二本松市議会 > 2022-03-01 >
03月01日-01号

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  1. 二本松市議会 2022-03-01
    03月01日-01号


    取得元: 二本松市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-30
    令和 4年  3月 定例会(第2回)          令和4年3月1日(火曜日)---------------------------------------出席議員(22人)    1番 堀籠新一   2番 坂本和広   3番 斎藤 徹    4番 佐久間好夫  5番 佐藤運喜   6番 鈴木一弘    7番 石井 馨   8番 加藤建也   9番 本多俊昭   10番 熊田義春  11番 小野利美  12番 安齋政保   13番 佐藤 有  14番 菅野 明  15番 小林 均   16番 平 敏子  17番 野地久夫  18番 平塚與志一   19番 斎藤広二  20番 佐藤源市  21番 平栗征雄   22番 本多勝実欠席議員(なし)---------------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長   渡辺誠一     総務係長     遊佐真理   議事調査係長   鴫原久勝     書記       久保 賢   書記       田神 亮     書記       安齋友裕   書記       高野寛正     書記       斎藤大樹   書記       武田光司---------------------------------------地方自治法第121条による出席者   市長          三保恵一   副市長         齋藤源次郎   教育長         丹野 学   総務部長        中村哲生   秘書政策課長      佐藤秀大   財政課長        安田憲一   人事行政課長併任                      選挙管理委員会事務局長 岡村 厚   税務課長        土屋健二   市民部長        佐藤吉浩   生活環境課長      伊藤雅弘   市民課長        高橋祐子   国保年金課長      二階堂恵一   保健福祉部長      佐々木幹夫  福祉課長        阿部清久   子育て支援課長     加藤珠美   高齢福祉課長      大内真利   健康増進課長      騎西東五   産業部長        荒木光義   農業振興課長      遠藤吉嗣   商工課長        遊佐清作   観光課長        鈴木達也   建設部長        磯川新吾   土木課長        鈴木喜代一   都市計画課長      菊地 智   建築住宅課長      福山佳男   上下水道課長      佐藤紀行   会計管理者       篠塚 浩   監査委員事務局長    伊藤 茂   農業委員会事務局長   高根功幸   教育部長        内藤徳夫   教育総務課長      石井栄作   学校教育課長      安齋憲治   生涯学習課長      服部憲夫   文化課長        鈴木啓樹   安達支所長       高野淳一   安達支所地域振興課長  佐藤幸夫   岩代支所長       塩田英勝   岩代支所地域振興課長  下村 覚   東和支所長       佐藤正弘   東和支所地域振興課長  武田幸喜---------------------------------------議事日程第1号 令和4年3月1日(火) 午前10時開会 日程第1 会議録署名議員指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案等一括上程市長提案理由説明請願付託報告)  会議事件  〔市長提出議案〕   第5号 福島市及び二本松市におけるふくしま田園中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結に関する協議について   第6号 二本松の酒で乾杯条例制定について   第7号 二本松市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について   第8号 二本松市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について   