○議長(
三瓶裕司君)
配付漏れなしと認めます。
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△日程第4
総務文教常任委員長報告
○議長(
三瓶裕司君) それでは、日程に従いまして、
委員長報告を行います。 初めに、
総務文教常任委員長より報告を求めます。 10番、
橋本善壽君。 〔
総務文教常任委員長 橋本善壽君 登壇〕
◆
総務文教常任委員長(
橋本善壽君) 去る6月開催の定例会において、当
総務文教常任委員会が、閉会中
継続調査の申出をいたしました令和4年度
主要事業等の
進捗状況について、8月18日に委員会を開催し、調査を行いましたので、その主な経過と結果についてご報告いたします。 まず、
総務政策部より、令和4年度
主要事業等の
進捗状況について説明がありました。委員が、
一般研修事業に関して、こおりやま広域圏及び
ふくしま圏域で事業を実施する本市へのメリットについてただしたのに対し、執行部からは、広域圏における職員研修については、
圏域加盟市町村の職員が、
職員レベルで
圏域市町村の課題及びその解決策を話し合う研修の中で、政策課題を自ら考えるスキルを身につけることや、他
市町村職員との交流を深めることを目的としている。また、効果が出ている
広域圏事業として、こおりやま広域圏において、本宮市民が郡山市の
病児保育事業の施設を郡山市民と同額で利用できるようになったことなどが挙げられる。今後とも、
市民サービスの向上につながる効果的な事業の構築を推進していくとの答弁がありました。 次に、財務部より、令和4年度
主要事業等の
進捗状況について説明がありました。委員が、
契約管理費に関して、現在の契約に係る進行状況についてただしたのに対し、執行部からは、現時点で件数及び時期ともに適切に発注を行っている状況であるとの答弁がありました。また、委員が
財政管理費について、
財政力指数や
実質公債比率の良好な数値の維持と、
市民ニーズに応えられる安定的な
財政運営の両立についてただしたのに対し、執行部からは、本市の
財政力指数は高い数値を維持しており、
実質公債比率及び将来負担比率も良好な状況である。今後も健全財政の維持を念頭に
各種事業を進めていく。また、近年多発している自然災害により
災害復旧事業債の発行を余儀なくされていることから、数年度の公債費の状況に注視するとともに、引き続き、一般財源並びに特定財源の確保に努め、
市民サービスの維持向上に努めてまいりたいとの答弁がありました。 次に、教育部より、令和4年度
主要事業等の
進捗状況について説明がありました。委員が、
篤志奨学資金給付基金事業に関して、奨学金を定住促進と結びつけた返済免除の考えについてただしたのに対し、執行部からは、定住促進に結びつけた返済免除については、今後担当部と内容を共有していくとの答弁がありました。また、委員が、
公民館等長寿命化事業に関して、
白沢公民館大ホールの改修について、増築の考えについてただしたのに対し、執行部からは、構造計算の結果、増築は可能であるが、今後、改修内容を検討している。また、しらさわ
カルチャーセンターの機能を持つ施設として、今年度中に工事に着工を予定しているとの答弁がありました。 以上で、
総務文教常任委員会の報告といたします。
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△日程第5
生活福祉常任委員長報告
○議長(
三瓶裕司君) 次に、
生活福祉常任委員長より報告を求めます。 13番、
川名順子君。 〔
生活福祉常任委員長 川名順子君 登壇〕
◆
生活福祉常任委員長(
川名順子君) 去る6月開催の定例会において、当
生活福祉常任委員会が、閉会中
継続調査の申出をいたしました
所管事項調査の令和4年度
主要事業進捗状況について、8月23日に委員会を開催し、調査を行いましたので、その主な経過と結果についてご報告いたします。 まず、市民部より、令和4年度の
主要事業の
進捗状況について説明がありました。 委員が、
地域公共交通運行支援事業に関する
市街地巡回バスの費用対効果についてただしたのに対し、執行部からは、制度開始から10年以上経過しており、社会情勢の変化により、利用者が年々減少傾向となった背景があるため、
地域公共交通の再編を行い、
利用ニーズが集中している区間の選定や、
運行ダイヤなどを見直し、より乗車率が見込める運用を検討している。また、どの地域においても、交通弱者を生まない定住対策が必要であり、採算性のみにとらわれることなく、真に市民の利便性を考慮した事業としたいとの答弁がありました。 また、委員が、
防災体制整備事業における現在の防災士の
資格取得者数及び今年度の資格補助についてただしたのに対し、執行部からは、防災士の人数は、53名である。今年度の資格補助は5名分を見込んでおり、地域の
防災リーダーを確保するため、支援制度を広く発信しながら
資格取得者に対し支援を行っていきたいとの答弁がありました。 次に、
保健福祉部より、令和4年度の
主要事業の
進捗状況について説明がありました。委員が、要
保護児童等対策地域協議会運営事業に関する
個別ケースの今後の検討予定についてただしたのに対し、執行部からは、小・中学校に出向き67件の
ケース検討会議を行っており、中でも高リスクと考えられる38件については、9月に実施する
実務者会議の中で、
児童相談所や警察も参加し、支援方法の検討を行うとの答弁がありました。さらに、委員が、
子育て支援企画調整事業に関して、
子育て支援アプリの目的及びKPI(
重要業績評価指標)についてただしたのに対し、執行部からは、母子
健康手帳機能によるサポートと併せて、他部署にまたがる情報を一元化することで、
子育て世帯へ分かりやすく簡単に
子育て関連情報を取得してもらうことができると考えている。具体的なKPIについての設定はしていないが、まずは
子育て世帯にアプリを認知していただき、より多くの方に活用していただくため周知を図りたいとの答弁がありました。 以上で、
生活福祉常任委員会の報告といたします。
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△日程第6
産業建設常任委員長報告
○議長(
三瓶裕司君) 次に、
産業建設常任委員長より報告を求めます。 9番、
菅野健治君。 〔
産業建設常任委員長 菅野健治君 登壇〕
◆
産業建設常任委員長(
菅野健治君) 去る6月開催の定例会において、当
産業建設常任委員会が、閉会中
継続調査の申出をいたしました令和4年度
主要事業等の
進捗状況について、8月23日に委員会を開催し、調査を行いましたので、その主な経過と結果についてご報告いたします。 まず、産業部より、令和4年度
主要事業等の
進捗状況について説明がありました。委員が、本宮市
プレミアム付商品券発行事業受付状況についてただしたのに対し、執行部からは、3,000セットの発行に対して、8月23日現在で6,000セットを超える応募をいただいている状況であり、応募内訳としては、
応募用はがきによる申込みが1,205件、ファクシミリによる申込みが123件、ホームページからの申込が800件となっている。個人単位の抽せんによる販売となる見込みであるとの答弁がありました。 また、委員が、
若手農業団体育成事業に関する酒米の取組状況についてただしたのに対し、執行部からは、
本宮若手農業団が大
天狗酒造株式会社と共同で日本酒の開発を進めている。今年度、約40アールの福乃香を作付しており、来年1月から日本酒の製造を始め、年度内での発売を目指している。名称については
