棚倉町議会 > 2001-02-27 >
03月06日-01号

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  1. 棚倉町議会 2001-02-27
    03月06日-01号


    取得元: 棚倉町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-15
    平成13年  3月 定例会(第1回)棚倉町告示第4号 平成13年第1回棚倉町議会定例会を次のとおり招集する。  平成13年2月27日                         棚倉町長  藤田幸治 1 期日  平成13年3月6日 午前10時 2 場所  棚倉町役場 議場     平成13年第1回棚倉町議会定例会議事日程(第1号)           平成13年3月6日(火曜日)午前10時00分開会開会日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定諸般の報告日程第3 提出議案の付議日程第4 付議議案に対する町長説明日程第5 報告第1号 専決処分の報告について日程第6 報告第2号 専決処分の報告について日程第7 議案第1号 平成12年度棚倉町一般会計補正予算日程第8 議案第2号 平成12年度棚倉町国民健康保険特別会計補正予算日程第9 議案第3号 平成12年度棚倉町老人保健特別会計補正予算日程第10 議案第4号 平成12年度棚倉町介護保険特別会計補正予算日程第11 議案第5号 平成12年度棚倉町簡易水道事業特別会計補正予算日程第12 議案第6号 平成12年度棚倉町公共下水道事業特別会計補正予算日程第13 議案第7号 平成12年度棚倉町農業集落排水事業特別会計補正予算日程第14 請願第1号 義務ではないミニマムアクセス米の輸入量を大幅に削減することを求める請願書日程第15 請願第2号 繊維製品の緊急輸入制限(セーフガード)の発動を求める意見書提出の請願 ---------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ---------------------------------出席議員(20名)     1番  小林茂樹君       2番  佐藤忠政君     3番  面川勝良君       4番  渡辺義夫君     5番  金澤敏男君       6番  近藤光喜君     7番  松本英一君       8番  立原龍一君     9番  一ツ松喬義君     10番  近藤亥市君    11番  沼田仁志君      12番  鈴木理義君    13番  甲賀七郎君      14番  長田勝重君    15番  菊地尚平君      16番  岡部正男君    17番  服部トモ子君     18番  鈴木政夫君    19番  松本喜代秀君     20番  鈴木隆夫君欠席議員(なし) ---------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長      藤田幸治     助役      斎藤 隆  収入役     中村勝男     教育長     荒川修治  総務課長    塩田 浩     企画課長    鈴木清一  農林課長    鈴木政光     建設課長    藤田誠一  下水道課長   安部憲雄     住民課長    藤田和彦  福祉健康課長  松本 守     税務課長    原 正久  水道課長    松本則雄     商工観光課長  鈴木敏光  農業委員会          割栢行夫     教育総務課長  塩田正通  事務局長  生涯学習課長  藤田喜作     体育振興課長  藤田敬志  学校給食          植村直廣     監査委員    金澤政雄  センター所長 ---------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長  秦 節夫     係長      小田貴史  主査      仲田有子                         (午前10時00分) △開会及び開議の宣告 ○議長(鈴木隆夫) おはようございます。 定足数に達しておりますので、ただいまから、平成13年第1回棚倉町議会定例会を開会いたします。 なお、職員並びに報道機関に写真撮影を許可しておりますので、ご了承願います。 これより、本日の会議を開きます。 --------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(鈴木隆夫) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 棚倉町議会会議規則第 119条の規定に基づき、 14番 長田勝重君 15番 菊地尚平君を指名いたします。 --------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(鈴木隆夫) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 このことにつきましては、去る2月27日に議会運営委員会を開催しておりますので、本件に関し、議会運営委員長から報告を求めます。 鈴木政夫君。     (議会運営委員長 鈴木政夫君 登壇) ◆議会運営委員長(鈴木政夫) 議会運営委員会の報告をいたします。 去る2月27日、午前10時より議会運営委員会を開催し、平成13年第1回棚倉町議会定例会の会期の日程及び議事日程等について、次のように決定をいたしましたので報告をいたします。 まず、今回提案される案件は、専決処分の報告2件、平成12年度補正予算7件、条例に関する議案21件、姉妹都市提携議案1件、平成13年度予算10件となります。 次に、議事日程でありますが、第1日目の本日は報告第1号から議案第7号までを上程、質疑、討論、採決を行います。 2日目の7日は、午前10時より開会し、議案第8号から議案第29号までを上程、質疑を行った後、委員会付託を行い、議案第30号から議案第39号までは上程の後、説明のみといたします。 3日目の8日は、午前10時より開会し、議案第30号から議案第39号について質疑を行った後、委員会に付託をいたします。 4日目の9日は、午前9時より本会議を開き、一般質問を行います。 なお、一般質問については、議員全員に許可するものとし、既に通告は2月26日の12時をもって締め切りをいたしましたが、今回は15名の議員から通告があったところであります。 5日目の土曜日と、6日目の日曜日は、休日のため休会といたします。 7日目の12日は、各常任委員会による現地調査を行います。 8日目の13日は、議案調査のため休会となりますが、9日目の14日は、各常任委員会による議案の審議を行います。これらの各常任委員会における開会時間については、それぞれの委員会において決定していただきたいと思います。 10日目の15日は、議案調査のため休会となり、11日目の16日は最終日でありますが、本会議を午後1時30分から開会し、総括委員会を開いた後、議案第8号から議案第39号までの委員長報告、質疑、討論、採決を行います。 また、継続となっている請願3件と、今回の定例会に新たに提出された請願2件について、審査報告を行います。 今回の議会運営委員会の中で、請願及び議員提出議案等の取り扱いについて、協議されたところでありますが、請願については、今までは、諸般の報告の中で議長から各常任委員会に付託した旨の報告だけでありましたが、これでは関係する常任委員会以外の議員はどのような内容や趣旨の請願であるかがわからない。そういうことがありましたので、今定例会より、それぞれの常任委員会に議長が付託する前に、紹介議員が本会議場において説明を行った後に、各常任委員会に付託することといたしましたので、紹介議員におかれましては責任を持った対応ができるような紹介議員となられますようにお願いをいたします。 次に、追加議案として、議員提出の町長の専決処分についてと、請願の審査結果によっては請願に関する議案が追加議案となりますので、よろしくお願いいたします。 なお、最後になりましたが、本日の本会議終了後に全員協議会を開催したいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 以上もって、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(鈴木隆夫) お諮りいたします。 ただいま議会運営委員長の報告のとおり、会期を本日から3月16日までの11日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月16日までの11日間と決定いたしました。 --------------------------------- △諸般の報告 ○議長(鈴木隆夫) 次に、諸般の報告でありますが、まず、平成12年度定期監査の状況でありますが、監査委員からその結果報告書の提出がありました。お手元に配付のとおりであります。 これをもって報告にかえさせていただきます。 次に、議会関係の諸般の報告については、お手元に配付いたしました報告書をもって報告にかえたいと存じます。 以上で諸般の報告を終わります。 --------------------------------- △日程第3 提出議案の付議 ○議長(鈴木隆夫) 日程第3、提出議案を付議いたします。 この際、報告第1号から議案第39号までを一括付議いたします。 --------------------------------- △日程第4 付議議案に対する町長説明 ○議長(鈴木隆夫) 日程第4、付議議案に対する町長の説明を求めます。 町長。     (町長 藤田幸治君 登壇) ◎町長(藤田幸治) 本日ここに、平成13年第1回棚倉町議会定例会の開会にあたり、平成13年度の主要な施策の一端を申し上げ、議員各位の町政に対する、なお一層のご支援とご協力を賜りたいと存じます。 さて、我が国経済は、家計部門の改善が遅れるなど、なお厳しい状況を脱していないものの、企業部門を中心に自律的回復に向けた動きが継続し、全体として、緩やかな改善が続いております。 こうした情勢の中で、政府は、景気回復の一段の推進と、経済社会構造の改革を実現することを目指し、昨年、日本新生のための新発展政策を決定し、現在、これを強力に推進しております。 また、我が国は、急激な情報化社会の進展をはじめ、少子・高齢化の進行、経済構造の変化などの諸課題に直面しており、各般の分野において、構造的な変化に直面しております。これらの社会経済情勢に的確に対応し、豊かで安心できる地域社会を構築していくためには、地域の総合的な行政主体である地方公共団体が果たすべき役割は極めて重要であり、地方分権や広域行政の推進等新しい地方自治の展開とともに地方公共団体の自主性、自立性を高め、それぞれの自治体が個性豊かで活力に満ちた地域社会を実現することが望まれております。 このため、本町といたしましては、今世紀初頭の平成16年度を目標とした町づくりの指針である第4次振興計画に基づく各般にわたる目標実現のため、最善の努力を傾注してまいります。 また、新たな行政課題や社会経済情勢の変化に対応できる行政運営を行うため、行政改革大綱の趣旨を踏まえ、事務事業の見直し等を行いながら、引き続き行政の簡素、効率化と財政運営に努めてまいります。 次に、財政状況についてでありますが、現在、一連の大規模事業による起債償還のピークを迎えており、公債費比率、準公債費比率等の財政指標は、引き続き高い数値を示しております。この財政指標については、平成13年度以降わずかながら低下するとはいえ、平成15年度までは厳しい状況が続くことから、これまで同様、事務事業の選別と財源の効率的配分により、対応してまいる所存でありますので、議員各位のご理解とご支援を賜りますようお願いを申し上げます。 さて、平成13年度の予算編成の概要について申し上げます。 まず、歳入財源の見積もりにつきましては、国の予算編成の動向と地方財政計画の内容並びに県の市町村予算編成指針に留意しながら、平成12年度決算見込みに基づき、町税をはじめ各種譲与税及び交付金については、税制改正や景気の動向を勘案し、また、普通交付税については、算定基準に留意して計上したところであります。 町債につきましては、本町の社会資本等の整備を図るため、振興計画実施計画並びに財政健全化計画に沿って、有利な条件の地方債を活用しながら全般的な歳入財源の確保に努めたところであります。 歳出につきましては、経常経費の抑制に努めるとともに、振興計画を踏まえながら、限られた財源の計画的、重点的な配分に徹し、町民生活に直結する生活基盤及び生活環境の整備、少子・高齢化社会に対応した福祉行政の充実、教育施設の整備充実等に配意して編成したものであります。 次に、平成13年度の主要な施策の概要について、ご説明を申し上げます。 第1に、「住みよく快適な町を築く基盤づくり」でありますが、まず最初に、本町内における国・県道の整備状況について申し上げます。 国道 118号棚倉バイパス第2工区につきましては、平成2年度から鋭意工事が進められてまいりましたが、昨年12月22日に国道 289号までの区間、約2キロメートルが開通し、引き続き平成13年度は、第3工区の全区間について工事が進められ、平成14年4月には、バイパスの全線開通が図られる見込みであります。 なお、近津川の宮橋架替え工事を含む八槻地内を対象とした第4工区につきましては、用地取得及び物件補償等が計画されております。 このほか、主要地方道黒磯・棚倉線「強梨バイパス工事」、県道矢祭山・八槻線の道路改良工事、県道棚倉・鮫川線の「堀川橋架替え工事」等の国県道の整備につきましては、より一層推進されるよう働きかけてまいります。 さらに、河川・砂防事業につきましても、井戸作沢、鍋沢、仙石沢の継続事業の早期完成と危険渓流箇所の新規採択について、引き続き積極的な要望活動を展開してまいります。 次に、町道の整備計画についてでありますが、平成9年度に着手した1級町道富岡・三森線の改良工事につきましては、事業の最終年度にあたることから、大竹川橋の上部工、黒磯・棚倉線における右折レーン設置のための拡幅工事をはじめとして、取りつけ道路や交通安全施設を整備し、最終的にアスファルト舗装工事を施行して、早期に供用を開始してまいります。 このほか、一般単独事業として、渡戸・居伝金線、中居・丸内線、祖父岡・松原線等の整備を予定しておりますが、生活道路としての町道整備につきましては、限られた予算の中で適切な箇所づけを行い、効率的な執行に努めてまいります。 次に、都市計画行政につきましては、平成12年度に策定した「棚倉町都市計画マスタープラン」に基づき、個々の都市施設の「都市計画決定」を行って具体的に事業を実施することになりますが、平成13年度においては、都市計画道路網の検討を行い、具体的な幹線道路及び補助幹線道路を絞り込んで、数路線の都市計画道路の決定作業に着手してまいります。また、中心市街地活性化のための整備事業についても、城跡周辺整備の具体的なプランを作成するための作業を進めてまいります。 次に、懸案となっておりました「霊園整備」につきましては、平成12年度に作成した実施設計書に基づき、東白斎苑駐車場東隣に 100の分譲区画を整備し、平成14年度に分譲開始できるよう工事に着手してまいります。 次に、公営住宅行政につきましては、愛宕平団地の建替え事業が平成12年度末に完了し、新たに建築した16戸が4月1日から入居開始できる状況にあります。今後も、既存住宅の改修整備や取り壊しを行う等、町営住宅の計画的な管理運営に努めてまいります。 第2に「活力と魅力ある産業づくり」について申し上げます。 まず農業につきましては、国際化の進展に伴う農畜産物の輸入自由化をはじめ価格の低迷や農業就労者の減少と高齢化の進行、さらには消費者ニーズの多様化、産地間競争の激化などの農業情勢を踏まえ、一昨年、新たな農業基本法である「食料・農業・農村基本法」が37年ぶりに改定され、さらに、昨年の3月に「食料・農業・農村基本計画」が策定されたところであります。 町においては、これら一連の改革を踏まえ、農業経営基盤強化法の関連事業や認定農業者をはじめとする地域農業の担い手への農地の集積による経営規模の拡大と省力化を図るともに、生産組織・後継者組織・農業法人組織の育成に努め、町の特性を生かした複合経営にによる安全な農作物の生産と安定した供給に努めてまいります。 また、農業所得の向上を図るため、県単独補助事業の導入を継続的に進め、今月1日に広域合併した「東西しらかわ農業協同組合」との連携を強化し、付加価値の高い野菜等施設園芸作物の作付けを促進するとともに遊休農地の活用と地域特産物の開発等、産地としての安定化や周年出荷体制の確立を図り生産性の高い農業の確立に努めてまいります。 畜産につきましては、環境に配慮した施設の整備と低コスト化を推進するとともに、各種伝染病の発生予防に努め、食料の安全確保と生産拡大による経営の安定に努めてまいります。 