相馬市議会 > 2021-03-04 >
03月04日-02号

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  1. 相馬市議会 2021-03-04
    03月04日-02号


    取得元: 相馬市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-28
    令和 3年  3月 定例会---------------------------------------日時  令和3年3月4日場所  相馬市議事堂---------------------------------------出席議員(18名)  1番  獺庭大輔君      2番  横山和雄君  3番  畑中昌子君      4番  山中宣明君  5番  門馬優子君      6番  高橋利宗君  7番  高玉良一君      8番  石橋浩人君  9番  只野敬三君     10番  浦島勇一君 11番  立谷耕一君     12番  根岸利宗君 13番  波多野広文君    14番  河内幸夫君 15番  佐藤 満君     16番  村松恵美子君 17番  杉本智美君     18番  菊地清次君---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------出席した事務局職員の職氏名 事務局長       佐藤栄喜君    次長兼庶務係長    谷津田吉弘君 議事係長       鈴木脩史君    主査         太田 光君---------------------------------------説明のため出席した者の職氏名 市長         立谷秀清君    教育長        福地憲司君 副市長        佐藤憲男君    総務部長       宇佐見 清君 企画政策部長     阿部勝弘君    民生部長       加藤一男君 保健福祉部長     原 史朗君    産業部長       伊東充幸君 建設部長       柏 宏樹君    総務課長       佐藤芳男君 教育部長       神戸伸一君    生涯学習部長     赤石澤珍夫君------------------------------------------------------------------------------議事日程第2号  令和3年3月4日(木)午前10時開議   +議案第41号 令和2年度相馬市一般会計補正予算(第11号)   |議案第42号 令和2年度相馬市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)   |議案第43号 令和2年度相馬市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 第1+議案第44号 令和2年度相馬市介護保険特別会計補正予算(第5号)   |議案第45号 令和2年度相馬市光陽地区造成事業特別会計補正予算(第4   |       号)   +議案第46号 令和2年度相馬市下水道事業会計補正予算(第4号)           (予算決算常任委員会委員長報告・質疑・討論・採決) 第2+報告第1号 専決処分の承認を求めることについて   +報告第2号 専決処分の承認を求めることについて          (質疑・討論・採決)   +議案第1号 相馬市副市長の選任について   |議案第2号 相馬市農業委員会委員の任命について   |議案第3号 相馬市農業委員会委員の任命について   |議案第4号 相馬市農業委員会委員の任命について   |議案第5号 相馬市農業委員会委員の任命について   |議案第6号 相馬市農業委員会委員の任命について   |議案第7号 相馬市農業委員会委員の任命について   |議案第8号 相馬市農業委員会委員の任命について 第3+議案第9号 相馬市農業委員会委員の任命について   |議案第10号 相馬市農業委員会委員の任命について   |議案第11号 相馬市農業委員会委員の任命について   |議案第12号 相馬市農業委員会委員の任命について   |議案第13号 相馬市農業委員会委員の任命について   |議案第14号 相馬市農業委員会委員の任命について   |議案第15号 人権擁護委員の推薦について   |議案第16号 人権擁護委員の推薦について   +議案第17号 人権擁護委員の推薦について           (質疑・討論・採決) 第4 議案第18号から議案第40号まで及び議案第47号から議案第52号まで           (質疑・委員会付託) 第5 陳情第1 福島県最低賃金の引き上げと早期発効を求める意見書の提出を求める陳情         (委員会付託) 第6 一般質問(代表質問)---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(菊地清次君) おはようございます。 ただいま出席議員が定足数に達しております。 これより直ちに本日の会議を開きます。                             (午前10時00分)--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(菊地清次君) 本日の日程につきましては、別紙議事日程第2号をもってお手元に配付してありますので、この順序に従い議事を進めることにいたします。--------------------------------------- △日程第1 議案第41号から同第46号まで ○議長(菊地清次君) 日程第1、議案第41号から同第46号までの以上6件を一括議題といたします。 以上6件に関し、予算決算常任委員会委員長の報告を求めます。 予算決算常任委員会委員長。     (予算決算常任委員会委員長 佐藤 満君 登壇) ◆予算決算常任委員会委員長(佐藤満君) おはようございます。 予算決算常任委員会は、3月1日に委員会を開催し、同日、当委員会へ付託されました議案6件について、分科会方式による審査を行い、終了いたしましたのでご報告申し上げます。 初めに、議案第41号、令和2年度相馬市一般会計補正予算(第11号)について主な内容を報告いたします。 総務分科会において、歳入、個人市民税、現年課税分4,529万9,000円について、当初予算において、令和元年東日本台風による被害で、雑損控除が増加すると見込んだものの、損害保険の補填等により見込みよりも少なくなったことによるものである。 法人市民税、現年課税分8,165万4,000円の減額については、新型コロナウイルス感染症の影響で、企業業績が悪化したことによるものである。 固定資産税、現年課税分1億9,186万4,000円については、宅地造成等による土地評価額の増、償却資産の増設件数等が当初見込みよりも増加したことによるものであるとの説明がありました。 同じく歳入、普通財産土地売払収入1億11万3,000円については、普通財産の宅地等を福島県に防災林造成事業及び海岸復旧事業などで払い下げたものであるとの説明がありました。 これ対し分科員より、その詳細を問う質疑があり、執行部より、1件目は防災林造成事業で、磯部芹谷地の宅地分、約2,400万円。 2件目は、海岸復旧事業で、古磯部地区分が約97万円、ほかに蒲庭地区分。 3件目は、防災緑地と県道相馬亘理線に係る部分で、原釜、尾浜地区で約7,490万円を県に払い下げ、合計で1億円ほどになったとの答弁がありました。 次に、文教厚生分科会において、繰越明許費補正、追加、教育指導事業、335万2,000円については、ICT、リーディングスキルテスト研修と授業公開の費用となっている。 授業公開は、活動推進、授業改善の視点から、市内教員にその成果を波及させる目的であるとの説明がありました。 これに対し分科員より、繰越明許になった理由について問う質疑があり、執行部より、実際確定したのが令和3年に入ってからで、3学期に活用できないため、繰越明許をかけて、次年度に改めて設定し、研究していくとの答弁がありました。 次に、産業建設分科会において、歳出、被災田支援給付事業251万7,000円の減額は、令和元年東日本台風によって、令和2年度に作付できなかった耕作者に対して、10アール当たり2万円の支援金を給付した事業であり、約52ヘクタールの実績により、不用額を減額するものであるとの説明がありました。 これに対し、分科員より、支給されなかった被災田の詳細及び原資の基金への繰戻しについて問う質疑があり、執行部より支援金の交付要件として、台風による作付不能のほか、前年度までの作付実績の有無や次年度の作付実施意向が必要である。耕作者の死亡等により耕作しないといった理由などにより、支給を行わなかった金額を減額している。 原資については、ふるさと振興基金に返金し、今後別な事業に支出していく予定との答弁がありました。 同じく歳出、新型コロナウイルス対策飲食店等維持支援金1,800万円の減については、飲食・宿泊・タクシー・運転代行業の4業種に対し30万円を支給したもので、当初予定していた272件のうち212件の支給であったため、不用額を減額するものである。 新しい生活様式対応支援金2,790万円の減については、市内事業者に対し10万円を支給したもので、当初予定していた1,738件のうち1,459件の支給であったため、不用額を減額するものであるとの説明がありました。 宿泊助成金3,800万円の減額については、市内の宿泊施設を利用する方に1泊5,000円、合宿する方に1泊2,000円を助成するものであり、それぞれ1万人を見込んでいたが、宿泊助成は1月末で4,328人、合宿助成は147人の実績となったことから、宿泊助成は4,000人分、合宿助成は9,000人分を減額するものであるとの説明がありました。 これに対し、分科員より、宿泊助成に対する問合せ状況について問う質疑があり、執行部より、助成の期限が2月末となっており、その延長について二、三件ほど問合せがあったとの答弁がありました。 また、本委員会において、文教厚生分科会長に対し、委員より、歳出、相馬方部衛生組合病院事業2億円に関する執行部の説明と、分科会での質疑の状況を問う質疑があり、文教厚生分科会長より、公立相馬総合病院入院患者数及び外来者数の当初見込みからの減少に伴う負担金の増額となっている。 資金不足比率20%を超えない額として、その比率を18.5%に設定し算出される額、2億5,000万円を相馬市8割、新地町2割で案分した2億円を計上している。 また、病院の経営改善の取組状況に関しても触れられており、コンサルタントによる経営診断結果に基づく収益改善施策として、地域包括ケア病床の増床、施設基準の新規届出、療養報酬の改定、生産性の向上、施設基準の新規届出及び類上げに取り組んでいて、コスト削減によりその金額になったという説明がありました。 なお、本件に関し、分科会での質疑はなかったとの答弁がありました。 本件に関し、報告すべき討議はありませんでした。また、討論はなく、採決の結果、内容適切なるものと認め、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決せられました。 次に議案第42号、令和2年度相馬市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)について、主な内容を報告いたします。 歳入、国保基金繰入金4,964万9,000円の減額については、県の交付金確定によって金額が確定したとの説明がありました。 これに対し分科員より、例年との違いと、確定後の基金残高を問う質疑があり、執行部より、基金繰入額については、年度間で多少増減はあるが、昨年より少なくなっている。 基金残高は、昨年度末では2億100万円の残高であったが、今年度末で約1億4,500万円になる見込みであるとの答弁がありました。 歳出、特定健康診査等事業267万円の減額については、健診に来られる方の人数を当初2,200人と想定していたが、約200人の減であったため減額するという説明がありました。 これに対し、分科員より、その理由を問う質疑があり、執行部より、受診勧奨などを行ったが、今年は新型コロナウイルスの影響で、想定より少ない状況になっている。なお、令和元年度においては、台風の影響で例年より減っており、今年度は新型コロナウイルスの影響はあるが、令和元年度よりは伸びる見込みであるとの答弁がありました。 本件について質疑、討議、討論はなく、採決の結果、内容適切なるものと認め、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決せられました。 次に、議案第43号、令和2年度相馬市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について、主な内容を報告いたします。 歳出、集団健診委託料、補正額309万9,000円の減額に関し、分科員より、財源内訳、諸収入の詳細を問う質疑があり、執行部より、県の後期高齢者医療広域連合から健診の委託を市が受けて実施した受託事業収入となっており、受診者数が減少したことで、受託事業収入も減少する見込みであるため、減額したとの答弁がありました。 本件について質疑、討議、討論はなく、採決の結果、内容適切なるものと認め、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決せられました。 次に、議案第44号、令和2年度相馬市介護保険特別会計補正予算(第5号)について、主な内容を報告いたします。 文教厚生分科会において、歳出、居宅介護サービス給付費1億104万3,000円の減額について、分科員より詳細について問う質疑があり、執行部より、コロナ禍の影響で訪問介護などの利用控えが一つの要因になっているとの答弁がありました。 施設介護サービス給付費2,000万円について、分科員より、相馬市内で施設が増えていない状況で、見込みよりも多くなった要因を問う質疑があり、執行部より、相馬市に住所を置きながら市外の施設を利用している方が増えているためとの答弁がありました。 本件について、質疑、討議、討論はなく、採決の結果、内容適切なるものと認め、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決せられました。 次に、議案第45号、令和2年度相馬市光陽地区造成事業特別会計補正予算(第4号)について、主な内容を報告いたします。 文教厚生分科会において、今回の補正は、今年度の石炭灰埋立て見込み量の確定や、入札請け差等によるものと説明がありました。 本件について、質疑、討議、討論はなく、採決の結果、内容適切なるものと認め、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決せられました。 次に、議案第46号、令和2年度相馬市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、主な内容を報告いたします。 産業建設分科会において、収益的収入及び支出、収入、公共下水道使用料984万2,000円の減額について、水道使用量の減少に伴い減額するとの説明がありました。 これに対し、分科員より、水道使用量が減少した要因について問う質疑があり、執行部より、新型コロナウイルス感染症対策等により市外からの観光客等が減少したこと。昨年度の水害等により、節水型の器具等が普及したことが影響していると捉えているとの答弁がありました。 次に、資本的収入及び支出、支出、管渠費579万1,000円の減額については、建設係職員法定福利費及び工事請負費等の減額であるとの説明がありました。 これに対し分科員より、工事請負費を減額した要因について問う質疑があり、執行部より、今年度は下水道管の延長に関する要望等が少なかったため、減額となっているとの答弁がありました。 本件について、質疑、討議、討論はなく、採決の結果、内容適切なるものと認め、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決せられました。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(菊地清次君) ただいまの予算決算常任委員会委員長報告に対し質疑を行います。 質疑の通告がありませんでした。