棚倉町議会 2020-09-24
09月24日-02号
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 先ほど
の町長
の答弁
のとおり、まず発熱があった場合には、
かかりつけの病院で検査
をし、その病院等で
PCR検査、抗原検査ができる場合にはその病院でかかることができるというふうになっております。もし、その
かかりつけの病院等で検査ができない場合には、病院
のほうから別な病院等
を紹介されるという内容になっております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田光子議員。
◆4番(藤田光子) そうすると、個人でまず風邪
の症状かなと思ったときに、具体的に話
を伺っておきたいので確認なんですが、個人的に医院に、
かかりつけのところに行きますよね。それでそこで発熱して、それが
インフルエンザな
のかコロナな
のかという
のは、そこ
の医療機関
の医師にお任せ
をして、そこで判断
をしていただくということなんですね。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 東白川郡
の4町村で医療機関と、先ほど
の町長
の答弁
のとおり対応できております。その中でそういった点も含めて話
をされているところでございます。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田光子議員。
◆4番(藤田光子)
インフルエンザ、
新型コロナウイルス感染、それと自然災害、これらが同時発生という最悪な状況が起こらないこと
を願いますけれども、最悪な状況
を想定した上で
の対応策
をしっかり整えておく必要があると思いますが、これらが同時に発生した場合
の町
の判断、措置について、どのような考え
をしている
のでしょうか、お聞きいたします。
○議長(須藤俊一) 住民課長。
◎住民課長(原博行) ただいま
のご質問にお答えしたいと思います。 まず、災害発生時
の対応ということでございますが、災害発生時につきましては報道等でご承知
のとおり、避難所
の開設
の部分が問題になってくるかと思います。 町につきましては、避難所においても
新型コロナウイルス感染症の対応ということでマニュアル
を策定しておりまして、それに合わせまして職員
のほうでも研修
をしております。 具体的には受付時に問診、検温、あとはソーシャルディスタンス、体調
の悪い方
の専用スペース、こちらなど
を考えているところでございます。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田光子議員。
◆4番(藤田光子) ただいま
のお答え
の中に、予防対策
の一つとして避難所という言葉が出ました。検温という言葉が出ました。それ
を考えまして、避難所
をはじめ、人々が密になるような各学校、施設など
の公共機関入り口に
大型体温検知器の設置
をしてはどうかと思います。
地方創生臨時交付金の財源
を基に、早急に検討されてはいかがでしょうか、どうでしょう。
○議長(須藤俊一) 総務課長。
◎総務課長(小林弘) お答えしたいと思います。
臨時交付金の活用というようなことでございますが、今現在、
小・中学校、さらには幼稚園、それら
の施設には相当数
の非接触型
の検温器
をお配りしているような状況でございます。さらには
保健福祉センター、こういったところには大型
を設置する予定でおります。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田光子議員。
◆4番(藤田光子) 保健所にはということですが、逆
をいいますと、保健所でしたら保健師さん、それからその専門さんがいらっしゃるので、検温に関しては、その都度検温ができると思うんですが、学校とかそのほか
の公共機関に関しては
大型検温器、検知器というんですか、が、やっぱり必要だと思うんですね。 先生1
人がついて、それぞれがやっていらっしゃる
のは十分承知しております。ですが、その入り口、役場もそうです。不特定多数
の方がいらっしゃいます。今日
の入り口でも傍聴者
の方が来てくださって検温
をそれぞれやらせていただいております様子
を見ていましても、お互いにやり合っているだけで、それ
を果たして高温だからといって、高温者が出た場合に、その方に対して帰ってくださいよとかということが言える立場では難しい
のかなと思いますので、子供たちもそれぞれやっぱり大変だと思います。学校
の先生も一
人一
人検温するに当たっては。 でしたら、やはり公共機関において大型
の体温検知器というもの
を各学校、密になる公共機関全てに設置
をするような方向に持っていっていただけたらなと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(須藤俊一)
子ども教育課長。
◎
子ども教育課長(渡辺守) 各
小・中学校、幼稚園におきましては、基本的には毎朝、ご自宅で検温してきていただいております。検温ができなかったり、ちょっと7度近くとか高温に近いかなという子供たちについては、学校
の先生が非接触型、各クラスに1台ずつ設置しておりますので、担当
の先生が検温するということ
のルール
を決めているところです。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田光子議員。
◆4番(藤田光子) ただいま
の学校、それから幼稚園、各学校、教育機関
の中でいち早くそれはずっとやっている
のは承知しております。ですけれども、やはりなぜそこで
大型体温検知器が必要な
のかというと、
外部から
の進入者というか、お客様
を含めてですけれども、いらっしゃる方たち
の対応というふうなこともやはり気になりますし、どれだけ密に先生たちがお計りになってくださっても、やはりそういうふうなちょっとしたことで接触していなくてもウイルス
の感染という
のが起こり得る可能性があると考えて、子供たち
を守ろうとする気がある
のであれば、
体温検知器というんですか、サーモグラフィーによる、それがやはり先生たち
の負担にもなっていると思うんですね。体温
を一
人一
人、おうちで計ってくるといったって、果たしてそれが本当かどうかも分からない、疑っちゃ悪いんですけれども、そういうことも考えられますので、そこ
の体温検知器というものは必要なんじゃないかなと切に思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(須藤俊一) 総務課長。
◎総務課長(小林弘) お答えしたいと思います。 現在
のところ、大型
の非接触型
の体温計ですか、設置する予定はございません。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田光子議員。
◆4番(藤田光子) ただいま
のお答えに対してなんですけれども、理由としては財源不足ということなんでしょうか。
○議長(須藤俊一) 総務課長。
◎総務課長(小林弘) お答えしたいと思います。 先ほど、
子ども教育課長の答弁にもありましたように、基本的にはご家庭で計ってくるということが一つ
のルール化しているところでございます。もちろん財源的な部分もございます。総合的に判断して、現在
のところ、設置する予定はないというふうに答弁させていただきました。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田光子議員。
◆4番(藤田光子) もう少し様子
を見てというか、これから
インフルエンザの季節になってきますので、もう一度、皆さんでよく考えて対応
を再度していただけること
を願っております。 次に、予防対策
の一つとしまして、今、お話もしましたけれども、どのようなときでも臨機応変に対応できる行政
の在り方が、住民
の安全
を守る上で一番求められていることではない
のかと思います。対策
を強化して、最悪
の事態でも乗り越えられるような、あらゆる出来事
を想定して町民
を守っていただくこと
を願いまして、次
の質問に移ります。 2点目
の質問
をいたします。このたび町長「3期目
のチャレンジ」と題したテーマ
の一つに、安心して子供
を産み、育てられるまちということが掲げられています。少子化
を解消するには最も大事なことです。加えて、心豊かな暮らし
のあるまちとして、健康で心幸せな環境
を推進とあります。
人として生まれ、人生
を全うするに至るまで、どうしたらこの町で安心して暮らすことができるかということへ
の様々なチャレンジ
を目標に職責に挑まれていくんだなと理解いたしました。 そこで、最も重要な、やはり欠くこと
のできない最大
の望みとして、
地域医療体制の充実について若い
お母さんたちから
の声、そして病気に苦しむ方々
の声、介護している方々
の声
を基に質問いたします。 まず、1点目ですが、安心して子供
を産み、育てられるまちとある
の中に、
棚倉版ネウボラの推進とあります。このネウボラという言葉に対しまして、何と思われる方が多く、内容について問われることが多々あります。つまり、ネウボラとは、
フィンランド語で相談
の場と
の意味で、
フィンランドで行われている
出産育児支援策であり、妊産婦、子供
を育てるとき
の家族に対し、育児
の不安解消、虐待など
を予防すること
を目的として、地域
の包括支援センターで常時保健師が支援
をしていくという長期にわたる良策であり、核家族化が進む中、大変頼りになる場所があり、
人がいるという安心につながる内容でした。 棚倉町でもその政策にならい、妊娠から出産、そして出産後
の子育てまで
を守るという支援
を進めていくと
の認識
をしました。町では
包括支援センターができ、前進しているとは思いますが、やはり必要とされる
のは、安心して子供
を産み、育てることができるまちとして産婦人科、小児科
の病院があること
を望んでいます。誘致とかできない
のでしょうか、設立も無理な
のでしょうか。 次に、心豊かな暮らし
のあるまちという中で、健やか、幸せ、この2つ
の文字
を合わせて「健幸」
の推進という言葉があります。
人は心身ともに充実していかなければ、幸せ
を感じることはなかなか難しいと思います。年齢
を重ねれば、ごく当たり前
のようになるべくしてなると思われている病、成人病について
の2点目
の質問です。成人病に対する取組、
透析治療院の設立などについて
の検討が必要と思いますが、いかがでしょうか。 以上、医療体制について2点、答弁
を求めます。
○議長(須藤俊一) 町長。 〔町長 湯座一平 登壇〕
◎町長(湯座一平) ただいま
の地域医療体制の充実についてでありますが、まず、産婦人科、小児科
の医療体制につきましては、町内に小児科はふじた
循環器内科クリニックと
あらまちクリニックがあります。 また、
塙厚生病院を核とした広域的な医療体制
の充実が必要であると考え、
東白川地方町村会において厚生連、福島県、福島医大に対し、地域医療
の充実と医師確保に関し、産婦人科医、小児科医、
人工透析治療の拡大について強く要望
をしているところであります。 次に、
生活習慣病に対する取組につきましては、
生活習慣病の発症予防と重症化
の予防が重要であると認識
をしており、
特定健康診査を実施し、早期発見、早期治療につなげ、
重症化予防のため、保健指導に取り組んでいるところであります。 また、透析治療
の医療機関について独自に町内へ設立することは考えておりませんが、
人工透析診療の拡大については引き続き関係機関へ要望
をしてまいります。 以上で、答弁といたします。
○議長(須藤俊一)
藤田光子議員。
◆4番(藤田光子) ただいま
のご答弁いただいた中に、成人病へ
の取組ということ
を言っていますが、住民
の健康診断
の実施などでされておりますが、各種がん
の発見
を基より、大半は高血圧、中性脂肪、糖尿、それと悪化
をまねく透析が必要となる例
を身近に見てまいりました。 そこで、多数
の患者
を抱えている当町として大きな安心
の源とも断言できる透析治療
のため
の施設誘致へ
の取組
を今、真剣に考えるべきと思いますが、この町に対してその施設というもの
を誘致できたらなと思うんですが、確かに塙
の厚生病院へ行って、4町村で医療に対して
の透析治療
の拡大についてはテーマとして上がっていること
を知っておりますが、町として、そういうふうな施設があれば、今、爆発しそうな患者数に対して非常に患者さんも助かることだし、介護にも助かるというふうなこともありますので、そこ
の医療機関というもの
をこちら
のほう
の棚倉町に誘致するような考えはございませんか。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 先ほど、町長
の答弁
の繰返しとなりますが、この
生活習慣病につきましては、広域的な問題と捉えまして、引き続き棚倉町
を核としまして、
人工透析診療の拡大について強く要望してまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田光子議員。
◆4番(藤田光子) 住民が抱えている現実
の困難
を解消していくべき、これからも町民
の声
を基に、行政として医療
の充実に向けて、この問題については継続して要求
をしていくつもりです。 住民
の困難
をもう少し町として考えて、それで町
の安心、タクシー券があって、そのタクシー券が使えるような身近なところで、塙までも大丈夫だよという、こういう声もあるかもしれませんけれども、この町にあったらそれが一番、やっぱり充実した医療体制
の中
の大きな一つになると思いますので、これからも医療
の充実に向けて、行政として動いていただくこと
を願いまして、次
の質問に移ります。 3問目
の質問といたしまして、再生可能エネルギー
の活用について3点、お尋ねいたします。 まず1点目ですが、自然災害発生時に停電となった際
の避難所
の必要エネルギー
の確保
を考えておくべきではないでしょうか。 2点目、再生可能エネルギー
の使用は教育機関で
の光熱使用に対しても活用可能な設備と考えられますが、いかがでしょうか。 3点目として、山に囲まれている当町において廃材が原料となる木質バイオマス事業
の推進などは考えている
のでしょうか。 以上、3点について答弁
を求めます。
○議長(須藤俊一) 町長。 〔町長 湯座一平 登壇〕
◎町長(湯座一平) ただいま
の再生可能エネルギー
の活用はについてでありますが、まず、避難所等
のエネルギー確保につきましては、指定避難所15箇所
のうち9箇所については国
の補助金
を活用し、災害発生時
の停電等に対応できるよう太陽光発電システム及び蓄電池
を整備しております。 また、これら整備がされていない指定避難所
を含め、必要な電源は発電機などで対応したいと考えております。 次に、木質バイオマス事業
の推進につきましては、平成30年度から東白川郡4町村において国
の補助事業
を活用し、地域内エコシステム構築事業に取り組んでおります。この事業は東白川地域
の森林資源
の利用可能量、燃料材製造業者
の把握、熱電需要先施設
を把握
をして、森林資源
を地域内で持続的に活用する仕組み
の構築
を図ってまいりました。 今後は、利用可能な施設において既存
のボイラー設備と薪やチップ
を利用する木質バイオマスボイラーやバイオマスエネルギー発電利用施設と
の費用対効果など調査研究
をしてまいります。 以上で、答弁といたしますが、なお教育機関で
の活用につきましては、教育長が答弁
をいたします。
○議長(須藤俊一) 教育長。 〔教育長 松本市郎 登壇〕
◎教育長(松本市郎) ただいま
の教育機関で
の活用につきましては、これまでに本町
の小・中学校においては太陽光発電システム及び蓄電池
の整備
を実施しており、発電した電気
を校舎及び体育館において活用
をしております。 以上で、答弁とさせていただきます。
○議長(須藤俊一)
藤田光子議員。
◆4番(藤田光子) ただいまご両者から答弁
をいただきました。太陽光エネルギー
を使いまして学校でも使ってやっておるというふうなことですが、果たして最近
の自然災害、そして新型コロナ感染症に対して、避難所において実際に起きた問題
の中、一番大変だったことは停電により室内温度
の調整ができず、熱中症
の患者が避難先で多数発生し、中には命
を失ってしまった方々もおられたと
のことでした。 空調設備があっても稼働できず、トイレ
の使用にも不便
を来し、さらに備蓄食品も冷蔵庫に入れてあるもの全てが無駄になり、異常温度
の上昇により様々な弊害が起きたということでした。 季節は冬に向かい、これからは寒さと
の戦いになるかと思いますが、そのようなこと
を想定しても、エネルギー
の確保は大変重要なことだと思いますが、今、エネルギー確保について真剣に考えておかなければならない時期ではないかと思います。果たして今
の現状として災害が起きた場合、そのエネルギーに対しては十分な
のでしょうか、いかがでしょう。
○議長(須藤俊一) 住民課長。
◎住民課長(原博行) ただいま
の質問にお答え
をしたいと思います。 基本的には蓄電池
の容量
を決める際に、ある程度
の電源
のほう
を計算して算出しております。その場合、基本的には日中蓄電
をしまして、夜間、通常
の使用までとはいかないものの、必要最低限
の電源は確保できるものと考えています。 また、足りないような場合については、発電機
のほうは6台ありますので、そういったもので対応したいと考えています。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田光子議員。
◆4番(藤田光子) その話
を聞いて、ちょっとほっとはしましたけれども、太陽光
の拡大
の取組、廃材利用可能なバイオマス事業
の取組など、設置費用等、半永久的に使える設備と
の比較ということになろうかと思いますが、夜間照明とか各機関で
の光熱使用など、災害時にかかわらず、通常
の利便性
の伴うことなど
を考えれば、十分考慮するに値すると思います。 これからも続けて、費用対効果に関してもそうですけれども、いざというとき
の密集したところで
のエネルギー使用というもの
をいかに利用できるかという、それだけ
のエネルギー
の蓄積