さらに、生産基盤の整備につきましても、県営土地改良総合整備事業の継続により、農道の舗装をはじめ農業用排水路の整備、客土、暗渠排水施設の整備などに努めてまいります。 次に、水田農業経営確立対策についてでありますが、当町における平成13年産の生産調整目標面積につきましては、「平成12年緊急総合米対策」の緊急措置に基づき、前年度より22.22 ヘクタール多い414.86ヘクタールが配分されたところであります。これはまことに厳しい数字でありますが、確実に達成することが米価の回復と農家経営の安定に結びつくものと認識しており、去る1月18日に水田農業推進協議会を開催し、町の基本方針について決定をいただき、2月9日に農事組合長を通じて農家個々に配分をしたところであります。現在は、農地組合を主体とした集落座談会を開催し、町単独助成策等の周知を図りながら農家の理解と協力を得るべく、生産者団体と一体となって推進しておりますので、議員各位の特段のご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。 次に、林業の振興についてでありますが、森林・林業に対する国民の要請は、林産物の供給はもちろん、水資源の涵養、国土の保全、保健・教育・文化活動の場の提供、さらには地球温暖化防止等の地球環境問題への貢献など、ますます多様化・高度化しております。 しかしながら、今日の森林・林業の情勢は、外材との厳しい競争や採算性の悪化、担い手の減少や高齢化など極めて厳しい状況にあり、あわせて、森林整備の重要な拠点である山間地においては、経済活動の停滞などにより、活力の低下が続いております。 このような状況から、国においては、昨年12月に「林政改革大綱」及び「林政改革プログラム」を策定して、これまでの木材生産を主体とした政策を抜本的に見直しを行い、森林の多様な機能の持続的な発展を図るための政策への再構築を行っております。町におきましても、当奥久慈林業地帯に適した具体的な施策を積極的に実施し、林業の活性化に努めてまいります。 特に、奥久慈林業活性化センターを核として、生産、加工及び流通における条件整備を行い、担い手の育成確保をはじめ地域林業生産組織化の推進や新しい技術と機械化の促進など地域林業生産安定供給体制づくりを積極的に進めてまいります。 さらに、流域森林総合整備事業による造林事業や下刈り・除間伐等の保育事業を継続的に推進し、あわせて間伐促進強化対策事業による間伐の促進及び生産基盤の整備のための林道の舗装を行い、基盤の強化を図ってまいります。 また、松くい虫の防除につきましても引き続き実施し、森林の保護育成と樹種転換を推進しながら森林資源の保全と水源涵養、景観の保持に努めてまいります。 次に、商工業についてでありますが、今年度、中心市街地の整備改善と商業等の活性化を柱とする中心市街地活性化基本計画策定に積極的に取り組んでまいりましたが、年度内に策定を終了することから、平成13年度からは、今後の具体的な事業展開に向けた準備を進めてまいります。 次に、観光についてでありますが、景気の動向を反映して厳しい状況にありますが、本町の恵まれた自然環境や史跡等、既存の観光資源を最大限に生かして、「歴史と文化の町たなぐら」を広くPRし、「ルネサンス棚倉」と連携を図りながら誘客に努めてまいります。 第3に「魅力的で快適な生活環境づくり」について申し上げます。 まず、上水道事業につきましては、町民の生活や社会経済活動にとって不可欠な基幹事業であります。このため、将来にわたって安定的な水源を確保する必要から、昨年11月に白河地方水道用水供給企業団との基本協定を締結いたしましたが、以来、事業着手に向け事務ベースでの協議を続けております。現在は、水道事業の経営変更認可申請のための業務を進めておりますが、新年度からは、組織体制を整えて実施設計を進め、早急に工事に着手して、遅くとも平成17年度には供給を受ける考えであります。 なお、平成13年度から企業団への義務的経費の負担が出てまいりますが、当面、一般会計からの負担で対応し、町民の理解を醸成した上で、順次計画的に料金の値上げをしてまいる考えであります。 また、平成13年度の通常事業につきましては、未給水区域の八槻高渡地区の及び流東山地区への配水管布設工事等、さらに公共下水道事業に伴う既設管の布設がえ工事を進め、安全な水の安定供給に努めてまいります。 次に、公共下水道事業につきましては、一部供用開始以来5年目を迎え、各家庭の宅内排水設備の整備も着実に進んでおりますが、これも一重に議員各位のご理解とご協力のたまものと感謝を申し上げる次第であります。 平成13年度の事業につきましては、国道 118号バイパスが供用開始されたことにより、本格的に市街地部分の整備を進めることが可能となりましたので、今年度に引き続き国道 118号鎌田屋交差点から松本酒店付近までと、JR棚倉駅周辺などの管渠整備を実施いたします。なお、枝線管渠は、幅員の狭い道路に埋設してまいりますので、地上及び地下埋設物などの補償を伴いますが、従来どおり地域の方々のご理解とご協力を得て進める考えであります。さらに、公共桝が設置されている未水洗化の家庭には、下水道整備の趣旨をご理解いただきながら早期の水洗化を要請してまいりたいと考えております。 また、浄化センターの整備につきましては、水洗化の進展に伴い汚水流入量が増加するとともに、発生汚泥量も多くなってきておりますので、平成13年度から3カ年計画で水処理施設の増設と汚泥棟の建設をしてまいります。 農業集落排水事業につきましては、面整備工事が完了したことに伴い、今後とも地区推進協議会と連携を取りながら早い時期での接続による水洗化の促進を図ってまいる考えでありますので、議員各位のご支援をお願いいたします。 第4に「健康で安心して暮らせる健康・福祉づくり」であります、新世紀の長寿社会を日々健やかで、豊かに暮らすための健康づくりが一層重要になっております。 健康の保持増進には、生涯を通した対応が極めて重要であることから、医療機関等と連携を図りながら、妊産婦、乳幼児の健康審査及び健康教育・相談指導に努めてまいります。 さらに、健康づくりの基本である疾病予防及び早期発見のため、住民定期健康診査及び各種がん検診を実施するとともに、各種検診等の事後指導を行い、あわせて疾病予防と健康保持増進を図るための各種健康教室を開催してまいります。 また、町民一人一人が生涯健康を目指して「自分の健康は自分でつくる」という自覚を持ち、進んで栄養・運動・休養等すべての面において、健康的な生活習慣を身につけることができるよう努めてまいります。 なお、保健福祉センターの建設については、今年度中に基本計画がまとまりますので、平成13年度においては、実施設計及び敷地整備等を行い、平成14年度建設に向け鋭意努力してまいります。 次に、福祉行政についてでありますが、社会福祉の目的は、生活上の困難を可能な限り社会全体で支え合い、住み慣れた地域の中で健康で安全に安心して暮らすことのできるようにすることにあります。 こうしたことから、母子児童福祉につきましては、急速に少子化が進行する現状に対応した子育て支援策として、保育園が行う延長保育、預かり保育の運営について支援するとともに、放課後児童対策事業を実施いたします。また、児童手当、障害児扶養手当及びひとり親家庭医療費の給付・支給を行うとともに、現在3歳未満までの乳幼児医療費の支給年齢を大幅に引き上げ、就学前までに拡大することにより、保護者負担の軽減を図り児童の健全育成と子育て支援に努めてまいります。 障害児並びに障害者福祉につきましては、医療費の助成をはじめ、日常生活用具等の給付、ホームヘルパーの派遣及び施設入所者の措置及び助成並びに通所作業所「ドリーム・アンド・ホープ」及び障害者団体等に対する助成と育成支援を行い、「県障害者施策推進行動計画」及び昨年度策定しました「町障害者計画」の目標実現に努めてまいります。 高齢者福祉につきましては、高齢化社会を迎えた今日、老後の最大の不安要因とされている介護問題に対応するため、介護を社会全体で支え合う「介護保険制度」を中心とした介護サービスの提供に努め、豊かで安心して暮らせる環境づくりと目標実現に向けた各般の条件整備を行い、万全を期してまいります。 また、一般会計において、補助事業を有効に活用しながら、介護予防、生活支援事業により必要な対策を実施してまいりますので、議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。 さらに、地域福祉の基幹的な役割を担う町社会福祉協議会及び支援サービス提供事業の中核となる東白川福祉会寿恵園に対する支援をはじめ、老人クラブ、シルバー人材センター等関係団体等に対する運営及び活動の助成を行うとともに、「地域福祉ネットワークづくり」を推進し、福祉のまちづくりに努めてまいります。 第5に「ふれあい豊かな教育・文化・スポーツづくり」でありますが、まず学校教育については、21世紀を担う児童・生徒が豊かな心を持ち、たくましく生きる人間として成長できるよう、心身の健全な育成を目指した教育行政の積極的な推進を図るとともに、児童・生徒が社会の変化に主体的に対応し、社会の発展を担うことができるよう、「生きる力」の育成に努めることが重要であります。 このため、小・中学校においては、教科の枠を越えた総合的な学習を行う、「総合的な学習の時間」の活用をはじめとして、教育の振興を積極的に進めてまいります。 また、平成13年度の新規事業として、町内各小学校の6年生を対象とした宿泊学習事業を実施いたします。 この宿泊学習は、「ルネサンス棚倉」において、町内の小学6年生が2泊3日の日程で一堂に会し、共同生活の中で、児童自らが、規律や協力、思いやりの大切さを体で感じとるとともに、中学校への入学を前に交流を通して望ましい人間関係をつくることを目的とするものであります。 さらに、21世紀のスタートの年に開催される記念すべき「うつくしま未来博」に、町の催事の一つとして、小・中学生全員による「2001人大合唱」として参加するとともに、未来博を通して、児童・生徒の見聞をさらに広め、貴重な体験学習ができるよう未来博の見学を実施いたします。 次に、IT教育につきましては、コンピュータ教育の充実を図るため、平成12年度において各小学校のコンピュータの機種を更新いたしましたが、引き続き平成13年度においては、中学校のコンピュータの機種を更新し、インターネット等を活用したIT学習の推進に努めてまいります。 次に、基礎学力向上支援推進事業につきましては、教職員の協力と指導のもとに、児童・生徒の一層の学力向上を図ってまいります。 また、国際理解教育推進事業につきましては、中学生のホームステイ事業等によるオーストラリア国レイクマコーリー市との国際交流を推進するとともに、幼稚園、小学校、中学校において、語学指導助手二人体制により、充実した英語指導を行ってまいります。 さらに、中学校修学旅行助成事業につきましては、助成の趣旨を徹底し、生徒にとってさらに充実したものになるよう配慮してまいります。 次に、学校教育相談につきましては、学校、家庭及び地域との連携を図りながら、不登校等の早期発見と即時対応に努め、適切な指導・援助を行ってまいります。 次に、幼稚園送迎バスにつきましては、約1年間にわたり、アンケートを行うなどの調査研究を重ねてまいりましたが、その結果を踏まえ、さらに検討を深めるため、今年度末に買いかえにより使用しなくなるスクールバス2台を活用し、平成13年度において、試行的に有料で運行いたします。 運行地区は、社川、近津、棚倉の3幼稚園の区域とし、平成13年5月から11月までの8月を除く6カ月間に3地区をそれぞれ3カ月ずつ運行する予定であります。 さらに、幼稚園教育につきましては、幼児期の特性を踏まえた適切な保育に努めるとともに、保護者の子育てを支援するため、東西白河初の試みとして平成12年5月から全幼稚園において実施した「預かり保育」を引き続き推進してまいります。 次に、生涯学習の推進についてでありますが、今日、余暇時間が増大する中でライフスタイルが変化し、多くの町民が、物質的な豊かさに加えて精神的な豊かさを求めております。また、高度情報化、少子・高齢化が進む中で、新しい知識や技術の習得を目指す学習ニーズが増加しております。 このため、多様化する学習ニーズに応じた各種学級・講座を開催しておりますが、平成13年度は、新たに今後ますます進展するインターネット社会に対応したパソコン講座を開催してまいります。 また、次代を担う子供たちのために、家庭教育や児童・生徒の学校外活動等を充実させるため、文化センターの生涯学習棟の各施設を活用した事業を進めてまいります。 さらには、文化センター「倉美館」大ホールを活用した幼稚園、小・中学校の芸術鑑賞教室の開催や倉美館運営協会と連携を密にした自主事業に取り組むなど、施設の利活用と生涯学習の推進に積極的に取り組んでまいります。 次に、スポーツの普及・振興についてでありますが、近年、生活環境の利便化に伴う身体活動の不足、コミュニティ意識の希薄化などが指摘されており、心身ともに健康な人間を育てるとともに、交流の絆をはぐくみ、明るく豊かな社会をつくるための大切な文化であるスポーツは、その重要性がますます高まってきております。 このため、各種スポーツの普及・振興を図るための指導者の養成、スポーツ団体の育成・強化、さらには各種スポーツ教室並びに大会の開催などを通じて、町民のだれもが、いつでも・どこでも楽しく参加できるスポーツの普及に努め、町民相互の親睦と体力の保持・増進を図ってまいります。さらには、棚倉運動広場のトイレ改修などの体育環境及び施設の整備を行うとともに、町民の皆さんが気軽に利用できる施設の運営に努めてまいります。 また、ホッケー競技の推進を図るため、引き続き指導者の養成と中学生の指導を行い、さらには、小学校の授業の一環としてホッケーを取り入れ、競技人口の底辺拡大を図るとともに、県及び競技団体との連携を密にし、国内に通用するチームの育成等、競技力の向上を図り、「ホッケーの町たなぐら」を推進してまいります。 平成13年度には、東北総合体育大会が福島県を会場に開催されますが、当町においては、8月下旬にルネサンス棚倉多目的広場を主会場としてホッケー競技が開催されることが内定したところであり、福島県実行委員会・ホッケー協会等関係機関・団体、さらには町民の方々のご協力を得て、円滑な大会の運営に万全を期してまいります。 次に、「ルネサンス棚倉」についてでありますが、平成12年度の利用状況を申し上げますと、今年度3月末までの宿泊者総数は、約5万 2,300人程度になると見込まれており、前年度に比べ減少が予想されます。これは、依然として続く景気低迷の影響による国内旅行等の減少が原因であると判断されますが、引き継き集客に向けた営業の強化を図ってまいります。なお、先般、「ルネサンス棚倉」の株主である「株式会社ディックルネサンス」より、出資比率の6%株数で60株、額面 300万円のルネサンス棚倉株を、棚倉町に寄附したいとの申し出があり、受納いたしました。寄附の理由は、「株式会社ディックルネサンス」が株式の店頭登録の準備を進めていることから、「ルネサンス棚倉」の持ち株比率を連結決算の対象とならない14%に引き下げたいため、とのことであります。その結果、棚倉町が60%、株式会社ディックルネサンスが14%の出資比率となります。 次に、国際交流事業についてでありますが、オーストラリア国レイクマコーリー市とは、平成6年5月に国際友好都市の盟約を締結し、青少年の交流を中心としたさまざまな交流を展開して友好を深めているところであります。このたび、レイクマコーリー市長より国際友好都市から国際姉妹都市に変更したいとの要請があり、今議会にそのための議案を提出しておりますのでご理解を賜りたいと存じます。 また、新たな盟約締結のため、本年6月に公式訪問団を派遣するほか、本年11月には、町民友好訪問団を組織してレイクマコーリー市を訪問し、より一層の親善を深めてまいる計画でありますので、議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。 次に、本年7月7日から同9月30月までの86日間にわたり、須賀川市において開催される「うつくしま未来博」についてでありますが、本町の90市町村プロジェクトの出展内容につきましては、まず、8月30日から9月2日までの4日間、観光PR及び特産品の展示即売による展示出展を行うとともに、9月2日には、小・中学生全員による大合唱並びに県指定重要無形民族文化財である八槻都々古別神社の御田植えの出演による催事出展を予定しておりますので、議員の皆様をはじめ町民の各位のご支援とご協力をお願い申し上げます。 次に、IT講習事業いわゆる「パソコン基礎技能講習会」についてでありますが、国における「IT立国」の形成に呼応し、多くの町民がパソコンを利用できるように基礎技能を身につけていただくための講習会を実施するものであります。 本町における受講対象者は、 620人が目標となっておりますが、講習の内容としては、パソコンの基礎調査、ワープロ文書の作成、インターネットの利用、電子メールの送受信等であり、これを12時間程度で学んでいただきます。 