○議長(和知良則) 日程第5、付議議案に対する町長の説明を求めます。 町長。 〔町長 湯座一平 登壇〕
◎町長(湯座一平) 本日ここに、平成24年第9回
棚倉町議会定例会の開催に当たり、年の瀬を迎え、お忙しい中ご出席を賜り、心より感謝を申し上げます。 本定例会に提出いたします議案は、専決処分の報告2件、条例の一部改正に関する議案2件、条例廃止に関する議案1件、平成24年度補正予算に関する議案7件の総数12件であります。 議案の説明に先立ち、町政の現況についてご報告申し上げます。 まず、本年度米の全量・全袋検査の実施状況についてでありますが、去る9月18日より本格的に実施してまいりました本事業につきましては、市場等に流通する前に検査することで、消費者への不安解消のため、米の安全・安心を確保する
強化促進対策として実施してまいりました。12月4日時点で検査が完了しております約15万7,000袋につきましては、すべて基準値内であり、そのうち測定下限値の25
ベクレル未満が99.9%という結果でありました。これは
放射性物質の
吸収抑制対策として、追肥時に実施した
塩化カリ散布が一定の効果を上げたものと考えております。 次に、棚倉町
総合体育館耐震補強改修事業についてでありますが、現在、
耐震構造計算を含めて設計委託を行っており、これまで
耐震計画内容を審査する機関であります「福島県
建築物耐震改修計画評価委員会」の予備調査及び確認評価を終え、今月に本評価を得て計画決定がなされる予定であります。内容につきましては、建物の構造計算により、大幅な工法変更が必要になったことから、事業費につきましても大きな増額変更が生じましたので、今定例会に提案してまいります。 次に、本定例会に提出いたします議案の概要についてご説明申し上げます。 まず、報告第9号、専決処分の報告についてでありますが、平成24年5月臨時議会の議決を受けて、
工事請負契約を締結しました
棚倉幼稚園園舎改築工事について、基礎工事おける
地盤改良工事及びと土ど
め擁壁工事の追加が必要になったことから、
工事請負変更契約を専決処分したので、報告するものであります。 次に、報告第10号、専決処分の報告についてでありますが、平成24年5月24日の臨時議会の議決を受けて
工事請負契約を締結しました
高野小学校・
幼稚園耐震補強改修工事について、校舎屋上の防水工事、及び
屋内運動場の
バスケットゴール昇降装置の交換等が必要になったことから、
工事請負変更契約を専決処分したので、報告するものであります。 次に、議案第55号、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、平成23年4月1日現在の
地方公務員給与実態調査による本町の
ラスパイレス指数が100.8となり、国家公務員の給与を100とした場合の給与水準の指数を上回る結果となりましたので、これらの引き下げのため、2年間に
限り昇給号俸の
引き上げ抑制等を行うものであります。 次に、議案第56号、
棚倉町立幼稚園入園料等及び
送迎バス使用料に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、
棚倉幼稚園園舎改築工事の工期延長に伴い、
送迎バス使用料の無料期間についても開園予定の来年2月まで、引き続き延長しようとするものであります。 次に、議案第57号、棚倉町
肉用牛特別導入事業基金条例を廃止する条例についてでありますが、平成18年5月に国より「今後の
家畜導入事業に対する考え方について」が示され、
家畜導入事業資金供給事業が平成22年度で終了となり、平成23年度で国県補助金の返還事務も終了したことから、今回条例を廃止しようとするものであります。 次に、議案第58号、平成24年度棚倉町
一般会計補正予算についてでありますが、補正の主なものとしては、
総合体育館耐震補強改修事業の工期が年度をまたぐことから、事業費について
繰越明許費を設定しました。 歳入につきましては、
地方交付税、県支出金、基金繰入金、諸収入、町債等の増額補正などであります。歳出につきましては、
ブランドイメージ回復支援市町村交付金の
震災復興基金への積立金、
障害者自立支援法施行事業費、
健やか子育て医療費、
除染対策事業費、大幅な工法変更による
総合体育館耐震補強改修事業費増額等、当面する所要経費の補正であります。 次に、議案第59号、平成24年度棚倉町
介護保険特別会計補正予算についてでありますが、県から交付される
特例交付金を
介護保険財政安定化基金へ積み立てる増額補正であります。 次に、議案第60号、平成24年度棚倉町
簡易水道事業特別会計補正予算についてでありますが、歳入では、東京電力との合意見込みに伴い、平成23年度
分原子力災害損害賠償金を増額し、歳出では、平成24年度
分原子力災害に伴う瀬ヶ野、
山岡浄水施設のろ過砂取りかえの
事業費確定による減額であります。 次に、議案第61号、平成24年度棚倉町
公共下水道事業特別会計補正予算についてでありますが、
浄化センターから排出される汚泥の
放射性物質減少により処分が可能となったことに伴う工事費等の減額及び
原子力災害賠償金の
収入見込み額を減額するものであります。 次に、議案第62号、平成24年度棚倉町
農業集落排水事業特別会計補正予算についてでありますが、人件費等の減額補正であります。 次に、議案第63号、平成24年度棚倉町
霊園整備事業特別会計補正予算についてありますが、23年度精算に伴う所要額の補正であります。 次に、議案第64号、平成24年度棚倉町
上水道事業会計補正予算についてでありますが、収益的収入及び支出において動力費等の増額、また資本的収入及び支出において
石綿セメント管更新事業の
工事費変更に伴う増額及びそれに伴う企業債を増額するものであります。 以上が本定例会に提出いたしました議案の概要でありますが、詳細につきましてはそれぞれ主管課長より説明させますので、慎重ご審議の上、ご議決を賜りますようお願い申し上げ、提出議案の説明といたます。
○議長(和知良則) 以上で提案理由の説明を終わります。
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△日程第6 報告第9号の上程、説明、質疑
○議長(和知良則) 日程第6、報告第9号、専決処分の報告についてを議題とします。 内容の説明を求めます。
教育総務課長。
◎
教育総務課長(須藤隆雄) 報告第9号、専決処分の報告についてご説明申し上げます。
地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分をしたので、同条第2項の規定により報告する。 専決第12号、
棚倉幼稚園園舎改築工事請負変更契約締結について(別紙)。 平成24年12月11日提出、棚倉町長。 次のページをごらん願います。 この専決処分につきましては、平成24年5月24日、
棚倉町議会の議決を受けて
工事請負契約を締結した
棚倉幼稚園園舎改築工事について、変更が生じましたので、専決処分したものでございます。 変更の主な内容につきましては、町長説明のとおりでございますが、
地盤改良工事及び土そめ擁壁の
かさ上げ工事が必要となり、また今後の利用状況などを勘案し、
埋め立て箇所を
コンクリート舗装にするための増額変更でございます。 記としまして、1、契約の目的、
棚倉幼稚園園舎改築工事請負変更契約。 2、契約金額、3億7,275万円を3億7,748万250円に変更。473万250円の増額でございます。 3、契約の相手方、福島県東白川郡棚倉町
大字棚倉字南町20番地、
藤田建設工業株式会社、
代表取締役社長、藤田光夫。 以上で説明といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(和知良則) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 以上で報告第9号を終わります。
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△日程第7 報告第10号の上程、説明、質疑
○議長(和知良則) 日程第7、報告第10号、専決処分の報告についてを議題とします。 内容の説明を求めます。
教育総務課長。
◎
教育総務課長(須藤隆雄) 報告第10号、専決処分の報告についてご説明申し上げます。
地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分をしたので、同条第2項の規定により報告する。 専決第13号、
高野小学校・
幼稚園耐震補強改修工事請負変更契約締結について(別紙)。 平成24年12月11日提出、棚倉町長。 次のページをごらん願います。 この専決処分につきましては、平成24年5月24日、
棚倉町議会の議決を受けて
工事請負契約を締結した
高野小学校・
幼稚園耐震補強改修工事について変更が生じましたので、専決処分をしたものでございます。 主な変更の内容でございますけれども、校舎外壁の一部塗装を行うため洗浄を行ったところ、屋上の屋根に部分的劣化が見られ、ここから雨漏りをする可能性があることから、屋上の防水工事とベランダの
シーリング工事、また
屋内運動場の北側に設置されています
バスケットゴールの昇降装置に経年劣化による傷みやゆがみが確認されましたので、これらを改修するための増額変更でございます。 記としまして、1、契約の目的、
高野小学校・
幼稚園耐震補強改修工事請負変更契約。 2、契約金額、1億6,800万円を1億7,284万6,800円に変更。484万6,800円の増額でございます。 3、契約の相手方、福島県西白河郡矢吹町大町192番地、
高田工業株式会社、
代表取締役社長、高田和良。 以上で説明させていただきました。よろしくお願いします。
○議長(和知良則) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
鈴木政夫議員。
◆13番(鈴木政夫) ただいまの専決処分の報告の件であります。
高野小学校・幼稚園の
耐震補強改修工事ということでございますが、過般
全員協議会の際に、
高野小学校の
改修事業工事を視察してまいりました、全員で。その際、屋体、
屋内運動場ですね、これは既に第1期工事で完了しているわけでありますが、内容的には屋根の改修が終了したと、こういうことになっております。ところが
屋内運動場にみんなで入ってみましたところ、天井が数箇所にわたって劣化しているために、穴があいて垂れ下がっていると、こういう状況なんですね。でも当時説明した
教育委員会の職員によりますと、屋根は既に改修でもって新しく改修してしまったと、それで中からその補修ができるのかというふうに聞いたところ、なかなか明確な答弁がなかった。しかしまさかあのまま、穴があいたまま置くわけではないだろうというふうに思いますが、この件に関してはどんなふうな考え方を持っているのか、お聞かせいただきたい。
○議長(和知良則)
教育総務課長。
◎
教育総務課長(須藤隆雄) お答えいたします。
屋内運動場の天井につきましては、
ガラスウールを素材としました断熱材が使用されております。これが経年劣化によりまして、ところどころ切れている状況にございます。今回の耐震工事におきまして、補修できる部分につきましては対応いたしますけれども、
ガラスウールが落下する状況につきましては、紙がひらひらと落ちる程度ということで、危険性は低いということでございます。また断熱材の交換、さらには現在の断熱材を覆い隠すような工法もありますけれども、これらに要する費用が結構な金額となります。このようなことで、今回の工事から見送った状況にございます。ご理解いただきたいと思います。
○議長(和知良則)
鈴木政夫議員。
◆13番(鈴木政夫) 全く理解できないんですが、命に危険はないと思いますが、しかしそういう問題ではなくて、なぜそういうのがあるにもかかわらず、目視されていたにもかかわらず、上の屋根を改修するときに、ちゃんとそれまで予算化して改修しなかったのかという点が我々の疑問なんですね。後から相当の金をかければできないこともないのかと思いますけれども、だれが考えたって、上の屋根を改修するときにそこまでやれば簡単にできたんではないのかなと、なぜそれができなかったのか、なぜそういう点を見逃したのかという点をひとつ説明していただきたい。
○議長(和知良則)
教育総務課長。
◎
教育総務課長(須藤隆雄) 先ほども言いましたけれども、危険性が余り低いということが判断されて、さらには金額等を考慮して判断されたものと思います。今回の体育館につきましては、23年度の繰越事業ということで予算の枠が決まっております。そういう中での工事ということでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(和知良則)