をやはり町としては考えておかなければならないと思いますので、これからもどんなことが起きたとしても、停電によってそういうふうな悲しい思い
をしなくて済む棚倉町になっているようにぜひ考えていただきたいと願います。 次
の質問に移ります。 続きまして、4問目
の質問
をいたします。 旧棚倉高等学校
の取壊しはということで、このたびようやく解体作業
の着手が決まった旧棚倉高等学校、そして跡地についてですが、多く
の町民が注目、そしてどうなるか
を期待している着手後に関して、現在、町が置かれている状況について伺います。 今年11月から取壊し作業に着手することが決まりましたが、それ以後について
のことは県と話合いなど
をされている
のでしょうか、答弁
を求めます。
○議長(須藤俊一) 町長。 〔町長 湯座一平 登壇〕
◎町長(湯座一平) ただいま
の旧棚倉高等学校
の取壊しはについてでありますが、旧棚倉高等学校校舎等
の解体工事については、6月
の福島県議会において本契約が可決され、7月14日から来年7月9日まで
を工事期間とし、解体工事が施工されることとなりました。 解体後以降
の県
の動向については、毎月定例で開催している福島県地域連携室と
の打合せ
の場において、新たな情報があれば、その都度伺っておりますが、現時点においては具体的な情報はありません。 今後も引き続き、福島県地域連携室等を通して情報
の共有
を図ってまいります。 以上で、答弁といたします。
○議長(須藤俊一)
藤田光子議員。
◆4番(藤田光子) 以前より継続して、跡地利用については質問
をし、提案
を含め、その都度答弁
をいただいておりますが、町として望んでいる県
の施設ということに対して、町として話合い
の中で具体的な要求など
をされたことはある
のでしょうか。
○議長(須藤俊一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木隆) お答え
をしたいと思います。 先ほど、町長答弁にありましたように地域連携室
を活用しながら、県営施設として利活用していただきたいというふうなお話
をさせていただいております。さらに町長が本庁等に行った際には、教育長なり部長なりに県営施設として
の利活用についても要望についてはさせていただいております。 そうした中においては、具体的にということではないんですが、県営施設とか福祉施設、研究施設などにつきましても、具体的な例ではありませんけれども、そういう
のも含めまして要望させていただいているというふうな状況でございます。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田光子議員。
◆4番(藤田光子) そうしますと、少しずつ少しずつ棚倉町としてはそういうふうなこと
をどうかというような柔らかい内容で県
のほうには申し出ているというふうなことと理解してよろしいんでしょうか。
○議長(須藤俊一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木隆) ただいま
の質問にお答え
をしたいと思います。 現在、旧棚倉高校につきましては教育庁管轄
の行政財産でございます。そうしたことから、管理
をしております施設財産室
のほうにも利活用につきまして照会
をさせていただいているような状況でございます。 定期的には町内等
の利活用
の調査などにつきましては県
のほうでも確認
をしている状況でありますが、現在
のところは町長答弁
のように、具体的な情報がないというような状況でありますが、引き続き地域連携室
を活用しながら情報収集に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田光子議員。
◆4番(藤田光子) 提示というもの
の考えがもし県
のほうでない場合、当町として
の考え
の中に跡地
を購入するという、そういう考えはある
のでしょうか。大変利用価値
のある跡地ですので、町として取得すべき土地であることは誰もが思っていることだと思います。どうでしょうか。
○議長(須藤俊一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木隆) ただいま
の質問にお答え
をしたいと思います。 先ほども答弁させていただきましたが、現在につきましては教育庁管轄
の施設財産室が管理している行政財産でございまして、跡地につきましては教育庁管轄
の行政財産として
の利活用につきましては検討していただいているというような状況でございます。 先ほど
の払下げ
の関係になりますと、分類替え
をしまして普通財産となって、今度は総務部
の管理になるというような形に移らないと出てこないというような状況でございますので、現段階におきましては、県営施設
の利用ということで
の要望ということで進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田光子議員。
◆4番(藤田光子) いろんな課が取り組んでいるというふうなことは以前より話
の中で出ておりますので分かりますが、我々町民としては、そういう細かいことはよく分かりません。 ですが、あそこ
の棚倉高等学校
の跡地、それは棚倉町としては手放さないよねという、そこ
の確実性だけ
を頼りにしているんですが、町としてはどうしてもそこは面倒な、あちこち
の課
の担当だ、こっち
の担当だというふうなことで回答する
のでしょうか。 それともやはり町としては、あそこは手放さないよという一つ
のポリシーというか、それは持っていらっしゃる
のでしょうか。ぜひ持っていてほしいなと願い
を込めて質問いたします。
○議長(須藤俊一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木隆) ただいま
の質問にお答え
をしたいと思います。 棚倉町にあります旧棚倉高校でございますので、県営施設なりで有効な利活用
をさせていただくように要望してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田光子議員。
◆4番(藤田光子) 多分、ただいまお答えいただいた中で私自身が理解するんですが、やはり皆さん、執行部
の方々も基本的には同じかなと。一町民としてみんな同じ、あそこ
の土地は棚倉なんだよというふうなことで考えてくださっている
のかなという、そういうふうに理解
をしております。 町民
の多数が通ったであろう福島県立棚倉高等学校
の土地が住民にとってとても誇れる場所になるように今後も動向
を注目して、ずっとずっと追っていきたいと思っております。 以上で、4問
の全文
を質問として私
の質問
を終わります。終了いたします。
○議長(須藤俊一) 順位1番、4番、
藤田光子議員の質問
を終わります。 ここで若干早い
のですが、10時50分まで休憩といたします。
△休憩 午前10時40分
△再開 午前10時50分
○議長(須藤俊一) 休憩前に引き続き再開します。 一般質問
を行います。
---------------------------------------
△
菊池忠二議員
○議長(須藤俊一) 順位2番、5番、
菊池忠二議員、登壇願います。 〔5番
菊池忠二議員 登壇〕
◆5番(菊池忠二) 議席番号5番、菊池忠二でございます。 3点ほど通告
をいたしまして、お許しになりましたので、順次質問させていただきます。 まず、湯座町長3期目
の施政方針
を問う。 湯座町長は無投票により無事3期目
の当選
を果たされました。お祝い
を申し上げます。
新型コロナウイルス感染防止対策
をはじめとする近年
の自然災害
の増加、ルネサンス棚倉
の運営や商店街
の活性化、さらには人口減少
を食い止める施策など、これから
の4年間は難問が山積していて、私たちがかつて経験したこと
のない非常に難しい時代
のかじ取り
を湯座町長に託していくわけであります。期待
を込めて伺います。
新型コロナウイルス感染症の今後
の推移と終息について
のご見解は。 今後
の対策
のプランは。 今秋
を含めた近年
の自然災害
の増加について、事前
のインフラ
の強靭化が必要と思われますが、その対策や方針は。
新型コロナウイルス感染が追い打ち
をかけて商店街が閉店
を余儀なくされるような事態
を避けなければなりませんが、町全体
の飲食店、小売店に対する継続的な施策はお考えな
のか。 少子化
を含めた人口減少に対するまちづくりは、働く場
の確保、子供
を育てやすい環境づくり、そして何より住みやすくて魅力的な町にしていくためには、手
を休めず目指さなければなりませんが、具体的に今後
の4年間で何
を構築し、何
をなくさなければならないか、そして何
を実行されていく
のか、お答え願います。 新型コロナで正念場
を迎えるルネサンス棚倉
の今後について、次
の世代に備えるためにはどういう施設に育てていかれる
のか。 少子高齢化
をにらみながら、行政改革は待ったなしだというふうに思いますが、具体的に何
を実行していく
のか、また、将来
のグランドデザインはある
のか、お伺いします。 最後に、町長として
のあるべき姿、人物像
を湯座町長にお伺い
をいたします。
○議長(須藤俊一) 町長。 〔町長 湯座一平 登壇〕
◎町長(湯座一平) 順位2番、5番、
菊池忠二議員の一般質問にお答え
をいたします。 ただいま
の湯座町長3期目
の施政方針
を問うについてでありますが、まず
新型コロナウイルス感染症の今後
の推移と終息につきましては、依然、首都圏など
の大都市で多く
の感染者が確認
をされ、福島県内においてもお盆休み以降、新規感染者が継続して確認
をされております。 今後、
インフルエンザが流行する冬場において警戒
を強めなければならない時期にあると考えますが、終息については今後
の感染状況にもよることから、見込み
を立てることが難しいと考えております。 次に、今後
の対策につきましては、引き続き町民
の皆様に、自分自身が感染
をしない、感染
を拡大させないよう新しい生活様式
の定着、基本的な感染防止対策
の徹底
を図ることが重要であると考え、取り組んでまいります。 次に、インフラ
の強靭化につきましては、現在、本町において大規模自然災害
のリスクと最悪
の事態
を想定し、致命的な被害
の回避、迅速な復旧・復興
のため
の棚倉町国土強靭化計画
を策定
をしております。 今後、この計画に基づき、国等
の補助金
を活用し、インフラ整備のみならず、ソフト面も強化し、災害に強いまちづくりに努めてまいりたいと考えております。 次に、飲食店、小売店
の継続的な施策につきましては、
新型コロナウイルス感染症により多大な影響
を受けた事業者等へ
の支援として、金融機関に融資
の申込み
を行った事業者
を対象に、つなぎ融資として
の貸付けや経営に大きな影響
を受けている事業者
を対象にした臨時給付、さらには飲食店等
を対象に使用できるクーポン券
の発行
を行ってまいりました。 今後は、6月以降も経営に大きな影響
を受けている事業者
を対象とした10万円
の臨時給付
を行ってまいります。 次に、今後
の4年間で何
を実行していく
のかにつきましては、第6次棚倉町振興計画に掲げる目指す将来像、「
人を・心
を・時
をつなぐ たなぐらまち」
の実現に向けて、振興計画に掲げる各種施策に取り組むとともに、振興計画
を基礎とする第2期棚倉町まち・ひと・しごと創生総合戦略
の目標でもある人口減少
の克服と地方創生に取り組んでまいります。 特に次
の4点
を推進
をしてまいります。 1つ目は、既存産業
の育成や起業支援、女性が活躍、輝ける雇用環境
の整備など
の働きやすい環境
のあるまちづくり。 2つ目は、歴史的風致
の維持向上
のため
の事業など歴史・文化
を活用した交流人口、関係人口
の拡大、人材育成による
人を引きつける魅力あふれるまちづくり。 3つ目は、
棚倉版ネウボラの推進、子育て世代
包括支援センターの充実、キャリア教育推進による安心して子供
を産み育てられるまちづくり。 4つ目は、自主防災組織結成、修道館大楽といった生涯学習
の充実、健幸アンバサダー
の推進など、心豊かな暮らし
のあるまちづくりであります。 しかし、今、重要課題として取り組まなければならない
のは、
新型コロナウイルス感染症対策であり、まだ先
の見えない状況下でもありますが、
臨時交付金を活用しながら町民
の皆様
の不安
の払拭と地域医療や地域経済へ
の支援策
を実施
をしてまいります。 次に、ルネサンス棚倉
の今後につきましては、
新型コロナウイルスによる影響
を最小限にとどめ、学生、企業、イベントなど多く
の方に利用いただける施設となれるよう、毎月開催しておりますルネサンス棚倉連絡調整会議において、今後
の運営等について引き続き調整してまいります。 次に、行政改革
の具体的な実行につきましては、第5次行政改革大綱に掲げる3つ
の基本方針である効率的な行政運営、協働
のまちづくり、健全な財政運営
を実行してまいります。 今後も第6次棚倉町振興計画や棚倉町まち・ひと・しごと総合戦略
を基に生きがい
のあるまちづくり
を目指し、まちづくり
を推進
をしてまいります。 次に、町長として
のあるべき姿につきましては、平成24年
の就任以来、常に町民
の目線で考え、共によりよいまちづくり
をしていく姿勢、「チームたなぐら」
を掲げてまいりました。この基本姿勢
を忘れることなく、誠心誠意、先頭に立って町政に取り組むことがあるべき姿であると考えております。 以上で、答弁といたします。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) まず、一番最初に発熱外来
の件
をお伺いしようと思いましたけれども、先ほど同僚議員が質問されましたので、大体は分かったということでございますけれども、私個人としては手洗い、うがい、それからマスク等、大分定着してまいりましたから、秋以降、
インフルエンザと
新型コロナウイルスが一緒になって爆発的に感染するんじゃないかという見方は私はしておりません。 恐らく
インフルエンザウイルスはそんなに広がらないんではないかなというふうに私は希望的にそう思っているところでございますけれども、
PCR検査、さらには抗原検査等、現在、方法が幾つかあるようでございますけれども、
PCR検査は個人負担は幾らぐらいになっている
のか、お分かりになればお答えいただきたいと思います。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) 私ども
のほうで確認している数字でございますが、大体2万円から2万5,000円というふうに聞いております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) 先ほど、なかなか判断が、発熱外来にどういう方が行って、濃厚接触者だとかそういう方がどういうふうにしていく
のか、経験
をしていないので、よく分かりませんけれども、抗原検査等については自分が求めればできるという状況に今、なっているんでしょうか。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。
PCR検査及び抗原検査につきましては、医師
の判断
の下で行うこととなっております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) 保健所などに連絡して、それでやむを得ず
PCR検査を受ける、また疑いがあるということは理解できるんですけれども、これは私
の知っている知人が商売上といいますか、かなり町外に出て、また戻ってきてということ
を繰り返しておりますので、個人的に
PCR検査を受けると4万も5万もかかるとかという話
を聞いたことがあります。 これはやっぱり国で、国会議員
の皆さんが一生懸命、要望されているというふうに思いますけれども、
PCR検査についても助成等は今現在
のところ、考えておられる
のかどうか。また、将来、そういうこともある
のかなというふうな感覚な
のか、その辺はどうなんでしょうか。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 町としましては助成という
のは現在考えておりません。また、国
のほうで助成について今、検討しているというふうに聞いております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) 簡易的な抗原検査、抗原検査も私はよく分からないんですけれども、抗原検査
の場合は料金はお幾らぐらいとかご存じですか。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 抗原検査につきましては把握はしておりません。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) これから
の推移
を見て、また、今までは、
インフルエンザみたいなものなので、夏は恐らく一旦収束するんではないかというふうな予想が立てられておりましたけれども、意外や意外、夏でもどんどん患者が増えて、東京などは患者が増えて、我が棚倉町も何
人か感染されたということでございますけれども、今度冬になって、またどういう変異
をして、またどういうふうにして我々は対処しなければならない
のかという
のは、なかなか予測できないような状況でございますから、検査が必要で、しかもそういう感染者が増えた場合などというふうなシミュレーション、またはそういった補助金等
の助成等
の計画、プラン等は考えておられるんでしょうか。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 今後
の対策につきましては、先ほど
の町長
の答弁
のとおり、まずは自分自身が感染しない、または感染
を拡大させないということが大切だと思っております。つきましては新しい生活様式
の定着、基本的な感染防止対策について、これからも徹底
を図っていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) 先ほど、サーマルカメラ等
のお話
を藤田議員
のほうからもされておりましたけれども、ご案内
のように塙町
の道
の駅では、サーマルカメラがアルコール消毒する目
の前にあって、瞬時に計って、あなたは何度ですから健康ですとか何かいうような設備が備えられておるわけでございます。 ただ、私、一度お伺いしたときに、ある年配