講習会場は、既にパソコンが設置されている小・中学校や、役場庁舎、文化センターなどの公共施設を利用し、1講習20名を基本に31講座を計画してまいりますので、議員各位におかれましても、積極的な参加をお願いいたします。 また、本年8月22日からの2日間、全国の地域リーダーや地域づくり関係者との交流機会を創出するとともに、棚倉町を全国に情報発信するため、棚倉町文化センターを中心に、仮称「地域づくり実践カレッジIN棚倉」を開催する予定であります。 この会議は、国土交通省、全国地域づくり推進協議会、福島県及び棚倉町の主催で町民をはじめとして全国から多数の参加者を募り開催する予定であります。 次に、提出議案についてご説明申し上げます。 今定例会に提出いたします議案は、平成13年度一般会計予算をはじめ、条例の制定及び一部改正等、合計41件であります。 まず、町政の根幹をなす一般会計予算につきましては、ただいま予算の編成方針と主要施策について、ご説明を申し上げたところでありますが、平成13年度一般会計予算の総額は59億 3,500万円であり、前年度当初予算と比較いたしますと、愛宕平町営住宅建設をはじめ農村総合整備事業、農業集落排水処理施設整備事業等の完了により 7.1%の減となった次第であります。 なお、一般会計以外の老人保健特別会計、介護保険特別会計、簡易水道事業特別会計、公共下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計及び宅地用地取得造成事業特別会計並びに上水道事業会計予算につきましても、それぞれ経費の節減に努め、事業目的に沿った予算の適切な執行がなされるよう編成したところであります。 次に、国民健康保険特別会計につきましては、予算総額は、11億 2,155万 6,000円となり、前年度当初予算対比 0.5%の減となりました。また、国保税額は、医療給付費分が前年対比4.16%減となり、1世帯当たりでは17万 1,692円、1人当たりでは7万 963円となりました。介護分の国保税額は、 11.64%増の1人当たり1万 6,213円であります。 しかしながら、国保税につきましては、現時点において、平成12年度の医療費及び所得額等が未確定でありますので、本年6月の本算定時に医療給付費分及び介護納付金分について、それぞれ再計算を行い、賦課することとなります。 なお、国民健康保険特別会計の当初予算につきましては、去る2月28日の国民健康保険運営協議会に諮問し、原案どおり答申を得ておりますのでご報告を申し上げます。 次に、介護保険特別会計につきましては、予算総額は5億 3,451万 7,000円となり、保険給付費は4億 9,213万円で、予算総額の92%となりました。 介護保険制度は、平成13年度が2年目ということもありますので、今後の給付費等の推移を注視し、介護を必要とする高齢者に支障がないよう万全を期してまいります。 次に、平成12年度補正予算関係でありますが、一般会計では、人材育成基金積立金及び国民健康保険特別会計、老人保健特別会計繰出金の補正をはじめとして、合併処理浄化槽設置整備事業費、土木施設災害復旧費の減額補正及び各種事務事業の確定に伴う補正であり、1億 810万 6,000円を減額して、補正後の総額を63億 6,921万 6,000円にしようとするものであります。 また、各特別会計については、事務事業の確定等による計数整理のための補正であります。 そのほか、専決処分の報告に関する案件2件、条例の制定、廃止及び一部改正等に関する議案21件、国際姉妹都市の提携に関する議案1件であり、総数で41件であります。 いずれも、重要な議案を提出いたしましたので、慎重ご審議の上、ご議決を賜りますようお願い申し上げ、平成13年度の主要な施策と提出議案の説明といたします。 ○議長(鈴木隆夫) ここで11時5分まで休議いたします。                         (午前10時54分) ---------------------------------                         (午前11時05分) ○議長(鈴木隆夫) 休議前に引き続き、再開いたします。 --------------------------------- △日程第5 報告第1号の上程、説明、質疑
    ○議長(鈴木隆夫) 日程第5、報告第1号、専決処分の報告についてを議題といたします。 内容の説明を求めます。 下水道課長。 ◎下水道課長(安部憲雄) 報告第1号について、ご説明いたします。 まず議案を朗読いたします。 報告第1号 専決処分の報告について。 地方自治法第 180条第1項の規定により、次のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告する。 専決第1号 公共下水道汚水管渠建設工事(第1工区)請負変更契約締結について(別紙)。 平成13年3月6日提出 棚倉町長。 続きまして、専決第1号 公共下水道汚水管渠建設工事(第1工区)請負変更契約締結について。 平成12年12月13日、棚倉町議会の議決を受けて工事請負変更契約を締結した公共下水道汚水管渠建設工事(第1工区)について、下記のとおり工事請負変更契約を締結するため、平成5年3月15日議決された町長の専決事項の指定により専決処分する。                 記 1.契約の目的 公共下水道汚水管渠建設工事(第1工区)請負変更契約 2.契約金額  5,937万 3,300円を 5,975万 5,500円に変更 3.契約の相手方 福島県東白川郡棚倉町大字棚倉字南町24番地1 水谷工業株式会社棚倉営業所 所長 角田寛 平成13年2月6日専決 棚倉町長。 この工事箇所は、農商高校グラウンド西側のちょうど中居・丸内線の宮下地内でありまして、変更の主な理由としまして、舗装普及工事のすりつけにより、センターラインが消されてしまうため、新たに 295メートルを、また歩道の車道乗り入れ分について、車道部と同じ舗装構成をするため、89平米を増嵩、これにより、工事費を38万 2,200円増額しまして、5,975 万 5,500円にしたものであります。 以上よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木隆夫) これより質疑を行います。質疑ありませんか。     (「なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 質疑なしと認めます。 以上で、報告第1号を終わります。 --------------------------------- △日程第6 報告第2号の上程、説明、質疑 ○議長(鈴木隆夫) 日程第6、報告第2号、専決処分の報告についてを議題といたします。 内容の説明を求めます。 下水道課長。 ◎下水道課長(安部憲雄) 報告第2号について、ご説明いたします。 まず議案を朗読いたします。 報告第2号 専決処分の報告について。 地方自治法第 180条第1項の規定より、次のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告する。 専決第2号 逆川地区農業集落排水第3回工事(汚水管渠)請負変更契約締結について(別紙)。 平成13年3月6日提出 棚倉町長。 続きまして、専決第2号 逆川地区農業集落排水第3回工事(汚水管渠)請負変更契約締結について。 平成12年6月9日、棚倉町議会の議決を受けて工事請負契約を締結した逆川地区農業集落排水第3回工事(汚水管渠)について、下記のとおり工事請負変更契約を締結するため、平成5年3月15日議決された町長の専決処分事項の指定により専決処分する。                 記 1.契約の目的 逆川地区農業集落排水第3回工事(汚水管渠)請負変更契約 2.契約金額  5,302万 5,000円を 5,070万 9,750円に変更 3.契約の相手方 福島県東白川郡棚倉町大字棚倉字清戸作43番地2 株式会社藤田組 代表取締役 藤田智之 平成13年2月15日専決 棚倉町長。 この工事箇所は、上台字行人塚地内でありまして、変更の主な理由としましては、舗装復旧工事を本工事の中で計画しておりましたが、別途工事と競合する幹線共同部分につきまして、施工性等を考慮しまして 271平米を減工、さらに町道大清水行人塚線のコンクリート工場入り口付近約70メートルについて掘削したところ、土質が悪く、埋め戻し土として適さないため、砂利土部から発生しますれき混じり土を流用し、捨て土を 124立米減工、この結果、工事費を 231万 250円減額しまして 5,070万 9,750円としまして、コスト縮減を図ったものであります。 以上よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木隆夫) これより質疑を行います。質疑ありませんか。     (「なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 質疑なしと認めます。 以上で、報告第2号を終わります。 --------------------------------- △日程第7 議案第1号 上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(鈴木隆夫) 日程第7、議案第1号、平成12年度棚倉町一般会計補正予算を議題といたします。 議案の説明を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(塩田浩) 別冊の議案第1号の一般会計補正予算書をお開きいただきたいと思います。 議案を朗読いたします。 議案第1号 平成12年度棚倉町一般会計補正予算(第4号)。 平成12年度棚倉町一般会計の補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億 810万 6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ63億 6,921万 6,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 (継続費の補正) 第2条 継続費の変更は、「第2表 継続費補正」による。 (繰越明許費) 第3条 地方自治法第 213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第3表 繰越明許費」による。 (地方債の補正) 第4条 地方債の変更は、「第4表 地方債補正」による。 平成13年3月6日提出 棚倉町長。 2枚開いていただきまして6ページです。 第2表 継続費の補正、8款土木費、5項の住宅費、事業名町営住宅建設事業費。今回補正後でございますが、 216万 5,000円を追加しまして、3億 2,420万円にしようとするものでございまして、年割額につきましては、平成12年度に 216万 5,000円を追加し、2億2,762 万円にしようとするものでございます。 今回の 216万 5,000円の補正につきましては、外構工事分の変更が見込まれることによるものでございます。 開いていただきまして、第3表の繰越明許費でございます。 3款民生費、1項社会福祉費、事業名でございますが、支給限度額一本化システム開発事業費でございます。金額で 218万 4,000円。この事業につきましては、介護保険、ショートスティーの利用につきまして、通常の施設入所者と一緒の取り扱いにするためのシステム開発事業に要する経費でございます。明許の関係でございますが、国保連合会との関係もございまして、今年度の事業完了ができないことによりまして、補助金については、平成12年度で調定をいたしまして、支出については13年度になるということでございまして、県内市町村ともに同じ取り扱いになります。 次に、第4表の地方債補正でございます。 変更でございまして、それぞれ事業費の確定に伴いまして、限度額の補正を行うものでございます。 まず、土地改良総合整備事業でございますが、今回 460万円を減額しまして、 280万円にしようとするものでございます。 広域農道整備事業につきましては、今回 340万円を減額しまして、限度額はゼロになります。 ふるさと農道緊急整備事業、これは寺山地内の農道でございます。今回 150万円を減額しまして 900万円に。 次に、道路橋梁整備事業でございますが、これは今回 890万円を補正しまして、 6,860万円に。 次に、町営住宅建設事業でございますが、 190万円を減額しまして 9,760万円に。 消防施設整備事業につきましては、 510万円を補正しまして 3,600万円に。 土木施設災害普及事業につきましては、 180万円を追加しまして 1,610万円に。 住民税等減税補てん債につきましては、 310万円追加しまして 2,250万円に。これは、減税額の確定によるものでございます。 起債の方法、利率、償還の方法につきましては、変更はございません。 3枚開いていただきまして、予算の事項別明細の関係でございます。 今回、補正は、歳入歳出ともに事業費の確定に伴うところの計数整理等でございますので、主なるものを説明してまいります。 歳入でございます。 1款町税、1項1目の個人、補正額が80万 2,000円、2目の法人が45万 5,000円。 2項1目の固定資産税 191万 6,000円の補正でございまして、節欄にありますように、それぞれ滞納繰越分の更正増でございます。 次のページの3款の利子割交付金、1目の利子割交付金、今回補正額が 1,962万 5,000円でございまして、12月の確定分までを計上してございます。 9款の地方交付税、1項1目の地方交付税、補正額は 1,765万円、普通交付税分の更正増ということで全額計上済みになります。総額で20億 8,519万 2,000円でございます。普通交付税です。 11款の分担金及び負担金でございます。開いていただきまして、2目の民生費負担金、今回は補正額が 159万 6,000円の減でございまして、2節の老人福祉施設入所費負担金、3節の児童福祉費負担金、確定見込みによる減でございます。 12款の使用料及び手数料、1項4目、次のページにまたがりますけれども、教育使用料237 万 8,000円の減額でございまして、3節の幼稚園使用料の減で入園料及び授業料、それから預かり保育料の更正減でございます。人数等の確定による減です。 開いていただきまして、13款の国庫支出金、1項1目民生費国庫負担金、今回補正額が259 万 6,000円の減でございまして、節の1節から8節まで、それぞれ確定見込みによる増減でございます。 次のページの3目災害復旧費の国庫負担金、今回 528万 9,000円の減ということで、これは過年度補助災害復旧工事の確定によるものでございます。 次に、2項国庫補助金の1目民生費国庫補助金、今回補正額が 390万 2,000円の減でございます。 1節の社会福祉費補助金 251万円の減、説明欄の3番目にあります進行性筋萎縮症者療養等給付費事業等補助金更正減ということで、受給者の減によるものでございます。 2節の老人福祉費補助金 380万 8,000円の補正でございまして、事業費の確定見込みと歳入科目の更正等によるものでございます。 開いていただきまして、3節の児童福祉費補助金 520万円の減、これは特別保育事業費補助金更正減ということで 490万円でございます。 2目の民生費国庫補助金 330万円の減、合併処理浄化槽整備事業費補助金更正減ということで、基数の減、22基分でございます。 4目土木費国庫補助金 250万 2,000円の減、説明欄の3番目公営住宅整備事業費補助金更正減、事業費の確定見込みによるものでございます。 5目教育費国庫補助金 196万 1,000円の減、3節社会教育費補助金 164万円の減、これは社会参加促進費補助金についての減でございます。県補助金の方に移行されます。 開いていただきまして、11ページ、14款県支出金、2項2目の民生費県補助金、今回補正額が 1,290万 8,000円の減。 次の12ページに入りますけれども、2節の老人福祉費補助金 1,581万 7,000円の減ということで、事業費の確定見込み、あるいはまた歳入科目の更正によるそれぞれの増減になります。 開いていただきまして、3目衛生費県補助金、今回、補正額が 354万 9,000円の減、1節の保健衛生費補助金の中で説明欄の2番目、合併処理浄化槽設置整備事業費補助金更正減330 万円。これも県に同様、基数の減によるものでございます。 5目の農林水産業費県補助金 307万 6,000円の減でございまして、これは2節の林業費補助金 234万 6,000円の減、それぞれ説明欄にある事業の確定見込みによる減になります。 6目の教育費県補助金 164万 5,000円の増でございまして、2節社会教育費補助金、社会教育活動費補助金ということで、国庫補助からの組みかえでございます。 