第9号 二本松市手数料条例の一部を改正する条例制定について   第10号 二本松市営プール条例の一部を改正する条例制定について   第11号 工事請負契約の変更について   第12号 市道路線の認定及び廃止について   第13号 令和3年度二本松市一般会計補正予算   第14号 令和3年度二本松市国民健康保険特別会計補正予算   第15号 令和3年度二本松市後期高齢者医療特別会計補正予算   第16号 令和3年度二本松市水道事業会計補正予算   第17号 令和3年度二本松市下水道事業会計補正予算   第18号 令和4年度二本松市一般会計予算   第19号 令和4年度二本松市国民健康保険特別会計予算   第20号 令和4年度二本松市後期高齢者医療特別会計予算   第21号 令和4年度二本松市介護保険特別会計予算   第22号 令和4年度二本松市土地取得特別会計予算   第23号 令和4年度二本松市公設地方卸売市場特別会計予算   第24号 令和4年度二本松市佐勢ノ宮住宅団地造成事業特別会計予算   第25号 令和4年度二本松市茂原財産特別会計予算   第26号 令和4年度二本松市田沢財産特別会計予算   第27号 令和4年度二本松市石平財産特別会計予算   第28号 令和4年度二本松市針道財産特別会計予算   第29号 令和4年度二本松市小手森財産特別会計予算   第30号 令和4年度二本松市工業団地造成事業会計予算   第31号 令和4年度二本松市宅地造成事業会計予算   第32号 令和4年度二本松市水道事業会計予算   第33号 令和4年度二本松市下水道事業会計予算  〔請願〕   第1号 消費税のインボイス制度実施見送りを求める請願   第2号 福島県最低賃金の引き上げと早期発効を求める意見書提出請願書   第3号 「水田活用の直接支払交付金」の見直しの中止を求める請願書  〔陳情〕   第1号 TPP等自由貿易協定についての陳情書   第2号 改憲手続法及び憲法改正についての陳情書 散会---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------会議の経過 〔開会前机上配付資料 諸般の報告、提案理由説明書請願文書表陳情文書報告書〕 ○議長(本多勝実) おはようございます。 議場内の皆様へ申し上げます。 今期定例会は、新型コロナウイルス感染症予防対策のため、マスクを着用しての会議といたします。 ただいまから令和4年第2回二本松市議会3月定例会を開会いたします。                          (宣告 午前10時00分) ○議長(本多勝実) なお、本日、報道機関等から議場内の写真撮影の申し出がありましたので、許可することにいたしました。 ○議長(本多勝実) 会議に先立ちまして、諸般の報告を行います。 定例会でございますので、12月定例会以降の議長の職務執行についての諸般の報告をお手元に配付しておりますので、ご覧いただきたいと存じます。 なお、報告事項についての関係資料は、事務局に保管しております。 ○議長(本多勝実) 続きまして、さきの12月定例会において、選挙管理委員会委員に当選されました皆さん、並びに教育委員会委員に任命及び監査委員に選任することに同意いたしました皆さんが、それぞれ就任されましたのでご紹介いたします。 この際、就任の挨拶を許します。 ○議長(本多勝実) 初めに、選挙管理委員会委員をご紹介いたします。ご入場ください。          (選挙管理委員会委員 入場) ○議長(本多勝実) 委員長から順次ご登壇ください。          (選挙管理委員会委員 登壇) ◎選挙管理委員会委員長(平舘泉) 皆さん、おはようございます。 このたび、二本松市選挙管理委員会委員長を就任いたしました平舘泉と申します。これから4年間、市政、県政、国政の選挙に携わるわけでございますが、安心安全、公平な選挙に努め、皆様のご協力をいただきながら進めていきたいと思います。 これからもよろしくどうぞお願いします。 ◎選挙管理委員会委員長職務代理者菅野善昭) おはようございます。 委員長同様、2期目に今回選出されました二本松の菅野善昭です。どうぞよろしくお願いします。今回は委員長職務代理ということで務めさせていただきます。 職務を遂行するよう一生懸命頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎選挙管理委員会委員桑原恒雄) おはようございます。 このたび、選挙管理委員に選出され2期目となりました岩代地域小浜桑原恒雄です。 よろしくお願いします。 ◎選挙管理委員会委員佐藤克男) おはようございます。 