南相馬市議会 > 2015-12-16 >
12月16日-06号

ツイート シェア
  1. 南相馬市議会 2015-12-16
    12月16日-06号


    取得元: 南相馬市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    平成27年12月 定例会(第7回)日  時   平成27年12月16日招集場所   南相馬市議事堂出席議員(22名) 1番  岡﨑義典君     2番  門馬和夫君 3番  但野謙介君     4番  大山弘一君 5番  奥村健郎君     6番  田中京子さん 7番  太田淳一君     8番  山田雅彦君 9番  中川庄一君    10番  鈴木昌一君11番  田中一正君    12番  荒木千恵子さん13番  渡部一夫君    14番  鈴木貞正君15番  水井清光君    16番  今村 裕君17番  竹野光雄君    18番  小川尚一君19番  渡部寬一君    20番  志賀稔宗君21番  細田 廣君    22番  平田 武君欠席議員(0名)出席した事務局職員職氏名局長      但野和三君     次長      佐藤祐司君係長      柚原良洋君     書記      藤原央行君書記      烏中邦真君説明のため出席した者の職氏名市長      桜井勝延君     副市長      江口哲郎君小高区役所長  村田 博君     鹿島区役所長   大谷嘉洋君                  総務部長兼直轄理事    藤本利昌君     原町区役所長   渡部克啓君復興企画部長  安部克己君     市民生活部長   渡辺昌徳君健康福祉部長福祉事務所長 佐藤 淳君     経済部長     藤田幸一君                  総合病院事務建設部長    菅原道義君     部長兼小高病   高島正一君                  院事務部長復興企画部理事           健康福祉部理事除染担当)  田中 稔君     (地域医療担当) 中里祐一君経済部理事企業誘致担当)狩野成昭君     教育長      阿部貞康君教育委員会事務局長    小林総一郎君    代表監査委員   高倉一夫君選挙管理              農業委員会事委員会     濱名邦弘君     務局理事兼    大石博俊君事務局長              事務局長議事日程 第6号平成27年12月16日(水)午前10時開議 第1 委員長報告(質疑、討論、表決) 第2 議案第197号 監査委員の選任につき同意を求めることについて            (質疑、討論、表決) 第3 議案第198号 固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めるこ            とについて            (質疑、討論、表決) 第4 議案第199号 固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めるこ            とについて            (質疑、討論、表決) 第5 議案第200号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて            (質疑、討論、表決) 第6 委員会提出議案第7号 汚染米の原因究明を政府が責任をもって解明すること               を求める意見書の提出について               (中 川 庄 一 建設経済常任委員長提出)                        (質疑、討論、表決) 第7 委員会提出議案第8号 南相馬市議会会議規則の一部を改正する議会規則制定               について               (鈴 木 昌 一 議会運営委員長提出)                        (質疑、討論、表決) 第8 委員会提出議案第9号 議会改革検討特別委員会の設置について               (鈴 木 昌 一 議会運営委員長提出)                        (質疑、討論、表決) 閉   会本日の会議に付した事件 日程第1 委員長報告(質疑、討論、表決) 日程第2 議案第197号 監査委員の選任につき同意を求めることについて              (質疑、討論、表決) 日程第3 議案第198号 固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求め              ることについて              (質疑、討論、表決) 日程第4 議案第199号 固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求め              ることについて              (質疑、討論、表決) 日程第5 議案第200号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて              (質疑、討論、表決) 日程第6 委員会提出議案第7号 汚染米の原因究明を政府が責任をもって解明する                 ことを求める意見書の提出について                 (中 川 庄 一 建設経済常任委員長提出)                          (質疑、討論、表決) 日程第7 委員会提出議案第8号 南相馬市議会会議規則の一部を改正する議会規則                 制定について                 (鈴 木 昌 一 議会運営委員長提出)                          (質疑、討論、表決) 日程第8 委員会提出議案第9号 議会改革検討特別委員会の設置について                 (鈴 木 昌 一 議会運営委員長提出)                          (質疑、討論、表決) 日程第9 追加 議会改革検討特別委員会の委員の選任                    午前10時00分 開  議 ○議長(平田武君) これより本日の会議を開きます。 出席議員は定足数に達しております。 これより議事に入ります。 本日の議事は議事日程第6号をもって進めることといたします。 △日程第1 委員長報告 ○議長(平田武君) 日程第1、委員長報告を行います。 議案第164号、議案第165号、議案第166号、議案第167号、議案第168号、議案第169号、議案第194号、議案第195号及び議案第196号の議案9件並びに請願第2号の請願1件を一括議題といたします。 本件について、総務常任委員長の報告を求めます。 総務常任委員長小川尚一君。     (総務常任委員長 小川尚一君 登  壇) ◎総務常任委員長小川尚一君) 総務常任委員会に付託になりました、議案第164号から議案第169号まで及び議案第194号から議案第196号までの議案9件並びに請願第2号の請願1件について、その審査の過程と結果について御報告をいたします。 まず、第164号 南相馬市行政嘱託員設置に関する条例の一部を改正する条例制定について。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案165号 南相馬市真野交流センター条例制定について。 審査の過程では、グラウンドの使用について、夏場の早朝練習や大会、年末年始もグラウンドが解放になっている中での使用と管理責任についてただしたところ、申請者の意向を踏まえ、使用時間は弾力的に許可したいと考えている。何かあった場合の対応は、1年間は直営で管理するため区役所に連絡をいただき、さらに1年後は、指定管理制度の導入を考えており、指定管理者と連絡をしながら、時間外の対応や安全対策等も万全を期する考えであるとの答弁。 無断使用もできる施設になっているが、その際は、何かあったとしても自己責任となるのか、市の対応についてただしたところ、許可されない者が事故等にあった場合、そういう想定はしていないが、自己責任になると捉えている。今後の整備で、東側の道路沿いは、人が入らないように1メートルぐらいのフェンスを予定している。南側は、サッカーや野球も想定され、防球ネットとしてフェンスを回す。西側は、現在生垣があり一応入れないようになっており、北側も幼稚園のブロック塀がある。入口には鍵をつけ、管理している形になる。その中で、中に入られた場合は、看板等で周知徹底するようにしたいとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第166号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第167号 南相馬市税条例の一部を改正する条例制定について。 