開いていただきまして、15ページ、16款の寄附金、3目の総務費寄附金5万円、説明欄にありますように桜植樹代寄附金ということで城跡の石沢壽子様からの寄附金でございます。 次に、5目の民生費寄附金10万円、社会福祉行政費寄附金増ということで、棚倉出身で、郡山在住の小針千代子様からの寄附金でございます。 17款繰入金、1項1目の財政調整基金繰入金、今回補正額が1億 2,214万 7,000円の減でございまして、これは、今回の戻し入れによりまして、さらには歳出の利息積立を含めますと、現在高で5億 8,903万 6,000円となります。 7目の地域振興基金繰入金、今回1億 1,000万円の減でございます。 19款の諸収入、4項3目の雑入、今回補正額が 2,023万円。3節の雑入 1,985万 5,000円の増です。これは説明欄の一番目にあります棚倉町活性化協会人材育成基金の返戻金の増でございます。 開いていただきまして、18ページ、20款の町債でございますが、これは第4表地方債補正で説明のとおりでございます。 歳出に入ります。 第2款の総務費の第1項の総務管理費でございます。20ページの4目でございます。財政管理費、今回補正額が 2,079万 5,000円の補正でございまして、説明欄の4番目です。人材育成基金積立金更正増 1,990万 9,000円。これは、先ほどの雑入の返戻金を今回人材育成基金の方に積み立てようとするものでございます。 7目企画費、今回補正額が 886万円の減でございまして、開いていただきまして、21ページの説明欄の2番目OA対策費の更正減 817万 5,000円でございます。 それから、22ページの12目ルネサンス棚倉費、今回 199万 7,000円の減ということで、説明欄にあります施設維持管理費の更正減ということで確定見込みによるものでございます。 開いていただきまして、23ページ、2項の徴税費、1目税務総務費、それから賦課徴収費、それぞれ確定見込みによる減でございます。 2枚開いていただきまして、27ページ3款民生費、1項1目社会福祉総務費、今回補正額911 万 3,000円でございまして、内容としては、説明欄の下から2行目です。国保財政安定化支援事業費繰出金の更正増 900万円。それから、次のページにまたがります保健基盤安定事業費繰出金増 583万 7,000円。これらが主になってございまして、減額の部分でいいますと27ページの中段以下に、進行性筋萎縮症者療養給付等事業更正減 399万 4,000円、それから、そのページの一番下、国保特別会計事務費繰出金更正減 300万円、この辺が主なものでございます。 次に、2目の老人福祉費でございますが、今回 370万 2,000円の減でございます。説明欄の事項のそれぞれの事務事業の確定、さらには確定見込みによる減でございます。 開いていただきまして、2項の児童福祉費の2目児童措置費、今回 916万 2,000円の減でございまして、説明欄の一番上です、保育所運営費更正減 401万円、事業費の確定によるものでございます。 それから、中段にあります特別保育事業費更正減 304万 6,000円、延長保育分にかかわるものでございます。それからその下の下、特例給付費の更正減 423万 5,000円等でございます。 30ページに入りまして、4款衛生費の1項保健衛生費の2目予防費、今回 529万 8,000円の減、これは、説明欄にもそれぞれ記載しておりますが、各種検診の確定による減が主でございます。 開いていただきまして、3目環境衛生費、今回補正額が 1,567万 1,000円の減、説明欄3番目、合併処理浄化槽設置整備事業費の更正減 1,511万 3,000円、設置基数22基分の減でございます。 5目の簡易水道費、今回補正額が 538万 5,000円の減、戸中川前給水施設工事確定見込みによる減でございます。 開いていただきまして、33ページ、6款の農林水産業費の3目農業振興費、今回補正額が250 万 7,000円、説明欄の3行目、農業施設復旧対策事業費の増 232万 9,000円、雪害によるパイプハウスの復旧対策事業費でございます。 5目農地費 1,877万 6,000円の減、説明欄の3行目、広域農道整備事業費の更生減、それから下から3行目、寺山地内の農道整備事業費の更正減、その下の農業集落排水事業特別会計繰出金の更正減等が主になってございます。 次に、35ページをお開きいただきます。 2項林業費の2目林業振興費、今回補正額 258万 8,000円の減、説明欄事項の確定見込みによるものでございます。 7款商工費、36ページの2目商工振興費、今回 249万円の減、事務事業の確定見込みによるものでございまして、主に金融対策費の更正減 151万 2,000円が主になります。 開いていただきまして、8款土木費、2項2目の道路維持費、今回補正額が 233万 7,000円の減、3目道路新設改良費 864万円の減、それぞれ確定見込みによるものでございます。 38ページの4項都市計画費の4目公園費、今回 829万 2,000円の減でございまして、説明欄にありますように、近隣公園維持管理費の更正減、城跡、トイレ建築工事の確定見込みによる減が主でございます。 開いていただきまして、39ページ5項住宅費、1目の住宅管理費 405万円の減、2目の住宅建設費 368万 1,000円の減、確定見込みによる減でございます。 40ページ、9款の消防費、2目非常備消防費、今回補正額 209万 8,000円の追加補正でございまして、説明欄の2行目、一般事務費の更正増 234万円、消防指令車の購入費が含まれてございます。 開いていただきまして、3目の消防施設費、今回補正額が 186万 8,000円の補正でございまして、説明欄2行目、消防施設維持管理費の更正増、消火栓の負担金でございます。 次に、42ページの10款教育費、2項の小学校費の1目学校管理費、今回補正額が 397万6,000 円の減、説明欄3行目、学校施設維持管理費更正減ということで、確定見込みによる減でございます。 開いていただきまして、44ページの3項中学校費、1目の学校管理費、今回補正額が 443万 9,000円の減、説明欄2行目、学校施設維持管理費の更正減が主でございます。 2目教育振興費 263万 4,000円の減、説明欄事項のそれぞれの確定見込みによる減でございます。 2枚開いていただきまして、5項社会教育費の4目文化センター費、今回補正額が 336万円の補正になります。管理運営費の更正増ということで、電気料、燃料費等の補正増でございます。 6項保健体育費の1目保健体育総務費、今回は補正額が 339万 2,000円、説明欄事項の確定見込みによるものでございます。主には、節の維持管理費の更正減でございます。 開いていただきまして、11款の災害復旧費でございます。2項1目の土木施設災害復旧費、今回補正額が 990万 5,000円の減、公共土木施設災害復旧、それから単独土木施設災害復旧費、それぞれ確定見込みによるものでございます。 以上が補正予算の内容でございます。 以下、地方債に関する調書等を添付しております。よろしくお願いします。 ○議長(鈴木隆夫) これより質疑を行います。質疑ありませんか。 一ツ松喬義君。 ◆9番(一ツ松喬義) 歳入歳出分けて、まず歳入の方ですね。まとめて。 ○議長(鈴木隆夫) 全般。 ◆9番(一ツ松喬義) それでは、7ページから行きたいと思います。 これ後の説明のところでも出てきますが、民生費、これ今の説明からいきますと、介護保険制度が導入されまして、ショートスティーがなくなりまして、通常のそれに変更していくということについては、平成12年度からの調定ということで 218万 4,000円ということですが、これはどういうことなのかと。以前は、介護保険制度が導入される以前と以後についての問題と、 218万 4,000円はこういうわけで 218万 4,000円ですという説明をいただきたい。 次に、16ページ、一番下の雑入です。これの内容をもう少し具体的な説明をいただきたい。説明欄の一番上です。それで、再度、先ほど雑入からのという説明が後段ありましたが、このところで説明いただきたい。これは16ページで2つ目です。 次に、20ページ開いてもらいまして、今の16ページの内容が、多分さっきの説明でいくと4目の財政管理費というところに雑入からと、返した分が来るという説明だったんですが、これももう少し詳しく説明をいただきたい。ちょっと飲み込みにくかったので再度お願いします。 次のページの21ページ、これは一番上でOA対策の更正減ですけれども、 817万 5,000円。これはかなりの額ですけれども、これどういう内容の減なのか。 それから、27ページ、ここは社会福祉総務費のところですけれども、先ほどの説明の中で、補正額が 911万 3,000円についての説明が4項目にわたってされましたが、各それぞれについてもう少し突っ込んだ説明をお聞きしたい。 それから、次のページの28ページ、老人福祉費ですが、ここの中で説明の欄の下、さっきの一番最初にお尋ねした問題と関連します。こことここを一緒に説明をしていただければ、最初の質問です。これは 218万 4,000円です。 それから、43ページ、総務課長の説明からは外れていましたが、2目の教育振興費、小学校費のところで、金額的には 116万 8,000円ということなので、これどういうことでなのか。引き続きまして、その次のページも 404万 4,000円、同じような感じで説明をいただきたいなと。 それから、47ページですが、4目文化センター費。これも最近全体的に総額的に文化センターの維持管理の総額がかなり上がっていることから、今回補正するときに 336万円ということでここの説明欄にありますが、これだけではちょっとわかりかねる分野があるので、中身についてもう少し詳しく説明をいただきたい。 これは最後になりますが、ついでといたしまして48ページの1目の保健体育総務費で、これも同じく説明欄の 208万 8,000円と。 以上、何件だかわからなかったんですが、以上について、よろしくお願いします。 上から順番にやってもらわないとちょっとめくるのが右往左往しますので、よろしくお願いします。 ○議長(鈴木隆夫) 福祉健康課長。 ◎福祉健康課長(松本守) 9番、一ツ松喬義議員の質問にお答えをします。 まず最初に、歳入の7ページ、繰越明許費でございますが、先ほど総務課長のとおりでございますが、内容的には、介護保険の給付費の支払いは国保連合会からそれぞれサービス事業者の方に支払われることになっております。今回、厚生労働省の方で、今まで施設介護でありました、ショートスティー関係が訪問介護の限度額の管理をされるということになりましたんで、このシステム開発のための明許費で、国からの補助金は12年度で調停歳入となりました。したがいまして、先ほどの歳出の28ページのシステムについては、歳出で予算措置をしまして、そのお金を繰り越すということになります。 それから、後の部分になろうかと思いますが、一緒にお答えをさせていただきたいと思います。 歳出の27ページ、民生費の1目社会福祉総務費、補正額 911万 3,000円の内容でございますが、重立ったものについては、まず、ちょうど説明欄の中段あたりに、身体障害者保護処置費事業更正増、これにつきましては、身体障害者施設に6人が入所している経費の補助確定に伴う増でございます。 それから、減額でございますが、先ほど申し上げましたとおり、進行性筋萎縮症医療費給付減でございますが、これにつきましては、12年7月まで1人該当者がございまして、その後、7月にお亡くなりになりましたので、その事業費の減となります。 あとの主なものについては、先ほどの国保会計に対する繰出金関係とそれから12年度の各種補助事業の補助金申請が終わりましたので、それに伴います増減でございます。 以上です。 ○議長(鈴木隆夫) 商工観光課長。 ◎商工観光課長(鈴木敏光) 16ページの雑入でございますが、財団法人棚倉町活性化協会人材育成基金返戻金の増 2,000万円についてでございますが、これにつきましては、平成3年に、町から 2,000万円活性化協会の方にいただきまして、果実運用型、要するに利子で運用しながら、各種青少年の国際交流等を中心にしながら、人材育成事業に取り組んできたところですが、昨年の3月に、町の人材育成基金条例が設置されまして、それらによって十分、さらに充実した人材育成事業ができますので、今までの減資の分を 2,000万円町の方に戻しまして、町の人材育成基金の方に積み立てようとするものでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(鈴木隆夫) 総務課長。 ◎総務課長(塩田浩) 20ページの4目財政管理費の説明欄の一番下、人材育成基金積立金更正増 1,990万 9,000円。ただいま商工観光課長の方で雑入の返戻金についてはご説明のとおりでございまして、その雑入で入ってきました返戻金 2,000万円と預金利子9万 1,000円の減がございますので、差し引き 1,990万 9,000円を人材育成基金の方に積み立てしようとするものでございます。 ○議長(鈴木隆夫) 企画課長。 ◎企画課長(鈴木清一) 21ページのOA対策費の更正減でございますが、 817万 5,000円。主なものでございますが、計数整理による減と農地地図データをコンピュータ化しようとしておりますが、若干時間がかかっておりまして、翌年度に繰り越していきたいというふうに思っております。 それとか、NTTの回線を現在、各文化センターとか、外部施設の方に線で引こうと思いましたが、無線LANができましたので、それらの経費が浮いたということで、今回減額をしております。 主なも内容は以上でございます。 ○議長(鈴木隆夫) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(塩田正通) 43ページ、2目教育振興費の教育指導費更正増 116万 8,000円の内容でございますが、これはコンピュータを新機種に導入しまして、マイクロソフトを購入した経費でございます。 それから、次のページ、44ページ、1目学校管理費、それの学校施設維持管理費更正減440 万 4,000円、これにつきましては、主なものは工事費の確定による更正減でございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木隆夫) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(藤田喜作) それでは、47ページの方、文化センター費の管理運営費の更正増の内容でございますが、管理運営費の中で、事業費等にかかる部分、光熱水費、それから修繕用途、そういったものに関する予算額が減になるところを 1,257万 2,000円ほどございますが、光熱水費にかかる部分はこの3月までの使用料を見込みますと、大体 233万 2,000円ほど必要であるというふうに計算しました。それで、現在見込み額が58万 2,000円ということで 175万円の増額補正というふうにしてございます。 それから、修繕費としての更正増が 423万円ございます。文化センターの消防施設とか、それから、文化センターが28万 9,000円、文化センター舞台照明用バッテリー交換で13万8,000 円、文化センターホワイトボードの修理代で3万 6,000円、文化センターホール、いす、金具取りつけで 6,000円の増、それから文化センター学習棟コンセント修繕更正減が4万 6,000円、総額で修繕費が42万 3,000円、こういったぐあいになってございます。 ○議長(鈴木隆夫) 体育振興課長。 ◎体育振興課長(藤田敬志) 48ページ、保健体育総務費の施設維持管理費 208万 8,000円の減の内容についてご説明申し上げます。 主なものにつきましては、町民プールの監視員の賃金関係で、雨とか、低温関係で、開放できなかったという関係で減が生じました。 あとは、体育館とか、プールとかの体育施設関係の水道料、電気料関係について3月まで見込みまして減額いたしました。 さらに、体育施設の維持管理上の保守点検とか清掃業務関係を依託しているわけなんですけれども、その関係についての減額。さらには総合体育館関係の給水工事、地下室のトイレ関係の工事を行ったわけなんですけれども、工事の受け先関係の減額。 以上のような内容でございます。 ○議長(鈴木隆夫) これで質疑を終わります。 鈴木政夫君。 ◆18番(鈴木政夫) 若干質問させていただきます。 まず最初に、歳入です。 説明書に基づいてやりますと4ページ。 地方交付税、ほぼ歳入がすべて計上されているという説明でありましたが、地方交付税、さらに特別交付税というのがあったんではないかというふうに思いますが、この特別交付税についてはどうだったのかという点。 それから、この金額は前年度に比べてどうだったのかという点。 さらには、できるだけ有利な交付税を活用して、財政運営にあたっているということがしばしば言われてきておりましたけれども、この金額の中で、そういう有利な交付税の活用とという点がどのように反映されてきたのかという点をご説明いただければというふうに思います。 