このたび、初めて選挙管理委員に選任をいただきました油井出身の佐藤克男と申します。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(本多勝実) 以上で、選挙管理委員会委員の挨拶は終わりました。 どうぞお戻りください。          (選挙管理委員会委員 退場) ○議長(本多勝実) 次に、教育委員会委員をご紹介いたします。ご入場ください。          (教育委員 佐藤英之 入場) ○議長(本多勝実) 佐藤英之君、ご登壇ください。          (教育委員 佐藤英之 登壇) ◎教育委員佐藤英之) 教育委員に任命されました佐藤英之でございます。 2期目になりますが、皆様にいろいろご指導いただき、努めてまいりたいと思います。 よろしくお願い申し上げます。 ○議長(本多勝実) 以上で、教育委員会委員の挨拶は終わりました。 どうぞお戻りください。          (教育委員 佐藤英之 退場) ○議長(本多勝実) 次に、監査委員をご紹介いたします。ご入場ください。          (監査委員 守岡健次 入場) ○議長(本多勝実) 守岡健次君、ご登壇ください。          (監査委員 守岡健次 登壇) ◎監査委員守岡健次) おはようございます。 さきの12月定例議会に選任の同意をいただき、去る1月27日に監査委員に就任いたしました守岡健次でございます。監査委員として地方自治法の規定に基づき、公平公正な立場で監査時における着眼点でございます剛毅性、経済性、効率性、そして有効性の観点から監査対象を検証するなど、職務の重要性を十分認識し、職責を果たしてまいりたいと考えております。 どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(本多勝実) 以上で、監査委員の挨拶は終わりました。 どうぞお戻りください。          (監査委員 守岡健次 退場)
    ○議長(本多勝実) 以上で、諸般の報告は終わりました。 ○議長(本多勝実) これより会議に入ります。 ○議長(本多勝実) 議員の出席状況を報告いたします。 現在出席議員22人、全員であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、本会議は成立いたしました。 ○議長(本多勝実) 地方自治法第121条の規定に基づき、出席を求めた説明員を報告いたします。          (前記のとおり) ○議長(本多勝実) 会議録署名議員を指名いたします。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において2番坂本和広君、3番斎藤徹君、4番佐久間好夫君。 以上の3名を指名いたします。 ○議長(本多勝実) 本定例会の会議事件を報告いたします。 市長提出の議案第5号から議案第33号までの29件、並びに今期定例会までに受理した請願3件及び陳情2件であります。 なお、会期中に議長提出議題として、予算審査特別委員会設置及び人権擁護委員候補者の推薦についての2件を提出する予定であります。 ○議長(本多勝実) 次に、会期の決定を議題といたします。 議会運営委員会今期定例会の会期、日程等に関する閉会中の審査を付託しておりましたので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長、10番熊田義春君。 ◆議会運営委員長熊田義春) 議長、議会運営委員長、10番熊田義春。 ○議長(本多勝実) 熊田義春君。          (議会運営委員長 熊田義春 登壇) ◆議会運営委員長熊田義春) 皆さん、おはようございます。 本委員会に付託されておりました今期定例会の会期、日程等について、去る2月25日午前10時30分から委員会を開催し、審査をいたしましたので、その結果についてご報告申し上げます。 初めに、今期定例会会議事件でありますが、市長提出の議案29件であり、議案の内容は、福島市及び二本松市におけるふくしま田園中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結に関する協議1件、条例の制定5件、工事請負契約の変更1件、市道路線の認定及び廃止1件、補正予算5件、当初予算16件であります。 なお、会期中に議長提出議題として、予算審査特別委員会の設置及び人権擁護委員候補者の推薦の2件が提出される予定であります。 次に、請願等でありますが、今期定例会までに請願3件及び陳情2件を受理しております。 なお、陳情2件につきましては、会議規則第145条の規定による、請願の例による取扱いは行わないことに決定をいたしました。 