鈴木政夫議員。
◆13番(鈴木政夫) これは、危険性の問題は全く問題ではないと。危険性があるかどうかの問題ではなくて、劣化してところどころぽつんぽつんと穴があいて、垂れ下がっているということでありますから、これはあのままにしておくわけにはいかないというふうに思うんですが、それをどういう工法であれをやるのか。まさか命に危険性がないからってあのままにしておくわけではないと思うので、今後の対策はどうなっていくのかということをまず聞きたいと思います。
○議長(和知良則)
教育総務課長。
◎
教育総務課長(須藤隆雄) 今後の予定ということでございますけれども、現在のところ予算化はされておりませんので、なかなか難しい状況にございます。確かに見た目については余りよくございません。今後の状況に応じて検討してまいりたいというふうに思います。
○議長(和知良則) ほかにありませんか。
鈴木政夫議員に申し上げます。3回でございますので……。
須藤俊一議員。
◆5番(須藤俊一) 鈴木議員に申しわけないんですが、3回ですからルールは守ってもらいまして、私も同感で思っていたんですが、関連して質問をさせていただきます。 私も今、鈴木議員のおっしゃったことは当然見てきたからわかっています。その中でつけ加えて質問、お聞きしたいのは、屋根は、天井も当然直さなかったと、事実。屋根は既存のものの上に新しい屋根をふいたと。それには恐らく相当な金額がかかっているんですよね、鈴木議員おっしゃったように、だれが見てもあの天井は、屋根が10年、15年もったとしても、天井は恐らく5年以内ぐらいに、最低でもふきかえをしなくちゃならないんですよ。そうなった場合には、天井をせっかく新しくしたやつをふきかえるときには、当然屋根は、天井まで全部撤去して、天井をふきかえて新しい屋根にしなければならないんですよ。今の課長答弁聞きますと、予算は確かに厳しかったかもわからないんですが、こういうやり方は、はっきり申し上げますと、公共事業の一番、お金を無駄に遣うまずいやり方だと思うんですが、そういった点をあわせてお聞きしたいと思いますが、お願いします。恐らくあの屋根が、何年もつと思って今回の工事をやったのか、1点お聞きします。 以上です。
○議長(和知良則)
教育総務課長。
◎
教育総務課長(須藤隆雄) ふいた屋根が何年もつのかについては、大変申しわけございません、手元に資料がございません。後ほどお答えさせていただきたいと思いますけれども、確かに天井部分については傷みが来ているのは承知しております。そういうことで、今後の中で十分内部で検討して対応してまいりたいというふうに思います。
○議長(和知良則) ほかにありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) これで質疑を終わります。 以上で報告第10号を終わります。
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△日程第8 議案第55号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(和知良則) 日程第8、議案第55号、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 議案の説明を求めます。 総務課長。
◎総務課長(藤田和彦) それでは議案第55号、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 職員の給与に関する条例の一部を次のように改正する。 附則に次の1項を加えるということでございまして、括弧として、平成26年1月1日までの間における職員の給与の標準号給数の特例ということでございまして、24項として、平成26年1月1日までの間における第5条第4項の規定の適用については、同項中「4号給」とあるのは、「2号給」とするということでございまして、これら附則につきましては、25年の1月1日から施行する。 平成24年12月11日提出、棚倉町長。 町長の説明趣旨のとおりでございまして、まず
ラスパイレス指数について、若干ご説明を申し上げたいと思っております。 新聞等の報道で、毎年ラスパイレスの指数について発表があるわけでございまして、23年度につきましても、既に昨年ですか、ことしの1月ころですか、新聞報道があって、ご存じだと思いますが、この
ラスパイレス指数につきましては、地方公務員と国家公務員の給与水準について、国家公務員の職員の構成を基準といたしまして、学歴別、経験・年数別に分類をいたしまして、それらの分類ごとの平均給料月額というのを算出いたしまして、それらと地方公務員との比較をするということでございまして、国家公務員の給料の基準を100という形に置きかえて計算をいたします。それに地方公務員の給与水準を同じように学歴別、経験・年数別に分類がえをいたしまして、係数を掛けて、それを指数であらわしたものということで、23年度につきましては国家公務員が100、棚倉町は100.8ということで、23年度時点に既に0.8、国家公務員の給与水準を上回っているという状況にございます。 県内につきましても、23年度につきましては、双葉郡の8町村については、災害等でデータが出されておりませんので、23年度につきましては51市町村での集計結果しか出ておりませんが、町村のその中での平均は97.6、市の平均が100.8ということで、ちょうど棚倉町は市の平均と同じ
ラスパイレス指数になっております。 全国の市町村の平均で見れば、全国の市町村は95.3なんですね。全国の市だけの平均は98.8ということで、全国の全地方公共団体全部の平均は98.9ということで、全国規模からいっても、福島県は全体的にやっぱり高いという状況にあります。 北海道・東北6県含めますと、福島県がその中でも高い状況にあるということでございまして、現在国におきまして、今年度、24年度、25年度につきましては、ご存じのように、7.8%、国家公務員の給与につきまして、特例措置を設けまして、2ケ年にわたって引き下げを行っているということもございまして、国家公務員の分が7.8、それから人勧の分が0.23ということで、国家公務員の7.8分が上がっておりませんので、その時点で比較をしておりますので、特に地方公共団体の指数が上がってくると。今後さらに上がってくると。昨年までの数字でこれですから、ことしと来年で7.8%がさらに大きく上がってくるということになると、棚倉町の100.8もかなり大きな数字に、24年度の4月1日がもう少し、ことし、12月末か1月に発表になるんですが、かなり高い数字になってきているとなると。2年経過したらまた戻るのかという考え方もありますが、全体の運用としてこういう高い傾向にあるので、長期的に見て、その是正を行っていきたいということで、今回提案をしているところでございまして、県内の平均的なラスパイレスの水準に戻すということで、町の職員の給与を2ケ年に限り4号俸上がるところを2号俸にとどめて、その抑制を図りたいという内容の提案でございますので、よろしくお願いをしたいと思います。 特に、福島県内、全国含めて、震災関係の厳しい状況の中で、市町村職員としての姿勢を示すという考えもありますので、あわせてご理解を賜りたいと考えております。
○議長(和知良則) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
鈴木政夫議員。
◆13番(鈴木政夫) ただいま総務課長の説明によりますと、ラスパイレスの指数が町の場合に100.8ですか、ということで、4号給とあるのを2号給に改めるということでありますが、これは該当する職員にとっては、給与の引き下げということについては、かなり大きな影響を与えるというふうに思いますが、平均しまして1人当たりどのくらいの引き下げとなっていくのかということを、まず示していただきたいというふうに思います。 同時に、この地域と申しましょうか、棚倉町の民間の給与というのは一体どの程度になっているのか、もしそういうものをつかんでいるとすれば、そういうものも。それと比べて町の職員というのはどうなのかという点もあわせて、参考に示していただければというふうに思います。
○議長(和知良則) 総務課長。
◎総務課長(藤田和彦) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 まず、平均どのくらいのそれぞれ削減になるのかということですが、そもそもこの給料表につきましては、平成18年度に改正された給与表でございまして、6級まであるわけですが、1級、2級、3級までは、かなり年間の昇給額の幅が大きくなっております。4級、5級につきましては、かなり昇給幅が同じ号数でも狭くなっているということで、若い方の昇給率が高く、高年齢になると昇給が抑えられ、なおかつ55歳以降は昇給がさらに抑えられるというような状況ですので、必ずしもその平均で1人どのくらいという形は、比較としてはなかなかなじまないんではないかなと考えております。 この改正に基づいて実施をするという仮定で計算いたしますと、年間に、最初の25年度ですと460万円程度、2年目ですと360万円程度、端数ありますが、こういうように試算しておりまして、2年間で820万円程度になりますかの試算をしております。 もう一つ、地域の給与を把握しているかということにつきましては、これまでも同じような答弁を申し上げているかと思いますが、国の人事院勧告、県の人事院勧告に基づいて、市町村もそれに倣って、これまでも改正してきておりますので、そういう意味で市町村独自の調査は行っておりませんので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(和知良則) ほかにありませんか。
藤田智之議員。
◆8番(藤田智之) 先駆けて、職員の給与の改定に取り組まれたというのは非常に評価すべきだと思うんですが、今ほどの
鈴木政夫議員の質問にもありましたが、4号給を2号給とすることによって、
ラスパイレス指数が幾らになるのか、実際に目標とする、先ほどの説明だと97.6%が一つの目標かなっていうふうにお聞きしたのですが、実際97.6%を目標としてこういったことを決めているのかどうかが1点。 もう一点、先ほどの説明でもありました。国家公務員の給与7.8%を今後2年間下げられるということがありますので、今後、これに合わせて同じように対応していく考えなのか、2点お願いをしたいと思います。
○議長(和知良則) 総務課長。
◎総務課長(藤田和彦) ご質問にお答えをしたいと思います。 まず、最初の97.6を目標にしているのかということでございますが、現在、先ほど申し上げましたように、国家公務員のほうが7.8%削減して、2年間行っておりますので、同じ土俵での数字の比較をしていないという状況にはございます。今後の推移を見守らないと、なかなかその辺のパーセント、何%にするというのは非常に難しい状況でありますが、国家公務員の100を超えないということをまず目標にして、今後この条例改正とともに、運用で調整をしてまいりたいと考えております。 それから、今後、新たな数字が出てきた段階で、それがどのくらいになるのかと、現時点での試算ですが、現時点の試算でいけば、100を何とか割れる状況になるのでないかというようなことで、あくまで現時点では推測、推計にすぎませんので、そういう目標をもってやっていきたいというふうに考えております。
○議長(和知良則) ほかにありませんか。
藤田智之議員。
◆8番(藤田智之) 当然給料に関することなんで、対象になる方からすれば、非常に大きな問題だと思います。職員の組合さんなんかとはこういった件についての合意というか、お話がされているのか、その辺についてお伺いをしたいと思います。
○議長(和知良則) 副町長。
◎副町長(鈴木敏光) 組合との交渉の関係ですが、2度ほど、今回給与抑制策について組合との話し合いをしてまいりました。ただ、ここ数年、
ラスパイレス指数が上昇傾向にありましたので、組合交渉を年に2回ほどやっておるのですが、その都度、二、三年前から100を超えたら何らかの給与の抑制措置を講ずる必要がありますよという申し入れは以前から行っておりましたので、一定の理解は得られたものと考えております。 以上でございます。
○議長(和知良則) ほかにありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 異議なしと認めます。 よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。
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△日程第9 議案第56号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(和知良則) 日程第9、議案第56号、