それから、これは、次に、歳入と歳出にまたがっているんですが、合併浄化槽22基予定より減額になったということなんですが、その内容について、計画していたんだけれども、それが予定どおりそういうあれがなかったというのか、それとも最初からそういうのに関係なく予算を計上しておって、それが最終的に22基減額になったということなのか。その内容について、説明をいただきたい。 それから、歳出の17ページに、説明欄の下から3番目、電気自動車等普及事業補助金というのが歳入であるわけですね、雑入で。なかなか興味のあるあれだと思うんですが、どういうところにこれが支出されているのかという点です。 それから、歳出の項では、土木関係でちょっとお願いがあるんですが、一つは、37ページあたりにかかわるかなというふうに思うんですが、道路維持費。北町、藤田医者さんからずっと高萩さんのとこに来る町道なんですが、道路の中と申しましょか、この道路の側溝よりさらに内側にNTTの電柱が立っておって、しかも電柱1本でなくて、それを支える支線も道路の方にかなり出ているんです。なんか向こうの方の人たち、子供を送迎やなんかであそこを通るたびに、これなんでこんなふうになっているんだろうかという疑問の声が出ているようなんです。これ何とかならないのかという点が第1点です。 それから、もう一つは住宅にかかわるんですが、愛宕平、新しく3年間ぐらいにわたって住宅ができましたが、最初にできた住宅のところの通路、ほかの民家もあるんですが、あの通路の道路のわきに自動車があって、大雪が降ったときとか、あるいは災害があったようなときにはなかなかあそこを通る人が不便を来しているというふうなことがあって。駐車場を借してくれるようという指導を建設課の方でもしているという話は聞いたんですが、なかなか一向にそれが改善されなので、現在、どのようになっているのか。また今後、その点についてはどのようにしようとしているのか、そこら点をお聞かせいただきたいというふうに思います。 ○議長(鈴木隆夫) 総務課長。 ◎総務課長(塩田浩) 4ページの9款の地方交付税関係でございますが、特別交付税はどうなっているかということでございます。今回補正の部分は、先ほどもご説明のとおり、普通交付税で全額計上しました。ということで、補正後の現計をご覧いただきますと、21億8,529 万 2,000円で、このうち1億円は特別交付税でもって、当初計上済みになってございます。特交については、3月ぎりぎりに特別交付税の方が確定してまいりますので、現時点で把握しかねます。 それから、普通交付税関係で、前年度と比較してどうなんだというふうなおただしでございますが、法人税関係の伸びによりまして、前年対比では 6.9%の減になってございます。 なお、3つ目に、有利な交付税の活用というふうなおただしでございますが、これは地方債の活用なのかなというふうに思います。地方債の普通交付税に参入されている額のことかなというふうに存じますが、現在書類を調べておりますので、後ほどお答えしたいと思います。 ○議長(鈴木隆夫) 企画課長。 ◎企画課長(鈴木清一) 歳入の17ページでございますが、下から3行目、電気自動車等普及事業補助金増ということで25万円ほど計上してございますが、地球温暖化ということで電気自動車といいますかバッテリーを搭載しました自動車を入れています。通常走るときは、エンジンとバッテリー併用でございまして、これで走りますと大体走行距離がリッター当たり二十何キロというふうなことで延びます。そういう自動車を企画の方で地球温暖化ということで1台購入いたしました。それに対しまして、この自動車高いんでございますが、国の方から財団法人でございますけれども、日本自動車両協会というところから、そういう車を購入した場合には補助金が出るというシステムで、今回補助金の額が確定してまいりましてので計上させていただきました。 以上でございます。 ○議長(鈴木隆夫) 下水道課長。 ◎下水道課長(安部憲雄) 合併浄化槽が減になった理由についてでありますが、浄化槽設置の予約申し込みを受けつけておりまして、その中で諸般の事情により、先送りしたいというふうな方が多く出ましたので、今回の減となりました。 以上です。 ○議長(鈴木隆夫) 総務課長。 ◎総務課長(塩田浩) 先ほどの有利な交付税の関係、いわゆる地方債の関係でございますが、基準財政需用額に参入されてきております額で申し上げますと、12年度5億 4,700万円ほどでございます。 以上です。 ○議長(鈴木隆夫) 建設課長。 ◎建設課長(藤田誠一) 土木費関係予算の中で2点ほどございます。NTTの電話柱に対する占用許可、それと愛宕平住宅団地内の通路の居住者の駐車場問題、これにつきましては、補正予算の内容に直接関係してございませんので、お答えは差し控えさせていただきます。 以上です。 ○議長(鈴木隆夫) 質疑ありませんか。 渡辺義夫君。 ◆4番(渡辺義夫) 33ページを開いていただきたいと思います。 3目で、農業振興費ということで補正されていますけれども、これは雪害によるということですが、ことしは雪が降って、最初は成人式の日のときと、その後月末と2回降ったのが大雪だったと思うんですが。その中でパイプハウス、町で補正組んだということ、かなり私は評価をしています。その中で、最初の補正といいますか、3分の1が県、それから3分の1が町、あとの残りは個人負担ということなんですが、その後の雪に対しても町で補正していますけれども、県の方ではやはりこれは該当補正というか、しないんでしょうか。その辺ちょっとお聞きしたいなと思いまして、お答え願いたいと思います。 ○議長(鈴木隆夫) 農林課長。 ◎農林課長(鈴木政光) 33ページの一番上、農業振興費の中で、今回、計上させていただきました農業施設の復旧対策事業費にかかわりますパイプハウスの災害復旧補助事業の関係でございますが。 今回、計上させていただいております内容等については、ただいま議員の方から、お話あったとおりでございまして、1月7日に降りました雪による災害のパイプハウス等が倒壊されたわけでございますが、町が3分の1、それから県が3分の1、受益者が3分の1という補助事業でございますが。1月27日にも豪雪があったところでございますが、この豪雪によります災害の内容につきましては、福島県全体でどのくらいの被害になっておるか、現在、調査中でございまして、現在のところ、補助対象の中で検討されておるというお話は聞いておるんですが、具体的に指示がされておりませんので、町といたしましてはできるだけ、単独事業で、3分の1ほど復旧助成をしていきたいということで計上させてただいておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(鈴木隆夫) 鈴木政夫君。 ◆18番(鈴木政夫) 先ほど課長の方から、補正予算に……関係ない、確かに電柱に、今どうするという予算が出ていないから、その面で狭い意味で言えば、関係はないと思いますが、本来、ああいう電柱を移転するという場合には、地元の町としての負担があるのかないのか私わかりませんが。結局、予算の中で執行することになると思うのです、いずれにしても。なのになぜ今度の補正の中にそういうものが出ていないのかということ。突き詰めて言えば、そんなふうに私としてはお尋ねをしているところなんです。 財政の関係ありますから、この帳面に載っているだけが審議の対象ではなくて、載っているのももちろんそうだし、当然載せるべきものが載らないのは一体なんなのかということも、これも重要な審議の内容になってくるわけです。予算の質疑というのはやっぱりそういう意味で広い意味のあれを持っていると思います。国の予算委員会などの場合は、全く予算に関係ない意味で、広い意味のないようなことを延々とやっている例がありますけれども、そういう意味で言えば、なぜ補正の予算の中にそれが計上されなかったのかなと。そんなふうに質問すればよかったのかどうかわかりませんが、それについてお答えいただきたいと思います。 ○議長(鈴木隆夫) 助役。 ◎助役(斎藤隆) 今の考えにつきましては、ちょっと見解の相違かもしれませんが、あくまでも個々の道路の状況がどうだとか、そういったことにつきましは、一般質問の方で、ぜひやっていただきたいと。今回は、補正予算でこういうふうな形で、これは減額する、ここはどうするというような話しているわけですから、中身についてはどうかとか、そういったことをお聞きしたければ一番この場にふさわしいのかなと、そのように考えますのでよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(鈴木隆夫) 鈴木政夫君。 ◆18番(鈴木政夫) ですから、電柱1本どうこうと言わず、一般質問が適切かどうかというのもあるかと思いますが、そういう一般質問もありますが、しかし一般質問はもっと広い意味においてやるのが一般質問の性格なんではないかなと思っております。 こういう電柱の問題とか、道路の小さい問題については、その場で質疑の中でやるのが適当なんではないかというふうに思います。 ○議長(鈴木隆夫) 一ツ松喬義君。 ◆9番(一ツ松喬義) 先ほど説明をいただいたので、ひとつさっきのと続く問題と新たに1件。     (「議事進行」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 鈴木政夫君。 ◆18番(鈴木政夫) 質疑がまだ続くようでありますので、ここで一たん昼食休憩にして、午後続行したらよいと思います。     (「異議なし」「異議ある」と発言する人あり) ◆9番(一ツ松喬義) それでは、2点で簡単に終わる問題ですので、午前中に終われば、午後(聞き取り不能)ということで、議事進行がいいと思いますけれども、どうでしょ。簡単に答弁できるもんですよ。 ○議長(鈴木隆夫) 午後1時まで休議いたします。                         (午後0時06分) ---------------------------------                         (午後1時00分) ○議長(鈴木隆夫) 休議前に引き続き再開いたします。 --------------------------------- ○議長(鈴木隆夫) 一ツ松喬義君。 ◆9番(一ツ松喬義) 8ページ、地方債の件ですけれども、これを見てみますと、有利な地方債の活用ということですけれども、毎回最初からここに載っているといいなと思うのは、利率が5%以内となっているんですけれどもとか、6%とかいつも聞きますが、これそれぞれ実質何%で地方債を発行しているかというのをなんでここに書かないのかな。5%以内といえば、1%も5%の以内だし、3%もそうなんですね。最初から、ここに 2.5%なら 2.5、2.6 と記載をするこがなんでできないのか。書いてほしい。実際幾らで繰り出しているか、そういう問題です。 それから、先ほどの28ページで、老人福祉費の問題なんですけれども、説明の欄の下から2行目で、ショートスティー振替業務等支援事業費増、どういう事業なのか、ちょっと飲み込めなかったので。 それともう一つ、47ページ、先ほどの説明ありましたが、棚倉町の町長のお骨折りで、ISOの 14001がやられて非常にすばらしいことだと思いますが、そういった中で文化センターの維持管理費が毎年常に伸びて高額になってきますね。それで文化センターも建設のとき私も考えたんですけれども、省エネ設計をする必要があるということで、それはされていないという結果が今出た補正だと思うんです。そういったところで、先ほどの光熱費の問題にしても、かなりの額の補正をしないと維持していけないとか。こういう問題は、多分補正の問題だけでなくて、今後の文化センター、市としての検討する内容が十分にあると思うのです。中身の問題で。そういった問題で、先ほどの 336万円ということですけれども、これについても省エネについても努力をする現状からやって、なおこの補正をする額を少なくする努力をする必要があるということなんです。 だから利用の仕方にしても、冷暖房のきかせ方にしても、従来どおりのやり方をしないで何か工夫したやり方をやれば補正額が減額になっていったり、そんなにお金がかからなかったりということができると思うんです。そういうことをここでつけ加えて言っておきたかったので、47ページを出しました。 以上、3件についてお願いします。 ○議長(鈴木隆夫) 総務課長。 ◎総務課長(塩田浩) 8ページの地方債補正の関係の利率でございますが、この利率はアッパーの5%を設定しておりまして、現実に金利情勢の変動によりましては動きがございます。 ご案内のように、3月1日からは公定歩合が0.25%になってございますし、現時点での政府債、それから縁故債の利率関係も 1.7から1.63というようなことで動いてございます。地方債は今後実行してまいりますので、実行の利率をこの様式に入れるわけにはまいりません。あくまでもアッパーの利率を設定しておる状況にございます。 ○議長(鈴木隆夫) 福祉健康課長。 ◎福祉健康課長(松本守) 2点目の老人福祉費の説明のショートスティー振替事業についてお答えいたします。 ショートスティー事業、いわゆる短期入所でございますが、これについては、介護保険がスタート時点については、それぞれ6カ月の間に利用できる限度日数は1週間ということでございましたが、その後、内容等が変わりまして、介護度によって1カ月最高限度14日から30日まで利用が認められることになりました。振りかえというのは、6カ月の間に、今後、さらに自分の持っている限度日数を前倒して、振りかえて利用するということができるようになりました。その関係のこの補正額10万 5,000円については、訪問介護のケアマネージャーの調査費がかなり限度額管理の中で複雑になりますので、新たに振りかえショートを利用する方のケアマネージャーの経費として、1件当たり 2,000円を補正したものであります。 以上です。 ○議長(鈴木隆夫) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(藤田喜作) 文化センターの光熱水費についてのおただしでございますが、文化センターの電気等につきましては、通常使わない部分については、常々節電に努めておりますが、文化センターの形態といたしまして、大ホール等貸し館、それから自主事業も含めまして、利用が多くなれば必然的に電気料等がかかってしまうものでございますので、今回は、今年度5周年事業ということで自主事業も多かったし、貸し館の利用も多かったということで、電気代がかさみましたので、ご理解願いたいというふうに思います。 ○議長(鈴木隆夫) 一ツ松喬義君。 ◆9番(一ツ松喬義) 先ほどの総務課長のご説明ですけれども、アッパーが5%だからということになれば、説明の段階で口頭で利率何%ですと言えないわけですか。そうしなければ、一定な地方債、有利な地方債を活用してやっているという説明にはならないでしょう。そういった意味で、先ほど総務課長が説明した中では、まず上から言ってみますと土地改良整備事業については起債を起こしましたが、それについて利率は何%ですという説明はされておりません。その説明を何でできないの。 ○議長(鈴木隆夫) 総務課長。 ◎総務課長(塩田浩) この表の利率は、限度額ですよ、あくまでも。限度額を5%以内というふうに定めて議決をしていただくんですよ。 現実に、現在まだ地方債の借り入れの実行はしておりません。おらないですから、実行利率が何%になるかは、今後の実行段階で正式に決定されてまいります。ただ、この様式については自治法の施行規則の中で定められた様式の中で議会の議決用件になっております。借り入れは、今後、借り入れを実行してまいります。その際に正式な利率は決定されます。 以上です。 ○議長(鈴木隆夫) これで質疑を終わります。 服部トモ子君。 ◆17番(服部トモ子) 41ページの中での消防設備費の中で、 180万円ほどの予算増をとっているんですけれども、これの場所的なものを教えていただきたいと思います。 というのは、前に昨年関口地内で火災が起きたときに、消火栓もなくてということで地域の方々は貯水池を要望していて、貯水池の予定があるのだと言われていたんですけれども、いつごろにそういう予定というか、予算がとれるているのかなということで思っていたもんですから、ここの中で予算増になっていますので、補正増になっていますので、そういう関口地内のところが入っているのかどうか、その点をお伺いしておきたいと思います。 ○議長(鈴木隆夫) 住民課長。 ◎住民課長(藤田和彦) ただいまおただしの消防施設費の中の 186万 8,000円につきましては、主なものが19節の負担金補助及び交付金ということでございまして、この中身は消火栓の移設工事負担金、移設更新等ござますが、それらの負担金が主でございまして、これらの中身につきましては、公共下水道事業の関連、それから町道の改良関係、それから農業集落排水関係で水道管の移設に伴って、その部分であります消火栓の部分の按分負担金分が主でございまして、先ほどのおただしの予算については計上してございません。 ○議長(鈴木隆夫) これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。     (「なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 討論なしと認めます。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 異議なしと認めます。 よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △日程第8 議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(鈴木隆夫) 日程第8、議案第2号、平成12年度棚倉町国民健康保険特別会計補正予算を議題といたします。 議案の説明を求めます。 福祉健康課長。 ◎福祉健康課長(松本守) 議案第2号についてご説明を申し上げますので、別冊国民健康保険補正予算書、議案第2号をご覧いただきたいと思います。 議案第2号 平成12年度棚倉町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)。 平成12年度棚倉町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 2,171万 8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳それぞれ11億 7,161万 7,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成13年3月6日提出 棚倉町長。 まず、2ページの歳入でございますが、今回の補正につきましては、12年度のそれぞれの見込み額を算定いたしまして、負担金並びに補助金等の申請が終わりましたので、それに基づきまして補正をしようとするものでございます。 まず、国民健康保険税でございますが、補正額 988万 1,000円となります。 7の繰入金ですが、他会計繰入金 1,183万 7,000円、歳入合計補正額 2,171万 8,000円となります。 次、3ページの歳出でございますが、それぞれ1款総務費で 470万 2,000円の減額補正になります。その内訳については、1項総務管理費 365万 5,000円の減額、2項徴税費80万4,000 円の減額、3項運営協議会費24万 3,000円の減です。 2款保険給付費でございますが 3,908万 7,000円の増額補正です。 内容は、1項療養諸費 3,406万 6,000円の増額補正、2項高額療養費 667万 1,000円の増額補正、4項出産育児諸費 120万円の減額、5項葬祭諸費45万円の減額、6款保険事業費でございますが 201万 8,000円の減額。8款諸支出金、償還金でございますが 1,064万 9,000円の減額で、合計で 2,171万円の増額補正となります。その内容等については、補正予算に関する説明書により説明を申し上げます。 説明書の2ページでございます。 保険税については、医療費分の現年課税分 988万 1,000円の増になります。 7款の繰り入れにつきましては、一般会計の繰入金で、説明欄にございますように、国保基盤安定化事業繰入金 583万 7,000円の増、国保特別会計事務費繰入金更正減 300万円、国保財政安定化支援事業費繰入金 900万円、合わせて 1,183万 7,000円の増となります。 歳出でございますが、次の3ページ、総務費の1目一般管理費については、人件費を主とする事務費等の補正減で 365万 5,000円でございます。 4ページ、賦課徴収費については、職員手当、あるいは事務費の国保税算定の電算委託料の減となりまして80万 4,000円の減額になります。 次に、国保運営協議会費ついては、これも整理で24万 3,000円の減額となります。 次のページ、6ページで、まず2款の保険給付費の1目一般被保険者療養給付費 2,388万5,000 円の更正増となります。2目の退職者等医療給付費については 988万 1,000円。3目の一般被保険者療養費については30万円の補正増で、合わせまして 3,406万 6,000円の増となります。これについては、あくまでも、まだ12年度の支払いがすべて完了しておりません。12月以降4カ月分残っておりますので、それぞれ補助金申請に伴う再計算の見込額で補正をさせていただきました。 2款の保険給付費の高額療養費でございますが、 667万 1,000円の増でございます。 6ページ、出産育児金 120万円の減額ですが、1人当たり20万円で21人分でございます。 5番の葬祭諸費でございますが、45万円の減額で 100人分、当初見ましたが、9人減で91人分でございます。 次のページ、7ページになります。 6款保険事業費でございます。それぞれ国民健康保険の1目の保険衛生普及ということで、各種事業の整理による補正減で78万 6,000円、同じく疾病予防関係についても 114万 9,000円の減で、3目の医療費通知費8万 3,000円。合わせまして 201万 8,000円の減額補正でございます。 8ページの、8款諸支出金の償還金でございますが、 1,064万 9,000円の減額、これにつきましては、11年度の精算ということで、一般被保険者の療養給付費と、それから退職者分の移行調整によりまして、返還の必要がなくなったということで今回減額をするものであります。 以上、給与費明細書等を添付してありますので、よろしくお願いします。 ○議長(鈴木隆夫) これより質疑をお行います。質疑ありませんか。 鈴木政夫君。 ◆18番(鈴木政夫) 歳入でございますが、説明書の2ページです。 国民健康保険税について、今回の補正が 988万 1,000円ということで、退職者保険者等国民健康保険税ということで補正されておりますけれども、一般の方の補正というんですか、国保税。今年度から介護保険が一緒に合わさって課税されているという形になっておって、その納入率がどうかなということでいろいろ心配はされてきているというふうに思うんですけれども、現段階における状況について、どういうふうになっているのか、説明をいただきたいなというふうに思います。 ○議長(鈴木隆夫) 税務課長。 ◎税務課長(原正久) ただいまのご質問についてお答え申し上げます。 国保税の納期限の変更が昨年ございまして、最終納期が2月28日ということで、口座振替分の引き落としが2月28日に実施してございます。現段階で徴収比率の関係を予測することはちょっと難しいんですが、その引き落としをかけた分、あるいは一般納税組合、あるいは加入されている方、いない方等の一般の口座振替以外で納めた方等の消し込みが反映されるのがきのう、あるいはきょうの段階になりますので、今の段階で申し上げられるのは、1月末現在の医療現年分の徴収率ということでございますが、これは 76.61%ございます。それから、介護分、介護の現年分で1月末現在で65%というような数字でございます。納期の変更と介護保険料の国保税の上乗せ分がございましたので、全く新しい、ことしはその初年度でございますので、その辺が徴収率に若干影響するのかなという懸念はいたしております。 以上でございます。 ○議長(鈴木隆夫) 質疑ありませんか。     (「なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) それでは、福祉健康課長より訂正する旨の発言がありましたので、訂正いたします。 課長。 ◎福祉健康課長(松本守) 大変失礼をいたしました。 歳出の説明書の6ページ、2款保険給付費、4目出産育児費で、私出産1件当たり20万円と申し上げましたが、30万円の誤りでございますので、訂正させていただきます。 ○議長(鈴木隆夫) これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 討論なしと認めます。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 異議なしと認めます。 よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △日程第9 議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(鈴木隆夫) 日程第9、議案第3号 平成12年度棚倉町老人保健特別会計補正予算を議題といたします。 議案の説明を求めます。 福祉健康課長。 ◎福祉健康課長(松本守) 議案第3号についてご説明いたしますので、別冊の補正予算書をご覧をいただきたいと思います。 議案第3号 平成12年度棚倉町老人保健特別会計補正予算(第2号)。 平成12年度棚倉町老人保健特別会計補正予算(第2号)は次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ 2,958万 4,000円を減額し、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ13億 9,586万 9,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成13年3月6日提出 棚倉町長。 2ページで、歳入歳出補正予算の歳入でございます。 この老人保健特別会計については、既にご承知のとおり、支払い基金交付金が70%、国庫支出金が20%、県支出金が5%、繰入金、町一般会計から5%の歳入財源をもって、老人医療費の給付を行っております。 それでは、まず、1款の支払い基金交付金、補正額 1,834万 9,000円の減でございます。 2の国庫支出金については、 2,860万 8,000円の減。 3県支出金につきましては、 715万 2,000円の減。 一般会計繰入金が 2,452万 5,000円の補正額で、合わせまして歳入 2,958万 4,000円としようとするものでございます。 次の、ページ裏でございます。3ページ。 歳出におきましては、療養諸費ということで、老人医療費の給付費になりますが、補正額2,958 万 4,000円の減でございます。 その内容については、予算に関する説明書で説明申し上げます。 まず、説明書の2ページでございますが、まず、歳入では、目で療養給付費交付金が1,835 万 4,000円の減額補正で、2の審査支払い手数料 4,000円の増となります。 国庫支出金については、1目の療養給付費負担金 2,860万 8,000円の減額となります。 次の3ページですが、県については 715万 2,000円の減額、一般会計繰入金については、2,452 万 5,000円の減額です。 4ページの歳出ですが、まず、目で医療給付費については 2,852万 8,000円の減額でございます。 2目の、医療費支給費 114万 4,000円の減額でございます。 3番の、手数料については8万 8,000円の増で、合わせまして 2,958万 4,000円の減額をしようとするものでございますが、今回の補正については、あくまでも、これも国民健康保険特別会計と同じでまだ支払いが完全に終わっておりませんので、現時点で推計積算見込み額を計上しております。したがいまして、最終実績においては、それぞれの負担割合に応じて、翌年度精算となりますので、よろしくお願いをいたします。 以上です。 ○議長(鈴木隆夫) これより質疑を行います。質疑ありませんか。     (「なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 質疑なしと認めます。 これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 討論なしと認めます。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 異議なしと認めます。 よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △日程第10 議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(鈴木隆夫) 日程第10、議案第4号、平成12年度棚倉町介護保険特別会計補正予算を議題といたします。 議案の説明を求めます。 福祉健康課長
    福祉健康課長(松本守) 議案第4号についてご説明申し上げますので、別冊の介護保険特別会計補正予算案をご覧いただきたいと思います。 議案第4号 平成12年度棚倉町介護保険特別会計補正予算(第2号)。 平成12年度棚倉町介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ 6,202万 7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億 3,355万 8,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成13年3月6日提出 棚倉町長。 それでは、まず歳入でございます。 この介護保険特別会計におきましても、まず、第1号被保険者と言われる65歳以上の方々の保険料が17%、国庫支出金で、まず国庫負担金分が国の負担で20%、それから2項の補助金の分については、財政調整交付金ということで5%相当額ということになっております。支払い基金、いわゆるこれは40歳から64歳までの2号被保険者の保険料分として、交付されるもので33%になります。県の支出金が12.5%、それから6番の繰り入れで町の負担分が12.5%、これは一般会計で繰り入れする金額でございます。 それでは、まず、保険料が 102万 6,000円の減額となります。 国庫支出金については国庫負担金が 950万円の減額、補助金が 643万 1,000円の減額、支払い基金交付金が 2,809万 1,000円の減額、県支出金については 741万 6,000円の減額、財産収入、歳計現金の預金利子等4万 9,000円の増、繰入金、一般会計繰入金 1,065万 8,000円の減額、基金繰入金が 104万 5,000円、諸収入 1,000円で歳入合計 6,202万 7,000円の減額となります。 次のページでございますが、歳出については、総務費ということで、それぞれ人件費あるいは事務費として 324万 2,000円の減額としようとするものでございます。 2款の保険給付費につきましては、 5,883万 5,000円の減額となりますが、その内容は、まず介護サービス諸費で 2,856万 6,000円。これは、介護を受ける方については6段階で要支援から介護度1から5に分かれております。したがいまして、この1の介護サービス諸費については介護度1から5までの方の保険給付費になります。2項の支援サービスについては、要支援者に対する保険給付でございます。 それぞれ 2,856万 6,000円、 2,983万 1,000円を減額しようとするものでございます。 基金積立金については、5万円利子の積み立てになります。 歳出合計 6,202万 7,000円の減額となりますが、内容については、予算に関する説明書で説明をいたします。 まず、2ページの歳入、第1号被保険者保険料については、まず特別徴収保険料で66万9,000 円の増で普通徴収分で 169万 5,000円ということになります。 この保険料等については、当初、いわゆる割合で予算計上させていただいたところでございますが、現時点のそれぞれの特別徴収、普通徴収の調定額によりますと、全体の普通徴収分が当初予算でまず総額の20%、 447万 4,000円を見込んだんですが、普通徴収分が減りまして、現在 169万 5,000円という調定でございますので、今回減額しようとするものでございますが、その保険料の中で占める割合は普通徴収者が13.5%ということになっております。それぞれあとは、国庫負担金、介護給付負担金については 950万円の減額。 次の、調整交付金、補正額 643万 1,000円、これは5%相当額ということでございます。 次のページ、支払い交付金ですが、先ほど申し上げました 2,809万 1,000円の減額、県の分として県支出金が 746万 1,000円でございます。 あとは、歳出の方に行きますが、5ページ。 歳出で、まず総務費の一般管理費等については、節でございますございますとおり、人件費を含めた事務的経費の整理の減額 138万 4,000円でございます。賦課徴収費7万 4,000円についても、それぞれ調整整理でございます。 6ページの介護認定審査会費、1目の認定調査等費 111万 1,000円の減額。それから認定審査会共同設置負担金78万 4,000円でございますが、それぞれ認定調査に必要とする費用の調整による減でございます。 次の、1枚おめくりをいただきまして7ページでございますが、まず、歳出の保険給付費でございます。 