二本松市議会 > 2010-06-24 >
06月24日-05号

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  1. 二本松市議会 2010-06-24
    06月24日-05号


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    平成22年  6月 定例会(第3回)          平成22年6月24日(金曜日)---------------------------------------出席議員(30人)    1番 加藤和信   2番 堀籠新一   3番 佐藤 有    4番 佐藤公伯   5番 五十嵐勝蔵  6番 斎藤康晴    7番 本多勝実   8番 菅野 明   9番 中田凉介   10番 小林 均  11番 安部匡俊  12番 浅川吉寿   13番 平 敏子  14番 遠藤芳位  15番 鈴木 隆   16番 新野 洋  17番 野地久夫  18番 平塚與志一   19番 斎藤徳仁  20番 斎藤広二  21番 佐藤源市   22番 斎藤賢一  23番 斎藤周一  24番 高橋正弘   25番 鈴木利英  26番 渡辺平一  27番 平栗征雄   28番 三浦一良  29番 中沢武夫  30番 市川清純欠席議員(なし)---------------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長   佐藤俊英     議会事務局次長  松山明義   議事係長     塩田英勝     庶務係長     佐々木幹夫   書記       菅野るみ子    書記       吉田貴志   書記       本田伸也     書記       菅澤良憲   書記       三浦秀一     書記       安田幸治---------------------------------------地方自治法第121条による出席者   市長          三保恵一  教育委員長      宮前 貢   教育長         小泉裕明   総務部長        三村和好  企画財政課長     三浦一弘   契約検査課長      間木平 誠 人事行政課長     佐藤正弘   秘書広報課長      斎藤仙治  税務課長       阿部 実   収納課長        武藤正敏   市民部長        本田光雄  生活環境課長     佐久間好夫   市民課長        佐藤幸子  健康増進課長     井川英美子   国保年金課長      三浦幹市   福祉部長        守岡健次  福祉課長       大内教男   子育て支援課長     遠藤俊男  高齢福祉課長     渡辺清吉   産業部長        安斎一男  農政課長       佐原一彦   農林課長        菅野勝元  商工課長       神野 実   観光課長        紺野隆雄   建設部長        渡辺秀夫  土木課長       平栗定宗   道路維持課長      笠井常由  都市計画課長     星 盛秋   建築住宅課長      佐藤義昭   上下水道部長      中村裕幸  水道課長       鈴木克裕   下水道課長       遠藤精一   会計管理者       渡辺久司   選挙管理委員会事務局長 半澤宣幸  監査委員事務局長   長尾健一   農業委員会事務局長   大内 進   教育部長        齋藤源次郎 教育総務課長     高場則夫   学校教育課長      鈴木一高  生涯学習課長     佐藤章一   文化課長        根本豊徳   安達支所長       佐藤克男  安達支所地域振興課長 佐藤清吉   岩代支所長       伊東秀雄  岩代支所地域振興課長 佐久間一郎   東和支所長       佐久間秀幸 東和支所地域振興課長 佐藤不二雄---------------------------------------議事日程第5号 平成22年6月24日(木) 午後2時開議 日程第1 議案第50号から第69号までの20件、並びに請願第1号       (委員長報告委員長報告に対する質疑、討論、採決) 閉会---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1 議員提出議案追加上程提案理由説明から採決)  議員提出議案第5号 「地域医療機能推進機構法案」の臨時国会での成立を求める意見書の提出について---------------------------------------会議の経過                    〔開会前机上配付資料 議事日程第5号〕 ○議長(市川清純) これより本日の会議を開きます。                           (宣告 午後2時10分) ○議長(市川清純) なお、本日、報道機関等から議場内の写真撮影の申し出がありましたので、許可することにいたしました。 ○議長(市川清純) 議員の出席状況を報告いたします。 現在出席議員30人、以上であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、本会議は成立いたしました。 ○議長(市川清純) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました日程第5号のとおりであります。 ○議長(市川清純) 議事日程に従い、議案第50号から第69号までの20件、並びに請願第1号の1件を一括議題といたします。 なお、市民産業常任委員会から議案第61号及び第65号に対する修正案が提出されておりますので、修正案を配付いたさせます。          (修正案配付) ○議長(市川清純) 本件に関し、所管常任委員会に付託しておりましたので、審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。 文教福祉常任委員長、11番安部匡俊君。 ◆文教福祉常任委員長(安部匡俊) 議長、文教福祉常任委員長、11番安部匡俊。 ○議長(市川清純) 安部匡俊君。          (文教福祉常任委員長 安部匡俊 登壇) ◆文教福祉常任委員長(安部匡俊) 文教福祉常任委員会委員長報告を申し上げます。 平成22年第3回6月定例会に当たり、当文教福祉常任委員会に付託されました議案4件について、その審査の経過と結果について報告いたします。 当委員会では、6月18日に日程審査及び机上審査、22日に現地調査の日程で関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。 まず、議案第64号平成22年度二本松市一般会計補正予算中、当委員会にかかわる事項について、東和認定こども園の建設場所が現在地になった経過と地元の理解はどうなっているかとの質疑があり、旧針道小、東和支所及び東和小敷地内の3カ所を候補地として挙げ検討した結果、教育施設ゾーンとしての一体的な整備により、学校との連携が図られるなどの理由から東和小敷地内とすることで庁議において決定した。その後、保育所・幼稚園のPTA代表、各地区の区長会会長団体長会会長等で構成される東和地域保育所幼稚園統合準備委員会にお示しし、検討を願った。統合準備委員会の皆さんは、それぞれ持ち帰り、アンケート調査や総会を開催するなどして意見を集約し、再度統合準備委員会で協議・検討の上決定されたものであり、地元の理解は得られたものと考えているとの答弁がありました。 また、認定こども園の規模を120名としているが、そこまで必要なのか。アンケート調査をすべきではないかとの質疑があり、入園予定者数の把握、送迎に対する考え方、また、よりよい認定こども園としていくための意見を聞くためにアンケート調査を実施したいとの答弁がありました。 次に、社会福祉費の中で、介護保険特別会計介護給付費繰出金の増額要因となる高額医療・高額介護合算医療費制度については、どのように市民に周知していくのかとの質疑があり、国民健康保険後期高齢者医療保険の場合は、対象者に個別に勧奨通知を行えるが、データを取り込むことのできない社会保険や共済などの被保険者のためにも、市の広報紙により周知を図っていきたいとの答弁がありました。 次に、小学校費の中で、学力向上特別対策事業は、学校現場では負担になっているのではないかとの質疑があり、どの時間帯にやればよいかは、各学校で検討してもらうこととしており、また、習慣化すれば10分から15分でできる内容のものである。無理なくやれているかについても、学校と向き合って確認していきたいとの答弁がありました。 また、東和小学校体育館は、パイプオルガンの保護のためにステージが使えない。各種スポーツの大会運営では、ステージが本部となる。地域に開放する際に支障がないかとの質疑があり、他の学校の体育館と同様、東和小体育館も地域には開放していくが、ステージの使用方法についても検討していきたいとの答弁がありました。 次に、社会教育費の中で、市民会館の屋根修繕は数年前にも行っているはずだが、前回と今回の違いは何かとの質疑があり、平成16年度に屋根の防水工事を実施している。今回は雨漏りしている部分の修繕を行うものである。いずれは市民会館全体のリニューアルも考えなくてはならないが、極力現在の施設を部分修繕することで対応していきたいとの答弁がありました。 また、図書館の空調設備修繕について、8年間で壊れて修繕するというのは早過ぎるのではないかとの質疑があり、今回修繕することにより、今後は簡単に壊れることのないようにしたいとの答弁がありました。 次に、議案第50号専決処分の承認を求めることについて(平成21年度二本松市一般会計補正予算)中、当委員会にかかわる事項、議案第63号損害賠償額の決定について、議案第67号平成22年度二本松市介護保険特別会計補正予算の審査においては、特に報告すべき質疑や意見等はありませんでした。 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、議案第50号のうち当委員会にかかわる事項については、全員異議なく原案のとおり承認すべきものと決した次第であります。 次に、議案第63号、議案第64号のうち当委員会にかかわる事項、議案第67号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、文教福祉常任委員会の報告といたします。 ○議長(市川清純) 次に、建設水道常任委員長、25番鈴木利英君。 ◆建設水道常任委員長(鈴木利英) 議長、25番、建設水道常任委員長鈴木利英。 ○議長(市川清純) 鈴木利英君。          (建設水道常任委員長 鈴木利英 登壇) ◆建設水道常任委員長(鈴木利英) 建設水道常任委員会委員長報告。 平成22年第3回6月定例会に当たり、当建設水道常任委員会に付託されました議案5件について、その審査の経過と結果について報告いたします。 