南相馬市議会 > 2019-09-19 >
09月19日-06号

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  1. 南相馬市議会 2019-09-19
    09月19日-06号


    取得元: 南相馬市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    令和 1年 9月 定例会(第4回)日  時   令和元年9月19日招集場所   南相馬市議事堂出席議員(21名) 1番  大場裕朗 君     2番   高橋 真 君 3番  栗村文夫 君     4番   菊地洋一 君 5番  大岩常男 君     6番   岡﨑義典 君 7番  大山弘一 君     8番   田中京子 さん 9番  太田淳一 君    10番   中川庄一 君11番  鈴木昌一 君    12番   田中一正 君13番  細田 廣 君    14番   渡部一夫 君15番  鈴木貞正 君    16番   竹野光雄 君17番  小川尚一 君    18番   渡部寬一 君19番  志賀稔宗 君    20番   平田 武 君22番  今村 裕 君欠席議員(1名)21番  山田雅彦 君出席した事務局職員職氏名局長      高野公政 君     次長      丸山光清 君係長      木幡孝行 君     書記      坂下拓也 君書記      竹中和幸 君説明のため出席した者の職氏名市長      門馬和夫 君     副市長      林 秀之 君副市長     松浦隆太 君     小高区役所長   山田利廣 君鹿島区役所長  濱名邦弘 君     総務部長     佐藤幸雄 君復興企画部長原町区役所長  庄子まゆみさん    市民生活部長   星 高光 君健康福祉部長             こども未来部長福祉事務所長 岡田淳一 君     兼福祉事務所長  牛来 学 君                   経済部理事経済部長    植松宏行 君     (農林水産担当)  中目 卓 君経済部理事(企業支援担当) 笹野賢一 君     建設部長     菅原道義 君総 合病 院事務部長総合病院附属小高診療所 新田正英 君     教育長      大和田博行君事務長兼小高病院 事 務 部 長教育委員会事務局長    羽山時夫 君     代表監査委員   小澤政光 君監査委員               選挙管理委員事務局長    根本剛実 君     会事務局理事   西谷地勝利君                   兼事務局長農業委員会事務局長    佐藤 光 君     総務課長     宝玉光之 君議事日程 第6号令和元年9月19日(木)午前10時開議 第 1 委員長報告(質疑、討論、表決) 第 2 委員会提出議案第3号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出につい                て                (質疑、討論、表決) 第 3 委員会提出議案第4号 東日本大震災東京電力福島第一原子力発電所災害                の被災者に対する各種支援の継続と対象者の拡大を                求める意見書の提出について                (質疑、討論、表決) 第 4 委員会提出議案第5号 南相馬市議会委員会条例の一部を改正する条例制定                について                (質疑、討論、表決) 閉   会本日の会議に付した事件 日程第 1 委員長報告(質疑、討論、表決) 日程第 2 委員会提出議案第3号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出に                  ついて                  (質疑、討論、表決) 日程第 3 委員会提出議案第4号 東日本大震災東京電力福島第一原子力発電所                  災害の被災者に対する各種支援の継続と対象者                  の拡大を求める意見書の提出について                  (質疑、討論、表決) 日程第 4 委員会提出議案第5号 南相馬市議会委員会条例の一部を改正する条例                  制定について                  (質疑、討論、表決)                    午前10時00分 開  議 ○議長(今村裕君) これより本日の会議を開きます。 欠席通告者は21番、山田雅彦君であります。 出席議員は定足数に達しております。 これより議事に入ります。 本日の議事は議事日程第6号をもって進めることといたします。 △日程第1 委員長報告 ○議長(今村裕君) 日程第1、委員長報告を行います。 議案第91号、議案第92号、議案第114号、議案第116号、議案第120号、議案第121号、議案第122号、議案第123号、議案第124号、議案第125号、議案第126号、議案第127号、議案第128号、議案第129号及び議案第130号の議案15件並びに請願第2号の請願1件を一括議題といたします。 本件について総務生活常任委員長の報告を求めます。 総務生活常任委員長竹野光雄君。     (総務生活常任委員長 竹野光雄君 登  壇) ◎総務生活常任委員長竹野光雄君) 総務生活常任委員会に付託になりました、議案第91号、議案第92号、議案第114号、議案第116号、議案第120号、議案第121号、議案第122号、議案第123号、議案第124号、議案第125号、議案第126号、議案第127号、議案第128号、議案第129号及び議案第130号の議案15件並びに請願第2号の請願1件について、その審査の過程と結果について御報告いたします。 まず、議案第91号 南相馬市税条例の一部を改正する条例制定について。 審査の過程では、市民税関係非課税措置の対象に追加される単身児童扶養者について、本市の場合はどの程度の人数となるのかとただしたところ、8月末現在の単身児童扶養者、つまり児童扶養手当を受給している未婚の方の世帯数は440世帯で、そのうち今回の非課税措置の対象となる所得が135万円以下の世帯数は237世帯となるとの答弁。 また、軽自動車税関係の改正による影響額についてただしたところ、軽課については令和2年度までになるが、対象は693台で219万円ほど減となる。次に、重課については対象が5,092台で793万2,000円ほどの増となる。したがって、差し引き574万2,000円ほどの増となるが、ただし税率の軽減分については、影響が出ないように地方特例交付金として措置されることになっているとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第92号 南相馬市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定について。 審査の過程では、旧姓や通称で印鑑登録できるようになるということだが、通称を用いるような特別な仕事の方について、今回の改正との関係はとただしたところ、通称名というのは、外国人の方が片仮名表記にしていたものを漢字表記にすることで、あくまでも氏名を表現したものであり、芸名といったものとは別である。また、旧姓については、結婚して姓が変わった方が職場では旧姓を使っている方が多いことから、整備されたものであるとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第114号 令和元年度南相馬国民健康保険特別会計補正予算について。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第116号 令和元年度南相馬後期高齢者医療特別会計補正予算について。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第120号 専決処分の報告及びその承認について。 審査の結果、本案は原案のとおり承認すべきであると決しました。 次に、議案第121号 工事請負契約の締結についてから議案第129号 工事請負契約の締結について。この議案9件については、一括して質疑を行いました。 