○議長(
鈴木清美君) 議案第1号について、
全員協議会において説明を受けておりますので、説明を省略し、質疑に入ります。 質疑のある方は質疑を許します。 3番、
白石正雄君。
◆3番(
白石正雄君) まず、税金の還付でありますが、還付でありますから、そうは住民から意見が出てくるということはないのかなというふうには思うんですが、納税者に対する説明はどういうふうにしていくのか。ただ単に、通知1本で終わりということにはならないんだろうというふうに思いますけれども、その辺のところですね。 あわせて、こういった
事務執行上のミスが出てくるという場合に、
行政責任がやっぱり問われるわけです。この
行政責任をどうするのか。以前にもありましたので、あまり強いことは言えないと思いますが、以前にもあったときにはそのままで来たということもありますので、今回もそのままするのかと。一度そういうことをやりますと、次から次とこういう状態が出てくる可能性はあるわけです。ですから、その辺の
行政責任についてどういうふうにするのかということが2つ目。 それから、
ワクチン接種の予算が出ています。これ、どういう
ワクチンにするのか、今、住民の間では、この
ワクチンに対する不安というのが物すごいです。
医療従事者にまず最初に接種をするということでありますが、
医療従事者をモルモットにするのかというような声も出てきているわけです。この
ワクチン、一体どういう
ワクチンを使うのか、ぜひ知らせていただきたいというふうに思います。そしてまた、接種はどこでやるのか。村民に対する接種の場合にはどういう順序で、どういう経過でもって知らしめてやっていくのかというようなところもちょっとお聞きしたいというふうに思います。 以上です。
○議長(
鈴木清美君)
税務課長、三村弘君。
◎
税務課長(三村弘君) それでは、お答えいたします。 還付金の関係につきましては、議員おっしゃるとおり重大なミスでありますので、こちらは公表ということを考えております。 また、各該当者に対しての返還につきましては、一軒一軒訪問して、謝罪しながら説明をし、返還していきたいと考えております。 以上です。
○議長(
鈴木清美君)
住民福祉課長、
松川和孝君。
◎
住民福祉課長(
松川和孝君) それでは、お答えいたします。 現在、国のほうから示されております
ワクチンでありますが、製造会社としましては、
武田モデルナ社ワクチン、それから、
アストラゼネカ社ワクチン、それから、
医療機関での使用ということでありますが、同じ
アストラゼネカ社の
COVID-19というふうな
ワクチン、失礼しました、そこはちょっと別の資料でございました。先ほど申し上げました
武田モデルナ社の
ワクチン、それから
アストラゼネカ社の
ワクチン、それから、
ファイザー社ですか、こちらの
ワクチンが今、示されているところであります。 それから、
医療従事者を優先して接種することに対するご質問といいますか、ご意見がございましたが、これは、そういう見方がないとは言えないかもしれませんけれども、現在、危機的な状況にある
医療体制、
医療機関の状況を勘案しまして、
医療従事者を先行して接種するというふうな国の判断かなというふうに認識しているところであります。 それから、村民への接種でありますけれども、先ほども
全員協議会の中で触れましたが、
接種順位といたしましては、
医療従事者をまず先行して行うと。次に高齢者への接種、それから基礎疾患を有する方、それと
高齢者施設の従事者で、それらの方々が終了になりましたらば、それ以外の方々に接種をするというふうなことを今考えているところであります。 今、その接種の体制、先ほどもちょっと触れましたけれども、本日も
事務レベルの会議、協議が行われているところでありますが、広域的な
接種方法と
市町村単独での接種というふうな2通りのやり方があるわけでありますが、現在、
白河医師会との調整の中では、なかなか
広域接種が難しいというふうな意見が医師会のほうから出ているというふうな情報は入っております。 各市町村が独自に接種の
医療機関を選定するとなれば、泉崎村におきましては
南東北診療所が唯一となっておりますので、今日の協議を含め、今後の管内の状況などを推移していくかというふうなところはあるんですけれども、先日、これも
事務レベルではありますけれども、
南東北診療所と
ワクチンの
予防接種のほうにつきまして、
市町村単独実施となった場合には協力をお願いしたいというふうなところで依頼をしてきたところであります。そういった形で実施する上で、様々な問題点も発生するかとは思いますが、それらは今後の協議の過程の中で解決していきたいというふうに考えております。 接種の場所でありますが、
南東北診療所は通常の診療を行いながらの
予防接種というふうなことになっていきます。
南東北診療所に接種をお願いすることが確定した場合、あるいは広域でやることとなった場合におきましても、接種の場所につきましては
保健センターを考えております。
ワクチン接種の村民への周知等につきましては、本
予算成立後に、
接種券等をまず作成、印刷については、業者のほうに発注をいたしますが、接種の具体的な流れ、これもまだはっきりとした時期が示せるかどうか、その辺の基となりますのは、1日何人接種できるのか、接種する医師、看護師がどの程度確保できるか、それによって1日の接種者、あるいはそれによっては、または接種の期間、そういったものも大きく左右されるということがありますので、ある程度その辺の見極め、日時が確定次第、村民の皆様には広報等で周知を図った上で、接種券を個別に発送していくといった流れになるかというふうに考えております。 私からは以上です。