棚倉町立幼稚園入園料等及び
送迎バス使用料に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 議案の説明を求めます。
教育総務課長。
◎
教育総務課長(須藤隆雄) 議案第56号、
棚倉町立幼稚園入園料等及び
送迎バス使用料に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
棚倉町立幼稚園入園料等及び
送迎バス使用料に関する条例の一部を次のように改正する。 附則第3項中「平成24年12月31日」を「平成25年2月28日」に改める。 附則、この条例は、公布の日から施行する。 平成24年12月11日提出、棚倉町長。 今回の改正につきましては、昨年の大震災により棚倉幼稚園が使用できないため、園児たちを社川と近津の両幼稚園で保育し、園舎の改築工事を進めているところでございますが、現行条例の附則第3項で、棚倉幼稚園の園児が送迎バスで通園する場合においては、平成24年12月31日までの間、
送迎バス使用料は徴収しないというふうになってございます。このたび、園舎の改築工事の工期を25年1月30日まで延長いたしましたので、
送迎バス使用料につきましても、園舎が開園する平成25年2月の末日まで無料化を延長しようとするものでございます。なおバス代につきましては、月額2,000円でございます。 以上で説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(和知良則) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 異議なしと認めます。 よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
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△日程第10 議案第57号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(和知良則) 日程第10、議案第57号、棚倉町
肉用牛特別導入事業基金条例を廃止する条例についてを議題とします。 議案の説明を求めます。
商工農林課長。
◎
商工農林課長(佐藤耕) それでは議案集の8ページをお開きください。 朗読をもって提案説明させていただきます。 議案第57号、棚倉町
肉用牛特別導入事業基金条例を廃止する条例。 棚倉町
肉用牛特別導入事業基金条例は、廃止する。 附則、この条例は、公布の日から施行する。 平成24年12月11日提出、棚倉町長。 この議案につきましては、町長の趣旨説明のとおりでありますが、国の三位一体改革方針に基づき、本事業自体が廃止されたことに伴い、市町村の基金にある国・県負担分についても、速やかに返還を求められたところであります。 したがいまして、本年3月をもって返還が終了したため、今回これらを踏まえ、本条例を廃止する条例を提案したところであります。 以上で議案第57号の説明といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(和知良則) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 異議なしと認めます。 よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。
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△日程第11 議案第58号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(和知良則) 日程第11、議案第58号、平成24年度棚倉町
一般会計補正予算(第6号)を議題とします。 議案の説明を求めます。 総務課長。
◎総務課長(藤田和彦) それでは、別冊の
一般会計補正予算書をごらんいただきたいと思います。 議案第58号、平成24年度棚倉町
一般会計補正予算(第6号)。 平成24年棚倉町一般会計の補正予算は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正第1条でございますが、歳入歳出総額に歳入歳出それぞれ7億6,168万9,000円を追加いたしまして、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ80億52万6,000円とする。 2項
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。 第2条、
繰越明許費の補正でございますが、
繰越明許費の追加は、「第2表
繰越明許費補正」による。 第3条、地方債の補正につきましては、「第3表 地方債補正」による。 平成24年12月11日提出、棚倉町長。 2枚お開きいただきまして、6ページをごらんいただきたいと思います。 第2表の
繰越明許費補正でございます。追加でございまして、10款教育費、6項保健体育費、事業名、
総合体育館耐震補強改修事業費でございます。金額につきましては、9億3,204万4,000円でございます。これらにつきましては、内容につきましては、工事関係、耐震補強分でございますが、6億1,249万1,000円含まれております。それから大規模の改修分3億15万5,000円含まれております。これに工事管理委託料が含まれておりまして、合計でごらんの金額ということでございまして、これらにつきましては全協等、町長説明要旨のとおり、約1年かかるということでございますので、
繰越明許費を設定しようとするものでございます。 次に、7ページのほうをお開きいただきたいと思います。 第3表地方債補正でございます。こちらは変更ということでございまして、まず起債の目的、補正前、補正後の順序で申し上げます。 まず、社会教育複合施設整備事業でございますが、これまで4億を借り入れ予定しておりましたが、補正後1億円を減額いたしまして、3億ということで、これにつきましては
震災復興基金を充当するということで、一般的な起債で交付税の措置もございませんので、なるべくこの起債を抑えたいということで、今後も決算を見て借り入れをさらに少なくできればというふうに考えております。 次に、総合体育館の耐震補強改修事業、当初2億7,280万円でしたが、今回ご説明いたしましたように、設計等が変更になりまして、事業費が大きく変わりましたので、7億8,190万円に変更しようとするものでございまして、先ほどの繰越明許の中で申し上げました緊急防災事業関係の起債を借りるということで、このうち6億4,490万円につきましては、緊急防災事業関係で、有利な起債を借りるということで、充当率100%、交付税70%があるというものでございます。その残りにつきましては、学校教育施設整備事業債ということで、充当率75%、交付税措置がございません。これが1億3,700万円含まれております。それらの合計ということでございます。 それから、その下につきましては、臨時財政対策債3億1,900万円、補正前でございますが、補正後3億2,518万円ということで、交付税の決定の中で、交付税の中で算定された額全額をここで借り入れするということで、確定に伴う借り入れ増ということで、618万増額したものでございます。合計で11億8,530万円から16億58万円にしようとするものでございます。 それでは、なおさらに2枚めくっていただきまして、3ページの2、歳入のほうをご説明申し上げます。 まず、1款2項1目固定資産税につきましては、滞納繰越収入が、23年度滞納繰越分が収入増となりましたので、今回1,225万2,000円増額補正するものでございます。 それから飛びまして、10款
地方交付税でございます。10款1項1目3,112万7,000円の補正増ということで、説明欄、普通交付税につきまして2,203万6,000円、普通交付税につきましても確定しておりますので、その未計上分を計上いたしました。 それから、震災復興特別交付税ということで、現時点までの決定分で今後も増加があるかもしれませんが、現時点で新たに909万1,000円の補正増を見込んでおります。 それから12款分担金及び負担金、2項2目でございますが、609万9,000円でございますが、説明欄の保育料ということで、386万6,000円の補正増と、所得等確定による保育料の増、あるいは広域入所で受け入れている増に伴う補正増でございます。 それから、その下の保育所運営費町負担金ということで、先ほどの広域入所関係分208万4,000円でございます。 次のページにいきまして、14款国庫支出金、1項1目民生費国庫負担金で1,007万3,000円の減でございますが、節の中で1節社会福祉費1,843万8,000円の補正増、これにつきましては障害者自立支援給付費負担金ということでございまして、法改正による単価改正があったことによる増と生活介護者の増加があった分の補助金が増になったということでございます。 それから、3節の子ども手当負担金、2,835万円の補正減でございます。子ども手当負担金の減でございまして、前年度までの負担金につきまして、その後補助率の改定による減、あるいは出生人数見込みの減による減を合わせたものでの補正減でございます。 それから4ページの下にいきまして、15款県支出金、1項1目民生費負担金の1,268万8,000円の補正増でございますが、節の1番目、社会福祉費負担金921万9,000円、障がい者自立支援給付費負担金ということで、これも法改正による単価改正による増額、生活介護者の増員等で、先ほどの国庫補助金と連動しております。3、子ども手当につきまして、354万9,000円の増と、子ども手当負担金でございます。補助率改正による県負担金が上がりました。国・県と連動しております。 次の5ページに移ります。15款県支出金、2項1目総務費県補助金4,793万円、これは説明欄の3行目にございます。ブランド・イメージ回復支援市町村交付金ということで、12月末、今月末に入ってくる予定になっております4,790万6,000円でございます。これらにつきましては、均等割・人口割ということで、計算をされて配分されてくるものでございまして、これらにつきまして、歳出においてまたご説明いたしますが、ことし入ってきました前の震災復興関係の基金条例を設けたその基金に、同じく積み立てて取り崩しながら運用すると、充当していくという形になろうかと思います。歳出のほうで、またご説明申し上げたいと思います。 それから、2節の児童福祉費補助金697万5,000円です。その中で、説明欄の1番下、子ども医療費助成事業補助金737万8,000円ということで、県のほうで子ども医療費について新たに負担をするということになったことから、小学4年生から高校3年になるまでの部分について、県から100%交付をされる分の経費等が主でございます。 それから次にいきまして、3目衛生費県補助金3,944万円、補正増ということでございまして、これらの主なものは説明の2行目、除染対策事業交付金ということで、3,886万6,000円の補正増と、これも100%来るものでございます。事業費増加ということでございます。 それから5目です。農林水産業費県補助金5,315万3,000円の補正減でございますが、主なものは、1節農業費補助金5,314万7,000円でございまして、これらにつきましては説明欄、ふくしまの恵み安全・安心推進事業補助金ということで5,860万円の減額補正、これらにつきましては、米の全袋検査の関係の経費等でございまして、これらにつきましては予算の組み替えをしておりまして、後で出てまいります雑入のほうで受け入れるということで、組み替えをしている内容のものでございます。その下の
東日本大震災農業生産対策交付金、これは塩化カリ等の資材等の部分についての補助金、525万3,000円の補正増ということでございます。 それから、次のページにいきまして、17款寄附金、1項2目総務費寄附金24万4,000円補正増と、財政管理費寄附金ということで、和知貴志様1万円、小山有美子さん1万円、白河地区電気工事共同組合様5万円、JA東西しらかわ棚倉支店のほうから1万4,634円、それから非公開の方3名ということでございます。その下、社会福祉費寄附金につきましては2万円ということで、湯澤勝信様1万円、非公開の方1万円、それから社会福祉総務費寄附金ということで、関川悦雄様20万円、非公開の方が1名ございます。 次に、18款繰入金、1項繰入金、12目
震災復興基金繰入金ということで、先ほども起債の中で説明申し上げましたものでございますが、1億9,347万9,000円の補正増ということでございまして、
