南相馬市議会 > 2002-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 南相馬市議会 2002-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 南相馬市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    平成14年 3月 旧原町市定例会(第2回)日  時   平成14年2月25日招集場所   原町市議事堂出席議員(23名) 1番  水井清光君    2番  小川尚一君 3番  平田 武君    4番  横山元栄君 5番  渡部一夫君    6番  坂本恒雄君 7番  松永邦彦君    8番  湊 清一君 9番  斎藤政子さん  10番  白瀬利夫君11番  小林チイさん  12番  高江和衛君13番  渡辺晴夫君   14番  藤原 実君15番  嵐 勝義君   16番  鶴蒔清一君17番  高野正道君   18番  菅野秀一君19番  佐々木昭宣君  21番  末永 武君22番  小林一成君   23番  高田光吉君24番  宝玉義則君欠席議員(なし)出席した事務局職員職氏名局長  石橋敏功君    次長  鈴木利弘君係長  星 博世君    係長  関場英雄君説明のため出席した者の職氏名市長     鈴木寛林君     助役     佐藤家治君収入役    木幡秋男君     教育委員長  菊地清人君教育長    鈴木清身君     監査委員   西 和夫君                 総務企画部総務企画部長 武内 豊君            石橋三男君                 理事                 生活福祉部生活福祉部長 高橋光政君     理事(兼)福祉 遠藤弘一君                 事務所長建設経済部長           教育委員会       佐藤仲男君            渡部紀佐夫君(兼)水道事業所長         事務局理事市立病院             次長(兼)       草野勝征君            中川正勝君事務長              秘書課長次長(兼)            次長(兼)       中川康弘君            遠藤金定君財政課長             生活環境課長次長(兼)            次長(兼)       草野綾子さん           大内光洋君社会福祉課長           都市計画課長次長(兼)            次長(兼)       須江文信君            太田勝敏君商工観光課長           総務課長次長(兼)       阿部敏夫君     農委事務局長 林 一重君文化財課長参事(兼)            参事(兼)        高田 正君            風越清孝君選管事務局長           監査事務局長文書広報課長 志賀敏伯君議事日程 第1号平成14年2月25日(月)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 諸般の報告 第4 議案の提出及び説明(議案第5号から議案第36号まで) 第5 議案第17号 平成13年度原町市一般会計補正予算について                            (質疑、討論、表決) 第6 議案第18号 平成13年度原町市国民健康保険特別会計補正予算について                            (質疑、討論、採決) 第7 議案第19号 平成13年度原町市老人保健特別会計補正予算について                            (質疑、討論、採決) 第8 議案第20号 平成13年度原町市育英資金貸付特別会計補正予算について                            (質疑、討論、採決) 第9 議案第21号 平成13年度原町市太田財産区特別会計補正予算について                            (質疑、討論、採決) 第10 議案第22号 平成13年度原町市下水道事業特別会計補正予算について                            (質疑、討論、採決) 第11 議案第23号 平成13年度原町市文化及びスポーツ振興育成事業特別会計補正予算について                            (質疑、討論、採決) 第12 議案第24号 平成13年度原町市介護保険特別会計補正予算について                            (質疑、討論、採決) 第13 議案第25号 平成13年度原町市水道事業会計補正予算について                            (質疑、討論、採決) 第14 議案第26号 平成13年度原町市病院事業会計補正予算について                            (質疑、討論、採決) 第15 議案第27号 平成13年度原町市訪問看護事業会計補正予算について                            (質疑、討論、採決)   散   会本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 議案の提出及び説明(議案第5号から議案第36号まで)      議案第 5号 平成14年度原町市一般会計予算について      議案第 6号 平成14年度原町市国民健康保険特別会計予算について      議案第 7号 平成14年度原町市老人保健特別会計予算について      議案第 8号 平成14年度原町市育英資金貸付特別会計予算について      議案第 9号 平成14年度原町市太田財産区特別会計予算について      議案第10号 平成14年度原町市下水道事業特別会計予算について      議案第11号 平成14年度原町市文化及びスポーツ振興育成事業特別会計予算について      議案第12号 平成14年度原町市公共用地先行取得事業特別会計予算について      議案第13号 平成14年度原町市介護保険特別会計予算について      議案第14号 平成14年度原町市水道事業会計予算について      議案第15号 平成14年度原町市病院事業会計予算について      議案第16号 平成14年度原町市訪問看護事業会計予算について      議案第17号 平成13年度原町市一般会計補正予算について      議案第18号 平成13年度原町市国民健康保険特別会計補正予算について      議案第19号 平成13年度原町市老人保健特別会計補正予算について      議案第20号 平成13年度原町市育英資金貸付特別会計補正予算について      議案第21号 平成13年度原町市太田財産区特別会計補正予算について      議案第22号 平成13年度原町市下水道事業特別会計補正予算について      議案第23号 平成13年度原町市文化及びスポーツ振興育成事業特別会計補正予算について      議案第24号 平成13年度原町市介護保険特別会計補正予算について      議案第25号 平成13年度原町市水道事業会計補正予算について      議案第26号 平成13年度原町市病院事業会計補正予算について      議案第27号 平成13年度原町市訪問看護事業会計補正予算について      議案第28号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第29号 原町市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第30号 原町市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第31号 原町市公共物管理条例制定について      議案第32号 原町市生涯学習センター条例の一部を改正する条例制定について      議案第33号 原町市文化財保護条例制定について      議案第34号 工事請負契約の締結について      議案第35号 土地の取得について      議案第36号 市道路線の認定及び変更について 日程第5 議案第17号 平成13年度原町市一般会計補正予算について 日程第6 議案第18号 平成13年度原町市国民健康保険特別会計補正予算について 日程第7 議案第19号 平成13年度原町市老人保健特別会計補正予算について 日程第8 議案第20号 平成13年度原町市育英資金貸付特別会計補正予算について 日程第9 議案第21号 平成13年度原町市太田財産区特別会計補正予算について 日程第10 議案第22号 平成13年度原町市下水道事業特別会計補正予算について 日程第11 議案第23号 平成13年度原町市文化及びスポーツ振興育成事業特別会計補正予算について 日程第12 議案第24号 平成13年度原町市介護保険特別会計補正予算について 日程第13 議案第25号 平成13年度原町市水道事業会計補正予算について 日程第14 議案第26号 平成13年度原町市病院事業会計補正予算について 日程第15 議案第27号 平成13年度原町市訪問看護事業会計補正予算について                    午前10時43分 開  会 ○議長(宝玉義則君) ただいまより平成14年第2回原町市議会定例会を開会いたします。 出席議員は定足数に達しております。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事は議事日程第1号をもって進めることといたします。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(宝玉義則君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に、21番、末永武君、22番、小林一成君、1番、水井清光君を指名いたします。 △日程第2 会期の決定 ○議長(宝玉義則君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日より3月14日までの18日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月14日までの18日間と決定いたしました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(宝玉義則君) 次に、日程第3、諸般の報告を行います。 まず、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく平成13年第11回から平成14年第1回までの例月出納検査の結果について議長の手元まで報告されておりますので、報告をいたします。 次に、閉会中における議長活動の主なものについてご報告いたします。 まず、本年1月30日、福島市で開催されました福島県市民交通災害共済組合議会定例会についてでありますが、平成12年度一般会計決算認定をはじめ平成14年度一般会  計予算、構成団体の名称変更、団体数の増減及び規約の変更並びに収入役の選任について審議の結果、原案のとおり認定並びに決定しております。 なお収入役には、福島市収入役が選任されております。 次に、2月5日、相馬市で開催されました相馬地方市町村会についてでありますが、平成14年度相馬地方法令外負担金等規制についてのほか議案2件について審議の結果、それぞれ原案のとおり決定いたしております。なお、役員の一部に異動があり会長に新地町長、副会長に相馬市長及び理事に原町市議会議長、飯舘村議会議長が選任されております。 次に、2月12日、東京都で開催されました全国高速自動車道市議会協議会第28回定期総会についてでありますが、平成12年度会計決算をはじめ、会長提出議案4件について審議の結果、それぞれ原案のとおり認定並びに決定をいたしております。 次に、2月14日、東京都で開催されました市議会議員共済会第82回代議員会についてでありますが、議員年金制度改正法案の早期成立に関する緊急要望についてをはじめ、会長提出議案3件について審議の結果、それぞれ原案のとおり決定をいたしております。 次に、2月15日、東京都で開催されました広域行政圏市議会協議会第33回総会についてでありますが、平成12年度歳入歳出決算についてのほか、会長提出議案3件についてそれぞれ原案のとおり認定並びに決定をいたしております。 