当委員会では、6月18日に机上審査、22日に現地調査の日程で関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。 まず、専決処分関係でありますが、議案第50号専決処分の承認を求めることについて(平成21年度二本松市一般会計補正予算)中、当委員会にかかわる事項については、審査の中で国道4号にかかる道路橋の補修工事については、どのような補修を行ったため、1,000万円の工事費の増額となったのか。また、この道路橋については、どの程度利用されているのかとの質疑に対し、当初、橋げたの塗装及び舗装の打ちかえのみを計画していたが、点検の結果、昭和47年に施工した橋梁で、転落防止柵の高さが0.9メーターであり、現在の基準である1.1メーターを満たしていなかったことから、転落を防止するため補修工事を行うものである。なお、交通量の調査を実施しており、調査の結果、平日の午前7時から午後7時までの12時間において、歩行者22名、自転車15台、動力付二輪車15台、乗用車13台、軽貨物1台が道路橋を利用していたとの答弁がありました。 次に、議案第54号専決処分の承認を求めることについて(平成22年度二本松市水道事業会計補正予算)については、審査において報告すべき質疑、意見等は特にありませんでした。 続いて、補正予算関係でありますが、議案第64号平成22年度二本松市一般会計補正予算中、当委員会にかかわる事項については、審査の中で、道路照明の設置工事費の1,000万円の増額については、どのような内容であるかとの質疑に対し、地球環境に負荷の少ないLED照明で50灯の設置を行うものであり、主に整備率の低い安達、岩代、東和地区及び二本松地区の国道459号沿いを考えている。なお、50灯の内訳としては、新設40灯、交換10灯を予定しているとの答弁がありました。 次に、議案第68号平成22年度二本松市安達下水道事業特別会計補正予算及び議案第69号平成22年度二本松市水道事業会計補正予算の2件については、審査において報告すべき質疑、意見等は特にありませんでした。 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、議案第50号のうち当委員会にかかわる事項及び議案第54号の2件については、全員異議なく原案のとおり承認すべきものと決した次第であります。 次に、議案第64号のうち当委員会にかかわる事項、議案第68号及び議案第69号の3件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、建設水道常任委員会の報告といたします。 ○議長(市川清純) 次に、市民産業常任委員長、17番野地久夫君。 ◆市民産業常任委員長(野地久夫) 議長、17番、市民産業常任委員長野地久夫。 ○議長(市川清純) 野地久夫君。          (市民産業常任委員長 野地久夫 登壇) ◆市民産業常任委員長(野地久夫) 市民産業常任委員会委員長報告をいたします。 平成22年第3回6月定例会に当たり、当市民産業常任委員会に付託されました議案7件及び請願1件について、その審査の経過と結果についてご報告いたします。 当委員会では、一般質問終了後の6月18日から23日に机上審査、23日に現地調査の日程で関係部課長等の出席を求め、慎重に審査いたしました。 まず、議案第50号専決処分の承認を求めることについて(平成21年度二本松市一般会計補正予算)中、当委員会にかかわる事項の審査において、県営安達東部地区広域農道整備事業について、東和工区への延伸は市で把握しているのかとの質疑があり、計画上、東和工区の実施を予定しているが、国の事業仕分けにより農道整備事業が廃止となった。また、東和工区は新規事業の扱いとなり、継続事業を優先している県としては、今後どのような形で進めるか検討中であるとの答弁がありました。 次に、議案第51号専決処分の承認を求めることについて(平成21年度二本松市工業団地造成事業特別会計補正予算)の審査において、リース単価はいくらかとの質疑があり、リースの対象面積は平場部分の3,206.4平方メートルであり、固定資産税相当額と造成に要した借入額より算出し、1坪730円となっているとの答弁がありました。 次に、議案第53号専決処分の承認を求めることについて(二本松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について)の審査において、限度額の引き上げにより、低所得者への負担が緩和されるとのことだが、その影響額はいくらかとの質疑があり、限度額該当世帯の割合が医療分1.9%、後期高齢者支援分5.1%、介護分が4.4%であり、介護を除くこれらの限度額が引き上げられることにより約3,300万円分の増となり、この分が限度額該当者以外の負担の緩和となるとの答弁がありました。 次に、議案第64号平成22年度二本松市一般会計補正予算中、当委員会にかかわる事項の審査において、ラフターヨガについて、次年度以降も実施していくとのことだが、どのような事業内容なのか。また、市民への周知方法はどのようにするのかとの質疑があり、講師による講演会及び実技指導を開催し、運動指導士による教室を4回程度予定しており、参加状況によっては、延べ8回程度実施することができる。また、市民への周知方法については、広報、ホームページ等を考えているとの答弁がありました。 また、土地改良事業推進費について、決算見込みの状況により今回緊急に整備する箇所の増額補正の要求があったが、来年度以降の方向性はとの質疑があり、費用対効果の視点から、用排水路等の簡易的な整備については、材料を支給し、地元発注または施工した方がよい場合があることから、事務的、技術的に方法を検討するとの答弁がありました。 次に、議案第66号平成22年度二本松市老人保健特別会計補正予算の審査においては、特に報告すべき質疑、意見等はありませんでした。 次に、議案第61号二本松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について及び議案第65号平成22年度二本松市国民健康保険特別会計補正予算の審査において、国民健康保険税の滞納額が年々増加しており、また、予算では、調定額に収納率を乗じ算出している。その一方で、納期どおりに納める方へ収納できない分を上乗せし負担させている。これは不公平ではないのかとの質疑があり、国民健康保険税は被保険者が負担することとなっており、収納率により不足する部分は、結果的に被保険者の税額に影響が出るのは、制度上やむを得ないが、滞納分も含めて収納率向上に努力するとの答弁がありました。 また、現状の厳しい経済情勢を考慮し、緊急的に一般会計からのいわゆる法定外繰り入れを行う考えはないのかとの質疑があり、予算執行に当たり、年度中に急激な医療費の増嵩が発生した場合、その段階において法定外繰り入れを検討した経緯はあるが、当初から税を引き下げるための法定外繰り入れは慎重にならざるを得ないとの答弁がありました。 また、審議の中で、斎藤徳仁委員から、現下の厳しい経済・雇用情勢から住民の所得が低下し、市民生活は大変な窮状にあり、これは市税・国保税の収納率にも如実にあらわれ、特に国保税は、本市でも年々低下していること。このような中、1人当たりの税額を現在の7万7,586円から8万3,187円、率にして7.2%の引き上げをしようとすることは、非常な過重負担であること。よって、可能な限りの方策を講じ、市民の負担を抑制すべきであること。そのために今回の原案では、基金繰入金を5,000万円と見込んでいるが、現在の基金残高が1億2,900万円あるとのことにより、さらに5,200万円程度を繰り入れて、国保税の上昇抑制を図るべきであるとし、議案第61号、議案第65号の修正案が提出されました。 直ちに議題とし、提案者から修正案に対する提案理由の説明を受けました。 以上の経過を踏まえ、討論、採決を行った結果、議案第50号のうち当委員会にかかわる事項、議案第51号、議案第53号の議案3件については、全員異議なく原案のとおり承認すべきものと決した次第であります。 次に、議案第64号のうち当委員会にかかわる事項、議案第66号の議案2件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議案第61号、議案第65号の2件については、原案では1人当たりの国保税額の対前年比7.2%引き上げ、修正案では2.5%に引き上げ幅を抑えるものであるが、現下の経済情勢により、昨年度の税額に据え置きとするのが妥当であるため、原案並びに修正案に対し反対する旨の討論がありましたが、採決の結果、修正案については賛成多数により可決すべきものと決しました。 次に、修正議決した部分を除く原案については、賛成多数により可決すべきものと決した次第であります。 続いて、本定例会において付託されました請願に係る審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。 当委員会に付託されました請願第1号備蓄米買い入れと米価の回復・安定を求める請願については、紹介議員の説明を受け、慎重に審査いたしました。 審査の中で、請願者の願意は尊重するが、米価の下落の要因は、多様化した食生活の変化による米の消費の減少が大きなものである。根本的な米価の安定を図るためには、国が責任を持ち日本の米政策を進めるべきである。したがって、一時的な措置では、恒久的な米価の安定は図れない。しかし、請願者の願意を尊重し趣旨採択とすべきとの意見。古米など食用に不向きな備蓄米30万トンを食用以外に振り向けて、政府として30万トンを買い入れ、国は国民に安定した米の供給に責任を持つべきである。したがって08年産を含む30万トン相当の米を適正な価格で備蓄米として買い入れ、国民の食料の安定供給を図る趣旨なので、請願者の願意に沿うよう採択すべきとの意見がありましたが、採決を行った結果、本請願については、賛成多数により趣旨採択とすべきものと決した次第であります。 以上、市民産業常任委員会の報告といたします。 ○議長(市川清純) 次に、総務常任委員長、12番浅川吉寿君。 ◆総務常任委員長(浅川吉寿) 議長、12番、総務常任委員会委員長浅川吉寿