審査の過程では、議案第124号及び議案第125号について、最低制限価格未満の入札があったため、入札額の高い業者が落札したということであるが、最低制限価格はどのような基準で設定されているのかとただしたところ、国においてダンピング受注防止を図る観点から低入札価格調査基準が見直されたことに伴い、本市でも8月の入札執行分から最低制限価格の基準の見直しを行っており、予定価格の75%から92%の範囲内で設定しているとの答弁。 審査の結果、議案第121号から議案第129号についてまでの議案9件については、原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第130号 和解について。 審査の過程では、これまでに賠償対象外とされた項目でも、他の市町村が裁判を起こして勝訴した場合は、取り扱いが変わるのかとただしたところ、自治体賠償としてADRに申し立てをしているのは南相馬市が先行している状況であり、さらにそこから裁判に進んでいる自治体はない状況である。ただ、賠償については原子力損害賠償紛争審査会が定めている中間指針に基づいて東京電力が請求を認めた項目に対し支払いがされているが、一度認められなかった項目が後から認められるケースもあるため、他自治体の動向を注視しながら請求を進めていくとの答弁。 また、今回の和解による賠償金2,630万円が市に支払われるが、当初の請求額は幾らだったのかとただしたところ、当初ADRに申し立てた損害項目は32項目、請求金額は10億8,131万4,696円である。そこから、内容を整理しなおして再請求するため3項目の取り下げ、1項目の追加などを行い、最終的には弁護士費用を含む30項目、請求金額が9億2,931万9,563円となった。そのうち、今回和解するのは17項目で、2,630万円となっているとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、請願第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書提出の請願書においては、願意妥当であり、採択すべきとの意見があり、審査の結果、請願第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書提出の請願書は、採択にすべきであると決しました。 ○議長(今村裕君) ただいまの総務生活常任委員長の報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって総務生活常任委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第91号 南相馬市税条例の一部を改正する条例制定について、議案第92号 南相馬市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第114号 令和元年度南相馬国民健康保険特別会計補正予算について、議案第116号 令和元年度南相馬後期高齢者医療特別会計補正予算について、議案第120号 専決処分の報告及びその承認について、議案第121号 工事請負契約の締結について、議案第122号 工事請負契約の締結について、議案第123号 工事請負契約の締結について、議案第124号 工事請負契約の締結について、議案第125号 工事請負契約の締結について、議案第126号 工事請負契約の締結について、議案第127号 工事請負契約の締結について、議案第128号 工事請負契約の締結について、議案第129号 工事請負契約の締結について及び議案第130号 和解についての議案15件並びに請願第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書提出の請願書の請願1件は、総務生活常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案15件及び請願1件については原案のとおり可決及び承認されました。 お諮りいたします。 総務生活常任委員長から閉会中における調査活動として、公共交通の状況調査についての申出書が提出されております。 本申出書のとおり閉会中の調査活動を許すことに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、総務生活常任委員会の閉会中の調査活動はこれを許すことに決しました。 次に、議案第93号、議案第94号、議案第95号、議案第97号、議案第115号及び議案第118号の議案6件を一括議題といたします。 本件について文教福祉常任委員長の報告を求めます。 文教福祉常任委員長渡部一夫君。     (文教福祉常任委員長 渡部一夫君 登  壇) ◎文教福祉常任委員長渡部一夫君) 文教福祉常任委員会に付託となりました議案第93号、議案第94号、議案第95号、議案第97号、議案第115号、議案第118号の議案6件について、審査の過程と結果について報告いたします。 初めに、議案第93号 南相馬市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第94号 子ども・子育て支援法等の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定についてであります。 初めに、今回の国の幼児教育・保育の無償化であるが、給食費については、無償化の対象外ということになった。本当の意味での充実した保育を求めるためにも、3歳以降の食材費についての国の負担や保育士の待遇改善を強く求めていくことについてただしたところ、保育士の待遇改善について、平成26年度から処遇改善等の加算が公定価格で行っているが、特に被災12市町村は保育士の確保が難しいということから、昨年度から国に被災地ならでは処遇改善の加算を要望している。食材費の保護者負担が新たに発生したことについては、補助金・助成金で対応することになるが、その財源についても、先般の会議の中で、地方負担分について手厚い手当てを県に強く要望してきた。今後も国に要望活動をしていきたいとの答弁。 また、無償化になるファミリーサポート事業の現時点で見込まれる人数は6人ということだが、住民税の課税・非課税の別があるにせよ、全体的にどの程度会員の登録があるのかただしたところ、平成30年度の実績で、「おねがい会員」が92名。「まかせて会員」が89名。合計181名の会員の登録であるとの答弁がありました。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第95号 南相馬市認定こども園条例制定についてであります。 初めに、開園時の利用定員数60人とのことだが、職員の配置についてただしたところ、配置する職員は、年齢区分に応じた適正な保育教諭の配置として、最低7名が必要となる。それ以外に延長保育による早朝と夕方までに規定以外で配置する職員、一時預かりに対応する職員、加えて園長先生とクラス担任以外の職員を含めて保育教諭を15名。調理員として3名の合計18名を予定しているとの答弁。 また、現在も待機児童が実質的にいるが、新しい民間の園の開園やおだか認定こども園の開設により、保育園の待機児童の動向についてはどのように見込んでいるのかただしたところ、平成31年4月1日現在の待機児童数は、0歳から2歳で29人となっている。今年度、おだか認定こども園も含め、私立保育園が原町区に1つ、小規模保育施設が2つ整備される予定になっており、これにより約150人の受け入れが確保できることから、来年4月には、待機児童が解消される見込みとの答弁がありました。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第97号 南相馬市病院事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例制定についてであります。 初めに、病床数であるが、変更前329床だったものが300床になる。一旦このような形にしてから、19床ふやす可能性についてただしたところ、一旦ゼロ床にして、19床にする可能性については、有床診療所の入院機能の整備に当たり、平成30年4月に有床診療所病床設置に関する国の特例制度が見直しされたことにより、地域包括ケアシステム構築のために必要な機能を有する診療所というものが特例として追加され、病床の設置について申請ではなく届け出で可能となったことから、特例措置の活用を踏まえ可能性はあると認識しているとの答弁。 