伊達市議会 > 2017-06-28 >
06月28日-06号

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  1. 伊達市議会 2017-06-28
    06月28日-06号


    取得元: 伊達市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-26
    平成29年  6月 定例会(第2回)        平成29年第2回伊達市議会定例会会議録          平成29年6月28日(水曜日)議事日程第6号         平成29年6月28日(水曜日) 午前10時開議日程第1 議案第54号 工事請負契約の締結について日程第2 議案第55号 工事請負契約の締結について日程第3 議案第56号 工事請負契約の締結について日程第4 議案第54号 工事請負契約の締結について日程第5 議案第55号 工事請負契約の締結について日程第6 議案第56号 工事請負契約の締結について日程第7 議案第42号 個人情報の保護に関する法律等の改正に伴う関係条例の整理に関する条例について日程第8 議案第43号 伊達市子育て世代包括支援センター条例の制定について日程第9 議案第44号 伊達市税条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第45号 伊達市税特別措置条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第46号 伊達市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について日程第12 議案第47号 平成29年度伊達市一般会計補正予算(第1号)日程第13 議案第48号 平成29年度伊達市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)日程第14 議案第49号 平成29年度伊達市水道事業会計補正予算(第1号)日程第15 議案第50号 工事請負契約の締結について日程第16 議案第51号 工事請負契約の締結について日程第17 議案第52号 財産の取得について日程第18 議案第53号 財産の取得について日程第19 議案第54号 工事請負契約の締結について日程第20 議案第55号 工事請負契約の締結について日程第21 議案第56号 工事請負契約の締結について日程第22 常任委員会議会運営委員会視察研修について日程第23 請願、陳情の審査報告-----------------------------------本日の会議に付した事件第1 議案第54号 工事請負契約の締結について第2 議案第55号 工事請負契約の締結について第3 議案第56号 工事請負契約の締結について第4 議案第54号 工事請負契約の締結について第5 議案第55号 工事請負契約の締結について第6 議案第56号 工事請負契約の締結について第7 議案第42号 個人情報の保護に関する法律等の改正に伴う関係条例の整理に関する条例について第8 議案第43号 伊達市子育て世代包括支援センター条例の制定について第9 議案第44号 伊達市税条例の一部を改正する条例について第10 議案第45号 伊達市税特別措置条例の一部を改正する条例について第11 議案第46号 伊達市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について第12 議案第47号 平成29年度伊達市一般会計補正予算(第1号)第13 議案第48号 平成29年度伊達市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第14 議案第49号 平成29年度伊達市水道事業会計補正予算(第1号)第15 議案第50号 工事請負契約の締結について第16 議案第51号 工事請負契約の締結について第17 議案第52号 財産の取得について第18 議案第53号 財産の取得について第19 議案第54号 工事請負契約の締結について第20 議案第55号 工事請負契約の締結について第21 議案第56号 工事請負契約の締結について第22 常任委員会議会運営委員会視察研修について第23 請願、陳情の審査報告追加日程第1 発委第1号 「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書の提出について追加日程第2 発委第2号 福島県最低賃金の引き上げと早期発効を求める意見書の提出について-----------------------------------出席議員(23名)     1番  近藤眞一        2番  橘 典雄     3番  佐藤清壽        4番  菅野喜明     6番  丹治千代子       7番  大和田俊一郎     8番  菊地邦夫        9番  佐々木 彰    10番  小野誠滋       11番  佐藤 実    12番  大條一郎       13番  菅野與志昭    14番  中村正明       15番  高橋一由    16番  熊田昭次       18番  原田建夫    19番  半澤 隆       20番  八巻善一    21番  松本善平       22番  吉田一政    23番  滝澤福吉       24番  大橋良一    25番  安藤喜昭-----------------------------------欠席議員(1名)    17番  清野公治-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者  市長        仁志田昇司  副市長       鴫原貞男  会計管理者     菅野 勇   直轄理事放射能対策政策監                             半沢隆宏  総務部長      星 祐一   理事兼地域振興対策政策監                             高橋昌宏  財務部長      田中清美   市民生活部長    齋藤俊則  健康福祉部長    渡辺義弘   産業部長      菅野康弘  建設部長      佐藤博史   上下水道部長    大橋留政  市長直轄理事    宮崎雄介   健康福祉部参事   佐藤芳彦  総務部人事課長   八巻正広   総務部総務課長   斎藤和彦  財務部財政課長   宍戸利洋   教育長       湯田健一  教育部長      遠藤直二   こども部長     半沢信光  代表監査委員    大橋 紘-----------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長    三浦敏徳   事務局次長     吉田浩幸  副主幹兼議事係長  渡辺修一   主査        渡邉万里子     午前10時00分 開議 ○議長(安藤喜昭) おはようございます。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 17番清野公治議員より欠席届が出ておりますので、ご了承願います。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 なお、議場内蒸し暑いようですので、上着を脱ぐことを許可いたします。----------------------------------- △日程第1 議案第54号 工事請負契約の締結について △日程第2 議案第55号 工事請負契約の締結について △日程第3 議案第56号 工事請負契約の締結について ○議長(安藤喜昭) 工事請負契約の締結についてから、日程第3、議案第56号 工事請負契約の締結についてまでの3件の追加議案一括議題といたします。 市長から追加提案理由の説明を求めます。 市長。     〔市長 仁志田昇司 登壇〕 ◎市長(仁志田昇司) 本定例会に追加提案いたします案件は、工事請負契約の締結についての3件でありますが、その内容についてご説明を申し上げます。 