以上が閉会中における議長活動の主なるものであります。これらの書類は議会事務局に備えてありますので、必要に応じてご覧をいただきたいと思います。 △日程第4 議案の提出及び説明 ○議長(宝玉義則君) 次に、日程第4、議案の提出及び説明に入ります。 議案第5号 平成14年度原町市一般会計予算についてから議案第36号 市道路線の認定及び変更についての議案32件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 市長、鈴木寛林君。          (市長 鈴木寛林君 登  壇) ◎市長(鈴木寛林君) 平成14年第2回原町市議会定例会が開催されるに当たり、平成14年度原町市一般会計予算をはじめ、当面する重要な案件を提出いたしました。 以下、そのあらましについてご説明いたしますが、それに先立ちまして、平成14年度の市政運営に臨むにあたって基本的な考え方及び当面する市政の諸課題について申し上げます。 私は、平成10年4月、市長に就任して以来、政治目標として「住んでみたい街」「住  んでよかった街」「子供たちや孫たちにありがとうと言われる街」づくりの3つのキーワード、そして5つのテーマ、7つの施策を掲げ、「豊かで快適な生活文化都市」の実現を目指し、「市民との対話」と「市民参加」による「市民の目線にたった」市政の推進に努めて参りました。 私は、近年の厳しい社会経済環境市民ニーズの高度化、さらに地方分権型社会の到来など新たな行政需要が増大する中で、常に市民福祉の向上を念頭に置いて、適時かつ的確な諸施策を積極的に展開し、おおむね所期の目的を達成できたものと確信いたしておるところであります。 これは、市民の皆様をはじめ議員各位の暖かいご支援とご理解の賜物と、厚く御礼を申し上げる次第であります。 さて、21世紀の幕開けから早1年が過ぎましたが、この1年間を振り返ってみますと、明治維新、戦後改革以来の行政システムの改革として、中央省庁の1府12省庁への再編成や官僚型政治から政府主導型の行政運営確立のための取り組みがなされ、また、4月には「聖域なき構造改革」を掲げた小泉内閣が発足し、いわゆる「骨太の方針」において、特殊法人の廃止・民営化、不良債権処理の強化、地方自治の自立・活性化、財政改革など大胆な改革方針が示されました。 国内の景気につきましては、IT関連産業を中心とした世界的不況に加え、米国同時多発テロ事件などの影響もあり、輸出、生産、企業収益が減少し、雇用情勢は厳しさを増し、個人消費も一段と悪化しております。 さらに、国内で初めて牛海綿状脳症(狂牛病)の感染が確認されましたことは、国民に大きな衝撃を与えましたが、このことは、米国同時多発テロ事件と並んで、危機管理のあり方を問い直させるものであります。 このような社会経済環境の中で、地方行政に課せられた課題は誠に大きいものがあります。もの、情報、資金など国際化の大きなうねりや、人々の価値観の変化、多様化、地方分権の中で、わが国は社会、経済政治などであらゆる面で大きな変革期にあり、その変動は我々の予想を越える大きなものがあります。 そうした中で、地方分権の進展に伴って、ますます地方自治体の自己決定権や自己責任が重要となり、地域の特性を生かした自立と意図を明確にした取り組みが求められております。 このような潮流と渦の中で、私は、これまで以上に市民に信頼される市政の担当者として、より健全な自治体の運営を図るべく努力するとともに、市民福祉の向上に向け、まちづくりに取り組んで参りたいと考えております。 とりわけ、少子・高齢化、情報化等の進展に対応した、福祉、医療、環境、産業の当面する重要な施策課題に的確に対処して参るとともに、市及び全職員が民間企業感覚地方分権の重みを感じ取り、時代変革を受動的、消極的に受け止めるのでなく、  自らの活躍の場が拡大するチャンスとしてとらえ「挑戦と創造」をモットーに、積極的に執務の執行に努めていただくことを2002年度市政の目標といたしております。このことにより、職員の政策立案能力の向上や意識改革を図り、また、時代の潮流に的確に対応できる組織体制の充実に努め、よって、「第三次原町市総合計画後期計画」の具現化を図って参りたいと考えておるところであります。 次に、平成14年度の当初予算編成の基本的な考え方について申し上げます。 国は、平成14年度予算の「国債発行額30兆円以下」の目標の下、全ての歳出は究極的には国民の税金でまかなわれているとの認識に立脚し、コスト意識をもって施策の効果や行政の効率化を点検することとしております、 本市としても、火力発電所効果の減少と、景気の低迷とがあいまって歳入の伸びが見込めない状況にあります。歳出は、引き続き行財政改革の推進に最大限の努力を行い計画的な財政運営に努めていきますが、一方では地方分権の推進、新たな行政需要の発生への対応なども見込まれ、歳出は今後とも増加傾向と想定しております。 このように厳しい財政環境を踏まえ、経済の動向や税収等の的確な把握に努めるとともに、行財政全般にわたる新たな視点での事務事業の見直しに基づく徹底した市政の減量経営と、財源の重点的かつ効果的な配分に努めております。 また、「第三次原町市総合計画後期計画」の具現化を図り、市民が真の豊かさを実感できる生活の実現に重点を置き、事業の必要性と事業実施による効果を評価し、緊急度、重要度、熟度などを勘案し、主要プロジェクト事業及び施策に係る重点事業を根幹事業に位置付け、これら根幹事業を優先的に平成14年度の予算編成をいたしたところであります。 平成14年度の主要な施策の大要につきましては、「原町市総合計画後期計画」の目標達成のために定めました、まちづくり基本戦略リーディングプロジェクトに沿ってご説明申し上げます。 その第1は、「仕事づくりプラン」であります。活力ある都市を創造するためには、産業を活性化し、市民の就業機会を確保していくことが重要な課題となっております。 まず、農業の振興については、食料・農業・農村基本法を踏まえ、本市農業の持続的な発展を着実に推進するため、大規模ほ場整備の事業の推進、農地流動化の推進、担い手育成高度情報化支援などにより、低コスト、効率的な生産体制を確立し、水田を中心とした土地利用型農業の活性化を進めて参ります。あわせて、水稲との複合作物として春菊、トマト、キュウリ、花卉等の施設型作物を積極的に導入し、市場に対応した戦略的高付加型農業の推進に努め、農家の所得の確保と経営の安定を図って参りたいと考えております。 林業の振興につきましては、森林資源の適正な管理により、国土保全、水源涵養を図り、また、林道や作業道の生産基盤の整備を進める中で、森林整備を計画的に推進  し、優良林の生産に努めて参ります。 次に、空洞化傾向を強めている中心市街地活性化対策でありますが、課題を整理しながら「原町市中心市街地活性化基本計画」を推進し、駅周辺の賑わいを取り戻すとともに中心市街地活性化の起爆剤として期待される、複合的な商業空間の整備と駅前交流拠点づくりを推進する駅前開発事業と、商業拠点整備事業など商店会等が事業主体となる具体的な取り組みをTMO事業として支援して参ります。 新たな企業の誘致につきましては、立地環境の整備を行い、付加価値の高い企業や電源地域の特性を生かした個性ある企業の誘致を促進して参りたいと考えております。 次に、雇用対策についてでありますが、最近の経済状況は、個人消費の落ち込みに加え、主力産業である電気機械器具製造業がIT不況により大きな影響を受けており、中小企業の景況感が悪化し、倒産や失業も増加しております、雇用につきましても、有効求人倍率が戦後最悪の水準にまで低下するなど先行きの不透明感も強まってきております。 このため、市民IT支援事業身体障害者支援事業学校図書館データベース作成事業等をはじめとして、若年労働者に対する就職環境の改善を図るため、国の緊急地域雇用特別交付金事業を積極的に活用した緊急雇用対策を積極的に取り組んで参ります。 第2は、「安全で安心なまちづくりプラン」であります。少子・高齢化が進展する中で、生涯を通して市民だれもが健康で、生き生きと過ごせる環境づくりと安心して地域生活を送ることができる地域社会システムの構築が求められています。このため、保健・福祉・医療の連携とネットワークに努め、乳児から高齢者まで、生涯の各期における健康づくりに努めます。 平成12年4月にスタートした介護保険制度は、現在までのところ、要介護認定、サービスの利用、保険料の納付など大きな混乱もなく無難に滑り出し、制度運営も安定的になってきております。14年度についても、介護保険制度の周知、啓蒙に努めながら、より適正な認定審査とサービスの向上に努めたいと考えております。 なお、南相馬地方老人福祉施設についてでありますが、原町市、小高町及び鹿島町による広域整備第2期事業として、南相馬福祉会において、鹿島町に特別養護老人ホームの整備を進め、平成15年1月に開所を目指しております。 次に、少子化対策でありますが、平成13年度から事業を開始した「子育て支援センター」をさらに各地区のニーズに対応できるよう努めるとともに、その充実を図り、子育てに関する情報の提供や子育て相談、一時保育などの実施により、次代を担う子供たちが健やかに育つ環境づくりを進めて参りたいと考えております。 次に、本年10月19日から22日まで4日間開催されます、全国健康福祉祭いわゆるね  んりんピックふくしま大会の「卓球大会」についてでありますが、全国から訪れる皆様を心から歓迎すべく円滑な運営体制づくりに努めます。 第3は、「資源循環型まちづくりプラン」であります。21世紀の大きな課題の一つが環境問題であります。現代社会における日常生活は、大量生産、大量消費、大量廃棄といった生活様式となっており、環境へ大きな負担を与えております。したがって、本市の事務事業に関する環境への負荷を削減するため、昨年12月に環境マネジメントシステムIS014001を認証取得し、率先して自ら環境負荷の削減に取り組んでおります。また、平成14年度においては、平成13年度に認証対象外となっていた小中学校、幼稚園、市立病院、浄水場及び下水処理場を認証取得の範囲に拡大し、本市の関連施設全体で、さらに継続的な環境負荷の削減に取り組んで参ります。 なお、市内に事業所を有している中小企業者に、ISOの国際規格9000シリーズ又は14000シリーズの取得を奨励し、国際競争力を高め産業の振興を図りたいと考えておるところであります。 次に、ごみの分別収集については、循環型社会を構築するため、廃棄物の適正処理と資源の再利用化を図り、ごみの分別を徹底し、ごみ排出量の減量化に努めます。 また、家庭から排出される生ごみについては、有効利用を図るための生ごみ処理容器設置に対する助成を図り、土壌改良剤等として有機質の資源活用を進めて参ります。 次に、計画的な公共下水道事業の推進と合併処理浄化槽設置事業を推進し、市内全域の水洗化を進め、住環境の保全と河川などの水質汚濁防止に努めます。 第4に、「生涯学習のまちづくりプラン」であります。市民の生涯学習へのニーズが高まり、「いつでも」「どこでも」「だれでも」学ぶことができ、その成果が適切に評価される生涯学習社会の形成が求められております。 長年にわたって市民が待望していた生涯学習・芸術文化活動の拠点となる「市民文化会館」につきましては、2月8日の臨時議会において御議決を賜り、去る16日に市民文化会館建設工事安全祈願祭が執り行われました。これにより、平成15年の秋の完成を目指すことになりますが、これまでに至る長い年月、関係されました多くの先達のご努力と周辺地域の皆様の深いご理解とご協力により実現の運びとなったものでありまして、この機会に衷心より感謝を申し上げる次第であります。 なお、完成後の維持管理及び運営のあり方につきましては、現在ワークショップを立ち上げて会館のコンセプトや特徴を踏まえた事業運営のあり方について検討しているところであります。 また、学校教育においては、平成14年4月から「完全学校週5日制」が実施されますが、「生きる力」を育む新しい学校教育を目指して、基礎・基本の確実な定着を図るための個性を生かした教育を推進して参りたいと考えております。 さらに、桜井古墳保存整備事業についてでありますが、国指定史跡桜井古墳と周辺  の遺跡については、市民が親しみやすく活用できる史跡公園としで整備を進めて参ります。 第5は、「いきいき交流のまちづくりプラン」であります。市民一人ひとりが豊かな心を育むことのできる環境の整備を図るため国際交流事業の推進をはじめ多様な交流機会の創出と人と文化が出会う場の整備に努めてまいります。 