さらに、診療科目について、従来の消化器科循環器科が、消化器内科循環器内科と書きかえられているが、こうしなければならない理由についてただしたところ、消化器内科循環器内科の記載であるが、現在の科目は平成18年度の合併時に定めた科目となっている。その後、平成20年に医療法の改正があり、病院の科目について、わかりやすい表記や時代にあった表記が望ましいとの国からの通知があり、今回変更するとの答弁。 加えて、今回条例改正案が議決されれば、平成29年に策定した市立病院改革プランのうち、病院の再編については解決を見るということになる。一方で、市立病院改革プランの大きな課題としての経営形態の変更であるとか、経営の効率化といった課題については、今後は市立病院改革プラン評価委員会も設置され、再開されるという考えで受けとめてよいのかただしたところ、平成29年3月に策定した市立病院改革プランについては、今回ベースとなる病床数が確定したら、当然収支シミュレーション等の前提となる条件も変わることから、今年度中に速やかに見直しを図る考えである。 前の市立病院改革プランの中で、経営改善ということで、経営企画室の設置や契約の見直しといった、さまざま項目実施プランとして掲げていた。今回、平成29年の市立病院改革プランを見直すに当たっては、個別の事業の取り組みについても、これまでの実績を踏まえながら、評価委員会という形について今検討中であるが、まず前の計画を評価して、新たな病床でのシミュレーションをした上で、新たな計画として見直しをする考えとの答弁。 また、市立総合病院の病床数が230床から300床になる。一般病床の250床について、当面考えている細分での病床数というのはどのような姿になっているのかただしたところ、条例上で規定する区分は、一般病床療養病床精神病床結核病床感染症病床の医療法で定められている5つの区分となる。実際これを、我々の病院で運用するときは、国民健康保険法に基づく診療報酬上の区分として、250床のうち50床は回復期リハビリテーション病床として運用させ、180床は、現行の急性期医療と呼ばれる医療になっており、引き続き一般病床のうちの一般病床という扱いの中で運用する。残る20床は、がんの治療や看取りなどに特化した緩和ケア病床として運用する。これら3つの区分を合わせて250床、これが病床の区分でいう一般病床の扱いになっているとの答弁。 さらに、条例改正後のスケジュールについてただしたところ、9月議会の議決後に、県に病院の開設許可事項変更許可申請を10月上旬に行う予定であり、順調にいけば10月中旬ぐらいまでには許可がおりるだろうと考えている。許可がおりた後に、具体的な許可に基づいた使用許可申請を提出。使用許可申請については、10月下旬ぐらいまでには許可がおり、その許可がおりた時点で、11月1日から病床の運用を開始したいとの答弁。 加えて、医師の確保と看護師の確保を含めて、これまでのシミュレーションの中でも厳しい状況になっている。市立総合病院をしっかり経営していかなければならないと思っているが、300床になることを踏まえた今後の見通しについてただしたところ、300床をしっかり運用していけるのかということについては、市立病院病床再編計画上医師6名、看護師5名、その他12名確保するという方針がある。 一方で医療法上の医師、看護師の規定する人数があるが、こちらは現在の人員で足りている。しかし、より質の高い医療を進めるにはこの医師確保等についても取り組む必要があることから、さらに取り組みを強化していく考えである。財政上のシミュレーションについては、現在市立病院病床再編計画で示しているとおりであり、この目標を達成しながら、経営を進めていくとの答弁がありました。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第115号 令和元年度南相馬介護保険特別会計補正予算についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第118号 令和元年度南相馬病院事業会計補正予算についてであります。 初めに、小高診療所整備検討業務委託の規模と場所については、有床診療所整備に必要な建物及び敷地面積の整理といった内容が含まれており、場所の選定については将来の小高診療所の有床化を前提としたものになるのかただしたところ、まず無床診療所の整備を目指すが、その前提条件として、将来有床診療所としても使用可能な無床診療所を整備しようということがある。 将来、無床診療所に最大19床の病棟を足すとなると、例えば平屋で足していくとすればそれ相応の敷地の面積が必要となる。そういうことを視野に入れた中で検討していくとの答弁。 また、市立総合病院実施設計業務委託の事業費としてどれぐらい見込んでいるのかただしたところ、消費税が今回10%に上がるが、平成28年度当時のベースでの試算で、基本インフラの修繕部分として約4.2億円の事業規模を見込んでいるとの答弁。 さらに、以前雨漏りの話もあり大規模改修が必要と思っているが、今回の部分は全体の一部の予算という理解でいいのかただしたところ、改修についての、約4.2億円は平成28年度に実施設計を行い、平成29年度、平成30年度に継続費ということで、3年間の第1期分の工事費を計上したものである。平成29年度に予算計上したときに、主要事業として第1期から第3期までの全体事業計画を立てたが、まだ第1期分の実施設計しか行っていないため、第2期、第3期は概算の数字で26億円、27億円程度としている。 今後、実施設計あるいは中身が平成28年度当時のものから変わっており、それらを踏まえながら対応していきたいとの答弁。 加えて、大規模改修であるが、早急に改修すべきところは手をつけなければならないことから、今後の見通しについてただしたところ、今回9月補正で実施設計業務委託費を計上したので、その状況を見ながら、予定としては令和2年度の当初予算に実施設計を踏まえた改修工事について計上したいと考えている。また、今回の実施設計分については、以前でいう第1期分の実施設計の見直しであり、今後、第2期、第3期以降の実施設計分については令和2年度以降の予算の中で工事費も含め計画的に計上していきたいとの答弁がありました。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、報告いたします。 ○議長(今村裕君) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって文教福祉常任委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。      (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第93号 南相馬市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第94号 子ども・子育て支援法等の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定について、議案第95号 南相馬市認定こども園条例制定について、議案第97号 南相馬市病院事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例制定について、議案第115号 令和元年度南相馬介護保険特別会計補正予算について、議案第118号 令和元年度南相馬病院事業会計補正予算についての議案6件については、文教福祉常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案6件については原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 文教福祉常任委員長から閉会中における調査活動として、市立総合病院の施設改修状況調査について及び市立総合病院院内保育所の運営状況調査についての申出書が提出されております。 本申出書のとおり閉会中の調査活動を許すことに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、文教福祉常任委員会の閉会中の調査活動はこれを許すことに決しました。 議長より申し上げます。 携帯電話をお持ちの方は、マナーモードにするかあるいは電源を切るように注意を促します。 次に、議案第96号、議案第117号、議案第119号及び議案第131号の議案4件を一括議題といたします。 