議案第54号、第55号及び第56号 工事請負契約の締結については、伊達市役所本庁舎増築に関し、建築主体工事請負契約の締結、機械設備工事請負契約の締結及び電気設備工事請負契約の締結について、伊達市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 本案件につきましては、本定例会会期中に諸手続が整い、会期末の追加提案となりましたが、ご審議の上、ご議決を賜りますようよろしくお願い申し上げ、追加提案の説明といたします。 ○議長(安藤喜昭) これをもちまして、追加提案の説明を終わります。 ここで、追加提出議案議案調査のため、暫時休憩いたします。 再開は5分前に放送によりお知らせをいたします。     午前10時02分 休憩-----------------------------------     午前11時20分 再開 ○議長(安藤喜昭) 再開いたします。----------------------------------- △日程第4 議案第54号 工事請負契約の締結について △日程第5 議案第55号 工事請負契約の締結について △日程第6 議案第56号 工事請負契約の締結について ○議長(安藤喜昭) 工事請負契約の締結についてから、日程第6、議案第56号 工事請負契約の締結についてまでの3件の追加議案について一括議題とし、質疑を行います。 質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。 15番高橋一由議員。     〔15番 高橋一由 登壇〕 ◆15番(高橋一由) それでは、追加提案がありました議案第54号、55号、56号の工事請負契約の締結についてということで質疑を行います。 基本的には、議案第54号の13億680万円の伊達市役所本庁舎増築建築主体工事についてを主として質疑を行いたいと思います。 まず初めに、契約の方法が随意契約ということで、いわゆる条件付一般競争入札によらない契約になったということで、経過についてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(安藤喜昭) 答弁を求めます。 財務部長。 ◎財務部長田中清美) お答えいたします。 本工事につきましては、特定建設工事共同企業体というようなことの条件を付しながら、5月2日に条件付一般競争入札としての公告をしたところでございます。入札参加申請期限としまして、5月19日までの期間の中で参加申請を受け付けたところでございますが、入札参加申請者が1つの共同企業体だけだったものですから、条件付一般競争入札を取りやめるというようなことで行いました。 その後、代表通知型指名競争入札というようなことで執行する予定にしておりまして、こちらも事務を進めておりまして、6月9日までの参加意向確認というようなことで、相手方より意向確認をしたところでございますが、こちらについても1つの共同企業体しか申請がなかったというようなことでございます。 本市におきましては、地方自治法施行令第167条の2第1項第8号「競争入札に付し入札者がいないとき、又は再度の入札に付し落札者がいないとき」というような第8号の規定がございますが、原則2度入札に付し、契約とならなかった案件につきましては、適正な工期の確保及び早期執行の観点から、随意契約というようなことで行っております。 したがいまして、条件付一般競争入札並びに代表通知型指名競争入札、それぞれ入札の執行まで至りませんでしたので、随意契約として仮契約の締結を行ったところでございます。 以上でございます。 ○議長(安藤喜昭) 高橋議員。 ◆15番(高橋一由) まず、経過についてご説明をいただきました。 我々、この6月定例会の議案調査というのがありまして、範囲をちょっと拡張して、予算にかかわることなどで、入札不調に終わったその第1回目の1社しか応じなかったという経過について、その際に尋ねております。そうしますと、どのようにしてその後は執行するのかという質問をしたのですが、今、財務部長から説明があったとおり、代表通知型指名競争入札といいますか、応札可能かどうかという意向を尋ねて、応札者を募るという手続をとったということのようですね。 その際、今の議案調査の中でわかったのですが、該当業者としては上位7社が地元業者であったと。それから、ほかの部分としては12社あったということもいろいろとうかがい知ることができましたが、今回のこの大手の鹿島建設株式会社が福島市の菅野建設株式会社特定建設工事共同企業体ということで共同企業体を組まれて随意契約で落とされたということになりますが、この大手の鹿島建設株式会社まで伊達市の市庁舎の増築工事を請け負っていただかなければならなかった理由というのはどういうところにあるのですか。 結局、この4月1日からですか、伊達市の入札方法条件付一般競争入札ということで、指名競争入札で指名するとどうしても偏りが出るというようなことから、公正公平に行う方法として、そういった誰でも参加できるという公正な方法に切りかえたということで、これは大変ある意味ではすばらしいなと。ただ、地元の業者が取りにくくなるので、適宜指名競争入札も必要かななんて、議員の我々としては思ったりもしている中で、これだけの数の業者に対して、代表通知型指名競争入札の中でもそういった手続を求めて訴えたという意向の中に7社あったという意味では評価はできるというふうに思っているのですが、この当初議案調査の中で知り得た状況からすると、1社だったけれども数社になるように意向を調査して、応札可能だという状態が複数になって入札を実施したいというような話があったので、ああこれは公正公平に行われるなというふうに思ったのですが、1社しかなかったということについてはどのようにご判断されているかをお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(安藤喜昭) 答弁を求めます。 財務部長。 ◎財務部長田中清美) お答えいたします。 まず、議員お質しの中で、若干、すみません、答弁をさせていただきたかったのは、鹿島・菅野特定建設工事共同企業体ということで、議員のほうから菅野建設株式会社が福島市の業者ということでお話があったのですが、今回はその他の構成員につきましては、伊達市内に本店、または支店、営業所を有するということで、菅野建設株式会社伊達営業所を構えておりますので、そこはすみません、発言をまずさせていただいたところでございます。 それから、議員お質しの部分でございますが、当初、先ほど申し上げましたように、条件付一般競争入札ということで執行しておりましたが、上位7社というようなことで代表通知型選考をしたところでございます。ここで、複数業者意向確認という部分では、我々のほうから複数業者というようなことはお話ができない状況かなと思っております。 ただ、条件付一般競争入札では、入札に参加しようとする業者の手持ち工事であるとか、技術者、作業員の状況なんかも踏まえて入札に参加するという部分なのですけれども、今回の代表通知型指名競争入札については、ある意味というか、指名競争入札でございますので、意向を確認するとともに、指名するというような形をとっております。そういった部分では、条件付一般競争入札では参加しなかった理由ということは、業者のほうに我々も確認をしておりませんし、業者のほうからもありませんでしたが、今回の代表通知型指名競争入札をすることによって、辞退理由というのが3社のほうから、今、申し上げました業務多忙であるとか、技術者の確保ができないというようなことで、相手方のほうからも連絡をいただいておりますので、そういった意味では複数業者、確保できるような効果があったのかと、結果として1社となったところでございますが、そういったことで代表通知型指名競争入札に付すということでは一定の効果があったのかなというふうに判断しているところでございます。
