棚倉町議会 2017-09-14
09月14日-03号
平成29年 9月 定例会(第4回) 平成29年第4回
棚倉町議会定例会会議録議事日程(第3号) 平成29年9月14日(木)午前10時開議日程第1
一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
---------------------------------------出席議員(13名) 1番
蛭田卓雄議員 2番
藤田光子議員 3番
菊池忠二議員 4番
和知裕喜議員 5番
佐藤喜一議員 6番
近藤正光議員 7番
須藤俊一議員 8番
古市泰久議員 9番
佐川裕一議員 10番
藤田智之議員 11番
鈴木政夫議員 12番
和知良則議員 14番
松本英一議員---------------------------------------欠席議員(なし
)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長
湯座一平 副町長 鈴木敏光 教育長
松本市郎 総務課長 須藤俊一 税務課長 石井修司
地域創生課長 小林 弘
健康福祉課長 近藤和幸 住民課長 松崎秀昭
産業振興課長 渡辺 守
整備課長 鈴木隆
上下水道課長 近藤徳夫
子ども教育課長 緑川喜秋 生涯
学習課長 川瀬浩二 監査委員
藤田啓一朗---------------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長 小田貴史 係長 浜田清二
△開議 午前10時00分
△開議の宣告
○議長(
松本英一) おはようございます。 これより、本日の会議を開きます。 なお、職員並びに報道機関に写真撮影を許可しておりますので、ご了承願います。
---------------------------------------
△
議事日程の報告
○議長(
松本英一) 本日の
議事日程については、お手元に配付のとおりであります。
---------------------------------------
△日程第1
一般質問
○議長(
松本英一) 日程第1、
一般質問を行います。 質問の通告がありましたので、順次発言を許します。
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△
藤田光子議員
○議長(
松本英一) 順位6番、2番、
藤田光子議員、登壇願います。
藤田光子議員。 〔2番
藤田光子議員 登壇〕
◆2番(
藤田光子) 議席番号2番、
藤田光子です。 2点について、通告に従い質問をいたします。 まず1点目ですが、町内、町外の多くの方々が利用されている
棚倉運動広場の整備について質問をいたします。
運動広場という名称のとおり、多目的に使われている場所であることは誰もが承知しており、さまざまな競技が行われ、利用されています。約1ケ月前には、複数回にわたり、質問、要望が繰り返し出されておりました念願の
グラウンドまでの昇降階段が設置され、大変助かりますと利用されている方々が笑顔で話す姿を目にする機会がありました。あのような笑顔を少しでも多く見られる行政こそが町としてのあるべき姿なのではないかと、強く心に響きました。その真新しい階段をおりたところの
グラウンド整備についてであります。
皆さんご存じのように、野球、ソフトをするに当たり、夏の炎天下のもと、強い日差しを遮るところがありません。
グラウンドの面積の問題などあるとは思いますが、最近の不安定な自然現象、そして、世の中の不穏な情勢をも鑑みまして、
バックネット側の両脇に
屋根つきのベンチなどを設置してはどうか、答弁を求めます。 次に、現在、段差のあるところに芝生があるものの、座るには雑草やらヤブカ、時に犬のふんなどがあり、観覧、応援する場所としては大変望ましくない状況です。町外問わず、観覧、あるいは応援に訪れた方々が心地よく安心して座る場所が必要だと思います。 そこで、
グラウンド東側、
総合体育館側の観覧する場所にベンチなどの設置をしてはどうか、この現状について答弁を求めます。
○議長(
松本英一) 教育長。 〔教育長
松本市郎 登壇〕
◎教育長(
松本市郎) 順位6番、2番、
藤田光子議員の
一般質問にお答えをいたします。 ただいまの
棚倉運動広場の整備についてでありますが、まず
屋根つきのベンチの設置につきましては、
棚倉運動広場は多
目的スポーツに対応した
運動施設であり、特定の野球や
ソフトボールに対応する
屋根つきのベンチの設置については、現在のところ考えておりません。 次に、東側の観覧する場所のベンチ等の設置につきましては、東側は緑地帯であります。現在、観覧場所としても活用されていますが、ベンチの設置については考えておりません。しかし、一部芝生が傷んで土が露出したり、雑草が生えている箇所が見受けられますので、今後、芝生の
張りかえ等については十分に検討してまいりたいと考えております。 以上で答弁といたします。
○議長(
松本英一)
藤田光子議員。
◆2番(
藤田光子) ただいまご答弁をいただきました。 答弁内容については私も想像はできますし、
予想どおりの回答だなと思いました。ただ、最近の情勢や何かを鑑みたときに、大変遮る場所がなかったりということが多々ありますので、そこを一応問題として出しておいたほうがいいのかなと。何かしら、考慮をしていただけることを望んで出しております。 続きまして、それで、安心して
ベンチ観覧席に対しましては、ふさわしい環境を提供することが大変大事であると思います。そのような安心して観覧、応援のできる場が設営されることに期待をしております。 再質問いたします。
運動広場全容の
環境整備という点から全体を見たとき、
北側コートには
夜間照明灯があり、明るい中で競技練習などがされています。しかし、南側には照明がなく、薄暗い中で練習を余儀なくされているのが状況です。 皆さん既にご承知とは思いますが、今現在も町を代表して走ってくださる駅伝出場の方々、そして未来に向けて練習に励んでいる
子供たちが一生懸命走っております。そして、その
子供たちの育成に頑張っている方の大人たちの姿があります。最近、棚倉町出身の選手数人が各
スポーツ界でよい成果を出し、この棚倉町を息づかせてくれています。 このような選手の育成の源は、小さいときからよい指導者のもと、苦しい練習で培ったことによるものと言っても過言ではないと確信しています。そのような暗い中で練習をしている、そういうふうなときに、なぜ南側には明るい照明が設置されていないのか疑問に思いました。このことについては、なぜなのでしょうか。その理由をお聞かせ願います。
○議長(
松本英一) 生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(
川瀬浩二) お答えをしたいと思います。 確かに、南側、陸上の練習とかやっていますけれども、今までもちょっとそういうものもよくありましたけれども、ちょっと費用面の問題でつけられなかったことがあります。今後、利用状況や費用面等十分な調査をしながら、ちょっと少し難しい問題ですけれども、少し検討していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
藤田光子議員。
◆2番(
藤田光子) さい先のよい、明るい見通しがあるようなお答えをいただきました。 私たちは、少しでもよりよい環境をつくって、一生懸命頑張っている選手層、
子供たち、代表になれない
子供たちもたくさん走っております。そこに付随して、その親御さんたちも一生懸命、夜遅くまで応援に来ていたり、物を持ってきて、そこで夕飯を食べさせたりしております。そういう状況の中、野球の練習をしているときに、その子たちは大変暗い中で走っております。
グラウンドの正面から相手方の向こう側を見ますと、全然子供の姿がわかりません。そのぐらい暗いです。 その費用も大変だとは思いますが、せめて私たちのできる
環境づくりというのは、応援することしかできません。そういうふうな意味を込めまして、よりよい環境の整備こそが町に枝をふやす大事な行政の仕事であることを心がけ、改善に努めていただくことを願って次の質問に移ります。 2点目の質問をいたします。 ことしも夏が終わり、もう既に秋の気配が忍び寄るこのごろですが、早々に来年の夏に向け、じっくり時間をかけて取り組んでいただきたいと願うことについて質問をいたします。これから、この町を背負っていくであろう子育て真っ最中の方々、そしてお孫さんを預かり、働く人たちの応援をしていらっしゃる
おじいちゃん、お
ばあちゃんたちの声をまとめ、代弁者としての質問を提案させていただきます。 町の中心にあります
城跡多目的広場の整備についてでございます。 幼児のいる保護者にとってこの町で今一番あったらよいと思う願い事が夏の
水遊び場です。町なかをお散歩がてら、おやつやお弁当を持って、楽しく時間を過ごすことができる、そんな遊び場があったら、本当にほかの町村に出かけずに過ごすことができるので助かります。せめて、夏場だけでもいいので、水の流れる庭園のような遊び場をつくることはできないのでしょうかという切な声でした。
多目的広場については、春の桜祭りで町民が集う以外、今では秋のまるごとミュージアムで利用されていますが、使われる数は本当に少なく、まして夏の日差しに焼かれる芝生、ブランコ、遊具では、やけどなどの心配があり、遊ばせられません。日が陰ったころには、犬のふんがあったりというのが現状です。 そこで、プールとなると、監視員が必要とされたり、多大な費用がかかったりと大ごとでございますが、城跡の景観を踏まえ、庭園式の
水遊び場ならば、小さな
子供たちも保護者に見守られ、楽しく利用することができますし、大人も足をつけたり、そして夕涼みの場として、小川のせせらぎのような水の音や景観に癒されるのではないでしょうか。 夏の終わりには、水をとめたとしても、風情ある趣のもとで、お茶会の野立ての席などにも利用できたり、1年を通して歴史の
まちづくりにも役立つ、幼児から大人まで親しまれる場所となると思います。 以上のような思いを込め、
城跡多目的広場内に幼児らが遊べる木立のある水場を整備してはどうか。町としての考えを伺います。
○議長(
松本英一) 町長。 〔町長
湯座一平 登壇〕
◎町長(
湯座一平) ただいまの
城跡多目的広場の整備についてでありますが、
城跡多目的広場は、平成12年度に策定した棚倉町
中心市街地活性化基本計画に基づき、国の補助を受け、
城跡周辺地区を平成15年度から平成20年度にかけて一体的に整備した箇所の一つであり、平成16年度に整備をした広場であります。 その目的は、町民や来訪者の憩える場所として、また、
各種イベントが開催できる空間を確保するため、
野外ステージや芝生の広場及びベンチ、
常設テントなど休養施設、さらにブランコ、滑り台などの遊戯施設を整備し、現在、都市公園として広場の芝生などを管理しながら、多くの方に利用をしていただいております。 そうしたことから、今後においても、その目的に沿った活用を考えておりますので、現在のところ、
当該広場に幼児が遊べる水場などを整備することは考えてはおりません。 以上で答弁といたします。
○議長(
松本英一)
藤田光子議員。
◆2番(
藤田光子) 大変残念なお答えをいただいてしまいました。 プールをつくるということに関してもはっきりしたお答えをいただけません。棚倉町に安心して子供が遊べる場所、ありますか。水に親しむというところがございますか。小学校や幼稚園のプール、中学校のプール、ましてルネサンスのプールを町民に開放しますということになりましても、幼児を抱えた親御さんたちはなかなか入りづらいものです。そこのところをよく理解をした上、また考えていただきたいと思いまして、何点かの提案だけでも聞いていただきたいと思います。 例えば、新しくプールをつくったとしてのプールの
維持管理費用と比較しても、運営はしやすいのではないか。水についてのことですが、枯山水という見方もあります。7、8月の2ケ月間だけでもいいです。日中だけなんです。夜間は流さなくとも、日中だけでいいです。そこの費用の差額を考えてみてください。それによって、どれだけの人が町に親しみ、喜んでいただけることか。 歴史の
まちづくりとして、今一生懸命頑張っている棚倉町であることは重々承知をしております。その歴史の
まちづくりの景観の一つの中に組み入れることも可能ではないかと思います。全体を、あそこを水場にしてほしいと言っているわけではございません。あそこの一角に水道水の流れ出ているところもございます。そういうふうな一角を利用して、本当に小川のせせらぎのような、本当にちょろちょろしたことでいいんです。小さな幼児を連れて遊びに行ける、憩いの場、夕方になったら日が陰りました、そのときに夕涼みをしながら城跡の近辺を散歩する姿、そんな姿を想像してみてください。絶対に価値あるものになるのではないかと私は思っております。 プールもだめ、水遊びもだめ、どこに行きますか。近辺の
レジャーランドに行けばいいんじゃないかと言うかもしれません。ですが、毎日のことに
子供たちを遊ばせてあげられるそんな小さな幼児を抱えた
お母さんたちたくさんいらっしゃいました。働いている親の手助けをするために、小さなお孫さんを連れて散歩している姿もございました。そんなときに、あそこの
多目的広場で
ボール遊びをしている
子供たちも何人もいました。あそこは、道路際です。防護柵もありません。たまたまなんでしょうけれども、私が見たときに、
サッカーボールをあそこの城跡の中に落としてしまいました。そのボールをどうしたかというと、あそこを散歩している近隣の方々が皆さんで一生懸命拾い上げていました。そのような危険性を伴っているところが町の景観の中の一つでいいのでしょうか。それよりも、私は負の財産にならないような、歴史の町にふさわしい、1年を通して使える場所、皆さんが癒しの場所として憩える場所、そんな場所になってほしいと、私は皆さんの声を代弁して大きくお願いを申し上げ、そして、じっくり来年の夏までの間、時間的に考えまして、急遽、夏が終わった今、皆さんの共感を求めてここに質問とそれから提案として出させていただいております。 そのような幼児を抱えた親御さんに対する思いやり、とても大切なことなのではないのかなと思います。小さな幼児から、
おじいちゃん、お
ばあちゃんまでが癒される、そんな空間をどうしてつくれないのでしょうか。いろいろな条件はあると思います。ですが、本格的なプールをつくれない、この町に本格的にできる施設がございますか。大きな屋根をつけられない
運動広場、子供が避難できる場所もありません。 町の
多目的広場を見ても、テントはございます。小さなテントです。遊具もございました。小さな遊具です。あそこの遊具を使って遊んでいる姿は本当に小学生の高学年の子でした。ここ数日、何度も何度も見に行かせていただいております。小さな子供はあそこで遊ぶことはありません。
子どもセンターに遊びに行った子たちが
サッカーボールを借りてきて、そしてあそこでサッカーのまねごとをしておりました。あそこの近所に住宅がございます。そこの住宅にボールが何個か入ってきたそうです。あそこは野球場じゃありません。
ソフトボールで遊ぶところでもありません。非常にそれを許すものであるならば、安全面からいっても道路がすぐそばです。そこの交通しているところに、そこに転がったボールを追いかける姿ありました。そのような危険性を伴いながらもそういう縛りに縛られているそのような町であってはいけないんじゃないでしょうか。 町民の一人でも多くの方々が望むこと。プールもできないのであるならば、小さな小川ぐらいつくれないのでしょうか。しかも、水の量が噴水をつくったら
出しっぱなし、循環をさせるには、小さな子がいて、小さな子が水に入った場合に、それこそおしっこや何かをしてしまうので、そこは衛生上問題があるとかというのであるならば、それがあったとしても、本当に1年中水を出してくれとは言っていません。7月、8月、本当に暑い中、そのときの日中の時間を区切っても最初は仕方がないと思います。 せめて、そのぐらいの情景を景観として邪魔にならないような歴史の町棚倉にふさわしいような