本宮若手農業団にて検討中であるとの答弁がありました。 次に、建設部より令和4年度
主要事業等の
進捗状況について説明がありました。委員が、
公園維持管理事業に関して、み
ずいろ公園イベント広場舗装の
完成イメージについてただしたのに対し、執行部からは、従前のみ
ずいろ公園の駐車場について、旧本宮第一保育所と
社会福祉協議会の跡地活用により駐車場が確保できている状況であるため、市民が活用できる
イベント広場として整備していきたい。また、植栽について一部間口を開くことで、
遊具遊び場やトイレからの出入口の確保、
イベント広場の利活用のための電源や水道、排水の確保について検討しているとの答弁がありました。 その後、
所管事項調査として、本宮駅
西口工事箇所及び
市町村合併支援道路整備工事箇所の現地調査を実施し、工事の
進捗状況等の確認を行いました。 最後に、本宮市商工会との
意見交換会を実施し、商工会の現状や、今後の課題等について意見交換を行いました。 以上で、
産業建設常任委員会の報告といたします。
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△日程第7 五百川駅
整備検討特別委員長報告、質疑
○議長(
三瓶裕司君) 次に、五百川駅
整備検討特別委員長より報告を求めます。 16番、作田博君。 〔五百川駅
整備検討特別委員長 作田 博君 登壇〕
◆五百川駅
整備検討特別委員長(作田博君) 去る6月開催の第3回
本宮市議会定例会において、議決設置されました五百川駅
整備検討特別委員会を7月29日と8月19日に開催しましたので、その経過と結果について報告いたします。 まず、7月29日に五百川駅の歴史について、
五百川駅前広場整備計画策定までの経過について、委員間で共通認識を持つため、事務局及び執行部からの説明をそれぞれ受けました。 初めに、議長より、五百川駅駐
停車場整備が進められるに当たり、駅利用の利便性が向上するよう調査研究し、提言をいただきたいとの挨拶がありました。次に、五百川駅の歴史について、事務局へ説明を求めました。説明では、地域住民の熱意により、
五百川信号所から五百川駅に昇格したことなどの説明がありました。 次に、
五百川駅前広場整備計画策定までの経過について執行部の出席を求め、説明を受けました。説明では、
五百川駅前広場整備計画の代替案として、五百川駅駐停車場の整備となった経過についての説明がありました。 次に、今後の委員会の運営について協議を行い、令和5年3月定例会を目標に
特別委員会としての結論が出せるよう、日程を組んで臨んでいくことが確認されました。続きまして、8月19日には、五百川駅駐
停車場整備事業地元説明会の結果について及び五百川駅現地視察を執行部の出席を求め、説明を受けました。 説明では、主な意見として、五百川駅駐
停車場整備について、
五百川駅前広場整備計画について、
県道大橋・
五百川停車場線についてであり、今後の調整で対応可能なものや、引き続き協議が必要なものがあったとの説明がありました。委員からは、
県道大橋・
五百川停車場線の歩道整備についての県への要望状況や、駐
停車場南側の住宅への今後の対応などについての意見がありました。また、短期的な課題について協議したところ、
県道大橋・
五百川停車場線の歩道の整備について、本
特別委員会としても県に対し強く要望すべきであるとの意見の一致を見たところであります。 以上、五百川駅
整備検討特別委員会の報告といたします。
○議長(
三瓶裕司君)
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 異議ありませんので質疑を打ち切ることにいたします。
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△日程第8 議案第70号の上程、
提案理由説明、質疑、討論、採決
○議長(
三瓶裕司君) それでは、日程に従いまして、議案第70号から議案第74号までの案件を一括して配付いたさせます。 〔議案第70号から議案第74号までの案件配付〕
○議長(
三瓶裕司君)
配付漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君)
配付漏れなしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま配付いたしました議案第70号から議案第74号までにつきましては、会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 異議なしと認め、
委員会付託を省略することに決しました。 議案第70号を上程いたします。 それでは、書記をして朗読いたさせます。 〔書記朗読〕
○議長(
三瓶裕司君)
提案理由の説明を求めます。 市長。 〔市長
高松義行君 登壇〕
◎市長(
高松義行君) 議案第70号
自治功労表彰について。 國分政利氏につきましては、
農業委員会委員として18年2か月の長きにわたり、地域の農業者に対する適切な助言、指導を行い地域農業の発展に尽力されました。これらの功績は、本宮市
表彰条例第3条第1項第4号に該当すると認められるため、
自治功労者として表彰いたしたく、議会の同意を求めるものであります。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 なお、國分政利氏の功績につきましては、議案第70号資料をご参照くださいますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
三瓶裕司君) それでは、議案第70号について質疑を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 お諮りいたします。 議案第70号
自治功労表彰については討論を省略して採決するに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 異議ないものと認め、採決を行います。 本案を原案のとおり同意することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 異議なしと認め、本案は原案のとおり同意することに決しました。
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△日程第9 議案第71号から議案第74号まで
一括上程、
提案理由説明、質疑、討論、採決
○議長(
三瓶裕司君) お諮りいたします。 議案第71号から議案第74号まで
一括上程したいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 異議ありませんので、
一括上程をいたします。 それでは、書記をして朗読いたさせます。 〔書記朗読〕
○議長(
三瓶裕司君)
提案理由の説明を求めます。 市長。 〔市長
高松義行君 登壇〕
◎市長(
高松義行君) それでは、議案第71号から議案第74号まで一括して
提案理由の説明をさせていただきます。 まず、議案第71号
特別功労表彰について。 国分敏行氏につきましては、
学校歯科医として30年の長きにわたり、児童・生徒の
健康保持に尽力され、学校保健の向上に多大な貢献をされました。これらの功績は、本宮市
表彰条例第4条第1項第4号に該当すると認められるため、
特別功労者として表彰いたしたく、議会の同意を求めるものであります。 議案第72号
特別功労表彰について。 続きまして、西山和彦氏につきましては、