    ○議長(安藤喜昭) 高橋議員。 ◆15番(高橋一由) 我々議案調査の中で、また今回新しく知り得た状況なのですが、最初の応札業者は1社だったというところで、その前段で設計図書を確認、閲覧に来た業者は2社あったということで、その業者についても確認をすることができたのですが、いずれにしても何度やっても1社しか応じていないというところには何があるのかなというふうにいろいろと考えざるを得ないのですけれども、ただ我々が期待したのは、代表通知型指名競争入札、いわゆる業者の意向を伺って、はい、応札可能ですというようなことで複数にするということを議案調査の経過の中で、確認していたものですから、そこと違った結果になったので、ここはどのように理解したらいいのかなと今でも悩んでいます。努力をすることは必要だったのではないかということと、やっぱり公正公平に、これ13億円ですからね、10億円を超す内容が随意契約というのはどうなのかということと、それから応札して最低制限価格を下回ると失格しますので、そこら辺の微妙な判断とかいろいろあるので、あとは今までの話だと、100%落札というのは今はパソコンやいろいろなことが発達していて普通に起きることだというふうに思ったのですが、大変課題にしてからあまり100%落札は少なくなった。業者、しっかり100%でとればいいのにと思っていますけれども、ない。 それから今回、条件付一般競争入札ということで、伊達市はそれを主力として採用していくという、県も採用している形にのっとってやるということでありますけれども、この場合、増改築に関する部分で、鹿島建設株式会社が地元の業者と共同企業体を組むという意味では、大手ですからどのような条件をつけられたのかなということも伺っておきたいと思います。 ○議長(安藤喜昭) 答弁を求めます。 財務部長。 ◎財務部長田中清美) お答えいたします。 条件付一般競争入札のところに戻ってしまうような形になりますが、今回につきましては、増築という部分ではございますが、技術的に難易度の高い工事であるというふうなことで判断をしたところでございます。 1つには、増築であるため、市民サービス等の支障とならないよう、既存の市役所機能を維持しなければならないため、十分な安全管理に基づく施工が必要であること。 2つ目としましては、既存施設との調和を図る設計となっており、広々とした室内空間の確保とあわせ、既存施設と接続する特殊性といいますか一体性、渡り廊下等で接続するのではなくて、現庁舎の東側の壁を取り払うというようなことになってございますので、品質の管理であるとか、安全管理等の施工能力が必要であること。 3つ目としましては、4階建て、ペントハウスの部分も含めますと5階建てになりますが、それとあわせて全体規模が1万㎡以上というふうになり、工程の統括管理とマネジメントが必要となることから、技術的に難易度の高い工事というようなことでの判断をして、代表構成員としての条件として付したところでございます。 以上でございます。 ○議長(安藤喜昭) 高橋議員。 ◆15番(高橋一由) その条件等についての詳細はあまり詳しくはないので、聞くのも難しいのですけれども、いわゆる点数制度があるということぐらいは知っているのですよ、私も。その何やら、我々もいろいろと議員活動をしていると、今回は1,800点だったというふうに聞いているのですが、いわゆる今、説明があった難易度が高いということと、その1,800点というところの違い、例えばこの庁舎は鉄建工業株式会社が建てられているのですよね。その業者ではできなかったのですか。 ○議長(安藤喜昭) 答弁を求めます。 財務部長。 ◎財務部長田中清美) 先ほど、答弁させていただきましたが、難易度の高い工事というようなことでございますので、条件付一般競争入札につきましては、市の有資格者登録名簿の上位から19社として1,800点というふうに付したところでございます。その部分につきましては、先ほど議員のほうからもお質しがありましたが、市内業者受注機会の確保という観点から、条件付一般競争入札においては、代表構成員も含めて2社、または3社というようなことですので、市内建築業者については12社ございましたので、そういった部分を含めて、市内業者受注機会の確保の観点から19社というようなことで設定をさせていただいたと。それが1,800点だったというようなことでございます。 以上でございます。 ○議長(安藤喜昭) 高橋議員。 ◆15番(高橋一由) 私が聞きたかったのは、ここをお建てになった鉄建工業株式会社ではできなかったのかと聞いている。 それと、やっぱりいわゆる支障がないように増築する計画ということで、設計図ではここにちゃんとコンクリートが据えつけられて、向こう側に延長しやすい、工事がしやすいということで設計されているというように伺っているのですよ。その辺というのはどういうふうに理解したらいいのかなというその2つ、ご答弁いただきたい。 ○議長(安藤喜昭) 答弁を求めます。 財務部長。 ◎財務部長田中清美) お答えいたします。 先ほど来ございました部分でございますが、我々としては難易度の高い工事というようなことでございますので、有資格者登録名簿に登録のある上位から19社、条件付一般競争入札においての代表構成員としては上位から19社というふうなことで考えたところでございます。 以上でございます。 ○議長(安藤喜昭) 高橋議員。 ◆15番(高橋一由) いわゆるこちらの増築計画が、設計上は西側に増築が可能なのだという設計で終えられていると、旧保原町時代だと思うのですが、こういう情報については私たちの情報は間違っているのですか。 ○議長(安藤喜昭) 答弁を求めます。 市長。 ◎市長(仁志田昇司) 私、当時、保原町長でしたので、その辺の経緯は承知している範囲でお答えしますけれども、技術的に詳細に承知しているわけではありませんけれども、当初から東へ増築するというのが基本でありまして、それでこの庁舎を保原町庁舎としてつくったときも、あそこの機械室を南にずらしてあるのはそういうことなのですね。基本設計では、たしか今の駐車場のところ、公用車の駐車場の場所だったのですね。そのほうが地下からパイプでこう行くわけですから一番いいわけですけれども、しかしそうすると東へは延びられないというか、増築に支障があると、増築するかどうかというのもまだ当時、合併するかどうかも定かでない時期ですから、それで、そうはいってもやっぱり、では南へずらしておこうということですから、わざわざパイプを延長して南へずらした経緯がありますので。市長室の後ろは何か倉庫みたいになっていますけれども、あそこが通路になるというふうに聞いておりました。西へ行くという話は、そうはいっても東に土地がないではないかと。これたまたま今回、プールの関係でできましたけれども、プールを壊さないとできないなというのは当初からわかっていたのですけれども、旧保原町時代にも土地の手当てというのは特になかったのですけれども、東へというのが基本的にこの建物なのですね。 西のほうへのこの鉄筋のものは、いろいろ設計段階で、やっぱり建物が丸いものですから、どうしても丸い中におさまらないということで、原設計はこういう建屋をせっかく丸くデザイン的にはつくったにもかかわらず、そこに階段をつくるために何かつくらざるを得ないという説明を受けました。西へ延びる話は、西のほうは土地があるので、場合によっては西に行くということも考えて、用地なんかについても支障のないようにということでやってきたことは事実なのですけれども、結果としては東に増築することになったと。 しかし、東というのは、この建屋を役場庁舎として設計したときからそういう考えは入っていて、その証拠というわけでもありませんけれども、機械室を南にあれだけずらしたというのはそういうことです。結果、そこが駐車場になっているということなのですね。 以上でございます。 ○議長(安藤喜昭) 高橋議員。 ◆15番(高橋一由) わかりました。 意外と、今回の契約には関係ないことかもしれませんけれども、事の経過というのをみんなでわかっているということはすごく重要だと思ったので、ちょっとそちらまで触れました。 