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12月09日-04号

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  1. 本宮市議会 2019-12-09
    12月09日-04号


    取得元: 本宮市議会公式サイト
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    令和 1年 12月 定例会(第7回)          令和元年第7回本宮市議会定例会会議録(第7日目)◯議事日程(第4号)                    令和元年12月9日(月)午前10時開議     開議宣告日程第1 一般質問日程第2 議案第96号から議案第107号に対する質疑日程第3 議案第96号から議案第107号までの委員会付託◯本日の会議に付した事件  日程第1から第3まで議事日程に同じ追加日程第1 発議第3号の上程、提案理由説明、質疑、討論、採決追加日程第2 議員派遣について◯出席議員(20名)     1番  磯松俊彦君      2番  根本利信君     3番  遠藤初実君      4番  馬場亨守君     5番  菊田広嗣君      6番  斎藤雅彦君     7番  石橋今朝夫君     8番  三瓶幹夫君     9番  菅野健治君     10番  橋本善壽君    11番  円谷長作君     12番  渡辺秀雄君    13番  渡辺善元君     14番  川名順子君    15番  伊藤隆一君     16番  作田 博君    17番  渡辺忠夫君     18番  国分勝広君    19番  三瓶裕司君     20番  渡辺由紀雄◯欠席議員(なし)◯説明のため出席した者  市長       高松義行君   副市長      渡辺正博君  教育長      青田 誠君   総務部長     柴田久幸君  市長公室長    坂上清彦君   市民部長     荒川貞伸君  保健福祉部長   矢吹誠司君   産業部長     増子宗一君  建設部長     渡辺兼野君   白沢総合支所長  移川善弘君  会計管理者    鈴木弘治君   教育部長     渡辺裕美君  総務部次長兼総務課長       総務部次長兼財政課長           本多光雄君            松野義則君  市民部次長防災対策課長     保健福祉部次長社会福祉課長           辻本弘月君            遠藤文芳君  産業部次長商工観光課長     建設部次長まちづくり推進課長           渡辺清文君            永田達也君  放射能除染・モニタリングセンター所長           菅野秀昭君   教育部次長幼保学校課長                            菅野安彦君  農業委員会事務局長           三瓶 隆君◯事務局職員出席者  議会事務局長   柳内正美    主席主幹兼局長補佐兼議事係長                            橋本信人  主査       渡辺幸子    主事       石塚勝太  書記       高木壮大 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(渡辺由紀雄君) おはようございます。 出席議員が定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 ただいまより本日の会議を開きます。-----------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(渡辺由紀雄君) 会議録署名議員は、前回同様   4番 馬場亨守君  15番 伊藤隆一君 を指名いたします。----------------------------------- △諸報告 ○議長(渡辺由紀雄君) 会議に先立ち、議長より申し上げます。 福島民報社、福島民友新聞社、FM Mot.Comもとみやより、本日の会議取材のため、録音、撮影等の許可申し出があり、本宮市議会傍聴規則第8条の規定に基づき、これを許可いたしましたので、ご了承願います。 また、広報広聴委員長より、広報紙編集のため写真撮影の申し出があり、これを許可いたしましたので、同じくご了承願います。 次に、市長より報告があります。 市長。     〔市長 高松義行君 登壇〕 ◎市長(高松義行君) おはようございます。 副市長及び職員の議会欠席について報告をさせていただきます。 本日、台風第19号に係る内閣府ワーキンググループの皆様方32名が現場視察においでいただくこととなっております。その後、えぽかにおいて、意見交換をさせていただくということでございますので、私にかわりまして副市長、市民部次長及び保健福祉部次長が対応に従事するため、現地対応から戻るまで議会を欠席いたしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 以上、報告とさせていただきます。-----------------------------------議会運営委員長報告 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、本日、議会運営委員会を開催しておりますので、日程の追加につきまして委員長より報告をいたさせます。 15番、伊藤隆一君。     〔議会運営委員長 伊藤隆一君 登壇〕 ◆議会運営委員長(伊藤隆一君) おはようございます。ご報告申し上げます。 本日、議会運営委員会を開催し、議長より諮問のありました件について協議を行いました。 その内容は、議員発議1件及び議員派遣について1件であります。 協議の結果、この際、日程に追加して審議すべきとの議論に達しましたので、何とぞご賛同賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。----------------------------------- △日程の追加 ○議長(渡辺由紀雄君) お諮りいたします。 ただいま委員長報告のとおり、本日の日程に追加することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、本日の日程に追加することに決しました。 それでは、追加議事日程を配付いたさせます。     〔追加議事日程配付〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れはありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れなしと認めます。----------------------------------- △日程第1 一般質問 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、日程に従いまして一般質問を行います。----------------------------------- △渡辺忠夫君
    ○議長(渡辺由紀雄君) 通告11番、議席17番、渡辺忠夫君の一般質問を許します。 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) 議席17番、日本共産党の渡辺忠夫です。 第7回12月議会の一般質問を行います。 初めに、台風19号の被害に遭われ、犠牲になられた皆様に対しまして、心よりご冥福を申し上げますとともに、被害に遭われた全ての皆様に心からのお見舞いを申し上げます。 台風19号の被害は、本宮市にとって大きな被害となりました。被害を大きくした原因は、一般質問何人かから出されて明らかになったところでありますが、被害の状況について改めて住宅被害などについての状況についてお聞きしたいと思います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市民部長。 ◎市民部長(荒川貞伸君) この台風に関連いたします住宅関係の被害の状況でございます。床上浸水が1,222棟、床下浸水が183棟の計1,405棟、そのほかに宅地内への土砂流入があったというところが11件あるというふうに被害状況を捉えております。 また、12月1日現在認定しております罹災証明の件数でございますが、全壊が245件、大規模半壊が176件、半壊が371件、一部損壊・準半壊が27件、一部損壊の10%未満の被害が115件、計934件の住家の被害認定を行っております。 罹災証明の交付が93%で、残りが進むにつれてもう少し被害の件数がふえるというふうに見込まれているところでございます。 以上でございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 産業部次長。 ◎産業部次長商工観光課長(渡辺清文君) それでは、私のほうからは商店街の被害状況ということで申し上げたいと思います。 商工業の関係の被害の事業所については285の事業所となっております。そのうち、床上浸水が267事業所、床下浸水が18事業所となっております。これら285事業所の被害の金額としましては61億2,000万円ということになっております。被害金額別の事業所数で申し上げますと、1億円以上が14事業所、5,000万円以上が9事業所、2,000万円以上が41事業所、1,000万円以上が46事業所等となっております。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) この被害が、それぞれの被害があるわけでありますが、特に生活支援というような立場から少しお聞きをしておきたいと思うのですが、全壊になられた方がたくさんおるわけでありますが、全壊で修理もしてないと、そういう家には住めないんだというような方がどのくらいおるのか、ちょっとお聞きしたいと思うんですが。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市民部長。 ◎市民部長(荒川貞伸君) 全壊と認定された方の状況ということでございます。 11月18日から、被災者の方々の相談窓口ということで開催をさせていただいておりまして、その中で相談をさせていただいております。その中でも被災者生活再建支援制度による支援金のご相談をさせていただいているところでございますが、まだ、その数といいますか、どういうふうなものについての詳細を皆様からの聞き取りが完了していない状況でございますので、数については現在把握できていない状況でございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) さまざまな形で出てくるのではないかと思うのですが、ある被災者から、どうだったというようなことで聞きましたら、全壊だったと、もとのうちに戻るのですかと聞いたらば、戻る気はないというようなご返事だったのですが、例えば、そういう場合、どういうご支援ができるように、今、段取りをするというか、どういう形態があるのか、ちょっとお聞きできればというふうに思うのですが。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市民部長。 ◎市民部長(荒川貞伸君) まず、最初に、先ほどの答弁につきまして、若干修正をさせていただきたいと思いますが、まだ把握をしてはいないということでお話をさせていただきましたが、やはり被災者の方々、個々の事情等々ございますので、その数字については発表を控えさせていただきたいというふうなことで修正をさせていただきたいと思います。 被災者の生活再建支援の関係でございますが、この制度につきまして、住家の被害が全壊世帯と大規模半壊世帯、それから半壊世帯で解体をなされた世帯につきましては、37万5,000円から100万円までの基礎支援金と、それから住宅の賃借、補修、建設、購入などにつきまして、加算支援金が支給されるという内容があるものでございます。 そのほかでございますが、市といたしましても、市税等の減免制度でありますとか、災害見舞金制度、それからやむを得ず家屋を解体される場合のいわゆる公費解体事業、それから住宅の応急修理、上下水道料金の減免、市内の公共交通の無料乗車券などの支援をさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) さまざまな支援の体制があるというようなことで、具体的にはまだ決まっていないところもあるんではないかと思うのですが、どうしたらこういう支援ができるのかというようなさまざまな形態が出てくるときに、じゃ、それについてはどうなのかというようなことで、まだ具体的に決まっていないものもあるとは思うのですが、しかし全壊された世帯で、もとのうちを修理して住む意思がないという場合には、どこか住宅をあっせんするとか、そういう形で生活支援をすると、またそれでも生活的な問題がある場合には、生活支援も必要になってくるんではないかというようなことも思うのですが、できるだけ安心して、そういうふうな住居を確保できるような形で支援するように、お願いしたいというふうに思います。 さまざまありますが、また全壊の方で、修理をしたいというふうに思っている方ですが、59万5,000円の一時支援金を受けて、それから全壊の場合には100万、あるいは200万というような支援金があるというふうなことになるわけですが、そのほか、保険に入っていれば保険金もあるかと思うのですけれども、それでもその方は見積もりをしてもらったら1,000万円かかるというふうに言われたということで、当然、1,000万円に足りない場合が出てくるかと思うのですが、そういう場合にはどういうような対応をするというか、お金がなければ修理ができないので、恐らく借り入れしたりなんかするようになるんではないかと思うのですが、そういう場合の利子補給とか、いろいろ災害の場合はそういうふうなことが出てくるかと思うのですが、そういう不足分についての対応というのはどういうふうなところが考えられるのかお聞きしておきたいと思います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市民部長。 ◎市民部長(荒川貞伸君) 先ほども少しお話しさせていただきましたが、11月中旬より被災者の方々の相談窓口ということで、さまざまなお話をさせていただいております。そういった中で、やはり必要な支援につきまして、市としても真摯に向き合ってまいりたいというふうに考えております。 また、一つの例でございますが、社会福協議会さんなどでも生活福祉資金特例貸し付けだというふうな制度もあるようでございますので、そういったものが有効なのかどうかということも含めて、ご紹介しながら、被災者の方々の個々の相談に応じてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) 家を修理して住むというのは、また本宮市に住んでいただけるというような、強い思いの方だと思うので、できるだけの支援をお願いしたいというふうに思うところであります。 次に進みます。 ②といたしまして、商店再開支援について伺っておきたいと思います。 そのほか、中小企業支援というふうにしておきましたが、この支援対策は商店街事業者支援ということで、一緒なんだというふうなことをお聞きしましたので、あわせてお聞きしたいと思うのですが、市内で284件の事業所、店が被災したというふうなことでありますが、市内で事業をする皆様、また商店の皆様は、本市発展のために頑張っておられているわけであります。どなたも欠けることなく再開をするという、再開をしてもらうというのは、誰もが願っていることではないかと思うのですが、そのためにできるだけの支援対策をお願いしたいというふうに思うわけですが、また実際に、聞き取りや対応については具体的なことが余り出ていない、具体的にはなっていないというふうなことなのですが、事業者の方々の再開について、聞き及んでいる、相談を受けているので、大体どのような再開について考えておられる状況なのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 産業部次長。 ◎産業部次長商工観光課長(渡辺清文君) それでは、今後の商店街、中小企業等の支援ということでのお話をさせていただきたいと思います。 今回、中心市街地を初めとする285の事業所が浸水被害を受けまして、商工業者の企業活動に甚大な影響が及んでおります。中心市街地では、飲食店を中心に営業を再開しているところもありますが、浸水被害による施設や設備の破損等により、幅広い業種で生産活動が停滞しているところです。それらの方々の支援として、国の支援策であるグループ補助金等の活用による地域産業全体の速やかな復旧・復興と交付金の調整と地域の団結力の高まりが重要であると思われます。 国の支援制度になりますが、今ほど言いましたグループ補助金小規模事業者持続化補助金の活用によりまして、店舗のほうをどれだけ早く再開できるかというふうなことが大切であります。また、にぎわい創出のための商店街のイベント等の実施をしながら、例えば、子ども向けの町なか散策やグルメイベントなどの開催によりまして商店街のコミュニティの力を強くしていくことが重要であるというふうに考えておりまして、商店街の復活で売り上げを上げることにつきまして、復興への近道であると考えております。 また、営業を再開した店舗や事業所につきまして、お知らせするということも必要であると考えております。例えば、市のホームページへの掲載や、公共施設、またはコンビニへのチラシの配布等を行い、再開した店舗等についてお知らせをしていくというふうなことも大切であると思われます。 被災した商店街の方々が、ここで営業を再開してもらう、商売をしてもらえるように、商工業事業者への支援をしていきたいと考えております。 また、先週3日からにつきましては、相談窓口のほうを、モコステーションのほうに設置しまして、被災者のほうの方が来ていただきまして、市の職員、商工会の職員と相談をしているところです。 