環境づくりに力を入れていただけたらなと、本当に切なる思いで皆さんにこうして希望、それから、なぜそこまでできないのか。そこまで条例というのは縛られなければいけないのか。それだけの予算を組み立てることはできないのか。そこに、私は人情というもの、それから思いやり、そういうものの行政に関する方向性、そこは根本から見直さなきゃいけないところなんじゃないかなと、棚倉町に対して思います。 棚倉町だけではございません。皆さんの一言一言の希望が届いていないのでしょうか。皆さんの個人で構いません。思いを想像してみてください。たった1ケ月、2ケ月の夏の期間だけのことです。それでも、運営できるとは思いませんか。大きなプールをつくる、そうなった場合の費用、運営の仕方、人件費、それこそ電気料までかかります。そのようなことじゃなく、本当にあそこ全体を庭園にしてくれと、そういうふうなことではございません。ただ、棚倉町の情景に合った、あそこにあっても一年中、町民の方が利用できる憩いの場をつくってほしい。そのことだけを願って今、この場に代弁者として立っている私です。 ぜひ、この思いが皆さんの心の中に残っていただければ、そういう思いでお話をしております。ぜひ、負の遺産となるわけではない。町の
景観づくりの一つ、歴史のまち棚倉にふさわしい景観、城跡に合ったもの、緑を壊すことなく、せっかくあそこにいいお茶室をいただいております。あそこを使っております。ですが、そこで使われるお茶席に野立ての席があったりということも歴史のまちの中では、城下町に多々あります。棚倉町だって、つくってつくれないことはないと思います。そういうことに関して、今、大柱としてお話をしました。そのことに対してお考えいただくことはできないでしょうか。町長にお伺いいたします。
○議長(
松本英一) 町長。
◎町長(
湯座一平) 今、子供の水遊びのできる場所、癒しの場所として
多目的広場をというようなご提案をいただきました。 ただ、先ほど答弁したとおり、
多目的広場は
多目的広場として、私は結構、
子供たちが遊んでいる姿は見ております。また、かといって必要がないのかということではありません。さらには、1ケ月、2ケ月ぐらいはできないのかという議論の反対には、1ケ月、2ケ月しか使わないものをずっと使わなくちゃいけないのかというような議論もまた出てくるのも事実でございます。そういったことも含めながら、
城跡周辺を含め、今後の活用方法については考えていかなければならないと思いますし、本当に小さな
子供たちが遊べる場所というのも、あわせて考えていかなければならないと思っております。
○議長(
松本英一)
藤田光子議員。
◆2番(
藤田光子) ただいま、何かしらの考えで、何かしらが変わるかなと、望みあるお答えをいただきましたが、お答えの中で、「2ケ月ぐらいしか使わないもの」というお言葉がありました。例えばの話で私が2ケ月と出したのは、1年を通して、水が本当に親しまれる時期というのがその時期ではないのかな。水道の料金も考えての1ケ月、2ケ月と申しただけで、例えば、そこを1年のうち、1ケ月、2ケ月が水の流れで使う場所、それだけのことではありません。 先ほども申しましたけれども、本当に庭の情景というのは、1年を通して枯山水というふうな庭園のつくり方もございます。水が流れていなくても、利用する価値というのは1年を通してあるのではないでしょうか。景観を壊すのでもなく、新たにコンクリートのものをつくってほしい、そういうことではございません。ですので、ぜひともそのような方向で1ケ月、2ケ月しか使わないところだと断定することなく、よく考えていい方向でお力をいただければと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
松本英一)
整備課長。
◎
整備課長(鈴木隆) ただいまのご質問にお答えをしたいと思います。 いろいろご提案をいただきました内容を
十分精査検討をさせていただきまして、今後の施策に検討してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(
松本英一)
藤田光子議員。
◆2番(
藤田光子) ぜひともよい方向に考えていただけるのならありがたいと思います。 これは、町民ほとんどの方があったとしても、誰も何も言うことじゃなく、賛成をしていただけるのではないかと、一生懸命考えた提案です。 町民の多くが望んでいる
水遊び場、癒しの場、木陰があり、岩陰から流れ落ちる水に歓声を上げ、あるいは噴水で喜び、戯れる幼児の姿を想像してみてください。来年に向け、負の遺産にならないような皆さんの思っている
歴史的景観の邪魔にならないような整備がなされますことを考えていただくことを強くお願いを申し上げ、望みを持って、私の質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(
松本英一) 順位6番、2番、
藤田光子議員の質問を終わります。
---------------------------------------
△
菊池忠二議員
○議長(
松本英一) 順位7番、3番、
菊池忠二議員、登壇願います。
菊池忠二議員。 〔3番
菊池忠二議員 登壇〕
◆3番(
菊池忠二) 3番、
菊池忠二でございます。通告に従いまして、4点ほど当局にご質問をさせていただきまして、お答えをいただきたいと思います。 一輪のきれいな花から、岩石男にかわったことにつきまして、非常に心苦しく思いますけれども、ご了承お願いしたいと思います。 それでは、最初の質問でございます。 八溝山や
流廃寺跡などの
観光資源活用と
整備事業の計画についてお伺いをいたします。 八槻都々古別神社の横に計画をされておるという観光案内の役割も担ったいわば小さな道の駅、ミニ道の駅が完成すれば、ほかの観光地に加え、
八溝山周辺、また
流廃寺跡などの面としての周遊が比較的充実して広がっていくというふうに思われます。 そこで、
八溝山周辺と
道路整備等の
実施計画はあるのかをお伺いいたします。
流廃寺跡の周辺と
管理方法、
遊歩道等の計画はあるのか、あわせてお伺いをいたします。
○議長(
松本英一) 町長。 〔町長
湯座一平 登壇〕
◎町長(
湯座一平) 順位7番、3番、
菊池忠二議員の
一般質問にお答えをいたします。 ただいまの八溝山や
流廃寺跡の
観光資源活用と
整備事業の計画を問うについてでありますが、まず、
八溝山周辺と
道路整備の
実施計画はあるかにつきましては、福島県に確認をしたところ、
県道八溝山線における長期的な
道路整備計画は現在ないとのことでありますが、当該路線は毎年12月から翌年3月末までの間、冬季通行どめとなることから、その期間を利用して毎年予算の範囲内で
災害防除工事を施工し、危険個所の解消に努めているとのことであります。また、
八溝山周辺の整備につきましては、当地域が
県立自然公園内であることから、県の動向を注視し、必要に応じ、要望、協議をしてまいります。 次に、
流廃寺跡の周辺と
管理方法、
遊歩道等の計画はあるかにつきましては、現在、
流廃寺跡周辺には
ハイキングコースと遊歩道があり、新たな
遊歩道等の計画はありません。また、管理等につきましては、
森林環境交付金事業を活用し、当区域の維持補修を実施したほか、
町観光協会流支部により、毎年、
流廃寺跡や
ハイキングコース、
遊歩道等の除草作業や修繕等が実施されております。 以上で答弁といたします。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 浅学非才の私がにわかに歴史などを語ることになりますので、非常に心苦しいし、また皆さんのご指摘を賜りながら進めてまいりたいというふうに思います。 八溝山は、私このところ何度か登りまして、頂上は、伺いますと非常に棚倉町の面積は非常に小さくて、ほとんど大子町の領域であるというようなことを伺っておりますけれども、何はともあれ、景観が非常によろしくない。私が行ったときには、スズメバチがぶんぶん飛んでいました。そういったことを考えますと、あそこの周りの木が非常に景観の妨げになってございますので、あの景観をよくするために、木の伐採が可能なのかどうなのかお伺いしたいと思います。
○議長(
松本英一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(小林弘) ただいまのご質問にお答えしたいと思います。 ただいまご指摘の土地につきましては、国有林になってございますので、所有者もおります。所有者のほうに要望をしてまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 申すまでもなく、八溝山につきましては、ご案内のとおりで、非常に価値のある、観光資源としては一級品だというふうに私は思っているわけでございます。 例えば、日本名水百選に登録をされている金性水、鉄水、竜毛水、白毛水、銀性水、これは徳川光圀が命名したというふうに言われている清水でございます。現実的には、この金性水が活用できるというふうなことでございまして、あとほかの4つの水は、ちょっと使用にはなかなか向かないのではないかということでございます。 どちらにしましても、久慈からの源流でございますし、私が子供のころ、家は運送屋をやっていまして、うちのおやじなんかが、八溝山の杉は非常によろしくて、高度成長の時期でございましたけれども、東京などの材木市場に行きますと、八溝山の杉であるというような市があちこちで開催されていたというほど、良質の木材が生産できるということでございまして、こういった面を考えましても、この有り余る観光資源として、一流、そういった資源ではないかなというふうに思いますけれども。 たまたま頂上の面積が非常に棚倉町の分が狭いということでございますので、なかなか頂上の整備につきましては、これはも大子町さんに整備は全部お任せをいたしまして、そして、県道377号線を伝いまして、そして観光資源として活用するというのが一番よろしいのかなというふうに私は思っているところでございます。 私も行ったところ、頂上には国交省の鉄塔、それから東電の鉄塔が景観に似つかないような形で立っておりましたけれども、このことが原因で、あの頂上付近の整備がほとんど東電が資金を出して、それで整備をされておるというようなことを伺ってまいりました。 そういったことを考えましても、この八溝山は、整備は大子町並びに東電でしてくれて、そしてこの棚倉町の観光地としての有数なトップレベルな観光資源だということでございますので、これからも引き続き、さっき課長がおっしゃいましたけれども、このアクセス道路、県道377号線、この整備につきまして、ご尽力を賜りたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
松本英一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(小林弘) お答えしたいと思います。 おただしの
県道八溝山線でございますが、本町といたしましては、議員おただしのように、十分、自然豊かな観光資源というような理解をしているところでございますが、道路につきましては、県道というようなこともございまして、県の管轄するところでございます。土木事務所のほうに確認しましたところ、
災害防除工事というような位置づけで危険個所の解消には努めている。また、未舗装部分の解消にも努めているというような状況でございますので、一日も早いそういった危険個所の解消ができるよう要望してまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) さらに、頂上では、議長も非常にカメラに精通されておられてご存じかと思いますけれども、東京スカイツリーが肉眼では見えませんけれども、撮影に成功した例があるというぐらい、位置、それから景観等にすぐれてございまして、もしかすると私、想像で申し上げて恐縮ですけれども、棚倉中学校の「日輪」という言葉が歌詞ございますね。この「日輪」はもしかしたらこの日輪寺をとって、イメージとして、そして「日輪」という言葉があるのかななんていうふうに思っていたんでございますけれども、この辺は関連質問ですが、どんなふうになっているんでしょうね、これは。
○議長(
松本英一)
子ども教育課長。
◎
子ども教育課長(緑川喜秋) ただいまの質問にお答えしたいと思いますが、そのお寺さんの名前の日輪とどういう関係があるかはちょっと存じ上げておりません。 以上です。
○議長(
松本英一) 申し上げます。 今のは、通告外でございますので。
◆3番(
菊池忠二) かしこまりました。 そんなことで、先ほど課長がおっしゃっておりましたけれども、頂上付近は環境庁の管理といいますか、ふるさといきものの里に認定をされておるということで、景観が悪いからといって、なかなか伐採は厳しいような話を伺っておりますけれども、ご存じのとおり、天狗党などのストーリーもございまして、ああいった物語があの八溝山にあふれておるということを考えますと、観光するときに、北から来るというよりは、きっと八溝山に興味を持つ方は南からおいでになるということになろうかなというふうに思うんですね。そうすると、当然、大子町から来て、下野宮、上野宮、これを通じで八溝山に到達すると、特に秋などは非常に景観がよろしくて、本当にすばらしい観光地であるということがご案内をされておるところでございます。 ぜひ、先ほども再々お願いになりますけれども、この頂上付近の整備は大子町さんにお任せをして、そしてその結果、観光資源としては、棚倉町が扱わせていただくということで、ぜひお力添えをお願いしたいと思いますが、最後に、町長、この件についてお話をいただきたいと思います。
○議長(
松本英一) 町長。
◎町長(
湯座一平) 八溝山の周辺については、大梅のほうから私は一度歩いて登ったことがございます。 ただ、当初、おただしにあったように、その当時、昔植えた、逆に、杉が今は支障木となって景観を損なっているというのは皮肉だろうというふうに思います。 ただ、鹿又林道等、すばらしい資源があって、里山の関係で来ていただいている大学の先生に言わせると、すばらしい植物があったり、すばらしい昆虫が、余り見たことのない昆虫があの辺にはたくさんあるんだということでありますので、頂上だけが八溝山ではありませんから、その八溝山一帯を観光資源として活用をしていくということには全然問題はないというふうに思っておりますし、さらに必要だろうという部分というところでございます。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 町長がおっしゃいましたように、377号線の横を通る八溝川といいますか、久慈川といいますか、あれは非常に景観がよくて、十和田湖周辺に負けないような景観を持っているなというふうに思って帰ってきたところでございます。 これから、さらにウオーキングだとかそういうことも含めて、もちろん道路の安全を確保してからということでございますけれども、一つそういったことも考えていただいて、さらに、できればあの八溝山を観光資源としてこの町が潤えるようなそういう企画を考えていただきたいというふうに思いますが、よろしくお願いを申し上げます。 次に、
流廃寺跡についてご質問をいたします。 13号平場から、ご存じのように、金銀象嵌鉄剣が出土された、銅製三鈷杵が出土されたということでございますが、今、福島県立博物館にあるということでございますが、これはお金などはかかっていないのでしょうか。
○議長(
松本英一) 生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(
川瀬浩二) お答えをいたします。 確かに、13号平場から、金銀象嵌鉄剣が出土して、その後、博物館に保存処理をお願いしまして、県立博物館ですけれども、現在、無償で預かっていただいております。 以上です。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 私も、古い広報たなぐらなどを探して見てみましたけれども、昭和20年あたりですか、中学生が
流廃寺跡をハイキングして、授業の一環なのか何かちょっとよくわかりませんが、そういった姿の写真を目にしたところでございますが、現在のところ、小学校、中学校で流廃寺に向けて、秋であっても、春であっても遠足などは行われているのかどうなのかお伺いをします。
○議長(
松本英一) 生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(
川瀬浩二) お答えいたします。 確かに、過去には、近津小学校とかでハイキングなどをやった経過はございますけれども、現在はそういたものは行われていないものと認識をしております。 以上です。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 当然、