○議長(
鈴木清美君) ほかにございませんか。 (発言する者あり)
○議長(
鈴木清美君)
白石正雄君。
◆3番(
白石正雄君)
行政責任問題のほうは、課長さん方は答えられないと思うんですよ。やっぱり、これ村長、
執行者側から答えていただく以外ないわけですけれども。
行政責任を取らせるというのは、いろんな方法があるわけです。訓戒とか訓告、そのほかに色々、強度のものから軽度のものまであるわけです。その辺ではやっぱり、きちんと村長のほうから担当に対して訓戒を与えるとか何かというのは、やっぱり責任の取らせ方をする必要があるというふうに思うんですけれども、どうですか。
○議長(
鈴木清美君) 村長、
久保木正大君。
◎村長(
久保木正大君) それでは、お答えします。 まず、こういった、私から言わせると、基本的な中身だと、業務だというふうに思っています。その分野でこういったミスが起きたということに対して、心よりおわびしたいというふうに思います。 大体、私の担当のほうから、課長のほうから全体の流れというのは報告受けましたけれども、平成26年から5年間ぐらいの間だけということでありますから、その前あるいはその後、そういったミスは起きていないということを考えると、やはり基本的には、そこのところを担当した者が大きな責任があるんだろうなというふうに思っています。いずれにしても、ここの部分についてはもう一度詳細に我々は具体的に精査をして、そしてその後に、何が原因だったんだか、そして、これはやはりそういった懲罰を含めた問題で、どこまで責任があるんだということをしっかりとこれから詰めていきたいというふうに思っています。 今まで報告を受けていた中には、ほとんどのこの業務、みんな役割分担でやっていますけれども、
固定資産税関係もほとんど何年間も同じ担当者が実施していたということを踏まえると、やはり緊張感が欠けていたんだろうというふうに思いますし、先ほど課長から話があったように、やはりこの
システム、税務課のそういったところに何か問題がなかったのかということ、大体は担当者だけではなくて、上司の部分まで発議して承諾印を押していますから、そこのところを本当に上司も含めて中身をしっかりとチェックしたのかということがあると思います。 いずれにしても、私
ども責任がないわけではないですけれども、その辺は、しっかりしたそういう
システムをつくらなかったということが我々には問われるのかなというふうに思っています。いずれにしても、これからそういったことのないように、しっかりと中身の改善、改革をしてまいりたいというふうに思っております。 これから公表等、これは義務的なものもありますから、しっかりと説明をさせていただいて、その後に我々、そういった罰則のことも含めて、しっかりと処理をしていきたいというふうに思います。
○議長(
鈴木清美君) 3番、
白石正雄君。
◆3番(
白石正雄君) 質問というよりは意見ですけれども、以前にもこういった事務上のミスというのは何件か出てきていました。こういうときに、やっぱり最低でも村民に公表しながら、行政のトップに立つ者として、きちっと軽度の訓戒とか訓告とかという形で、緊張感を高めるというんですか、やっぱり行政を執行する側として、当然やるべき責任ということが問われるんだろうというふうに思うんです。 ですから、そうした点では今後、今、村長答弁の中でもありましたように、具体的にどういう問題点があるのかというようなことを詰めながら、再発防止に努めていくと同時に、やっぱり村長として、そういった職員に対してきちんと訓告をしましたとか、訓戒を行いましたというようなことで、村民にも公表していく必要があるんだろうというふうに思います。そうしないと、何か、何でも行政側ではそういったミスがあっても
行政責任を取らせることもできないという形で推移してきているというふうに、村民には映るものですから、そうした点で、小さなことではありますけれども、小さなことと言うのはちょっと失礼かな。事によってはこれ、重大な問題に発展する可能性もあるものですから、やっぱりその度合いに応じてそれなりの
行政責任を取らせていくと。要するに
行政責任を執行していくというんですか、そういう対応が必要なんだろうというふうに思います。 一つの意見ですので、申し上げておきたいというふうに思います。
○議長(
鈴木清美君)
白石議員、答弁はいいんだな。
◆3番(
白石正雄君) はい、いいです。
○議長(
鈴木清美君)
住民福祉課長、
松川和孝君。
◎
住民福祉課長(
松川和孝君) 先ほどの
白石議員の質問の中で、どのような
ワクチンがあるかというふうなおただしがありましたけれども、私のほうからは、
ファイザー社の
ワクチン、それから
武田モデルナ社ワクチン、それと
アストラゼネカ社ワクチンというふうな社名等、
ワクチンの内容を申し上げましたが、手持ちの資料の中身は薬事承認前ということでありまして、あくまでも予定であるというふうなことが記載されておりましたので、そこを付け加えさせていただきたいと思います。 以上であります。
○議長(
鈴木清美君) ほかにございませんか。 2番、