また、それらの相談についても、それぞれの補助金の書類等の作成についても支援してまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) 事業者、お店という件に限って、今、特に本市は、お菓子屋さんに限って言いますと、有名なお菓子屋さんがたくさんありまして、そのほとんどのお店屋さんが被災したというようなことのようであります。そういう方々の意見は、後継者がいる場合といない場合、いろいろ考え方があるようでありますが、多くの方々は再開をしたいと言いながら、後継者がいるいないにかかわらず、後に負債が残るような形では、後々心配だというようなことで、そういう負債が後に残らないような形でのご支援をぜひお願いしたいんだというようなことが言われています。 そういう中には、大変多額の債務といいますか、資金がなければ再開できないというような方もおるようでありますが、そういう後に残さない形で支援ができる方法というのは、今のところは、そういう方向で準備が進んでいるというふうなことに考えてよろしいのでしょうか、どうなんでしょうか。 ○議長(渡辺由紀雄君) 産業部長。 ◎産業部長(増子宗一君) 今のおただしでございますけれども、この被災された事業所の方々、やはり不安材料として債務がどうなってくるのかなというふうなそういう考えの方、非常にお持ちだなというふうに考えてございます。 まず、市としてやらなければならないこと、これはグループ補助金であったり、持続化補助金、そして今後県から発表されます自治体連携型補助金、これについての補助率を引き上げていただきたいということで、今要望をしているところでございます。 これらが引き上げになるというような形になりますと、自己負担が軽減されるというような形になりますので、そこに今一番市としては、その補助率の引き上げをしていただくというふうなことで、そういう支援ができないかということで、今要望活動をしているところでございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市長。 ◎市長(高松義行君) 若干、補足をさせてください。 100%という給付というのは無理な話であります。ですから、幾らか負債が残る、借金が残るというふうなことについては、これは被災者の方も多くの方々が納得をしていただいておることだと思います。 今、部長が話しましたように、例えば、4分の3の補助金を5分の4まで引き上げられないかとか。なるべく、被災者の方々の負担を少なくしていくというふうなこと、東日本大震災と比べましても、本市の被害事態は今回のほうが非常に大きいと、被災者の方々、その辺も含めまして、特に商店につきましては、個人経営者の方々が多いということで、大きな負担感というのをできるだけ軽減していくのが我々の仕事だというふうに思っておるところであります。 そんな中で、議会の皆様方におかれましても特別委員会設置の中で、種々ご検討いただいているということ、本当にありがたく思っているところであります。議会の皆様方は、市民の皆様の代表でございますので、市と市民の代表の方々が一緒になって、国、県に声を上げていくというふうなことが大切ではないかと思いますので、今後ともご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) 負担が少なくなって、また、いつも通りのように店を再開する、事業を再開するという、そういうことが早期にできることを願って、次の質問に入ります。 最後に、今後の水害防止対策ということについて伺っておきたいと思うのですが、このことについては、築堤の早期完成やあるいは河道の掘削などという話も出まして、それらの事業が国、県のほうで仕事が進んでいるというような経過も聞きましたが、この問題はこれまで築堤のことと、排水ポンプの設置というようなことだけに力が入ってきたような感じではなかったかと思うのですが、私はそれで橋を渡って、こちらへ来るものですから、花火大会をやるのにわざわざこの砂地を残しておくのかなとか、あとは柳の木が伸びるんですが、柳の木が全然切らないでおくというのは、流れを悪くするのではないかとか、いろいろ不思議に思ってきたところなんですが、河道の掘削というふうな話が出てきたので、そういうこともあるんだなと思って、特に弁天のことについては、昔からあそこをなくせばいいのではないかというふうな話はたびたび聞き及んでいたところなんですが、河道の掘削などは、国の事業でありますので、特に早く仕事をしてもらうように、できるだけお願いができるようにしていただければというふうに思うのですが、弁天のところはどういうふうな、何か説明があったように思うのですが、再度お聞かせをお願いしたいと思います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 建設部長。 ◎建設部長(渡辺兼野君) 議員おただしの今回の水害に対しましては、市民の方々の不安解消には一番は阿武隈川の本築堤早期完成と河道掘削が一番かと思っております。弁天のほうの河道の掘削につきましては、弁天公園側の堤防の前に堆積しております土砂を、河道を掘削して流れをよくするというものと、河川の断面を広げるということで、そちらをしていただければ、スムーズな水の流れ、水が下流のほうに早く流れるということで期待をしているところでございます。こちらについては今年度工事を進めるということで、前にも答弁させていただいたとおり、今年度の渇水期、そちらの期間前には、渇水期のうちに完成させていきたいということで話を伺っております。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) では、中ノ橋から歩く、花火大会用ではないかと思うのですが、ああいうのとか、柳の木が大きくなっているというのは、余り関係ないという意味なんですか。 ○議長(渡辺由紀雄君) 建設部長。 ◎建設部長(渡辺兼野君) 関係ないという話ではなくて、今回の事業で掘削するのがその部分で、その部分が発注されていると、今後につきましても全体的に引き続き、継続的に木の伐採と河道掘削をお願いしているということで進めております。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市長。 ◎市長(高松義行君) 大変申しわけありません。 若干、補足をさせてください。弁天につきましては、もう樹木の伐採は済みましたし、あそこの河道掘削、河道整正については今年度中繰り越しになりますけれども、5月ごろまでには何とか完了すると、出水期までには完了すると、もう議員ご存じだと思うんですけれども、中ノ橋周辺の樹木の伐採にかかっております、もう。上のほうの竹の伐採も今始まっています。あそこは、一番河道掘削をして水位を下げるためには、河川全部の河道掘削をしても効果がないそうです。一番のネックは弁天地区でありまして、弁天地区の河道を掘削する、整正する、幅を広げていくというふうなこと、それから全部はとりませんけれども、中ノ橋周辺の砂のたまっているところ、あそこも河道を広げるために工事に入るというふうなことで、もう工事発注はされておりますし、樹木伐採を含めて、同じく来年度5月の完成を目指して今工事を始めているということであります。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) わかりました。私の勉強不足で申しわけありません。 今度の水害の問題で、私はもう一つ河道掘削や堤防、ポンプの整備や何かも含めて、非常に大事な波動的な考え方としては大事なんですが、今回の災害は全国的に起こっているわけなんですが、これが甚大な被害をもたらしている原因は地球の温暖化のせいだというようなことが報道機関、あらゆる面で言われているわけなんですが、この温暖化対策をやはりどうにかしていかなければというふうなことが言われているわけなんですが、そういう意味では、やはり自治体も国はもちろんですが、この温暖化対策をどう進めるかというのが重要な意味を持ってくるのではないかというふうに思います。 温暖化対策については、二酸化炭素を出さない、ゼロにするというのは、最終的な目標だというふうに思うのですが、そういう意見で地方自治体はどうするかというようなことが、今問われているんだというふうに思うんですが、このことについてはどのように捉まえているか、ちょっとお聞かせいただければというふうに思います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市民部長。 ◎市民部長(荒川貞伸君) 議員おただしの地球温暖化の取り組みというふうなことのおただしのようでございます。 今、お話がありましたように、二酸化炭素、CO2を削減するというのは、非常に重要なことであるというふうに考えております。本市におきましても、環境基本計画に基づきまして、策を講じてまいりますので、その中でしっかりと対応していきたいと思っております。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) 庁舎内の取り組みということですので、今後、冷暖房の節約ですとか、CO2対策ということで、あとあわせまして公用車を電気自動車に、あとハイブリッドにかえていくということで、地球温暖化のほうに対応するべく対応を市の庁舎側としても考えておるところでございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) 今、国連気候変動枠組条約第25回締約国会議が、COP25と言われているものですが、開催中でありますが、この会議に初めての化石賞というのがあるそうなんですが、この化石賞というのは、環境NGOの国際ネットワークインターナショナルが気候変動に最悪の貢献をした国に与えるというような化石賞だと言われておりますが、受賞したのはオーストラリアやブラジル、それに日本の3カ国だったというふうに報道されておりますが、この石炭火力発電所を進めると、これからも20基も進めることや、あるいは外国にまで輸出するという日本のそういう姿勢が、外国からは批判されているような状況にあるというふうなことで、自治体の取り組みの考え方と国の考え方は、大分違いがそこでは出てきているようなことで、やはり国民としては、世界的な問題に対応する国のあり方というのは、恥ずかしい限りだなというふうに思うのですが、こういうことについても地方から声を出して、もっと温暖化対策のために力を入れてほしいということなどを発信していくことが大事なんではないかなというふうに思っているところであります。 この対策もあわせてとっていかないと、今後の水害対策にはやはり対応できなくなるんではないかというふうに考えるものであります。強く国に対してもそういうことを発信するように要望して次の質問に入ります。 大きな2番で公民館分館の前庭の舗装について、伺っておきたいと思います。 それぞれ各地域には各公民館の分館がありますが、その分館前が舗装になっているところと、そうではないところがあります。どの分館も舗装にすべきではないかというふうに思うのですが、見解、考え方をお聞きしておきたいと思います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 教育部長。 ◎教育部長(渡辺裕美君) 分館の舗装のお話でございます。 現在、分館は、議員おっしゃられましたとおり、舗装になっているところ、それからなっていないところとあるものでございます。現在、分館は放課後児童クラブなんかでも利用しておりまして、放課後児童クラブでは、逆に砂敷きにしてほしい、遊びのスペースなんかも必要だなんていう要望もあるところでございます。それぞれの地区のニーズが異なっておりますので、砂利敷きのところについては、市民の方々が利用しやすいように、管理を十分にしていきたいと思っておるところでございます。 その上で、必要に応じてニーズに応えられるよう整備、舗装などについての整備につきましても今後考慮しなければいけないのではないかということで考えているところでございます。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) 場所によっては、舗装になっているところもあるわけですよね、そういうところで子どもの放課後児童クラブをやっているところもありますよね、ですからニーズに合わせるというのはどういうニーズなのか、片方では預かり保育をやっていながら舗装のところで預かっていると、そうでないところもあるわけなんですが、利用者の方の協力でどうのこうのって言いましたけれども、そういう利用者の方が整備をしたというようなところもあるんですか。 ○議長(渡辺由紀雄君) 教育部長。 ◎教育部長(渡辺裕美君) 利用者の方が砂敷きに整備をしたというお話ですか。利用者の方が砂敷きにしたというものはございませんし、利用者の人が舗装をしたというのもございません。ただ、利用者の方ではなく、敷地の所有者の方が舗装の整備をしたという事実はございます。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) 言ってみれば分館を利用するのは、市民のそこの地域の皆さん方なんだと思うのですが、そういう利用者の利便性を考えて、早目に対策をとると、片や整備、舗装されているところもあるわけですから、それに合わせて、またそういう整備したところでも放課後児童クラブをやっているところでは、それに合わせた教育をやっていけばいいのではないかなというふうに思うので、できるだけ、どこの地域の人も便利よく使えるというような分館にしていってほしいと、またしてほしいということを申し上げて、次の質問に移ります。 大きな3番にしましたが、私道の舗装の支援について伺っておきたいと思います。 市道(公道)から自宅までの道路を整備するのに、あるいは舗装するのに大変経費がかかるというようなこともあるので、なかなか公道から、市道から私道の舗装をするのにできかねているというような、支援してほしいという、そういう声もあるわけでありますが、その支援の仕方、助成してはどうかということについて、お考えを聞きたいと思います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 建設部長。 ◎建設部長(渡辺兼野君) 今おただしの件は、市道(公道)のほうから個人の宅地に入っていく、俗に言う木戸道という部分かなと思います。こちらについては、個人の財産の土地になってございますので、こちらについては個人のほうの負担でお願いしたいということで考えてございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) どなたも市内に住居を持っていってからは、それぞれ生活をするということで、住宅のすぐ近くまで市道がつくられているという方については、自由にといいますか、短い距離であるので、難なく整備することができるというふうになっているわけですよね。ですから、あいにく市道が自分の住んでいるところよりも遠くを通った場合は、そういう状態が起きてくると思うんですね。ですから、誰もが市道と近いわけではない、ですから市道が1軒1軒回るような形でつくられていればいいのですが、そういうことができていないので、それを補う形でやったらどうかというふうに考えて質問したところです。 たしか旧白沢村当時、たしか2軒か、何軒かある場合、そういう道路を整備するというような対策もあったふうに思うのですが、そういうことも鑑みて、そういう整備をする場合に支援してはどうかと、隣の二本松市あたりでは、2分の1の助成があるというふうな話も聞きましたが、そういうことも参考にしながら、ひとつ助成してはどうかというふうに思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(渡辺由紀雄君) 建設部長。 ◎建設部長(渡辺兼野君) ただいまの生活道路の補助ということで話がございました。こちらについては、合併前の旧白沢村の中でそういった補助制度がございました。こちらについては戸数の条件、道路の幅員の条件とかいろいろありました。合併時にその部分が廃止になってございました。この点につきましては、他市町村のところをよく調査しながら、今後どういったものができるか、これについて調査進めてまいりたいというふうに思います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) 検討していただきたいというふうに思います。 ちなみに市道がなかなか奥のほうまで整備されないということで、全体としての市道がほとんどですよね、たしか。白沢地区も農道があったんですが、農道がなくなって全部市道になったというふうな話を聞くんですが、市道を舗装して利用しているという方もおられるようでありますので、さまざまな想定もいろいろ条件あると思いますが、支援の方策を検討していただければというふうに思います。 最後に、4番の農業振興について伺っていきたいと思います。 本宮市の農産物、言ってみれば特産物と言われるものがあると思うのですが、特産物というのはやはり今の農業状況の中で特産物をつくる、あるいは生産するということは、その特徴を生かして生産、あるいは販売拡大を有利に進めるという点で大変重要な産品だというふうに思うのですが、これらが現在、どういうふうになっているか、余り生産拡大や販売拡大が大きく伸びているような話も最近耳にしないんですが、どういう状況になっているのか、まずお聞かせください。 ○議長(渡辺由紀雄君) 産業部長。 ◎産業部長(増子宗一君) 特産物についてのおただしでございます。 本市には、特産物ということで、烏骨鶏であるとか、白沢地区のトロロイモであるとかというふうな、そういう形で特産物がある現状でございます。やはり今の農業を取り巻く情勢というようなことになりますと、なかなか高齢化であったり、後継者がなかなか育成できない、後継者がなかなか見つからないということで、不足をしている状況でございます。 それに伴いまして、生産面積や収穫量、これについてはやはり議員おただしのように、今のところ、今の現状ではその販路といいますか、そういったものを含めて拡大がされていないというふうなそういう状況でございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) 特産物といえば、本宮地区では烏骨鶏、白沢地区でトロロイモというふうなことでありますが、烏骨鶏、トロロイモもそうだと思うのですが、高齢化によるものとかあるとは思うのですが、白沢地区の特産物というふうな形の中では、トロロイモのほかに柿と、それからギンナンが特産物として力を入れてきたというような経過があるんですが、これらについては今どうなっているか、掌握していますでしょうか。 ○議長(渡辺由紀雄君) 産業部長。 ◎産業部長(増子宗一君) 柿生産組合、そしてギンナンも、白沢ギンナン生産組合というようなものがございます。柿につきましては、JAの柿生産組合ということで、生産農家数は現在5軒というような形でございます。栽培面積が約1ヘクタール、生産量は1.2トンというような状況でございます。また、ギンナンでございますけれども、これもJAさんのほうで事務局を持っておりまして、白沢ギンナン生産組合ということで、生産農家数は26戸、栽培面積は2.5ヘクタール、生産量につきましては、5トンというふうなそういう状況であります。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) 特に、白沢地区に限って言えば、白沢地区はほとんど農村地帯と言っていいと思うんですけれども、そういう中で、特徴あるものを生産して、その地域の活性化に寄与したいというようなことで、柿とかギンナンも導入して、トロロイモと、そういう形で、できればそういう特徴ある生産物を、団体をつくろうというようなことで進められてきた、そういうことなんですね。ですから、柿についても組合があってやっていて、これらももっと会員をふやすとか、生産者をふやすとかっていうふうなことになっていかないというのは、やはり行政側でも少し支援するというふうな、そういう形が必要なんではないかというふうにも思うんです。ギンナンなんかは新潟県が名産地だということで、それぞれの特産物の生産が始まる前には、特に有名な生産地を現地調査をしながら、新種を導入するというような形をとられてきたわけですよね。トロロイモについても、福島市の岡部だったと思うのですが、そこのやり方を学んでやっていたというふうなことで、一定の地域からの信頼評価、あるいは販売もある程度確立したというような経過があるわけですが、これは特産物には一定の定義みたいなものがあって、やはり特産物と言えば、いわゆるそこの地域の農業総生産額の大体20%とか、30%のやはり量、額が一定のもの、特産物と言われるものとしては、そういうふうに言われているんですよね。 ですから、そういう意味では、トロロイモを取り上げてみても、やはり市内の農業生産額というのは相当なものがあるわけですが、それの2割ほどまでいくかといったらば、そんなことには到底及ばない額ですよね。恐らく5、6,000万円から7,000万円くらいなのかなというふうに思うのですが、やはりそれをさらに拡大して、生産販売額も伸ばしていくというふうな目標を一定程度とって、どうしたら支援できるかというふうなことを考えていかないと、やはり特産物が特産物ではなくなってしまうんではないかというふうに思うんですが、それは烏骨鶏でも、やはりそういう観点から言うならば、もっともっと生産量をふやしていくということとあわせて力を入れる、こういうことにならないといけないんではないかというふうに思うのですが、これについてのやはり力を入れていくということを、ぜひやっていただけないかというふうに思うのですが、どうでしょうか。 ○議長(渡辺由紀雄君) 産業部長。 ◎産業部長(増子宗一君) 特産物の生産が伸びていないということで、それらに対する強化というふうなおただしでありますけれども、やはり、現状は会員の高齢化であったり、新規の加入者がいないというようなことで、毎年減少傾向にあるのかなというふうに考えてございます。 今年度事業でありますけれども、このトロロイモに限りましては、会員数の減少に対する対策というふうなことで、新規に作付する方、または規模拡大を図る生産者の方々に対しまして、作付に必要な初期投資、パイプであったり、ネットであったりというふうな、こういうものが必要になるということで、従来の種イモの補助に加えまして、そういう支援制度の確立をさせていただきました。 ただ、今回、今までのところ実績というようなものはございませんが、もう一つ、新規にこのトロロイモをつくってみたいというふうな、そういった方に対する支援ができないかということで、これも今年度事業でありますけれども、とろろにトライ!「長芋の里づくり」事業というようなものを今回立ち上げました。その中で、4回の芽出し作業から収穫までの講習会ということで、4回にわたり講習会を行ったところです。 そのときの、参加者、本宮地区から9名、白沢地区から4名ということで、合計13名の方がこの講習会に参加をしまして、収穫までの作業を行い、来年度から取り組み意向がありますかというふうなおただしをさせていただきました。その結果、本宮地区の方から3名の生産者の方が作付の意向を示しているということで、今まで白沢長芋生産組合ということで、補助が白沢地区に限ってというふうな、そういうこともございますので、この本宮地区の方3名、白沢地区に出作してやる手法とか、あとは本宮地区でやるというふうなことも考えられますので、その辺については生産組合の方と一緒にどういう形で入っていただけるかということで、今後の協議をさせていただくというようなことで考えているところでございます。 やはり、特産物というようなものは市をPRする上でも非常に重要な部分でございますので、これらの支援というふうなものについては、マンパワーの支援もございますけれども、生産にかかわる支援というふうなものがどういう形でできるか、検討してまいりたいと思います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。     〔17番 渡辺忠夫君 登壇〕 ◆17番(渡辺忠夫君) きのう、県の農民連というところの総会がありまして、行ってまいりましたが、隣の二本松市には今7世帯、若者が移り住んで農業をやってみたいと、そういう人がいるようで、もう十何世帯も移住してきて農業をやるというようなことができて、そこのその地域の特産品を中心にやはり調整をするというのが、最初に取り組むようなことでの話のようであったわけですが、本宮市でも、後継者の問題なんかもありますので、そういうこともある程度視野に入れながら、何か農業をやってみたいという人、取り組んでもらうというような取り組みをあわせてぜひひとつ進めてほしいものだなということをお願いして、特産物のさらなる強力なお力添えをするよう求めて、私の質問を終わります。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君の一般質問を終わることにいたします。 暫時休憩いたします。 再開は11時10分といたします。 △休憩 午前10時58分 △再開 午前11時08分 ○議長(渡辺由紀雄君) 休憩前に引き続き会議を行います。 日程に従い、一般質問を続行いたします。----------------------------------- △磯松俊彦君 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、通告12番、議席1番、磯松俊彦君の一般質問を許します。 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) 議席1番、磯松俊彦です。 通告に従いまして一般質問をいたします。 去る10月13日の台風第19号により亡くなられた方に対し、謹んでご冥福をお祈りいたしますとともに、被災者の方にお見舞い申し上げます。さらに、復旧に努力されている方々に感謝申し上げます。 質問に入ります。 大項目1番、在宅介護の推進についてです。 市内の在宅介護の現状はについてです。 本宮市においても、高齢化に伴い、要介護者が増加していると思われますが、市内の要介護者の状態別の現状と、そのうち、在宅で介護を受けている方々の人数、介護されている方々の年齢別、世帯別の現状はいかがでしょうか。お伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(矢吹誠司君) 現在、市内で要介護認定を受けている方等々のご質問ですが、まず、要介護認定を受けている人数でございますが、状態別の現状ということでございますので、順を追って答弁をさせていただきたいと思います。 まず、ことし10月の現在の人数でございます。要介護1、336人、要介護2、255人、要介護3、219人、要介護4、209人、要介護5、140人の合計で1,159人となっております。 さらに、居宅介護のサービス受給者数でございますが、介護を受給している方でございますが、合計で606人となっておるところでございます。 また、介護している方の年代の割合でございますが、こちらにつきましては、60代の方が39.8%というふうなことで、最も多くなっておりまして、次に50代、その次に70代というようなことになっております。 また、世帯別の介護者の状況でございますが、こちらについては、こちらも割合となりますが、子どもさんが34.9%で最も多く、さらに子の配偶者の方が続いて23.6%ということで、主な介護者として状況を把握しているところでございます。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) わかりました。 やはり、子どもさんのほうが介護されている割合が多いということですね。介護者の年齢については60代の方が多いと。60代、70代の方、体力的に大変な方が多いというふうに思いました。 一方、話は変わりますけれども、市による在宅介護従事者等への広報活動についてですが、介護に従事している方には高齢者も多く、例えば、ケアパスと言っても、直感的に伝わるとは考えにくいところです。住民が直接手にするチラシは、専門用語に頼るところなく伝わりやすい表現が妥当かと思いますが、お考えをお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(矢吹誠司君) 介護サービスについての周知がなかなか難しいというお話でございますが、こちらにつきましては、通常の広報活動は丁寧にやっているつもりでございますが、さらに、個別には、ケアマネジャーを通してサービスのわかりやすい説明等に努めているところでございます。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) わかりました。 利用者の方にわかりやすい広報チラシが在宅介護への支援につながるものと期待しております。 次にいきます。 在宅介護の推進による市のメリットはについてです。 一般に、介護施設の運営は財政的に大変であり、公的支援も多額に上っていると聞いております。本宮市第8次高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画によれば、基本目標において、地域での自立した日常生活の支援、在宅支援サービスの充実とあります。在宅介護の推進による市のメリットとはどんな点でしょうか。お伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(矢吹誠司君) 在宅介護におけます市のメリットというふうなことでございますが、まず、今、議員、お話ありましたとおり、今現在は第8次高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画に基づきまして、介護サービスの実施を行っておるところでございます。その中でも、在宅で介護を受けている方、また、その家族を支えるための地域包括ケアシステムの構築を進めておるところでございます。在宅でも充実した生活が送ることができるよう、地域で支え合うというふうなことで進めておるところでございます。 在宅のメリットということで、在宅におけます市のメリットということで、確かに、施設サービスよりも若干の財政的なメリットは市としてはございますが、その財政的なメリットということよりも、一番は、要介護者ご本人の意識、希望が一番重要かなというふうなことで捉えておるところでございます。 今後のアンケートを3年に一度、介護保険で実施しておりますが、介護を希望するところは自宅がいいといった方が53.5%に上っているということで、半数の方が在宅での介護を希望しているというふうな現状から、そういった趣旨に従って介護事業を進めていくのが一番かなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) わかりました。 次にですけれども、現状の在宅高齢者家族介護に係る手当支給の算定根拠についてお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(矢吹誠司君) 寝たきり在宅者介護手当、こちら、市の独自事業でございますが、こちらの算定根拠につきましては、本宮市寝たきり在宅者介護手当支給要綱により支給をしているというふうなところでございます。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) わかりました。 在宅介護の推進への市の努力に期待しております。 次にいきます。 在宅介護の負担軽減策はについてです。 近年の高齢化に伴い、在宅介護においては、老々介護による健康リスクや資金繰りの問題があります。働ける方が、もろもろの理由で在宅介護をしているなどの現状もあります。こうした在宅介護への負担軽減策は何かありますでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(矢吹誠司君) 在宅介護のサービスのおただしでございますが、まず、介護保険給付事業といたしまして、訪問介護、通所介護、または短期入所、さらには住宅改修といったことで、これは法的な介護サービスとして実施しているところでございます。 さらに、市独自の給付といたしまして、先ほど申しました寝たきり在宅者介護手当、さらには、在宅介護家庭の方に対します介護用品の購入の助成、あと、さらには、訪問介護等利用している方の非課税世帯の方には、利用者の負担軽減策を実施しているところでございます。 また、ソフト事業といたしまして、介護保険任意事業となりますが、介護者の集い、さらには、認知症カフェ等を実施しておりまして、こちら、介護されている方々の負担軽減に努めているというふうなところでございます。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕
    ◆1番(磯松俊彦君) それでは、ご質問ですが、認知症カフェによる在宅介護問題解決の実績などがありましたら、お伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(矢吹誠司君) 認知症カフェの実績ということでございますが、こちら、それぞれ地域包括支援センターごとに市内3カ所で実施しておりますが、実績ということでございますが、こちら、実績というものになかなかあらわしにくい内容でございます。ただ、参加されている方の感想を聞きますと、近くの方と顔見知りになれた、あと、さらには、ここに来て話をすればすっきりするというふうなことで、お互い、介護に対する情報交換などを行うことができて、介護する方には大きなメリットになっているというふうに認識しているところでございます。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) 次に、在宅高齢者の方の介護に係る生活実態の把握の現状をお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(矢吹誠司君) 在宅介護の生活の実態ということでございますが、先ほど申しましたとおり、介護保険事業計画につきましては、3年に一度、保険料等の関係、またはサービス等の精査について、構築するために3年に一度、市内の高齢者、あとは、介護事業所等に対しまして、アンケート、ニーズ調査を実施しておるところでございます。 そちらのニーズ調査に基づきまして、今後3年間の介護保険事業計画に反映させていくということでございますので、その中で、いろいろと把握に努めているというようなことでございます。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) ニーズ調査についてのアンケートをされているということですが、生活の実態、何時から何時までおむつ交換やっている、何時から何時まで食事介助をやっていて、一日のうちどのぐらい介護に時間をとられているといった内容のアンケートもとられるほうがいいかと思います。 在宅介護を頑張っている市民の応援をしている自治体というのがまだほかにもあります。例えば、佐渡市、長岡市、一関市などほかにもあるようですが、本市においても調査研究されることを期待しております。 次にいきます。 大項目2、安達太良川の改修についてです。 台風第19号による安達太良川決壊の原因はについては、さきの質問者の方のご質問においてお答えいただきましたので、私としましては、JRの橋脚付近から決壊していますが、ここは予測ができなかったでしょうかというところについてお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 建設部長。 ◎建設部長(渡辺兼野君) 議員おただしの今回の安達太良川の決壊箇所ということでございますが、今回の豪雨につきましては、前回答弁したとおり、降水量、阿武隈川上流の降水量が大変多かったということで、バックウォーター現象で安達太良川が決壊したというところで、JRのちょうど今回の決壊箇所でございますが、あの部分が一番弱かったのかなというふうには考えてございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) 私の質問は、その決壊についての予測はできなかったでしょうかというところです。 ○議長(渡辺由紀雄君) 建設部長。 ◎建設部長(渡辺兼野君) 予測につきましては、さまざまな難しい部分がありますので、建設部のほうではそこまでは考えられなかったというようなところでございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市長。 ◎市長(高松義行君) 安達太良川の築堤決壊についてでありますけれども、本市、それから県についても、決壊という予測はしていなかったというふうに思います。ただ、河道整正、河道掘削についてはお互いやっていこうというふうなことで、今年度の予算化に結びついた。できるだけ安全な安達太良川を構築していこうという思いはありましたが、決壊というふうなことについての予測には至っていなかったということだろうというふうに考えております。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) わかりました。 次にいきます。 安達太良川の河道構造が本宮地区内で異なるところがありますが問題点はについてです。 本宮地区内におきましても、安達太良川の河床高、堤防幅、ところによって違います。さきに触れましたとおり、JR東北本線の橋脚地点で、橋脚によって川幅が狭くなっているところなどもあります。これは、水防上問題があると思われます。詳細をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 建設部長。 ◎建設部長(渡辺兼野君) この安達太良川でございますが、昔8・5の水害を受けまして、激甚災害の指定で、激特事業で河川を改修したものでございます。こちらについては、JRを境にしまして下流側と上流側ですか、河川の断面が違うというようなおただしでございますが、こちらの河川断面の計画につきましては、県のほうで、阿武隈川も含めた中で、国のほうで阿武隈川の計画、県のほうでは安達太良川の計画ということで、河川の計画断面、また、河床の勾配、水の勾配、入ってくる勾配等を計算しまして、あとは、橋脚、川の中にある橋の橋脚が一番問題になってくるんですが、そこの中の河川断面の阻害率というようなさまざまな条件を設計条件に入れまして、今のJR下流側の河川の断面に計画しているということで、今回のこの断面についての問題はなかったというふうに考えてございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) わかりました。 今後の県との協議、進展を見守りたいと思います。 次にいきます。 地域の防災をふまえ、安達太良川の河川の改修や、分水路の建設などの対策はについてです。 本宮地区の防災を踏まえれば、今後、安達太良川の河川改修が必要になると思われますが、安達太良川の水位計をふやす増水時監視体制を強化することや、安達太良川の分水路となる阿武隈川へのトンネルを建設し、市民生活へ配慮した防災工事とするなどの特別な対策が何かあるかお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 建設部長。 ◎建設部長(渡辺兼野君) お答えいたしたいと思います。 安達太良川の改築の関係でございます。安達太良川の改築につきましては、今回の災害を受けまして、県のほうに強く要望しているところです。 あと、今回の原因プラス今後の対応ということで、安達太良川への水位計の設置、こちらについては、県に要望はしておりますので、その結果、県のほうからは、年度内に危機管理型水位計というのをふれあい橋のほうに設置するという話で聞いてございます。 議員おただしの分水路の建設というような考え方でございますが、今回の雨の場合はバックウォーター現象ですので、分水路計画については、安達太良山のほう、大玉村のほうからの水を市内のほうに持って来ない計画というような部分になろうかと思います。そちらについては、今回の本宮市の水位、雨量観測所の経過を見ましても、1時間当たり20ミリの雨が何時間かずっと続いたということで、市内の排水計画のポンプ場の容量からいくと、内水の部分だけでしたらば、まだまだ余裕はあったというふうな結果になってございますので、分水して直接トンネルを掘って阿武隈川に流すというような計画は今のところ持ってございません。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) わかりました。 分水路と言いますのは、阿武隈川が計画高水位に達したときに、安達太良川や百日川の流下能力が不足していることが、今回明らかになったのではないかと思ったところから提言したものであります。 また、この件につきましては、バックウォーターというのが原因だというふうに聞いておりますが、バックウォーターに対する対策というものも考えていく必要があるのではないかと思います。 では、次に移ります。 台風第19号からの復旧についてです。 復旧の進捗について戸別の差異がみられるが、復旧がおくれている被災者に対する支援はについてです。 災害からの復旧については、地区により、戸別により進捗の差異があるようです。例えば、路地裏に入ってみると、今もって清掃途中であるとか、ボランティアの方撤収後の独居者、不在者宅の消毒、ごみ処分などについても課題があるかと思います。復旧がおくれている被災者に対する支援についてお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市民部長。 ◎市民部長(荒川貞伸君) 復旧がおくれている被災者の方々ということでございますが、まず、被災を受けた方々の住宅、発災後、ご本人様やご家族はもとより、親戚や知人の方々等によりまして家の片づけが行われ、災害廃棄物の仮置き場の搬出も進んでまいりました。特に、週末には多くの災害ボランティアの方々のご協力いただいたこともありまして、11月2日には個人での仮置き場搬入を終了することができました。また、災害ボランティアにつきましても、10月14日の災害ボランティアセンター開設以降、369件の依頼があり、これまで延べ4,440人の方々のご支援とご協力をいただいたところでございます。 運営元の社会福祉協議会によりますと、依頼の件数は残り少なくなってきたということでございまして、これからは、社会福祉協議会での登録ボランティアの方々の対応で可能であるということから、今後も、ニーズ、依頼ですとか要望等があれば、登録ボランティアの方々にお願いをして対応していくという方針でございます。 また、今後、片づけ等によりまして災害廃棄物が出された場合は、指定袋に入れる大きさのものがございますれば、分別をしていただきまして、ゴミステーションに出していただければと思います。また、指定袋に入らない大きなものがあれば、もとみやクリーンセンターへ個人で持ち込みくださるか、また、それがどうしてもかなわないという方々につきましては、市のほうへご相談をいただきまして、被災者の方々に寄り添った対応をしてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) わかりました。 被災者の方の身になった対応をお願いいたします。 次へ移ります。 やむを得ず避難所に留まっている方々の事情に即した支援のあり方はについてです。 12月5日現在、なお20名の方が避難所にとどまっておられます。長期間の避難所生活でお疲れのこととお察しいたします。そして、やむを得ず避難所にとどまっておられる方々への事情聞き取りはどのようなものか、事情に即した支援のあり方はどのようなものかについてお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(矢吹誠司君) 現在、やむを得ず避難所にとどまっている方、今、議員おっしゃったように、5日現在で20名の方、いらっしゃいます。若干減ってきたというふうなこともありますが、いずれにしろ、今現在とどまっている方については、まず、借り上げ住宅を待っているというような状況。あとは、仮設住宅でも準備が整うまでといった一時的な避難の方。あと、さらには、自宅を今現在修繕中だというようなことで、修繕が完了し次第戻ると。その間、それまで避難所という方。あと、さらには、今後の身の振り方について、まだ家族とも協議が整っていないといった方も若干おりますが、いずれにしろ、これらの方については、私どものほうで、日々、事情等をお伺いしながら、それぞれのケースに寄り添った形で、個々の世帯に合った一番といいますか、それぞれの世帯に合った方向性を一緒になって考えていきたい。実現可能な方策を一緒に考えていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) わかりました。 もう一つ、お伺いいたします。 今回の水害において、甚大な被害を受けた被災者へのケアを行うべき医療機関も大きな被害を受けました。市として、医療機関への対応はどのようなものであったか、よろしければわかる範囲でお願いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(矢吹誠司君) 今回の水害では、医療機関では4カ所の医療機関が被災されているかと思います。特に、市内の基幹病院と言えます谷病院さんのほうも甚大な被災を受けております。こちらにつきましては、被災直後から災害対策本部会議等々で議論をしながら、でき得る限りの支援を行ってきたというふうに認識しておるところでございます。 それ以外の病院等につきましても、県及び関係機関と、毎週一度、保健医療会議というものを開催しながら、現在の医療機関の状況についてご報告を受けながら、そのときに何ができるかというふうなことで、市としてできること、また、検討して、していただきたいことについて議論をしながら支援を行ってきたというふうに認識しているところでございます。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) わかりました。 安全な医療体制の復旧を期待しております。 次にいきます。 本宮地区で地域により側溝の規格が異なっているという話を聞きます。これは内水氾濫の一因と考えられますが、今後の改善はについてです。 万世地区では、国道4号線より西側にもかかわらず、内水氾濫が発生しました。これは、従来より、区域により側溝の規格が異なることにより雨水の流れが阻害されていることが一因と考えられますが、今後の改善策についてお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 建設部長。 ◎建設部長(渡辺兼野君) こちらの地区についてご説明をいたします。 こちらの地区につきましては、前々からゲリラ豪雨等によりまして、万世、千代田地区のほうがゲリラ豪雨で冠水するというような話がございまして、こちらについて、本宮市排水対策基本計画を平成30年1月に策定しております。 こちらにつきましては、上江堀、下江堀のほうの排水を、4号線を越さずに直接、安達太良川のほうに排水する計画で、今現在、計画を進めているところでございます。こちらを整備しますと、現在ですと、4号線を境にして横断する排水路が狭いという部分がございますので、1路線は本宮第一中学校のグラウンドを利用いたしまして安達太良川に直接流すというルートと、もう一つが、今の4号線沿いを持ってきて、安達太良川に直接、下流側に水を流さないようにして、4号線から上流部の水は4号線から西側の部分で川に直接排水するということで、万世、千代田地区の浸水被害を軽減させるということで、今現在、協議を進めているような状況でございます。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) わかりました。 それでは、いつその状況が改善されるのかについて、見通しをお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 建設部長。 ◎建設部長(渡辺兼野君) 排水先が県管理の河川ということになってございます。今現在、河川の協議を実施しておるところでございます。そちら、許可のほうをなるべく早くいただきまして、工事のほうの詳細設計に入っていきたいというふうなことで、今現在は進めておりますが、さらに、本宮市の雨水排出抑制装置の補助金事業というのがございまして、自宅の雨水を一気に流さないために、雨水の浸透ます、さらには雨水の貯留タンクというような設備も設置の補助をしておりまして、雨水を一気に流さないような対応を進めているところでございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) わかりました。 協議の進展と着実な改善をお願いいたします。 次へ移ります。 みずいろ公園の街灯の復旧はについてです。 安達太良川の決壊に伴い、本宮第1保育所脇の分電盤の故障により、みずいろ公園の街灯も点灯せず、夜のみずいろ公園一帯はしばらく暗いままでした。街灯の復旧見通しについてお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 建設部次長。 ◎建設部次長まちづくり推進課長(永田達也君) みずいろ公園でございますが、台風19号によりまして、3メートル以上の冠水ということで、土砂の堆積、さらには、ポンプを含みます電気系統が故障しまして、街灯も消えたままとなっている状況でございます。 土砂につきましては、消防団の皆様のご協力によりまして、池の周りの土砂撤去が完了しました。現在、遊具がございます、わらしっこ広場の土砂の入れかえを今進めているところでございます。 電気の関係でございますが、みずいろ公園は、ポンプ関係で大量の電気を使用するということで、高圧受電設備、いわゆるキュービクルで高圧電気を受電しまして、低圧に変電して街灯のほうに使っておりました。このキュービクル関係の電気系統の復旧でございますが、来年1月の災害査定以降の着工となってしまうというような状況でございます。 市といたしましては、みずいろ公園の街灯の早期復旧ということで、低圧電気部分の暫定復旧を先行するという協議を進めておりました。現在、調整がつきまして、工事を間もなく発注ということで、年内には街灯の復旧を完了させたいと考えております。 なお、復旧に当たりましては、現在の水銀灯からLED化して復旧したいというようなことで考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君。     〔1番 磯松俊彦君 登壇〕 ◆1番(磯松俊彦君) わかりました。 安心で活気のある暮らしへの復旧に向け、期待しております。 以上で私の質問を終わります。ありがとうございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 1番、磯松俊彦君の一般質問を終わることにいたします。----------------------------------- △川名順子君 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、通告13番、議席14番、川名順子君の一般質問を許します。 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 一般質問も私で最後になり、重複する点が多々あるかと思いますが、よろしくお願いいたします。 このたびの台風19号の豪雨災害により、お亡くなりになられました皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、被災されました皆様に心からお見舞いを申し上げます。被災者の皆様に寄り添い、一日も早い復旧・復興に向けて、議会と執行部が一丸となって取り組まなければならないと強く決意しているところでございます。 被害は今までに経験したことのない規模のものであり、混乱の中での対応であったかと思います。対応していく中で、さまざまな問題点、改善点、新たな気づき点があったことと思います。次回があってはならないことですが、この経験から、災害時の体制をしっかりとつくらねばならないと考えております。 1点目、台風第19号による豪雨災害を受けて。 復興計画策定の考えはでございますが、発災から約2カ月となりますが、多くの公共施設も使用不能となり、被災された方々は自宅を離れ、親戚や借り上げ住宅、仮設住宅の生活を余儀なくされています。被災された皆様が一日も早く落ち着いた生活を取り戻していただき、本宮市以外で仮住まいをされている方々も本市に戻り、安心して暮らしていただけますよう、将来にわたってみんなで住み続けられる安心・安全のまちづくりに取り組んでいただきたいと思います。 被災しました中央公民館、サンライズもとみや、歴史民俗資料館、本宮第1保育所などの公共施設の復旧費用、また、商店街の復興に向けたまちづくりへの取り組みなど、令和2年度以降につきましても、さらに必要な経費は発生してくると思っております。まちづくりを進めていくに当たりまして、国に特別交付税の大幅な増額など、復興財源の確保に努められていると思います。中長期的な視点で財政運営に努めるためには、復興懇談会、住民アンケート調査やパブリックコメントなど、多くの住民の皆様からの意見を踏まえて、本宮市復興計画の策定をすべきと考えますが、お考えをお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市長公室長。 ◎市長公室長(坂上清彦君) 復興計画策定の考え方のおただしでございます。 公共施設の復旧につきましては、各部において計画的に復旧に向けまして、現在、鋭意取り組んでいるところであります。その中で、国や県へ財源確保についても要望しているところであります。 被災された市民の皆様に対しましては、支援制度窓口相談、11月18日から30日にかけて集中的に実施させていただきました。現在も、市役所1階の市民ホールにおいて、総合相談窓口としてワンストップサービスを行わせていただいております。また、被災された事業者の方々に対しても、相談窓口、申請手続のお手伝いを12月3日からモコステーションにおいて、商工会の職員と市の職員が対応に従事しております。 また、あすでありますけれども、商工業で被災された事業所の方々と市長との懇談会をモコステーションにおいて開催させていただくことになっております。 