△
日程第16
議案第105号
平成22年度
伊達市つきだて
花工房特別会計補正予算(第1号)
△
日程第17
議案第106号
平成22年度
伊達市
梁川財産区
特別会計補正予算(第1号)
△
日程第18
議案第107号
平成22年度
伊達市堰本
財産区
特別会計補正予算(第1号)
△
日程第19
議案第108号
平成22年度
伊達市
白根財産区
特別会計補正予算(第1号)
△
日程第20
議案第109号
平成22年度
伊達市
五十沢財産区
特別会計補正予算(第1号)
△
日程第21
議案第110号
平成22年度
伊達市
富成財産区
特別会計補正予算(第1号)
△
日程第22
議案第111号
平成22年度
伊達市
柱沢財産区
特別会計補正予算(第1号)
△
日程第23
議案第112号
平成22年度
伊達市
上保原財産区
特別会計補正予算(第1号)
△
日程第24
議案第113号
平成22年度
伊達市
金原田財産区
特別会計補正予算(第1号)
△
日程第25
議案第114号
平成22年度
伊達市
掛田財産区
特別会計補正予算(第1号)
△
日程第26
議案第115号
平成22年度
伊達市
小国財産区
特別会計補正予算(第1号)
△
日程第27
議案第116号
平成22年度
伊達市
大字掛田財産区
特別会計補正予算(第1号)
△
日程第28
議案第117号
平成22年度
伊達市
大石財産区
特別会計補正予算(第1号)
△
日程第29
議案第118号
平成22年度
伊達市
水道事業会計補正予算(第1号)
△
日程第30
議案第119号
伊達市
過疎地域自立促進計画について
△
日程第31
議案第120号
伊達地方衛生処理組合規約の変更について
△
日程第32
議案第121号
平成21年度
伊達市
一般会計歳入歳出決算認定について
△
日程第33
議案第122号
平成21年度
伊達市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第34
議案第123号
平成21年度
伊達市
老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第35
議案第124号
平成21年度
伊達市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第36
議案第125号
平成21年度
伊達市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第37
議案第126号
平成21年度
伊達市
梁川簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第38
議案第127号
平成21年度
伊達市
月舘簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第39
議案第128号
平成21年度
伊達市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第40
議案第129号
平成21年度
伊達市
粟野地区農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第41
議案第130号
平成21年度
伊達市
工業団地特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第42
議案第131号
平成21年度
伊達市
月舘宅地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第43
議案第132号
平成21年度
伊達市つきだて
花工房特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第44
議案第133号
平成21年度
伊達市
梁川財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第45
議案第134号
平成21年度
伊達市堰本
財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第46
議案第135号
平成21年度
伊達市
白根財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第47
議案第136号
平成21年度
伊達市
山舟生財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第48
議案第137号
平成21年度
伊達市
富野財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第49
議案第138号
平成21年度
伊達市
五十沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第50
議案第139号
平成21年度
伊達市
富成財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第51
議案第140号
平成21年度
伊達市
柱沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第52
議案第141号
平成21年度
伊達市
上保原財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第53
議案第142号
平成21年度
伊達市