流廃寺跡に興味を持ったり、あそこに訪れたりする方につきましては、誰でも行くというよりは、そういった歴史に興味を持つ方が大勢だろうというふうに思います。そういったことを考えますと、アクセスは非常に大事になるかなというふうに思っているわけなんですけれども。常隆寺の左横から上がって、林道ですか、流・岡田線ですかね、これを上がって途中で
流廃寺跡に抜ける古道が遊歩道といいますか、そういったことがあるんだというふうに思いますけれども。あそこのところに駐車場がちょっと見当たらないので、これはどういった経緯で林道を整備されたのかはちょっとよく私も存じておりませんけれども、あそこに地権者の承諾などを得て駐車場を、これは3台から4台ぐらい、また、3台、4台、5台ぐらいとまれるような駐車場を整備するということは可能なんでしょうか。
○議長(
松本英一) 生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(
川瀬浩二) お答えいたします。 現在、28年に保存活用計画を策定しまして、その後、これはいつになるか、今後、ちょっと検討しますけれども、保存整備計画を策定するよう国等から指導がありますので、その辺を踏まえまして、今後どういった整備が必要なのか、どういった駐車場が必要なのかとか、そういったことを踏まえまして、今後、専門家によります策定委員会を設けまして、専門家の意見を聞きながら、そういった
環境整備にも努めていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 広報たなぐら、過去のを見ましたら、濱島正士さんですか、こういった方などにお願いをして、これからの長く保存するための遊歩道の整備、案内板の設置などを検討する委員会をつくるというようなことが載ってございましたけれども、この委員会をもう既に立ち上げたということでよろしいでしょうか。
○議長(
松本英一) 生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(
川瀬浩二) 委員会といいますのは、昨年までの、28年までの保存活用計画の策定委員会でございまして、今後、整備、ちょっとすぐには難しいですけれども、保存整備計画となりますと、また新たな委員会を設置する予定でございます。 以上です。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) それで、私が一番、先ほどの藤田議員ではございませんが、夢がございまして、できればこの金銀象嵌鉄剣が棚倉の図書館あたりを改造して、部分的に博物館のような施設整備をして、
流廃寺跡をハイキングして見学した後、図書館に行って、これは日本で初めてだというふうに伺っておりますけれども、非常に貴重なそういった出土品、宝物が遠く福島の美術館ではなくて、できれば図書館などをちょっと改造して、整備をして、そしてそれを展示して、そして時間で申しますと、朝、流
ハイキングコースに行って
流廃寺跡を見てきて、その後、駅前の図書館に行って、そして、それを拝見して、その後、「家族に乾杯」の番組の中で芸能人と互角にわたりあったという食堂を訪れてみたり、それから近代では、非常にスケールの大きいお菓子屋さんを回ったりとかということが可能かなというふうに思うんですけれども、こういったことを考えました仕掛けといいますか、そういうことを考えますと、できればこのお宝物の出土品が何とか工夫して、少額で金額がかからないような、そういった設備などを図書館に併設するというふうなお考えがあればお伺いしたいと思います。
○議長(
松本英一) 生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(
川瀬浩二) 確かにそういうことができますけれども、鉄剣の場合、出土管理とかそういった収蔵庫が必要だと思うんですよ。それにつきましては、第6次振興計画にも文化財を広く公開できる
環境整備に努めるとありますので、この辺は第6次振興計画の中で十分に検討していきたいと考えております。 以上です。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 非常にそういった、当然、インフォメーションを担うこのミニ道の駅でもって、そういう周遊のプランなども提示して、そしてそれを経済活性化につなげていくというような仕掛けが必要ではないのかなというふうに思っているところでございます。 できれば、東白川郡にも国宝級のこういった鉄剣が出土したということを生かして、広くPRして、そして我が棚倉町がこういったことで、それこそ、千何百年も昔から棚倉町は栄華をきわめ、そして人々が知恵を使い、そして仏教にも造詣が深い場所だったということをぜひPRしていただいて、そしてこういった観光、それから産業に、それは商業にも結びつけていただきたいなというふうに思っているところでございますが、これも町長にご意見を伺いたいと思います。
○議長(
松本英一) 町長。
◎町長(
湯座一平) 歴史の大切さということを認識しているからこそ、私になってからは歴史については随分力を入れてきたというふうに思っております。いろんなやり方があるんだろうというふうに思いますので、十分に検討を進めていきたいと思っております。
○議長(
松本英一) 申し上げます。
一般質問の途中ですが、11時5分まで休憩します。
△休憩 午前10時54分
△再開 午前11時05分
○議長(
松本英一) 休憩前に引き続き再開します。
一般質問を続けてください。
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 予想していた時間に休みをいただきましたので、非常に感謝を申し上げます。 町長にお答えをいただきましたので、もう何も申すことはございませんが、町長の並々ならぬ歴史に対する造詣、思い、そういうものを感じることができまして、非常に心強いということでございますので、満足して次の質問にまいりたいと思います。 少子高齢化社会に合った商店街の支援のあり方を問う。 少子高齢化社会に向き合った商店街の姿を考えなければならないし、空き店舗を活用し、賑わいを保つため、町民の利用したい店舗づくりを支援しなければならないというふうに思います。 そこで、3つの点についてお伺いをします。 少子高齢化社会に合ったコンパクトな商店街のモデルが町当局にあればお伺いをします。 賑わいは各商店主が考えるのを基本としつつ、後方支援も行政にも一定の役割があるというふうに思いますが、どんな支援をお考えなのかお伺いをします。 空き店舗数と、また活用にはどんなものがあるか、どんなふうに活用するかをお伺いをします。また、新たな空き店舗に対しての支援策があればあわせてお伺いをいたします。
○議長(
松本英一) 町長。 〔町長
湯座一平 登壇〕
◎町長(
湯座一平) ただいまの少子高齢化社会に合った商店街の支援のあり方を問うについてでありますが、まず、少子高齢化社会に合ったコンパクトな商店街のモデルにつきましては、商店街は元気で賑わいがあり、お客様にとって便利であることが商店街のモデルになるものではないかと考えております。 本町におきましては、中心市街地活性化事業として、城跡を中心に無料駐車場やポケットパーク、公衆トイレの整備等を行ってきたところであります。また、コンパクトな商店街の優良事例によりますと、公共で公益的な施設が商店街に立地をするということや、用事が1箇所で対応することができるなどが挙げられております。 次に、商店街への行政の支援につきましては、商店街の中心的役割を担っている棚倉町商工会に、経営改善支援事業や地域総合振興事業として補助金を毎年度交付しており、春の十万石棚倉城まつり、さらには棚倉夏まつりにも補助金を交付し、商店街の活性化や賑わいの創出につながる支援をしているところであります。 次に、空き店舗数と活用、新たな支援策につきましては、平成27年度に実施しました空き家実態調査において、店舗及び店舗併用住宅は合わせて31件となっております。また、活用については、店舗が店舗として活用することが望ましいと考えており、支援策については、県の補助事業として、商店街等の活性化支援策がありますが、町の一般財源を伴うことや補助事業の実施主体が個人ではなく、商工会や
まちづくり会社等となるため、実施が難しいものと思われますが、積極的な活用をしたいという団体からの要望があれば、商工会と連携をし、支援をしてまいります。 以上で答弁といたします。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 第6次振興計画をひもといてみますと、空き店舗を活用した企業者数の拡大、雇用の増加や定住人口の増加、消費者ニーズに合った品ぞろえということがうたわれております。 なお、商店街を歩いて楽しめる空間創出ということでございます。物産販売施設等による空き店舗の活用をするということでございます。 こういったことを鑑みまして、こういう調査といいますか、ニーズに合った品ぞろえであるとか、空き店舗の活用をどういうふうに具体的にすればいいかという、そういう調査をしたことがもしあればお伺いします。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) ただいまの質問にお答えいたします。 まず、空き店舗等の調査につきましては、今年度、商工会のほうに補助金を交付しておりますが、その中で商工会が今年度実施予定というふうに伺っております。その結果をもとに商工会のほうと連携をしながら対策について検討してまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 当局と商工会は、二人三脚というような関係にあるというふうに思います。この密度といいますか、この方針のすり合わせといいますか、そういったことを行われておるのでしょうか。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) まず、商工会との会合といいますか、協議会的なものはもってはおりませんが、毎年度、翌年度の補助金のお願いということで要望をいただいています。その際には、商工会のほうから、各事業等についてお話をいただき、それに対して町のほうでもお答えをしております。また、その他の事項につきましては、不定期でありますが、必要に応じて開催をしているところでございます。 以上です。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 大体、うちの私の息子、娘等のライフスタイルなんかを見ていますと、土日はほとんど棚倉町にいないような、そういった姿でございます。平日は近くのスーパーで買い物をして、土日はどこかに出かけるというみたいなライフスタイルが、もしかすると一部のそういった方々に定着をしつつあるということがちょっと懸念をされるところでございます。 そこで、湯座町長は一生懸命頑張って土日はいろんなイベントをしていただいたり、まだこの次も棚倉町評定というようなイベントが控えておるということでございますが、国交省の「小さな拠点」づくりガイドブックなんて私もちょっと調べてみましたが、これ、合理的ではあってもなじみがないなというふうに私の感想でございます。 こういったことを考えますと、空き店舗をどういうふうに活用するかについてのご提案になるのかなというふうに思いますけれども、お祭りなんかを見ましても、それから露店だとかそういうことをいろいろ見て回りますと、もちろん、空き店舗を活用した起業チャンスでありつつ、またこれ、いい場所であったら、通りにポケットパークのような規模の小さい拠点をつくったらどうなのかなというふうに思っているところなんですけれども、補助金の活用がどうなのかよく私もわかりませんけれども、町がメイン通りの土地を取得するということについては、どういった姿勢というか、考え方があるのか、もしあればお伺いしたいと思います。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) まず、空き店舗等の町での買収ということについては現在のところは考えておりません。 以上です。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) これ、当然、経済活動でございますので、民間が必要な人が必要なところを取得するというのが原理原則でございますけれども、この第6次振興計画を見ましても、これから人口減少に向けて町のどういうスタイル、Aビジョン、Bビジョンみたいなものが余り感じられないので、場合によっては率先してやるということではありませんけれども、この場所は非常にこの先、この町の設計、町の計画に合った場所で、非常に拠点として必要だということになった場合、これは、町長、取得する、そういった気持ちがあるのかどうかお伺いしたいと思います。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) 先ほど、町長答弁の中にもありましたが、中心市街地活性化計画というのがございます。当然、中心市街地、城跡を中心としたところになりますので、そこで必要に応じてそういった計画も発生してくるのかなと考えております。 以上です。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) そして、私がもう一つちょっと提案がございまして、今までは町がどんどん広がりつつありましたけれども、きのうも鈴木議員のほうからご質問がありましたけれども、デマンド交通だとか、そういうことを考えますと、ひとり暮らしのお年寄りであるとか、そういった方を逆に町に集めてできればそういったほうが効率が将来いいのではないかなって、ぜひ町の中に町営住宅などもコンパクトなそういうものをつくられたらどうなのかなというふうに思っているんですけれども、これについてはいかがでしょうか。
○議長(
松本英一)
整備課長。
◎
整備課長(鈴木隆) 町営住宅の建築の関係でお答えをさせていただきたいと思います。町営住宅につきましては、老朽化が進んでいる住宅団地が結構相当数ございます。 今後の建築計画の中でそういったものを加味しながら、検討していくということは考慮できるというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) 地域公共交通を活用しての高齢者を町なかへの誘導ということですが、当然、買い物支援ということもありますので、それについても十分検討していきたいと思っています。 以上です。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) さらに、もう一つ提案がございまして、自転車専用道路を町の中に網の目のようにつくっていったら、非常に歩いて買い物ができるし、駐車場も必要ないしというふうなことをちょっとアイデアとして考えたわけなんですけれども、自転車専用道路というふうなのは、計画等にはもしかしたらないかもしれませんが、考えられるのかどうなのか、その辺をお伺いしたいと思います。
○議長(
松本英一)
整備課長。
◎
整備課長(鈴木隆) ただいまのご質問にお答えしたいと思います。 自転車専用道路の考えがあるのかということのおただしだと思いますが、町全体を中心市街地の計画の中で必要性があるというふうな自転車道路があれば検討する余地はあるというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) そんなことで、このまま何もしない。何もしていないわけじゃないんです。本当に皆さんご苦労されて、いろいろあの手この手で施策を講じているのは十分理解はできるんですけれども、そのスピードを超えたような高齢化が訪れてきては困るなと。棚倉町も本当に人口が1万4,000人を切ったというようなことも聞いておりますので、そんなに時間はない。本当に、当局の機能も変えざるを得ないような状況になるということを考えますと、このインフラ整備は非常にコンパクトに、そして町の活性化につなげていくというような長期的な計画が必要なのではないかなというふうに思っているところでございます。 この件について、町長、いかがお考えでしょうか。
○議長(
松本英一) 町長。
