棚倉町議会 2018-12-04
12月12日-01号
○議長(松本英一) 日程第5、付議議案に対する町長の説明を求めます。 町長。 〔町長 湯座一平 登壇〕
◎町長(湯座一平) 本日ここに、平成30年第4回
棚倉町議会定例会を開催するに当たり、年の瀬を迎え、お忙しい中ご出席を賜り、心より感謝を申し上げます。 議案の説明に先立ち、町政の状況についてご報告申し上げます。 まず、棚倉城跡についてでありますが、これまでの調査成果に基づき、歴史的な価値が認められ、去る11月16日に国の文化審議会から文部科学大臣に対して、国の史跡に指定するよう答申されました。今後は、告示後に国指定となる見込みであり、史跡の適正な保存に努めながら、活用についても検討してまいります。 また、去る11月10日から18日にかけて、町の
歴史的建造物八槻家住宅において、
国指定重要美術品の木造十一面観音立像をメーンに秋の文化財展を開催し、さらに、町の
観光拠点施設「こんこん」や八槻都々古別神社及び如意輪寺並びに山本不動尊の敷地においては、東北の小京都棚倉秋の大茶会を初め、大学生と
八槻地区住民の連携による
アート作品展及び地元町民による「だがしや楽校」もあわせて開催したところ、紅葉の季節との相乗効果により、多くの方々にご来場いただいたところであります。今後も、これらの拠点を活用した取り組みを進めてまいります。 次に、県の
地域創生総合支援事業補助金を活用し、去る11月4日に開催しました「わくわく
棚倉城食フェスタ」についてでありますが、装いも新たに「食」をテーマに掲げ、飲食ブースを充実させるとともに、地元特産品をPRする
ステージイベントや販売を行うなど、天候にも恵まれ、町内外から多くの皆様を迎えることができ、来場者数も1万人を超えるイベントになったところであります。 次に、去る9月19日より実施してまいりました本年産米の全量全袋検査の結果についてでありますが、11月26日時点で、棚倉町内外において、約13万5,000袋の検査が行われたところであり、全て測定下限値の25ベクレル未満でありました。引き続き、米の安全・安心対策に努めてまいります。 次に、ふくしま
森林再生事業についてでありますが、今年度から32年度までの3年間で約260ヘクタールの整備を計画しており、今年度については、約200ヘクタールの同意取得と森林整備の
測量設計業務を発注し、来年2月末を完了予定として事業を進めているところであります。 次に、本年度から取り組んでおります
福島再生加速化交付金を活用した
道路等側溝堆積物撤去処理支援事業についてでありますが、社川地区の堆積物調査が完了し、過日、
堆積物撤去業務の委託契約を締結いたしましたので、12月から撤去業務に着手し、来年3月を完了予定として事業を進めているところであります。 また、次年度に撤去業務を実施予定の高野、近津地区における
堆積物調査業務につきましても、過日、委託契約を締結し、調査業務に着手しましたので、関係する地域の皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。 さて、本定例会に提出いたします議案は、専決処分の報告2件、条例の一部改正に関する議案10件、平成30年度棚倉町一般会計及び特別会計並びに
上水道事業会計の補正予算に関する議案8件の総数20件であり、提出議案につきまして、その概要をご説明申し上げます。 まず、報告第4号、専決処分の報告についてでありますが、その内容は、去る4月13日に発生しました町有自動車の物損事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について専決処分しましたので、報告するものであります。 次に、報告第5号、専決処分の報告についてでありますが、その内容は、地方自治法の改正に伴い、福島県
総合事務組合規約の変更について専決処分しましたので、報告するものであります。 次に、議案第39号、平成30年度棚倉町
一般会計補正予算についてでありますが、主な内容は、歳入については、確定による普通交付税及び
財政調整基金繰入金や繰越金等の増額と、ふくしま
森林再生事業の確定見込みによる県補助金の減額等であり、歳出については、
ルネサンス棚倉に対する
指定管理委託料、
自立支援給付障害児通所支援事業費及び
農業施設災害復旧事業費等の
増額とふくしま森林再生事業の確定見込みによる減額などにより、全体では増額補正であります。 次に、議案第40号、平成30年度棚倉町
国民健康保険特別会計補正予算についてでありますが、主な内容は、職員の人事異動に伴う人事費等の増額補正であります。 次に、議案第41号、平成30年度棚倉町
介護保険特別会計補正予算についてでありますが、主な内容は、
地域密着型介護サービス給付費の減額と人件費及び
居宅介護住宅改修費や
特定入所者介護サービス給付費の増額などにより、全体では増額補正であります。 次に、議案第42号、平成30年度棚倉町
簡易水道事業特別会計補正予算についてでありますが、主な内容は、人件費及び各
施設電気使用料等の増額補正であります。 次に、議案第43号、平成30年度棚倉町
公共下水道事業特別会計補正予算についてでありますが、主な内容は、
浄化センター等電気使用料等の増額補正であります。 次に、議案第44号、平成30年度棚倉町
農業集落排水事業特別会計補正予算についてでありますが、主な内容は、
マンホール修繕費及び
汚泥収集運搬手数料の
実績見込み等による増額補正であります。 次に、議案第45号、平成30年度棚倉町
霊園整備事業特別会計補正予算についてでありますが、主な内容は、歳入につきましては、霊園施設の管理手数料と永代使用料の増額、歳出につきましては、
霊園管理運営基金への積立金等の増額補正であります。 次に、議案第46号、平成30年度棚倉町
上水道事業会計補正予算についてでありますが、主な内容は、収益的収入については、
消費税還付金の増額、収益的支出については、修繕費及び動力費の実績見込みによる増額補正、資本的収支については、配水管布設がえ工事による
起債対象事業費増に伴う企業債の増額補正等であります。 次に、議案第47号、議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例及び議案第48号、棚倉町長等の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、今年度の福島県人事委員会の報告及び勧告に基づく勤勉手当の改定に基づき、期末手当の支給月数を0.05月分引き上げる改正等をしようとするものであります。 次に、議案第49号、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、今年度の福島県人事委員会の報告及び勧告に基づき、給料表を平均0.1%引き上げ、勤勉手当の支給率を0.05月分引き上げる改正及び
通勤手当上限額の改正等をしようとするものであります。 次に、議案第50号、棚倉町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、今年度の福島県人事委員会の報告及び勧告に基づき、期末手当の支給月数を0.05月分引き上げる改正等をしようとするものであります。 次に、議案第51号、棚倉町職員の
自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、学校教育法の一部を改正する法律の改正に伴い、本条例の規定を整理しようとするものであります。 次に、議案第52号、棚倉町税条例の一部を改正する条例についてでありますが、固定資産税の
全期前納報奨金制度の廃止に伴い、所要の改正をしようとするものであります。 次に、議案第53号、棚倉町
ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、
児童扶養手当法及び福島県
ひとり親家庭医療費助成事業補助金交付要綱の改正により、支給制限に係る所得の算定基準日を改正しようとするものであります。 次に、議案第54号、棚倉町
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、議案第55号、棚倉町
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例及び議案第56号、棚倉町
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてでありますが、介護保険法及び厚生労働省令の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであります。 以上が、本定例会に提出いたしました議案の概要でありますが、詳細につきましては、それぞれ主管課長より説明させますので、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げ、提出議案の説明といたします。
○議長(松本英一) 以上で提案理由の説明を終わります。
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△動議の提出について 〔「議長、動議」と発言する人あり〕
○議長(松本英一)
須藤俊一議員。
◆7番(須藤俊一) 私は、松本議長の不信任案についての動議を提出いたします。 賛同議員は
佐藤喜一議員です。
○議長(松本英一) ただいま
須藤俊一議員より、
松本英一議長不信任案の動議が提出されました。 この動議は、棚倉町会議規則第16条の規定により所定の賛成者がおりますので、成立いたしました。
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△日程の追加について
○議長(松本英一) お諮りします。 この動議を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、この動議を日程に追加し、追加日程第1として、直ちに議題とすることに決定しました。 ここで
追加議事日程表を作成するため、暫時休憩いたします。
△休憩 午前10時24分
△再開 午前10時29分
○議長(松本英一) 休憩前に引き続き再開します。
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△追加日程第1
松本英一議長不信任案について
○議長(松本英一)
松本英一議長不信任案についてを議題とします。 この議題は、私の一身上の議案となりますので、地方自治法第117条の除斥の規定により議場を退席しますので、議長を副議長と交代します。 〔議長 松本英一 退席〕 〔議長、副議長と交代〕
○副議長(蛭田卓雄) それでは、議長が退席することになりましたので、地方自治法第106条第1項の規定により、副議長の私が議長の職務を行います。 それでは、
松本英一議長不信任案について、提出者の説明を求めます。
須藤俊一議員、登壇願います。 〔7番
須藤俊一議員 登壇〕
◆7番(須藤俊一)
松本英一議長不信任案の提出理由の説明をいたします。 平成30年9月19日、
町総合体育館において、棚倉町
老人クラブ主催の
クロリティー大会が開催されました。松本議長は大幅におくれ会場に到着、試合を中断し挨拶をされ、その挨拶の後、松本議長は、複数の会員のいる前で議会事務局へ連絡をとり、事務局でつくってもらった挨拶文の時間が間違っていたからおくれてしまったと電話をしたそうです。その話を聞いた方から大会当日の夕方に連絡があり、議長がおくれて来たことを聞きました。その話の内容は、事務局のミスで議長がおくれたみたいだから、須藤議員のほうから事務局に注意をしたほうがいいのではという内容でしたので、翌日、事務局に足を運び、内容を確認した結果、議長から電話をいただいた際に、挨拶文の時間が間違ったから開始時間におくれてしまったということでしたので、慌ててお渡しした挨拶文のデータを確認したら、間違っていなかったので、その旨を議長にはお伝えいたしましたと説明を受けました。 局長には、議長に渡した挨拶文を返却してもらい、確認すればと言いましたが、いまだに見せていただけません。松本議長は、本来、事務局とは私たち議員以上に二人三脚で業務を遂行しなければならないはずであるのに、その責任を事務局にすりつけました。責任転嫁することなど言語道断を通り越し、私には理解ができません。今回の私の動議の提出は、過去2回の無断欠席とは異なる大きな議長の資質を問わなければならない問題です。 11月8日の全員協議会において、この責任転嫁をしたことについてお聞きをしたところ、そんなことは言っていない、録音しているものや証拠を出せと発言されるなど、いまだに自分の間違いを認めず、事務局でも全協でも一言も謝罪のない状況であります。今、棚倉町議会、私たち議員がすべきことは、目的のない新しい議会制度の導入でも、委員会の設置でもなく、我々議員一人一人が資質を高め、町内外で失った棚倉町議会の信用を取り戻すことです。 松本議長は、たび重なる軽々な言動と、今回のどのようにわびても、この責任転嫁をしたことは、棚倉町議会議長としてのみならず、人としてあるまじき行為であり、速やかに議長を辞するよう求めるとともに、病気と闘いながら志半ばで逝去された前大椙議長の後、松本議長に投票、支えてきた議員各位にも、これでいいのか棚倉町議会と、良識ある判断を訴える動議であることを申し上げまして、松本議長不信任案の提出をいたします。
○副議長(蛭田卓雄) これで提出者の説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔発言する人なし〕
○副議長(蛭田卓雄) ないようですので、これで質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論ありませんか。 まず、本案に反対者の発言を許可します。
鈴木政夫議員。
◆11番(鈴木政夫) ただいま、突然、松本議長に対する不信任が動議として提出されました。その内容については、ただいま提出者から説明がありました。老人クラブの行事におくれて来たと。途中から挨拶をせざるを得なかった。しかもそのおくれた原因について、事務局との連絡が十分でなかったためにおくれてしまったみたいな発言があったというような内容かと思います。 もちろん、我々に余りわからないことでありますけれども、議長と事務局というのは、これは密接な関係にありますので、いずれにしても、議長もしかり、事務局もしかりでありますが、それぞれの責任を他に転嫁するというようなことはあってはならないことだというふうに思っております。その点については、十分反省すべき点は反省をしなければならないというふうに思っております。 しかしながら、それが不信任に値する事項なのかどうかという点については、全く私はそうは思っておりません。今回の件は、老人クラブという団体の行事をめぐっての問題でありますけれども、松本議長は、就任以来、町議会の議長として、その責務を果たしてきているというふうに思っております。特に、やはりこの地方政治を変えていく、住民本位の政治に変えていくために、議会の果たす役割が非常に重要だという、そういう観点に立ちまして、先ほど東白衛生組合の議会の報告等もございましたが、
