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09月11日-05号

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  1. 伊達市議会 2020-09-11
    09月11日-05号


    取得元: 伊達市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-26
    令和 2年  9月 定例会(第3回)          令和2年第3回伊達市議会定例会会議録             令和2年9月11日(金曜日)議事日程第5号             令和2年9月11日(金曜日) 午前10時開議日程第1 議案第81号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて日程第2 議案第82号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて日程第3 議案第83号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて日程第4 報告第9号 日程第5 報告第10号 日程第6 報告第11号日程第7 報告第12号 日程第8 報告第13号 日程第9 報告第14号日程第10 報告第15号 日程第11 報告第16号 日程第12 報告第17号日程第13 議案第78号 日程第14 議案第79号 日程第15 議案第80号日程第16 議案第84号 日程第17 議案第85号 日程第18 議案第86号日程第19 議案第87号 日程第20 議案第88号 日程第21 議案第89号日程第22 議案第90号 日程第23 議案第91号 日程第24 議案第92号日程第25 議案第93号 日程第26 議案第94号 日程第27 議案第95号日程第28 議案第96号 日程第29 議案第97号 日程第30 議案第98号日程第31 議案第99号 日程第32 議案第100号 日程第33 議案第101号日程第34 議案第102号 日程第35 議案第103号 日程第36 議案第104号日程第37 議案第105号 日程第38 議案第106号 日程第39 議案第107号日程第40 議案第108号 日程第41 議案第109号 日程第42 議案第110号日程第43 議案第111号 日程第44 議案第112号 日程第45 議案第113号日程第46 議案第114号 日程第47 議案第115号 日程第48 議案第78号日程第49 議案第79号 日程第50 議案第80号 日程第51 議案第84号日程第52 議案第85号 日程第53 議案第86号 日程第54 議案第87号日程第55 議案第88号 日程第56 議案第89号 日程第57 議案第90号日程第58 議案第91号 日程第59 議案第92号 日程第60 議案第93号日程第61 議案第94号 日程第62 議案第95号 日程第63 議案第96号日程第64 議案第97号 日程第65 議案第98号 日程第66 議案第99号日程第67 議案第100号 日程第68 議案第101号 日程第69 議案第102号日程第70 議案第103号 日程第71 議案第104号 日程第72 議案第105号日程第73 議案第106号 日程第74 議案第107号 日程第75 議案第108号日程第76 議案第109号 日程第77 議案第110号 日程第78 議案第111号日程第79 議案第112号 日程第80 議案第113号 日程第81 議案第114号日程第82 議案第115-----------------------------------本日の会議に付した事件第1 議案第81号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて第2 議案第82号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて第3 議案第83号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて第4 報告第9号 第5 報告第10号 第6 報告第11号第7 報告第12号 第8 報告第13号 第9 報告第14号第10 報告第15号 第11 報告第16号 第12 報告第17号第13 議案第78号 第14 議案第79号 第15 議案第80号第16 議案第84号 第17 議案第85号 第18 議案第86号第19 議案第87号 第20 議案第88号 第21 議案第89号第22 議案第90号 第23 議案第91号 第24 議案第92号第25 議案第93号 第26 議案第94号 第27 議案第95号第28 議案第96号 第29 議案第97号 第30 議案第98号第31 議案第99号 第32 議案第100号 第33 議案第101号第34 議案第102号 第35 議案第103号 第36 議案第104号第37 議案第105号 第38 議案第106号 第39 議案第107号第40 議案第108号 第41 議案第109号 第42 議案第110号第43 議案第111号 第44 議案第112号 第45 議案第113号第46 議案第114号 第47 議案第115号 第48 議案第78号第49 議案第79号 第50 議案第80号 第51 議案第84号第52 議案第85号 第53 議案第86号 第54 議案第87号第55 議案第88号 第56 議案第89号 第57 議案第90号第58 議案第91号 第59 議案第92号 第60 議案第93号第61 議案第94号 第62 議案第95号 第63 議案第96号第64 議案第97号 第65 議案第98号 第66 議案第99号第67 議案第100号 第68 議案第101号 第69 議案第102号第70 議案第103号 第71 議案第104号 第72 議案第105号第73 議案第106号 第74 議案第107号 第75 議案第108号第76 議案第109号 第77 議案第110号 第78 議案第111号第79 議案第112号 第80 議案第113号 第81 議案第114号第82 議案第115号-----------------------------------出席議員(21名)     1番  小嶋寛己        2番  伊東達朗     3番  佐藤栄治        4番  池田英世     5番  池田順子        6番  近藤眞一     7番  佐藤清壽        8番  菅野喜明     9番  佐藤直毅       10番  丹治千代子    11番  大和田俊一郎     12番  小野誠滋    13番  佐藤 実       14番  大條一郎    15番  中村正明       17番  原田建夫    18番  半澤 隆       19番  八巻善一    20番  安藤喜昭       21番  菊地邦夫    22番  高橋一由-----------------------------------欠席議員(なし)-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者  市長         須田博行   副市長        佐藤弘一  直轄理事兼放射能対策政策監     総務部長       佐藤芳彦             谷米博成  理事兼地域振興対策政策監      財務部長       宍戸利洋             原 好則  市民生活部長     丸山有治   産業部長       八巻正広  健康福祉部参事新型コロナウイルス対策室長             桃井浩之                    教育長        菅野善昌  教育部長       田中清美-----------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長     高野真治   事務局次長      小賀坂義一  副主幹兼議事係長   阿部 清   主査         渡邉万里子     午前10時00分 開議 ○議長(高橋一由) おはようございます。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、議事日程第5号により進めます。 なお、議場内蒸し暑いようですので、上着を脱ぐことを許可いたします。----------------------------------- △日程第1 議案第81号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて △日程第2 議案第82号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて △日程第3 議案第83号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて ○議長(高橋一由) 日程第1、議案第81号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについてから、日程第3、議案第83号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについてまでの3議案を、一括議題といたします。 3議案は、人事案件でありますので、先例により質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(高橋一由) ご異議なしと認めます。 よって、質疑、委員会付託、討論を省略することに決定いたしました。 採決に当たっては、議案ごとに行いますのでご了承願います。 これより、議案第81号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、熊野龍喜氏を適任として同意することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(高橋一由) ご異議なしと認めます。 よって、議案第81号は原案に同意することに決定いたしました。 次に、議案第82号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、菅野文惠氏を適任として同意することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(高橋一由) ご異議なしと認めます。 よって、議案第82号は原案に同意することに決定いたしました。 次に、議案第83号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、大橋喜一氏を適任として同意することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(高橋一由) ご異議なしと認めます。 よって、議案第83号は原案に同意することに決定いたしました。----------------------------------- △日程第4 報告第9号 日程第5 報告第10号 日程第6 報告第11号 △日程第7 報告第12号 日程第8 報告第13号 日程第9 報告第14号 △日程第10 報告第15号 日程第11 報告第16号 日程第12 報告第17号 △日程第13 議案第78号 日程第14 議案第79号 日程第15 議案第80号 △日程第16 議案第84号 日程第17 議案第85号 日程第18 議案第86号 △日程第19 議案第87号 日程第20 議案第88号 日程第21 議案第89号 △日程第22 議案第90号 日程第23 議案第91号 日程第24 議案第92号 △日程第25 議案第93号 日程第26 議案第94号 日程第27 議案第95号 △日程第28 議案第96号 日程第29 議案第97号 日程第30 議案第98号 △日程第31 議案第99号 日程第32 議案第100号 日程第33 議案第101号
    △日程第34 議案第102号 日程第35 議案第103号 日程第36 議案第104号 △日程第37 議案第105号 日程第38 議案第106号 日程第39 議案第107号 △日程第40 議案第108号 日程第41 議案第109号 日程第42 議案第110号 △日程第43 議案第111号 日程第44 議案第112号 日程第45 議案第113号 △日程第46 議案第114号 日程第47 議案第115号 ○議長(高橋一由) 日程第4、報告第9号 市が資本金を出資している法人の経営状況を説明する書類の提出についてから日程第12、報告第17号 令和元年度伊達市一般会計継続費精算報告書についてまで、及び、日程第13、議案第78号 専決処分の承認を求めることについてから、日程第15、議案第80号 専決処分の承認を求めることについてまで、並びに日程第16、議案第84号 伊達市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例についてから、日程第47、議案第115号 財産の取得についてまでの44の案件について一括議題とし、総括質疑を行います。 通告は、お手元にお示しの発言通告一覧表のとおりであります。 この際、申し上げます。議事の都合により、今定例会における総括質疑の各議員の発言は、30分を目安に行うようご協力をお願いいたします。 それでは、順次、発言を許可いたします。 14番、大條一郎議員。     〔14番 大條一郎 登壇〕 ◆14番(大條一郎) フォーラム伊達・公明の大條一郎でございます。 令和2年第3回定例会に当たり、通告どおり総括質疑を行いますので、答弁のほう、よろしくお願い申し上げます。 私のほうからは、8月専決が4件、9月補正が2件、そして、決算認定が2件の通告をいたしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、早速、質疑に入らせていただきます。 まず、第1点目でありますけれども、議案第80号 令和2年度一般会計補正予算(第9号)8月専決について、予算書は11ページ、歳出予算内示書は総務部の2ページ、2款1項8目ICTを活用した働き方改革推進事業ということで質疑を行いたいと思います。 まず、事業の詳細についてお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 答弁を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 今回の補正予算につきましては、社会機能の維持、市民の生活や福利厚生等を担う行政サービスの継続性、安全性を確保するために分散業務、在宅勤務等のテレワークが可能となる環境を整えるものです。 主な内容といたしましては、令和3年4月に職員が今、机上で使用しているパソコンの更新時期に合わせまして、シンクライアント型ノートパソコンの購入、コミュニケーションツール等の導入を行うものです。 もう1つといたしましては、各総合支所、市有施設6か所にWi-Fiの環境を整備いたしまして、サテライトオフィスの活用等の準備をするものです。 あと、会議録作成システムを導入いたしまして、職員が手作業で行っていた会議録作成の効率化を図るものなどが主な内容となります。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 分かりました。 まずそこで、この在宅勤務、職員の全てが在宅勤務できるわけではないのですけれども、その在宅勤務が可能な職員の割合についてお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 現時点では、自宅でパソコンを使用して市のシステムにアクセスすることはできない状況になっております。システムが使えない状況では、在宅勤務で行える業務は相当限られるというふうな考えを持っておりまして、今回の整備でテレワークを実施するために必要なICT環境を整えることによりまして、庁舎外でもインターネット環境があれば、職場と同じ環境で職場のパソコンを使用できるようにサテライトオフィス、在宅勤務の環境を整えるものです。 制度上の課題、運用上の問題点などを整理して、職員の数などは検討していきたいというふうに考えております。現在のところ、在宅勤務が可能な職員の、明確な割合というのは、まだこれから検討していきたいというふうに考えているところです。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 現段階では分からないということですか。だから、在宅で仕事をできる人がどのくらいの割合いるのか分からないのですか。では分かりました。では、これからどういう方が在宅勤務ができるのかということを詳細にしていくということですか。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 その在宅勤務する職員の割合というのも大事なのですが、何を在宅で行うかというふうな業務の内容について、今、検討しているところなので、そういうものも明確にしながら人数というのも考えていきたいというふうに思います。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 分かりました。 この質疑については、ほかの同僚議員も行うと思いますので、私がここでちょっと気になったというか、お質しをしたかったのは、個人情報の取扱いについてということなのです。当然いろいろな形で、そこは厳重に市当局も個人情報の漏えいについては気を配っていらっしゃると思うのですけれども、とにかくパソコンを持ち帰って家で仕事ができるようになる、そうすると、個人情報の漏えいとかそういう心配というのはないのでしょうか。それをお聞きします。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 今回、このパソコンを整備いたしまして、在宅で使用できる状況につきましては、個人情報の漏えい、あとはコンピュータウイルスの感染、端末の紛失・盗難、不正アクセスなどいろいろ課題があるというふうに考えております。 今回、導入するテレワークの形態につきましては、市が管理するシンクライアント端末です。シンクライアント端末については、情報については、そのパソコンには保存されないので、議員お質しの個人情報についても、通常、自宅で使用できるようなパソコンの仕組みで見るものではなくて、データはサーバーという別なところに置いた形で、それを見に行くというふうな形にしておりますので、安全は確保できると考えております。 あと、職場と同じ環境で業務ができるように、人的セキュリティーということで、例えば個室で業務を行っていただくとか、家族の方には見えない場所で行っていただくとか、そういう配慮はしていきたいというふうに考えております。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) シンクライアント型ですか。これは、ハードディスクがない。ある意味、脳みそのないパソコンのような形ですね、簡単に言えば。そういうことなのかと思いますけれども、これは、在宅で業務を行った場合、結局はUSBにデータを落とせないし、ディスクにもデータを落とせないし、印刷もできないというようなことでよろしいのですか。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 今、議員お質しのとおり、そのパソコンにおいては、ただ画面でデータを見るというふうなだけなので、それ以上のことはできないような仕組みを持って組み立てるところでございます。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 分かりました。 ただ、これはやはり指導はしっかりしていかないと駄目だと思うのです。職員の中にはそういう方はいらっしゃらないと思いますよ。ただ、個人情報の画面を写真に撮るということはできますよね。そういうことも含めて、職員の教育もしっかりやっていかないと駄目なのではないかというふうに思いましたので、ここは質疑をさせていただきました。 そして、個人情報ということで言うと、ちょっとこれは、通告はしていないのですけれども、今日は、健康福祉部長がいらっしゃらないのですけれども、PCR検査なんかについても答弁できないというような話がありました。個人情報保護法、国で言うところの法律もありますし、伊達市個人情報保護条例ということで第2条第4号だったかの、要配慮個人情報ということを盾に金科玉条のようにおっしゃっていますけれども、これは、個人に不利益が生じる場合というふうにあるのですよね。伊達市は、陽性患者は出ていないのですよね。PCR検査を受けても全員陰性なのです。これ、不利益が生じるのかなと、私はちょっと疑問に思ったので、これは所管委員会の中で質疑はいたしますけれども、そういうことも含めて個人情報というのは確かに大事なので、しっかりとそうやって取り組んでいただきたいなというふうに思いまして、これを取り上げさせていただきました。 2点目に移ります。 議案第80号 令和2年度一般会計補正予算(第9号)8月専決についてであります。 予算書の11ページ、歳出予算内示書は市民生活部の3ページです。2款1項8目「来てだて」ワーケーション事業、これも事業の詳細についてお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(丸山有治) お答えいたします。 事業の詳細ということでございますが、これにつきましては、伊達市を代表する地域資源、霊山高原であったり、月舘の里山を拠点といたしまして宿泊施設のWi-Fi環境等の充実と、本市の魅力を感じる体験活動をセットにした宿泊パッケージを提供するものでございまして、本市を広く知ってもらう事業を展開していくということであります。 具体には、りょうぜん紅彩館とつきだて花工房へのWi-Fi環境の充実を図る、あとは、関東圏等で働く子育て世代等をターゲットといたしまして、1施設当たり5組20人、両施設合わせまして10組40人程度を考えているところでございますが、2泊から5泊以内で、宿泊費や体験活動に要する経費を負担するというものでありまして、これによりまして自己負担は、大人1人につき1泊当たり2,000円ということで利用ができるということで想定している事業でございます。 