の人が37度以上あったんでしょう。そしてピーピーピーと鳴っているけれども、それ
を無視して店内に入ってしまって、これは先ほどもいろいろ議論がございましたけれども、サーマルカメラ
を入れたとしても、やっぱり管理
をする
人が誰か専門にいなければならないというふうに思うんですね。 これは先ほど、ご質問がございましたけれども、役場、それから公共施設などで、冬になって感染
の広がりが私はもしかすると今よりさらにスピードがあるような気がちょっとしております。また、一方では、今日
の週刊誌などには二度と第3波はないなんていう根拠
のない、そういう情報がありましたけれども、まだまだ予測がつかないということでございますので、サーマルカメラもピンからキリでございまして、30万円、40万円から100万円、120万円というようなことでございますから、またサーマルカメラ
の対応についても一応、将来
のためにそういった計画、また取組
をされてはいかがかなというふうに私は思っているところでございます。 町長は何度か、感染者が出たときに町民にメッセージ
を出されました。誹謗中傷やうわさについてであります。一方で、一定
の規模で団体や企業は一
人一
人の責任が標準化しておりまして、これは一説によると、1回かかると2週間も3週間も仕事に復帰できない、さらにその職場で2
人、3
人、5
人から集団発生ということでございますから、そのこと
を考えますと、これは皆さんが、我々と同じく中小企業だとか壊滅状態に陥りますので、社会
人として
のルール、それから社会
人として
の自覚、こういうものも考えますと、誹謗中傷はもちろん私も否定することでございますけれども、非常に我々
のような弱小企業は、コロナが出たおかげで商店はうわさがうわさ
を呼んで、それこそ閉店に追い込まれるであるとか、我々
のような中小企業は壊滅的に仕事ができないような状況に陥る可能性がございますから、これはやっぱり社会
人として
の一方で、そういう自覚、責任
を問われる
のかなというふうに私は思っておりましたところ、先日、白河市でこういった誹謗中傷について、思いやり条例
の施行ということで今議会に提出されたということが出ておりましたけれども、誹謗中傷
をしてはいけないということ
の一方で、やっぱり社会
人として
の自覚、人間として
のエチケット
をきちんと守るという
のがセットでなければ、私はなかなか難しい
のではないかなというふうに思いますけれども、町長、棚倉町では白河市
のような思いやり条例など
の方針
を考えておられる
のかどうか、そこ
をお答えいただきたい。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 白河市
の思いやり条例でございますが、地方公共団体で義務
を課したり、または権利
を制限するには法令で特別
の定めがある場合
を除くほか、条例によらなければならないというふうになっております。 そういった意味で、条例
を制定する場合には、そういった町民
の義務ですとか権利
を制限することが出てきます。本町としましてはそういったことではなくて、一
人一
人、感染防止対策に努めていただくようにこれからも引き続き、働きかけていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) 休日など
の在り方も、私が小さい頃は土曜日も日曜日も働いている企業も多くございまして、やっぱりこういった公共団体であるとかそういった大きな会社であるとかそういうところがモデリングとなって、そして日曜日まで休んで、土曜も半ドンにして、そしてさらには週休二日制に長い歴史
をかけて、ここまでやってきたということがございます。 これはやっぱり地方公共団体はいつもモデリングであるべきだと私は思います。そうすると、例えばサーモカメラにしろ、そのほかにいろんな対策にしろ、やっぱり率先して今
の技術、最先端
の技術、それから今
のトレンド、こういうものに対して役場であっても、そのほか
のいろんな公共的な場面であっても、そういうもの
をやっぱりなるべく早く用意して、そしてそれ
を実行していくということが必要な
のではないかなというふうに思いますけれども、この点に関してはいかがでしょうか。
○議長(須藤俊一) 総務課長。
◎総務課長(小林弘) お答えします。 全くそのとおりだと思っております。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) それで、棚倉町独自
の飲食店限定地方交付金事業ですか、これは私はやっぱり一定
の評価
を持っているところでございます。金額は少なかったとしても、家族みんなで行くと自分
の持っているお金も使って、そして経済
の活性化も一定
の効果
を上げたんではないかなというふうに私は実は評価しているところでございます。 さらに今回
のこの会議でもって町長
のほうから1万円
の交付金
を交付するということでございましたけれども、この期限についてはどういうふうになっているんでしょうか。
○議長(須藤俊一) 総務課長。
◎総務課長(小林弘) お答えしたいと思います。 昨日、ご議決いただいた補正予算でございますので、詳細につきましては昨日も申し上げましたとおり、今後詰めてまいりたいというふうに考えているところでございますが、なるべく早く町民
の皆様へ周知するとともに、申請
の手続等々については、今後調整していきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) これは通告してなくて恐縮なんですけれども、大学生
の例
の5万円
の件につきましては、今現在、そういった環境にいる方が対象な
のか、来年から
の人も該当する
のか、この辺に関しましていかがでしょうか。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員に申し上げます。 ご承知
のとおり、通告に基づいた質問
をしてくれるようお願いします。
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) ルネサンス棚倉
の今後について、若干、フェイスブック等
を見ますと、いろいろ料理なんかも工夫しておられて、安価で気安くそういった、今までは交流人口ということでございまして、やや若干、町民にも目
を向けた営業
の在り方ということにシフトしている
のかなというふうに思いますけれども、できれば、ルネサンス棚倉におきましてもサーマルカメラ等
の導入、さらにはもっともっと町民に目
を向けて、町民がルネサンス
を支えるような、そういう形にして営業していただけないかなというふうに思いますけれども、この点に関していかがでしょうか。
○議長(須藤俊一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(川瀬浩二) カメラにつきましては、今後もずっと調査研究していきたいと思います。あと、営業につきましてもこれからいろいろネット営業とか、いろいろな面で営業
のほう
を強化していきたいと考えております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) 町長がさっきおっしゃいましたけれども、第5次行政改革にのっとり町民にメッセージ性
のある改革
をたゆみなく目指してほしいと。コンパクトで効率
のよい行政
を目指してほしいというふうに思っているところでございますけれども、これは具体的にデザイン、計画等はあるんでございましょうか。
○議長(須藤俊一) 総務課長。
◎総務課長(小林弘) お答えしたいと思います。 先ほど、行政改革につきましては町長答弁にありましたように、棚倉町第5次行政改革大綱に掲げます3つ
の基本方針というようなことで今後も実行してまいりたいというふうに考えてございます。 なお、詳細につきましては30項目以上ある部分でございますので、省略させていただきます。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) 近々に菅総理が誕生しまして、自助、共助、公助というふうなことでこれからやっていくんだというふうにおっしゃっておりましたけれども、自助、共助は町民自ら、本当は地域に貢献することでございますので、やっぱり行政は公助
の部分に重き
を置いていただいて、しかもこれから人口減少になって、国
の税収はもちろんですし、我が町
の税収もどんどん下がってくるということでございますから、小さくて非常に効率
のよい、そういう行政改革
をぜひ目指してほしいというふうに思っているところでございます。1問目
を終わります。 我が町
の養豚業とイノシシ対策について問う。我が国は2007年以来、豚熱(CSF)
の国際認定
の清浄国
を13年ぶりに失効したということでございます。18年9月に岐阜市
の養豚場で豚
の死が相次ぎ、国内で26年ぶりに豚熱
を確認以来、終息せず、野生イノシシが媒介役となって中部、関東で確認、さらに福島県にも及び、9月9日に会津若松市で死んでいた野生イノシシが玉川村
の中央家畜保健衛生所で陽性と判断され、その後、豚熱と確認された。福島県では昭和57年、浅川町で確認され、終息以来、実に38年ぶり
の豚熱確認であるが、養豚業とイノシシ対策は両輪
の対応が求められるということでございます。 当町で養豚業者
の数は幾つある
のか。 新規参入予定
の養豚業者はある
のか。 イノシシ
の被害は決して落ち着いておらず、農地被害はさらに拡大
の様相だが、個体
を減らすため
の施策は、また国も豚熱対策
をしっかりとしていくということでございますので、県・国
の新たな支援策はある
のでしょうか。 最近
の駆逐隊
の皆さんは何名で、活動状況は。また、個体捕獲
の数などは。さらに近々の農地防御策
の状況は。 町単独
のイノシシ捕獲に対する上乗せ
の補助金
の考えはございますか。 捕獲
の業者委託
の考えはあるかお答えください。
新型コロナウイルスなどに見られるウイルス
の変異なども考慮し、地域
の人々に危険が及ばないようにするためにも1頭でも多く、そして早く個体
を減らしていくためにどのような施策
を講じていく
のか、お答えいただきます。
○議長(須藤俊一) 町長。 〔町長 湯座一平 登壇〕
◎町長(湯座一平) ただいま
の町
の養豚業とイノシシ対策についてでありますが、まず、養豚業者数につきましては、令和2年4月1日現在、1業者となっております。 次に、新規参入予定
の養豚業者につきましては、現在、1業者から相談
を受けております。 次に、個体
を減らす施策と豚熱対策につきましては、まず個体数
を減らす施策としては国・県
の補助事業
を活用し、銃器やわな
の捕獲で
の駆除で対処しております。 また、豚熱対策としては、この豚熱は感染力が強く、家畜伝染病に指定されており、感染した豚が発生した養豚場では、飼育されている豚
を対象に防疫措置
を行うことになっております。なお、
人には感染することはありません。 県では、飼育豚全頭にワクチン接種
を進め、養豚場内
の消毒
の徹底とイノシシ捕獲や生息状況
の調査
を強化する予定であると聞いております。 次に、実施隊員数及び活動状況等につきましては、令和2年4月現在
の鳥獣被害対策実施隊員数は18名で、イノシシ
の捕獲、被害箇所
の状況や仕掛けたわな
の確認など、パトロール活動
を実施
をしております。 捕獲頭数については、平成30年度は176頭、令和元年度が220頭であります。また、農地
の防御策については、中山間地域
の組織、さらには個人に電気柵
の貸出し
を行っております。 次に、上乗せ補助金につきましては、平成24年から1頭当たり2万円
の報償金
を交付しており、現在
のところ上乗せ
をする考えはありません。 次に、捕獲
の業者委託につきましては、捕獲
の条件は、町から鳥獣
の捕獲等許可証
の交付
を受けた者が駆除することとなっており、鳥獣被害対策実施隊員として委嘱
をしておりますので、現状では業者に委託する考えはありません。 次に、個体数
を減らすため
の施策につきましては、捕獲による駆除しか対策がありませんので、引き続き捕獲活動
を強化し、農作物等
の被害防止に努めてまいります。 以上で、答弁といたします。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) イノシシ
の被害はお答えする
のも難しいでしょうけれども、全体として、ざっくりとどういうような被害状況が現在起きていて、どういうふうに把握されている
のか、お答えいただければありがたいと思います。
○議長(須藤俊一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(川瀬浩二) お答えいたします。 被害状況につきましては、現在
のところは水田とか稲作、そういったところが多いです。あとは一部畑ですね。5月頃に入る、7月頃にはジャガイモ畑とかそういったもの
の被害が出ております。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) ちなみに養豚業者は1件で、今、お問合せが1件だということでございますけれども、豚肉は非常に安価でおいしく、私も大好きでございますけれども、将来にわたって棚倉町
の産物として有効に活用できる可能性
を秘めているというふうに私は思っているので、非常に養豚業者がもし1件
のその方が棚倉町に事業
を起こすということになれば、できる限り
のサポート
をしてあげて、そして育てていければなというふうに思います。 県
の獣医師も現在90
人で、毎年募集してもなかなか獣医師
の資格
を持った職員が応募しないということらしい
のでございまして、そういったことになれば、町
の獣医師がいつも常駐して、そこに相談に乗ってあげられるような環境づくりが必要な
のかなというふうに私は思っております。 それと、イノシシ
の捕獲に対して、何地区か相馬
のほうで警備会社がやっているというふうなこと
を伺いましたけれども、掛川市などでは、業者が委託
を受けて捕獲するということになったそうでございます。聞くところによりますと、なかなか猟銃
の資格
を取る
のも難しいような状況になっている中で、今現在、18名とおっしゃいましたけれども、この方々が本当に世
のため
人のため、農家
のためにイノシシ
を駆逐するということ
を本当に大事にしているとともに、この
人たちが集合してグループ
を作って企業に発展するであるとか、そういうことも視野に入れながら、次
の世代に向けて、これは恐らくコロナもそうですけれども、イノシシもずっと人間とイノシシ
の戦いになるというふうに私は思っているので、イノシシは一説によると天敵はいないということでございますので、小さいときは猛禽類が食べるということでございますけれども、一度に5頭も6頭も育っているわけですから、人間は本当に、人間が駆逐して、そういった農業
の被害
を抑えるということがずっと行政
のテーマになっていくというふうに思いますので、できれば産業として、企業として、こういったイノシシ
を駆逐する企業が棚倉町に生まれて、棚倉町
の農業
の安全
を守ると、そういうことも視野に入れながら企業
を育てていくという、こういう考え方も必要な
のではないかなというふうに思いますけれども、これについてはどうでしょうか。
○議長(須藤俊一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(川瀬浩二) お答えいたします。 現在、実施隊
の下に捕獲隊というものが組織されまして、それが先ほど町長答弁にありましたように18名組織でございます。 今
のところ、捕獲隊
のほうで捕獲
のほう
をしておりますので、企業委託とか、そういったことは考えておりません。将来的にはどうなるか分からないですけれども、現在
のところは考えておりません。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) 以上で、2問目
を終わります。 3問目でございます。 自然災害が各地で多くで発生する時代について。 昨年、台風19号でも郊外で道路、電気、水道が寸断され、社会的インフラが重要な
のはもちろんですが、特に気温が高いときや低いときは電気
の寸断は生命
を維持する
のに大事で、そのためにも発電と蓄電は、新たな災害時に大きな役割
を担う設備だというふうに思っているところでございます。 各家庭に蓄電設備に国・県
の補助はある
のか。また、将来
の見通しはいかがでしょうか。 町単独
の助成はいかがでしょうか。 以上2点、よろしくお願い申し上げます。
○議長(須藤俊一) 町長。 〔町長 湯座一平 登壇〕
◎町長(湯座一平) ただいま
の自然災害が各地で多く発生する時代についてでありますが、まず各家庭
の蓄電設備
の国・県
の助成につきましては、国
の助成としては災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金、さらにネット・ゼロ・エネルギー・ハウス補助金等
の補助制度がありますが、来年度以降については未定と
のことであります。 また、県
の助成につきましては、福島県住宅用太陽光発電設備等補助金で蓄電池
を併設し、電力
を自家消費する方
を対象とした補助制度があり、来年度以降も継続される見込みであります。 次に、町単独
の蓄電設備
の助成につきましては、現在
のところ考えておりません。 以上で、答弁といたします。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) 太陽光と蓄電
のセット
の設備については、私が議員になって、ずっと何回も質問しているわけでして、5年前はちょっと早いかなというふうに思ってもいましたけれども、今現在は、電力
の固定価格買取り制度がそろそろ終わるということでして、42円から、東北電力については買取価格が9円ぐらいになってしまうんじゃないかと。約6分の1になってしまうということで、せっかくこういった自然から得られるエネルギー
の政策がこれで頓挫してしまうような懸念があるというふうに私は思っております。 しかも私たちが買い取っている電気は30円でございますから、蓄電池
を導入すれば、9円で売電じゃなくて、30円分に変換するということになるというふうに思います。一時
の蓄電池