学校歯科医として21年の長きにわたり、児童・生徒の
健康保持に尽力され、学校保健の向上に多大な貢献をされました。これらの功績は、本宮市
表彰条例第4条第1項第4号に該当されると認められるため、
特別功労者として表彰いたしたく、議会の同意を求めるものであります。 議案第73号
特別功労表彰について。 遠藤英樹氏につきましては、スポーツ推進委員として13年の長きにわたり、本市のスポーツ行事の運営に献身的に当たり、地域スポーツの振興に大きく貢献されました。このたびの表彰は一般功労表彰の対象となりますが、平成22年に市消防団分団長を務められた功績により、一般功労表彰を受賞されていることから、一般功労表彰2回以上の受賞となります。これらの功績は、本宮市
表彰条例第4条第1項第6号に該当すると認められるため、
特別功労者として表彰いたしたく、議会の同意を求めるものであります。 続きまして、議案第74号
特別功労表彰について。 満山喜郎氏につきましては、平成23年3月に発生した
東日本大震災で甚大な被害を受けた福島県の復興支援に尽力され、英国ホーランド・パーク内の福島庭園の開園、そして、本市のプリンス・ウィリアムズ・パークへの英国庭園の開園、さらには両庭園の姉妹庭園の締結に尽力されました。令和元年にはもとみや
国際交流親善大使に就任し、多くの要人のつながりを本市にもたらすなど、本市と英国との交流に多大な貢献をされました。これらの功績は、本宮市
表彰条例第4条第1項第7号に該当すると認められるため、
特別功労者として表彰いたしたく、議会の同意を求めるものであります。 以上、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。なお、各氏の功績につきましては、議案第71号から議案第74号までの資料をご参照くださいますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
三瓶裕司君) それでは、議案第71号について質疑を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 それでは、議案第72号について質疑を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 それでは、議案第73号について質疑を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 それでは、議案第74号について質疑を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 お諮りいたします。 議案第71号から議案第74号
特別功労表彰については、討論を省略して一括採決するに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 異議ないものと認め、一括採決を行います。 本案を原案のとおり同意することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 異議なしと認め、本案は原案のとおり同意することに決しました。 暫時休憩いたします。
△休憩 午前10時39分
△再開 午前10時49分
○議長(
三瓶裕司君) 休憩前に引き続き会議を行います。
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△日程第10 議案第75号から報告第12号まで
一括上程
○議長(
三瓶裕司君) お諮りいたします。 議案第75号から報告第12号まで
一括上程したいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 異議ありませんので、
一括上程いたします。 それでは、書記をして朗読いたさせます。 〔書記朗読〕
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△日程第11
提案理由説明
○議長(
三瓶裕司君) それでは、
提案理由の説明を求めます。 市長。 〔市長
高松義行君 登壇〕
◎市長(
高松義行君) それでは、議案第75号から報告第12号まで一括して
提案理由の説明を申し上げます。 議案第75号 専決処分の承認を求めることについて。 本議案につきましては、福島県税特別措置条例の一部を改正する条例が令和4年7月8日に公布され、同年4月1日から適用されたことに伴い、本宮市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例について、所要の改正が必要となり、地方自治法第179条第1項の規定により、本宮市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例を制定するため、専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定に基づき、議会に報告し、承認を求めるものであります。 改正の内容としましては、地方活力向上地域等特定業務施設整備計画の認定を受ける期限の2年延長、特別償却施設の新設または増設する期間を1年延長するものであります。詳細につきましては、議案第75号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 議案第76号 本宮市議会議員及び本宮市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公費負担に関する条例等の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、公職選挙法施行令の一部改正を踏まえ、本宮市議会議員及び本宮市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成並びに選挙運動用ビラの作成に係る公費負担の限度額を改定するため、条例の一部を改正するものであります。 なお、この条例は、公布の日から施行し、改正後の規定は、施行日以降その期日を告示される選挙について適用し、施行日の前日までにその期日を告示された選挙については、従前の例によるものとするものであります。 議案第77号 本宮市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律が一部改正されたことにより、本市においても条例の一部を改正するものであります。改正の内容といたしましては、非常勤職員の子の出生後8週間以内の育児休業の取得要件の緩和や、子の1歳以降における育児休業取得の柔軟化等の措置を講ずるものであります。この条例は、令和4年10月1日から施行するものであります。 議案第78号 国道4号沿道北部地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、長期未着手都市計画道路の見直しによる都市計画道路猫田近江内線の一部廃止と併せ、変更となった国道4号沿道北部地区計画区域について、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の改正に伴い、建築基準法の一部が改正されたことから、これらの規定を引用している本条例の一部について改正するものであります。 改正の主な内容といたしましては、法律改正による、ナイトクラブ及びダンスホールの定義に係る解釈の変更に合わせ、規定内容を整理したものであります。また、この条例は公布の日から施行するものであります。 なお、本条例の一部改正につきましては、7月に開催されました本宮市都市計画審議会において、原案のとおり答申を得ておりますことをご報告させていただきます。 