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第41号から同第46号までの以上6件については、予算決算常任委員会委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) ご異議なしと認めます。 よって、以上6件については、予算決算常任委員会委員長報告のとおり決せられました。--------------------------------------- △日程第2 報告第1号及び同第2号 ○議長(菊地清次君) 次に、日程第2、報告第1号、専決処分の承認を求めることについて及び同第2号、専決処分の承認を求めることについてを一括議題といたします。 これより質疑を行います。 質疑の通告がありませんでした。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております報告第1号及び同第2号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) ご異議なしと認めます。 よって、報告第1号及び同第2号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 報告第1号及び同第2号については、承認することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) ご異議なしと認めます。 よって、報告第1号及び同第2号については、承認することに決しました。--------------------------------------- △日程第3 議案第1号から同第17号まで ○議長(菊地清次君) 次に、日程第3、議案第1号、相馬市副市長の選任についてから、同第17号、人権擁護委員の推薦についてまでの以上17件を一括議題といたします。 以上17件に関し、質疑を行います。 質疑の通告がありませんでした。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第1号から同第17号までの以上17件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第1号から同第17号までの以上17件については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 12番、根岸利宗君。 ◆12番(根岸利宗君) 12番議員、根岸利宗です。 私は、議案第1号、相馬市副市長の選任について、反対の立場で討論に参加いたします。 今回の提案でございますが、なぜ今の時期なのかというのが一番の疑念でございます。 副市長は特別職であります。一般の職員とは違うわけであります。市長の選任に伴ってといいますか、選出されると、こういうような性格を帯びております。市長選挙、本年の12月でございます。もうすぐというこの時期で、副市長が体調不良でお辞めになるというようなことでもないようであります。この48歳という方の若手の抜擢ということですから、あたかもこれは次回の市長も、立谷市長がなるということを前提にしたような提案なのかなと、多くの市民もそのようなご感想を持つようであります。やはりしっかりと選挙を経た上で提案されてしかるべきです。 私は、近々の3度は、市長と反対の立場で市長選挙を行いましたが、その後の副市長の選任においては全て賛成してまいりました。やっぱりしっかりと市民の選択を受けた後での特別職の選任というのがしかるべき筋であると。今回のこの提案というのは、到底理解できるものではありませんので反対をいたします。
    ○議長(菊地清次君) そのほか、討論はありませんか。 立谷議員。 ◆11番(立谷耕一君) ただいまの議案第1号、相馬市副市長の選任について、賛成の立場から討論したいと思います。 ただいま反対の討論があったわけでございます。なぜこの時期にという。一応、3月という年度替わりの時期でもありますし、そういうこともありまして、そういう事態になったのかなと思いますけれども、当会派としては、そういうことも含めまして適任というようなことで、当然、私もこの案件に関しては最適だと、そういうふうに考えております。 そういうことで、反対する理由も何もないというようなことで、ぜひ他の議員の皆様も賛成をお願いいたしまして討論を終わります。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 村松議員。 ◆16番(村松恵美子君) 通告も何もしておりませんが、私も今回の副市長の交代の議案に対して、なぜ、なぜ、なぜ、何でというふうな、クエスチョンマークがいっぱいつく思いでずっと来ております。私も率直に物事を聞く人間なので、副市長の新しい候補者、それから、今、現副市長に直接聞いてみました。 ○議長(菊地清次君) 村松議員に申し上げます。 反対か賛成か、まず通告してから。 ◆16番(村松恵美子君) 反対の立場です。申し訳ありません。 何ぼ考えても分かりません。今、根岸議員もおっしゃったように、市長の任期があと1年弱、特別、今現在の副市長に何か問題があったわけでもない。極めて一生懸命、市長が不在のときでも一生懸命、新型コロナウイルス対策でも一生懸命、一生懸命、一生懸命、やっていただいていて、なぜ。それが非常に分からないところです。理解できないままで交代する理由が分からない。その中で、何ともこれ賛成も反対も表明しにくいので、やっぱり反対せざるを得ないのかなと、今の副市長で残り1年行くべきだというふうに思いますので、そのことを申し上げまして、今回のこの人事案件には反対いたします。 ○議長(菊地清次君) そのほか討論ありませんか。 石橋浩人君。 ◆8番(石橋浩人君) 8番、石橋浩人であります。 私は、議案第1号に対し、賛成の立場で討論に参加させていただきます。 今回、副市長に提案されております阿部勝弘氏でありますけれども、現在、当市の企画政策を担っておりまして、また市外においても政策等を一生懸命学んでおり、各方面においてもネットワークを構築しているというふうに伺っております。加えて、今現在48歳ということで、新しい考え、フレッシュな考えを当市の行政に反映し、立谷市長を補佐して、今後の市の発展につなげていってくれるものと期待しております。 したがいまして、本件に提案された副市長の選任については、提案されました阿部勝弘氏が適任であると考えます。 以上の理由から本件に関し賛成いたすものであります。議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げまして、討論を終わります。 ○議長(菊地清次君) そのほか討論はありませんか。 浦島議員。 ◆10番(浦島勇一君) ただいま議題とされております議案第1号、相馬市副市長の選任について、反対の立場で、討論いたします。 賛成討論、反対討論、それぞれごもっともだと思います。やはり今の時期、なぜここで新しい特別職を選任しなければならないのかと。相馬市、今、課題山積の状況の中で、つつがなく現副市長においては、その補完をしながら市政を担ってきたというふうに思います。全国を飛び回る市長を支えながら、陰に陽にそのご苦労あったものだというふうに思います。新型コロナウイルス対応下における今後の1年を顧みれば、様々な事業、課題が多くある中で、その今まで培ってきたノウハウや、そして、業務力量を十分生かしていただきたいというのが思いであります。 また、新たに選任による阿部氏においては、全く人格的にも批評するところありません。しかしながら、今、全体のこの相馬市の組織運営を考えたときに、果たして今の現職において、10個上の先輩方が脈々といるこの組織運営をうまく対応できるのかなと、これは業務命令ですから、それはやらざるを得ませんけれども、やはり全体の指揮、あるいは業務に対する職員の考え方、様々な形でいろいろとあるのかなというところが思料されます。総合的に考えて、できれば今の佐藤副市長そのままでありましたら全く問題ありません。そういう中で、あえてこの時期出されたという部分について、反対の意を表しておきたいと思います。 以上です。 ○議長(菊地清次君) そのほか討論ありませんか。 山中議員。 ◆4番(山中宣明君) 議案第1号、相馬市副市長の選任について、賛成の立場から討論いたします。 阿部勝弘氏は、これまでに相馬市企画政策部企画政策課長、総務部総務課長を歴任され、現在、企画政策部長をしております。これまで東日本大震災や、一昨年の台風19号の水害時は、地域防災対策室長として業務を行い、このたびの地震災害など多くの災害にも対応してきた経験がございます。 また、相馬市においての姉妹・友好都市とのつながりも強く、今後、相馬市のために尽くしてくれる人材だと考えます。また、地方自治法第167条では、副市長は市長を補佐し、市長の命を受け、政策及び企画をすること、そして、職員の事務を監査すること、さらに市長の職務を代理するとあります。これに適した人材だと私は考えます。 以上の理由でこの議案に対し賛成いたします。 以上です。 ○議長(菊地清次君) そのほか討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第1号から同第17号までの以上17件については人事案件のため、採決は電子採決により1件ずつ行います。 初めに、議案第1号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第1号について、これに賛同することに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成14、賛成多数であります。 よって、議案第1号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第2号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第2号について、これに同意することに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成17、賛成全員であります。 よって、議案第2号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第3号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第3号について、これに同意することに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成17、賛成全員であります。 よって、議案第3号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第4号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第4号について、これに同意することに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成17、賛成全員であります。 よって、議案第4号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第5号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第5号について、これに同意することに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成17、賛成全員であります。 よって、議案第5号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第6号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第6号について、これに同意することに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成17、賛成全員であります。 よって、議案第6号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第7号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第7号について、これに同意することに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成17、賛成全員であります。 よって、議案第7号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第8号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第8号について、これに同意することに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成17、賛成全員であります。 よって、議案第8号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第9号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第9号について、これに同意することに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成17、賛成全員であります。 よって、議案第9号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第10号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第10号について、これに同意することに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成17、賛成全員であります。 よって、議案第10号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第11号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第11号について、これに同意することに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成17、賛成全員であります。 よって、議案第11号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第12号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第12号について、これに同意することに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成17、賛成全員であります。 よって、議案第12号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第13号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第13号について、これに同意することに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成17、賛成全員であります。 よって、議案第13号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第14号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第14号について、これに同意することに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成17、賛成全員であります。 よって、議案第14号については、これに同意することに決しました。 次に、議案第15号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第15号について、これを適任と認めることに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成17、賛成全員であります。 よって、議案第15号については、これを適任と認めることに決しました。 次に、議案第16号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第16号について、これを適任と認めることに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成17、賛成全員であります。 