○議長(
本多勝実) 石井馨君。 (
総務市民常任委員長 石井 馨 登壇)
◆
総務市民常任委員長(石井馨) 令和2年第8回9月定例会に当たり、当
総務市民常任委員会に付託されました議案8件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 当委員会では、9月7日に
机上審査の日程で、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。 初めに、議案第95
号二本松市税条例の一部を改正する
条例制定についての説明を受け、審査いたしました。 審査の中で、
地方決定型地方税制特例措置において、
先端設備等に該当する一定の家屋及び構築物の要件はとの質疑に対し、家屋については、300万円以上の
先端設備等に併せて整備した事業用のものが対象となる。構築物については、旧モデルと比較して生産性が年平均で1%以上向上するものが対象となるとの説明がありました。 次に、議案第103号令和2
年度二本松市
一般会計補正予算のうち、当委員会に関わる事項について説明を受け、審査いたしました。 審査の中で、
財政調整基金及び
減債基金に積み立てる金額の根拠は。また、それぞれの基金について、補正後の残高の見込みはとの質疑に対し、
地方財政法第7条において、
決算剰余金のうち2分の1を下らない金額を積み立てなければならないとされており、基金の取崩し見込額や今後の
財政運営を考慮して計上している。基金の年度末残高の見込みは、
財政調整基金が約19億6,300万円、
減債基金が約18億3,800万円であるとの説明がありました。 また、
防災対策費について、
新型コロナウイルス感染症対策として折り畳み
式簡易ベッドを購入するとのことだが、どこで保管し利用するのかとの質疑に対し、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して260台購入し、
指定避難所となる公民館や
住民センター等にあらかじめ配備することにより、避難所として開設する際にスムーズに利用できるようにしたいとの説明がありました。 討議においては、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を有効に活用し、
新型コロナウイルス感染症への対応で疲弊している市民の負託に応えるべきであるとの意見や、
交通対策事業について、
タクシー運賃助成の申請者や利用者が多い場合には、
補正予算を組んで対応するべきであるとの意見がありました。 なお、議案第96
号二本松市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定について、議案第97
号二本松市
地方活力向上地域における
固定資産税の
課税免除及び不
均一課税に関する条例の一部を改正する
条例制定について、議案第98
号二本松市
債権管理条例の一部を改正する
条例制定について、議案第100
号二本松市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する
条例制定について、議案第104号令和2年度
国民健康保険特別会計補正予算及び議案第105号令和2
年度二本松市
後期高齢者医療特別会計補正予算については、審査において特に報告すべき質疑、意見等はありませんでした。 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、議案第95号、議案第96号、議案第97号、議案第98号、議案第100号、議案第103号のうち当委員会に関わる事項、議案第104号及び議案第105号の8件について、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、
総務市民常任委員会の報告といたします。
○議長(
本多勝実) 次に、
決算審査特別委員長、13番佐藤有君。
◆
決算審査特別委員長(佐藤有) 議長、
決算審査特別委員長、13番佐藤有。
○議長(
本多勝実) 佐藤有君。 (
決算審査特別委員長 佐藤 有 登壇)
◆
決算審査特別委員長(佐藤有) 令和2年第8回9月定例会に当たり、当
決算審査特別委員会に付託されました議案19件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 当
特別委員会では、初めに、9月9日及び10日の2日間にわたり、
関係部課長等の出席を求め、施策の
重点事項に掲げた施策の目標ごとに、主な
事務事業について、その事業の成果・効果を主眼に、
総括審査を行いました。 審査の中で、
総務部所管事項においては、
ふるさと納税推進事業について、金額が大分増えている要因と
ふるさと納税事業の収支差額はとの質疑に対し、平成30年11月から返礼品として、地元産黒毛和牛の切り落としをメニューに入れたところ大変好評であった。また、収支は3,260万円程度の黒字であったとの答弁がありました。 また、
市民部所管事項については、
放射能除染事業について、決算額で約20億円と当初予算に対して大きく減額となった理由はとの質疑に対し、環境省の
中間貯蔵施設への
輸送計画が年度途中に発表されるため、その計画に合わせて、市の仮置場から積込場への
移送計画を立てることから、毎年、執行残となっているとの答弁がありました。 また、
保健福祉部所管事項については、
医師確保対策事業について、当初予算5,760万円に対して、決算額339万5,000円となった成果はどのように捉えているか。また、医師を必要人数確保できるのは、いつ頃と考えているのかとの質疑に対し、
修学資金貸付金で申込みがあり、昨年9月から貸付けを開始した。人数的にはまだまだであるが、将来、二本松に戻って医師として活躍してもらう人材を1人確保できたことは成果として考えている。また、大学から
実務研修終了までには10年程度必要となるが、その間に現役の