金原田財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第54
議案第143号
平成21年度
伊達市
掛田財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第55
議案第144号
平成21年度
伊達市
小国財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第56
議案第145号
平成21年度
伊達市
大字掛田財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第57
議案第146号
平成21年度
伊達市
大石財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
△
日程第58
議案第147号
平成21年度
伊達市
水道事業会計決算認定について
△
日程第59
議案第148号
平成21年度
伊達市
病院事業会計決算認定について
△
日程第60
議案第149号
平成21年度
伊達市
訪問看護事業会計決算認定について
○
議長(
吉田一政)
平成21年度
伊達市
健全化判断比率及び
資金不足比率の
報告についてから
日程第60、
議案第149号
平成21年度
伊達市
訪問看護事業会計決算認定についてまでの案件を
一括議題といたします。
市長から
提案理由の説明を求めます。
市長。 〔
市長 仁志田昇司 登壇〕
◎
市長(
仁志田昇司) 本日、ここに
平成22年第5回
伊達市議会9月
定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には、ご壮健にてご参会を賜りまして、誠にありがたく、厚く御礼を申し上げる次第であります。 さて、本
定例会に提案いたしました案件は、
報告1件、
条例の
制定1件、
条例の一部を改正する
条例1件、補正予算24件、その他2件、
平成21年度一般会計、特別会計歳入歳出決算及び企業会計決算の認定29件の計58件であります。 提出案件を申し上げるのに先立ちまして、市政の近況等についてご
報告申し上げます。 まず、はじめに、聖光学院高等学校が8月に兵庫県西宮市で行われた第92回全国高等学校野球選手権大会において、第90回大会に続き、見事2回目のベスト8入りを果たし、全国に「
伊達市に聖光学院あり」を印象付けるとともに、多くの市民の皆様の期待に感動と希望を与えていただきましたことは、誠に名誉なことであり、選手諸君はもとより、導いてこられた指導者、先生、ご家族、地域の方々のご支援とご尽力に対しまして、心から敬意と感謝を申し上げるものであります。 次に、過日、報道発表をいたしました住民税課税未処理の問題、市内小学校の生徒の個人情報盗難事故の問題について申し上げます。 この2つの不祥事につきましては、市民の皆様に対しまして多大なるご心配とご迷惑をお掛けすることになり、
市長といたしまして改めて、深くお詫びを申し上げます。今後、再発防止に向けて、しっかりと対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。 次に梁川小学校の建設候補地について申し上げます。 梁川小学校の建設候補地につきましては、梁川小学校建設予定地検討委員会から、本年3月19日、教育委員会に対し、4箇所を候補地とする答申がなされました。その後、候補地を絞りこむため、慎重に比較検討を重ねてまいりました。 その結果、梁川小学校建設候補地としては、北本町、下川原地内に絞りこみをいたしました。今後、市民の皆様のご理解を得ながら事業を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。 次に、保原小学校改築事業について申し上げます。 保原小学校改築事業につきましては、8月6日に多くの議員の出席を賜り、現地において工事安全祈願祭を行ったところであります。工事の進捗状況については、8月25日、工事工程等の協議を行い、現在、特殊基礎工事について現場工事に着工したところでありますが、校舎の外観については来年3月に、その全貌がある程度うかがえるようになる予定であります。また、学校周辺道路については、交差点改良に伴う改良舗装工事を年度内の完了をめざし整備を進めているところであります。 次に、地域情報通信基盤整備事業について申し上げます。 地域間情報格差の解消を目指しました地域情報通信基盤整備の工事が9月から始まり、申請・許可等の事務手続きが整った箇所から順次、光ケーブル添架工事が開始される予定であります。また、10月上旬から、地域ごとに住民説明会において、光ブロードバンド事業の概要、加入手続き等の説明を行い、来年の3月頃には、光ブロードバンドサービスを開始する予定としております。 次に農作物の生育状況について申し上げます。 今年は、7月以降、高温で降水量が少ない天候が続き、9月に入っても連日猛暑が続いております。米の作況指数予想によりますと、福島県の作況指数は「やや良」で豊作予想と発表されております。果樹については、6月以降、好天に恵まれ温度も高かったことから生育が回復いたしました。野菜については、7月以降の高温の影響から、品目によっては生産量が少ない作物も見受けられる状況であります。これから収穫される農作物について、関係機関や団体と連携し、農作物の被害の防止対策の指導徹底に努めてまいりたいと考えております。 次に、
平成21年度の一般会計決算の概要について申し上げます。