以上です。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) この事業の周知方法を教えてください。 ○議長(高橋一由) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(丸山有治) お答えいたします。 周知方法につきましては、宿泊施設のホームページであったり、SNS等での情報発信、または宿泊施設が提携している旅行サイトの活用、また本市では新たにインターネット広告などでの広報も検討しているところでございます。 以上です。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 分かりました。 この事業を見てみると関東圏に限定しているのですよね。そのことについて理由をお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(丸山有治) 当事業につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用いたしまして事業を行うということで、地域経済や地方創生に資する事業が交付対象となってございます。そういった意味で、東京圏への一極集中の是正などを踏まえ、関東圏をメーンターゲットとしているところでございますけれども、市といたしましては県外で働く子育て世代を含め、幅広い地域に利用してもらいたいという考えで進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 新型コロナウイルス感染症対策対応、東京都は入っているのですか。東京都は関東圏だから東京都は入っているのですね。はい。GoToトラベルキャンペーンではないのですか。何か、なぜ関東圏なのかがよく分からないのですが、まあいいです。 それで、この事業を見ていて、今後の展望がよく見えてこないというか、だから、来ていただいて、バケーションというか休暇を楽しんでいただきながら仕事をしていただく、ただ、家族で来るのですよね。基本的には1施設4人家族で5組を想定、りょうぜん紅彩館と、つきだて花工房でという形なので、どちらかと言ったら休暇を楽しむためにというような内容なのかと思うのですけれども、そこ来ていただくのはいい、来ていただいてからどうするのというところがよく見えてこないというところがあるのですけれども、何か展望はあるのですか。その先の展望というもの。 ○議長(高橋一由) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(丸山有治) お答えいたします。 今後の展望ということでございますが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で現在、地方移住への関心が高まっていると。あと、企業のテレワークであったり、休暇を楽しみながら仕事をするワーケーション、二地域居住が広がりつつあるという現状、こういったことから、今後、伊達市においては東北中央自動車道の開通を見据え、関東圏等からの人の流れを創出し、継続的な関心や交流を通じた地域づくりの担い手確保など、ワーケーション事業をきっかけとする関係人口の創出と地域経済の活性化を図っていきたいというふうに考えて進める事業であります。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) すごく高尚なことを言っていらっしゃるのですけれども、各施設5組ですよね。せっかく来ていただくのだから、来ていただいた方に、地元に帰って伊達市をPRしていただく、広報大使のような仕掛けをつくるであるとか、そういうことを職員、役所として語り、この方たちにPRできるようなことをしていくとか、この方たちに将来的に伊達市に住んでいただくような仕掛けをつくっていくとか、そういうことも考えていかないと。ただ来ていただいて、仕事をしていただく、休暇を楽しんでいただくということだけでは駄目なのではないかと思って取り上げさせていただいたのですけれども、部長のおっしゃっていることはよく分かりますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。この先その成果が見えるような取組をしていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 次に移ります。 3点目であります。 議案第80号 令和2年度一般会計補正予算(第9号)8月専決、予算書は13ページ、歳出予算内示書、総務部の8ページ、2款1項13目伊達駅なかプラザ整備事業についてであります。 これも事業の詳細についてお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) それでは、お答えします。 事業の詳細ということでありますけれども、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の中で、テレワークでの人の分散による働き方、またオフィス以外での働き方について、いろいろと求められていると、このような背景から、伊達市の玄関口でありますJR伊達駅の駅舎内にあります駅なかプラザの一部に、コワーキングスペースを設けて、企業の人等が事務所に出向かずとも仕事ができる空間を創出し、テレワーク環境を提供するというものであります。 以上です。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) コワーキングって何ですか。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) コワケーション、仕事、ワークとバケーションの組合せということで、会社を離れてリラックスできる場所で、仕事の以外で環境創造を、そういうところで仕事をするという意味です。     〔「コワーキングですよ」の声あり〕 ◎地域政策監(原好則) コワーキングは共働という意味だそうで、コワークというのが協同という、協同とバケーションの組合せで。     〔「バケーションはどこにあるの」の声あり〕 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) ワーキングですよね。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) ワーケーションがワークとバケーションの組合せということです。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 分かりました。 これは、そんなに駅なかプラザは広くはないと思うのですけれども、ボックスを設けるとかそういうこともあるらしいのですけれども、幾つくらいのスペースを設けるのですか。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) それでは、お答えします。 テレワークの環境としまして、個室となっている1人用ブースというものがあるのですが、机、椅子、照明等、あとは電源等がセットされている四角い箱のようなものを2基設置する予定であります。 また、ブースのほかにも、机と椅子を設置して、自由に座れるというような形で、3密回避に配慮した上で配置するということで考えているというところであります。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 借りた人というか、そこを使う方は、使用料というのは生じるのですか。もう自由に使ってくださいという話になるのですか。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) 詳しい運用については、これから検討していくというところでありますけれども、一応、ブースの使用については事前の予約制という形で、予約をしていただいて、使っていただくという形にしたいと思っております。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) その予約した方は無料で使えるということなのですか。     〔「すみません」の声あり〕 ◆14番(大條一郎) いいですか、議長。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) お金は要らないのですかということです。 ○議長(高橋一由) 職名をはっきり述べてくださいね。 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) 料金のほうにつきましては、今、検討しているところであります。ただ、伊達市伊達駅なかプラザ条例等もありますので、それを基本としまして徴収する方向で今、検討しているというところであります。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 分かりました。 伊達駅に設置するということなのですけれども、これがうまくいけば高子駅北地区の団地などにつくったらどうかなと思ったのですけれども、それはそれとして了解しました。 次に移ります。 次、4点目。議案第80号 令和2年度一般会計補正予算(第9号)8月専決について、予算書は19ページ、歳出予算内示書は産業部の4ページ、7款1項2目地域消費活性化事業、事業の進捗について伺います。 ○議長(高橋一由) 答弁を求めます。 産業部長。 ◎産業部長(八巻正広) お答えします。 プレミアム付商品券につきましては、7月27日から8月10日までの15日間にわたって第1期の販売をいたしました。6万セット販売いたしましたが、ご購入いただいたのが2万6,204セット、販売率43.67%でございました。 したがいまして、9月6日、日曜日から第2期の販売を開始したところでございます。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 各地域の販売実績についてお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 産業部長。 ◎産業部長(八巻正広) お答えします。 第1期分としての販売実績を申し上げます。 ただ、私が申し上げる販売実績につきましては地域ごとでありますが、あくまでも店舗での販売数ということで、どこの地域の方が購入したかという集計までは、まだ整っておりませんので、その地域で売った枚数ということでご了承いただきたいと思います。 伊達地域、3店舗で販売いたしまして3,130セット、梁川地域、4店舗で販売しまして6,349セット、保原地域、6店舗で販売しまして1万2,809セット、霊山地域、5店舗で販売しまして2,852セット、月舘地域、4店舗で販売しまして1,064セットとなっております。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) この販売数、人口に対するパーセンテージというのは分かりますか。     〔「分からない、計算していないですか」の声あり〕 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 6万セットなので、結局、今、言われた数字を地域ごとの人口で計算すると何パーセントになりますかという話なのですが、数字は出せないということですね。分かりますか。 では、いいです。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) それで、ここに関連ありますので、これも一緒にお伺いしておきたいと思うのですけれども、項目の一番最後の8点目ですね。主要施策の概要の64ページの上から3つ目の黒点で、プレミアム付商品券発行事業として、その①事業の詳細について、これは、説明しますと、昨年の10月に、消費税が上がったときにプレミアム付商品券を発行したということで、非課税世帯と、子育て世帯が対象ということで、4,000円で5,000円分の商品券が購入できると。2万円で2万5,000円、つまり、25%のプレミアムがつきますということで、販売した商品券なのですけれども、この時の結果として商品券の枚数が22万7,800枚で、購入していただいた枚数が15万750枚ということです。販売実績が66.2%。この残券枚数は、幾らでしたか、7千何百枚だったかと思うのですけれども、この理由について先にお伺いしておきたいと思います。 ○議長(高橋一由) 産業部長。 ◎産業部長(八巻正広) お答えします。 残枚数が7万7,050枚ですが、余ったというところでございます。 理由につきましては、このプレミアム付商品券の発行が今回の状況と違いまして、購入できる方が限定されているという部分がございました。まず、子育て世帯の世帯主の方については、こちらのほうから自動的に引換券を送付させていただきました。一方、非課税世帯の方については、まずご本人から申請をしていただくという手続がございました。その上で、こちらのほうで内容等確認して引換券を送付するという手続がありました。 また、今、申し上げましたとおり商品券を使える方が限定されるということで、実際に商品券を使おうとするときに、それをためらう住民の方も一定程度おられたのではないかというふうに承知しております。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) そういう理由があったということなのですけれども、これまでに私は何回かこのプレミアム付商品券について確認したのですけれども、今まで残券は出たことはありませんということでした。これは、産業建設常任委員会の中でもそういう議論があって、今までに残券は出ておりませんというようなお答えをいただいていたというようなことも伺っております。それで、この決算を見たときに、この7万7,050枚のこの差というか、結局この商品券を印刷した枚数が22万7,800枚で、購入していただいたのは15万750枚だったということなのですね。 それはそれとして、確かにそういう理由があったにせよ、この率としては非常によかった。そして、どこでも使えたのですよね。この時は。今回は地元応援券ということで、4,000円分については地元の支援のために使いましょうということで取り組まれているので、ある意味使い勝手が少しどうかなというところですが。ただ人気は、私はあると思うのですけれども、やっぱり4割もプレミアムがついているのでね。ただこの時の、プレミアムが25%ついてどこでも使えるという、そういう内容はよかったと私は思うのですけれども、その割にはこういう残券が出たということでありまして、今回そういうことのないように、残券が出ないように、私は地元応援という意味でもしっかりと販売をしていくということが大事なのかなというふうに思うわけでありますけれども、その辺の完売に向けての取組についてお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 産業部長。 ◎産業部長(八巻正広) お答えします。 先ほど申し上げましたとおり9月6日日曜日から第2期目の販売を開始しました。ちょっと今、最新の数字はまだいただいておりませんので9月8日時点での販売枚数でありますが、残セットとして3万3,796セット販売したところ、9月8日現在で3万596セット販売しておりますので、残枚数がその時点で3,210セットですので、完売の見込みが立ったものというふうに考えております。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) だから、今後どうやってその完売を目指していくのかという取組をお伺いしたいのですけれども。 ○議長(高橋一由) 産業部長。 ◎産業部長(八巻正広) お答えします。 商工会あとはコンビニエンスストア等のご協力をいただきながら、このような販売数になったということで、今回、改めて皆さんにご通知を差し上げたときに、使える販売店等を明示したというのも一つの大きな効果だったのかなという、第1期販売時の反省も踏まえまして、その辺がちょっと、今後そのようなチラシを掲示しながら販売完了に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 先ほどお伺いした地域ごとの販売実績の数字ですね、各地域で販売された枚数、あまり、遠いところで買うということは考えられないので、基本的にはその地元の方が買われているのかなというふうに思うのですけれども、やはり、この保原地域が多いです。これは加盟店が多いというか、やはり使える店舗が多いのですね。そういうところに比例して来るわけで、これは今から言っても遅いのですけれども、そういうところも考えながらやっていくということも大事なのかなと、一つの反省点として思いました。 そして、やはりPRの仕方だと思うのですけれども、本当にお得なのですよ。いろいろなところで使えてということでね。地元を応援するという意味でも。そういった意味で、しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。 では、次に移ります。 5点目であります。 議案第86号 令和2年度一般会計補正予算(第10号)、予算書の20ページ、歳出予算内示書の7ページ、2款1項1目ふるさと納税事務であります。 過去3年間の実績、これは一般質問で出ましたので、いいです。カットいたします。 本年度、ふるさと納税額が増額しているということなのですけれども、この理由についてお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 産業部長。 ◎産業部長(八巻正広) お答えします。 本年度、大幅に納税額が伸びた理由といたしましては、返礼品の主力産品であります桃につきまして、本年度より、5月1日から先行予約を開始したということが大きいと感じております。加えまして、返礼品の品数及び事業参加者数が増えたことによるものと認識しております。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 分かりました。 やはりこの、一番の主力は桃なのですかね。桃は、何パーセントくらいなのですか。 ○議長(高橋一由) 産業部長。
    ◎産業部長(八巻正広) お答えします。 詳細のパーセンテージはちょっとご紹介できませんが、80%から90%の間だというふうに承知しております。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) すごいですね。桃。伊達の力は桃力という。市長も、いろいろなところへ行かれて多分感じていらっしゃると思うのですけれども。いや、まさにそうなのです。私もよく、そういう体験をするのですけれども、私の場合、地元が伊達市ではないのですね。遠いところから桃を送ってくださいという話があって、結構高いのですよ。送料を含めると、一箱5、6,000円するのですね。それでもやはり欲しいという。私の地元では、もっと高いのでしょうね。 そういった意味で、この桃をPRしていくというのは大事なことなのかなというふうに思います。ブドウもおいしいし、あんぽ柿もおいしいのですけれども、その辺のところもしっかりと周知しながら、このふるさと納税にしっかり取り組んでいただきたいなというふうに思います。 これは国の仕掛けというか、ふるさと納税については実際のところ、納税と言いながら寄附ですよね。寄附と言いながら、2,000円を出して買い物をするというようなことですよね。財務部長、そういうとらえ方でよろしいのですかね。 ○議長(高橋一由) 答弁を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(宍戸利洋) お答えいたします。 議員お質しのとおり、ふるさと納税と言いますが、実際、税法上は寄附金控除という扱いになっております。また、その中で寄附額からまず2,000円、これにつきましては寄附金控除できませんので、当然、自己負担ということになります。ですので、その2,000円で産品を買うという表現が適当かどうかについては申し上げることはございませんが、もともとの制度としましては、寄附金控除ができない分につきまして一定程度の返礼品、御礼をすべきであろうというところから、今の返礼品の制度が全国的に広まったものと思っております。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 大筋では多分間違っていないのだろうなと思います。その2,000円で買い物をする部分について、いろいろなものを返礼品として手に入れることができるということで、これがいろいろと物議を醸しているというか、いろいろな形で国のほうと市町村のほうの争いになっているところもあるみたいなのですけれども。とにかく、この事業に手をかけた以上は、やはりしっかりとPRをして勝ち抜いていかなければならないというふうに思うので、その辺はしっかりと、今回も増額ということで、ある意味いいことなのかなとは思いますけれども。もう一つは、伊達市の方が他市町村に寄附を行う、ふるさと納税を行うというふうになった場合の税ですね。結局、税の控除により、伊達市の負担は生じるということもあるわけでありますけれども。昨日の一般質問の中で、伊達市の方が大体4,000万円ぐらいふるさと納税されているというようなこともありましたけれども、この4,000万円で伊達市に影響する市民税の控除額というのは、どのぐらいなのですか。 ○議長(高橋一由) 財務部長。 ◎財務部長(宍戸利洋) お答えいたします。 昨日の答弁の中で、平成31年1月から令和元年12月までの数値といたしまして、4,026万9,000円が市民の方が市外へふるさと納税した金額ということでご説明いたしました。そちらにつきましては、確定申告、ワンストップ特例制度を含めまして、まず初めに所得税の確定申告をされる人は所得税のほうで控除になります。残ったものにつきまして、市県民税ということになりますが、4,000万円のうち市民税に直接影響した金額が1,755万1,000円であります。また、市民税の1,755万1,000円、令和2年度で減収となるわけでございますが、減収額につきましては、普通交付税算定上の基準財政収入額のほうで控除される形になっておりますので、実際は、その75%につきましては普通交付税で補填される仕組みになっております。 