現在、応急仮設住宅や市営住宅への入居、借り上げた民間住宅への入居が済みまして、被災された皆様の生活、事業再建に向けた支援制度の相談など、次の段階へ進んできておるというところでありまして、こういった状況から、現在、復興計画の策定は予定をしていないというところでありますけれども、今後も、国、県、市、それぞれの補助制度、支援制度を活用させていただきながら、施設の復旧、それぞれの皆様の生活再建に向けまして、今後も、被災者の方々に寄り添った支援を継続していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 続きまして、他自治体からの応援職員についてでございます。 多くの皆様から心のこもった支援物資のご提供やご支援をいただき、また、国の関係機関、自衛隊の皆様、県内外の多くの自治体から派遣いただきました職員の皆様、ボランティアの皆様など、多くの皆様に多大なるご支援とご協力、ご尽力をいただいておりますことに深く感謝申し上げます。 そこで、今回の豪雨災害における他自治体からの応援職員の受け入れについてお尋ねいたします。 まず、短期応援職員についてお聞きいたします。 豪雨災害は、本市の中心地区に甚大な被害をもたらし、7名のとうとい命が失われるなど、いたましい爪跡を残しました。発災以来、多くの市民の皆様は、自宅が全壊や半壊しながらも、不自由ながら住み続けられていたり、借り上げ住宅や避難所での苦しい生活を強いられております。また、市職員についても、通常業務もストップできない中、避難所でのシフト勤務に土日、昼夜を問わず従事するなど、被災者のために大変な尽力をされましたことには、改めて敬意をあらわしたいと思います。 私も、発災直後から被災地区や避難所へ入ったり、被災者の片づけのお手伝いなどもいたしましたが、その際に、市職員に加えて、それぞれの自治体名の入ったベストを着用して災害復旧業務に当たり、一生懸命に働く大勢の応援職員を目にいたしました。聞くところによりますと、数日から1週間ほどの短期間の期間で交代しながら数多くの自治体が発災直後の混乱期に応援に入っていただいていたとのことですが、実際の自治体数や延べ人数、従事した業務など、お伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) 今回の台風19号により、被災に対しまして、福島県を初め、県内の市町村からの職員を派遣いただき、災害対応業務のご支援をいただきました。また、総務省のシステムであります被災地区町村応援職員確保システムというものを活用させていただきまして、四国3県からもお手伝いをいただいております。また、大玉村からは、村独自に災害直後の10月15日から8日間、延べ56人の職員派遣をいただきまして、本市職員のみでは対応し切れない状況下におきまして、心強い支援となりましたことに感謝を申し上げます。 それでは、発災後から11月末までの他自治体からの支援状況であります。 まず、県内でありますが、福島県、福島市、大玉村、磐梯町、猪苗代町、浪江町など、6自治体から519名。四国地方の愛媛県、高知県、香川県の3県並びにそれぞれの県の41市町村から1,396名。その他、東北財務局、福島市町村支援機構などからもご支援をいただきまして、11月末までに延べ2,000名の支援を受けております。 ご支援いただいた業務でありますが、避難所の運営、家屋等被害調査、災害廃棄物仮置き場の管理、罹災証明書発行までの一連の事務、保健師による被災者の健康相談、各種申請窓口の受付など、多方面で携わっていただきました。 市は、圧倒的マンパワー不足から、当初の応急対策に苦慮しておりましたが、他自治体からの職員の派遣をいただき、被災者に対して強い使命感を持って、丁寧かつきめ細やかな対応をいただきまして、現在では、被災された皆さんの新たな生活再建に向けた対応にシフトすることができました。改めて関係自治体、支援自治体の皆様に感謝を申し上げたいと思います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) また、今回、温まる応援をいただいたことについては、本市としても感謝の気持ちを今後も忘れないようにしておく必要があると思います。今、部長答弁でもございましたように、大勢の方が本市に来られまして、真心からのご支援、そしてご協力、そして、復興できるように頑張れという、そういう気持ちで応援していただいたのかと思います。何らかの形で市民にもその感謝の意を伝えることができるよう、情報を共有しておくことが大切だと考えますが、ご意見をお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) 支援をいただきました職員の皆様は、派遣元のビブスを身につけて勤務に当たっていただきました。職員の方からお聞きしますと、窓口で相談された被災者の方から、遠くからご苦労さんだねと、慰労の言葉があったそうです。また、支援いただいた職員からは、福島の人は温かいと。被災された方であっても、最後に必ず、どうもないというお礼の言葉をいただいたと、逆に励まされたというお話も伺っております。これほど多くの他自治体の職員が本市に入っていただいたということは、被災された方以外はご存じでなかったのかなと思います。 市としまして、広報もとみややホームページで情報発信をすべきであったということは大きな反省でございます。今後、ホームページ等への掲載など、今回の災害の記録を残しておきたいと。それをもって、市民の方にお知らせしていきたいというふうに考えております。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市長。 ◎市長(高松義行君) 今は、まだ、第2ステージ。第1ステージから第2ステージに入ろうかという、やはり緊急対応の時期であります。応援いただいた方々については、市として心から感謝の意を伝えさせていただきました。もう少し落ち着いてから、支援者の方々も、本当に、全く本宮市からの費用を使わずして、各自治体の費用等々を使って来ていただいています。今、その思いに報いるためには、一日も早い被災者の方がふだんの生活に戻ることだというふうに考えておりますし、広報もとみや、防災行政無線につきましても、知らせなくてはいけないことがたくさんございます。それを集中的に今はやらせていただきたいというふうに思っておりますし、少し落ち着いた段階の中で、市民の皆様方に広くお伝えできればと思っております。できれば、私がある程度、時間の余裕ができるようになったときは、各自治体の首長さんもわざわざ本宮市にまでおいでいただいて、お手伝いだけではなくて、義援金を持ってきていただいたり、それから、お見舞いの言葉をいただいたりというふうな、本当に温かい気持ちを寄せていただいています。去年は、四国3県の人たちは、あの方々が被災者でした。その思いと御礼をしっかりとお伝えできればというふうに思っておりますが、今は、被災者第一で進んでいきたいと思っておりますので、どうぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君の一般質問の途中でありますが、昼食につき、暫時休憩いたします。 再開は午後1時ちょうどといたします。 △休憩 午前11時57分 △再開 午後零時57分 ○議長(渡辺由紀雄君) 休憩前に引き続き会議を行います。 日程に従いまして14番、川名順子君の一般質問を続行いたします。 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 今、部長答弁の中に総務省被災地応援システムを使って四国3県から来ていただき、延べ2,000人もの応援をいただいたと答弁がございましたが、分野分野で必要な人数があります。 コーディネートされているところはどちらなのかお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) 総務省のシステムにつきましては、本来、地元自治体で対応がし切れない場合、福島県を通して要請しております。福島県内で賄い切れないときに総務省が全国の自治体のほうを指定しまして、今回、本宮市のほうは四国の3県からおいでになったということになっております。 その中で愛媛県が四国4県の幹事県となっていることから、愛媛県からリエゾンに常駐していただきまして、こういう業務で何人ぐらい欲しいといった要請をさせていただいて、お手伝いをしていただいているところでございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) リエゾンを通して派遣に来ていただいたということでございますけれども、派遣されてきた方の旅費等を含めて、その経費はどういった流れなのかお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) これにつきましては総務省のほうで支弁するということで聞いております。今回ホテルにつきましても、あとこちらで移動するレンタカー、食事等につきましては、一切地元には負担はかけないということでお話をいただいておりますので、総務省のほうでそれを支弁しているということでございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 本市におきましても、被災地に応援に行かれたことがあったのかどうかお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) このシステム、昨今、大規模な災害が発生、多発しているということで、昨年の夏に総務省のほうでつくったシステムであります。旧本宮町旧白沢村におきましては、阪神・淡路大震災の際に職員を1週間ずつ数名派遣した実績がございます。あと、昨年、北海道胆振東部地震におきましても派遣要請がまいりました。防災担当の職員1名を派遣するということで準備をしておりましたが、北海道のほうで落ちついたということで派遣の辞退がありましたので、昨年は派遣をしておりません。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 先ほど市長から復興の道半ばとのお話がございましたが、被災地での経験は避難訓練等では経験できないことばかりです。応援に行って経験を積み、いざというとき即戦力になると思いますが、これからそういったシステム構築のご見解についてお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) 本市独自にこのシステムをつくるというのは難しいのかなと思いますが、今回、延べ2,000名もの職員の方にご支援いただいております。あってはならないことですが、他自治体で同様の災害が発生した際には、これは本宮市からも派遣しなくてはいけない、派遣すべきだというふうに考えております。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 応援職員についてお聞きいたします。 発災直後の混乱期では、避難所の運営業務が最大の懸案事項であったと認識しておりますが、その避難所も縮小されました。引き続きこれからは中心市街地に再び活気を取り戻し、住民の皆さんが安心してお住まいになることができるよう、具体的な諸事業を進めていくという次のステージに入っていくことになるのかなと思います。 そこで、お尋ねいたしますが、本市で現在も活躍している応援職員の規模、自治体数と人数をお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) 派遣職員でございますが、11月をもちまして大部分の支援職員が地元のほうに戻られております。ただ、一部業務につきましては、今月も継続して職員の派遣を受けているところでございます。 まず、福島県からは1カ所に縮小しました避難所あぶくま憩の家に、避難所の運営並びに各種相談窓口の対応ということで9名の方を、今、派遣いただいております。福島県につきましては、今月の26日までご協力いただけるということであります。 また、愛媛県、高知県、香川県の四国3県からは今月の14日まで3名の方の支援をいただいております。被害家屋の2次判定や応急修理の相談など、専門的知識を有する職員の派遣をいただいているところでございます。 なお、きょうとあしたになりますが、両日、福島県から保健師6名の派遣を受けております。恵向応急仮設住宅に避難されている方々を中心に訪問していただきまして、健康相談に当たっていただいているところでございます。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 復興関連業務は来年度以降も引き続き推進していくわけであり、専門的知見を生かして公共施設の復旧、被災家屋の公費、自費解体など、復興を推進するには必要不可欠な業務の第一線で活躍される他自治体からの応援職員は、本市にとって引き続きなくてはならない重要な戦力だと考えますが、今後も引き続き本市に来ていただけるのかどうか、その見通しをお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) 先ほど答弁申し上げました。26日をもって福島県のほうも派遣が終了するということでございます。 その中にありまして、やはり何としても支援をいただけないかということで、来年の3月までお手伝いをいただける中長期の職員の派遣を県のほうに要請しております。業務内容としましては建築の専門職、あと家屋の調査経験者、廃棄物の事務経験者ということで各1名、3名を要請しております。いずれも専門的経験を持っている方に即戦力として力添えいただきたいというふうなことで要請しておりますが、今回、広域にわたりまして被災をしている自治体がございます。他自治体でも同様の要請をしておりまして、経験者の派遣が求められておりますので、現時点では福島県のほうからいい返事はいただいていないところでございます。 災害対応の相談窓口はだんだん落ちついてまいりましたけれども、やはり今後、復興に向けて専門的知識を有する職員の協力は非常に大きいものでありますので、今後も県のほうに要請してまいりたいと考えています。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 3点目、地区防災計画の策定についてお伺いいたします。 地域防災力向上のため、豪雨、土砂災害からの避難対策としてハザードマップやタイムラインの整備を初め、地域防災計画等に基づき地震、火災、洪水等のさまざまな自然災害からの防災、減災対策を推進していかなければなりません。 そこで、重要になってくるのは住民が自発的に立てる地区防災計画だと思います。この地区防災計画は私たちが住む地域で災害が起こったときにどうするか。それに備えて何をする、準備するのかなどについて住民が自発的に立てる防災計画のことで、従来は国の防災基本計画とそれをもとに自治体が立てる地域防災計画などがありました。 しかし、東日本大震災では行政機能が麻痺する事態も起こり、住民による自助や地域コミュニティなどによる共助が避難行動や避難所の運営において重要な役割を果たしており、地区防災計画は地域の防災力を高める役割があります。地域によっては山が近い、また、河川の決壊などいろいろと条件が違い、それぞれの地域が答えを出していくことが大切です。また、災害対策では自助、共助、公助がありますが、地区防災計画は公助を膨らませることが目的で、防災だけにとどまらない総合性、自発的に取り組む内発性、自立的に発生する自立発展性を地域にしっかりと浸透させることが大切です。 今回、被災された地域では自主防災組織があったと聞いております。斎藤議員の質問で全世帯の47.6%、浸水地域で88.8%の答弁でしたが、今回の豪雨災害で実際に自主防災組織はどのように機能したと考えられるのかお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市民部長。 ◎市民部長(荒川貞伸君) 自主防災組織がどのように機能したかと考えられるかというおただしでございますが、現在、復旧作業の最中ということでございまして、自主防災組織全てをまだ把握はしておりませんが、ある自主防災組織の中では10月10日付で台風19号が非常に強い台風であること、レベル4が発令されたらば全員避難することなどを記載したチラシを配布していたということを聞いております。また、当日、隣近所に声をかけ合って避難を呼びかけていたことなどについてもお話を伺っているところでございます。 今後につきましても全ての自主防災組織でどのように機能、声かけをしていただいたのかということにつきましても、聞き取りを進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 今回のような豪雨災害のとき、自主防災組織に期待していたことは何だったのかお伺いいたします。