平成21年度の一般会計の歳入決算額は289億952万円、歳出決算額は271億3,565万円、その差である形式収支は17億7,387万円で、繰越明許費を差し引いた実質収支は9億8,849万円の黒字となりました。この実質収支から前年度の実質収支を差し引き、財政調整基金の積立額及び繰上償還額を加えた実質単年度収支は5億9,391万円となり、昨年度に引き続き黒字となりました。 これは、市民並びに議会の皆様のご協力を得ながら、最小限の経費で最大の効果を挙げられるよう、財政の健全化に努めたためと考えております。 しかしながら、21年度の黒字決算は、地方交付税や地域活性化交付金など国の地方財政対策の影響も大きく、今年度以降は、国の財政運営も不透明なことから本市を取り巻く財政状況は予断を許さない状況が続くものと見込まれます。 合併特例期間が終了すると地方交付税が大きく減額されることとなり、持続可能な財政運営をするには、歳入に見合った歳出構造を確立して安定した財政基盤を構築しなければならないと考えているところであります。 それでは、以下、
議案等の概要についてご説明を申し上げます。 まず、はじめに、
議案第93号
伊達市つきだて
花工房条例の
制定については、指定管理者導入に向け、管理の基準、業務の範囲及びその他必要な事項を定めるため、新たに
条例を
制定するものであります。 次に、
議案第94号
伊達市
特別職の
職員で
非常勤のものの
報酬及び
費用弁償に関する
条例の一部を改正する
条例については、教育委員会で設置する心の電話相談員に関する
報酬等を追加するため、所要の改正を行うものであります。 次に、
議案第95号
平成22年度
伊達市
一般会計補正予算(第3号)については、9億2,387万1,000円を増額し、予算総額を262億3,022万4,000円とするものであります。 歳出の主なものは、障がい福祉サービス事業6,077万円、県安心こども基金事業1,640万円、雇用対策事業610万5,000円、「果物王国・野菜王国」宣言、
伊達ブランド化事業750万円、道路橋梁災害復旧事業523万2,000円、都市計画道路整備事業2,900万円、小学校施設維持管理事業1,150万円、財政調整基金等の基金積立費8億1,546万7,000円を増額し、人事異動等に伴う
職員給与費7,634万7,000円は減額するものであります。 それを賄う歳入の主なものは、前年度決算剰余金7億8,848万5,000円、障がい福祉サービス等給付事業負担金等の国庫支出金4,795万8,000円、県安心こども基金事業補助金等の県支出金4,123万3,000円、介護保険特別会計繰入金2,210万円、地域雇用創出・産業活性化基金繰入金1,170万9,000円、県道路拡張事業に伴う補償金等の諸収入3,108万9,000円、市債3,140万円を増額し、財政調整基金繰入金6,239万7,000円は減額するものであります。 また、債務負担行為については、
平成22年度農業経営基盤強化資金の融資に対する利子補給について、新たに設定するものであります。 次に、
議案第96号
平成22年度
伊達市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)については、人事異動に伴う人件費に関する補正及び国庫支出金等の返還金が確定したことにより補正するものであり、509万1,000円を減額し、補正後の予算総額を73億6,821万4,000円とするものであります。 次に、
議案第97号
平成22年度
伊達市
老人保健特別会計補正予算(第2号)については、前年度繰越金の確定及び医療費過誤精算による再請求のため補正をするものであり、108万1,000円を増額し、補正後の予算総額を1,295万2,000円とするものであります。 次に、
議案第98号
平成22年度
伊達市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、保険料滞納繰越額の確定及び人件費に伴う一般会計繰入金の補正、
平成21年度出納整理期間中の保険料納付による補正をするものであり、697万5,000円を増額し、補正後の予算総額を6億7,667万7,000円とするものであります。 次に、
議案第99号
平成22年度
伊達市
介護保険特別会計補正予算(第1号)については、前年度繰越金の確定、国庫支出金の追加交付分及び実績
報告に基づく国、県、支払基金、一般会計への返還金と基金積立金について補正をするものであり、9,794万9,000円を増額し、補正後の予算総額を50億4,080万円とするものであります。 次に、
議案第100号
平成22年度
伊達市
梁川簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)については、前年度繰越金の確定及び定期人事異動に伴う人件費調整に伴い補正するものであり、362万8,000円を増額し、補正後の予算総額を1億9,907万6,000円とするものであります。 次に、
議案第101号
平成22年度
伊達市
月舘簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)については、前年度繰越金の確定及び定期人事異動に伴う人件費調整に伴い補正するものであり、2,104万1,000円を増額し、補正後の予算総額を1億1,519万4,000円とするものであります。 次に、
議案第102号
平成22年度