医師確保にも努めたい。産科医の再開には、ある程度の人数がそろわなければ難しいので、期間がかかることについてはやむを得ないと考えているとの答弁がありました。 また、
産業部所管事項については、
有害鳥獣対策事業について、
狩猟免許等取得支援事業補助の人数と実施隊での活動は。また、高齢化や隊員数など課題に取り組むべき内容はとの質疑に対し、4名がくくり罠等の免許を取得して実施隊に加わり、捕獲活動や見回りを行っている。隊員の年齢も高齢化していることから、若い方の加入が図られるよう
補助体制を取りながら、引き続き働きかけていきたいとの答弁がありました。 また、
建設部所管事項については、
二本松城跡整備事業について、当初予算と比較して決算額が約2億円の減となったが、当初計画のとおり工事等は施工されたのか。予算書と
成果説明書の項目も一致しないとの質疑に対し、二本
松城文化観光施設の事業の一部は令和2年度へ繰越しを行っているため、決算額は、繰越額を除いた金額となっている。また、決算の中には
過年度繰越金の項目が含まれているとの答弁がありました。 また、
教育委員会所管事項については、
大山忠作美術館・
歴史資料館・
智恵子記念館管理運営経費について、年々来場者は減少していると思われるが、
施設管理の予算面で問題はないのかとの質疑に対し、来場者は減少傾向にあり、
歴史資料館は前年度比で約1,800人の減、
智恵子記念館は約2,800人の減となったが、
大山忠作美術館は
企画展等を開催したことから増となった。館を運営する側としても、もっと毎年多くの方に来ていただけるような方向性を考えていかなければならないとの答弁がありました。 次に、当
特別委員会では、
総括審査終了後、3つの分科会を設置し、分野ごとの重点的に検証を行う事業を選定し、11日及び14日の2日間にわたり
詳細審査及び
現地調査を行ったところであります。
総務市民分科会では17事業、
産業建設分科会では38事業及び
文教福祉分科会では21事業を
重点審査事業に選定し詳細に質疑を行い、また、分科会での
質疑終了後には、委員による討議を行い、事業の成果・効果等の
事業評価を行ったところであります。 次に、
分科会長から各分科会における
審査内容が委員会に報告され、
総務市民分科会からは、
総務部所管事項の審査の中で、収納率の向上について、
コンビニ収納代行手数料は幾らかとの質疑に対し、りそな
決裁サービス株式会社に支払う
月額基本料は1か月
当たり税抜き1万円。
取扱手数料は1件
当たり税抜き55円であるとの答弁がありました。 討議においては、
クレジットカード等による電子決済での納付など、確実に納めてもらうための取り組みを促進するべきであるとの意見がありました。 また、
市民部所管事項の審査の中で、
防災対策について、備蓄用品は何食分準備しているのか。また、
消費期限が近づいたものはどうしているのかとの質疑に対し、
アルファ米、クッキー及び保存水を約2万5,000食分備蓄しており、人口の約5%が3日間過ごせる量としている。
消費期限が近づいたものは、市や地域で行う
防災訓練等に活用しているとの答弁がありました。 討議においては、災害が多いので、
備蓄関係等、徹底して対策をすることとの意見があったことなどが報告されました。 次に、
産業建設分科会からは、
産業部所管事項の審査の中で、
農業機械保守点検補助の討議において、補助率が10分の2だが、実際には
自己負担が高額となるため、事業を利用せず、自身でメンテナンスをしている方が多い状況である。
補助率等を見直し拡充すべきであるとの意見がありました。 また、
建設部所管事項の審査の中で、
除雪対策事業について、
除雪機械リース料の決算額に対して
除雪委託料があまりにも少ないが、リースは必要なのかとの質疑に対し、委託している
建設業者から、全て自社所有の
除雪機械だけでは対応できないとの回答があり、また、いつ降雪があるか分からないことから、事前に
除雪機械を配備している状況であるとの答弁がありました。 討議においては、
除雪機械のリースに多額の経費がかかっているので、
除雪委託料に
除雪機械の維持費を加算する等して、
リース料を抑えられるような方策を検討し、見直した上で、継続すべきであるとの意見があったことなどが報告されました。 次に、
文教福祉分科会からは、
保健福祉部所管事項の審査の中で、
母子支援事業において、産後
ケア事業では、
日帰りケアの利用が27名で93回あったとのことだが、利用者の評価はとの質疑に対し、
日帰りケアの利用についてはリピーターが多く、一人につき7回まで利用できるが、上限まで利用される方もいる。休養を目的に利用される方も多いが、特に、現在は出産後5日程度での退院となってしまうため、沐浴など子どものケアの
アドバイスを十分に受けないまま退院してしまう傾向にある。そこで産後ケアを利用し、自分の体のことやお子さんのケアについても助産師に指導や
アドバイスを受けることができ、悩みなども相談しながら解消できることから、心身のリフレッシュと育児に役立っており大変好評であるとの答弁がありました。 討議においては、子育て世代が住みやすい環境を整備するとともに、支援体制の強化、制度の拡充を図るべきとの意見がありました。 また、
教育委員会所管事項の審査の中で、教育環境の整備充実において、介助員が介助する児童はどのような障がいの方がいるのか、その状況はとの質疑に対し、身体的な障がいというよりは、知的・情緒的に不安定なお子さんが主である。就学指導委員会で特別支援学校が適切であるという判断がなされた場合でも、保護者の意向で普通学校の特別支援学級などに通っている場合もあり、そういった児童には最優先で介助員をつけさせていただいているとの答弁があったことなどが報告されました。 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、議案第76号から議案第92号まで及び議案第94号並びに議案第93号中、当