その中で、市民が気軽に森林浴とふれあいができる森林公園づくりにつきましては、高の倉ダム、横川ダム及びハートランドなどの周辺施設と調和のとれた「緑に親しむ森林空間」として、国見山山頂を含む面積約40ヘクタールを国見山森林公園として整備を進めます。 次に、健康マラソン大会やトライアスロン大会をはじめ各種のスポーツ大会を開催し「スポーツの振興で活力あるまちづくり」を進めるとともに、各種大会に適合する施設機能を有する施設整備を図るため、スポーツ施設の建設等を検討しながら、スポーツ施設整備基本計画の調査検討を行って参ります。 また、北泉海浜総合公園をはじめとする公園、道路、公共施設などの緑化推進に努めるとともに、市民と一体になった花いっぱい運動や地域の特性を生かした植栽事業などの緑化活動を展開いたして参りたいと考えております。 第6は、「高速交通体系を生かしたまちづくりプラン」であります。高速道路体系の整備に伴い、時間短縮により地域における産業・経済・社会に広く影響を及ぼすことから、その効果を有効に引き出すため、開通を視野に入れた各種分野で取り組みを進めます。 第7は、「まちなか活性化プラン」です。まちなかの魅力を高め、住んでみたい、住んでよかったと思える都市空間づくりを進めるため、利便性・快適性を確保するとともに、住む人や訪れる人を魅了する都市基盤の整備充実に努め、中心市街地の賑わいを創出していくこととし、このため、駅前北部土地区画整理事業の完成に向けた推進を図るとともに、循環バス事業については、平成14年度は原町商工会議所が事業主体となって商店街活性化推進事業として計画を進めておりますので、中心市街地の活性化と高齢者等の交通弱者への福祉向上が期待されることから助成を行い推進して参ります。 次に、中心市街地と主要地方道原町川俣線を結ぶ旭町・信田沢線整備事業及び北西部地区を結ぶ環状2号線については、都市交通確保のため重要な路線であることから引き続き整備を進めて参ります。 第8は、「電子行政のまちづくりプラン」であります。高度情報化への対応につきましては、「原町市高度情報化基本計画」に基づき推進しておりますが、急激に進む高度情報化や国が推進する総合行政ネットワークに適切に対応するため、高度情報化推進懇談会等を開催し、市民の皆様の意見を拝聴しながら事業を進めていきたいと考  えておるところであります。 続きまして、平成13年12月定例市議会以降の市政の主なものをご報告申し上げます。 まず、本年1月4日から市民情報案内システムを導入いたし、試験運用を開始いたしました。これは、市のインターネット上のホームページの充実に伴い、インターネットに接続されていない家庭等を対象に、電話やFAXで24時間、年間を通して市の情報を提供するシステムで、本年4月から本格的に実施することに伴い、このたび試験的に運用を図ったものであります。情報の内容は、市役所業務の様々な内容を、電話音声で47項目、FAXでは89項目をご案内いたしております。 次に、市営住宅家賃悪質滞納者4人に対する訴訟についてでありますが、2人については、市営住宅明渡しと滞納家賃の支払命令の判決が平成14年1月9日に確定をいたしました。今後、判決に基づき相手方と話合いを持って参ります。ほかの2人につきましては、自主的に市営住宅を明渡し、滞納家賃の分納を申し出たため、平成14年1月17日に和解をいたしました。 次に、1月13日には、原町市スポーツセンターにおいて第54回原町市成人式を開催し、567人の出席を得て厳粛のうちに新成人の門出をお祝いしたところであります。 次に、常磐自動車道建設に向けた、設計に対する地元との説明及び設計協議は、1月23日から25日までの3日間、昼夜合計5回にわたり実施し、述べ人数で関係者の約8割に当たる165人の出席がありました。今後の事業進捗に大きく影響するものであり、これからの設計協議の覚書取り交わし、幅杭設置、用地測量、そして用地補償等と事業が順調に展開されることを切望するものであります。 次に、2月3日には、民俗芸能の保存・伝承を図るため、第37回原町市民俗芸能発表会を市内6団体と福島県高等学校文化連盟郷土芸能専門部の出演により盛大に開催したところであります。 次に、2月22日には、サンライフ原町において、平成13年度原町市交通安全市民大会が本市の交通安全推進母体である「原町市交通対策協議会」主催のもと、盛大に開催されました。本大会では、市内から交通死亡事故の撲滅を期するため、市内100の行政区をはじめ関係機関・団体など多数の市民が一堂に会し、安全で住みよい原町市実現のため「原町市交通死亡事故追放市民総ぐるみ運動」の展開を主旨とする大会宣言を採択したところであります。 なお、大会の席上において、長年交通安全活動の推進にご尽力された交通安全功労者をはじめ行政区、団体・事業所などの皆様が表彰されたところであります。 次に、緊急就労対策の実施状況でありますが、現下の厳しい雇用情勢に対応するため、昨年度に引き続き本年度も実施いたし、市単独事業におきましては2月末をもって終了いたしますが、事業内容としては22人の新規雇用を図り、延べ雇用人数708人日、事業費総額5,328千円の実績であります。また、県の基金事業を導入しての対策  事業も、3月までの期間で実施中であります。 以上、市政の主なものについてご報告申し上げましたが、引き続き提出議案についてご説明申し上げます。 議案第5号平成14年度原町市一般会計予算の概要についてご説明申し上げます。 歳入のうち市税は、引き続き市内景気は厳しく法人市民税、個人市民税ともに前年度当初予算を下回り、さらに火力発電所の固定資産の償却が進んでいることから、市税全体として5.9%の減と前年を大きく下回りました。 こうした税収の低迷から、財源不足額を財政調整基金の一部取崩し、臨時財政対策債の発行などを行いながら補てんし、また交付税などを見込み計上いたしましたが、これらを合わせた当初予算での一般財源総額は前年を下回る結果となりました。 歳出面では、限られた財源の中で根幹事業を最優先として、予算の重点配分に努めました。また、平成14年度予算編成に当たりましては、近年において特に市民ニーズの高い雇用対策、少子・高齢化対策、生涯学習施策、まちなか活性化施策の充実などに最大限の対応を行ったところであります。 以上の結果、平成14年度一般会計予算の総額は、175億1,366万1千円となり、前年度当初予算に比較して1.5%の増となっております。 議案第6号から議案第13号までの各特別会計予算については、それぞれの目的に応じた事業を実施するため、また、議案第14号から議案策16号までの各企業会計予算については、水道事業、病院事業及び訪問看護事業を実施するため、それぞれ所要額を計上いたしております。 議案第17号 平成13年度原町市一般会計補正予算については、国の補正予算に伴う土地改良基盤整備促進事業、林道開設事業など、緊急に対応が必要な事業及び事業費の確定による予算の整理などを行ったものであります。事業の概要については、予算主要事業説明書のとおりであり、またこれらの財源には市税、地方交付税、県支出金などを充当したところであります。 その結果、15億8,602万9千円を増額し補正後の歳入歳出予算の総額を214億7,850万8千円といたしたところであります。 議案第18号から議案第27号までの各特別会計補正予算及び各企業会計補正予算については、今後の所要額を見込み整理計上しております。 議案第28号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、社会教育指導員について、その身分を非常勤特別職から外す等のため、必要な改正を行うものであります。 議案第29号 原町市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定については、医師の役職と給料表上の位置付けを明確にするに当たり、医療職給料表(一)を現在の2級制から5級制に改める等のため、必要な改正を行うものであります。   議案第30号 原町市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定については、医師の特殊勤務手当を、現在の8項目から4項目に整理する等のため、必要な改正を行うものであります。 議案第31号 原町市公共物管理条例制定については、里道、水路等の法定外公共物が、国有財産から市町村の財産として譲与されることから、当該法定外公共物に関して必要な管理等を適正に行うため、条例を制定するものであります。 議案第32号 原町市生涯学習センター条例の一部を改正する条例一制定については、社会教育施設としての生涯学習センターの位置付けを明確にするため、必要な改正を行うものであります。 議案第33号 原町市文化財保護条例制定については、文化財の種別を文化財保護法に準じた形で整理し、種別ごとに指定、解除等必要な事項を規定するとともに、文化財専門委員に代え文化財保護審議会を設置する等のため、新たに条例を制定するものであります。 議案第34号 工事請負契約の締結については、市内大甕字鶴蒔地内において実施する大甕小屋内運動場改築建築主体工事について、関場建設株式会社と工事請負契約を締結するものであり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により提案するものであります。 議案第35号 土地の取得については、桜井古墳保存整備事業用地として土地を取得するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により提案するものであります。 議案第36号 市道路線の認定及び変更については、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定により、市道路線の認定及び変更をしようとするものであります。 以上、提出議案の大要についてご説明申し上げましたが、このうち議案第17号から議案第27号までの各会計補正予算11件については、年度末に当たり急ぎ執行を要する内容の経費などを含みますので、ご先議くださるようお願いするものであります。 なお、詳細については、ご質疑に応じ、又は委員会においてご説明申し上げますので、ご審議の上御議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宝玉義則君) これをもって提案理由の説明を終わります。  暫時休憩いたします。                    午前11時28分 休  憩                    午後1時02分  再  開 ○議長(宝玉義則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第5 議案第17号 平成13年度原町市一般会計補正予算について ○議長(宝玉義則君) 平成13年度原町市一般会計補正予算についてを議題といたします。 これより本件に対する質疑に入ります。 まず第1表、歳入歳出補正予算中、歳入について質疑を許します。 16番、鶴蒔清一君。 ◆16番(鶴蒔清一君) それでは予算書の17ページでございますが、市民税に係わる部分でございます。個人市民税におきましては、滞納繰越分として337万円の補正減というようなことで提案されておりますので、収納問題についてお伺いしたいと思いますが、当初予算におきましては現年分として98.05%を見込んでございました。また、滞納繰越におきましては21.7%を見込んでおったわけですが、今年度、平成13年度はこの数字が確保されるのかどうか第1点お聞かせをいただきたいとこのように思います。 いずれにしましても、近年経済状況を反映をしまして、市税に係わる滞納繰越という部分がどこの自治体でも多くなってきているようであります。自主財源の確保あるいはまた公平性の確保というような観点からしますと、100%近い収納というものが当然であるわけですが、執行部におきましてもそれぞれ臨戸訪問、督促状の発送という部分で努力している部分は十分理解するわけでありますが、今年度どのような対策で締めくくられるのか、この点についてお聞かせをいただきたいと思います。 次に、25ページの交通安全対策特別交付金が△19万1千円というふうになってございます。この理由についてお伺いをしたいと思います。 次に98ページになりますが、市債の部分でございます。当初、臨時財政対策債、これ当初1億3,600万円ほど計上していたわけでございますが、平成13年度トータルでどのぐらいの額の発行というふうになるのか。