次に、会期等についてご報告を申し上げます。 会期は、本日1日から22日までの22日間と決定をいたしました。 日程につきましては、本日1日は、議案等一括上程、市長の提案理由説明請願付託報告。明日2日は、議案調査のため休会。3日、午前10時本会議を再開し、議案に対する質疑、質疑の後、予算審査特別委員会の設置、議案の委員会付託を行い、代表質問に入ります。4日、一般質問。5日、6日、休日のため休会。7日、一般質問。8日から10日、予算審査特別委員会。11日、中学校卒業式のため、午後、予算審査特別委員会。12日、13日、休日のため休会。14日、予算審査特別委員会。15日から17日、常任委員会。18日、常任委員会及び予算審査特別委員会。19日から21日、休日等のため休会。22日、午前、常任委員会及び予算審査特別委員会。午後2時本会議を再開し、委員長報告委員長報告に対する質疑、討論、採決という日程であり、その後、議長提出議題として、人権擁護委員候補者の推薦についての1件が提出される予定であります。 今期定例会における代表質問通告者は5人、一般質問通告者は10人であります。 なお、質疑通告については、明日2日正午までといたしておりますので、ご協力をお願いいたします。 以上、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(本多勝実) 以上で、議会運営委員長の報告は終わりました。 ○議長(本多勝実) お諮りいたします。 今期定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、本日1日から22日までの22日間とすることにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日1日から22日までの22日間とすることに決しました。 なお、陳情第1号及び陳情第2号の2件の取扱いについては、議会運営委員会に諮問の結果、会議規則第145条の規定に基づく請願の例による取扱いは行わないことといたしましたので、ご了承を賜りたいと存じます。 会議日程については、議会運営委員長報告のとおりであります。 ただいま日程表を配付いたさせます。          (日程表 配付) ○議長(本多勝実) 今期定例会における代表質問の通告者は5人、一般質問の通告者は10人であります。 なお、質疑通告につきましては、明日2日正午までに事務局へ通告くださるようお願いいたします。 ○議長(本多勝実) 議事日程に従い、市長提出の議案第5号から議案第33号までの29件、並びに請願第1号から請願第3号までの3件を一括議題といたします。 ○議長(本多勝実) これより市長の提案理由の説明を求めます。 ◎市長(三保恵一) 議長、市長。 ○議長(本多勝実) 市長。          (市長 三保恵一 登壇) ◎市長(三保恵一) おはようございます。 市議会3月定例会に当たり、ご多用のところご参集を賜りまして、誠にありがとうございます。 初めに、新型コロナウイルス感染症対策についてでありますが、昨年末には感染状況は一旦落ち着きを見せていたものの、年明けからオミクロン株による第6波の爆発的な感染拡大が全国的に広がり、福島県においても県内全域を対象にまん延防止等重点措置として1月30日から3月6日まで期間も延長して対策を行っている状況であります。 そのような中、本市におきましても連日感染者が確認されており、依然として予断を許さない状況が続いておりますが、「命を守る」ことを基本に「感染拡大防止」・「生活を守る」・「経済対策」を3本柱として、ワクチン接種の推進をはじめ生活支援事業者支援など各種感染対策に継続的に取り組んでいるところであります。 その中でも、新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、市民の命と健康を守る大事な事業であり、希望する全ての方が安心して接種を受けられるよう、安達医師会と管内3市村で協議を行いながら、3回目のワクチン接種を推進するとともに、5歳から11歳までの子どもへのワクチン接種につきましても進めてまいります。 さて、今期定例会におきましては、令和4年度の当初予算をはじめ、新たな条例の制定及び現行条例の一部改正等の議案についてご審議を賜りたく存じますが、提出事件の説明を申し上げる前に、新年度の市政運営に臨む基本的な考え方について申し上げます。 令和4年度は、新しい総合計画がスタートして2年目を迎えます。