東白衛生組合議会で初めて一般質問を導入して、組合の事業に対して議員の十分な質問を保障するという、そういう立場に立って議長が主導して実現を図ってまいりました。また、棚倉町議会においても、松本議長が果たしている役割というのは、私は非常に大きいんではないかなというふうに思っております。もちろん前議長、あるいは元議長もそれぞれ就任時において、それなりの努力と貢献はされてきたと思いますけれども、特に松本議長は、そういう意味では、前議長や元議長に負けず劣らず、この町議会を活性化していかなければならないという立場で、さまざまな取り組み、提案をし、執行してきております。したがって、老人クラブという、こういう団体における問題が今回あったからといって、私は松本議長を不信任にすべきだということは全くないと、このように考えております。 したがいまして、ただいまの提案には反対の立場を表明して、私の討論といたします。
○副議長(蛭田卓雄) 次に、本案に賛成の発言を許します。
和知良則議員。
◆12番(和知良則) 私は、
松本英一議長不信任案について、賛成の立場で討論を行います。 まず、松本英一議長は、平成29年5月25日より議長就任以来、約1年7ケ月の間に、平成29年10月12日の
東白衛生組合議会を無断欠席、ことし2月18日に行われた東白川郡新人インディアカ大会にも無断欠席し、さらには、ことし9月19日に開催されました棚倉町
老人クラブ主催の
クロリティー大会でも、届けることなく遅刻したと聞いております。 そのような経緯の中、インディアカ大会開会式での無断欠席について、全員協議会でその問題を問われ、議長みずからが非を認め、全て私が悪いのですと謝罪をしたところであります。その際、議員の中から、今後このような不祥事が起きたら議長職を辞職するぐらいの覚悟で臨んでほしいとの意見もあり、また、今ほども
鈴木政夫議員からも、今後絶対そういうことがないよう議長にも肝に銘じてやっていただきたいというような苦言を呈しました。その状況下での今回の
クロリティー大会での無届け遅刻であります。 先般行われました全員協議会の中で、これらについて問われると、自分の遅刻は認めつつも、公務といえばそれまでだが、案内が来ているわけです、私はお客さんなのです、お客さんが遅刻をして、何で文句を言われるんですかとの筋違いな開き直った発言をしたところであります。 さらに、ことしの8月23日に東白衛生組合の臨時会が開かれましたが、この会議には2名の無断欠席議員と1名の無届け遅刻議員がおります。本来であれば、その後の10月19日に行われました組合定例会において、議長よりその議員に対し、注意勧告を行わなければならないところ、衛生組合職員からは松本議長はそのような注意はしなかったと伺っております。つまり、議長は、みずからがそのような不祥事を行っているため、他の議員に注意を促すこともできないのが現状でございます。 鈴木議員が3月2日開催の全員協議会で発言されたことですが、昔は針の穴のような問題を大きい問題にして、よく騒いでいる議員がいたと話されていましたが、その言葉のとおり、常にその中心になっていたのが松本議長であり、過去の会議録にもありますが、その言葉のとおり、一言を間違えただけで正副議長を辞職に追いやりました事実もあります。しかし、自分の過ちは認めることもできず、過去は過去、今は今と開き直るこの現状は、議長としての資質を大きく欠くものであります。そのようなことから、健全な議会運営に戻すためには、議長みずからが職を引くことが最良の案と考え、ただいま提出されました議長不信任案の賛成討論といたします。
○副議長(蛭田卓雄) これで討論を終わります。 これより
松本英一議長不信任案を採決します。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。 本動議のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者5名、反対者6名〕
○副議長(蛭田卓雄) 起立少数であります。 よって、
松本英一議長不信任案は否決されました。 ここで議長の除斥を解きます。 〔議長 松本英一 入室〕
○副議長(蛭田卓雄) 松本英一議長に、ただいまの審査結果について申し上げます。 採決の結果は、
松本英一議長不信任案については、賛成少数で否決されました。 ここで議長交代のため、暫時休憩いたします。 〔副議長、議長と交代〕
△休憩 午前10時48分
△再開 午前10時50分
○議長(松本英一) 休憩前に引き続き再開します。
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△動議の提出について 〔「議長、動議」と発言する人あり〕
○議長(松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 私は、
藤田智之議員の
監査委員不信任案を提案します。 賛成は
近藤正光議員であります。
○議長(松本英一) ただいま
佐藤喜一議員より、
藤田智之議員の
監査委員不信任案の動議が提出されました。 この動議は、棚倉町会議規則第16条の規定により所定の賛成者がおりますので、成立しました。
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△日程の追加について
○議長(松本英一) お諮りします。 この動議を日程に追加し、追加日程第2として直ちに議題とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、この動議を日程に追加し、追加日程第2として、直ちに議題とすることに決定しました。 ここで
追加議事日程表を作成するため、暫時休憩します。
△休憩 午前10時51分
△再開 午前10時57分
○議長(松本英一) 休憩前に引き続き再開します。
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△追加日程第2
藤田智之議員の
監査委員不信任案について
○議長(松本英一) 追加日程第2、
藤田智之議員の
監査委員不信任案についてを議題とします。 ここで地方自治法第117条の規定により
藤田智之議員の除斥を求めます。 〔10番
藤田智之議員 退席〕
○議長(松本英一) それでは、
藤田智之議員の
監査委員不信任案について、提出者の説明を求めます。
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 提案理由を説明いたします。 平成30年10月24日より11月7日までの日程において、棚倉町の定期監査が実施されました。11月6日の監査において、午前9時の開始時刻になっても藤田智之監査委員は出席されず、事務局からの連絡により遅刻して出席しました。この間、担当の町職員は監査にならず待機しておりました。しかも、この日の監査日程は、本来ならば11月5日に実施される予定でしたが、藤田智之監査委員の自己都合により11月6日に変更した次第であります。それにもかかわらず、遅刻して関係者に迷惑をかけた次第であります。 私も平成24年1月より平成27年12月まで藤田徹郎代表監査委員と棚倉町監査委員を務めました。監査の職務を全うするため、常に緊張して職務についていたように記憶しております。監査の日程は年間スケジュールで決められており、自己都合で変更させ、なおかつ遅刻してくるなど、監査委員としての自覚が不足しております。今まで先輩議員が監査委員として選出され、責任を持って職務を全うして町発展に寄与してきました。 藤田智之監査委員の選出につきましては、全会一致で選出したと記憶しております。今回の定期監査に遅刻したことは、私たちの信頼を裏切ることでもあり、無視することはできません。 以上のことを理由として監査委員を辞任すべきと思い、
藤田智之議員の
監査委員不信任案を提案いたします。
○議長(松本英一) 提出者の説明を終わります。 これより質疑を行います。 質疑ありませんか。
鈴木政夫議員。
◆11番(鈴木政夫) ただいま提出された監査委員会時間を遅刻したという内容の報告がありましたが、この遅刻をした理由等々については、その後事務局ではどのように、監査委員の事務局です、ではどのように把握しているのか、お聞かせいただきたい。
○議長(松本英一) それでは、提出者に対する質疑ですので、提出者の意見を述べてください。
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 私はそこまで把握しておりませんので、事務局のほうで、わかる範囲で返答願いたいと思います。
○議長(松本英一) 事務局長。
◎
議会事務局長(小田貴史) それではお答えいたします。 時間になっても来られなかった理由につきましては、私のほうではお伺いをさせていただいておりません。ただ、こちらから時間近くになっても来られなかったので、連絡はさせていただきました。 以上でございます。
○議長(松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 事務局から連絡して確認したということは、監査委員は忘れていたと推測されるかと思います。
○議長(松本英一)
鈴木政夫議員。
◆11番(鈴木政夫) 普通、こういう場合、時間が決まっているのにもかかわらず欠席をした場合には、欠席ではなくて遅刻した理由について、理由によってはやむを得ない理由とかいろいろな理由があろうかと、忘れていたとか、単純なミスがあろうかと思いますが、これについては、誰も確認などはしなかったのですか。
○議長(松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 藤田智之監査委員は、郡の監査委員協議会の会長を経験した方でございますので、そこまで事務局のほうでなかなか回答を求めるのは、本人の自覚が必要ではないかと思っております。
○議長(松本英一) ほかに質疑ありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(松本英一) これで質疑を終わります。 ここで
藤田智之議員より、地方自治法第117条ただし書きの規定により発言をしたい旨の申し出がありました。 お諮りします。 発言の申し出に同意することにすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、
藤田智之議員の申し出に同意することに決定しました。 ここで
藤田智之議員の入場を許可します。 〔10番
藤田智之議員 入室〕
○議長(松本英一) ここで
藤田智之議員の発言を自席で許します。
藤田智之議員。
◆10番(藤田智之) 今ほど席を外しておりまして、どういったことが言われたのか、ちょっと聞こえなかったのですが、発言にあったとおり、監査の日程の中で遅刻したのは事実であります。私がスケジュール管理上、時間をちょっと間違えまして、時間にして5分かそこらかなというふうに思いますが、そのぐらいおくれて到着しました。当然お待たせをした担当課の職員にはおわびを申し上げましたし、今後はこういうことがないように、スケジュール管理は徹底したいというふうに考えております。 以上です。
○議長(松本英一) 以上で、
藤田智之議員の発言を終了しましたので、
藤田智之議員の退席を求めます。 〔10番
藤田智之議員 退席〕
○議長(松本英一) これより討論を行います。 討論ありませんか。 まず、本案に反対者の発言を許します。
佐川裕一議員。
◆9番(佐川裕一) 私は、動議に反対の立場で討論をいたします。 今回の藤田智之監査委員の自覚においては、確かに非が認められるところでございます。しかしながら、監査委員においては、今お話にあったように、意図的ではなくて自分のスケジュールの勘違いによる遅刻という、今お話がございました。また、自分の非を認めて、素直に謝罪したと今、ご発言がございました。今後は、本人も反省し、今後のスケジュール管理を徹底していただくということで、今回の件は初回ということでもありまして、今後は注意するということで、不信任には当たらないと認識をしております。初回というのは、不適当かもしれませんが、ぜひとも、大きな心で、若い議員の芽を摘まないでいただきたいなというふうに思っております。 こういった理由から、私はこの動議に反対し、討論といたします。 以上でございます。
○議長(松本英一) 次に、本案に賛成者の発言を許します。
近藤正光議員。
◆6番(近藤正光)
藤田智之議員の
監査委員不信任案に賛成の立場で討論を行います。 去る11月6日に棚倉町の定期監査が行われましたが、開始時刻になっても藤田監査委員は出席されず、事務局からの電話連絡により10分程度遅刻して出席されました。この間、担当の町職員は監査を受けられずに待機しておりました。本来であれば、公務優先であるにもかかわらず、本人の自己都合により日程を5日から6日に変更し、招集する責任者でありながら遅刻したことは、大きな問題であります。 本町の現在の議会は、特段、遅刻や無断欠席をしても過半数の議員は問題視されないと思っております。正しいことは正しい、間違っていることは間違っているとはっきり物を言えない議員が数多くいることは残念でなりません。私たちの同意を得た議会選出監査委員という立場であるにもかかわらず、いまだに全議員に対し謝罪の言葉もなく、非常識きわまるところでございます。 以上のような観点から、
藤田智之議員の
監査委員不信任案に賛成の立場での討論といたします。
○議長(松本英一) これで討論を終わります。 これより
藤田智之議員の
監査委員不信任案を採決します。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本動議のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者5名、反対者6名〕
○議長(松本英一) 起立少数であります。 よって、
藤田智之議員の
監査委員不信任案は否決されました。 ここで
藤田智之議員の除斥を解きます。 〔10番
藤田智之議員 入室〕
○議長(松本英一)
藤田智之議員に、ただいまの審査結果について申し上げます。 採決の結果、
藤田智之議員の
監査委員不信任案については、賛成少数で否決されました。 以上であります。 ここで11時20分まで休憩します。
△休憩 午前11時10分
△再開 午前11時19分
○議長(松本英一) 再開します。