震災復興基金からの繰り入れということでございます。これらにつきましては、以前に塩化カリ、あるいは牧草分の繰り入れもしておりますので、その分の国・県補助金が新たに来ましたので、その分を戻すと、逆に社会教育複合施設整備事業につきましては、ここに1億円、それから総合体育館につきましても、改修事業につきましても1億円充当すると、塩化カリ、牧草の分を差っ引いた差額分が、端数が出ているということでございます。 それから、19款繰越金につきましては、予算調整の部分で338万5,000円繰り越しをしているということで、プラスです。 それから20款の諸収入、5雑入、3雑入でございます。ここに5,448万9,000円の補正増ということでございまして、1番下の説明欄、米全袋検査推進事業委託金という形に歳入を組み替えております。5,400万円、先ほどの補助金を減らして、ここで組み入れるということで、これは町の地域恵み安全対策協議会で実施するという内容が含まれていましたので、事業主体を変更したことによって、歳入の入れ方を変えたということでございます。 次に、開いていただきまして、21款地方債、1項3目教育債4億910万円、節につきましては、先ほどご説明いたしました社会教育費1億円減と、保健体育費5億910万円、それから臨時財政対策債につきましては618万円の補正増ということでございます。 それから、8ページにまいりまして歳出に……
○議長(和知良則) 総務課長、申しわけありません。ここで11時15分まで休憩したいと思います。よろしくお願いします。
△休憩 午前11時05分
△再開 午前11時15分
○議長(和知良則) 休憩前に引き続き再開いたします。 総務課長、
一般会計補正予算の説明を続けてください。
◎総務課長(藤田和彦) それでは、8ページをお開きいただきたいと思います。 3歳出、1款1項1目議会費でございます。328万円の補正減ということでございまして、主なものにつきましては、議会議員費204万6,000円の補正減ということで、1名の辞職に伴う分の減という形になります。 それから職員手当、共済費につきましては、全款にわたりまして、4月の人事異動に伴う職員分の精算を行った結果に伴う人件費の調整ということで、以下省略をさせていただきたいと思います。 総務費、2款1項1目一般管理費につきましては、特別職員費更正減122万9,000円、これらにつきましても町長選挙等がありまして、町長のボーナスと給与等の月割、日割等の減というのが発生しておりますので、それらが主でございます。 次のページをお開きいただきたいと思います。 総務費の1項4目財政管理費、4,836万1,000円の補正増でございますが、節25積立金ということで、歳入でも先ほどご説明申し上げました、3行目の
震災復興基金積立金4,790万6,000円、これを一たん基金に積み立てをして運用するということでございまして、この
震災復興基金につきましては、県から県補助金のブランド・イメージ回復支援市町村交付金ということで交付されるものでございまして、これにつきましては、原則として3年間での執行ということになっておりますので、一たん基金に積み立てをするということでございまして、原子力発電事故に伴ってこうむったブランドイメージの低下等による損害からの回復を図るために、基金を取り崩して活用するというようなものでございまして、主にソフト事業等に充当して、これらの活用を図るというものでございます。これらの具体的な内容等につきましても、今後広報等、広く提案等もいただきながら、いい提案については採用して、これらを充当してソフト事業なども進めたいと、各課からの計画もとりまして、それらとあわせて、今後これらのソフト事業等を中心に、推進をしたいと考えております。 次に、6目財産管理費につきましては、財産維持管理費、それから庁舎維持費ということで、庁舎維持費は窓枠改修でございますが、窓枠改修等終わりまして、確定による減ということでございます。これら窓枠改修とLED改修、この議場の改修も含めて修理をいたしたということでございます。 それから企画費、186万7,000円の補正減でございますが、この中で地域交通対策費118万3,000円の補正増ということで、中央バス路線運行維持対策費補助金ということで、白河棚倉線関係の国庫補助が減額されたことに伴う町負担増という形でございます。これらが19負担金、補助及び交付金の主なものでございます。 次に、10ページのほうでございます。総務費、1項15目ブランド回復活動支援事業費ということで、以前に町民にお知らせをしてお配りしておりましたものでございますが、これらにつきましても、ほぼブランド回復の関係の請求件数等受け付け、ほぼ終了しております。申請件数、11月30日現在ですが、5,149件、97.1%の申請が終わっております。支払い金額につきましても1万5,271人に対して、8億266万円を支出してございます。ほぼ請求等の事務が終了している状況かというふうに考えてございます。 それから、1ページ開いていただきまして、飛ばさせていただきまして、12ページ、民生費、3款1項1目社会福祉費総務費3,992万円の補正増でございます。これは説明欄にあります2行目、
障害者自立支援法施行事業費ということで、3,903万7,000円の補正増ということでございまして、主に扶助費ということでございますので、これらにつきましては歳入でも申し上げましたように、法改正に伴う単価改正の増額、生活介護者増員による増額等でございまして、国2分の1、県4分の1ということで事業を行っているものでございます。これらの増が大きいということでございます。 その上の13委託料231万円については、来年4月の法改正等に伴いまして、システム改修費用等についての補助分がありますので、これらの改修費用でございます。 次のページにいきまして、13ページ、3款2項2目児童措置費1,054万6,000円の補正減でございますが、説明欄、子ども手当費2,125万円、歳入で申し上げましたように、所得制限者支給額の減額、あるいは出生人数の見込み減等に伴うものでございます。その下の
健やか子育て医療費1,008万8,000円の補正増、これは歳入でございましたように、県の施策により県からの新たな補助分が出ましたので、これらの分と合わせて医療費等の増も含めまして、補正増ということでございます。 それから、次のページにいきまして、4款1項2目予防費393万1,000円の補正増でございますが、説明欄2行目、がん検診事業費150万円の補正減、今年度の
事業費確定による減額補正でございます。その下の予防接種事業費583万6,000円、これらにつきましては不活化ポリオワクチンの接種の中で、接種の回数等がふえたことに伴って、補正増という形になっております。これらは主に委託料で支出をしております。 それから、3目の環境衛生費3,781万7,000円の補正増でございますが、説明欄の主なものが3行目、
除染対策事業費3,886万6,000円、歳入でも申し上げましたが全額補助という形でございます。この中の節の中で、13委託料、14使用料及び賃借料、備品購入費等ございますが、これらの委託料につきましては、現地調査等行いまして、現時点で戸中地区を3校区、あるいは棚倉小学校周辺ということで予定している事業費が含まれております。14使用料につきましては、木材をチップ化する破砕機等の費用でございます。それから備品購入につきましては、当初モニタリングポストを予定しておりましたが、これらについて取りやめた分の減額300万円ということで、予算の組み替え等も行っております。 次の15ページにいきまして、4款1項4目簡易水道費でございますが、452万7,000円の補正減でございます。これは繰出金でございますので、簡水の関係の繰出金ということで、ろ過砂の取りかえに係る費用が賠償金のほうの対象になった分、一般会計からの繰出金を減額補正しようとするものでございます。 それから、続きまして、6款1項2目農業総務費163万3,000円の補正減でございますが、これらにつきましては額で表に出ていないのですが、一番下のふくしまの恵み安全・安心推進事業ということで、歳入を組み替えをいたしておりますが、歳出の事業内容についても組み替えをしております。賃金につきまして730万円でございますが、これの減額、それから12役務費で2,069万円の補正増、これは検査の手数料、搬入手数料等で、費用を組み替えております。それから使用料、賃借料につきましても、借上料の増加等を見込んで組み替えております。それから備品購入につきましては、機械3台購入して、確定いたしましたので、それらの不用残分1,400万円を減額補正をしているものでございまして、これらの
検査手数料、搬入手数料については棚倉町の地域恵み安全対策協議会が実施するという形でございますので、歳出予算についても組み替えを行っているということでご理解をいただきたいと思います。 それから、5目農地費480万7,000円の補正減ということですが、説明欄の農業集落排水事業特別会計繰出金408万8,000円の減ということで、人件費の減額に伴う一般職員費分の減でございます。 次のページ、飛んでいただきまして、18ページのほうをごらんいただきたいと思います。 8土木費、8款2項3目道路新設改良費390万円の補正減でございます。これにつきましては社会資本整備総合交付金事業の組み替えと、町単道路整備事業費の補正減でございまして、事業費の確定に伴う減額等が主でございます。社会資本整備は段河内平塩線でございます。補償、補填及び賠償金等用地費等の部分について組み替えをして、補正減を行っているということでございます。 それから、同じく都市計画費の公園費147万円の補正増、これは都市公園維持管理費でございまして、修繕費でございます。城跡内のトイレ等の修繕が主でございます。 次のページに飛んでいただきまして、消防費、9款1項2目非常備消防費221万9,000円、補正増。消防団運営費ということで、費用弁償、出動回数がふえてことによる補正増でございます。 それから、20ページ教育費、小学校費、10款2項1目学校管理費256万3,000円の補正増ということで、説明欄、学校施設維持管理費256万3,000円の補正増ということで、プール使用による水道料の増加、電気料の増加等が主でございます。 次に、同じく10款4項1目幼稚園費173万3,000円補正減、主に、幼稚園施設維持管理費ということで、光熱水費等の増が主でございます。 開いていただきまして、21ページ飛びまして、22ページ、10款5項4目文化センター費428万2,000円の補正減でございますが、主なものは、管理運営費378万2,000円の減ということで、その中の主なものは、14使用料及び賃借料ということで、636万1,000円の補正減がございます。これは舞台関係の照明設備、それから調光器機の賃借期間が、リース期間が途中からになったもんですから、その分リース料が減額されたということでございます。 次に、10款、同じく6保健体育費、6項1目保健体育総務費、今回6億8,881万円の補正増ということでございまして、主なものは、一番下の
総合体育館耐震補強改修事業費6億8,903万円ということでございまして、後ろのページをめくっていただいて、13の委託料で2,603万8,000円の補正増ということで、設計監理料の増額ということで、当初の設計と監理とあわせて、13委託料で4,832万2,000円の現計となっております。 それから15工事請負費でございますが、6億6,262万5,000円と、当初分と合わせて9億1,264万6,000円が予算現計となります。体育館の耐震補強等大規模改修分がこれらに含まれるということでございます。 それから、12款公債費、1項2目利子1,436万7,000円の補正減ということでございまして、長期債償還利子の補正減ということで、繰越明許等3年分で起債等が次年度に繰り越して動いている状況で、繰越明許等の費用について前借りあるいは借り入れを予定しておりましたものが、しないで済んだ分の確定のための減ということでございます。 以下、地方債に関係する補正に関する調書、それから給与費明細書、食糧費目別の明細書を添付してございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(和知良則) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
佐川裕一議員。
◆7番(佐川裕一) 2点ございます。 まずは5ページ、15款2項2目、説明欄の子どもの医療費助成事業のほうなんですが、こちらのほうは県のほうからということなんですが、これ730万円ほど来ているのですが、これで足りなくなった場合、これのほうは県のほうでどの程度手当てしていただけるのかという、100%手当てしていただけるのかという点が1点と、あと14ページなんですが、4款1項3目、説明欄の