審査の過程では、担保の徴収基準が、従来の50万円から100万円に増額した考えと、背景についてただしたところ、改正前の基準額50万円は、昭和53年に決められた額であり、そこから比べて消費者物価指数も1.5倍程度に上がっていることから、今回100万円ということで、国税と同じく措置したとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第168号 南相馬市東日本大震災による津波被災者に対する固定資産税の減免に関する条例の一部を改正する条例制定について。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第169号 南相馬市原子力災害による被災者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例制定について。 審査の過程では、震災と原発事故前の環境に戻っていない、正常な状態でないので減免の措置はやむを得ないと認識するが、その終期について現時点でどのように考えているのかただしたところ、いつかは減免を終わらせなくてはいけないとは考えている。市内の除染が、まだ全域で終了していないこともあり、原発事故前の状況には回復していないことから、一つの目安として除染の完了時期が通常の課税に戻す時期とは考えているとの答弁。 市は、山林の除染も実施を求めて要望しているが、そうしたものも含めての終期を考えているのか。また、除染作業自体が終わっても、恐らく依然として仮置き場が存在すると思われる。仮置き場の設置状況も加味されているのかただしたところ、除染は、生活圏と農地で捉えている。仮置き場は、迷惑施設ではあるが、賃貸借契約を結んで、使用収益が上がっていることがある限り、減免していく考えはない。この減免は、財源補?がされるという結果が見えてきたので、今回は一応減免ということである。市の思いと国の思いとは、違う部分があり、減免の財源が確保される見通しが立ったことで、今回の提案となった。我々も除染が終了するまで続けるべきだと思っているが、国の補?がどうなるかという部分もあり、そこは委員との協議になると思うとの答弁。 この減免額の想定される総額と、影響額及びその補?見込み額についてただしたところ、平成27年度の影響額は、固定資産税が9億4,598万3千円、軽自動車税分が5千円。平成28年度は、固定資産税が、負担調整措置による増加に加え、新築住宅による増が見込まれることから、9億8,900万円程度になるものと見込んでいる。軽自動車は、対象車両4台の変更がないと見込んでおり、税率変更に伴い9千円と見込んでいる。震災復興特別交付税は、平成27年9月交付で減免による減収分の補?額は、9億6,859万1千円で要求した額100%であり、残り差額があれば3月に精査となるとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第194号 工事請負契約の締結について、議案第195号 工事請負契約の締結について及び議案第196号 工事請負契約の締結については、一括審査し、審査の過程では、議案第196号 サンキンBG株式会社農芸施設事業部羽生事業所との契約について、プロポーザルで結果的に申し出が1社しかなかったが、11億円をかける野菜工場の大型施設管理運営には、施設完成後も関与していくのかただしたところ、技術指導も含めて今後も関与していくとの答弁。 新しい農業形態、それも規模の大きいものとして地元からの雇用も含めて、確実にこの事業は達成されると期待するが、その点の見込みについてただしたところ、事業計画によると、販路の計画としては、業務用農産物の卸大手や外食産業の大手などに対して出荷する。具体的には、卸大手の東京のデリカフーズ株式会社と、外食産業大手すかいらーくグループで、市内ではガストがある。また、雇用の予定人数では、パート従業員として25人から30人程度を主に地元から採用する予定となっている。との答弁。 プロポーザル審査内容で、まず、審査の評点が200点満点で最低基準点は120点で設定しているが、具体的な審査の結果、7名の委員が、それぞれの項目評価をした結果129.9点となっている。相対で見れば最低基準点を超えているものの、それぞれの評価内容を具体的に見て、本当にこの業者が、市の目的や期待していることがやれるのかというところに一抹の不安を感じる。今回この業者と契約をするとした市の考えについてただしたところ、全体的に見て、確かに点数的に低い部分もあり、実績や地域貢献の部分では確かに地元でないことから大分下がっている部分があるが、総体的には十分やれる会社だと判断したとの答弁。 本契約までの流れと契約金額が一定以上になる場合、随意契約により仮契約を締結するということだが、具体的にこの会社にどのように対応するのかただしたところ、本契約までの流れで、今回の契約は、プロポーザルの後に見積もり合わせをして、その後随意契約ということで仮契約を締結している。本契約保証金は、契約金額の10分の1以上の額について、現金もしくは金融機関または東日本建設業などの保証会社等々があるので、そういった保証を付していただく予定で考えているとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、請願第2号 震災復興記念館(仮称)建設に関する請願について。 審査の過程では、請願者を参考人として招致し、請願内容について質疑し、以下のとおりでしたので御報告をいたします。 まず、請願者からこれまでの経緯と趣旨について、詳しく述べていただき、その後質疑に入りました。 質疑では、資料の中で2枚の図面をいただいているが、想定する希望の土地があるのか、あくまでも案ということなのかただしたところ、この図面は、御存じのとおり大井・塚原の間で、塚原の地域になっており、そこは、やごみ-家が混みあっている・家の密集地という意味ですが-もなく、後ろは田んぼみたいな状況で広い空間、土地があって活用できると思っているとの答弁。 請願の趣旨はわかるが、この建設費用維持管理費などについては何か考えがあるのかただしたところ、場所については、地元の全面的な協力が必要だと思っている。予算に関しては、執行者ではないので金額は出せません。維持管理も南相馬市全体でやるしかないのかなと考えているが、いろんな形でNPO法人ということで、そういう団体等の立ち上げも必要かと思っているとの答弁。 請願の趣旨は、震災を忘れないという意味から、否定するものではないが、ある程度計画が固まってしまうと、市民の税金を使った中でやるとすれば、全体に理解をしてもらわなければならないという場面もある。この図面は希望的参考資料という位置づけで、柔軟性を持った提案ということなのかただしたところ、皆様の絶対なる支援が必要だと思っており、臨機応変に、皆さんに力をもらわないとできない。そういう考えでよろしくお願いしますとの答弁。 参考人の質疑終了後、委員からの意見を求めたところ、趣旨とすれば震災復興記念館(仮称)であり、20キロメートル圏内にあるが必ずしも限定ではない。しかし、こういう記念館をつくってほしいという説明であり、請願の趣旨を見ても、例えば資料を収集・保存し、日本国内のみならず世界に向け発信し続けていきたいと、後世に語り継いでいく内容で記されている。今後予算や維持管理費等も含めて精査する必要はあるが、委員会として趣旨採択すべきであるとの意見がありました。 審査の結果、請願第2号 震災復興記念館(仮称)建設に関する請願は、20キロメートル圏内にあっても放射線量が比較的低い地域を持ち安全・安心感の持てる小高区が最適の地であると考えることから、下記の理由により及び「記」以下の部分を除く形の一部採択すべきであると決しました。 ○議長(平田武君) ただいまの総務常任委員長の報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって総務常任委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております、議案第164号 相馬市行政嘱託員設置に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案165号 南相馬市真野交流センター条例制定について、議案第166号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第167号 南相馬市税条例の一部を改正する条例制定について、議案第168号 南相馬市東日本大震災による津波被災者に対する固定資産税の減免に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第169号 南相馬市原子力災害による被災者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第194号 工事請負契約の締結について、議案第195号 工事請負契約の締結について及び議案第196号 工事請負契約の締結について、議案9件並びに請願第2号 震災復興記念館(仮称)建設に関する請願の請願1件については総務常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案9件及び請願1件については、原案とおり可決されました。 お諮りいたします。 総務常任委員長から、目下総務常任委員会において審査中の陳情第7号 「玄関から玄関まで」の「乗り合いタクシー」(デマンドタクシー)の実現を求める陳情の陳情1件については、継続審査の申出書が提出されております。