◎町長(
湯座一平) まず、人口の話がありましたが、1万4,000人は切ってはいないということでございます。新聞報道は、前段の部分で質問があったこととかかわりがあるのかなと思いますが、切っていないという認識でいます。 さらに、この高齢化社会に向けた商店街のあり方については、これはもうずっと歴代、各商店会の皆さんそれぞれ、商工会の皆さんも随分苦労をしてきているんだろうというふうに思います。ただ一方で、個人所有の建物、土地でありますので、こちらが一方的に店舗としてつくってくれと言っても、店舗としては活用しないものについては、どんどん住宅地、住宅化されてしまうというような現状もございます。これは行政指導というよりも、そこにある商店会、並びに商工会の皆さんとあわせて考えながら、このエリアはどういうふうな位置づけで残すのか、それとも残さないのかというようなことも検討して決定していかなければいけないだろうなというふうに思っているところでございます。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) きのうも藤田議員のほうから専門的な知識を持ったそういった職員はどうなのかというふうなことがございまして、私も非常に一部賛同することがございます。というのは、クラウドファンディングなんていう言葉をお聞きしたかもしれませんけれども、自分が事業計画を立てて、ネットを使って資本を募るということが非常にうまくいっているということでございます。私の姪っ子もスポーツ選手でございますけれども、こういったことを活用しているということでございますので、時はどんどん流れ、新しいアイデアに流されていくということがございます。うまくその流れに沿ってこの棚倉町も生き抜いていく、そういう
環境づくり、これはぜひ必要だなというふうに思いますので、これからも引き続き、湯座町長のご健闘をお祈り申し上げまして、次の質問に移ります。 企業誘致推進策についてお伺いをいたします。 企業誘致推策について、企業誘致推進委員にご協力をいただいた方々にまず敬意を表するものでございます。これは5月29日ということでございました。1社、2社と成果が上がりますよう、ご祈念を申し上げますとともに、これが全てではないので、引き続き、町当局の努力も望まれるというふうに思っているところでございます。 企業推進委員の中で、その後何らかの進展、情報等はあるのかお伺いをいたします。また、当局にも進展情報があればあわせてお伺いをいたします。現在とこれからの新たな推進策があればお伺いをいたします。 以上、よろしくお願いします。
○議長(
松本英一) 町長。 〔町長
湯座一平 登壇〕
◎町長(
湯座一平) ただいまの企業誘致推進策について問うについてでありますが、まず、企業推進委員の中で、進展情報と、また町の進展情報につきましては、推進委員の方から企業名を伏せて情報提供がありましたが、その後の進展には現在至っておりません。また、町では新たな企業進出の情報はありませんが、立地企業の事業拡大の話を受けている状況であります。 次に、現在と、これからの新たな推進策につきましては、企業誘致ガイドを作成いたしましたので、それらを活用しながら企業訪問を実施し、町内企業の規模拡大や関連する企業誘致を働きかけをしてまいります。また、企業誘致推進委員の皆様にもお配りをいたしますので、ぜひ活発な活用をお願いいたします。 以上で答弁といたします。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 私ども町議会議員でも全員が企業誘致推進委員になっているところでございますけれども、この企業推進委員会委員の中で委員会をつくって、その後、何らかの進展等があるかどうなのかというような情報交換会があったのかどうなのかお伺いをいたします。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) お答えいたします。 まだ、企業誘致推進委員によります会合はまだ開いておりませんが、今後、企業誘致ガイドをお配りしながら、議員さんをその会合に来ていただくのは大変恐縮なので、それ以外の方、民間の方にお越しいただきながら会合を持ちたいと思っております。 以上です。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) いろんな工夫をされて、ぜひ、こういった私もその当時の名簿を見ておるところでございますけれども、非常に見識、それから人間性、本当にすばらしい方々がお集まりでございますので、ぜひこういった方々に頑張っていただいて、この棚倉町に1人でも2人でも多くの就業ができるような会社をぜひ誘致していただければなというふうに思っているところでございます。 実は、これは企業間の差があるのかなというふうに思っているんですけれども、非常に暇だというところと、私の身近な範囲の中では、非常に忙しいということを言われる方があるんですね。当然、こういった社会ですから、全員が景気よくなったり、全員がいい思いをするということにはならないというふうに思います。一生懸命努力しているのか、たまたまそういった業種が好景気に恵まれているのかはよくわかりませんけれども、私どものお客様の中で非常に静かなる景気がいいというようなお話をお伺いしますので、ぜひ私も含めて、こういった企業誘致の、ちなみに補助金も30年で1組ということでございますので、最終コーナーに企業誘致もなっているのかなというふうに思っているところでございますので、私も頑張りますので、ぜひ当局も1社でも2社でも棚倉町にインパクトのある企業誘致できるよう頑張っていただければなというふうに思います。 ただ、当局に言えば言うほど自分にも返ってくるような感じなので、この辺で3問はやめておきたいなというふうに思います。 次に、4問目、質問をしたいと思います。 北海道上空を飛行した突然の北朝鮮のミサイル発射事件についてお伺いをいたします。 早朝のJ-ALERT放送には、ほとんどの町民は驚くばかりで個々の対応について逃げも隠れもしなかったというふうに思います。 このことについて、町長のお考えがあれば感想をお伺いします。 なお、冷静に今考えて当局としてできることは何だったのか、町当局としてこれからできることは何なのかについてお伺いをいたします。
○議長(
松本英一) 町長。 〔町長
湯座一平 登壇〕
◎町長(
湯座一平) ただいまの北朝鮮のミサイル発射事件について問うについてでありますが、まず、町長の考え、感想につきましては、J-ALERTの警報音を聞いたときには、心配していた事態が起こってしまったということと、飛行ルートはどうなのかということをまず考え、その後、北海道上空を通過し、太平洋上に落下したという放送を聞くまでは、大きな不安を感じておりましたが、当町のJ-ALERTシステムが正常に起動し、町民に対して即座に周知できた点についてはよかったと感じているところであります。 次に、できること、これからできることにつきましては、J-ALERTシステムが正常に起動するよう維持管理を適切に行うことと、ミサイルの飛来に対する避難行動について周知することが必要であろうと考えております。 以上で答弁といたします。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 新聞等のニュースでもテレビ等の放送でもありましたので、今さら聞くこともないと思いますけれども、このJ-ALERT放送の文言を変えるということはあり得ないという了解でよろしいのでしょうか。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 J-ALERT放送の今後につきましては、国のほうで、防災無線のほうで作成をしておりますので、町のほうでは変えることができません。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 大変にその当日の朝も逃げろとか言われても、建物に行けと言われても何もできませんよと、何人かの方からお話をいただきました。そうすると、J-ALERT放送は国の管轄でやられているというふうに思いますけれども、この防災無線、そのときに棚倉町の防災無線を使って、棚倉町が独自の放送をすることは可能なのかどうなのかお伺いいたします。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 ミサイルが飛来した時点で、国のほうがJ-ALERTシステムを起動して、緊急放送を入れます。ここから、町が独自で放送を入れるとなると、職員が常駐していなければ、その時間帯に放送をすることが不可能でありますので、現状ではそういうことはできないというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) これは災害があったときの、ちょっと忘れましたけれども、災害があったときに町長を中心としたそういったお集まりがあるんだと思いますけれども、この線引きといいますか、どういったときにこういった町長を中心とした委員会というんですか、集まると、招集をされるということになるんでしょうか。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 災害対策につきましては、町全体で災害が発生するという恐れがあるときに、災害対策本部が立ち上がります。それから今回のミサイルにつきましては、棚倉町の国民保護に関する計画、この計画に基づきまして、出動して対策本部を立ち上げるというようなことになっております。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) ご案内のとおり、北朝鮮のミサイル、核実験ということにつきましては、幾ら心配をしても、早期に解決する見込みがないというふうに皆さんご理解をされておるのではないかなというふうに思っているんですね。 北朝鮮はきっと棚倉に向けて発射するということはあり得ないというふうに思いますけれども、間違って、誤って、いろんな災害を受ける可能性もこれから否定できないというようなときに、きのう住民課長、危機管理について何かおっしゃっていましたけれども、これは当局のできる範囲で、そういった整備などをしていくのが必要なのかどうなのか。この点についてお伺いします。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 武力攻撃事態等における国民保護のための措置に関する法律に基づいて、計画を町のほうでも持っております。この中で、武力攻撃事態の対象につきましては、弾道ミサイル、それから航空攻撃、それから上陸侵攻、ゲリラ、特殊部隊における攻撃などが挙げられております。 今回は、弾道ミサイルの場合でございますが、この場合、日本に着弾した場合に一番心配しなければならないのは、弾頭に何が使われているかということが一番問題になるというふうに書いております。 核兵器、それから生物兵器、化学兵器、これらが弾頭に積まれて、日本の領土に着弾した場合に、それぞれ対象が異なりますので、その着弾した段階で、何が積まれていたのかということが、国あるいは県のほうから連絡があって、それに基づいて町のほうでは対処するというようなことになるかと思います。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 私のこの前読んだ本の中で、個人的な見解なんでしょうけれども、日本が戦争が負けた大きな理由は、オプションがなかったというようなことが出ていました。神道が余りに行き過ぎていて、計画をして、その最初から失敗を考えるのはタブーだと、神道の精神に違反するということで突き進んでいって、いざ敗戦が濃厚になったら、指揮官、将校が何もできなかったということが一番の大きな敗因の原因ではないかと、この人はおっしゃっているわけなんですね。こういったいろんな災害、それからこういった事件につきまして、いろんなオプションをこれから考えておくというのは非常に重要なのではないかなというふうに思います。 この前は、6時でしたので、全員が家庭の中におるということでございますので、住民課長がおっしゃったように、自分の安全はまず自分が守るんだという精神がなくてはだめだということになるかというふうに思いますけれども、これはでは午前10時にそういった事件が起きたら、学校はどうするんでしょう。会社はどうするんでしょうということを考えたときに、ではひとり暮らしのうちはどうするんでしょうといったときに、これは防災訓練なども考えておかなければならないのではないかなというふうに思うんですね。特に幼稚園、小・中学校でこういったことがありました場合の対応について、どういったことを考えておられるのか、お伺いをします。
○議長(
松本英一)
子ども教育課長。
◎
子ども教育課長(緑川喜秋) ただいまの質問にお答えしたいと思いますが、幼稚園、小学校、中学校での対応ということでございますが、今回、ミサイル関係につきましては、それぞれ学校のほうでは職員会議等を開きまして、それぞれ逃避行動というところは共通理解はしているところであります。 今後におきましても、これまで、避難訓練等については火災、あるいは地震等で行っておりましたが、こういったときでも必要かなというふうには思ってございます。 以上です。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) これは、町民を対象とした防災訓練、最近は余り記憶がないんですけれども、こういったことは新聞等で見ますと、あちこちで考えているというような行事がちらほら出てきたということでございますけれども、町民を対象にした一斉訓練ということに対しては、こういう可能性があるのかどうなのかお伺いします。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 これまでは、県が主体となりまして、J-ALERTシステム、それからエムネット、それから県の総合防災システムによる情報伝達訓練を中心とした訓練をずっとやってまいりました。住民参加型の避難訓練というのは、これまで計画されておりませんでしたが、こういう事態ですので、県のほうでもそういった話がちらほらと出ているというようなことを伺っておりますので、県のほうが主体となって、住民を含めたそういった避難訓練をするというようなことがあれば、町のほうとしても参加をしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 日ごろ、平和な時代に、安心・安全というふうな
まちづくりを目指してきたわけですけれども、国際社会の動きによりまして、地方といえどもいろんな国際社会の動向によって行政もある程度のこれから変わり方、変更というか、そういうことを視野に入れなければならないなというふうに思います。 このときこそ、行政が信頼される大きな理由にもなるというふうに思いますので、ぜひ町長に強いリーダーシップをとっていただいて、当然、ど真ん中に着弾したら話になりませんけれども、遠く、そういった万々が一そういったことが事象があった場合には、最低の避難訓練であるとか、学校であれば先生の指導とか、そういうことが必要になって、そのことが町に対する信頼に変わって返ってくるのではないかなというふうに思います。 最後に町長の意見をお伺いして終わりたいと思います。
○議長(
松本英一) 町長。
◎町長(
湯座一平) 今ほど、棚倉町でも災害対策のマニュアル、計画だったり、避難行動の計画をつくっております。そしてまた、各行政区においても、自主防災に力を入れている区なんかは積極的にそこの区において避難訓練等々も実施をしているということでございます。 また、今ほど質問のあった町全体としての計画、避難訓練というようなものも、考えていかなればならない時期になってきているんだろうなというふうには思っておりますが、いつどこで起きても、パニックにならずに、慌てずに、それぞれ避難行動できるような日ごろからの訓練等々が必要であろうというふうに思っているところでございます。
○議長(
松本英一)
菊池忠二議員。
◆3番(
菊池忠二) 今までも、それから今も、そしてこれからも強い湯座町長のリーダーシップをご期待申し上げまして、私の
一般質問を終わります。 ありがとうございました。
○議長(
松本英一) 順位7番、3番、
菊池忠二議員の質問を終わります。