議案第79号 本宮市消防団設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、少子高齢化や社会経済の進展に伴う就業構造の変化などにより、消防団を取り巻く環境が厳しい状況の中で、現在の消防団の実情を踏まえ、消防力・防災力を維持しつつ、団員の適正なる人員の確保と効率的かつ効果的な活動を図るため、所要の改正を行うものであります。 改正の内容といたしましては、消防団員の定数について見直しを行うものであります。なお、この条例は、令和5年4月1日から施行するものであります。 議案第80号 市道路線の認定について。 本議案につきましては、福島県による上ノ橋架け替え事業完了に伴い、県管理の道路が市に移管されるため、旧上ノ橋から新上ノ橋の旧県道区間を市道糠沢・高木線として、また、同事業により新設された新上ノ橋への進入路を市道猫田線として認定するものであります。 詳細につきましては議案第80号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 議案第81号から議案第88号、令和3年度本宮市各会計の決算認定について。 議案第81号 令和3年度本宮市一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案第88号 令和3年度本宮市公共下水道事業会計決算認定についてまでの
提案理由の説明を申し上げます。
会計管理者から令和3年度本宮市一般会計・特別会計歳入歳出決算書及び上下水道事業管理者から本宮市水道事業会計決算書、本宮市公共下水道事業会計決算書の提出を受けまして、地方自治法第233条第2項及び、地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、令和4年7月15日付で本宮市
代表監査委員に対し、決算審査の請求をいたしました。その結果、令和4年8月19日付で、
代表監査委員から令和3年度本宮市一般会計・特別会計歳入歳出決算審査意見書及び本宮市公営企業会計決算審査意見書の提出がありましたので、決算審査意見書に、決算審査資料及び成果報告書を添えて、議会の認定に付すものであります。 令和3年度においては、予算編成方針に基づき、第2次総合計画に掲げる施策の基本目標達成に向けた各分野における施策を進めるとともに、令和元年東日本台風被害、令和3年2月、令和4年3月発生の福島県沖地震被害からの復旧並びに
新型コロナウイルス感染症対策を最優先に取り組んでまいりました。また、本宮市
財政運営計画に基づき、重点事業を計画的に実施するとともに健全財政を堅持してまいりました。 この結果、令和3年度決算における実質公債費比率は5.7%となり、前年度から0.7ポイント減少し、将来負担比率は60.0%となり、前年度比較で2.6ポイント増加したものであります。増加の主な要因は、本宮駅周辺東西アクセス整備に係る合併推進債及びたかぎ保育所整備に係る社会福祉施設整備事業債などの発行によるものであります。 それでは、初めに、議案第81号 令和3年度本宮市一般会計歳入歳出決算についてであります。 歳入合計202億4,159万1,677円、歳出合計187億2,975万2,757円となり、歳入歳出差引残額が、15億1,183万8,920円となりました。実質収支額は、歳入歳出差引残額から翌年度に繰り越すべき財源として、継続費逓次繰越額3,939万円、繰越明許費繰越額2億815万6,000円、事故繰越し繰越額2,085万7,370円をそれぞれ差し引きまして、12億4,343万5,550円の黒字決算となったところであります。また、この実質収支額から地方自治法第233条の2の規定により、財政調整基金への繰入額は6億2,171万8,000円となったところであります。 次に、主な歳入の決算状況であります。市税の収入済額は、44億7,040万7,512円となり、対前年度比99.6%となっております。税別では、市民税における法人市民税が
新型コロナウイルス感染症による影響からの企業業績回復により増額となり、固定資産税ではコロナ特例措置により、土地では税額上昇分据置き措置、家屋においては中小企業等への軽減措置により減額となっております。 次に、地方交付税は、収入済額が35億2,514万4,000円、対前年度比113.2%となっております。内訳では、普通交付税が対前年度比112.5%、特別交付税は、令和3年2月の福島県沖地震に係る災害復旧事業などの需要額が算入され、対前年度比155.6%、震災復興特別交付税は、対前年度比79.2%となったところであります。 次に、国庫支出金については、収入済額が36億6,260万9,041円、対前年度比で52.2%となり、特別定額給付金給付事業補助金、令和元年東日本台風に係る災害廃棄物処理事業補助金などの減額が主な要因となっております。 次に、県支出金は、収入済額が15億6,046万1,190円、前年度比109.6%となり、仮置場原形復旧に係る除染対策事業交付金の増などが主な要因となっております。 次に、市債は、収入済額が25億1,190万円、対前年度比76.6%となり、減額の主な要因は、前年度における令和元年東日本台風災害に係る災害廃棄物処理事業や、情報多重化等に係る防災通信施設整備事業が完了したことによるものであります。 次に、歳出であります。 令和3年度に実施いたしました主な事業について、本宮市第2次総合計画前期基本計画で掲げる5つの分野の基本施策ごとに、順次説明を申し上げます。 初めに、分野1「子育て・教育」では、1つに、基本施策「子育て・結婚」について、保育施設の安全性の確保と待機児童解消に向けた定員の拡大を図るため、第2保育所の改築を進め、たかぎ保育所として開所いたしました。 また、東日本台風により被災した第1保育所につきまして、造成工事等を進めてまいりました。また、第2期子ども・子育て支援事業計画に基づき、各種保育支援事業、総合的支援事業の充実に努めてまいりました。 2つに、基本施策「学校教育」では、学力向上や豊かな心・健やかな体の育成を図るための
各種事業を展開するとともに、特別支援教育及び教育環境整備の充実に努めてまいりました。 3つに、基本施策「生涯学習」及び「スポーツ」並びに「歴史・文化・芸術」では、読書教育やスポーツ振興活動を推進するとともに、コロナ禍での東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会において、スポーツに対する意欲や競技力向上、さらには地域の活性化を図るため、独自の盛り上げイベント「おうちdeライブサイト」など、
各種事業を行ってまいりました。 次に分野2「
健康・医療・福祉」では、1つに、基本施策「
健康・医療」において、
健康づくりと
健康管理の推進を図るため、各種検診事業や保健指導を実施するとともに、
新型コロナウイルス感染症まん延防止対策、予防接種体制を確保、維持するため、各関連事業を実施してまいりました。 また、子育て世代の支援策として、
新型コロナウイルス感染症拡大により、経済的影響を受けた
子育て世帯、ひとり親世帯等に対し、生活支援特別給付金給付事業、臨時特別支援事業を行ってまいりました。 2つに、基本施策「高齢者福祉」では、高齢者の活躍推進と総合支援を図るため、高齢者住宅改修支援事業、高齢者元気いきいき生活支援事業のほか、高齢者生きがいデイサービス事業、高齢者いきいき
交流事業を実施してまいりました。 3つに、基本施策「障がい者福祉」では、昨年度策定いたしました第6期障がい者計画・第2期障がい児福祉計画における数値目標の達成に向け、