本申出書のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの陳情1件については、閉会中の継続審査に付することに決しました。 お諮りいたします。 総務常任委員長から、閉会中における調査活動として、南相馬市公共交通体系検討状況についての申出書が提出されております。本申出書のとおり、閉会中の調査活動を許すことに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、総務常任委員会の閉会中の調査活動は、これを許すことに決しました。 次に、議案第170号、議案第171号、議案第181号、議案第190号、議案第191号、議案第192号及び議案第193号の議案7件を一括議題といたします。 本件について文教福祉常任委員長の報告を求めます。 文教福祉常任委員長奥村健郎君。     (文教福祉常任委員長 奥村健郎君 登  壇) ◎文教福祉常任委員長奥村健郎君) 文教福祉常任委員会に付託となりました、議案第170号、議案第171号、議案第181号、議案第190号、議案第191号、議案第192号及び議案第193号の議案7件について、その審査の過程と結果について御報告いたします。 まず、議案第170号 南相馬市ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。 審査では、県の補助金交付要綱の改正に伴い、いわゆるDVに係る保護命令を受けた児童をこの医療費助成の対象にする旨の改正であるが、本市におけるDVの実態はどうなっているのかとただすと、現時点において、本事業に係る相談件数は1件である。また相双保健福祉事務所で受けた相双管内のDVの相談件数は、平成24年度は52件、平成25年度は33件、平成26年度は31件、平成27年度の11月末現在で29件であり、そのうち南相馬市内相談件数は17件となっているとの答弁。 次に、保護命令を受けた児童を対象にするとのことだが、実際の運用においては保護命令を受けないまでも、グレーゾーンにいるような児童はどのように判断するのかとただすと、今回の改正では、あくまでも地方裁判所が発行する保護命令決定書の謄本及び確定証明書をもって判断することになる。グレーゾーンにいるような児童に対しては、相談機関につなぎ、必要な手続きを進めることが必要であると考えているとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第171号 南相馬市八沢児童クラブ施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第181号 平成27年度南相馬市病院事業会計補正予算についてであります。 審査では、今回の補正予算では、電子カルテシステム導入事業が計上されているが、実際に電子カルテシステムが運用されたときの受診体制はどのようになっていくのか。また、かかりつけ医との関係はどのようになっていくのかとただすと、電子カルテ導入に伴う受診体制であるが、患者本人自動再来受付機で受け付けをし、その後に診察という流れになる。今までは患者本人がカルテを持って診察や検査のために院内を移動していたが、電子化に伴い順番に指定されたとおり回るだけでよく、会計も時間短縮が図れる。かかりつけ医についても、今までどおり紹介があった患者を診察の時間にうまく組み入れて診察するという流れになるが、今後、相馬郡医師会が進めている「のまおいネット」に接続されることになれば、レントゲンや血液検査の結果などを共有でき、限られた医療資源を有効に活用することができるものと考えている。さらには、全県的に進められている「キビタン健康ネット」に接続することも考えているとの答弁。 次に、脳卒中センター施設概要については、脳神経外科だけではなくリハビリテーション科と小児科も記載されているが、これは場所が移動されるだけでなく、さらなる充実が図られるものなのかとただすと、本院と脳卒中センターの通路に当たる部分にあるリハビリテーション科と小児科は、建物建設後にそちらで診察することになるが、小児科については、現在医師の確保ができない状況であり、県立医大には引き続き要望していきたい。またリハビリテーション科については、回復期の病床として4階に50床があり、十分な充実を図っていると捉えているとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第190号 公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。審査では、今回の指定管理者の候補を見ると前回との継続となっている。エントリーした団体が1団体となっているが、前回と今回とでエントリーしたときの評価にどの程度改善が見られるのか。評価が前回より悪ければ、きちんと指摘した上で改善を求めるべきではないかとただすと、今回は5年の期間で指定管理をお願いすることになるが、指定管理者になると、年に1回、実績報告書に基づき審査委員会により評価がされる。今回候補となっている団体は、当該審査委員会ではB評価であり、適正であると認められている。また小高区内のスポーツ施設であることから、避難指示区域の解除がなされた後の利用者をふやす取り組みなどの自主事業が、前回の更新時よりも優れていたと評価されているとの答弁。 次に、小高のスポーツ施設であることから、ごみの問題など、小高特有の困難な事情があると考えるが、4月以降においては、そういった環境は改善される見込みなのかとただすと、この候補者が議決されると、今後、指定管理の運営に係る協議の場を持つことになる。この中で御指摘の件についても十分協議し、利用者に影響がないよう進めていきたいとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきと決しました。 次に、議案第191号 公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきと決しました。 次に、議案第192号 公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。 審査では、1つの指定管理者が13もの施設を管理することになるが、管理運営は問題なく行える体制が整っているのかとただすと、この候補者は平成21年度からの継続となるが、拠点としてスポーツセンターに事務所を構え、それぞれの申請や許可等の事務を行っている。指定管理の募集要項の中に、スタッフ数の目安なども示しており、それをクリアしていることから、問題なく管理運営はできるものと考えているとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第193号 公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきと決しました。 ○議長(平田武君) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって文教福祉常任委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております、議案第170号 南相馬市ひとり親家庭医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第171号 南相馬市八沢児童クラブ施設条例の一部を改正する条例制定について、議案第181号 平成27年度南相馬市病院事業会計補正予算について、議案第190号 公の施設に係る指定管理者の指定について、議案第191号 公の施設に係る指定管理者の指定について、議案第192号 公の施設に係る指定管理者の指定について及び議案第193号 公の施設に係る指定管理者の指定についての議案7件については、文教福祉常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案7件については、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 文教福祉常任委員長から、目下、文教福祉常任委員会において審査中の請願第6号 小高区小中学校本校再開時期平成28年度2学期の変更を求める請願の請願1件及び陳情第6号 共生型復興住宅(シェアハウス)に関する陳情の陳情1件については、継続審査の申出書が提出されております。本申出書のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの請願1件及び陳情1件については、閉会中の継続審査に付することに決しました。 文教福祉常任委員長から、閉会中における調査活動として、小高病院の状況調査について及び市内介護施設の状況調査について並びに小高区の学校再開に向けた状況調査についての申出書が提出されております。本申出書のとおり、閉会中の調査活動を許すことに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、文教福祉常任委員会の閉会中の調査活動は、これを許すことに決しました。 