また、臨時経済対策債についての総額はどのぐらいになるのか。おわかりでしたらお答えをいただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 総務企画部長。 ◎総務企画部長(武内豊君) まず第1点の17ページの市民税における滞納繰越分、今回337万円ほど減額するわけでございますけれども、こうした中での収納率の見込みのおただしのようでございます。ご案内のとおり、市税の徴収については非常に厳しい環境にございます。ましてやご案内のとおり、滞納されている方というのは一般的に見て平均より非常に環境が厳しい方が多いのが実態でございます。 そうした中で、私ども収納率向上については、精一杯こうした環境の中でも努力を  していることをご理解いただきたいわけでございます。特に今回滞納の問題にあっては、国保税の問題も絡んでくるのです。いうならば、国保税の滞納者に対して全く納める努力のない者については保険証の交付はしないという制度に変わってきた、ご案内のとおりでございます。そうした中で、短期被保険証、分納とか分割で納めれる方についてはそうしたもので対応できますということもやってきました。ですから、滞納されている方というのは市民税もある方は、当然ながら国保税もあるのです。そういうことから、市民税よりまず最初に国保税の滞納を少しでも減らしましょうという影響も平成13年度ございました。よって、この市民税の滞納繰越分についてもそれが影響していると考えられる。この点ご理解いただきたいと思います。 そうした中で、最終的な収納状況で申し上げますと、現年度分が98.7%、それから過年度が16%台ぐらいでいくのか。平均で95%程度とこのように見込んでおります。そうした中で、しからば平成12年度と対比をすればどうなのだということになるわけですけれども、0.6%くらい影響が出てくるのかと思っております。 そうした中で、この年度末を迎える時期にあってどう収納率これに対して努力していくのだということでございますけれども、会計年度末までには従来どおり管理職を含めた体制の中で収納強化対策を講じて参りたいと考えております。 次に、25ページの交通安全対策特別交付金につきましてはご案内のとおり交通違反等の件数が影響するものでございまして、ここで減ってくるということは見込んでいた交通違反等の件数が相対的に若干減ってきているのかというふうに見ております。 それから98ページ、臨時経済対策事業債の部分でございますけれども、今回補正後15億180万円ほどに最終発行がなるわけでございます。さらに臨時財政対策債につきましては2億3,970万円と見込んでいるところでございます。 ○議長(宝玉義則君) 16番、鶴蒔清一君。
    ◆16番(鶴蒔清一君) 先の質問とのつながりがなくなってしまうのですけれども、法人税に関連しましてお伺いをさせていただきたいと思いますが、現在の社会経済状況によりまして市内の各事業所、企業とも非常に厳しい状況におかれているようであります。そういう中で、各企業とも合理化、リストラ等によって生き残りをかけているわけでございますが、事業所、企業等にお勤めをなさっている市民の皆さん方の声としましては、いつ合理化されるかわからない。首切りになるかわからないというような不安がつきまとっていると、このような言い方をされているようであります。 そういう中で、よく近ごろ報道されておりますのがワークシェアリングというようなことで首切りというような状況ではなくて、現在のスタッフの中で仕事を分け与えながらこの急場をしのぐというような手法がとられている事業所もあるようでありますし、検討されている事業所もあると言われております。そういう中で原町市として  市内の事業所、企業等にそういうワークシェアリングを督励できないか。督励してもらうようにお願いしたいものだというような市民の意向がございます。原町市としてこの部分についてどのようにお考えになるか、ひとつその辺についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(佐藤仲男君) 現今の構造改革による企業経営環境の中では、企業のあり方を含めた体制的な企業内構築の一環として、労働のあり方としてワークシェアリングが課題となっておりますが、基本的には各企業における労働管理の範疇の部分があります。そんな中で行政が直接的に働きかけるというのはなかなか難しいものがあるのではないかと考えます。 ただしかしながら、現今の厳しい経済雇用情勢下においては雇用の安定と確保が急務であることから、市としましては平成14年度におきまして原町市経済雇用対策連絡協議会を中心として、今回の平成14年度の当初予算等にいろんな予算等計上してあります。そういう形の中で、関係機関との連携を図りつつ、役割をもって積極的に経済雇用対策事業に取り組んで参りたいというように考えておりますのでご理解願います。 ○議長(宝玉義則君) 17番、高野正道君。 ◆17番(高野正道君) ただいま法人市民税についておただしがありましたが、予算書の17ページでありますが、現年度課税分として、不況の中で2,400万円補正で伸びているという経過があるようです。そこでそうした中での業種として伸びている業種、それから非常に落ち込んでいる業種、こういう分析等をどういう結果をとらえているのかまずこの点をお伺いをいたします。 さらには、73ページの市有地売払収入でございますが、こうした点ではどの程度何件あってどういう状況だったのか。さらには当然鑑定を基準としたのかと思うのですが、その点についてお伺いをいたします。 3点目は99ページの市債であります。ここではだいぶ金額が大きいようであります。こうした部分は、特定財源関係ではマイナスです。1億円からの大きい金額になっている。振り替えかという感触はしているのですが、この点についてまず答弁をいただきたいと思います。 さらには、同じページでありますが桜井古墳の保存整備事業についても4,780万円という状況になっているようです。これらは事業がやらなかったのかどうなのか、この点について答弁願いたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 総務企画部長。 ◎総務企画部長(武内豊君) まず第1点の17ページにおける法人市民税に係る今回の2,400万円増に対して、しからばどういう業種が増なのだというおただしかと思うのですけれども、当初見込んでいた業種の中で伸びが見込まれるのが製造業それから卸小売業、飲食業、さらにはサービス業、こうした業種が最終的には我々の見込みとしては4,200万円ぐらいはいくのではないか。しかし歳入でございますので、それを若干内輪に見まして今回2,400万円ほど計上するものでございます。 製造業といっても一般機械器具の製造、あるいは電気器具製造、ここら辺も若干伸びている部分もございます。それから卸小売り等にあっては自動車小売りとかあるいは各種部品の小売り、こうしたところが伸びております。その他の小売りでも若干あります。それからサービス業では医療、あるいは協同組合、こうしたことでも伸びているところもございます。 次に、73ページの市有地の売払でございますけれども、今回2件ほど計上したものでございます。まず場所について概略を申し上げますと、一つは市役所のすぐ北側、下川原橋のたもとに道路の残地がございました。ここの売払。さらには、もう1か所は金沢のところのやはり道路残地というようなことで一部ございました。これら2件分を計上したものでございます。 次に、99ページの市債関係でございますけれども、今回地方特定道路整備事業の中で1億800万円ほど減額してございます。これは街路、旭町信田沢線の中で三島神社にかかる分がございます。これが平成13年度に計上していたわけですけれども、これが相手の都合で平成14年度にこれをもってきたというようなことの減でございます。 それから、桜井古墳事業での減でございますけれども、今回桜井古墳保存整備事業債そのもの第4表でも出てくるわけですけれども、4,780万円ほど減らしてございます。これにつきましては桜井古墳の北側、上渋佐のほ場整備の中でやっている部分、ガイダンス施設用地だったわけですけれども、そこの地質調査をいたしました。その結果、駐車場整備事業を平成14年度に繰り下げするということで減額をするものでございます。いうならばこの事業費、6,312万7千円ほど減額するものでございます。そうしたことに伴っての桜井古墳保存整備事業債の4,780万円ほどの減ということでございます。 ○議長(宝玉義則君) 17番、高野正道君。 ◆17番(高野正道君) 法人市民税についていろいろと伸びた業種が今答弁がありました。ここで、非常に景気が低迷をしている中で新聞等々見ますと50名程度が人員整理をしたいという新聞等でも報道がありました。そうした点で今現在でそうした市内の企業の中で人員を整理したいという点があるのかどうなのか。この点について答弁いただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(佐藤仲男君) 17番議員のおただしの件でございますが、平成13年度の状況でございますが、近隣で12社ほど人員整理ということを実施しております。延べ人数でいきますと265名になる状況でございます。 ○議長(宝玉義則君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ次、歳出に入ります。 第1款、議会費から第6款、農林水産業費までの質疑を許します。 16番、鶴蒔清一君。 ◆16番(鶴蒔清一君) 133ページの全国健康福祉祭ねんりんピック準備事業でございますが、予算からしますと若干不用といいますか、執行された金額が少ないように感じるのですが、これは当初予定していた部分で何か大きな事業というものが実施されなかったという部分だと思いますが、これについてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 生活福祉部理事。 ◎生活福祉部理事(遠藤弘一君) おただしの件は多分7の賃金かと思うわけでございますが、249万9千円の減額ということでございますが、これは当初嘱託賃金ということで計上をお願いしていたわけでございますが、その後正規な職員が年度途中で配置になったというようなことで不用残ということで整理をしたということでございます。 ○議長(宝玉義則君) 17番、高野正道君。 ◆17番(高野正道君) 予算書の105ページであります。ここには職員給与の66名分で1億8千万円という大きな数字が出ているわけですが、当初でこういう部分の数字は見込めなかったのか。どういう状況にあるのか。退職者が急に出たという部分も含んでいるのかどうなのか。この辺について説明をいただきたいと思います。 さらに予算書の107ページでありますが、ここには庁舎管理事業ということで322万7千円が計上されておるわけでありますが、こうした点はどういう事業の内容なのかお伺いをしておきます。 ○議長(宝玉義則君) 総務企画部長。 ◎総務企画部長(武内豊君) まず105ページの職員給与費、今回1億8,030万4千円を増額計上するわけでございますけれども、これにつきましては今おただしの中にもございましたように、退職者にかかる退職金の増額でございます。当初5人ほど見込んでいたわけですけれども、結果的には14人になっております。いうならば9人の増、それに伴う今回の増額でございます。 それから、107ページの庁舎管理に係る部分での322万9千円の増の理由でございますけれども、ご案内のとおり庁舎の暖房につきましては、これまで重油ボイラーによる手法をとって参りました。しかしながら、このボイラーが老朽化して非常に危険な状況になっております。このことから、冷暖房含めましてエアコンに切り替えてきた  ところでございます。そうした中で、エアコンの工事についてもフロンガスの対策が出て参りました。この部分での増。さらには今回先ほどちょっと触れましたように、重油ボイラーを今度は廃止をするということでございますので、これらを全部撤去いたしまして、できるだけ狭隘庁舎を有効活用を図ろうというようなことを含めまして、急ぎ地下のボイラー室のボイラーの撤去、そしてその一部整備を含めました費用を見込んだものでございます。 ○議長(宝玉義則君) 17番、高野正道君。 ◆17番(高野正道君) もう1点お伺いをしておきます。