目指す将来像「笑顔あふれる しあわせのまち 二本松」の実現に向け、健康寿命の延伸、地域のちから、こどもの未来、人口減少対策の四つの重点事項と、まちづくり基本目標として、「健康で暮らし続けられるまち」、「地域の誇りに満ちた活力あるまち」、「世代をつないで人を育むまち」、「安全で快適な暮らしのあるまち」の4項目を掲げ、積極的かつ効果的に各種施策・事業に取り組むとともに、「市民が主役。市民とともに。」を基本にいたしまして、社会経済環境の変化にしっかりと対応し、SDGs(持続可能な開発目標)が目指す誰一人取り残さない市政を推進してまいります。 子育て支援・待機児童の解消、高齢者・障がい者福祉の充実、教育環境の整備・充実、人材育成、企業誘致の推進・生活の基盤となる雇用の確保、農業の再生・有害鳥獣対策、商工業・観光の活性化、道路網の整備、まちづくり拠点の整備、住宅団地の整備、二本松城跡整備芝生広場の整備、そして3回目のワクチン接種をはじめとした新型コロナウイルス感染症対策など、市民の命と暮らしを守り、子どもからお年寄りまで、生きがいと幸せを実感しながら、二本松市に生まれて、育って、住んで、本当に良かったと思える、平和で豊かな「住み良い二本松市の実現」、そして「持続可能な自立した自治体」を市民の皆様とともに築いてまいりますので、議員の皆様のなお一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。 それでは、今期定例会に提案申し上げました議案について、その概要を申し上げます。 今期定例会に提案いたしました事件は、29件であります。 議案の順序もございますが、3月定例会でありますので、新年度当初予算から申し上げます。 予算編成に当たっての基本的な考え方といたしましては、総合計画の四つの基本目標の達成に向けて、各種事業を積極的に推進することはもちろん、新型コロナウイルス感染症対策、そして東日本大震災及び原子力災害による被害からの復旧・復興に係る施策を引き続き進めるとともに、事務事業の見直しや業務の効率化を推進し、限られた財源を有効に活用して、地方債や債務負担行為への依存を極力控えるという姿勢で臨んだところであります。 それでは、初めに、議案第18号令和4年度一般会計予算から申し上げます。 まず、歳入において、その基幹であります市税につきましては、前年度の賦課実績を基に、景気の動向や地域経済の状況等を勘案し、総体では前年度対比3億9,208万9,000円、率にして6.5%増の64億4,973万4,000円を見込みました。 地方交付税につきましては、普通交付税において、地方財政計画に基づき増額を見込むとともに、特別交付税においては、対象経費である除染関連事業費の減等に伴い減額を見込んだ結果、地方交付税総額において前年度対比7億2,700万円、率にして8.8%増の89億6,900万円を計上いたしました。 また、臨時財政対策債については、地方財政計画で減額が見込まれることから、前年度対比8億6,350万8,000円、率にして74.0%減の3億412万4,000円を計上したところであります。 次に、歳出につきましては、総合計画に基づく諸施策を中心に予算を措置いたしました。 令和4年度に取り組む主な事業について、総合計画の四つの基本目標に沿って申し上げますと、「健康で暮らし続けられるまち」では、地域福祉計画策定経費に400万円。温泉等利用健康増進事業に3,326万1,000円。高齢者の公共交通運賃無料化事業に1,029万円。生活習慣病予防事業に1億2,590万4,000円。二本松市民会館空調修繕費に4,000万円。芝生広場整備事業に2億3,010万5,000円などを計上いたしました。 「地域の誇りに満ちた活力あるまち」では、市民との協働による地域づくり支援事業に3,000万円。新規就農者支援事業に4,729万9,000円。商店街等活性化推進事業に3,773万8,000円。DMO推進事業に3,008万7,000円。二本松城跡総合整備事業に1億8,145万4,000円。歴史文化体験事業に400万円などを計上いたしました。 「世代をつないで人を育むまち」では、移住促進住宅取得奨励金等人口減少対策事業に1,520万円。子育て支援センター運営事業に2,519万3,000円。出産祝金支給事業に1,522万円。保育所等施設整備補助金に1億5,166万8,000円。妊婦健康診査事業に4,882万5,000円。学力向上対策として小中学校非常勤講師を配置する経費に3,865万7,000円。小中学校におけるICT環境整備事業に3,447万9,000円。二本松南小学校長寿命化改修事業に2億6,472万6,000円などを計上いたしました。 「安全で快適な暮らしのあるまち」では、生活バス路線の維持及びコミュニティバスデマンド型乗合タクシー運行経費等交通対策事業に2億8,383万9,000円。医師確保対策事業に6,102万円。