次に、議案第172号、議案第173号、議案第175号、議案第176号、議案第177号、議案第178号、議案第179号、議案第180号、議案第182号、議案第183号、議案第184号、議案第185号、議案第186号、議案第187号、議案第188号及び議案第189号の議案16件並びに陳情第5号の陳情1件を一括議題といたします。 本件について建設経済常任委員長の報告を求めます。 建設経済常任委員長、中川庄一君。     (建設経済常任委員長 中川庄一君 登  壇) ◎建設経済常任委員長(中川庄一君) 建設経済常任委員会に付託となりました議案第172号、議案第173号、議案第175号、議案第176号、議案第177号、議案第178号、議案第179号、議案第180号、議案第182号、議案第183号、議案第184号、議案第185号、議案第186号、議案第187号、議案第188号及び議案第189号について、並びに陳情第5号について、調査の経過と結果について御報告いたします。 初めに、議案第172号 南相馬市農業委員会の委員の定数に関する条例制定についてであります。 今後の選定基準についてただしたところ、19名を農業委員に任命するに当たり、3名をJA、土地改良区、農業共済の農業団体関係者から各1名を推薦いただき、1名は農業に利害関係のない方、例えば弁護士や大学教授、学校の先生のOBなどから選定する。残りの15名のうち10名弱は地区からの推薦を求め、残り数名については公募を行う。公募された方については、選考委員会設置要綱を設け、選考委員会の中で認定農業者であることなどのルールをもって選定するとの答弁。 次に、今まで農業委員会の中にあった女性枠についての考えをただしたところ、今般の改正に基づき、国からは努力義務として女性、青年も積極的に登用するよう示されいることから、推薦や公募の中で女性、青年を優先して選定していく方向で考えているとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第173号 南相馬市農地利用最適化推進委員の定数に関する条例制定についてであります。 35名の選定方法についてただしたところ、35名の選定については、現行の農業委員としての地区割りを基本としていく。小高区は10地区、鹿島区は9地区、原町区は16地区と考え、1地区当たり4あるいは5の字をまとめた形を1地区として形成することで考えている。南相馬市の農地面積は農地基本台帳上、田畑をあわせて9,500ヘクタール程度であることから、1人当たり300ヘクタール前後で担当をしていただくとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第175号 平成27年度南相馬市簡易水道事業特別会計補正予算についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第176号 平成27年度南相馬市亜炭公害復旧施設維持管理事業特別会計補正予算についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第177号 平成27年度南相馬市農業集落排水事業特別会計補正予算についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第178号 平成27年度南相馬市工場用地等整備事業特別会計補正予算についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第179号 平成27年度南相馬市宅地造成事業特別会計補正予算についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第180号 平成27年度南相馬市水道事業会計補正予算についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第182号 平成27年度南相馬市下水道事業会計補正予算についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第183号 工事請負変更契約の締結についてであります。 工事に関して材料費、人件費の上昇率についてただしたところ、木工事について、材料費が高騰していることで資材費は80%の増、人件費は代表的な大工手間については約12%の増との答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第184号 工事請負変更契約の締結についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第185号 財産の取得についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第186号及び議案第187号の財産の取得についての議案2件については、一括して説明を受け、農業機械の年間バランスについてただしたところ、今回の発注する機械は、3月に納品される耕うん、代かきなど春先に必要なものであり、コンバイン等収穫の時期に必要な農業用機械については、収穫の時期にあわせて貸与を進めるとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第188号 公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第189号 公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、陳情第5号 子育て世帯への定住奨励金についてであります。 本案は、願意妥当であり、採決すべきと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(平田武君) ただいまの建設経済常任委員長の報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(平田武君) なければ、これをもって建設経済常任委員長に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております、議案第172号 南相馬市農業委員会の委員の定数に関する条例制定について、議案第173号 南相馬市農地利用最適化推進委員の定数に関する条例制定について、議案第175号 平成27年度南相馬市簡易水道事業特別会計補正予算について、議案第176号 平成27年度南相馬市亜炭公害復旧施設維持管理事業特別会計補正予算について、議案第177号 平成27年度南相馬市農業集落排水事業特別会計補正予算について、議案第178号 平成27年度南相馬市工場用地等整備事業特別会計補正予算について、議案第179号 平成27年度南相馬市宅地造成事業特別会計補正予算について、議案第180号 平成27年度南相馬市水道事業会計補正予算について、議案第182号 平成27年度南相馬市下水道事業会計補正予算について、議案第183号 工事請負変更契約の締結について、議案第184号 工事請負変更契約の締結について、議案第185号 財産の取得について、議案第186号 財産の取得について、議案第187号 財産の取得について、議案第188号 公の施設に係る指定管理者の指定について及び議案第189号 公の施設に係る指定管理者の指定についての議案16件並びに陳情第5号 子育て世帯への定住奨励金についての陳情1件については、建設経済常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案16件及び陳情1件については、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 建設経済常任委員長から、閉会中における調査活動として、平成25年産米の基準値超過の発生要因に係る調査についての申出書が提出されております。本申出書のとおり、閉会中の調査活動を許すことに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、建設経済常任委員会の閉会中の調査活動は、これを許すことに決しました。 次に、議案第174号 平成27年度南相馬市一般会計補正予算についてを議題といたします。 本件について、総務常任委員長の報告を求めます。 総務常任委員長小川尚一君。     (総務常任委員長 小川尚一君 登  壇) ◎総務常任委員長小川尚一君) 総務常任委員会に付託になりました、議案第174号平成27年度南相馬市一般会計補正予算のうち、他の委員会に属する部分を除いた部分について、その審査の過程と結果について御報告いたします。 審査の過程では、まず、第1表歳入中、1款市税、1項市民税について、平成26年度の決算と対比すると均等割額と法人税割額がマイナスになっているが、こういう傾向はこれからも続くのかただしたところ、平成26年度は、国税申告納付期限が平成27年3月31日で終了したことに伴い、過年分の法人市民税の申告納付件数がふえたことにより、その影響額がおよそ1億5千万円で、平成27年度と比較すると若干減少している。今後は、過年分の申告納付件数は減少してくるので、大幅にふえるということは考えていないとの答弁。 