私も総務生活常任委員会に所属しているころに、市所有の土地があって、そこに医者が進出するという話になったときに、ここの西の土地にその医者が進出したいというのがあって、ちょっと総務生活常任委員会に相談があったときに、ここは将来、今、市長が話されたように、ややもすると増築せざるを得ない状況になったときに確保すべきなので、市の土地は譲ってもいいと思うと、そしてむしろ通り沿いに目立ったところで医者も営業されたほうがいいのではないかと、それからここの隣については借地をして、いずれ増築可能なように押さえたほうがいいのではないかという議論をした経過を思い出しました。 そうすると、やっぱり二通りの話が、最初は東側だったけれども、途中では西側の論議も生まれていたということで、当時の旧保原町の議員から聞いた話はあながち間違いではなかったということのようですね。わかりました。 それから戻りますが、今回伊達市のいわゆる入札方法条件付一般競争入札にしたという理由は何だったのですか、主なる理由は。 ○議長(安藤喜昭) 答弁を求めます。 財務部長。 ◎財務部長田中清美) お答えいたします。 地方自治法第234条、契約の方法等について規定がございます。その中では、不特定参加者を募る一般競争入札が原則というようなことで規定がされております。指名競争入札、競り売り、それから随意契約については例外規定というふうなことで規定がされてございますので、本則により近づけるために入札方法を見直したというようなことがまず1点でございます。 2点目といたしましては、この間、担い手三法ということで、入契法、品確法、建設業法の改正及び公布が平成26年6月4日にされたところでございます。こちらについては、中長期的な人材育成及び確保、それからダンピング受注の防止、歩切り等の根絶というようなことが主な改正内容になっておりまして、より一層の透明、公平、公正な入札について規定がされたというふうに考えております。 もう一点、3点目といたしましては、条件付一般競争入札を案件ごとということで導入してきた部分について、県内においては伊達市と相馬市が案件ごとに設定をしておりまして、福島県及びほかの11市につきましては、基本的に全ての工事、一定程度の金額以上というような条件的な設定をしているところもございますが、基本的には県及び11市については条件付一般競争入札を導入していると、こういった背景がございましたので、伊達市としても先ほど議員からお質しがありましたように、指名競争入札からより透明性、公平性、公正性の確保の観点から、条件付一般競争入札というようなことで導入をしたところでございます。 以上でございます。 ○議長(安藤喜昭) 高橋議員。 ◆15番(高橋一由) そうすると、今までは公正性に欠けていたと、今の説明だと。 それから、100%落札も乱立していたということになると、非常によくない入札方法で伊達市はこの10年間、合併してから箱物やいろいろなことの工事が行われてきたというふうに類推できるような説明になってしまうのだけれども、まあこれ以上は突っ込みませんが、よりよい方法論に変えたということですよね。 それが急に起きたので、この先、何かあるのかなと思っていたのですよ、急に条件付一般競争入札ということでの庁舎の増築工事請負契約があったということで、当時、鉄建工業株式会社がこの庁舎をつくられて、JR出身の町長がJR関係の業者を落としたみたいな話が出て、あらら、いかがなものだろうみたいになっていたときなんかがあった。でも、それはそのときの町の判断であったことなのだろうというふうには思うのですが、私の知る範囲では鹿島建設株式会社鉄建工業株式会社は非常に関係がいいということも聞いていますので、もし仮にですよ、この条件付一般競争入札の導入がそんなことと関連しながら行われていたなんていうふうには思いたくはありませんが、そんなことのないように、今後とも条件付一般競争入札が最大の公正公平の入札方法ということで、公正公平に行われることを期待して、私の追加議案に対する質疑といたします。 以上でございます。 ○議長(安藤喜昭) 通告のあった質疑は以上であります。 質疑を終わります。 次に、議案第54号 工事請負契約の締結についてから議案第56号 工事請負契約の締結についてまでの3議案につきましては、お手元に配付しております議案付託表のとおり総務生活常任委員会に付託いたします。 ここで、追加提出議案の委員会審査のため、暫時休憩いたします。 再開は5分前に放送にてお知らせをいたします。     午前11時49分 休憩-----------------------------------     午後2時20分 再開 ○議長(安藤喜昭) 再開いたします。----------------------------------- △日程第7 議案第42号 個人情報の保護に関する法律等の改正に伴う関係条例の整理に関する条例について △日程第8 議案第43号 伊達市子育て世代包括支援センター条例の制定について △日程第9 議案第44号 伊達市税条例の一部を改正する条例について △日程第10 議案第45号 伊達市税特別措置条例の一部を改正する条例について △日程第11 議案第46号 伊達市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について △日程第12 議案第47号 平成29年度伊達市一般会計補正予算(第1号) △日程第13 議案第48号 平成29年度伊達市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) △日程第14 議案第49号 平成29年度伊達市水道事業会計補正予算(第1号) △日程第15 議案第50号 工事請負契約の締結について △日程第16 議案第51号 工事請負契約の締結について △日程第17 議案第52号 財産の取得について △日程第18 議案第53号 財産の取得について △日程第19 議案第54号 工事請負契約の締結について △日程第20 議案第55号 工事請負契約の締結について △日程第21 議案第56号 工事請負契約の締結について ○議長(安藤喜昭) 個人情報の保護に関する法律等の改正に伴う関係条例の整理に関する条例についてから、日程第21、議案第56号 工事請負契約の締結についてまでの15議案を一括議題といたします。 各委員会に付託しました議案第42号から議案第56号までの15議案の審査結果について、各常任委員会委員長からの報告を求めます。 初めに、総務生活常任委員会委員長の報告を求めます。 総務生活常任委員会委員長。     〔総務生活常任委員長 佐藤 実 登壇〕 ◆総務生活常任委員長(佐藤実) 総務生活常任委員会審査報告。 総務生活常任委員会に審査付託されました条例の制定1件、条例の一部改正2件、その他5件の審査経過並びに結果についてご報告を申し上げます。 本委員会に審査を付託されました事件は、議案第42号 個人情報の保護に関する法律等の改正に伴う関係条例の整理に関する条例について、議案第44号 伊達市税条例の一部を改正する条例について、議案第45号 伊達市税特別措置条例の一部を改正する条例について、議案第50号 工事請負契約の締結について、議案第52号 財産の取得について、議案第54号 工事請負契約の締結について、議案第55号 工事請負契約の締結について、議案第56号 工事請負契約の締結についてであります。 議案第42号から議案第52号の細部につきましては、去る6月19日、20日に委員会を開催しました。議案第54号から議案第56号の細部につきましては、本日委員会を開催し、関係職員から説明を受け、さらに各委員の質疑などによって審査を行いました。 結果、当局の説明を了とし、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を申し上げます。 ○議長(安藤喜昭) 次に、文教福祉常任委員会委員長の報告を求めます。 文教福祉常任委員会委員長。     〔文教福祉常任委員長 菊地邦夫 登壇〕 ◆文教福祉常任委員長(菊地邦夫) 文教福祉常任委員会審査報告。 