伊達市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)については、一般会計繰入金の減額、前年度繰越金の確定及び定期人事異動に伴う人件費調整等による下水道管理費及び下水道建設費の減額により補正するものであり、879万4,000円を減額し、補正後の予算総額を11億9,708万7,000円とするものであります。 次に、
議案第103号
平成22年度
伊達市
粟野地区農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第1号)については、前年度繰越金の確定及び施設修繕費等の補正するものであり、333万7,000円を増額し、補正後の予算総額を1,779万5,000円とするものであります。 次に、
議案第104号
平成22年度
伊達市
工業団地特別会計補正予算(第1号)については、前年度繰越金の確定により補正するものであり、3万8,000円を増額し、補正後の予算総額を615万円とするものであります。 次に、
議案第105号
平成22年度
伊達市つきだて
花工房特別会計補正予算(第1号)については、前年度繰越金の確定により補正するものであり、998万7,000円を増額し、補正後の予算総額を1億3,169万8,000円とするものであります。 次に、
議案第106号から
議案第117号までの
平成22年度各
財産区
特別会計補正予算については、前年度繰越金の確定により補正するものであり、各
財産区の補正総額は540万円で、補正後の予算総額を1,433万2,000円とするものであります。 次に、
議案第118号
平成22年度
伊達市
水道事業会計補正予算(第1号)については、人事異動等による人件費及び配水施設の整備に伴い補正するものであり、収益的収入を47万5,000円増額し、補正後の収益的収入を15億4,000万5,000円とし、収益的支出を47万5,000円増額し、補正後の収益的支出を15億693万5,000円とし、また、資本的支出を246万1,000円減額し、補正後の資本的支出を7億4,003万円とするものであります。 次に、
議案第119号
伊達市
過疎地域自立促進計画については、過疎地域自立促進特別措置法に基づき、
伊達市では、
平成18年6月に
平成22年3月31日までの「
過疎地域自立促進計画」の策定を行い、実施してまいりましたが、今回、法律が改正され、特別措置法の期限が
平成28年3月31日まで延長されたため、
平成22年4月1日から
平成28年3月31日までの新たな「
過疎地域自立促進計画」を策定するにあたり、過疎地域自立促進特別措置法第6条第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 次に、
議案第120号
伊達地方衛生処理組合規約の変更については、
伊達地方衛生処理組合の経費に係る関係市町の負担金の算出について、これまで年間のし尿及びごみの搬入量実績割とされていたものを、
平成23年度に予定されている粗大ごみ処理施設建設にあたり、施設の建設に係わるものについては、「管理者が指定する日から起算して、過去3年間のし尿又はごみの搬入量実績割とする」規約の変更を行うことについて、地方自治法第286条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 次に、
議案第121号から
議案第146号までの
議案26件については、
平成21年度一般会計はじめ、各会計の歳入歳出決算の認定について、地方自治法第233条第3項の規定により、
監査委員の意見を添えて、議会の認定に付するものであります。 次に、
議案第147号から
議案149号までの
議案3件については、
平成21年度各公営企業会計の決算の認定について、地方公営企業法第30条第4項の規定により、
監査委員の意見を添えて、議会の認定に付するものであります。 次に、
報告第13号
平成21年度
伊達市
健全化判断比率及び
資金不足比率の
報告については、本市の
健全化判断比率及び
資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により
報告するものであります。 以上、ご説明申し上げました
議案につきまして、ご審議の上、ご議決を賜りますようによろしくお願い申し上げまして、提案の説明とさせていただきます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
○
議長(
吉田一政) これをもって
提案理由の説明を終わります。 次に、
平成21年度各会計決算については、本市
監査委員の審査に付されておりますので、審査に当たられました池田
代表監査委員から
報告を求めます。 池田
代表監査委員。 〔
代表監査委員 池田利一 登壇〕
◎
代表監査委員(池田利一) 地方自治法第233条第2項初め、各規定により審査に付されました
平成21年度
伊達市一般会計・特別会計並びに各公営企業に係る歳入歳出決算につきまして審査いたしましたので、その結果並びに審査意見をご
報告申し上げます。 まず、初めに、一般会計並びに特別会計の審査結果について申し上げます。 審査に付されました
平成21年度一般会計・特別会計に係る歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、
財産に関する調書及び基金の運用状況を示す書類は、いずれも関係法令に準拠して作成され、計数は関係諸帳簿及び証書類と照合した結果、誤りのないものと認められます。 決算概要を含めて審査意見を申し上げます。 審査意見書の8ページをごらんいただきたいと思います。 21年度