よって、議案第16号については、これを適任と認めることに決しました。 次に、議案第17号について採決いたします。 参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) 押し忘れないものと認めます。 議案第17号について、これを適任と認めることに賛成、または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) なしと認め、確定いたします。 賛成17、賛成全員であります。 よって、議案第17号については、これを適任と認めることに決しました。--------------------------------------- △日程第4 議案第18号から同第40号まで及び同第47号から同第52号まで ○議長(菊地清次君) 次に、日程第4、議案第18号から同第40号まで及び議案第47号から同第52号までの以上29件を一括議題といたします。 以上29件に関し質疑を行います。 質疑の通告がありませんでした。 これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案29件については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程第5 陳情第1 ○議長(菊地清次君) 次に、日程第5、陳情を議題といたします。 ただいま議題となっております陳情第1については、お手元に配付してあります陳情付託表のとおり、産業建設常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程第6 一般質問(代表質問) ○議長(菊地清次君) 次に、日程第6、一般質問を行います。 会議規則第61条第2項の規定により質問通告がありますので、順次これを許可します。 初めに、会派の代表質問を行います。 会派、にじ代表、門馬優子君。 5番、門馬優子君。     (5番 門馬優子君 登壇) ◆5番(門馬優子君) 議席番号5番、会派にじ、門馬優子でございます。 間もなく甚大な被害をもたらしました東日本大震災より10年となります。相馬市の復興は立谷市長を筆頭に、職員の皆様の並みならぬご尽力により、着々と進んでおります。令和元年東日本台風とその後の集中豪雨災害への対応においても、早急に着手し、新型コロナウイルス感染症対策においても、ワクチン接種に向けての準備をいち早く取り組み、常にスピード感ある対応に、市民の安心・安全が第一という切実な思いが感じられます。 そんな矢先に、先般、福島県沖地震が発生し、震度6強の揺れとともに、忘れかけていた10年前の思いを多くの市民が感じたことではないでしょうか。それと同時に、自分たちの防災意識の低下を実感したのではないでしょうか。多くの市民が、まさか今、地震が来るとは思わなかったと言っておりました。これこそがそれを証明する言葉であります。先般の地震は、市民の安心・安全について、改めて考え直す戒めと思い、会派を代表いたしまして、3件、7点について質問をいたします。 まず1件目として、災害対応の検証についてお伺いをいたします。 先般の市長挨拶の中に、これまでに判明している市内の被害額は13億9,000万円ということが説明されました。今後の被災状況の判明により、さらに被害額が増える見通しでございます。このような被害をもたらした地震災害に対し、市としてはいち早く対策本部を設置し、すぐに新型コロナウイルス対策に対応している避難所の開設も行い、防災無線での呼びかけ、ブルーシートや水の配布も行っておりました。 行政側からすると、できる限りの対応を行っていると考えていると思いますが、一方でその対応に相馬市民の間では不満の声も上がっているのも事実でございます。 そこで1点目として、今回の地震災害への対応の検証結果と今後の課題についてお伺いいたします。 またさらに、今回の災害対応の中で、市民から防災組織の在り方について疑問視する声も出ております。今回、防災組織の活動は、どのような形で行われていたのでしょうか。 この現状を踏まえた上で、2点目として、防災組織の在り方についてお伺いいたします。 続いて、3点目として、公共施設の被害状況と復旧の見込みについてお伺いいたします。 先般の福島民友の新聞記事によりますと、公共施設の被害額は3億7,000万円と出ておりました。スポーツアリーナそうま第一体育館をはじめ、市民会館大ホール、各小・中学校などへの被害が大きいことから、市民や子供たちの安心・安全の確保が最優先されるべきであり、応急的な対応と確実な復旧への対応が必要であると想定されます。 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種も控えていることから、スピードある対応を求められておりますが、実際はかなり難しいことなのでしょうか、お尋ねをいたします。 次に2件目として、浜の駅松川浦の運営状況についてお伺いいたします。 市民にとって念願でありました相馬復興市民市場「浜の駅松川浦」がオープン以来、市内だけでなく、県内外から多くの来場者が訪れております。コロナ禍の逆境にも負けずに集客が続いており、今まさに相馬市の活性化になくてはならない施設になっております。そこで1点目として、現在の運営状況についてお伺いいたします。 昨年3月の定例会の市長挨拶で、相馬市の第1次産業の風評被害払拭と観光復興の拠点として、復興市民市場を位置づけているというお話がありました。今もなお根強く残っている風評被害の払拭対策を真剣に考えていくことが、観光復興の拠点へとつながっていくという考えで現在も進めてこられていると思っております。 その中で、やはり購買力の継続が大きな課題となっているのも現状でございます。間もなく漁業のほうも試験操業から本格操業に移行していきます。このように環境が変わる中で、市民の台所という位置づけをさらに広げるために、おいしさと安全性をアピールする方法や市民が求める要望にも、今まで以上に試行錯誤を重ね、対応をしていかなければならないと考えます。 そこで2点目として、今後の課題についてお伺いいたします。 最後に3件目として、公民館における社会教育の充実についてお伺いいたします。 社会教育とは、社会教育法第2条において、青少年及び成人に対して行われる組織的な教育活動と定義されており、教育活動の一つとして捉えられております。公民館活動においては、社会教育法第20条において、地域住民のために実際の生活に即する教育、学術、文化に関する各種の事業を行い、住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活の振興、社会福祉の増進に寄与することが目的とされております。 相馬市においても地域住民に親しまれる公民館活動を目指し、教養の向上、健康づくり、生きがいづくりの3本柱で地域学習の拠点、家庭教育支援の拠点として各種講座、体験活動の推進を図っております。 ですが、今の公民館活動の現状を調査してみますと、この概念とはかけ離れた現実が見えてきております。さらに市民の皆様からも多数の声をいただいておりまして、震災前と比べて、子供たちを対象とした教室が少なくなってきている。何とかしてほしい。現在の偏った公民館活動の在り方に改善を求める声が大きくなってきております。 そこで1点目として、現在の状況についてお伺いをいたします。 また、教育委員会では、平成29年度から令和4年度までの6年間を計画期間とする、相馬市教育振興基本計画2017において、「地域づくりを支え、心豊かに力強く生き抜く人づくり」を基本理念とし、公民館活動の推進を基本目標に掲げ、基本計画として4つの施策を上げております。 子供の教育の軸となるのが、学校教育と社会教育と言われていることから、地域住民が中心となって人づくりを進めるに当たり、今後の公民館活動において見直す必要があるのではないでしょうか。 その考えを理解していただきまして、最後に2点目として、今後の方針についてをお伺いし、壇上からの質問を終わります。 ○議長(菊地清次君) 市長。     (市長 立谷秀清君 登壇) ◎市長(立谷秀清君) にじ代表、門馬優子議員の今回の地震災害への対応の検証結果と今後の課題についての質問にお答えいたします。 2月13日23時8分、福島県沖を震源とする震源の深さ55キロメートル、地震の規模マグニチュード7.3、震度6強の地震発生後、市は、23時30分に災害対策本部を設置し、直ちに1回目の災害対策本部会議を開き、避難所の設置や防災行政無線による市民への周知内容など、初期対応方針を決定いたしました。 その後、23時51分に弊職が防災行政無線を通じて直接、火災や大規模な損壊、津波は発生していないこと、市内医療機関の救急機能が保たれていること、けがをしている場合は、消防署及び消防団へ連絡すること、スポーツアリーナそうま第二体育館を避難所として開設すること、以上を市民に報告し、落ち着いて行動いただくよう呼びかけました。 市は、激しく揺れた地震の影響で自宅が被害を受け、生活が困難な方や不安を感じている方のため、翌14日0時に、スポーツアリーナそうま第二体育館を避難所として開設いたしました。 避難所の運営に当たっては、市は、マニュアルに基づき、入所前の消毒と検温、有熱家族用の避難所設置、有熱者の抗原検査体制の構築等の新型コロナウイルス感染症対策を講じ、加えて、医師や保健師による避難者の健康管理を行いました。 市は、今回の地震で、被害状況や対策内容を防災メールやLINE、ツイッター等の様々な情報伝達ツールを活用して市民に周知いたしました。 市は、今回の地震発生直後の対応として、これまでの東日本大震災や令和元年東日本台風等の経験を生かしながら、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた避難所開設や、様々な情報伝達ツールを活用した市民への情報発信等に努めたところでございます。 その他の質問は、担当部長に答弁いたさせます。 ○議長(菊地清次君) 総務部長。 ◎総務部長(宇佐見清君) にじ代表、門馬優子議員の防災組織の在り方についての質問にお答えいたします。 市消防団は、災害発生の際、地域住民の避難誘導や避難広報、被害情報の収集活動、洪水時の水防活動及び警察署や消防署等と連携した災害救助活動、行方不明者の捜索活動、火災現場での後方支援等の各種活動を行っています。 また、自主防災組織は、災害から自分たちの地域を自分たちで守るための自発的な組織であり、災害発生の際、地域住民の安否確認、避難時の地域住民同士による声かけ等、地域住民が協力して活動をしております。 市消防団は、今回の地震発生直後から、団長の指揮の下、各分団において人的被害、建物、道路、土砂崩れ等の被害情報の収集活動を行いました。 一方、濁り水が発生した地域へのペットボトル飲料水の配布の際、車がなく市備蓄倉庫まで行くことのできない住民への対応として、自主防災組織の代表である区長が、代わりにペットボトル飲料水を受け取り、各家庭へ配布いたしました。 次に、公共施設の被害状況と復旧の見込みについての質問にお答えいたします。 市は、今回の福島県沖地震による市公共施設の被害状況を調査した結果、道路、橋梁、下水道、市営住宅を除く113施設のうち、78施設で被害を確認しており、その被害状況は主に天井材の落下、照明器具の落下、空調機の破損などでございました。 これら被害を受けた公共施設のうち、地震後に利用を休止した施設は、スポーツアリーナそうま第一体育館2階アリーナ、市民会館大ホール、市総合福祉センター多目的ホール、歴史資料収蔵館、西部子ども公民館、中央公民館、大野公民館、八幡公民館、道の駅そうま物産館、道の駅そうま体験実習館の10施設です。 市は、市総合福祉センター、中央公民館及び道の駅そうま物産館において、直ちに応急修理を行い、安全確認の上、利用を再開しており、大野公民館、八幡公民館及び道の駅そうま体験実習館は、被害のあった会議室などの利用を制限しながら施設利用を再開いたしております。 スポーツアリーナそうま第一体育館2階アリーナについては、4月以降予定しておりますワクチン接種事業が危険なく行えるよう、仮復旧工事を進めています。 また、市民会館大ホールについては、4月早々の利用再開を目指して復旧工事の準備をいたしております。 しかし、歴史資料収蔵館は、天井の破損、壁の亀裂など被害が大きく、構造的な点検調査が必要であり、また、西部子ども公民館は、ホールの天井材が落下しており、天井全体の点検調査と修繕工事に期間を要することから、両施設の再開時期は未定となっております。 ○議長(菊地清次君) ここで暫時休憩いたします。                             (午前11時04分)--------------------------------------- ○議長(菊地清次君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時20分)--------------------------------------- ○議長(菊地清次君) 日程第6の議事を継続いたします。 会派にじ代表、門馬優子君に対する答弁の継続を許可します。 産業部長。 ◎産業部長(伊東充幸君) にじ代表、門馬優子議員の浜の駅松川浦の運営状況についての質問にお答えいたします。 現在、浜の駅松川浦の売場には、出品者41事業者の商品、約1,000点が取りそろえられ、事務長、店長、副店長及びパート11名の計14名が業務に従事しています。また、テナントとして運営されている食堂「くぁせっと」では、22名が働いています。 浜の駅松川浦では、これまでにオープニングセレモニー等、7回のイベントを開催しましたが、入場制限を行うことで密集を避けるなどの新型コロナウイルス感染防止対策を講じながら実施してまいりました。 去年10月のオープンから、本年2月末までの126日間の営業において、食堂を除く販売実績は約2億4,300万円、1日の平均販売額は約193万円です。レジ通過客数は延べ8万6,974人で、1日の平均レジ通過客数は690人、1人当たりの平均支払単価は約2,800円です。 次に、今後の課題についてお答えいたします。 浜の駅松川浦は、開設から4か月が経過したものの、おかげさまで多くのお客様にご来場いただいております。 市及び相馬市民市場株式会社は、今後もこの状態を維持するために、販売データに基づいた商品陳列の改善、要望の多い刺身の提供、丸魚をさばくサービスの提供、直売品等の取扱い増加について、出品事業者や相馬双葉漁業協同組合と連携して進める予定です。 さらに、十分な新型コロナウイルス対策を講じた上で開催するイベントとして、具体的には、旬の食材やこれまであまり知られていない地元食材の料理方法の紹介、浜の駅周辺や市街地店舗とのクーポンコラボレーション、道の駅そうま・磯部水産加工施設利用を促進する施設周遊スタンプラリーなどを行う考えであります。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(赤石澤珍夫君) にじ代表、門馬優子議員の公民館における社会教育の充実についての質問にお答えいたします。 市内各公民館で実施している子供を対象とした体験学習や学習支援の教室等は、平成20年度の事業実績によると、開催回数が延べ104回、延べ1,780人の参加者がありましたが、令和元年度は、開催回数が延べ42回、参加者は延べ740人となっており、開催回数、参加者数とも大幅に減少しております。 減少の主な要因として、玉野公民館の子供教室がなくなったこと、磯部公民館、東部公民館での子供教室の数が大きく減少したこともありますが、講座企画運営に携わる生涯学習の専門職員である社会教育指導員が不在となっているのが、大きな要因となっております。 社会教育指導員は、震災以前は、各世代に合わせた魅力ある講座を実施するため、中央公民館に駐在し、各地区公民館が実施する各種企画講座の指導に当たっておりました。 震災後、社会教育指導員は、被災された方々への支援のために、平成23年9月から平成28年3月までの間、生涯学習会館に拠点を移し、カラオケ教室やウオーキング教室などの生涯学習講座を応急仮設住宅において実施することで、被災された方々のストレスの緩和や孤独化の防止対策を担い、大きな成果を上げたところであります。 その後、社会教育指導員の退職等により人材が不足し、公民館に駐在させることができませんでした。このことで、特に子供教室については、学習支援や自然体験学習などの割合を縮小せざるを得ず、子供たちの参加人数の減少につながっているものと分析しております。 