次に、歳出中、2款総務費、1項総務管理費について、1目一般管理費の512南相馬市制10周年記念式典事業について、今回は参加者分という理解でよいのか。また、用意する数についてただしたところ、趣旨としては、市民全体でお祝いするという趣旨だが、今回補正計上したものは、出席者への記念品で、扇子400本は来賓として御招待を申し上げている方々の部分。クリアファイル1,200枚は、当日いらっしゃった一般の市民の方々を含めて渡す。手提げ袋は400で、来賓の方々にお贈りするとの答弁。 6目車両管理費の017車両管理一般経費について、73台という車両の数だが、走行距離や使用年数が長期・長距離になっている車両もあると思うが、車両管理を今後どういうふうに進めていくのかただしたところ、震災に伴う復旧・復興事業の増に伴い職員もふえ、それに伴い公用車を使用する機会もかなりふえている。現在のところはある意味では不足しているような状況になっている。今後、復旧・復興事業が落ちついて、派遣職員や任期付職員の数も減少することが見込まれるので、それに伴い公用車の台数のあり方についても検討していきたいとの答弁。 また、4項選挙費について、1目選挙管理委員会費の017選挙管理委員会一般経費で、南相馬市として、18歳、19歳の選挙人は、何人ぐらいを想定しているかただしたところ、12月2日に定時登録をしたが、その時を18歳と仮定した場合1,149人が増加する予定との答弁。 市全体の有権者数は、この時点でどれぐらいの人数になるのか。また、今回の法改正で来年の参議院議員選挙の期日前投票についてただしたところ、12月2日現在の選挙人名簿登録者で男女合計で5万3,934人、それに1,149人を加えると、5万5,083人となる予定。 また、国政選挙の18歳の選挙権年齢と期日前投票の関係で、期日前投票は告示日の次の日からで、一方、選挙権は基準日までに本市に転入して引き続き3カ月たった者、もしくは投票日で18歳になった者を登録することになるが、期日前投票時点で年齢未達者の方は不在者投票制度を活用し、不在者投票で行うよう指示される仕組みになっており影響はないとの答弁。 次に、9款消防費、2項東日本大震災消防対策費について。 1目消防対策費、500防災備蓄倉庫整備事業で、何カ所で何人分を予定しているのかただしたところ、今回、原町区の1カ所については、避難者を9千人と想定し、食料等については、おおむね3日分を想定した内容であるとの答弁。 この前の経験からすれば、備蓄にはきめ細かくやる必要があるのではないかただしたところ、備蓄分の食料品については、水が1番重要で、想定で500ミリリットルボトルで約16万2千本。これは、3日分で1日当たり3リットルと計算した。そのほか、高齢者から乳幼児ということで哺乳瓶や、高齢者ではアルファ米のおかゆができるようなものを今後検討していく。アレルギーを持っていらっしゃる方への対応など踏み込んだ検討もしていく。また、灯油に関しては扱いが難しいので、備蓄できるかまだ考えていない。運搬用の一輪車やリヤカーのようなものは、場所をとるため建築面積を見ながら検討していくとの答弁。 規模・面積、おおむねどのぐらいで想定しているのかただしたところ、現在700平方メートルを想定しているとの答弁。 具体的な場所についてただしたところ、萱浜の県のオフサイトセンターの東側で、約9千平方メートルある市有地を考えているとの答弁。 次に、第4表債務負担行為補正について、防犯カメラシステム設備借上料も南相馬市内で必要とされるものは、平成32年度までには完了するという理解でよいのかただしたところ、防犯カメラシステムの借り上げについては、市内19カ所、小高区16カ所、原町区3カ所の借り上げに対する債務負担で、平成32年度まで借り上げをするための設定をするものとの答弁。 契約、事業精査をした結果、期間が延びるということで繰越明許等を設定するのだが、防犯カメラシステム設備の借り上げ料が、今になって次年度分以降の債務負担が上がるのは、契約方法、事業内容を変えたということなのかただしたところ、福島原子力災害避難区域等帰還・再生加速事業委託金ということで、復興庁の委託金を活用して行う事業だが、復興庁との協議の中で当初単年度での契約を考えていたが、財源の関係上、債務負担を設定したほうが財源確保できるという協議の結果が出たところから、今回の債務負担行為を設定するものであるとの答弁がございました。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 ○議長(平田武君) ただいまの総務常任委員長の報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって総務常任委員長に対する質疑を終わります。 次に、文教福祉常任委員長の報告を求めてまいります。 文教福祉常任委員長奥村健郎君。     (文教福祉常任委員長 奥村健郎君 登  壇) ◎文教福祉常任委員長奥村健郎君) 平成27年度南相馬市一般会計補正予算のうち、市民生活部、健康福祉部及び教育委員会の所管に属する歳出について、その審査の過程と結果について御報告いたします。 まず、3款民生費、1項社会福祉費であります。 高松ホーム営繕事業費について、特別浴室が必要な方がふえているとのことだが、今までと比べてどのくらいふえているのかとただすと、高松ホームが施設改修を行った昭和63年当時は1名であった。その後、介護保険等の法改正もあり、震災後は特に特別養護老人ホーム等への移行が進まない状況にある。入所者の高齢化により一般浴から特別浴が必要な方がふえており、入所者54名中25名が現在特別浴室を使用している。またそのほかに3名がデイサービスを使って入浴しているとの答弁。 次に、この補正予算は特別浴室の改修のための設計費となっているが、今後の工事はどのようなスケジュールで進むのか。さらには約半数の方が特別浴室を使用している中で、工事が完了するまではどのように入浴するのかとただすと、スケジュールについては、設計を今年度中に完了させ、来年度の5月に工事の入札を行いたい。実際の工事は6月から9月の間になるが、特別浴室が使用できないときは、現在の浴室を使用してシャワー対応でしのいでいきたいとの答弁。 次に、3款民生費、2項児童福祉費であります。 児童センター・児童クラブ施設営繕事業について、トイレの数を5個から9個にふやしたとのことであるが、児童数とトイレの数の見合いはどのように規定されているのかとただすと、今回は、児童数に応じたトイレの数という捉え方はしていない。改修の理由として、現在は男女兼用のトイレであったところから、男女別のトイレに改修するものである。今後は各児童クラブの生徒数に見合ったトイレの数を調査・研究しながら対応していきたいとの答弁。 次に、4款衛生費、1項保健衛生費であります。 健康診査事業について、対象者一人一人に健康診断に係る個別通知をし、各人から申込書の返信をいただくための郵送料の増額ということだが、これはそもそも従前どおりの通知がされていたものをさらに追加で送付するということなのか。また、個別に通知したことの効果を検証し、次年度以降の通知の方法を検討すべきではないかとただすと、平成27年度分の申込書を今年度中に追加で送付するものではなく、新規で平成28年度分の申し込みを受けるべく送付するものである。また今回は、申込書の中に受けない場合は受けない理由を記載いただき確認をすることになっている。それを今後集計しながら、どういう傾向があるのかを含めて今後の対策に生かしたいと考えているとの答弁。 次に、4款衛生費、5項東日本大震災衛生対策費であります。 被災市町村健康推進事業について、従来は事業ごとにチラシをつくっていたが、それを集約しガイドブックを作成するとのことである。従前のチラシに対する市民の反応を踏まえての改善だと思うが、どのような検討がなされてガイドブックにするに至ったのかとただすと、健康づくり推進協議会において、他の自治体の先進事例を調査した経緯があり、その中で情報を一元化した広報の取り組み事例があった。また健康づくり推進協議会からも、健康づくり課の事業が見えないとの意見があったことから、情報を一元化して伝えたほうがよりわかりやすい情報提供ではないかとの結論に至ったものであるとの答弁。 次に、4款衛生費、6項原子力災害衛生対策費であります。 医療施設生活環境整備事業について、小高区の2医療機関の再開に向けて清掃作業などを行うとのことである。当初、平成28年4月を避難指示区域の解除目標としていたが、市長答弁として来年2月に最終判断をしたいとのことであった。仮に平成28年4月に解除とならなかった場合、その2医療機関の再開については、どのように考えているのかとただすと、当該2医療機関とは、執行部としても緊密に情報交換をしているところである。この中でも、解除目標時期は4月ということで話をしてきたところであり、そこへ向けて医療機関側としても準備を進めている。それでも4月に完全に再開するのは難しく、週に2日程度の見込みで準備を進めているとの答弁。 次に、10款教育費、2項小学校費であります。 小学校教育振興一般経費について、小学校で採用された国語の教科書が、東京書籍から光村図書出版に変更になったとのことだが、その背景にはどのようなものがあったのかただすと、教科書は4年に一度採沢の事務が行われるが、昨年度にその審議会が開催された。