文教福祉常任委員会に審査付託されました条例の制定1件、条例の一部改正1件、その他1件の審査経過並びに結果についてご報告を申し上げます。 本委員会に審査を付託されました事件は、議案第43号 伊達市子育て世代包括支援センター条例の制定について、議案第46号 伊達市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、議案第51号 工事請負契約の締結についてであります。 この議案の細部につきましては、去る6月19日、20日に委員会を開催し、関係職員から説明を受け、さらに各委員の質疑などによって審査を行いました。 結果、当局の説明を了とし、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(安藤喜昭) 次に、産業建設常任委員会委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員会委員長。     〔産業建設常任委員長 大條一郎 登壇〕 ◆産業建設常任委員長(大條一郎) 産業建設常任委員会審査報告を申し上げます。 本委員会に審査を付託されました事件は、審査結果、下記のとおり決定したので、委員会条例第36条の規定により報告いたします。 議案第53号 財産の取得について、原案可決でございます。 以上、報告といたします。 ○議長(安藤喜昭) 次に、予算決算常任委員会委員長の報告を求めます。 予算決算常任委員会副委員長。     〔予算決算常任副委員長 原田建夫 登壇〕 ◆予算決算常任副委員長(原田建夫) 予算決算常任委員会の審査報告を申し上げます。 予算決算常任委員会に審査付託されました補正予算3件の審査経過並びに結果について、委員長が欠席でありますので、委員長にかわり副委員長からご報告を申し上げます。 本委員会に審査を付託されました事件は、議案第47号 平成29年度伊達市一般会計補正予算(第1号)、議案第48号 平成29年度伊達市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第49号 平成29年度伊達市水道事業会計補正予算(第1号)の補正予算3件であります。 本委員会は6月19日に開会し、2名の委員が総括質疑を行いました。 これら議案の細部につきましては、去る6月19日、20日に各分科会を開催し、関係職員から説明を受け、さらに各分科会委員の質疑によって詳細審査を行いました。 また、6月23日に委員会を再開し、各分科会委員長から詳細審査の報告を受け、審査を行いました。 結果、議案第47号 平成29年度伊達市一般会計補正予算(第1号)については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 そのほか議案第48号 平成29年度伊達市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)及び議案第49号 平成29年度伊達市水道事業会計補正予算(第1号)については、当局の説明を了とし、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、ご報告を申し上げます。 ○議長(安藤喜昭) 以上で各常任委員会委員長からの報告は終了いたしました。 これから、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論に移ります。 通告がありませんので、討論を終わります。 これより採決を行います。 まず、議案第47号 平成29年度伊達市一般会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。 この議案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(安藤喜昭) 起立多数であります。 よって、議案第47号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、ただいま採決いたしました議案以外の議案第42号 個人情報の保護に関する法律等の改正に伴う関係条例の整理に関する条例についてから、議案第46号 伊達市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてまで及び議案第48号 平成29年度伊達市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)から、議案第56号 工事請負契約の締結についてまでの14議案を一括採決いたします。 この14議案に対する各常任委員会委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長報告のとおりに決定することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) ご異議なしと認めます。 よって、議案第42号から議案第46号まで及び議案第48号から議案第56号までの14議案は、委員長報告のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第22 常任委員会議会運営委員会視察研修について ○議長(安藤喜昭) 日程第22、常任委員会議会運営委員会視察研修についてを議題といたします。 お諮りいたします。 常任委員会議会運営委員会視察研修については、12月定例会までの間に実施したいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) ご異議なしと認めます。 よって、常任委員会議会運営委員会視察研修については、12月定例会までの間に実施することに決定いたしました。----------------------------------- △日程第23 請願、陳情の審査報告 ○議長(安藤喜昭) 日程第23、請願、陳情の審査報告を議題といたします。 各常任委員会に付託しました請願、陳情について、所管の常任委員会委員長の報告を求めます。 初めに、総務生活常任委員会委員長の報告を求めます。 総務生活常任委員会委員長。     〔総務生活常任委員長 佐藤 実 登壇〕 ◆総務生活常任委員長(佐藤実) 請願審査報告書。 本委員会に付託の請願を審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第93条の規定により報告をいたします。 受理番号、請願第2号。 受理年月日、平成29年5月26日。 件名、「慎重な憲法論議を求める意見書」の提出を求める請願書。 審査結果、趣旨採択とすべきもの。 受理番号、請願第3号。 受理年月日、平成29年5月26日。 件名、「政治分野への男女共同参画を推進するための法整備を求める意見書」の提出を求める請願書。 審査結果、趣旨採択とすべきもの。 受理番号、請願第4号。 受理年月日、平成29年5月26日。 件名、「ライドシェアの導入に反対し、安心・安全のタクシーを求める意見書」の提出を求める請願書。 審査結果、不採択とすべきもの。 受理番号、請願第7号。 受理年月日、平成29年5月29日。 件名、「テロ等準備罪(共謀罪)法」案の廃案を求める意見書の提出を求める請願について。 この請願につきましては、本請願に関して総務生活常任委員会において請願の賛否に入る前に、請願の目的であるいわゆる共謀罪が第193回通常国会におきまして既に可決成立していることを確認しました。そのため、法案の廃案を求める意見書を仮に採択し、国会等へ提出したとしても、請願の目的が達成されないことが明らかであったために、やむを得ず委員会としては不採択とすることにしました。 陳情審査報告書。 本委員会に付託の陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第93条及び第95条の規定により報告いたします。 受理番号、陳情第3号。 受理年月日、平成29年5月29日。 件名、赤坂の里森林公園管理棟再建計画について。 審査結果、趣旨採択とすべきものと決しました。 