ですので、直接キャッシュとして市の実損で減っている分につきましては、試算上でありますが、438万7,000円程度かというふうに計算しております。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) ややこしい制度なのですね、これは。伊達市の方がほかの自治体にたくさんふるさと納税をしていただくのはありがたいのだけれども、そうすると伊達市の懐が痛むというようなところがなかなか難しいところではあるのですけれども、ただ、国が4分の3は面倒見ますよと、補填しますよということなので、やはりこれは伊達市としてしっかり売上げを伸ばしていかないと駄目なのだという結論に至るというふうに思うのでありますけれども、そこもよろしくお願いしたいというふうに思います。 そして、伊達市のこのふるさと納税についてでありますけれども、寄附金の使い道という項目が、当然これはどこの自治体でもあるのですけれども、伊達市では、これが6点あるのですけれども、非常に分かりづらい。何のことなのかという注釈もないのです。これを何とかしなければ駄目だというふうに思うのですけれども、実は、お隣の福島市が、この8月にこの応援メニューに見直しをかけたのです。どこに寄附しますか、何に寄附しますかというような。お隣なので似たような果物であるとか、福島市は古関裕而の出身地なので古関裕而のまちという云々。こういうことに寄附していただきますよ、納税していただきますよという注釈がついているようでありますけれども。この中に、これは、異質なのですけれども、今回、動物との共生というのが入ったのですよ。以前は全部で8項目あって、見直しをかけて統合したものもあったりして、なくなったものというのが、おもしろいのですよ。「ふるさと・夢」というもので、市長お任せというものがなくなりました。あとは全部で12項目あります。12項目めに、新型コロナウイルス感染症対策というのも入れているのですよ。だから、こういうものもやはり新しいものとして入れ込んでいく。つまり、国民の皆様が興味を持つようなメニューを入れていく。ここに寄附したらこういう使われ方をするというのがわかる。まあ動物なんかそうなのですよ。動物が好きな人、犬、猫が好きな人は多いわけでありまして、こういうところに寄附していくというようなこともいいのかなというふうに思いますので、こういうことも踏まえて、メニューも考えながらしっかりと、取り組んでいただきたいというふうに思います。 以上、これはいいですね、5点目。 次、6点目に移ります。 議案第86号 令和2年度一般会計補正予算(第10号)、予算書24ページ、歳出予算内示書13ページ、2款1項14目霊山交流館維持管理事業であります。 まず、事業の詳細について伺います。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) それでは、事業の詳細についてお答えいたします。 本事業につきましては、広域的減容化施設影響緩和基金を活用した事業となっております。 この基金事業につきましては、広域的減容化施設(石田地区仮設焼却炉)の立地に伴います影響緩和のための風評対策や、地域振興を目的に設立されたものでありまして、伊達市広域的減容化施設影響緩和基金条例に、運用方法や対象事業を規定しているというところであります。これを基に、今回、広域的減容化施設影響緩和基金を活用して、風評被害の緩和や産業活性化、福祉対策、地域活性化につながるよう、6次化特産品の開発や伝統料理の継承、来訪者との交流促進ができるよう石戸地区交流館を改修するというものであります。 以上です。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 広域的減容化施設影響緩和基金を今回、初めて活用すると。もう、平成28年の12月定例会に条例案が上がって4年たつのですけれども、やっと動き出したという話であります。 まず、これまでのこの地元の自治組織、石田ふるさと振興会との協議についてちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) それでは、お答えいたします。 地元組織との協議についてでありますけれども、平成29年度から地区の住民、そして関係団体と協議を進めて考えてきたというところであります。平成29年度につきましては、事業の目標等について検討し、平成30年度には、具体的な事業内容について話し合ってきたと。平成31年には、交流事業に必要な交流館改修の内容について検討し、そして今年度になりまして改修のプラン、方向性、スケジュール等を協議しまして、これらを減容化事業補助金に係ります事業計画書に取りまとめて、県に提出をして、今回承認をされて事業に着手するという形になっております。 以上です。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 内規に動いた理由がちょっとあるのですけれども、ある石田ふるさと振興会の方は、ある職員の方を褒めていらっしゃいました。これね、私、非常にうれしかったのですけれども、そういうことで、やっとこの事業が動いたということであります。 これは、今回、設計委託費でしたっけ。内容については基本実施設計費改修計画書とかの策定費用ですね。本体工事というのは、改修そのものを含めて最終的にどのくらいかかるのですか。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) 事業費についてお答えしたいと思います。 工事費でありますけれども、設計業務がこれからということでありますので、あくまでも計画上といいますか、設計する上での必要な額というところでありますけれども、設計費用、工事費用、設計監理等含めて総額については8,900万円ほどかかるというところで見込んでいるというところです。     〔「もう一回、8,900万円」の声あり〕 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 分かりました。 8,900万円だと、今回のを入れて9,000万円以上ということですか。分かりました。 この基金は2億円あります。これは、伊達市広域的減容化施設影響緩和基金条例を制定するときに、私、総括質疑を行いまして、この基金については、地元、石田地区のためにということで、前市長の言質をいただいていたわけでありますけれども。これは市長にちょっとお伺いしたいというふうに思ったのですけれども、仮設焼却炉の場所があそこに決まるまでは本当に大変な思いをされたという、これも職員の方が大変な思いをされて、決まったのですけれども、最初、保原町の下中瀬に建設するということで、地元で何か所か説明会を開いたのですが、これは私も全部、出席しましたけれども、大変な状況でしたよ。当時の伊達地方衛生処理組合の局長は遠藤彰さんでありましたけれども、そのときの総務課長は遠藤直二さんでした。2人とも議会事務局の事務局長になられましたけれども。2人で本当に、場所を選定するのに苦労されて、最終的には霊山地域の石田地区に決まりました。石田地区だって、反対の意見もあったわけでありますけれども、何とか市民のために役に立つ施設であればということで、了解していただいたのですね。 そういった意味もありまして、私、平成28年12月の定例会のときに、基金の使途についてということで伺ったわけなのですね。ちょっと、会議録を読みますけれども、「内容的には何に使ってもいいですというような内容になっているわけであります。しかしながら、この基金の、やはりこの基金の趣旨を考えると当然、7項目め」、基金条例の7項目めですね。「広域的減容化施設の立地等に伴う影響を緩和するために必要な地域振興等に係る事業、つまり石田地区の地域振興に係る事業に使っていくのが当然だというふうに思うわけでありますけれども、その点について市長のお考えをお伺いします」ということで、前市長は、「全く大條議員の言われるとおりではないかと思うのです」ということで、ちょっと飛ばしますけれども、「今回の基金については、やはりおっしゃるとおりそうした迷惑施設と一般に言っていいと思うのですけれども、そういうことを受け入れていただいた地域の振興に資するように使っていくのが本来のあり方ではないかと、このように思っております」というふうな答弁をいただいているのですけれども、現市長の考えをお伺いしておきたいと思います。 ○議長(高橋一由) 答弁を求めます。 市長。 ◎市長(須田博行) お答えいたします。 広域的減容化施設につきましては、地元の皆さんのご協力によりまして建設しまして、そして役割を果たして、この度解体工事を実施したというところでございます。 この基金につきましては、霊山地域の石田地区に建設したということで、まず今回、石田地区の交流館の改修工事に使わせていただく。その後、石田地区を含めた霊山地域の振興に資するような施策、事業に使っていきたいというふうに思っております。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 残りも含めてそういう考えでよろしいということでいいですね。分かりました。ありがとうございます。 それでは、最後に移ります。 7点目であります。 議案第93号 令和元年度伊達市一般会計歳入歳出決算認定についてであります。決算書の95ページ、概要書13ページ、2款1項8目総合支所企画推進事業費であります。 まず、事業の詳細について伺います。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) それでは、お答えいたします。 総合支所企画推進事業費の事業の詳細でありますけれども、各総合支所では市民、団体等から多岐にわたる相談、要望が寄せられていますけれども、その中には早急に判断し対応しなければならない課題、または暫定的にでも取り組まなければならない課題等があります。そのような課題の解決のため、総合支所長の権限・判断により、機動的に対応できるよう本事業費を設けまして、緊急的な修繕や事業費補助等の支援に対応しているというところであります。 以上です。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) これ、私、一般質問でも取り上げたのですけれども、総合支所の権限についてということで、権限の強化とあとは、予算をしっかりつけていくようにということで、100万円を200万円にしていただいた経緯があったわけでありますけれども。その中で、一昨年は工事費というのはあまり入っていないですね、工事修繕費というのは。今回、決算なので昨年の件なのですけれども、修繕費とかが入っているのですね。この件については、今おっしゃったように、緊急にやらなければならないということで支出したということよろしいのですか。こういうものについて。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) お答えします。 この総合支所推進事業費につきましては、平成30年度からこの金額を増やしてという、その際に戦略的なところと応急的な修繕支出について行ってきたというところであります。どうしても執行について、緊急的なところの対応もしなければならないというところで、執行率についてはその辺は減ってきているという状況であります。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 質疑と答弁がかみ合っていないと思うのですけれども。いいです。もう時間がないので。平成30年度からではない、平成31年度から100万円を200万円に増やしたのですよ。でも、200万円使っている総合支所は実際にはないのですけれども。その中でちょっと気になるところがあったので、ここだけちょっとお質ししておきたいなと思ったのですけれども、梁川総合支所の3つ目、市有施設防除用蜂防護服備品購入25万9,200円、これについて説明願います。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) 梁川総合支所の市有施設防除用蜂防護服備品購入費ということでありますけれども、これまで梁川地域におきましては、蜂の初動対策等において防護服を、合併前のところから使っていて、非常に、やながわ希望の森公園等の市有施設が非常に多くて、蜂が多く出ているという苦情といいますか、要望が寄せられているという中で、梁川総合支所では職員がその防護服を着用して対応していたというところであります。その中で今般、その防護服が壊れたという、穴が開いたというところで、早急に対応しなければならないところもありましたので、防護服の購入をして対応しているというところであります。     〔「分かりました」の声あり〕 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 市民生活部長、蜂防護服ありました。 これは何着買ったのですか。25万9,200円。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) 1セットと聞いております。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) インターネットで調べるとね、すごく安いのですよ。数千円です。まあインターネットで数千円とか、あれですけれども。普通の会社でも5万円から15万円くらいなのですね。まあ、いいです。25万9,000円のものを買ったと。完璧な防護服、絶対蜂に刺されないものを買ったということであります。 もう一つ、最後に、月舘総合支所の2点目の支所新聞代、これが、なぜ、この企画推進事業費になるのかということをご説明願います。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) 月舘総合支所の新聞の支払いというところでありますけれども、本来であれば2款1項6目の庁舎維持管理費のほうで支出執行するべきところでありました。総合支所企画推進事業費の需用費においてこれについて支出を行って、出納閉鎖期間を経て決算及び主要施策の概要に今回、記載となってしまったというところであります。事務処理については、以後細心の注意をして執行していきたいと思っております。 ○議長(高橋一由) 大條議員。 ◆14番(大條一郎) 市長の答弁をいただきたいところですが、やめておきます。 この総合支所企画推進事業費に見合った使い方、指導をお願いいたしまして、私の質疑を終わります。 ありがとうございました。 ○議長(高橋一由) 次に、8番菅野喜明議員。     〔8番 菅野喜明 登壇〕 ◆8番(菅野喜明) 皆様、こんにちは。 それでは、令和2年第3回定例会におきまして、通告に従い総括質疑をいたします。 まず、議案第86号 令和2年度伊達市一般会計補正予算(第10号)についてです。 歳出予算内示書、総務部の7ページ、2款1項3目シティプロモーション推進事業についてでございます。 最初の質問は、同僚議員の質問があったので、割愛させていただきます。 2項目め、シティプロモーション研修、市民参加型ワークショップの開催とありますけれども、どのような開催状況になっているのか、また今後どのような予定になっているのかをお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 議員お質しのシティプロモーション研修につきましては、担当の職員が先進地を視察して研修するというふうな内容のもので、会津若松市、栃木県那須塩原市に7月に行っているものです。こちらについては、日本広報協会の全国広報コンクールでよい成績を収めている会津若松市、あとはシティプロモーションの指針など、市民ワークショップの先進地であります那須塩原市、この2つにまずは伺ったところです。 市民参加型ワークショップにつきましては、募集期間が7月27日から8月28日までで参加者の募集を募ったところですが、12人の方から申込みがあったところです。 予定といたしましては、9月28日に、まずこの公募によって申込みいただいた12人の方で開催いたしまして、10月には東海大学の河井教授に来ていただいてワークショップを開催する予定をしております。そのときに、職員向けの研修も同時に行っていただくというふうな内容で事業を実施する予定でございます。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) シティプロモーション研修については先進地を視察されたというお話だったのですが、これは、ただ視察に行っただけではなくて当然これから事業として反映されるかと思うのですが、どういった内容だったのか、もしご存じだったらお聞きしたいのですけれども。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 広報については、現在、伊達市でも広報紙を発行しているところですが、その企画内容について意見の交換をしたというふうな報告を受けております。 そしてシティプロモーションについては、現在、重点的な事業として取り組んでいるところですが、市としては担い手を見つけながら、その方々で市のよいところを発信していく、そういう内容の交流をしたというふうに聞いております。 伊達市では、今回公式ユーチューブチャンネルを開設いたしまして、「い~ない!だて」ということで、6月から月1回の配信をしたりしております。公式インスタグラムの開設などをして、情報の発信に努めているところです。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) これは、これから始める事業ですので、ぜひ頑張っていただければと思うのですが、それから市民参加型ワークショップ、これは9月と10月の予定はあるのですが、今年度中にあと5、6回とか開催されるのですか。 あと、ワークショップをされて、最後にどういった成果を上げようという目標があるのかお聞きします。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 9月から2月までの間に、4回から5回の開催を予定しております。 最終的なところでございますが、戦略ですね。伊達市のシティプロモーションの戦略というものを策定したいというふうに考えております。市民の皆様方の意見を取り入れながら、よいものにしていきたいというふうに考えております。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) これについては、今後、頑張っていただくしかないです。 先日、佐藤実議員のほうからお話を聞いたのですが、今度、文教福祉常任委員会でも、須賀川市の図書館等が入っている複合施設のほうに視察に行こうかと思っているのですが、そこではワークショップ等を、文字どおり、何十回も何百回も行ったというような話で、よく検討された結果すばらしい施設ができたということなので、今度視察に行くのを期待しているのですが、4、5回開催したぐらいで、どこまでできるのかというところもちょっとあるのですけれども、これに関して回数等や期間とかの考え等は、もう当初どおりと決まっているのでしょうか。今後、見直す予定とかはないですか。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 先ほど申し上げたとおり開催予定については、4回から5回というところですが、東海大学の河井先生は、このシティプロモーションについては権威のある方だというふうに伺っております。あと、先ほどもありましたが、イオンリテール株式会社から地域おこし企業人の方に来ていただいているところですが、精力的な活動をしていただいておりますので、その方々の意見なども聞きながら進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 予算も通っているのでなかなか見直しは難しいのでしょうけれども。それでは、取りあえず一旦進めていただいて、成果のほうを待ちたいと思います。 続きまして、伊達なふるさと大使の情報発信として、一般質問でもありましたが、どのような取組がなされたのか、再度聞きます。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 伊達なふるさと大使の方々については、例年、市内のイベントに参加をいただいて、トークショー、来場者の方々と触れ合いをしていただいているところです。今年度につきましては、10月25日に健幸フェスタの開催を予定しておりますが、そのときに長沢裕さんのトークイベントを予定しております。 例年は、伊達な太鼓まつり、道の駅伊達の郷りょうぜんのイベントなどに参加をいただいているところですが、このような状況でありますので、現在は名刺をお渡しして伊達市の情報発信をしていただいたり、産品を贈答いたしまして味覚の発信をお願いしているところです。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) サンドウィッチマンさんもまだ伊達なふるさと大使をやられているそうなのですけれども、どういった交流というか発信をしていただいているのかお聞きしたいのですが。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 先ほども申し上げたとおり、伊達なふるさと大使の名刺をお渡ししていると。あとは、特産品を贈答しておりまして、書状のやり取りをした中で活動をしていきたいというふうなお話を受けておりますので、活動に期待をしたいと思います。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) せっかく伊達なふるさと大使をやられているので、もうちょっといろいろアプローチをしていただいてもよいのではないでしょうか。今、サンドウィッチマンさんはタレント好感度ランキングでずっと1位を取られていらっしゃるので、ちょっともったいないところがあるのですが。それについては、市長としてはせっかくサンドウィッチマンさんが伊達なふるさと大使になっているのですが、どういったふうに今後関わったらいいのか、もしくは今のままで構わないとお思いなのか、ちょっとお気持ちをお聞きしたいのですけれども。 ○議長(高橋一由) 市長。 ◎市長(須田博行) サンドウィッチマンさんは非常にお忙しい方ですので、なかなか来ていただいて個別に活動していただくというのは難しいかと思っています。サンドウィッチマンさんには、伊達市の桃とかそれからあんぽ柿とか、季節ごとに特産品をお送りしております。そういった中で、あんぽ柿だったかを、食べているところをユーチューブ、ツイッターとかで発信をしていただいているということですので、やはり伊達の自然、景色、特産物を発信してもらうということをまずお願いしたいと思っております。 また、今回の新型コロナウイルス感染症が収束した折には、また、伊達な太鼓まつりとかそういった伊達のイベントに来ていただけるようにお話をしていきたいと思います。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) ありがとうございます。 私、ニッポン放送のサンドウィッチマンさんがやっている「サンドウィッチマンの東北魂」という東日本大震災からの復興関連を扱っている10分くらいの短いラジオ番組なのですが、こちらのほうをよく視聴しておりまして、視聴者や企業から何か物が贈られてきましたりして紹介とかもされていましたので、あとは直接視聴者の方と電話で話したりもしていますので、ぜひ、そういったことも含めまして伊達市のPRを、番組で取り上げてもらえるかは分かりませんけれども、今つながりがありますので、少し連絡を取っていただければと思います。 続きまして、次の項目に入ります。 歳出予算内示書、総務部12ページの2款1項8目、霊山高原構想推進事業についてです。 事業の内容について、また、リニューアルについて、どのようなことを予定しているのかお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) それでは、事業の内容等についてご説明したいと思います。 間もなく開園50周年を迎えるということで、霊山こどもの村の案内板をはじめ、既存施設、遊具等の更新・補修、そして休憩施設等を整備しまして、霊山の自然環境を満喫しながら、のびのびと遊べ、心身ともに健康で、また来てみたいと言われる施設にリニューアルするというものであります。 リニューアルの主な内容でありますけれども、今現在、団体での来園者の場合、昼食を取る場所がないというところで、昼食休憩場所、そして暑い日、雨の日等も休める場所として開放型休憩施設の新築をするということと、あとは、老朽化している遊具等の更新・補修をする。そして遊びと学びのミュージアムの改修等を予定しているというところであります。 以上です。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 内容については理解しました。 続きまして、次の項目ですが、今のご答弁にありましたように令和4年、あと2年後ですが、霊山こどもの村は開園50周年を迎えるということになっております。それに関する事業やイベントについて、どのようなものをお考えなのかお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) お答えいたします。 開園50周年に関する事業、イベントについてでありますけれども、復興道路の全線開通により霊山地域へのアクセスが非常に便利になりまして、この霊山の自然、美しさをPRする絶好の機会ととらえて開園50周年の事業やイベントに取り組んでまいりたいと思っております。 具体的な取組につきましては、今後、地域住民の方、そして指定管理者であります一般社団法人りょうぜん振興公社等と協議をしながら検討してまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 今、一般社団法人りょうぜん振興公社や地域住民の方の話があったのですが、市としてどのような関わりを考えているのか、お考えをお聞きしたいのですけれども。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) 一般社団法人りょうぜん振興公社と市の関わりということでありますけれども、一般社団法人りょうぜん振興公社は指定管理者でありますので、定期的な打合せ等でいろいろと協議をしながら一緒に検討していきたいと思っております。 以上です。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 一般社団法人りょうぜん振興公社は指定管理者ですので、もちろん取り組むのは当たり前なのですが、ただ、これは伊達市が持っている施設を指定管理者に貸し出しているところはありますので、市としても50周年にきちんと関わってお祝いしたほうがいいのではないかというふうに思いまして、質疑のほうをさせていただいております。ぜひ、ご検討のほうよろしくお願い申し上げます。 続きまして、昨年度の入場者数と今年度の入場者数、また、大人と子どもの入場者の割合についてお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) お答えします。 入場者数でありますけれども、昨年度、令和元年度の4月から3月までの入場者数につきましては2万7,896人でありました。今年度は、8月末現在でありますけれども、6,352人であります。 入場者の中での子どもと大人の割合というところでありますけれども、昨年度につきましては、子どもが1万1,130人で49.7%、大人が1万4,028人で50.3%であります。今年度は、子どもが2,247人で44.3%、大人が3,535人で55.7%というところであります。 今年度の入場者数につきましては、新型コロナウイルス感染症対策によりまして4月21日から5月31日までは休園させていただいたというところであります。 以上です。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 昨年に比べて大幅に減っているのは、今、地域政策監のおっしゃられたように新型コロナウイルス感染症の影響で休園日数が多くなったという、これは致し方ない、どこの施設も一緒かなと思うのですが。大人と子どもの入場者数の割合もお聞きしたのですが、平常時でも大体、半分半分で、あと今年度に限っては大人のほうが多いというような、どちらかと言うと大人の村のような形になっていますけれども、入場者を増やすために、今後どのようなことを考えているのかお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) お答えします。 入場者を増やすための今後の考えでありますけれども、1つ目としまして、リニューアルしました霊山こどもの村、そして霊山の美しさ等のPR動画等の配信、そして道の駅やまちの駅など、人が集まる場所との連携などによる積極的なPRをまず行って、入場者数の増加に努めたいと考えています。 2つ目としましては、団体等の利用の促進ということで、今はちょっと厳しい状況かもしれませんけれども、小学校や幼稚園等の遠足や、校外活動の場として利用していただけるよう、お誘いの通知などの営業活動を進めていきたいと思っております。 3つ目としましては、施設やイベントソフト事業について、今後とも魅力あるものにしていきたいというところで、また来たい施設と呼ばれるよう入場者増に努めてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 今、主に入場者数を増やすための主な施策を聞いたのですが、団体利用の促進等は遠足などで使ってほしいというような話ですけれども、あとPR動画ですかね、その辺はあくまでソフト的な話かなと思うのですが、ハードについては、最初にお聞きしましたけれども遊具の修繕とか休憩室の設置等の話もあるのですが、もうずっとですが、少子高齢化が大分進んでおりまして、当然子どもの数も減っております。 今年はたまたま新型コロナウイルス感染症の影響かもしれませんが、大人の入場者も多くなっていますので、例えば高齢者が散策できるようなゾーンを造ったりとか、自然体験できるゾーンとかあるいは今、車を使ったキャンプ場とかもはやっていますので、その辺の整備なども行えば、自然を生かした施設としてまだまだ入場者も増やせるのではないかなとは思っているのですけれども、そういった検討等は今後なさる考えはないでしょうか。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) 議員お質しの中で、キャンプ場の利用が非常によいというところであります。キャンプ場につきましては、平成二十何年度かに整備をしたところでありますけれども、車で来てキャンプをする方も多くなっているというところですので、その辺の整備等、あとは近くに池がありまして、モリアオガエルが産卵をしているというようなことです。この辺のところも非常に、経費をかけずに効果的な改修等について検討していきたいと思っております。そして、入場者数の増につなげていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。
    ◆8番(菅野喜明) 市長、地域政策監から前向きなご答弁をいただいたので、市長のお考えもお伺いしたいのですが。モリアオガエルの新聞報道もありましたので、ぜひ自然体験等ができるような施設等も全部含めまして、キャンプ場も含めまして、なるべくお金をかけずにいろいろな入場者数を増やす施策ができるかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(高橋一由) 答弁を求めます。 須田市長。 ◎市長(須田博行) 入場者を増やすための施策としまして、まずは大分施設も古くはなっていますので、看板にしても、やはり新しい看板にして、やはり看板自体が古いとイメージが悪いので、まずは看板、それから遊具も結構人気がありますけれども、やはり古くなっている、それから休憩施設がないということで、何かあったときに子どもたちが避難できるところがないと。そういったハード的なものはしっかり整備していく。 それから、遊びと学びのミュージアムにつきましても、やはり中身を少し変えていかなければならないと思います。ですから、遊びと学びのミュージアム自体のリニューアルもしていくと。 そういったハード的なものと併せて、ご提案ありましたようにキャンプが非常に好評ですので、キャンプサイトというのをどれだけ増やせるかというのも検討していきたいと思います。 また、子どもが少なくなっている中で、子どもだけをターゲットにした施設ではなくて、やはり大人も楽しめる、先ほどありました高齢者についても、登山ブームでもありますので、すばらしい霊山を登った後にこどもの村というか、そこに来てゆっくりできる、そういった子どもだけではなくて大人にも興味を持ってもらえるような、そういった施設にしていきたいと思います。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) ありがとうございます。 花が咲いたり、草花がきれいなところであれば、十分散策できるコース等もあれば、高齢者の方にもそれはそれで話題になるかと思いますので、いろいろご検討いただければと思います。ありがとうございます。 続きまして、歳出予算内示書の総務部13ページ、2款1項14目霊山交流館維持管理事業についてです。 これはもう既に大條議員からご質問がありましたので、重複するところは避けますが、2項目めの通告にいきます。 地元の自治組織、石田ふるさと振興会から、この事業以外にもご要望が上がっていたと思いますけれども、ほかの事業の進捗についてお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) お答えいたします。 霊山交流館維持管理事業の中で、これまで検討してきたというところでありますけれども、その中で地元からのほかの要望等についてはというところについてでありますけれども、地元のほうからは今回実施します石戸地区交流館の改修のほかに、ミズバショウ群生地の整備と、霊山山頂のバイオトイレ整備の要望等が出されていて、地区での検討後の経過もあるというところであります。ただし、現時点では石戸地区交流館の整備以外の事業については、未定という形になっております。 以上です。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 取りあえず石戸地区交流館の改修のほうを先に着手されているという形でありますが、今、地域政策監がおっしゃられた石田地区にはミズバショウの群生地がありますので、それはそれですばらしいところだと思います。また、霊山山頂のバイオトイレ整備の要望も上がってきたのですが、これは何度も昔からトイレを直したほうがいいのではないかと言っていたのですが、ほかの部署も含めてご検討は全くないという理解でよろしいのですか。バイオトイレについて、お聞きします。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) 検討の経過ですけれども、霊山山頂のバイオトイレの整備についてでありますけれども、検討はされてきたところでありますけれども、やはり整備のためのアクセス道路については非常に困難があるというところ、登山口入口の駐車場にもバイオトイレがあるというところもあります。ですので、今のところ検討のところで止まっているというところであります。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) これは、登山するのにはやはり4時間ぐらい最低でもかかりますので、山頂にはトイレがあるのですが、特に女性が……。市長にも以前、一緒に登っていただいて御覧になっていただいたのですが、やはりあのトイレを女性が使うのは大変、虫などが繁殖していまして、男性でもなかなか厳しいところがあるところなのですけれども、ちょっとご検討賜れたらうれしいのですが、どなたかご答弁できないでしょうか。 ○議長(高橋一由) 答弁を求めます。 ◆8番(菅野喜明) 市長、ご答弁お願いします。 ○議長(高橋一由) 答弁を求めます。 須田市長。 ◎市長(須田博行) 霊山のあそこの場所ですよね。一緒に見させていただきました。確かに、観光といいますか、そういった自然と親しむときに一番重要なのがそういった施設があるかどうかということですので、その施設を改修するために、山頂までどうやって行くかという課題はあります。そこの課題を確認した上で、再度検討させていただきたいと思います。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 本当にありがとうございます。 ぜひ、ご検討お願いいたします。 それでは、この項目は終わります。 続きまして、議案第93号 令和元年度伊達市一般会計歳入歳出決算認定についてです。 決算の概要書12ページ、2款1項8目スマートグリッド通信インターフェース導入事業についてでございます。 電気使用量の削減効果についてお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(丸山有治) お答えいたします。 スマートグリッド事業につきましては、平成25年度から平成26年度の2か年に、総務省の補助を受けまして市内45か所の公共施設に導入したものでございます。 45か所の施設の合計の電気使用量についての比較ということで、導入前の平成24年度が約70万5,000kwh、導入後が平成27年度ということで約63万7,000kwh。ですから、約9.6%ほどの削減になったということでございます。その後、平成29年度までは同水準で推移をした、ただ、平成30年度の使用量を見ますと保原プール施設の新築等があって、それが要因と考えられますけれども、使用量が以前と比べると増加したという状況でございます。 以上です。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 平成30年度以降の電気使用量の数字は示していただけませんでしょうか。 ○議長(高橋一由) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(丸山有治) お答えいたします。 平成31年度以降ということだと思うのですが、すみません。手元に資料、データがありませんので、後ほど確認してお示ししたいと思います。 以上です。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) それなりに効果は出ているとは思うのですが、では、後ほど資料をいただきたいと思います。一応、通告しておりますので。 続きまして2点目ですが、今後、機器の更新などのメンテナンス費用はどれくらい発生するのか、今後10年間の予定される費用についてお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(丸山有治) お答えいたします。 ただいまも申し上げましたけれども、平成25年度から平成26年度までの導入以来このシステムの維持費用につきましては、毎年1,000万円ほどの負担をしてきたところでございますが、今年度でシステムを導入し7年経過を迎えるというようなことで、パソコン等のシステム機器の更新が必要となるということで、これまでの費用のほかに新たな費用負担が発生するというようなこととなったところでございます。 また、システムの導入をしたことで、施設の職員をはじめ利用者等の節電等の意識も一定程度定着し、効果が現れてきたということなどを踏まえまして、昨年度でこの事業については終了することとしたため、今年度以降の費用は発生しないという状況でございます。 以上です。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) これは平成27年度から導入したのですけれども、その前ぐらいから、いろいろ議会のほうでも説明等があったのですが、公共施設の全体の電気量をコントロールして、ピークカットと言っていましたね。市町村やあるいは大企業とかの電気代については前年度の一番使った電気量が基本料金のようになるので、それを下げれば電気料金は安くなるというような説明を受けたと覚えております。ピークカットというようなご説明がありましたけれども。 7年経過したので、システムの更新をして今年度はやらないという、やめてしまっているという理解でよろしいのですか。 ○議長(高橋一由) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(丸山有治) お答えいたします。 7年経過するというようなことで、そのパソコン等システムの機器が今年度中に更新しなければならないというようなことがありまして、それに係る費用も莫大といいますか、それなりに費用負担が発生するというようなことも含めて終了というか、やめるということにしたところでございます。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) システムは残っているわけですね。パソコンを更新すれば一応使えないことはないと。ちなみにその更新費用というのは、どれくらいかかるのですか。概算で結構なのですけれども。 ○議長(高橋一由) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(丸山有治) お答えいたします。 パソコン等のシステム機器ということでは1,800万円というふうに聞いております。 以上です。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 1,800万円費用を出せば、取りあえずシステムを継続して利用はできるけれども、それほどの、こう言ってはなんですけれども、あまり電気代の削減効果がというか、システムを使わなくても皆さん節電をするようになったのでというような理解なのですかね。何かシステムがそのまま残っているのは、ちょっともったいない気もするのですけれども。 ○議長(高橋一由) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(丸山有治) お答えいたします。 ただいま1,800万円と申し上げましたのは、今回、更新が必要だろうということでのパソコンの関係であります。その他のサーバー等々の機器がありまして、そういった更新もいずれ必要になるというようなことも含めまして、今後のそういった経費とこれまでの導入によって、ある程度そういった意識も変わってきたというようなことを総合的に判断して終了とすることにしたということでございます。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) これは所管でないので私、質問させていただきたいのですが、ちょっと時間も短くなってきましたのでこの内容については、部門別常任委員会でよくご審議いただきたいと思います。導入にたしか2億数千万円かかったと思うのですが。ちょっとメーカー名は忘れてしまいましたけれども、大手機器メーカーのほうが入っていますので。私は導入当初から、今後のメンテナンス費用が結構心配ではないかというような議論や質問は大分前からさせてはいただいたのですけれども、もし、使えるのであれば継続して電気代の削減につながればとは思っております。詳細については委員会のほうでご審議いただければと思います。 続きまして、決算の概要書15ページ、2款1項11目、高齢者が車に依存しないまちづくり事業(運転免許返納支援事業)です。 事業の内容についてお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(丸山有治) お答えいたします。 高齢者の交通事故防止を目的にいたしまして、運転免許証を自主返納した高齢者などに対しまして、市内デマンド型乗合タクシーの優待割引券を交付するものでございます。 具体には、200円の割引券を年間ごとで100枚交付しております。デマンドタクシー利用時に、割引券が利用できるというものでございます。 以上です。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 内容については理解いたしました。 