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△日程第6 報告第4号の上程、説明、質疑
○議長(松本英一) 日程第6、報告第4号、専決処分の報告についてを議題とします。 内容の説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(近藤徳夫) それでは、議案集の3ページをごらんください。 報告第4号、専決処分の報告についてご説明申し上げます。 地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものであります。 次のページをごらんください。 専決第6号、損害賠償の額の決定及び和解についての内容でありますが、本件は、平成30年9月13日に発生いたしました町有自動車の物損事故につきまして示談が成立したことから、平成30年10月2日に損害賠償等について専決処分をしたものであります。 損害賠償の相手方及び氏名につきましては、記載のとおりであります。 損害賠償の額につきましては、3万7,800円であります。 次に、事故の概要でありますが、平成30年9月13日午前9時10分ごろ、棚倉字北町151番地1地内において、町上下水道課所有の公用車を上下水道課職員が方向転換のため後進した際に、敷地内の相手が所有する家屋の柱及び雨どいと接触し、破損させたものであります。 次に、和解の内容でありますが、本事件につきまして、損害賠償の額を上記のとおりとし、両当事者はともに、今後本件に関しての異議申し立ては行わないというものであります。 平成30年10月2日専決、棚倉町長。 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 以上で、報告第4号を終わります。
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△日程第7 報告第5号の上程、説明、質疑
○議長(松本英一) 日程第7、報告第5号、専決処分の報告についてを議題とします。 内容の説明を求めます。 総務課長。
◎総務課長(緑川喜秋) それでは、議案集の5ページをお開きください。 報告第5号、専決処分の報告についてでありますが、地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分をしたものを報告するものでございます。 次の6ページになりますが、専決第7号、福島県
市町村総合事務組合規約の変更に係る協議について、地方自治法第286条第1項の規定に基づき、福島県
市町村総合事務組合規約を次のとおり変更することに関して、異議がない旨の専決処分でございます。 改正理由としましては、地方自治法の改正に伴い、監査制度が改正されたため、所要の改正をするものであります。また、会計管理者及び事務局についての条項につきましても、あわせて整理をするものであります。 改正の理由につきましては、別資料1の福島県
市町村総合事務組合規約新旧対照表でご説明いたしますので、ごらん願いたいと思います。右側が旧規約で、左側が改正後の新規約でございます。 まず、これまで旧規約の第11条に事務局と会計管理者の規定がありましたが、左側の新規約におきましては、9条の2としまして会計管理者の規定を追加し、第10条としまして事務局の規定を分けて条項を整理したものであります。 次に、旧規約第10条の監査委員の規定を、新規約では第11条とし、内容は、これまで組合議員から選任する3人の監査委員を、新規約では識見を有する者及び組合議員のうちからそれぞれ1人を選任し、合計2人とし、識見を有する監査委員は任期4年で非常勤とするという改正でございます。 附則としまして、この規則は、知事の許可があった日以降、新たに監査委員の任期が開始する日から施行する。 平成30年11月8日専決、棚倉町長。 以上で説明を終わります。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 以上で、報告第5号を終わります。
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△日程第8 議案第39号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第8、議案第39号、平成30年度棚倉町
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 議案の説明を求めます。 総務課長。
◎総務課長(緑川喜秋) 別冊の議案第39号、平成30年度棚倉町
一般会計補正予算書の1ページをごらんください。 議案第39号、平成30年度棚倉町
一般会計補正予算(第3号)の説明をいたします。 第1条、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ1億1,240万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を68億1,846万円とするもので、歳入歳出予算の補正の金額、それから補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、第1表歳入歳出予算補正のとおりであります。 第2条、債務負担行為につきましては、第2表債務負担行為のとおりであり、後ほどご説明いたします。 第3条、地方債の補正につきましても、第3表地方債補正のとおりであり、後ほどご説明をいたします。 次に、2ページから4ページまでの第1表歳入歳出予算補正につきましては、後ほど
一般会計補正予算に関する説明書でご説明申し上げます。 次に、5ページ、第2表債務負担行為をごらんください。 債務負担行為につきましては、今回新たに設定するものであります。内容につきましては、株式会社
ルネサンス棚倉が預かっていた東京都特別区職員互助組合からの利用資格保証金残額5,000万円の返還を今年度において予定しておりましたが、今回一括払いを5年の分割払いにすることに対して、町の損失補償を債務負担行為として設定するものであります。 なお、この債務負担行為は、直ちに歳出予算に計上するものではなく、債務者である株式会社
ルネサンス棚倉の支払いが滞ったときに発生するもので、現時点では限度額の設定のみという形になります。事項としまして、株式会社
ルネサンス棚倉の特別区職員互助組合への利用資格保証金返還に伴う損失補償、期間は、平成30年度から平成34年度まで、限度額につきましては、5,000万円でございます。 次に、6ページ、第3表地方債補正をごらんください。 地方債の補正につきましては、去る8月27日、28日の豪雨災害により被災した農地、農業施設、3箇所に係る農林水産施設災害復旧事業の起債を追加しようとするものであり、起債の方法、利率につきましては、証書借り入れ5%以内、ただし、利率見直し方式で借り入れる場合においては、利率の見直しを行った後の利率とし、償還の方法につきましては、10年以内、ただし、町財政の都合により償還期限を短縮し、または、繰上償還もしくは低利に借りかえをすることができると設定しております。 次に、補正予算の主なものを説明いたします。 3枚めくっていただきまして、棚倉町
一般会計補正予算に関する説明書3ページでありますが、まず歳入、10款1項1目地方交付税、今回7,265万8,000円の増額につきましては、説明欄、普通交付税の確定に伴い6,743万円の増と、道路側溝等堆積物除去事業などの震災復興特別交付税522万8,000円の増でございます。 次に、14款1項1目民生費国庫負担金650万円の増額につきましては、障害者自立支援給付費負担金200万円及び障害児通所支援給付費負担金450万円の増でございます。 次に、15款1項1目民生費県負担金325万円の増額につきましては、今ほどの障害者自立支援給付費などの県負担金の増でございます。 次に、4ページ、15款2項4目農林水産業費県補助金4,327万9,000円の減額につきましては、説明欄1行目、多面的機能支払交付金の確定により122万7,000円の減、2行目、今回補助採択を受けた農地等災害復旧事業補助金573万1,000円の増及び4行ほど下のふくしま
森林再生事業費補助金の今年度分の事業費確定見込みに伴う4,910万円の減等によるものでございます。 次に、5ページ、17款1項寄附金、今回合計で1,327万5,000円の増額につきましては、日本精工福祉基金福島支部様、奥久慈木材流通センター様、有限会社睦様、藤蔭流三藤会様及びふるさと納税により石川遼様初め、現在までに886名による寄附でございます。 次に、18款1項4目繰入金5,500万円につきましては、財政調整基金からの繰り入れでございます。 次に、19款1項1目繰越金につきましては、29年度繰越額の残額2,302万9,000円の増額でございます。 次に、20款5項3目雑入、2,261万6,000円の減額につきましては、説明欄3行目、
ルネサンス棚倉施設整備費納付金3,000万円の減額と、6ページになりますが、平成29年度の後期高齢者医療療養給付費返還金568万2,000円の増額であります。 次に、21款1項7目災害復旧費につきましては、予算書の第3表地方債補正で説明いたしましたとおりでございます。 次に、7ページ、歳出の主なものでございますが、まず、全体的に人件費関係につきましては、人事異動及び制度改正に伴う増減でございます。 次に、2款1項4目財政管理費592万5,000円の増額につきましては、ふるさと納税に係る返礼品及び事務手数料等の増でございます。 次に、8ページになりますが、2款1項6目財産管理費182万円の増額につきましては、説明欄、財産維持管理費等の増でございます。 次に、2款1項7目企画費153万7,000円の増額につきましては、説明欄4行目、タクシー助成等に係る地域交通対策費の増や、その下、地域おこし協力隊事業費の減等であります。 次に、2款1項11目
ルネサンス棚倉費8,800万円の増額につきましては、第三セクターである株式会社
ルネサンス棚倉への
指定管理委託料、貸付金の増額とスポーツレクリエーション基地整備建設基金積立金の減額であります。 次に、飛びまして10ページの下段になりますが、3款1項1目社会福祉総務費1,154万円の増額につきましては、説明欄5行目、自立支援給付障害福祉サービス等事業費、これは障害介護給付費用の増であり、7行目、地域生活支援事業費は、生活用具費等の増、一番下の
自立支援給付障害児通所支援事業費は、利用者の増等でございます。 次に、11ページ、3款1項2目老人福祉費258万5,000円の増額につきましては、説明欄1行目、一般事務費において公用車、福祉車両の購入を予定してございます。 次に、12ページ、4款1項1目、保健衛生総務費214万1,000円の増額につきましては、説明欄5行目、すこやか赤ちゃん応援事業費の増等であります。 次に、飛びまして、14ページになりますが、6款1項3目農業振興費195万1,000円の減額につきましては、説明欄3行目、水田営農対策事業費、5行目、多面的機能支払事業費の確定見込みによる減等であります。 次に、15ページ、6款1項5目農地費262万7,000円の増額につきましては、説明欄2行目、農業集落排水事業特別会計への繰出金の増等であります。 次に、6款2項2目林業振興費4,910万円の減額につきましては、歳入でご説明しましたふくしま
森林再生事業費の今年度事業費確定見込みによる減であります。 次に、7款1項2目商工振興費104万4,000円の増額につきましては、一般事業の公用車の購入を予定してございます。 次に、飛びまして、18ページになりますが、9款1項2目非常備消防費174万8,000円の増額につきましては、消防団員の指導に係る費用弁償の増等でございます。 次に、19ページ、10款1項2目事務局費299万7,000円の増額につきましては、説明欄3行目、一般事務費でありますが、この中にはPCB廃棄物の処分委託費及び公用車の購入費用等の増によるものでございます。 次に、20ページ、10款2項1目学校管理費241万3,000円の増額につきましては、説明欄2行目、学校施設修繕工事費や学校備品購入費など学校施設維持管理費等の増でございます。 次に、21ページ、10款3項1目学校管理費184万9,000円の増額につきましては、電気料及び学校備品の購入費など学校施設維持管理費の増でございます。 次に、10款4項1目幼稚園費377万4,000円の増額につきましては、説明欄3行目、施設備品の購入などの幼稚園施設維持管理費の増及び4行目、ICT環境整備費用など教育指導費の増等であります。 次に、22ページ、10款5項4目文化センター費357万3,000円の増額につきましては、説明欄2行目、燃料費や電気料及び施設備品の購入費など、管理運営費の増等であります。 次に、23ページ、10款6項1目保健体育総務費138万円の増額につきましては、説明欄3行目、運動広場の修繕工事等、施設維持管理費の増等でございます。 次に、10款6項2目学校給食センター費250万3,000円の増額につきましては、説明欄3行目、調理器具の修繕や敷地内の小木伐採の施設維持管理費の増等でございます。 次に、24ページ、11款1項1目農業用施設災害復旧費1,615万2,000円、2目の林業施設災害復旧費100万円の増額につきましては、8月27日、28日の豪雨による農地及び農業施設並びに林道施設の災害復旧事業費の増であります。 次に、11款2項1目土木施設災害復旧費164万3,000円の増額につきましては、8月27日、28日の豪雨及び9月30日、10月1日の台風24号による町道、河川に係る災害復旧費であります。 なお、25ページ以降に債務負担行為に関する調書、地方債に関する調書、給与費明細書及び食糧費目別明細表を添付してございますので、ごらん願いたいと思います。 以上で説明を終わります。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
藤田智之議員。
◆10番(藤田智之) 8ページ、歳出の
ルネサンス棚倉費、こちらのほうは、本当に急に降って湧いたような予算でありまして、やはり議会としてもお尋ねしなければならないと思っております。 それで、まずは先日3年ローリングの事業計画、代替計画等の説明を受けました。その折にはこういったことは全く説明がなかったわけですが、なぜ、今回急にこういったことになったのか、その経緯についてもお聞かせをいただきたいというふうに思います。 また、2点目として、これを町民にどのように説明をするのか、今ほど総務課長の説明では、さっと済んでしまいましたが、なぜこういったことになったのか、今後どのような見通しになっているのかということは、やはり町としても町民にしっかり伝える義務があると思います。ついては、広報紙等できちんとお伝えするようなことを考えているのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。 また、委託費、これ6,000万円ほど計上されているんですが、これの根拠というものが全く説明されておりませんでしたので、できる範囲で結構ですので、根拠の説明もお願いをしたいというふうに思います。 それから、当然数年にわたって、こういった状況が進んでいく、その中で経営改善を進めるという説明がありましたが、経営改善計画の詳細な説明、今回は間に合わないにしろ、どういったタイミングで議会のほうにもですし、町民のほうにもお示しいただけるのか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。 また、その中では、