全国的には光村図書出版を使用しているところが多いが、文学教材を重点的に扱っているという特徴がある。そのことから、本を読む楽しさ、人の生き方を考えることも国語として重要であるとの評価がされ、変更されることとなったとの答弁。 次に、10款教育費、4項幼稚園費であります。 私立幼稚園施設型給付事業について、子ども子育て支援制度の中で新たに設けられたものであるが、現在、新制度に移行している幼稚園は、市内の3つの私立幼稚園の中で1つの幼稚園にとどまっている。新制度への移行はメリット・デメリットがあると思うが、残りの2つの幼稚園については、どのような考えがあって移行していないと考えているのかとただすと、この新制度が始まる以前は、私立幼稚園はいわゆる私学助成で主に運営されてきたが、新制度においてはサービスを受ける方への個人給付になり、法定代理受領により事業者に給付費が支払われることになる。新制度への移行はそれぞれの幼稚園の選択制となっているが、制度発足と同時に移行したのは市内では当該幼稚園1カ所のみとなっている。他の幼稚園は、制度が始まったばかりで詳細が見えないため注意が必要であると判断していたものと考えている。ただし、最近の状況だと、残りの2つの幼稚園のうち1つの幼稚園で、平成28年度から新制度へ移行したいという考えが示されているとの答弁。 次に、10款教育費、5項社会教育費であります。 市民情報交流センター管理運営費について、震災前は警備員を配置していたが、震災から今まで警備員を配置していないとのことである。今般、どのような事情があり警備員を配置することになったのかとただすと、昨年の11月からこれまで6回にわたり警察へ通報する事件があった。その内容は、復興事業で本市に来ている方の館内での暴力行為や秩序を乱す行為、また一般の市民の方であっても、閉館時間になってもなかなか退去しないといったことがあり、今回の計上となったとの答弁。 次に、10款教育費、8項原子力災害教育対策費であります。 小高区小中学校再開事業について、今回の補正額として7,100万円ほどが計上されているが、再開に向けての準備としてはこれで十分という考えなのか。また今回、小学校で460万円、中学校で1,600万円の備品が計上されているが、その主だったものは何があるのかとただすと、学校再開に向けては最低限必要なものはこれで全てになるが、小高中学校のグラウンド整備の一部を文部科学省の補助の関係で新年度以降に着手する。またパソコンについても、最新のパソコンを整備したいとの考えから、新年度に計上する予定である。また、主だった備品について、小高小学校では児童机、いす、運動用のマットなどである。また小高中学校では書棚やいす、マットなどである。小高中学校は震災当時に避難所として使われていたため、備品に傷みが生じたこともあり、予算的にも小高中学校の備品関係がふえているとの答弁。 以上、審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 ○議長(平田武君) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑に入ります。 18番、小川尚一君。 ◆18番(小川尚一君) まず、予算書32ページ、3款2項4目保育園費の保育園管理運営事業の部分でありますが、嘱託職員増員による賃金増額等でございます。 保育師確保については、行政も民間もなかなか厳しい状況なので、この対応は理解をするのですが、民間との連携といいますか、そういった影響及ぼすということはないのか確認をさせていただきたいと思います。 次に、34ページ、4款1項7目健康増進費、600健康診査事業の部分ですが、質疑をいたしておりますし、さらに今委員長の報告をいただきました。再発送というようなことではなくて、受診に対しての意見、受ける・受けない理由などを記入して送り返していただくということで、これからの対応にする。それをデータとして生かすんだということでしたが、返信すらない方もいらっしゃると思うんです。そういった部分も、このたびは個別に出すわけですから、そういった返信のない方の部分もどういう状況なのかというところを把握して初めて受診率の向上につながると思うんですけれども、こういった質疑があったかどうか伺いしたいと思います。 ○議長(平田武君) 文教福祉常任委員長。 ◎文教福祉常任委員長奥村健郎君) まず、3款2項4目022保育園管理運営事業費でありますけども、今ほど賃金増額でのという部分、この部分での質疑応答直接はありませんでした。ただ、今回募集に当たっては、民間を圧迫するようなことがないようそういった部分をそれぞれ私立の幼稚園と十分協議をした中で進めていくということでお話しがありました。 続いて、2つ目の健康診査事業でありますけども、先ほど委員長の報告でもございましたとおり、初めての試みということで、ただ今小川委員がお話しされたような返事すらないという部分、そういった部分については今後この方式をやってみることによってどの程度あるか、その辺も含めて検証していきたいとの答弁でありました。 ○議長(平田武君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって文教福祉常任委員長の報告に対する質疑を終わります。 ここで暫時休憩といたします。                     午前11時07分 休  憩                     午前11時15分 再  開 ○議長(平田武君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 委員長の報告を求めてまいります。 次に、建設経済常任委員長の報告を求めます。 建設経済常任委員長、中川庄一君。     (建設経済常任委員長 中川庄一君 登  壇) ◎建設経済常任委員長(中川庄一君) 平成27年度南相馬市一般会計補正予算について、第1表中、歳出予算のうち建設部、経済部の所管に関する歳出について、その審査の過程と結果について御報告をいたします。 初めに、4款衛生費、2項清掃費、浄化槽設置整備事業補助金についてであります。 撤去数の減少の要因についてただしたところ、環境型社会形成推進交付金事業は、環境整備のために汲み取り便槽や単独浄化槽から合併浄化槽への切りかえを誘導するための事業であり、震災前は、そのような合併浄化槽への切りかえが多かった。震災以降は、移転する方が多く、新築にあわせて最初から合併浄化槽を設置するところが増え、切りかえが減少している。切りかえが減少したことで、撤去数が減少しているとの答弁。 次に、7款商工費、1項商工費、SA利活用拠点整備事業についてであります。 パークアンドライドの詳細についてただしたところ、パークアンドライドは、サービスエリア利活用拠点整備事業基本計画の中に位置づけられており、現在、国道6号線を使った高速バスがあるが、それが将来的に高速道路に移っていくという話があり、その際に、高速バス利用を目的として、自家用車から乗り換えを行う形が今後見込まれることから、駐車場を整備するものとの答弁。 次に、7款商工費、2項東日本大震災商工対策費、復興支援ツアー誘致事業についてであります。 今後のツアー客増加につなげるための方向性についてただしたところ、市内に来ていただき現状を見ていただく。また、市内のお店を使っていただくことは、経済的な面でなく、風評被害を払拭することにもつながることから、引き続き委託先である観光協会、ボランティアガイド等との連携を深めながら事業の充実に努めていきたいとの答弁。 次に、8款土木費、6項東日本大震災土木対策費費、仮設住宅管理一般経費についてであります。 今後の仮設住宅の方向性についてただしたところ、平成27年度内に仮設住宅の集約の方向性について地権者、自治会長とも交渉を重ねながら検討することで進めている。入居者に方向性を伝えていくのは、平成28年度以降になるとの答弁。 仮設住宅撤去者への指導についてただしたところ、撤去の際の指導については見直しを行い、大掃除程度ということで統一している。また、市営住宅を利用した仮設住宅について、撤去時の備品の取り扱いについては、再利用できるものはするという考えで再検討をしたとの答弁。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(平田武君) ただいまの建設経済常任委員長の報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって建設経済常任委員長の報告に対する質疑を終わります。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第174号 平成27年度南相馬市一般会計補正予算については、委員長報告のとおり決することに御異議がありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第174号については原案のとおり可決されました。 次に、東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員長の中間報告を議題といたします。 