    ○議長(渡辺由紀雄君) 市民部長。 ◎市民部長(荒川貞伸君) 自主防災組織への期待ということでございます。 市からの避難情報または自主防災組織の防災士の方ですとか、役員の方々の判断によりまして、声をかけ合って高齢者の方や要支援者を含めて、避難を完了していただけることを期待しているものでございます。災害が起きる前に自主防災組織や町内会の方々が地域住民の方々に注意喚起、避難の呼びかけを行うことは、命を守る上で極めて重要であると考えております。その手段といたしまして声かけを初めとした多様な方法がございまして、例えば今回であれば10月12日の午前10時に避難所を開設、午後2時には高齢者等の避難開始などを発令させていただきました。このような市の発信する情報を地域住民の方々に隅々まで伝達していただきたいと考えております。もちろんその中で避難誘導をしていただければ、この上ない幸いであるというふうに思っております。 情報の伝達につきましては、今後も市側のさらなる取り組みが重要ではございますが、地域の方々や自主防災組織の方々とも協力して進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 東京大学教授防災研究者片田敏孝先生の水害、土砂災害からの避難のあり方について、住民がみずからの命はみずから守る意識を持ってみずからの判断で避難行動をとり、行政はそれを全力で支援するという住民主体の取り組み強化による防災意識の高い社会を構築する必要がある。それを目指す社会をと言われております。この意識を高めるためにも地域における防災士等の防災人材の育成や確保を進め、さらには自主防災組織の整備や自主防災マップ、マイタイムラインの作成を進めるとともに、適切な避難情報の提供、防災訓練等の取り組みを行い、地区防災計画の策定の取り組みを地域で推進していかなければならないと考えておりますが、今後、この未曽有の災害を受けてどのように取り組んでいくのかお聞かせください。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市民部長。 ◎市民部長(荒川貞伸君) 今回の災害を受けまして、自助、共助の重要性と自主防災組織の設置が喫緊の課題であると深く再認識したところでございます。 今後も総合防災訓練等によりまして、市民の方々の防災意識の高揚を図ってまいりますとともに、自主防災組織の設置や育成、説明会または出前講座などを継続して行いますとともに、その設置につきまして強力に推進してまいりたいと考えております。 また、訓練回数の多い自主防災組織におかれましては、防災訓練の計画立案でありますとか周知、実施、反省、改善を繰り返して行っていただいておりますので、こういった精度を上げておくことをそのほかの自主防災組織の方々にもお伝えしていきながら進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 大切なのは自分の生活は自分で守るしかない。地域レベルにおいては自分たちの地域は自分たちで守るという意識が大切だと思います。ないことを祈りますが、将来の大規模災害に備えて旧町内だけではなく全市で地区防災計画を作成し、自助、共助による地域の防災精神を市民の皆さんで共有していただき、我がまちから災害による死者を出さないとの気持ちが高まることで地域の防災意識が向上し、逃げおくれゼロの本宮市になると思われることから、この地区防災計画を全市で行うべきではないかと思います。ご見解をお聞かせください。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市民部長。 ◎市民部長(荒川貞伸君) 従来、防災計画といたしましては国レベルの総合的かつ長期的な計画であります防災基本計画と、地方レベルの都道府県及び市町村の地域防災計画を定めまして、それぞれのレベルで防災活動を実施してまいりました。 しかし、東日本大震災において自助、共助及び公助が連携することで、大規模災害時には災害対策がうまく働くことが認識されました。それを踏まえまして平成26年より災害対策基本法に自助、共助に関する規定が追加されまして、地区居住者が行う自発的な防災活動に関する地区防災計画制度が創立されました。本市でも地域防災計画の見直し作業を順次進めておるところではございますが、地区防災計画を作成する上では自主防災組織が必須であると考えられますので、あらゆる説明会におきましてそれらのことを説明してまいります。 地域での防災組織と地区の防災計画が効果的に連携することで、防災・減災につながると考えられるため、今後も自主防災組織の全市内100%を目標とするとともに、その習熟度によりまして地区防災計画の作成についても推進してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 今回の災害での経験を踏まえ、避難所の運営や災害ハザードマップなどを見直すとともに、今回の災害を後世に伝え将来の災害に備えるなど、地区の特性に応じた地区ごとの防災体制の強化に向けた取り組みにより、逃げおくれゼロのまちを目指していただきたいと思います。 4点目、マイタイムラインについてでございます。 平成27年の関東・東北豪雨で甚大な浸水被害に遭った鬼怒川流域で取り組みが進んでいるマイタイムラインとは、鬼怒川、小貝川流域大規模氾濫に関する減災対策協議会が作成したものです。マイタイムラインの検討の手引には、台風の接近によって河川の水位が上昇するときに自分自身がとる標準的な防災行動を時系列的に整備し、取りまとめる行動計画のことであります。急な判断が迫られる洪水発生時に自分自身の行動をチェックリストとして、また、判断のサポートツールとして活用されることで逃げおくれゼロに向けた効果が期待されます。住民一人一人が自分の家族構成や生活環境に合った避難に必要な情報、判断、行動を把握しマイタイムラインを作成したときには、自分の逃げ方を手に入れられているというように取り組んでいこうというものであります。 マイタイムラインのイメージとしては、氾濫が発生する当日から3日前に台風が発生したということで、それぞれ住む地域の人によってマイタイムラインですから違うわけなので、まず、テレビの天気予報を注意する。ハザードマップで避難所を確認しておく。非常持ち出し袋の準備。水や食料、足りない物を買い足しておく。それから、ガソリンを満タンにしておく。風雨が強くなってきたらペットを2階に上げる。川の水位をインターネットで確認。川の水位が上昇してきた、洪水避難準備が出たといったら家族と一緒に早目の避難を開始する。避難勧告が出たときには避難所に避難を完了している。こういった早目の行動を自分のタイムラインとしてつくっておくというものです。 もともと鬼怒川流域の自治体では、住民向けの防災訓練や出前講座に力を入れていましたが、避難行動に結びつくことなく、その反省からマイタイムラインの取り組みが始まったと言います。流域の茨城県と栃木県の自治体では小・中学生向けの防災学習教材として開発した逃げキッドを活用して、延べ約7,400人がマイタイムラインを作成しているそうです。このキッドは子どものキッドと茨城弁の逃げきっとという意味があるそうで、逃げキッドは全国のほかの自治体でも徐々に活用が広がっています。 今回の豪雨災害でも、本市におきましても逃げおくれた方がおられました。マイタイムラインができると災害時の防災行動チェックリストで対応の漏れを防止、災害時のサポートができ、逃げおくれゼロを目指すツールとして有効と言われており、本市においても取り組むべきと考えますが、ご見解をお聞かせください。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市民部長。 ◎市民部長(荒川貞伸君) 前段でございます。 タイムラインでございますが、これは災害が発生することを前提といたしまして、関係者が事前にとるべき行動をいつ、誰が、何をするかに着目して時系列で整理したものでございます。国の避難勧告等の判断・伝達マニュアル作成ガイドラインを参考に本市でも準備しておりまして、災害時の対応には重要なものであると認識しております。 また、マイタイムラインは住民一人一人のタイムラインでありまして、台風の接近によって河川の水位が上昇するときに自分自身がとる標準的な防災行動を時系列的に整理し、取りまとめるものであります。時間的な制約の厳しい災害発生時に逃げおくれゼロに向けた効果が期待されるもので、国土交通省でも、みんなでマイタイムラインプロジェクトを立ち上げて推進しております。 マイタイムラインを作成するためには、まず一人一人が防災についての意識をしっかりと持つことが大事であると考えております。そのためにも市として出前講座や自主防災組織の説明会などで、市民の方々の防災意識の高揚に心がけてまいりたいと思っております。当然その中の一つのツールといたしまして、マイタイムラインについても推進してまいりたいと考えております。マイタイムラインは自助そのものでありまして、今後、普及していくべきと考えております。 以上でございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 今、部長の答弁にございましたけれども、推進していくということでマイタイムラインを普及して地域に根づかせていくために、防災・減災の知識や経験を持ち、地域に発信できる方をマイタイムラインリーダーとして認定し、マイタイムラインの理解を深めていただき、地域に広げる活動を推進する人材を育てるマイタイムラインリーダーの認定制度を創設してはどうかと思いますが、ご意見をお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市民部長。 ◎市民部長(荒川貞伸君) マイタイムライン作成など地域の防災力を高めるためには、リーダーの存在は重要であると考えております。認定制度と言いますのがリーダーのやる気を促す上で非常に有効でありますが、1人でも多くのリーダーを輩出すること、リーダーの裾野を広げていくことも重要であるというふうに考えております。 今後このマイタイムラインリーダーの認定制度につきましても、先進地の事例などを研究してまいりたいと考えております。また、マイタイムラインを含めて地域防災のリーダーを育成していくことは、今後、自主防災組織の設立を推進する上でも、非常に重要な取り組むべき課題の一つであると考えております。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 自治体におけるタイムラインでございますが、災害発生を前提に、いつ、誰が、何をするのかを時系列に整理した行動計画ですが、災害が大きければ大きいほど連携すべき組織も多岐にわたります。市長は災害時の全責任をとる立場であり、強いリーダーシップのもと適切な判断力やスピード感ある決断力を発揮していくことが求められています。 今回の災害時には、市長を初め職員の方におかれましては多忙をきわめたと思います。このタイムラインに沿って、微に入り細に入り被災者に寄り添っての運営を図られていたかとは思いますが、適切だったのか。その思いについて市長にお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市長。 ◎市長(高松義行君) 今回の台風の発生から被害に至るまでの経過が適切だったかどうかということでありますけれども、ある意味、結果責任という形から言えば命をなくした方が7名おいでだったということ、このことについては非常に大きな反省をしなくてはならないというふうに思っておるところであります。今まで何をやった、どれをやった、あれをやったということ、思いつくことはやらせていただきましたけれども、結果がそういうことであったというふうなことについては、今、川名議員と市民部長の間で議論をされていたいろんな構築も必要だろうというふうに思っております。それは積極的に取り組むというふうなことでありますけれども、今回、犠牲になられた方を見ますと全員ではありませんけれども、本当に地域の一つのテリトリーの中で皆様方と一緒の共通認識を持てていたかというふうなこと。これをどういうふうな形でカバーしていくかというふうなことが、本当に我々に残された大きな課題だなというふうに考えております。 まずは市のタイムラインがあって、それに基づいて各個人個人、地域地域でマイタイムラインでも、地域のタイムラインでもつくらなくてはいけないということはあります。ただ、それをいかにその地域の人たち全員で認識してもらうかというふうなこと、これは発災直後からお話をさせていただいておりますけれども、国、県、自治体と国民の方々。本宮市で言えば市民の方々がいかにその危機感を共有するかということ。これができなければ何をつくっても一緒だというふうに思っております。 取り組むべきは水害に関してはハザードマップで浸水地域の人たちには、まず全員自主防災組織に入っていただくこと。まずは全地域で自主防災組織をつくる。そして100%加入をしていただくということを義務づけるというふうな、お願いしますということよりは、もう入らなくてはだめだという強い思いで事に挑んでいかなければ、この規模の災害で命を守るということは非常に難しいというふうに考えております。 どちらにいたしましても、いつ、どこで、何が起こるかわかりません。これから早急な対応をとりながら、市民の皆様方の安全を守るために意識の共有を図ってまいりたいというふうに思っております。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 豊かな自然と歴史、文化に包まれた住みよいまち本宮として再生、発展していくためには、住民と行政等が協働して復旧・復興に向けて取り組んでいただきたいと思います。 続きまして、リバースモーゲージ制度と復興住宅の考えはについてお伺いいたします。 今回の災害で現在も恵向応急仮設住宅、借り上げ住宅、市営住宅、そして定住促進住宅、避難所などで、どのぐらいの方がお住まいなのかということでお尋ねしようと思ったのですが、過日、菊田議員の質問に答弁がございました。 これで、この災害を受けて市外に転居された方は何人ぐらいと把握しておられるのかお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 建設部長。 ◎建設部長(渡辺兼野君) 今回の避難者の方で借り上げ住宅関係でございますと、12月1日現在ですが、112戸の方が借り上げ住宅を利用しております。そのうち市外のほうに借り上げ住宅を借りた方は21件ありまして、うち大玉村に10件、郡山市に5件、二本松市に5件、南相馬市の1件になってございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 転居された高齢者の方で娘のところに住所を持っていってしまわれたとか、そういう方は何人ぐらいと把握されているのかお伺いします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 建設部長。 ◎建設部長(渡辺兼野君) すみません。ただいまの答弁は借り上げ住宅で、住所は本宮市にあります。借り上げ住宅の借り上げするアパート等が市内ではなくて、そちらのほうに建物を借りたということで、住所の異動についてはまだそこまでの確認はいたしておりません。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市民部長。 ◎市民部長(荒川貞伸君) 被災者の方々の転居というお話でございますが、今、建設部長が申し上げましたとおり一時的な住まいということで住所といいますか、そこに居を構えている方はいらっしゃるかもしれませんが、私どものほうとして転出、転居されたというようなものの数字は把握しておりません。 以上でございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 多くの方が仮の住まいでの生活を余儀なくされております。今回、被害に遭った場所は、高齢者の方が車がなくても安心して住みやすい便利な地域でした。離れたくないというのを誰もがおっしゃいますが、住宅を再建するにも聞くところによると修理するのにも1,000万円、1,200万円、1,400万円、2,000万円とか見積もりをいただいて、かなりの高額な金額になっております。保険に入っておらず、手持ち金もなかったりひとり暮らしや高齢者世帯だったりと、高齢のため銀行からの融資が受けられないと言います。生活再建には一定の時間と労力が必要です。先行きが見通せない状況に大きな絶望感や経済的な不安ものしかかってきます。 年齢などにより通常の融資を受けることが困難な方が活用しやすくなるものといたしましてリバースモーゲージがあります。リバースモーゲージとは自宅を担保にして、そこに住み続けながら金融機関から融資を受けられる主にシニア層向けの融資制度です。死亡後は自宅を売却して、その代金を融資の一括返済に充てます。1980年代に一部の自治体が始めた融資制度が日本における最初のリバースモーゲージと言われておりますが、近年、高齢化や長寿化を受けた老後の住まいの有効活用の観点から、再度、大きく注目されております。 ひとり暮らしの高齢者や高齢世帯の方が新たな暮らしやすい清潔な環境で、安心して暮らせるために必要な住まいや暮らしの環境整備など、近隣住民の生活環境を守るという観点から必要な支援と考えます。被災した高齢者が住みなれた土地、コミュニティで暮らしていくために、本市におきましてもリバースモーゲージ型融資、被災高齢者住宅再建支援事業を支援策として講じていく必要があると考えますが、市のご見解をお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 建設部長。 ◎建設部長(渡辺兼野君) ただいまのリバースモーゲージ制度でございます。 こちらについては土地の価格、高齢者の居住安定を図る観点から、所有する不動産を担保として住み続けながら自宅のリフォーム費用や老後の生活資金ということで、そういう融資制度があるというのはお聞きしております。 こちらにつきましてはメリットもあるんですが、デメリットも相当考えられると。借り入れがその評価関係の7割程度ということもございます。ただ、その途中で土地の下落等が発生しますと、非常に大きいリスクがそこで発生してしまうというような話もございまして、こちらについては先進地の事例等を調査しまして、状況を見定めながら支援制度について調査、研究していきたいというふうに考えてございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 避難所も体育館もパーティションで仕切ったようなもので、長居することはできません。しかし、なかなか新たに家を自力で準備することができなかった人もかなりの数が発生することがあります。その場合には復興公営住宅が利用されます。 このように復興公営住宅は被災者が復興していく上で、最低限必要な住居を提供するためのセーフティーネット的な役割があります。借り上げも今のところ1年ということで、その後の延長もいずれ打ち切られます。東日本大震災のときもそうでしたが、いずれ打ち切られると思います。その中で家へ戻りたいけれども、戻る家がなかったり建てるお金がなかったりといった方々は、やはり復興住宅ができたら入りたいなということは言われておりました。この復興住宅の整備についてのお考えをお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 建設部長。 ◎建設部長(渡辺兼野君) 議員、今、おただしの復興住宅の建設はということでございます。 こちらにつきましては今現在、公営住宅、今回の被災者より募集をしておりますが、まだ全戸埋まってはございません。まだあきがございます。そのほかにも復興公営住宅をつくるのには、その場所選定から始まりまして入居の希望調査等を含めまして、結構な年数がかかろうかと思います。