特別委員会に関わる事項の19件については、
全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。 以上、
決算審査特別委員会の報告といたします。
○議長(
本多勝実) 以上で、
委員長報告は終わりました。
○議長(
本多勝実) これより、ただいまの
委員長報告に対する質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
○議長(
本多勝実) これより議案に対する討論に入ります。 討論なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 討論なさる方がございませんので、討論なしと認めます。 議案に対する討論を終結いたします。
○議長(
本多勝実) これより議案に対する採決に入ります。 議案第76号から議案第107号までの32件について、順次採決いたします。 初めに、議案第76号から議案第94号までの19件のうち、議案第93号の1件を除いた18件について、一括採決いたします。 ただいま議題となっております議案第76号から議案第94号までの19件のうち、議案第93号の1件を除いた18件については、これを原案のとおり認定することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第76号から議案第94号までの19件のうち、議案第93号の1件を除いた18件については、原案のとおり認定することに決しました。
○議長(
本多勝実) 次に、議案第93号令和元
年度二本松市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分及び決算の認定についての1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております議案第93号については、これを原案のとおり可決及び認定することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第93号については、原案のとおり可決及び認定されました。
○議長(
本多勝実) 次に、議案第95号から議案第107号までの13件について、一括採決いたします。 ただいま議題となっております議案第95号から議案第107号までの13件については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第95号から議案第107号までの13件については、原案のとおり可決されました。
○議長(
本多勝実) 以上で、市長提出議案の採決は終わりました。
○議長(
本多勝実) 続いて、請願に対する討論を許します。 討論なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 討論なさる方がございませんので、討論なしと認めます。 請願に対する討論を終結いたします。
○議長(
本多勝実) これより請願に対する採決に入ります。 請願第4号の1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております請願第4号の1件については、これを採択することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、請願第4号の1件については、採択することに決しました。
○議長(
本多勝実) 以上で、請願の採決は終わりました。
○議長(
本多勝実) 次に、
議事日程に従い、市長より意見を求められた
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から議長宛ての文書につきましては、お手元に配付いたしました写しのとおりであります。 これより市長の推薦理由の説明を求めます。
◎市長(三保恵一) 議長、市長。
○議長(
本多勝実) 市長。 (市長 三保恵一 登壇)
◎市長(三保恵一)
人権擁護委員候補者の推薦についてであります。 人権擁護委員は国民の基本的人権が侵されることのないように監視し、もしこれが侵された場合には、その救済のため、速やかに適切な措置を取るとともに、常に自由人権思想の普及高揚に努めることを使命としております。 市長は市議会議員の選挙権を有する住民の中から、人格、識見が高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護に理解のある候補者を議会の意見を聞いて、法務大臣に推薦することになっており、その推薦に基づいて法務大臣が委嘱するものであります。 当市の現在の人権擁護委員は、二本松地域が5名、安達地域が4名、岩代地域と東和地域はそれぞれ3名の計15名であります。 今般、本年12月31日をもって、二本松地域の渡邊利昭さん、並びに岩代地域の武藤利一さんが、それぞれ1期目の任期満了を迎えることになりますが、お二方とも再任として、推薦しようとするものであります。 以上、候補者として推薦することについて議会の意見を求めたいので、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
本多勝実) 以上で、市長の推薦理由の説明は終わりました。
○議長(
本多勝実) これより質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。
○議長(
本多勝実) お諮りいたします。 本件は人事案件でありますので、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、本件については、委員会付託を省略することに決しました。 重ねてお諮りいたします。 本件については、討論を省略の上、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、本件については、討論を省略の上、直ちに採決することに決しました。