の性能よりはるかに最近
の蓄電池は小型、それから性能もアップしてございまして、非常にそろそろ有効な
のではないかなというふうにして、また私は再度質問したわけでございます。 太陽ソーラー
のパネルが恐らく20年程度
の寿命、それからパワコンというんですか、発生した電気
を変換して売電するその装置が太陽熱は10年から15年、しかも金額が20万円から30万円ぐらいになるということでございますので、新たにパワコン
を、蓄電ハイブリット型パワコンに変換すると100万円から140万円ぐらい、これは定価格でございますので、交渉によってはもっと下がる可能性があるということでございますので、私はこれからいろんなこと
を考えて、先ほども町長がおっしゃいましたように、棚倉町
を先進的で住みよい、しかも環境
のことも考えた非常にいい町だというふうな宣伝になるためにも、金額は多少であっても、こういったところにお金
を使っていく、投資
をしていく、住民に還元していくという
のは非常に必要なことな
のではないかなと思っているんですけれども、これについていかがでしょうか。
○議長(須藤俊一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(川瀬浩二) お答えいたします。 まず、町
の前に県
のほう
の助成、現在行っておりますので、1キロワットアワー当たり4万円という蓄電
の装置もございますので、その辺
の活用
を町としては進めていきたいと考えております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
菊池忠二議員。
◆5番(菊池忠二) 私が計算したところ、太陽光パネルと蓄電用
のパワコン
を入れるとなると、大体300万円ぐらいになるかなというふうに思っているんですね。私が一番心配している
のは、実は今
の太陽光パネルが寿命が尽きて処分にどのくらいかかる
のかと、これが非常に私は問題でして、聞くところによると、この産業廃棄物
を扱っている
のは国内でも一、二業者しかないというふうなことでございますので、これはもし最初に太陽光パネル
を設置した方が徐々に徐々に交換されたり、設置
を取ったりとかということになれば、産業として新たにそういった会社が生まれてくるというふうに思います。そうすると、また安価になるというふうには思っておりますけれども、将来
のことも考えて、ぜひ蓄電池
のハイブリットパワコン
を含めた、こういったセットで
の導入
を促進するために、棚倉町は原発
の、最近
の新聞で、市町村で原発で出た汚水といいますか、トリチウム
の取れないその水
を海洋放出な
のか、海に蒸発させる
のかなんていうこと
を断固反対するなんていう議会もあるように聞きますけれども、私はこういうこと
を言う
のであれば、施策として、私たち
の町はこういうふうな、原発に依存
をしない、なるべく依存
を上げない、そういう施策
を講じながらそういうものには反対しますよという。さっきも申し上げたようにやっぱりセットだと思いますね。 やりたいことだけやる、言いたいことだけやるというんではなしに、責任もそこに伴うというところでございますから、ぜひこの太陽光発電と、もしかすると風力発電、家庭用
の小さい
のがこれから出てまいりますから、風力発電
の場合は昼夜
を問わず発電して、それ
を蓄電するということにもなりますので、こういったことも視野に入れながら、ぜひご検討いただいて、この我が棚倉町が本当に魅力的なまちになるように一つ一つ、関心
を持って、そして私たちもこのまちづくりに貢献してまいりたいというふうに思います。 私たち
の任期は3年でございますので、4年間町長とおつきあいできるかどうか分かりませんけれども、取りあえず3年間は皆とともに一緒になって、この棚倉町、東白川郡で一番だという町
を目指して、ぜひ施策
を講じていただきたいというふうに思います。 以上で、私
の質問
を終わります。
○議長(須藤俊一) 順位2番、5番、
菊池忠二議員の質問
を終わります。
---------------------------------------
△
古市泰久議員
○議長(須藤俊一) 順位3番、10番、
古市泰久議員、登壇願います。 なお、ここで
古市泰久議員に申し上げます。一般質問
の途中で昼食
のため、質問が一時中断となりますので、あらかじめご了承願います。
古市泰久議員。 〔10番
古市泰久議員 登壇〕
◆10番(古市泰久) 議席番号10番、古市泰久であります。
新型コロナウイルス感染拡大
の影響で苦境に陥っている事業者
の方々、さらには職場
を失ったり、ひとり親家庭など、比較的収入が少ない家庭
の方々、感染
の確率が高い職場で働く方々、その他多く
の影響
を受けておられる方々、それら
の方々
を支援するために、国は117兆円規模
の第2次補正予算
を決定したところであります。市町村には2兆円
の地方創生臨時交付金を盛り込みました。当棚倉町にも
新型コロナウイルス感染症対応
の地方創生臨時交付金として3億3,116万円が交付されたところであります。 感染予防対策や地域経済活性対策事業費が計上された補正予算が昨日、可決決定されたところであります。今後、感染症対策に万全
を期すとともに、有効な経済活動が展開されますこと
を切に要望、切望するものであります。 さて、本日
の質問は3問であります。 質問通告に基づきまして順次質問
をいたします。 1問目は、コロナ禍に対する対応と対策であります。 主な要旨といたしまして、現在までに町内で発生したコロナ感染者
の経緯と2次感染等
の対応についてお伺い
をいたします。 次に、飲食応援クーポン券
の利用状況と経済効果についてであります。 次に、第2弾
の経済効果対策として、町民一律5万円程度
の商品券
を発行してはどうかということであります。 次に、棚倉中学校
の修学旅行と遠足
の実施は、いささか熟慮
をするべきだった
のではなかろうかと思っておりますが、見解
をおただしいたします。 次に、保育園
の保育士や幼稚園教諭に対する慰労金
を支給する考えがあるか、お伺い
をいたします。 以上、5点、ご答弁願います。
○議長(須藤俊一) 町長。 〔町長 湯座一平 登壇〕
◎町長(湯座一平) 順位3番、10番、
古市泰久議員の一般質問にお答え
をいたします。 ただいま
のコロナ禍に対する対応と対策についてでありますが、まず、町内感染者
の経緯と2次感染
の対応につきましては、町内における
新型コロナウイルス感染者は8月に4名
の感染者が確認
をされましたが、9月14日現在、全員が退院
をしております。 また、2次感染
の対応につきましては、感染症法に基づき、保健所が濃厚接触者
を特定し、
PCR検査等
を行い、陰性であった濃厚接触者に対し、14日間
の健康観察と自宅待機
を行う体制となっております。 次に、飲食応援クーポン券につきましては、まず、利用状況については、令和2年9月17日現在で交付枚数2万7,740枚、金額にすると1,387万円
のうち、利用枚数は1万5,261枚、金額にすると763万500円であり、利用率は55%であります。経済効果については、町内飲食店
のうち73事業所が取扱い事業所として登録
をし、多く
の町民
の方に利用していただいていることから経済効果はあるものと考えております。 次に、町民一律5万円程度
の商品券
の発行につきましては、現在
のところ考えてはおりません。 以上で、答弁といたしますが、棚倉中学校
の修学旅行と遠足
の実施、保育士や幼稚園教諭に対する慰労金
の支給については教育長が答弁
をいたします。
○議長(須藤俊一) 教育長。 〔教育長 松本市郎 登壇〕
◎教育長(松本市郎) ただいま
の棚倉中学校
の修学旅行と遠足
の実施につきましては、実施に当たっては文部科学省から発出されております
新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル、学校
の新しい生活様式に基づき実施しているところであり、実施に当たっては旅行先
の感染状況等について十分に確認
を行い、熟慮
を重ね、実施
の判断
をし、きめ細やかな感染症対策
を講じながら実施したところであります。 次に、保育士や幼稚園教諭に対する慰労金
の支給につきましては、支給する考えはありません。 以上で、答弁といたします。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) 町長
のご答弁
をいただきましたが、クーポン券
の利用
の数字が出てまいりました。甚だ恐縮ですが、担当課長
のほうからもう一度教えていただきたいんですが。
○議長(須藤俊一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(川瀬浩二) お答えいたします。 利用券につきましては先ほど町長答弁がありましたけれども、交付枚数につきましては2万7,740枚、金額にしますと1,387万円、利用枚数につきましては1万5,261枚、金額にしますと763万500円ということでございます。利用率は55%ということでございます。 以上です。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) どうも恐縮でございました。 先ほど、菊池議員
のほうから、飲食
のクーポン券
の事業に対して高く評価するというようなお話がありましたが、実は私はこの事業については、そんなにと言ったら失礼ですが、6月
の補正が出てきた段階で、どうして1,000円だけな
のと。これでは本当に経済効果があるんだろうかと。これは飲食店
の方々が客
の減少によって収入が減少している。それがどれほど
の、どれだけ
の手助け
をする効果がある
のかなということで、そんな感じ
をしておりました。 それで、現在というか、22日まででしたか、利用率が55%であるということ
のご答弁でございましたが、何で55%、約半分しか利用していないんでしょうか。どのようにそれ
を捉えているんでしょうか、お伺い
をいたします。
○議長(須藤俊一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(川瀬浩二) お答えいたします。 確かに9月17日現在、利用率55%ですけれども、この利用期日が9月30日までとなっておりますので、10月になりますと換金で引換券ができますので、これ以上、利用率は上がるものと予測しております。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) 夕刊等で期日までに利用してくださいなんていう広告が出ていたようですから、当然、そういうふうなことで利用率は上がることはあると思いますが、経済効果的には1,300万円プラスアルファ、いわゆる1,000円
の500円券2枚で1,300円
のもの
を食べたと。300円
のプラスアルファ
の経済効果がついてくるという勘定になりますが、それにしても、いかほど
の経済効果が見込めるかというふうな、私は果たして飲食店
の皆さん
のため
の事業としては、いささか規模的に小さかったんじゃないかなと、そんなこと
を思っておりますが、この件につきましては町長、いかがでしょうかね。
○議長(須藤俊一) 町長。
◎町長(湯座一平) このコロナ禍
の中で外出
をしない、控えるというようなことがありましたから、そういった意味でも安全な安心なところに行って食べてくださいねというふうな意味でクーポン券
の発行
をしました。 経済効果については、先ほど、300円という話がありましたが、そのクーポン券自体がお店にとっては経済効果があるんだろうと思いますし、話
を聞くと、もちろんその分だけではなくて、それ以上に子供さん
を連れていった、孫
を連れていったということで多く食べてきたよというお話も聞きますので、それら
の効果はあった
のかなというふうに思っております。 ただ、今、議員おただし
のとおり、1
人当たり1,000円という
のがよかった
のかどうかということについては、今後、この利用率等
の結果が出てきた後にでもきちんと検証
をしていきたいと思っております。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) 昨日
の補正
の中で、いろいろな経済対策あるいは感染対策
の手
を打ってきたようでございますが、感染対策に関する経費として一律1万円、これは消毒用
の手
を洗うとか消毒する消毒液とかあるいはマスクとか、そういうもの
を買ってくださいよと、そういうふうなこと
をうたって、ご
説明の中にもありましたが、これは現金支給だと思うんですよね。マスクは十分にあるよと、消毒液は十分あるよと、そのほか感染対策等々
の買物についてはそろっていますよということになれば、思惑どおり
の用途が発生しない場合もあるだろうし、現実的に何に使ったんだか、それ
を証明することができないということ等もあるわけですが、その辺
のところはコロナ対策と銘打って行われる一律1万円
の支給についてはどのようにお考えでしょうか、お伺い
をいたします。
○議長(須藤俊一) 総務課長。
◎総務課長(小林弘) お答えしたいと思います。 ただいま議員おただし
のとおり、感染予防対策、さらには地域経済対策、そういったものも含めた形で
の支給
を考えたところでございます。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) 今回
の対策は貴重な2兆円
の中
の3億3,000万円ということでございますので、十分なコロナ対策
の感染対策、さらには経済効果が出るよう極力
のご指導とご施行
をお願い申し上げたいと切にお願い
をする次第でございます。万全
を期していただきたいと、こういうことでございます。 次に、中学校
の修学旅行でございますが、文科省
の基準にのっとって云々という答弁がございましたね。実は全国的に見て修学旅行
を中止
をし、別な校内で
の授業に転換したというような学校が数多くあるわけでございまして、その学校が何でそうした
のか。やはり結果として2日になりますか、3日に出発して5日に修学旅行から戻ったということでございますが、結果、感染症は発症しなかったということなんでしょうが、これは発生しなかったからよしとする
のでは私はないと思っております。 やはり3日間、他県に行って、なおかつ2つ
の県にまたがるという宿泊
を伴った研修
の旅でありますから、十分に感染があるものという想定
の中で、やはり物事
を考えるべきだった
のではない
のかなという
のが私
の見解です。 そのときにご父兄
の方々とか学校関係者も運営に関わる方々と
のご意見等々も集約しているんでしょうか。して
の実行だったんでしょうか。
○議長(須藤俊一)
子ども教育課長。
◎
子ども教育課長(渡辺守) 修学旅行
の実施に当たりましては、先ほど申しましたとおり、学校
の新しい生活様式に基づきまして、感染対策
を十分に行うという前提
の下で実施しております。 保護者等々
の関係につきましては、まず当初、修学旅行につきましては東京、それから神奈川
を予定しておりましたが、現地
の感染状況等
を勘案しまして、その後、何度か行き先
を変更しております。それらにつきましてはPTA、役員会等で承諾
を得ながら、3密
を避けるために保護者会は行わずに保護者とは文書でやり取り
をしながら、保護者
の承諾
を得て実施
をしたということであります。 以上です。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) 十分な保護者、それら
の方々と
の調整
を取って
の実施だったというご答弁と理解いたしますが、だからそれは責任転嫁。もし発生したときには、保護者
の承諾
を取ったからいいよというようなものではなかったんじゃなかろうかと、そういうことで気にしているんですよ。発症しなかったから結果よしではないんだ。あくまでも発症があるものだという想定
の中で
の実施ということであってほしかったなと。であるべきだったなと。 事実、全国
の中では中止
をして、別
の授業に展開しているという高校はあるわけです。先ほども言ったとおり。その辺
のところも熟慮
を願いたかったなと、そんな感じ
をしております。 次に、保育士、幼稚園教諭
の慰労金
の給付について考えないということでしたが、そういう答弁が返ってくるものだという想定はしておった質問だったわけですが、実は全国保育協議会
の調査によりますと、コロナ
の対応が続く中で、保育士
の約9割が3密が避けられず、子供や保育者に感染リスクがあること
をストレス
の要因として掲げているという。当然、幼稚園もその例外ではないというような調査結果が発表になっております。 実は今回
の国
の補正予算
の中に、いわゆるコロナ
の感染に非常に危険な場所で働いておられる医療関係従事者
の方々、さらには福祉関係で働いている方々、あるいは3密や接触する、病原体
を持っている
人たちと
の接触、十分に危険性がある中で日夜働いている、我々
のためにご尽力いただいているというふうなことで慰労金という予算
をつけて、これ
を第2次補正
の中できちっとそういう対応
を取ったわけであります。 なぜ幼稚園と保育園に関わった方と申しますと、いわゆる医療関係や福祉関係に従事する方々と同じように毎日、子供たちが通ってきて、果たしてその家庭が感染者が発症しているかもしれない。2次感染
の可能性もあると、そういう中で介護士
の半分は、いわゆる介護して、それは学校主体にですね。 そういうような意味で非常にやっぱり危険性
を伴う……
○議長(須藤俊一) 質問
の途中でありますが、昼食
の時間でありますが、古市議員
の一番目
の質問が終わるまで会議
を続けたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する
人あり〕
○議長(須藤俊一) 異議なしと認めます。 このまま会議
を続けます。 古市議員、質問
を続けてください。
◆10番(古市泰久) というようなことで、それはやはり子供たち
を育み、肌
を触れ合って仕事に対応する、そういう使命感から醸し出すことがなければきちっとした用向きが果たし得ないんだと、そういうところに関わっている職種である保育士と幼稚園教諭に対してやはり慰労金
を給付
をしてはどうかと。事実、全国
の市町村
の中でその対応