1目サービス等諸費 2,856万 6,000円については、この説明欄にありますとおり、居宅介護サービス給付費更正減 1,381万円、施設介護サービス給付費更正減 1,062万 9,000円の減、居宅介護サービス計画給付費更正減 412万 7,000円という内容でございます。 次、2項、1目の支援サービス等諸費についても、 2,983万 1,000円の減額となりますが、それぞれ説明欄に記載のとおり、居宅支援あるいは特例居宅支援等々の経費の見積もり整理の結果による減でございます。 8ページの審査支払手数料43万 8,000円の減額となりますが、これは国保連合会に支払いをするために連合会に審査をしていただく費用でございます。 以上でございますが、給与費明細等別紙につけております。これも国民健康保険と同じく現時点で実績、積算の見込みを計算をいたしまして、それそれ補助金等の申請を了した時点で補正を組ましていただきましたので、それぞれ負担金等交付金については、それの割合によって、実績により、翌年度精算されますので、よろしくお願いをいたします。 以上です。 ○議長(鈴木隆夫) これより質疑を行います。質疑ありませんか。 鈴木政夫君。 ◆18番(鈴木政夫) ただいまの説明によりますと、全体として今回の補正では 6,200万円減額ということ。中身の問題としては、支出の面で介護サービスで 2,800万円、支援サービスで 2,900万円、それぞれ減額になっているわけです。この減額の原因は一体何なのかという点です。つまり、当初見込んだよりも減額になったということは、やはり当初の見込みどおり介護保険のサービス事業が進んでいないのではないかというふうに思うわけでありますけれども、そうなのかどうかということをまず確認したいというふうに思うのですが。だとすれば、その中身は一体何なのか、なぜそうなっているのかというような問題等々もあろうと思いますが、実際仕事をやっていて、感じている点等々もあろうかと思いますので、その辺ひとつご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(鈴木隆夫) 福祉健康課長。 ◎福祉健康課長(松本守) ただいまの18番、鈴木政夫議員の質問にお答えをします。 まず、減額補正の内容、どういう原因かというご質問でございますが、当初予算の編成時にもお話し申し上げましたとおり、町は介護保険事業を実施するために、それぞれの調査等を実施しまして、それぞれの介護給付計画を策定をいたしております。 それで、まず保険料の算定に当たりましては、平成12年、13年、14年までの3カ年間の給付費総額からそれぞれ保険料を算定して、保険料については、3年間据え置かれるというふうなことで編成をしたところでございますが、実際、サービス面がどうかというふうなことになりますと、既に皆様方も新聞、テレビ、マスコミ等の報道でご承知かと思いますが、地域差はあったにしても、かなりいわゆる計画よりも利用度が伸びていないというふうなことになっております。これは、いろいろな原因があろうかと思いますが、まずは、いわゆるまだそれほど大きな回数のサービスを必要としない方等がかなりいることと、それからそれぞれ介護度によって定められた限度額まで使わないという状況で、平均しますと50%から60%というふうな状況でございます。 さらには、まだまだ今回、県の方でもアンケート調査を実施しまして、その内容等の原因究明をこれから整理をしていくということになりますが、それぞれの地域においてまだまだ自分の家族がいる段階においては、なかなかサービスを受けにくいという社会状況も反映さていると。実際的にはホームヘルパーやら、デイサービスを利用したいということもありますが、地域性がありまして、本人の強い意思もあります。なかなかそこまで到達していないというふうな分で、総体的には初めての年でもございますので、給付費が当初計画よりも若干下回ったという状況でございます。 詳しくは、皆様のお手元に配付をしております資料ナンバー5を後ほどご覧をいただければ幸いだというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(鈴木隆夫) 鈴木政夫君。 ◆18番(鈴木政夫) 課長から答弁があったわけでありますが、やはり、社会的な状況ということよりもむしろ介護保険の中身が問題なんではないかなというふうには思いますので、例えば個人負担の問題とか、さまざまな問題があります。したがって、そういう点を今後の執行に当たっては、やはり十分配慮した上で当たっていただきたいということ。これは要望として申し上げておきます。 ○議長(鈴木隆夫) これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 討論なしと認めます。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 異議なしと認めます。 よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △日程第11 議案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(鈴木隆夫) 日程第11、議案第5号、平成12年度棚倉町簡易水道事業特別会計補正予算を議題といたします。 議案の説明を求めます。 水道課長。 ◎水道課長(松本則雄) 議案第5号についてご説明いたします。 別冊の棚倉町簡易水道事業特別会計補正予算書をご覧いただきたいと思います。 まず議案を朗読いたします。 議案第5号 平成12年度棚倉町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)。 平成12年度棚倉町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ 252万 2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億 7,030万 6,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 (地方債の補正) 第2条 地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。 平成13年3月6日提出 棚倉町長。 1枚めくっていただきまして、3ページ、第2表地方債補正でございます。 今回、限度額を 360万円増額をいたしまして 6,980万円としたものでございまして、事務事業の確定及び国庫補助事業等の確定に伴う起債額の変更でございます。 起債の目的、起債の方法、利率、償還の方法については変更ございません。 1枚めくっていただきまして、2ページ事項別明細書の2の歳入からご説明をいたします。 1款1項1目山岡簡易水道使用料50万円を追加いたしまして 569万 5,000円に、2目高野西部簡易水道使用料12万円を追加いたしまして 247万 7,000円に、3目瀬ケ野簡易水道使用料7万円を追加いたしまして 110万 4,000円に、4目途中給水施設使用料3万円を減額いたしまして47万 5,000円に、計66万円を追加し、 975万 1,000円にしようとするもので、いずれも現在までの使用水量の実績等を勘案した増及び減というふうにしたものでございます。 次に、2款1項1目の一般会計繰入金でございますが、事務事業の確定見込みに伴います繰入金の減で、今回 538万 5,000円を減額し、 3,386万 3,000円にしようとするものでございます。 開いていただきまして、3ページ、4款2項5目の雑入 133万 1,000円を減額し、 724万7,000 円にしようとするもので、これは、説明欄にございますように、山岡簡易水道鍋沢地区で県発注の砂防工事に伴います配水管布設替補償工事金更正減 201万 6,000円及び消費税の申告による還付金の増60万円であります。 次に、5款1項1目、簡易給水施設国庫補助金でございますが、戸中川前簡易給水施設整備事業の確定に伴う6万 6,000円の減額でございます。 次、4ページ、6款1項1目簡易給水道事業債でございますが、先ほど第2表地方債補正の欄でご説明のとおりでございます。 次に、3の歳出でございます。 1款1項1目簡易水道管理費、今回95万 4,000円を減額し、 2,314万 4,000円にしようとするものでございますが、その主なものは、説明欄にございますように、山岡簡易水道の管理費、配水管水管布設がえ補償工事の確定見込み等に伴う減額等であります。 開いていただきまして、5ページ、2款1項1目、戸中給水施設管理費でございますが、14万 4,000円を減額し、67万 5,000円にしようとするもので、施設の維持管理についての事務事業の確定見込みによるものでございます。 次に、2款2項1目戸中川前簡易給水施設整備費でございますが、今回 142万 4,000円を減額し、1億 3,013万 5,000円にしようとするものでございまして、これも戸中川前の事業費の確定等見込み等によるものでございます。 以上が、補正の内容でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木隆夫) これより質疑を行います。質疑ありませんか。     (「なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 質疑なしと認めます。 これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 討論なしと認めます。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 異議なしと認めます。 よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △日程第12 議案第6号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(鈴木隆夫) 日程第12、議案第6号、平成12年度棚倉町公共下水道事業特別会計補正予算を議題といたします。 議案の説明を求めます。 下水道課長。 ◎下水道課長(安部憲雄) 議案第6号についてご説明申し上げます。 まず、別冊の補正予算書の1ページをご覧いただきたいと思います。 議案を朗読いたします。 議案第6号 平成12年度棚倉町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)。 平成12年度棚倉町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ 692万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億 5,634万 5,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 (地方債の補正) 第1条 地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。 平成13年3月6日提出 棚倉町長。 次に、3ページの地方債補正でありますが、限度額を 860万円減額しまして、 6,620万円にしようとするものでありまして、起債の方法、利率、償還の方法は変わりありません。 次に、補正予算に関する説明書の2ページをお開きいただきまして、歳入でありますが、主なものとしまして、1款分担金及び負担金 173万 7,000円、2款使用料及び手数料、1項使用料 200万 9,000円の追加、これは一括納付及び接続件数の増によるものでございます。 5款繰入金 210万 8,000円の減、8款町債 860万円の減につきましては、いずれも事務事業の確定及び確定見込みによるものでございます。 次に、4ページ、歳出でありますが、1款総務費 165万 3,000円の減、これは使用料徴収業務委託費等の確定によるものでございます。 2款公共下水道事業費 526万 7,000円の減、設計委託費や工事請負費並びに水道管移設補償費等の確定によるものでございます。 以上、歳入歳出予算の総額から、それぞれ 692万円を減額しまして、5億 5,634万 5,000円にしようとするものでございます。このほか、地方債に関する調書を添付してございますので、ご覧いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木隆夫) これより質疑を行います。質疑ありませんか。 一ツ松喬義君。 ◆9番(一ツ松喬義) 2ページですけれども、まず、下水道事業受益者負担金、それから、下水道使用料について、今回の補正の対象数、それと4ページで、今回出てきまして、浄化センターの管理費が 3,476万 1,000円、その管理費と補正をした後の額、それで使用料、その他の歳入に入ってくるバランスを見ると、なかなか経営が困難な感じに見受けられるんですけれども、その点についての補正してまた続けてやって、見通しについてちょっとお伺いしたい。その2件です。 ○議長(鈴木隆夫) 下水道課長。 ◎下水道課長(安部憲雄) お答えいたします。 まず、負担金及び分担金の追加でございますが、年度途中による一括納付3件分による追加でございます。 それから、使用料につきましては、3月末までで 344件の追加を見込んで計上させていただきました。 それから、浄化センター関係についてですが、今回につきましては、減額補正しておりまして、これらの費用については原則的に使用料で充てることとしておりますが、現時点では供用開始まだ間もないということで、十二分に使用料だけで賄うというふうな状況にはありませんのでご理解いただきたいと思います。 ○議長(鈴木隆夫) 鈴木政夫君。 ◆18番(鈴木政夫) ただいまもちょっと出ましたが、2ページ、歳入歳出予算の補正、ただいまの説明によりますと使用料が 344件を見込んで計上したということでございますが、供用が可能な地域でこの 344件という件数はパーセントにすると何%になるのか。これをまず明らかにしていただきたい。残った人たちに対してはどういうふうな今後対応をしているのかという点が第1点です。 それから、地方債の補正が出されております。今回、限度額として 6,620万円ということで、ただいまの説明ですと、基本的には使用料でもってこれを償還していきたいという話でありますが、残念ながら加入者の状況というのは、ただいま申し上げたとおり、となりますと、これは今後の償還についてはどのような方法でやっていこうとするのか、その見通し等についてひとつお聞かせいただきたい。 ○議長(鈴木隆夫) 下水道課長。 ◎下水道課長(安部憲雄) お答えいたします。 まず 344件は、現在の接続の何%ぐらいになるのかというふうなことでございますが、今現在工事費用も含めまして 106件の接続予定しておりまして、これらの方々の1月から3月までの使用料の件数がこれだけになるということでございます。 それから、未接続の方についてはどういうふうにしていくのかということでございますが、下水道課全職員でもって各戸訪問等を実施しまして、水洗化の促進に努めているところでございます。 それから、地方債につきましては、使用料で償還するということではごさいませんので、使用料につきましては、あくまでも維持管理費に充当するというふうことでございます。 地方債の償還そのものにつきましては、受益者負担金等、それでそのほか不足する部分につきましては、一般会計の繰入金によって償還してまいりますのでご理解いただきたいと思います。 ○議長(鈴木隆夫) 鈴木政夫君。 ◆18番(鈴木政夫) 私が、お尋ねしたのは、 344件というのは接続可能な地域の中で、パーセントとしては何%になっているんですかと、それを知らせていただきたいということでした。 ○議長(鈴木隆夫) 下水道課長。 ◎下水道課長(安部憲雄) お答えいたします。 接続可能地域の戸数からしますと、これは 344件といいますのは、あくまでも1月から3月までの使用料を徴収する件数でありまして、1件につきまだ2回の納入が残っているわけでございまして、現在の接続の状況を言いますと、接続可能戸数に対しまして、正確な数字は今ちょっと手元にございませんが約54%というふうに記憶しております。 ○議長(鈴木隆夫) 一ツ松喬義君。 ◆9番(一ツ松喬義) まず、今の54%ということは、約半分残っているということになるわけですけれども、それを頭に入れながら、5ページの今表を見せていただいて、前年度はそれから今年度までを比べますと、総額において 3,772万 5,000円の残が減額になっていますね。それから、今回は 1,128万 5,000円と、そこから増額になっています。それで、この補正をすることについてと、今後の下水道の事業についても、これはどういう……大切な指標になると思うんです。それで、今、公共下水道より接続する人の伸びがだめで、接続率が悪いということになって、当初計画された公共下水道事業の進め方は従来のままでやっていくという計画で順次進めていくということになりますと、今度は、当該年、来年、再来年でいきますと、その経過(聞き取り不能)ことがはっきりわかるわけです。 