各種事業を展開してまいりました。あわせまして、障がい者理解推進・活躍の場の創出を図るため、地域生活支援拠点整備事業、自発的活動支援事業を推進するとともに、
社会福祉協議会での障がい者相談支援事業所開設に向け、取り組んでまいりました。 次に、分野3「経済・産業・仕事」では、1つに、基本施策「農林業」において、担い手農業者への支援といたしまして、若手農業者団体育成事業に取り組むとともに、認定農業者を中心とする農業生産団体の育成や規模拡大を行う個人認定農業者、さらに新規就農者に対する各種支援の充実を図ってまいりました。 2つに、基本施策「商工業」及び「雇用対策」では、商工業が盛んで経済活力とにぎわいのあるまちづくりを推進するため、継続して市商工会や商店街協同組合への運営支援や市内中小企業に対する金融支援を行うとともに、モコステーションを核とした中心市街地の活性化に取り組んでまいりました。 また、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けている事業者への営業時間短縮要請関連事業者等上乗せ支援金、県協力金・一時金対象外事業者給付金、繰越し事業による、食べて得得キャンペーン事業などに取り組んでまいりました。 3つに、基本施策「観光・交流・にぎわい創出」において、
新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、しらさわ秋祭りなど
各種事業の支援や休日周遊バスの運行を行ってまいりました。 次に分野4「生活環境・都市基盤」では、1つに、基本施策「環境保全・エネルギー」において、2050年温室効果ガス排出実質ゼロに向けた取組を推進するため、ゼロカーボンシティを表明し、本宮市2050ゼロカーボンシティパネルディスカッション事業などを行ってまいりました。また、放射性物質対策関連では、中間貯蔵施設への搬出を終えた仮置場の原形復旧を進めてまいりました。 2つに、基本施策「防災・減災」では、災害時の初動体制強化のため、サテライト防災備蓄倉庫の設置、本宮市防災マップ2022の作成を行ってまいりました。 3つに、基本施策「都市機能・住環境・土地利用」において、本宮駅東西自由通路並びに新駅舎が完成し、東西に活力あるまちづくりを進めてまいりました。 次に分野5、「市民・行政活動」では、1つに、基本施策「市民活動」において、市民が主役のまちづくり推進事業では、市民の意識づくりへの関心を高めるとともに、市民活動に対する各種支援を行ってまいりました。 2つに、基本施策「都市交流・
国際交流・多文化共生」において、国際性豊かな人材育成及び国内外への情報発信充実による知名度の向上、多文化共生の意識の醸成、さらに英国関係者・関係機関との友好関係の構築を図るため、元駐英特命全権大使招待事業、英国生徒とのオンラインによる
交流事業など、国際
交流事業を展開してまいりました。 3つに、基本施策「行政活動」において、もとみやシティプロモーション推進事業により、もとみやの魅力を積極的に発信し、知名度向上と移住定住促進に取り組んでまいりました。また、交流人口の増加を目的とした取組として、全国まゆみちゃん交流プロジェクトを行ってまいりました。 次に、令和元年東日本台風災害対応に要した経費、令和3年2月並びに令和4年3月発生の福島県沖地震対応に要した経費についてであります。 東日本台風災害対応では、本宮第1保育所、現みずいろ保育所の災害復旧事業を進めてまいりました。福島県沖地震対応では、小・中学校、道路・水路等の公共施設の災害復旧事業、災害廃棄物処理事業及び災害家屋解体事業等を進めてまいりました。また、
新型コロナウイルス感染症対策事業といたしまして、事業者の皆様へ事業継続・事業時短協力金等の交付事業や感染拡大防止に関する
各種事業を進めてまいりました。 以上、令和3年度本宮市一般会計の決算の主な内容について説明を申し上げました。今後も効率的・効果的な予算の執行、事業の改善、経費の節減に努め、
市民サービスの充実と健全な行
財政運営に努めてまいります。 次に、各特別会計及び企業会計の決算状況について説明申し上げます。 議案第82号 令和3年度本宮市国民
健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 国民
健康保険税につきましては、県への納付金と被保険者の所得を基礎とし、国保加入者の特徴を踏まえ、税負担の公平性を確保するため、前年度ベースを基本とし、1人当たりの税額を前年度据置きとしたところであります。なお、現年課税分の収納率は、95.23%と、前年度を2.2ポイント上回りました。今後とも、納付勧奨と納付相談を進め、収納率の向上に努めるとともに、運営の安定を期するものであります。 また、医療給付につきましては、保険給付費全体で、前年度比3.1%の増となりました。令和3年度におきましても、医療費適正化対策による医療費の抑制と保健事業により、医療給付の適正化に努めたところであります。その結果、事業勘定は歳入合計27億1,817万4,777円、歳出合計26億2,322万38円となり、歳入歳出差引残額は、9,495万4,739円となったところであります。 次に、直営診療施設勘定につきましては、地域のニーズに合ったよりよい医療を提供するとともに、地元の医療機関として地域住民の
健康を守るため、安心して受診できる診療所づくりに努めてまいりました。その結果、直営診療施設勘定は、歳入合計1億3,212万1,740円、歳出合計1億1,776万4,717円となり、歳入歳出差引残額は、1,435万7,023円となったところであります。なお、本決算認定につきましては、去る8月22日に開催されました本宮市国民
健康保険運営協議会において、原案のとおり答申を得ておりますことを報告させていただきます。 次に、議案第83号 令和3年度本宮市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてであります。福島県後期高齢者医療広域連合との役割分担の下、事務処理の適正な執行、被保険者への制度啓発及び給付の適正化に努めたところであります。その結果、歳入合計3億961万7,284円、歳出合計3億809万3,540円となり、歳入歳出差引残額は152万3,744円となったところであります。 次に、議案第84号 令和3年度本宮市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてであります。保険給付事業については、要介護者に必要な介護サービスを提供し、独立した日常生活を営むことができるよう努めてまいりました。高齢化社会の進行に伴い、認定者数は増加しましたが、介護保険制度改正による施設利用者の負担限度額の見直しなどにより、保険給付費は前年度とほぼ同額となったところであります。 地域支援事業では、一般介護予防事業として、地域リハビリテーション活動支援など、要支援・要介護状態となることを予防するための事業を、任意事業では、認知症サポーター養成講座や認知症高齢者とその家族への支援事業、包括的支援事業では、総合相談支援やケアマネジメント支援事業をそれぞれ実施し、要介護状態となっても可能な限り、住み慣れた家庭や地域で自立した日常生活を営むことができるよう支援を行ってまいりました。この結果、本宮市介護保険特別会計の決算額は、歳入合計29億3,987万1,507円、歳出合計27億2,529万5,904円となり、歳入歳出差引額は2億1,457万5,603円となったものであります。 次に、議案第85号 令和3年度工業用地造成事業特別会計歳入歳出決算についてであります。 