというふうな場合も想定されますので、ただ、物納については、なかなか町のほうで直接処分できるというふうなこともできませんので、そういう案件が出た場合には、やはり弁護士等を通じて財産処分をして、町のほうに税金分を収納するというふうな方法をとるしかないのかなというふうには考えてございます。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) 世の中、多分そういう方向に今後進むおそれは十分にあるなというふうに感じております。ある程度のマニュアル的なものはつくっていただかないと、例えば課長が退職された後、今度引き継ぐ人がそれぞれになっては困りますので、ぜひ、そういうマニュアルづくりに少しご尽力いただければというふうに思います。  それを要望して、次に移りたいと思います。  今度は除雪の準備、除雪車両、それから融雪剤についていろいろお尋ねをしたいというふうに思います。  除雪車両については、先ほどの議員からあったように、トラクターに雪かきをつけてやるというところがあるということですが、実際、何地区ぐらいに決定しているのか。それで、そのトラクターは道路を掃くことがあると思うんです、基本的に。その場合、作業許可というのが多分必要になってくると思うんですが、そのトラクターにはナンバーがついていないと多分いけないのかなと、法律上うまくないのではないのかというふうに思うので、その辺の対処をされているのかどうか。  それと、地域によっては道路を運行して作業する場合、許可をもらわないといけないようなことになっていると思うんですが、昨年度もその話をちょっとしたと思うんですが、今回、雪の季節になりますので、それが運用されるのかどうか、その辺についてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) まず、リアグレーダーと呼んでおりますが、それとトラクターにくっつける、そういった除雪板の設置状況でございますが、現時点では2地区ということでございます。具体的には高野谷地地区と上野内地区の2件ございまして、昨年度要望調査を行って幾つか相談を受けたところもあるんですが、最終的にそういった形で決定したのは2件ということで、その後追加的な相談のほうがないというのが現状ということでございます。  また、道路の作業許可の関係につきましては、少々そのあたり把握していない部分も多いものですから、特に何かしらの作業許可をとってどうこうという手続、これまでやってきたわけではございませんので、特に問題ないのかなと思ってはおりましたが、なお、そういった問題点がないかについては少し関係課とも検討してみたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) 私がお巡りさんに聞いたところによれば、作業する場合は必ず必要になりますということをおっしゃっていました。ですから、自治体がやらないわけにはいかないので、その辺はぜひしっかりとお願いしたいというふうに思います。  それと、この雪の問題なんですが、道路の脇で日陰をつくる草木、竹木についてですが、それらの除伐または伐採依頼推奨について、この間回覧文書が回っていました。その中にもそういうことが書いてあるんですが、どういう形で伐採をしてもらうのか、その辺についてただ単に片づけは所有者でお願いしますというんですが、高齢化になっていますし、その辺、地区の代表者と連携をとってやらないといけないのかなというふうに思うんですが、そういう動きをしているのかどうか。  これから雪の季節、間もなく来ると思います。早急にやらなきゃならない一つになるのかなというふうに思うんですが、その辺についてお答えを願いたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 道路敷以外の竹木、特に日陰対策という点でのご質問かと思いますが、道路敷以外の竹木の管理については、やはり原則としては所有者が管理すべきものというのが考え方としてあるかと思います。ですので、今回回覧で申し上げたのも、所有者の責任で対応していただきたいというようなお願いベースの回覧になっていたかというふうに思います。  議員のご質問の趣旨としましては、こういったものにもう少し町として補助であったり、町として積極的な働きかけ、こういうのが必要ではないかというところではございますが、現時点で、そこまで町のほうで踏み込んで対応するという段階には至っていないということではございますが、以前、別の議員さんからご質問ありました日陰対策の際にも申し上げたとおり、地域での合意があるような場合、こういった場合に何らかの形で町として協力できないかというところについては、検討の余地があるかと思いますので、地域で、特に所有者との関係、こういったものが整理できたというような場合にはご相談いただければというふうに考えております。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) 高齢化というのは確かに進んでいまして、なかなか持ち主にやってくださいと言ってもうまくいかないことが多いので、その辺については地域の代表者と、それから地主さんですか、そういう方と少し話をして事故が起きないような、そういう方策、これはとらなきゃいけないことだし、わざわざ融雪剤をまかなくてもお日様がある程度解決してくれる、自然が解決するのであればそれにこしたことはないというふうに考えますので、補助金云々ということについてもおいおい出てくるかと思いますので、ぜひ、その辺は考えを持っていただいて進んでいただければというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。  次に移ります。  農業行政で、農業委員の選出についてでございます。  おとといですか、説明会を催していただいたので私がこれを出したときにはこういう話がなかったから、この中に入れておりました。実際、これを聞いて内容がよく把握できたというところであります。  ただ、問題として、過日の新聞に農業人口初の10万人割れというような記事が出ていましたのでちょっと気になって読んでおりましたら、農林水産省で出している速報値ではやはり高齢化が進んでいると、そのために担い手の育成支援、これに力を入れていかなければならないというようなことを、よくこの中でもうたっておりました。  町長は、過日の質問の中に、土日は農家をやって平日はお金を取るために働いてもらうスタイルが町の方向と姿勢だというお話をされました。お嫁さんを探す時間がなくなってしまうのではないかという不利を私は感じております。先ほどの話の中にも、婚礼のための出会いの事業ということでやっておりますが、実際、立ち上げればいいのかというと、なかなかそれは両性の合意があるから大変難しいという話をされました。実際そのとおりだと思っております。  ただ、できれば、これにかかわる人が土日は農家をやってということよりも、農家をやるのももちろんですが、少し余裕を持って何かできる機会を町としては興していただければというふうに考えます。  一つはスポーツの交流も方法ではないのかなというふうに思います。ふれあいという名前がついているテニスコートあります。あそこを使って、できるだけ若い人が集まれるような、そういう考えを持って事業を興していただければというふうに思いますが、その辺について何かお考えがあるかどうか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長
    自立総務課長益子芳雄君) 先ほどもご説明したように、町のほうでも月に1回のおしゃべり会とか、そういう若い人の出会いの場を創出しておりますけれども、やはり一度に多人数が集まるわけではございませんので、今、テニスコートというふうなお話もありましたが、一応スポーツとか趣味を通しての出会いの場も確かに必要かと思いますので、ここについては今後の検討課題とさせていただきたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) テニススクールなどを利用してやるということも一つの方法かなと。ただ、会費できるだけ取らないように、ふれあいコート無料にしていただければ、なおいいかなというふうに思います。その辺はご検討願いたいと思います。  先ほどの農業人口の減少ということで、担い手の育成、それから支援が重要であるというお話をしました。今後、町の方向性として農業に対する担い手の育成、支援をどのように考えているか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 担い手の育成と言った場合、これはかなり幅広くなってきますので、一言でどうこうと言うのは難しいかというふうに思いますが、認定農業者というのが一般的には担い手とみなされているというところでございますので、こういった認定農業者組織の集まりであったり、そういった認定農業者の活動、こういったものについてはできる限りバックアップしていくということが必要かと思いますし、新規就農者、こちらのほうについても掘り起こしが必要になってくるだろうというふうに思います。  いずれにしても、こういった担い手という中心となる農業者、こういった方々との意見交換を通じてどのような支援策があるか、これについては町としても真剣に考えていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) その中で、そばコンバインを町のほうで購入し運営されております。実際、農業者の時間をあけていただくためには、こういう物の利用ということで、農業者に対して時間が少しでもとれるようになるというふうに考えております。  ただ、収穫量の見きわめ的なもの、結局指導です、いつごろまいて、いつごろ刈り取りしてということをやっていると思いますが、実際その見きわめ指導について播種時期はある程度決めていると思うんですが、刈り取り時期の見きわめ、これについてはどのような方策をとっているのかお尋ねをしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) まず、質問の前提となっておりますところではございますが、今回のそばのコンバイン、これについては耕作放棄地対策という側面から導入しているということでありまして、町としての第一義的なスタンスとしては、施設の共同利用によりますコストの低減、こちらのほうに主眼を置いているというところでございます。  先ほど、担い手育成の質問の際にも申し上げましたが、いわゆる担い手として育成していくという意味での認定農業者であったり、集落営農といった組織化、こういったものの進展というのは必要かと思いますし、それに今回のそばのコンバインというものの導入が、一つの一助になればという考えは町としてもございます。というところでありますが、今回集落営農といったところへの組織化についても検討したところでありますが、なかなか時期的にも難しいというような農業者からの意見もあったところでございます。  そういった事情もございますので、播種時期を統一するということであったり、刈り取り時期についてこちらのほうから指導するというような段階、こちらのほうはまだとれていないというのが実情であるというところでございます。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) 耕作放棄地の解消ということでコンバインお買いになったという話です。実際、コンバインで刈り取るということが耕作放棄地を少しでも減らせるというふうに考えております。私もそのとおりだというふうに思っております。ただつくればいいというだけになっては困るというのが一番大切なことです。収穫量を上げる、そのためにはある程度の見きわめできる指導者をある程度選任して、そういうのにかかわってもらうというようなことを、今後考えているのかどうかお尋ねをしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 先ほども申し上げたところではございますが、そばの振興という面で耕作放棄地対策からさらに一歩進んで、こういった振興ということで担い手的な中核的な位置づけに育てていこうというようなことについては、当然視点として持ってはいたというところでございますが、そのためには、何より実施する農家の方の協力も必要というところでございます。担当課としましては、集落営農化というような、そういったところについてまで着手できるようになってくれば、こういったものを指導して品質を上げていくと、そういった方法もとれるのではないかなというふうに考えておりますが、まだなかなか皆さんいろいろな考えがあるところでございますので、もう少し議論をしていく、意見交換をしていくという段階が必要かなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) 議論する場、非常に重要だというふうに思っています。門戸を開いて若い人も参加できるような、そういう方策を今後とっていただいて、少しでも農業経営が実施して、いい形をとれるというふうにしていただければありがたいなというふうに思います。今後とも努力のほうをお願いしたいというふうに考えております。  それと、コンバインなんですが、これも道路を走行することがあるのかなというふうにちょっと不安に思っているんですよ。実際農地に入るためにはその近くまで行ってやらなきゃいけないというふうに思っております。ただし、入り口が狭いために2トン車、4トン車が入っていけないと。ですから、移動したとしてもそこから先は道路を走行したりということがあると思います。  先ほど申し上げたように、作業車が道路を通行する場合というのはやはりナンバープレートを有して、許可は必要かどうかはわからないんですが、ナンバープレートあれば許可をしているという形だと思うんですが、そういうことをなさっているのかどうか、それについて調べたのかどうか確認をしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) コンバインの移動につきましては、基本的にはトラックを使った移動というものを念頭に置いて制度を考えておりましたので、そういったものが入れないところで自走するということについて、ちょっと検討したというところがございません。オペレーター頼んでいる方に実情確認しまして、しかるべき対応はとっていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) ぜひ、安全に、下手な人にぶつけたりした場合大変なことになりますので、その辺は十分に注意してやっていただきたいというふうに思います。町が絡むと相手はどんどん出てくることがあるというふうに私は考えておりますので、ぜひ、検討は早目にして対策も講じていただきたいというふうに思います。  続きまして、製粉施設についての運営状況を伺いたいなというふうに考えております。  ことしは、やまつり元気祭を11月3日に行ったというふうに思います。そのときにそば粉、矢祭産だったのかなというふうに思うんですが、そばの施設、製粉施設の開所というか、作業開始の時期はこれよりも後だったような気がするんですが、その辺のいきさつについてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) まず、やまつり元気祭のほうで使用しましたそば粉については矢祭産ということでございます。既に製粉施設については運用しているところで、27年度現地現時で把握している中ではもう既に14名、約3,400キロ利用していただいているというところでございますが、開始の案内の時期とやまつり元気祭の開催時期との間にタイムラグがあったというようなご指摘でございますが、その点についてはちょっと私のほうで事情を把握しておりませんでしたので、確認してみたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) 実際、11月11か10日だったと思うんです、施設の開設というか始動が。実際、管理者もちゃんといるし、指導も町のほうからこういう期間に開けます、それで週3日間やりますとかというふうな指摘がある中で、実際このためにそういう施設を先に開けて、しかも管理者以外の方が多分やったのかなというふうに感じております。こういうことは、今後ないようにしていただかないといけないというふうに思いますので、ぜひ、それは注意していただきたいというふうに思います。  次に、米の全袋放射能検査の状況と事業費残額の使途についてお伺いをしたいと思います。  24年から26年まで約2,500万の金額の検査費用が残っております。これについての使途の説明をしていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 米の全袋検査に関する経費でございますが、こちらについては検査の袋数に応じて一定額が交付されるという仕組みでございますので、必然的に差額が生じるというところでございまして、その点についてのご質問かというふうに思います。  これについては、本来であれば不用残ということですので、返納するというのが考え方としてはあるのかなというふうに思いますが、福島県のほうから制度の説明の際に、これについては返還は不要というような説明を受けておりまして、米の全袋検査が意図している消費者の安全・安心対策や、風評被害対策に資する事業に活用していくというような指導のほうを受けているというところでございます。  現時点で、これらの事業が実施できていないと申しますか、それに対して全て年度にきちんと使い切っていますというような状況ではございませんが、今後、そういったものに対して支出していくという方向で考えているというところでございます。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) 持ち込み手数料1袋当たり200円ということで設定されたというのが、この金額が残っている現状ではないのかなというふうに思います。これが十分だというふうに決められたのは、どういうところで決められたのか、再度お尋ねをしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 農家への立ち会い料と呼んでいる200円の費用についてのご質問でございますが、こちらの200円につきましてはどういった性質かと申しますれば、農家が検査を受けるために持ち込むために必要となる追加的な経費、こちらのほうを補填するという目的で交付しているものでございます。  これについての計算は、本来であれば実費かかったものを請求いただいて、その都度お支払いするというようなやり方が一番正確かというふうに思いますが、これについては、当初の説明の中で、福島県の中からの1袋当たり100円ないしは200円程度支払うというような形で農家の追加的な経費、具体的に言いますれば、そこまで持ってくるためのガソリン代であったりとか、バーコードを張りつける手間、そして袋の上げおろしの手間、こういったものに係る労務費相当分、こういったものを補填するという考え方が示されたということで、これに沿いまして矢祭町の恵み協議会の中で200円という数値を設定したというところでございます。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) 残金については、風評被害払拭のためにも使えるということは、風評被害にも使えるというふう解釈できます。風評被害というのはどういうことかというと、結局、カリをいただいて、それを塗布する、まく作業ですね。それからある程度の期間野焼きができなかったということでありまして、害虫対策のために農家の方はいつもより余計にそういう費用を使ったというふうに私は思っておりますし、実際やっているはずです。それらについて、カリの散布費については何か支給されるということが当初からあったんですが、矢祭はなかったというところで、そういうものについて生産者がやはり一番風評被害に遭っているのだから、そういう方に公平に配布すべきではないのかというのが一つの論なんですよ。実際そうすべきではないのかなというふうに思いますが、その被害者たる生産者に対して、ただの持ち込み料だけでそれをやるというところ、それについての格差についてどう考えているのか、説明を願いたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) まず、そもそもある事象にかかった追加的経費、これについての損害賠償というものは当事者間で行っていくものというところでございますが、今般の原発に関しては、こういったものが広範にわたるということで、例えば米の価格下落、こういったものに対する対処であったりとか、そういったものに対処するためにかかった追加的な経費というものをJAであったりとか、そういった組織で取りまとめて請求するというようなことが行われているということについては、承知しているというところでございます。  