概要書のほうには優待申請者が263人とありますが、1人当たり何回ぐらいご利用しているのかお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(丸山有治) お答えいたします。 1人当たりの利用回数ということでございますが、令和元年度の高齢者運転免許返納支援事業の新規申請者が263人ということで記載させていただいております。これまで、平成30年2月の事業開始から本年3月末までの申請者の合計でございますが、576人ということになってございます。この576人に対してその割引券を交付しているところでありまして、令和元年度の延べ利用枚数については6,973枚ということになっておりまして、1人当たりにいたしますと約12枚という状況でございます。 以上です。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 私も今、手元にこの高齢者の運転免許返納の支援事業のホームページを印刷した資料があるのですが、部長がおっしゃったようにデマンドタクシー、200円の割引券を1年分、100回分ですね、2万円分を交付いたしますというもので、実物を見たことがあり、大変立派なもので、私もすばらしいものを作っているのだなと思ったのですが、ただ、利用率がちょっと、1人当たり年間約12枚しかないというのは、実質的に12%しか使われていないということで、今後こういったものの使い勝手をよくする工夫や例えば、ほかの代替手段としてバスなどの優待定期券、福島交通株式会社ですと75歳以上は1か月4,000円、3か月8,000円で、バスにどこまでも乗っていいというような定期券も出しているので、予算額に見合った何かそういった支援をできないのか、その2点をお聞きいたします。 ○議長(高橋一由) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(丸山有治) お答えいたします。 まず、今後の利用方法といいますか、利便性の向上ということでありますけれども、一応昨年の9月に、その支援制度の現状把握及びニーズの掘り起こしといいますか、そういったことを目的に、全申請者を対象といたしましたアンケートを実施したところでございます。回答率66.4%でありますが、対象者からの要望といたしましては、まず1つは買い物、高齢者1人では体力的に難しいので付添人分の割引券が利用できないかということ。 あと2つ目といたしましては、乗車1回当たりに割引券の複数枚利用ができないかということ。 あと3つ目としましては、デマンドタクシーのほかに一般タクシーの利用も追加できないかというようなご要望がございます。 現在、こういった意見を踏まえまして、高齢者の交通事故防止のための運転免許返納が進むように効果的な支援の在り方について検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) これは、なかなか難しいところではないですか。予算も間違いなくかかりますし。ただ、難しいところではありますが、福島市や二本松市はこういった免許返納者だけではなくて、ある一定年齢の高齢者の方にはバスをどこまで乗ってもいいという優待パスを出したりとか、また別のやり方で支援していますので、取りあえず免許返納者についてのことですが、あまりにも利用率が低いので、これではやはり支援事業としてなかなか成り立っていないのではないかというような懸念もございますので、ぜひアンケートを取られたのであれば、今アンケートの中で出てきた課題ですか、それについてはぜひご検討いただいて、一定程度は免許返納者に対して支援をしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、決算の概要書56ページ、6款1項3目、農地中間管理事業について、事業の内容についてお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 産業部長。 ◎産業部長(八巻正広) お答えします。 いわゆる農地バンクと呼ばれるものでございます。公益財団法人福島県農業振興公社が事業主体となりまして、地域内の分散した農地を借り受けまして、担い手にまとまりのある形で長期間貸し付ける事業でございます。自治体がその窓口業務の一部を担っているというところでございます。公益財団法人福島県農業振興公社やJAなどと連携しながらマッチングを行っていく作業でございます。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) ちなみに2項目めですが、昨年度、集積できた農地の面積について、田んぼや畑でもし分かれているのであれば、お聞きしたいのですけれども。 ○議長(高橋一由) 産業部長。 ◎産業部長(八巻正広) お答えします。 トータルの面積のみでご答弁させていただきます。 77筆で7.1haが集積できたものでございます。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) これは、私も農家ではあるのでなかなか集積といっても本当に苦労の連続で、ご担当者に頭が下がる思いですが、取りあえず7.1haの集積はできたということで、この後の質問は、新規就農者の数等についてなのですけれども、2、3日前の新聞報道ですが、今年の米の概算金ですか、6年ぶりに下落ということで、コシヒカリ、中通りに関しては60kg当たり1万2,700円から1万2,100円と、6年ぶりに600円下落したということで、なかなか厳しい状況にはなっております。なってはおりますが、やはりある程度の大規模化をしていかないと難しいというところでありますけれども、状況については今、理解しました。 ちなみになのですが、この集積については県の事業ではあるのですが、市町村としてどの程度関わり合いをされているのか、ちょっとお聞きしたいのですが。 ○議長(高橋一由) 産業部長。 ◎産業部長(八巻正広) お答えします。 まずは市町村の窓口で、貸したい人と借りたい人をそれぞれ受付して県のほうに上げる、あとは、それと先ほど申し上げましたその後、一体となってマッチングを県の方としていくという作業になります。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 次につながるのですが、新規就農者の方で借りたいという申請も結構あるのでしょうか。 ○議長(高橋一由) 産業部長。 ◎産業部長(八巻正広) お答えします。 現在のところは、貸したい人とか借りたい人については既存農家が主でありますが、そのような申出があれば、当然マッチングは可能であるという考えです。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 新規就農者はそもそも土地がないというので、何とかマッチングができればと思ったのですが。 では、次のページのほうなのですが、同じ決算の概要書の57ページ、6款1項3目、就農支援事業についてでございます。 新規就農者数について伺います。また、少ない場合にはその要因について、どのように分析しているのかお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 産業部長。 ◎産業部長(八巻正広) お答えします。 市への相談であるとか、市の就農支援制度を活用して新規就農した方でありますが、昨年度は6人となっております。この6という数字でありますが、伊達市農業経営基盤の強化の促進に関する基本構想の中では、毎年5人という目標を立てております。また、伊達な地域創生戦略の中の第1期分では、5年間で15人という目標がありますので、その数字をもってすれば一定程度の数字はクリアできているかというふうに考えております。 また、実際の新規就農者につきましては、市の制度を利用せずに就農されている方も一定程度いるものというふうに認識をしております。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) この項目の最後ですが、計画を立てたものよりは上回っているし、あとは、市を通さない新規就農者もいるというふうなお話ではあるのですけれども、今後、新規就農者を増やすために、どのような施策を考えているのかお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 産業部長。 ◎産業部長(八巻正広) お答えします。 今年度からでありますが、市独自の就農支援制度を拡充したり、あとは農業研修支援事業についても見直しを行ったところでございます。また、別事業で伊達田園回帰事業というのも今年度は、なかなか実施できておりませんが、そういったものを活用して宿泊農業研修というようなものもやっていきたいというふうに考えております。 また、今年度から、市の実施しております就農相談総合支援事業として、農林業振興公社のほうに就農ニーズマッチング作業を行う専門の職員を配置したというふうに聞いております。 また、市が行ったまちづくりアンケートの分析結果を見ますと、就農を希望している方の割合が、50歳以上の方が高いということで、その方をターゲットにした就農支援制度についても検討してまいりたいというふうに考えています。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) さっきの農地バンクの話にもちょっと絡むのですが、私も以前ご相談を受けたのですが、梁川地域のブドウ農家の方ですかね、75歳ぐらいになってもう農業自体ができないと、後継者がいればその方がやれますが、当然いないので、その畑も機械も丸ごと誰かに譲渡してもいいというような話もありまして、もし、そういった方とマッチングができればというように思ってはいたのですが、そこまでのご配慮等は何かされているのでしょうか。 ○議長(高橋一由) 産業部長。 ◎産業部長(八巻正広) お答えします。 具体的なものはまだこれからになりますが、一度、窓口のほうにご相談をいただければというふうに思います。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) JAとかも相談を受けているかもしれませんが、ご高齢で、もう今、農家の平均年齢は農林業センサスを見れば分かりますが、農業就業人口は10年で約10歳ずつ上がってきているのですが、今が68歳ぐらいだったと思いますが、では20年たったら88歳になっているかというと不可能だと思いますので、そろそろやめる農家の方もいる、既にいらっしゃるとは思いますので。特に、先ほど米の話をしたのですが、私は地元の放射能関係で復興計画を作る際に、20代、30代の専業農家の方5、6人に集まってもらったのですが、米で生計を立てている方はどなたもいらっしゃいませんでした。当たり前です。やはり、キュウリとかあんぽ柿とかあとは桃ですね、そういった果樹を中心にやっています。 ですから、できれば果樹農家の方で高齢化のために農業をやめたいとおっしゃる方と、新規就農を希望する方とのマッチングができればと思いますので、JAのほうがその辺の情報をもっているかもしれませんけれども、そういったマッチングをしていかないと、なかなか毎年5人というのは、いないよりはいいのでしょうけれども、やめる方は多分その10倍、20倍いるのではないかなと思いますので、ちょっとぜひそちらのほうもご検討いただければ、少しはこの基幹産業である伊達市の農業を守れるのではないかと思いますので、ご検討のほうをよろしくお願いいたします。 続きまして、決算の概要書64ページ、7款1項2目、企業誘致推進対策事業についてです。 企業誘致をPRしたとありますが、何社くらい誘致できたのかお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 産業部長。 ◎産業部長(八巻正広) お答えします。 この企業誘致推進事業につきましては、新規企業の誘致に加え、既存企業の設備等拡充に対する支援も併せての事業となっております。昨年度につきましては、新規に移転していただいた企業はございませんでしたが、1社、設備等の増強とそれに伴う新規雇用が生まれたということでございます。 これも、市長のトップセールスの成果であるというふうに認識しています。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 分かりました。取りあえず設備投資はされて、それに伴う補助金はありましたね、たしか、新規雇用の補助金はあったと思いますので。 それから、2項目めですが、ここの決算の概要にやながわ工業団地の浸水した企業の支援を実施したとありますが、どの企業に、どのような支援をしたのかお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 産業部長。 ◎産業部長(八巻正広) お答えします。 昨年の令和元年東日本台風により浸水しましたやながわ工業団地で今、土堤のかさ上げ工事を行っていると思います。その事業を行うに当たりまして、市のほうで測量データを作成しまして、そのデータを提供したというところでございます。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 先日から一般質問で、やながわ工業団地のバイオマス発電等々の話もありましたけれども、それも当然課題ではありますが、やはり昨年10月の令和元年東日本台風で大変甚大な被害を工業団地のほうで受けておりますので、ぜひ、この金額はちょと低かったのですが、今後、市としても取り組んでいくという話ではございますので、なかなか難しい状況ではありますけれども、富士通アイソテック株式会社もなかなか新聞報道等々では厳しい状況というので、それはもう、やながわ工業団地にいらっしゃる会社でもそういうのはあるかもしれませんので、何とか伊達市に残っていただくような施策を取っていただければと思います。 続きまして、最後の項目です。 決算の概要書65ページ、7款1項4目、観光諸費についてです。 旧熊倉家住宅の維持管理を行ったとありますが、昨年の令和元年東日本台風でどのような被害があったのかお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) お答えします。 旧熊倉家住宅の被害というところでありますけれども、住宅の主屋につきましては、床上浸水で床上約120cmというところで、それによりまして1階部分の家財そして畳、床とあとは内壁等に被害が出ております。また、外壁についても被害が出て、また、周辺に設置されていました機械警備の機材が浸水によって壊れたというところであります。あとは、価値のある掛け軸等については2階部分に保管してあったということなので、これは大丈夫だったということであります。 あとは、土蔵でありますけれども、これも床上浸水によりまして、家財に被害が出たというところであります。外壁についても、一部破損したというところであります。 以上です。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 私も見させていただいたことがあるのですが、明治、大正時期のRC構造の建物というのは、大変珍しい建物だというふうに聞いてはいたのですが、被害があった場合という質疑通告を出していましたが、大分被害が出ていますけれども、修繕費などはどのくらいの見積りになるのかお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) お答えします。 修繕費の見積りでありますけれども、旧熊倉家住宅につきましては登録文化財として登録されているというところで、修繕を行う場合はその文化財としての構造等の調査が必要であったというところでありますけれども、その調査を行う途中で今回被災したということで、その調査が未実施という形になっております。ですので、復旧に係る見積りというものについては、まだされていないというところであります。 令和3年度にその構造調査について着手したいと、そういう考えでいるところであります。 以上です。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 今、調査中だったと、調査前ですかね。大変厳しい状況かなと思うのですが、最後の項目です。 文化財の指定などを受ける際に、水害の影響はあるのかお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 教育部長。
    ◎教育部長(田中清美) お答えいたします。 登録時ということでのお質しかと思います。 今回に限らず、旧熊倉家の登録申請時には災害の想定をしてするというか、そういった事項が特にございませんので、特段の条件はないというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋一由) 菅野議員。 ◆8番(菅野喜明) 分かりました。 所管の部長からご答弁いただきました。ただ単純に、こういう文化財になっている建物が水害でそんなに大きな被害を受けたら、何らかの指定等の影響があるのかなと思いまして、質疑のほうをさせていただきました。 特にそういったことはないというご答弁でございましたので、それでは、以上で私の総括質疑を終了いたします。 ○議長(高橋一由) ここで暫時休憩いたします。 再開予定は午後1時からといたします。     午前11時55分 休憩-----------------------------------     午後1時00分 再開 ○議長(高橋一由) 再開いたします。 休憩前に引き続き総括質疑を続けます。 6番近藤眞一議員。     〔6番 近藤眞一 登壇〕 ◆6番(近藤眞一) 皆さん、お疲れさまです。 総括質疑を始めたいと思います。 お昼休憩の後の気だるい時間帯ですが、よろしくお願いいたします。 質疑に入る前に、午前中の同僚議員の質疑の中にもありました伊達市プレミアム4じもと応援券、さるところから完売という情報が入ってきましたので、後ほど当局におかれましては、しっかりと確認していただきたいと思います。完売御礼を出しますか。 前置きはこれくらいにして、それでは早速質疑に入っていきたいと思います。 私の質疑は、議案第80号 専決処分の承認を求めることについて、一般会計補正予算(第9号)の8月4日専決処分の3点について幾つかお尋ねしたいと思います。 初めに、歳出で予算書では13ページ2款1項8目、歳出予算内示書は市長直轄の3ページ、公共交通運行維持支援事業になります。 まず、タクシー、バスへの支援金交付の詳細についてお示しください。 ○議長(高橋一由) 答弁を求めます。 直轄理事。 ◎直轄理事(谷米博成) お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症対策のための外出の自粛要請などによりまして経営に影響が出ている中においても、地域生活維持のために運行体制を確保された道路運送法で許認可を受けております市内のタクシー及び貸切りバス事業者に対しまして、固定経費の一部を支援する制度でございます。 タクシーは車両1台当たり3万円、貸切りバスは車両1台当たり4万円の支援を行う制度となっております。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 議案調査のときに、1台当たりの支援はタクシーで3万円、貸切りバスで4万円。これは、4月分と5月分として支払うというそういうことでしたけれども、間違いはないですか。 ○議長(高橋一由) 直轄理事。 ◎直轄理事(谷米博成) お答えいたします。 議員お質しのとおり、4月分、5月分の2か月分を支援するという制度になっております。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 2か月分を支援する。それは一度限りということなのですね。 ○議長(高橋一由) 直轄理事。 ◎直轄理事(谷米博成) お答えいたします。 今回の補正でお願いいたしました部分につきましては、2か月分の積算で予算計上しているものであります。なお今後、タクシー事業者、貸切りバス事業者等の要望等も踏まえまして、今後の部分については、内部で検討したいというふうに考えております。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) それでは、今と同様に、阿武隈急行株式会社への支援金交付の詳細についてもお示しください。 ○議長(高橋一由) 直轄理事。 ◎直轄理事(谷米博成) お答えいたします。 タクシー事業者と同様に、地域生活の維持のために運行体制を確保いたしました阿武隈急行株式会社に対しましても沿線自治体が協調して支援を行うものであります。性格的に2つの支援がありまして定時定路線生活維持支援金、こちらにつきましては、人件費、動力費、光熱水費等々の部分につきまして、4月、5月分の経費について、沿線自治体でそれぞれ負担するものとなっております。本市の負担額につきましては759万1,000円となっております。 あともう一つにつきましては、利用促進支援という形でありまして、フリー乗車券等を発行いたしまして、阿武隈急行の利用促進の取組について支援するということで、今現在、沿線自治体と協議中でございます。ここにかかる経費につきましては、本市負担額といたしまして、354万2,000円となっております。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 今回お聞きしているのは、やはり交通事業者は大変な思いをされているということがあって、先日も保原地域の交通事業者にお話を伺う機会があったのですけれども、この制度は当然知っていて、支援してくれることはありがたい。それは、もちろんそうなのですけれどもということで、ただやはり非常に苦しいらしいですよね。新型コロナウイルス感染症の影響が長引いていますからね。そういったことがあって、今回質疑で取り上げて、市の考えとか今後どうしていくのかというのをお聞きしたかったのですけれども、議案説明の折にはタクシー82台、バス43台を見込んでいるということで、金額にするとタクシーで246万円、バスのほうで172万円、合計で418万円ですよね。やはり、それだけではなかなか、事業者の経営が苦しい中では、ないよりはありがたいですけれども、決して十分ではないと思うのです。 