以上でございます。 ○議長(安藤喜昭) 次に、文教福祉常任委員会委員長の報告を求めます。 文教福祉常任委員会委員長。     〔文教福祉常任委員長 菊地邦夫 登壇〕 ◆文教福祉常任委員長(菊地邦夫) 文教福祉常任委員会陳情審査の報告を申し上げます。 受理番号、陳情第2号。 受理年月日、平成29年5月2日。 件名、「国の『被災児童生徒就学支援等事業』の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書」の提出を求める陳情書。 審査結果、採択とすべきもの。 委員会の意見、趣旨に沿って意見書を提出すべきである。 以上です。 ○議長(安藤喜昭) 次に、産業建設常任委員会委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員会委員長。     〔産業建設常任委員長 大條一郎 登壇〕 ◆産業建設常任委員長(大條一郎) 産業建設常任委員会請願審査報告を申し上げます。 本委員会に付託の請願を審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第93条の規定により報告いたします。 受理番号、請願第1号。 受理年月日、平成29年5月19日。 件名、福島県最低賃金の引き上げと早期発効を求める意見書提出の請願について。 審査結果、採択とすべきもの。 委員会の意見、趣旨に沿って意見書を提出すべきである。 次に、受理番号、請願第6号。 受理年月日、平成29年5月26日。 件名、「労働基準法等改正案(閣法)の撤回を求める意見書」の提出を求める請願書。 審査結果、不採択とすべきもの。 以上でございます。 ○議長(安藤喜昭) 以上で各常任委員会委員長の報告は終わりました。 これから、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 6番丹治千代子議員。 ◆6番(丹治千代子) 総務生活常任委員会の委員長にお尋ねしたいと思います。 請願第4号 「ライドシェアの導入に反対し、安心・安全のタクシーを求める意見書」の提出を求める請願書なのですけれども、どんな議論をされて不採択となったのかお伺いしたいと思います。 ○議長(安藤喜昭) 総務生活常任委員会委員長。 ◆総務生活常任委員長(佐藤実) お答えいたします。 この「ライドシェア導入に反対し、安心・安全のタクシーを求める意見書」の提出を求める請願書でございますが、当委員会におきまして、内容についてはいろいろな意見が出ました。その中に、ライドシェア導入に向けては、もう既に国で法律で整備がされているということを、まず一番に挙げている方もおりました。そして、それに対する規制をかけても、法律で整備されていることについて、私たちがいろいろと意見書を出すべきではないのではないかという意見、またその中に、ライドシェアによって配車アプリを利用してのいろいろな事故の保障、あと暴行事件等いろいろ問題があるというふうに記載されていますけれども、具体的にそういった案件も確認できておりませんし、多くの問題を有しているということの事例が確認されていないということもありまして、これについては不採択にすべきという意見でまとまりました。 ○議長(安藤喜昭) よろしいですか。     〔「はい」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。     〔「議長、動議です」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) 動議ですか。     〔「はい」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) 15番高橋一由議員。 動議の内容を簡潔に述べてください。 ◆15番(高橋一由) 通告があるのは請願第7号についての討論かと思われます。 これは、「テロ等準備罪(共謀罪)法」案の廃案を求める意見書の提出を求める請願についてであります。 先ほど委員長からも報告があったとおり、既に国会で決定されているもので、その案件に対して伊達市地方議会が賛成討論、あるいは反対討論をする意図が見当たりません。 したがいまして、手続上、理解できる手続で進められるべきということを考えておりますので、ぜひこの動議を受け入れて、ご検討いただきたいというふうに感じるところです。 ○議長(安藤喜昭) 請願第7号に関する討論の省略の動議でございますが、賛成者はいますか。     〔「賛成」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) 賛成者は12番大條一郎議員と確認をいたしました。 よって、ただいまの動議は成立しております。 暫時休憩いたします。 再開は5分前の放送によりお知らせをいたします。     午後2時43分 休憩-----------------------------------     午後3時25分 再開 ○議長(安藤喜昭) 会議を再開いたします。 15番高橋一由議員から出されました請願第7号に係る討論省略の動議は、賛成者がおりますので、動議は成立しております。 本動議を日程に追加し、議題とすることについて採決いたします。 この採決は起立により行います。 お諮りいたします。 本動議を日程に追加し、議題とすることに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(安藤喜昭) 起立多数であります。 よって、本動議を日程に追加し、議題とすることに決しました。 これより請願第7号に係る討論省略の動議についてを議題といたします。 動議の説明を求めます。 15番高橋一由議員。 ◆15番(高橋一由) 先ほど、動議の際にもお話を申し上げましたが、「テロ等準備罪(共謀罪)法」案の廃案を求める意見書の提出ということが、請願の内容でありました。 委員長報告にありましたとおり、既に委員会で審査に入る前に国会で法案は通過いたしております。 したがいまして、廃案を求めるという意見書は、出すこと自体が無駄になるという手続論も含めますと、委員長が報告したとおりなのかなというふうに思われます。 さらには、この議案に対して討論を行って、賛成、反対をするべくもなく決まってしまったことというふうに思われますので、仮にこれが廃止を求める意見書の提出を求める内容であれば、生かされて討論もあり得るのかなというふうに思われますが、廃案を求める意見書ということで、国会で案として審査しないことを求める内容でありましたので、私はそういった手続論も含めて、今後の伊達市議会の運営も含めて一定の議論が必要だろうということで動議を提出したものであります。 仮に、もう一言だけ説明させていただければ、こういった内容のものについては、以後も起こり得る可能性があるものということで、やはり所管委員会の委員長初め委員の付託を受けた方々については、国会の動向や県の審査の状況や他の状況などを十分に習得しながら審査の対象にしていく必要があるだろうということも含めて、さらに議会運営委員会等、議会全体でどのような取り扱いを以後はするのかということも含めて、一定の議論が必要なのではないか等含めて、まずはとりあえず、今回の「テロ等準備罪(共謀罪)法」案の廃案を求める意見書の提出を求める請願については討論を行わないということでお手続をいただきたいということで、議会の本会議の中で手続をしながら確定して進めていければということでの提案でございますので、よろしくご審議の上、お進めいただければ幸いであるというふうに感じるところであります。 議長、以上であります。 ○議長(安藤喜昭) 動議の説明が終わりました。 これより質疑に移ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) 質疑なしと認めます。 討論に移りますが、通告がございませんので、討論を終わります。 動議の採決を行います。 これより請願第7号に係る討論省略の動議を採決いたします。 この採決は起立により行います。 お諮りいたします。 