除染対策事業費なんですが、今仮置き場のほうで戸中地区、高野小近辺というお話があったのですが、このほかに町のほうで仮置き場等考えている場所があるのか、この辺をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(和知良則) 住民課長。
◎住民課長(塩田吉雄) まず初めに、ただいまの除染関係でございますが、お答えをさせていただきたいと思います。 先ほど総務課長説明のとおり、除染事業につきましては、まず線量の高い地域からということで、戸中地区を主に今回補正予算、6月議会におきましても予算計上させていただきましたが、今回の補正につきましては、戸中地区の事業量の内容変更に伴う補正でございまして、戸中地区につきましては、今年度除染事業を進めるわけでございますが、次年度以降につきましても、線量の高い地域から順次除染事業を進めてまいる計画でございます。ただ、仮置き場につきましては、町内何箇所ということはこの時点では言えませんが、基本的には各地域にそれぞれ仮置き場を設けなければ、町全体の仮置きできるようなそういった適地がなかなか見つからないというのが現状でございます。これにつきましては、今後とも関係地域との説明会等々を行いながら、仮置き場設置に向けて説明をしてまいりたいという考えでございます。 以上です。
○議長(和知良則)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(田中喜一) ただいまのご質問の5ページの子ども医療費助成事業補助金でございますが、これは皆さんご存じのとおり、県のほうでは18歳まで無料化になったことによりまして、今回その無料分の全額補助ということで計上させていただきました。今後の話でございますが、今後いつまでこれが続くかというのはまだ県で示されておりません。18歳までは無料という形でございます。
○議長(和知良則) ほかにありませんか。
藤田智之議員。
◆8番(藤田智之) 同じく今ほどの子どもの医療費助成事業補助金なんですが、これまで中学校3年生まで補助していたと思うんですね、一般財源で。それが4年生から高校生まで出るということは、町の一般財源はその分軽くなるというふうに考えてよろしいのか。 それから、13ページの支出のほうで、700万円の収入増に対して、1,008万8,000円の支出がふえているんですが、こちらのほうはどういった理由でふえているのか、2点お聞かせいただきたいと思います。
○議長(和知良則)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にお答えをいたします。 まず、5ページの子ども医療費の助成の補助金の関係でございますが、従来はゼロ歳から小学校時まで、これにつきましては県の補助2分の1でありました。それから小学校就学時から小学校3年まで、これは単独ですね、棚倉町は15歳までやっていましたので、小学校就学時から15歳までは単独だったわけですが、今回県のほうで小学校4年から18歳まで、県の補助が10分の10だったわけでございます。今年度につきましては、10月から制度が始まりましたんで、総合的に見ますと、それほど収入は入らないと。次年度後だとその分だけ補助金が来ますので、町の負担が軽減されるということになります。 それから措置費でございます。……(聴取不能)……今回無料化になる分、737万8,000円分と補助、単独でやっていた分、その分を見込みをしますと、271万円ほど足りないということで、今回1,008万8,000円補正させていただいたということになります。
○議長(和知良則) ほかにありませんか。
鈴木政夫議員。
◆13番(鈴木政夫) 歳出の9ページ、総務費の中の
総務管理費、財政管理費の中で、先ほど総務課長の説明にありました
震災復興基金積立金の活用について、ソフト事業を中心として、各課からの要望等を出していただいて、今後活用を図っていきたいという趣旨の説明かなというふうに思うんですが、実は先ほど
高野小学校の屋体の問題で、
教育総務課長の答弁の中で、同時に工事ができなかった、その理由について金の問題もあったというような答弁もあったのですが、実際具体的に、
教育委員会のほうからそういう、私としてはこの
震災復興基金積立金等々を利用しながら、有効に活用してやっていくべきなんでないかなと思うんですが、実際そういう要望や何か、打ち合わせ、そういったものがあったのかどうかという点と、もしそれを同時にやった場合にはどのくらいの財政が、金を必要としたのかという点も、もしわかればお聞かせいただきたいと思います。
○議長(和知良則) 総務課長。
◎総務課長(藤田和彦) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 ブランド・イメージ回復支援市町村への交付金についてでございますが、4,790万6,000円ということで、これらにつきましては、先ほどもご説明申し上げたかと思いますが、ブランドイメージの低下、差別、偏見等、それらについての回復を図るための事業ということで、主にソフト事業を中心にというふうにご説明申し上げたかと思いますが、これらの4,700万円につきましては、これまでも説明があったかもしれませんが、物産等の開催、あるいは新規のいろいろな出店とか、商品開発とか、統一イメージデザインをつくるとか、6次化の推進とか、販路拡大とか、あるいは観光キャンペーンで誘客を図るための施策とか、あるいは地域でのイベントでこういうものをやりたいという町民の提案に対していろいろな助成をしていくとか、県外からの観光客への、宿泊客を呼ぶための新たなプラスアルファの助成をするなり、そういう他の自治体とのさらなる交流を図るために使う費用とか、主にこちらの4,700万円につきましては、そういうものを中心にということでございますので、これらに対してハード事業の各課からの提案は基本的にはないという形になります。そういうことでご理解をいただきたいと思います。
○議長(和知良則)
鈴木政夫議員。
◆13番(鈴木政夫) その点は理解しましたが、先ほど質問しましたように、屋体のそういった完全な復旧と、そういったものについての要求とか相談というのは具体的にあったのかどうか。
○議長(和知良則) 総務課長。
◎総務課長(藤田和彦) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。 これらの基金を使って、具体的な協議とかについては、現時点ではございません。
○議長(和知良則)
鈴木政夫議員。
◆13番(鈴木政夫) 基金ではなくて、基金の点については、使い方については総務課長の説明については納得しました。基金ではなくて、具体的にそういう相談があったのかということをお聞きします。
○議長(和知良則) 総務課長。
◎総務課長(藤田和彦) 具体的にはございません。
○議長(和知良則)
松本英一議員。
◆12番(松本英一) 説明書の14ページ、環境衛生費、先ほど別な議員が話していましたけれども、
除染対策事業費3,800万何がしあるんですけれども、実際除染した場合に、現在の線量よりどのくらいのパーセンテージ下がるのかと。余り下がらないならやってもしようがないという人もいますけれども、お金来るんだからやるかという、そういうことでは困るので、どのくらいの線量が実際、やってみないからわからないといえばそれまでなんですが、実際よその市町村ではやっているところがあるんで、それのデータなんかあれば、例えば草刈って、木の葉さらって、その辺掃除してどのくらい下がったと。それ以上除染の方法としてはもっと、表土をはぎ取ってやるのかとか、いろいろ除染の方法あると思うんですね、住宅に関しては屋根の上、高圧洗浄機で洗ってどれくらい下がるのかと。私もよその除染しているところちょっと見たんですけれども、庭をたわしで洗っているところ見てきたのですけれども、実際その水はどこに捨てるのかなって、こういう疑問がわいてくるんだよね。 除染するのにも、やはりそういう除染した水なんかはどうして処理するのかとか、いろいろ処理の問題あると思うんです。ただその地区で除染したものはその地区で処理する、埋設するというのが基本的だということは十分知っておるんですけれども、やはりその辺のデータ集めがなくて、ただよその市町村がやるからうちもやんべということでは非常にまずいと思うんですね。やり方次第では何か下がらないというところも出てきているみたいなんですね、下がるところも出てきていると。したがって、当町でやるこの戸中地区とか、多いところ、
高野小学校の裏とか名前出していますけれども、どの程度の線量を下げる効果があるのかと、それを試算しているのかということをお聞きしたいと思います。
○議長(和知良則) 住民課長。
◎住民課長(塩田吉雄) ただいまのご質問にお答えをしたいと思います。 大変難しい質問でございますが、これは以前にも申し上げましたように、今回の除染事業につきましては、全額国庫補助で行うものでありまして、ご案内のように、年間1ミリシーベルト以下にするということで、毎時0.23マイクロシーベルト以下にするのが今回の目標でございまして、基本的には毎時0.23マイクロシーベルトを超えていない地区といいますか、場所につきましては補助の対象になりません。したがいまして、今回行う場所につきましては、毎時0.23マイクロシーベルト以上の地域を限定して、除染事業を進めようとしております。 基本的には、現在戸中地域、それぞれ棚倉町内、町独自でも57箇所、それぞれモニタリングを行っておりますが、当然ながら何度も申し上げるように、高野地域につきましては、大体平均的に0.4から0.6マイクロシーベルトが現在の数値になっているところがありまして、今回、戸中地域を進めるというのはそういうことでございまして、これにつきましては除染事業、先ほどご指摘のように、半減するところもあれば、さまざまでございます。それはその地域の地理的な要因もあるようでございますが、町のほうといたしましては、国のほうで出している、環境省が出しております除染マニュアル、これに沿った形で現在計画をしてございます。 ただいまご指摘のように、基本的には屋根の高圧洗浄、それから雨どいの清掃、それから場所によっては庭の剪定、あるいは表土の入れかえ、こういうものが一連の基準となっておりまして、それに沿った形で町のほうも進めようとしております。 基本的には0.23を下げるというのが基本的な考え方でございまして、現在ある高い場所のところを取り除くという考え方でございますので、基本的には本来、山林まで除染をしなければ効果が出ないだろうということで、現在国のほうでは山林の除染についても検討されておるようでございますが、まずもって住宅周りを、今回除染事業を進めようとしておるわけでありまして、基本的にはその都度モニタリングをしながら高いところについて取り除いていくという作業を進めてまいりたいというふうに考えております。 ただこれは、先ほども出ているように、あくまでも屋根とか壁の清掃を行うことによって、随時モニタリング調査をして、どのくらいの値になっているのか、これらの調査が義務づけられておりますので、その値を見ながら、その状況によっては国あるいは原子力機構等の指導をいただきながら、工法等を検討してまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(和知良則)
松本英一議員。
◆12番(松本英一) 私は何%ぐらい下がるのかと。あともう一点は屋根とか、そういう高圧洗浄でした場合に、垂れ流しの状態では、屋根から、例えば放射線量が下がって、その水はどこに捨てるのかと。水も捨てないでじゃあじゃあ洗って、屋根の線量が下がった、住宅の周りが下がった、したがって、そのやつは全部川に垂れ流しでは、やはりやった意味が薄いと思うんだよね、下に流れるだけでは。汚水ではないけれども、そういう放射線に汚染された水が下に流れるようではまた困ると。その辺もやれやれということで、実行するだけの予算をとってやっても、その水をどうするのか。私、実際にやっているところ見てきたんですよ、ある町に行って。やっているんです、実際、屋根を高圧洗浄でやっているんです。庭石をたわしで洗っているんです。じっと見ていたら、向こうは気持ち悪くなったのかどうかわかりませんけれども、その水はたれ流しなんです。実際たれ流しの状態で屋敷の屋根、住宅の屋根がきれいになったといっても、それでさっぱりしますか、下の人はどうなりますか。やっぱりそれは下に流れるもので、この辺の指導はどうするのかと私聞いているのです。 それから、ただ国から来るお金をそのまま使って異常なしだと、これは確かにお金来るからやるのはいいんですが、効果がまずあるのかどうかと。何%ぐらいとれるのかと。何にもわからないで、1時間0.23を下げるだけだと。じゃ0.22になったら異常なしと、そういうことでは困るので、やはり現実的にやっているところ見てきたんですかというのを聞きたいのです。実際に私はやっているところ見てきているんですよ。名前上げてもいいですけれども、どこどこの町、どこへ行ってみてきたと、写真まで撮ってきているんですよ。それを現実に見ないで、ただ国から言われたからお金だけ、国のお金使ってやると、これではやはり不謹慎な話だと思うのです。これから実際にやるわけですから、どのようにしてどうしてやる、どのくらい減るか、やはりこれは具体的にお答え願いたいと思います。