---------------------------------------
△
和知裕喜議員
○議長(
松本英一) 順位8番、4番、
和知裕喜議員、登壇願います。
和知裕喜議員。
和知裕喜議員に申し上げます。
一般質問の途中で昼食のため、質問は一時中断となりますので、あらかじめご了承願います。 〔4番
和知裕喜議員 登壇〕
◆4番(和知裕喜) それでは、登壇順位8番、議席番号4番、和知裕喜です。 通告に従い3点について質問いたします。 1点目、中山本地区治山事業計画について、近年の集中豪雨に町道、農道、田んぼ、用水路等に多大な土砂が堆積いたしました。また、田んぼののり面にも大規模な崩落がありました。今後の治山事業の
実施計画等についてお伺いいたします。 まず、1番目、石神田地区は人家があり大変危険です。この沢は2方向に分かれており、一方の沢は治山施設の整備は完了しておりますが、もう一方の沢の治山施設の整備について伺います。 2点目、平成26年8月、27年7月、28年7月の集中豪雨時において、滝ノ芝沢の下流や小山第一水利組合の用水路、排水路、田んぼ、農道に多大な土砂等が堆積し、田んぼののり面が崩落する被害があり、またことしの7月の集中豪雨では用水路に土砂等が堆積し、4年連続で災害に遭いました。 滝ノ芝沢の治山設備の整備並びに町道段河内平塩線から小山田川までの改修についてお伺いします。 3点目、石田、大内地区、通称、葦ヶ沢というんですけれども、集中豪雨時、毎回、土砂等が大量に流出してしまいます。石田地区、大内地区の治山施設の整備について伺います。 4点目、松場地区、ここには長沢という沢があるんですけれども、集中豪雨時、毎回、用水路や田んぼに土砂が堆積してしまいます。松場地区の治山施設の整備についてお伺いします。
○議長(
松本英一) 町長。 〔町長
湯座一平 登壇〕
◎町長(
湯座一平) 順位8番、4番、
和知裕喜議員の
一般質問にお答えをいたします。 ただいまの中山本地区治山事業計画についてでありますが、まず、石神田地区における未着手の治山施設整備につきましては、県南農林事務所に確認をしたところ、完了した治山施設以外の沢の谷止工については、治山ダムを4基から3基に設計変更となったため、国との協議や本庁へ流路工の要望をしている状況であるため、事業の着手については次年度以降になる予定と伺っております。 次に、滝ノ芝沢の治山施設の整備並びに町道段河内平塩線から小山田川までの改修につきましては、まず、治山施設の要望につきましては、県南農林事務所森林林業部とともに現地を確認し、中山本字松葉地内として事業実施の要望をしているところであります。また、町道から小山田川までの水路等の改修については、治山事業の採択に合わせて検討してまいります。 次に、石田地区、大内地区の治山施設の整備につきましては、松葉地内同様に県とともに現地を確認し、治山事業の要望を行っております。また、大内地区については、本町で現在取り組んでいる他の地区の事業完了を見据え、事業の実施時期を検討する意向であると伺っております。 次に、松場地区、長沢の治山施設の整備につきましては、民家の有無や被害状況を勘案し、優先順位をつけながら治山事業の要望をしております。 以上で答弁といたします。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) 石神田地区の治山
整備事業なんですけれども、今、もう一方の沢は来年度以降という話があったんですけれども、ぜひこれは早目にしてもらいたいと一つは思っています。また、治山施設の整備が始まる前に、町道段河内平塩線より下流は整備がされて、農地等への被害は大変少なくなりました。 先ほども言ったように、この地区は、人家がありますので、一日でも早い整備をお願いしたいと思います。県のほうではそういう返答ということなので、ぜひともこれからも県のほうに働きかけをお願いいたします。 続いて、滝ノ芝沢の町道段河内平塩線より小山田川までについてですが、現在の状況を言いますと、町道は1,250ミリのボックスカルバートで町道もその下流に水田の用水路と、滝ノ芝沢があるのですが、滝ノ芝沢は600ミリのU字溝で、その下の農道には1,000ミリのヒューム管で、900ミリのU字溝と中間に700ミリの段差溝があり、河川管理道の下は1,000ミリのヒューム管が入っているのが現状です。 まず、1,250ミリのボックスカルバートの下流が600ミリのU字溝では半分以下ですので、集中豪雨のときは水だけでもあふれてしまいます。下のところは県事業でありますけれども、下流は町での整備ができるのかと思いますが、滝ノ芝沢の町道段河内平塩線より小山田川までの改修ができないかお伺いいたします。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) お答えいたします。 ただいまの町長答弁でありましたように、滝ノ芝沢の改良工事といいますか、治山工事に合わせて小山田川までの水路等については、採択の後に検討していきたいということで考えております。 以上です。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) 今、検討は同じなんですけれども、それから町道段河内平塩線より上に行きまして、西ノ入・大内線俗に言う大内入り口のところに、反対側に沢があります。このところの沢は俗称、牛窪沢と言いますが、集中豪雨にはこの牛窪沢やその他2箇所から水と土砂が流出したところがあり、このところより、大量の水と土砂が水田の用水路を通り滝ノ芝沢の農道の上流と下流で滝ノ芝沢に合流するのが現状です。滝ノ芝沢の農道と河川の管理道の1,000ミリのヒューム管では対応できません。最低でも町道の1,250ミリのボックスカルバートが必要かと思いますが、これについてもお伺いいたします。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) お答えいたします。 先日の7月の大雨のときに、滝ノ芝沢のところ、現地を確認しております。そのときには、滝ノ芝沢のほうは大分石が出ておりました。その今、議員さんがおっしゃいました大内入り口のところには、ちょっと水等がわかりませんでしたので、今後、大雨等が出ましたら、現地をまず確認したいと思っております。 以上です。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) 今の砂利が出ているということだったんですけれども、砂利が歩道と用水路のほうに行ったと思うんですけれども、それで砂利と水がなかっただけで、農道のところ、そのヒューム管のところでとまって、上があふれて、田んぼののり面の随分上まで上がっていたと思うんですけれども、その辺の確認をしてもらったのでしょうか。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) お答えいたします。 その7月の大雨のときに、翌日だったんですけれども、行ったときだと思うのですが、その水等については確認しておりません。 以上です。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) 翌日に行ったとしても、のり面の草が水が行ったところまでは全部倒れていたと思うんですよね。そうすると、農道の近くまで行ったので、そういうことでしたらこの次はよく見てもらって検討してもらいたいと思います。 それでは、次に、町道平塩線の整備が今行われております。この町道段河内平塩線には、町道西ノ入・大内線の大内入り口のところまで整備する予定と聞いております。ただ、あとは大内入り口のところまでは時間がかかるのかと思います。この町道段河内平塩線の整備のときには、牛窪沢の水が用水路を通り滝ノ芝沢、町道西ノ入・大内線の南東側の下を通り、滝ノ芝沢に合流し小山田川に行く予定と聞いておりますが、この整備が終われば水田に土砂等が大量に入るのは随分解消されるかと思われますが、この点についてお伺いします。
○議長(
松本英一)
整備課長。
◎
整備課長(鈴木隆) ただいまのご質問にお答えをしたいと思います。 現在の計画では大内の入り口まで、段河内平塩線の道路改良工事を計画しているところでございます。議員おっしゃるとおり、大内の入り口のところには沢がございます。その沢の水を町道で横断暗渠をつくりまして、小山田川のほうまで直接排水路を整備する現在の計画になっているところでございます。ただし、用地等のご協力をいただいたということの前提でございます。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) ぜひとも、早めにできるようにお願いしたいと思います。これができれば先ほども言ったように、滝ノ芝沢にその水が出ていかなくなると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 それから、私ごとで恐縮なんですけれども、平成26年度、私が区長で、そのときに最初に被害を受けて滝ノ芝沢の治山施設の整備並びに町道段河内平塩線より小山田川の改修を要望いたしました。その後、私、26年12月に補欠選挙で議員になり、また平成27年も災害に遭いましたので、平成27年9月の議会でこの質問をいたしました。その後、平成28年、ことし29年と、4年連続で災害に遭っており、町はもとより地元でも災害復旧に毎年多大な金額がかかっており、地元では非常に困っております。 そこで、先ほどもお話ししたんですけれども、滝ノ芝沢町道段河内平塩線より小山田川までの改修が早急にできないか、再度、町長にお伺いいたします。
○議長(
松本英一) 町長。
◎町長(
湯座一平) 一つにはこの治山事業というのは、県で行っているというのはご承知のとおりだと思います。棚倉町でもこの地区だけではなくて、流のほうであったり、必要な場所がたくさんございます。その中で優先順位を決めながら、人家が多かったりというところを優先に事業を進めていただくよう、県にお願いをしているところでありますし、県の中においても、棚倉町には比較的多くの予算をとっていただいているんではないかと認識をしているところでございます。 ただ、今、ご質問のあった箇所については、上の沢が山から来る沢が全然何もなされていない、手つかずの状態でありまして、そこについては別な方法で今やろうかというような計画を担当課のほうではしているというような状況であります。 その中で、そこの下の部分だけ先に直したとしても、今度上が直らないと、さらにまた被害が出てくるんではないかというようなことも考えられますので、上のその治山の計画とあわせて先ほどの答弁のとおり、下の小山田川までの整備についても考えていきたいということでございますので、ご了解をお願いしたいというふうに思います。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) 的を射て、ある程度わかりますけれども、私を含めて地元の人に聞くと、ここの多分、平塩線から下流、そこを流してもらえれば砂利が来ても、砂利等が出てもとりあえず田んぼに入っているそういうのは防げるんではないかと、その辺を集落の人はみんな要望していますので、上をやらきゃというのではなくて、一番最初に言った、石神田地区も、上の治山施設をする前に町道から下をやって、町道から下の田んぼとかには災害がなかったので、何とかその辺ももう一度、治山や施設をつくるのももちろんですけれども、その前に毎年被害があるので、下だけでもできないか検討をお願いしたいと思います。 あと、大内、葦ヶ沢のちょうど西ノ入線より下流は、去年、沢が改修されて非常によくなりました。しかし、集中豪雨時にはまだ砂利とかが出て、町道西ノ入・大内線に大量の土砂がことしも流出してしまいました。再度、この葦ヶ沢地区、大内地区の下の治山整備をお願いできないか伺います。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) お答えいたします。 先ほどの町長答弁のとおり、町内の現在の八槻の八ツ脇地内と、あとは流の豊山地区というところで治山事業を行っております。そのほか、今後は県のほうで計画しているところもあると伺っておりますが、それが終了した後には、大内の着工を検討していきたいということを伺っておりますので、近いうちには工事が始められるのかなと思っているところでございます。また強く要望してまいります。 以上です。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) その点よろしくお願いいたします。 それと、松場地区、さっき滝ノ芝沢地区も松場地区だったんですけれども、その手前の長沢というところなんですけれども、ことし、町道段河内平塩線の整備が行われるところまで、町道の暗渠と、町道より下流の水田の用水路と県がやっているのがこの川だと思うのですが、この町道より下流のU字溝を大きいU字溝にしてもらえれば、あの田んぼに土砂の堆積が防げると思いますが、この辺の改修がされた後、一緒にできないのかお伺いいたします。
○議長(
松本英一)
整備課長。
◎
整備課長(鈴木隆) ただいまのご質問にお答えしたいと思います。 当面、箇所につきましては、ヒューム管を600ミリに入れかえまして、暗渠を新設しまして、その下流につきましては、道路に沿った排水路を設けまして排水を計画しております。 それで、ダムにつきましては、流量計算により決定をしておりますが、現地等を考慮しながら検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員に申し上げます。
一般質問の途中でありますが、昼食のため休憩といたします。 ここで午後1時まで休憩します。
△休憩 午後零時00分
△再開 午後1時00分
○議長(
松本英一) 休憩前に引き続き再開します。
一般質問を続けてください。
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) 1問目なんですけれども、行うと思うんですけれども、町道からの下流の川の沢の改修を再度お願いして、1問目の質問を終わらせていただきます。 2問目。棚倉町里山事業推進について。 奥野先生の寄附により里山整備に用意された棚倉町奥野自然活用基金を利用し、多目的機能を持つ里山を再生し、荒廃が進む自然環境を守り、農業や自然など地域資源を活用し、体験型観光の充実、また、森林が持つ多面的な機能の利活用と保存などに多大に貢献すると思いますので、次の4点についてお伺いします。 1、里山や里山環境を整備、保存しようとする事業を行っている団体や補助金を交付している団体は幾つあるのかお伺いします。 野生の桜であるエドヒガンを種から育てる事業のエドヒガンの学習会について伺います。 3点目、自然は友達として幼稚園児や保育園児が昆虫や植物、化石に関する遊びなど、キッズキャラバンについてお伺いいたします。 4、
子供たちに里山への興味を深めてもらうひよこミュージアムについてもお伺いいたします。
○議長(
松本英一) 町長。 〔町長
湯座一平 登壇〕
◎町長(
湯座一平) ただいまの棚倉町里山事業推進についてでありますが、まず里山事業を行っている団体や補助金を交付している団体数につきましては、活動をしている2団体に補助金を交付しております。 次に、エドヒガンの学習会につきましては、平成27年に棚倉町関口、流地区が環境省の生物多様性保全上重要な里地里山に選定されたことを契機に、里山保全、活用に向けた取り組みを推進するため、奥野自然活用基金を活用し、平成28年度から棚倉町里山プロジェクトとして兵庫県立人と自然の博物館に委託しながらエドヒガンの学習会を開催しているところであります。学習会は昨年6月からこれまで4回開催をし、エドヒガンの特徴や苗の育て方を学習するとともにエドヒガンの種拾いを行い、昨年11月及び本年4月には学習会参加者による種まきを実施し、育苗に取り組んでいるところであります。 次に、キッズキャラバンにつきましては、町内の幼児に昆虫や植物等を使った遊びを体験させることで身近な自然や生き物が生息する里山への興味を深めさせ、地域に根差した教育を目的とし、人と自然の博物館に委託しながら平成27年度から棚倉町里山プロジェクトとして、棚倉幼稚園を会場に幼稚園児及び保育園3歳児を対象に昆虫や葉っぱ、化石などを用いた体験型プログラムを実施しているものであります。また、今年度は来る9月28日、29日に棚倉幼稚園で開催を予定しているところであります。 次に、ひよこミュージアムにつきましては、興味、関心がこれから発達する年少児童を対象に保護者と一緒に好奇心を刺激することによって、さらなる学びへの動機づけを行う機会を目的に、こどもひかりプロジェクトに委託しながら、自然環境を意識した体験型プログラムを全国各地のミュージアムが提供し、昨年度から実施しているものであります。今年度は7月9日に倉美館において実施をしたところですが、本町の