    ○議長(市川清純) 浅川吉寿君。          (総務常任委員長 浅川吉寿 登壇) ◆総務常任委員長(浅川吉寿) 総務常任委員会委員長報告を申し上げます。 平成22年第3回6月定例会に当たり、当総務常任委員会に付託されました議案第50号のうち当委員会にかかわる事項ほか9件について、以下審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 当委員会では、関係部課長の出席を求め、6月18日及び21日の2日間にわたり机上審査を行い、慎重に審査いたしました。 まず、議案第50号専決処分の承認を求めることについて(平成21年度二本松市一般会計補正予算)のうち当委員会にかかわる事項及び議案第52号専決処分の承認を求めることについて(二本松市税条例の一部を改正する条例制定について)の2件について審査いたしましたが、特に報告すべき質疑、意見等はありませんでした。 次に、議案第55号二本松市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定については、関係法律の一部改正に伴い、3歳未満の子を養育する職員の超過勤務の制限(免除)を新設することから条例の一部を改正する旨の説明を受け、審査いたしました。 審査の中では、現時点において3歳未満の子を養育している職員は何人いるのかとの質疑に対し、48人であるとの答弁がありました。 次に、議案第56号二本松市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定については、関係法律の一部改正に伴い、職員の配偶者の就業の有無や育児休業の取得の有無などにかかわりなく、育児休業及び部分休業ができるようにすることなどから条例の一部を改正する旨の説明を受け、審査いたしました。 審査の中では、現時点における職員の育児休業取得者数とその取得期間はどのような状況なのかとの質疑に対し、育児休業の取得者数は全体で8名であり、その期間と人数は、子が3歳に達するまでの者が2名、1年11カ月の者が1名、1年1カ月の者が2名、10カ月の者が3名であるとの答弁がありました。 次に、議案第58号二本松市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定については、地方公務員法第25条第2項の規定に基づき、職員の給与から法定控除以外に控除できるものを規定すること及び福島県人事委員会勧告に準じた月60時間を超えて勤務した場合の超過勤務手当支給割合等の追加について、所要の改正等を行うことから条例の一部を改正する旨の説明を受け、審査いたしました。 審査の中では、給与から天引きできる法定控除とはどのようなものを指すのかとの質疑に対し、共済組合掛金共済組合貸付返済金、所得税、住民税、財形貯蓄、懲戒処分時の減給、給与の差し押さえが関係法令等により法定控除として認められているとの答弁がありました。 次に、議案第59号二本松市税条例の一部を改正する条例制定については、市たばこ税の税率が本則分及び旧3級品で、それぞれ引き上げられるが、その影響額はいくらなのかとの質疑に対し、本則分及び旧3級品を合わせ、1,628万4,000円の増額が見込まれるとの答弁がありました。 次に、議案第60号二本松市税特別措置条例の一部を改正する条例制定については、過疎地域において、工業等の用に供する施設を新設または増設した場合の適応条件を満たす企業にかかわる固定資産税の課税免除の適用期限を1年間延長し、平成23年3月31日までとする改正との説明であったが、平成21年度において、本条例が適用された企業数と課税免除額及び平成22年度において適用される見込みの企業数は何社かとの質疑に対し、平成21年度は4社であり、その内訳は岩代地域で1社、東和地域で3社、課税免除額は4社合計で1,857万5,800円である。また、平成22年度の見込み企業数は、東和地域の2社であるとの答弁がありました。 次に、議案第64号平成22年度二本松市一般会計補正予算のうち当委員会にかかわる事項について説明を受け、審査いたしました。 審査の中では、定住・二地域居住促進事業の具体的な内容はどのようなものなのかとの質疑に対し、NPO法人ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会に対する補助であり、空き家の古民家修繕が2件、モニターツアーの開催が2回で、1回につき5名程度を予定しており、さらにPR活動費を計上しているとの答弁がありました。 また、車両管理運営経費において、車両購入費が計上されているが、具体的にどのような内容なのかとの質疑に対し、日本赤十字社による補助金で購入するものであり、その補助金は116万4,000円であり、ライトバンを購入する予定である。災害救護活動用車両であるが、日常業務にも使用できるとの答弁がありました。 また、債務負担行為補正において、岩代地域コミュニティバス運行業務委託料が計上されている件について説明を求めるため、一部委員より市長への委員会出席要求がありましたが、採決の結果、反対多数により否決されました。 次に、議案第57号二本松市職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議案第62号二本松市議会議員の選挙区の設定及び各選挙区において選挙すべき議員の定数に関する条例を廃止する条例制定について審査いたしましたが、特に報告すべき質疑、意見等はありませんでした。 以上の経過を踏まえ、討論、採決を行った結果、議案第50号のうち当委員会にかかわる事項及び議案第52号の2件につきましては、全員異議なく原案のとおり承認すべきものと決し、議案第55号、議案第56号、議案第57号、議案第58号、議案第59号、議案第60号、議案第62号の7件につきましては、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議案第64号のうち当委員会にかかわる事項については、市長の提案理由説明において、10億500万円の黒字決算となる見込みであるとの説明であったが、その決算見込みによる繰越財源で、繰越金として3億5,000万円を歳入措置しているが、将来の財政負担の軽減を図り、財政運営の適正化を進めるためにも公債費に充当し、繰上償還を行うべきである。また、債務負担行為補正において、岩代地域コミュニティバス運行業務委託料が計上されているが、これは平成22年度当初予算に計上すべきものであり、提案理由説明においては、債務負担行為の補正は、岩代コミュニティバス運行業務委託料を追加とあるだけである。詳しい説明、そして陳謝のない中での補正予算の提出は認められないことから反対するものである旨の討論がありました。 採決の結果、議案第64号のうち当委員会にかかわる事項については、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、総務常任委員会の報告といたします。 ○議長(市川清純) 以上で委員長報告は終わりました。 ○議長(市川清純) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。          (「なし」との声あり) ○議長(市川清純) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。 委員長報告に対する質疑を終結いたします。 ○議長(市川清純) 続いて、議案に対する討論に入るわけでございますが、この際お諮りいたします。 議案第61号二本松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について及び第65号平成22年度二本松市国民健康保険特別会計補正予算の2件については、委員会から修正案が提出されておりますので、討論の順序の関係から他の議案と分けて討論を行うことにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。 よって、議案第61号及び第65号の2件については、他の議案と分けて討論を行うことに決しました。 ○議長(市川清純) これより議案に対する討論に入ります。 まず、ただいま議題となっております議案第50号から第69号までの20件のうち、議案第61号及び第65号の2件を除いた18件に対する討論を許します。 討論なさる方ございますか。          (「討論あり」との声あり) ○議長(市川清純) 討論なさる方がございますので、討論通告を受けるため暫時休憩いたします。 討論通告書は、休憩中に事務局にご提出願います。                           (宣告 午後2時54分) ○議長(市川清純) 再開いたします。                           (宣告 午後2時56分) ○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(市川清純) 討論通告がございますので、発言を許します。 なお、討論通告者は1人であります。 また、討論は1人1回に制約しておりますので、ご了承願います。 ○議長(市川清純) これより討論に入ります。 議案についての委員長報告に対する反対者、29番中沢武夫君。 ◆29番(中沢武夫) 議長、29番中沢武夫。 ○議長(市川清純) 中沢武夫君。          (29番 中沢武夫 登壇) ◆29番(中沢武夫) 議案第64号平成22年度二本松市一般会計補正予算について、反対の討論を行います。 市長の提案理由説明によりますと、平成21年度決算見込みは、実質収支で10億500万円の黒字決算となる見込みでありますとのことでありますが、今回の繰越金の補正額は、決算見込額の約3分の1であります。残りの約3分の2の6億5,500万円は、ただ現金で保管していることについては、どうしても納得できません。金は生かして使うべきであるとの考えに立てば、なおさらのことであります。 例えば、利率の高い公債費の繰上償還に充てれば、1カ月間でおそらく100万円単位になるのではないでしょうか。 なぜ、残りの5億5,500万円の手当てを考えなかったのでしょうか。理解に苦しみます。このような補正は、到底容認するわけにはいきません。 次に、債務負担行為の追加補正であります。 今回の債務負担行為の追加補正は、岩代地域コミュニティバス運行業務委託についての補正であります。 ご案内のとおり、岩代地域コミュニティバスの運行は、本年10月からであります。3カ月後に迫っております。 本来ですと、今回補正する債務負担行為は、3月定例議会に提案しなければならない事件であったはずであります。3月に提案しなかったがために、目の前に運行開始が迫っている岩代地域コミュニティバス運行の準備一切ができなかったという、大変お粗末な事案であります。にもかかわらず、市長は提案理由説明で、このほか債務負担行為の補正は、岩代地域コミュニティバス運行業務委託料を追加しと述べておるだけであります。 当局の非やミスについては、何一つ触れておりません。市長は、非やミスはなかったとの認識なのでしょうか。非やミスがあったとの認識であれば、当然提案理由説明で謝罪でなくとも言いわけぐらいはすべきではなかったかと思いますが、いかがでしょうか。 市長からは、謝罪や言いわけの一言もありませんでしたが、さすが事務方のトップである総務部長及び企画財政課長は、総務委員会の審査の冒頭から陳謝をしております。この違いは、どういうことなのでしょうか。大変疑問に思うとともに、市発注工事遅延等調査特別委員会の際に市長が述べた、責任は事務方にあるとの言葉を思い出してしまいました。 普通の首長と申しますか、よその首長であれば、マスコミ報道でもご承知のとおり、部下の個人的な不祥事やミスであっても、私の責任ですと頭を下げているではありませんか。にもかかわらず、三保市長は、今回のこの債務負担行為の追加補正の提案をどのように認識しているのでしょうか。 