本件について建設経済常任委員長の報告を求めます。 建設経済常任委員長、中川庄一君。     (建設経済常任委員長 中川庄一君 登  壇) ◎建設経済常任委員長(中川庄一君) 建設経済常任委員会に付託となりました、議案第96号、議案第117号、議案第119号及び議案第131号の議案4件について、審査の過程と結果について御報告いたします。 初めに、議案第96号 南相馬市工業用水道事業条例の一部を改正する条例制定についてであります。 再生水利用下水道処理施設が平成18年度から休止し、利用が見込めないとのことだが、これまでのユーザーについてただしたところ、丸三製紙1社のみであるとの答弁。 また、平成18年度全量休止してから処理施設の管理運転を休止する平成26年度までタイムラグが生じている要因についてただしたところ、ユーザーのほうから使用しない旨の話があり休止していたが、このまま使用しないからといって機械設備の耐用年数の20年より前に処分すると補助金の返還等が発生するため、今まで施設を管理しながら休止していた状況であるとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第117号 令和元年度南相馬市水道事業会計補正予算についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第119号 令和元年度南相馬市下水道事業会計補正予算についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第131号 市道路線の認定、変更及び廃止についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(今村裕君) ただいまの建設経済常任委員長の報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって建設経済常任委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第96号 南相馬市工業用水道事業条例の一部を改正する条例制定について、議案第117号 令和元年度南相馬市水道事業会計補正予算について、議案第119号 令和元年度南相馬市下水道事業会計補正予算について及び議案第131号 市道路線の認定、変更及び廃止についての議案4件については、建設経済常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案4件については、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 建設経済常任委員長から閉会中における調査活動として、福島ロボットテストフィールドの状況調査について及び北原川河川改修事業の状況調査についての申出書が提出されております。 本申出書のとおり閉会中の調査活動を許すことに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、建設経済常任委員会の閉会中の調査活動はこれを許すことに決しました。 次に、議案第113号 令和元年度南相馬市一般会計補正予算についてを議題といたします。 本件について総務生活常任委員長の報告を求めます。 総務生活常任委員長竹野光雄君。     (総務生活常任委員長 竹野光雄君 登  壇) ◎総務生活常任委員長竹野光雄君) 総務生活常任委員会に付託になりました、議案第113号 令和元年度南相馬市一般会計補正予算についてのうち、他の委員会に属する部分を除いた部分について、その審査の過程と結果について御報告いたします。 審査の過程では、まず第1表歳入中、10款地方交付税について、復旧・復興事業の市負担分が震災復興特別交付税で措置されているとのことだが、市で想定している金額が100%交付されているのかとただしたところ、事業額にあわせて本来であれば地元で負担すべき部分について、きちんと措置されているとの答弁。 次に、20款諸収入について、埋蔵文化財発掘調査受託料については、どこから収入を得るのかとただしたところ、市道の改良工事事業で発掘調査が必要となり、土木課が負担することになったもので、文化財課が土木課から受託料として収入を得た上で、執行するという形にするものであるとの答弁。 次に、21款市債について、養護老人ホーム改修事業債及び南相馬市野球場施設改修事業債について、必要な予算の組み立てとして市債を組む予定であったが、今回どのような手当がついて借りずに済むようになったのかとただしたところ、前年度の決算剰余金の繰り越しや市税の増額補正等があり、9月補正予算編成において一般財源がある程度確保できたことと、将来の施設改修に備える市有建物等維持管理補修基金があるが、執行の見込みもついたと思われることから、財源の切りかえを行ったとの答弁。 また、今後も起債するものもあれば、そうではない場合もあるということで、当面ケースバイケースで検討するという方向性なのかとただしたところ、世代間の負担の公平性を図る視点と将来の財政負担を抑えるという視点の両方を踏まえて決めていかなくてはならない。また、地方財政計画等の中で、国からの有利な財政措置としての市債の発行もあるため、そういったものを優先的に活用していきたい。必要なものには起債を充てつつも、その上で可能な限り将来負担も抑えるという視点でも取り組みたいとの答弁。 次に、歳出2款総務費、1項総務管理費について、13目諸費について、56集会施設整備事業補助金については、令和2年度で終了すると聞いているが、申請していない行政区への対応についてただしたところ、この事業については、平成28年度から令和2年度まで集中的に集会施設の整備を促進するということで、補助金の特例措置ということで対応している。令和2年度以降に特例措置はなくなるが、集会施設整備事業補助金は継続するということである。行政区に対し改めてお知らせするとともに、まだこの補助金を活用していない行政区については、行政区長等と相談しながら進めていきたいとの答弁。 次に、2項徴税費について、2目賦課徴収費について、家屋調査システムのサーバーの保守期間が終了して、現状のサーバーは使えなくなるので、入れかえをするということかとただしたところ、基本的に家屋調査システムそのものについては、5年間の賃貸借ということだが、サーバーについては別にスタンドアローンで借り上げており、その保守期限が切れるため再度契約することになっているとの答弁。 また、今回の950万4,000円で借り上げを行えば、何年間か使い続けられるということかとただしたところ、今回5年間ということで賃貸借契約を結ぶが、ただしその間の毎年の維持管理費用は別途必要となるとの答弁。 次に、8項原子力災害総務対策費について、1目総務対策費について、小高交流センターにイルミネーションを設置するということだが、その資材は今年度だけでなく繰り返し使えるので、その管理はどのようにするのかとただしたところ、資材については小高区内の市保有の倉庫に保管して、来年度も活用することになるとの答弁。 また、今回初期投資として552万円ほどの経費がかかるが、来年度以降はここまでかからないということかとただしたところ、現時点の計画だが、来年度は初期投資としての資材費を含むため同程度の金額となり、令和3年度以降については、主として設置費用となるため、金額としては150万円程度になるものと考えているとの答弁。 また、同じく8項原子力災害総務対策費のうち、2目帰還支援対策費について、F3ウェブカメラ維持管理事業について、年度の途中で補正してまでカメラを取り外さなければならないのかとただしたところ、本事業については、福島県の補助金が平成30年度までで終了しており、市の単独費で運用している。福島県では撤去に係る部分のみ10分の10の補助金を令和元年度に限り見るということであり、このような背景を踏まえ地元行政区長と協議したところ、特に異論がないとのことであり、本事業の所期の目的は達成されたと考えるため、撤去することとしたとの答弁。 次に、4款衛生費、2項清掃費について、2目塵芥処理費について、22粗大ごみ処理施設管理運営事業について、どこがどのように壊れたのか、またその原因は何だったのかとただしたところ、粗大ごみを搬入してローラーで上げて分別する際に、ガスボンベが混入しておりその途中で爆発したため、周りのローラーや屋根といったところが一部壊れたため、復旧するとの答弁。 