子供たちはもとより近隣市町村、他県からの来場者も多くあり、大変な盛況を見たところであります。 以上で答弁といたします。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) まず、里山環境や整備、保存をしようとする団体が現在2団体ということなんですけれども、当初、始まったときも1団体とか、2団体という形に聞いているんですけれども、2団体では少ないのかなと思うのですけれども、この事業があることが知らない町民が多いのかなと思うのですけれども、その辺、当局はどう考えているのか。また、周知についてお伺いいたします。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) お答えいたします。 まず、里山事業の補助金交付の関係につきましては、広報たなぐら等を通じてPRに努めているところです。また、交付団体数、活動団体数につきましては、補助金のほうは平成27年度から交付をしているような状況ではありますが、その当時から2団体でございます。2団体については自発的にやられている団体なので、少ないか多いかは人それぞれ感じるところがあるとは思いますが、現在は2団体で活動をしていただいております。 以上です。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) 周知は広報ということで聞いたんですけれども、今、2団体が多いのか少ないのかと言われましたけれども、やはり町で取り組むのにはもう少し多くてもいいのかな。その周知の仕方の中にも、例えば区長会とか、農事組合とか、いろいろな団体あると思うんですけれども、そういうところで説明して募ったらいいかなと思うんですけれども、お伺いいたします。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) 団体は2団体ですが、例えばエドヒガンの学習会などには20人とか、30人とか、そのほかホタルの講演会、学習会にも50人、60人と来ていらっしゃっていただいておりますので、団体ではなく個人の方々にも相当浸透しているものと考えております。 以上です。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) 今、相当浸透しているということですけれども、浸透して見たことないと思うので、これからももう少しいろんな方向で浸透することをお願いいたします。 次に、町長も言いました全国重要里地里山500に棚倉町では関口、流地区が平成27年12月に選ばれ、公表されたと思います。里地里山については豊かな生物多様性の保全に向け、保全すべき対象を明確にし、重点的に対策を講じていく必要があるとの認識が示されました。こうした里地里山の重要性の認識が高まり、世界的な関心の高まりを背景に、里地里山を次世代に残していくべき自然環境の一つであると位置づけ、生物多様性保全上重要な里地里山として選ばれると思います。この関口、流地区の保全、活用等の町としての取り組みがあるのかお伺いします。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) 棚倉町関口、流地区の里地里山事業につきましては、これまでの
一般質問答弁等でもお答えしておりますが、森林再生事業と町の事業等と絡めながら推進、整備のほうをしていきたいと考えております。 以上です。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) 今、森林再生ということだったんですけれども、これから長く里山を続けていくためには、その後もいろんな保全活動を取り組まなければならないと思いますので、その後でも結構ですので、その辺も保全の取り組みをお願いしたいと思います。 次のエドヒガンザクラなんですけれども、エドヒガンの苗を育てた後、どこにどのように植樹したりする計画なのか、あったらお伺いします。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) お答えいたします。 エドヒガンザクラの苗につきましては、現在、町役場のほうと、あとは学習会に参加して種まきをしていただいた個人の方々のご自宅のほうで苗のほうを育てていただいております。これらにつきましては来年度、平成30年度には今ポットに入れてあるものを路地植えにして植樹できるような大きさまで育てて、その後、これは内部で今検討中ですが、先ほど棚倉町関口、流地区里地里山事業ということですので、その地区に植樹ができればいいなというふうに考えているところでございます。 以上です。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) 今の経過は非常によいと思います。ぜひこれからも進めていってもらいたいと思います。これ私ごとなんですけれども、実は私もこの苗を育てているんです。育てて今度、路地植えにするという課長の答弁でしたけれども、例えばある程度育てて、その後、幼稚園とか学校で苗を育苗し、
子供たちが植樹をするというそういう取り組みも必要と思うんですけれども、それについてお伺いします。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) 植樹の方法についてはいろいろとあるかと思いますので、参考とさせていただきたいと思います。 以上です。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) よろしくお願いします。 また、
子供たちの里山に関するキッズキャラバン、ひよこミュージアムですけれども、ことしもまだ続けるということもありましたけど、これからも続けていくのか、この点についてもお伺いいたします。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) ひよこミュージアム、それにキッズキャラバンにつきましては町長答弁のとおり、兵庫県立人と自然の博物館のほうに委託をし、全国内のさまざまな博物館の学芸員さんたちの手によって運営していただいております。そういったこともありますので、今後は人と自然の博物館の先生方と協議しながら30年度、31年度の事業をお願いしていくような形になるのかなと思っているところでございます。 以上です。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) 奥野善彦先生も「里山は人がつくった文化。棚倉の美しい里山を再生させ、子々孫々に引き継いでほしい」という思いを夕刊等に載ってみえました。それで、この思いを町民全員で取り組んではと思いますが、どうなのかお伺いしたいと思います。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) お答えいたします。 先ほどのエドヒガンの植樹とそういったイベントを通しながら、町民の方々に広く参加をしていただくというのも検討中でございます。 以上です。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) その辺をよろしくお願いして、2問目の質問を終わらせていただきます。 3点目、日本型直接支払事業について。 農業農村の多面的機能の発揮のため地域活動や営農の継続等に対する支援を行い、多面的機能が今後とも適切に発揮されるようにするとともに、担い手の育成事業を後押しするという事業で、非常に大切な事業かなと思います。 1番、多面的機能支払制度には農地維持支払制度と資源向上支払制度があると思いますが、この制度の事業内容と加盟団体数をお伺いします。 中山間地域直接支払制度の事業内容とその加盟団体数をお伺いいたします。 3、環境保全農業直接支払制度の事業内容と加盟団体があったら、団体数をお伺いいたします。 4、中山間地域等直接支払制度と多面的機能支払制度、環境保全型農業直接支払制度をあわせて取り組んでいる団体があるのかお伺いします。 5、今後、各事業に参加したい団体はあるのか。また、各事業の周知は重要かと思いますが、この周知についてお伺いいたします。
○議長(
松本英一) 町長。 〔町長
湯座一平 登壇〕
◎町長(
湯座一平) ただいまの日本型直接支払事業についてでありますが、まず、農地維持支払制度と資源向上支払制度の事業内容と加盟団体数につきましては、農地維持支払制度は年度活動計画の策定や水路の泥上げ、農道の路面維持など、地域資源の基礎的な保全活動が交付金の対象事業であり、資源向上支払制度は水路のひび割れ補修や農道の部分補修など、地域資源の質的向上を図るための共同活動、未舗装農道の舗装と水路の更新など施設の長寿命化のための活動を行う事業であります。今年度の活動団体数につきましては、17組織が取り組んでおります。 次に、中山間地域等直接支払制度の事業内容と加盟団体数につきましては、農業生産条件の不利な中山間地域等において集落等を単位に農用地を維持管理していくための協定を締結し、協定に基づき農業生産活動等を行う事業であります。今年度の活動団体数につきましては、7組織が取り組んでおります。 次に、環境保全型農業直接支払制度の事業内容と加盟団体数につきましては、農業者等が実施する化学肥料や化学合成農薬を原則5割以上低減する取り組み、あわせて地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動に取り組む事業であり、本町での活動団体は現在ありません。 次に、中山間地域等直接支払制度と多面的機能支払制度、環境保全型農業直接支払制度をあわせて取り組んでいる団体はあるかにつきましては、これら全ての支払制度に取り組んでいる組織はありませんが、1組織が中山間地域等直接支払制度と多面的機能支払制度をあわせて取り組んでおります。 次に、今後、各事業に参加したい団体はあるか、また、周知の有無につきましては、現時点で取り組みの相談を受けている団体はありません。また、周知につきましてはこれまでに農事組合長会議での説明や、要望に応じて地区での説明会などを実施しております。 以上で答弁といたします。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) 多面的機能、それから環境、中山間地域等直接支払制度で17組と7組ですけれども、これは私、もう少し多くてもいいのかな、多いのか少ないのかはわからないんですけれども、周知については農事組合長会議とかで周知をしているということですけれども、この辺は農事組合長、または先ほども言ったように区長、それから広報とかにて、すごくいい制度だと思うので、これからもますます周知をしてみんなが取り組むようにしたほうがいいと思うんですけれども、その辺はどう考えているでしょうか。お伺いします。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) 取り組み組織の数の多さにつきましては、多面的機能支払交付金事業については17団体でございますので、これからもっともっとふえる要素があると思います。ただ、町のほうからむやみに押しつけるのではなく、やはり組織が自主的に活動するというところが一番問題ですので、各地域においていろいろ協議をされていかれたらよろしいかと思っております、また、周知の方法については農事組合ということで町長答弁ありましたが、一番は活動団体が、今、結構ありますので、口コミによるいい事業だというような口コミの情報が一番いいのかなとは思っております。 以上です。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) 今、課長が言ったように周知の方法はそういう方法で、少しでも多く取り組めるようにお願いしたいと思います。 日本型直接支払事業は地域活動、農業生産活動の継続、自然環境の保全に資する農業生産活動による農業、農村の多面的機能発揮に向けた取り組みの着実な推進等を支援する制度であると思います。この交付金を活用し、多くの地域の取り組み、農業は当然ですが、里山事業とさっきも言いましたが、重要里地里山500に選ばれた棚倉町ですので、自然環境の一つと位置づけ里地を次世代に残し、観光資源として活用すべきと思いますが、お伺いいたします。
○議長(
松本英一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(渡辺守) お答えいたします。 全くそのとおりだと思います。また、この事業を通じまして地域の方々にはそれぞれの地域の環境美化という点でもご協力をいただいているというふうに考えております。 以上です。
○議長(
松本英一)
和知裕喜議員。
◆4番(和知裕喜) よろしくお願いして、これで私の質問を終わらせていただきます。
○議長(
松本英一) 順位8番、4番、
和知裕喜議員の質問を終わります。
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△
佐藤喜一議員
○議長(
松本英一) 順位9番、5番、
佐藤喜一議員、登壇願います。
佐藤喜一議員。 〔5番
佐藤喜一議員 登壇〕
◆5番(佐藤喜一) 議席番号5番、佐藤喜一であります。 3点ほど質問事項を挙げておりますので、随時質問させていただきます。 まず、第1点でございますが、町民の減少による各政策の運営についてであります。 先日の新聞発表において福島県の各町村の人口表値がありました。見られた方も多かろうと思いますが、その欄の中で県の統計ですが、棚倉町については人口1万3,943人と表示されておりまして、いよいよ1万4,000人を割ったかと思った方も結構多かったかと思います。昨年の京セラ棚倉工場の閉鎖による町民の減少が加速されたように思われますが、この傾向は今後も続くものと思っております。 昨今の住民減少により政策の変更が必要になるだろうと思われますが、次の点について問うものでございます。 第1に、町の広報たなぐらなんかの人口表示と比べますと、今回の福島県の表示は結構4、500人の差が生じております。この辺についてはどのような感じでこの差が生じているかについてお聞きしたいと思います。 2点としまして、町民人口の減少以上に
子供たちの人口が減少しています。近隣町村では小学校の統廃合とかが進められておりますが、本町では小学校5校、幼稚園4園を運営されており、その統廃合についてお聞きしたいと思います。 3点としまして、人口減少を少しでも緩やかにするために町として今後の対策をどのようにするか。 以上、3点について問いたいと思います。
○議長(
松本英一) 町長。 〔町長
湯座一平 登壇〕
◎町長(
湯座一平) 順位9番、5番、
佐藤喜一議員の
一般質問にお答えをいたします。 ただいまの町民の減少による各政策の運営についてでありますが、まず、広報たなぐらで表示している町民の総数と福島県で表示している町民の総数の違いにつきましては、町では住民基本台帳の登録人口を広報に掲載しているのに対し、県は平成27年の国勢調査による確定人口から転出、転入、出生、死亡などを増減した推計人口を発表しているため、差が生じているものであります。 次に、(3)の人口減少を緩やかにする今後の対策につきましては、第6次棚倉町振興計画、棚倉町まち・ひと・しごと総合戦略に掲げる目標を積極的に推進し、人口減少に歯どめをかけてまいります。 なお、小学校、幼稚園の統廃合につきましては、教育長が答弁をいたします。
○議長(
松本英一) 教育長。 〔教育長
松本市郎 登壇〕
◎教育長(
松本市郎) 次に、小学校、幼稚園の統廃合は考えているのかにつきましては、学校、幼稚園は
子供たちが集団の中で多様な考え方に触れ、認め合い、協力し合い、切磋琢磨することを通じて思考力や表現力、判断力、問題解決能力などを育み、社会性や規範意識を身につけさせられる重要な場所であります。学校規模の適正化について、国の指針では