伊達市の決算状況を見ますと、一般会計・特別会計を合わせた総決算額は歳入439億9,261万円、歳出413億9,999万5,000円で、前年度に比べ歳入で5億7,501万9,000円、歳出で9億9,563万7,000円増加しております。 歳入から歳出を差し引いた形式収支は25億9,261万5,000円、形式収支から翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は18億723万5,000円と、ともに黒字となっております。 一般会計の歳入は289億952万1,000円、歳出は271億3,565万5,000円で、前年度に比べ歳入で8億7,151万8,000円(3.1%)、歳出で14億6,872万2,000円(5.7%)おのおの増加しております。 形式収支は17億7,386万6,000円の黒字となり、実質収支も9億8,848万6,000円の黒字を計上しております。また、前年度の実質収支額を差し引いた単年度収支も2億6,225万6,000円の黒字となっております。 歳入面を見ますと、自主財源の根幹をなす市税収入は景気低迷の影響を受け、前年度に比べ3億5,697万4,000円(5.9%)減少し、歳入総額に占める割合も19.7%と、前年度21.6%を1.9ポイント下回っております。地方交付税は合併特例加算の終了によりまして特別交付税が減額となったこと等によりまして、前年度に比べ9,456万9,000円減少しております。市債におきましては、地域創造基金積立ての終了によりまして合併特例債12億1,600万円がなくなったことによりまして、前年度に比べ14億6,530万円の大幅減少となっております。このため、歳入に占める市債の割合は、前年度の16.2%から10.6%へ5.6ポイント低下しております。収入未済額におきましては、一般会計で市税が前年度に比べ4,145万4,000円(7.2%)増加し、6億1,583万8,000円、特別会計では国民健康保険税が前年度に比べ4,073万3,000円(6.7%)増加の6億4,853万4,000円と多額に上っているほか、不納欠損額も市税2,784万1,000円、国民健康保険税3,908万3,000円、介護保険料786万5,000円を処分した結果、前年度に比べ1,399万4,000円増加の7,478万8,000円となっております。特に、国民健康保険税につきましては、収入未済額と不納欠損額の合計額が調定額の28.3%にも上っており、今後の事業運営に大きな支障を来すものと懸念されます。滞納金の解消へは種々取り組んでいるところでありますが、自主財源の確保、納税者の負担の公平性の観点からも収入未済額の減少に尽力いただきますとともに、不納欠損処分に当たっては、今後とも慎重かつ厳正な取り組みを求めるものであります。 一方、歳出面では人件費が2億7,306万1,000円(5.6%)、公債費が6億5,464万9,000円(14%)減少したことによりまして、義務的経費で7億9,444万9,000円(6.6%)減少しておりますが、投資的経費では、土地開発公社からの土地取得費7億1,683万7,000円、保原小学校改築事業5億544万7,000円等により、前年度を18億1,764万4,000円上回っております。 次に、不用額ですが、一般会計の不用額は2億6,183万4,000円増加し、7億6,132万9,000円となっております。経費節減努力の結果によるものも多く見られますが、事業の未執行、予算編成時の見込み違い等によるものにつきましては、予算編成時の厳正な予算化と、期中当初予算の不用が確定した際には、適切な減額補正等の措置によりまして、限られた財源の有効活用が望まれます。 財政状況を各指標で見ますと、財政力指数は0.46と前年度に比べ0.01ポイント低下、ここ3年間を見てもいずれも0.5を下回っておりまして、財政力の厳しさを示しております。財政構造の弾力性を判断する経常収支比率は88.1%と、前年度に比べ2.0ポイント、公債費比率においても14.2%と、前年度に比べ1ポイントものの改善しておりますが、いずれも望ましいとされる数値を上回っており、財政健全化に向け、なお一層改善に向けた取り組みが望まれます。 基金につきましては、当年度末の全体の残高は72億5,694万1,000円で、前年度に比べ4億3,677万6,000円増加しております。市の貯金ともいうべき財政調整基金は、前年度に比べ3億1,202万8,000円増加し、残高は17億951万8,000円となっております。なお、当年度より新たに教育施設整備基金、公共施設維持整備基金、地域雇用創出・産業活性化基金の3基金が創設されております。 基金の運用状況について審査した結果、改善検討を要するものが2点認められました。 1点目は、国民健康保険高額医療費資金貸付基金であります。本制度は
平成19年度の制度変更により立てかえ払いが不要となったことによりまして、21年度の利用者はゼロとなっております。本制度存続の必要性、あるいは基金残高が1,000万6,000円の減額の検討が必要と考えます。 2点目は
伊達市奨学資金貸付基金についてであります。本制度の21年度の利用者は3名と少なくなっておりまして、年間貸付金も352万3,000円と年間返済金813万6,000円を大きく下回り、貸付残高が減少しております。制度の見直しが必要と考えます。また、滞納額も327万3,000円と、貸付高の7.7%に上っており、具体的回収対策を講じ、圧縮に努める必要があります。 次に、
平成21年度
伊達市企業会計決算についてご