次に、今後の方針についてお答えします。 子供たちを心身ともに健やかに育てるには、家庭や学校だけでなく、地域と学校、そして、それぞれの家庭が一体となって子供たちを育てる環境づくりが必要であり、特に地域学習の拠点としての公民館の役割は重要であると考えております。 公民館によっては、地域の子供の人数の減少などにより、震災以前と同様な教室運営は難しいところもありますが、子供たちの豊かな心や郷土愛を育み、人への思いやりや感謝する心を育てられるような各種体験活動や学習支援などの内容の充実を図ってまいりたいと考えております。 社会教育指導員については、人材の確保の見込みがついたことから、来年度には中央公民館に駐在させ、各地区公民館が実施する各種企画講座の指導に当たらせたいと考えております。 公民館の子供教室を通して、学校教育と社会教育の両面から、子供たちの生き抜く力を育むことに努めてまいりたいと考えております。 答弁は以上です。 ○議長(菊地清次君) 5番、門馬優子君。 ◆5番(門馬優子君) それでは、順次再質問をいたします。 まず1点目の1番、今回の地震災害の対応の検証結果と今後の課題についてなんですが、先ほどの答弁で、様々な情報発信に努めてきたということをおっしゃっておりましたが、今回の災害の対応において、市民からの声が一番大きかったのが、大切な情報が聞き取れないという防災無線に関することでありました。 この防災無線に関する苦情というのは、今回が最初ではなくて、以前から市民よりいただいている課題かと思うのですが、こちらに関して見直しというか、改善するお考えはございますか。 ○議長(菊地清次君) 市長。 ◎市長(立谷秀清君) 幾つか原因があるのです。 1つは、ハウリングの問題なのです。ゆっくりしゃべらないと、こだましてハウリングを起こすと。それが聞こえない一つの理由で、地域によっては聞こえるのですが、ハウリングする場所は、どうしても声がダブってしまう。それでゆっくりしゃべるということを心がけてやっているのですが、なかなかそれでもハウリングが収まらないという問題。 もう一つは、しゃべった人の声が悪くてよく聞き取れないという、非常に原始的な問題もあったみたいです。だみ声が聞こえたようだという、そういう話もいただいております。 ただ、ああいうときは市長が言わないといけないと思いますので、何ともしようがないと思うのですが、その対応として、私の話したことを、電話で再度聞けるという、そういうような対策を取ってまいりました。再生電話です。ですが、そのことの周知がよく行き渡っていなかったのかなというふうに思っています。 ですので、そこのところを今後改善していく必要があろうかなと。防災無線の設置の場所、あるいは地域の形状によるハウリングは、なかなかこれは解決できない問題ではあります。 それと、サイレンの吹鳴でもって知らせようということも考えたことがございましたし、災害によってはそのようなことも必要かと思いますが、今回、私が直接市民の皆さんに申し上げたのは、落ち着いて行動していただきたいということだったのです。相当な揺れでございましたから、精神的にも相当びっくりなさった部分があったのかと思います。それで、私は、まず落ち着いてくださいと。落ち着いて安全を確保する行動を取ってもらいたい。 1つは避難所ということになりますが、あるいは災害の場合は、1番は生命、2番目は健康、災害初期はこの2つに尽きますので、そのようなことを申し上げるに当たって、まず落ち着いた行動ということで私がマイクを握ったというわけであります。不備な点、多々あろうかと思いますが、電話回線の活用も含めて今後検討しながら、PDCAサイクルをもって改善させていきたいと考えております。 ○議長(菊地清次君) 5番、門馬優子君。 ◆5番(門馬優子君) 電話回線の周知ということ、これから今後市民のほうにお願いしたいとは思うのですけれども、恐らくそれだけでは改善できないとは思っております。それに対し、今後私たち会派のほうでは、見守っていきたいとは思っております。 防災無線だけではなくて、市民の間では様々な場面での広報の仕方、伝達にちょっと今回不満が出ていたようでございます。お水の問題もありましたし、そちらの広報なんかもかなりあやふやな情報が流れていたとも聞いております。 現在、相馬市で高齢化が進んでいる中で、やはり伝達方法を一歩考えていかないと、今後緊急時に不安になる方々が多くなってくると思います。新たな伝達方法を検討すべき時期に今、来ているかと思うのですが、市長の所見をお伺いしたいと思います。 ○議長(菊地清次君) 市長。 ◎市長(立谷秀清君) 今、ご指摘になった例えば水の配布とか、あるいはお年寄りの方々に対する周知の問題、水の配布については、地域限定で広報車を流しております。これはきめ細やかにということを申し上げたのですが、それもなかなか聞き取れなかったのかもしれません。水が必要だった場所と、そうでなかった場所と、2つございました。ですが、水を取りにいらっしゃった方は、それよりも多くの方がいらっしゃったみたいですので、ですから、必要とされないところの方も広報車の話を聞いておいでになったのかもしれません。そこのところは、なかなか難しいところがあろうかと思います。 もう一つ、高齢者のところには、多分、車を持っていらっしゃらないでしょうから、区長さんたちにお願いしたのです。電話がああいうときにどこまで通じるかというのもなかなか分からないところがありますので、そこのところは、自主防災組織、あるいは消防団の啓発啓蒙活動等々について、もう一度再検証しながら、災害弱者と言われる方々にも情報がしっかり伝わるように、LINE、ツイッターは、多分あまりなじんでいない方々だと思いますので、そのようなことをいろいろ検討しながら、情報の伝達方に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(菊地清次君) 5番、門馬優子君。 ◆5番(門馬優子君) ただいま市長のほうから、2番目の防災組織の在り方についての答弁も含めた形でいただいたかと思うのですけれども、私もこの自主防災組織という行動に対して、今回あまりうまく機能していかなかった部分をちょっと市民のほうから聞きまして、これを提示させていただきました。というのは、先ほど市長からもお話があったとおり、水の情報の伝達が、やはりうまくいっていなかったり、本当は水を取りにいかなくてはいけない地域にうまく伝わっていなかったり、ちょっとこの自主防災組織のほうの情報伝達がうまくいっていなかった部分もありました。 それでちょっとご提案申し上げたいのが、やはりこういう緊急時、災害時に、自主防災組織が活性化というか、うまく動くためには、やはりマニュアルを作成して、平均的な行動ができるような対策を取っていかないと、今回のような混乱を招くのかと考えます。そちらについてお考えをお尋ねいたします。 ○議長(菊地清次君) 市長。 ◎市長(立谷秀清君) 自主防災組織というか、区長さん中心になるのですが、一昨年の水害のときも大変苦慮したわけであります。区長さんたちにあまりにもご負担をおかけすると、水の配り方も3回目ぐらいで、もういいかげんにしてくれって言われましたので、ですから、そこはマニュアル化というもの、なかなか難しい問題がございます。しかし、その実例を踏まえて、水なんかの場合は、ご自分で取りにきていただかないと区長さんの負担が大変、取りに来られない人たちの情報というのは持っていると思いますので、区長さんの間の情報伝達、あるいは区長さんの下に班長さんがいらっしゃいますから、そのことも含めて、区長さんたちのご負担のことも考えながら、できるだけ弱者と言われる方々に情報が伝達されるように、しっかりと検証しながら対応策を考えてまいりたいと思います。 ○議長(菊地清次君) 5番、門馬優子君。 ◆5番(門馬優子君) 防災組織の活性化に対する対策をこれから練っていただきたいとともに、ちょっと今回の防災組織の在り方について考えた上で気づいたのですけれども、防災力の向上という点から考えますと、やはりより多くの市民が協力できることが防災力につながるということが考えられることが見えてきました。高齢化が進んでいる中で、防災知識を持っている防災士などの協力があれば、また自主防災組織の活性化にもつながるのではないかと考えますが、そちらのほうのお考えをお聞かせください。 ○議長(菊地清次君) 市長。 ◎市長(立谷秀清君) 今、幾つかのテーマをいただいたのです。1つが、助け合いという気持ちになろうかと思います。ですから、今回は、例えば隣の家は老人世帯で、車で取りに来られないから、その分もとおっしゃる方にはお配りしたわけです。そういった隣近所の助け合いという問題もありますし、そこはやはり市民の皆さんにそういう気持ちを持っていただくことが必要になってこようかと思います。今回は、ペットボトルに関しては、数の制限はしないで、そういう方に対してもお配りしたということなのですけれども、それを防災士の方々を張りつけるということで解決できるかというと、形としては理想的かもしれませんけれども、防災士はご自分で取っていただく資格でございますから、防災士の資格というものがあろうとなかろうと、やっぱり地域の中のお互いの共存といいますか、共助といいますか、そのようなことを醸成するような形で考えてまいりたいと思っています。 ○議長(菊地清次君) 5番、門馬優子君。 ◆5番(門馬優子君) 災害などの緊急時に、やはり隣の方に配慮できるような余裕って、やっぱり市民にはないほうが多いので、パニックみたいな状況が起きるかと思うのですけれども、防災士を張りつけるという考え方ではなくて、防災士に呼びかけるというのですか、一緒に協力していただけるように、各地域にいらっしゃると思いますので、そういう呼びかけなんかはできるかと思うのですけれども、そちらはどうお考えでしょうか。 ○議長(菊地清次君) 市長。 ◎市長(立谷秀清君) 防災士はあくまでもボランティアとして取っていただく資格ですから、実際、かなり系統的な問題が生じた場合は、消防団の方々にもお願いするような形になっておろうかと思います。ですから、防災士という、そういう資格も大変説得力があるのかもしれませんけれども、今回パニックになって、どうにもならないほどの被害ではなかったと思うのです。ですけれども、もっとひどいことが実は想定されていました。ガス漏れがあるのではないか、火事が起きるのではないか、そのようなことまで想定していたわけですけれども、水の問題だけであれば、数時間、1日ぐらいは余裕があるところですので、それは検証の上でやっていかざるを得ないと思うのです。 さらに大きな危険があるということになった場合は、消防団の方々を中心に、さらに系統的な支援ということを考える必要があろうかと思っております。それらのことについても、今回市民の皆さんのご不満がどういうところにあったのか、応えられるところと、応えられないところありますから、ですから、そこのところの選別をしながら対応することを考えていかざるを得ないと思っています。 ○議長(菊地清次君) 5番、門馬優子君。 ◆5番(門馬優子君) 地域の防災力を高めるために、やはりいろいろな方の援助が必要ということを念頭に置きまして、防災士の検討はお願いしていきたいと思います。 また、相馬市の防災力向上という観点から考えますと、一番防災力があるのは、今、子供たちだと思います。その子供たちを指導しているのが、今、教育委員会に所属しております防災教育専門員でございます。防災のスペシャリストでもありますこの専門員の方を、相馬市全体の防災力アップのために、災害時はもちろんのことでございますが、訓練のときなんかもご指導に加わっていただければ、より力強いかと考えますが、そちらはどうお思いになりますか。 ○議長(菊地清次君) 市長。 ◎市長(立谷秀清君) 防災教育専門員の方、1名いらっしゃいますけれども、大変性格のいい、相馬にもなじみのある校長先生経験者の方です。私としては、彼一人の仕事で十分だと思っています。そこから先は、消防団員ですとか、そういう従来の相馬市の防災力、あるいは防災に関わる方々の能力といいますか、ご協力いただく中でやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(菊地清次君) 5番、門馬優子君。 ◆5番(門馬優子君) すみません、今の質問は、防災教育専門員の方を、子供たちの指導だけではなくて、自主防災組織とか、そういう私たち大人の防災の指導者にもなっていただくのはいかがでしょうかという質問だったのですが、それはどうお考えでしょうか。 ○議長(菊地清次君) 市長。 ◎市長(立谷秀清君) 防災教育専門員の方が、どのぐらいの仕事をしているかまでちょっと把握しておりませんし、地域の防災指導力については、これは消防団なり、今までのやり方というのがありますから、そこの中で防災教育専門員の方が協力して、よい結果が得られるようなことであれば、それは検討してもよいとは思いますけれども、やっぱり組織としてやっていることですから、従来の教育というか、訓練の在り方というものを優先的に考えて、その上で協調できるということがあれば、そのようにしたいと思います。最初から防災教育専門員の方を一番最初に持っていったら混乱の基になると思いますので、そこは話合いの上で、活かせるものであれば、活かせるのが適当だと思います。 ○議長(菊地清次君) 5番、門馬優子君。 ◆5番(門馬優子君) それでは、次の質問に移りたいと思います。 3番目の公共施設の被害状況と復興の見込みについてなのですが、まだ使用が中止されている箇所が何か所、施設があるかと思うのですが、そちら各種施設の利用団体があるかと思います。そちらの理解は得ているのでしょうか。 ○議長(菊地清次君) 総務部長。 ◎総務部長(宇佐見清君) スポーツアリーナそうまといった体育館のほうは、利用団体のほうに連絡を申し上げて対応したところでございます。 一方で、公民館は壊れているのが全部会議室なのです。事務等々には支障はない状況ではございますので、可能な範囲でご利用いただくということになろうかと思います。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 5番、門馬優子君。 ◆5番(門馬優子君) それでは、各種大会とか、予定されていたところもあるかとは思うのですけれども、そちらの影響はないのでしょうか。 ○議長(菊地清次君) 生涯学習部長。