私には一切関係ございませんと決め込んでいるとしか感じられなかったことから、私は、総務委員会に市長の出席を要求し、市長の認識を質そうといたしましたが、委員の賛同が得られませんでした。 提案者の市長が、どのような認識で提案したのかも知ることができなかった今回の債務負担行為の追加補正についても賛成することができません。 以上2点について指摘し、議案第64号平成22年度二本松市一般会計補正予算についての反対の討論といたします。 ○議長(市川清純) 以上で討論は終わりました。 ○議長(市川清純) 議案第50号から第69号までの20件のうち、議案第61号及び第65号の2件を除いた18件に対する討論を終結いたします。 ○議長(市川清純) 次に、議案第61号及び第65号の2件に対する討論を許します。 討論なさる方ございますか。          (「討論あり」との声あり) ○議長(市川清純) 討論なさる方がございますので、討論通告を受けるため暫時休憩いたします。 討論通告書は、休憩中に事務局までご提出願います。                           (宣告 午後3時02分) ○議長(市川清純) 再開いたします。                           (宣告 午後3時05分) ○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(市川清純) 討論通告がございますので、順次発言を許します。 なお、討論通告者は2人であります。 また、討論は1人1回に制約しておりますので、ご了承願います。 ○議長(市川清純) これより討論に入ります。 原案及び修正案についての委員長報告に対して反対者、8番菅野明君。 ◆8番(菅野明) 議長、8番菅野明。 ○議長(市川清純) 菅野明君。          (8番 菅野明 登壇) ◆8番(菅野明) 私は、日本共産党二本松市議団を代表して、議案第61号二本松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について及び議案第65号平成22年度国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、市民産業常任委員長の報告に対し、反対の立場から討論を行います。 まず、今日の市民生活を取り巻く情勢は、長引く景気の低迷、厳しい経済雇用状況のもと、極めて深刻な事態に置かれています。加えて、一昨年秋のリーマンショックを機に、我が国の経済を含め一層厳しさを増しております。このようなもとで、市民の暮らしや市内中小業者の皆さんの経営にも色濃く影を落としています。 このようなもと、当二本松市内の国保世帯8,954世帯のうち、所得が200万円未満の世帯は82%にも及び、平均所得は昨年より1戸当たりで15万円も落ち込み、82万5,000円となりました。総額で前年比13億4,500万円も落ち込んだものであります。そのため、国保税の滞納が増え、平成22年5月末累計で滞納繰越分も含めて6億4,000万円の滞納となり、収納率は67.5%に低下しています。現年分滞納者も1,329世帯、15.1%になっています。 私たち市議団が今年2月に行いました市民アンケートには、暮らしが大変な中、何とか国保税を引き下げてほしいとの負担軽減を求める声が7割の人から寄せられました。 こうした市民の要求をもとに、先月、市民の皆さんに市独自の取り組みとして、国保税を1世帯平均1万円の引き下げを求める陳情署名に取り組み、10日間の短期間ではありましたが、600人を超える方から署名が寄せられ、5月18日、署名を添えて市長に申し入れを行いました。 委員会の審査や我が党の斎藤広二議員の一般質問でも、納めるのが負担の限界となっている高い国保税の最大の要因は、国が1984年まで市町村国保に医療費への定率負担を含めた国庫支出金の割合49.8%を今日では25%と半分に大きく削減したことが挙げられます。 これは、これまでの政府の医療費抑制政策や今日まで毎年自然増分の2,200億円の社会保障費削減の影響が大であります。加えて、国は職員給与費や事務費負担を廃止し、それを一般財源化して交付税措置をとったとしていますが、その交付税もこの6年間で二本松市の累計で80億円も削減されて不透明となっており、国保財政は容易ではありません。 仮に、療養費国庫負担金が元の負担割合に戻った場合だけでも、約5億円が国から入る勘定になり、1人当たりにすると3万1,465円、国保税が軽減されることにつながります。 このことは、東北市長会、全国市長会も国庫負担を引き上げよということに端的に示されております。 ですから、私たちが取り組みました陳情書にもありますように、市民からも強く国庫負担の引き上げを求める声が寄せられているのであります。 今回、当局で提案されました国保予算では、合併協定に基づき不均一課税から今年度国保税の統一税率を適用する初年度としたもので、1人当たりの税額を対前年比7.2%、金額にして5,601円引き上げて8万3,187円にしたいというものであります。この税額を提案するに当たっては、市当局も一般会計から1億7,874万円、基金から5,000万円をそれぞれ繰り入れ、国保会計の決算剰余金1億6,414万円全額を繰り入れるなど、その取り組みの努力には評価をするものであります。 しかしながら、先ほども申し上げましたが、他自治体でも取り組んでいるように、一般会計からのさらなる繰り入れや、あくまで目安である保険給付費の3%に当たる国保予算の予備費、約1億2,000万円を減額して国保税軽減などをする手だてはあると考えるものです。 また、今年度から国は応益割合を45%以上にしないと、低所得者の2割軽減分を認めない方針を45%以下でも認めることに変えました。このことも生かすならば、低所得層にさらなる軽減を図ることも可能であります。 議案審査の途中、委員から議案第61号及び65号について、修正の動議が出されました。修正案では、基金から新たに5,226万円を繰り入れて、1人当たりの税額を対前年比2.5%、金額にして1,922円引き上げて7万9,508円に抑えるというものであります。この修正案が出された背景には、やはり市民生活の窮状を踏まえ、当局提案では、過重負担であり受け入れがたいので、基金、予備費などを活用し、国保税の上昇率を抑制すべきというものであります。このことについては、市民を思う市民産業常任委員の熱い思いと、これにこたえた当局の努力に対して高く評価するものであります。 しかしながら、今日の市民生活を考え、なおかつ市民アンケートや国保税引き下げ署名に寄せられた市民の声に真摯に耳を傾けるとの思いからすれば、受け入れがたいものがございます。日本共産党市議団は、国保税率を据え置くべきと考えるものであります。そのために、予備費約1億2,000万円の活用でも十分可能であると考えるものです。 繰り返しになりますが、国保は加入者の所得が減っているにもかかわらず、保険税がこの間値上げされ、暮らしを圧迫し、深刻な負担となっています。 その最大の要因は1984年以来、国庫負担が削減されてきたことです。 今、国がやるべきことは、国庫負担を計画的に復元し、だれもが払える国保税にしていくことと同時に、EUなど欧州諸国などの先進諸国では、窓口負担の無料化、少額の定額制となっています。窓口負担ゼロへの改革が強く求められております。 くしくも本日は、国のこれからのかじ取りを決める参議院選挙の公示日であります。 私ども日本共産党は、保険証1枚あれば、だれでも安心して医療が受けられるという、国民皆保険の原則に基づき、医療制度を土台から立て直すため、社会保障費を削減から充実へ政策を抜本的に転換し、引き続き市民生活を守るため頑張る決意を申し上げ、私の討論といたします。 ○議長(市川清純) 次に、反対者、6番斎藤康晴君。 ◆6番(斎藤康晴) 議長、6番斎藤康晴。 ○議長(市川清純) 斎藤康晴君。          (6番 斎藤康晴 登壇) ◆6番(斎藤康晴) 私は、市政刷新会議「未来」を代表して討論いたします。 議案第61号と議案第65号について関連しますので、一括して反対の立場から討論いたします。 なお、修正案については、市民負担が原案よりも軽減されるとのことでありました。制度の枠組みの中で最大限の努力をされた委員各位には、敬意を表するところです。 しかし、我々市政刷新会議「未来」は、以下に申し上げるとおり、増税は許されない、増税の前にやるべきことがあるとの視点で考えておりますので、修正案、原案ともに反対するものであります。 以下2点について、問題点を指摘いたします。 市長の提案理由にもあったように、平成21年度決算見込みは10億円を超える黒字決算とのことであります。一般質問でも申し上げましたが、自治体の黒字は営利企業とは性格を異にしますから、単純に利益とはなりません。しかし、市民からすれば、10億もの黒字があるのになぜ増税しなければならないのかと、だれもが不思議に思うことでありましょう。これは市長が事あるごとに黒字であることを強調し過ぎて、説明が不足していることに原因があるのではないでしょうか。自治体の黒字は、営利企業の黒字とは性格が違うことをきちんと説明すべきと思われます。 次に、100年に一度の経済危機とまで言われているこの経済状況下にあえぐ市民に向かって、増税などと言えるのでしょうか。あえて言わせていただければ、増税の前にやるべきことがあるはずです。国民健康保険制度は、一般会計からの法定外繰り入れに頼らず、保険税で賄うのが原則であることは理解しております。しかし、これ以上の負担をお願いするのなら、市長を初め、議員、職員全員身を削るべきではないでしょうか。国民健康保険税の滞納額が6億円以上にも膨らんでおります。もうこれ以上払えないという市民が増えているんです。その市民に向かって増税をお願いするのでしょうか。さらに滞納額が増え、現在国保税を納めることができている市民への負担がさらに増加します。 我々市政刷新会議「未来」は、法定外繰り入れを恒常化させようとは考えておりません。これまで申し上げましたように、10億円にも及ぶ黒字決算で財源があり、100年に一度の経済危機の状況から考えれば、先行き不透明ではありますが、景気が回復基調になるまでの期間と限定した上で法定外繰り入れを実施し、市民の半分が加入する国民健康保険税の負担軽減を講じるべきであると考えます。 よって、議案第61号、議案第65号の原案、修正案とも反対するものであります。 何とぞ市民の声なき声をおくみ取りいただき、ご賛同を賜りますようお願い申し上げ、討論といたします。 ○議長(市川清純) 以上で討論は終わりました。 議案第61号及び第65号の2件に対する討論を終結いたします。 ○議長(市川清純) これより議案に対する採決に入ります。 議案第50号から第54号までの5件及び議案第55号から第69号までの15件、合わせて20件について、順次採決いたします。 ○議長(市川清純) 初めに、議案第50号から第54号までの5件について一括採決いたします。 ただいま議題となっております議案第50号から第54号までの5件については、これを原案のとおり承認することにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。 