子供たちの教育環境の改善の観点を中心に据え、学校教育の目的や目標をよりよく実現するために行うべきものであるとしております。 このようなことから本町の小学校、幼稚園の統廃合についても第6次棚倉町振興計画に基づき、今後の児童数の推移を把握し、具体的にどのような教育上の課題があるかについて総合的な分析を行い、適正規模、適正配置等についての検討をしてまいりたいと考えております。 以上で答弁といたします。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 棚倉町に住所を移している外国人が何人かいると思いますが、その点については町のほうで人数等については把握されているんでしょうか。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 把握しております。 以上です。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 把握しているとすれば、その人数とそれが県に統計されていない棚倉町の人口の分になるかと思うんですが、それについてはお答えをお願いしたいと思います。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 町のほうの広報たなぐらのほうに掲載してあります人数には外国人が入っておりますが、県のほうの推計人口のほうには外国人のほうは含まれておりません。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 先月の時点でよろしいんですが、大体何名ぐらい棚倉町に外国人が在住して、町の人口としてカウントされているんでしょうか。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) ただいまちょっと手元に資料がございませんので、後ほどお答えしたいと思います。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) それから棚倉町から学生として他町村に行っている方がいるかと思うんですが、それについて住民票は移している方はどういう扱いになっているか。また、学生であって住民票を移していなくて、実際には他町村に住んでいるんですけれども住民票は町に残しているという学生もいるかと思うんですが、その数についてはどのように把握されていますでしょうか。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 居住の実態調査につきましてはその都度やることになってはおるんですが、今のところそういった方についての調査は実施しておりません。それですので、実数については住民課のほうでは今のところ把握をしていないというようなことでございます。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) そうなると例えば選挙権が今、生じているかと思うんですが、それについてはどういう把握をしているんでしょうか。
○議長(
松本英一) 総務課長。
◎総務課長(須藤俊一) 選挙人名簿に登録されているもので選挙人を定めております。これにつきましては、実際に棚倉町にいるかどうか、これは今18歳になった時点で、本人はこっちにいますかという確認をさせていただいております。 以上です。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) そうなると例えば選挙の場合だと、3ケ月以上居住しないと選挙権が発生しなくなるかと思うんですが、その点は相手方の町村とはどういう関係で連絡を取り合っているんでしょうか。
○議長(
松本英一) 総務課長。
◎総務課長(須藤俊一) 選挙人名簿の登録については、棚倉町の場合そういうことで実態を把握してやっておるということでございます。したがいまして住民票を移動させるということが基本となっておりますので、実際に住んでおられるところに住民票を移す。これが正しいやり方なのかなというふうに思います。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 町内の小学校の児童についてはここを充てて、大体800人が在籍していると理解しているところでございますが、私たちが小学校のころは今から大体50年前になりますか、町の小学生の児童数が一学年、大体400人いましたので2,400人か、その当時はいたと思っております。それを当時の町の人口2万で割ると、大体、町民の12%が小学生であると。今現在、町民の人口1万4,000人とすると小学生の割合は5.7%となっております。こういう数字を見ると小学生の数の減少というのはわかっているかと思いますが、この傾向については今後もだんだん顕著になってくると思っております。特に平成17年からは生まれてくる方と亡くなる方が逆転しました。当時、大体、平成17年に生まれてくる子供が170人、亡くなる方が同じぐらいでしたが、最近、決算書などを見ると去年あたりは大体、生まれてくる方が100人弱、亡くなる方が220人と、こういう形で変化しております。 そのため、各近隣市町村においては小学校、幼稚園の統廃合が企画され、統合小学校、認定こども園等が設立されているのが現実であります。小学校の周辺につきましては、先ほど教育長さんが申しましたとおり、大規模校、小規模校、過小規模校、そして適正校とされておりますが、この適正校の規模、規格とは、それについては文科省ではどのようにうたっているんでしょうか。
○議長(
松本英一)
子ども教育課長。
◎
子ども教育課長(緑川喜秋) 適正規模の形ということでございますが、文部科学省では人数等については触れられておりませんが、学級数で12学級から18学級というのが適正規模だというふうな趣旨のことは言われております。 以上です。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) 先ほどの外国人の登録人数でございますが、9月1日現在で119名となっております。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 棚倉町におかれても過去に、かなり前でございますが、分校とかがありまして、それが結構、統廃合された経過をお聞きしております。直近ではちょっと古いですが、山本分校は私らの小学生のころぐらいに統合されたと聞いております。その辺を考えますと、過去に統廃合された分校の数とそのときの経過について、わかりましたらばお聞きしたいと思います。
○議長(
松本英一)
子ども教育課長。
◎
子ども教育課長(緑川喜秋) ただいまの質問にお答えしたいと思いますが、過去に分校が統合した経過と、それから数ということでございますが、正確な数とあるいは経過等を承知しておりませんので申しわけございません。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 先ほど教育長さんのお話では、今後、第6次振興計画の中で統廃合について考えていくという言葉がございましたが、現在の文部科学省、福島県の教育委員会におかれましては、学校の統廃合につきましては、どういう指導的なものがなされているかについてお聞きしたいと思います。
○議長(
松本英一)
子ども教育課長。
◎
子ども教育課長(緑川喜秋) ただいまの質問にお答えしたいと思いますが、県、あるいは国の指導ということでございますが、あくまでも統廃合の適正、規模等についてはその地域で考えるということなものですから、
子供たちにとってどういった学校がいいのかということ、本町においても検討していきたいということでございます。 以上です。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 先ほど課長さんのほうから適正規模校について返答いただきましたのですが、棚倉町の小学校を見ると適正規模校に入るのは棚倉小学校ぐらいしかないと理解したんですが、そういうことを考えればある程度、今のうちから担当としては青写真的なものを必要じゃないかと思うんですが、町民としてはできればその青写真的なものについてもお伺いしたいところなんですが。
○議長(
松本英一)
子ども教育課長。
◎
子ども教育課長(緑川喜秋) ただいまの質問にお答えをしたいと思いますが、青写真ということでございますが、現在、まだこれから検討するということでございますので、青写真についてはございません。 以上です。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) これからの検討となると、例えば小学校の統廃合については近隣町村でも行っていますが、かなりの費用と時間がかかってくるわけです。それを考えれば、ある程度タイムスケジュール的なものも必要になってくるかと思いますが、その辺については現在どのような計画をお持ちでしょうか。
○議長(
松本英一)
子ども教育課長。
◎
子ども教育課長(緑川喜秋) ただいまの質問にお答えしたいと思いますが、計画ということでございますが、具体的な計画を持っているわけではありませんが、10年後、20年後ということで先を見据えた考えをしなければなりませんので、ある程度この問題については、早期に取りかかりたいというふうに思ってございます。 以上です。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 学校の統廃合については、かなり金額的にも多くかかってくるかと思うんですが、その財源はやはり町長さんのほうのご判断になるかと思いますが、現在の統廃合につきまして町長はどういう考えでございますでしょうか。
○議長(
松本英一) 町長。
◎町長(
湯座一平) 先ほど来課長が答えているようにこれから早急に取り組みたいということでございますが、財源とか行政改革とかということではなくて、やはり
子供たちにとって一番いい教育環境をまず考えるということが一番大切なことかと思っております。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 私も子供の教育環境は大事だと思います。特に今、棚倉町の小学校を見るとちょうど私らが卒業したころの校舎であります。ちょうど50年前の校舎に
子供たちは生活している。最近では矢祭で統合小学校つくりました。これ見る機会がありまして行きましたが、今の建築に今の
子供たちが生活しているということで、同じ町村の子供とすれば棚倉町の
子供たちもぜひこういう環境をつくってやりたいなと思ったものでありました。 小学校、幼稚園の統合に関しましては、地域の実情やさまざまな問題が生じることは理解しておりますが、児童、園児の減少はとまることがないかと思います。他の町村はそれなりに対応して成果を得ているのが現状でありますので、町では現在キャリア教育を中心に行っております。先日、私どもも同僚議員と一緒にキャリア教育の現場を見させてもらいましたので、大変その点については理解しているところでございますが、統廃合問題が何かキャリア教育にすりかわって、キャリア教育をやっていれば統廃合問題はちょっとトーンダウンするのかなという形が理解していますが、その点につきまして教育長さんはどうお考えでしょうか。
○議長(
松本英一) 教育長。
◎教育長(
松本市郎) キャリア教育と統廃合ということは全く別問題だというふうに感じております。 以上です。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 私も同感だと思います。キャリア教育は例えばソフト面での効果があり、統廃合についてはハード面での今後の課題かと思っております。両方をうまく合わせることによってよりよい
子供たちの教育がなされていくかと思っておりますので、今後とも担当部局のご活躍をお願いしたいと思います。 町の人口をふやすには若い人を町に定着させることが必要かと思っております。町等の高齢化は、現在、棚倉町は29.7%でございます。人口が増加している西郷村、大玉村はそれぞれ23%、26%と低いです。反対に福島県の金山町、昭和村などはそれぞれ57%、56%と高いのが現状であります。棚倉町で30%を超えないような政策をとる必要があると思いますが、先ほど言われた第6次振興なんかでの計画がありますが、具体的にどのような政策が必要なのか、わかりましたらば返答を願いたいと思います。
○議長(
松本英一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(小林弘) ただいまのご質問にお答えしたいと思います。 町長答弁にもありましたように第6次振興計画、さらには棚倉町まち・ひと・しごと創生総合戦略、こういった中で重点施策を積極的に推進してまいるというような答弁の中で、具体的な事例を幾つか申し上げますと、例えば、結婚に際しまして、結婚新生活のための補助金を交付したり、あとは新築住宅取得の際の交付金を交付してみたり、あとは地域の課題、それから地域の活性化を図るための地域創生事業補助金を交付したり、大きなところでいえば本町を全国的にPRしていくというようなことも重要な問題かなということで考えているところでございます。 以上です。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 私もそう思います。特に若い人をとめるには、働く場所と住まいを整備してやることが大事かと思います。特に、前回の質問では、空き家対策について質問させていただきましたが、今回特に、棚倉町のアパートの部屋がかなり空いております。その統計を見ると、大体県内の市町村でワースト3ぐらいに入っています。これは京セラさんの撤退ということが考えられております。 前回は空き家をリフォームして、若い人を住ませてはどうかと思ったのですが、こんなに条件のいいアパートが空いていますと、結構大家さんから町では何やっているんだということを私らも承っておりますので、町としてアパートに入る方に、若い人に援助を与えて、とりあえずアパートに、町に住んでもらって、町の人口をふやすということはどうかと思いますが、町としてはその辺の対応についてはどういう考えでいますでしょうか。
○議長(
松本英一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(小林弘) お答えしたいと思います。 ただいま議員おただしのとおり、人口をふやすというようなことは非常に重要なことというような認識ではございます。そんな中で、その若い世代の方たち、いわゆる子育て世代の方たちが何を望むかというようなニーズも重要かなというふうに認識しておるところでございます。先ほど一端を申し上げましたように、新築住宅を取得したり、新築された方々への補助金の交付というのも、重要な施策かなというような認識でございますので、トータル的に検証してまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 若い人をとどめる、人口をふやすということは、この近隣の市町村でもみんな同じ考えでございます。隣の塙町は矢祭から白河へ行く人を塙でとめよう、棚倉町は矢祭、塙、鮫川から白河に行く人を棚倉でとめてふやそうという形でございますが、それぞれに利点と欠点はございますが、ぜひとも、早目に実行したほうが白河に行く人を棚倉町でとめるということを、私は大事だと思っているのですが、そのためにある程度の、この間空き家対策の方向をとった形のような形で業者との、前回は空き家を中心でしたが、今回はアパートが大変空いているということなもんですから、空き家、アパートを含めた人口策を、増加策について進めていきたいと思うのですが、担当としてはどのようなお考えでしょうか。
○議長(