を既に行っている、実施しているところがあるわけでございます。このことについていかがでしょうか。もう一回見解がお変わりでしたら、ご答弁いただければありがたい。
○議長(須藤俊一)
子ども教育課長。
◎
子ども教育課長(渡辺守) 慰労金につきましては、国
の新しい施策
の中で出てきたり、県
のほう
の施策
のほうで出てきたり、そういった場合には当然、我々も検討していきたいと思います。 以上です。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) ぜひとも、できれば町単独でもそういうような動きがあれば、働く方々はさらに馬力かかるんじゃなかろうかと、そんな感じ
をしておりますが、早急な対応
をお願い
を、対応ができれば非常によろしい
のではなかろうかと、こんなところでございます。 以上で1問目
の質問
を終わります。
○議長(須藤俊一) ここで一般質問
の途中でありますが、午後1時5分まで休憩といたします。
△休憩 午後零時05分
△再開 午後1時05分
○議長(須藤俊一) 休憩前に引き続き再開します。
古市泰久議員、一般質問
を続けてください。
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) 2問目
の質問に移ります。 歴史的風致維持向上計画に基づく方針についてお伺い
をいたします。 この計画は、去る6月24日に国より認定
を受けましたが、実は本当
の話ですが、平成27年3月
の定例会
の一般質問で、歴史まちづくり法に基づく風致維持向上計画
の認定申請
をしてはいかがかという私
の提案が事
の始まりであります。どのような事業が活用できるか、調査研究していきたという
のが、当時湯座町長
の答弁でありました。それから約2年半後
の平成29年2月1日に、策定計画
の第1回目
の庁内研修が開催されたわけであります。2年半
の経緯
を経て、このたび認定
の運びになったわけであります。私が一般質問
をしてから5年
の歳月
を要したわけであります。このたび
の国
の認定は、私にとりましても、思い入れ
の深いものがあります。町長並びに策定に当たられた職員
の皆様に、深甚なる敬意
を表するものであります。 さて、本日
の質問でありますが、まず最初に、歴史的建造物保存計画及び整備計画
の策定に向けて
の取組についてお伺い
をいたします。 次に、歴史建造物周辺整備
の具体的な考え方について。 次に、景観計画及び景観条例
の時期はいつか、この時期について。 次に、観光事業と
の整合性について。 次に、歴史的風致
の重点地区における各種施策について。 次に、計画
を遂行する上で、上位計画
の関連性において
の問題点はないか。 以上、6点ご答弁願います。
○議長(須藤俊一) 町長。 〔町長 湯座一平 登壇〕
◎町長(湯座一平) ただいま
の歴史的風致維持向上計画に基づく方針についてでありますが、まず、歴史的建造物保存計画及び整備計画
の策定につきましては、歴史的建造物
のうち、国や県及び町
の指定文化財については、所有者などと協議しながら、適切な保存と効果的な活用
を行うため、必要に応じ、保存計画及び整備計画
の策定
を検討してまいります。 次に、歴史的建造物周辺整備につきましては、棚倉城跡周辺においては、棚倉城跡周辺道路整備事業、棚倉城跡観光拠点施設整備事業、さらに、棚倉城下道路整備事業などであります。 また、馬場都々古別神社においては、門前環境整備事業として、一
の鳥居と二
の鳥居間
の道路等
の整備、交流・憩い
の場としても活用可能な施設
の整備
を図り、良好な市街地環境
の維持向上に努めてまいります。 次に、景観計画、景観条例
の制定時期についてでありますが、福島県景観条例及び福島県景観計画により、景観
の保全
を図っており、町独自
の景観計画
の策定及び景観条例
の制定時期については定めておりませんが、歴史的風致維持向上計画が、本年6月に国
の認定
を受け、また、棚倉城跡については、昨年2月に国
の史跡として指定
をされております。 このような状況
を踏まえ、本町
の良好な景観
の維持、形成に向けて、町独自
の計画
の策定、条例制定について検討してまいりたいと考えております。 次に、観光振興事業と
の整合性につきましては、東北
の小京都たなぐらとして進めてきた観光振興
を踏襲しつつ、町
の魅力
をさらに発信し、交流人口
の増加
を図り、町全体
の活性化
を図ってまいりたいと考えております。 次に、重点地区における各種施策につきましては、主に歴史的建造物
の保存・整備に関する施策や、歴史的建造物周辺
の環境整備に関する施策、さらには、歴史的風致
を生かした観光振興に関する施策などに取り組んでまいります。 次に、上位計画や関係計画と
の関連性につきましては、上位計画である第6次棚倉町振興計画
を基本とし、棚倉町歴史文化基本構想など
の関連計画と連携や調整
を図りながら策定
をしており、国
の審査
を受け認定
をされておりますので、現段階で問題点はないものと考えております。 以上で、答弁といたします。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) 実は平成31年に国
の史跡に制定された棚倉城跡
の保存活用計画並びに整備計画
の策定については、この計画書
の中にも明記はされておりますが、令和元年、去年から令和5年まで
の間に作成、策定
をするとうたってあります。この進捗
の状況について、1年半という期間でございますが、どの分で
の作成
の中で
のどの辺まで
の進捗状況か、お伺い
をいたします。
○議長(須藤俊一) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(鈴木英作) お答えします。 ただいま
の棚倉城跡保存活用計画
の進捗状況についてでございますが、昨年度は、業者に委託しまして、植栽調査、状況調査
のほう
をしました。また、年末からなんですが、アンケート調査
を実施しておりまして、コロナ関係もありましたが、今年度に集約等
を完了しておりますので、あと、内部的な調整会議等も開く予定でございますので、そちら
を開きまして、素案
をある程度固めましたら、ある程度この議員
の方々
のご意見
を伺うような機会も設けてはおきたなと思っております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) そういうことであるということでは、順調に計画が進んでいるということであろうと思いますが、実は、これお伺い
をいたしますが、この城跡と
のこの活用計画が策定された
のでなければ、いわゆる今回
の風致維持向上計画
の中でうたっております、この重点地区として
の、町長答弁にもありましたが、城跡周辺並びに城下
の道路整備事業、これ
を先行していくんだということでありましたが、これは、城跡
の活用計画並びに整備計画が完了された平成6年以降でなければ、この整合性
を取るためにも先行的な道路整備というものはどうな
のかなという感じはしていますが、その辺
のところはいかがでしょうか。お伺いいたします。
○議長(須藤俊一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木隆) ただいま
のご質問にお答え
をしたいと思います。 城跡周辺等、城下
の道路整備関係でございますが、こちらにつきましては、棚倉城
の国指定史跡
の区域からは外れておりますので、実際には、先行すればできないことはない事業ではございます。しかしながら、やっぱり城跡が核となりますので、整備計画ができないと、道路
の整備
の内容とか、そういうようなものも併せて、一体的に景観等保ちながら考えていきたいというような考え
を持っておりますので、整備計画に併せて、こうして国
のほう
の要望関係等
の事務等については進めてまいりたいというような考え
を持っています。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) 都市計画
のいわゆるマスタープラン
の中で、重点的にうたっております
のは、城跡周辺における公園
の整備、それ
をして、観光と
の事業に結びつけていくんだという文言がございますが、これら
の関係と
の関連性はいかがでしょうか。
○議長(須藤俊一) 整備課長。
◎整備課長(近藤徳夫) ただいま
のご質問にお答えしたいと思います。 マスタープランにつきましては、申し訳ありませんが、歴まち計画
の策定以前
の内容になりますので、今回それら
の公園
の整備という
のは、一体的な話で
の中になりますので、今回この歴まち計画
の中で、この中で許される限り
の整備
のほう
を進められればと思っております。ですので、最終的には先ほど申し上げました、保存計画
の中で
の整備になるかと思います。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) 次に、実はこの城跡西南部に残されております外堀跡
の石垣
の件でございますが、先
の東日本大震災において、石垣が崩落いたしました。非常に危険な状態でありますが、もう10年になろうとしているこのうち、いまだ手つかず
の状態になっております。城跡周辺整備計画として
の計画としては入っているんでしょうか、お伺い
をいたします。
○議長(須藤俊一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木隆) ただいま
のご質問にお答え
をしたいと思います。 石垣
の関係でございますが、そちらにつきましては、棚倉城
の国指定史跡
の指定
を受けました区域
の中でございますので、今回
の風致維持向上計画
の中
の計画には含まれておりません。 以上です。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) そうしますと、いわゆる城跡
の活用整備計画
の中で、どのように捉えられてやろうとしていっているわけですか。
○議長(須藤俊一) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(鈴木英作) お答えします。 棚倉町棚倉城保存活用計画ですが、棚倉城は国史跡として指定された大きな要因となりますので、当然大きな守るべき資産として
の位置づけはしなくてはならないと思います。ただ、その手法につきましては、今後、どういった手法
をするかについて、保存活用計画
の中で、現在議論しているところであります。 以上です。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) これは、早急に、本当は6年まで待てないんですよ。これは棚倉中学校と
の隣接しているわけで、非常に危険度
を伴っております。この9年間半
の中で、何事もなかったからこのまま見過ごすわけにはいかない案件であります。ぜひともこの件については、計画
の中で、十分な対応
をお取りいただけるよう、切にご提言
をいたしておきたいと思います。 次に、長久寺山門として残る二の丸南門が、これ今回
の風致地区
の重点地区外でありましょうか。歴史風致形成建造物であると思われますが、本計画においては、どのような立ち位置になっておるかお伺い
をいたします。
○議長(須藤俊一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木隆) ただいま
のご質問にお答え
をしたいと思います。 長久寺につきましては、重点区域
の中に位置されているお寺でございます。今回
の長久寺
の位置づけということでございますが、計画書
の中におきましては、国とか県とか町
の指定は受けておりませんが、重要な文化財ということで考えておりまして、歴史的な建造物として
の価値が十分にあるということで考えております。 この風致計画につきましては、まず、風致という
のも法律で定められておりまして、地域における歴史及び伝統
を反映した人々
の活動と、その活動がうかがわれる歴史上価値
の高い建造物とが一体となって、市街地
を含めて良好な市街地
の景観
を形成していく地区ということでうたわれております。 今回
の長久寺につきましては、伝統的な人々
の活動と
の関わりが薄いということから、今回風致地区
の中
の建造物としては捉えられなかったというような経過がございますが、いずれにいたしましても、歴史的形成建造物でございますので、今後指定
をしながら、保存させていただくような方向で考えていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) 次に、馬場神社における重点地区
の整備計画等でございますが、私はここ何十年も気になっております
のは、外
の鳥居第一
の鳥居から正面第二
の鳥居、境内に至るまで
の景観
を見ますと、まず目に入ってきます
のは電柱と電線であります。これがまさにこの風致地区
の景観
を損なっているこのものほかにならないと、そんな感じ
の長い間思っておるんですが、今回
の計画
の中で、この電柱
の撤去並びに電線
の埋設というんでしょうか、そういう計画という
のが入ってくるんでしょうか。
○議長(須藤俊一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木隆) ただいま
のご質問にお答え
をしたいと思います。 こちら
の門前整備事業につきましても、国
の社会資本整備総合交付金
を活用して、整備
を進める事業ではございますが、その中身は、電柱
の地中化というような明言もございます。しかしながらあの区間が、果たしてあの短い区間
の中で地中化ができる
のかとか、いろいろな問題も出てきておりますが、現在
のところはその地中化
の計画は、この計画書
の中には入ってはございません。 以上です。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) 次にですねえ、確認するという段階で、今できたばかりなんで、細かい計画は、しかる後
の計画
の中で策定されるものと思いますので、大ざっぱに大枠
の中で聞いておりますので、次
の質問に移ります。 この重点地区内
の未指定歴史的風致形成建造物、このことについては、先ほど町長答弁
の中にも若干出てまいりましたが、この価値ある古民家、いわゆる民有、一般
人が所有しているものが多くなるかとは思うんですが、この価値というものは、やはり長い時代
の流れ
の人間が、人々が生活
を営んできた本当に貴重なる古民家であり、重要な建造物であると認識
をしております。実は私
の家も古民家
の一つでありましたが、交通事故であの家
の外観
を守ることができませんでした。非常に責任
を感じておりますが、現代そのように該当する個人所有
の方々に対して、手厚い保護、助成措置
をしなければ、この貴い建造物が守られていかないんじゃないかと危惧
を感じております。このことについては、どのように計画
の中に盛り込まれるということになりましょうか、お尋ね
をいたします。
○議長(須藤俊一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木隆) ただいま
のご質問にお答え
をしたいと思います。 指定
をされていない重要な建造物
の関係でございますが、歴史的風致形成建造物
の指定ということで、この計画書
の中で方針が定まっております。そうした中において、おおむね50年程度経過しているもので、価値がある建築物につきましては、重要歴史的風致形成建造物として指定
をしまして、その後支援
をしていくというような内容
の計画書になってございます。この指定
をすることによりまして、国
の補助であります社会資本整備総合交付金
を活用しまして、補助金
をいただきながら支援
をしていきたいというふうに考えておりますので、当然
のことながら、今後補助金交付要綱など
を作成しながら、支援に当たっていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) 時間もなくて次
の質問もあるんですが、最後に一つだけ町長にお伺い
をいたします。 この歴史まちづくり法によるこの計画
の認定でございますが、最終的には、歴史と観光というものはいかにかみ合って、そして、最終目的はいかな経済効果
をもたらしていくかということが大きな眼目だと思っておりますが、この件につきまして、町長ご存念
をお聞かせください。
○議長(須藤俊一) 町長。
◎町長(湯座一平) 今回
の歴史的風致維持向上計画が認定になったということは、これら
の棚倉町にある歴史的建造物、さらには、それに伴う伝統芸能等々が、国からお墨つき
をいただいたということであります。これについては、棚倉町全体として、すばらしい価値があるんだということ
を再認識した上で、それ
を大切に保存すると同時に、活用していくということ
を皆でその気持ち
を醸成する、さらには、そういった策
を実行していくということが必要であろうというふうには思っています。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) 以上で第2問目質問
を終わります。 次に、3問目
の質問に移ります。 まず、弓道場
の建設計画について
のおただしであります。 町営弓道場建設につきましては、再三にわたり質問
を重ねてまいりました。しかしながらそのたびに、調査研究すると
のご答弁
を重ねていただいております。調査研究すると
の答弁で終始するばかりでありまして、一向にその後
の調査研究
の様子がうかがえません。本当に調査研究は進んでいる
のかな、甚だ恐縮でございますが、いささか疑義
の面すらいださかざる
を得ない状況であります。現在まで調査研究はどこまで進んでいる
のか、改めてお伺い
をいたします。さらに、隣接する浅川町、白河市、旧東村に公営
の弓道場があって、城下町である棚倉町になぜ弓道場がない
のか、その主な訳は何な
のか、併せてお伺い
をいたします。
○議長(須藤俊一) 教育長。 〔教育長 松本市郎 登壇〕
◎教育長(松本市郎) ただいま
の町営弓道場
の建設計画についてでありますが、まず、調査研究はどこまで進んでいる
のかにつきましては、新たに整備する場合
の施設
の規模や、整備に要する費用及び施設整備後
の維持管理費等について、昨年度から本年度にかけて、弓道施設
のある近隣市町村
の状況
を調査しております。 また、整備