最後に通告してあるので、今少し触れましたけれども、先ほど直轄理事の答弁にも少しありましたけれども、タクシー、バスへの支援額、これはやはり十分ではないと思うのです。今後の支援策などについて、検討するということが先ほどもちょっとありましたけれども、考えについて改めてお示しください。 ○議長(高橋一由) 直轄理事。 ◎直轄理事(谷米博成) お答えいたします。 国が新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言を発令しました。そういうことで、外出自粛の要請が出されたことによりまして、特に大きな影響を受けた4月、5月分の2か月分を今回支援するという形になりました。今後につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、地域生活の維持のための運行に支障が生じる場合については、追って追加支援策を検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) ちょっとしつこくなるかもしれないのですけれども、やはり本当に足りないと思うのです。今回、8月4日の専決処分で同じ市長直轄の総合政策課で、歳出予算内示書でいうと前のページ、2ページになりますけれども、人材還流促進事業がありましたね。合計額で、810万円の支出をするのですけれども、この専決処分をするに当たって、総合政策課の中でどういった議論を経て、こういう支援の金額や、見込みなどを決めていったのか、そこのところだけちょっとお聞かせ願えませんか。 ○議長(高橋一由) 直轄理事。 ◎直轄理事(谷米博成) お答えいたします。 人材還流促進事業のお質しでございますが、現在、地域創生の部分で首都圏等から地方への移住を促している部分がございます。なかなか相談会を開催することについては、やはり密という問題がありますので、今オンラインでの相談会という部分がございます。もっと伊達市を紹介するに当たりましては、専門的な移住雑誌のほうに広告を出すほうが、より効果が高まるだろうということで、今回事業として取り組むこととなったところでございます。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 直轄理事、答弁いただいてありがたいのですけれども、私が聞きたかったのは今の人材還流促進事業のほうではなくて、むしろ質疑になっている事業者への支援のほうでどういう議論があって、こういうふうに決まっていったのかというところをお聞かせいただけないでしょうか。 ○議長(高橋一由) 直轄理事。 ◎直轄理事(谷米博成) 申し訳ございませんでした。ちょっと私のほうの認識が間違ってございました。 今回、このタクシー事業者及びバス事業者にそれぞれ3万円、4万円の補助を交付するという部分につきましては、車両には固定経費がかかってまいります。その固定経費、車検代とか自賠責保険料と、あと法定点検ですか、そういう経費について、年間の所要額についての2か月分を今回積算させていただいたというところでございます。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 一応、積算の根拠はあるわけなのですね。ただ、やはり先ほども言ったとおり、交通事業者、緊急事態宣言が発令されて、そして今はもう9月になります。4月、5月、6月、7月、8月、9月、もう約半年ですよね。少しも業績は回復していない、この先の見通しも非常に暗い、それは間違いないと思うのです。そういったことを考えるとやはり、私が一番納得いかないのは、同じ総合政策課の事業で同じ専決処分で、片やこの人材還流促進事業というのを……私は駄目な事業とか無駄な事業とか言う気は一切ないですよ。ただ、優先順位として、やはり今困っている市内の事業者の支援にもっと比重を置いてほしかったというところを言いたかったのです。 やはり今回の地方創生臨時交付金の活用を、事例集もありますけれども、それを見るといろいろ細かくあって、ただどういうふうに使ってくださいという細かな指定まではないですよね。交付された側の考え方である程度自由に使えるという、そういう交付金でありますから、だから、なおのこと、もうちょっと地元の今本当に困っている、ましてや交通事業者、これからの市の政策を考えていくに当たって地域公共交通の大きな担い手でもあるわけですから、そういった方たちが、今回のこのコロナ渦で、最悪廃業とかそういうことになってしまったら、本当に市にとっても大きなダメージになってしまうと思いますので、先ほど答弁の中で今後また検討していきたいという答弁もありましたから、これは思いっきり前向きに検討していただきたいのですが、答弁いただけますでしょうか。 ○議長(高橋一由) 直轄理事。 ◎直轄理事(谷米博成) お答えいたします。 繰り返しになりますが、タクシー事業者、貸切りバスの事業者等々の状況も把握しながら、今後の追加支援策については検討してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 市長は今の議論を聞かれていてどうお考えでしょうか。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 市長の見解については、どうお考えでしょうか。 ○議長(高橋一由) 答弁を求めます。 市長。 ◎市長(須田博行) 市内の交通事業者が今回の新型コロナウイルス感染症で大きな影響を受けているというのは、私も認識しております。そういったことで、今回4月と5月についての固定経費については、結局、営業をしなくてもかかる費用だということで、支援をしていくところでございます。今後につきましては、その後の6月以降の事業者の影響をよく調べた上で、支援をしていくかどうかの検討をしてまいります。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) それでは、ぜひとも前向きに検討していただけますよう、また強く求めておきます。 それでは、次にいきます。 同じ8月4日専決の補正予算ですが、予算書では11ページ、歳出予算内示書でいうと総務部の2ページ、2款1項8目、ICTを活用した働き方改革推進事業について、これは午前中の同僚議員の質疑とも重なりますが、なるべく重複しないように、また、同じことを聞かないように心がけたいと思いますので、よろしくお願いします。 まず、同僚議員の午前中の質疑では、シンクライアントPCについては質疑がありました。私が通告しているのは、シンクライアントそのもの、これは一体どういうものなのか、これについての詳細をお示しください。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 議員お質しのシンクライアントのシン(thin)の意味でございますが、薄いとか少ないという意味であります。最小限のネットワーク機能を持つパソコン、クライアントをシンクライアント端末といいます。 サーバーですね、サービスや機能を提供する側のコンピューターを別の場所に置くわけですが、そちらのほうにデータであったり、アプリケーションを一元管理させてクライアント端末、つまり、職員の机の上にあるパソコンについては、出入力、画面表示だけの最小限の機能を持たせて、データの保存などはしないというものでございます。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 午前中の答弁の中では、情報を見に行くだけでそれ以上のことはないと言っていたけれども、やはりシステムとか例えば分かりやすいことをいうとエクセルとかワードとかそういうのがあったら、その端末で操作はできて、文書は作れたり、表計算はできたりということですよね。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 議員お質しのとおり、パソコンとしての通常業務については、エクセル、ワード、あとはシステムの状況というのもできますし、操作上は保存ということもできますし、印刷もできるのですが、その機能というのは、ここの画面、パソコンではなくてサーバーのほうにあって、それをここで操作しているというふうな状況になります。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) イメージ的には、手元にパソコン端末があって操作自体はできるのだけれども、ここにはデータも何も残らないということですよね。 方式についてもいろいろあるようです。私、専門家ではないので、インターネットなどで調べたりして本当に聞きかじりですけれども、いろいろな方式もあるようですよね。VDIとかネットブートとかいろいろな難しいIT用語が沢山並んでいましたけれども。要は、パソコン、端末機には、保存機能はないけれども、パソコンとしては同じ機能はあるよという、そういうことですよね。 はい。分かりました。 一応どういうものなのか、そういったもの、また所管の委員会でもいろいろ質疑等があったりするとは思いますけれども、もしご覧になっている市民の方がいたらシンクライアントとは何のことだろうと思うので、一応確認をさせていただきました。 通告の順番を変えて質疑したいのですが、議長、よろしいですか。 ○議長(高橋一由) はい。 ◆6番(近藤眞一) それでは、次にお聞きするのは、通告では④になっています。事業説明の新しい生活様式について、これについて詳細をお示しください。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 議員のお質しについては歳出予算内示書で、こちらのほうで事業説明で記載しております新しい生活様式というふうなことと理解いたします。この新しい生活様式については、国が示しました新しい生活様式につきまして、一人一人の感染症対策の基本といたしまして身体的距離の確保、マスクの着用、手洗い、あとは日常生活を営む上での基本的生活スタイルとして3密の回避などが示されています。その実践例の1つとして働き方の新しいスタイルというものが示されておりまして、今回、市で予算計上しましたことについては、テレワークやローテーション勤務、オンライン会議などに対応できるような費用を計上したものでございます。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 具体にお聞きします。 コミュニケーションツール、電子化支援ソフト、これは一体どんなものなのでしょうか。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 まず、コミュニケーションツールですが、こちらについては現在、職員がグループウェアというソフトを使いまして、予定の管理であったり周知であったりというものをしているところですが、そちらの改修時期がちょうど来たところもありまして、この交付金を使って改修をしていくというふうな内容でございます。 あと、電子化支援ソフトにつきましては、いろいろ自分たちの業務の多様なファイルがたくさん出てきてしまいますので、一元管理が可能となったり、ペーパーレスの推進を図るという意味で導入するソフトということでございます。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 何となくイメージは分かりました。 それでは、次にお聞きするのは、③の購入予定のノートパソコン、これの1台当たりの額をお示しいただけますか。システム構築費用なども含めてということでお願いしたいと思います。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 今回、財産の取得ということで追加提案をさせていただいた内容になりますが、パソコン690台で1億230万円ということになります。1台当たりに換算いたしますと14万8,260円ということになります。この中には、本体とあと設定費用、パソコンの中に含まれますソフトウェア、あとは周辺機器が全て込みの値段で、先ほど申し上げた金額となるものでございます。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 私がお聞きしたかったのは、議案第115号の追加で出ている財産の取得で、それは1億230万円でしたか。割る690台で、約14万8,000円でしたよね。その中に、設定費用とかソフトウエアや周辺機器も入っているということでしたけれども、ただシンクライアントにするに当たっていろいろなシステム改修、サーバーは必要あるのかとかそういう疑問も湧いたので、サーバーが改めて必要になるのかとか、またネットワーク環境とかいろいろな周辺のシステム、そこにかかる費用はどこに含めたらいいのかなというのがあってお聞きしたのです。 では、例えば今回、この2億748万9,000円ですか、これが丸ごとこのシステムも含めてパソコンの代金も含めてということになると、また話が変わってきて、690台で割ると約30万円なのですよね。考え方としてどちらが正しいのでしょうか。約2億と1億だと全然違いますから、そういうのも含めて1台当たりという、この2億748万9,000円を690台で割って、それが1台当たりと考えたほうが正しいのだろうかなどと思ったのですけれども、その辺はどう認識したらいいのでしょうか。理解したらいいのでしょうか。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 議員からお質しがありましたサーバーなどの費用については現状のものを使用いたしますので、今回パソコンを購入するに当たって、費用としてはかからないというか、もう既に設備としてあるものを利用するということでございます。 今回の補正額の約2億700万円の内訳ですが、予算計上額といたしまして、このパソコンの購入費用で約1億3,000万円計上しております。そのほかに大きいものとしては、先ほど大條議員の質疑で答弁いたしましたWi-Fiの環境設備6か所分ということで、こちらが約4,000万円かかっております。あと、先ほどの電子決裁の支援ソフトが440万円、あと会議録作成業務ということでこちらが約800万円、あとその他費用もありますので、それらを合わせて約2億700万円という計上になったところでございます。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 今の答弁では約1億3,000万円がパソコン代ということでしたね。 財産の取得だと1億230万円なのですけれども、差額はどう考えたらいいのでしょうか。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 予算につきましては、設計額という考え方で計上しております。今回は、随意契約でありましたが、見積り合わせをしておりますので1億230万円というふうな金額になったところでございます。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 思ったより安く買えたという理解ですね。分かりました。 それでは、次に進みます。 通告では、⑤になります。事業説明の業務の効率化、これについて詳細をお示しください。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 先ほどお答えしたとおり、歳出予算内示書にあります業務効率化というふうな内容かと思います。その中で表示しておりますRPAソフトによる定型業務の自動化というところが、まず1つ挙げられます。このソフトにつきましては、人の代わりに自律的に作業を行う装置を活用いたしました、業務自動化というところを導入いたしまして、定型的な業務において、業務効率化を図るものでございます。 これによりまして、生産性の向上であったり、人的ミスの防止であったり、コスト削減が図られるというふうなことで導入をするものでございます。 もう1つは、先ほども触れましたが、会議録作成システムというものを導入いたします。この内容につきましては、会議とか講演会ですとか、様々な場面におきまして、発言者の音声を、今はICレコーダーとかに記録して文字を起こしているところですが、音声認識機能で、リアルタイムに文字にしていくというふうなソフトを導入して、職員の業務量を減らしていく業務改善につながるものというふうに考えているところです。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) RPAソフトというのは、何か民間では結構使われているようですよね。定型的な計算とかそういったものは、勝手にやってくれる、VBAマクロがちょっと進化したようなそんなイメージかなと思ったのですけれども、それはそれでいいのですけれども、ただそのソフトを入れてもどの程度まで、例えば一般的なソフトだったらそういうことは可能かもしれない。だけど、行政機関で使っている複雑なソフト、そういったものに対応できるのか、どの程度まで対応できるのかとか、その辺は検証されていますか。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 議員お質しのとおり、検証しているかというところについては、詳細までではなくて事業者からの提案であったり、そういう部分での確認はしているところですが、お質しのとおり、市が業務をしていく中でいろいろなシステムを構築しておりますが、そういうところまでできるのか、それともエクセルのような形での計算ということになるのか、他自治体では様々な取組をしている事例があるというふうに伺っておりますので、そういうところを例に確認しながら、有効に使っていきたいというふうに考えております。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 多分、対応できないようなケースも多々あるかと思うのですよね。今回のこのシンクライアント導入に当たっての、業者をちょっと確認したいのですけれども、株式会社富士通エフサスでしたか。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 現在、仮契約をしている事業者というのが、株式会社富士通エフサス福島支店ということになっております。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 使い方によっては、非常に効率化にも寄与するものかとは思うのですけれども、その分、多分導入コストも大きな金額になるとは思うのです。だからやはり、どの程度、この金額をかけてそれに見合う効果が得られるのかとかいうのは、これは十分検証していただきたいと思います。 私も行政機関のシステムは詳しいわけではないですけれども、以前勤めていたときに障害福祉サービスシステムを使っていたのですけれども、すごく複雑なのです。手作業が多過ぎて、頻繁に間違えるのです。そういったソフトには対応できるとは到底思えないのです。そういうのを考えると、やはり高額なソフトを入れるに当たっては、十分な検証をしていただいてから導入を決定していただきたいと思います。これは強くお願いしておきます。 あと最後の通告の番号でいうと②番なのですけれども、これは、午前中の大條議員の質疑でもありました分散業務や在宅業務の具体的な方針などがあるかということをお聞きしたかったのですけれども、明確な方針は今のところないとの答弁でした。業務の内容も検討しているとの答弁でした。 私が懸念するのは、当然、シンクライアントのデメリットも、お聞きになって導入を決めているとは思いますが、ただやはり、どうしても避けられないことにシステム障害があります。あとネットワーク障害です。これはどうしても避けられないことで、いまだにゼロにはならないですよね。それが起きたときに、果たして690台というと、ほとんどの職員のパソコンになりますか、そうなったときに業務はどうするのかという話なのです。 そのようなリスクまできちんと想定してそれをリカバリーできる、フォローできるような体制があっての今回のこのシンクライアント導入なのか。全国的に見ても、自治体では3%を切るぐらいしか導入していないのです。結構、これはリスクが高いのではないかななどという気もするのです。そう考えたときに、どうなのかなと思います。専決だから、もう決まってしまったことなのですけれども、よくよくその辺は、大きなリスク面、そしてまた起きてしまったらどうカバーするのか、その辺もよく考えないとしゃれにならないですよ、多分。その辺はどうお考えになるのですか。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 今回の導入に当たりましては先ほども申し上げましたが、現在使用しておりますデスクトップパソコンの借りている年数が、この3月で切れるというふうなタイミングもありました。議員お質しのとおり、その690台全てかというところも議論はしたところです。基本的には、庁舎内で使う場合については、今までのLANケーブルを使いまして、また、5月もそうでしたが、分散業務をする場合についてもLANケーブルがある公共施設で実施したところです。ですので、この690台全て在宅勤務ができるような状況ではなく、できる限り、議員お質しのとおり、安全性には十分配慮しながら、使い方についても様々な検討、検証をしながら進めたいというふうに考えております。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 大変しつこくなって申し訳ないのですけれども、まずどういう分散業務や在宅勤務をするのかという明確な方針がなかった。どういうふうな分散業務にしよう、どういうふうな在宅勤務をやろうというところが先に来ていたら、計上するパソコンの台数も、もしかしたら違ったかもしれないではないですか。あとは、サーバーが別建てであると言っていましたけれども、やはり全てのことは一極集中するわけですよね。そのサーバー自体がシステム障害なりダウンしたときに、そこはもうどうなってしまうのでしょうかというところを非常に懸念してしまうのです。だから、段階を踏んで導入するとかそういったことも考えてもよかったのではないかなと思って、今回の総括質疑で取り上げたのです。ただ更新自体を行ってはだめとかそんなことは全然思いませんよ。