だから、先ほど私が質問しました今後について、どういう地域があるのかというご質問についての答弁ちょっとあいまいだということなんです。それで今、18番議員からの質問に対しても、余り明快なわかりやすい説明ではなかったんですけれども、その点について、補正にかかわらず公共下水道を見つめていく上からしても重要な問題だと思いますので、もう一度答弁いただきたいと思います。 ○議長(鈴木隆夫) 下水道課長。 ◎下水道課長(安部憲雄) お答えいたします。 今後の下水道事業をどういうふうに展開していくのかというふうなことでございますが、優先整備しなくてはならない地域の優先順位等を定めながらやって整備してまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(鈴木隆夫) これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 討論なしと認めます。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 異議なしと認めます。 よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △日程第13 議案第7号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(鈴木隆夫) 日程第13、議案第7号 平成12年度棚倉町農業集落排水事業特別会計補正予算を議題といたします。 議案の説明を求めます。 下水道課長。 ◎下水道課長(安部憲雄) 議案第7号についてご説明いたします。 別冊の補正予算書の1ページをご覧いただきたいと思います。 まず、議案を朗読いたします。 議案第7号 平成12年度棚倉町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)。 平成12年度棚倉町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ 2,016万 6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億 7,513万 2,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 (地方債の補正) 第2条 地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。 平成13年3月6日提出 棚倉町長。 次に、4ページの地方債補正でありますが、限度額を 1,190万円減額しまして、 8,650万円にしようとするものでありまして、起債の方法、利率、償還の方法は変わりありません。 次に、補正予算に関する説明書の2ページをお開きいただきたいと思います。 まず、歳入でありますが、2款使用料及び手数料 144万 2,000円の追加は、現在の接続件数の増加によるものでございます。 3款県支出金 687万 5,000円、4款繰入金 339万 7,000円、それぞれの減は事務事業の確定及び確定見込みによるものでございます。 6款諸収入1万 7,000円、54万 7,000円の追加は、預金利子や消費税の還付金等の確定よによるものでございます。 7款町債 1,190万円の減は、先ほど町債のところでご説明したとおりでございます。 次に、4ページ、歳出でありますが、それぞれ事務事業の確定並びに確定見込みによるものでありまして、主なものとしまして1款総務費、2目処理場管理費 111万 6,000円の追加、これは汚泥の処分料 151立米の増に伴う委託費でございます。 2款、農業集落排水事業費 2,010万 5,000円の減、これは一般職員費や工事請負費、並びに水道管移設補償費などの確定によるものでございます。 次に、5ページ、3款公債費87万 7,000円の減、これは償還金及び一次借入金の利子確定によるものでございます。 以上、歳入歳出予算の総額からそれぞれ 2,016万 6,000円を減額しまして、2億 7,513万2,000 円にしようとするものでございます。 このほかに、地方債に関する調書、給与費明細書を添付してございますのでご覧いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木隆夫) これより質疑を行います。質疑ありませんか。 一ツ松喬義君。 ◆9番(一ツ松喬義) 公共下水道事業と同じく、農業集落排水事業のこれによって現在参入されている戸数について。 それから、6ページの同じく地方債なんですけれども、農業集落排水事業をほぼやってきて、最終的にわかりやすく言いますと借金が7億 6,824万 3,000円と、こういうことになっておりますので、これもなかなか維持管理をしながらの償還ということになりますと、大変は目に見えております。 そういったことで、社川地区の農業集落排水の工事をされたところを私は歩いてみますと、(聞き取り不能)各戸の方々の意見がかなりあるんです。それで先ほど公共下水道事業も職員が一生懸命に今度は説得しながら歩いていくという話ですけれども、そういうちょっと大変な問題がありますね。それを従来の手法のままで、早期に参入してもらって、効率よくやっていくということはなかなか難しいと思うんです。それで、補正をふまえて、平成13年度に向かってもなんか新しい手法を考えて挑戦していかないとなかなか大変じゃないかと思われます。そういったことから、町長の方針として、公共下水事業を同じく農業集落排水事業のスムーズな運営ができる努力といいますか、そういう方策を新たに真剣に考えていただきたいなということです。 それからもう一つ、これは最後なので、今回の補正を見まして、一般会計から農業集落排水までやりまして、全般に一般会計の借金が減って、特別会計の(聞き取り不能)それで……、その説明の中で、今後、取り組みの中で積極的にやっていくためにそういうことを十分に考慮して、やっていってほしいということなんです。そういうことで……     (「課長が答えるようなことを聞いたら」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 一ツ松喬義君、簡単明瞭にお願いします。 ◆9番(一ツ松喬義) 横からいろいろ来たのに反応したのでちょっと……。 そういったことで、今言う将来の問題、償還にあたる、その問題と、先ほどの浄化センター云々の維持管理に当たるための使用料の徴収についての問題で、これも同じく足りませんよということで話をしているわけですので、その点について、担当課としては特段の努力をしなくてはならないという意味なんです。 それで最終的に7億 6,824万 3,000円というのが残っておりますので、なおそれを十分に頭に入れて新しい考えをつくると、こういうことです。 ○議長(鈴木隆夫) これで質疑を終わります。 これより討論を行います。 ◆9番(一ツ松喬義) 質疑じゃなくて戸数とかその他を質問したんですよ。 ○議長(鈴木隆夫) 今のは要望と聞こえたんですが。 ◆9番(一ツ松喬義) それは2つ目でしょう。 最初は、公共下水道事業と同じく農業集落排水の現状、補正やってやった分についての戸数はどうですかという質問についてパスはいけませんね。 ○議長(鈴木隆夫) 下水道課長。 ◎下水道課長(安部憲雄) 現在の接続の状況についてご説明いたします。 接続可能戸数 266戸に対しまして、現在、工事中も含めまして 102件で、接続率は38%になっております。そのほかの未水洗化のご家庭につきましては、公共下水道同様に課の全職員でもって個別訪問を実施し、早急に接続していただくようお願いしているところでございます。 以上です。 ○議長(鈴木隆夫) これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。     (「なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 討論なしと認めます。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 異議なしと認めます。 よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △日程第14 請願第1号の上程、委員会付託 ○議長(鈴木隆夫) 日程第14、請願第1号 義務ではないミニマムアクセス米の輸入量を大幅に削減することを求める請願書を議題といたします。 紹介議員から請願についての説明を求めます。 服部トモ子議員。 ◆17番(服部トモ子) 日程第14、請願第1号 義務ではないミニマムアクセス米の輸入量を大幅に削減することを求める請願書。 請願団体名 福島県県南農民組合組合長吾妻一郎。 住所 福島県西白河郡東村蕪内字大久保 155-1。 請願の趣旨についてはここに書かれていますので、説明をいたしたいと思います。 今、日本の米作農家は深刻な状況に追い込まれています。米の消費が少なくなったと一般的に言われておりますが、実はこの5年間に輸入されたミニマムアクセス米の総量は 271万トンになっています。一方過剰米は 229万トンになっており、過剰米を理由に減反は強行拡大されております。 本請願は、日本における需要と供給のバランスを崩すミニマムアクセス米の輸入量を大幅に削減することを求める請願であります。しかも、ミニマムアクセス米は、決して輸入義務ではなく、輸入機会の提供にすぎないことを訴えております。 ぜひ、採択されるようお願いいたしまして説明といたします。     (「議長、議事進行をひとつ」と発言する人あり) ○議長(鈴木隆夫) 一ツ松喬義君。 ◆9番(一ツ松喬義) この請願の審査にあたりまして、ここが手元に日程表が来ていますけれども、これは(聞き取り不能)と書いてあるんですけれども、この質疑というのは何ですか。 先ほどの委員長の説明であれば、請願者からの上程されている内容の説明を採決という、日程報告のときにありましたね。それで、(聞き取り不能)上程についてだけ(聞き取り不能)それは今の(聞き取り不能)議長やるわけですか。 ○議長(鈴木隆夫) それでは(聞き取り不能)ます。紹介議員に質疑を行います。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 一ツ松喬義君。 ◆9番(一ツ松喬義) 質疑をする前に一言私の意見を述べたいと思いますが、従来、請願審査はエイ(聞き取り不能)ということになって(聞き取り不能)ときに審査してもらう。(聞き取り不能)での(聞き取り不能)は、適正ではないという判断になっています。もちろん私の質疑は出てきておりますが、ただ建設経済常任委員会などで他の委員会の質疑分野を本会議でやっちゃうという、事前にやってあることはちょっと問題かなと、これ最初の試みなので、今までこういうことはなかった。それで(聞き取り不能)として議長に(聞き取り不能)にお諮りいただいて(聞き取り不能)いただいて質疑をすべきかすべきでないか、(聞き取り不能)委員長が終わって、やって(聞き取り不能)をここで議長に十分にお諮りしていただきたい。それでもしこの場で(聞き取り不能)なれば私は質疑をさせていただきます。 ○議長(鈴木隆夫) 鈴木政夫君。 ◆18番(鈴木政夫) ただいま一ツ松議員からお聞きのような話がありましたが、これにつきましては、議運委員会で検討した結果、けさほど報告をいたしましたが、まず本会議で請願を議題とするに当たって紹介議員の説明を求め、そしてその後に議長が該当する委員会に付託をするわけでありますが、その際、もしどうしてもこれは委員会以外の人で聞いておきたいという点があれば、若干の質疑もそれは受けるという趣旨でありまして、ここで深く、委員会でやるような質疑をやるという意味では常識的にないというふうに思っております。また議運委員会でもそういうふうな話し合いをいたしました。 したがって、結論から申せば、別に質疑をさせないということではありませんが、これは常識的な範囲において質疑がもしどうしてもあれば、それは出していただいて答弁すると、こういうことになろうかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(鈴木隆夫) ただいま議運委員長の報告のとおりでございますので、ご了承願います。 一ツ松喬義君。 ◆9番(一ツ松喬義) 議運委員長の報告があったからそのとおりではなくて、議運の委員長の報告を受けて全議員に諮ってくださいという私のさっきの主張を、議長から全議員にやるやらないという意思表示を全部の議員からとっていただきたいです。それが、(聞き取り不能)かえってわかりやすい。これは私の意見です。 ○議長(鈴木隆夫) 今までは委員会だけの付託でございました。しかしながら議運委員会において、付託された委員会以外の方も少しでも知識を持った方がいいんじゃないかというようなわけで、ここにけさほど議運委員長から報告がありましたとおり、この議題を挙げたような次第でございます。ご了承願います。 一ツ松喬義君。 ◆9番(一ツ松喬義) 議会の議事進行が非常に混雑しているようですけれども、一番の問題は、議員が詳しく知ってというのは、委員会付託をして報告を受けてから知れるでしょ。だから、議運で決めたこと事態私はおもしろくない、うまくないよと、そう委員会で……であれば委員会を信頼して、やっていくことが正しいということで議長の判断を求めてくださいと。今の議長の態度といったら、どっちかどっちかわからない。 ○議長(鈴木隆夫) 一ツ松喬義君、この質問は、この請願についての質問のみにしてください。 ◆9番(一ツ松喬義) 質問じゃなくて私は議事的にさっき挙げたんです。 ○議長(鈴木隆夫) 議事進行じゃありません。質問と言いました。 はい。 ◆10番(近藤亥市) 今、一ツ松議員が言っているのは、この日程表の第1日目の請願第1号、2号と書いて上程、質疑とありますから、それを理解するまで(聞き取り不能)ということで紹介議員の説明だけであとは委員会で質疑するということで、これを(聞き取り不能)で質疑となっているからこれを言っているだけで、それをミスプリントにすればオーケーだと思います。 ○議長(鈴木隆夫) それでは、暫時休議をいたします。                         (午後2時20分) ---------------------------------                         (午後2時28分) ○議長(鈴木隆夫) 休議前に引き続き再開いたします。 --------------------------------- ○議長(鈴木隆夫) ただいま請願の問題につきまして、暫時休議をいたしまして協議しました結果、会回の説明のみということで、紹介者の説明のみで常任委員会に付託することにいたしますのでよろしくお願い申し上げまして、訂正いたします。 ◆9番(一ツ松喬義) そうしますと先ほどの質疑は取り消しということになりますね。私の。 ○議長(鈴木隆夫) はい、そのとおりでございます。取り消します。 それでは、本請願については、建設経済常任委員会に付託いたします。 --------------------------------- △日程第15 請願第2号の上程、委員会付託 ○議長(鈴木隆夫) 日程第15、請願第2号 繊維製品の緊急輸入制限(セーフガード)の発動を求める意見書提出の請願を議題といたします。 紹介議員から、請願についての説明を求めます。 鈴木政夫君。 ◆18番(鈴木政夫) ただいま議題となりました、請願第2号 繊維製品の緊急輸入制限(セーフガード)の発動を求める意見書提出の請願について、紹介議員として説明をしたいというふうに思います。 ご案内にように、最近における繊維製品、それにかかわる業界は安い低価格の輸入製品によって、大きな打撃を受けております。町内にも数多くの裁断、縫製、仕上げなどなどの業者がおります。これらの業者も例外なく深刻な影響を受けておりまして、中には廃業に追い込まれるという方が続出をしております。このことは地域経済にも大きな影響を与えております。 WTO協定に基づく緊急輸入制限、いわゆるセーフガードは輸入の増加が国内の生産に重大な損害を与え、または恐れがある場合は、輸入に対する緊急輸入措置をとることができると明確に定めております。したがいまして、今日、このセーフガードの発動が日本の業界と業者を救済する道であると、こういうことで本請願が提案されております。 十分ご審議の上、採択されるよう求めまして、私の紹介議員としての説明を終わります。 ○議長(鈴木隆夫) 説明が終わりましたので、本請願については、建設経済常任委員会に付託いたします。 --------------------------------- △散会の宣告 ○議長(鈴木隆夫) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 大変ご苦労さまでした。                         (午後2時31分)...