ルネサンス棚倉ができた当初は、職員が常駐をして経営等にもかかわっていたというふうに聞いていますが、ここ十数年、全く町職員の方はルネサンスに行っているような状況はないと思いますが、このような状態が及んで、やはり町職員をルネサンスのほうにも常駐させて、対応していかなければならないのではないかというふうに思いますし、また、経営改善のためには、細かく年数回の町との打ち合わせとか、そういったものではなく、月次で目標達成のために取り組んでいくことも必要ではないのかなというふうに思います。 また、もう1点、最悪の場合を想定した対応というのも、この経営改善計画を進めることとは別に考えておかなければならないというふうに思いますが、それについてもどのようにお考えか、お聞かせをいただきたいと思います。
○議長(松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(川瀬浩二) お答えをいたします。 まず、第1点の3年ローリング実施計画に計上された点でございますけれども、これは今まで東京電力の賠償金、正式な回答はまだいただいておりませんけれども、最初、1億8,800万円の一応賠償金を請求しまして、これは平成29年8月から30年3月までの半年間請求していますけれども、これに対しては、7月に回答をいただきまして、その後回答の中に賠償金2年分、2回分賠償金で補填されない損害が発生する場合には検討するとなっておりますので、その後、8月に8,000万円の損害賠償を請求し、今現在、交渉中であります。いまだにまだ回答をいただいておりませんので、交渉中でありますので、その辺でちょっと実施計画には計上されなかったことでございます。 それから、委託費の明細につきましては、これは一応、販売額、それから一般経費から収入額を差し引いて、なおかつ賠償金6,000万円を差し引いて、一応6,000万円という委託費で設定をしております。 それから、今後の町民等への広報等での周知ということでございますけれども、それについては、ちょっと今後どういう方向がいいか検討させていただきます。 それから、今後の経営方針、これから長期経営改善計画を作成する予定でございますけれども、それにつきましては、議会、それから全員協議会を通じて、社長方針等説明だけいただきたいと思っております。 それから、職員につきましては、私のほうで、ちょっと人事なものですから、お答えすることはできません。 あと、目標達成のため、予算等につきましては、今後十分な協議を進めながらやっていきたいと思います。 あと、最後に、この最悪の場合どうするのかといいますのは、いろいろな方向から、今後ちょっといろんな調査、研究をしていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(松本英一)
藤田智之議員。
◆10番(藤田智之) 今ほどの説明で、賠償金を要求しているが、今のところは返事がないという説明がありました。 2年分をいただいて、それを数年にわたって繰り延べしている状況だと思いますが、それに上乗せした賠償金、これが取れる見込みがあるのか、これを取れる可能性があるとして、請求しておくことは、当然必要だと思います。ただ、取れる見込みがないとすれば、あるんだとしても、冷静に判断をして対応しなければ、本当に絵に描いた餅になってしまうでしょうし、東電からの賠償金、これ請求はしていきたいのはわかりますが、これ、取れる見込みがあるというふうに、どのぐらい見込みがあるというふうに考えているのか、1点。 それから、委託料の根拠の話もございました。私、今、聞いている中で判断しますと、一部繰り延べした東電からの補助金等を算入して、なおかつ決算上赤字になる分をそのまま埋めたというふうに理解したのですが、そういったことでいいのかが2点目です。 それから、先ほども申し上げましたように、最悪の状態を想定した準備というのも別口で考えていかないと、もし仮に、数年たって経営が改善しないで、それまでに4年間、何億円になるかわかりませんが、投入していった結果、全く同じ状態が4年後、5年後に予想される場合は、本当にそれまでに投入した5億円、10億円というお金が、言葉は余りよくないですが、いわゆる無駄金、死に金になってしまうことも、私これは十分に考えられるんです。ですから当然、改善計画を進めていただくのはもちろんですが、それの達成のモニタリングとあわせて、どうしても改善しない場合の方法というのも、これはどういうふうにしたほうがいい、こういうふうにしたほうがいいというのは、これはいろいろありますから、また、表に出して説明できるようなことばかりではないと思います。ただ、そういった計画も同時進行でもって取り組んでいただかないと、本当に数年後、大変なことになるのではないかなというふうに思うのですが、それについてはどのようにお考えか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(川瀬浩二) お答えいたします。 まず、1点目の賠償金の見込みでございますけれども、これは東電側、何とも言えない状況でございます。 それから、委託料の算出基礎でございますけれども、これはあくまでも、販売費、一般管理費から収入額を引いたもの、そして、なおかつ賠償金6,000万円、これは今までの賠償金の2回分を計上しています、その計上額です。2回分の60ケ月で割って、29年の場合で6,400万円、そういったものを引いて計上しているものでございますので、あくまでも赤字補填ということでやっております。 それから、3番目の最悪の場合を考えてということでございますけれども、いろいろ改善計画をつくりながら、またある別な方法も十分に、その辺はまた別な方向もちょっと調査、研究のほうもしていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(松本英一)
藤田智之議員。
◆10番(藤田智之) 3回までということなので、町民への説明、これは議会の説明も含めてということで先ほどお話がありましたが、本当に、町民から我々もどういうことなんだというふうに説明を求められます。我々議員を通しても、当然説明はしなければなりませんが、やはり町のほうからもいろいろな方法で、これについては、やはり率直に町民にお伝えすることも私は必要だろうと思います。ぜひ、これは当然、12月議会で可決されれば、もう執行されるわけですし、3月議会で同じように決まれば、もうことしの分と来年の分は決まるわけです。そういった中で、当然町民からどういうふうになっているんだという意見が多く寄せられると思いますので、町としても、本当に広報紙等で、もしくは違う機会を設けるかどうかはまた別にして、真摯に説明をする機会を設けるべきだというふうに思いますが、それについてもう一度、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(川瀬浩二) ただいまのご質問にお答えいたします。 ただいまの町民への説明につきましては、今後、十分に検討をしながら、どういった説明がいいかということで、ちょっと協議、検討していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(松本英一) ほかにありませんか。
鈴木政夫議員。
◆11番(鈴木政夫) 今回の特に問題になりますのは、委託料とか貸付金ということになろうかと思いますけれども、この委託料について、棚倉町は委託をして仕事をやってもらうという意味で、委託料というものを今回新たに打ち出してきたというふうに思うのですが、ほかの株式会社
ルネサンス棚倉に出資している各団体とか会社のところとは十分筆頭株主としての棚倉町は連絡、調整、話し合い、そういったものはやっているのですか。具体的には、取締役会なんかは今年度は開いているんですか。昨年度は株主総会の前に1回開いたという報告がありましたが、今年度についてはどういうふうになっていますか。
○議長(松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(川瀬浩二) お答えをいたします。 株主への説明につきましても、今後、それにつきましては説明する予定と聞いております。 それから、取締役会につきましては、特別、これから、取締役会開いてはいないですけれども、ただ、10月とか12月は連絡調整会議においては、取締役3人が出席して、現在の経営状況、それから今後の経営のあり方については十分連絡調整会議において議論をしております。なお、今後は
ルネサンス棚倉についても取締役会を開催するよう要請をしていきます。 以上でございます。
○議長(松本英一)
鈴木政夫議員。
◆11番(鈴木政夫) 会社の経営内容について、この場で議論するということにはならないというふうには思いますけれども、この前の全協でもって提出されました損益計算書、あるいはキャッシュ・フロー等々を見ますると、売り上げよりも、はるかに経費、販売管理費というのが物すごく多いんです。ですから、こういった問題等については、筆頭株主になっている棚倉町としても、やはりこの経理の中での問題についても、身の丈に合った経営にしていかないと、これはどんどん損失がふえていくんではないかと、こんなふうに思います。 先ほどから申し上げておりますように、この中身については、この町議会の中で議論したりということにはならないというふうには思いますけれども、しかし、筆頭株主としての町の責任、覚悟、こういったものは、各株主、団体、会社等々も含めて、明らかにしていく必要があるのではないかなというふうに思いますが、いかがですか。
○議長(松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(川瀬浩二) お答えいたします。 キャッシュ・フローとかを見ていただきますと、さすがに売り上げが3億円とか4億円とありますけれども、経常経費、これを削減しないことには、利益が上がってきませんで、この改善計画の中で、その辺も十分に議論、協議しながら、改善計画のほうを進めていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(松本英一)
鈴木政夫議員。
◆11番(鈴木政夫) この全協で示された損益計算書、キャッシュ・フローの中でこれが実行されますと、1株当たりのキャッシュ・フローというのは幾らになるんですか。
○議長(松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(川瀬浩二) 1株当たりのキャッシュ・フローにつきましては、そこまでは私のほうで捉えておりません。 以上です。
○議長(松本英一) ほかにありませんか。
古市泰久議員。
◆8番(古市泰久) ただいま
藤田智之議員の質問に対して、課長というか、町当局と捉えますが、改善計画書を提出されなかった。今回の補正計上の金額が出て1億と、これから
ルネサンス棚倉の改善計画書を作成して、調査、検討するという答弁はおかしいと思います。なぜなら、私自身も一般質問の中で東電の補償が確定している間にきちんと経営上の改善計画書をつくって、補償がなくなった段階においては、いわゆる黒字経営というような経営の内容にすべきではなかろうかという内容のことを再三質問してまいりましたが、ここに至ってそういうことがなされてこなかった、町当局としても、いわゆる筆頭株主という立場にあっても、その指導はなかったのかということなのです。 これは連絡協議会とか協議会を開いていますかということであったが、それはこの4年も7年もそういうことをしないで、ただ単に野方図に、この賠償の補償金に頼って経営をやってきたという結末の結果なんじゃないでしょうか、その辺どのようにご返答されますか、ご答弁願います。
○議長(松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(川瀬浩二) ただいま長期改善計画がないということでございますけれども、それにつきましては、今まではその賠償金を当てにしたということもありますので、経営の改善も必要だということでございますので、今後、そういった改善計画をつくりながら、本当に営業、それから販売活動、そこに強くやっていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(松本英一)
古市泰久議員。
◆8番(古市泰久) だから、今後はやっていくというのは、私は本当に甚だこの棚倉町の棚倉ルネサンスの経営に関して、この議会上でも複数の議員が経営の危機、破綻というものを懸念して、あらゆる方向から改善を求める質問があったはずでございますが、町長、これ、どうして7年の間に改善計画書というものの行政として指導してこなかったんですか。
○議長(松本英一) 町長。
◎町長(湯座一平) 2015年に今の森田支配人が就任をしました。その以降、
ルネサンス棚倉の改革については、随分進めてきました。その結果が多分前にお配りした、さらには先月、議員の皆さんと懇談会を開いた中で資料として説明があったかと思いますが、平成26年度からはずっと売り上げは伸びてきております。ただ、単純にキャッシュ・フローがなくなったという理由の大きな一つは、やはり原発、震災による風評被害による売り上げの減少というものは、多分ただ単に単純に大きいという理解をしておりますし、先ほど述べたように、以降
ルネサンス棚倉については、ここ3年ぐらい、ずっと毎年売り上げが伸びてきている、今後もう少し頑張って売り上げを伸ばしていく、全協でお配りをしました損益計算書を見ていただければ、平成34年度には黒字になるだろうという計画を立てておりますので、その間、棚倉町としては、この株式会社ルネサンスに対して支援をしなくちゃいけないんではないかと、この株式会社
ルネサンス棚倉は、町民に役立つということでトレーニングジムであったり、プールであったり、町民の方が使ってもらえるような施設をつくっております。 さらには、雇用についても30名程度、数十名程度雇用もしておりますし、食材等々に関しては、棚倉町から十分に購入して、それに対しての経済効果も多分にあるというふうに理解をしておりますので、さらにこれから歴史等々も含め、観光誘客を図るに当たっては、この施設がないと棚倉町のさらなる地方創生は進まないというような総合的な判断をした上で、棚倉町としてはある程度、数年の間、株式会社