115ページの諸費用の中で地方路線バス維持対策事業の補助でありますが、平成13年度精算という形で出てきているわけですが、これらにつきまして主要施策ではそれぞれ路線名はあるのですが、路線ごとの支払というのですか、そうした中での支払額、そしてまたどういう路線の使用状況であったのか。これらについて答弁いただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(高橋光政君) お答えいたします。 地方路線バスの維持対策事業補助金の第2種路線、第3種路線でございますか、川俣経由原町線でございまして、平成13年度が318万2千円でございます。原町渋佐線が第3種路線でございまして363万8千円。桜井高平循環線が第3種路線で12万792円。第2種路線が原町大原線でございまして188万6千円。原町旧道小高線が158万7千円。原町滝線が107万5千円。第2種路線と第3種路線を合わせまして1,149万2千円でございます。 市町村生活バス路線につきましては、車川経由原町線、322万9千円。立谷経由原町線、269万9千円。北原経由牛島線が240万円。北泉経由牛島線が240万5千円。萱浜経由堤谷線が409万6千円。合わせまして1,243万1,184円となっております。単独補助路線につきましては、原町高倉線が114万6千円、原町横川線が59万8千円、原町馬場線が433万3千円、上江経由戸谷迫線は補助がありません。合わせまして607万7,103円。合わせまして3,000万294円となっております。 それから乗車密度でございますけれども、原町大原線が5.6人、原町旧道小高線が5.0人、原町滝線が5.0人です。第3種の原町川俣線が5.1人、原町渋佐線が3.6人、桜井高平循環線が9.6人、市町村生活バスの車川経由原町線が乗車密度が1.7人、それから立谷経由原町線が1.4人、北泉経由牛島線が0.7人、萱浜経由堤谷線が1.5人、原町高倉線が0.8人、原町横川線が0.7人、上江経由戸谷迫線が4.5人、原町馬場線が0.9人というような状況でございます。 ○議長(宝玉義則君) 17番、高野正道君。 ◆17番(高野正道君) それぞれ路線名で答弁あったわけでありますが、非常に乗車率等が0.7、0.8、0.9人という部分。あるいはまた1.5人とか、生活路線ですから私もどうこうは言い難いのですが、こうした点を踏まえてどういう今後改善と申しますか図られていくのか、その点だけ1点だけ答弁いただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(高橋光政君) 現在の路線バス、14路線あるわけでございますが、現在廃止を含めまして検討して参ったところでございます。その中でやはり採算性の見合わない路線については事業者が撤退するというようなこともありますので、今遠距離通学児童の通学の足、それから高齢者の病院、それからまちなかの商店街に出向くような状況を勘案しながら検討して、廃止、見直しをかけておるところでございます。 ○議長(宝玉義則君) 2番、小川尚一君。 ◆2番(小川尚一君) ただいまと同じ部分でありますが、2款1項12目の諸費であります。内容はただいまと同じ地方路線バス維持対策事業費補助金についてでありますけれども、平成13年4月にこの補助制度が変わったと聞いております。この補助制度は毎年10月から翌年9月までということになっておりまして、今回の補助に関しましても平成12年10月から平成13年9月の部分と思われますが、この改正前と改正後の額の違いというものがありましたらお聞きしたいと思います。 また、この改正によって補助対象外となった路線はいくつがあったのかお聞きしたいと思います。 それから、前年度は確か第3種生活路線という部分がなかったのでありますが、今回この路線が3路線となっていることについてこの説明をお願いいたします。 それから、168ページの6款1項4目、畜産事業費です。BSE対策関連牛肉消費回復事業でありますが、こちらも全協で説明ありましたがイベントということで牛1頭200キログラムを試食するということであります。これが牛肉の安全性についてのPRということで消費回復を図るというお話でありましたけれども、この落ち込みを原町市としてどの程度と把握していらっしゃるのかお聞きしたいと思います。 また、牛肉料理の講習をやることによって安全性のPRとなるのか、その点についてのお考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(高橋光政君) 地方バス路線の問題でございますが、第2種路線につきましては、平均乗車密度が5人以上で15人以下のバス路線ということで県知事が地域住民の生活上必要と認めて指定したものでございます。 また、第3種の場合は平均乗車密度が5人未満のバス路線であって、知事が一定期間、地域住民の生活上必要と認めて指定したものということでございます。それで、このたびその補助が該当しなくなったということにつきましては、特にそのようなことはなかったわけでございます。   今回の法改正によりまして、この2種、3種の区別がなくなったということでございまして、今回の3路線につきまして従来より市で赤字額を補てんしまして2種路線として運行してきました。事業者より今回の法改正で制度がなくなるので、現在のような補助よりも3種指定による補助のほうが市の負担が軽減されるというようなことで、そのような2種、3種というような区分になったわけでございます。 ○議長(宝玉義則君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(佐藤仲男君) BSE発生前と後の調査でございますが、これは市内の卸売業者の調査の関係でございますが、月に5千万円程度の取引があったということですが、BSEの発生後は、1,500万円程度に下がったというような状況でございます。 それから、イベント等によります消費の回復ということでございますが、狂牛病対策そのものの制度はいろんな国、県等で報道機関にもありますとおり実施しております。要は消費の拡大、それは何かといいますと消費者の信頼を勝ちとることが第一というように考えております。 そんな中で、市といたしましては消費拡大に向けて市民の信頼を勝ちとれるような各種イベントをすすめれば、必ずや回復するというように確信しており、それらの事業推進に向かって努力していきたいというように考えております。 ○議長(宝玉義則君) 2番、小川尚一君。 ◆2番(小川尚一君) ただいまバス維持対策事業費の件でありますが、2種と3種の違いについてのご説明いただいたのですが、先ほど路線バスの乗車密度、話の中で3種の部分で5.1人ですか、原町営業所から川俣、あと原町営業所から高平小学校は9.6人というご説明がありましたが、先ほどですと2種が5人以上15人未満、3種が5人未満となっているというお話だったのですが、今の密度を見ますと、5人以上となっているにもかかわらず、そのような対応をされたというのはどういう精査があったのかということについてちょっとお聞きしたいと思います。 あと、BSEの件でありますが、ただいま部長からの答弁のとおり消費者の信頼を勝ちとるという部分です。まさにそのとおりでありまして、信頼されるような牛肉の消費というものが前提になると思われるのですが、それに対して牛肉料理の講習とか、試食というものによってそういう信頼が勝ちとられるのか。核心に触れるというか、根幹の部分で信頼性を証明するようなそういう施策で対応すべきではないかと考えますがいかがですか。 ○議長(宝玉義則君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(高橋光政君) 乗車密度の関係でございますが、現在の乗車密度、それから申請時の乗車密度というようなことがありまして、県の方に申請されておるわけでございまして、その時点での密度というようなことになっておりますので、現時点の数字と若干そぐわない点があるのかと思っております。 ○議長(宝玉義則君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(佐藤仲男君) 先ほどの答弁の中で1点だけ訂正させていただきますが、BSE発生後1,500万円という消費と月当たり、150万円に激減というようなことでしたので訂正させていただきます。 それから、消費の信頼関係が勝ちとれるのかということでございますが、ある会社の外国産と日本産との問題になった部分があります。それからスーパー等もいろいろ表示と違う物を売っているのではないかというような新聞、テレビ等の報道があります。何よりも消費者、生産者と食肉加工業者、そして販売業者の顔が見えるような情報提供が先決ではないかと思います。そういう面で信頼を勝ちとることが今までの新聞等でありますけれども、そういうので不信感を持つのはそういう関係でございますので、それが一番ではないかというように考えておりますので、それらも関係機関と話し合いながら進めたいというように考えております。 ○議長(宝玉義則君) 2番、小川尚一君。 ◆2番(小川尚一君) そうしますと第3種の件ですが、この件に関して申請時と現在との数字が違うというお話でありましたが、今後この3種の部分がまた2種に格上げということもあり得るのか、この点についてお聞きしたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(高橋光政君) 平成13年度から法改正がございまして、以前は第2種生活路線と第3種生活路線というようなことで規定がありましたが、法改正によりましてその2種、3種が1本になるというようなことになりますので、今後はそういうことは生じないということになっております。 ○議長(宝玉義則君) 5番、渡部一夫君。 ◆5番(渡部一夫君) 6款農林水産業費、4項畜産事業費のBSE対策の件でございますが、今るる考え方について示されているところでございますけれども、一つとしては今回の事業をとおしての費用対効果でございますが、今5千万円から150万円にという数値が示されておりますが、どういうふうな効果、簡単に言えばどのぐらいの数値を上げようということをお考えになっているのか。 もう一つは、これは補正で出ておりますけれども、事業の継続性についてどのようなお考えを持っているのかお伺いをしたいと思います。 さらには今提案されている事業、イベントという内容でございますけれども、その他のいわゆる消費回復策について、現時点でどのようなお考えを持っているかについてお伺いをしたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(佐藤仲男君) 狂牛病のおただしでございますが、予算では40万円ほど計上しております。JAが20万円、それから食肉業者が20万円、市が40万円ということで80万円です。ではそれの効果はいかがなものかといいますか、数字的にどうこうということではございませんが、過般の会議の中でこれが一番市民にわかりやすい活動だということの結論の基で実施しておるわけでございますが、これの消費拡大につきましては継続性が一番でございます。そんな中で4月以降についても時期をとらえて実行委員会の方達で話し合って、具体的に今のところ4月以降の具体的な話し合いまでまだいっておりませんが、話し合ってそれらの継続性が一番というように考えておりますので、引き続き消費拡大に向けて積極的に進めていきたいというように考えております。 国県等もそういう消費拡大については、積極的に進めるということでございますので、国県と合わせ、市も積極的に進め、まずは消費者にとって肉は安全だと、信頼の確保することが先決というように考えておりますので、それらに向けて全力で進めたいというように考えております。 ○議長(宝玉義則君) 5番、渡部一夫君。 ◆5番(渡部一夫君) 1点だけ、先ほど来、建設経済部長お話しされていますけれども、信頼回復に逆行する動きが非常に顕著に出てきているという今日的な状況をどういうふうにやっぱり打開していくのかということが、私は一番今求められる政策的な展開がそこにあるのだろうと思います。福島県でいえば、福島県産牛の安全性をPRを盛んにしておりますし、飯舘でいえば飯舘牛を子ども達の給食に取り入れるという取り組みもなされている今日の状況がございます。