○議長(
本多勝実) これより採決に入ります。 ただいま議題となっております
人権擁護委員候補者の推薦については、原案を適任と認めることにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、
人権擁護委員候補者の推薦については、原案を適任と認めることに決しました。
○議長(
本多勝実) 以上で、
人権擁護委員候補者の推薦に関する議事は終わりました。
○議長(
本多勝実) 次に、
議事日程に従い、
委員会提出議案第4号
被災児童生徒就学支援等事業の継続と
被災児童生徒の十分な
就学支援を求める意見書の提出について及び
委員会提出議案第5号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書の提出についての2件を一括議題といたします。 これより議案提出者の提案理由の説明を求めます 初めに、
文教福祉常任委員長、16番平敏子さん。
◆
文教福祉常任委員長(平敏子) 議長、
文教福祉常任委員長、16番平敏子。
○議長(
本多勝実) 平敏子さん。 (
文教福祉常任委員長 平 敏子 登壇)
◆
文教福祉常任委員長(平敏子)
委員会提出議案第4号
被災児童生徒就学支援等事業の継続と
被災児童生徒の十分な
就学支援を求める意見書の提出について、提案理由を説明いたします。 東日本大震災から9年が経過し、経済的理由により就学等が困難な子どもを対象に実施されている、
被災児童生徒就学支援等事業は、被災した子どもたちが、学校で学ぶための極めて有効な支援事業として機能しています。 福島県では、令和2年3月時点で8,000人以上の子どもたちが県内外で避難生活を送っており、長期的な支援がなくてはならない状況にあります。しかし、本事業に関わる予算措置は単年度のため、本事業が終了もしくは規模が縮小することとなれば、自治体負担となり、
被災児童生徒の
就学支援に格差が生じることも危惧されます。 以上の趣旨から、東日本大震災によって経済的に困窮している家庭の子どもたちの就学・修学を保障するため、令和3年度も全額国費による
被災児童生徒就学支援等事業の継続と、就学に必要な予算確保を行うことを求めて、政府
関係機関へ意見書を提出しようとするものです。
○議長(
本多勝実) 次に、
総務市民常任委員長、7番石井馨君。
◆
総務市民常任委員長(石井馨) 議長、
総務市民常任委員長、7番石井馨。
○議長(
本多勝実) 石井馨君。 (
総務市民常任委員長 石井 馨 登壇)
◆
総務市民常任委員長(石井馨)
委員会提出議案第5号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書の提出について、提案理由を説明いたします。
新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は、戦後最大の経済危機に直面しています。 地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより、来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避けがたくなっています。 地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など、喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、
地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想されます。 以上の趣旨から、令和3年度
地方財政対策及び地方税制改正に向け、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求めることについての措置を講ずるよう、政府
関係機関へ意見書を提出しようとするものであります。 以上、提案理由の説明といたします。
○議長(
本多勝実) 以上で、議案提出者の提案理由の説明は終わりました。
○議長(
本多勝実) これより
委員会提出議案に対する質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。
委員会提出議案に対する質疑を終結いたします。
○議長(
本多勝実) なお、ただいま議題となっております
委員会提出議案第4号及び
委員会提出議案第5号の2件については、
会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。
○議長(
本多勝実) これより
委員会提出議案に対する討論を許します。 討論なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 討論なさる方がございませんので、討論なしと認めます。
委員会提出議案に対する討論を終結いたします。
○議長(
本多勝実) これより
委員会提出議案に対する採決に入ります。
委員会提出議案第4号及び
委員会提出議案第5号の2件について、一括採決いたします。 ただいま議題となっております
委員会提出議案第4号及び
委員会提出議案第5号の2件については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、
委員会提出議案第4号及び
委員会提出議案第5号の2件については、原案のとおり可決されました。
○議長(
本多勝実) 以上で、
委員会提出議案の採決は終わりました。
○議長(
本多勝実) 以上で、今期定例会の日程は全部終了いたしました。 これをもちまして、令和2年第8回二本松市議会9月定例会を閉会いたします。 (宣告 午後2時49分) 上記、会議の次第は事実と相違ないことを証明するためここに署名する。 令和2年9月17日 二本松市議会 議長
本多勝実 議員 佐藤源市 議員 平栗征雄 議員 坂本和広...