ルネサンス棚倉に対して支援をしていこうというような結論に至って、今回の提案になったということでございます。
○議長(松本英一)
古市泰久議員。
◆8番(古市泰久) 全協における説明においても、学生を対象とした合宿等の売り上げが伸びていない。これはまさに風評の被害だ。この差額については請求する権利があるというような説明も実はありました。ただいま町長が、売り上げは26年以降伸びてきているということではありますが、これはまさに、さきの全協において提示された損益計算書、今後以降、今まで売り上げが2,000万円程度しか伸びがなかったものを、これはどうして次年度以降、5年間において画一的に5,000万円ずつの売り上げが伸びるというような、毎年、毎年5,000万円ずつ伸びていくという、そういう議決案、私どもは提示をされたわけでございますが、売り上げが伸びているという説明だけでは、提示された売り上げが5,000万円毎年なんていうのは、全然説明受けていないわけです。どういう根拠のもとに、そのような損益計算書の予定表が出てくるのかということなんです。さらには、いわゆる原発前、原発騒ぎが起きる前の決算書においては、損益計算で二千四、五百万円の赤字計上があり、貸借対照表上においては、3億1,000万円の累積赤字を計上していた企業なんです。したがって、余りにも風評被害の影響は大きゅうございますが、それに対してここまで何ら手を打たなかったという筆頭株主である町に大きな責任があって、この場に及んで補正をいきなり上程して、計上してまいりまして、6,000万円は売り上げに対して経常経費の差し引きに相当する額という課長の答弁ありましたが、まさにこれは東電の補償額に相当する金額なんじゃないでしょうか。さらには、それが入っても、さらにいわゆる損益上赤字という形の中で、それを補填するための4,000万円の貸し付けというふうに私は読めるんですが、どうも。 地方自治体は銀行じゃありませんから、軽々に貸し付けをするなんていうような、それは余りにも
ルネサンス棚倉について本気度で対応してこなかったことなんじゃないでしょうか。このことについて町長いかがですか。
○議長(松本英一) 町長。
◎町長(湯座一平) 町が
ルネサンス棚倉に対してきちんとした指導をしてこなかったというようなご発言の趣旨かと思いますが、そういうことではなくて、いかにお客さんがふえるか、
ルネサンス棚倉の売り上げがふえるかということに関しては、町としても債務保証をしていたわけですから、あそこがきちんと、毎月のように事業調整会議ということで、お互いの担当者、また、株式会社
ルネサンス棚倉のほうからも課長さん全部出ていただいて、話を進めてきたところであります。そういった中で、先ほど述べたように、先ほど学生合宿という話がありましたが、もちろん学生合宿についてはなかなか厳しいところがございますので、今は企業等に力を入れて、企業の研修であったり、企業等の合宿についても十分に人を呼べるような体制をつくると。さらには、営業の人数もふやして、いろんなところに営業をかけてやっていくんだというような報告を受けて、それに対しての支援、また、町としてもいろんな事業団体等があればお知らせをするというような形で、鋭意進めてきたところでございます。
○議長(松本英一) ほかにありませんか。
菊池忠二議員。
◆3番(菊池忠二) ここで確認をさせていただきたいと思いますけれども、町が今回補填をする金額の算出方法、企業ですから、当然企業が算出をして、それを監査をして、そして町が認めたということだと思いますけれども、この計算書は
ルネサンス棚倉がつくったものでよろしいんですね。 それともう1点、この間、ルネサンスにおいて、私たちも勉強会を開かせていただきまして、支配人のいろいろな施策、これからの営業方法などを承ってまいりました。ただ1点、私が気になったことは、ルネサンスが当初できた理由が外貨を稼ぐための起爆剤だと、交流人口をふやすための起爆剤だというスタイルを、ずっと貫き続けられておるような状況かなというふうに、売り上げを見てもそういうふうに私は感じるんでございますけれども、ここで結局、どういうふうな収益の上げ方というふうなスタイルを考えますと、町に、まず町民にもっと門戸を開いて、例えば曜日を決めて、そうした町の人たちにお金を使っていただいて、そして収益を上げるという方法を含めた改善計画というものは、いつごろ私たちの目の前にいただけるのか、これを2点についてお伺いをしたいと思います。
○議長(松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(川瀬浩二) お答えいたします。 先ほど、損益計算書、キャッシュ・フローにつきましては、ルネサンス側から提示してもらったものでございます。 それから、今後、経営改善計画、それにつきましては、これからルネサンス側といろいろ協議しますので、時期的なことはちょっと今のところ言えないということでございます。 以上でございます。
○議長(松本英一) ほかにありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 まず、本案を承認することに反対する発言を許します。
鈴木政夫議員。
◆11番(鈴木政夫) 議案第39号、棚倉町
一般会計補正予算に反対の立場で討論をいたします。 平成30年度棚倉町
一般会計補正予算(第3号)は、
ルネサンス棚倉費の中で、新たに指定管理業務委託料6,000万円、無利子の貸付金4,000万円、合わせて1億円計上されております。さらに、町に対する施設整備費の納付金は、毎年3,000万円の返済計画を、当分の間凍結するとの内容であります。また、東京都特別区職員互助会への補償金の返還、残額が5,000万円、これを分割納付、年間1,000万円するに当たり、債務負担の設定をするとのことであります。
ルネサンス棚倉は、オープンから30年近くなります。私は当初から今日の事態を想定し、懸念を表明してまいりました。これらの負担は、全て町民の税金を含めた町財政からの負担となります。なぜこのような事態になっているのか、東電の原発事故による風評被害の影響を否定することはできません。しかし、それ以上に、30年経過する今日において、第三セクター方式のままで果たしていいのか、指定管理委託の問題が改めて問われております。 しかし、現実の問題として、株式会社
ルネサンス棚倉の最高責任者は果たして誰なのか、取締役は責任を果たしているのか、取締役会は前年度1回しか開かれていないという驚くべき事態も明らかになっております。こうした事態を総括することもなく、また、そのようなあり方も示すことなく、損失の穴埋めに多額の町費を投入するということは、余りにも拙速であり、町民の理解を得ることはできません。 よって本議案に反対の立場を表明し、討論といたします。
○議長(松本英一) 次に、本案に賛成者の発言を許します。
佐川裕一議員。
◆9番(佐川裕一) 私は、議案第39号、平成30年度棚倉町
一般会計補正予算に対し賛成の立場で討論をいたします。 今回の
一般会計補正予算案は、1億1,240万7,000円の増額補正でありますが、その内容は、まず、地方交付税の増額を初め、障害者等福祉関連の事業増に伴う保険負担金の増や各種補助事業等が確定したことによる補正内容でございます。また、ふるさと納税においても、順調に寄附額が伸びており、歳入の各項目において、適正に計上されているものと思われます。また、歳出においても、福祉、産業振興、教育の充実、災害復旧費などによる増額等であり、それぞれの事業費確定による内容が主なものでございます。さらに、大きな要因であります
ルネサンス棚倉への指定管理委託費及び経営安定化を図るための貸付金については、
ルネサンス棚倉の経営状況が困難な状況にあるためであり、福島第一原発事故以降の風評による減収が第1の原因で、今年度は、先般、東京電力からの賠償金がゼロという回答だったことで、当分の間公費を投入することはやむを得ない状況と判断ができます。 今後はさらなる営業努力を重ねていただき、黒字を回復され、経営の安定化を強く望むものでございます。したがいまして、歳入歳出ともに適正に算出計上し、第6次振興計画に掲げます諸施策の充実を目指していると判断し、この補正予算案に賛成の意を表し、討論といたします。
○議長(松本英一) 次に、本案に反対者の発言を許します。
古市泰久議員。
◆8番(古市泰久) 私は議案第39号、
一般会計補正予算案に対し、反対の立場で討論をいたします。 ただいまは
鈴木政夫議員からるる反対の討論がございました。多くは申しませんが、この
ルネサンス棚倉費における委託料6,000万円、さらに貸付金として6,000万円の歳出については、承服がいたしかねます。質疑の中で、私、先ほども申しましたが、東京電力の補償期間、これは期間というものはいつまでも無限ではないんであって、いわゆるいずれかの日には、この補償が切れる、カットになる期間があると。その間に、今、損益上で黒字を出し得ている時期に、きちんと改善計画書をつくり、それに基づいた経営上の対策を図るべきだということを再三にわたって質問をして、改善を要求してまいりました。 しかしながら、今回の説明においては、この棚倉ルネサンスの経営改善の方策を示し、経営の立て直しを図るための資料であるんだというようなことを、全協の中でも提示をされましたが、このことについては、どのような見方をしても改善の方向が見えないし、その説明の折にきちんと改善計画書の提示があり、議員各位に理解ができるような説明がなくてはならなかった。この7年間何をやっていたんだということであります。 この補償、委託料の6,000万円、経営が売り上げの中から経常経費を差し引いた6,000万円に相当するものだという説明でありましたが、これはまさに、ルネサンスの補償額相当額であって、安易にここで補償が切れるから町から6,000万円の委託料という形に、今までとっていなかったにもかかわらず、委託料という形で一般会計から投入をいたしますよ、そうじゃないでしょうか。 さらには、この4,000万円の貸し付けについては、町は銀行じゃないんですから、軽々に貸し付けをするなんていうような結論を出してはならないと思います。まさに町民の血税であります。そのときに、町はどのような根拠、手段によって、このような報告と金額が出たのかということを、そのことについて一切の説明がないわけであります。キャッシュ・フローにおいては、3月末に資金ショートが起きるということの説明もございましたが、この場に及んでこの補正とキャッシュ・フローの説明、さらには過去、この先5年間の損益計算の表1枚で、そんなことを私どもが納得し得られるわけがありません。 経営改善計画書の提出もなく、さらには、それら数字の説明もないままに、今回の予算計上になった。このことについては、大いなる反省の要因であります。 ただ、他の補正の項目については、異を唱えるものではございませんが、この先、この補正が通った、その先においては、既に計画が出ているように、委託料6,000万円、さらには貸付金6,000万円、これで5年間、そして委託料4,000万円3年間、さらには1年2,000万円も、このようなことで町当局が
ルネサンス棚倉に対して補填をしていくというような形が、この先延々と計画どおりのことが実行されるものと想定がされる。したがって、この本補正予算においてのことについては、余りにも当局は唐突であったと。このような状況は、既にことしの8月の段階でゼロ回答を受けているわけでございます。 したがって、9月の議会において、内情も分析した結果、このようなことでありますというようなことが、少なくとも全員協議会でご提示をなされて、そして、12月議会までの中に3ケ月間の期間がある。したがって、ここで町当局、さらには我々議員に対してもこの3ケ月間でそれこそ特別委員会を開くなど、あるいは全協でこのことについて対話をするなりという時間があってしかるべきであったと思います。 そういうような手順を踏まえた行政上の対応もなく、今回、唐突にこの補正予算が計上、上程されたわけでございます。このことについては、先々の
ルネサンス棚倉の運営上からも、町民にきちんと説明ができ得ないこのような補正の予算案においては、私は反対の意を表するものであります。 以上を申し上げまして、本案件に対して反対の討論といたします。 終わります。
○議長(松本英一) これで討論を終わります。 採決します。 本案に賛成の方は起立願います。 〔賛成者10名、反対者2名〕
○議長(松本英一) 起立多数であります。 よって、議案第39号は可決されました。 ここで昼食のために午後1時20分まで休憩します。
△休憩 午後零時21分
△再開 午後1時20分
○議長(松本英一) 休憩前に引き続き再開します。
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△日程第9 議案第40号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第9、議案第40号、平成30年度棚倉町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 議案の説明を求めます。 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) それでは、別冊の国保会計補正予算書を1枚お開きいただきまして、1ページをごらんいただきたいと思います。 議案第40号、平成30年度棚倉町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。 まず、第1条の歳入歳出予算の補正でありますが、歳入歳出それぞれ108万7,000円を増額いたしまして、予算総額を14億79万円にしようとするものであります。 補正の内容につきましては、補正予算に関する説明書によりご説明いたしますので、2枚めくっていただきまして、説明書の2ページをごらんいただきたいと思います。 歳入の内容でありますが、3款1項1目保険給付費等交付金32万4,000円の増は、国保事業報告システムの改修費用に対する交付金の増であります。 次に、5款1項1目一般会計繰入金76万3,000円の増は、人事異動に伴う人件費及び事務費の増によるものであります。 次に、3ページをお開きください。 歳出の内容でありますが、1款1項1目一般管理費99万3,000円の増額は、人事異動に伴います一般職員費82万3,000円の増と、療養給付調整交付金システム改修に係る委託料等の増による一般事務費17万円の増であります。 次に、1款2項1目賦課徴収費は、郵送費用に続いて増額補正をするものであります。 次に、4款2項1目、保健衛生普及費につきましては、費目の組み替えであります。 4ページ以降につきましては、給与費明細書を添付してありますので、ごらんをいただきたいと思います。 以上で説明を終わります。よろしくお願いします。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。