本件について、東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員長の中間報告を求めます。 東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員長、水井清光君。     (東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員長 水井清光君 登 壇) ◎東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員長(水井清光君) 東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員会の設置から1年を経過しようとしておりますことから、これまでの委員会の活動についてここに中間報告をいたします。 本委員会は、東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故による被害とその対策に関する調査・研究を通じ本市の復旧・復興に資することを目的として平成26年12月22日に設置されました。 委員構成は、議長及び副議長を除く議員全員で、設置の期間は平成28年11月30日までであります。 本委員会では、この設置目的に沿い、委員会を開催し東京電力福島第一原子力発電所などへの現地調査や関係各機関への働きかけなど、さまざまな活動を行ってきたところであります。 委員会活動の詳細については、お手元に配付してありますとおりでございますが、委員会の設置からこれまでの間10回にわたり委員会を開催するとともに、要望活動や意見書の提出などを行ってまいりました。 次に、今後の活動の方向であります。東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故から4年以上が経過しましたが、本市では山積する課題に的確に対応するため、震災後のまちづくりの指針となる南相馬市復興総合計画を策定し、各種の施策目標を掲げながらさまざまな事業に取り組んでいるところであります。 そのような中、防災集団移転や災害公営住宅、子供の遊び場の設置など復旧・復興事業の一部には一定の進捗は見られるもののいまだ多くの方が避難を継続している状況にあり、市民が十分な復興を実感できる段階には至っておりません。安心・安全な市民生活を取り戻し、復興を実感できるようにするためには、地域経済産業の回復、都市基盤や生活基盤の回復など多くの課題がありますが、いずれも急を要するものばかりであります。市民と一体となったスピード感ある取り組みが求められているところであります。 また、平成25年度産米の放射性物質基準値超過の原因が特定されないことや、避難指示区域などが複雑に設定されたことによる格差の問題、さらには放射線が人体に及ぼす影響など福島第一原子力発電所事故に伴う影響が市民生活に大きな影を落としていることから、国などの関係機関に対してはこれらの問題に対する解決と支援を強く求めていく必要があります。 今後の本特別委員会の取り組みとして、国・県などの関係機関への働きかけを継続して行い、復興総合計画を強力に推進させるとともに、市民に寄り添い、声なき声に耳を傾け、一刻も早い本市の再生・自立を実現させるべく、各種の調査を行ってことといたします。 以上を踏まえ、今後も特別委員会活動を継続していくものであります。 以上、報告といたします。 ○議長(平田武君) 東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員長の中間報告は以上のとおりでありますので、御了承を願いたいと思います。 △日程第2 議案第197号 監査委員の選任につき同意を求めることに              ついて △日程第3 議案第198号 固定資産評価審査委員会の委員の選任につ              き同意を求めることについて △日程第4 議案第199号 固定資産評価審査委員会の委員の選任につ              き同意を求めることについて △日程第5 議案第200号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めるこ              とについて ○議長(平田武君) 監査委員の選任につき同意を求めることについて、日程第3、議案第198号 固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて、日程第4、議案第199号 固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて、日程第5、議案第200号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての議案4件を一括議題といたします。 市長より、提案理由の説明を求めます。 市長、桜井勝延君。     (市長 桜井勝延君 登  壇) ◎市長(桜井勝延君) 本日、ここに議案4件を追加提案いたし、御審議をお願い申し上げる次第であります。 議案第197号 監査委員の選任につき同意を求めることについては、監査委員のうち1人の委員が平成28年3月22日をもって任期満了となるので、その後任の委員として林秀之氏を選任するため地方自治法第196条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。 議案第198号及び議案第199号、固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについては、固定資産評価審査委員の委員会の委員のうち2人の委員が、平成28年3月5日をもって任期満了となるので、その後任の委員として佐藤金雄氏を再び選任し、西山健司氏を新たに選任するため地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。 議案第200号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、人権擁護委員のうち1人の委員が平成28年3月31日をもって任期満了となるので、その後任の委員として 加藤春樹氏を再び選任するため人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。 よろしく御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平田武君) これをもって提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第197号から議案第200号までの議案4件については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第197号から議案第200号までの議案4件については委員会の付託を省略することに決しました。 これより議案第197号 監査委員の選任につき同意を求めることについて質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております、議案第197号については原案に同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第197号は原案に同意することに決しました。 次に、議案第198号 固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております、議案第198号については原案に同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第198号は原案に同意することに決しました。 次に、議案第199号 固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております、議案第199号については原案に同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第199号は原案に同意することに決しました。 次に、議案第200号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております、議案第200号は原案に同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第200号は原案に同意することに決しました。 △日程第6 委員会提出議案第7号 汚染米の原因究明を政府が責任をも                 って解明することを求める意見書の                 提出について ○議長(平田武君) 汚染米の原因究明を政府が責任をもって解明することを求める意見書の提出についてを議題といたします。 本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 提出者、建設経済常任委員長、中川庄一君。 ◎建設経済常任委員長(中川庄一君) 汚染米の原因究明を政府が責任をもって解明することを求める意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。 