ホールボディカウンターによる内部被ばく線量調査ガラスバッチによる積算放射線量調査等放射線対策事業に1,569万1,000円。積込場等への移送や仮置場の撤去を行う放射能除染事業に6億6,091万円。放射性物質吸収抑制対策等を行う農業原発事故対策事業に6,254万2,000円。ため池等放射性物質対策事業に6,500万円。広葉樹林再生事業に7,600万円。公的ヤード整備事業に600万円。二本松駅南地区整備事業に6億9,049万1,000円。ハザードマップ等作成経費に1,256万円。内水処理対策として小型排水ポンプを導入する等水防対策経費に2,500万8,000円などを計上いたしました。 また、その他重点事業として、ふるさと納税推進事業に5,939万7,000円。行政事務デジタル化を推進するための電子決裁システム導入経費に1,419万1,000円。こおりやま広域連携中枢都市圏共同事業として実施する固定資産評価基礎資料整備経費に2,455万8,000円。新型コロナウイルスワクチン接種事業に1,211万7,000円。治水対策強化を図るための緊急浚渫推進事業に6,100万円などを計上いたしました。 歳出に関連する特定財源については、それぞれ歳出予算との整合を図り計上いたしましたが、これらをまとめた新年度の一般会計当初予算は、総額291億1,966万4,000円となり、前年度対比11億9,453万5,000円、率にして3.9%の減となったものであります。 次に、予算第2条の継続費は、人事給与・庶務事務システム更新業務ほか3件について、令和4年度から2か年の継続事業を措置するものであり、予算第3条の債務負担行為は、大卒者等定住促進奨励金ほか22件について、予算書記載のとおり後年度の債務を負担しようとするものであります。また、予算第4条の地方債は、合併特例債ほか13件の起債について、それぞれ借入限度額及び借入れ条件等を定めるものであり、予算第5条の一時借入金は、年度内における資金繰りのための一時借入限度額を30億円と定めるものであります。さらに、予算第6条の歳出予算の流用は、報酬、給料、職員手当等及び共済費の同一款内での各項間の流用について定めるものであります。 以上が、令和4年度一般会計予算の概要であります。 次に、新年度特別会計及び企業会計予算について、順次ご説明申し上げます。 まず、議案第19号令和4年度国民健康保険特別会計予算についてでありますが、国民健康保険につきましては、被保険者の年齢構成が比較的高く、また、保険税の賦課基準となる所得水準は相対的に高くないという構造的な課題を抱えております。さらに医療の高度化等により1人当たりの医療給付費は逐年増加する傾向が続いており、結果として、厳しい運営状況となっております。 こうした中、事業勘定の当初予算編成に当たり、歳出では、保険給付費は、過去の実績等を比較勘案して計上すること。国民健康保険の財政運営の主体である県から示される国民健康保険事業費納付金の額を計上すること。特定健診、国保保健事業に要する経費は、事業実施計画に基づき計上することといたしました。 歳入では、保険給付のために県から交付される普通交付金のほか、各事業において見込まれる特定財源をルール計算により算出し、その他の財源は、所要の国民健康保険税を計上いたしました。 また、子育て世帯の負担軽減を図るため、引き続き18歳以下の子どもに係る国民健康保険税均等割額を全額減免することとし、それに伴う減額分を見込んだところであります。 例年6月に実施する本算定時には、令和3年の所得状況や改めて県から示される国民健康保険事業費納付金等を踏まえ、適切な措置を講じてまいりたいと考えております。 次に、直営診療施設勘定でありますが、歳入につきましては、令和2年度実績並びに令和3年度の運営状況を勘案して診療報酬収入等を計上し、歳出においては、診療件数の推移を検討の上、医薬材料等の経費を計上したものであります。 議案第20号令和4年度後期高齢者医療特別会計予算については、保険者である福島県後期高齢者医療広域連合に対して、保険料及び低所得者等の軽減分に係る保険基盤安定負担金を納入するほか、広域連合からの受託事業として実施する保健事業に要する経費等を措置するものであります。 議案第21号令和4年度介護保険特別会計予算については、第八期介護保険事業計画に基づき編成したものであります。 歳入においては、第1号被保険者の保険料収入を9段階の所得区分ごとに算定して、第1段階から第3段階における保険料軽減分の国・県・市負担分を含めて収入予定額を見込み、歳出においては、前年度の決算見込額を考慮した上で給付見込額を計上し、財源は介護保険制度の負担割合等により措置したものであります。 