をする場合
の財源についても、現状では有利な補助金等は見つかっておりませんが、今後も引き続き調査してまいります。 なお、現段階では、新たに弓道場
を整備することは難しい状況ではありますが、現在、棚倉弓道会に活用
をいただいておりますルネサンス棚倉施設内にある、既存
の弓道施設
の競技環境
を向上させる手法についても、併せて検討
を進めているところであります。 次に、棚倉町に弓道場がないこと
の主な理由はにつきましては、これまで競技人口が拡大せず、弓道競技
の普及振興が進まなかったことが要因だと思われます。 以上で、答弁といたします。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) 弓道
の人口が進んでいない、進まなかったということは、弓道人口が少ないから弓道場
を造らない的なやに聞こえます。実は違うんですよ。弓道場がないんだから、弓道
をする場所がないから
人が集まってこないんですよ。その現状として、現在棚倉弓道会に、その所属
をせず、直接、浅川や旧東村
の弓道会に入会
をして、棚倉
を素通りしているメンバー
を何
人も私は承知
をいたしております。なおかつ、棚倉弓道会に入会
をするんですが、露天
の中でさらさら雨にさらされて、大事な弓道
の道具
を雨ざらしにするということは、弓という
のは竹と木で構成されているんですよ。なおかつ、弦
を引っ張る、これゆがけというんですが、これは鹿
の革
をなめした繊細なものであります。したがって、雨や風や湿気や乾燥に非常に弱いんです。だから誰も来なくなってしまうんですよ。棚倉弓道会に入会する
人がいなくなってしまう、入会しても離れてしまうという
のが現実なんです。教育長、考え違い
をしておるんですよ。そこ
のところ、ひとつ十分に課長も研究
をなされて、この対応
をしていただきたいと、こういう考え方も、取りあえず頭
の中から取っていただきたいという
のが、一つ
のお願いであります。 現在
の弓道会、棚倉町
の弓道会において、前会長
の坂本会長は、日本弓道連盟
の認定
の上級指導者
の資格
を有しております。なおかつメンバー
の中に、3段、4段、5段という、段位
をお持ち
の方が十二分におるわけです、数多くいるわけです。弓道場ができても、メンバーが、会員が増えても、その指導体制は、指導技術は十分に整っておるわけであります。棚倉町城下町で、福島県で棚倉町だけなんていうようなことがあって、誰が歴史的風致地区
の問題
を捉えることになります、それ
を一つ
の風致的な附属
の施設であると私は思っておりますが、この点につきまして、どのようなご見解
をお持ちでしょうか、お伺い
をいたします。
○議長(須藤俊一) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(鈴木英作) お答えします。 議員おただしにありますとおり、棚倉弓道会
の活動等についても、ある程度把握させていただいております。ルネサンス棚倉
の部分について検討
を進めているようなご答弁先ほどさせていただきましたが、現実的に競技人口は確かに、競技人口だけ
の要因ではありません。新規でつくられない
のは競技人口だけではなくて、補助金
の要因とか、そういった要因も重なっておりまして、そういった機運とかそういったタイミングもその要因
の一つでありまして、なかなか整備できない実態において、できる限り
の支援
をしていきたいというような考え方
を持っておりますので、そういった考え方でご理解
をいただければと思います。 以上です。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) 先々月
の月例射会
の折でありましたが、棚倉弓道会が創立20周年
を迎えた記念すべき今年でありまして、私も道場に参っておりますと、会員
の手作り
の看板が小さな木
の手作り
の看板ですよ、これ
をルネサンス
の倉庫
の壁
のところに掲げまして、20周年
の記念
のお写真
を撮っておるところでありました。これは当時参加された会員
の皆様
の切なる願いが込められております。きちっとした弓道場ができたら、再びみんな
の手で、この新しい弓道場
の玄関脇に、この小さな思い
のこもった看板
をまた再び掲げましょうという、切なる思いであると私は感じました。前向きに棚倉
人として、城下
人として、古武道弓道に関わる仲間
のこの思い
を達成させていただきたいんですよ。そうしたら、日々、日常、弓道
の道具
を持った若い
人たちが、練習
のために通う姿が見られると思うんですが、そういうイメージ
を増幅していただいて、この活動に、この活動というか、町営
の弓道場
の建設について、教育長、町長、いま一度考え
をお直しになって取り組んでいただきたい、このことについていかがでしょうか。町長一言ご答弁願います。弓道場
のメンバー
の方々も、本日、道場に参っております。よろしくお願いいたします。
○議長(須藤俊一) 町長。
◎町長(湯座一平) 弓道
をなされている方、棚倉弓道会
の皆さん
の弓道場建設という思いは何度も伺っておりますので、分かっております。いろんな手法は、先ほど各担当課長から答弁しましたが、なるべく皆さんが活用できるような方法
を考えていきたいなと思っております。
○議長(須藤俊一)
古市泰久議員。
◆10番(古市泰久) 町長
の力強いご答弁
をいただきまして、さぞ弓道会
の皆様
の心
をなで下ろしているというところだと思います。今後ますます
の研究
を重ね、そして、財源
を確保し、必ずや天下に名だたる棚倉町町営弓道場
の建設
をご提案
を申し上げまして、私
の全質問
を終わります。
○議長(須藤俊一) 順位3番、10番、
古市泰久議員の質問
を終わります。 ここで1時50分まで休憩といたします。
△休憩 午後1時40分
△再開 午後1時50分
○議長(須藤俊一) 休憩前に引き続き再開します。 一般質問
を行います。
---------------------------------------
△
藤田智之議員
○議長(須藤俊一) 順位4番、11番、
藤田智之議員登壇願います。
藤田智之議員。 〔11番
藤田智之議員 登壇〕
◆11番(藤田智之) 順位4番、議席番号11番、藤田智之です。 通告に従いまして、5点ほど質問
をさせていただきたいと思います。 まず、
新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応ですが、ほか
の同僚議員が何点かやられておりますので、大分重なる部分があるかと思いますが、改めてお聞き
をしたいと思います。 当町でも感染者が発生し、今後も終息が見えない中、多く
の課題にどのように取り組む
のか。発熱外来
の設置はどのようになっている
のか、今後
の見通しと、それまで
の対応
を、町民へ
の情報提供など
をお聞きしたいと思います。 また、感染者や飲食店
の情報など、風評被害が発生しております。これに対して
の対策
をお聞きしたいと思います。 また、ほか
の自治体
の取組で参考になるものは積極的に取り入れてはどうか。これは前回も申し上げました。また、その中で、例えば町出身
の学生や子育て世代などへ
の給付等ということで、今回
の会議で提案がありまして、相当程度取り組んでいただいた中でありますが、改めてお聞き
をしたいと思います。 また、症状が重なる
インフルエンザの予防接種
を推進すべきでないか。これも前回から申し上げておりまして、10月から接種ができるというふうにも答弁
をいただいておりますが、重ねてお聞き
をしたいと思います。 国
のほうでGoToトラベルキャンペーンは始まっておりますし、今後GoToイートなどが始められると聞いております。これ
を推進、できれば上乗せして利用されてはどうか、考え
を伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(須藤俊一) 町長。 〔町長 湯座一平 登壇〕
◎町長(湯座一平) 順位4番、11番、
藤田智之議員の一般質問にお答え
をいたします。 ただいま
の新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応はについてでありますが、まず、発熱外来
の設置と今後
の見通しにつきましては、東白川郡内へ
の設置に向け、
東白川地方町村会で協議
を進めており、8月31日に、東白川郡医師会及び
塙厚生病院へ、地域外来・検査センター
の設置に関する要望書
を提出したところであります。今後も引き続き、県と連携
を図りながら、設置及び体制整備に向けて、調整
を図ってまいりたいと考えております。 また、それまで
の対応につきましては、従来どおり、発熱など
の体調
の異常
を感じたときには、まず、
かかりつけ医療機関、または帰国者・
接触者相談センターへ電話連絡
をして、指示に従い、受診
をしていただくこととなります。 なお、町民
の皆様へ
の情報提供につきましては、これからも随時行ってまいりたいと考えております。 次に、感染者や飲食店など
の風評被害につきましては、感染者やその関係者に対する誤解や偏見に基づく差別や誹謗中傷は行わないように、町長メッセージ等でお願い
をしてまいりました。 県においては、人権が脅かされる事例が見られることから、
新型コロナウイルスに関連する誹謗中傷等被害相談窓口
を設置
をしたところであります。 次に、他
の自治体
の取組で参考になるものはにつきましては、
新型コロナウイルス対応は、各自治体が状況に応じ、感染防止対策や地域経済活性化対策など
を行っております。本町におきましても、他自治体
の取組
を注視しながら、全庁的に検討
を重ね、特に効果的で、今後必要と思われる事業
を計上
をしたところであります。 まず、6月
の補正予算においては、高校生以下
の子供
を対象とした、たなぐらっこ応援給付金
を計上し、9月18日をもって給付
を終了したところであります。 また、親元
を離れ生活する学生
を支援するため
の5万円
の給付金や、国
の特別定額給付金
の基準日以降に出生した新生児へ
の10万円
の給付金なども、今回
の補正予算に計上
をしたところであります。 次に、症状が重なる
インフルエンザの予防接種
の推進につきましては、順位1番、4番
藤田光子議員に答弁
をしたとおりであります。 次に、GoToキャンペーンにつきましては、国内における観光など、疲弊した景気・経済
を喚起させること
を目的とした国
の経済政策でありますので、町としましても、
新型コロナウイルス感染症感染拡大
の状況
を注視しながら、新しい生活様式
の中で推進
をしてまいりたいと考えております。 さらに、県で実施
をした福島県観光周遊宿泊支援対策事業として、県内宿泊施設へ
の宿泊者に対し、1
人1,000円相当
の宿泊者特典クーポン
を配布する事業にも積極的に取り組み、地域経済
の活性化
を図ったところであります。 また、上乗せ支援については、町では、
新型コロナウイルス感染症に関連して各種支援
を行っておりますので、GoToキャンペーンに係る上乗せ支援は、現在
のところ考えておりません。 以上で、答弁といたします。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 発熱外来センターも当初から取り組まれてきて、白河でも、最近では須賀川でもつくられたというふうに聞いております。東白川郡で中核となる
塙厚生病院もある中、各町
のお医者さん方も、それなりにいらっしゃる中、なぜ棚倉町で発熱外来ができない
のか、その理由という
のは何なんでしょうか、分析されている範囲でお答え
をいただきたいと思います。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 ただいま
のご質問ですけれども、まず、
新型コロナウイルスにつきましては、棚倉町だけ
の問題ではなく、広域的な問題というふうに考えておりますので、総合病院であります
塙厚生病院等に、核としまして、ただいま地域外来検査センター
のほう
を要望しているところでございます。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 今お聞きしたい
のは、実際に、去年までは
インフルエンザ、風邪等で熱が出れば、近く
のかかりつけ、もしくは開業されている病院に行って診ていただいて、
インフルエンザの検査なんかはすぐできる状態にありますから、薬
をいただいたりして通って治療
をしていたというが、今年は、例えば高熱が出た場合、病院には来ないでくれという対応なんですね、取りあえずね。これは熱
を出された方々、特にお子さんなんか
を抱えていらっしゃれば、ご家庭でも本当にどうしていいか分からないでしょうし、実際に病院
のほうでも、熱が出て来られてしまったときには、対応する
のも大変だと思うので、本当に、発熱外来もしくは発熱した方に、一元的に取り組んでいただける、外来とは言いませんけれども、窓口がないと、事実上どこかに電話して何とかしなさいというふうにしか聞こえないんですよね。当然対応
をできるだけ早く進めていただきたいというふうに思うんですが、まず、なぜ、話がこんなにも進まない
のか、費用
の問題な
のか、何がネックになっている
のか
を、当然相手があることですから、いろんな考え方があるんでしょうから、担当課で分析されている要因として、何がネックになっている
のか、お聞かせ
をいただきたいという質問であります。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 先ほど
の町長
の答弁
のとおり、8月31日に、東白川郡医師会
のほう、または
塙厚生病院のほうに提出したばかりでございます。現在、
塙厚生病院等でも検討しているというところで伺っておりますので、いましばらく時間がかかるというふうに考えております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) じゃ、いつできるんだというふうな質問
をしても、なかなか難しい
のは分かっております。ですから、現在これまで交渉されてきた中で、何がネックになるというふうに分析されている
のかということ
をお聞きしたいんですよね。費用な
のか、人的な問題な
のか、それとも、組織的に誰が受けるとかそういう問題が難しい
のか、これ白河地区でも須賀川でも、現時点対応されているわけですから、なぜ東白川郡で発熱外来がこんなにも進まない状況にある
のか、その分析はされているんでしょうか。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 現在、開設日であるとか開設期間、診療時期と、細かい点について、協議
をしているところでございます。そのネックとなっているものが、金額な
のかどうかという
のは、私ども
のほうでは把握しておりませんが、ただいま8月31日
の日に要望したところでございますので、今、検討している最中ということでご理解いただきたいというふうに考えております。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) ちょっと答えとしては残念かなというふうに思います。当然交渉されて、できるだけ早い時期に、発熱外来
を設置するという目標でおられるんであれば、当然先方とも、なぜできない
のか、何がネックになっている
のかという点
を明確にして対応
を進めなければ、本当にいつになったら先が見える
のか分からない状況になりかねないと思いますので、ぜひ何がネックになっていて、どうすればできる
のかという視点
を持って、取り組んでいただきたいなというふうに思います。 それから、誰でも明日でもなりかねない病気ですので、本当に、この場合に、ここに電話すれば、取りあえず相談
を受けていただけるというような窓口
を、ぜひ町でつくっていただきたいなというふうに思う
のですが、いかがでしょうか。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 現在、東白川郡内
の医療機関等では、発熱した際には、まず
かかりつけの医院に電話
をしていただいて、それで医師
の診断
の下、対処していただくような形で整っておりますので、もし皆様方
のほうで
かかりつけの医院があれば、まずは電話
をして、そこで相談していただいて、診察
を受けていただくという流れになっておりますので、その点につきましては、皆さんにまだまだ周知が足りないようであれば、これからも町民に対して、周知してまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之)
ホームページ等でも、いろいろな情報
を出されているということで、まずは町
のホームページですぐにコロナ情報という
のが出てきます。しかし残念ながら、そこ
の一番先に出てくる
のは、熱
を出した後
の対応ではないんですね。現在
の発熱した状況だとか、当然その情報も大切だと思いますけれども、まず熱
を出されたときに、ここに電話
をすればいろんな相談
を受けてくれるというふうな、窓口というか対応もぜひ欲しいなというふうに思います。
かかりつけ医と言われて、ぱっと出るご家庭ばかりではないと思います。実際に近く
の病院に、そんなに持病でもない限り、毎回毎回通っているという方ばかりではないでしょうから、
かかりつけ医と言われても、どこに行っていい
のか分からないという方が多いと思います。ぜひ町
のホームページ
の一番先に、コロナ情報
の、熱が出たときにはここに、例えば、町
の担当課でも、電話
をいただければ直接ご相談申し上げますよとか、そういったことも必要ではないかなというふうに思う
のですが、いかがでしょうか。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 議員おただし
のとおり、もしそのような形で、見やすい情報等
を提供できるように、これからは周知してまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 感染者、それから飲食店などに対する情報というかデマに近いものもかなりあるというふうに聞いております。実際私も、あの店でこの店で、しかもそこで何か具合が悪くなって吐いただとか、よくよく聞いていると、全くそんな事実はないということで、飲食店さんによっては、自ら広告等