本動議について、賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(安藤喜昭) 起立多数であります。 よって、本動議は可決されました。 したがいまして、討論を省略することに決定をいたしました。 請願、陳情の採決を行います。 まず、請願第7号 「テロ等準備罪(共謀罪)法」案の廃案を求める意見書の提出を求める請願についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本請願に対する委員長報告は不採択でありますが、会議規則第67条の規定により、採決は原案を可とする議員の起立を求めることになっておりますので、本請願を原案のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立なし〕 ○議長(安藤喜昭) 起立なしであります。 よって、請願第7号は不採択とすることに決定いたしました。 次に、請願第1号 福島県最低賃金の引き上げと早期発効を求める意見書提出の請願についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本請願に対する委員長報告は採択であります。 本請願は委員長報告のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(安藤喜昭) 起立多数であります。 よって、請願第1号は採択とすることに決しました。 次に、請願第2号 「慎重な憲法論議を求める意見書」の提出を求める……     〔発言する声あり〕 ○議長(安藤喜昭) 静粛に願います。 次に、請願第2号 「慎重な憲法論議を求める意見書」の提出を求める請願書を採決いたします。 本請願に対する委員長報告は趣旨採択であります。 本請願は委員長報告のとおり決定することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) ご異議なしと認めます。 よって、請願第2号は趣旨採択とすることに決定いたしました。 次に、請願第3号 「政治分野への男女共同参画を推進するための法整備を求める意見書」の提出を求める請願書を採決いたします。 本請願に対する委員長報告は趣旨採択であります。 本請願は委員長報告のとおり決定することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) ご異議なしと認めます。 よって、請願第3号は趣旨採択とすることに決定いたしました。 次に、請願第4号 「ライドシェアの導入に反対し、安心・安全のタクシーを求める意見書」の提出を求める請願書を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本請願に対する委員長報告は不採択であります。原案を可とする議員の起立を求めることといたします。 本請願を原案のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立少数〕 ○議長(安藤喜昭) 起立少数であります。 よって、請願第4号は不採択とすることに決しました。 次に、請願第6号 「労働基準法等改正案(閣法)の撤回を求める意見書」の提出を求める請願書を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本請願に対する委員長報告は不採択でありますので、原案を可とする議員の起立を求めることといたします。 本請願を原案のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立少数〕 ○議長(安藤喜昭) 起立少数であります。 よって、請願第6号は不採択とすることに決しました。 次に、陳情第2号 「国の『被災児童生徒就学支援等事業』の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書」の提出を求める陳情書を採決いたします。 本陳情に対する委員長報告は採択であります。 本陳情は委員長報告のとおり決定することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) ご異議なしと認めます。 よって、陳情第2号は採択とすることに決定いたしました。 次に、陳情第3号 赤坂の里森林公園管理棟再建計画についてを採決いたします。 本陳情に対する委員長報告は趣旨採択であります。 本陳情は委員長報告のとおり決定することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) ご異議なしと認めます。 よって、陳情第3号は趣旨採択とすることに決定いたしました。----------------------------------- △日程の追加 ○議長(安藤喜昭) お諮りいたします。 ただいま委員会提出議案として、発委第1号 「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書の提出について及び、発委第2号 福島県最低賃金の引き上げと早期発効を求める意見書の提出についてが提出されました。 これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) ご異議なしと認めます。 よって、委員会提出議案2件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 事務局に資料を配付させます。     〔事務局資料配付〕 ○議長(安藤喜昭) 配付漏れはございませんか。     〔「なし」の声あり〕-----------------------------------追加日程第1 発委第1号 「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書の提出について ○議長(安藤喜昭) 「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者、文教福祉常任委員会委員長から提案理由の説明を求めます。 文教福祉常任委員会委員長。     〔文教福祉常任委員長 菊地邦夫 登壇〕 ◆文教福祉常任委員長(菊地邦夫) 「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書の提出について。 地方自治法第99条の規定により、国に対し「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書を別紙のとおり提出するものとする。 平成29年6月28日提出。 提出者、伊達市議会文教福祉常任委員会委員長、菊地邦夫。 「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書。 東日本大震災から6年が経過した。平成23年度に創設された「被災児童生徒就学支援等臨時特例交付金」は、「被災児童生徒就学支援等事業交付金」となり3年目を迎え、被災した子どもたちには、学校で学ぶための極めて有効な支援事業として機能している。 この事業を通して、幼稚園児の就園支援、小中学生に対する学用品等の援助や通学支援(スクールバス運行による通学手段の確保にかかる経費を含む)、高校生に対する奨学金支援、特別支援学校等に在籍する児童生徒への就学奨励、私立学校及び専修学校・各種学校の授業料減免などが実施されていて、学校現場からも事業の継続を強く望む声が届いている。 本事業の対象家庭は、全国47都道府県すべてに上り、福島県では、平成28年10月時点で約2万人もの子どもたちが県内外で避難生活を送っている。また、福島県だけでなく、宮城県、岩手県など広範囲の被災地でも、被災した多くの子どもの就学支援が行われている。経済的な支援を必要とする子どもたちは多く、今後も継続した支援が必要で、子どもたちの就学・修学のためには、長期的な支援がなくてはならない。 「被災児童生徒就学支援等事業」による就学支援は非常に重要である。