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△日程第10 議案第41号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第10、議案第41号、平成30年度棚倉町
介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 議案の説明を求めます。
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(近藤和幸) それでは、別冊の議案第41号、棚倉町
介護保険特別会計補正予算書のほうをごらんいただきたいと思います。 1枚お開き願います。 議案第41号、平成30年度棚倉町
介護保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明させていただきます。 第1条でありますが、今回の補正予算計上額は10万1,000円の増額でありまして、予算総額を歳入歳出それぞれ14億3,429万2,000円にしようとするものでございます。 それでは、2枚めくっていただきまして、補正予算に関する説明書の2ページからご説明させていただきます。 まず、歳入の主な内容でございますが、2款2項3目介護保険事業費補助金97万2,000円の増につきましては、介護保険制度の改正に伴うシステム改修費に係る補助金の増額補正でございます。 次に、6款1項3目その他一般会計繰入金87万1,000円の減額につきましては、説明欄にありますとおり、主な要因は、事務費の一般会計の繰入金の減額補正であります。 次に、3ページをごらんいただきたいと思います。 歳出の主な内容でございますが、2款1項1目介護サービス等諸費15万円の減につきましては、右側説明欄の主な増減内容をご説明しますと、まず1行目、
居宅介護住宅改修費200万円の増でありまして、こちらは要介護1から要介護5に認定された方に対する手すり等の住宅改修に要する費用でございまして、給付費の推計見込みにより増額しようとするものであります。 次に2行目、居宅介護サービス計画給付費150万円の増につきましては、要介護1から5まで認定された方に対するケアプランの作成費用でありまして、給付費の推計見込みにより増額しようとするものでございます。 次に3行目、高額介護サービス費100万円の増につきましては、介護サービスの利用者が負担限度額を超えた分の支払いに対して、超えた分を払い戻す費用でありまして、給付費の推計見込みにより増額しようとするものであります。 次に4行目、特定入居者介護サービス給付費300万円の増につきましては、町民税非課税世帯などの方が施設入所、ショートステイを利用したときに、食事と居住費を補填する費用でございまして、給付費の推計見込みにより増額しようとするものでございます。 次に5行目、
地域密着型介護サービス給付費765万円の減につきましては、認知高齢者が通所介護やグループホームなど利用した場合の費用でございまして、給付費の推計見込みにより減額しようとするものでございます。 以上が歳出の主な内容でございます。 以下、5ページ以降、給与費明細書を添付しておりますので、ごらんいただきたいと思います。 平成30年12月12日提出、棚倉町長。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。
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△日程第11 議案第42号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第11、議案第42号、平成30年度棚倉町
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 議案の説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(近藤徳夫) それでは、別冊の棚倉町
簡易水道事業特別会計補正予算書の1ページをごらんください。 議案第42号、平成30年度棚倉町
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)をご説明いたします。 今回の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ11万6,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ3,512万9,000円にするものであり、補正後の歳入歳出予算の金額については第1表、歳入歳出予算補正のとおりであります。 補正の詳細は、補正の予算に関する説明書により、主要な項目についてご説明いたしますので、1枚開いていただき、2ページをごらんください。 歳入でありますが、2款1項1目一般会計繰入金は、11万6,000円の増額補正であります。 次に、歳出でありますが、1款1項1目簡易水道管理費10万2,000円の増額補正は、説明欄1行目、一般職員費5万円の増額が職員手当の増額補正であります。 2行目、山岡簡易水道管理費7万7,000円の増額は、施設電気代の増額補正であります。そのほか、3から5ページに給与費明細書を添付しておりますのでごらんください。 以上が補正の内容であります。よろしくお願いいたします。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。
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△日程第12 議案第43号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第12、議案第43号、平成30年度棚倉町
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 議案の説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(近藤徳夫) それでは、別冊の棚倉町
公共下水道事業特別会計補正予算書の1ページをごらんください。 議案第43号、平成30年度棚倉町
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)をご説明いたします。 今回の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ65万8,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ2億8,224万5,000円にするものであり、補正後の歳入歳出予算の金額については第1表歳入歳出予算補正のとおりであります。 補正の詳細は、補正予算に関する説明書により主要項目についてご説明いたしますので、1枚開いていただき、2ページをごらんください。 歳入でありますが、5款1項1目一般会計繰入金は65万8,000円の増額補正であります。 次に、歳出でありますが、1款1項1目一般管理費4万6,000円の増額は、職員手当等の増額補正であります。2目施設管理費61万2,000円の増額は、浄化センター等施設電気代の増額補正であります。 そのほか、3から5ページに給与費明細書を添付しておりますので、ごらんください。 以上が補正の内容であります。よろしくお願いいたします。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。
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△日程第13 議案第44号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第13、議案第44号、平成30年度棚倉町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 議案の説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(近藤徳夫) それでは、別冊の棚倉町
農業集落排水事業特別会計補正予算書の1ページをごらんください。 議案第44号、平成30年度棚倉町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)をご説明いたします。 今回の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ288万4,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ7,690万1,000円にするものであり、補正後の歳入歳出予算の金額については第1表、歳入歳出予算補正のとおりであります。 補正の詳細は、補正予算に関する説明書により主要項目についてご説明いたしますので、1枚開いていただき、2ページをごらんください。 歳入でありますが、3款1項1目一般会計繰入金は262万3,000円の増額補正であります。 次に、歳出でありますが、1款1項1目一般管理費13万4,000円の増額は、説明欄、一般職員費4万円の手当等の増額補正であります。 次の段、一般管理費9万4,000円は、水洗化助成補助金等の増額補正であります。 2目施設管理費275万円の増額は、逆川地内マンホール取付修繕工事、施設電気代及び
汚泥収集運搬手数料等の増額補正であります。 そのほか、3から5ページに給与費明細書を添付しておりますので、ごらんください。 以上が補正の内容であります。よろしくお願いいたします。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。
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△日程第14 議案第45号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第14、議案第45号、平成30年度棚倉町
霊園整備事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 議案の説明を求めます。 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) それでは、別冊の
霊園整備事業特別会計補正予算書を1枚お開きいただきまして、1ページをごらんいただきたいと思います。 議案第45号、平成30年度棚倉町
霊園整備事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。 まず、第1条の歳入歳出予算の補正でありますが、歳入歳出それぞれ174万6,000円を増額いたしまして、予算総額を263万円にしようとするものであります。 補正の内容につきましては、補正予算に関する説明書により説明させていただきますので、2枚めくっていただきまして、説明書の2ページをごらんいただきたいと思います。 歳入の内容でありますが、1款1項1目使用料55万9,000円の増額は、返還されました2区画について新たに使用許可を出しましたので、それに係る永代使用料の増であります。 次に、1款2項1目手数料118万7,000円の増額は、主に平成15年度許可分に係る97件の管理料の増額であります。 次に、歳出の内容でありますが、1款1項1目霊園維持管理事業費174万6,000円の増額は、事務費組み替えのほか、永代使用料を一般会計に繰り出し、手数料収入を
霊園管理運営基金に積み立てるための積立金の増額補正であります。 以上で説明を終わります。よろしくお願いします。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。
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△日程第15 議案第46号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第15、議案第46号、平成30年度棚倉町
上水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 議案の説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(近藤徳夫) それでは、別冊の棚倉町
上水道事業会計補正予算書の1ページをごらんください。 議案第46号、平成30年度棚倉町
上水道事業会計補正予算(第2号)のご説明をいたします。 第2条、収益的収入及び支出でありますが、収入の第1款水道事業収益について540万円を増額し、4億2,648万3,000円にするものであります。 次に、支出の第1款水道事業費用について、746万8,000円を増額し、3億6,577万2,000円にするものであります。 第3条、資本的収入及び支出でありますが、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額を1億4,477万円に補正し、補填財源の当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額を1,203万2,000円に、過年度分損益勘定留保資金を1億1,773万8,000円に改め、収入、第1款資本的収入について407万9,000円を増額いたしまして、1億9,357万9,000円に、次に、2ページをごらんください。支出、第1款資本的支出について16万2,000円を増額いたしまして、3億3,834万9,000円にするものであります。 第4条企業債でありますが、重要給水施設配水管更新事業の限度額を1億2,570万円に変更するものであります。なお、起債の目的、起債の方法、利率、償還の方法について変更はありません。 第5条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、職員給与費でありますが、3,728万3,000円に改めようとするものであります。 補正の内容につきましては、12ページの平成30年度棚倉町
上水道事業会計補正予算説明により主要項目についてご説明いたします。 まず、収益的収入及び支出でありますが、収入の第1款水道事業収益の補正予算額540万円の増額補正は、第2項第5目