    ◎生涯学習部長(赤石澤珍夫君) 既に予約が入っていました団体につきましては、こちらからご連絡を差し上げて、代金を頂いている場合は返金という対応を取らせていただきましたので、結構、そもそも予防接種のほうでもキャンセルというか、そういうことをさせていただいたものですから、大きな混乱もなくご理解いただいたものと考えております。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 5番、門馬優子君。 ◆5番(門馬優子君) それでは、その件は分かりました。 再開が不明な施設に関しては、早い段階での復旧見込みを市民に掲示すべきかと思いますので、それをお願い申し上げまして、次の質問に移りたいと思います。 2番目の浜の駅松川浦の運営状況についてなのですが、こちら何点か課題のほうを上げていただいたかと思うのですが、そちらの解決策、それに対して具体的な解決策はどのようにお考えでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(菊地清次君) 産業部長。 ◎産業部長(伊東充幸君) ただいまのご質問にお答えいたします。 解決策につきましては、先ほど具体的にこのようなイベントをしていきたいということを申し上げたところでございます。 1番は、やはり課題として認識している部分は、これまでの来場者数や売上げの確保を今後どのようにしていくかというところだと考えております。そのためには、やはりお客様に飽きられない施設、あそこに行けばいつも同じものしか売っていないというような印象を持たせないような取組、それが、例えば直売品等の取扱いの増加という対策になりますし、また店舗におきましては、人気商品というものもございます。その人気商品をレイアウト的にどのように配置していくかということの研究、そういったものを対策としてやっていきたいと考えております。 また、お客様のニーズにつきましては、やはりどうしても刺身の提供と、売っている魚のさばきのサービス、それを多く求められておりますので、こちらに対応していくことで、お客様のニーズにある程度応えていけるのではないかというふうに考えております。 答弁は以上です。 ○議長(菊地清次君) 5番、門馬優子君。 ◆5番(門馬優子君) お客様のニーズに応えながら売上げ向上、これからも維持できるようなお店づくりを続けていただきたいとは思うのですが、これからいろいろ運営状況が変わる中で、今後の浜の駅松川浦の出資者という立場として、立谷市長に今後の展望についてお伺いしたいのですが、お願いいたします。 ○議長(菊地清次君) 市長。 ◎市長(立谷秀清君) とらぬタヌキの皮算用ということがないように、しっかり現実を踏まえて対応していきたいというのが一番です。その上で、浜の駅のこの開設に当たりましては、最初は漁業協同組合だったのですが、その後、商工会議所の会頭からご要望いただきましたし、旅館組合のほうからもご要望いただきましたし、スポーツ関係団体からもご要望いただきました。それらの団体にとっても、浜の駅という、あのような地場産品のショッピングセンターが存在することが、それぞれ相乗効果をもたらす。現に、浜地区の食堂が以前に比べて繁盛している、磯部地区の加工施設の売場も繁盛している、そのようなお話を伺っております。そのことによって、例えば、パークゴルフ場に来る方が増える、あるいは和田観光いちご園も増えるというような相乗効果というものを期待しているのですが、さらにその相乗効果が跳ね返ってきて、パークゴルフ場が繁盛して、その方々が今度は逆に来てくれるようになる、それが相乗効果の最たるものだと思うのです。 これはプラスの効果がお互いに効果を出し合うということになればいいのですが、その場合、将来的には、今現在、浜の出来高というのは以前に比べて2割程度なのです。水揚げがなかったらそのぐらいなものなのですが、これが今後5割になって、6割になって、7割になって、当然そういうことを目指していくわけだし、そのための役割も担うことになると思うのですが、そうなった際には、恐らく売場面積をもう少し広げる必要が出てくるであろうということを最初に考えておりました。 ただ、浜の駅は、これは復興の財源でつくっておりますから、復興の財源の根拠となった設置面積につきましては、これはポートセンターの面積の範囲の中でという、そのような復興交付金の条件がついたわけです。したがって、そのポートセンターに相当するのが、現在の浜の駅の面積ということになります。魚の操業が震災前に近づいた場合は、当然、拡張することも考えざるを得ないということを考えまして、浜の駅の現在の建物の中に、いわゆる水回り、あるいは事務所施設、管理施設、そのようなもの全部を織り込んであります。ですから、今後拡張する場合は、売場だけを拡張すれば、これは低コストで済むということを考えて、水回りその他については、しっかりと作成したということでございます。 議員もあそこに立ってお気づきになろうかと思いますが、向かって右側、つまり東側のほうが更地になってございます。あの更地は、場合によっては売場面積だけ増築するために取っておいた更地でございます。売場面積の建屋、それからショーウインドー等々の設備投資で済むように、水回りその他については、現在の建屋の中に全て収める、そのような形で将来を考えて設計してまいりました。ただ、そのような状態にいつなれるかということについては、今後の活況を呈するかどうかということになろうかと思いますので、ただ、私としては魚がもっと捕れるようになって、もっと売れるようになって、相馬の地場産品をPRできる機会ということになれば、その際は増築するようなことが起きてきたらいいなと、ただそのときに慌てることがないように、その分の場所を残して、またそのときにコストがかからないように設計できるようにと、そのような形で考えてきたところでございます。ただそのようになるかどうかは、今後の努力次第ということになろうかと思いますが、そのことは出資者一同理解しておることでございますので、スタッフ一同それらのことを一つの目標にしながら頑張ってまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(菊地清次君) 5番、門馬優子君。 ◆5番(門馬優子君) 相馬の観光の活性化のために、今後ともご尽力をお願い申し上げまして、次の質問に移ります。 3番目の公民館における社会教育の充実についてでございますが、今後の方針について先ほど社会教育指導員の導入をする旨の答弁をいただいたのですが、その役割についてお尋ねをいたします。 ○議長(菊地清次君) 教育長。 ◎教育長(福地憲司君) ただいまの再質問にお答えをいたします。 社会教育指導員の役割ということでありますけれども、相馬市社会教育指導員設置等に関する規則に基づいて、生涯学習の専門職員としての職務を担うわけですけれども、その役割は大きく2つございます。1つは、地域の学習課題やニーズを把握すること。2つには、生涯学習施設における学習計画や学習内容を立案、編成、実施することであります。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 5番、門馬優子君。 ◆5番(門馬優子君) 今、社会教育指導員を導入する旨の役割というのを答弁していただいたわけでございますが、そちらの方々を公民館に配置する上で期待できる効果というのですか、そちらについてお伺いいたします。 ○議長(菊地清次君) 教育長。 ◎教育長(福地憲司君) 期待できることということでありますけれども、まず社会教育指導員の任用なのですけれども、これは相馬市社会教育指導員設置要綱に基づきまして、教育委員会が任用するということになっておりますので、これまで主に教職経験を有する方々を任命させていただきました。震災以前は、校長経験者を中心にして、公民館で実施する各種企画講座の指導に当たっていただきまして、特色ある講座を実施していただいていたということであります。 そういったことから、次年度、社会教育指導員が加配されるというふうな見込みができたことから、震災前のように今までどおり各種企画講座の指導に当たっていただきたいというふうに考えておりますけれども、そこで期待されることということでありますけれども、大きく3つございます。私の福島市での1年間の社会教育指導員の経験も踏まえてお話しさせていただきたいと思うのですけれども、1つは、これまでの教職経験の中での人脈というのですか、それをもって各種企画講座の幅を広げていただくことが期待できるということ。それから2つ目は、指導員自身の教職経験による子供教室における子供への指導力、これを生かしていただくことが期待できるということ。それから3つには、子供たちへの指導方法について、公民館の職員と共有を図ることが期待できるということ。この3つが大きく期待されることであると考えております。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 5番、門馬優子議員。 ◆5番(門馬優子君) ぜひ子供たちのためだけではなくて、地域力向上のためにこのすばらしい事業を今後も継続いただきまして、それをお願い申し上げまして、私のほうからの質問を終わりたいと思います。 ○議長(菊地清次君) ここで13時まで喫飯休憩をいたします。                              (午後0時00分)--------------------------------------- ○議長(菊地清次君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時00分)--------------------------------------- ○議長(菊地清次君) 日程第6の議事を継続いたします。 次に、会派そうま市民の会代表、根岸利宗君の質問を許可します。 根岸利宗君。     (12番 根岸利宗君 登壇) ◆12番(根岸利宗君) 12番議員、会派そうま市民の会の根岸利宗です。 会派を代表して、市長と教育長に対して質問いたします。 最初に、市長の政治姿勢について、何点か質問をいたします。 まず、地震被害対応について伺います。 本年2月13日深夜に発生をしました福島県沖を震源地とする地震で、相馬市においては震度6強を観測いたしました。10年前の東日本大震災の余震とのことでありますけれども、いまだに当時の影響が残っているということに驚くとともに、改めて、私たちは地震列島である日本において日々の生活を営んでいるということを自覚させられる思いがいたします。今回の地震において、市当局は、いち早く対策本部を立ち上げ、避難所の設営や市民への情報提供などに努めたものと考えます。おおむね適切に対応されたものと考えますが、何点か疑問な点、また状況を確認したいところもありますので、以下質問いたします。 まず、災害ごみの受入れについてであります。 災害ごみについて、分別して出すようにとの指導があったとのことでありますが、被害が深刻で、様々なことを解決しなければならない被災者であります。災害ごみの受入れにおいては、被災者に寄り添った柔軟な対応が求められると考えますが、所見を伺います。 次に、罹災証明書の受付について伺います。 新型コロナウイルス感染症対策のため、受付は原則オンライン申請または郵送とするとのことであります。私は、このことに極めて強い違和感を感じます。様々な不安を抱え、どうしようか、どうしてよいのか戸惑っている市民も多いのであります。こういうときこそ、コロナ禍ではありますけれども、しっかりと対策を取った上でフェース・ツー・フェース、市民に寄り添った対応が求められる、それこそが基本であると私は考えます。この件に関する所見を求めます。 次に、各種支援施策について伺います。 今回の地震で、相馬市においては、東日本大震災のときとは違い、全壊や半壊に該当する建物は少ないようでありますけれども、しかし東日本大震災からの復興も完全になされたわけではなく、そんな中、一昨年の豪雨災害、そして1年以上続く新型コロナウイルス蔓延によって様々なダメージが続いており、そこへもっての今回の被災であります。特にダメージがひどかったところには手厚い支援を望むものであります。この件に関する所見を求めます。 最後に、今回の地震被害対応を踏まえて、今後の課題について伺います。 様々、対応の中で見過ごされているところもあるように考えます。所見を求めるものであります。 2点目として、災害危険区域の買取りについて伺います。 この事業は今月いっぱいで終了とのことであります。補正予算審査の際、当局より一定の説明がありましたけれども、改めて買取りの現状と今後の課題について伺います。 3点目として、行政のデジタル化推進について伺います。 菅総理の肝煎りで今年の9月にデジタル庁が発足するとのことであり、政府もデジタル化推進に本腰を入れ、取り組む姿勢を示しております。そのことを踏まえ、相馬市としてどのように取り組んでいくのか、まず基本的な考え方を伺います。 その上で、デジタル化推進の中でも政府はマイナンバーカードの普及に力を入れております。菅総理は、2022年度末までにほぼ国民全員に行き渡ることを目指すと、このような発言もしております。相馬市としてマイナンバーカードの普及にどのように取り組んでいくのか所見を求めます。 次に、大きな2項目めとして、教育行政について教育長に質問いたします。 まず、新年度の重点施策について伺います。 昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症対策に取り組みながら事業を進めなければならないという厳しい環境下であります。大変だなという思いを持ちますが、しっかりと課題に取り組んでいただきたいと念願するものであります。新年度、教育委員会としてどのような点に力を入れて取り組む考えか、お尋ねをいたします。 2点目として、リーディング・スキル・テスト導入の現状と課題について伺います。 昨年、福地教育長が着任され、子供たちの生き抜く力を高めるためには基礎的読解力が不可欠であり、その課題を明確にする上で、リーディング・スキル・テストが有効であるとの判断の下、導入されたものと理解をいたします。私も、基礎的読解力のレベルアップというものは極めて重要だなと、このように思います。改めて、リーディング・スキル・テスト導入の現状と課題について伺います。 次に、教員の多忙化解消の取組について伺います。 教員の多忙化解消は、長年の懸案事項であります。近年、政府も本格的に取組を進めており、様々な分野で働き方改革の旗印の下、政策推進を図っております。子供たちの教育環境を充実させる上で、教員の働く環境を改善することは当然のことであり、必須のことであると私は考えます。この件に関する教育長の所見を求めます。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 市長。     (市長 立谷秀清君 登壇) ◎市長(立谷秀清君) そうま市民の会代表、根岸利宗議員の各種支援策についての質問にお答えします。 今回の地震災害では、広い範囲で住宅や施設、生活関連インフラ等に甚大な被害があったことから、2月16日、弊職から総理に対して、メールではございますが、激甚災害の指定の検討をはじめ、被災地への特段の支援、特に中小企業等グループ補助金の適用などを要望いたしました。東北市長会は2月19日、国に対して復旧・復興に向けた支援に関する緊急要望を行っております。また、市復興会議「顧問会議」委員の牧野治郎日本損害保険協会副会長から弊職に電話があり、地震保険をスムーズにかつスピーディーに適用できるよう各保険会社に指示したとのご連絡をいただいたところでございます。 国は、2月26日、今回の地震災害状況を踏まえ、中小・小規模事業者に対する支援策として、事業再開あるいは継続を支援する中小企業等グループ補助金を特例として措置することを決定いたしました。これを受けまして、3月3日、弊職から福島県知事に対し、県がスピード感を持って査定を行うよう電話で要望いたしたところであります。 さらに、国は各種支援策を検討しているところであり、市は、市民に有益な支援策が国から示された場合には、関係機関と連携の上、速やかにその周知に努めたいと考えております。 なお、本市において罹災証明書で半壊以上の場合には、被災者に対し市税等の減免及び災害見舞金支給が行われることとなります。 その他の質問は、担当部長に答弁いたさせます。 ○議長(菊地清次君) 民生部長。 ◎民生部長(加藤一男君) そうま市民の会代表、根岸利宗議員の災害ごみの受入れについての質問にお答えいたします。 市は、本年2月13日の福島県沖地震で発生した災害廃棄物のうち、倒壊したブロック、崩落した壁材や大量の屋根瓦などの災害廃棄物について、集積場所を光陽地区に設置することを2月14日午前6時の災害対策本部会議で決定しました。 市は、災害廃棄物集積所の場所決定に当たり、災害廃棄物を受け入れるための造成工事の必要がなく、すぐに使用可能な場所であること、施錠管理ができて、不法投棄や持ち去り等を防止できる場所であること、クリーンセンターやリサイクルセンターなどの廃棄物処理施設に近いこと、近隣に民家がないこと、以上の条件を踏まえて、市は光陽地区の相馬こどもドーム駐車場の一部を災害廃棄物集積所にしました。 次に、受入れ方法について、市は、まず市役所窓口での受付の際に災害廃棄物の状況を写真等で確認の上で受け入れることとし、2月14日午前8時には市ホームページへ掲載するとともに、防災メールや市のツイッターへの投稿及びLINEで配信し、さらに全ての行政区長へ電話で連絡する方法により、災害廃棄物の受入れを市民へ周知しました。 災害廃棄物の受入れは、職員2ないし3名の対応により午前9時から午後4時までとし、2月14日から2月21日までは連日受け入れ、搬入者が減った2月22日からは平日のみの受入れとしたところです。なお、市は受入れを3月15日まで行う計画です。 災害廃棄物の2月末までの受入れ件数は259件で、その集積量は推計で大谷石374トン、ブロック塀296トン、壁材20トン、屋根瓦41トン、家具類47トン、家電製品88台等となっています。 市は、受け入れた廃棄物について可能な限りリサイクルに努め、処分量の減量化に努めたいと考えています。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 総務部長。 ◎総務部長(宇佐見清君) そうま市民の会代表、根岸利宗議員の罹災証明書の受付についての質問にお答えいたします。 市は、2月22日から罹災証明申請書を配付し、2月24日から申請受付を開始しました。 市は、これまでと同様に職員との対面式により申請する方のため、市役所1階の御仕法通りに臨時窓口を設置しました。