工業用地等につきましては、地域経済の発展と雇用の確保を図るため、円滑な運営と適切な管理を行うとともに、福島県土地開発公社への計画的な償還を実施いたしました。この結果、歳入合計1億2,672万1,688円、歳出合計1億2,649万4,422円となり、歳入歳出差引残額は、22万7,266円となったところであります。 次に、議案第86号 令和3年度工業用地資産運用事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。定期借地権設定による賃貸借契約に基づき、長期的かつ安定的に償還財源を確保してまいりました。この結果、歳入合計1億1,461万7,844円、歳出合計1億1,461万7,844円となり、歳入歳出差引残額は、ゼロとなったところであります。 続きまして、議案第87号 令和3年度本宮市水道事業会計決算認定についてであります。初めに、収支状況を示す損益勘定におきましては、事業収益が9億1,667万5,971円、事業費用が8億5,185万1,134円となり、6,482万4,837円の純利益が生じました。この純利益から前年度決算繰越欠損金3,143万5,148円を除き、当年度建設改良積立金の取崩しをした2,588万9,241円を充当した結果、当年度末未処理分利益剰余金は5,927万8,930円となったところであります。この処分案につきましては、3,093万2,984円を資本金へ組入れし、残りの2,834万5,946円を翌年度繰越利益剰余金とするものであります。 続きまして、建設改良部門であります。資本勘定におきましては、資本的収入1億1,826万4,000円に対し、資本的支出8億580万8,515円の建設改良工事等を実施いたしました。なお、資本的支出に対する資本的収入との差額6億8,704万4,515円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整金額、繰越工事資金、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金及び建設改良積立金で補填をしたものであります。また、企業債につきましては、当年度で2億7,878万7,365円を償還するとともに、立石山浄水場2系ろ過機設置工事等の施設改良工事や本宮字舘ノ越地内配水管布設工事などに伴い、9,870万円を借入れいたしました。これにより、年度末の企業債残高は23億8,998万4,764円となったところであります。 続きまして、議案第88号 令和3年度本宮市公共下水道事業会計決算認定についてであります。 初めに、収支状況を示す損益勘定におきましては、事業収益が7億5,323万4,545円、事業費用が6億3,246万6,661円、特別利益が667万4,007円、特別損失が1万2,067円となり、1億2,742万9,824円の純利益が生じました。この純利益に当年度減債積立金を取り崩した5,363万4,356円を充当した結果、当年度未処理分利益剰余金は1億8,106万4,180円となったところであります。この処分案につきましては、減債積立金に1億2,742万9,824円を積み立てるとともに、残りの5,363万4,356円を資本金へ組入れするものであります。 続きまして、建設改良部門でございます。 資本勘定におきましては、資本的収入4億7,546万5,491円に対し、資本的支出は7億1,884万7,387円の建設改良工事等を実施いたしました。なお、資本的支出に対する資本的収入との差額2億4,338万1,896円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金で補填をしたものであります。 また、企業債につきましては、当年度で3億9,210万9,263円を償還するとともに、高木排水ポンプ場増強工事などに伴い2億7,800万円を借入れいたしました。これによりまして、年度末の企業債残高は40億9,638万7,733円となったところであります。 以上、議案第81号から議案第88号までの
提案理由とさせていただきます。なお、各議案の詳細につきましては、議案審査の際、担当課に説明をいたさせますのでよろしくお願いを申し上げます。 議案第89号 令和4年度本宮市一般会計補正予算(第5号)。 本議案については、令和3年度決算による繰越金、令和4年度の算定結果による普通交付税並びに臨時財政対策債のほか、市税、
災害復旧事業債、災害廃棄物処理事業補助金、新型コロナ感染症対応に係る地方創生臨時交付金などの各歳入予算の補正及び本年3月発生の福島県沖地震で被害を受けた各施設の災害復旧工事、みずいろ保育所第2期整備工事、道水路の維持補修・改良等の工事並びに恵向公園改修工事など、安全・安心・快適な生活環境の維持と向上に資する経費を中心とした歳出予算の補正を行うものであります。 補正予算の内容説明を申し上げます。その前に、令和3年度の決算に基づく実質収支額から、地方自治法第233条の2の規定により、財政調整基金へ6億2,171万8,000円を繰入れしておりますので報告させていただきます。 それでは、一般会計補正予算第5号の主な事業の補正内容について説明を申し上げます。 1つに、本年3月発生の福島県沖地震で被災された家屋等の公費解体及び廃棄物処理を行うための災害廃棄物処理業務委託料並びに同地震で被害を受けましたえぽか並びに
白沢公民館白岩分館の災害復旧事業費を、2つに、しらさわ夢図書館の機能拡充に要する工事請負費及び関連経費を、3つに、原油価格高騰により影響を受けている運送業者に対する、燃料高騰対策運送事業者応援金を、4つに、みずいろ保育所第2期整備並びにたかぎ保育所駐車場整備に係る工事請負費を、5つに、まゆみ放課後児童クラブ設置に要する工事請負費を、6つに、市道本郷・清水前線、平郎内・古山ノ内線、西町・三ツ池線ほか、各市道の道路維持及び諸修繕に必要な工事請負費を、7つに、み
ずいろ公園イベント広場整備に係る工事請負費を、8つに、恵向公園改修並びに恵向公園管理棟建築に係る工事請負費を、9つに、本宮駅周辺駐車場整備に係る工事請負費を、10に、寄附を頂いた下町地内の土地を寄附者のご意向により有効活用を図るため、下町地区駐車場整備に係る工事請負費を、それぞれ計上いたしました。この結果、歳入歳出予算のそれぞれに13億1,386万5,000円を追加するものであります。 第2条繰越明許費については、みずいろ保育所第2期整備工事のほか、2件の追加を、第3条地方債の補正については、白岩分館改修事業債ほか2件を追加し、地方道路等整備事業債ほか4件を変更するものであります。なお、詳細につきましては、財務部長に説明をいたさせます。よろしくお願い申し上げます。 続いて、議案第90号 令和4年度本宮市国民
健康保険特別会計補正予算(第2号)。 本議案につきましては、令和3年度国民
健康保険特別会計歳入歳出決算に伴い、所要の補正を行うものであります。 初めに、事業勘定でありますが、歳入につきましては、前年度繰越金を補正増するものであります。歳出につきましては、一般会計から受けておりました職員人件費及び出産育児一時金を前年度精算金として一般会計に繰り出し、予備費で調整するものであります。 次に、直営診療勘定であります。歳入につきましては、前年度繰越金を補正増するものであります。歳出につきましては、前年度繰越金を基金に積立するものであります。この結果、事業勘定の歳入歳出予算のそれぞれに510万2,000円を追加し、直営診療施設勘定の歳入歳出予算のそれぞれに1,435万7,000円を追加するものであります。なお、本補正予算につきましては、去る8月22日に開催されました本宮市国民