今回、追加的経費について立ち会い料の中で対応したというのは、あくまで、これは今回米の全袋検査を実施する上で発生した追加的経費ということでございますので、まずはこれは200円の中で対応するというところでございました。  さらに、先ほど議員がおっしゃったように、風評被害対策のために農家が支出しているではないかというところについて、こういった支出があるからこういう事業で補填すべきであるというところについては、原則としてはまずは東電への賠償の中で行っていくべきものというふうに考えますが、賠償の対象とならない経費について何らかの形で事業化して、それについて補填していくというようなことについては考えられることかなと思いますが、今回の200円の義務とはまた別に、追加的に考えていくべきものではないかというふうに思います。  風評被害対策として実施すべき事業がどういうものであるかということについては、今回の米の全袋検査とは分けて考えるべきかというふうに思いますので、風評被害対策としてどんなものが適切であるかという議論については、なお町のほうでも考えていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) 他町村では300円を1袋持ち込みに支払いもしていると、またはあるもの全て使い切ったという町村の話も聞いておりますし、実際それを確認をさせていただいております。そういうことを考えると、この残してあるのは何で残してあるのかというのがやはり一番の疑問です。どこに保管してあるのかということも一応疑問に感じますので、そのあたりについて教えていただければ。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) こちらの農家の立ち会い料につきましては、あくまで追加的経費ということですので、追加的にかかった経費以上に交付することになれば、これは所得補填ということになってくるわけでございます。県のほうに所得補填については可能なのかというようなところの問い合わせをしましたが、それについては絶対に行ってはいけないというふうな回答をいただいているところでございます。  他の町村が300円、さらには使い残しを配布したというようなことについて、事実関係について、こちらのほうで調査して把握しているというわけではありませんが、そういったお話は聞きますが、それがどういう考えのもとなされているかというところはわかりませんが、いずれにしても、そういった金額の算定は追加的にかかった経費に基づいて行うべきであって、それを機に追加的な所得補填をするということになれば、これは県の方針からも外れるというふうに理解しておりますので、我々としては200円という価格設定をしたというところでございます。  なお、その残の部分がどこにありますかということでございますが、これは一般会計の中でなお有余資金として残っているというところであるかというふうに思います。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) では、一般会計の中に入っているということで、とりあえず、目的外には使わないということで間違いないというふうに思っております。それ以外に使うと横領になってしまいますので、十分に注意していただきたいというふうに思います。  それから、先ほどの風評被害の問題で、東電の補償云々というのが出てきます。東電についても、米価の下落というのが、原因が何だったのかというのがやはり問題だと思うんですよ。風評になるために、放射能を浴びてしまっているよというのが米価の下落の第一番なんですが、実際、補償にどのぐらいやるかというと、下落幅やっているわけではないですよね。ほかが下落している、それに合わせた金額分しか支払いしないという形ですから、本当のところで言えば、その前の年度にさかのぼって全部やってもらえればいいんですけれども、実際出てくるのは当年の金額に対する差額分の補償だよということですから、年々減少していきます、間違いなく。昨年はこうだったという形です。  当初にさかのぼっての補償は今、東電ではしてくれていません。私も補償のためにいろいろ話をしてやっていますけれども、実際出てきていませんので、思っているように生産者に対してもらっているということはあり得ないですから、今は。こういうものはやはり早目に解消していただいてやらないと、後では忘れられてしまう、風評じゃなくなってしまうんですよ。これのためにも、やはり早目に処置していただきたいというふうに思います。その辺について回答をお願いします。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 東電の損害賠償の考え方について一定の基準に基づいて行われているということでございまして、全国的なレベルでそういった基準のようなものも定められているというふうに理解しているところでございます。これは、あくまで東電と民との関係ということになりますので、原則として町がどうこうということではないのかなというふうに思いますが、そういった東電の損害賠償が十分かどうかという、そういった議論とは別に、農家が非常に苦しいという中で風評被害が生じているということでは承知しているところではございますので、先ほど申し上げたように風評被害対策、こういったものには積極的に使えというような福島県の回答でございます。  それが、所得補填の形になるということでは全くございませんが、風評被害対策というものを推し進める必要があるということについては、担当課当然認識しておりますので、そういった形できちんと対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) ぜひ、厳正なる対処をお願いしたいというふうに思います。  次に行きます。  教育行政についてお伺いをいたします。  矢祭小学校の進捗と跡地利用についてということでありますが、現在工事中の矢祭小学校、東北側から作業車両が出入りしています。当初の予定にはなかったと思うんですが、子供たちはその鉄板を敷いたところを通って、その先の校庭へ行くというふうな状態です。この作業道、もともと予定にあったのか、なかったのか。なかったのであれば、なぜそうなったのかについてお話を聞きたいんですが。 ○議長(菊池清文君) 教育課長。 ◎教育課長(片野一也君) この仮設道路のことでございますけれども、当初の設計には入ってございません。それで、この道路の仮設のほうの設置の目的につきましては、今現在工事を進める上で1カ所の進入路しかございませんで、校舎の東側のほうから進入をいたしませんと現状資材の搬入等に支障が生じるということでございまして、仮設道路を設置させていただいたというところでございます。  その過程におきまして、学校側とも一番は児童の安全というものを最優先したいということで何度も協議を重ねてまいりました。それで、子供たちが校庭に出るといったときと、それから体育館に移動するといったときなどに子供の動線を考えて、安全対策をどうするかといったときに、やはり人的な対策で子供たちをきちんと見守る体制が必要だろうということで、警備員を配置いたしまして安全確保に努めているところでございます。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) ちゃんとやっていただければ、それでいいんですが、ただ、事業計画になかったことをやるときには、本当にけががあったら大変ですから、我々に一言言っていただくなり、ちゃんとそういうこともできればお願いしたいというふうに感じました。  それから、グラウンドの状況なんですが、雨で水はけが悪いと。クラウド舗装ですか、やったんですけれどもまだ半分ぐらいしかやっていないせいなのか、どうも水はけが雨降った後、ずっと水たまりの状態が続いているというようなことがPTAの中から出ております。南西側が平行になっていないのかどうかわからないのですが、少し手を加えたようなことも耳にしました。クラウドの内容について、何か変更したことがあるのかどうかお尋ねをしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 教育課長。 ◎教育課長(片野一也君) お尋ねの件についての状態がどのあたりの時期だったのかということについて、ちょっとはかりかねますけれども、実は、つくった当初において水はけが悪いという問題は生じておりました。その後、なぜなのかというふうなことでちょっと原因を究明いたしましたところ、流末の処理するところの手前でやはりスムーズな排水が行っていなかったということでございまして、それの改善を図ったところでございます。  クレー舗装のことについてですけれども、これについては、まだ上の部分の仕上げについては平成28年度になるというところでございまして、完全な舗装化には至っていないという状況でございます。ですから、その後、その原因が私どものほうでもわかりましたので、排水がうまくいくように行っているというふうに現状では認識しているところでございます。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) やっているうちにいろいろ問題が出てくると思います。適正な対処を今後もお願いしたいというふうに思います。  あとは、跡地利用の進捗について、地域の交通網整備も踏まえて、跡地をどういう形に持っていくかと、跡地だけを考えるんじゃなくて、地域交通網も踏まえて動きやすいような、利用価値が上がるような方策をやはり考えていく必要があるというふうに私は思っておりますが、跡地利用についての進捗についてお伺いをしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 小学校の跡地利用でございますけれども、ただいまの第5次の総合計画の中でも検討をしているというところでございます。特に、石井の小学校については今のところの案としましては、保健福祉センター的なものの敷地ということで考えてございます。あと、そのほかの3校については、まだ具体的に何に転用するということはまだ決まっておりませんけれども、今後新しい事業等とも含めながら跡地利用のほうの検討をしてまいりたいと思っております。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) ありがとうございます。跡地利用、大変重要なことだというふうに思っております。  平田村にちょっと行く機会があって行ってきたんですが、平田村は跡地利用として庁舎を移したということで、その庁舎拝見してきました。立派な庁舎です。総工費で4,000万ぐらいでできたよというような話も聞いてきたんですが、やはりいい改善方法というのはあると思いますので、ぜひ、みんな知恵を出し合ってやりたいと思います。お声をかけていただければ、ない知恵も絞らせていただきますので、ぜひ声をかけていただきたいというふうに思います。  最後、福祉行政なので、そのままやらせていただきます。  家庭内の生活ごみの焼却、それから事業所での焼却の実態についてということですが、まだ野焼き以外、家庭内のごみを焼却しているところが見受けられます。ただ単にオゾン層を破壊するだけでなく、近所迷惑、煙の問題があると思うんですが、福祉課としてそれらの実情についてどのようなことが把握されているのか、または、もしあるとしたらどういうことをしたいというふうに考えるか、それについてお答えを願いたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長菊池嘉宣君) ただいまのご質問でございますが、このごみの焼却についての法的な背景を若干申し上げますと、これにつきましては平成13年に法が改正されまして、廃棄物の処理及び清掃に関する法律という中に規定されまして、野外のごみの焼却が禁止されたということになってございます。中には例外としての幾つかはございますが、農林業での稲わらの焼却など、日常生活上軽微なものについては例外というような規定もございますが、基本的には野外の焼却は禁止されたというようなことになっております。現在は、そういったことがないのが理想でございますが、町の声の直接の苦情等はありませんが、そういったこともなきにしもあらずという面もあるとは思います。  それに対しまして町としましても、毎年新しい区長さんがおいでになったときに、矢祭町ごみ不法投棄及び野外焼却監視員ということで委嘱をさせていただきまして、野外焼却の発見、通報をお願いしているところであります。また、今後とも各区長さん、あるいは消防分署、そういったところとの連携を密にしましてパトロール、啓発、現地指導をしていくということで考えてございます。  先ほど、議員さんおっしゃられたとおり、こういった野焼きが周辺の住民に迷惑がかからないということが第一番でございますので、今後とも町のホームページあるいは広報、IP、回覧板など、できる限りの啓発をしていきたいというふう考えてございます。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) きょうの質問の中、やはり地域住民の皆さんの安全・安心をいかにして図るかというのが、わたしのモットーであります。羽原谷地の施設にしても、こういうごみの焼却にしても。  それから、私は交通安全協会に所属しております。昨日、調査のために来庁したとき、交通安全指導員さんとお会いできました。実際カーブミラーを掃除していただいて、これも地域の安全のために尽くしていただいているということでお話をする機会があったので、いろいろお聞きしたんですが、各地の状況は報告されているよというようなことを伺いました。  福祉課長が年々前から思っていらっしゃった交通安全、それからミラーのどういう形になっているのかということも報告がされたというふうなことを聞き及びましたので、最後にお答えいただければありがたいということで、要望だけ申し上げます。  各地の状況の報告を聞いているというふうに思います。そのうち350ぐらいあって、50個ぐらいは早く手を加えなければいけないというような状態だったよということをお聞きしました。幾ら磨いても劣化したものはなかなかもとに戻ってくれないんだと。そういうことを交通安全協会だけでやるということはちょっと不可能に近いから、行政の力をかりるほうが間違いないんだというようなことも聞きました。  ぜひ、5次計画に加えていただいて、計画をもって住民の安全・安心のために何とか解消できないかというふうに思っておりますので、お答えいただければお答えしていただきたい。 ○議長(菊池清文君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長菊池嘉宣君) ただいまのご質問でございますが、第5次計画につきましても、交通安全につきましては計画しているところでございます。そういった中で、ミラーのステンレスでできているというものでございますが、やはり長年においてはさびも発生するというのが実情でございますので、古いものにつきましては幾ら拭いてもきれいにならないというのは、ほとんどさびが原因でございますので、そういったものを来年の予算要求に計上しまして、順次必要なところから対応していきたいというふうに考えてございます。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君。 ◆5番(菊池淳之君) いろいろとご質問させていただきました。今のカーブミラーにつきましても、地主もいるし、官地もあるし、いろいろなところに立っております。なかなかうまくいくかどうか問題があるか、今まで設置していたけれども、もういいよ、嫌だよという人も出てくるかもしれませんが、そのかわり、こっちにつけてもいいよと言ってくれる人も必ずいるというふうに思います。ぜひ、町民の安全・安心のために向かって、ご助力いただければというふうに思います。  私の質問をこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(菊池清文君) 5番、菊池淳之君の一般質問を終わります。  暫時休憩します。  再開は午後1時00分といたします。 △休憩 午後0時05分 △再開 午後1時00分 ○議長(菊池清文君) 再開いたします。 --------------------------------------- △廣野吉雄君 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君、登壇願います。  持ち時間は80分ですので、午後2時20分までです。      〔6番 廣野吉雄君登壇〕 ◆6番(廣野吉雄君) 6番、廣野吉雄でございます。  私も矢祭に住んで何年かたつんですけれども、矢祭は温暖なところで、冬もそんなに雪が降らないというふうな形に言われておりますけれども、私が定住してからは年に二、三回大雪が降るというふうな状況になっております。そして、ことしもそういうことからいくと、ずっと雪が降らないのかなというふうに思っておりました。矢祭から見ると国道沿いの関係からいくと、余り雪山を見ることはないんですけれども、矢吹等々まで行くと周りが雪山になっているというのを実感しておりました。そういう中でやっぱり12月、師走は冬が来るんだなということと、あと長期予報でいくと大雪が降るかもしれないという状況の中になっているという中で、通告に従いまして一般質問をさせていただきたいというふうに思っております。  今回、教育行政をトップに持ってきたので、いつも大体最後で十分準備をしていただきながら質疑ができないという状況もありましたので、今回はトップに持ってきましたので、よろしくお願いしたいというふうに思っております。  最初に、統合小学校の進捗状況についてでありますけれども、27日の全員協議会で現場視察をしました。その現場の教育委員会より現在の進捗状況につきましては、10%から15%のおくれだという状況でありますけれども、それも納期、校舎については2月末というふうになって、納期は守るという状況になっておりますけれども、残り期間、12月、1月、2月、3カ月の中で、10%から15%のおくれをどういうところでそれぐらいおくれているのかわかりませんけれども、現時点でも校舎については2月末、体育館、プールについては3月かな、そういうふうになっていると思うんですけれども、その辺は間違いないでしょうか。最初に伺いたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 議員ご指摘のとおり、校舎の新築工事については、工期が平成28年2月29日というふうになっておりまして、小学校体育館、プール新築工事については、平成28年3月31日が工期ということになっておりますので、これに間に合うことを目指して、現在おくれた部分については取り返すということで進めているところでございます。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 現場の責任者というか、担当の方から言ってますそのおくれの原因は、設計に変更が生じたと、それだけではないと思うんですけれども、仮にそういうことであれば、その設計変更に伴って予算はどういうふうになるのか、現時点でわかれば教えていただきたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) まず工期のおくれと設計の変更というのは一対一で突合するかというと、そういうことではないというふうに思いますが、議員ご指摘のとおり、実際一部の部分では、設計の変更が行われているというところでありまして、主に校舎新築工事につきましては、数量の問題であったり、実際現場に合わせて使用する材料を少し変更するというようなところでの増減というところで、議会へ諮る500万以内という基準の中で、何とかこの辺はおさまるんではないかというふうに現在算定しているところでございます。  また、プールと体育館の工事でございますが、実際その後の教育課を含めた検討の中で、工種の追加などもございましたので、こちらについては実際1,400万強の増額工事になるんではないかというふうに現在算出しているところでございまして、これについては今回教育課のほうで予算の措置をしているというところでございまして、工事の変更契約については議会に諮った上で執行していくというような流れになるのではないかというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 統合小学校の校舎等の進捗状況については、今報告がされたとおりだというふうに思っております。  