議案第22号令和4年度土地取得特別会計予算については、土地開発基金からの繰入金により公共用地を先行取得するほか、基金の運用利子収入及び土地売払収入の基金への積立て等を措置いたしました。 議案第23号令和4年度公設地方卸売市場特別会計予算については、歳入において、卸売業者等の施設使用料及び電気、水道料等の負担金を計上し、歳出においては、市場施設の一般管理経費等を措置いたしました。 議案第24号令和4年度佐勢ノ宮住宅団地造成事業特別会計予算については、残り4区画の販売を推進することとし、売却収入により一般会計への繰り出しを措置いたしました。 議案第25号から議案第29号までの5件については、市内に存在する財産区運営のための令和4年度特別会計予算であります。茂原財産区、田沢財産区、石平財産区、針道財産区及び小手森財産区が所有する財産の管理経費等を措置するものであり、それぞれの管理会の同意を経て議会に提案するものであります。 議案第30号令和4年度工業団地造成事業会計予算については、収益的収入及び支出において、長命工業団地の土地売却収入及び土地売却収入に係る原価等を措置するとともに、資本的支出において、企業債償還金等を措置いたしました。 議案第31号令和4年度宅地造成事業会計予算については、二本松駅南住宅団地の造成に係る工事費等を措置するとともに、その財源となる企業債等を措置いたしました。 議案第32号令和4年度水道事業会計予算については、企業の経済性を発揮し、より一層の効率的な経営に努め、「安全でおいしい水」の安定的供給を図り、市民サービスの向上に努めてまいります。投資的事業では、上水道事業二本松・安達地域における上水道第七次拡張事業及び施設改良事業等を推進いたします。また、岩代・東和簡易水道事業においては施設改良事業等に取り組んでまいります。 議案第33号令和4年度下水道事業会計予算については、流域関連公共下水道事業(二本松・安達処理区)及び特定環境保全公共下水道事業(岳・岩代処理区)ともに、供用区域における加入促進を図り、管渠施設、終末処理場の適正な維持管理等に取り組んでまいります。 以上が、令和4年度各会計当初予算の概要であります。 次に、新年度予算以外の議案について申し上げます。 議案第5号福島市及び二本松市におけるふくしま田園中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結に関する協議については、ふくしま田園中枢都市圏の形成に係る連携協約を福島市と締結することについて協議するため、地方自治法の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案第6号二本松の酒で乾杯条例の制定については、地産地消の促進、産業振興及び地域活性化を図るため、二本松の酒による乾杯の推進に関し、必要な事項を定めるものであります。 議案第7号職員の給与に関する条例の一部改正については、福島県人事委員会勧告に準じて本市職員の通勤手当を令和4年4月から改定するため、所要の改正を行うものであります。 議案第8号個人情報保護条例の一部改正については、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律等の廃止等に伴い、引用する法律名等を改めるものであります。 議案第9号手数料条例の一部改正については、特定石綿被害建設業務労働者等に対する給付金等の支給に関する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。 議案第10号市営プール条例の一部改正については、老朽化に伴い新殿プールを用途廃止するため、所要の改正を行うものであります。 議案第11号工事請負契約の変更については、令和3年3月18日に工事請負契約の議決をいただきました、夏刈線佛台橋に係る橋梁災害復旧工事について、工事を進める上での仮設計画の変更及び桁架設計画の変更等、内容変更が生じたことから、議案書記載のとおり令和4年2月8日に工事請負契約変更の仮契約を締結したので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案第12号市道路線の認定及び廃止については、市道路線認定基準により、10路線を認定し、6路線を廃止するため、道路法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 次に、令和3年度の各会計補正予算について申し上げます。 まず、議案第13号令和3年度一般会計補正予算については、年度末を控えて、事務事業の執行結果や今後の見込みにより歳入歳出予算を調整・整理することが主な内容でありますが、新型コロナウイルス感染症対策経費等についても措置したところであります。 