小針辰男君。
◆2番(
小針辰男君)
ワクチン接種についてお伺いします。
新型コロナウイルスワクチン接種の準備を進めていると思いますが、
想定スケジュールも踏まえて、今後の対応策についてお伺いいたします。
○議長(
鈴木清美君)
住民福祉課長、
松川和孝君。
◎
住民福祉課長(
松川和孝君) それでは、お答えいたします。 先ほど
白石議員のご質問にもお答えいたしましたが、現時点で明確な
スケジュールは示すことができない状況であります。といいますのは、接種する
医療機関、医師の体制、医師とともに看護師も同行して接種を行うわけですが、その体制の確立がもう少し先になるというふうなことであります。 そういったことがありまして、接種の順序につきましては、
医療従事者を先行して順次行っていくこととはなりますけれども、その後の
スケジュール、それは1日何人接種できるかとか、週の間で何日接種日を設けることができるかといったところを詳細に詰めていきませんと、なかなかはっきりした
スケジュールはお示しできませんので、そのあたりを調整した上でお示ししていきたいというふうに考えております。 以上であります。
○議長(
鈴木清美君) ほかに。 2番、
小針辰男君。
◆2番(
小針辰男君) 国のほうの指針としましては、2月下旬頃から
医療従事者に接種をし、3月中旬、これは
医療従事者、
コロナ関係者に関わる方に接種と。一般は4月以降というようなアバウトな
スケジュールはありますけれども、それに鑑みながら、泉崎村としてどのように合わせていくのか。 また、今回の予算の中で500人分というような発言がありましたけれども、これはいつ頃の時期に、どのような方に行われるのか。その辺も踏まえて、お願いしたいと思います。
○議長(
鈴木清美君)
住民福祉課長、
松川和孝君。
◎
住民福祉課長(
松川和孝君) それでは、お答えいたします。
小針議員ご発言のとおり、国の
スケジュールといたしましては、先行で実施する
医療従事者あるいは高齢者、これは年度内、3月までに接種を開始するというふうな
スケジュールは示されているところであります。たしか4月以降にそれ以外の方々、一般の住民の方々に対する接種というふうな
スケジュールで示されているところであります。 今回の予算につきましては、当面3月までに接種を予定している
医療従事者あるいは高齢者を含めまして、人数的にこれから詳細を把握していくことになりますけれども、
重症リスクの高い病気を持った方あるいは
高齢者施設等での従業員の方といったことを、可能な限り年度内、3月いっぱいで接種を開始するといったところまでしか申し上げられませんけれども、接種が完了するかどうかについては、体制の整備の仕方によって変わってくるかと思います。今回の予算につきましては、本
年度予算ということでありますので3月末までの予算ということであります。 今後の詳細、一般の住民の方々への接種と人数の把握、あるいは
医療体制への委託の費用、それから
システム等の委託あるいは接種券の作成、印刷等の業務委託といったものを含めまして、3月
定例議会におきましても、
ワクチン接種に関連した予算について
補正予算を計上して審議をお願いしたいというふうには考えております。そこで全村民対象の
ワクチン接種に係る経費の総額を定めまして、議員の皆様方にご提示申し上げまして、審議のほうをお願いしたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
鈴木清美君) ほかに。 4番、
廣瀬英一君。
◆4番(
廣瀬英一君)
医療従事者をはじめとするということですけれども、強制ではないということでしょうね。その確認をしたいと思います。
○議長(
鈴木清美君)
住民福祉課長、
松川和孝君。
◎
住民福祉課長(
松川和孝君) それでは、答弁申し上げます。 あくまでも強制ではないというふうなところではありますが、多くの方に
ワクチンを接種していただくことが、コロナの対策としては有効なのかなというふうには考えております。 以上でございます。
○議長(
鈴木清美君) ほかにございませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
鈴木清美君) 異議なしという声がありますので、質疑を終結し、討論に入ります。 討論を許します。 (「なし」の声あり)
○議長(
鈴木清美君) それでは、討論を終結し、採決に入ります。 お諮りいたします。議案第1号について原案のとおり決定することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
鈴木清美君) 異議なしと認めます。 よって、議案第1号については原案のとおり決定いたしました。
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△閉会の宣告
○議長(
鈴木清美君) 以上をもちまして、本臨時会の日程は全て終了いたしました。ご苦労さまでした。 これにて、令和3年第1回
泉崎村議会臨時会を閉会といたします。 ご苦労さまでした。 (午前10時50分)以上のてん末を記載し、
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和3年1月19日
泉崎村議会議長 鈴木清美 泉崎村議会議員 廣瀬英一 泉崎村議会議員 飛知和良子...