続きまして、備品の発注状況と納期の関係でありますけれども、これも7日の全員協議会で説明がありました。そういう中で、3月31日には完全に備品も配置をして4月の開校を待つという状況なんですけれども、今の時点で仮にという話では失礼な話になるとは思いますけれども、校舎の完成と備品の相対関係になっていると思うんですけれども、その辺で多少のおくれが仮にあったとしても、3月31日に納品というか、整備がされるというふうに理解してよろしいでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 教育課長。 ◎教育課長(片野一也君) 備品の納期については、業者のほうから学校に納品をしていただいて、設置するまでが備品の購入契約ということでございます。  工期については3月いっぱいまで見ておりますけれども、校舎の完成が2月いっぱいということで、その1カ月の間に備品を購入するということになります。現状おくれている、工事のおくれがあるという事情もあるので、議員のほうで心配なさっているかと思いますけれども、そこのところを十分に想定しているかと言われれば、それは工期までに完成していただくことを前提にして、私どものほうとしては備品は年度内に完全に校舎内に納まるものということで契約をするというところでございます。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) いろんなこういう大きな事業であって、4月6日が入学式という、最後が決まっている中では、多少のおくれに対応できる、おくれが想定内という中で準備をしていただきたいということであります。今の教育課長のあれで問題ないのかなというふうに思っています。  それで1点、この統合小学校の関係は誰も教育の現場の人たちは配置はされていないわけですけれども、いろんな備品の納入の立ち会いといいますか、責任というのは教育委員会が負うんでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 教育課長。 ◎教育課長(片野一也君) あくまでも備品は町の財産でございます。町の学校の管理責任を任せられております教育委員会が確認をするのが妥当だろうと思っております。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) ぜひ、そういう形で立ち会いというか、責任を果たしていただきたいというふうに思っています。  続きまして、4月1日以降の統合小学校1校と、現在の5校小学校ありますけれども、これでどういう教職員の配置計画になっているのかというのと、あと現在町独自で支援員という形でやっている者が何人かいらっしゃるというふうに聞いていますけれども、その辺は統合小学校になった場合にどうなるのか伺いたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 教育長。 ◎教育長(古張金一君) 教職員の配置でございますが、学級数が15学級を現在想定しておりまして、教職員が18名配置される予定でございます。町講師のほうは、4名ほど現在想定しております。そのほかに、あとは特別支援に必要な子供たちへの対応ということで、教育支援員ということで3名配置する予定であります。そのほかは校務員とか、あと学校司書、それから給食の配膳員ですね、必要かどうか、これについては検討中でございます。  そのほか、県のほうと現在、人事関係で打ち合わせをしておりますので、県のほう等の調整をしながら、その他必要なところについては配置を考えていきたいといったところです。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 統合小学校は、町民の期待の中で現在進行しているということで、万全な体制で臨んでいただきたいというふうに思っております。  次に、教育環境の整備という項に移りますけれども、今、中学校のエアコンの設置状況について伺いたいというふうに思っております。これは、夕刊だったと思いますけれども、今回合唱コンクールで優秀な成績だったということと、合唱の練習のときに、今回夏暑かったということで、クーラーがなくて大変だったということがあったので、あえてこのことをお聞きをしたいというところであります。 ○議長(菊池清文君) 教育課長。 ◎教育課長(片野一也君) そういう事情があったというふうに聞いております。現在の中学校のエアコンの設置状況なんですけれども、普通教室、特別支援室、PC室、パソコン室ですね、校長室、職員室には、既にエアコンは設置されているところでございます。特別教室にはエアコンは設置されていないという現状でございます。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 特別教室でも教育の一環でありますので、ぜひこれは設置をして、あと設置をしていない施設についても設置をしていただきたい。これは予算のこともあるでしょうけれども、これから予算編成がされるので、強く要望をしておきたいというふうに思っております。  続きまして、教育バスの関係で、今1台あるというふうに伺っていて、利用状況についても、稼働率というのは言葉が適当かどうかわかりませんけれども、結構な利用状況になっているということと、中型と言っていいのかどうか、今の教育バスとの関係でもう少し大きなものが欲しいというのと、購入してから大分経過も過ぎているので、新しい教育バスを購入してほしいという要望もありますけれども、その辺は今の段階でどういうふうに考えているか、ちょっと伺いたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 教育課長。 ◎教育課長(片野一也君) 現在、教育バスが1台設置されております。これは29人乗りの、バスの部類としては小型という部類に入るのかと思います。それで、この更新については現状考えてはおりませんで、メンテナンスをしっかりして、安全に走行するという考えでございます。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) メンテナンスはしていただいているのはわかるんですけれども、やっぱりそれなりに寿命というものはあるんだと思うんです。そして、教育バスということで貸し出しをしているという中で、途中で故障等があったら困るわけで、そういう現状からすると新型購入なり、大型というのは検討の段階に入っているんではないかなと思っておりますので、そこも要望をしておきたいというふうに思っております。  それと今、教育バスは教育委員会、中学校という運営の管理、貸し出し等の調整はやっていただいているということもあるんですけれども、あとは町の関係でいくとユーパルがあったり、これからスクールバスがあるということで、町としてそういう運行の管理運営を一体化をする考えは現時点であるかどうか伺いたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) ただいまの質問でございますけれども、やはりそれぞれに目的を持ってのバス等の配車になっておりますので、特に今後スクールバスについては、各方部からの送迎について一緒に使うということでございますけれども、仮に朝と晩の間については、何か有効活用ができないかどうかの検討はしていきたいと思うんですが、今のところそれぞれ目的があるバスでございます。特にユーパルについては、公社のほうの所有物ということもありますので、ユーパルバスについてはなかなか町のバスというふうな捉え方はできないと思いますので、今後有効活用を図れる方策等については、公共交通との絡みもございますので、その辺について今後検討していきたいと思っております。  以上であります。
    ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 今、町所有とユーパルのかかわりでは、所有の問題が別だということはわかりますけれども、ユーパルさんについてはそれなりにノウハウを持っているということもあるので、町全体の管理運営という形でも問題はならないのかなというふうに思っておりますので、今後、よく検討していただきたいというふうに思っております。  次に、学校給食費の無料化についてであります。  これは、第4次総合計画で無料化を提起し、大きな反響があったと新聞報道にもなっていますけれども、これは憲法を議論するあれはありませんけれども、26条で教育を受ける権利があって、保護者については受けさせる義務を負うということで、あとは義務教育については無償化をすると。あえて憲法の中で経済というか、経費について言ってある条項はここだけだと思うんです。  そういう中で、後から学校給食法で給食については保護者の負担等をするというふうになっているのは、こういうことになっていると思うんですけれども、憲法を越える法律というのは、普通はまずいんじゃないかというふうに思っておるんですけれども、教育委員会の方に伺いますけれども、その点はどういうふうにお考え、見解があれば示していただきたいというふうに思います。 ○議長(菊池清文君) 教育課長。 ◎教育課長(片野一也君) ただいま法律の問題が、学校教育法の問題を言われましたけれども、第4次総合計画段階において完全無料化が一つの案としてあったということは聞いております。ただし学校給食法におきましては、給食に係る費用の人件費や設備など運営面については学校給食を提供する側、設置者の負担で行うというふうなことがありまして、それ以外の賄い材料につきましては、保護者の負担ということを明記しているところでございます。  それは言ってみれば、保護者に対して、それは保護者の義務であるというようなことを意味しているのだというふうにも思っております。そういったことから、町のほうとして完全に無料化をするということはなかったというふうに、そういう経過があったというものだと思っております。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) それから、第4次総合計画の検討の段階で無料化してはどうかという提起があって、審議会もそのとおり答申をしたという経過ですから、町としても一旦は無料化にしようと、子育て日本一を目指すという観点の一つの施策だというふうに私は思っておるんです。そういう意味で、仮に今、一部分負担をいただいていますけれども、それを無料化、仮にしたとしたら、予算的にはどの程度になるか試算をされていますでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 教育課長。 ◎教育課長(片野一也君) 給食費を完全無料化した場合の経費ということでございますけれども、小学校、中学校の児童・生徒、28年度を見込みますと402名ということになります。それぞれ小学校は保護者の負担が100円、中学校に至りましては150円という現状の負担がございますけれども、この負担を町持ち出しとした場合、860万円余りの負担になるということが試算されると思います。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) いろんな町税とか国保税、その他手数料等々も延滞あるというふうになっていまして、給食費も納めない方もいらっしゃるというふうな、何人かいるというふうに伺っていますけれども、そういうことも含めて食育も立派な教育というふうな観点からしても、860万円あれば完全無料化ができるということでありますので、これも次年度の検討材料にしていただけたらありがたいなというふうに思っております。  続きまして、予算、決算の質問に移らせていただきたいというふうに思っております。  自立総務課長に伺います。地方税の仕組みというんですか、なかなか難しい面はあると思うんですけれども、簡単に言うとこういう要件で地方交付税は決まりますよというのを教えていただけたらありがたいんですが。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) ただいまの質問の地方交付税のほうの算定ということでよろしいでしょうか。  地方交付税につきましては、本来は地方の税収入にするというのが原則でございますけれども、現在は地方交付税の総額ということで所得税、法人税の33.1%、それから酒税の50%、消費税の22.3%、地方法人税の全額ということで、その率にあった率での総額が国全体の予算額となっております。そのうち94%を普通交付税、それから6%を特別交付税というふうに案分をしてございます。各自治体に交付されます普通交付税につきましては、基準財政需要額ということで、支出から基準財政収入額、歳入を引いた額に交付税基準額となって、そこに毎年の補正係数を掛けて交付税が決定されるというふうになってございます。  あと、特別交付税につきましては、災害とか特別事情によって交付されるというふうな性質なものですから、その年度によってはかなりばらつきがあるというふうなことでございます。  ちなみに、今年度の普通交付税の算定額につきましては15億程度、それから特別交付税については、まだ概算でございますけれども2億程度、それからそのほかに普通交付税の交付総額に不足が生じた場合には、臨時財政対策債という起債がございます。これは普通交付税に算定されるということでございまして、この金額が一応1億4,000万程度の交付税の交付見込みということで、今算定をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 地方交付税については、今年度、今回も補正で5,000万円増額されるということで、今言われた15億程度というふうになってくるんだと思うんですけれども、今年度はこれで終わりということなんでしょうか。地方交付税の交付は。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 一応、普通交付税につきましては、既にこの15億の金額は確定しております。それから、臨時財政対策債についてもほぼ確定で、あと特別交付税につきましては、けさの新聞で多分特別交付税が算定されているというふうな記事が載っていたと思うんですが、あと3月末に確定という形で金額が確定しますので、今のところは2億程度ですけれども、3月にさらに特別事情がある場合についてはプラスされるという要因は残っております。  以上であります。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 私が議員になってから、ずっと地方交付税は今後なかなか厳しいという状況があったと思うんですけれども、ここ二、三年からすると、これも新聞報道によりますけれども、ことしの地方交付税は矢祭は、前年から比べると、他の町村から比べると多くなっているという状況だというふうに思うんです。  それと来年度のことも先ほどあって、全体の地方交付税に割り当てる原資が1兆4,000億ぐらいふえるというふうに、必ずそれが全部地方交付税という形で市町村に配付されるかどうかというのはまだわからないというのが県の判断みたいですけれども、そういうことからすると、地方交付税というのはそんなに大きく変わることはないんじゃないのかなというふうに私は見ているんですけれども、その辺は担当課長としてどういうふうに思うかというのをまず1点伺いたいのと、夕張市が再建、赤字の団体になったというふうに報道されて、その後も予備ということで何県かあったと思うんですけれども、今それは予備はなくなったみたいな形で、それはいろいろ算定の仕方が変わったというふうになってくると思うんですけれども、その後、阪神・淡路大震災のあった神戸市、兵庫県も含めてとか、今回の東日本大震災、原発事故の福島でいう浜通りのところも、そういう再建団体には陥っていないという状況からすると、楽観はできないかもしれないけれども、そんなに大幅に今のここ数年来の水準は維持できるのではないのかなというふうに思っておるんですけれども、担当課長から見解を伺いたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) ただいまの質問でございますけれども、議員さんがおっしゃるとおり来年度から普通交付税につきましては、交付税総額の95%、1%ふえる。逆に特別交付税が1%下がるというふうに聞いております。  ただ、ほぼ横ばい状態にはあるかと思いますけれども、どうしても収入と支出のバランスで普通交付税が決まってきますので、例えば、税収が上がると当然その年は交付税が減るよというふうなシステムになっておりますので、来年どのぐらいの税収の伸びになるかによって、また上がり下がりが出てくると思いますので、ことし15億だから来年もというふうなことにはならないかと思いますが、多分13から15あたりの間で増減していくのかなというようなことで、今のところ大幅な減額されるというような見通しはしておりません。  以上であります。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) ありがとうございます。  それでは、次の26年度の監査で指摘されております各種滞納対策の具体化ということで、数年来から全庁全職員挙げて滞納対策をするというふうなことは伺っておりますけれども、なかなか改善の兆しがないということで、抜本的な見直しを図る時期ではないのかというふうに指摘されたというふうに思っておりますけれども、今から対策をすれば5月までに納入されれば今年度の収入になるということでありますので、監査の指摘受けた以降、どういうふうな対策で具体的に実施していくのかというのがあればお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) ただいまのご質問でございますけれども、実質平成15年度から職員全員による滞納整理班による徴収を行ってきております。やはり平成15年度当時はもう少し職員数も多いというようなこともありまして、ある程度の徴収実績を上げてきておりましたけれども、ここ数年は、なかなか1年に1回滞納整理班の班長会議を開いて、そこで班の割り振りをして年度末を迎えるというふうな状況でありましたので、なかなか実績が上がらなかったというのが実情でございます。  平成26年度の徴収実績を見ますと、職員51名で208回の徴収実績がございます。これは、この208回行ったから全て徴収できたものではございませんけれども、全員体制でやらなければ、もう少し徴収率が低くなってしまうのかなという懸念はしてございます。  ことしも10月に班長会議を開催しまして、今まではその後の進行管理ができていなかったというような部分もありますので、できれば私的には2カ月に1回程度の班長会議を設けて、その辺の情報交換とか徴収実績、それか実態を踏まえて、進行管理をしていけば少しは徴収実績も上がるのかなというふうなことを考えてございます。  それから昨年の10月から広域圏のほうで滞納整理課が設置されまして、職員4名体制で徴収に当たっております。26年度の実績ですと移管件数が3件でございまして、徴収実績が243万円、それから今年度10件の移管をいたしまして、徴収金額が11月末で500万円を超えたところでございます。  これも前の議会でも話したかと思うんですが、やはり町の職員ではなかなか差し押さえができない部分もございますので、そういうものを広域圏のほうの滞納整理課のほうで実施してもらうということで徴収実績が上がっていますし、あと広域圏に移管されると財産処分が実施されるというふうな滞納者の危機感もありますので、移管しますよという通知を出すと、じゃ、そのうちのこのぐらいをお支払いをしますので移管しないでくださいとかというふうな、滞納者と町のほうの情報交換というか、相談とか、そういうものも徐々にふえてきておりますので、これについてはある程度実績が上がってきている。これからも上がってきている。これからも上がってくるんではないかというふうに考えております。  ただ、移管基準がある程度差し押さえとか財産がある、そういうものでないとできないものですから、収入が少ないとか、財産がないという方については、なかなか移管されないというふうなこともございます。ですから、町の職員全員による徴収とあわせて広域圏の滞納整理課での徴収体制を今後も引き続き行っていきたいと思っております。  以上であります。