私は、やっぱり地元牛をどう市民に安全性をPRしていくのかということが、極めて今私たちがこの取り組みをとおして皆さんにわかっていただけるような、本旨はそこにあるのではないかと考えますが、その辺についてのお考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(佐藤仲男君) 信頼を回復する、要は生産者それから食肉加工業者、そして販売業者、今のところスーパー等でも表示の産地が違う表示をしたりいろんなものがあります。それらについてどこで生産、加工の表示、そういうものにこれらについては一市町村の問題ではなくて、国の施策の部分があると考えますが、ただそんな中ででも国とそして県と一体となって消費回復に向けて進めたいと考えています。 以上です。 ○議長(宝玉義則君) 3番、平田武君。 ◆3番(平田武君) 関連してお伺いするわけでありますが、ただいまBSEの関連の中で今の原町市に多分4千頭前後の牛がいるのだろうと思います。以前は約20億円前後の牛の売り上げがあったという私記憶しておるわけでありますが、それでいてBSEによって非常に大きなダメージを原町市の農家が受けているという実態であります。今回のイベントの企画については大変有効だと考えますが、もっと前進して考えるならば、学校給食やあるいは市民総参加の地産地消という考えの中で、もっと販売に努力したひとつの目線もあってもいいのではないかと考えるわけありますが、そういう点からひとつお聞かせをいただきたいと思います。 それから、6款の農林水産業費、農地費の中に各地区の基盤整備事業があるわけでありますが、それらの進捗状況についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(佐藤仲男君) 狂牛病関係で、国のほう、それから県もなのですが、手厚いといいますか、その補助制度等を実施しております。乳牛等の老廃牛の援助制度も検討しましたが、検討してある程度決定を見た中で国が政策としてする、県がするということになりました。そんな中で、市としてはそれらについては国県に任せるということで、要は消費拡大に向けて積極的に進めたいというように考えております。 それから、大区画ほ場整備事業の関係でございますが、これらの進捗状況ということでございますが、高平地区ほか5か所ほど実施しておりますが、高平地区につきましては84%、それから渋佐地区については現在のところ94%の進捗でございます。石神東部地区につきましては65%、益田地区につきましては21%、それから原町南部、上太田地区については調査程度ということで1%の状況の進捗でございます。 ○議長(宝玉義則君) 3番、平田武君。 ◆3番(平田武君) ただいま進捗状況についてお答えいただいたわけでありますが、これは当初の計画からするとどういう進行状況なのですか。 ○議長(宝玉義則君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(佐藤仲男君) 国との予算の係わりあいがあります。前の平成10年度ころのUR対策事業、それらの事業を積極的に進めた地区についてはある程度進捗が計画どおりというようなことでございますが、例えば高平地区につきましても2年程度遅れているという状況でございます。これはこの制度そのもの、平成3年度から原町市としては実施しておりますけれども、それらの中で現在のところは大区画ほ場整備そのものについては、大変地域の中での他の市町村も含めて大変実施地区が多いという中でなかなか予算がつかないということでございますが、とにもかくにも市長を先頭に各事業費の確保に向けて積極的に進めたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(宝玉義則君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、次に第7款、商工費から第14款、予備費まで及び第2表継続費補正、第3表繰越明許費補正並びに第4表地方債補正についての質疑を許します。 16番、鶴蒔清一君。 ◆16番(鶴蒔清一君) 226ページ、市民文化会館建設費についてでございますが、平成13年度も駐車場整備に努められてきたわけでございますが、現在整備されております部分についての市民への開放日というものはいつ頃になっているのかひとつ明らかにしていただきたいと思います。 次に2点目になりますが、建設予定地内の進入禁止というものはいつ頃と考えればいいのか、この点についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 総務企画部長。 ◎総務企画部長(武内豊君) 市民文化会館に関する駐車場の件というのは、今工事をやっている場所のことですか。これにつきましては年度内に工事完了する予定というようなことで今進めてきております。工事完了後は市民文化会館に限らず、ご案内のとおり市民文化会館は平成15年の秋完成ということですから、その間には市役所の来客用あるいは文化センター来客用の駐車場としても活用して参りたいと考えているところです。 併せて、建設予定地の車両等の進入禁止の件につきましては、過般関係業者が集まって工程会議をいたしたところでございます。そうした中で、今週早々には安全対策を含めた建設予定地の周囲の防護柵を取り付けて参りたいというお話を聞いております。よって、近々建設用地そのものについての利用は不可能になってくるものとこのように見込んでいるところです。 ○議長(宝玉義則君) 16番、鶴蒔清一君。 ◆16番(鶴蒔清一君) 駐車場の問題でございますが、当初あの一帯を駐車場にするというような計画が明らかにされた時点で、原町西原線に出ていくような感じでの説明があったと思うわけですが、それらについては現段階でも用地取得の交渉を進め、事業計画に沿って事業を進めていくというような考えにたって今進められているのか、どうかお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 総務企画部長。 ◎総務企画部長(武内豊君) おただしのとおりそういう計画で地権者の協力もいただいているところでございます。 ○議長(宝玉義則君) 17番、高野正道君。 ◆17番(高野正道君) 予算書の中の180ページから181ページの補助金に係わる部分であります。これは観光助成事業、ホースピアフェスティバル事業の補助金50万円を減額をしなくてはならないという理由はどういう状況であったのか。事業が行わなかったということなのか、答弁をいただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(佐藤仲男君) ホースピアフェスティバル事業の補助金でございますが、馬の文化のいきづくまちづくり事業の一環として補助金を交付したわけでございます。この事業は、開始以来14年にわたって春のイベントとして市民に親しまれてきておりましたが、この事業の主な主催者であります青年会議所の団体につきましては、青年会議所の会員の減少、それから協賛会社である各企業が不景気のためにほとんど実施できるような状況になれない状況ということで平成13年度につきましては中止した状況でございます。非常に残念でありますが、今後は市としてもせっかく市民に根づいたイベントでございますので、これらに代わる別なイベント等を関係団体と模索しながら、代わりのイベント等を企画、組織づくりに努めていきたいと考えております。 ○議長(宝玉義則君) 17番、高野正道君。 ◆17番(高野正道君) 14年間続いてきて、ここにきて参加者が少なかったと、それで事業が行われなかったという理由のようであります。これらにつきましては、大体毎年5月頃ですか、時期的には。そうしますとこの予算、もっと早い時期にこうした部分での50万円ということですが、やはり予算として使い方として、もっと早い時期に6月とかあるいは9月補正でこうした部分で対応をして予算の有効を図るという考え方がやはり正しいのではないかと私は認識をしておるのですが、この点についてまず答弁をいただきたい。 補助事業に係わる部分でありますが、今後こうした平成14年度まだ見ておりませんが、こうした補助に係わる部分で今後どういう見直しといいますか、点検といいますか、こうした点はどうなされていくのか、この点についてお伺いをいたします。 ○議長(宝玉義則君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(佐藤仲男君) 青年会議所を含めた各団体との話の中で代わりのものがないということで、秋、そういうものを含めて検討した結果がどうしてもできないということで、整理予算というような形になりますけれども3月補正に計上したというようなことでございます。春から夏、秋にかけていろいろ各種団体との検討の中で進められなかったということですのでご理解いただきたいと考えます。 その中で今後の企画、確かに14年も市民に根づいております。市民も期待しております。それらに代わるものについても今後青年会議所それから商店連合会等と話し合いながら、よりよい方向で進めるように検討して参りたいと考えます。 ○議長(宝玉義則君) 2番、小川尚一君。 ◆2番(小川尚一君) 同じく180ページ、7款1項3目観光費の中の道の駅建設計画事業費でありますが、こちらも49万1千円のマイナス補正となっておりますが、この理由についてお聞きしたいと思います。 また182ページ、7款1項6目のまちづくり事業費であります。駅前開発事業費、  一般経費でありますが、こちらもマイナス58万5千円の補正となっておりますが、中心市街地の活性化また先ほど市長の所信の中にも駅前北部区画整理事業の完成に向けた推進を図るというお話がありましたが、この辺についてマイナスとなっている部分についてのご説明をお願いいたします。 ○議長(宝玉義則君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(佐藤仲男君) 道の駅の関係につきましては、経済担当次長からお答えします。 開発費の中の会議との関係でございますが、これらについては100%実施しなかったということではございません。ある程度ここにデータはございませんけれども、極力努力して予算の節減に努めたというようなことでございますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 建設経済部次長。 ◎建設経済部次長(須江文信君) おただしの49万1千円でございますが、これは本来ならば建設に向けまして国土交通省、福島県等と関係団体からなる建設委員会を立ち上げまして、しかるべき手順を踏むというための報償費旅費等々、あるいは負担金でございます。 本件につきましては、国の電力移出交付金という原資をして建設計画を立てておるのでございますが、そこの部分での計画がまだ確定できていないということから、平成13年度におきましては、建設委員会を開会することができなかったという経過から、所要の経費を今回補正減とさせていただきました。 ○議長(宝玉義則君) 2番、小川尚一君。 ◆2番(小川尚一君) 同じく道の駅の件でありますが、そうしますと今後の対応についてどのようにお考えなのかお聞きします。 ○議長(宝玉義則君) 建設経済部次長。 ◎建設経済部次長(須江文信君) 原町市道の駅建設計画事業といたしましては、大きくは広域交流拠点整備事業という構想の下で、道の駅のみならず周辺の原町市の山は馬事公苑から、海はCCZまで真ん中の里の事業も含めまして、あるいは広域的な仙台市、いわき市、あるいは福島市、そうしたものを踏まえながら、交流拠点の施設というようなことでその辺の整理も含めた単に道の駅のみならず、リンクするような施設整備も含めて実は構想として考えておりますので、そのレベルにおいて構想踏まえながら、所管である建設経済部としては、このハード事業をどうしていくかということも切り割りをしながら進めていきたいと考えております。 ○議長(宝玉義則君) 1番、水井清光君。 ◆1番(水井清光君) 7款、2目、商工業振興費のうち、中小企業振興資金制度信用保証料の補助金が402万1千円の減額、また無担保無保証の融資制度保証料補助金が111万円の減額ということでありますが、今大変市内の企業が不景気ということで、苦しい状況にあると聞いておりますけれども、こういう制度を十分に活用されていないとこの数字からだと見受けられるのですけれども、その制度を申請された件数と実際に利用された件数をひとつお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 建設経済部次長。 ◎建設経済部次長(須江文信君) はじめに、中小企業振興資金制度信用保証料の補助金でございますが、現在まで35件でございます。