○議長(和知良則) 住民課長。
◎住民課長(塩田吉雄) ただいまのご質問でございますが、大変ご心配ごもっともかと思います。町といたしましても、先ほど議員おただしのように、以前は高圧洗浄機で、相当屋根等の洗浄を行っておりまして、場所によっては、特に県北のほうではそのままという状況があったようでございますが、現在の指導は、基本的には高圧洗浄というよりも、清掃が主になっております。先ほど屋根の一部分につきましては、当然これは足場を設けてやるわけでございますが、モニタリングをして、特に清掃だけで済まないところにつきましては一部高圧洗浄ということもあるようでございますが、これにつきましては、要するにそのままたれ流しということじゃなくて、シートを敷いて、それで洗浄するというふうに伺っております。 それから庭等でございますが、これも基本的には枝切り、庭木の剪定等、これが主になるようでございます、現在は。要するに水を大量に使うという除染の方法ではなくて、剪定等、あるいは庭の、場合によっては表土を取って、そのまま運搬するというような状況に、現在は設計のほうの基準も変わっておるようでございます。 それから、実際に行っておるところにつきましても、当然ながら町のほうでも見学等々行っておりまして、これは基本的には、前にちょっとお話したかと思いますが、委託業者である市町村支援機構、この支援機構がほとんど福島県内の業務につきましては、除染事業の設計等々監理まで含めて行っていただいておりまして、当然ながら県北等で除染事業を進めたその結果を踏まえて、その都度県のほうに除染の方法等を変更しながら進めておるような状況でございます。したがいまして、これらにつきましては、実際モニタリングをした中で、先ほども申し上げましたが、効果があらわれない等々を、その都度県のほうに変更等の協議をいたしまして、それらの現地に合った除染事業を進めてまいるということになろうかと思います。 それから、具体的に行ったところの何%というのは、それぞれの地域、先ほど言いますように、市町村それぞれの地域によって本当に線量の高いところにつきましては、かなりの効果が出ておりますが、残念ながら余り、そんなに高くないところにつきましては、極端に下がるような結果は出ていないというふうに確認をしております。 しかしながら、前にもちょっとお話しましたが、半減期がございまして、国のほうのこの補助の基準が、この2年の中に40%下がるというふうに言われております。除染事業をすることによって20%、プラス60%ということで基本的には目安としておるようでございまして、町もそれに沿った形で進めていくという考え方でございます。 以上です。
○議長(和知良則) ほかにありませんか。
松本英一議員。
◆12番(松本英一) 今の課長の答弁というのが、半減期はそれはありますよね。147セシウムにして2.何年、147に関しては30年というのか、正式には私詳しいことわかりませんけれども、2年何がしのやつもあれば30年のやつもあると。したがいまして、これだけの予算を使って、戸中地区をやるという場合に、水はどうするんだといっても、はっきりした答えでなくて、県北のほうでやっているやつを何々機構に任せてというふうに、何か人ごとみたいな答えなんですね。人ごとでなくて、自分がやるわけですから、当町でやるというのは、町でやるわけですから、人ごとじゃなくて、実際戸中地区をやる場合には、その水はどこへ持っていくんだと。町ではそういう水をためるところもないと思うんですよね。やはり水というのは器に入れないと流れますから、土とか草木とか、例えば木の葉とか、そういうのなら固形物ですから袋に入れるとか何かできますけれども、水はタンクに入れないと実際だめなんで、現実的にこれだけの予算取って、これから仕事始まるというときに、漠然としたことではやはりまずいと思うんだよね。どこへ持っていってどう処理する、ここへ持ってきてどう処理するというのがはっきりしないと、やはり地域住民ばかりじゃなくて、これだけ放射能に関してみんな神経をとがらせているわけですから、やはりあのやつここに来たんでは困るとか、やっぱりそういうのが出てくる可能性もなきにしもあらずと、きちんきちんと、やはりこれだけの予算を取ってやる場合には、こうしますああしますというのをお聞きしたいのです。私は別に反対しているわけでも賛成しているわけでもないんです。やはりよく線量の多いところから取っていきたいと、できるところからやりたいと、これが私らの考えですから、漠然とした答えでは納得できないんだよね。支援機構に頼んだ、支援機構に任せておくと、これはやっぱり町でやるわけですから、自分らがやるわけですから、どうするのかお答え願いたいと思います。
○議長(和知良則) 住民課長。
◎住民課長(塩田吉雄) 基本的には、先ほども説明しておるとおり、多分議員さんが心配されているのは水の関係かと思います。水処理につきましては、従来の方法と違いまして、極力水を余り使わない工法等を取り入れているということでございまして、先ほども言いましたように、高い土砂があれば、その土砂をまず取り除いてしまうという考え方でございまして、特に壁等も県北のほうでは、以前は壁も含めて全体洗浄を、住宅周りをすべて洗浄していたようでございますが、現在はもう工法等が変わりまして、本当にふき取りですね、そういう作業が行われているということでございます。確かに人ごとと言われますと、大変あれなんですが、水につきましては町のほうとしても当然心配しているところでございまして、当然ながら一部高圧洗浄を使う場合は、先ほども申し上げましたように、きちっとシート類で、要するに当然ながら排水等、ほかに流れないような形をとるような方法で進めるように、この辺につきましては、当然ながら専任の指導者もつきますので、その辺のところと十分に密にしながら現地指導をしていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(和知良則) ほかにありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 異議なしと認めます。 よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。 ここで、
教育総務課長より報告第10号の質疑について、答弁したい旨の申し出がありましたので許可します。
教育総務課長。
◎
教育総務課長(須藤隆雄) 先ほど報告10号の中で、須藤議員のほうから
屋内運動場の屋根の耐用年数についてのご質問がございましたので、お答えをさせていただきます。 屋根の耐用年数につきましては20年から30年度いうふうに見ております。なお、その後のメンテの状況によりましては、それ以上もつものというふうに考えております。 今回の屋根、材料自体のメーカー保証としましては10年でございます。 以上、答弁させていただきます。
○議長(和知良則) ここで昼食のため、午後1時まで休憩します。
△休憩 午後零時01分
△再開 午後1時00分
○議長(和知良則) 休憩前に引き続き再開します。
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△日程第12 議案第59号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(和知良則) 日程第12、議案第59号、平成24年度棚倉町
介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 議案の説明を求めます。
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(田中喜一) 議案第59号、平成24年度棚倉町
介護保険特別会計補正予算についてご説明申し上げます。 別冊の補正予算書をごらんください。 議案第59号、平成24年度棚倉町
介護保険特別会計補正予算(第2号)。 平成24年度棚倉町介護保険特別会計の補正予算は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正でありますが、第1条、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ259万2,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億1,018万7,000円とする。 2項としまして、
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。 平成24年12月11日提出、棚倉町長。 2枚ほどめくっていただきまして、補正予算に関する説明書により説明いたします。 まず、2ページの歳入であります。 第1款第1項第1目の第1号被保険者保険料25万1,000円の減につきましては、後ほど歳出でご説明申し上げますが、介護予防事業で総額120万円の減に伴いまして、第1被保険者の21%分の現年度分の特別徴収保険料の減であります。 次に、第2款第2項第2目の地域支援事業交付金30万円の減につきましても、介護予防事業で120万円の減に伴う国庫補助分、25%分の減額であります。 次に、第3款第1項第2目の地域支援事業支援交付金34万8,000円の減につきましても、介護予防事業120万円の減に伴う支払基金からの29%分の交付金の減であります。 次に、第4款第2項第1目の交付金の349万8,000円の増につきましては、去る9月定例議会でご議決いただきました
介護保険財政安定化基金に積み立てる特例交付金が県より交付されたことによりまして増となります。 同じく、第4款第3項第1目の地域支援事業交付金15万円の減につきましては、先ほどもご説明申し上げたとおり、介護予防事業の120万円の減による県交付分12.5%分の減となります。 次に、3ページになります。3ページの第6款第1項第3目のその他の一般会計繰入金29万3,000円の増につきましては、職員給与と、さらには事務費の一般会計からの繰入金の増となります。 次に、4ページの歳出であります。第1款第1項第1目の一般管理費11万6,000円の増につきましては、一般職員費の増であります。 次に、同じく第2項第1目の賦課徴収費17万7,000円の増につきましては、今回町長が新たにかわったことによりまして、督促状等の印刷製本に要する需用費の増であります。 次に、第3款第1項第1目の基金積立金349万9,000円の増につきましては、先ほど歳入でご説明申し上げたとおり、県からの交付を受けた
特例交付金を
介護保険財政安定化基金に積み立てるための増であります。 次に、第4款第1項第2目の介護予防一般高齢者施策事業120万円の減につきましては、今後の事業の推移を精査しまして、主に委託料が減となっております。 なお、参考までに給与費明細書を添付しておりますので、ごらんになっていただきたいと思います。 以上が議案第59号の補正予算の内容であります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
○議長(和知良則) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
須藤俊一議員。
◆5番(須藤俊一) 1点お尋ねをいたしますが、この介護保険が本年度からですか、3,800円が4,200円に上がりましたよね、保険料が。そういった中で、先ほど県支出金のほうでも、子どもの医療費が18歳まで無料になりましたよね。そういった中に、この介護保険の中からそのお金が、その医療費の18歳までなった中のほうに、町とはいいませんが、県のほうで回っているんじゃないかという声があったもんですから、そういうことは介護保険が値上がった部分から子どもの18歳の医療費未満の中に流用といいますか、そういったことは……
○議長(和知良則) 須藤議員、今の質問は健康保険のほう……。
◆5番(須藤俊一) ああそうですか。介護保険だったものですから、介護保険が値上げしたから関連大丈夫かなと思って質問したんですが。ずれていれば……介護保険、値上げがあるものですから。
○議長(和知良則)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問でございますが、介護保険と申しますのは、年齢は40歳以上の方が介護保険に入るという形になりますので、その子ども医療費のこととは関係ありません。