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 次の質問の住民の人口維持をするというのも、特効薬というか、あれはなかなかないという、この滞納対策も同じかなということで、実態把握をちゃんとして、それなりの純粋な努力によってしかできないのかなというふうに思っております。  ただ、同じ郡内でいろいろやり方は違っていますけれども、滞納ゼロという自治体もあることは報告もされていますので、その辺わかっていますけれども、そういう形で努力をしていただきたいというふうに、そこであと1点なんですけれども、固定資産税の基礎となる評価額の、土地は大体実質価格すぐわかるんですけれども、建物等の評価額というのなかなか難しい面あるとは思うんですけれども、これの当然評価については、こういう形になっていますという形で、固定資産税は幾らですよと、個人には通知されるとは思うんですけれども、当然それで納得しなければ不服申し立てとか、そういう制度もあるのも知っていますけれども、実際こういう評価の仕方をしますよというのが一般町民の方の広報といいますか、周知のことについてはどういうふうになっているか、簡単で結構ですので教えていただければありがたいんですが。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) ただいまの質問でございますけれども、一般町民の方に固定資産税の計算とか、そういうものの周知ということでよろしいんですか。  私の知る限りでは、個別に課税前にそういう周知をしているというのはちょっと記憶がないんですが、やはり納入通知書を送って課税通知を送りますけれども、その中に計算等が記載されているということで、そういうことでのご理解をいただいているかなとは思います。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) いずれにしても、納得をしていただいて納入をしていただくというのが前提だというふうに思いますので、今、それほど問題になっていないのかどうかわかりませんけれども、いずれにしても町民の方に理解をしていただく努力はしていただきたいなというふうに思っております。  続きまして、人口ビジョンということで、全国で少子化対策等々の話が出ていまして、自治体の今後いろんなことを施策を打つに当たっても、人口がどうなるかということで大きく変わるということになっていまして、今回も多分、リーサスというシステムが人口推計、人口だけではないんですけれども、いろんな施策の検討に、従来のシステムよりはいろいろ町独自の条件を入れると、町の特色を生かしたのができるというふうに、実際私は操作したことはないのでわかりませんけれども、そういうことで自治体の職員が使えるものと、一般の人が使えるものというのに分かれているというふうに思っておりますけれども、それの活用といいますか、第5次総合計画でも人口の推移はされていると思うんですけれども、5年とか10年ぐらいのスパンで結構なんですけれども、将来の推定人口というのはどういうふうに設定というんですか、予想されているか伺いたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) ただいまの質問でございますが、今の議員さんおっしゃるとおり第5次計画とあわせて、町の人口ビジョン、それから町の総合戦略を策定中でございます。  その中で、基本的に町の国勢調査をもとに国立社会保障・人口問題研究所で推計しております推定人口が公表されております。この社人研というところで推計を出しています矢祭町の人口については、5年後、2020年で5,519人、2010年の国勢調査時点では6,348人の人口がありましたけれども、2020年では5,519人、それから2025年で5,121、それから15年後の2030年には4,747人というふうに、矢祭町ばかりでなくて全国的に人口減少になるというふうに推計はされてございます。  ただ、この人数もやはり出生、死亡の関係、それから転出・転入の関係がございまして、町の目標とする人口をこれから設定していくわけなんですが、それに基づいてその町の総合計画なり、総合戦略の中で人口をいかにふやすかという施策を盛り込むことによって、この人口減少を急なものにするのか、当然、今の段階からいくと出生、死亡でも既に50人以上の差がございますので、これを逆転するというのは非常に難しいかと思いますが、いかに緩やかに減少させるかというのが、これから総合戦略等での町の取り組み状況によっては変わってくるというふうに理解はしてございます。  以上でございます。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) この推計値は人口研究所がやったという報告なんですけれども、このツールとして国が多分推奨しているんだと思いますけれども、リーサスというんですか、これとは同じぐらいになるんですか。  それと、いずれにしても矢祭町はこういう形で人口減少なり人口増加をやりますという項目がなければ、過去の実績からすると減少していくのが当たり前なんですけれども、少子化対策なり、人口をふやす対策を矢祭町はやろうとしていますよね。それを加味した中での、それでも減っちゃうのかどうかというのが、ちょっと気にはなるところなんですけれども、その辺はいかがですか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) ただいまの質問でございますが、経済産業省で提供しております地域経済分析システム、リーサスというシステムだそうですけれども、これはGPS等を使いまして、日中とか休日とか、そういう人口の流れを分析するソフトがございます。これらも使用しながら、あとは先ほど議員さんが言ったように、このままいけば先ほどの社人研で推計する人口よりも、さらに減少に拍車がかかるということもありますので、やはりそこは子育て支援を充実するとか、その支援に重点を置く。それから地域の産業を発展させるということによって、少しでもこのカーブを小さくするというような、今、第5次総合計画も含めて、いろんな事業を取り入れながら少しでも減少に歯どめをかけるというようなことで今考えておりますので、この人口ビジョンについては、そういうものを網羅して最終的に今後20年、30年後の矢祭町の人口をこのぐらいに目標を置きますよというふうな人口ビジョンになってくるかと思いますので、今現在進行中ということでご理解をいただきたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 今、課長のほうから人口の移動の、平日なり、週末、土日祝日等の移動も分析ができるというふうに言われましたけれども、それは実際はわかるんでしょうかね、現時点で。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 2つ、私のほうでデータを出してもらったので、参考にお知らせしたいと思います。  このシステムを利用して、例えば平日矢祭町に滞在している、この矢祭町に仕事とか、町外から矢祭町に入ってくるという人の割合としましては、例えば塙町からは15.4%、それから棚倉町から9.6%、白河と大子町から約3%の人が町外から矢祭町に移動しているというふうなデータがございます。  それから、今度は土曜とか休みの日の人口移動については、塙町から11.3%、棚倉町から5.2、大子町から3.1ということで、やはり平日と土曜、日曜、祭日については若干パーセントが違うというふうなことがこれでわかりますので、特に平日については町外から矢祭町に、仕事なり観光に来ている人が多いというふうな、そういうふうなデータの使い方ができるかと思います。  以上であります。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 人口の移動の関係がわかって大変、こういうのも含めてどう対応するのかということになってくるのかなというふうに思っております。  今、話にもありましたけれども、続いて総合戦略ということで、これからいろいろ検討はされるというふうに思っておるんですけれども、これは国の関係からいって、時期は、一定の時期に策定をしなければ支援というか、経費は来ないというふうになっていまして、県南でいくと白河と矢吹と、これは10月末なんですけれども、棚倉しか出していないというふうに新聞報道されているんですけれども、これは事実なんでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 私も聞いているところについては、今の3市町が既に総合戦略人口ビジョンを策定しているというようなお話は聞いております。ただ、これもことしになってから、急に国のほうで計画をつくれというふうなことになりましたので、矢祭町では今年度総合計画の見直しもございますので、それにあわせて上位の計画が町の総合計画になりまして、その下の総合戦略というふうな、それから人口ビジョンが一緒にくっついてくると思うんですが、そういう位置づけになっておりますので、総合計画とあわせて、その総合戦略も策定するべきだということで、今、総合計画と一緒に総合戦略のほうも策定しているというような状況でございます。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) そうすると、来年度には間に合わないということにはならないんですか。ここでいうと、いろいろ国が言ってきたのは短期間でやらないと出しませんよという話なんですけれども、そういうことで各自治体も職員がいない中で、どういうふうに計画をつくるかということで苦労しているというのは報道されているんですけれども、これが別に来年だけではないというのははっきりしていますけれども、そうすると新たな交付税が1,080億ぐらいあるというふうになっていると、そこは適用されなくなっちゃうということになるのかなというふうに思っておるんですけれども、その辺の事実関係はどうなるんでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 多分、国のほうもこの人口ビジョンなり総合戦略については、早く策定しろというようなこともありまして、多分私の記憶では9月いっぱいに策定すればさらに交付金を増額しますよというような要綱になっていたと思いますので、その辺については、白河とか棚倉は、以前からそういう形の計画があったそうなので、それをちょっと組みかえてというふうなことで総合戦略に変えたようなお話も聞いてございますけれども、矢祭町はどうしても総合計画もありましたので、9月いっぱいにはちょっとどちらもまとまり切れないというようなこともありましたので、3月いっぱいには策定するというふうな国のほうの指針がございますので、それに向けて現在進めているところでございます。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) これは多分、地方交付税とは別枠で新の交付税だというふうに思っておりますので、地方交付税がなかなか増額されないという中で、新たな施策については別途ということなので、それは期日に間に合うような形で策定をしていただきたいなというふうに思っております。  次に、ユーパル矢祭20周年記念事業について伺いたいというふうに思います。  9月の補正予算のところで町が70万を支出したということと、櫻井氏が講演の中で言っていましたけれども、9回矢祭に来ていると、今回が9回目だというふうに言っているんです。この事実関係、何年からかけて9回かというのがわかれば教えていただきたいと思います。  70万支出というのは間違いないですよね。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 議員ご指摘のとおり、9月の補正予算の中で公社のほうに記念事業ということで補助金を70万円補正して支出するということで、承認をいただいているかと思います。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) もう1点、櫻井氏が矢祭町に今回で9回目だというふうに多分言っていたと思うんですけれども、いつからで今回9回目なのかというのはわかりますでしょうか。わからなければ結構です。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) いつから来たというのは、私もちょっと把握はしていないんですけれども、やはり今回で9回目になると本人が講演の中で、本人がおっしゃっていたので、9回目になるのではないかと思っております。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) どういう経緯でこういうふうになったのかわかりませんけれども、ちょっと特異、異常かなという感じはしております。  それと、町が70万円ユーパルに支援、助成をして、参加費1,000円をとっていると思うんです。当日は参加券がないというふうな盛況だったというふうに思っておるんですけれども、町としては全体で今回の20周年記念事業の事業費というんですか、どのぐらいだったかというのは把握はしているんでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 講演会は10月24日に開催されまして、その実績ということで事業費でいきますと、細かいところはあれですけれども116万2,000円の事業費だということで、実績は頂いております。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 9月の補正のときに、町も講演を予定していたというふうな話があったと思うんですけれども、それが今回ユーパルが20周年記念でやるので、あわせてそういうふうにしたというふうなことなんですけれども、今回の出発点というか、記念事業について、町としては最初の段階からタッチしていたということになるんですか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 町は当初、創生事業の中で講演会をやるということで、約70万円の予算を計上しておりましたので、当初の段階では町独自での講演会等を開催するということを考えていましたので、当初の段階では、私はなかったと思います。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 経過についてはわかりました。ただ、このユーパルの20周年記念事業といっても、70万町が出しているということからすると、今回の安全保障法案とか、憲法改正とかいう発言もされておりますし、今回のそういう国会の情勢からして、賛成、反対が国民二分をしているという状況の中で、町の行政として一方の部分の講演をやるというのはどうなのかなと、本来は賛成、反対を両方シンポジウムをやって、町民にどう判断してもらうというのが、本来の行政のあり方ではないのかなというふうに思っているんですけれども、その辺は簡単で結構ですが。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) これはあくまでも講演会でありまして、反対、賛成の2人を立てて討論をさせるわけではございません。櫻井さんをユーパルが招聘したということは、非常に私は賢明な選択であったのかなと、その証拠には彼女が来町するたびに500名を超す聴講者があるということは、それだけ大きな支持があるものと思います。戦争法案とかいろいろ議員おっしゃいますけれども、これはやはりお互いの思想、心情の違いでありまして、ここで論ずる問題ではないと思います。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) だから、私が言っているのは行政がかかわるのには、やっぱりそういう両方の論調があるわけだから、そうやって町民に判断してもらうのが賢明じゃないのかなというふうに言っているだけなんです。それはいいです。  次に、これは事業課かもしれないんですけれども、今大きな社会問題になっています建築の関係で、くい打ちの偽装についてなんですけれども、これは最初は一事業体というか、事業者の問題というふうに思って、地域も限定をしていたというふうなことだったんですけれども、これが一定の全国の広がりになって、建築業界全体になる可能性もあるということからして、公共事業のかかわりで矢祭はどうなっているのかとやっぱり心配なので、その辺は少しお聞かせいただきたいなということで、取り上げてあります。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) くい打ちの件でございますが、現在確認できる範囲で、矢祭町内でくい打ち工法を使っている建物というものが恐らくないであろうというふうに判断しておりますので、その点は問題ないかなと思います。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 新聞報道を見ると学校もあるとかっていうふうに聞いていたので、心配だったので、矢祭がないということの言明ですので、安心をしたところであります。  続きまして、改良工事の進捗状況ということで、これは11月9日に町民号を実施の際に懇談会等にも出されていますけれども、確認だけでお願いをしたいんですが、1点は山野井急カーブの解消の前段として、歩道を設置するということで、現地の説明会をするというのが6月の議会でも高橋事業課長のほうからあったと思うんですけれども、これの計画予定はどういうふうになっているのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 山野井カーブについては、事業主体が県ということですので、我々としても県の回答をということになってまいりますが、県のほうに確認をしたところさまざまな関係機関との調整がまだ長引いているということで、この調整が終わらないとなかなか説明という段階には移れないということでございますので、現時点でいつになるかというのはちょっと申し上げられないという回答でございました。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 実質は県の事業ということで、課長が言われたとおりだというふうに思いますけれども、いずれにしてもそこで生活をしている住民の方が、通学なり買い物等で利用するということのかかわりで、安全・安心の矢祭町ということの関係で、町としてもお願いをするしかないというのはわかりますけれども、今後も要請をしていただきたいというふうに思っております。  もう1点、山野井・天神沢が新しいというか、これも工事、改良になると思うんですけれども、なかなかNTTの関係が地下化ということのかかわりで工事がおくれているというのを何回か聞いていますけれども、これの見通しについてどうなのかなというのを伺いたい。なぜかというと、3月までの年度末ということからいくと、これから工事を発注して間に合うような工事なのかどうかちょっと、工事のやり方も含めてあわせて報告をお願いしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 山野井・天神沢線の改良工事でございますが、こちらについては11月26日に佐藤建設株式会社と契約を締結したというところでございます。工期については平成28年3月31日を見込んでいるというところでございますが、先ほど議員からも言及ありましたように、東北電力のほうの工事がかかわってきているということでありまして、こちらのほうの工期がどの程度になるかというところについては、なお業者も交えて調整中ということでございますので、なお不透明な部分が多くあるということについては、ご承知おきいただきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 電柱の関係は東北電力ですね。すいませんでした。いつもNTTというふうに思ってしまって申しわけないんだけれども、それはわかりました。  納期が3月31日ということで、年度内には終了かということでありますので、その点は引き続き進捗管理をお願いしたいなというふうに思っております。  次に、除雪対策については、前の議員の方も言って、それぞれ対応されるというふうなことはわかるんですけれども、前にも私も言ったと思うんですが、日陰の部分の除雪が、やっぱり危険なのかなというふうに思っておるんですけれども、これは当然所有者の了解なしにはできないということなんですが、日陰でなかなか除雪が解消できないという箇所の把握はされておるんでしょうか。