こちらにつきましても今後、市の公営住宅の長寿命化計画の中で、今、取り壊しの計画を進めながら新しいところをつくっていくというような計画もございますので、復興住宅の新たな建設というのは今現在考えてはございませんが、公営住宅等の建築計画のほうとあわせながら検討していかなければならないかなというふうには考えてございます。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 被災された住民が一日も早く落ちついた生活を取り戻し、安心して暮らしていけるよう将来にわたって安全・安心なまちづくりを進めていただきたいと思います。 続きまして、6点目、子ども達の防災教育についてでございます。 東京大学大学院情報学特任教授の片田敏孝先生は、釜石市の奇跡としてもご高名な先生ですが、先生の指導で津波からの避難訓練を8年間も重ねてきた岩手県釜石市内の小・中学校では、東日本大震災において全児童・生徒の計3,000人が即座に避難、生存率99.8%というすばらしい成果を上げています。 また、阪神・淡路大震災後に生まれた女性が高校卒業後に進学した熊本県で熊本地震に遭遇し、子どものころに受けた防災教育を教訓に、大学の仲間たちを救助したとの報道がされておりました。幼いころからの防災教育の重要性がわかる事例であり、防災に強いまちづくりを進めるためには将来を見据えた取り組みをすることが大事であることがわかります。 本市も、このたびの台風第19号の豪雨の教訓を生かす必要があります。そのためには10年後、20年後には大人となり、防災訓練や災害時には主要な人材となる子ども達に、将来を見据えた防災教育を教育現場において進めるべきと考えますが、ご見解をお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 教育部次長。 ◎教育部次長幼保学校課長(菅野安彦君) 子どもたちにおける防災教育についてですが、小・中学生の防災教育につきましては学習の目標、小学生につきましては日常生活のさまざまな場面で発生する災害の危険を理解し、他人に気を配りながら安全な行動ができること。中学生では日常の備えや的確な判断に基づいて行動し、地域の防災活動や災害時の助け合いに参加できることとしております。 具体的な内容といたしましては、小学校では3年生、それから4年生の社会の授業において地域社会における火災や風水害、それから地震などの災害から人々の安全を守る工夫について消防署などの関係機関の見学や調査を行う学習、県の土木事務所の出前授業などを行っているところであります。 また、総合的な学習の時間として過去の水害について詳しく調べ、災害が他人事ではないように感じさせる取り組みも行っているところでございます。また、今回の本宮市における水害を授業で取り上げまして、意識を高める活動を実施した学校も既にございます。 中学校では社会科や理科などの授業におきまして、自然環境から見た日本の地域的特色として地震や降水量が多いこと、自然災害などの発生のメカニズムを学習するなど、防災対策の重要性を学んでいるところでございます。 小・中学生の授業の中での学習や訓練は大変重要で、今後も防災に対する知識や、それから自助、共助、公助の意義や意味についての学習を今後も引き続き進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 本市には外部講師、防災アドバイザーがいらっしゃいます。外部講師としてふだん聞きなれている先生よりも授業の中で防災アドバイザーのご協力をいただいて、今までの知識や経験から実際の事例などをお話していただきながら防災・減災、そして自分の命は自分で守るということをしっかりと植えつけるべきと考えますが、ご所見をお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 教育部次長。 ◎教育部次長幼保学校課長(菅野安彦君) 小・中学校の授業におきましては防災学習を行うだけでなく、避難訓練などを通して多彩な災害を想定した訓練を実施しているところでございますが、このような中で今でも外部講師として消防署員などの協力をお願いしております。 今後も子ども達の発達段階に応じて引き続き外部講師や、今おただしの市の防災アドバイザーの積極的な協力を今後とも要請してまいりたいと思います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 2点目、高齢者の自動車運転事故対策についてお伺いをいたします。 本年、ゴールデンウイーク前後から多数の犠牲者を出した東京都池袋の事故など、高齢ドライバーのアクセルとブレーキペダルの踏み間違いと思われる大事故が相次ぎました。JAFの調査によりますと、死亡事故58件のうち50件が70歳以上の高齢者が第一当事者となっております。このように顕著な差が出る原因として専門家は、高齢ドライバーは自分の想像と違う車の動きに驚き緊張で体が硬直してしまい、そのままアクセルを強く踏み込んだままになってしまうケースが多いからだと指摘をしております。 今後さらに高齢化が進むと、踏み間違い事故はもっとふえていくことは容易に想像ができます。本年6月11日、東京都はアクセルとブレーキを踏み間違えた際に、急発進を防ぐ装置の取りつけ費用を9割程度補助する方針を発表いたしました。装置は後づけが可能で停止時や一定の速度以下で走行している際に、急にアクセルを踏み込んでも制御して急発進を防ぐというものです。 高齢ドライバーへの操作ミスによる事故多発を踏まえ、政府は国産の新型乗用車を対象に2021年11月から自動ブレーキ搭載を義務づけ、既存の車種はその数年後から義務づける方針で最終調整に入り、新型車種は性能要件も来年1月発行見込みの国際基準に合わせて現行の国内基準より厳格化するそうです。また、JAFが行ったアンケートによりますと、「ペダル踏み間違え時加速抑制装置の価格が幾らであれば実際に利用したいか」との問いに対しては、2万円を超えると利用意向者は2割から3割にとどまるため、担当者はドライバーの6割程度が利用をしたいと思う1万円程度で装着できることが求められていると分析をしております。 もちろん免許証自主返納への啓発も同時に進めていくことも重要でございますが、安心・安全のまちづくりを進めるため、本市におきましてもこのような助成制度を取り入れていただきたいと思いますが、ご所見をお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市民部長。 ◎市民部長(荒川貞伸君) 高齢ドライバーへの加速抑制装置取りつけの助成制度というおただしかと思います。 高齢ドライバーによります交通事故を防ぐため、国におきまして取りまとめを進めている新たな経済政策の中で、ペダルの踏み間違いによる急発進などを防ぐ、後づけの装置を購入する費用を補助する方向で調整に入っているという情報を入手してございます。 具体的には、高齢者が自動ブレーキなどを搭載した新車あるいは中古車を購入する場合に、費用の一部を補助するというものでございまして、また、今、乗っている車にその装置を後づけする場合にも補助の対象に加える方向で調整されておるということでございます。対象となりますのは、国土交通省が検討を進めている認定制度で性能評価する基準を満たした商品だということで、政府におきまして補助金の額など詰めの調整をしていると聞き及んでございます。 本市におきましても、高齢ドライバーによります交通事故をなくすため、まずはこういった国あるいは県の動向を注視してまいりたいと思っております。また、それに必要な情報の収集に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 今、部長答弁にございましたけれども、今月3日の福島民報新聞に南相馬市が購入費助成ということで、福島県初ということで載っておりました。ぜひ今後こういう機会があれば、本市においてもよろしくお願いしたいと思います。 3点目、児童・生徒の携行品の重さについてお伺いいたします。 昨年、公明党は全国3,000人の議員が100万人訪問調査運動を展開いたしました。防災・減災、介護、中小企業支援、そして、子育ての4つの分野について質問したところ、子育てに関して気になることとして、学校に通う子どもたちの荷物が重過ぎて健康などへの影響が心配とのご意見をいただきました。 直ちに6月参議院文部科学委員会で、佐々木さやか参議院議員が対策を要請いたしました。昨年9月6日には文部科学省より全国の教育委員会などに対し、児童・生徒の携行品にかかわる配慮について事務連絡がなされました。全国では既に宿題に使わない教科書を学校に置いて帰る「置き勉」を認めたり、特定の日に物が偏らないように数日に分けて持ってくるように指導したりしている学校もあり、通知ではこうした取り組みを紹介し、必要に応じた適切な配慮を求めております。文部科学省の担当者は置き勉を一律に推奨するわけではありませんが、子どもや地域の実態を考慮し、各学校で知恵を出してほしいと提案しております。 子どもの荷物が重くなっている背景には小・中学校の授業時間数の増加とともに、2011年度から実施された文部科学省の学習指導要領改訂により教科書の大判化、イラスト、写真の多様化でページ数がふえ紙質もよくなった分重くなり、加えてドリルなどの副教材も多くなり10年前と比較しても35%も増加し、教科書の重さも1教科で77%も増加しております。 この通学時のランドセル等の重さが子どもの負担になっていることについて、当局のご見解と児童・生徒の健康や安全を第一と考える上で本宮市の対応についてお伺いいたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 教育部次長。 ◎教育部次長幼保学校課長(菅野安彦君) 子ども達の携行品についてでございますが、おただしのとおり児童・生徒の携行品に係る配慮につきましては、文部科学省から工夫するように通知が入ってございます。議員おただしのとおり学習指導要領の改正による教科書のページ数等の増加などが要因とされております。 では、具体的に学校での取り組み状況なんですが、本市の小学校におきましては道徳や音楽、図工、家庭科などの教科書、それから社会科の資料集、さらに書写や図工の道具箱など、家庭学習で余り使用しない物につきましては学級保管とし、今回出されました平成30年9月の文部科学省の通知よりも先に携行品の負担軽減を取り組んでいる状況でございます。 中学校におきましては実技教科、具体的には美術、道徳など一般的に言われる英、数、国、社、理以外、この5教科以外の教科書につきましては学級保管。さらに部活動等で使用する道具は可能な限り部室等で保管を行っている状況でございます。学校によっては学級保管可能なリストを学年ごとにつくりまして、軽減を図っている学校もございます。 今後の取り組みといたしましては、児童・生徒の携行品につきましては家庭学習の重要性を踏まえつつ、保護者等とも連携して児童・生徒の発達段階や学習上の必要性、通学上の負担等の実態を考慮、判断しまして、引き続き軽減を図ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君。     〔14番 川名順子君 登壇〕 ◆14番(川名順子君) 児童・生徒の健康を守るためにも柔軟な配慮をしていただきたいと思います。 以上をもちまして、私の一般質問を終わります。 ○議長(渡辺由紀雄君) 14番、川名順子君の一般質問を終わることにいたします。 以上をもちまして、通告のありました一般質問全部を終了いたします。 暫時休憩いたします。 再開は午後2時ちょうどといたします。 △休憩 午後1時49分 △再開 午後1時58分 ○議長(渡辺由紀雄君) 休憩前に引き続き会議を行います。----------------------------------- △日程第2 議案第96号から議案第107号に対する質疑 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、日程に従いまして議案に対する質疑を行います。 議案第96号から議案第107号までの12件につきましては、所管常任委員会に付託して審査をする予定でありますので、大綱についてのみ質疑を行います。 それでは、議案第96号について大綱のみ質疑を行います。 12番、渡辺秀雄君。 ◆12番(渡辺秀雄君) 会計年度任用職員制度の法改正により来年の4月からということなんですが、さきの説明で第2号会計年度任用職員、フルタイムの職種、これは職種が主任保育士及びスクールソーシャルワーカーということでございますが、給付等の内容によりますと新規採用の初任給が高卒で1級1号からということであれば、一般の保育士も採用という形になってくる、フルタイム任用になるのかなという感じがするんですが、あわせて本市の場合は幼稚園の教諭も臨時職があったと思うんですが、この辺の取り扱いはどうなるのか。 それと初任給の位置づけ、1級1号からスタートするのは理解できなくもないんですが、ただ、短大卒、大学卒の位置づけがどういう基準でこうなるのか。この辺、同じく法改正によりこういう制度になるということであれば、多くの自治体も同じような取り扱いになるかと思うんですが、その辺、近隣自治体との調整というのはどうだったのか。最初、その辺をお聞かせいただければと思います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) まず、1点目でございます。 パートタイムとフルタイムで分けさせていただきましたが、保育士の主任につきましてはクラス担当責任負担が多いためフルタイム、それ以外の保育士につきましては補助的業務になりますので、パートタイムということで分けさせていただきました。 なお、幼稚園教諭も同様でございます。説明の中では保育士とスクールソーシャルワーカーという説明をさせていただきましたが、幼稚園教諭につきましてもクラス担任を持っている教諭と持っていない教諭がおりますので、保育士と同等の取り扱いとさせていただきたいと考えています。 あと、短大卒、大卒の格付ということですが、正職員の採用と違いまして今までの臨時職員の給与表がございますので、そこで何歳から何歳までの会計年度任用職員につきましては1級の何号というような格付をしていきたいと思います。 なお、今回、法律の改正に伴いまして全自治体でこの会計年度任用職員採用になります。本市につきましては臨時保育士がなかなか見つからないという今までの状況から、待遇面で他自治体より待遇をよくしているという状況もございまして、格付等につきましても近隣自治体とはいろいろ情報交換をした中で、今回の制度ということでやらせていただいております。 ○議長(渡辺由紀雄君) 12番、渡辺秀雄君。 ◆12番(渡辺秀雄君) 正規職員の級別職務分類では、主任保育士というのは3級の位置づけです。あと、勤務良好であれば1年に普通であれば4号給料昇給します。その辺の会計年度任用職員だからということでしょうけれども、長く働いていると、今、新しく導入する際には処遇改善になるということでいいかもしれませんけれども、長い間にはやはり格差が出てきて、職場関係が余りうまく回らなくなるおそれがあるんですが、その辺、各自治体等の調整の中でということなんで、運用してみないとちょっとあれなんですが、一考の余地があるんじゃないかというふうに感じます。 あと、もう一点、議案第99号に関連してなんですが、公民館長、行政区長。これはさきの説明では、特別職の非常勤に当たらないということで別建てになるような説明だったんですが、行政区長の報酬を今回の議案第96号の条例の中で定めるという規定があるんですが、これはどこの条文を見ればよろしいのかお教えいただきたい。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) まず行政区長のご質問でしたので、行政区長につきましては個人の委託という形になります。個人というか行政区の代表たる行政区長への委託ということで、報酬等につきましては規則で定めるところではございませんが、その報酬の額につきましては、現在、行政区長に関する条例がございますので、それの条例に準じて委託料のほうの予定価格というのを設定したいと考えています。現在の報酬を下回らないような、それは全てにおいてそうなんですけれども、現在の報酬、給与等を維持するという形で考えます。 あと公民館長につきましては、現在、非常勤の特別職ということで扱っておりますが、今回の会計年度任用職員の制度につきましては市長に対して助言する立場でない、顧問とか参与とは違うよということで、一般職でのお願いということになります。公民館長の報酬につきましては、今後、規則で定めていくということで考えております。ただ、現在、本宮地区の地区公民館長と白沢地区の分館長の報酬、違いがございますので、その辺も含めて検討してまいりたいと考えております。 ○議長(渡辺由紀雄君) 12番、渡辺秀雄君。 ◆12番(渡辺秀雄君) 今回の条例の定めるところによるとなっているんです。だから私が見た感じでは3ページから4ページにかけて、第1号会計年度任用職員云々では該当しないわけでしょう、会計年度任用職員では。そうすると、この新しくつくる条例の定めるところによるというのは何か条文としておかしいのかなという感じですが、その辺の見解はどうなんでしょうか。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) ちょっと答弁を保留させていただきたいと思います。確認させてください。調査まで暫時休憩お願いします。 ○議長(渡辺由紀雄君) 後ほど準備できたら答弁いたさせます。 17番、渡辺忠夫君。 ◆17番(渡辺忠夫君) 今、180人ほどいるという臨時職員が全て会計年度任用職員に移行するというふうになっているようでありますが、その中でも特に保育士とか幼稚園の教諭については、現在、臨時職員を含めて年間の運営をしているわけです。ですから、この際に必要な人数は正職員だということで、それを定数内に入れて出発するというふうな、そういう視点になぜ立てないのか、そこが非常にわからないところなんです。 つまり、クラス持ちの人はいろいろ言われておりますが、しかし、仕事の内容は正職員と同じことをやるわけです。だからそういうこと、同じ仕事をしているのになぜ差をつけるのか。同一労働同一賃金というふうに今は言われているんですが、そこが一番問題ではないかというふうに私は思うんです。