○議長(和知良則) ほかにありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 異議なしと認めます。 よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
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△日程第13 議案第60号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(和知良則) 日程第13、議案第60号、平成24年度棚倉町
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 議案の説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(蛭田賢市) 議案第60号、平成24年度棚倉町
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 別冊の棚倉町
簡易水道事業特別会計補正予算書の1ページをごらんいただきたいと思います。 議案第60号、平成24年度棚倉町簡易水道事業特別会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第1条、
歳入歳出予算の補正でありますが、歳入歳出それぞれ95万7,000円を減額しまして、総額を歳入歳出それぞれ4,385万2,000円にしようとするものであります。 平成24年12月11日提出、棚倉町長。 内容につきましては、補正予算に関する説明書によりご説明申し上げますので、2枚開いていただきまして、2ページをごらんいただきたいと思います。 まず、歳入でありますが、2款1項1目一般会計繰入金452万7,000円の減額につきましては、主なものは
原子力災害賠償金の増額補正の調整によるものでございます。 次に、4款2項2目雑入で357万円を増額しようとするものでありますが、これは説明欄に記載のとおり、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴いまして、瀬ヶ野及び山岡簡易水道施設のろ過砂の取りかえ工事を実施いたしましたので、その工事に要した費用を東京電力に対しまして、災害賠償金として請求するものであります。 なお、今回の請求額につきましては、平成23年度予算において支出した工事費でありまして、平成24年度に支出した工事費につきましては、今後、東京電力側からの指示があり次第請求事務を進めていきたいというふうに考えております。 次に、3ページの歳出でありますが、1款1項1目簡易水道管理費38万8,000円の減額、及び2款1項1目給水施設管理費13万9,000円の減額につきましては、説明欄に記載のとおり、それぞれの施設における事業費の確定及び支出見込み額の精算によるものでございます。 次に、4款1項1目簡易水道施設災害復旧費43万円の減額につきましては、原子力発電所事故に伴います瀬ヶ野、それから山岡簡易水道施設のろ過砂の取りかえ工事に要する事業費の確定によるものでございます。 以上が補正の内容でございます。 なお、5ページ以降に給与費明細書を添付しておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(和知良則) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
鈴木政夫議員。
◆13番(鈴木政夫) ただいまの説明ですと、山岡と瀬ヶ野の砂のろ過砂ですか、取りかえをやったということですが、高野西部とか、あるいは戸中の場合はどういう、もうとっくに済んでいるのかどうか。
○議長(和知良則)
上下水道課長。
◎
上下水道課長(蛭田賢市) お答えをいたします。 高野西部の簡水と、それから戸中の給水施設につきましては、井戸でございますので、ろ過砂のほうは発生しておりませんので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(和知良則) ほかにありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 異議なしと認めます。 よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。
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△日程第14 議案第61号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(和知良則) 日程第14、議案第61号、平成24年度棚倉町
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 議案の説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(蛭田賢市) 議案第61号、平成24年度棚倉町
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 別冊の棚倉町
公共下水道事業特別会計補正予算書の1ページをごらんいただきたいと思います。 議案第61号、平成24年度棚倉町公共下水道事業特別会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第1条、
歳入歳出予算の補正でありますが、歳入歳出それぞれ378万1,000円を減額しまして、総額を歳入歳出それぞれ3億4,641万3,000円にしようとするものであります。 平成24年12月11日提出、棚倉町長。 内容につきましては、補正予算に関する説明書によりご説明申し上げますので、2枚開いていただきまして、2ページをごらんいただきたいと思います。 まず、歳入でありますが、7款3項1目雑入378万1,000円を減額しようとするものでありますが、主なものは説明欄記載のとおり、
原子力災害賠償金376万9,000円の減額によるものであります。 原発事故による放射能の影響によりまして、棚倉町
浄化センターから排出されます汚泥の処分ができないことから、現在
浄化センターの敷地に一時保管をしております。その一時保管に要したすべての費用については
原子力災害賠償金として請求をしてまいりますが、24年度分の賠償金として当初予算において931万円を見込んでおりましたが、前回の24年5月開催の第4回臨時議会でもご説明申し上げましたように、東京電力の事務処理がおくれているという関係から、現在請求ができますのは23年度に支出した費用となっておりますので、今回23年度分と24年度分の請求額を調整したことによる減額であります。 なお、24年度分につきましては、東京電力側からの指示があり次第、請求事務を進めていきたいと考えております。 次に、3ページをごらんいただきたいと思います。 歳出でありますが、1款1項1目一般管理費54万1,000円の増額につきましては、主なものは27節の公課費、内容は消費税でございますが、51万7,000円の増額となっておりますが、平成24年9月に申告をしました23年度の納付額に基づきまして、定められた計算式がございますが、それによりまして24年度の中間納付額を算出しましたところ、その結果、51万7,000円の不足額が生じましたので、今回補正をしようとするものでございます。 次に、2目の施設管理費112万3,000円の増額でありますが、
浄化センターにおいて使用しております薬品代、それから電気料につきまして、これまでの実績に基づきまして今後の支出見込み額を精査しましたところ、不足額が生じましたので補正をしようとするものでございます。 次に、2款1項1目公共下水道事業費5万7,000円の増額でありますが、公用車の燃料費の増額でございます。 次に、4款1項1目公共下水道施設災害復旧費550万2,000円の減額でありますが、
浄化センターから排出されます汚泥につきましては、原発事故による放射能の影響によりまして処分ができないことから、
浄化センターの敷地に一時保管をしておりますが、24年度に入りまして汚泥の放射線量が低下してきましたので、処分業者のほうに汚泥の受け入れが可能かどうか確認をしましたところ、可能となりましたので、24年7月からは従前同様に緑地や農地用の肥料原料として処分をしております。 したがいまして、24年7月以降に排出されます汚泥については、一時保管の必要がなくなりましたので、その保管に要する費用である大型土のう袋や、それから薬品代等々の需用費199万2,000円の減額、それから汚泥の
放射性物質検査料15万9,000円の減額、一時保管場所の増設に要する工事請負費335万1,000円の減額をしようとするものでございます。 以上が補正の内容であります。よろしくお願いいたします。
○議長(和知良則) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 異議なしと認めます。 よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
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△日程第15 議案第62号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(和知良則) 日程第15、議案第62号、平成24年度棚倉町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 議案の説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(蛭田賢市) 議案第62号、平成24年度棚倉町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。 別冊の棚倉町
農業集落排水事業特別会計補正予算書の1ページをごらんいただきたいと思います。 議案第62号、平成24年度棚倉町農業集落排水事業特別会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条、
歳入歳出予算の補正でありますが、歳入歳出それぞれ321万円を減額し、総額を歳入歳出それぞれ6,163万1,000円にしようとするものでございます。 平成24年12月11日提出、棚倉町長。 内容につきましては、補正予算に関する説明書によりご説明申し上げますので、2枚開いていただきまして、2ページをごらんいただきたいと思います。 まず、歳入でありますが、1款1項1目農業集落排水施設分担金54万円の増額につきましては、新規に接続をしました3件分に係る分担金の計上でございます。 次に、3款1項1目一般会計繰入金408万8,000円の減額につきましては、主なものは人件費の減額によるものでございます。 次に、4款1項1目繰越金33万8,000円の増額につきましては、前年度からの繰越金の計上でございます。 次に、3ページをごらんいただきたいと思います。 歳出でありますが、1款1項1目一般管理費366万6,000円の減額につきましては、主なものは説明欄に記載のとおり、人件費の減額によるものでございます。 次に、2目の施設管理費45万6,000円の増額でありますが、電気料、それから施設修繕費等について、これまでの実績に基づきまして、今後の支出見込み額等々を精査したところ、不足額が生じましたので補正をしようとするものでございます。 以上が補正の内容であります。 なお、4ページ以降に給与費明細書を添付しておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(和知良則) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
鈴木政夫議員。
◆13番(鈴木政夫) ただいまの説明で、歳入の項で分担金3件、新規加入ということでございますが、これによって何%ぐらいの加入率になっているわけですか。
○議長(和知良則)
上下水道課長。
◎
上下水道課長(蛭田賢市) 農業集落排水の接続率ということでございますので、9月30日現在で申し上げますと、整備済み区域ということで戸数で375戸、そのうち接続が218という実績でございますので、率にしますと58.13という実績でございます。 以上です。
○議長(和知良則) ほかにありませんか。
藤田智之議員。
◆8番(藤田智之) 人件費が大幅に変わったということで330万円、これは仕事の内容が変わったというふうな理解をしたほうがいいのか、単純に同じ仕事をしていても、これだけ給料の違う方がいらっしゃるという認識でいいのか、お答えをいただきたいと思います。