歳出について、主なものを申し上げますと、普通交付税再算定に伴う減債基金積立金の増2億3,596万4,000円。名目津温泉等指定管理施設に係る新型コロナウイルス感染症対策指定管理者支援金に616万8,000円。障がい福祉サービス事業費の増5,713万7,000円。県営土地改良整備事業費の増1,751万7,000円。社会資本整備総合交付金事業費の増6,674万5,000円。安達地方特別支援学校敷地造成事業費の増4,209万5,000円などであります。 その他、期末手当支給月数改正に伴う期末手当の減。事務事業の執行結果による整理。国、県補助事業費割当額変更による増減。特別会計、企業会計の収支見通しに伴う繰出金の調整等について措置いたしました。 また、歳入におきましては、市税について固定資産税の増額が見込まれますことから8,246万円を増額いたしました。また、普通交付税の再算定に伴い地方交付税を3億9,947万6,000円増額するとともに、歳出に関連する特定財源についてそれぞれ精査の上、計上いたしました。 以上の結果、歳出における必要財源の合計額は6,228万8,000円の増額、歳入では6億9,548万9,000円の増額となり、差引き6億3,320万1,000円の残額が生じましたので、さらに歳入において、財政調整基金からの繰入金を3億円減額するとともに、最終的な残額3億3,320万1,000円については予備費に留保することとし、補正後の歳入歳出予算の総額を354億4,276万8,000円とするものであります。 次に、予算第2条継続費の補正は、芝生広場整備事業について、年割額等を予算書記載のとおり変更するものであり、予算第3条繰越明許費の補正については、人口減少対策事業ほか36件の事業を追加し、社会資本整備総合交付金事業の繰越額を変更するものであります。予算第4条地方債の補正は、社会福祉施設整備事業債ほか1件を追加し、合併特例債ほか5件について、借入限度額を変更するものであります。 次に、令和3年度の各会計補正予算について申し上げます。 議案第14号令和3年度国民健康保険特別会計補正予算については、事業勘定において、保険給付に係るこれまでの実績と今後の見込みにより、歳出では一般被保険者療養給付費を増額し、歳入ではその財源として県から交付される普通交付金を増額する補正措置であります。 議案第15号令和3年度後期高齢者医療特別会計補正予算については、歳入において、現年度分保険料及び一般会計からの基盤安定繰入金を増額し、歳出においては、福島県後期高齢者医療広域連合に対しての保険料等納付金を増額する補正措置であります。 議案第16号令和3年度水道事業会計補正予算については、上水道事業において、収益的収入では、預金利息を減額して加入金を増額し、収益的支出では、資産減耗費を減額して消費税納付金を増額するとともに、資本的収入及び支出では、施設改良事業費の減額及びその財源となる企業債を減額する補正措置であります。また、簡易水道事業において、収益的収入では、他会計補助金を減額して消費税還付金を増額し、収益的支出では、資産減耗費を減額し、受水費等を増額するとともに、資本的収入及び支出では、事業費の確定等による施設拡張費及び施設改良費の減額、並びにこれらの財源となる企業債等を減額する補正措置であります。 議案第17号令和3年度下水道事業会計補正予算については、流域関連公共下水道事業(二本松・安達処理区)において、収益的収入では、他会計補助金を減額して令和2年度分県流域下水道維持管理負担金精算返戻金等を増額するとともに、収益的支出では、資産減耗費を増額する補正措置であります。 以上が提案申し上げました議案の概要であります。 よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(本多勝実) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。 ○議長(本多勝実) 次に、請願の付託報告を行います。 今期定例会において、本日までに受理した請願は、お手元に配付いたしました請願文書表のとおり3件であり、会議規則第141条の規定により、所管常任委員会に付託いたしましたので、ご報告いたします。 以上で、請願の付託報告は終わりました。 ○議長(本多勝実) 以上で、本日の日程は終了いたしました。 明日2日は、議案調査のため休会であります。 よって、本会議再開は、来る3日午前10時からであります。 ○議長(本多勝実) 本日は、これをもって散会いたします。                          (宣告 午前10時57分)...