その点だけ伺います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 日陰で凍結しやすい部分というところについては、マップとして取りまとめたというところまではさすがに至っていないんですが、担当としたのが経験則で相当把握しておりますので、そういったことろは重点的に確認をするというような対策はとれているのかなというふうに思っております。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) そういう危険場所というか、凍結場所は把握はされているということですから、そうすると対策化が重要かなというふうに思っておりますので、対策のほうもお願いをしたいなというふうに思っております。  次に、住宅リフォーム制度の関係で、これは9月のときにパーセント等、対象範囲、条件等は変えないんだけれども、助成額を現在の額から倍額をして20万にするという回答がありましたけれども、それは予算のかかわりもあるんですけれども、それで間違いないかどうか伺いたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 住宅リフォーム制度に関しましては、確かに9月の議会でそのような方向で検討をしていると、具体的には補助率10%、上限、事業費で100万のところを200万に上げるという方向で検討したいということでお答えしたところでありますが、なお現在予算、これから決まっていくところでございますが、その方向性に変更は今のところございません。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) ありがとうございます。ぜひ予算に反映をしていただきたいということであります。9月のときも活用実態についてなかなか件数は少ないということだったと思うんですけれども、それは町内の事業者ということの限定があるということなのかなと、住宅のかかわりはメーカーに依頼するということで、リフォームもそういう形に系列になるのかなということもあるので、そこは緩和する予定はあるかないかお伺いいたします。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) これはそもそものスタートが、町内の業者の育成ということでスタートしておりますから、ハウスメーカーは対象外です。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 想定内の回答でありましたので、それは当面そういう形しかないのかなと思っております。  続きまして、町営住宅の現状について伺いたいというふうに思います。  現在、住める状態の実績といいますか、戸数は幾らあって、活用、入居されているのが何戸あるか伺いたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 町営住宅につきましては、現在5つの団地で110戸提供しているところでございますが、1つについては既に政策的に取り壊したいということで、戸塚団地になりますが、空き部屋1つということですので、109が実質的に提供可能なところということでございまして、うち90戸については入居中。残り19戸についてが空き部屋というような形になっております。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) それで、長期修繕計画というんですか、町の財産でありますので、それがどういうふうになっているか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 町営住宅に関しましては、平成26年度に町営住宅長寿命化計画というものを策定しております。こちらについてですが、戸塚団地を除く4団地については、修繕について長寿命化を図っていきたいというところの方針を示したのがこの計画になっております。これを踏まえまして、より具体的な長期修繕計画、こちらのほうも策定しなくてはいけないということで、どのような形でまとまってくるかについては、まだ不透明な部分もありますが、担当者レベルで長期的な修繕履歴といったものを洗い直しながら長期的な修繕計画、こちらのほうをたてていきたいというふうに考えております。  以上です。
    ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 重要な町の財産でありますので、そういう形で進行をしていただきたい。これは町の関係ではないんですけれども、町内で空き家があるというのはいろいろ言われていることなんですけれども、復興大使の方が矢祭にいらして空き家を調査をしたというのが夕刊に出ていたと思うんですけれども、そういう形で矢祭の実態ということも把握をされて、よその対策の実施ということも重要かなというふうに思っているんですけれども、その辺について簡単で結構なんですが、あれば教えていただきたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 空き家の実態についてでございますが、町のほうで震災後に一度少し調べてみたことがございますが、これについてはなかなか実態把握は難しかったということで、平成28年、来年度当初に向けて空き家対策特措法というものが制定されましたので、それに基づいたデータベース化の調査、こちらのほうをやっていきたいなというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 次年度で実態調査をして、あわせて先進例を参考にしながら矢祭町にあった対策をしていただきたいというふうに思っております。  次に、行政としては当然、即実行のあるものが優先されるというのはわかっておりますけれども、一定の期間において調査研究事業というのも必要ではないのかなというふうに思っておりまして、矢祭町も小さくても輝くフォーラムかな、あれに参加をしている、高橋課長か誰かわかりませんけれども、そういう先進例もあることは聞いておりまして、いろいろやっている。これは高橋課長のほうから、私が農業従事者じゃないということもあって、いろんな情報が載っている農業新聞の購読を勧められまして、それを購読していろいろ勉強しているところで、その中にも出ていますけれども、先般、夕刊やまつりで地域活性化委員会というのも活動もしているというのもわかっています。  あと新潟県村上市で耕作地をワラビでしたか、7年間取り組んで初めて今回いろんな住民の方に提供するであるとか、鹿児島県の志布志市ではピーマンのあれがあって、一定の成果を上げている。あとは秋田県五城目町ではキイチゴ、ラズベリーの研究会があって、これは20代から80代の方が従事をしていると。  あと変わったところでは、島根県の隠岐島の網師というんですか、サザエカレーが一定のあれになっていると、あと衝撃的だったのは、青森県で10年かけて研究をした青天の霹靂というのが、これはひとめぼれの系統で、品種改良を重ねて今年度特Aを獲得したというニュースもあったと思うんです。こういうことも含めて矢祭に合った特産品等々も含めて研究をする。5年とか10年かかるというのは、どこの例を見てもわかるとおりでありますので、その辺は高橋課長の見解を伺っておきたいなと思っております。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 特に特産品開発の件に関して調査、研究、じっくり腰を据えたといようなことかと思いますが、それに関しては、そういった重要性に関して対応できるよう地域産業振興基金という中で、そういったメニューを使ってくださいというような形で、こちらも振興のほうに、推進のほうに努めてきたところかなというふうに考えております。ぜひいろいろなアイデアをこの基金に活用していただいて、形にしていただければ幸いかと思います。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) そういう形で予算もあることですから、事業課としても指導をしていただければというふうに思っております。  続きまして、町民福祉課の関係に移りますけれども、時間も残り少なくなっておりますので、簡潔にお願いしたいと思うんですけれども、これも国保運営の関係は何回か聞いているんですけれども、2018年から県に移管をするということになっていますけれども、県に移管した場合に、どんなイメージなのか、要するに今まで介護保険、後期高齢者というふうな形があるんですけれども、今回は後期高齢者になるのかなというふうに思っておるんですけれども、その辺のイメージで結構なんですが、お願いをしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長菊池嘉宣君) ただいまのご質問にお答えいたします。  この国保の県の移管に関しましては、時期は平成30年度からということになってございます。方法につきましては、県と町の共同の運営ということになりますが、財政の中心的な役割を県が持つということになりまして、町としましては、これまでも行っておりますが、資格管理、賦課徴収、そういったことが町の業務となることとなっております。  住民にとってのイメージとしましては、保険証の名前がこれまで「矢祭町」ということで保険証を使っていただいておりましたけれども、「福島県」という形で保険証のスタイルが変わるだけで、病院に行ってそれを提示して保険を受けていただくということですので、特に変わるような内容ではないというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) そういう実施時期は決まっているということで、県と自治体の担当者レベルなのかな、という形で調整がされているというのが先日テレビニュースで報道されていたというのは見たんですが、この中でやっぱり各市町村の担当者の方は、保険料がどうなるかというのが心配だという声が圧倒的にあったと思うんです。  それで、現在矢祭町は応能率と応益率でそれぞれ4方式といいますか、それを3区分、医療、介護、後期高齢者支援というふうになっていると思うんですけれども、ここの変更は統一されると思うんですけれども、今3方式でやっているところもありますけれども、その辺はどういうふうになるんでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長菊池嘉宣君) この保険税の算定の仕方がどうなるかということでございますが、当面はこの市町村のやり方を急に変えるということはしなくてもよいというのが国の見解ではございます。  しかしながら、この広域化が進む中で、全国的な流れとしましては、現在4方式を3方式に変えていくというのが主流となってございますので、ゆくゆくはそういったことも検討しなくてはならないというふうには思っておりますが、まだそういった細かい内容につきましては、国のガイドラインもまだ決まっておりませんので、今後の担当者会議などで示されるものと思っております。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 急激の変化はないという言明なので、少しは安心したんですけれども、いずれにしても矢祭町の医療体制に応じて保険料というのは決まるんだというふうに思っておりますので、その辺は堅持をしていただきたいなというふうに思っております。  次に、今18歳まで医療費無料化になっているんですけれども、これは私は福島県でやっているというふうに思っていたんですけれども、これは有限なのか、期限があるのかないのかだけで結構なんですが、お答えいただけますか。 ○議長(菊池清文君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長菊池嘉宣君) これにつきましては、別に期限を決めてやっているということではありません。その中で県の補助によって行われております面もございまして、県のほうにも確認しましたけれども、いつまで続けるとか、いつやめるとか、そういった言明は全くございませんけれども、これも当面は継続されるというふうに考えてございます。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 明確な回答ありがとうございます。  次に、最後の質問になりますけれども、ごみ袋無料化という表題はこういうふうになっているんですけれども、今、福島県で59自治体がありますが、袋の無料と処理の無料と当然あるのはわかっているんですけれども、そういう形で把握はされておりますでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長菊池嘉宣君) 県内の袋の無料というのは、私のほうの調べではほとんどございませんで、大きく分けまして郡山とか福島とか、都市部は袋が無料、自分でスーパーなどに行って買ってくる袋でいい、そのほかの町村におきましては、ほとんどが指定された統一の袋で行っていると、それを有料で買ってくるというような実態というふうに把握しております。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) 私が東白衛生の議員をやっていることで、郡内4町村で統一的にやっているというのも理解していますし、こういうことでいくと無料化するのは白河衛生組合でやるのが一番、統一的にやるから4町村全部一斉にやれるということは問題なのかなというふうに思っておるんですけれども、仮に矢祭町でやるというふうなことを決めるというか、そういうふうになったときには、何か支障があるかどうかだけ伺いたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長菊池嘉宣君) このごみ袋の有料化につきましては、やはり一番大きな目的ではごみの減量化というのを目的にしておりまして、それを東白4町村で進めてきたという経過ございまして、矢祭町だけがその有料化を無料化にするということは不適切、なかなかできないかなというふうに今のところ考えております。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君。 ◆6番(廣野吉雄君) それは東白衛生組合のほうでいろいろと議論をしてみたいなというふうに思っております。  続きまして、ごみの集積所というか、場所をそれぞれのところで持っているというか、建てたりしていると思うんですけれども、これは改善や修繕というのはどういうふうになっているのか、町としてやるところと、そうじゃないところがあるのかどうかも含めてお願いをしたいんですが。 ○議長(菊池清文君) 答弁をもって終わりといたします。  町民福祉課長。 ◎町民福祉課長菊池嘉宣君) ごみの集積所につきましては、維持管理につきましては地元で行っていただいているというところでございます。また、集積所を現在の場所に設置する場合につきましては、1カ所1万円の補助がございます。また、新設する場合につきましては、やはり収集のルートなどのこと、いろんなことも検討しなければならないので、これは東白衛生との事前協議ということになっております。  以上です。 ◆6番(廣野吉雄君) ありがとうございました。 ○議長(菊池清文君) 6番、廣野吉雄君の一般質問を終わります。  暫時休憩します。  再開は午後2時30分といたします。 △休憩 午後2時21分 △再開 午後2時30分 ○議長(菊池清文君) 再開いたします。 --------------------------------------- △郡司浩子君 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君登壇願います。  持ち時間は80分ですので、午後3時50分までです。      〔1番 郡司浩子君登壇〕 ◆1番(郡司浩子君) 1番、郡司浩子、最終一般質問よろしくお願いしたいと思います。  一般質問に関しましては、やはり議員に与えられた大事な町長に町の執行部にいろいろな質問ができる絶好の機会だと思っておりますので、そういった観点でお話を伺っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、通告に従いまして質問させていただきたいと思っております。  1番、一般行政について、役場職員の拡充についてという形で、さきの議員のほうでも質問がありましたが、現在、今回11月の広報に町の正職員の人数が60名、27年の職員60名、さきほどの聞いた数だと61名だったんですが、そのぐらいで推移していると、実際に嘱託、現在嘱託職員についてどのぐらいいるのか、例えば嘱託でも町の庁舎、外部の学校関係、幼稚園関係を除いてどのぐらいの人数になっているのか、教えていただきたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) ただいまのご質問でございますけれども、多分広報に載ったのは4月1日現在の人数でございまして60名。その後6月に1名、管理栄養士のほうを採用したということで、現在は61名かと思います。  嘱託職員については全部で29名おります。うち事務職が17名、資格職が16名、この資格職は、保育士、幼稚園の教諭、その資格を持っている方でございまして、この資格職については、一般職と違って5年の制限はございません。  あとそのほかに、町の講師が8名、国際交流員1名、出会いプランナー1名、スインピア所長1名ということの人数でございます。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 今、嘱託29名、全体で29名ということでよろしいんだと思うんですけれども、プラス61と29を足すと90人ですか、簡単にすると。それだけの人数が必要だということだと思います。また、嘱託で事務職が17名ということは、単純に計算すると78名、事務方ですか、そちらのほうに必要だとしているのがよく見えてとるところでございますが、ここで嘱託職員での代替の問題点、職員定数という形で質問させていただくわけでございますが、5年の任期ということで一応前のところで決まっているというところです。これは5年であなたはおしまいですから、有期が1年、1年で5年でおしまいということで、また違う人にかわるということになるのかということです。結局それは人数が切れてしまうことで、損失ではないかと私自身はいつも感じているわけなんです。そういうわけで、その損失をどう食いとめるか、そんなことは考えてはいなかったのかどうか、町長に伺いたいところではございます。どうぞ。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) 嘱託職員が交代することによっての損失ですか。私はそれほどないと思います。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 損失ではないというふうに捉えているということでございますね。実際、どのような損失が想定されるかということなんですけれども、仕事をせっかく教えて覚えてもらいました。それなのに、その職員は5年後にはいないと、そういった人的な損失。それから、役場職内というのは、やはり個人情報の巣窟です。そういった意味の観点で、5年で切ることによって、やはりどこからか漏れてほしくない情報が漏れてしまうこともリスクの面で、それはないということは、それは本当に人を信じますので、あるかとは思います。そういった面のことです。  本来嘱託というのは、今結局ずっと定数が75名ということで、実際にそれ以上の人を雇っているという現実があります。本来だったら嘱託というのは、臨時にこの人数が足りないから、その職に充てたいということで充てる職だと思います。徐々にそれを正職員に変えていく。本来だったら短期的なものだと思うんです。この職務をするのには人手が足りないから、人を雇わなければ本来だったらいけないんだけれども、今61しかいないから、そのかわりになる人をお願いするというわけで嘱託という形がパート、ある意味パートです、役場でいうと嘱託というわけなんですけれども、臨時職員という形で入るわけなんですけれども、その件に関して今後どう考えるのか。  またそれから、雇われている人の権利、雇われている側の権利として、5年間、その後はあちらに行ってくださいという形になってしまう。雇いどめにならないのかというところもあることでございます。中には専門職だからという形で専門職の場合はまた別個で、いろんな意味で大事だと思いますので、ですけれども、5年終わった後、また本来であれば労働法によりますと、その人が意思があれば続けられるとか、そういったこともあります。  