次に、5項東日本大震災衛生対策費について、4目清掃対策費について、今回のこの補正による全体的な整備の状況についてただしたところ、小高区のごみ集積所については、183カ所のごみ集積所のうち今回60基の整備をして、野積みのごみ集積所は残り8カ所となる。なお、その8カ所のうち6カ所については今後廃止する予定で、2カ所についてはこれまでどおりの形で使用するとの答弁。 次に、9款消防費、2項東日本大震災消防対策費について、1目消防対策費について、この事業の全体の費用はどの程度かかると見ているのかとただしたところ、今回の工事費全体としては3,500万円を計上しているが、平成27年度から行っている事業であり、その全体の事業費としては1億810万7,000円を予定しているとの答弁。 また、同じく2項東日本大震災消防対策費のうち、2目災害対策費について、ハザードマップを作成して、市民にお知らせするまでのスケジュールについてただしたところ、今年度は福島県で作成した津波浸水想定に加え、各避難所等のデータを地図に載せて製本する。さらに、令和2年度にはデータを印刷して、各行政区や隣組を通じて全世帯に配布していきたいとの答弁。 次に、10款教育費、6項保健体育費について、1目保健体育総務費について、F4復興「ありがとう」ホストタウン推進事業について、3点ほど補正予算で行う事業があり、その中で「せかいむすび」という事業もあるが、その目的についてただしたところ、ホストタウン食文化交流事業「せかいむすび」については、相手国の食材及び食文化と地元の食材及び食文化を「おむすび」という一つの資源を使って食文化交流を行うもので、食文化の相互理解や市内産食材のPR、さらには復興を担う人材の育成につなげる目的で取り組むものである。さらに、県と県内ホストタウン自治体合同の機運醸成イベントという絶好の場でPRを行うこととしている。 なお、この補正予算の中で、ホストタウンオリジナル記念切手の購入については、南相馬市のPRができるよう、台紙に相馬野馬追といった写真もふんだんに盛り込むことで、今後の交流にも記念品として活用できると考えているとの答弁。 また、F6東京2020関連市民参画推進事業の中の聖火リレー関連事業について、市民ボランティアを募集するとあるが、どのようなタイミングで募集するのかとただしたところ、必要な人数については、組織委員会や福島県の実行委員会が聖火リレーのコースが発表される12月ごろに向けて最終的な運営計画を固めるとのことから、そこをめどに必要な人数を割り出して、市の広報等を用いて市民ボランティアへの参画を呼びかけたいと考えているとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 ○議長(今村裕君) ただいまの総務生活常任委員長の報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって総務生活常任委員長の報告に対する質疑を終わります。 次に、文教福祉常任委員長の報告を求めます。 文教福祉常任委員長渡部一夫君。     (文教福祉常任委員長 渡部一夫君 登  壇) ◎文教福祉常任委員長渡部一夫君) 文教福祉常任委員会に付託となりました、議案第113号 令和元年度南相馬市一般会計補正予算について、第一表中、歳出予算のうち健康福祉部、こども未来部及び教育委員会の所管に属する歳出について、その審査の過程と結果について御報告いたします。 初めに、3款民生費についてであります。1項社会福祉費のうち5目老人福祉費についてであります。 17老人福祉一般経費について、福島県老人クラブ活動等事業補助金の単位クラブの助成は、25人以上のクラブを対象にする条件があったが、震災後会員数が減少したクラブに対しても交付していたために発生した過年度分補助金の返還金とのことだが、随時チェックが働いていなかったのか、どの時点で気づいたのかただしたところ、今年度、県が初めてこの補助金について実地調査を行いその中で判明したとの答弁。 次に、細かいチェック機能が働かなかったことと、ある程度人数を確保しないとクラブが成り立っていかないところがある。 老人クラブの活動に、県の補助金だけではなく、市も積極的に対応していく中でチェックをし、運営がスムースにいくような形にしていく必要があると思うが、今後の対応についてただしたところ、事業委託している社会福祉協議会だけに負担を負わせることのないように、今後の事務処理の仕方については、市も随時かかわりながら、返還等の発生しない形で事務を行っていきたいと考えている。 また、市の財政的な支援については、現在でも老人クラブに対して、国・県からの補助金のほかに市から上乗せをして補助金を支出している。今後、この減額の部分を含めて、市の支援をどのような形でしていくかは、社会福祉協議会及び老人クラブ連合会と協議を進めていきたいとの答弁がありました。 次に、2項児童福祉費のうち1目児童福祉総務費についてであります。 51民間保育所等施設整備事業補助金について、原町区に新しく設置される認可保育所「株式会社ペンギンエデュケーション」の定員は50名とあるが、保育士の数及びゼロ歳時からの対応についてただしたところ、現在の利用定員の内訳は、ゼロ歳児が6名。1歳児、2歳児が17名。3歳児、4歳児、5歳児で27名。合わせて50名を予定している。 保育士は、ゼロ歳児は3人に1人、1歳児、2歳児は6人に1人ということで、それに見合った職員を配置する予定との答弁がありました。 次に、同じく、2項児童福祉費のうち2目児童措置費についてであります。 F6未婚の児童扶養手当受給者臨時・特別給付金支給事業について、対象者数40件と見込んでいる根拠についてただしたところ、今年7月31日現在の児童扶養手当を受給している方で、該当と見込まれる方は37人いる。転入・転出による増減を加味して、予算割れを起こさない見込みの金額を計上したとの答弁がありました。 次に、10款教育費であります。初めに、5項社会教育費のうち3目図書館費、23移動図書館管理運営事業についてであります。 初めに、大型絵本は高額なのでなかなか通常では手に入らないので、図書館の窓口での貸し出しについてただしたところ、大型絵本についても、一般の児童図書と同じように、一般にも貸し出しをしているとの答弁。 また、幼稚園、保育園だけではなく、各家庭でも大型絵本を使って、家族で読み聞かせをすることも有効だと思うが、PRも含めてどのように対応するのかただしたところ、市内ボランティアの読み聞かせ団体による幼稚園や保育園、小学校、公共施設における読み聞かせ活動での利用などをさらに推進しながら、子どもたちが図書になじむような関係づくりに努めていきたいと考えている。 大型絵本のPRについては、図書館内における読み聞かせの活用と同時に、大型絵本についてわからない方も多いことから、市の広報紙やホームページ等も活用しながらPRに努めていくとの答弁がありました。 次に、同じく、5項社会教育費のうち5目文化財保護費、F5市内遺跡発掘調査事業についてであります。 市内遺跡発掘調査として、5カ所追加するということだが、総面積についてただしたところ、対象面積は約10万平方キロメートルになるが、試掘調査については、その中の数%を実際には実施することになる。対象面積に対しての試掘調査の面積は、遺跡により状況に応じて変化するとの答弁がありました。 次に、6項保健体育費のうち、5目学校給食費、17学校給食事業についてであります。 初めに、今回の学校給食費支援金額について、10月以降分から、10食分を負担するとなっているが、なぜ10食なのかということと、10食相当額が小学校と中学校で単価が違う根拠についてただしたところ、学校給食費の小学校の1食分の単価は295円、中学校の単価は330円となっている。小学校を例に計算すると、1人当たりの半年分の主食費は3,080円という試算となったことから、1食分の単価295円の10食分相当額とした。 また、10食分としたのは、年度途中での対応であることから、学校で過誤等が起きないよう、わかりやすい方法ということで、10食分として整理したとの答弁。 また、学校給食の米飯の相当額ということだが、米飯の相当額に決まった経過についてただしたところ、米飯相当分については、今後の財政負担なども考慮し、地産地消の面から、地元産食材分の支援を行う。また、地元産食材のうち年間を通じて定量的に使用できる、米飯分の支援を地元産米相当額として考えたとの答弁。 