なぜそうなんでしょうか。この際、正職員にして必要な人間なんですから、それは正職員として雇って出発するというのがいいんでないでしょうか。この180人という会計年度任用職員が、今後ますますふえるというようなことが想定されているというふうにも言われておりますが、このほかに全て包括してしまうということになれば、正職員はこれ以上もう要らないということを証明するのと同じになってしまうんではないでしょうか。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) 保育士の採用についてでございます。 今回、現在の臨時の職員の方をそのまま会計年度任用職員のほうに移行するということでございまして、臨時の職員の方を正職員に採用ということはあり得ないと思います。きちんと競争試験を実施した中で、正式に正職員として採用するのが本来の形だと考えています。 また、市内の現在の私立の保育所が今年度認可保育所に移行されております。また少子・高齢化によります将来の子どもの減少ということもございますので、将来を見据えて保育士の正職員よりも会計年度任用職員でお世話になっていくということでありまして、この制度をもとに、今後、会計年度任用職員をふやして正職員を減らすというものではございません。 ○議長(渡辺由紀雄君) 17番、渡辺忠夫君。 ◆17番(渡辺忠夫君) 肝心なところなんですが、同じ仕事をしていてなぜ差別がされるのかというところをよくお答え願いたいと思うんですけれども、つまり、同じ仕事をするわけなんですから、なぜ給与体系、身分も同じくならないのか。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) 臨時職員によるクラス担任というものは、正職員の産休でありますとか育児休暇の代替ということでお願いしております。将来的に複数年クラス担任をお願いするものではないということでございますので、その年度年度で再任用のフルタイム職員ということで採用をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(渡辺由紀雄君) 答弁の準備できましたか。     〔「はい」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、先ほどの12番議員の質問に対する準備ができましたので答弁をいたさせます。 総務部次長。 ◎総務部次長兼総務課長(本多光雄君) 先ほどの渡辺秀雄議員の答弁保留についてのお答えを申し上げます。 公民館長につきましては議案第99号の第15条がございます。その中に第4条、公民館長の報酬手当及び費用弁償については本宮市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例となってございまして、この条例が議案第96号でございまして、議案第96号の第4条第1項におきまして、別表において決定するというふうなことで、これにつきまして規則において新たに規則を制定するというふうな予定でございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) ほかに質問ございませんか。     〔発言する人なし〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 議案第97号について大綱のみ質疑を行います。     〔発言する人なし〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 議案第98号について大綱のみ質疑を行います。     〔発言する人なし〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 議案第99号について大綱のみ質疑を行います。 12番、渡辺秀雄君。 ◆12番(渡辺秀雄君) 議案第99号で各関連条例の改正が載っておりますけれども、行政区長とか公民館長、市内の会議等に出席した場合に費用弁償500円をうたっているんですが、条例でこれがなくなるみたいなんです。この辺はどう対応する考えなのかお伺いしたいと思います。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) まず行政区長に係りましては先ほど答弁差し上げましたが、個人委託という形になりますので、費用弁償については委託料の中で賄っていただくということになります。 あと、公民館長につきましては第1号会計年度任用職員になります。旅費につきましては通常の出張とかであれば費用弁償で職員同様お支払いしますが、会議出席等につきましても車賃程度の支弁を考えているところでございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 副市長。 ◎副市長(渡辺正博君) ただいまの渡辺議員の費用弁償の件でございます。 これにつきましては、先ほど部長が答弁いたしましたように委託料という形の中で支出させていただきますので、その委託料の中に必要な費用弁償を加えた中で契約をさせていただくという形をとらせていただきたいと思っております。 以上になります。 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 議案第100号について大綱のみ質疑を行います。 18番、国分勝広君。
    ◆18番(国分勝広君) よその自治体には何年に1回開くと、そういう文言をつけている自治体もあるんですが、例えば10年に1回開くとか、そういうものはどのような理由でつけないんでしょうか。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) 平成29年度に特別職報酬等審議会を開催させていただきました。その中で、委員長のほうから定期的に審議会は開催すべきという答申をいただきまして、4年に一度は開催するということでの考えは持ってございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 18番、国分勝広君。 ◆18番(国分勝広君) それと、その審議会の委員、公募委員の割合、これは40%から20%とか、そういう公募委員の割合もある程度決めておくべきでないのかなと、こう思うんですが、その辺のお考えはどのようなものですか。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) 現在の条例をごらんいただきますと委員の数が10名で、市長が認めるという形になっております。平成29年に開催した際には公募委員を2名とさせていただきました。結果、2名からの応募がございまして2名の方をお願いしたという形になります。 市のほうでいろんな審議会を持っておりまして、それぞれに女性の割合ですとか公募委員を定めておりますが、なかなか多く設定しても集まらない状況にございます。そういったことで、この審議会につきまして前回は2名でやりましたので、そこはご理解いただきたいと考えております。 ○議長(渡辺由紀雄君) 18番議員に申し上げます。 これは提案された議案に対する質疑でありますので、その趣旨から外れない程度でお願いいたします。 18番、国分勝広君。 ◆18番(国分勝広君) 平成29年も2人だと。20%ですか。何で20%なのかなと、その根拠。ですから20%から40%までとか、そういう形にしておくべきだろうと。2人しかいなければそれでいいわけですから。そういう形にするべきでないのかなと思うんですが、その辺の見解としては。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長に申し上げます。 これは議案に対する質疑ではありませんが、答えられるのであればお答えを願います。 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) 非常に難しいなと思うんですが、市長が委嘱するということですので、その委員会、委員会で内訳等を決定させていただきたいというふうに考えています。 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 議案第101号について大綱のみ質疑を行います。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 議案第102号について大綱のみ質疑を行います。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 議案第103号について大綱のみ質疑を行います。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 議案第104号について大綱のみ質疑を行います。 12番、渡辺秀雄君。 ◆12番(渡辺秀雄君) 1点目は8、9ページ市たばこ税についてですが、前年度の経過もやはり途中に補正予算で計上しているんですが、今般3,000万円はどういう状況から補正されているんだかお聞きしたいと思います。 それから10ページ、11ページ諸収入雑入の支障物件移転補償費。これが説明では小学校の施設維持管理事業、解体事業等云々なんですが、雑入で入れるというか、その辺の予算の編成内容についてお聞かせください。 ○議長(渡辺由紀雄君) 市民部長。 ◎市民部長(荒川貞伸君) 今回の市たばこ税関係の歳入の増の関係でございます。 結論から申しますと当初予算におきましてしっかりと、どちらかといいますと厳しい側といいますか、そういった見積もりを立てて積算をさせていただいた中で、半年以上過ぎた中で、実績見合いが見えてきたという中での補正でございます。また、増税前などの購入が多いということも含めて、実績が伸びているのかなというふうに感じているところでございます。 以上でございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部次長。 ◎総務部次長兼財政課長(松野義則君) 2点目の20款諸収入の支障物件移転補償費でございますが、支障物件の中身につきましては、現在、本宮小学校のグラウンドの東側等にございますバックネット、水飲み場と「こころの山脈」の鉄塔等でございます。こちらの方が移転かつ撤去等の対象物になっているところでございます。 予算の計上の仕方につきましてですが、今回、初めてではございませんで、この支障物件等の移転補償費につきましては、従来も諸収入で収入をさせていただいておりますので、ご了解をいただければというふうに思っております。 以上です。 ○議長(渡辺由紀雄君) 12番、渡辺秀雄君。 ◆12番(渡辺秀雄君) 支障物件が校庭の中にあるといったら市の物じゃないんですか。どこから入ってくるんですか。これ、誰が納めるんですか。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部次長。 ◎総務部次長兼財政課長(松野義則君) 失礼いたしました。 この支障物件移転補償費の支出は市でございます。市の道路改良事業で支出して、市で歳入するものでございます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。 ◎総務部長(柴田久幸君) この事業は、県の補助金を活用しまして市が施工者として工事をしておりますので、支障物件の支出につきましては8款土木費のほうで支出をしておりまして、歳入を教育委員会のほうで受けるという形になります。 ○議長(渡辺由紀雄君) 12番、よろしいですか。 その他ございますか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 議案第105号について大綱のみ質疑を行います。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 議案第106号について大綱のみ質疑を行います。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 議案第107号について大綱のみ質疑を行います。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。----------------------------------- △日程第3 議案第96号から議案第107号までの委員会付託 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、日程に従いまして、議案の委員会付託を行います。 それでは、付託表を配付いたさせます。     〔委員会付託表配付〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れはありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れなしと認めます。 それでは、書記をして朗読をいたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(渡辺由紀雄君) お諮りいたします。 議案第96号から議案第107号までの12件につきましては、お手元に配付いたしました付託表のとおり、所管常任委員会に付託して審査することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、議案第96号から議案第107号までの12件につきましては、付託表のとおり、所管常任委員会に付託して審査することに決しました。 次に、報告第13号 専決処分の報告については、報告のみとなりますので、ご了承願います。----------------------------------- △発議第3号の上程、提案理由説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、日程に従いまして発議及び議員派遣についてを配付いたさせます。     〔書記配付〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れはありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れなしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま配付いたしました発議第3号につきましては、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、委員会付託を省略することに決しました。 それでは、発議第3号を上程いたします。 書記をして朗読いたさせます。なお、朗読は件名のみとし、要望書の朗読を省略するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、要望書の朗読を省略することに決しました。     〔書記朗読〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 提案理由の説明を求めます。 16番、作田博君。 ◆16番(作田博君) 発議第3号 令和元年台風第19号の記録的豪雨災害に関する要望について、提案理由の説明を申し上げます。 令和元年台風19号は、これまで経験したことのない記録的な豪雨をもたらし、一級河川である阿武隈川の氾濫や安達太良川の堤防決壊に伴い、中心市街地に大量の濁流が流れ込み、7名の人的被害と1,400棟を超える浸水被害により、市民生活並びに商業・企業活動にかつてない甚大な被害をもたらしました。 こうした中、市では、被災された方々への支援を行うとともに、応急的な対応に全力で取り組んでいるところであります。被災された方々が一日も早く以前の生活を取り戻すためには、国による復旧・復興に向けた財政支援など、迅速かつ丁寧な対応が不可欠なことから要望するものであります。 何とぞ、趣旨にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、発議第3号について質疑を行います。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 お諮りいたします。 発議第3号 令和元年台風第19号の記録的豪雨災害に関する要望については、討論を省略して採決するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ないものと認め、採決を行います。 本案を原案のとおり決するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、本案は原案のとおり可決確定をいたしました。----------------------------------- △議員派遣について ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、議員派遣についてを議題といたします。 議員派遣計画書について、書記をして朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 本件につきましては会議規則第168条第1項の規定に基づき、議決を求めるものであります。 お諮りいたします。 本件につきましては質疑、討論を省略し、直ちに採決するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、採決を行います。 議員派遣については、原案のとおり派遣するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、原案のとおり派遣することに決しました。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(渡辺由紀雄君) 以上をもちまして、本日の議事日程を終了いたします。 なお、12月12日の最終日は委員長報告、質疑、討論、採決となりますので、議案に対する討論がある場合は、議会の運営に関する基準第104の規定により、反対討論は12月11日の正午まで、賛成討論は12月11日の午後4時までの通告となりますので、お知らせをいたします。 本日はこれをもって散会といたします。 ご苦労さまでした。 △散会 午後2時34分...