よって、議案第50号から第54号までの5件については、原案のとおり承認されました。 ○議長(市川清純) 次に、議案第55号から第69号までの15件のうち、議案第61号、議案第64号及び議案第65号の3件を除く12件について一括採決いたします。 ただいま議題となっております議案第55号から第69号までの15件のうち、議案第61号、議案第64号及び議案第65号の3件を除く12件については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。 よって、議案第55号から第69号までの15件のうち、議案第61号、議案第64号及び議案第65号の3件を除く12件については、原案のとおり可決されました。 ○議長(市川清純) 次に、議案第61号二本松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について採決いたします。 本案の所管常任委員長の報告は、修正でございますので、まず、委員会の修正案について、起立により採決いたします。 委員会の修正案に賛成の諸君の起立を求めます。          (起立多数) ○議長(市川清純) 起立多数と認めます。 よって、委員会の修正案は可決されました。 ○議長(市川清純) 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について、起立により採決いたします。 修正部分を除く部分を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (起立多数) ○議長(市川清純) 起立多数と認めます。 よって、修正部分を除く原案は可決されました。 ○議長(市川清純) 以上で議案第61号の採決は終わりました。 ○議長(市川清純) 次に、議案第64号平成22年度二本松市一般会計補正予算について、採決いたします。 ただいま議題となっております議案第64号については、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (起立多数) ○議長(市川清純) 起立多数と認めます。 よって、議案第64号については、原案のとおり可決されました。 ○議長(市川清純) 次に、議案第65号平成22年度二本松市国民健康保険特別会計補正予算について採決いたします。 本案の所管常任委員長の報告は、修正でございますので、まず、委員会の修正案について、起立により採決いたします。 委員会の修正案に賛成の諸君の起立を求めます。          (起立多数) ○議長(市川清純) 起立多数と認めます。 よって、委員会の修正案は可決されました。 ○議長(市川清純) 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について、起立により採決をいたします。 修正部分を除く部分を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (起立多数) ○議長(市川清純) 起立多数と認めます。 よって、修正部分を除く原案は可決されました。 ○議長(市川清純) 以上で議案第65号の採決は終わりました。 ○議長(市川清純) 以上で市長提出議案の採決は終わりました。 ○議長(市川清純) 議事運営の都合上、暫時休憩いたします。 再開、15時40分。                           (宣告 午後3時24分) ○議長(市川清純) 再開いたします。                           (宣告 午後3時40分) ○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(市川清純) 議事日程に従い、請願に対する討論を許します。 討論なさる方ございますか。          (「討論あり」との声あり) ○議長(市川清純) 討論なさる方がございますので、討論通告を受けるため暫時休憩いたします。 討論通告書は、休憩中に事務局までご提出願います。                           (宣告 午後3時40分) ○議長(市川清純) 再開いたします。                           (宣告 午後3時42分) ○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(市川清純) 討論通告がございますので、発言を許します。 なお、討論通告者は1人であります。 また、討論は1人1回に制約しておりますので、ご了承願います。 ○議長(市川清純) これより討論に入ります。 請願についての委員長報告に対して反対者、20番斎藤広二君。 ◆20番(斎藤広二) 議長、20番斎藤広二。 ○議長(市川清純) 斎藤広二君。          (20番 斎藤広二 登壇) ◆20番(斎藤広二) 備蓄米買い入れと米価の回復・安定を求める請願について、市民産業常任委員会は趣旨採択で、請願書を上げないということになりましたので、これに反対する討論を行いたいと思います。 米戸別所得補償モデル事業や水田利活用自給力向上事業の受付が4月から始まり、事業が動き出しましたが、5月末現在で54万6,000件で目標の3分の1にとどまっています。米戸別所得補償モデル事業に参加する農家にとっても、参加しない農家にとっても、最大なる問題は、米価の下落に歯どめがかかっていないことであります。特に、政府が2月に16万トンの備蓄米買い入れを実施したにもかかわらず、米価は7カ月連続して最安値を更新していることは重大であります。その原因は、買い入れ数量の少なさと合わせて、1万2,900円台という異常な安い値段で買い入れたことにあります。 米価の下落に歯どめをかけ、価格と自給を安定させることは、米戸別所得補償モデル事業の成否を左右するものと思います。それは、今日の過剰感のある米の需給状況のままでは、米戸別所得補償モデル事業がさらに米価を下落させる引き金となる可能性を否定できないからであります。米価が下落すれば、制度上、さらなる財源の投入は避けられなくなります。 米戸別所得補償モデル事業では、全国一律に10アール1万5,000円を交付しますが、販売基準価格が下がった場合には、その下落分を補てんすることになっています。米価下落に何ら対策を講ぜず30万トンの過剰米を放置すれば、米モデル事業に重大な支障を及ぼすこととなります。 JA全国中央会の試算によれば、米価下落対策をとらなければ、今年度の米価はモデル事業の米価1万3,978円、1俵当たりですが、2,000円から2,500円安くなり、米モデル事業の変動分に要する財政負担を2,000億円から3,000億円と試算しています。また、過剰米30万トンを買い上げるのには、640億円と試算しています。 5月25日、北海道と東北のJA中央会でつくる東北・北海道農業対策協議会では、政府の買い入れ価格拡大による過剰米対策を講ずるべきと4項目を地元選出国会議員に要請しました。これに先立ち、5月13日には、政府・与党に過剰米の買い入れを要請しています。5月27日には、JA全中の冨士専務、米本常務が民主党に対し、過剰米対策を訴えました。また、全国の米穀卸の団体からも、米価下落の成り行きが懸念する声が上がっています。 米戸別所得補償モデル事業の円滑な運営にとっても、米の再生産や食料自給率を向上させるためにも、下落した米価を回復させ、価格の安定を図ることは緊急の課題であります。 今市場で問題にされているのは、せいぜい30万トン程度の過剰ですが、もし現状を放置すれば、秋には過剰が雪だるま式に広がり、米価下落は底なしの状態になりかねません。今、直ちに対策をとることが求められています。備蓄米の中身では、5年前の備蓄米で主食用に不向きな30万トン程度の米が含まれており、これを主食以外の用途に振り向けば、30万トンの買い入れは十分可能であります。そもそも毎年日本人が食べる2カ月分に相当する77万トンもの義務でもない外米が輸入され続けている異常さを指摘しなければなりません。農林水産省によれば、ミニマムアクセス米の買い入れ数量は、一昨年までで既に936万トンにも上り、運賃、保管料、事務費など管理経費に2,500億円もの血税が使われたとしています。 とりわけ今重大なのは、鳩山総理の辞任の直前1週間に相次いで日中韓・アジア太平洋地域の閣僚級懇談会が開かれ、アジア太平洋地域との自由貿易協定、すなわちETA、FTAを推進する合意がなされ、菅首相に引き継がれ、2013年度までに妥結させる方針を固めたと報道されています。 日本農業を壊滅的打撃に与えるこのFTA交渉は、戸別所得補償方式の制度をなきものにするに等しい、この自由化路線をやめ、自国の農業と農家を守る立場に立った対策を今こそ求められているのではないでしょうか。 以上を申し上げ、市民産業常任委員会の趣旨採択に反対討論といたしたいと思います。 ○議長(市川清純) 以上で討論は終わりました。 請願に対する討論を終結いたします。 ○議長(市川清純) これより請願に対する採決に入ります。 請願第1号について採決いたします。 ただいま議題となっております請願第1号について、所管常任委員長の報告は趣旨採択であります。 よって、委員長報告のとおり、趣旨採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。          (起立多数) ○議長(市川清純) 起立多数と認めます。 よって、請願第1号については、委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決しました。 ○議長(市川清純) 以上で請願の採決は終わりました。 ○議長(市川清純) この際、お諮りいたします。 本日の会議時間は、本日の議事日程が全部終了するまで、あらかじめ時間を延長したいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。 よって、本日の会議時間は、本日の議事日程が全部終了するまで、あらかじめ時間を延長することに決しました。 ○議長(市川清純) ただいま会議規則第14条の規定により、議員提出議案第5号「地域医療機能推進機構法案」の臨時国会での成立を求める意見書の提出についてが提出されました。 よって、この際、議員提出議案審議のため日程に追加し、直ちに議題に供したいと思いますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。 よって、議員提出議案第5号を審議のため日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。 ただいま議案書を配付いたさせます。          (議案書配付) ○議長(市川清純) 議員提出議案第5号を議題といたします。 ○議長(市川清純) これより議案提出者の提案理由の説明を求めます。 議案提出者、22番斎藤賢一君。 ◆22番(斎藤賢一) 議長、22番斎藤賢一。 ○議長(市川清純) 斎藤賢一君。          (22番 斎藤賢一 登壇) ◆22番(斎藤賢一) 私の方から、議員提出議案の説明をさせていただきます。 意見書を朗読してご説明を申し上げます。 「地域医療機能推進機構法案」の臨時国会での成立を求める意見書。 社会保険病院・厚生年金病院の現所有者である「年金・健康保険福祉施設整理機構」は、9月末に解散する。解散すれば62の社会保険病院・厚生年金病院は所有者がいない病院となり運営ができなくなる。 政府は、参議院議員通常選挙後の臨時国会で速やかに成立させると言明しているが、臨時国会は会期も短く、また、郵政法案が先議審議されることとなっているため、日程上では成立が極めて困難であると思われる。 社会保険二本松病院は、全国社会保険協会連合会が開設運営してきた急性期型一般病院である。病床数は一般160床、透析27床で、合わせて187床、職員220名の病院構成で、一昨年「病院機能評価のバージョン5」という高い評価を受けた認定病院であり、とりわけ産婦人科・小児科・人工透析の3科が地域の中で必要不可欠な診療科として当地にとって欠くことのできない基幹病院となっている。 一昨年12月開催の当市議会本会議において、二本松病院の公的医療機関として存続を求める請願が全会一致で採択決議され、あわせてそれに伴う議員提案の意見書も全会一致で決議された。 決議による二本松病院等の公的医療機関としての存続が、昨年臨時国会で継続審査となり、今般の第174通常国会では廃案となった。重ねての不成立の事態に危惧し、当市議会としては9月開催の臨時国会において今度こそ同法案が速やかに成立することを強く要望する。 また、国においては、社会保険二本松病院が地域医療・救急医療において果たしてきた役割を十分に踏まえて、引き続き現状を維持し、地域医療機関・施設として存続させることを強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定によって意見書を提出する。 平成22年6月24日。 衆議院議長、横路孝弘。参議院議長、江田五月。内閣総理大臣、菅直人。 福島県二本松市市議会議長、市川清純。 以上、説明といたします。 ○議長(市川清純) 以上で議案提出者の提案理由の説明は終わりました。 ○議長(市川清純) これより議員提出議案に対する質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。          (「なし」との声あり) ○議長(市川清純) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。 議員提出議案に対する質疑を終結いたします。 ○議長(市川清純) この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第5号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。 よって、議員提出議案第5号については、委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(市川清純) これより議員提出議案に対する討論を許します。 討論なさる方ございますか。          (「なし」との声あり) ○議長(市川清純) 討論なさる方がございませんので、討論なしと認めます。 議員提出議案に対する討論を終結いたします。 ○議長(市川清純) これより議員提出議案に対する採決に入ります。 議員提出議案第5号を採決いたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第5号については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。 よって、議員提出議案第5号については、原案のとおり可決されました。 ○議長(市川清純) 以上で議員提出議案の採決は終わりました。 ○議長(市川清純) この際、6月30日をもって任期満了により退職されます議員諸君のあいさつを許したいと思います。 初めに、1番加藤和信君、ご登壇ください。 ◆1番(加藤和信) 議長、1番加藤和信。 ○議長(市川清純) 加藤和信君。          (1番 加藤和信 登壇) ◆1番(加藤和信) お疲れのところ貴重な時間をいただきまして、ありがとうございます。一言御礼を申し上げます。 平成3年10月、地方議会の世界に足を踏み入れて、今、今期をもって退任するに当たりまして、今まで多くの先輩各位はもちろんのこと、各界、各層の方々にご指導、ご支援をいただきましたことに深く感謝を申し上げるところでございます。 また、皆様方を初め、当局の方々初め、多くの方々と出会うことができたのは、今後の私の人生にとって大きな宝物でございます。この20年間を振り返るときに、まず5年前の平成の大合併という歴史的な地方自治体の再編にかかわることができて、新生二本松市の誕生に皆様方とともにかかわることができたことは、この上ない幸せなことでございました。 また、この間遠くは竹下内閣のあの1億円交付事業に係る、そしてまた、それに関連する地総債事業、現在では考えられなかった多くの事業がそれぞれの市町村でなされ、取り組むことができたわけでございます。そしてまた、介護保険事業の導入という、このことに代表される少子高齢化社会の到来。そしてまた、国はもとより、私ども地方自治体にとっても大きな課題となり、今表面化してきた累積債務の問題など、この20年間振り返りますと、私ども地方自治体を取り巻く環境は、大きく変遷してまいりました。 しかし、我がふるさと二本松は、先人が残してくれた大きな歴史的遺産はもとより、各地域の持つそれぞれの特性、そして何よりも各種大会で大きな活躍をしてくれる次の時代を担う若い力、それらを勘案するとき、私どもの二本松の未来は揚々たるものがございます。 今後は、再度市政を担っていただける皆様方を中心に、二元代表制をとる私どものこの地方議会の特性をさらに進化させて、市民福祉の向上、そしてまた、この安達地方10万の中核都市としてますます発展することを祈るものでございます。 最後になりましたけれども、副議長という大役を皆様方の温かいご指導、ご協力のもと、絶えがなく務め、今引退できますこと深く感謝申し上げる次第でございます。7月からは、一市民として市政の発展に影ながら努力を惜しまぬ覚悟でございます。皆様方の限りないご活躍をお祈り申し上げまして、御礼のごあいさつといたします。 本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(市川清純) 次に、6番斎藤康晴君。 ◆6番(斎藤康晴) 議長、6番斎藤康晴。 ○議長(市川清純) 斎藤康晴君。          (6番 斎藤康晴 登壇) ◆6番(斎藤康晴) お疲れのところお時間をいただきまして、ありがとうございます。 私は、大学を卒業して政治の世界に飛び込みまして、2人の国会議員の秘書を務め、二本松市議会に挑戦し、初当選させていただいたのは、31歳の時でした。その後、県議会議員選挙に挑戦し、一度市議会を離れましたが、再び議席をいただき、おかげさまで2期6年間経過し、務め上げることができました。今思えば、この6年間、本当にあっという間だったなというふうに思っております。 おそらく二本松という、こういった小さい町で31歳という私のような若者が市議会に挑戦したのは、余り例がなかったのかなというふうに思っております。それから自分なりにではありますが、必至に突っ走ってまいりました。常に若者の気持ちであったり、視点、そして行政に対してなぜだという気持ちを忘れずに、議会の常識とは、たまにはもしかすると離れたようなこともあったかもしれませんが、そういった視点で突っ走ってきたというふうに思っております。 特に財政当局の皆様には、相当な資料要求をさせていただきました。それにも本当にこたえていただきました。さらに議会事務局の皆様には、おそらくですけど、これまでにないほど厳しい要求をいろいろしてきたんではないかなというふうに思っております。行革委員会で市議会史上初めて、市民の意見を聞く会というものが実現できました。これも本当に議会事務局のスタッフの皆様の大変なるご協力があったことは、いまだに私の中で忘れることができません。最大の思い出として残っております。ここに改めて御礼を申し上げさせていただきたいというふうに思っております。 自分の理想とかけ離れた現実に悩んだこともよくございました。しかし、先輩議員、そして同僚議員の皆様に激励いただき、これまで何とか務めることができました。この場では、退職議員ということで、ごあいさつをさせていただきますが、私には市議会では実現できなかった大きな目標、夢があります。これを実現できるよういろいろなステージで自分を磨いてまいりたいと考えております。 最後に、二本松市の限りない発展と議員、そして職員皆様のご健勝、ご多幸をご祈念申し上げ、御礼のあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。お世話になりました。(拍手) ○議長(市川清純) 次に、14番遠藤芳位君、ご登壇ください。 ◆14番(遠藤芳位) 議長、14番遠藤芳位。 ○議長(市川清純) 遠藤芳位君。          (14番 遠藤芳位 登壇) ◆14番(遠藤芳位) 市議会議員を去るに当たり、改めて感謝の一言を申し上げます。 微力ながら、私なりに議員生活を送ることができましたのは、議員皆様、当局の皆様のご協力のおかげでございます。大変お世話になり、改めて心からお礼申し上げます。 振り返って見ますと、短い間ではございましたが、数々の思い出がございます。しかし、皆様の思いは一つだと思います。二本松市の明るい未来を目指してのことでございます。二本松市に住んでいてよかったと言われるよう、二本松市の未来を開いていただきたいと思います。 終わりに、二本松市のさらなる発展と議員の皆様方、当局の皆様方のますますのご活躍をご祈念申し上げ、退任のあいさつといたします。 まことにありがとうございました。(拍手) ○議長(市川清純) 次に、15番鈴木隆君。 ◆15番(鈴木隆) 議長、15番鈴木隆。 ○議長(市川清純) 鈴木隆君。          (15番 鈴木 隆 登壇)