健康保険運営協議会において、原案のとおり答申を得ておりますことを報告させていただきます。 議案第91号 令和4年度本宮市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。 本議案につきましては、令和3年度本宮市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算に伴い、所要の補正を行うものであります。歳入につきましては、前年度繰越金を補正増するものであります。歳出につきましては、一般会計から受けておりました事務費繰出金について、前年度精算金として一般会計に繰り出し、差額を予備費で調整するものであります。この結果、歳入歳出予算のそれぞれに152万3,000円を追加するものであります。 議案第92号 令和4年度本宮市介護保険特別会計補正予算(第2号)。 本議案につきましては、令和3年度介護保険特別会計決算等に伴い、歳入歳出予算について所要の補正を行うものであります。 初めに、歳入の主なものにつきましては、1つに、介護保険事業に係るシステム改修に係る費用と、過年度分の低所得者保険料軽減に係る国・県からの追加交付分を、一般会計繰入金として、2つに令和3年度の決算に伴う繰越金をそれぞれ補正増するものであります。歳出の主なものにつきましては、1つに、介護保険制度改正に対応するためのシステム改修に伴う増額を、2つに、令和3年度決算に伴う繰越金等を、介護保険事業の健全かつ円滑な運営を図るため、基金へ積み立てる費用を、3つに、令和3年度介護給付費等の精算に伴う国庫支出金の返還金及び一般会計への繰出金を、それぞれ補正増するものであります。この結果、歳入歳出予算、それぞれに2億1,499万円を追加するものであります。 議案第93号 令和4年度本宮市工業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)。 本議案につきましては、令和3年度の歳入歳出決算認定に伴う繰越金を補正するものであります。その結果、歳入歳出予算それぞれに、22万7,000円を追加するものであります。 議案第94号 令和4年度本宮市水道事業会計補正予算(第3号)について。 本議案につきましては、資本的収支において、荒井字青田原地内の配水管測量設計委託及び岩根字大原地内外の配水管布設・布設替工事費、給水車購入の補正増を行うものであります。この結果、資本的収支につきましては、資本的収入を9,790万円、資本的支出を1億921万円を追加するものであります。なお、詳細につきましては、議案第94号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 議案第95号 令和4年度本宮市公共下水道事業会計補正予算(第2号)について。 本議案につきましては、収益的収支において、汚水管の維持管理修繕費等の補正増を行うものであります。次に資本的収支においては、千代田第2排水区雨水幹線整備に伴う電柱移転補償費等、仁井田字東町地内において汚水枝線設置工事費の補正増を行うものであります。 この結果、収益的収支につきましては、収益的収入を334万円、収益的支出を209万円追加し、資本的収支におきましては、資本的収入を525万円、資本的支出を650万円追加するものであります。なお、詳細につきましては、議案第95号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 報告第11号であります。令和3年度本宮市継続費精算報告書について。 本報告書につきましては、令和3年度に事業が完了し、精算となった一般会計に係る継続費3件について、地方自治法施行令第145条第2項の規定により、報告するものであります。 報告第12号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく令和3年度健全化判断比率及び資金不足比率について。 本報告につきましては、令和3年度の各会計の決算が確定したことにより、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づき、健全化判断比率及び資金不足比率について、本宮市監査委員の審査に付し、その審査意見書の提出がありましたので、議会に報告するものであります。 初めに、健全化判断比率の4指標につきましては、実質赤字比率並びに連結実質赤字比率は、一般会計及び算定対象となる特別会計の収支が黒字となり、当該比率の該当はありませんでした。次に、実質公債費比率は5.7%となり、前年度比率6.4%から0.7ポイントの減少となりました。また、
財政運営計画における当該年度の計画比率6.6%と比較しますと、0.9ポイント下回ったところであります。 次に、将来負担比率は60%となり、前年度比率の57.4%から2.6ポイント増加いたしました。主な要因は、普通交付税の増により標準財政規模が増額となりましたが、年度末地方債残高が前年度比較で14億6,225万9,000円増加したことによるものであります。また、公営企業における資金不足比率につきましては、水道事業会計をはじめ、算定対象となる特別会計について資金に不足はなく、該当いたしませんでした。いずれの数値も、国の早期健全化基準を大きく下回っており、今後も各会計において計画的な市債の発行と債務の償還に努め、健全な
財政運営を維持しながら、安定した行
財政運営に努めてまいります。 以上、上程いたしました議案につきまして、よろしくご審議の上、お認め賜りますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
三瓶裕司君) 財務部長。 〔財務部長 松野義則君 登壇〕
◎財務部長(松野義則君) それでは、命によりまして議案第89号 令和4年度本宮市一般会計補正予算(第5号)の詳細につきまして、さきに市長より説明申し上げました部分を除き、議案第89号資料により説明を申し上げます。 議案資料4ページをご覧ください。 歳出の主な内容につきまして、細目欄により説明申し上げます。 2款総務費、細目2広報広聴費はふるさと納税返礼に係る報償費及びふるさと納税ポータルサイトの新規導入に係る委託料、細目1企画調整費は、県サポート事業を活用して地域づくり事業を行う団体に対する市独自の笑顔もとみやトライアシスト事業補助金を。 5ページをご覧ください。 細目3総合行政システム管理運営費は、マイナポータルシステムの接続運営に係る委託料を。 6ページをご覧ください。 細目3障がい者総合支援費は、細目11
子育て世帯生活支援特別給付金給付費及び細目12
子育て世帯等臨時特別支援費は、各補助事業の過年度精算金を。 7ページをご覧ください。 細目2保育所運営費は、新たに広域入所した児童の保育及び保育士派遣事業に係る委託料を、細目4特別保育費は、障がい児保育を行うため、会計年度任用職員に要する経費を。 8ページをご覧ください。 6款農林水産業費、細目1農業