○議長(和知良則)
上下水道課長。
◎
上下水道課長(蛭田賢市) 職員1名が人事異動で減になりましたので、その分の人件費が今回減ってきたいということでございます。 以上です。
○議長(和知良則) ほかにありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 異議なしと認めます。 よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。
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△日程第16 議案第63号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(和知良則) 日程第16、議案第63号、平成24年度棚倉町
霊園整備事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 議案の説明を求めます。 住民課長。
◎住民課長(塩田吉雄) それでは、別冊の
霊園整備事業特別会計補正予算書をごらんください。 1枚お開きをいただきまして、議案第63号、平成24年度棚倉町
霊園整備事業特別会計補正予算(第1号)について説明をさせていただきます。 今回補正いたします金額は、48万円を増額いたしまして、予算総額を112万円にしようとするものでございます。 平成24年12月11日提出、棚倉町長。 内容について説明させていただきますので、説明書の2ページをごらんください。 まず、歳入の内容でございますが、2款1項1目繰越金48万円の増額は、23年度決算による確定分でございます。 次に、歳出の内容でございますが、維持管理費に要する経費及び積立金でございます。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(和知良則) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 異議なしと認めます。 よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
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△日程第17 議案第64号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(和知良則) 日程第17、議案第64号、平成24年度棚倉町
上水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。 議案の説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(蛭田賢市) 議案第64号、平成24年度棚倉町
上水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 別冊の棚倉町
上水道事業会計補正予算書の1ページをごらんいただきたいと思います。 第1条総則でありますが、平成24年度棚倉町上水道事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第2条、収益的収入及び支出でありますが、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を、次のとおり補正するということで、収入の第1款水道事業収益について、22万4,000円を増額いたしまして、3億9,082万5,000円にしようとするものであります。 次に、支出の第1款水道事業費用について372万4,000円を増額いたしまして、3億8,071万円にしようとするものであります。 第3条、資本的収入及び支出でありますが、予算第4条本文括弧書中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億5,521万円を1億5,341万8,000円に、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額180万5,000円を183万3,000円に、過年度分損益勘定留保資金1億4,000万5,000円を1億3,818万5,000円に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するということで、2ページになりますが、収入の第1款資本的収入について474万5,000円を増額いたしまして、4,472万9,000円にしようとするものであります。 次に、支出の第1款資本的支出について、295万3,000円を増額いたしまして、1億9,814万7,000円にしようとするものであります。 第4条、企業債の変更でありますが、限度額3,570万円を3,760万円に変更しようとするものであります。 なお、起債の目的、起債の方法、利率、償還の方法については、変更はございません。 第5条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、職員給与費でありますが、3,417万4,000円を3,427万4,000円に改めようとするものであります。 平成24年12月11日提出、棚倉町長。 補正の内容につきましては、11ページ以降の平成24年度棚倉町
上水道事業会計補正予算説明によりご説明を申し上げます。 まず、収益的収入及び支出でありますが、収入の1款水道事業収益の補正予算額22万4,000円の増額につきましては、1項の営業収益10万1,000円の増額と2項の営業外収益12万3,000円の増額となっております。 営業収益の主なものは、給水装置工事申請に伴う設計審査手数料と竣工
検査手数料で17万6,000円の増額、公共下水道及び農業集落排水に係る使用料の徴収業務委託料で7万5,000円の減額となっております。 次に、営業外収入につきましては、双ノ平加圧ポンプ場にあります運転指示警報機が落雷によりまして被害を受けたことによる保険共済金であります。 次に、支出の1款水道事業費用の補正予算額372万4,000円の増額でありますが、まず1目原水及び浄水費で287万6,000円の増額となっておりますが、これはポンプの動力費と、それから浄水に係る薬品費、これが主なものでございます。 次に、12ページの2目配水及び給水費で70万3,000円の増額となっておりますが、これは施設維持管理に要する費用でありまして、漏水の修繕費や電気料、それから漏水修繕に使用します材料費が主なものでございます。 次に、4目総係費で9万7,000円の増額となっておりますが、これは一般事務に要する消耗品費が主なものでございます。 次に、3項特別損失4万8,000円の増額でありますが、過年度分の不納欠損額の見込み計上でございます。 次に、13ページをごらんいただきたいと思います。 資本的収入及び支出でありますが、収入の1款資本的収入の補正予算額474万5,000円の増額につきましては、
石綿セメント管更新事業に伴います企業債190万円の増額と、新たに給水施設を設けた場合に負担をしていただく上水道布設工事分担金140万5,000円の増額、それから花園地内の石綿セメント管布設工事に伴います消火栓の更新の負担金としまして、布設がえ工事負担金144万円を増額しようとするものであります。 次に、支出の1款資本的支出の補正予算額295万3,000円の増額でありますが、主なものは9節の委託料で、27万円の減額となっておりますが、これは次年度施行予定の石綿セメント管布設がえ工事に係る設計委託料の確定によるものでございます。 11節の工事請負費368万9,000円の増額につきましては、
石綿セメント管更新事業花園工区及び関口愛宕平工区のそれぞれにおきまして、現地精査の結果、道路舗装、復旧工事費や給水布設がえ工事費の増額、それから資材の追加による増額が必要となりましたので、補正をしようとするものであります。 次に、2節のメーター改良費46万6,000円の減額でありますが、これは耐用年数を迎えた水道メーターの更新に要する額の確定によるものでございます。 その他3ページ以降の補正予算実施計画、5ページ以降の補正予算資金計画、6ページ以降に給与費明細書及び予定貸借対照表等を添付しておりますので、ごらんをいただきたいと思います。 以上が補正の内容であります。よろしくお願いいたします。
○議長(和知良則) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 異議なしと認めます。 よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。
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△日程第18 発議第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(和知良則) 日程第18、発議第2号、
棚倉町議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 提出議案の説明を求めます。
松本英一議員。 〔12番
松本英一議員 登壇〕
◆12番(松本英一) 発議第2号、
棚倉町議会委員会条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明をいたします。 これまでの
地方自治法における委員会に関する規定では、常任委員会、
議会運営委員会及び特別委員会がそれぞれ条立てされておりましたが、このたびの改正で、一つの条文に統合され、委員の選任等に関する事項が条例に委任されたため、全国町村議会議長会の標準委員会条例に準じ、改正するものであります。 それでは、具体的な内容について説明いたしますので、お手元に配付の資料1の新旧対照表をごらんください。 第7条の委員の選任に関する規定において、第1項議員は、少なくとも一の常任委員となるものとする。 第2項常任委員及び議会運営委員は、会期の初めに議会において選任する。 第3項特別委員は、議会において選任し、委員会に付議された事件が議会において審議されている間は在任する。 以上、3項の規定を加え、現行規定の1項から4項までの規定を4項から7項の規定に改正しようとするものであります。 なお、この件につきましては、過般の議会
全員協議会で協議済みでございます。 附則、この条例は、
地方自治法の一部を改正する法律、平成24年法律第72号、附則第1条ただし書きに規定する規定の施行の日から施行する。 平成24年12月11日提出。 提出者、
棚倉町議会議員、松本英一。 賛成者、
棚倉町議会議員、近藤悦男、同じく佐川裕一、同じく須藤俊一、同じく鈴木政夫。 以上であります。
○議長(和知良則) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 異議なしと認めます。 よって、発議第2号は原案のとおり可決されました。
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△日程第19 発議第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(和知良則) 日程第19、発議第3号、
棚倉町議会会議規則の一部を改正する規則についてを議題とします。 提出議案の説明を求めます。
松本英一議員。 〔12番
松本英一議員 登壇〕
◆12番(松本英一) 発議第3号、
棚倉町議会会議規則の一部を改正する規則について、提案理由の説明をいたします。 このたびの
地方自治法改正により、法律の条立て等の改正で会議規則第17条第1項及び第73条第2項に反映される法律番号が変更となりましたので、資料1の裏面に印刷しております資料2の新旧対照表のとおり改正するものであります。 また、この件につきましても、過般の議会
全員協議会で協議済みでございます。 附則、この規則は、公布の日から施行する。 平成24年12月11日提出。 提出者、
棚倉町議会議員、松本英一。 賛成者、
棚倉町議会議員、近藤悦男。同じく佐川裕一、同じく須藤俊一、同じく鈴木政夫。 以上であります。
○議長(和知良則) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(和知良則) 異議なしと認めます。 よって、発議第3号は原案のとおり可決されました。
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△散会の宣告
○議長(和知良則) 以上で本日の日程はすべて終了しました。 本日はこれをもって散会します。 大変ご苦労さまでした。
△散会 午後1時37分...