さらに、来年度の当初予算であれば試行錯誤があり、方向性を出したものと一定の理解をするが、この時期に補正予算として出す緊急を要するものがあったのかただしたところ、経済面を支援するということで、できるだけ早く支援したいということと、10月から消費税増税になることもあり、タイミング的に10月ということで考えたとの答弁。 加えて、学校給食法では、給食費について、保護者が負担すると位置づけが示されている。法律と照らし合わせどのような議論がされたのかただしたところ、学校給食法では、食材費については保護者負担ということが明記されているが、過去の文部科学省の通知において、法律では、負担区分について明確にしているものの、「市町村が児童の給食費の一部を補助することを禁止するものではない」としており、設置者判断で支援することも可能と捉えているとの答弁。 また、財源を確保し、持続可能とした裏づけ根拠についてただしたところ、当面は、みらいへつなぐ復興基金を活用し事業展開していく予定である。次年度以降について、事業をある程度拡充した場合、年間で3,000万円弱が想定されるが、今後の事業展開の中で、教育サービスを含めて、子育てサービス全体の事業構築の中で生み出すことを含め、復興総合計画の期間などのタイミングに事業内容なども再検討しながら、継続的に進められるよう取り組んでいきたいとの答弁。 さらに、財政の裏づけを考えたとき、本市の場合、未来永劫続いていくことになるのか、逆に縮小するようになるということも懸念されるが、ほかのところは削ってでも実施するという、そこまでの確固たるものを持って提案されているのかただしたところ、一定程度シミュレーションをして、3,000万円弱ぐらいで推移していくということで、ある程度推移は見込んでいる。子どもの数も減少し、将来的には減っていくとの思いから、この額であれば、まず継続的にできるであろうという判断が一つある。 いつまでその状況でやるかは、実施の効果を検証しつつ、一定程度総合計画の中で見直しをし、状況を確認することにより、どのように今後進めていくかというのは常に検証して進めていくことになる。未来永劫続けるかどうかは難しいことだが、なるべく継続していきたいと思っている。 いろいろな状況に応じては、縮小といったこともあり得るのではないかということになるが、差し当たっての五、六年のシミュレーションの中では、十分財政的に対応できるだろうという判断で取り組むとの答弁がありました。 次に、7項東日本大震災教育対策費のうち1目教育総務対策費、F2石一小・高平小校舎外壁等改修事業についてであります。 石神第一小学校と高平小学校の校舎外壁等改修であるが、内部の工事ということから授業に影響がないような日程を組むと思うが、どのような対応になるのかただしたところ、内部床改修は、全体床面積のおおよそ52%あるいは54%を予定している。内部床改修であり教室も対象となることから工区を分け、空き教室に移動するなどの対応をしながら、授業の妨げにならないように施工していくとの答弁がありました。 討論では、原案に賛成の意見として、このたびの補正予算、さらに文教福祉常任委員会に付託されました議案の中身については、急を要する部分で、大変重要な部分でもあり、さらに子どもへの支援といった部分も含めて、おだか認定こども園に関しても地域の復興に努めるため、早急に対応する必要がある事業だと理解をいたします。 一方で、10款教育費、6項保健体育費、5目学校給食費、17学校給食事業については、学校給食法の中で、「学校給食に要する経費は、学校給食を受ける児童又は生徒の学校教育法第16条に規定する保護者の負担とする。」という法律があり、今回の質疑の中でも、答弁では文部科学省通知で自治体負担を禁止するものではないという説明もあったが、子育て支援としても中途半端な部分があり、経済効果としながらも、米飯を対象としたという部分がわかりづらい。 そもそも本事業は議会の一般質問の答弁についての対応と認識しているが、一般質問の中身はあくまでも学校給食の無料化の考えであって、答弁は検討するという部分であることから、無料化ができる財源の見通しをしっかりと持った中で、全額市負担とすべきものではなかったかと思うことから、今般、こういった対応についてさらなる精査をすることを求めて賛成するとの意見がありました。 次に、同じく原案に賛成の意見として、10款教育費、6項保健体育費、5目学校給食費、17学校給食事業について、給食費については、一部補助を実施するということで、一歩前進だと評価している。 私はそもそも学校給食は完全無料化すべきだと思っているし、学校給食法に定めるものはあったとしても、憲法で義務教育は無償とすると明確に定められている。 給食についても、特に食の問題については、今や教育の一環であるということが、定説になっており、非常に大切な教育分野であるということから、より一層無償にすべきであると強く感じている。 国がなかなか乗り出さないため、それぞれの市町村が努力をし、無償化の方向に前進してきているが、今後南相馬市でも努力をすると同時に、国や県に対して学校給食の無償化のために、金も力も出せということを強く求めていくべきと申し添えて、賛成するとの意見がありました。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、報告いたします。 ○議長(今村裕君) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって文教福祉常任委員長の報告に対する質疑を終わります。 次に、建設経済常任委員長の報告を求めます。 建設経済常任委員長、中川庄一君。     (建設経済常任委員長 中川庄一君 登  壇) ◎建設経済常任委員長(中川庄一君) 建設経済常任委員会に付託となりました、議案第113号 令和元年度南相馬市一般会計補正予算について、第一表中、歳出予算のうち経済部及び建設部の所管に属する歳出について、その審査の過程と結果について御報告いたします。 初めに、2款総務費についてであります。1項総務管理費のうち、7目企画費、H4移住定住推進事業についてであります。 福島県の運営するマッチングサイトに掲載された企業に就職した移住者に対しての支援金だが、本市のマッチングサイト掲載企業についてただしたところ、マッチングサイトについては、今年7月に運用開始したばかりで、現在はゼロ件となっているとの答弁。 また、3件の見込みだがその根拠についてただしたところ、県の補助金の関係で南相馬市の枠の数字である。移住者がふえるようであれば県と協議しながら進めていくとの答弁。 さらに、交付条件が5年以上住む意志がある方限定だが、5年を待たずに中途退職し転職したものの、市民として5年以上定住した場合の返還義務についてただしたところ、特に定めがないのでケースバイケースであり、県に確認しながら進めていくとの答弁。 次に、5款労働費についてであります。1項労働諸費のうち、1目労働諸費、F1外国人材活用支援事業についてであります。 市内に471人の外国人の方が居住している中で268人が就労されているが雇用主に対しての働きかけについてただしたところ、日本語学習の支援のほか、268人を雇用している事業所以外にも雇用の意向がある企業があることから、東日本国際大学、東北電子専門学校などの留学生の雇用に向けて市も一緒に企業説明会、面接会も含めたサポートをしながら進めていくとの答弁。 また、日本語教室に来ているのは7事業所、18人だが、この人数に対しての市としての捉え方についてただしたところ、企業と従業員の方のコミュニケーションがしっかりとれるような形、地域ととれるような形を目指し、さらに、日本語学習を教えることができる先生の数も少ないと聞いているので、先生をふやすサポートも踏まえ、今後、参加者の数をふやせるよう事業を進めていくとの答弁。 次に、6款農林水産業費についてであります。1項農業費のうち、5目農地費、F2農業水路等長寿命化・防災減災事業についてであります。 市民全体にも周知すべきと考えるがハザードマップの周知方法についてただしたところ、ハザードマップを作成したことは広報等でお知らせする予定との答弁。 また、2カ年で153カ所の対象で、今年度53カ所、令和2年度に100カ所調査する予定だが、令和2年度に全て調査が終了するのかただしたところ、今回53カ所取り組んでみて、現実的に無理となれば令和3年、令和4年となっていくとの答弁。 次に、5項原子力災害農林水産対策費のうち1目農業対策費、G7営農再開支援水利施設等保全事業(ため池等保全維持修繕)についてであります。 