経営改善支援費は、農業用機械購入の一部助成を行うため、認定農業者育成支援事業補助金を、細目5農業構造改善センター管理費は、岩根農業構造改善センター掃き出し窓改修及び青田農業構造改善センター温水洗浄便座設置に係る工事請負費を。 10ページをご覧ください。 8款土木費、細目4空家等対策費は、空き家等の実態の把握及び有効活用と適正管理の働きかけを効果的に実施するため、空き家等調査業務及び空き家所有者意向等調査業務に係る委託料を。 11ページをご覧ください。 10款教育費、細目3学校施設維持管理費は、本宮小学校グラウンドの排水機能回復に係る設計委託料を、細目5幼稚園施設維持管理費は白岩幼稚園駐車場舗装に係る工事請負費を、細目2白岩公民館維持管理費は、松沢分館軽運動場LED照明改修に係る工事請負費を。 12ページをご覧ください。 細目4しらさわグリーンパーク維持管理費は、植栽維持管理及びトイレ照明等の改修に係る実施設計業務委託料を。細目13コミュニティ交流広場管理運営費は、パークゴルフ場防犯カメラ設置に係る設計委託料及び工事請負費を、14款予備費は自然災害及び冬期間の除雪など、緊急対応事業の財源を確保するため、それぞれ計上したものであります。 13ページをご覧ください。 次に、歳入の主なものであります。1款市税、1項市民税、2項固定資産税、3項軽自動車税は、当初賦課額が予算額を上回ったことから増額を。11款1目1節地方交付税の普通交付税は、令和4年度算定結果に基づく減額を、また、特別交付税は災害廃棄物処理事業措置額の追加により増額を、15款国庫支出金、1目3節地方創生臨時交付金は、燃料高騰対策運送事業者応援金の財源として、14節デジタル基盤改革支援補助金は、マイナポータルシステム導入の財源として、7目3節災害廃棄物処理事業補助金は、家屋災害廃棄物処理事業の財源として、16款県支出金、7目1節厚生労働施設災害復旧費補助金は、えぽか災害復旧事業の財源としてそれぞれ計上しております。 14ページをご覧ください。 19款繰入金、3目1節介護保険特別会計繰入金は令和3年度決算による前年度精算金を、1目1節財政調整基金繰入金は財源調整分として、3目1節教育施設等整備事業基金繰入金はみずいろ保育所第2期整備、たかぎ保育所駐車場整備ほか各事業の財源として、6目1節本宮駅東西自由通路等整備基金繰入金は、本宮駅周辺駐車場整備工事の財源として、7目1節ふるさともとみや応援基金繰入金は、しらさわ夢図書館機能拡充事業の財源としてそれぞれ繰入れするものであります。 次に、20款1目1節前年度繰越金は、令和3年度一般会計決算による繰越金を22款市債、2目2節都市計画債はみ
ずいろ公園イベント広場整備工事、恵向公園改修及びグラウンドゴルフ場管理棟建築工事の財源として公園設備等改修事業債を、4目1節社会教育債は、白岩分館改修事業及び松沢分館軽運動場LED改修工事の財源として各改修事業債を、5目3節文教施設
災害復旧事業債は、白岩分館の災害復旧事業の財源として現年単独文教施設
災害復旧事業債を、6目1節臨時財政対策債は、令和4年度普通交付税算定結果に基づき、減額分をそれぞれ計上したものであります。 以上、詳細説明とさせていただきます。
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△日程第12 決算審査報告
○議長(
三瓶裕司君) 次に、日程に従いまして、決算審査報告について、
代表監査委員より報告をお願いいたします。
代表監査委員。 〔
代表監査委員 國分真一君 登壇〕
◎
代表監査委員(國分真一君) 決算審査のご報告を申し上げます。 地方自治法第233条第2項及び第241条第5項並びに地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、去る7月27日から8月5日まで決算審査を実施いたしましたので、その概要についてご報告申し上げます。 審査に当たりましては、市長より送付されました歳入歳出決算書とその附属書類について計数の正否を調査し、財政状況、予算の執行状況及び事務処理の適否等諸般について、関係部課長等からの説明や関係資料の提出を求めて審査いたしました。 その結果、各会計の決算につきましては、いずれも正確であることを確認いたしました。 また、予算執行につきましても、各会計とも関係法令に準拠いたしまして、適正、妥当な執行がされたものと認めます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づき、健全化判断比率及び資金不足比率の審査についても実施いたしました。その結果、各比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも正確であることを確認いたしましたので、併せてご報告申し上げます。 詳細につきましては、決算審査意見書をご参照くださるようお願い申し上げます。 以上、簡単ではありますが、決算審査の報告といたします。
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○議長(
三瓶裕司君) 議長より申し上げます。 本日配付いたしました陳情書については、郵送されたものであります。議会の運営に関する基準第136の規定に基づき、写しの配付のみとなりますので、ご了承願います。
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○議長(
三瓶裕司君) ここで市長より追加報告があります。 市長。
◎市長(
高松義行君) 貴重な時間、大変申し訳ございません。 当初、朝での報告というふうなことも考えましたが、相手方とのいろいろな相談の結果、ちょうどこの時期に報告をさせていただくということでご了解いただきましたので、議員の皆様方には前もってご了承賜りたいと思います。 市内における水素ステーションの整備についてであります。 先ほど、本市初となる水素ステーションの整備計画を進めている、フランスに本社があり、産業ガス世界大手の日本エア・リキード合同会社様より、正式に事業を実施することについて、本日中にプレスリリースを行う旨の情報がありましたので、議会へ報告をさせていただきたいと思います。 整備を行う予定地は、現在、荒井字狐森地内においてガソリンスタンドを運営する伊藤忠グループのエネクスフリート株式会社本宮インター・サービスステーションの敷地を約6,000平米まで拡張し、水素ステーションを併設するものであること。事業者は、日本エア・リキード合同会社となること。サービスに用いる水素は、他地域の施設で生成された水素をステーションまで運搬・貯蔵し、供給する方式であり、今後、整備工事が進められ、サービス開始は、令和6年の春頃になる予定とされております。 この水素ステーションは、国内初となる24時間営業、かつ年中無休の大規模施設として、現在、開発が進められている大型のトラックやバスに対しても、連続して水素を充填できる能力を有することが特徴となっております。交通の要衝かつ物流拠点である本市に、自家用車から商用車に至る数多くの燃料電池自動車を受け入れるインフラが整備されることは、産業の発展に加え、CO2排出割合の高さが問題であった産業や運輸部門の脱炭素化に貢献していくものと期待するところであります。 本市といたしましては、水素エネルギーの普及が安全な形で進められ、市民の皆様に安心して受け入れられるよう、事業者の方々に対し、地域への丁寧な説明や、適切な施設運営に努めていただくようお願いしてまいります。 また、脱炭素分野における先進的企業として、本市に立地する他の企業の皆様との協力や連携を視野に入れながら、本市のゼロカーボン推進の一翼を担っていただけるよう意見交換を行ってまいりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 以上、1件を報告とさせていただきます。
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△散会の宣告
○議長(
三瓶裕司君) 以上をもちまして、本日の
議事日程全部を終了いたしました。 本日はこれをもって散会といたします。 ご苦労さまでした。
△散会 午後零時07分...