を出されて、そういう事実はありませんということに取り組まれた例もあるというふうに聞いておりますし、実際にかかった方も、家庭環境、親族まで、それから勤め先まで、本当かうそか、よくもまあ調べるもんだなというぐらい調べてこられて、デマが出ております。そういった中で、町長もいろんな声明
を出されて、当然
のことだと思うんですが、そこで、先ほど
菊池忠二議員からもありましたが、白河
のように、条例まで行かなくても、やはりそういった誹謗中傷だったり、場合によっては、これ、もう名誉棄損だったり、限度
を過ぎれば営業妨害も犯罪にまでなるんだといったようなもの
を、町としても、ぜひ声明としても出されてはいかがかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 先ほど
の町長
の答弁
の中にもありましたように、現在、県
のほうで、そういった中傷問題等相談問題窓口
を設置しております。 例えば会員制交流サイト
の書き込み
の削除方法といった問題ですとか、あとは県警など、悪質なものにつきましては県警など
の関係機関
を紹介して、法的な措置
を含めたかきわたしもするということ
を聞いておりますので、そちら
のほう利用できますよう、町民に対しまして、周知してまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之)
地方創生臨時交付金ということで、様々な事業
をやられているというふうに思う
のですが、これについては、今現在使える金額で、どのくらい余裕というか使える金額がある
のか、現状どのようになっている
のか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(須藤俊一) 総務課長。
◎総務課長(小林弘)
新型コロナウイルス感染症対応
地方創生臨時交付金につきましては、昨日
の補正予算に計上した3億3,116万円が、1次分、2次分
の交付限度額というようなことで、目いっぱい出している状況でございます。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) そうしますと、今
のところは、今回議決した以上
の予算措置という
のは、現在
のところでは難しいという理解でよろしいんでしょうか。
○議長(須藤俊一) 総務課長。
◎総務課長(小林弘) お答えしたいと思います。
臨時交付金につきましては、2次分まで
の配分につきましては予算化したところでございますが、あくまでも予算でございますので、今後、事業
の進捗状況によりましては、個別事業
の中で
の加減という
のが出てくる
のかなというふうに考えております。 それから、今後
の新型コロナウイルスの感染状況によりましては、単費
を使うというような考え方もございます。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 町出身
の学生5万円ということで、本当にありがたい制度だなというふうに思うんですが、ここで、教育長にぜひお聞き
をしたい
のは、奨学金、ぜひこれ、今
の制度
を拡充していただけないかなというふうに思うんですね。町
の奨学金、なかなか使われない理由
の一つに、ほか
の奨学金と重ねて使えないということがあるかと思います。実際に本当に困窮されている方は、ほか
の奨学金使っていると思うんですね。ですから、ほか
の奨学金
を使っている方が、町
の奨学金
を使えないという
のではなくて、ぜひ重ねて使えるようなご検討
をお願いしたいと思いますし、また、特に一時金という
のですか、本当に入学金だったり、引っ越しだったりということで、いきなりまとまって何十万か必要になるという
のが、実際に皆さんお子さん
を学校に出された、高校、大学、短大、専門学校、皆さん同じだと思いますが、そういったことが想定されるので、せっかくある奨学金
の制度ですから、特にコロナ
の大変な状況
の中で、ぜひ今言った2点、ほか
の奨学金と同じく並行して使えるようにすることと、月々幾らという
のではなくて、まとまって借りることができるようなことという
のはご検討いただきたいんですが、いかがでしょうか。
○議長(須藤俊一)
子ども教育課長。
◎
子ども教育課長(渡辺守) コロナ禍
の中で、教育ということも大変かと思います。 そういう事情
を十分考慮しまして、貸付け
の方法については検討したいと思います。ただ、貸付けしますと、必ず返済ということがありますので、その点についても十分考えなければならないと思います。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) ぜひご検討いただきたいと思います。 ぜひばらまきではなくて、本当に困っている方にピンポイント、ピンポイントは難しいんでしょうけれども、本当に困っている方々に支援が届くように、お願い
をしたいというふうに思います。 それから、コロナでいろんな行事が中止になりまして、町内
の6月にクリーンアップ作戦がほとんど中止になった影響で、やられている自治会なんかもあるんでしょうが、私
の近所でも草がぼうぼうになっております。これについては、どうなんでしょうか、自治会に、このクリーンアップでやらなかった分
の草刈り、整備等
をお願いする
のか、こういうご時世ですので、ある程度町
のほうは、あまりにひどいところに関しては、草刈り等
をやる考えがある
のか、それについてはどんなお考えでしょうか。
○議長(須藤俊一) 住民課長。
◎住民課長(原博行) ただいま
のご質問にお答えします。 今年度
のクリーンアップ作戦につきましては、ご承知
のとおり、新型コロナ
の感染拡大ということで中止
をさせていただきました。ただ、行政区においては、草刈りのみならず、空き缶であったりとか、そういったもの
を独自で行っているところもあります。そういったことについては、町
のほうでごみ袋
を出したりということ
をしております。基本的には、土地
の管理という
のは所有者になるかと思いますので、基本的には所有者
の方と県
のほうで対応していただきたいと考えております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 当然私有地であれば、所有者が管理する
のは当たり前だと思います。具体的には道路ですね、本当に半年放置すると、こんなになる
のかというぐらい高い雑草が伸びていて、防犯上もあまりよろしくないんではないかと言われるところも何箇所か見受けられます。例えば、私
のすぐ近所
のあきやま歯科医院
の反対側
のところ、本当に背丈ぐらい
の雑草が伸びておりまして、これは町道で歩道になっているかと思います。そういったところについてはいかがなんでしょうか。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員に申し上げます。 多分他
の自治体
の取組で参考になるものだと通告してありますが、これに関連する質問かとは思いますが、なるべく通告に基づいた関連する質問
を続けてくださるよう希望します。
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) コロナ
の影響で出ているもので、ほか
の自治体でもやられていることなので、あえてお聞き
をしているので、そんなに答えられないことではないかと思いますが、そういったことであれば、後で個別にお聞き
をしたいというふうに思います。 例えば、町出身
の学生、県内自治体でも帰省なかなかできないということで、
PCR検査を、自治体
の負担で受けさせてあげている自治体なんかもあります。本当に、東京、首都圏から帰ってこられない、どうして帰ってきたらいい
のかというふうな話も聞きますので、こういったことについては、取り組まれるお考えという
のはないんでしょうか。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 現在
のところ、都市部にいらっしゃる学生さんに対するPCR
の検査
の補助については考えておりません。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 今、考えていらっしゃると聞いたことと、聞き取れなかったんですが、考えていないということなんですか。先程、菊池議員
の質問でも、2万円とか2万5,000円
の検査料がかかる。一般的に症状
の出ていない方は、本当に現状、どこで検査
をしていい
のか分からない状況だと思います。実際は棚倉町でも、首都圏から学生が帰ってきたいんだけれども、どうしていい
のか分からないという話も聞きますが、それに対して
の対応という
のは考えられないんでしょうか。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 先ほど
菊池忠二議員のほうにお答えしたとおり、現在、町に対する
PCR検査の補助は行う予定はございません。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) たくさん通告しておりますので、第1点目につきましては、以上で終わりたいと思いますが、ぜひ、国や県
の判断
の下、やるしかない状況は分かりますが、ぜひやれることは積極的にお取組
をいただきたいと思います。 続きまして、自治会加入
の推進についてお伺い
をしたいと思います。 自治会(町内会)は、地域
の活性化や災害時
の対応などに大きな役割
を果たしますが、加入率
の低下などが懸念されております。不動産業者などと協力されてはいかがか。 現在
の加入率はどのようになっている
のか。住人登録と実際
の居住実態
の差などは把握されている
のか、賃貸住宅など
の加入
の状況は。 また、広報誌や行政文書などは十分に配布されている
のか。非加入者へ
の対応は。 3点目として、加入促進
のパンフレットや資料などはある
のか。 4点目として、不動産業者や賃貸経営者等と協定
を結んではどうかお伺い
をします。 よろしくお願いします。
○議長(須藤俊一) 町長。 〔町長 湯座一平 登壇〕
◎町長(湯座一平) ただいま
の自治会加入
の推進はについてでありますが、まず、加入率、居住実態などにつきましては、9月1日時点において3,572世帯が行政区へ加入
をしており、加入率は70.25%であります。住民登録と実際
の居住実態
の差については認識
をしておりますが、詳細につきましては把握
をしておりません。また、賃貸住宅など
の加入状況につきましても、把握はしておりません。 次に、文書
の配布、非加入者へ
の対応につきましては、現在、広報誌や行政文書
の配布は、行政区を通じて各世帯へ配布
をしております。 未加入世帯へ
の対応としましては、4月下旬に暮らし
のカレンダー、ごみ収集日程表
を郵送
をしており、広報誌等につきましても、町役場町民ホール、町内公共施設及び商業施設などに広報誌
を置き、誰もが手にすることができるような状態にしております。 また、町ホームページにおいても、広報誌、行政
の情報など
を掲載しているほか、防災行政無線で
の広報や、町内報道機関に情報
を提供するなど、様々な方法により情報
を発信
をしております。 次に、加入促進
のパンフレットや資料につきましては、パンフレット
の作成はしておりませんが、転入者等が窓口において、行政区へ
の加入案内に努めているところであります。 次に、不動産業者や賃貸
の経営者等と
の協定につきましては、現時点においては、具体的な協定については考えておりませんが、不動産業者や賃貸住宅
の所有者
の意向等
を確認しながら、加入促進につきましても、行政区長で組織
をしている行政区長連合会において、課題として情報
の共有
を図ってまいりたいと考えております。 以上で答弁といたします。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 賃貸住宅等、なかなか把握できないという
のもあるかと思うんですが、新築、分譲された住宅、棚倉町に相当数建っております。こういった方々については、以前お聞き
をしたときには、大体入っていただいているというふうなお答えいただきましたが、その後こういった新築住宅
の方々
の加入という
のは、把握されているんでしょうか。
○議長(須藤俊一) 総務課長。
◎総務課長(小林弘) 細かい把握につきましてはしておりませんが、基本的に、新築住宅が連なって役場
の周り
をご覧になっていただくと分かると思うんですが、何軒か
のミニ開発的なところにつきましては、ごみ
の集積、さらには学校へ
の集団登校、そういった中で、行政区へ
の加入
を進めているような状況であり、まずまず
の加入率というような状況であります。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 自治会によっては、加入時に負担が生じる自治会があるというふうに町内で聞いているんですが、そういった実態は把握されているんでしょうか。
○議長(須藤俊一) 総務課長。
◎総務課長(小林弘) お答えしたいと思います。 行政区につきましては、53行政区
の中で様々な形態
を催している状況でありますので、各行政区における負担というものは、詳細には把握しておりません。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 加入促進
のパンフレットや資料などはないということだったんですが、やはり転入地、住所
を移されたというときに、ぜひ加入
を勧めるようなチラシ、当然メリットもありますので、作られてはいかがかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○議長(須藤俊一) 総務課長。
◎総務課長(小林弘) お答えしたいと思います。 加入促進
のため
のパンフレットやチラシ等
の作成も重要なことだというふうに、私どもとしては認識しているところでございますが、今年度はご案内
のとおり、行政区長会議がコロナ
の影響で開催できなかったというような状況もございます。ついでですと、行政区長さんに加入促進
のお願い
をしたり、行政区長で組織する行政区長連合会、こんな中でも共通
の課題というようなことで、町と行政区長さんが、同じような課題
を認識するというようなこと
を図ってまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 実際
の住民登録と住まわれている方、特に賃貸
の住宅
の場合は、かなり差があるというふうな現状があると思います。そこで、自治体によっては、いわゆる不動産業者、アパート
の大家さんと協定
を結んで対応
をされているというふうな報道もあります。ぜひ棚倉町でも検討されてはいかがかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(須藤俊一) 総務課長。
◎総務課長(小林弘) お答えします。 本町におきましては、福島県
の宅建業協会と
包括協定
を結んでいるというような環境もございます。そういったことも含めまして、賃貸住宅
の所有者さん
の意向も踏まえながら、宅建業協会
の方、さらには不動産関係
の方と情報
を共有しながら、有効な手段
を考えてまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 実際に棚倉町に、例えばこれまでよそ
の地域で、仕事
の関係で賃貸でお住まいで戻ってこられた方々から聞くと、私、前住んでいた賃貸、アパートなどでは、ある程度
の町内会費取られていたよという話
をよく聞きます。実際、某新町地区で新しくできた賃貸住宅
のときには、当時
の区長さんが、建てられている方にお話
をして、フルセット
の加入でなくてもいいので、回覧板が回って、ごみ処理等
の、一応住んでいる義務
をそれなりに果たしていただくために、通常
の自治会員じゃなく、準会員的な加入
をお願い
をして入っていただいたという経緯もあります。ぜひそういったことも検討されてはいかがかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(須藤俊一) 総務課長。
◎総務課長(小林弘) 十分検討する価値はあると思いますが、行政区によりましては、それ
を嫌がる行政区という
のもございます。したがいまして、行政区
の中では、地域によっては、地域間
の問題
の捉え方という部分もございますので、そういった部分は行政区長さんと情報
を共有しながら、有効な手段
を考えてまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) あくまで、自治会、行政区
の問題だという
のが十分わかった上でお聞き
をしておりますけれども、本当に、災害時に住民票があるなしは関係なしに対応
をしなければならないと思います。ぜひご検討
をお願いしたいと思います。 以上で、2つ目
の質問
を終わります。 それでは、3点目
の質問に移ります。 ワーケーション
の推進について伺います。 この「ワーケーション」という
のは聞きなれない言葉ですが、旅行しながら働くという最新
の造語だというふうに聞いております。そこで、感染防止
の観点からも、テレワーク
の導入で、旅行
を楽しみながら働くワーケーションが注目され、地方移住や2地域居住につながると期待
をされております。町としてどのようにお考えか、伺いたいと思います。 1番目、県ではモデル事業
を進めると聞いておりますが、状況は。 2番目、当町
の優位性や活用可能な資源などはどのようになっている
のか、積極的に進める考えはあるか、また、県南地方として協力体制なども考えていかがか。 3点目として、ルネサンス棚倉
の活用
を検討されてはどうか。独自にキャンペーンなども計画されてはいかがか、伺いたいと思います。 また、ホームページ
のPRや、GoToトラベル
の利用も効果的というふうに思いますが、どのようにお考えか、お聞かせ
をいただきたいと思います。
○議長(須藤俊一) 町長。 〔町長 湯座一平 登壇〕
◎町長(湯座一平) ただいま
のワーケーション
の推進はについてでありますが、まず、県
のモデル事業
の状況につきましては、今年度に、新たな就業形態であるワーケーションに焦点
を当て、宿泊事業者と連携
をし、平日
の宿泊需要
の創出と、交流