松本英一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(小林弘) お答えしたいと思います。 当然我々行政だけでは大変な部分もございます。当然民間のアパートの所有者、管理されている方々、こういった方々と意見をすり合わせながら、人口の減少に歯どめをかけていくような効果的な政策を実施しまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) この問題に対しましては、今後とも小学校の統廃合を含め、長い時間がかかるかと思いますが、その間担当課と一緒にやって、力を合わせて、少しでも問題が解決する形で進めていきたいと思っております。 次に、2問目に移りたいと思います。 自主防災組織の普及推進を問うということでございます。 昨今、県内各地において災害が発生しております。近年は、地球温暖化による影響でゲリラ豪雨などが各地で被害を与えております。先日は、北朝鮮よりミサイルが発射され、J-ALERTが早朝より鳴り響き、緊張しました。このように、今まででは考えられなかった災害等が発生する時代となりました。こうしたことから、住民自身が自発的につくる防災のための組織、自主防災組織が注目されております。 1番として、町内で現在組織されている自主防災組織の現況と、今後の組織結成の動向はどのようにされているか。2番としまして、組織結成され、運営されている団体についてどのような指導、助言がされているかにつきまして。3番としまして、棚倉町消防団が各地で活躍されているが、消防団との連携についてはどのようにしているか、指導しているかについてお伺いしたいと思います。
○議長(
松本英一) 町長。 〔町長
湯座一平 登壇〕
◎町長(
湯座一平) ただいまの自主防災組織の普及推進を問うについてでありますが、まず現在組織されている状況と今後の組織結成への動向につきましては、8月末現在で7団体が結成されており、今年度内に新たに3団体程度の結成を見込んでいるところであります。 次に、結成された自主防災組織に対する指導、助言につきましては、組織の運営に対する助言を初め、自主防災組織が実施をする防災訓練計画へのアドバイス、アドバイザーとして参加するなどの支援を行っております。 次に、消防団との連携についてはどのように指導しているのかにつきましては、地元消防団は災害が発生すると棚倉町消防団員としての活動が優先されることになります。このため、災害時に地元消防団が自主防災組織の中で活動することは困難であると思われますが、平常時に自主防災組織が主催をする避難訓練や危険箇所の確認などにおいて、地元消防団と連携して取り組むことは容易にできますので、予防、防災対策の面で積極的な連携を図っていただきたいと考えております。 以上で、答弁といたします。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 自主防災組織につきましては、恐らく行政の区単位に組織されているかと思うんですが、現在7団体、そしてこれから3団体ということで、町の行政区53団体からはちょっと少ないかなと思うんですが、今後の結成に対する指導につきましてはどのような考えでしょうか。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 町としましては地域防災計画に基づきまして、全ての行政区に自主防災組織を設立していきたいというふうに考えておりますので、早い時期に全行政区内に自主防災組織ができるように働きかけを行ってまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 平成28年度3月に配布されました防災マップを見ると、避難場所になっている地区が、高野小学校、山際公民館、大梅集会所などが災害の区域に入っている場所があるんですが、そういう場所についてはどのような指導、避難方法についてとられていますでしょうか。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 災害につきましては、暴風雨、それから火災、それからこの間のミサイル飛来など、いろいろ種類がございますので、その災害の状況に応じて適切なときに、適切な場所に避難をしていただきたいというのが町の考えでございます。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 防災組織がされているところが、結構、町内の区が多いかと思うんですが、防災マップを見ると、どうしても高野、近津区、社川地区が災害の可能性が多いかと思うんですが、その棚倉地区以外では何カ所ぐらいが組織されていますでしょうか。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 旧棚倉町や、旧棚倉地区以外ということでございますと、下手沢区、それから山田区、岡田区の3つがございます。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 先ほど、住民課長が答弁したように、特に山間部の指定されている区域が多いところにつきましては、早急なる結成のほうの指導を急いで行ってもらいたいと思います。それ以外のところにつきましても、順次組織していただいてもらいたいと思うのですが、ただ、同じ地区の中で避難経路が違う場合は、これはどう、例えば班を組織して避難経路を変えるとか、例えばうちの区なんかもそうなんですが、地区が広いものですから、避難区域が何ケ所かに分かれる。こういう場合の指導関係につきましては、どのようになっていますでしょうか。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 地域防災計画の中で、自主防災組織の組織編成について、基本は行政区体の規模で組織するというようなことになっておるんですが、これはあくまでも原則として規定しておるものでございまして、そのほか、大規模な組織、それから地理的な要因等を考慮して、地域の実情を踏まえた適正な規模で組織をするということになっておりますので、行政区が必ずの隊ということではございません。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) あと、先ほど消防との関係についてもお聞きしたんですが、例えば区の組織と消防の組織が異なる地区があるんですね。具体的に言えば、うちの近くの祖父岡区などは、行政のほうは近津地区なんですが、消防のほうは二区なんてことで、組織と行政の流れが若干違っているとことがあるんですが、そういう場合についてはどちらが優先されるのでしょうか。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 消防団と自主防災組織の関係につきましては、組織の中で、消防団を参与、あるいは顧問というような位置づけで、組織の中に位置づけをしまして、指導、それからいろんな教育をしていただきたいというようなことで、町のほうでは指導してくることがございます。その祖父岡区等の地区がどこになるかということにつきましては、自主防災組織を設立する時点で、どこの班、どこの分団を参与、顧問にするかということはその時点で判断をいただきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 先日、J-ALERTが初めて早朝に流されたわけですが、ことしの決算書を見ると、かなりJ-ALERTに対しての金額が出ているわけですが、J-ALERTはどの範囲まで、普通の雷注意報までJ-ALERTに入るんでしょうか。それとも今回のようなものだけがJ-ALERTなんでしょうか。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 国民保護に関する法律に基づく発令等、あとは大規模災害に対する発令等の2種類がございまして、今回はミサイル飛来ということでJ-ALERTが鳴りました。あと、J-ALERTを通じて毎回放送になるのは竜巻注意情報というようなことで、放送がなっているかというふうに思います。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 最近、やっぱり大雨が多くなりまして、特に棚倉役場周辺、馬場、日向前地区がかなり水が出て困っているというご相談を受けたんですが、この辺に関しまして、町としてはどのような整備計画、例えば、用水路なんかを見ると、国道の脇が500ミリに来るのが、その末端が田んぼの中に行って300ミリの排水路に流れるような状況になっておりまして、特にこの2つの地域の中から大雨に対する排水を町で考えてくれと言うことはできるのですが、その点について町としては今後どのような計画をお持ちでしょうか。
○議長(
松本英一)
整備課長。
◎
整備課長(鈴木隆) ただいまのご質問にお答えをしたいと思います。 馬場地区あたりの雨水の集中に伴います越水関係でございますが、基本的な設計は完了しているところでございます。
実施計画の中で適切な時期に実施するよう、今検討しておる段階でございます。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 早期に着工していただいて、排水経路が確立されていることで理解されてよろしいんでしょうか。
○議長(
松本英一)
整備課長。
◎
整備課長(鈴木隆)
実施計画の中で、実施時期も含めまして対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 災害につきましては、今、思わぬところで大きな災害になってきますので、今後とも自主防災組織を通じて町民の安全を願っていきたいと思います。 続きまして、3問目に移りたいと思います。 コミュニティ補助事業(宝くじ補助事業)推進についてであります。 コミュニティ補助事業は、一般社団法人自治総合センターが地域のコミュニティ活動に対して補助金を交付する事業でありますが、我が地区でも昨年度、28年度に防犯灯事業を実施し、地区住民より感謝されております。各地区でも広く実施されるように希望いたしますが、そこで、1番として、主な事業の内容と申請手続につきまして、2番として、町内で近年、この事業として実施された事業内容についてお伺いしたいと思います。
○議長(
松本英一) 町長。 〔町長
湯座一平 登壇〕
◎町長(
湯座一平) ただいまのコミュニティ補助事業推進についてでありますが、まず主な事業の内容と申請手続につきましては、一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業には、防犯灯LED化事業、太鼓などの祭礼用備品の整備など、一般コミュニティ助成事業や、コミュニティセンター新築に係るコミュニティセンター助成事業、さらには自主防災組織における防災用備品の整備を行う地域防災組織育成助成事業などがあります。 これらの申請手続につきましては、事業実施をしたい年度の前年秋に各課・各行政区の希望を取りまとめ、町から福島県を経由し自治総合センターへ申請を行います。事業採択となった場合は、新年度に事業実施となります。 次に、近年補助事業として実施された事業内容につきましては、平成25年度に7区、26年度に下山本区、28年度に流区でそれぞれ防犯灯LED化事業、また、平成25年度に女性消防団の軽可搬ポンプ等の整備を実施しております。 以上で答弁といたします。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 今年度の事業におかれましては、八槻地区で事業がなされると聞いておりますが、その内容についてお伺いしたいと思います。
○議長(
松本英一) 総務課長。
◎総務課長(須藤俊一) 本年度のコミュニティ助成事業につきましては、6月の補正予算時にご説明差し上げましたとおりですが、八槻の御田植祭の保存会のほうに祭礼用備品等について補助金を受けるということになっております。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 先ほど説明したとおり、ちょうど今の時期が補助事業申請の受け付ける時期だと思いますが、各区長さんのほうに通達が行っているかと思うんですが、今年度、結局来年度の事業内容につきましては、現在どのくらい希望が出されていますでしょうか。
○議長(
松本英一) 総務課長。
◎総務課長(須藤俊一) 今年度の宝くじのコミュニティ補助事業につきましては、4月の区長会、この席で、この事業についてはもっとPRしたほうがいいんじゃないかという各方面からの意見をいただきましたので、区長会において、まず、アナウンスをさせていただきました。8月になりまして、自治総合センターのほうが県報として今年の募集要項を送ってきましたので、それに合わせて各区長さんに再度紹介をし、現在取りまとめ中という形でLED化事業とか、地域の行事の備品とか、そういったものについての要望が今集まりつつあるというところでございます。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 今、要望等で受け付ける時期だと思うのですが、このコミュニティ事業を各行政区等で実施するに当たり一番難しいのは、区長さんが継続されると区長さん同士のお話の伝え方がなかなか難しいんじゃないかと思っております。特に今、流につきましてはある程度スムーズに事業の継続ができました。特に隣の7区におかれましても聞くところによると、区長さんがたまたま役場の職員経験者だということで、その点でかなりスムーズにいったかと思います。 その点を考えれば、各地区、行政区におかれましても募集をかけるときに、その点をある程度事務局のほうでアドバイスできるような形になれば、ある程度導入が普及するかと思うんですが、その指導のあたりについてはどういうお考えでしょうか。
○議長(
松本英一) 総務課長。
◎総務課長(須藤俊一) まことに、財源的に非常に有利な事業ではあるんですが、いかんせん採択のケースがまことに少ない、こういう事業でございます。全部の区に対して滞りなく行き渡るというところには程遠い、そういう状況にございますので。一つに、事務的な指導というのは私のほうでできるんですが、一番必要なのは地域の自治組織に対する熟度、いかにその地域を取り持っていくかこういうことが重要なのではないかというふうに考えております。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 前の質問事項で言っていたんですが、自主防災組織とかが組織されれば、ある程度そういうところも利用して、組織できたのだから防犯灯も加えてどうですかという形で勧めてはいかがかと思うのですが。
○議長(
松本英一) 総務課長。
◎総務課長(須藤俊一) ことし、募集要項を見ますと、防災、災害から守るために結成されるものとか、消防団の育成、あるいは
女性消防隊の育成、こういった事業を地域防災組織育成事業というふうに捉えておりますので、そこは防犯灯とは若干違う扱いなのかなというふうには思っております。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) それと、街路灯で導入されましたLEDの補修についてですが、ちょっとお話聞きますと、LEDの補修については町のほうでもってくれるんではないかということをお伺いしたのですが、それはどういう補修の方法になりますでしょうか。
○議長(
松本英一) 住民課長。
◎住民課長(松崎秀昭) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 防犯灯については、町が管理しているものについては町が直すと。地元で設置したものについては地元が維持管理を図るというふうなことで区分をしているところでございます。 以上でございます。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) これも
皆さんご存じだと思うんですけれども、2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。その財源として、宝くじのほうからかなりの財源がいくかと思うんですが、将来的な、今の課長さんに聞くのはちょっと難しいんですが、そのときになりまして、財源的なものが確保されるかどうかについては、わかりましたらお答え願いたいと思います。
○議長(
松本英一) 総務課長。
◎総務課長(須藤俊一) 現在、その情報については私のほうで把握しておりません。
○議長(
松本英一)
佐藤喜一議員。
◆5番(佐藤喜一) 以上をもちまして、質問を終わらせていただきます。
○議長(
松本英一) 順位9番、5番、
佐藤喜一議員の質問を終わります。 以上で、
一般質問を終わります。
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△散会の宣告
○議長(
松本英一) 本日の日程は全て終了しました。 本日はこれにて散会します。 大変ご苦労さまでした。
△散会 午後2時04分...