除却する堆積土の埋設方法及び処理の基準についてただしたところ、ため池の放射性物質については、基礎調査で結果を出し、乾燥重量8,000ベクレルを超えていないものが対象である。取水口周りについては50センチメートルから90センチメートルほど土砂がたまっており、乾燥重量100ベクレルから3,000ベクレル程度のものであるが、残土扱いの形で地元に了解をいただいたところに残土を投入するとの答弁。 次に、同じく5項原子力災害農林水産対策費のうち1目農業対策費、G9埋却家畜処理事業についてであります。 埋却家畜の頭数及び場所についてただしたところ、鹿島区と原町区で津波で亡くなった馬と牛を原町区北泉のグリーンパークに埋却しているもので、馬が91頭、牛が37頭となっているとの答弁。 また、費用の内訳についてただしたところ、予算積算ベースで掘り起こしに1,200万円程度、運搬で96万円、焼却にあたって必要な材料費100万円、共通仮設費120万円程度、焼却施設処理費で280万円程度などであり、合計2,300万円となっているとの答弁。 次に、同じく5項原子力災害農林水産対策費のうち2目林業対策費、F2ふくしま森林再生事業についてであります。 全体の里山の整備計画についてただしたところ、現在、平成30年度まで約310ヘクタールほど完了しており、今後、令和2年度までに100ヘクタールほどを予定している。令和2年度以降についても事業継続を要望しているところであり、復興総合計画期間の令和4年度まで整備を予定しているとの答弁。 次に、7款商工費であります。1項商工費のうち2目商工業振興費、80基盤技術産業高度化支援事業補助金についてであります。 製造業者の先端技能育成と連携強化を図るため、試作品等の開発の取り組みに対して補助金の交付だが、石炭灰の有効活用とか食品の先端技能についてただしたところ、先端技能については、基本、その製造加工方法が実際に実施しているものとは違う工法を使っていたり、新たな技術を工作するものであり、今やっている以外の新たな技術を取り込みながら取り組んでいく内容との答弁。 次に、同じく、1項商工費のうち2目商工業振興費、G6ロボット産業推進事業についてであります。 福島ロボットテストフィールドで開催されるイベント等に参画だが、内容がシャトルバスの運行、PR映像作成とあるが関係団体との費用負担についてただしたところ、シャトルバスであれば主催者負担が原則だが、市民の方を一人でも多く福島ロボットテストフィールドに足を運んでいただきながら、テストフィールド自体を知っていただき、市全体の盛り上げにつなげていきたい。常に市が負担するものではなく、原則部分も勘案しながらイベント内容について個別具体的に主催者、関係者と協議しながら決めていくとの答弁。 次に、8款土木費であります。4項都市計画費のうち5目駅周辺整備費、F1原ノ町駅前広場整備事業についてであります。 補償補填及び賠償金1,800万円ほどの計上だが、その内容についてただしたところ、用地費163平方メートルについては733万5,000円を計上、補償費については、購入する用地の中に雨水排水路があり移設工事費についてJRに負担するものとの答弁。 次に、5項住宅費のうち1目住宅管理費、21市営住宅営繕事業についてであります。 火災による市営住宅の修繕だが、その費用についてただしたところ、市営住宅、公営住宅についての火災共済に加入しており、修繕費については10分の10で共済金がおりることで共済組合に確認しているとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(今村裕君) ただいまの建設経済常任委員長の報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって建設経済常任委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 以上で委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 17番、小川尚一君。 ◆17番(小川尚一君) 私は、賛成の立場で意見を付して討論に参画をさせていただきます。 議案第113号 令和元年度南相馬市一般会計補正予算については、緊急を要するもの、また国・県補助の確定によるものであり、主に子育て支援では小高区認定こども園整備事業や民間保育所等施設整備事業補助金、また国の幼児教育・保育の無償化の対応であります。小中学校舎の外壁等改修事業は、教育環境の安全確保のため必要なものと理解をするものです。 一方で、10款教育費、6項保健体育費、5目学校給食費、17学校給食事業の給食費の費用の一部を市の負担とすることについては、委員長報告にもありましたように学校給食法において保護者の負担とするものです。国は一部補助を禁止するものではないとしながらも継続して年間3,000万円の市負担が可能なのかについては、状況により検証し、未来永劫続けるのは難しいが五、六年のシミュレーションの中では対応できるだろうとの答弁でございました。市長公約にもない事業がこの時点で上がってくることについては、疑問が残ります。いずれにしても入るを量りて出ずるを制するの財政行政経営に基づき持続可能な裏づけ根拠をもって見直しやさらなる拡充についても市民にとって公平・公正なものとすることを求め、賛成といたします。 ○議長(今村裕君) ほかに討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第113号 令和元年度南相馬市一般会計補正予算については委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第113号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 決算審査特別委員長から決算審査特別委員会に付託されております議案第98号 平成30年度南相馬市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第112号 平成30年度南相馬市下水道事業会計決算認定についてまでの議案15件については、閉会中の継続審査の申出書が提出されております。 本申出書のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案15件について決算審査特別委員会の閉会中の継続審査に付することに決しました。 ここで暫時休憩いたします。                     午前11時21分 休  憩                     午前11時30分 再  開 ○議長(今村裕君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第2 委員会提出議案第3号 地方財政の充実・強化を求める意見                 書の提出について ○議長(今村裕君) 次に、日程第2、委員会提出議案第3号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてを議題いたします。 本案について提出者から提案理由の説明を求めます。 提出者、総務生活常任委員長竹野光雄君。     (総務生活常任委員長 竹野光雄君 登  壇) ◎総務生活常任委員長竹野光雄君) 委員会提出議案第3号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について、提案理由を申し上げます。 地方自治体は、子育て支援策の充実や医療・介護などの社会保障への対応など、果たす役割が拡大する中で、人口減少対策を含む地方版総合戦略の実行やマイナンバー制度への対応、防災・減災事業の実施など、新たな政策課題に直面しています。一方、地方公務員を初めとした公的サービスを担う人材が限られる中で、新たなニーズへの対応と細やかな公的サービスの提供が困難となっており、人材確保を進めるとともに、これに見合う地方財政の確立をめざす必要があります。 2019年度の地方財政計画では、政府の「骨太の方針2018」に基づき、一般財源総額は62兆7,072億円で、前年度比プラス1%となり過去最高水準となりましたが、これは保育の無償化などの国の政策に対応する財源を確保した結果であり、地方の財政需要に対応するためには、さらなる地方財政の充実・強化が求められています。 