実際、役場職員には正職員になるには年齢制限があるということで、それはなかなか難しいことかもしれませんけれども、今後その辺をどう考えていくのかということについて伺いたい。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) 議員、ちょっと嘱託の考えについて、権利とかいろいろ言われていますけれども、原則嘱託は1年契約です。4月1日から3月31日と期日を切って契約をしております。1年で更新をしない場合もあるはずでありますから、その辺勘違いをしないでいただきたいと思います。承知の上で契約しているわけですから、そのほかに先ほど嘱託の意味が違うというような言われ方しましたけれども、短期間に1カ月とか2カ月とか、そういう場面で仕事を手伝ってもらう方は、臨時職員としてやってもらっております。  そういうことで、嘱託につきましては、役場のルールどおり採用期間は1年、ただし5年まで延長は認めますよという、そういう契約でやっておりますから、労働者の権利とかそういうものは該当しないと思います。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 恐らくそのような話になるのかなというのは予想はしていたんですけれども、でも実際に28、嘱託が毎年人数が多くなっていると、そして定数を超える人数を雇うということは、やはりその業務があるのではないかと思うわけなんです。それをずっと嘱託で進めていくのか、業務というのは住民サービスもあるし、先ほどもありました地方戦略策定に関して言えば、9月、10月ぐらいまでに策定できなかったというのも、やはりその辺に人的なものが少なかったがために、一人の職員で負うものが若干多かったのではないかと、そこまで手が回らないと、そういった部分もあるのではないかというふうな印象を受ける次第でございます。  ですので、嘱託職員をずっと続けるのであれば、ちゃんと定数までしっかりと75名まで正職員にすべき、それを少しずつ、一気にやるということはなかなか大変だと思います。4人ことしやめるそうですので、今年度退職ということですので、4人であれば5人とか、そういうふうに少しずつふやしていくという方向もあれば、私自身もそういう方向なのかなと思いますけれども、その件に関して、やはりそういうことで大きな損失ではないかと思うわけなんですが、町長いかが思いますか。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) 矢祭町には自治基本条例がございます。多分議員も知っていると思いますけれども、団塊の世代の方々が退職した後も、不補充で臨むというような一句がございます。団塊の世代がほぼ退職をしまして、その後、退職者に見合うような数字の補充はしておりますけれども、矢祭町にとりましては、やはり事務事業の執行の上で60人前後というのは適正な数字かなと。先ほども7番議員に申し上げましたけれども、町民100人に対して正職員1名というのが、大体全国的な自治省でも示しておるそうした標準的なものだと思っております。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 確かに100人に1人というのはよく聞く話ではございますが、今ちょっと事務量が前のレベルよりかなり多くなっている。国から、県からの権限移譲が若干あるので、今回政権のほうでもいろんな策定がいろいろやらなければいけないと、義務というか、やったほうがいいと勧められたりということもあるので、やはり今それに伴った人事というのも、高所低所から考えなければいけない時期に来ているのではないかというふうに思うんですよ。結局その辺が職員の住民サービスにもなるし、また職員に対しても働く意欲というものをもっと高めるものではないかと思うところではございます。  さてそこで、グループ制について続けるかどうか伺うというふうに書いてあったんですけれども、実はやはり嘱託職員がそこのある程度わかって、あと3年、5年でいなくなっちゃって、また違う方が入ってくるということになってくると、また最初から教えなければいけなかったり。だから本当だったらグループ制であれば、誰に聞いてもわかる状態ではあるのが最初の出発点だったと思います。その辺ができなくなるのではないかと、それに代替して嘱託職員がやっていただいている。本当に一生懸命やってくださっているというのはすばらしいと思いますので、その辺も少し考えて、それも職員の拡充にということで思うわけですが、グループ制についても伺いたいところでございます。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) 先ほど答弁漏れましたけれども、総合戦略を10月までに出せなかったのは人手がないからだというお話をされましたけれども、矢祭町では他町村が今回の総合戦略の中に盛り込むようなことは全てやってきております。ほとんど網羅してやってきておりまして、これから少しずつそれにかわるものを総合戦略の中に組み込んでいくということでありまして、人手がないから今回10月に出さなかったわけではありませんので、申し添えておきます。  それから、グループ制ですか、グループ制と係制で、最初の出発点は確かにグループ員全員が仕事をわかるようにということ、それは理想でありますけれども、係制に戻してもやはり同じことだと思うんです。グループ長がいて、係長がいて、全部見ているわけですから、それをグループ制がだめだから係制に戻して、係長が云々ということは同じだと思うんです。当分、将来検討課題には乗るかと思いますけれども、当分は現状でやっていくつもりでおります。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) まずはでは、グループは当分という形でありますね。ただ、わかりにくいところも実際あるところはあるんです。嘱託職員がいなくなっちゃったからというものもあるかもしれませんけれども、やはり町民グループという、例えばグループでいうと、消防係とかいろんな戸籍だったりとか、いろいろあるんですけれども、窓口に行ってどこかなというのが、何々グループと書いてあるので、町民グループってこんなものがあるんだとかというのが少しわかりにくいので、もう少し戸籍係だったりとか、そういったものが窓口に出ているといいのかなというふうに、そうすると支障もないし、住民もわかりやすいのかなというところもありますので、グループ制はグループ制で、その係がどうなっているかという表示をしっかりとしていただければもっとありがたいかなと思うところですが、その件に関してと、あと先ほど地方戦略会議策定についてほぼやっているというところは、されているのであればそれをまとめるぐらいだったらそれまでにできて、ちょっと早めに補助金というのがいただけたのかなと思うところであります。それは人手がやっぱり足りないのではないかなと思います。既にやっている、でも若干足りないところもあるんではないかなというふうには思うので、その辺に関して、2つどうでしょうか、町長。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) グループ制の表示がなかったというのは私も認識不足で、これからきめの細かい表示をさせます。それから、総合戦略でありますけれども、お金を早くもらったからいい、遅くもらったからだめだという判断は、私はしておりません。いずれは頂戴する金でありますから、先にもらっても後からもらってもそんなに変わりはないと思います。年度、1年も2年もおくれるわけじゃありませんので、それで十分ではないかと思っております。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 表示については、大きなのが出ているんですけれども、ちょっとだんだんぼろぼろになってきて、しっかりとしたものにしてほしい、あと係ごとにしてほしいというふうにあります。  それから、先ほどの総合戦略に関しては、これはもう少しやらなければいけないことというのはもっとあるんではないかというふうに私は思うところであります。それが今度第5次総合計画の中で入れ込んでくるという話は先ほどから伺っておりますので、でき上がりがいつぐらいになるのか、大体中間というのがどのぐらいなのかちょっと伺いたいんですが。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) ただいまの質問、総合計画のほうでよろしいですか。 ◆1番(郡司浩子君) あわせて。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 今の第3回までの審議会を開催しているところでございます。内容的には、今まで第4次で実施してきました事業の評価、それから第5次に入れる新規事業等の洗い出しを今したところで、あと今、基本構想・基本計画の策定中でございまして、あと12月に1回、それから1月に1回で総合計画のほうは答申をいただくというような流れでございます。  あと人口ビジョン総合戦略につきましては、一応3月をめどに予定をしておりますので、総合計画がまとまりましたら、それに伴いまして人口ビジョンと総合戦略を3月中には策定完了というふうな予定で進んでおります。  以上であります。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 少し始まりが若干いろいろあって遅かったという話は聞いておりまして、何とか3月までには間に合うという話でありますね。  では、それにちょっと話はありますけれども、2番の質問事項です。年間の各課における陳情というふうにさせていただきましたけれども、これは陳情というより苦情や要望でしょうか。  例えば、大なり小なりいろんなものがあると思います。小さなものから大きなもの。例えば、道路の側溝がちょっと崩れちゃったとか、水があふれる、洪水になってしまって何とかしてくれとか、それから雪があったので、自分の自宅の庭に除雪車が走ったおかげで、例えば、うちから出られなくなっちゃったとか、そういったような本当に大なり小なりの件数があるかと思うんですけれども、その辺はどのぐらいあるもんでしょうか。各課でそういうのはありますか。今は大体建設課、事業課のほうの話にはなってしまいましたけれども。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) ただいまの質問ですが、一応通告の中では陳情というふうな表現をいただいておりましたので、一応陳情につきましては自立総務課のほうが窓口で受付をして、年間ですと2件から3件ぐらいの陳情、要望がございます。それを受けて町のほうで実施可能なものについては予算づけをして実施するというようなことでございまして、あと小さな苦情とか要望等についてはちょっと把握はしておりませんので、全然ゼロではないと思います。  例えば、自立総務課の場合を言いますと、実は二、三日前に広報やまつりの一番最後に、ユーパルの温泉券が3枚ほどついていまして、その有効期限が12月31日までというふうな期限が入っておりました。ある町民の方から、12月号は一週間、十日ぐらい配布がかかってしまうので、12月31日では期間が短いんではないかというようなご指摘をいただきましたので、ユーパルのほうと協議をして2カ月ぐらい期間を置くというふうなことで、そういうふうな解決策もとっておりますけれども、ただ苦情、要望については、なかなか各課で把握、来たものは基本的には解決できるものはそこで解決していく、それからあと町長の判断を受けなければならないことというのは、町長の判断を受けるというようなことの対処をしているかと思います。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) では、せっかくですので各課で何か大なり小なりあるようであれば、教えていただけたらありがたいなと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 特に事業課につきましては、さまざまな道路等のインフラを抱えていますので、正直言うと数え切れないというところがあるかと思います。ただ、それらにつきましては、担当グループ長のほうで整理をして、期間についてはいろいろありますが、できる限り誠意をもって対応しているところでございます。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長菊池嘉宣君) 町民福祉課におきましても苦情、要望等はそれぞれ大小は毎日と言っていいほどあると思いますが、それぞれグループにおきまして、グループ長を中心にそれに対応をしておりまして、私のほうに相談に来るものはかなり減ってはくると思いますが、各住民への対応という意味では、各担当はよくやっているというふうに思っております。 ○議長(菊池清文君) 教育課長。 ◎教育課長(片野一也君) 教育課におきましても、就学の問題とか、それから入園することについての問い合わせであるとか、苦情要望、大なり小なりということでございますけれども、これはあります。ただこれについての業務については、日常の事務処理の一環でありますので、件数が何件というような把握はしてございません。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) そのときにできること、できないことという形で対処されている。そのときに適時応じたやり方でということはわかりました。今後、例えば件数というのは、一番大きな問題は、やはりインフラのほうが一番大きいのかなと思うところがあるんですけれども、事業課に関係することだったりとか、防災に関係することだと思うんですが、順番がどんなふうな順番になっているかとか、優先順位だったりとか、どんなものが早くやってもらえるのかとか、そういう明確なものがなかったり、どんな順番でなっているのかというのがやはりあるかと思うんです。その辺をちょっとわかってもらうためにも、何か受付簿じゃないんですけれども、そんなものはあるといいのかなというふうに、おいおいずっと考えていたところだったんですけれども、その件に関してはどう思いますか。各課でどうでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 客観的な基準があるとわかりやすいということについては、おっしゃるとおりかと思いますが、機械的に全ての要望、これを処理していくというのはなかなか難しいところでありまして、必ず担当者、そして担当課長、そして町長、こういったところの判断で、できる限り公平に対応しているというところは自負しているところではございます。  受付簿のようなものをつくると申しましても、じゃ、どこまで書き込むのかというところでまた難しいところもありますし、1件1件処理していると、実際多分1日10件、20件というのが出てきてしまうかと思いますので、なかなか現実的ではないかなというふうに思いますが、そういった公平に処理していないんではないかというような疑義を持たれないように、できる限り誠意を持って対応していきたいということで回答にかえさせていただければと思います。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 各課長に答弁させること自体が通告外になるからね。 ◆1番(郡司浩子君) 議長、各課におけるという形で私…… ○議長(菊池清文君) 年間の陳情数についてだから、苦情・要望は全然別問題になってくるんだよ。端的に答弁願います。 ◆1番(郡司浩子君) ありがとうございます。 ○議長(菊池清文君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長菊池嘉宣君) 町民福祉課におきましても、やはり日々大なり小なりということでありますと、電話問い合わせから来客までいろいろありまして、こういったことの受付簿の作成というのはなかなか難しいというふうに考えております。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 真摯に対応していただきたいと思います。  それでは、矢祭町のホームページについてということなんですけれども、更新について、各課においてやはりちょっとそごがある。おくれがあったり、それがあったりとかというところがあるところでございます。  例えば、教育課のほうは結構矢祭総合教育会議と議事録まで載ったりとか、写真まで載ったりとかという形があるわけなんですけれども、この更新についてはどのような形でしているのか教えていただければと思います。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 町のホームページの更新については、それぞれ各担当のほうで更新をしていただいております。先日も私ちょっと別な案件で、町のホームページずっと見直していたんですけれども、やはり更新日時が古いものがありましたので、各課に指示をして、新しいものにかえるというような指導をしたところでございます。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 総務課長のほうで気づいていただいてありがたいでございます。中にイベントカレンダーだとか、そういうのもありまして、大体年間矢祭町は決まっておりますので、その辺もしっかりとそのままアップできるような状態だったりとか、そういうのも今後考えていただきたい。あと一番大事なのは防災のほうです。防災のほうもしっかりとわかるようにしていただければ。もちろんホームページを見る人は決まっているというかもしれませんけれども、広報やまつりとともにこういったもので町民に役場のこと、行政のことを知らしめるということも大切かと思います。  ここでスマートフォンに対応する考えというふうにさせていただきました。というのは、来年度より高校生も、18歳以上が参政権があるということで、やはりもう少し行政について知ってもらいたい。そんなこともございますので、今誰でも18歳以上の若者はスマートフォンとか持っております。ホームページ版だと見えないんです。やはりすぐに入ってこないというところもありますので、ぜひともそういったことも考えて、若者のやはり行政へ、また政治への政治参画、そういったものを目指すためにもスマートフォン対応してはいかがかなというふうに思った次第なんですが、その辺の考えはどうでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) ただいまの質問でございますけれども、現在の町のホームページは、スマートフォン対応になっていないかと思います。ちょうど今、白河広域圏のほうで、ホームページのシステムも含めて更新の時期になっておりまして、新しいホームページについてはスマートフォン対応になるというふうなお話を聞いておりますので、遅くとも3月までにはスマートフォン対応になるかと思います。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) ちょうどタイミング的にいい質問を自分なりにさせていただいたかなと思いますけれども、やはりその方向でお願いしたい。その中に実はふるさと納税の件、入っていないんです。ふるさと納税をしませんかとかいうのがホームページの中に入っていないので、ぜひともそういった面も、コンテンツもアイコンも入れていただいて、それは入っていますか。どうですか。
    ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) ただいまのふるさと納税の件ですけれども、ホームページのほうに多分アップされていると思います。  ホームページの仕方とか、簡易な方法で申告もできるというようなことにもなりましたので、その新しい制度のふるさと納税の仕方についてアップしてありますので、後でごらんいただければと思います。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 承知しました。それはちょっと見そびれてしまったというか、目立たなかったのかもしれません。その辺少し研究していただければと思います。  さて、そこでふるさと納税ということで、自主財源増収についての取り組みということで伺っていきたいと思います。  以前、私この一般質問の中で、町長にふるさと納税の導入をということでお願いをするというか、提案をさせていただいて、実際、今年度になってからふるさと納税という形で町もやってきた、始まったということで、大変前向きにやっていただいて、そのときは比較的マイナスな方向でのネガティブな町長の答弁だったんですけれども、やってもらったということは、これはぜひもっと力を入れてもらってもいいのかなというふうに思った次第でございます。矢祭町の特産物だったりとか、そういった矢祭町を知ってもらったりとか、それだけじゃなくて、今後考えていかなければいけないのは、返礼品だけではなくて、矢祭町の矢祭山の観光地のための整備をしたいから、これに投資をしてくれみたいな、そういったようなファンド的な取り組みだったりとか、そういった地域の課題を解決する一つの手段として、ふるさと納税も使っていってはどうなのかというふうに考えるところではございますが、その点に関してはどう思いますか。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) 町の施設といいますか、地域といいますか、先ほど言われました公園の整備に協賛をしてほしいというような、厚かましいような話かなという気はしますけれども、中には二、三日前にもふるさと納税の申し入れがあった方は、氏名の公表もそれから返礼品も遠慮しますという、ひとえにこの矢祭町の発展のためにお使いくださいということでありました。こうした方々が非常に矢祭については多いと思っております。好意に甘えるのは心苦しいところはありますけれども、やはり町の発展のためというせっかくの好意でありますから、その1割2割を返礼品としてお返しするのはどういうものかなという気がしております。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) そのような形でふるさと納税をしてくださるという方は、その方でいいと思います。そういう形で返礼品がなくても、その方はそれで、結局今のふるさと納税のシステムというのは、都会に集中するお金を地域に、過疎だったりとか、そういった地方に振り分ける一つのシステムだというふうに理解しているわけなので、有効にその辺は活用したり、両者いると思うんです。もちろん町長言われたように地域のものに使ってくれと、返礼品は要らないという人と、それからやはりせっかくだからPRする場にするのも一つかなというふうにも、湯川村では前は4,000万だったのが、ことしは3億7,000万というようなすごくとんでもない、昨年に比べて9倍になっているというのが新聞報道でも報じられております。近くでは玉川村だったり、白河ではかなりの額が集まっているとのことでございます。  そのためには、やはりどういうようなラインナップでやっているのか、もちろん特産品開発協議会のものを使ったりとか、地場産のもの、それから矢祭にある絶好のPRのチャンスだと思いますので、例えばお花、花卉だったりとか、そういったもの、いろんなものがあるので、どういったものでやるかということは、どんな打ち合わせだったりとか、そういった会議は、協議は開いてやっているんでしょうか、品目。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) ふるさと納税の返礼品につきましては、過去の5万円以上とかというふうなことでずっとやってきたんですけれども、ここ最近はほかの町村でももう少し対象者を、金額を減らした形でその返礼品を送るというふうなことになっておりますので、矢祭町では1万円以上から、それぞれ金額に応じて返礼品を先ほど言った地域開発協議会の方にお願いをして、地元の米だったり、野菜だったり、加工品だったりというのを箱詰めにして送っておりますけれども、その中身の検討については、一応町部局で地元の特産品を送るのが一番いいというような判断での2,000円から1万円までの贈答品を送っているというのが実態でございます。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 工夫されて送っているということがわかります。そこで、ぜひ特産品なので、よく私たち女性ですので、話の中にお花とかもらえたらいいですよねという話があったんです。ぜひその中にもそういった選択肢、いろんな選択肢があると思いますので、矢祭町やはりそこでPRできる、例えば本当に地場産業を支える産品、強みを生かしたものを設定して、人気の高いものを、地場で力を入れているものをお示しする、PRする絶好のチャンス、だからこれを選ぶ、適切なポートフォリオというんですか、そんなものを選んでいくというのが大事だと思っておりますので、行政の経営センスというか、そういうようなことも問われるようなものだと思いますので、ぜひ昨年は500万ちょっとだったと思いますので、ことしはどうなるかわかりませんが、そういう流れがあるということだけは理解していただいて、ぜひその辺も組み入れていただけたらなというふうに思うところでございます。  さて、自主財源、ふるさと納税に限らず皆さんの税金を頂戴して運営されている、交付税をいただいて運営しているということでございますが、その中でよく滞納税について広域圏で大きなものは徴収しているよと、小さなものは先ほども言った200件余り訪問したりとかしていただいていますという形なんですけれども、実際、滞納されている方にはどのような通知をされているのかということをお知らせいただきたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 滞納者につきましては、まず現年度分については納期が定まっておりますので、納期を過ぎた場合には、その都度催告書を出すと、それから滞納ということは、前年度、現年度分じゃなくてその前の年度の滞納については定期的に督促状を送って、その中で納税相談を受けるというふうな対応をしております。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 大体問題になっているのは、前年度、前のものだと思いますけれども、送るときにどのような形で、例えば帳票があって、それの印刷物、その上にあなたは滞納をしているのでいついつまでとかっていう形で多分想像はつくところでございますが、その中でどのように税金の納入の方法とか、そういったものまで書かれているわけなんでしょうか。誰々の担当まで連絡してくださいというふうな形でやっているのかどうか。そこまで教えてください。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 納付書については、滞納の分については納付書とあわせて担当者名を入れておりますので、もしその納税について何かご相談があれば担当までというのは、文書は入れていると思います。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) わかりました。  ここで実は懸念することが、やはり滞納している方というのは、やはり何らかの問題、もちろん払いたくないとか言って払っていない方もいるかもしれませんけれども、いろんな義務、これは義務と権利のところの違いがあって、自分のあれでいろんな状況が想定されると思いますけれども、なかなかおうちに連絡する時間がなかったりとか、そういったことのための例えば返送をしてくださいとか、そういったものがされるかなと、例えば紙に相談してください、あとはこの分について何か意見とかがございましたら返送してくださいとか、そういったものまでのことは、ただ電話だけでやっていらっしゃるんでしょうか。電話とか連絡くださいとかという形でしているんでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 納付書を送ったときに返納の通知までは入れておりませんので、一応電話番号を表示して、もし納税相談がある場合についてはこちらのほうに電話をいただきたいということでの対応はしております。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 納税相談に乗っていただけるというような通知をさせていただいている。その中で分納も可能ですよとか、そういったものも入れていただいたりとか、いろんな納入方法がありますという形も大事なのかなというふうに思います。なぜかと申しますと、先ほど200何軒か訪問したと、そうなるとやはり超過勤務という部分も出てくると思います。ですので、定期的に通知書を送るのであれば、このところに送ってください。お金を納税したくても役場に行くのがちょっとと思ってしまうような方々もいるかもしれません。ですので、こんなところに振り込んでもオーケーですよとか、そういうような具体的な小さな積み重ねがやはり1,000円でも2,000円でも徴収率を高める一つの方法ではないかと思うところではございますが、その件に関してはどうでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 納入場所については、基本的には金融機関のほうで納入することができます。あともし滞納者の方で納入意思があって、役場に来られないという場合には、滞納整理班のほうで対応しておりますので、電話なり連絡いただければ、わざわざ役場に来なくても、町の職員が自宅のほうに出向いて徴収に伺うというような体制をとっておりますので、そういう対応はしております。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) では、細かい対応をしていただいて、少しずつでも滞納整理をしていただきたいなというふうに思いますので、今後ともよろしくお願いしたいところでございます。  さて、今度は舘山荘、舘山ランドの有効活用についてということでお知らせして、町長どうぞ、いいですよ。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) この滞納の問題ですけれども、まず国民の義務の一つであります。町としては精いっぱい納付書を送り、督促状を送り、足を運んで滞納整理をやっているわけでありますけれども、遊びに行く金はあっても税金を納めないという方々もおります。パチンコをやる金はあっても税金は後回し、車を新車買っても税金は後回し、そういう方々もいますし、巧妙に親の税金を払いたくないということで世帯分離をするとか、いろんな手を使って税金逃れをする、そういう方々もおります。  役場としましては、全力を挙げてこの滞納整理はやっておりますけれども、やはり町民の一人一人が納税の義務というものをしっかりと頭に入れていただいて、町は税金によって運営されているんだというものをうんと認識してもらわなくちゃならないと思うんです。何の事業をやるにも金がかかるわけでありますから、滞納はあってはならないんですけれども、そういうことで非常に町民の税に対する意識が薄くなっている。税務署等は小学校、あるいは中学校で納税の授業などもやってくれておりまして、少しずつは浸透しているかと思いますけれども、やはり町民全体が納税の義務を果たすという、国民の義務でありますから、こうしたものをしっかりとやっていただくのが大事だと思っております。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 今、税金の滞納について、今ちょっと町長、遊ぶお金がある、出かけるお金があるというのは、やはりちょっと言い過ぎかと思いますので、そういう方もいるというふうな、それだとだから滞納しているんだというふうになってしまいますので、その辺ちょっと考えを、そこだけに絞らないでいただけたらなと思っています。やはりいろんな条件があって、そういう状態であるということもありますので、その辺を大きなもので滞納する方々、そして心持ちなども考えてもらえたら、悪いことですけれども、義務ですからやらなければいけないので、少しでも少しずつ回収するという形の努力を怠らないでいただきたいと思います。  さて、舘山荘に関してですが、舘山荘、舘山ランドの有効活用ということで、太陽光パネルをまず舘山荘につけるということで、災害時も対応できたりという形、今度舘山ランドというのもありますけれども、社会福祉協議会、現在そちらのほうに入っております。  先ほどの話で、廃校の跡地ということで、石井小学校のほうになるというような予定を考えているというところがあるんですけれども、今後やはりそうするとあそこの下のほうの今の社会福祉協議会のほうも、やはり使わなくなるということもあるかと思います。それを全体的に考えてどんなふうにやっていくのか、私としてはどうするのかなというふうに、実は舘山荘に関して言えば、現在畳の部屋があるんです。余り使われていないという話は聞いております。実際足の悪い方、ちょっと車椅子だったりという方が多いので、畳にはなかなか入らない。できればそういうちょっと改装したりとかして、また舘山荘も下の舘山ランドも総体的に一体的に考えて、若い人たちも、子供たちも使えるような場に、全体が舘山荘、舘山ランド、あの辺の舘山のあたり全てがそういうふうな整備するお考えはないでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) ただいまの舘山荘の、それから舘山ランドの有効活用でございますけれども、舘山荘については、今のところ基本的にデイサービスを実施しておりますので、今後ともそこでデイサービスは引き続き行うということで考えております。  それから、社会福祉協議会については、今のところ例えば石井の小学校に行くとかというところまでは検討しておりませんけれども、場所は別にして有効活用できる、そういう施設があればそちらのほうに移動するというのも検討課題だと思います。  それからランドについても建築してからもう二十五、六年になりますので、かなり老朽化はしておりますが、若干の補修をすればまだ使えるというようなこともありますので、今のところのランドとしても引き続き活用していきたいというのは、今のところは考えているところでございます。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) その一体的に考えていただきたいということなんですけれども、やはり舘山荘、今高齢者の方、小さなお子さんと触れ合うことで結局認知症の予防になったりとか、活力になったりとかというので、そういった交流の場にしていただけるのも一つの妙案なのかなというふうに考えているところでございます。ぜひそういったものも参考にしていただければなというふうに思っておりますので、今後、よろしく検討ください。  次です。町民号のあり方ということで、質問をしたいと思います。  先ほども、先般盛大に町民号のほうが行われたと思います。和気あいあいとした映像が写真などでアップされておりました。楽しく皆さんやっているなというのがわかります。もともとJRの支援だったということで町民号が始まったわけなんですけれども、ここずっとバス、福島交通の支援ということもあってされているということなんですけれども、今後ずっと福島交通でされていくのか、やはりJRも住民の大事な足だと思うんです。これをどのように考えて取り組んでいくのかということをお伺いしたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) 議員おっしゃるように、町民号はかつて国鉄時代に水郡線が廃止予定路線になりました。その後、その廃止予定路線の撤回をさせるために利活用のために町民号を企画して、明治座へ毎年数百人の町民と一緒に観劇に行って、それなりの目的は達成していたと思います。ただ、JRになりまして民営化されまして、最初のころは町の要望も聞いてくれておったんですけれども、だんだんブルートレインですか、これが東日本に1編成しかない。矢祭に持ってくるのには4日ぐらいの余裕を見ないと持ってこられないと、それでだんだん年に1回、1日だけ指定くれるようになってしまいまして、町の行事と町の都合、それと整合性がとれなくなりまして、それでは国鉄の廃止路線の目標は達成されたし、今度はバスでいいんじゃないかと、確かに福島交通で数年やっておりますけれども、入札やっております。JR、福島交通、それからことしは滝交通だったですか、大子町の会社か、3社で入札をやって福島交通が落札して運行しております。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 入札という方法をとってされていたというわけなんですね。ことしからなんですか、それは。 ○議長(菊池清文君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長益子芳雄君) 今回の町民号のほうから、実は昨年の町民号の反省の中で何年か福島交通さんを利用してきましたけれども、ほかの業者も入れてというような反省点も踏まえて、ことしは3社から見積もりをとって、値段とあとはコースと懇親会場の場所というものを総合的に勘案して、福島交通さんが一番いいというふうなことでの実施となりました。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 公平な形でされているという、でもやはり本来の趣旨がそこから始まったということもありますので、ぜひやはりその辺も今後考えてもらえたらいいのかな、やはりJRのほうも日程が合わないというわけでは、それはかなり大きなことだと思いますので、最初からこれをやるからこの日に持ってこれないかと、最初から充てることもいいのかなと、やはりJRを支援していかないと住民の足というのもやはり大事なものだと思いますので、バスだけじゃありません、JRのほうも大切な高校生が通ったり、それから車の持っていない高齢者の方が電車で行くという形で、うまくJRのほうはやっているんだと思いますけれども、やはり町としても支援していくのが本来なのではないかと思うところで、こちらのほうは町民号のあり方ということで今後検討していただきたいなと思います。  さて、次です。産業行政についてということでお聞きしたいと思います。  先ほどのふるさと納税と関係はしてくる。それから総合戦略版にも関係してくることであります。町としても産業行政については一番力を注がなければならないと思っております。やはり生活していく上には、町民、収入がなければいけませんので、そういったものにテコ入れしていただきたい。もちろん工場もありますし、それから農業ということで、やはりここは矢祭町は農業、それから林業の町でございますので、そういったものにテコ入れをしていく。地域独特のものだと思います。まず地方創生のものを受けて町として今後の取り組みという形で、これからの総合戦略だったりとか、第5次総合計画のほうに入ってくるかと思いますけれども、今後の取り組み、継続性についてどのように考えるかお知らせください。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 地方創生ということで、地場産品や観光資源といったものに着目が集まるのではないかという趣旨からのご質問かなというふうに承っておりますが、こういったものの活用について、支援するという目的で矢祭町地域産業振興基金事業というもの、今年度から設置させていただいているところでありまして、そういった中で町民のアイデアをくみ取っていくというところ進めていく中で、ぜひこの地方創生の流れの中で、こちらを大きく生かしていくような、そういった国・県支援、こういったものも出てくるんではないかなというふうに考えているところでありますので、ぜひこの基金事業ご活用いただきたいなというのが町のスタンスとしてございます。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) それに関しまして、今、地域産業振興基金事業という形も挙げさせていただいております。実際に夏前に募集をかけていたようですけれども、何件ぐらいの応募があったのでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 募集をかけまして、9月末を締め切りとして公募をかけたところですが、応募があったのは1件というところでございます。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 1件ということで、上限10万円というふうに出ていたかと思います。これは1年だけで限りがあるのか、それとも継続性とさせていただきましたけれども、やはりそれでは済まない部分も出てくるかと思います。今後どのようにそちらのほうから1年限りなのか、それに見合った予定、計画が出されれば、その後も支援していくのか、その辺について伺いたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) この地域産業振興基金事業でございますが、以前にもご説明したとおり、これは基金の利子、こちらのほうを活用した事業ということで、なかなか資金的な限りがあるというところで、大体年間20万ですので、件数にすると2件といったところでございます。