平成25年度産の汚染米の問題については、現在設置されている南相馬市議会の東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員会の中でも議題になりながら、国、県などからも事情を聴取している経過がありますが、現在まで原因が特定されていない、明確になっていない状況であり、市民が十分に納得できる内容になっていません。 また、これは米だけの問題でなく、我々人体にも降り注ぐ恐れのある大変な不安材料を残すことになり、暖昧にはできないものであります。 この問題がうやむやなままに風化することなく、南相馬市民が安心して米をつくり、住み続けるため、汚染米についての原子力規制委員会の発表を再検証するなど、記載の4項目の実現を求め意見書を提出するものであります。 詳細はお手元に配布したとおりでございます。 御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(平田武君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより本案に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております委員会提出議案第7号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの委員会提出議案第7号は、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま意見書が議決されましたが、その字句等の整理を要することにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、字句等の整理は議長に委任することに決しました。 △日程第7 委員会提出議案第8号 南相馬市議会会議規則の一部を改正                 する議会規則制定について ○議長(平田武君) 南相馬市議会会議規則の一部を改正する議会規則制定について、本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 提出者、議会運営委員長、鈴木昌一君。 ◎議会運営委員長(鈴木昌一君) 南相馬市議会会議規則の一部を改正する議会規則制定について、提案理由の説明を申し上げます。 男女共同参画を考慮した議会活動を促進するため、議会への欠席に関する規定の一部を改正するなど、所要の改正を行うものであります。 詳細はお手元に配布したとおりであります。 御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(平田武君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより本案に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております委員会提出議案第8号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの委員会提出議案第8号は、原案のとおり可決されました。 △日程第8 委員会提出議案第9号 議会改革検討特別委員会の設置につ                 いて ○議長(平田武君) 議会改革検討特別委員会の設置についてを議題といたします。 本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 提出者、議会運営委員長、鈴木昌一君。 ◎議会運営委員長(鈴木昌一君) 議会改革検討特別委員会の設置について、提案理由の説明を申し上げます。 議会の運営及び情報公開・発信等に関する調査・研究を通じ、本市議会の活性化に資するため、地方自治法第109条及び南相馬市委員会条例第6条の規定により特別委員会を設置するものであります。 委員会の名称は「議会改革検討特別委員会」。 委員は各常任委員会から2名を選出し6名とする。 付議事件は「議会の運営及び情報公開・発信等に関する調査・研究」であります。 また、設置期間を平成28年11月30日までとし、委員会の性質上、議会の閉会中も必要に応じ活動を認めるものであります。 御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(平田武君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより本案に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております委員会提出議案第9号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの委員会提出議案第9号は、原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。                     午前11時42分 休  憩                     午前11時43分 再  開 ○議長(平田武君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま設置されました議会改革検討特別委員会の委員の選任を日程第9とし、日程に追加して議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、議会改革検討特別委員会の委員の選任を日程第9とし、日程に追加することに決しました。 △日程第9 追加 議会改革検討特別委員会の委員の選任 ○議長(平田武君) 次に、日程第9、議会改革検討特別委員会の委員の選任を行います。 議会改革検討特別委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、1番、岡﨑義典君、7番、太田淳一君、9番、中川庄一君、12番、荒木千恵子さん、13番、渡部一夫君、15番、水井清光君、以上6名を議会改革検討特別委員にそれぞれ指名いたします。 暫時休憩を入れます。                     午前11時44分 休  憩                     午前11時46分 再  開 ○議長(平田武君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま議会改革検討特別委員会が開催され、委員長、副委員長互選の結果が議長の手元まで報告されておりますので、御報告いたします。 議会改革検討特別委員長に渡部一夫君、同じく副委員長に岡﨑義典君が選任されました。 この際、お諮りいたします。 議会改革検討特別委員会の閉会中の調査活動については、議会改革検討特別委員会の性格及びその目的から見て、これが設置されている間はこれを許すことにしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田武君) 御異議なしと認めます。 よって、議会改革検討特別委員会の閉会中の調査活動は、議会改革検討特別委員会の存続する間は、これを許すことに決しました。 以上で、本日の日程は、全部終了いたしました。 この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 市長、桜井勝延君。     (市長 桜井勝延君 登  壇) ◎市長(桜井勝延君) 第7回南相馬市議会定例会が閉会されるに当たり一言御挨拶を申し上げます。 平成27年12月2日に開会されました今議会定例会におきまして、南相馬市行政嘱託員設置に関する条例の一部を改正する条例制定についてを初め議案37件、報告1件について御審議をお願いいたしましたところ、いずれも御議決を賜り、また9月定例市議会で継続審議となっておりました平成26年度各会計の決算認定などに係る議案15件について御議決及び認定を賜り厚く御礼を申し上げます。 本議会あるいは委員会においていただきました貴重な御意見、御提言を十分に尊重しながら今後の市政運営に反映してまいります。 さて、平成27年度は復興から発展へのスタートの年と位置づけ、除染事業の推進、インフラの整備等の復興事業の推進や避難指示区域の再生に向けた各種事業に取り組んでまいりました。来年度は避難指示区域への本格的な帰還を進めることから新生南相馬市の創生の年と位置づけ市民とともに新たな地域づくりに邁進するため、職員一丸となって取り組んでまいります。 最後に、東日本大震災以降多大な御支援を全国からいただいておりますが、本年度においても職員派遣や交流事業などさまざまな形で御支援いただきましたこと、この場をお借りしまして厚く御礼を申し上げます。 今年も残すところあとわずかとなりました。議員の皆様におかれましては、くれぐれも御自愛をいただきよき新年を迎えられますことを御祈念申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長(平田武君) 以上をもちまして、平成27年第7回南相馬市議会定例会を閉会といたします。                    午前11時50分  閉  会...