最新のよりよい機械にしていただくことは、もちろん業務効率化とか市民サービスの向上にもつながりますので、そこのところは全く否定はしないのですけれども、ただいろいろなリスクを想定したり、自分たちはどういうことをしたいのかというところが、そこが明確になった上でのこのシンクライアントの導入だったら、よりよくなったのかなというところなのです。 あと最後に、ちょっとお聞きしたいのですけれども、ランニングコスト的なものはどういうふうに考えているのですか。私この辺のことについて、全然分からないので、素朴な疑問であれなのですけれども。ランニングコストはどうなりそうなのですか。その辺は、導入に当たって業者とは打合せはしていないのですか。 ○議長(高橋一由) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤芳彦) お答えいたします。 まず最初の議員お質しの中にありました使い方についてですが、当然、安全性については十分、先ほども申し上げたとおり配慮していきたいというふうに考えております。このノートパソコンを導入することによりまして、ビデオ会議であったり、ペーパーレス化の推進であったり、あと今、私たちも使っておりますが、タブレットからの切替えということで、ハードを2つではなくて1つにしていくというふうな内容も含めて検討したところです。 ランニングコストにつきましては、今使用しておりますデスクトップパソコンまでの費用はかからないかというふうな見立てをしておりますが、そこも十分精査しながら進めていきたいというふうに思います。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) それでは、あとは所管の委員会で、いろいろと詳細な審査を行っていただけたらと思います。総務生活常任委員会の皆さん、よろしくお願いします。 それでは、次に移ります。 これで通告してあるのは最後になりますが、やはり一般会計補正予算(第9号)の8月4日専決分です。予算書で13ページ、2款1項13目、歳出予算内示書は総務部の8ページ、伊達駅なかプラザ整備事業。 これも午前中の同僚議員の質疑にもありましたが、最初に通告してあるテレワーク環境の詳細ということは大体分かりました。1人用のブースを2基設置して、そのほかに机や椅子も置くと。3密を避けるためということで説明がありましたけれども、1人用のブースを2基設置、電話ボックスのようなものをイメージすればよいのですか。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) お答えします。 ブースの形状でありますけれども、1人用ブースにつきましては、幅が1.2m、奥行きが1.2m、高さが2.3mの出来合いの壁と天井ということでパネルで仕切られています。その中に机と椅子、あとは照明等もセットされていると。それを設置するという形になります。ですので工事等が非常に期間がかからないというところが、利便性といいますか、設置するのにはいいというところであります。 以上です。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 分かりやすく言うと、大きなロッカーを持ってくるような感じですね。扉はついているのですか。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) プライバシーが守られるよう、閉じられるようになっているということであります。中にエアコンは付いていないのですけれども、換気ファンが入っていて空調がされるということになっております。
    ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 扉が閉まるのですね。 逆に、ちょっと心配するのは、そういったところが犯罪的なことに利用されてしまわないかというところを心配しないといけないのではないかなと思います。 テレワーク、コワーキングスペースというのは、都会なんかでもよくやっているのを見聞きしますけれども、密閉空間になるようなところは、あまり見かけないような気がします。密閉するのであれば逆にセキュリティーもきちんとしっかりした対策を行っている、そういう印象なのです。伊達の駅なかプラザだとどうなのですかね、時間帯によってはそんなに人も多くなかったりするでしょうし、いろいろなことが心配されるのですよね。その中で犯罪が行われるのではなくても、例えばそこを起点に何かそういう行為が行われる、そんなことがあってはいけないので、そういったリスクまでは、きちんと想定してほしいですね。 コストが安いからそういうふうになったのでしょうけれども、そうすると、その後の使用方法の詳細についてもお聞きしたかったのですけれども、その辺もまだあまり決まってないような、午前中の質疑のやり取りでしたけれども。運用方法も含めてということですけれども、詳細というのはどうなのでしょうか。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) お答えします。 使用方法については先ほど答弁しましたとおり、事前予約制という形で、利用するときに伊達駅なかプラザのほうに行って鍵を借りて使うという形で考えております。 その他の使用の時間とか、貸出しの単位とか、いつから予約できるかとか、その辺のところの運営方法の詳細につきましては、今後の事例、現在の運営状況等も調査、分析しながら決定したいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 次に通告してある使用料については、午前中の大條議員の質疑の答弁でありました。料金は徴収する方向で検討しているということでありました。運営していくに当たっては、やはりそういったコスト的なところも考えなければいけないので、あまり高い値段ではないでしょうけれども、料金は徴収したほうがいいかなと私も思います。使用料は徴収する方向で検討中であるという答弁は間違いないですよね。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) 料金についてでありますけれども、基本的には先ほど言いましたように、受益者負担の観点から有料という形で検討しているところであります。 なお、伊達市民及び伊達市の在勤者の利用料については無料ということも、検討していきたいと思っております。料金については、やはりこれから分析をしながら決めていきたいと思います。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) それでは最後に、料金のところにも関係してきますけれども、維持管理費、それとランニングコストはどのくらい見込んでいるのかだけは確認しておきたいのですが。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) 維持管理費・ランニングコストについてでありますけれども、費用的には電気料金と、鍵の貸出しとかという運営費用の2つが発生するのかなと思っております。 電気料金につきましては、ブースの使用にかかる電気料につきましては、照明と、あとはパソコン用コンセントという形でありますので、どれも消費電力的には非常に少なく設計されているというところで、それほどかからないのかなと思っております。 管理運営費につきましては、先ほど言いましたとおり、運営の方法等の検討、決定と併せて、算出していきたいと思っております。 以上です。 ○議長(高橋一由) 近藤議員。 ◆6番(近藤眞一) 冒頭で言ったように、いろいろな面で気をつけるところも多いかと思います。それとあと、運営自体はまちづくり会社に委託するような予定でいるということも議案説明のときに受けましたけれども、いろいろなそういうこともひっくるめてトータルして、安全な運営ができるような体制を築いてほしいと思います。当然、学生が使うことも考えられますよね。そういったところを考えると、万が一のことがあってはいけないということは、念頭に置いてほしいです。そういったもろもろのことを考慮して安全な運営をしていただきたいと思います。 それから最初の質疑の、バス、タクシー業者への支援のところでも言いましたけれども、やはり今、コロナ禍で皆さん本当に困っていらっしゃいます。ですから、今回は第2弾の臨時特別給付金でしたよね。もし、第3弾以降があるとしたら、やはり事業者ももちろんですけれども、市民の方たちの生活状況もいろいろ勘案していただいて、困っている人に支援の手が本当に直接行くような、そういった政策を考えていただきたいと思います。 ひとり親のお母さんが、食事を削って何とかこのコロナ禍を乗り切ろうとしているとか、そういう報道も多いではないですか。本当にこの先、特に年末年始を迎えて、そういったことになっていくことも十分考えられます。就労継続支援金なども特別措置も年内で終わってしまったりすると、どんどん解雇も増えるかもしれないし、弱い立場の人がもっと弱くなっていってしまうことも大いに懸念されますので、そういったことを考えた予算の組み方もお願いしたいということで、今回の質疑は終わりにします。 ○議長(高橋一由) 次に、4番池田英世議員。     〔4番 池田英世 登壇〕 ◆4番(池田英世) 皆さん、こんにちは。 それでは、私のほうから総括質疑をさせていただきたいと思います。 今回は、2点についてでございます。 まず初めに、議案第80号 専決処分の承認を求めることについて、専決第17号 令和2年度伊達市一般会計補正予算(第9号)についてということで、予算書13ページ、歳出予算内示書は総務部の8月専決の6ページ、2款1項12目となっております。 地域振興費、コロナに負けない地域活力創出事業というところなのですけれども、まず初めに、歳出予算内示書の補正理由には、「地域の活気や生活意欲を取り戻すため」というふうにあるのですけれども、「生活意欲を取り戻すため」の詳細についてお伺いいたします。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) お答えします。 歳出予算内示書の補正理由にも記載があるところでありますけれども、「生活意欲を取り戻すため」という点については、新型コロナウイルス感染防止対策の影響によりまして、地域での生活、活動に様々な制約が強いられ活力が低下している状況の中で、感染症対策を徹底し、新しい生活様式を取り入れた上で、地域の活力を取り戻すということと考えております。ご理解ください。 ○議長(高橋一由) 池田議員。 ◆4番(池田英世) ちょっとイメージしづらいのですけれども、具体的にどういうことなのですか。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) ここでいうその生活という点でありますが、仕事、趣味とか、コミュニケーションとか、近所づき合いとか、ふだんの生活をイメージするところであります。新型コロナウイルス感染症防止対策による様々な制約によってこの意欲が、あきらめ感や不安感等で非常に低下していて、というところで、少しでも明日への希望、活力が取り戻せるようにということで、今回この事業に対する補助を行うものということであります。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) もうすこし分かりやすく、例えばイベントの申込みが2件あったという説明を受けたのですが、どのような内容があったのでしょうか。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) お答えいたします。 まだ、正式な申込みというところには至っておりませんけれども、2件のイベントについて相談を受けているというところであります。 1つは、保原地域であります。「保原に希望のヒカリを灯そう」ということで、保原町商工会青年部の方々が企画をしているというところであります。もう1つは、月舘地域で「つきだてマルシェ」について、つきだてマルシェ実行委員会のほうでマルシェの企画を検討しているというところであります。 以上です。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) なるほど。私は何となく、医療従事者であるとか介護従事者であるとか、本当に疲弊されているような方々を元気づけるために何かイベントを開催するのかなというふうに思ったり、そういう意見も聞いたりするんですけれども、それに特化しているのではなくて市民の皆さんということですよね。ということは、限定されてくる内容ではないということですね。 ちなみに、個人、団体等、それぞれに対し、補助金を交付するとあったのですけれども、個人になれば小さくなるだろうし、団体になれば大きくなるだろうし、その採用基準の要綱とかそういったものは、これにはあるのでしょうか。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) お答えします。 本事業の要綱につきましては、9月1日に伊達市新型コロナウイルスに負けない地域活力創出事業補助金交付要綱を定めまして、この中に採用基準等を定めております。採用基準としましては、対象団体等についてということで第2条に定めてあり、1つは、市内における公共的活動又は地域づくり活動を行う団体。2つ目としましては、市内に事業所を有する事業者。そして3つ目には、その他地域の振興に資する団体等で市長が特に認めたものという形になっています。 また、その対象事業については、感染症対策を徹底し、新しい生活様式を取り入れた上で、地域の活力を取り戻すことを目的とした取組という事業になります。 ですので、個人、団体という形でありますけれども、個人については、(2)番の事業者、事業所を有するところの個人事業者もこれに該当するのかなと思っております。ただし地域振興、地域づくり活動という形での事業が対象ということになっております。 以上です。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) 分かりました。 ということは、個人といっても1人でやるというわけではなくて、大体規模の大きくなるものになるというふうに想定できるわけですね。分かりました。 それとあと、各地域1組ですよね。この5つの場所となっているので。採用のそのプロセス、どういう段階を経て、それぞれの地域に1つずつ持っていくのか、ちょっとお聞かせください。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) お答えします。 採用のプロセスでありますけれども、今現在コロナ対策において、各地域でイベントの延期や中止が相次いでいるというところで、各総合支所において地域の団体の方々にこの事業の説明等をこれまでしてきたというところもあります。またあと、年度内に限られた事業でありますので、各地域で地域振興事業の実績がある団体等に、いろいろご説明をしてきたというところであります。 地域全体で、この事業を行っていただきたいという思いから、各地域1つという形で、目安として対応してきたというところであります。 採用については、一応9月中での取りまとめを第1次としまして、選定については要綱の規定に基づきまして、予算の範囲内で行っていきたいと思っております。 当該事業を利用して行われたイベント取り組みを通じて、市内全域に新しい生活様式による行事、イベント等の在り方を示すことで、延期、中止となっていた行事、イベント等の再開の機運を醸成してまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) おおよそ分かりました。 イベントが結構中止になったり、あとは同じ場所でも、例えば定員が100人であったところが50人でしか使えないとか、そういったことが非常に多いですので、それの起爆剤になるための、機運を盛り上げるための行事に使いたいという趣旨は分かりました。 ただ、今なかなかそうやって集まりづらいような状況ではないですか。そういった意味で、本当エッセンシャルワーカーと呼ばれている人たちを元気づけるような、そういった意味を含めた集まりにすべきなのではないかというような意見は出なかったのでしょうか。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) 医療関係の方々の活力が取り戻せるような団体への説明等については、今のところ行っていないというところであります。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) 分かりました。了解です。 あと、この予算は、地域創生の予算だと思いますので、継続性はないとは思うのですけれども、また予算があったならば、そのようなことは可能なのですか。今回単発だけでまた同じような交付金が交付されたなら、継続して行う可能性はあるのでしょうか。 ○議長(高橋一由) 地域政策監。 ◎地域政策監(原好則) お答えします。 継続性での点ですけれども、交付金事業でありますので今年度限りの事業となります。ただし、地域活性化という点の交付金事業につきましては、毎年、補助事業を行っていますので、そちらのほうでという形になると思います。 以上です。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) 分かりました。 いずれにしても市民にしっかりと説明ができるような、そういった内容で実施していただければと思います。 それでは、次の質疑に入ります。 議案第86号 令和2年伊達市一般会計補正予算(第10号)についてということで、歳出の予算書44ページ、歳出予算内示書は健康福祉部9月補正の15ページになります。4款1項1目保健衛生総務費の健康づくり推進事業、健康運動習慣化支援事業についてであります。 伊達ふれあいセンター内にある運動器具の移転に関わる内容なのですけれども、それの経緯についてお示しください。 ○議長(高橋一由) 健康対策担当参事。 ◎健康対策担当参事(桃井浩之) お答えいたします。 議員お質しの健康運動習慣化支援事業は、今年度より健幸クラブFineということでリニューアルしました。 それでこの健幸クラブFineは、昨年度までは健康運動教室や元気クラブ、あるいは健康増進室というものがありましたが、それらを統合しまして、幅広い年齢の方々が利用できるように、運動指導士とかそういうインストラクター的な方、そういう人を配置しながら、効果的なトレーニングや多種多様な運動プログラムができるようにしました。 それで、伊達福祉センターなど、市内各地域それぞれ1か所ずつに集約というか、この健幸クラブFineを設置しております。現在、健康増進室の運動器具については、これからも市民の方に有効に活用してもらうために、運動機器の設置可能なスペースが確保できる場所ということで、梁川福祉会館に移設することとしました予算措置でございます。 以上です。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) 分かりました。 伊達ふれあいセンターから梁川福祉会館のほうに移設するということですね。ちなみにその伊達ふれあいセンター内にあった運動施設、それの利用者数、延べ人数で結構ですので教えてください。 ○議長(高橋一由) 健康対策担当参事。 ◎健康対策担当参事(桃井浩之) お答えいたします。 延べの利用者の推移、過去3年ということで申し上げますが、平成29年度が7,082人、平成30年度が7,154人、令和元年度が6,433人となっております。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) それ以外に詳細な数字の持ち合わせはありますか。もしあれば、それもお示しください。 ○議長(高橋一由) 健康対策担当参事。 ◎健康対策担当参事(桃井浩之) お答えいたします。 ただいま延べ人数でお答えしましたが、これはこの伊達ふれあいセンターの健康増進室に通っている方々の延べ人数でありますから、例えば、それを実利用者数に変えますと平成29年が519人、平成30年が488人、令和元年度が432人と把握しております。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) そうすると、1日当たり何人ぐらいになりますか。 ○議長(高橋一由) 健康対策担当参事。 ◎健康対策担当参事(桃井浩之) すみませんが、432人を365日で割るということでありますので、2人までいかないかなと思います。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) おおよそ分かりました。 ちなみに利用者の伊達市内、市外の区別というのは分かりますか。 ○議長(高橋一由) 健康対策担当参事。 ◎健康対策担当参事(桃井浩之) 延べ利用者の人数で申し上げますが、平成29年度で伊達市が5,396人、それから伊達市外が1,686人、平成30年度につきまして、伊達市内5,777人、市外1,377人、令和元年度で市内が5,096人、市外が1,337人となっております。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) 延べ人数とかを見ると結構、数字的に多いのですけれども、1日にするとそうでもないと。あと比較的伊達市の方が多いのですが、大体そうですね、3分の1くらいが市外の方なのかなという数字が分かったのですが、利用者、またその地域の住民に対してどのような説明をするのか、それについてお示しください。 ○議長(高橋一由) 健康対策担当参事。 ◎健康対策担当参事(桃井浩之) お答えいたします。 利用者や市民の方に対する説明といいますか、詳細については、今月9月下旬より、利用者は登録されていますので、まずは利用者への通知をいたします。あるいはこの会場への貼り紙等での周知をします。あと地域住民の市民の方につきましては、市ホームページや広報紙で周知する予定としております。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) ちょっと通告はしていないのですけれども、もし反対が多数でどうしようもないような状況になった場合は、どう説得しますか。 ○議長(高橋一由) 健康対策担当参事。 ◎健康対策担当参事(桃井浩之) それぞれの方が、団体の方と協議というか、そういうお話し合いをするような方向でも検討したいと思います。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) いずれにしても丁寧に説明してください。 理解が得られずに、なんでしょうなどという話がないようにだけはしていっていただければありがたいと思います。 ちなみに運動器具等を撤去した後なのですけれども、空き部屋ができると思うのですが、その空き部屋の利用法、その後どのように使うのかについて教えてください。 ○議長(高橋一由) 健康対策担当参事。 ◎健康対策担当参事(桃井浩之) お答えいたします。 その部屋につきましては、公共施設の利活用の観点から、部屋の広さや、あるいは構造的なものを判断材料としまして、市民の皆さんの声を聞きながら有効に活用していくような方向での検討をしたいと思っています。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) 平たく言うとまだ決まっていないということでよろしいですか。 ○議長(高橋一由) 健康対策担当参事。 ◎健康対策担当参事(桃井浩之) そのとおりでございます。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) 簡潔にありがとうございます。 いずれにしても市民の皆さんが、健康器具がなくなって寂しくなってしまったという思いだけないようにだけ、対応はよろしくお願いしたいと思います。 あと、利用者に対する代わりとなる施設を聞かれると思うのです。では私たちはどこに行けばいいのですかという、そのときに、どのような施設を使ってくださいというつもりなのか、またそういうふうに納得していただけるのか、そのあたりの考え方があればお示しください。 ○議長(高橋一由) 健康対策担当参事。 ◎健康対策担当参事(桃井浩之) お答えいたします。 代わりの施設といいますか、先ほど申し上げましたように、健幸クラブFine事業を伊達地域では伊達福祉センター、保原地域のほばら元気ハウス、梁川地域では梁川福祉会館とか各地域に1か所ずつ開催してございますので、そちらのほうの利用をお勧めしたいと思います。そして今までなかったであろう、インストラクターのような指導も受けながら利用していただけることを周知したいというふうに思います。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) ちょっとこれは通告してないので、答えられなかったらいいのですけれども、ちなみに公共ではなくて、それぞれに行ける民間のスポーツ施設みたいなものが、最近できてきていると思うのですけれども、それらの関わりというのはあるのですか。 ○議長(高橋一由) 健康対策担当参事。 ◎健康対策担当参事(桃井浩之) お答えいたしますというか、民間施設のことでご質問されたと思うのですが、今現在、保原地域とか伊達地域にあるスポーツクラブは承知しておりますが。 以上でございます。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) 確かに伊達地域の辺り、あと保原地域の辺りには、民間のフィットネスクラブのようなものが最近多く出てきているので、ある一定の、梁川地域にはそういうのがなくて、そちらのほうを充実させたいという、そういった意思もあって運動器具を移設するのかなというふうに勝手にこちらで解釈はしているのですが、そういった意味も含めて地域の方々には、丁寧に説明していただいて、皆さんに納得していただけるような説明をしていただければと思います。そういった意味で頑張っていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(高橋一由) 健康対策担当参事。 ◎健康対策担当参事(桃井浩之) 先ほど1日当たり何人利用しているかというお質しがあったのですが、四百何人割る365日と答えたのですが、それは実利用者数でありまして、延べの人数で割れば、20人とか、25人という数字になるということで、訂正させてください。 ○議長(高橋一由) 池田英世議員。 ◆4番(池田英世) 了解いたしました。そういった意味でしっかりと頑張っていただきたいと思います。 私からは、以上です。 ○議長(高橋一由) 次に、15番中村正明議員。     〔15番 中村正明 登壇〕 ◆15番(中村正明) 皆さん、こんにちは。 総括質疑を行います。 質疑事項は、議案第86号 令和2年度伊達市一般会計補正予算(第10号)について、歳出10款5項1目社会教育総務費、成人式開催事業について、予算書は70ページ、歳出予算内示書は7ページです。 まず初めに、事業内容についてご説明をいただきたいと思います。 ○議長(高橋一由) 答弁を求めます。 教育部長。 ◎教育部長(田中清美) お答えいたします。 これまで市内5か所で成人式を実施してまいったところですが、令和3年成人式より、1か所で実施をするというようなことで、今回の補正につきましては、いわゆる先ほどの質疑にもありましたが、コロナウイルス禍における新しい生活様式に対応する、いわゆる3密解消のための補正予算というようなことで計上をさせていただいたものでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋一由) 中村議員。 ◆15番(中村正明) 新型コロナウイルス感染症対策にかかる、1か所で開催するからかかる予算ということですが、確かに合併して何年もたって、旧5町単位で開催していたのを1か所で開催するというのは、伊達市としても、その方向に向かっていたことは事実であります。 しかし、今、市内、市全力を挙げて新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでおります。相当なエネルギーを使って、この対策に取り組んでおります。伊達市からは、まだおかげさまで感染者は出ていない。市民の方にも大変な協力をいただいている状況下におります。今後、どういう状況が生まれてくるかは、全く予想がつきません。 そういった中で、来年の1月ですか、成人式を1か所で開催するということなのですが、伊達市が取り組んでいるこの新型コロナウイルス感染症対策とは、逆行するのではないかなと思っております。言うなれば、1か所になれば密の状態になりますが旧5町ならば、それほどの人数は混雑しない。私自身、やはりこの危険性というか、なるべくそういったものを排除するためには、来年の1月は旧5町で、今までどおりに成人式を開催したほうが、無難ではないかなという思いで質疑させていただきました。 1か所開催の予定はしておりましたが、なぜ市の取り組んでいる姿勢とこの成人式だけが違うのかなと、ちょっと抵抗を感じておりましたので質問させていただいたのですが、様子を見て、来年の1月までに新型コロナウイルス感染症がどういう状況になっているか分かりませんが、状況を見ながら判断すべきではないかなと思うのでありますが、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(高橋一由) 教育部長。 ◎教育部長(田中清美) お答えいたします。 今回のコロナウイルス禍における市主催イベント等の開催に関する指針といったものがございます。これによりますと、収容定員の2分の1以下で実施するということになってございます。具体的には、令和3年の成人者の予定でございますが、約600人でございます。それから来賓等も含めてですが、会場として予定しています保原体育館においては、1階アリーナで760人の定員、それから2階スタンドで540人、合計1,300人ということで、先ほど申し上げました新成人600人、それから来賓等を含めましても、この2分の1というような基準で開催ができることが分かりましたので、予定どおり1か所で開催したいということで考えております。 ただ、議員お質しのように、今後の新型コロナウイルス感染症の感染状況、これによっては最悪中止ということも想定をしなければならないのかなというふうには思っております。 以上でございます。
    ○議長(高橋一由) 中村議員。 ◆15番(中村正明) 今回、この1か所で開催するということで、会場設営から交通誘導まで新たな補正予算が組まれたわけですが、この会場設営、看板、あるいは交通誘導というのは、今までも保原町の会場では、当然こういった費用は計上されて経費として使っていたと思うのですけれども、1か所に集まるというその成人者の人数の加減で、この費用というのは増加したということですか。 あと、ライブ中継費用というのも、これは今までも保原会場ではやっていらしたことなのでしょうか。今までやっていたとして、成人者の会場に入る人数が多いので、必要経費が余計にかかるという解釈なのでしょうか。 ○議長(高橋一由) 教育部長。 ◎教育部長(田中清美) お答えいたします。 議員お質しのとおり、これまで保原地域においては、体育館ではございませんでしたが、別の会場で実施をしておりました。ただ、保原町内の方々を対象にしていますので、会場名を挙げると大体、場所的には想像がつくというか、行けるかなと思います。 参加者については、自家用車の利用が多いのかなということで、現在ですとカーナビゲーションとかが標準装備されているので、看板の必要がないということではないのですが、どうなのかなという意見は内部でもありました。ただ、全市から集まる中で主要箇所については、最低限、看板が必要だというような結論に至りまして、これまでよりも設置箇所について増やさざるを得ないというようなことも含めて、増額をさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋一由) 中村議員。 ◆15番(中村正明) この感染症防止対策というのは具体的にどのような対応をしていかれるのでしょうか。 ○議長(高橋一由) 教育部長。 ◎教育部長(田中清美) お答えいたします。 まず今回、通常の感染症対策、消毒液の設置であるとか、マスクの着用、それから先ほど申し上げました、会場の収容定員の2分の1となるように座席の間隔を空けるということで対応をまずさせていただく。 それから、議案第80号 専決処分の承認を求めることについて、伊達市一般会計補正予算(第9号)でございますが、この中でドーム型AIサーマルカメラというものを購入するような予算を計上しております。設置場所については、伊達市ふるさと会館を予定しているところですが、これは移動型ということで、伊達市ふるさと会館から保原体育館のほうに持ってくるような形で考えておりますが、具体的には、感染拡大を防ぐ対策としてイベント等で不特定多数の方が、ある程度断続的に、例えば、演奏会であると開演時間の10分ぐらい前から30分前の間に比較的人数が多く集まるというようなことも考慮しまして、先ほど言いましたドーム型のAIサーマルカメラというものを導入するようにしております。最大20人、3mの間隔までの人の体温を、一遍に測定し、表示ができるようになっていまして、例えば37.5度以上の発熱者については、検知したときに光と音でアラート通知を行うようなシステムになっております。そういった意味では、先ほど申し上げました新しい生活様式のほかに、こういったいわゆる体温の確認といいますか、そういったことで対応してまいりたいと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(高橋一由) 中村議員。 ◆15番(中村正明) 私は、今まで成人式といいますと、旧梁川町の成人式会場にしか行ったことがないのですけれども、旧梁川町の場合は梁川中央交流館でずっと成人式を開催してまいりました。 時間前に成人者の方が何人も集まってこられます。あと、お父さん、お母さん方、家族の人も何人か来られて娘さんの晴れ姿を見たり、あとは久しぶりにお会いする友達の顔とかも見にきたりして、結構、開会までに皆さん集まってこられてロビーで談笑されている姿が、毎年あるのです。大変、そのロビーも混雑します。 今までは、新型コロナウイルス感染症というものがなかったから、新しい生活様式を取り入れなくてもマスクもしなくても、そういったことは可能だったのだと思いますが、こういう状況で心配なのは、やはりどうしても久しぶりに親しい友達と会ったりすれば、そういった状況は生まれるのかなと思うのですが、そういった状況をうまくさばくといいますか、ソーシャルディスタンスといいますか、その会場に入るまでの対応といいますか、市ではどのように考えていますか。600人、どれだけの参加者が成人式に来られるかは分かりませんけれども、相当混み合うのではないかなと思うのですが。今の部長のご答弁では席に着くときは2階もあるし、あと1階も距離をとって式典を行うというような話ですが、30分、40分前に皆さん集まっている状況の中で、例えば受付までは車にいてくださいとか、どうやって入場を整理するのか、大変難しい問題もあるのではないかなと、多くのスタッフも必要になってくるのではないかなと思うのですが、その辺は、具体的に考えておられますか。 ○議長(高橋一由) 教育部長。 ◎教育部長(田中清美) お答えいたします。 例年、成人式の案内を11月中、この間、広報紙等には、既に令和3年の成人式の案内を記事として掲載しているところですが、その後というか、具体的な案内というものを11月中に発送しているところでございます。そういった中で、例えば議員からお質しありましたように、入場時、それから集合場所の密集、これらを避けるために、動線、人が動く経路というか、そういったものをあらかじめお知らせするとか、あとは場合によっては時間差、生年月日順なのかどうかは、ちょっとこれから検討させていただきますが、例えば1番から50番までの方はこの時間帯にお越しくださいとか、そういったことを具体的に今後検討しながら、先ほど言いました11月中に発送する通知のときに、そういったものを具体的にお示ししたいと思っております。 また当然、ソーシャルディスタンスなり、新型コロナウイルス感染症対策における新しい生活様式、これらについては改めてお願いというようなことも含めて、検討してまいりたいと思います。 それとすみません、先ほど補正予算の内容というようなことで、お質しいただいたところですが、議員からお質しありました、保護者の方々も大変楽しみにしているというようなお話もいただきました。実は、先ほどの定員の部分については、新成人者と来賓を併せて650人いないというようなことで答弁申し上げたところですが、保護者の方々についても、やはり子どもさんの晴れの姿を大変楽しみにしているのではないかなと思います。そこで、保護者の方々には、市民センターのほうに、3密を避ける意味である程度間隔をとりながら、会場の様子を大型のスクリーン等に投影したものを観ていただくというふうなことになるかと思いますが、そういった映像配信の費用も含んでおります。すみませんでした。詳細説明の中で、ちょっと漏れてしまいましたので答弁申し上げました。 以上でございます。 ○議長(高橋一由) 中村議員。 ◆15番(中村正明) 例年、式典の終了後に、いろいろなイベントなども、実行委員の皆さんが考えて各町で独自の催しをやってこられたと思うのですけれども、今回この成人式を執り行うに当たっては今までの実行委員というか、そういう新しい成人の方々が集まって、このような成人式にすると相談するような形ができているのですか。 あともう1点は、式典が終わった後にそういったイベントがあって、旧梁川町ですと写真を撮ったりして、私たち来賓は終わるのですけれども、成人者の方々は、その後、会食もされていました。そういった会食といいますか、お酒は出ないのだと思うのですが、簡単な食事のようなものがあったのですけれども、来年の成人式を1か所で行う場合、内容については、どのような成人式になるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(高橋一由) 教育部長。 ◎教育部長(田中清美) お答えいたします。 成人式につきましては、これまでは実行委員会を立ち上げていたところですが、令和3年につきましては、実行委員会形式はとらないというようなことで考えております。ただ、成人代表ということで成人証書を受領していただくというような部分と誓いのことばについては、それぞれ男女各1人の4人を、公募により決定したいということで、市のホームページや広報紙で現在、周知をしております。来月末までの予定で応募をお願いしているところでございます。 また、議員からお質しがありました交流会についてですが、今までは具体的に各実行委員会で検討していただいておりました。中学校の恩師の方に来ていただいて、恩師を囲んで交流をすると、そこに軽食が提供されたということですが、やはり大勢の中での軽食の提供という部分については、今回は見合わせるということです。 それからその後の、議員からお質しあった、懐かしいというようなことでお友達が集まってお話をしたいというようなこともあるかと思いますが、これについても自粛していただいて、式典自体は30分以内で終えたいと考えています。すぐに帰ってくださいと言っても、600人ほどの参加者に10分で退席いただくというのも現実的ではありませんので、なるべく交流については控えていただきながら、ソーシャルディスタンスを保っていただいて、全体で1時間程度で終えたいということで、今検討しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋一由) 中村議員。 ◆15番(中村正明) 当然、二十歳ということで、地元に残られている方もいらっしゃるだろうし、あるいは社会人となって他の県で仕事をされている方もいらっしゃる、あとは大学生として関東圏、関西圏、北海道、全国いろいろなところで成人される方が生活していらっしゃると思うのですが、特に今、東京都から、お盆のときもよく言われましたが、なるべく親戚でも、お盆には来ないでくださいなんていうような、本人もやはり行くのは悪いかななどと思って来なかったというのが、今年の夏の実態だと思うのです。 来年の1月になれば、新型コロナウイルス感染症が収束するのか、まだ同じような状況にあるのか分かりませんけれども、他県にいても、あるいは関東圏にいても、成人した方に成人式はこういう対策をしているので大丈夫だから、ふるさとに帰ってきてくださいというような帰郷を促すような、何かその成人式を執り行う上でそういった……。 どうしたらいいかなと遠慮している新しく成人を迎える人も結構いるのではないかなと思います。こういう状況だから行かないほうがいいかなと悩んでいる人たちにもぜひ大丈夫だよというような、何かそういったメッセージというか、伊達市としてあればいいなと思うのですけれども、何か方策がありますか。 ○議長(高橋一由) 教育部長。 ◎教育部長(田中清美) お答えいたします。 確かに、今年の夏の旧お盆の帰省については、自粛ムードがございました。ただ、これから怖いのは、いわゆる冬場は、例年、季節性インフルエンザが流行するかと思うのですが、症状については、季節性インフルエンザと今回の新型コロナウイルス感染症については、ほとんど同じような状況だというようなことも言われていると思います。そういった中で、具体的に本市として何ができるか、議員お質しのように、県外からのいわゆる出席者について、安心して来てくださいという部分では、特効薬というかそういったものは、今のところないかと思っております。先ほど、中止というような答弁もさせていただきましたが、場合によっては今回の補正予算の対応の中ということで、いろいろな模索をしていきたいと思いますが、学校の休業中、オンライン授業ということで、先進的な取組がされたかと思いますが、例えばオンラインでの成人式のライブ配信ですか、そういったことも含めて、全ての方に、成人式のときには伊達市のほうにお越しくださいと言えないというか、そういった状況であれば、今申し上げましたオンラインでの配信などということも含めて検討しなくてはいけないかなというのは、今、内部のほうでいろいろ模索しているところです。 こういった具体的な方策が出てまいりましたら、また、いろいろご報告させていただければと思いますが、現在のところは、これだという対策は残念ながら持ち合わせていないというようなことでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋一由) 中村議員。 ◆15番(中村正明) ぜひ、感染症拡大防止対策をしっかり取っていただいて、来年、成人式に参加した皆さんが、こんな大変な状況下でも、伊達市に成人式を開催していただいて本当によかったと思ってもらえるような成人式にしていただきたい、努力していただきたい。教育長もよろしくお願いいたします。 以上で質疑を終わります。 ○議長(高橋一由) 通告のあった質疑は以上です。 総括質疑を終わります。----------------------------------- ○議長(高橋一由) 日程第48、議案第78号 専決処分の承認を求めることについてから、日程第50、議案第80号 専決処分の承認を求めることについてまで、及び日程第51、議案第84号 伊達市財産の交換、譲与、無償貸与等に関する条例の一部を改正する条例についてから、日程第82、議案第115号 財産の取得についてまでの35議案につきましては、お示しいたしました議案付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託いたします。----------------------------------- ○議長(高橋一由) 以上で本日の議事日程は全部終了しました。 お諮りいたします。 9月12日から23日までは、委員会審査及び休日、さらに事務整理のため休会としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(高橋一由) ご異議なしと認めます。 よって、9月12日から23日までは休会することに決定いたしました。 なお、9月24日は定刻午前10時から本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。     午後2時36分 散会-----------------------------------...