このため、2020年度の政府予算と地方財政の検討に当たっては、歳入・歳出を的確に見積り、人的サービスとしての社会保障予算の充実と地方財政の確立をめざすため、意見書案に記載の10項目の実現を求め、国等関係機関に意見書を提出するものです。 詳細はお手元の案文のとおりであります。 以上、よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 ○議長(今村裕君) これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより本案に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております委員会提出議案第3号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、委員会提出議案第3号は原案のとおり可決されました。 △日程第3 委員会提出議案第4号 東日本大震災東京電力福島第一原                 子力発電所災害の被災者に対する各                 種支援の継続と対象者の拡大を求め                 る意見書の提出について ○議長(今村裕君) 次に、日程第3、委員会提出議案第4号 東日本大震災東京電力福島第一原子力発電所災害の被災者に対する各種支援の継続と対象者の拡大を求める意見書の提出についてを議題いたします。 本案について提出者から提案理由の説明を求めます。 提出者、東日本大震災・原子力災害復旧復興調査特別委員長、志賀稔宗君。     (東日本大震災・原子力災害復旧復興調査特別委員長 志賀稔宗君 登 壇) ◎東日本大震災・原子力災害復旧復興調査特別委員長(志賀稔宗君) 委員会提出議案第4号 東日本大震災東京電力福島第一原子力発電所災害の被災者に対する各種支援の継続と対象者の拡大を求める意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。 東日本大震災原子力発電所災害の被災者に対しては、国民健康保険税・介護保険料の減免及び一部負担金等の免除や高速道路の無料化措置といった支援が継続されておりますが、原子力発電所災害に起因する風評被害は根深く、当市の基幹産業である農業を初め、商工業や観光業など、その経営は非常に厳しい状況が続いています。 また、放射能や健康面、経済面などへの不安から若者や子育て世代を初めとする市民の避難は長期化しています。 加えて、当市では、福島第一原子力発電所からの直線距離で避難指示区域等が設定されたことによって、これらの支援が受けられる地域と受けられない地域に分断されてしまいました。そのことが市民の間に不公平感をもたらし、地域コミュニティーの再生など復興に向けた取り組みの大きな足かせとなっています。 つきましては、被災者及び当市の置かれている状況に鑑み、記載の4項目の実現を求め意見書を提出するものであります。詳細についてはお手元に配付してあります案文のとおりでございます。 御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(今村裕君) これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより本案に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております委員会提出議案第4号は原案のとおり決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、委員会提出議案第4号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま意見書が議決されましたが、その字句等の整理を要することにつきましてはその整理を議長に委任されたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、字句等の整理は議長に委任することに決しました。 暫時休憩いたします。                     午前11時37分 休  憩                     午前11時38分 再  開 ○議長(今村裕君) 再開いたします。 △日程第4 委員会提出議案第5号 南相馬市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について ○議長(今村裕君) ただいま議会運営委員会より委員会提出議案として委員会提出議案第5号 南相馬市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてが提出されました。 これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、委員会提出議案第5号 南相馬市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。 本案について提出者から提案理由の説明を求めます。 提出者、議会運営委員長、小川尚一君。     (議会運営委員長 小川尚一君 登  壇) ◎議会運営委員長(小川尚一君) 委員会提出議案第5号 南相馬市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について、提案理由を申し上げます。 今般の南相馬市病院事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例により、令和元年11月1日から南相馬市立小高病院が廃止となることから、文教福祉常任委員会の所管を改めるため、必要な改正を行うものであります。 内容については、文教福祉常任委員会の所管にある「小高病院」を削除するもので、施行日は、今般改正された南相馬市病院事業の設置等に関する条例にあわせ令和元年11月1日といたします。 御審議のうえ、御議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今村裕君) これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより本案に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております委員会提出議案第5号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、委員会提出議案第5号は原案のとおり可決されました。 以上で、本日の日程は、全部終了いたしました。 この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 市長、門馬和夫君。     (市長 門馬和夫君 登  壇) ◎市長(門馬和夫君) 令和元年第4回南相馬市議会定例会が閉会されるに当たり、一言御挨拶を申し上げます。 9月4日に開会されました今議会定例会におきましては、南相馬市税条例の一部を改正する条例制定についてを初め議案41件、報告4件について御審議をお願いいたしましたところ、決算審査特別委員会に付託となった平成30年度各会計の決算認定にかかる議案15件を除く議案についていずれも御議決を賜り厚く御礼申し上げます。 本会議、あるいは委員会においていただいた貴重な御意見、御提言を十分に尊重し、今後の市政運営に反映してまいりたいと存じますので、なお一層の御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。 東日本大震災東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で休止していた各区の敬老会を再開いたしました。9月16日には小高区で再開し、正副議長を初め多くの議員の皆様などとともに敬意と感謝の気持ちを込めて長寿をお祝いしたところであります。今後、鹿島区については9月29日、原町区については10月14日に開催してまいります。 最後に、秋の気配が感じられる時節となりました。議員の皆様には御健康に御留意され、市政発展のために一層の御活躍と御尽力を賜りますようお願い申し上げ、閉会に当たりましての挨拶といたします。 ありがとうございました。 ○議長(今村裕君) 以上をもちまして、令和元年第4回南相馬市議会定例会を閉会いたします。                     午前11時43分 閉  会...