加えて、新型コロナウイルス感染症対策を考慮し、郵送及びオンラインによる申請を受け付けています。3月2日までの受付件数は、窓口が728件、郵送が148件、オンラインが412件、合計1,288件となっております。 次に、今後の課題についてお答えいたします。 市は、2月24日から罹災証明書の申請を受け付けており、3月2日現在、受付件数1,288件のうち、市が現地を調査しなければならない件数は664件です。 市は、2月19日に東北市長会に対し、被災家屋等の調査に従事する職員を確保するための応援職員の派遣を要請しました。その結果、秋田市、北秋田市、一関市、滝沢市から各1名、鶴岡市から2名を派遣していただけることになり、3月1日から本市へ順次着任していただいております。 今後、さらに調査すべき被災家屋等が増えた場合に、速やかに調査するための人数を確保することが今後の課題であると考えております。なお、東北市長会以外からも、防災応援協定締結都市である大野市、裾野市、稲城市、西条市、総社市のほか21の各自治体から人的支援協力の申出のメールをいただいておりますので、その際は協力をお願いしてまいりたいと考えております。 ○議長(菊地清次君) 建設部長。 ◎建設部長(柏宏樹君) そうま市民の会代表、根岸利宗議員の災害危険区域の買取りについての質問にお答えいたします。 市は、災害危険区域に指定した約110ヘクタールの土地のうち国・県等が所有する土地以外の約94.3ヘクタールを、防災集団移転促進事業を活用して買取りを行ってきました。本年2月末現在の買取りは約90.7ヘクタール、買収率は96.2%です。未買収の土地約3.6ヘクタールのうち約1.9ヘクタールは土地所有者が倉庫等に利用、または今後利用する予定であり、残りの1.7ヘクタールは相続等の問題があり、買取りが困難な状況です。 市が買収した土地のうち、土地利用の方針が決定していない面積は約22.8ヘクタールです。市は、この広大な土地のうち、宅地に隣接する箇所及び道路での見通しが悪い場所等について、年3回、地元の方々のご協力で草刈りを実施し、残りの土地は年1回の除草を行っています。市といたしましては、これらの土地の利用方針が現段階で決定していないことから、今後、地元住民等の意見も踏まえて有益な使い道を検討し、あわせて、その広大な土地の効率的な維持管理方法も検討する必要があると考えています。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 企画政策部長。 ◎企画政策部長(阿部勝弘君) そうま市民の会代表、根岸利宗議員の行政事務のデジタル化推進についての質問にお答えいたします。 市は、これまで特別定額給付金の申請や宿泊助成券の申請の際に、新型コロナウイルス感染症対策の一環としてオンラインで受付を行ってきたほか、2月13日の福島県沖地震に関する罹災証明書の受付を、窓口及び郵送での受付に加え、オンラインでも受付を行っています。さらに市は、令和3年度に市内スポーツ施設等の利用予約をオンラインで行えるよう準備を進めています。 議員おただしの行政事務のデジタル化については、国は令和2年12月25日にデジタル・ガバメント実行計画を閣議決定し、令和7年度までに、自治体業務の中で基幹となる住民基本台帳、地方税、国民健康保険、障害者福祉、児童手当などの17業務について全国統一の標準システムを構築することにより、デジタル化を進めることとしています。 市といたしましては、これらの行政事務のデジタル化が進められることで、オンラインによる申請が拡大することとなり、市役所に来て申請する手間が少なくなることから、市民の利便性が向上するものと考えています。また、市の業務において、オンライン申請によって窓口での対応業務が減少するほか、人工知能AIによる申請内容確認や審査が可能となり、職員の業務における省力化や効率化が進められるものと考えています。さらに、全国統一の標準システムの導入により、これまで制度改正などの都度、各自治体が負担していたシステム改修費を削減することができます。 市といたしましては、今後、市民に対してのデジタル化のみならず、ペーパーレス化や人工知能AIの活用、テレワークへの対応など、行政事務そのものがデジタル化されていくものと考えており、そのような時代を見据えて研究を重ねるとともに、職員のスキルアップを図りながら行政事務のデジタル化に取り組んでまいりたいと考えています。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 民生部長。 ◎民生部長(加藤一男君) そうま市民の会代表、根岸利宗議員のマイナンバーカードの普及についての質問にお答えいたします。 本年2月21日現在、本市におけるマイナンバーカードの交付枚数は7,318枚で、交付率は21.1%です。なお、福島県全体の交付率は22.1%で、本市は県の水準を若干下回っています。 現在、マイナンバーは年金事務所での年金申請、ハローワークでの雇用保険申請、健康保険組合での保険給付申請等の手続に利用され、申請書類の一部が省略できます。また、マイナンバーカードは顔写真付の本人確認証として活用できるほか、コンビニエンスストアや郵便局での住民票等の取得、所得税申告、特別定額給付金申請等の行政手続で利用できます。今後、マイナンバーカードは健康保険証として活用する準備も進められており、さらに市民生活での利便性向上及び行政事務の効率化を図る上で極めて有力なツールとなる見込みです。 市といたしましては、マイナンバーカードの利便性及び取得方法について広報紙、市ホームページ、市のメールやツイッター、LINEを活用して、さらにPRするとともに、特にオンラインによるマイナンバーカード申請を強くPRしたいと考えています。 また、市は、現在も行っている夜間、休日の受付事務を引き続き行うとともに、企業等へのマイナンバーカードの出張受付を、新型コロナウイルス感染症の終息状況を踏まえて実施したいと考えています。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 教育長。 ◎教育長(福地憲司君) そうま市民の会代表、根岸利宗議員の新年度の重点課題についての質問にお答えをいたします。 市教育委員会では、令和3年度の重点目標を「地域づくりを支え、心豊かに力強く生き抜く子どもの育成」とし、相馬市の子供たちにこれからの時代を生き抜くために必要な力を身につけさせることを重点課題と捉え、取り組んでまいります。確かな学力、豊かな心、健やかな体など、様々な面から子供たちの生き抜く力を育んでまいりますが、特に確かな学力を育成するツールとして、本県でも力を入れているRSTと国の施策としても進められているICTの活用を学力向上に係る両輪として進めてまいります。これからの社会を生き抜くための基盤となる汎用的な読解力の向上をRSTの取組で図るとともに、ICTの活用により学習の基盤となる資質・能力である情報活用能力や問題発見・解決能力、言語能力を身につけさせることで、AI時代やグローバル社会を生き抜く力を育むことを重点課題として取り組んでまいります。 次に、RST導入の現状と課題についてお答えをいたします。 初めに、ここまでの取組状況ですが、受検については11月に全ての学校において完了いたしました。また、分析結果がまとまった12月からは、結果の読み取りや授業への落とし込み方法について研修会を実施したところです。当初は、特別な授業をしなくてはならないのではと負担を心配する声も聞かれましたが、研修会を通して、リーディング・スキル・テストの点数を上げることが目的ではなく、教科や単元の狙いの達成が目的であること、特別な授業ではなく、ふだんの授業において係り受けなど、リーディング・スキル・テストの6分野7項目の視点を意識することなど、取り組むことが明確になったことで、研修後のアンケートでも、「特別なことをするわけではないことが分かり安心した、早速、明日からRSTの視点を意識して指導していきたい」など、教員の意識の変化がうかがえる回答が見られました。 次に、課題についてですが、市教育委員会といたしましては、分析結果から、学年による違いはあるものの、多くの分野で全国平均を下回っていることや、流し読みの傾向が見られることが課題であると捉えております。そのため、文を読むときの基本である主語、述語などの係り受け解析や、「これ」、「それ」などの照応解決を共通課題とし、教科書や問題文をじっくり正確に読むことを意識して授業に取り組むよう指導してまいります。 今後は、児童・生徒の読みの実態を基に、PDCAサイクルにのっとって取組を進めてまいります。市教育委員会といたしましても、各校の推進リーダー育成のための研修会の実施や指導主事の派遣、県教育委員会との連携など、市内13校が一枚岩となって取り組んでいけるよう指導、助言を行ってまいります。 次に、多忙化解消の取組についてお答えいたします。 市教育委員会では、県や国の通知並びに県小中学校長会の教員の働き方改革宣言を受け、教員のゆとりある勤務の中で子供たちと向き合う時間が確保できるよう、多忙化解消のための施策を講じてまいりました。 学校においては、学校行事や会議の精選、ノー残業デーの設定、部活動休養日の週2日間の設定や出場大会の精選など、工夫を凝らした実効ある取組により超過勤務の状況も大幅に改善してきたところです。 市教育委員会においても、これまで教職員のリフレッシュのための学校完全閉庁や校務の効率化を図るための指導要録等の電子化、特別支援教育支援員や英語活動支援員など、教員の職務を支援する人材配置による事務処理の軽減化、あわせてICT支援員を活用したICTリテラシーの向上などのサポート体制の充実も図っているところであります。また、メンタルヘルス不調を未然に防止するため、医師による健康相談を行う市独自のメンタルヘルスサポート事業にも力を入れているところであります。 今後におきましても、個々の教員が日々の生活や教員人生を豊かにし、常に明るく元気に子供たちと向き合えるよう、教員の多忙化解消にさらに努めてまいります。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 12番、根岸利宗君。 ◆12番(根岸利宗君) それでは、再質問いたします。 まず、市長の政治姿勢という部分の中で地震被害対応の項目についてでありますが、まず災害ごみの受入れについて報告をいただきました。 壇上でも申し上げましたが、非常に様々な状況の被災を受けて、そこの中で悲嘆に暮れている方、私も何軒か県議会議員や国会議員とお見舞いかたがた訪問し、現状を見させていただきましたが、そういう方がいらっしゃると。そして、そういう中でできるだけ分別をして出していただきたいという行政側の、それは当然のことなのですが、やはりとにかく今、いち早くここにあるものを片づけたいのだと。そういう中で、もう少し引き受けてもらうという部分になかなか駄目だというような答えで引き返してきたというようなお話も聞きました。その辺、なかなか容易でないところはあるにしても、柔軟な受入れという部分が必要ではないのかなと思うところありますが、その辺のところについて再度見解を尋ねます。 ○議長(菊地清次君) 民生部長。 ◎民生部長(加藤一男君) 再質問にお答えいたします。 今回は、事前に市窓口のほうでごみの搬入についてご相談いただき、分別して出していただくようにということでお願いしておりました。少量の例えば数袋程度のごみでしたら、通常のごみステーションのほうに分別して出していただくというところで、それぞれの市民の方の状況によりましてご相談申し上げて出していただいたところでございます。こちらとしてはよりスピーディーな処理を、大量にある方でなければスピーディーに処理していただけたものと思っております。また、分別して出していただくことで、リサイクルの推進ということにつながってまいりますので、そこをご相談させていただいたところですが、今後もそれぞれのご家庭の状況によりましてご相談に応じていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 12番、根岸利宗君。 ◆12番(根岸利宗君) 家庭ごみに出せる範囲の中で出していただけるような部分については、そのとおりだなというふうに思います。やっぱりそうでないような方です。今、そういう方は個別にというようなお話でした。 そこで、昨日ですか、急遽連絡いただいたのですが、まだ本当に蔵とか何かが壊れていて茫然自失の状況で、やっと片づけ始まったというか、そういうような状況なのだと。そうしたら何か15日にはもう閉めると。受け付けないというふうに受け取ったのですか、そういうようなことだということで、これ何とかならないのかと。まだ今から何とか力を借りて片づけたいのだというようなせっぱ詰まったご相談を受けたのですけれども、延期とか、あとその辺の受入れについて所見を伺います、延期したらどうかというふうな思いもありますけれども。 ○議長(菊地清次君) 民生部長。 ◎民生部長(加藤一男君) 再質問にお答えいたします。 今後も、市民の皆様からのご要望、ご相談については受け付けてまいります。その状況によりまして、光陽地区の集積所につきましては3月15日で今、予定しておりますが、状況によってまた再検討も考えていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 12番、根岸利宗君。 ◆12番(根岸利宗君) 被災者の方を助けてあげられるものというのは、あるようで多分ない、あまり少ないというか、市長先頭に皆さん頑張っていただいているということはよく分かるのですが、そういう状況ですので、少しでも被災者の方、今回は本当に前よりもひどいという方がそれなりに、先ほど報告がありましたけれどもいらっしゃるのです、前よりも軽いという方もいらっしゃいますけれども。そういうところに対しての対応、今、民生部長のほうからちゃんと相談に乗りますということですから、よろしくお願いをしたいというふうに思います。また、もう15日で実際受け付けないのだという話ではないということだと思いますから、そこら辺の周知徹底もお願いしたいというふうに思います。 次、罹災証明書受付についてでございますが、先ほど壇上でもこれも申し上げましたが、原則オンライン申請または郵送、新型コロナウイルス感染症対策のためというようなことです。初日に市長挨拶のときの報告もありましたが、そこから今の総務部長の報告で大分件数が増えて合計1,288件とこういうところで、窓口が728件ということから、6割弱ですよね。やっぱり回覧板で回したやつ、罹災証明書(自己判定方式)について、ここの裏面に罹災証明書の申込受付で原則オンライン申請または郵送と書いてあるのですけれども、やっぱり親切じゃないなと思うのです。6割弱の方は窓口ですよ、やっぱり。これで本当に申請が通るのだろうかとか様々な思いを持って臨んでいらっしゃる方がいるわけです。私も何件か罹災証明どういうなって、この前に連絡を受けたのですけれども、感染症のためにできるだけオンライン申請とか郵送というのは、僕はいいと思いますよ。でも表現で原則となると、結局、窓口へ来た人というのは例外だという話ですよね。その辺は私どうなのかなと。実際問題、6割弱の方が窓口なわけです。例外のほうが多いわけです。原則オンライン、郵送なんていうふうな設定をしたためかどうか分かりませんけれども、初日の受付は大分3密状態で大変だったようにも思いますけれども、最初からやっぱり窓口というものもオンラインとか郵送と一緒にしっかりと準備をして受け付けるという形で臨むべきだったのではないでしょうか。その辺いかがですか。 ○議長(菊地清次君) 総務部長。 ◎総務部長(宇佐見清君) 再質問にお答えいたします。 まず、受付に当たって一番の課題は新型コロナウイルス対策でございました。これまで3密を避ける、そういった対策を取ってきた中で、ここで3密をつくるわけにはいかないということで、いろいろ考えた結果の今回の方策でございました。 併せまして、自己診断方式、こちらによって少しでも窓口、それから申請を簡便にしようと、これも併せて可能な限りの手は尽くしたというつもりでございます。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 12番、根岸利宗君。 ◆12番(根岸利宗君) 新型コロナウイルス対策という割には、初日のあの対応は失敗だったと思います。そういう方々が来るということがちゃんと想定されていない、そういう状況での受付であったなと、こういうふうに思います。