そういった限りがあるというところもありますので、できる限り1年やって結果が出たものは、その他の国・県事業、そういったもっと上位の目的のはっきりした事業、こちらの方に誘導していくというのが基本的なスタンスになるかなというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 先を考えてされているということは安心したところでございます。  さて、その中で先ほど前の廣野議員のほうから出された地域の研究事業とか、そういった形でされていることがあるもので、官だけじゃなくて民で立ち上がっているようなもの、これも地方創生で入っているものではございますが、今、全国展開プロジェクトというのが商工会を基盤に広域でされています。商工会を基盤にして、少しずつ役場、行政のほうにもお手伝いを願ってやっているプロジェクトなども昨年度ぐらいから始まっているわけなんですけれども、これがいろいろと今やっておって、どのようなものに今後なっていくか、行政としてはどのように考えていくか伺いたいと思っています。事業課が多分担当で入っておりますので。 ○議長(菊池清文君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 商工会の取り組みに関しては、いろいろと商工会とも情報交換をさせていただいているところではございますが、今、議員の言及なさったものについて、ちょっと知見のほうが乏しいものですから、うまく説明はできないところではありますが、ただそういった地域産業振興基金の趣旨もそうでございますが、もともとは民から出てくるアイデアというものを官が支援するというのが一番自然な姿ではないかなというふうに考えておりますので、そういった動きについて相談があれば、当然官としてできること、これを必死に考えていくということかなというふうに思います。  以上です。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) やはり今広域で商工会の全国展開プロジェクトという形で、商工会を主体にやっているわけなのですが、これは地域を活性化するのにとても有効なツールではないかと思っているところでございます。その中でほかの町ですけれども、棚倉などではふるさと検定をやったりとかして、いろんな町民を誘導していろんな盛り上げをしているところでもございます。  そんな中で矢祭町も一緒にしなくても、もちろん足並みをそろえるわけではないんですけれども、そこに矢祭町ここにありというものをやはり乗せていく必要があると思うところでございまして、ぜひとも今考えている商工会の全国展開プロジェクトのほうの方々と一緒にお話をしていただいて、絵に描いた餅にならずに、これが行政と一体になってこそ、その民の動きが本当に後押ししてもらうことによって、動きが始まることでございますので、ぜひともやっていただきたい。  例えば、去年できたものとして、こういったものが回ってきたのであるんですけれど、矢祭町として「旅の手帖」という形で、矢祭町のこんなのが多分、町長おわかりだと思いますけれども、こういったものが入ったりとかしております。これがぜひそのときの一過性のものではなくて、継続的にできるようなものにしていってもらいたいと思うところでございます。その件に関してどうでしょうか。  一過性のものではなく、ぜひそれを利用して、民のものを利用して町としても考えていってもらいたいということでございます。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) 全国展開、話はでかくなりますけれども全国展開となりますと、なかなか難しい事業であると思いますけれども、これからは町もやはり全国展開などとでかいことを言わないで、県南地方あるいは近隣町村、その辺までが射程距離ということで、いろいろ検討をしてまいりたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 今、全国展開プロジェクトと言いましたけれども、これは東白地区ということで、限定で作成しているようなものでございますので、ぜひその辺の後押しをすることで矢祭町のPRになったり、若者がここに定住する人口ビジョンにも関係してくることでございますので、お願いしたいところでございます。ぜひ視野に入れてお願いしたいと思います。  では、ここで教育行政についてお伺いしたいと思います。  スインピア矢祭の今後の計画という形で質問させていただきたいと思います。  6月に所長が決まり、今回新聞のほうでもスインピアのスクール生が入賞したり、全国大会に行ったりとかというところを見るにつけ、誇らしく思うところでございます。来年度に向け、6月途中の所長就任だったということで、どのような形でなるのか注視してまいりました。ここで、そろそろ来年の計画等どんなふうになっているのか、どういう事業を考えているのか、そういった時期に来ていると思いますが、教育課としてはどのような考えがあるのかお知らせください。 ○議長(菊池清文君) 教育課長。 ◎教育課長(片野一也君) 今、議員おっしゃるとおり、6月から所長が配置されまして、その後9月から待望のスクールが開始されたというところでございます。これについては非常に好評でございまして、定員を上回る希望者が殺到したというところで、私のほうとしてもうれしい限りでございます。  今、議員のこれからの方針ということでございますけれども、現状が学童コースと選手育成コースという2つのスクールを開設しております。学童コースについては、小学生を対象にしておりまして、どちらかというと初心者向けというか、選手につながるまでの初期のコースという捉え方でよろしいかと思いますけれども、学童コースとそれから文字どおり水泳競技を向上させるということを目的として、選手育成コースというこの2通りのスクールを開設しているところでございます。  そのほかに、短期でございまして、1講座10日間の短期スクールなんですけれども、これは年3回に分けて実施しておりまして、これの対象が幼児ということで、4歳児、5歳児、就学前のお子さんを対象にしてやっているというようなことで、この3通りのスクールを現状では行っているということでございます。  それで、今後の方針でござますけれども、このままでいいというようなことではなくて、さらに発展させていかなければならないということを念頭に置いているところでございます。  今後のあり方としては、今、幼児を対象にした教室と申しましたが、これは水なれ教室というようなことで、本当に最初の水に親しんでいただくところから始めるというところで、まずここのところは充実させていきたいということと、さらにその上のクラス、水に親しんでなれてきた子供たちを泳ぎができるような形に持っていくというところと、それからもう少しきめ細かく、その上にもう一つぐらいコースをつくり、さらに選手育成コースというような形のスクールができていけばベストなのかなというような話し合いを今進めているところでございます。  それで、そういう理想論だけでは物事は前に進みませんので、これは28年4月の開校目標といいますか、そういうふうに位置づけをいたしまして、現状ではインストラクターといいますか、コーチが所長一人というような形で、あとはサポートに入っていると、それから水なれ教室には、外部からお手伝いをいただいている方もおりますけれども、現状ではとてもとてもこの理想には近づきがたいというふうなことでございますので、何としてもコーチたる専門の指導員を配置するべく、これから余り時間もないという状況でありますので、何とかその辺の体制を構築していきたいと考えているところでございます。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) わかりました。  水なれ教室というがあるのは、夕刊などで知っていたわけなんですけれども、その後、選手コースになってしまって、その間がどうしてもほかの櫻泳スイミングだったりとか、ルネサンスに行ったりとかという、とってももったいないなと思っていて、近くでできるのにというものがありましたので、ぜひきめ細やかなスクール運営をされていただきたいと思います。  また、それに伴って今後、町民福祉課のほうでやっていた大人のための水と親しむ、そういうのも一緒のような形でやっていくわけなんでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長菊池嘉宣君) 町民福祉課で行っているものは、保健師による健康増進のための健康づくり運動ということで、プールを利用してございます。  今後もプール利用は検討していきたいと思っております。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) いろんな方々が健康増進のためにプールを結局利用できるような体制を整えていただきたいと思うところでございます。  さて、最後の質問にいきたいと思います。  こちらにやまつりこども園保育部において待機児問題はあるかというふうな形で質問させていただいておりますが、実際、結構多くの子供たちが保育部に入っているのは存じ上げておりますが、待機児に関してはどうでしょうか。現実。 ○議長(菊池清文君) 教育課長。 ◎教育課長(片野一也君) 現状つけ加えさせていただいてお答えをいたします。やまつりこども園の保育部の定数は、とりあえず70名という、とりあえずという言い方はおかしいんですけれども、70名ということでございますけれども、12月1日現在の入所児は82名ということになっております。それで現在の待機児童はございません。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) かなり多くお預かりしているということは、それで問題はなかったりとかはするんでしょうか。いろんなインフラの設備の面で、人的な面で足りないとかということはないんですか。 ○議長(菊池清文君) 教育課長。 ◎教育課長(片野一也君) まず、施設の規模の問題について言えば、やはりちょっと手狭かなという感じはいたしております。それから、定員が70名と申し上げましたけれども、これを超える82名の入所児がいるわけですけれども、国、厚生労働省からの通達によれば、入所児が常に定員を大幅に上回るような状態は好ましくないということでございまして、数字的に言えば、120%を超えるような状態が恒常的に続くというようなことについては、余り望ましくないという状況でありますけれども、やまつりこども園の場合、3歳児、これまでゼロ、1、2、3が保育所で預かっていたわけでございますけれども、3歳児が幼児教育部、いわゆる幼稚園のほうに移ったことによって、保育所の部門のほうでお預かりする子供は、それなりにゼロ、1、2ということで、前よりは少なくなるだろうというような予測はありましたけれども、今こうやって見ますと、ゼロ、1、2だけでもかつての保育時の児童を超えるような入所児を超えるような状況になっているわけですけれども、その辺のところからこども園も、私の主観もありますけれども、もっと大きくすればよかったのかなというような後悔の念もありますけれども、ただ、今現状ランチルームの先にある、今3歳児が放課後の預かりとして使っている部屋なんですが、こういったものの活用なども視野に入れて工夫をしながらやっていければ、何とかキャパの問題については解決するすべはあるのかなというふうに思っているところです。  それから、保育士の問題がございます。現状、正職員が3名、嘱託7名、臨時5人、合計15名で対応いたしております。そこに副園長が時々といいますか、その状況によっては入ることもあると、それから養護教諭も入ることもあるというような状況ではあるんですけれども、実際は正職、嘱託、臨時という、臨時職も含めてなので、なかなか大変なんですけれども、今のその入所児の数からすると、保育士が14人ぐらいは必要だというような状況だと思うんですけれども、今、15名いますけれども臨時もいるということで、これが14人を超えているからいいということではなくて、なかなか保育士が大変になっているという現状あるので、これからの課題として考えなければいけないなというふうに思っているところでございます。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 想定より人数が集まったということでございます。やはり背景には働く女性がふえたということがあるのかなというところもありますし、今後、町としても何とかしなければ、これがもっとふえる可能性はあるのかどうか、その辺もぜひいろいろ研究していただいて、やっていただけなければいけない局面に来ているのかなというふうにも思います。  また、最近いろんな情報から仕入れたところによりますと、事業所保育園、事業体の保育所ですか、そういったもの例えばSMCだったりとか、大きなところにそういったものを、例えば預けている方もいるので、そういった支援というか、町としてそんなことは考えはないでしょうか。今の人数は結構多いと思います。今後そういったことも視野に入れていかなければいけないのかなと思いますが。いかが思いますでしょうか。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) 事業所で社員の子供を預かるのは、やはり事業者が主体になってやるべきだと思います。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 事業体が主となってやるべきなところではあります。それを例えば町、行政側から、例えば行政側から今人数が多いですので、何とかその辺を開いてくれないかというふうな打診をしてやるという方法もあるのかなというふうなところにきているかなと思います。この人数を見ると。  例えば、最近の話では星総合病院のほうですか、自分のところの自分の職員の近くで言えば、いろんなところやっていますけれども、星総合病院のほうでは、ご存じかと思いますけれども、自分の職員以外の子供も預かるような、それだけのキャパがあるということでやっていられる。それは、やっぱり郡山市のほうから病院のほうに働きかけがあったということで、そういったやり方もある。そういったこともやはり今この人数120%、今後どうなるか今のところはわかりませんが、その辺も視野に入れて考えていかなければいけないのかなというふうには思うんですが、そういったことです。町長。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) SMCが将来、今の倍、あるいは3倍の社員になった時点ではそうしたものを十分検討しなくちゃならないと思いますから、将来の検討課題として持っていたいと思います。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 今、私SMCとも言いました。また、本来であれば町として公立の保育としてもう少し、廃校もありますので、その辺も一時的にその辺に開設をしたりとか、そういったことも考えられるのかなというふうに思いますので、両者で考えていただきたいというふうに思っております。  今後、一億総活躍社会といって、女性もそれぞれがそれぞれの場所で働けるように、そして子供も子育てができるようなという、やはり矢祭町は子育て日本一を目指す町ですので、その辺も柔軟な対応を今後とも子育て支援でやっていただきたいと思います。  どうでしょうか、町長。 ○議長(菊池清文君) 町長。 ◎町長(古張允君) 先ほども申し上げましたけれども、将来の検討課題としてお聞きしておきます。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君。 ◆1番(郡司浩子君) 本来だったら、実はこれ以外にももう一つ話があったんです。実は、例えば、第1子を保育部に預けていて、第2子ができてどうしても産休に入ります。産休に入ったときに、どうしても入っているから母親がいるので退所してくださいと、一時退所を願われることがあります。ただ、その母親が今世間でもその判定、一時退所でいつ入れられるかわからなくて、結局そういった問題もあるわけなんです。  今後、それについて町としては、その一時退所という形の考えについてどう取り組んでいくか、やはり働かなければいけない状態の若者たち、それをうまく支援していく。子育ての矢祭町として、日本一を目指す矢祭町として、法令では一応いらっしゃる場合は、自宅にいるときには預けられない状態を、それをどう矢祭町としては方向づけるかということを考えていただきたいなと思うんですが、その件に関してどう思いますか。 ○議長(菊池清文君) 町長。  答弁を持って終わりといたします。 ◎町長(古張允君) 矢祭では今までそうした例はございませんで、100%預かっておりますけれども、先ほど課長から言いましたように、収容人員の問題がありますので、今後やはりいろいろ検討しなくちゃならない問題だと思います。 ○議長(菊池清文君) 1番、郡司浩子君の質問を終わります。 ◆1番(郡司浩子君) ありがとうございました。 ○議長(菊池清文君) これで本日の一般質問を終わります。 --------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(菊池清文君) 以上で本日の日程が全部終了しました。  なお、あした4日目、12月10日の定例会の開会は、午前10時00分といたします。  本日はこれにて散会いたします。  ご苦労さまでした。 △散会 午後3時50分           一般質問通告一覧表 通告
    順位 質問者 質問事項及び質問内容 1 7番 鈴木一徳 1.一般行政について(町長) (1)除雪対策について ①融雪剤の配布等対策について (2)各行政区の改革について ①脱班の兆し対策について (3)役場の機構について (4)花嫁対策について 2.防災行政について(町長) (1)東舘地区の防災計画について 2 5番 菊池淳之 1.一般行政について(町長) (1)塙町羽原谷地に建設される牛の農場施設排水が矢祭町側に流れ込むと地形上考えられるが、あってはならないので伺う (2)空き家の現状把握と景観や安全性について町の考え、今後の方向性について (3)雪対策で竹木の管理、高齢者宅支援の考えについて 2.農業行政について(町長) (1)農業委員選出について (2)そば、大豆生産奨励事業のコンバインと製粉施設について ①運営状況を伺う (3)米の全袋放射能検査の状況と事業費残額の使途について 3.教育行政について(町長) (1)矢祭小学校の進捗と跡地利用について 4.福祉行政について(町長) (1)家庭内生活ゴミの焼却、事業所での焼却の実態について 3 6番 廣野吉雄 1.教育行政について(町長・教育長・教育課長) (1)統合小学校の進捗状況について (2)教育環境の整備について (3)給食費の無料化について 2.一般行政について(町長・自立総務課長) (1)予算、決算について (2)人口ビジョンについて (3)総合戦略について (4)ユーパル矢祭20周年記念事業について (5)建築杭打ち偽装について 3.建設行政について(町長・事業課長) (1)改良工事の進捗状況について (2)除雪対策について (3)住宅リフォーム制度について (4)町営住宅の現状について (5)町内の空き家対策について (6)調査研究事業について 4.医療・環境行政について(町長・町民福祉課長) (1)国保運営の県移管について (2)18歳までの医療費無料化について (3)ゴミ袋無料化について 4 1番 郡司浩子 1.一般行政について(町長) (1)役場職員の拡充について ①嘱託職員での代替えの問題点また職員定数について今後いかようにするか伺いたい。また今後もグループ制で続けるのかどうか伺う。 (2)年間の各課における陳情件数について ①何件ぐらいあり、どのように対処しているか (3)矢祭町のホームページについて ①更新について、またスマートフォン対応にする考えについて (4)自主財源、増収についての取り組みについて ①ふるさと納税、滞納税について (5)舘山荘及び舘山ランドの有効活用について (6)町民号の在り方について 2.産業行政について(町長) (1)地場産品や観光資源を活用した町づくりについて ①地方創生推進を受けて町としての今後の取り組み、また継続性について ②矢祭町地域産業振興基金事業について 3.教育行政について(町長) (1)スインピア矢祭の今後の計画について (2)やまつりこども園保育部において待機児問題はあるかどうか...