のきっかけづくり
を目的とするワーケーション
を活用した観光支援事業
を委託
をして実施すると
のことであります。 その内容は、県内
の3地域
をモデル地域として選定
をし、モニターツアーとアンケート調査
を実施
をするものであり、県では、今後、その結果により、需要
を分析しながら、ワーケーション
を県内全域へ展開していくこと
を検討していると
のことであります。 次に、本町
の優位性や活用可能な資源などにつきましては、優位性としては、棚倉町歴史的風致維持向上計画が、今年度、県内で5番目となる国
の認定
を受けることができたことにより、豊かな自然と歴史、文化資源など、計画に掲げる歴史的風致
の魅力
を広く発信することができることなどと考えております。 可能な資源としては、既存
の宿泊施設や空き家
の活用、さらには、山本キャンプ場など
の活用も検討する資源であろうと考えております。 協力体制としては、今後、県が県内全域に展開していくことも検討していることから、県
の動向
を注視しながら、必要な場合には、県南地方と
の協力体制も視野に入れ、推進してまいりたいと考えております。 次に、ルネサンス棚倉
の活用などにつきましては、平成28年に地方創生加速化交付金
を活用し、コテージ
の2室
を改修しており、ワーケーションにも利用できる環境が整っております。そのため、魅力的な宿泊プランなど
を企画し、GoToトラベル
の活用
を見据え、検討
をしていると
のことであります。 次に、ホームページで
のPRなどにつきましては、県などと連携しながら、ワーケーション
を推進する体制や環境整備がされた場合には、ホームページなど
を活用しながら、広くPR
をしてまいりたいと考えております。 以上で、答弁といたします。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 新聞報道で、17日に、県
のテレワーク費用補助という制度が発表されました。長期コースと短期コースがあって、かなり
の費用、長期コース
の場合は1ケ月から3ケ月ということで30万円
を上限に、宿泊費や住居費、交通費
を4分の3
を補助する。短期
の場合は5泊6日までで、本県に滞在する場合1泊1万円
を上限に、対象経費
の10分の9
を支援する。かなり手厚い制度があるんですね。これは、本当に町としてこの制度
を利用して推進しようという考えがないと、なかなか棚倉町に来るような形にならない
のかなというふうに思うんですが、この制度、ぜひ利用していただきたいと思うんですが、どのようなお考えでしょうか。
○議長(須藤俊一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木隆) ただいま
のご質問にお答え
をしたいと思います。 県
のほうでは、議員おっしゃるとおり、体験支援補助金など創設しましてテレワーク、ワーケーションなど
を推進している体制
を取っておるところでございます。 本町としましても、ルネサンス棚倉
の宿泊施設という
のは検討されているということでございますので、今後、そのような形
の施設が整備された後に、推進してまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 当然、インターネット
の利用が十分にできないと、この対象にならないんですが、先ほど出たキャンプ場、こういったところでは、インターネット
の利用という
のは、特にワーケーションやるんであれば、良好な通信環境、具体的には光ファイバー等が完備されていないとできなというふうに思いますが、ルネサンスに関しては、容量
の問題があるにせよ、使えるというふうに聞いております。キャンプ場においてはどうなんでしょうか、インターネット環境という
のは十分なんでしょうか。
○議長(須藤俊一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木隆) ただいま
のご質問にお答え
をしたいと思います。 山本キャンプ場につきましては、光ファイバーなど
の環境が整っていない状況ではございます。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) ワーケーション
を推進するに当たって、一般的にZoomとか、そういう通信ソフト、会議
を見られるソフトがあるかと思いますが、特にコロナ禍、場合によっては役所内でもこういったことが必要になるかと思いまけれども、棚倉役場として、Zoom等
を使った会議と、会議
の導入というか、体験も含めて取り組まれているんでしょうか。という
のは、これに使ったことがないと、本当に具体的にどうな
のかという
のが分からないと思うので、実際に棚倉町で、役場としてはZoom等、取り組まれているんでしょうか。
○議長(須藤俊一)
子ども教育課長。
◎
子ども教育課長(渡辺守) 教育委員会におきましては、学校、それから、東京
の講師先生等々
のZoom
を使った会議等は実施しているところであります。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 教育長当局からご答弁ありましたが、町長部局等いかがでしょうか。
○議長(須藤俊一) 総務課長。
◎総務課長(小林弘) 実は庁舎内建物上
の構造上な
のか何か分からないんですが、電波がよくないところがございます。したがいまして、昨日補正予算
をいただいた空調設備、さらには電波等々
のリモート会議等に対応するため
の改修工事
を予定するところでございます。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) ワーケーション
の先にサテライトオフィス等
の設営に関しても、かなり
の補助が出るようであります。県内に本社や支社がない法人が対象ですけれども、改修、設備費用
の4分の3、上限500万円という制度も県
のほうで用意されているようでありますので、ぜひ企業誘致的な考え方で、サテライトオフィス等にも取り組んでいただきたいなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(須藤俊一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(川瀬浩二) お答えいたします。 それについても、今後ちょっと研究しまして、検討していきたいと考えております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 本当に積極的に取り組むかどうかで結果が変わってくる事業だと思います。ぜひお願い
をしたいと思います。 以上で、3点目
を終わります。 こちらも、先ほど同僚議員が聞いた
のと同じ質問になりますが、旧棚倉高校跡地
の利用についてお伺い
をします。 解体工事が進む校舎跡地
を、町としてはどのように考えている
のか。 県で
の利用
を期待できる
のか、具体的な情報などはある
のか、県
の動向などが遅滞なく把握できる
のか。 2番目として、県が自ら利用しない場合、どのような状況が予想される
のか、それに対する町
の対応などは検討している
のか。自らが取得する考えなどは最終的にある
のか。 3点目として、高校用地として町が以前、財政的な支援
をして、県
のほうにお渡し
をした経緯もあると聞いております。その内容、経過
を含めて、ぜひ、県と
の交渉
のときには、こういったことも含んで交渉すべきだと思いますが、いかがお考えでしょうか、よろしくお願いします。
○議長(須藤俊一) 町長。 〔町長 湯座一平 登壇〕
◎町長(湯座一平) ただいま
の旧棚倉高校跡地
の利用はについてでありますが、まず、県で
の利用や情報などにつきましては、福島県地域連携室と
の打合せにおいて、情報
の収集
を行っておりますが、現時点において、具体的な情報はありません。 次に、県が自ら利用しない場合などにつきましては、現在
のところ、教育委員会所管
の行政財産であり、また、県から払下げなど
の話もいただいておりませんので、これまでどおり、県営施設
の利活用地として計画していただけるよう、引き続き要望してまいりたいと考えております。 次に、高校用地として町が財政的な支援などにつきましては、昭和36年に、町が県に敷地
を寄附した経緯がありますが、交渉については、県より払下げ
の話
をいただいておりませんので、今後も県
の動向
を注視してまいりたいと考えております。 以上で答弁といたします。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 教育委員会所管
の行政財産ということで、そこから離れないと、その先に進まないという話は十分承知
をしております。ただ、教育委員会が所管されているということは、当然教育委員会部局
の中で
の利用
を考えている
のか、もしくは、もう1年後には解体されるわけですから、どのような考えがある
のか
を、遅滞なく情報が取れるというか、察知できるような体制という
のは取られているんでしょうか。これは、いざ普通財産に移って、いろんな計画が出てきた
のが後から聞くような状況では、ちょっと残念だと思うんですね。県
のほうと様々な対価あるかと思います。遅滞なく情報が取れるという状況であると理解してよろしいんでしょうか。
○議長(須藤俊一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木隆) ただいま
の質問にお答えしたいと思います。 県と
の情報
の関係だと思いますが、地域連携室
を活用して、それぞれお互いに情報
を共有しながら、県
のほうでも情報収集
をしていただけるということでありますので、遅滞なく情報
の交換ができるものと考えております。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) これは可能性、どのぐらいになるか分かりませんけども、普通財産として払下げ等が検討されれば、当然、町に一番先に話が来る状況も、どのぐらい
の確率かは分かりませんけども、想定されると思います。そのときに、どうこう考える
のではなくて、現時点から、もしそういうことがあれば、全部な
のか一部な
のか、町として利用する考えというものも、ぜひ今
のうちから検討していただきたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○議長(須藤俊一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木隆) ただいま
のご質問にお答え
をしたいと思います。 町長答弁にもありましたように、現在、県から
の払下げ
のお話も来ておりませんので、お話があれば、その段階において検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 今申し上げた
のは、話が来られないあれだけ
の土地が、現実に目
の前にあるわけですから、来たとき
を想定して、それなり
の検討
をすることも必要ではないかという質問であります。ぜひご検討いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(須藤俊一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木隆) ただいま
のご質問にお答
をしたいと思います。 施設
を管理しております教育庁
の施設財産室で、庁内
のほう
の利用状況につきましては、定期的に確認
をしているということで、こちら
のほうにも情報伝わっております。そうした中において、県
のほうで県営施設として、いろいろ検討していただいておりますし、町
のほうに払下げ
のお話も来ておりませんので、現在
のところ、払下げに伴う検討については、今
のところはしてないという考えでおります。 以上でございます。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) ぜひ、結果として、町民に理解、評価されるようなご対応
をお願
をしたいと思います。 以上で、4点目
の質問
を終わります。 最後に、ひきこもりへ
の支援についてお伺い
をしたいと思います。 様々な背景や理由があり、対応が非常に難しい問題ですが、当事者にとっては、切実な問題であります。8050問題等
の用語も出ております。こういったひきこもりへ
の支援
をどのように考える
のか。 1番目として、町内で
の実態把握はされている
のか、これまで
の対応は。相談窓口や支援体制、実績などはあるか。 2番目として、国や県など
の支援対策はあるか、町として相談や自立支援に取り組む考えはあるか。連携できる組織などはある
のか。 3番目として、原因
の一つと言われる就職氷河期世代へ
の支援などは考えられないか、お伺い
をしたいと思います。
○議長(須藤俊一) 町長。 〔町長 湯座一平 登壇〕
◎町長(湯座一平) ただいま
のひきこもりへ
の支援についてでありますが、まずひきこもり
の実態把握と対応につきましては、町内において、家庭内に引きこもっている方々
の数については把握
をしておりませんが、ひきこもり
の対策として、就労
の意欲
を高め、社会的な自立
をさせること
を目的とした、委託事業
を実施
をしております。 次に、国や県
の支援対策につきましては、県において、ひきこもりに特化した専門的な相談窓口
を設置
をしており、支援対象者や支援者が孤立せずに、地域で支えていく仕組みづくりに取り組んでおります。 次に、就職氷河期世代へ
の支援につきましては、相談、教育訓練、就職まで
の切れ目
のない支援
を行うため、専門窓口であるハローワークや、地域若者サポートステーション、生活困窮者相談支援機関などが関係機関と連携しながら、個々人
の対応に合わせ、当事者に寄り添った支援
を実施
をしております。 以上で、答弁といたします。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 今ほど
のご答弁ですと、県など
の支援組織はあるけれども、町として
の対応
の窓口という
のはないというふうなご答弁でよろしいんでしょうか。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) ご質問にお答えしたいと思います。 町
の相談窓口としましては、福祉係
のほうで対応しております。また、ひきこもりにつきましては、デリケートな問題でありますので、なかなか相談
をしづらいという部分がありますので、国・県等
の施設と連携しながら対応してまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 対応するにしても、まず庁内で
の状況
の把握というものが、当然公表はできないでしょうけども、必要かなというふうには思いますが、把握されていないというようなご答弁だったと思います。今後、ぜひ把握だけはするべきだなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 先ほど町長答弁
のとおり、なかなかデリケートな問題でありまして、なかなか家族等でも、ひきこもり等
を教えるといいますか、話すことがなかなか難しいというふうに考えておりますので、そこにつきましては、難しいというふうに考えております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 本当に実際デリケートで難しい問題ですし、なかなか成功事例という
のがない事業だということも十分理解した上でお聞き
をしております。先ほど、5080問題と言いましたが、こういった5080問題
の可能性等は、把握されている
のでしょうか。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 8050
の関係でございますが、人数につきましては把握はしておりません。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 自治体によっては、社協
の中に
支援センターということで立ち上げて、触れられたくないというご家庭もあれば、やはり同じような悩み
を共有するご家庭といろんな相談ができて楽になったと、いろんなケースがあるかと思います。社協
の中に
支援センターをつくっている自治体
の数、すごくありますが、そういったことに取り組まれる考えという
のはないんでしょうか。
○議長(須藤俊一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(富岡浩一) お答えしたいと思います。 県
の社会福祉協議会
のほうで、生活自立
支援センターとか、旧藤田歯科医院
の跡、そちらにもありますので、そういったところ
を活用しながら、ひきこもり等
の対策について進めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(須藤俊一)
藤田智之議員。
◆11番(藤田智之) 本当に、課長
の声が小さくなるような微妙な問題だと思います。本当に、この問題
を抱えているご家庭にとっては、本当に切実な問題だと思いますし、時間がたてばたつほど、先ほど
の8050問題、これ80歳
の親が50代
の子供
のひきこもり
を面倒
を見ているという言葉なんですね。ですから、これ、あと本当に5年、10年たったら、親が面倒
を見切れなくなる、その後は本当どうなるんだろうというふうな、8050ですから、後がない状況があるかと思います。ぜひ当然表に出したくないということより、対応できるご家庭はいいんでしょうけれども、本当にどうにもならなくなってしまうご家庭も当然発生するかと思います。ぜひそういうことも見据えて、今後ご対応
をお考えいただきたいと思います。非常に難しい問題な
のは承知
の上でお願い
をしたいと思います。 以上で、質問
を終わります。
○議長(須藤俊一) 順位4番、11番、
藤田智之議員の質問
を終わります。 以上で、一般質問
を終わります。
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△散会
の宣告
○議長(須藤俊一) 本日
の日程は全て終了しました。 本日はこれにて散会します。 大変ご苦労さまでした。
△散会 午後2時47分...