    ◆15番(鈴木隆) 今ここに議員を退職するに当たり、皆様に感謝と御礼を申し上げます。 振り返りますと14年前、当時は現在とは全く様相が違い、二本松にもバブルがはじけた気配が実感として押し寄せてきた時代でした。それでも、ここまで世の中が激変してしまうとは、だれが予測できたでしょう。携帯電話も一部の人のステータス程度の時代でした。今振り返れば、箱物、どぶ板が、一番ダイナミズムに富んだ行政であると誤解されていた時代でもありました。大いに反省するところです。 時代は変わり、小泉・竹中改革までの痛み行政、そして、ばらまきの甘い誘惑に誘われ、旧政権への不信感、政権交代へと常に真実とはを問われ、むだと効率とは、行政の前進と後退とはに悩み続けた数年でもありました。 あと数日で公職を離れますが、一市民の立場でこれからも二本松の幸せを模索し続けたいと思います。 同僚議員の皆様、市当局の皆様、本当にお世話になりました。心より御礼を申し上げます。 最後に、ダーウィンの進化論のチャールズ・ダーウィンいわく「最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できるものである。」という言葉を贈り、重ね重ねの御礼と深甚なる敬意をささげ、皆様へのご活躍を祈念し、感謝のあいさつといたします。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(市川清純) 次に、19番斎藤徳仁君。 ◆19番(斎藤徳仁) 議長、19番斎藤徳仁。 ○議長(市川清純) 斎藤徳仁君。          (19番 斎藤徳仁 登壇) ◆19番(斎藤徳仁) 私も去るに当たりまして、一言感謝と御礼を申し上げさせていただきます。 長い間、皆様方には大変ご指導とご協力をいただいてきたことに、心から御礼を申し上げます。また、4期15年ということで、市長さん、あるいは職員の皆さんにも大変お世話になりましたことを改めて御礼を申し上げます。 4期15年の中には、大河内鷹市長さん、根本尚美市長さん、また、現の三保市長さん、いろいろありましたけれども、それぞれ心に残る方々でありました。 平成8年10月の大洪水によって、二本松が市民総ぐるみで町が洪水になったということで大変不安を持っていたところでありますし、新しいまちづくりということでも、随分お互いに議論をさせていただいたところもあります。そういう中で、六角川の改修、駅前の改修ということで、ここにすばらしくでき上がったということは、私もいち早く先頭に立って市長と話し合いをしたということに、改めて自負しております。 私も市政発展のために、あるいは今日まで多くの事業に展開させていただいたということについても、自負しているところであります。 これからも、市政の一端を担いながら、また、地域の発展のためにも尽力を尽くしていきたいというふうに思っております。引き続き皆さんにもご指導とご協力をいただきたいというふうに思っております。 最後に、職員の皆様、あるいは市長初め議員の皆様、市政発展のために、またそれぞれの立場でこの厳しい折、尽力をしていただきたいと思います。大いに期待して、ごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手) ○議長(市川清純) 次に、26番渡辺平一君。 ◆26番(渡辺平一) 議長、26番渡辺平一。 ○議長(市川清純) 渡辺平一君。          (26番 渡辺平一 登壇) ◆26番(渡辺平一) お疲れのところ貴重な時間をとっていただきまして、一言退任のごあいさつをさせていただきます。 私は、政治に全く無知であった者が、振り返ってみますと、平成8年から今日まで14年と半年が過ぎてしまいました。 微力ながらも、それなりに精いっぱい議員活動ができましたことは、これひとえに先輩議員の皆様初め、同僚議員の皆様、さらには3人の市長を初め、ご当局の皆様に温かいご支援、ご理解のおかげでありまして、改めて心から敬意と感謝を申し上げます。 今去るに当たり振り返りますと、特に議員1年目の3月議会でのことが思い出されます。現在あります男女共生センター建設箇所をめぐり、市当局と県当局の協議により、もっと適切な箇所があるのではないかとの考え方の議員から、県に対し再考するようにとの意見書が提案されました。私も現在のあの箇所は最適の場所とは思っておりませんが、県に意見書を提出して、果たしてよい結果が出ればよいが、むしろ県に悪い印象を与え、結果的には、二本松に設置を見送るなどとなってはならないと思い、私は県に意見書には反対いたしました。あの際、県に意見書が提出されていたなら、現在の男女共生センターは二本松にはなかったのかなと思い出されます。自分なりに判断は誤りがなかったと思っているところでございます。 これまで議員1期からいろいろな課題にかかわることができたものと思っているところでございます。特にこの4年間は、私にとって実に充実した毎日でありました。水道料金の見直し、長期総合計画、遅延工事、スカイピアなど、さらには二本松駅前整備と六角川改修は、長年の懸案で、完成にかかわることができましたことは、議員といたしまして光栄に思っているところでございます。感謝を申し上げます。 今後議員であったことに誇りを思い、残られる議員の皆様の立場を理解しながら、これまでお世話になった地域の皆様に、私なりの恩返しをしてまいりたいと思っております。 最後になりましたが、このたびの改選に当たり、再選を果たされました議員の皆様に、本当におめでとうございました。今後は、新市の課題は、まだまだ山積しているものと認識しておりますので、市長を初め当局の皆様と心一つにして均衡のとれた発展を図れますように、ご活躍をされますようお願い申し上げます。 終わりに、これまで議員活動を支えてくださいました多くの皆様に大変お世話になりましたことに御礼を申し上げ、私の御礼の言葉とさせていただきます。 本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(市川清純) 次に、28番三浦一良君。 ◆28番(三浦一良) 議長、28番三浦一良。 ○議長(市川清純) 三浦一良君。          (28番 三浦一良 登壇) ◆28番(三浦一良) 退任に当たり、一言御礼を申し上げます。 私も東和町議会議員、そして合併後、市議会議員として4年6カ月を務めさせていただきました。これひとえに、先輩議員初め、市当局のご指導の賜物と感謝申し上げる次第でございます。私の人生としての1ページとして、大変大きな経験を刻むことができましたこと厚く御礼申し上げます。 これからは議員活動で培った経験を生かしながら、楽しい人生を過ごしていきたいと思います。 結びに、議員の皆様のますますの発展と二本松市のますますのご発展をお祈り申し上げまして、簡単ではございますが、御礼のごあいさつといたします。 どうもお世話様になりました。(拍手) ○議長(市川清純) 次に、29番中沢武夫君。 ◆29番(中沢武夫) 議長、29番中沢武夫。 ○議長(市川清純) 中沢武夫君。          (29番 中沢武夫 登壇) ◆29番(中沢武夫) 退任に当たり、一言御礼の機会を与えていただきましたことに対し、感謝を申し上げます。 顧みますと、平成12年1月から実質10年半、議員として席を置き、その名を汚してまいったようなつもりをしておりますが、この間議員の皆さん、そして当局の皆さんには大変お世話になり、また、あるいは不愉快な思いもされたのかなとそんな思いをしておりますが、本当にありがとうございました。 これからは、一市民として、市政進展のために微力ながら尽くしてまいりたいと、そんなふうに考えています。 終わりになりましたが、議員の皆さん、そして当局の皆さんのますますのご活躍をご祈念申し上げ、退任のあいさつにかえます。 どうもお世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ○議長(市川清純) 以上で今任期をもって退職される議員諸君のあいさつは終わりました。 ○議長(市川清純) 続いて、議会運営委員会委員長、22番斎藤賢一君から、退職される議員の方々への惜別の辞がございます。 ◆議会運営委員長(斎藤賢一) 議長、22番、議会運営委員長斎藤賢一。 ○議長(市川清純) 斎藤賢一君。          (議会運営委員長 斎藤賢一 登壇) ◆議会運営委員長(斎藤賢一) 二本松市議会を代表して、今期限りで議会を去られる議員の皆様に惜別の言葉をお送りいたします。 当市議会の慣例となっておりますことから、僭越ではありますが、私、議会運営委員長より心を込めて申し上げます。 4年の今期議会は、間もなく任期満了を迎えます。そして、任期中の16回に及ぶ定例議会、その最後の6月議会も間もなく閉じようとしております。 今期議会は、17年に二本松市と3町が合併して73名の議員から7カ月で30名になり、さらに今期4年の任期を終えると26名となります。議会にとっては、まさに激動の4年と7カ月でありました。議会の改革に次ぐ改革を推し進め、新二本松市にふさわしい市議会の道筋をつけ勇退される6名の議員の方、再挑戦され、善戦むなしく涙をのむ結果となりました2名の方、合わせて8名の議員の皆様におかれましては、万感胸に迫るものがあるものと想像しております。 私どもと一緒に活動をされたそれぞれの皆様方に思い出の一端を述べさせていただきます。 初めに、加藤和信副議長でありますが、平成3年安達町の町会議員として初当選、自来今日まで19年に及ぶ議会活動、この間平成7年から11年9月まで安達町議会の副議長を歴任され、また、安達地方広域議会議員議会運営委員長も務められ、新二本松市誕生後は、副議長として4年間議長を補佐しながら円滑なる議会運営に務められました。 また、敗れはしましたが、安達町町長選にも挑戦し、そのチャレンジャー精神は、かつての安達地方の4Hクラブ生みの親、育ての親の片りんを思い起こさせ、少しも衰えていないバイタリティーあふれるものがあります。 また、議会以外でも要職を数多くこなされ、福島県の指導農業士、安達町農協理事、みちのく安達農協理事、安達町農業活性化推進委員会委員長等、常に旧安達町の中心にあり、存在感あふれる方であります。 引退後は、6回の選挙を支えた奥様を大切にしながら、我々後輩への指導、助言を賜れば幸いに存じます。 次に、渡辺平一議員であります。 平成7年の選挙で初陣を飾り、同期生と七生会を立ち上げ、1期生で議会の指導権を握り、並みいる先輩議員を慌てさせたことは、今でも語り草になっております。朴訥とした語り口ながら常に先を読み、核心を突く発言には定評がありました。総務常任委員長、まちづくり調査特別委員長等を歴任され、多くの実績を残されました。 合併後の水道料金値上げ、スカイピアの冬期営業の問題等も要所を押さえ、解決に導いた、それはまさに「落としの平」の面目躍如たるそのものと言えましょう。 また、議員を務めながらつくり上げるブドウ、ピオーネは、畑の芸術品と言えるのではないでしょうか。ピオーネの収穫期の9月議会の楽しみが一つなくなったような気がいたします。 そのような技術の持ち主は、農業の分野でも二本松市認定農業者協議会長、福島県認定農業者協議会理事も長く務められ、地域農業の発展に寄与されてきました。これからも奥さんと一緒に仲むつまじくナシとブドウをつくりながら、我々にご指導賜ればと望んでおります。 次に、斎藤徳仁議員であります。 やはり平成7年の選挙で初当選、まちづくり調査対策特別委員長、総務常任委員長を歴任し、県市議会議長会、全国市議会議長会から功労者表彰を受賞されております。 やはり当時の七生会のメンバーの一人であります。とぼけた語り口は、何となく人なつっこさと親しみを覚えます。 5回目の当選は惜しくも敗れてしまいましたが、事業欲旺盛であり、議員以外の活動も数多くこなされ、4Hクラブ活動、モラロジー活動は、斎藤徳仁議員そのものでありました。 また、成田地区開発については、斎藤議員なくては進まないものと思いますので、再起を期すまで引き続きご指導を賜りたいと存じます。 