しかし、事業に係る予算措置は単年度のため、今後、本事業が終了もしくは規模が縮小することとなれば、自治体負担となり、被災児童生徒就学支援に格差が生じることも危惧される。平成30年度以降も本事業を継続し、必要な財政措置を行い、被災した子どもたちに継続した就学支援を実施できるようにする必要がある。 よって、本市議会は政府に対し、東日本大震災によって経済的に困窮している家庭の子どもたちの就学・修学を保障するため、平成30年度以降も、全額国費で支援する「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と、十分な就学支援に必要な予算確保を行うことを強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成29年6月28日。 福島県伊達市議会議長、安藤喜昭。 復興大臣、吉野正芳様。文部科学大臣、松野博一様。総務大臣、高市早苗様。財務大臣、麻生太郎様。 以上です。 ○議長(安藤喜昭) 以上で提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。 本案については、質疑及び討論を省略し、直ちに採決することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) ご異議なしと認め、本案に対する質疑及び討論は省略することに決定いたしました。 これより、発委第1号 「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書の提出についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) ご異議なしと認めます。 よって、発委第1号は原案のとおり可決されました。-----------------------------------追加日程第2 発委第2号 福島県最低賃金の引き上げと早期発効を求める意見書の提出について ○議長(安藤喜昭) 福島県最低賃金の引き上げと早期発効を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者、産業建設常任委員会委員長から提案理由の説明を求めます。 産業建設常任委員会委員長。     〔産業建設常任委員長 大條一郎 登壇〕
    ◆産業建設常任委員長(大條一郎) 福島県最低賃金の引き上げと早期発効を求める意見書の提出について。 地方自治法第99条の規定により、国に対し福島県最低賃金の引き上げと早期発効を求める意見書を別紙のとおり提出するものとする。 平成29年6月28日提出。 提出者、伊達市議会産業建設常任委員会委員長、大條一郎。 福島県最低賃金の引き上げと早期発効を求める意見書。 最低賃金制度は、非正規労働者を含むすべての労働者の賃金の最低額を法律により保障するものであり、毎年、各都道府県最低賃金審議会の審議を経て、地域別最低賃金が決定されている。 この最低賃金の引き上げについては、平成28年6月に閣議決定された「ニッポン一億総活躍プラン」においても「毎年年率3%程度を目途とした引き上げにより全国加重平均1,000円を目指す」との目標が掲げられている。 最低賃金の大幅な引き上げは、全労働者の4割を占める非正規労働者の所得の向上に直結するとともに内需の拡大に寄与することから、日本経済がデフレから脱却し、持続可能な経済の好循環に結び付けるためにも不可欠である。 また、福島県の復興を促進させるうえでも、最低賃金の引き上げにより、一定水準の賃金が確保されることは、県内の労働力の確保や若年層を中心とした労働人口の県外流出に歯止めをかけるうえで非常に重要である。 現在の福島県最低賃金の水準は、31位と低位にあるなど、県内勤労者の賃金水準や経済実勢などと比較しても極めて低く、一般的な賃金の実態に見合った引き上げが極めて重要である。 よって、本市議会は福島県の一層の発展を図るため、政府に対し下記の事項について強く要望する。 記。 1.福島県最低賃金は、政府が掲げる「全国加重平均で1,000円を目指す」との方針に沿って相応の引き上げを行うこと。 2.福島県の復興促進、労働人口の県外流出に歯止めをかけることを踏まえ、上積の改正をはかること。 3.中小・地場企業に対する支援策等を強化し、最低賃金の引き上げを行う環境を整備すること。 4.一般労働者の賃金引き上げ時期を踏まえ、福島県最低賃金の改定諮問時期を可能な限り早め早期発効に努めること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成29年6月28日。 福島県伊達市議会議長、安藤喜昭。 内閣総理大臣、安倍晋三様。厚生労働大臣、塩崎恭久様。福島労働局長、島浦幸夫様。 以上でございます。 ○議長(安藤喜昭) 以上で提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。 本案については、質疑及び討論を省略し、直ちに採決することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) ご異議なしと認め、本案に対する質疑及び討論は省略することに決定いたしました。 これより、発委第2号 福島県最低賃金の引き上げと早期発効を求める意見書の提出についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(安藤喜昭) ご異議なしと認めます。 よって、発委第2号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(安藤喜昭) これをもちまして、今定例会に付されました案件は全て終了いたしました。 定例会閉会に当たり、市長からあいさつの申し出がありましたので、これを許します。 市長。     〔市長 仁志田昇司 登壇〕 ◎市長(仁志田昇司) 平成29年第2回伊達市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 本議会定例会は、去る6月8日招集、本日までの21日間に及んだところでありますが、議員の皆様には長期間にわたりご審議をいただき、すべての提出議案について、ご議決を賜りましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。 審議の過程で賜りましたご意見、ご要望につきましては、これからの市政運営に十分反映させて参りたいと考えております。市民の生活、福祉向上のため、議員各位の特段のご理解とご協力をお願い申し上げます。 さて、今年の夏には、だてな太鼓まつり、ももの里マラソン大会など各地でイベントが開催されるほか、姉妹都市 北海道松前町の中学生の本市訪問、友好交流都市 滋賀県草津市との小学生の相互交流、国際姉妹都市 アメリカ合衆国リビィア市の中高生の本市訪問が予定されております。 また、長野県南牧村との友好交流都市の締結を予定しております。 こうした交流を通して、伊達市の地域資源を活用し魅力を高め、多くの人々から「誇れるまち・選ばれるまち・選ばれ続けるまち」としての発展を目指してまいります。 結びに、盛夏に向かう時節柄、議員の皆様方におかれましては、健康に十分留意され、ご活躍されますようご祈念申し上げ、閉会のあいさつとさせていただきます。 まことにありがとうございました。----------------------------------- ○議長(安藤喜昭) これをもちまして、平成29年第2回伊達市議会定例会を閉会いたします。 ご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。     午後3時50分 閉会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。     平成29年6月28日         伊達市議会   議長                 議員                 議員                 議員...