会場を、ちゃんとあらかじめそういうことを想定して別に取っておくとか、やっぱりそういうような対応が必要だったと思いますし、やっぱりここの今の原則と書いてあるのを読んで、被災した方々が原則じゃないことをやっているという後ろめたさというのじゃないですけれども、何かそれは違うなと。それはそれで行政の理屈なのでしょうけれども、本当に被災の立場に寄り添った対応なのかなと。新型コロナウイルス対策は、大いにこれは重要なことだということは思いますけれども、そういうような感想を持ちます。今は、おおむねといいますか申請が終わって、受付のほうも混む状態ではないようでありますけれども、なお様々な部分において寄り添った対応をしていただきたいと思います。 次にでございますが、支援施策ということで先ほど市長のほうからるるございました。なかなか一生懸命頑張っていただいて、中小企業等グループ補助金ですか、今まで適用にならなかったというような部分も適用になったということはよかったなと、こういうふうに思うところがあります。 なかなか今回は全壊、半壊というよりは一部損壊というような形の方の中で、先ほど言ったような非常に様々、前からのダメージもあってということでございます。国の生活再建支援法とか災害救助法という部分は、なかなかやっぱり全壊、半壊とかそういう部分が対象なのかなと思うところもありまして、適用が難しいのかなというふうに思うところあります。市として何か独自の援助策というかそういうのを取れないものかなと思いますが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(菊地清次君) 市長。 ◎市長(立谷秀清君) 実は、市役所を挙げて検討をいたしました。全壊で10万円、半壊で5万円、そのような規定がございます。では一部損壊の場合はどうかと。福島市長とも相談しました。これは、できれば福島県統一してやらないとトラブルになるだろうと。 ですが、福島市も相馬市も断念したのは、境をつくることができないのです。大体2万円ぐらいの支援を、お見舞金を考えてはみたのですが、どこまでの損壊かというところで、その境目をつけることができないのです。中には、大規模損壊とならなくても被害の強烈なところはたくさんあるわけです。私の家も多分住めなくなるような状態ですが、半壊という判断はできないのです。柱がひん曲がっちゃいまいました。サッシも入らなくなりました。相当、修理に金がかかるだろうと。ただし、これは半壊にはいかないのです。仮に柱が全部落ちた家は相当厳しいと思います。ただ、それでも10分の1程度しかカウントできないのです。 地震保険に入っている方は、それでもできるだけ対応するようにと、これは損保協会の副会長さんと話をして、できるだけとなったのですが、入っていない方もたくさんいらっしゃいますから、そういう方のためにある程度の市独自の支援ということも実は庁内でも検討しましたし、福島県市長会の中でも検討いたしました。 我々が恐れたのは、例えば壁に亀裂が入ったというところと柱に亀裂が入ったというところと、あるいは窓が閉まらなくなった、瓦が全部落ちた、それぞれ被害の程度が違うのです。そこで一律あるいは被害の程度によって金額を分けるということになりますと、その査定に相当な労力がかかってくるというか、正確に査定することは多分できないということになりますと、お訴えというかご要望なさる方に対して、どういう基準でお見舞金を差し上げるかということについて、不公平が生じる可能性があるのです。それは、私は地域の輪をかえって乱すことになるのではないかと。床上浸水のように、あるいは床下浸水のように明確に分かることであればいいのですが、今回は、例えば壁のひびですとか、あるいはサッシが入らないとか瓦が何枚落ちたとか、この段階でこれをジャッジすることが非常に難しいということでございます。 財源の問題というよりも、そのことによって疑心暗鬼になってしまうことのほうがよくないだろうと。かといって、一律に全世帯にお見舞金をお配りするということになっても、これはこれでまた被害のほとんどないご家庭もありますし、きついご家庭もありますから、それはそれでトラブルの基になるだろうと。そのようなことを考えまして、国・県の何らかの目安がない限り、これは難しいだろうという苦渋の決断でございます。 福島市の市長とも話しして、今回は行政としてトラブルをつくるわけにはいかないということで、ほかの全部の市と話ししたわけではありませんけれども、今回見合わせると。市としての独自の支援は見合わせると。そのような結論に至ったということでございます。 ○議長(菊地清次君) 12番、根岸利宗君。 ◆12番(根岸利宗君) 市長のご努力といいますか、執行部のご努力を多とするものでありますが、結果としてはなかなかないと、こういうようなことにならざるを得ないのかなと思うところは非常に残念であります。熟慮の結果というか、様々な可能性を探った結果だというようなことでありますから、現状においては私も、じゃこれをこうやれというような提案も持っていませんから、そういうことだというようなことで終わるしかないのかなと思いますが、そういうことであるからといったら変ですけれども、災害ごみの受入れなんかにおいては、災害ある人ですから、本当に駄目だというのではなくて、やれるところは幅広くという思いがございます。これは先ほど答弁いただいていますから、一生懸命やっていただきたい。 課題ということで、先ほど、これは門馬議員のところにもあったのかなというふうには思うのですけれども、いろいろな部分で相馬市は早く迅速にいろいろやって、もう15日には集積所も閉めるくらい迅速なのだというようなことですけれども、本当にないのか、いろいろな部分で、先ほども申し上げましたけれども、問題があるのではないかというように思うのですけれども、改めてそこに対してのご見解をいただきます。 ○議長(菊地清次君) 市長。 ◎市長(立谷秀清君) 我々は、早く済んだとか、そのようなことは申したことはございません。ただ、地震災害、これは洪水でも何でもそうですが、災害に対して一番に考えなくてはいけないのは人命なのです。その次は健康、その次は社会的な生活インフラです、水道、電気。ちなみに、水道、電気が止まると医療ができなくなりますから。ですから、生命、健康、その次に市民生活というふうになっていくわけです。 生命、健康については、私は、職員たちの努力もあって適切に対応できたと思っています。ただ、その後の最後に来る市民生活については、これは様々な課題がございますから、我々のやれることとしては、国からグループ補助金の継続適用を引っ張り出したなんていうのも我々の仕事だとは思っていますけれども、内閣総理大臣に直接掛け合ったことですから。そういうことで一部進んだところもある。ただ、先ほどごみの問題の話がありましたけれども、これはその担当担当でできるだけのことをやった上での判断なのです。その上で、市民の皆さんがやっぱりそれじゃ、3月15日じゃきついだろうということをおっしゃる場合には、それは市民の意見を聞いてこちらで再検討するということになりましょうし、そういうこちらでの対応、それに対する市民の意見、これを突き合わせながら進んでいかざるを得ないと思うのです。 ですから、それがどのぐらい適切なのか、どのぐらいちゃんとできているのかということをあえて私からどうこう申し上げることはできないのですけれども、ただ2月13日の発生以来、うちの市職員たちは実によくやったと思っています。そういう中でできるだけのことをやって、ただ市民の被害も我々の思惑を超えるものがあったこともあるのです、人によって違いますけれども。できるだけお話を聞きながら、我々は何でもできるというわけではないです、さっきの見舞金もそうですけれども。できることについては頑張ってご支援申し上げていきたいと、そのように思っているところであります。 ○議長(菊地清次君) 12番、根岸利宗君。 ◆12番(根岸利宗君) 市長のお言葉の中で、生命、健康という部分は、生命は第一に、その次の健康という部分もクリアしているのだというお話があったので、1点申し上げたいといいますか、バイパスのすぐ脇のところなのですが本笑に崖地がありまして、大きな崩落がありました。これが、崖は県の担当といいますかそういうことなのだけれども、その網に引っかかっていなかったと。これは市のほうにご相談しても、そこは民有地であると。その10メートル手前くらいに市道が走っているのです。ひび割れをした。大きな岩が落っこちてきて、とにかくこれは危ないと。ひびも日々少しずつ広がっているようだと。何とか、県でも市でも国でもいいから、とにかく調査をして対応してほしいというのが住民の方の要望であり、私もそのとおりだということで、担当課、今、防災のほうですか、防災のほうも今、市のほうと調整中ですということでずっとフリーズしているのですが、これ、市長答弁の中に国交省のタスクフォースで旧相馬支援学校敷地地面の亀裂を診断していただきましたなんて書いてありますが、そういうのと一緒にそういうところって何でやってもらえないのかなと。これは命の危険のあるところだというふうに思いますけれども、いかがでしょうか、総務部長は承知していると思いますけれども。 ○議長(菊地清次君) 市長。 ◎市長(立谷秀清君) 私が生命、健康と申しましたのは直下の問題についてでございます。あのとき例えば家屋の下敷きになった、あるいは直接、現在、健康を害しているという人に対して、一番は救急病院の機能が保たれている、さらにはそこに対する搬送体制が保たれている、そこで病院として停電がない、あるいは医療設備がしっかりしているということで、きちんと対応できるということでございます。そういう中で死者がなかった。健康被害に対して対応できた。 この次、起きてくる危険ということについては、これは地域整備の対応ということになります。あのとき、そのような危険箇所のチェックのために国土交通省のほうにタスクフォースを要請いたしました。タスクフォースにいろいろ見ていただいたのですが、その点がどのような扱いだったのか、どのような報告があって、どのような形になったのか、建設部長のほうで答弁できるか。じゃお願い。 ○議長(菊地清次君) 建設部長。 ◎建設部長(柏宏樹君) ただいまの再質問に関連してご報告いたします。 まず、タスクフォースではなくTEC-FORCE(テック・フォース)のことでございますけれども、TEC-FORCE(テック・フォース)につきましては、基本的には公共地及び公共性の高いところが原則となります。何でもできるわけではございません。その中で最大限、市としてできることをお願いした。その中に、旧相馬支援学校のほうも何とか無理を言ってお願いをして見てもらっているという状況でございます。 なお、当該箇所、本笑の地区におきましては、県のほうで緊急的に調査を行っていただいたというふうに私も聞いておりますし、冒頭、議員がおっしゃられた、市道のほうに岩が落ちていて、かつ亀裂が入っているという状況に関しましては、土木課の職員のほうも現地を見にいきましたが、緊急的に通行止めを要するほどのものではなかった。もちろん落石等といっても程度問題があります。巨大なものではなく、手で取り除いて通行を再開させることができた程度でございます。亀裂等は市内各所入っていますので、そこは鋭意修繕を進めているという状況でございます。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 12番、根岸利宗君。 ◆12番(根岸利宗君) 部長は現地に行っていないですよね。 ○議長(菊地清次君) 建設部長。 ◎建設部長(柏宏樹君) ただいまの再質問にお答えいたします。写真等も踏まえながら私のほうで、そこについては現地の状況等は把握をしております。土木課のほうでそこはちゃんと職員のほうが見に行き、かつその情報につきましては、きっちりと写真等も踏まえて私のほうも見ております。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 根岸利宗君。 ◆12番(根岸利宗君) 私は、大きな岩が市道に落ちたというふうには言っていません。市道が近くを通っていて、岩はそこからは5メートルか10メートル離れています。しかし大きな岩がその下に崩れたわけです。そして、なおかつ今も亀裂がいっぱい入っているわけです。だからそこが、今度また同じような地震があると、その岩が崩れて市道にのしかかってくるという可能性が極めて大きいところなわけです。だから、早急にこれは、県でもどの程度の調査をしたのか分からないけれども、どうも県の網にもかかっていない。相馬市も民地だからみたいなので、私も何度か土木課なり防災にご足労いただいたけれども、行ったり来たりしているような状況だというふうに思います。とにかくあれは本当に危険です。あれが崩れたら、本当に人災が起こります。それを放置しないように、ぜひ対応していただきたい。ここで言えるのはこれだけだなと思いますので、よろしくお願いします。 災害対応をずっとやっていたものですから、時間がなくなってしまいました。教育行政についても教育長にいろいろ聞きたかったのですが、一生懸命やっていただいているということですので、状況を見守るということで、1点、最後の教員の多忙化解消、これは前の堀川教育長のときにもお話をさせていただいて、鋭意取り組んできたという案件だと思っております。現在、大幅に改善しているというようなご報告もありました。改善状況が分かればご報告いただきたいと思います。 ○議長(菊地清次君) 教育長。 ◎教育長(福地憲司君) ただいまの再質問についてお答えをいたします。 教職員の超過勤務の実態ということでよろしいですか。 まず、県が示しております教職員多忙化解消アクションプラン、ここでは業務繁忙な時期でも超過勤務については月80時間以下を目指すこととしております。こういった中で、月80時間以上の超過勤務を行った実態、教員数ですけれども、平成30年度が62名、これが本年度は26名ということで、約40名弱、40名程度の減少になったということで、これまでの答弁で申し上げてきたことが成果として数字に現れているというふうに捉えております。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 12番、根岸利宗君。 ◆12番(根岸利宗君) できればゼロにしてほしいわけです。教育長もそういう思いはあると思います。ただ、様々な事情でそうもいかないのだろうなと。ただ、やっぱり80時間というのは相当の時間ですので、様々な工夫をなお検討されて、教員がやっぱり環境をよくしないと子供の教育もちゃんとできないと私も思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。 以上で終わります。 ○議長(菊地清次君) ここで暫時休憩いたします。                              (午後2時00分)--------------------------------------- ○議長(菊地清次君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時15分)--------------------------------------- ○議長(菊地清次君) 日程第6の議事を継続いたします。 次に、会派新時代そうま代表、只野敬三君の質問を許可します。 9番、只野敬三君。     (9番 只野敬三君 登壇) ◆9番(只野敬三君) 議席番号9番、会派新時代そうまの代表、只野敬三であります。 通告順に従い質問をしてまいります。 初めに、2月13日に発生した地震災害への対応についてお伺いいたします。 本件については、災害後初の議会ということで、数多くの議員と重複する内容があろうかと存じますが、ご容赦いただきたいと存じます。 間もなく東日本大震災から丸10年を迎えようとしている中、先月の2月13日午後11時8分、マグニチュード7.3の大地震が相馬市を襲いました。最大震度は6強、10年前の地震より大きな揺れに、10年前の記憶がよみがえった市民が多かったのではないでしょうか。幸い津波はありませんでしたが、一部の地域では停電となりました。深夜0時20分に市からLINEによる情報が入り、避難所が開設されたことが確認できました。そして、その2分後に市長のメッセージが入り、火災などの大きな災害には至っていないこと、病院には被害がないことなどを知ることができました。 我が会派では、それぞれ手分けして、避難所や学校など、市内の状況確認をいたしましたが、深夜であるので、建物などの被害状況の確認は困難でありました。その後、周辺の住宅に明かりがついているのを確認し、それぞれひとまず自宅に戻りました。 