消費税還付金535万6,000円の増額が主なものであります。 次に、13ページをごらんください。 支出の1款町水道事業費用の補正予算額746万8,000円の増の補正は、1項1目原水及び浄水費150万8,000円の増額、備考欄、原水・浄水費の動力費等の増額補正であります。 次に、2目配水及び給水費423万1,000円の増額は、備考欄、施設維持管理費の修繕費等の増額補正であります。 次に、4目総係費56万3,000円の増額は、備考欄、一般職員費の手当等の増額補正であります。 次に、6目資産減耗費135万1,000円の増額は、備考欄、固定資産除却費の増額補正であります。 次に、14ページをごらんください。 資本的収入及び支出でありますが、収入の1款資本的収入の補正予算額407万9,000円の増額補正は、1項1目企業債410万円の増額が、備考欄、水道事業債等の増額補正によるものであります。 次に、支出の1款資本的支出の補正予算額16万2,000円の増額は、1項3目配水設備改良費の増額であり、一般職員費の増額補正であります。 そのほか、3から4ページに補正予算実施計画、5ページにキャッシュ・フロー計算書、6から8ページに給与費明細書、9から11ページに予定貸借対照表を添付しておりますので、ごらんください。 以上が補正の内容であります。よろしくお願いいたします。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
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△日程第16 議案第47号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第16、議案第47号、議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の説明を求めます。 総務課長。
◎総務課長(緑川喜秋) 議案集の7ページになりますが、議案第47号、議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。 資料の2を参考にしていただきたいと思いますが、本一部改正条例につきましては、福島県の人事委員会の報告及び勧告に準じまして、議会議員の期末手当を0.05月分引き上げるもので、まず、第1条において、平成30年度は12月支給分を0.05月分引き上げて「100分の172.5」に、第2条においては、資料2の下のほうになりますが、31年度以降は6月支給分並びに12月支給分を均等にしまして、「100分の165」にしようとするものでございます。 以上で説明を終わります。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
鈴木政夫議員。
◆11番(鈴木政夫) ただいま説明がありましたが、今回の改正については、なぜこういう改正をするのか、例えば人事委員会がどうのこうのとか、そういう問題があると思いますが、それについてどうなのかという点が第1点と、この改正によって、議員1人当たりの変化というのはどの程度なのか、以上2点について。
○議長(松本英一) 総務課長。
◎総務課長(緑川喜秋) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 人事委員会関係の内容でございますが、今年度の福島県人事委員会勧告の中で一般職員について、これで出た内容が勤勉手当において0.5月分引き上げる内容というふうになってございます。これに準じまして、これまでも一般職員の関係等、それから他市町村、他自治体等の関係もありまして、準じて提案をしておるところでありますので、ことしも同様にこの均衡を図る上での提案という内容でございます。 それから、今回の中身で、引き上げて、全体で必要とする予算額としましては、17万6,000円というふうになってございます。 以上です。
○議長(松本英一) ほかにありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 まず、提案に反対者の発言を許します。
鈴木政夫議員。
◆11番(鈴木政夫) 議案第47号、議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論をいたします。 ただいま総務課長から、今回の改正についての内容が説明がありました。県の人事委員会の勧告等々によって今回引き上げるということでありますが、私は、この議会議員の議員報酬及び期末手当及び費用弁償に関する条例を改正して引き上げる必要は、今のところないと、このように考えております。もちろん、議員の報酬が安ければ安いほどいいなどということは思ってはおりませんけれども、現段階において引き上げる必要はないというふうに思っております。 なお、この後、職員の給与引き上げ等々も出されてくると思いますけれども、それらについては、私は引き上げは当然だと、必要があると、このように考えております。 以上、反対討論といたします。
○議長(松本英一) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) 私は、議案第47号の議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例に賛成の立場で討論いたします。 今回の期末手当の改正つきましては、説明にあったとおり、福島県人事委員会勧告を参考としてということであり、職員や近隣自治体議会議員との均衡、バランスを図ることが目的であり、適正な改正であると考えており、議案第47号に対する賛成の討論といたします。
○議長(松本英一) これで討論を終わります。 採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者11名、反対者1名〕
○議長(松本英一) 起立多数であります。 よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。
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△日程第17 議案第48号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第17、議案第48号、棚倉町長等の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の説明を求めます。 総務課長。
◎総務課長(緑川喜秋) 議案集の8ページをいただきたいと思います。 議案第48号、棚倉町長等の給与に関する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。 資料の3を参考にしていただきたいと思いますが、本一部改正条例につきましては、議案第37号と同様に、福島県人事委員会の報告及び勧告に準じまして、町長等の期末手当を0.05月分引き上げ、平成31年度以降は6月支給分と12月支給分を均等にしまして、「100分の165」にしようとするものであります。 以上で説明を終わります。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。
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△日程第18 議案第49号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第18、議案第49号、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の説明を求めます。 総務課長。
◎総務課長(緑川喜秋) 議案集の9ページをごらんいただきたいと思います。 議案第49号、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。 本一部改正条例につきましては、福島県人事委員会の報告及び勧告に基づきまして、職員の給料月額及び勤勉手当の額並びに通勤手当の上限額を改定しようとするもので、まず第1条において、給料表を平均で0.1%引き上げ、議案集の9ページから13ページに掲げる別表第1の表に改正しようとするものであります。 次に、第2条では、資料の4を参考にしていただきたいと思いますが、平成30年度は勤勉手当の12月支給分を0.05月分引き上げて「100分の95」に、再任用職員につきましても同様に、0.05月分引き上げて「100分の47.5」とするものであります。 第3条においては、資料4の2ページになりますが、平成31年度からは、通勤手当の上限額をガソリン価格の変動など、職員の通勤事情を踏まえ、現在の「5万2,500円」から「5万9,500円」に、それから、期末手当を6月支給分並びに12月支給分を均等にしまして、「100分の127.5」とし、再任用職員についても同様に6月、12月支給分を均等にして、「100分の70」としようとするものであります。 また、資料4の3ページになりますが、勤勉手当6月支給分を0.052月分引き上げ、12月支給分を30年度改正から0.025月分引き下げて、それぞれ「100分の92.5」とし、再任用職員についても同様に6月支給分を0.025月分引き上げ、12月支給分を0.025月分引き下げ、それぞれを「100分の45」に均等にしようとする内容でございます。 以上で説明を終わります。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。
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△日程第19 議案第50号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第19、議案第50号、棚倉町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の説明を求めます。 総務課長。
◎総務課長(緑川喜秋) 議案集14ページになります。 議案第50号、棚倉町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 資料5を参考にしていただきたいと思いますが、本一部改正条例は、福島県人事委員会の報告及び勧告に基づきまして、第1条において、期末手当の平成30年度12月支給分を0.05月分引き上げて「100分の167.5」に、第2条においては、31年度以降の期末手当は6月支給分及び12月支給分を均等にしまして、「100分の165」にしようとする内容でございます。 以上で説明を終わります。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。
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△日程第20 議案第51号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第20、議案第51号、棚倉町職員の
自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の説明を求めます。 総務課長。
◎総務課長(緑川喜秋) 議案集の15ページをお開き願いたいと思います。 議案第51号、棚倉町職員の
自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 資料の6を参考にしていただきたいと思います。 本一部改正条例は、第4条の自己啓発休業の対象となる大学等教育施設の規定でありますが、学校教育法の改正によりまして、第104条第4項第2号が、第104条第7項第2号に項番号が後ろに項ずれしたことに伴い、本条例の規定を整理しようとするものであります。 附則としまして、この条例は平成31年4月1日から施行する。以下、経過措置であります。 以上で説明を終わります。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。
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△日程第21 議案第52号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第21、議案第52号、棚倉町税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の説明を求めます。 税務課長。
◎税務課長(石井修司) それでは、議案集の16ページと別添の資料7をご準備ください。 議案第52号、棚倉町税条例の一部を改正する条例についてご説明させていただきます。 今回の改正内容につきましては、先ほどの付議議案に対する町長説明のとおり、固定資産税の全期前納報奨金の廃止に伴う改正であります。 それでは、資料7、棚倉町税条例新旧対照表をごらんください。 第70条についてでありますが、固定資産税の全期前納報奨金の廃止に伴い、第2項、報奨金の計算方法、限度額2万円の交付、第3項算出金額の端数関係、これらを削除するものであります。 今度は議案集に戻っていただきまして、16ページ、附則、この条例は平成31年4月1日から施行する。 平成30年12月12日提出、棚倉町長。 よろしくお願いいたします。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
近藤正光議員。
◆6番(近藤正光) 2点ほどお伺いいたします。 参考までに、30年の報奨金の額は幾らだったのか、もう1点は、この前納報償金の近隣市町村の対応についてお伺いしたいと思います。
○議長(松本英一) 税務課長。
◎税務課長(石井修司) ただいまの質問にお答えいたします。 平成30年度の報奨金の額でありますが、482万5,300円、約480万円であります。 あと近隣の状況でありますが、県南地域では、廃止している市町村は、白河市、西郷村、矢吹町、塙町です。あと、2年前のデータになりますが、県内では約6割の市町村で廃止となっております。 以上であります。
○議長(松本英一) ほかにありませんか。
菊池忠二議員。
◆3番(菊池忠二) この条例廃止の大きな理由は、どのようなことで廃止にするのか。考えますと、早期に納税意欲を持っていた方が、何だこれ、早く納めなくてもいいんじゃないのという話になると思います。延滞につながる可能性もなきにしもあらず、この時期において、なぜ、この条例を廃止するのか、理由をお聞かせ願いたいと思います。
○議長(松本英一) 税務課長。