報告申し上げます。審査の対象は水道事業、病院事業、訪問看護事業の3つの会計でございます。審査の結果は、いずれの決算
報告書及び付属書類とも適正に作成され、また各事業とも適正に運営されているものと認められます。 各会計の審査意見を申し上げます。
伊達市企業会計決算審査意見書の2ページをごらんいただきたいと思います。 まず、水道事業会計ですが、今年度の水道事業会計の営業収益は前年水準を確保し、営業費用が大幅に減少したことによりまして、営業収支は4,177万3,000円改善されております。水道事業におきましては、施設の拡張、現施設の老朽化、耐震化等の対策に多額の資金手当てが必要となってきており、今後、事務事業の見直し等の合理化、効率化によるコスト削減を進めるとともに、加入者の増加、市全体の統一した適正な料金の設定等に努めまして、事業の健全性を維持されるよう期待するものであります。なお、同じ水道事業を営む梁川、月舘両簡易水道特別会計につきましては、本事業と統合し、一体経営による事業メリットを追求することが今後の事業運営にとってプラスになるものと考えます。水道事業の統合を検討いただきたいと思います。 次に、病院事業会計の審査意見を申し上げます。 本年度の医業損益は、前年度に比べ478万5,000円改善されましたが、6,357万5,000円の赤字となっております。医師不足による外来患者の減少が大きな要因となっております。また、介護療養型医療施設は、
平成23年度末をもって廃止することが決定しており、当病院の今後の事業運営は極めて難しいものがあります。市民負担を最小限に抑えた対応策を、早急に取りまとめられることを要望いたします。 次に、訪問看護事業会計ですが、本年度の事業収益は前年度に比べ125万9,000円改善されましたが、1,679万5,000円の赤字となっております。当事業につきましては、経営面から見ますと、コスト削減がかなわず、事業収益は慢性的な赤字体質となっております。病院事業と、実質一体経営にあることからも、今後の事業運営は極めて困難なことが予想されますので、早急な対応策の検討、実施を要望いたします。 最後に、
健全化判断比率についてご
報告申し上げます。
伊達市財政健全化審査意見書をごらんいただきたいと思います。 審査に付されました各比率算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められます。実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては、いずれの会計も実質収支が黒字となっておりますので該当いたしません。実質公債費比率は、前年度より0.9ポイント改善され、14.6%となっております。早期健全化基準25%をクリアしております。将来負担比率につきましても、前年度に比べ22.4ポイント改善され、125.7%と、早期健全化基準350%を大幅にクリアしております。 次に、公営企業の
資金不足比率についてですが、対象公営企業いずれも資金不足は生じておりませんので、該当いたしません。 以上、21年度の決算におきましては、実質収支及び単年度収支、経常収支比率、公債費比率並びに各
健全化判断比率において、改善が見られております。しかし、我が国経済は景気持ち直しの動きが続いているものの、回復基調は弱く、特に地方経済は雇用情勢の厳しさと相まって、依然予断を許さない状況にあります。こうした環境下、市税を中心とした自主財源の増加は見込めないことからも、収入未済額の圧縮、長期滞納金の整理強化、遊休資産の処分促進等によりまして財源確保を図る一方、歳出面におきましても、事業の選択と集中、補助金等を初めとした経費全体の見直しと、徹底した合理化、効率化の推進に努める必要があります。「入るを量って出るを制する」の大原則のもと、より効率的、効果的な財政運営に努められますとともに、市民福祉の向上になお一層尽力されることを要望するものであります。 以上、ご
報告申し上げます。
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△
日程第61
請願、
陳情の所管委員会付託
○
議長(
吉田一政)
日程第61、
請願、
陳情の所管委員会付託を議題といたします。
今期定例会において受理いたしました
請願、
陳情は、お手元に配付いたしました
請願・
陳情文書表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしましたので、
報告いたします。
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○
議長(
吉田一政) 以上で、本日の
日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。 9月8日、9日、10日の3日間は、
議案調査のため休会としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○
議長(
吉田一政) ご異議なしと認めます。 したがって、9月8日、9日、10日の3日間は
議案調査のため休会とすることに決定いたしました。 9月13日は、午前10時から
会議を開き、
一般質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。 どうも、暑い中ありがとうございました。 午前10時40分 散会
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