それから無担保無保証人融資制度信用保証料の補助金でございますが、本年度に当たりましては利用者がないという状況でございます。この中小企業振興資金のほうでございますけれども、制度資金そのものにつきましてもかなり利用するために一般的にはハードルが低くないという状況もございます。それからもう一方は事業者のほうとして、ここまで設備投資をする、あるいは運転資金を要するというところまでいっていない。いろんなところがミックスされてこういう状況になっておるのかと思います。400万円の補助金の減額でございますけれども、これは信用保証料に対する補助金でございまして、これ以降あと20件ぐらいの予定をしておりまして、この分に対する残額さえあればいいという整理予算でございます。 それから、無担保無保証人の融資制度の状況でございますけれども、我々としては一応融資相当額が1億1千万円ほどご融資できる額を想定しておりまして、272万円ほどの信用保証料の補助金を想定しました。想定しました2分の1を当初136万円ということで計上いたしましたが、やはり無担保無保証人というからには逆に信用保証協会に残額があればこれを利用できない。これは大変設立当初からいわれた高いハードルでございまして、制度としてあるものですから、これをどう位置付けるかということまでならないと、この制度の債務残高がなくなれば借りられるというこれはなかなかはずせない条件でございまして、この辺でご理解賜りたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 3番、平田武君。 ◆3番(平田武君) 12款の公債費の中でお尋ねをいたしますが、ページは237ページであります。その中で、今年度の支払が20億9,300万円ということで膨大に膨れあがっております。その根幹をなすものとして、博物館の繰上償還3億2,800万円あるわけでありますが、その内容等についてお聞かせをいただきたい。まず1点です。 それから、もう一つは単年度の借入、市債が28億円だということで、これらバランスを考えてのこういう仕組みをしたのかどうか、その2点についてお尋ねをしたい。 ○議長(宝玉義則君) 総務企画部長。 ◎総務企画部長(武内豊君) まず今回博物館の起債、いうならばこれは平成6年度事業債でございます。これについて繰上償還をするものでございまして、当初借入額9億8,520万円ほどございました。これの残り分が今回繰上償還をするということでございます。それから起債の28億円のバランスの問題があったわけでございますけれども、こうしたものについてはご案内のとおり、財政計画の中に十分折り込みをしながら今後も対応して参りたい。そのためには、先ほどの繰上償還という手法も当然入れながら今後とも15%のライン以下にもっていくような財政努力を今後ともやって、いうならばまさにバランスのとれた財政運営に心がけて参りたいと考えています。 ○議長(宝玉義則君) 3番、平田武君。 ◆3番(平田武君) これからの行く末でありますが、バランスを考慮してと、なれば本来であれば公債費が大きくなって、市債が少なくなってくるという方向づけをこれからつくっていかなくてはいけない。ただ、原町市今大きな財源不足今までありましたけれども、これから少なくなってくる。そしてまた箱物が大きくできていくという環境の中で、そこら辺のバランスをきちんととらえた中で長期的に取り組んでいかなくてはいけないと思うのですが、そこら辺はどのように考えておるかお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 総務企画部長。 ◎総務企画部長(武内豊君) この市債の問題、まさに市そのものが事業をもって借りなければならない起債、それからご案内のとおり国の財政事情があります。臨時財政対策債あるいは臨時経済対策債、いうならば地方交付税に代わってこうした起債を是非使ってくださいということも、赤字地方債の対応についても、当然我々自治体としては自主財源の少ない中で、当然依存してやらなくてはならない部分もございます。こうしたものについても、おただしのように長期財政計画の中でこれについても極力限度いっぱい借りるというようなスタンスではなく、努力をしながら枠内に収まるような姿勢で臨んで参りたいと考えているところでございます。 ○議長(宝玉義則君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第17号については委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第17号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。   これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第17号 平成13年度一般会計補正予算については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第17号については原案のとおり可決されました。  暫時休憩をいたします。                    午後2時22分 休  憩                    午後2時32分 再  開 ○議長(宝玉義則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第6 議案第18号 平成13年度原町市国民健康保険特別会計補正予算について ○議長(宝玉義則君) 平成13年度原町市国民健康保険特別会計補正予算についてを議題といたします。  これより本件に対する質疑を許します。 17番、高野正道君。 ◆17番(高野正道君) 18ページ、19ページであります。ここでは負担金補助金及び交付金と、ここで一般被保険者の療養給付金の負担額が1億9,681万6千円という形で増えてきております。これらは当然リストラとか、そうした部分が社会保険のほうから回ってきた数等々もかなりあるのだろうという形でもありますし、医療関係の費用もかなり増加しているのかという部分もあるわけです。 ですからこうした部分の概要で加入者はどの程度増えてきているのか、この点についてお伺いをいたします。 ○議長(宝玉義則君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(高橋光政君) 今回の一般被保険者の療養給付費が1億9,600万円ほど増加している要因でありますけれども、被保険者のリストラ等による増加もあります。 それから、保険給付費すべての積算方法ということになりまして当初予算、それから本算定によります6月補正予算計上の段階におきまして、厚生労働省の算定方式で積算しております。つまり、過去3か年の医療費の伸び及び被保険者数の伸び等に基  づきまして予算計上額を積算しておりますが、今回の3月補正予算につきましては、平成13年6月から平成13年11月までの給付実績と、今後の給付見込みによりまして算定し予算計上したというようなことでございます。 したがいまして、平成12年度の予期せぬほど医療費が減少したことが今年度当初額に反映しておりまして、今回6か月の給付実績から推計いたしまして、今回計上した額程度の不足が生じたというような内容でございます。 ○議長(宝玉義則君) 17番、高野正道君。 ◆17番(高野正道君) 6か月間の調整という状況を把握いたしました。そこで最近は非常に加入者増があるのかという点について、ひとつ把握をしておりましたら答弁いただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(高橋光政君) 1月末現在で申しますと被保険者が総数で860人ほど増えております。それから退職被保険者がそのうち27名、一般被保険者のうち老人が292名、若い方が541名という内容でございまして、増加の傾向にあるということでございます。 ○議長(宝玉義則君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第18号については委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第18号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第18号 平成13年度原町市国民健康保険特別会計補正予算については原案のとおり決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいまの議案第18号については原案のとおり可決されました。 △日程第7 議案第19号 平成13年度原町市老人保健特別会計補正予算について ○議長(宝玉義則君) 平成13年度原町市老人保健特別会計補正予算についてを議題といたします。  これより本件に対する質疑を許します。 17番、高野正道君。 ◆17番(高野正道君) 9ページでありますが、老人保健の医療費の交付金が1億900万円ということであります。平成12年度分も入ってきているのかという思案はするのですが、これらについて答弁をいただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(高橋光政君) 老人医療費の交付金の減額補正についてでありますけれども、今回の歳入予算の補正につきましては、一般会計繰入金を除いてすべて減額補正となっているところであります。これが交付金等の歳入は歳出予算額に応じてるる計算により交付されることになっておりますので、今回歳出の医療諸費を減額補正しておりますので、この減額割合に応じて歳入予算を減額して補正予算計上したものでございます。 ○議長(宝玉義則君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第19号については委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第19号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第19号 平成13年度原町市老人保健特別会計補正予算については原案のとおり決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。    よって、ただいまの議案第19号については原案のとおり可決されました。 △日程第8 議案第20号 平成13年度原町市育英資金貸付特別会計補正予算について ○議長(宝玉義則君) 平成13年度原町市育英資金貸付特別会計補正予算についてを議題といたします。  これより本件に対する質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第20号については委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第20号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第20号 平成13年度原町市育英資金貸付特別会計補正予算については原案のとおり決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいまの議案第20号については原案のとおり可決されました。 △日程第9 議案第21号 平成13年度原町市太田財産区特別会計補正予算について ○議長(宝玉義則君) 平成13年度原町市太田財産区特別会計補正予算についてを議題といたします。  これより本件に対する質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。   お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第21号については委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第21号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第21号 平成13年度原町市太田財産区特別会計補正予算については原案のとおり決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいまの議案第21号については原案のとおり可決されました。 △日程第10 議案第22号 平成13年度原町市下水道事業特別会計補正予算について ○議長(宝玉義則君) 平成13年度原町市下水道事業特別会計補正予算についてを議題といたします。  これより本件に対する質疑を許します。 17番、高野正道君。 ◆17番(高野正道君) 2点ほどお伺いをいたします。 まず最初に5ページでありますが、繰越明許費が1億4,890万円出ております。こうした中で繰り越さなくてはならなかった理由等々があるのかと思いますので、これらについて答弁をいただきたいと思います。 さらには、11ページの下水道使用料であります。これらにつきましては、水道との関連もあるのだろうと思いますが、ここで2,953万8千円、こうした部分で料金が増えてきておるといった実態はどういう状況になっているのか答弁いただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(佐藤仲男君) 繰越関係でございますが4件ほどございます。第1点目が原町市下水処理場水処理施設建設機械設備工事でございますが、処理場そのものが民家に近いということで、騒音、振動等の処理に大変時間を要した関係で繰越をしております。3か月ほど遅れるということで平成14年6月28日までの工期を考えております。 それから、第2点目の原町第一下水処理場水処理施設電気工事関係ですが、前の1件目の事業と同じような状況で遅れてこれも6月28日の工期の予定でございます。 それから、雨水管渠築造第1工区でございますが、これについては街路工事との絡みでございますが、街路工事と補償との関係で日時を要したということで、街路工事の下をやる関係で、繰り越すということでございます。これにつきましては、12月20日を考えております。 それから、4点目の下水管渠築造第9工区につきましては、今回の補正の中の予算でありますけれども、国の二次補正に伴う工事でございます。そんな中で今回3月中に発注して契約繰越ということで考えております。12月20日までというように考えております。 それから、11ページの件でございますが、2,491万1千円の絡みでございますが、先ほどのおただしのように、水道と下水道同じでございますが、平成4年から検針日を早め、検針月納入通知書を送付するように改正したために1か月分多くなるというようなカウントの方法で、1か月分補正増というように処理しております。 以上でございます。 ○議長(宝玉義則君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第22号については委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第22号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第22号 平成13年度原町市下水道事業特別会計補正予算については原案のとおり決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいまの議案第22号については原案のとおり可決されました。 △日程第11 議案第23号 平成13年度原町市文化及びスポーツ振興育成事業特別会計補正予算について ○議長(宝玉義則君) 平成13年度原町市文化及びスポーツ振興育成事業特別会計補正予算についてを議題といたします。  これより本件に対する質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第23号については委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第23号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第23号 平成13年度原町市文化及びスポーツ振興育成事業特別会計補正予算については原案のとおり決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいまの議案第23号については原案のとおり可決されました。 △日程第12 議案第24号 平成13年度原町市介護保険特別会計補正予算について ○議長(宝玉義則君) 平成13年度原町市介護保険特別会計補正予算についてを議題といたします。  これより本件に対する質疑を許します。   17番、高野正道君。 ◆17番(高野正道君) 27ページを見ているわけですが、ここでは居宅介護サービス給付保健負担金が3千万円ほど計上されております。こうした中で、実体的な状況の点についてまず一つ答弁いただきたい。 さらに、施設介護サービスについては1億1,500万円が伸びております。こうした部分で、介護と医療費部分等々の関わり等も相当出てきているのかという思いがするのですが、その点について2点答弁いただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(高橋光政君) それでは介護保険特別会計の中で、居宅介護サービス給付費保険者負担額3,012万5千円でございますが、今回の補正増額につきましては、要支援と要介護の所要額の予算上の振り分けが要支援を多く見込んだことによりまして実績と若干乖離があったことと、事業計画での介護サービス利用の見込み、特に入浴サービス、通所サービス、短期入所サービスの利用が増加したことによるものでございます。 次に、介護サービスの給付費の1億1,574万円の減額でございますが、事業計画においては介護療養型医療施設の利用人員を月58人で見込んでおりましたが、実績見込みでは概ね20人となることに伴うものでございます。利用人員が計画と大きく乖離したのは、療養型病床群の介護保険適用への転換が一定程度図られたものと見込んでおりましたが、福島県全体的に同様でありますので、転換が予想ほど進まなかった結果によるものであると考えております。 ○議長(宝玉義則君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第24号については委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第24号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第24号 平成13年度原町市介護保険特別会計補  正予算については原案のとおり決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいまの議案第24号については原案のとおり可決されました。 △日程第13 議案第25号 平成13年度原町市水道事業会計補正予算について ○議長(宝玉義則君) 平成13年度原町市水道事業会計補正予算についてを議題といたします。  これより本件に対する質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第25号については委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第25号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第25号 平成13年度原町市水道事業会計補正予算については原案のとおり決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいまの議案第25号については原案のとおり可決されました。 △日程第14 議案第26号 平成13年度原町市病院事業会計補正予算について ○議長(宝玉義則君) 平成13年度原町市病院事業会計補正予算についてを議題といたします。    これより本件に対する質疑を許します。 17番、高野正道君。 ◆17番(高野正道君) 1ページでありますが、入院、外来こうした中で、入院がマイナス、そして外来がかなり4,050人ですか、大幅に増えてきております。主要施策の中で説明があったわけでありますが、インフルエンザの患者が600人以上も増加してきているという非常に大変な状況になってきているようであります。こうした中でその内訳、年をとられた方、あるいは中年、そしてまた小中学生、幼児と分かれるのかと思うのですが、こうした部分ではどういうふうに把握をしているのか答弁いただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 市立病院事務長。 ◎市立病院事務長(草野勝征君) 2月に入りましてからインフルエンザの感染症の流行が始まっておるわけですが、年齢層については詳しいことは把握しておりませんが、傾向としてはやはりインフルエンザの罹患率は幼児に多いということでございます。 それから高齢者については市の支援もございますので予防接種が非常に増えた。そういう意味では、高齢者についてはあまり顕著な動きはありません。ただ、現実に呼吸器系疾患、いわゆる肺炎が若干高齢者に多いのかと考えておりますし、それに伴っていわゆる心臓疾患もやはり概ね横ばいから若干上昇になっているというのが分析の状況でございます。 ○議長(宝玉義則君) 17番、高野正道君。 ◆17番(高野正道君) 非常に深刻な状況であります。隣の相馬市にあっては小学生がインフルエンザで亡くなったという報道もありました。そうした中で予防関係が非常に大事になってきているのかと。そうした中では12月でも高齢者に係わる部分では2千人対象で4千万円の計上をしました。こうした中でその予防関係を受けられているという部分が把握しておりますれば答弁いただきたい。 さらに、これから寒暖の差が激しくなるのだろうとみているわけですが、なお一層インフルエンザに対する予防関係の啓蒙の部分では、市としては何らかの対策を講じていかなくてはならないのではないかと思うのですが、そうした点についてどういうお考えなのか答弁いただきたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) 生活福祉部長。 ◎生活福祉部長(高橋光政君) 12月議会におきまして、インフルエンザ予防接種の年齢65歳以上の方についての予算化をいただいたわけでありますけども、年齢65歳以上の方は1万1,109人ほどいるわけでございます。その4割の4,440人を見越しまして予算化しておりました。1月末現在で2,026人の方がインフルエンザの予防接種を受けたというような状況でございまして、今後3月まで予防接種を受けるようなPR等をして参りたいと思います。 ○議長(宝玉義則君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第26号については委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第26号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第26号 平成13年度原町市病院事業会計補正予算については原案のとおり決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいまの議案第26号については原案のとおり可決されました。 △日程第15 議案第27号 平成13年度原町市訪問看護事業会計補正予算について ○議長(宝玉義則君) 平成13年度原町市訪問看護事業会計補正予算についてを議題といたします。  これより本件に対する質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第27号については委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第27号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第27号 平成13年度原町市訪問看護事業会計補正予算については原案のとおり決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいまの議案第27号については原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。 明2月26日は議案調査のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、明2月26日は議案調査のため休会することに決しました。 次の会議は2月27日午前10時から開くことといたします。 本日はこれをもって散会いたします。                    午後3時01分 散  会...