次に、鈴木隆議員。 平成7年に「岳の風雲児」として、さっそうと登場して風を起こし、今回は潔くご勇退、さわやかさを感じます。 初当選後は、やはり七生会のメンバーであり、常に議会の中枢にあり、議会をリードしてきました。質問に立った時の冒頭の言葉は「人呼んで国栄える」は、鈴木議員の口癖でありました。また、本業の特性上、行政調査視察先での宿泊地の選考などには、料金は安くしてはいただけませんでしたが、ありがたい存在でした。また、ほとんどの議員が長男という中、唯一の次男坊議員であり、政界遊泳術など、次男坊の特性は見習うべきところが随所にございました。 厚生文教委員長、行財政改革調査特別委員長、議会選出の監査委員を歴任し、全国市議会議長会表彰等、数多くの受賞歴があり、多くの市民の期待にこたえてきたものと思われます。 また、岳温泉にとって、誘客は至上命題であります。父、義一氏に続く親子二代の議員職は、観光の拠点、安達太良山及び岳温泉を抱える二本松市にとっても、岳地域にとっても、今回の勇退は惜しみて余りあるものと思われます。私個人にとっても、1期目は席を並べてご指導をいただいたこと感謝いたしております。 今度はご苦労をかけた奥様をご慰労しながら家業に励んでいただき、今後も我々後輩の指導を賜りたいと存じます。 次に、中沢武夫議員でありますが、平成11年の暮れの選挙で初当選され、私と同期でありまして、6人で同期会を結成し、会長をお願いし、ご指導をいただきました。 中沢議員は、一言で言えば、純粋に原理原則を大切にする方であります。明快な態度表明。また、民間企業から市職員になり、そして議員となり、庶民的存在で内容を承知している上での舌鋒鋭い追及は、関係職員を震撼させていたのではと想像しております。 総務常任副委員長、まちづくり調査対策特別副委員長、生活福祉常任委員長等を歴任され、今期後半は一人会派を貫き、筋を通した存在感あふれる議員でありました。 平成12年には、職員30年の功績から市政功労特別表彰、全国市議会議長会からも受賞されています。 中沢議員は、前回から初議会での臨時議長を切望しておりましたが、今回も実現できずじまいで悔やまれるところでありましょうが、体格から見ますとまだまだ余力が見られますので、さらにエネルギーを備蓄し、次回の挑戦を期待しております。 また、ご苦労をかけ続けた奥様に感謝をし、孝行していただきたいと存じます。 次に、三浦一良議員でありますが、平成15年4月の東和町議会議員選挙で初当選以来、6年と2カ月務められました。 東和町議会では、産業建設常任副委員長、二本松市議会においては、市民産業常任副委員長を務められ、市議会だよりの編集委員、議会選出の農業委員も歴任されるなど比較的議員歴短期間ではありましたが、中身の濃い活動をされておりました。 今回は、体調が思わしくないと引退を決意されたようですが、毎年秋になりますと、羽山のリンゴが食べられるのを楽しみにしておりました。また、三浦議員が質問に立つことは、そのユニークさに多くの議員、職員も楽しみにしておりました。きわめつけは、クマガイソウをもじった「熊がいそうだ」との表現は、二本松市議会の歴史に大きく刻み込まれると思われます。 健康に留意しながら、リンゴづくりと鳥獣害駆除隊でご活躍されることをご期待申し上げます。 次に、遠藤芳位議員。 あなたは、平成15年の暮れ、当時の岩代町議会選挙で初当選され、親子三代目の議員となられ、岩代町議会の総務常任委員、議会広報委員を歴任され、合併後の二本松市議会に当選、総務常任委員、議会運営副委員長として私を補佐し、円滑なる運営にご尽力をいただきました。議会選出の農業委員にも就任いただき、地域の農業の発展にも尽くされました。 屈強な体格に似ても似つかない温厚な人柄で、多くの仲間から信望を集めましたが、その温厚さが、今回出馬を断念せざるを得ない結果を生んだのかと思うとき、政界の残酷さをのろわずにはいられない心境であります。 岩代町の最東端、田沢から40分かけて議会に足を運びながら、議会活動に心から感謝を申し上げます。旭地区に議員がいなくなり、地域民にとっても心残りかと思われますが、これからも地域の指導者として頑張っていただきたいと思います。 次に、斎藤康晴議員であります。 平成15年、昭和47年生まれの若干31歳の若さで議員になり、市政に参入、若さを武器に議会に次々と新風を吹き込み、特に行財政改革調査特別委員会の設置は、康晴議員の発案であり、4年間にわたる調査の結果については、目をみはるものがあります。当局、議会とも大きな刺激となり、また、議会のあるべき姿を広く市民に知らしめた功績は大きなものがあります。 在職年数が5年と11カ月でありますが、中身の濃密な在職期間であったと言えるでしょう。その短い期間に、総務常任副委員長、生活福祉常任副委員長、行財政改革調査特別委員会副委員長、まちづくり調査特別委員など数多くの要職をこなされてきました。 また一方、限りない向上心は大卒では飽き足らず、議会活動をしながら大学院に進み、地方政治学を専攻し学んだことは、地方自治体の財政問題への提言、取り組みをさらに加速させたものと思われます。 国会議員の秘書から市議会へ、さらに県議会に挑戦し惜敗、再度市議会へと、そして今回の勇退。私どもは計り知れない部分がありますが、31歳でさっそうと登場し、新風を吹き込み、さまざまな改革を提言し、あるいはなし遂げ、風とともに去り行く斎藤康晴君に心から喝采を送り感謝申し上げるとともに、またの出番をお待ちしております。 最後に、退任される皆様方の議会在任中に、国では、財政難からの三位一体の改革、政権交代と、そして平成の大合併と国も地方も大きな改革のうねりの中にあり、そこに遭遇し、皆様には大変なご苦労な期間を過ごしたものだったと思います。 また、8名の方々は、在任期間の長短はあっても、二本松市政の限りない進展を願う心意気は皆さんと同じものだったと思います。今後、そのようなご労苦と貴重な経験と二本松市政の発展への思いを今後も我々後輩への指導、助言を賜れば幸いであります。 以上、皆様にはまだまだ語りつくせない、舌足らずの面があろうかと思いますが、ご容赦をいただき、私からの惜別の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(市川清純) 以上で惜別の辞は終わりました。 ○議長(市川清純) ここで、市長よりあいさつの申し出がございますので、これを許します。 ◎市長(三保恵一) 議長、市長。 ○議長(市川清純) 市長。          (市長 三保恵一 登壇) ◎市長(三保恵一) 平成22年6月定例市議会閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る6月10日開会以来、本日まで15日間にわたりまして、慎重審議を賜りましたことに心から厚く御礼を申し上げる次第であります。審議を通していただきましたご意見等につきましては、今後の市政執行の中で十分参酌させていただき、執行してまいりたいと考えておるところであります。 現在、地方自治を取り巻く環境は、国の三位一体改革の影響やアメリカ発の世界同時不況、それに伴う国内の不況によりまして、雇用や経済情勢も含めて厳しい状況に置かれているところでありますが、私は改めて市民の皆さんの幸せと市政進展のために、人生のすべてを賭して最大限の努力をしてまいりたいと決意を新たにいたしているところであります。 さて、議員の皆様の任期につきましても、残すところあとわずかとなってまいりました。「功成り名を遂げて退くは天の道なり」。今期限りで議席を離れる皆様方には、長年にわたり合併前の旧市町、そして新二本松市の誕生、スタート以来今日まで、市政進展のためにご尽力を賜りました。これまでのそのご功労に対しまして、改めて敬意と感謝の意を表する次第でございます。どうか今後につきましても、これまでの尊い経験を生かしながら、二本松市政進展のためにお力添えを賜りますこと心からお願い申し上げる次第であります。 以上、閉会に当たりましてごあいさつを申し上げ、感謝の言葉とさせていただきます。まことにありがとうございます。 ○議長(市川清純) 以上で市長のあいさつは終わりました。 私からも恐縮ではありますが、本席より一言ごあいさつを申し上げます。 新二本松市誕生後初めての選挙で平成18年7月、30人で構成されました二本松市議会で、今般の議員の任期満了に当たり、私の感想等も含め一言ごあいさつを申し上げます。 この4年間を振り返りますと、私自身旧二本松市時代から4人の市長の市政担当の姿勢を議会の議員という立場で拝見をさせていただき、また、世の移り変わりを見せていただいた中で、それぞれ感じるところがございました。とりわけこの4年間の二本松市政と議会の関係においては、かつて経験をしたことのない事件が多くあり、大変にぎやかな時間であったと思います。 その一つは、新二本松市の長期総合計画案件であり、また人事案件の否決であったり、一度否決された工事請負契約議案が強引にも再提出されたり、また地方自治法第100条に基づく調査特別委員会が設置され調査がなされましたが、これは初めての経験でありました。 平成19年、20年には、我が二本松市政及び議会の活動状況が新聞紙上に50回近くも記事で掲載されるなど話題の多い期間でありました。事が発生するたびに、各議員におかれましては、それが対処策などを検討研究され、市当局と議会の真の二元代表制の意味を十分理解される機会になれたものと思います。 さて、1年前、多くの国民が夢と希望を託して実現した新政権の公約は画餅と化し、国ならず地方においても政策執行にはますます厳しさが増している今日、我々議会が目指す目標は、市民福祉の向上であり、市政の進展であります。 市当局におかれましては、これまで多くの議員が発言されてきた考え、また声を真摯に受けとめられ、諸政策に反映されますよう望むものであります。 結びに、議員各位におかれましては、この4年間積極的な議会活動に邁進され、かつまた、スムーズな議会運営にご協力いただきましたことに改めて感謝を申し上げます。 今般限りで勇退される皆様には、今までのご尽力にお礼を申し上げますとともに、今後の今までの経験を生かし、ご壮健にてご活躍されますことをお祈り申し上げます。また、続けて議会活動をされる皆様方には、なお一層のご精進をご祈念申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(市川清純) 以上で今期定例会の日程は全部終了いたしました。 これをもちまして、平成22年第3回二本松市議会6月定例会を閉会いたします。                           (宣告 午後4時51分) 上記、会議の次第は事実と相違ないことを証明するためここに署名する。  平成22年6月24日     二本松市議会                     議長   市川清純                     副議長  加藤和信                     議員   斎藤広二                     議員   佐藤源市                     議員   斎藤賢一...