◎税務課長(石井修司) ただいまの質問にお答えします。 廃止の理由関係でありますが、こちらの制度は、税収の、先ほど議員おっしゃったとおり、早期確保、納税意欲の向上を図る目的で、昭和25年に創設された制度です。創設以来、60年以上の経過がたっておりまして、社会情勢も大きく変化しております。口座振替、コンビニ収納など、納税の便宜が図られたこと、また、ほかの税目との公平性を確保する必要もあること、あと、もう一つは、納税したくても一括納税する資力がない方は本制度の恩恵がなく、納税の公平性に欠けるというようなもとで、今回廃止する議案の提出でございました。 以上です。
○議長(松本英一) ほかにありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
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△日程第22 議案第53号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第22、議案第53号、棚倉町
ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の説明を求めます。
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(近藤和幸) それでは、議案集の17ページをごらんいただきたいと思います。 議案第53号、棚倉町
ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてご説明させていただきます。 今回の改正内容につきましては、付議議案に対する町長説明のとおり、
児童扶養手当法及び福島県
ひとり親家庭医療費助成事業補助金交付要綱の一部改正によりまして、ひとり親の支給制限に係る所得の算定基準日を改正しようとするものでございます。 それでは別添資料の8、新旧対照表をごらんください。 今回の改定は、
児童扶養手当法の一部を改正する法律が平成30年10月1日付で施行され、ひとり親家庭の医療費助成をするに当たり、所得制限を設けている関係から、第3条第3項第4号の下線が引いてある部分の支給制限に係る所得の算定基準日を7月1日から10月1日に改めるものでございます。 それでは、議案集17ページに戻っていただきまして、附則、この条例は公布の日から施行し、平成30年10月2日から適用する。これは県から2分の1の補助金を受けて事業を実施しておりまして、県の要綱が10月2日付で改定されておりますので、それに合わせまして10月2日に遡及して適用するものでございます。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。
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△日程第23 議案第54号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第23、議案第54号、棚倉町
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の説明を求めます。
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(近藤和幸) それでは、議案集の18ページをごらんいただきたいと思います。 議案第54号、棚倉町
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例についてご説明させていただきます。 今回の改正内容につきましては、付議議案に対する町長説明のとおり、介護保険法及び厚生労働省令の一部改正に伴いまして、所要の改正を行うものでございます。なお、条例案につきましては、国の基準と同様の内容となっております。 それでは別添資料の9、新旧対照表をごらんください。 これからご説明しますが、主な内容の中で、「指定介護予防支援事業者」という言葉が出てきますが、町内の事業者でいいますと、棚倉町社会福祉協議会にございます地域包括支援センターが指定介護予防支援事業者として活動しております。 まず、新旧対照表の1ページでありますが、左側の改正案で申し上げますと、第2条第4項は基本方針に関する規定でございまして、障害福祉サービスを受けている障害者の方が65歳になりますと、介護保険のサービスが優先されることから、連携に努めなければならない機関に、障害福祉制度の相談機関を加える規定でございます。 次に、2ページに移りまして、第5条第2項につきましては、介護予防支援事業者は利用者に対し複数の居宅サービス事業者の紹介を求めることができるなど、説明することを義務づけることを規定する規定でございます。 次に、3ページに移りまして、第31条第1項第14号の2につきましては、介護予防支援の取り扱い方針に関する規定でありまして、ケアマネジャーが介護予防サービス事業者等から提供された利用者の服薬状況等の情報につきまして、利用者の同意を得て、主治医に提供することを義務づける規定でございます。 次に、4ページに移りまして、第31条第1項第20号につきましては、利用者が訪問看護などの医療系の介護予防サービスを希望している場合には、利用者の同意を得て、意見を求めた主治医等に対しまして、介護予防サービス計画を交付することを義務づけるための規定でございます。改正の趣旨は、医療と介護の連携強化を図るためのものでございます。 その他の規定の改正につきましては、介護保険法及び厚生労働省令の一部改正に伴い、項の繰り上げ、繰り下げ、さらには規定の整備などによるものでございます。 それでは、議案集19ページに戻っていただきまして、附則、この条例は公布の日から施行する。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。
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△日程第24 議案第55号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第24、議案第55号、棚倉町
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の説明を求めます。
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(近藤和幸) それでは、議案集の20ページをごらんいただきたいと思います。 棚倉町
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてご説明させていただきます。 今回の改正につきましては、法律、省令の改正に伴いまして改正を行うものでございまして、国の基準と同様の内容となっております。 それでは、別添資料の10、新旧対照表のほうをごらんいただきたいと思います。 これから説明しますが、主な内容の中で、「地域密着型サービス事業者」という言葉が出てきますが、町内の事業者でいいますと、デイサービスですと寿恵園、なごみが指定されております。グループホームですと関口の上志宝、下志宝台が指定されておりまして、事業者として活動しております。 新旧対照表の1ページでありますが、左側の改正案で申し上げますと、目次の第3章の2地域密着型通所介護、第5節共生型地域密着型サービスに関する基準につきましては、法の改正によりまして、障害をお持ちの方が65歳になりますと、障害福祉サービスから介護保険サービスへサービスが優先されるため、介護保険、または障害福祉のいずれかの指定を受けている事業者が、もう一方の制度において指定を受けさせやすくするために、共生型地域密着型サービスというものが新たに追加されたことに伴い、節を追加するものでございます。 次に、5ページに移りまして、第6条第2項につきましては、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業者の従業員数に関する規定でありまして、訪問介護看護事業者が利用者からの通報により対応するオペレーターの基準が見直しされたことに伴い、必要な経験年数を3年以上から1年以上とするものでございます。 次に、また飛びまして、10ページに移りまして、第39条第1項につきましては、地域の連携等に関する規定でございまして、利用者家族の代表者等で構成される介護・医療連携推進会議というものがございまして、この開催頻度を年3ケ月に1回以上から、年6ケ月に1回以上にするものでございます。 またまた飛びまして、15ページをごらんください。 第59条の20の2につきましては、新たに共生型地域密着型サービスが創設されたことに伴いまして、障害福祉制度の指定を受けた事業所でございましたら、基本的に共生型地域密着型通所介護の指定を受けられるものとされたため、基準を整備するものでございます。 またまた飛んでいただきまして、21ページをごらんください。 第65条第1項の規定につきましては、共用型認知症対応型通所介護の利用定員に関する規定でございまして、認知症対応型通所介護の普及促進を図る観点から、定員数を1施設当たり3人以下から1ユニット当たりユニットの入居者と合わせて12人以下とするものでございます。 またまた飛んでいただきまして、25ページをごらんください。 第83条の3項、26ページに移りまして第84条の第1項、28ページに移りまして103条の第3項、29ページに移りまして第111条の第2項、30ページに移りまして第112条の第1項につきましては、新たに創設された「介護医療院」という施設を加える規定でございます。 次に、第113条第7項、34ページに飛びまして第138条の第6項、37ページに飛びまして第157条の第6項、39ページに飛びまして第182条第8項の規定につきましては、介護サービス事業者の利用者に対する身体的拘束等の禁止に関する規定でございまして、やむを得ず身体拘束を行う場合には、3ケ月に1回以上、委員会を開催すること。明確な指針を整備すること、従業員に対して定期的に研修を実施することなどを規定するものでございます。 その他の規定の改正につきましては、法律と省令の一部改正に伴いまして、規定の整備、項の繰り上げ、字句の訂正、条の繰り上げ、繰り下げによるものでございます。 それでは、議案集の31ページに戻っていただきまして、附則、この条例は公布の日から施行する。 以上で説明のほうを終わらせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。
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△日程第25 議案第56号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(松本英一) 日程第25、議案第56号、棚倉町
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の説明を求めます。
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(近藤和幸) それでは、議案集の32ページをごらんいただきたいと思います。 議案第56号、棚倉町
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてご説明をさせていただきます。 今回の改正につきましては、先ほどの説明のとおり、介護保険法及び厚生労働省令の一部改正に伴い所要の改正を行うものであり、国の基準と同じ内容になってございます。 それでは別添資料の11、新旧対照表のほうをごらんください。 これからご説明しますが、主な内容の中で、「地域密着型介護予防サービス事業者」という言葉が出てきますが、町内の事業者で申しますと、介護予防認知症対応型通所介護、デイサービスの場合ですと寿恵園が、介護予防、認知症対応型共同生活介護ですと、グループホームですと上志宝、下志宝台のほうが町の指定を受け、事業者として活動しております。 まず、新旧対照表の2ページでありますが、左側改定案の第5条第1項、こちらは特養、介護老人保健施設等で行われております介護予防認知症対応型通所介護事業所、デイサービスの従業員数に関する規定でございまして、新たに創設された「介護医療院」を加えるものでございます。 次に、第9条第1項、こちらは、共用型介護予防認知症対応型通所介護の利用者の定員数に関する規定でございまして、認知症対応型通所介護の普及促進を図る観点から、利用定員について、1施設当たり3人以下から1ユニット当たりユニットの入居者数と合わせて、12人以下に見直すものでございます。 次に、4ページに移りまして第45条第3項、5ページに移りまして第46条につきましては、こちらも「介護医療院」を加えるものでございます。 次に、8ページに移りまして、第72条第2項と第73条につきましては、グループホームの管理者と事業の代表者に関する規定でございまして、「介護医療院」を追加するものでございます。 その他の規定の改正につきましては、介護保険法や厚生労働省令の一部改正に伴う規定の整備、項の繰り上げ、字句の訂正、条の繰り上げ、繰り下げによるものでございます。 それでは、議案集の34ページに戻っていただきまして、附則、この条例は公布の日から施行する。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(松本英一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
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△日程第26 議員の派遣について
○議長(松本英一) 日程第26、議員の派遣についてを議題とします。 議員の派遣については、お手元に配付の議員派遣書のとおりであります。 議員派遣書のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議員の派遣については、議員派遣書のとおり、12月19日に開催の東白川地方町村議会議員研修会に議員を派遣することに決定しました。 なお、この際、お諮りいたします。 ただいま決定しました議決事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任を願いたいと思いますが、これにご異議ございいませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(松本英一) 異議なしと認めます。 よって、議長に一任することといたします。
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△散会の宣告
○議長(松本英一) 以上で本日の日程は全て終了しました。 本日はこれをもって散会いたします。 大変ご苦労さまでした。
△散会 午後2時18分...