後に配付された資料によると、市では、23時8分の地震が発生した後、23時30分には災害対策本部を設置していました。土曜の深夜にもかかわらず駆けつけた職員に対し、この場をお借りして心から敬意と感謝を申し上げます。23時51分には市長が防災無線での呼びかけをし、0時には避難所を設置した、その後は、2時、6時、9時に災害対策本部会議が行われていたとのことであります。 災害対応は災害により異なり、特に初動対応は本部長である市長の判断が重要になります。今回も状況により数多くの判断が求められたものと存じますが、特に次の5点について、どのような判断で決定したのかお伺いをするものであります。 1点目に、避難所の開設についてです。 相馬市の避難所の開設は、他の自治体より早かったとの市民からの声を聞いており、一定の評価があるものと思っております。この判断はどのような考えに基づくものだったのか、開設に至った経緯と開設するに当たり配慮したことは何か、市長の所見を求めます。 2点目には、情報の伝達についてであります。 今回は、これまでの防災無線、防災メールに加え、ツイッター、LINEの活用がありました。さきの獺庭議員の提案を受け、実施したものと思いますが、他の媒体より早く伝わってまいりました。ちなみに、市長のメッセージはLINEで0時22分、ツイッターでは0時27分、残念ながら防災メールでは発信されておりませんでした。これらの情報手段の活用についての判断とその検証についてお伺いをいたします。 3点目に、災害廃棄物の処理についてであります。 この情報については、14日の朝8時9分にLINEにより市民に発信されております。今回の廃棄物の処理は、処分できないものは生活環境課に問い合わせ、割れたガラスや陶磁器などは通常の処理との内容で、実際どうすればいいのかとの市民からの問合せが多くございました。なぜ一昨年の集積所への各自持込みとは異なる対応となったのか、この件についての判断と経緯、その検証についてお伺いをするものであります。 4点目に、支援物資の配布についてであります。 この情報については、14日13時50分に飲料水の配布が、その後、15時31分にブルーシートの配布がLINEで発信されております。この件についての判断とその検証についてお伺いをするものであります。 最後に、罹災証明書の発行についてです。 この情報については、17日の14時43分に準備中であるとの発信がございました。そして24日から受付が始まっております。罹災証明書の手続については、残念ながら市民からは遅いとの意見が多くございました。この対応にはなぜ時間がかかったのか、その判断と検証について市長の所見を伺うものであります。 さらに、(2)として、それぞれの課題についてお伺いをいたします。 次に、相馬市の将来像へ向けての取組について伺います。 「子供たちが希望を持って成長し、青壮年が生きがいを持って働き、高齢者が安心して暮らしていける」、これが相馬市が目指している将来像であり、そのためのキーワードは持続可能であることだと我が会派では理解しております。 東日本大震災から11年目を迎えるに当たり、現在は震災前以上の相馬市の姿になりつつあります。しかしながら、風評被害の問題など、継続していかなければならない問題を踏まえた上で、将来に向けての今後10年、20年間を見据えた取組を示していくことが重要であると考えております。 そこで、次の4点について伺います。 1点目に、財政の見通しについてであります。 東日本大震災以来、この10年間、相馬市は復興交付金を活用し、数々の復興事業を行ってまいりました。その規模は平成24年がピークで約525億円、相馬市の標準財政規模の5.6倍に当たる予算です。来年度も標準財政規模からすると約2倍の当初予算が今定例会に提案されておりますが、今後、震災以前の約130億円から150億円規模程度に近づき、さらには以前の人口より減少していることを考えると、それを下回ることも想定できます。 相馬市のマスタープランの中には「誰もが安心して」、「持続可能な」というキーワードがありますが、そのためにはまず第一に財政の安定が不可欠であります。 振り返ると、立谷市長が就任してまず初めに取り組んだのも行財政改革であり、当時、財政非常事態宣言をし、財政の安定化を図ってまいりました。それから約20年が経過しましたが、現在の相馬市の安定はあの行財政改革があって成り立っているものと考えます。スクラップ・アンド・ビルドの考え方から当時とは事業も変わっており、学校給食の無償化など、数年後まで継続を約束している事業もあります。今後も、PDCAの考え方を基本に、継続すべき事業、廃止すべき事業を選択しながら行政運営をしていかなければなりません。 そこで、そのための指標となる相馬市の財政状況の今後20年間の見通しについて伺うものであります。 2点目に、水素の活用について伺います。 相馬市の将来像を実現し、持続可能なものにしていくためには、市民生活の安定が不可欠であり、そのために市内経済を成長させる必要があります。この20年間を振り返ってみても、市内の産業は大きく変わってきております。具体的には、企業誘致により新たな企業進出が数多くありましたが、一方で、以前の相馬市の支えとなっていたと言っても過言ではないアルプスの相馬工場の閉鎖もございました。地元の企業についても廃業や合併などもありました。このように、経済は生きているかのように変わっていくものであり、それを停滞させずに成長させていかなければなりません。 現在、新型コロナの影響により、全ての産業が少なからず影響を受けております。既存の各産業に対しできるだけの支援策を講じることは極めて重要なことであり、それと同時に、時代変化を見据えた新たな産業創出が必要になってまいります。 そこで、水素の活用について伺いますが、1月27日の新聞報道により、地域の再エネ最大利用を目指した相馬市のスマートコミュニティ事業が新エネ大賞、経済産業大臣賞を受賞したことが報じられ、相馬市としても、新事業創出や市民の新エネルギーへの理解へつながるよう、パートナーと共にしっかり取り組むとの掲載がございました。そこで、今後、水素はどのように利活用、実用化されていく可能性があるのか、また相馬市はこの事業に対しどのように関わっていく考えなのか伺うものであります。 3点目に、相馬港の利活用についてです。 相馬港は、背後に相馬地方のみならず山形、また仙南等を見据えた大きなインフラとして、国家プロジェクトとして整備されてまいりました。いよいよ相馬福島道路が完成し、広域的な産業に相馬港が活用されることにより、その拠点となる相馬が発展していくものと大きな期待が寄せられております。そこで、これまで広く市内外に発信してきたコンテナ埠頭の整備をはじめ、今後、相馬港はどのように活用されていくのか伺うものであります。 4点目に、JR線の複線化についてであります。 この件については、立谷市長就任以来、この議場で全く議論されてきませんでした。 現在の相馬市の計画では、多くの人口増加は困難なものの現人口を維持し、経済の支えとなる交流人口の拡大に向けて各施策が講じられております。そのための道路交通網の全てが開通するに当たり、次の課題として、さらなる時間短縮のための常磐自動車道のオール4車線化に、現在、市、議会ともに両輪となった活動が展開されているところでございます。 今般、議会では、相馬市の将来を見据え、東北最大の都市であり、今後も拡大するであろう仙台圏とのアクセスをより短縮し、将来ベッドタウンとなる可能性もあることから、常磐線に快速電車を通すための複線化について要望活動を展開するため、基幹交通網の整備促進に関する特別委員会の付議事件にこれを追加することを決めました。もちろんこの事業は一朝一夕にできるものではなく、事業主体はJRであり、たとえ計画ができたとしても、数十年かかる事業となるでしょう。しかし、誰かが声を上げなければ、いつまでも実現するものではなく、今の子供たちの将来の選択肢を増やすためにも、今を担当している我々の責任で発信していくことが私たちの役割ではないでしょうか。相馬市の将来像の中にこの計画を示すことができれば、住民生活に大きな影響を与えるものと考えます。このような議会の今後の行動に対し、市としても協力していただきたいと存じます。この件に関する市長の所見を求めます。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 市長。     (市長 立谷秀清君 登壇) ◎市長(立谷秀清君) 新時代そうま代表、只野敬三議員の財政の見通しについての質問にお答えいたします。 先ほどの質問の中で、極めて基本的なご指摘をいただいたものと思っております。19年前、私が市長に就任した際の一番の問題点は財政でございました。今の若い方々には分からないと思いますが、あの当時は当初予算を組むのに積み残しという変な習慣があったのです。つまり、当初で組めないから、財政調整基金を持ってきても組めないから補正予算で組むのだと。ただ、それが決定的にできなくなる事態がありました。というのは、団塊世代の皆さんの退職金を支払えないということなのです、退職金を積み残すというわけにはいきませんので。非常に危機感を持って財政に対応してきたところではございます。財政に何とかめどがついたところで震災が来たということなわけです。ですから、議員にも応援をいただきましたけれども、財政再建の、私に言わせれば血の出るような努力でございました。職員の給料をカットさせていただいたり、あらゆるサービス事業もスクラップ・アンド・ビルドというか相当減額しながら、怒られ怒られやってきたのですけれども、あの血の出るような財政再建の努力があったので災害のときの負荷に耐えられたということだったと思います。 議員が今、質問されたように、災害という財政的には特別な時代だったのです。その時代が終わって、これから先、相馬市が持続するために我々はここでまたふんどしを締め直さないといけない、そういう時期だろうと思っています。もちろん市の職員一同もそのことは重々理解しながら、日々の財政問題に取り組んでいるところではございますけれども、なお思いを新たにしながらと考えております。そのようなことを申し上げた上で答弁をさせていただきます。 市は、人口減少やさらなる高齢化の進行を踏まえるとともに、いつ発生するか分からない自然災害に備えながら今後も安定した行政運営を図るため、財政基盤を強化することが重要であろうかと考えております。 市は、昨今の、ここ数年間の短期的な財政運営において、公立相馬総合病院の赤字補填への追加負担、これが非常に厳しい現実であるということを踏まえて、本年度に下水道事業の市債を借換えして毎年の返済額を抑えるなどの対策を講じておりますが、一方で新型コロナウイルス感染症の影響による法人市民税などの減収が見込まれるため、ここ数年間は厳しい財政運営になるものと覚悟いたしております。 長期的な財政の見通しにおいては、市は、人口減少により市税や地方交付税などの歳入が減少していくものと考えており、ISO9001の手法を活用した事業の見直しや最適化を図りながら歳出を抑制していく必要があると考えております。具体的な取組として、事業に必要な資金を借り入れ、長期にわたり返済していく起債は、借入額と返済額のバランスを考え、予算全体に占める比率を抑え、財政運営を圧迫し、後世に大きな負担を残さないように管理してまいります。また、普通建設事業は優先度及び費用対効果を検証した上で真に必要なもののみ実施するとともに、各公共施設の維持管理経費を最小限にとどめるよう工夫してまいります。 自主財源の確保については、市税収納率の向上などに努めるとともに、可能な限り遊休市有地の売却あるいは貸付けを行ってまいります。ちなみに、工業団地の2分譲分については仮設住宅終了後に地域振興整備公団のほうから無償譲渡していただいておりますので、これらの売却等による財源収入を図っていきたいと考えております。 市といたしましては、相馬市マスタープラン2017において平成29年度から令和8年度までの10年間の財政計画を示しておりますが、震災から10年経過することを踏まえ、令和3年度に新たな長期財政計画を策定する予定でございます。 その他の質問は、担当部長に答弁いたさせます。 ○議長(菊地清次君) 産業部長。 ◎産業部長(伊東充幸君) 新時代そうま代表、只野敬三議員の水素の活用についての質問にお答えいたします。 光陽地区で実施しているスマートコミュニティ事業の概要は、1つ、太陽光発電設備による電力の発電、2つ、蓄電池への太陽光発電電力の貯蔵、3つ、太陽光発電電力を市の下水処理場へ供給、4つ、余剰電力で下水汚泥を乾燥させ、ペレット化、5つ、非常時に貯蔵している水素で燃料電池発電を行い、防災拠点である復興交流支援センターに電力を供給、6つ、水素研究棟「そうまラボ」において、他の研究機関や企業と共同で研究する場の提供、7つ、2種類の水の電気分解装置の特徴を生かし、効果的な水素製造の研究の7つの取組があります。 市は、当該施設の整備開始前から事業主体である株式会社IHIと協議を重ね、コンセプトづくりなどに関わるとともに、整備後は、再生可能エネルギーの地産地消の実現に向け、下水処理場などの公共施設の提供や復興交流センターへの電力供給専用線の接続など、持続性のあるスマートコミュニティ構築に協力してまいりました。 議員おただしの水素の活用については、水素研究棟「そうまラボ」や水の電気分解装置による効果的な水素の製造と活用の研究などが上げられますが、これらの取組は専門的知識を有する株式会社IHIが研究を実施するもので、市が直接的に関与できるものではありません。しかしながら、今後の研究段階により産官学連携の必要が生じた場合には、株式会社IHIと協議の上、大学等の関係機関との連携についても協力してまいりたいと考えています。 市といたしましては、当該事業は相馬市総合計画「相馬市マスタープラン2017」や相馬市復興計画に位置づけている低炭素・脱炭素社会の実現に大きく寄与するものであると考えており、事業の意義や効果を広く市内外に発信するとともに、視察や学習機会を提供することで、市民はもとより多くの方々に理解を深めていただくよう取り組んでまいりたいと考えています。 次に、相馬港の活用についてお答えいたします。 市は、コンテナ埠頭として活用できる3号埠頭においてガントリークレーン及びコンテナを一時保管する仮置場の早期整備について、これまでも港湾管理者である福島県及び国土交通省に対し要望活動を行っています。市といたしましては、当該事業は多くの費用と期間を要する大規模な事業であるものの、今後の相馬港の展開には必要不可欠な事業であることから、今後も早期整備に向け強く要望してまいりたいと考えています。 次に、相馬港の利活用について、市は、国・県と連携し、毎年、県内外の企業20社から30社を訪問し、コンテナ貨物の海上輸送について企業ニーズの把握と継続的なポートセールスを行ってまいりました。 コンテナ貨物の海上輸送を効率的に行うには、一定程度の貨物量の確保が前提となることから、一つの企業の貨物量で充足できない場合には、複数の企業の貨物を集約することとなります。市といたしましては、今後、高速道路網の整備により相馬港へのアクセスが向上することを強くPRしてポートセールスを進め、コンテナ貨物の海上輸送を利用する企業が増加するよう取り組んでまいりたいと考えています。 併せて、市はこれまでも市内の企業へコンテナ貨物の海上輸送を働きかけてきたものの、利用を希望する企業がない状況ではありますが、今後、市外の企業へのポートセールスを行う際には、市内の企業へも再度、働きかけてまいりたいと考えています。 答弁は以上です。 ○議長(菊地清次君) 企画政策部長。 ◎企画政策部長(阿部勝弘君) 新時代そうま代表、只野敬三議員のJR常磐線の複線化についての質問にお答えいたします。 市は、これまでJR東日本に対し、東日本大震災の津波及び東京電力福島第一原子力発電所の事故により不通となっていた常磐線全線の早期運転再開や体の不自由な方などのための相馬駅へのエレベーターの設置、特急列車の仙台駅始発時刻の繰上げなど、利便性向上につながる事項について、本市が加盟している常磐線活性化対策協議会、福島県鉄道活性化対策協議会及び常磐線北部整備促進期成同盟会を通じて、水戸支社及び仙台支社へ要望してまいりました。 議員おただしの常磐線の複線化について、市はこれらの各団体を通じて過去に要望してきたことはありますが、東日本大震災以降は要望の主眼は常磐線全線の早期運転再開に置いてきました。 市といたしましては、常磐線の複線化が利用者の利便性向上、ひいては本市の発展につながることを踏まえ、常磐線複線化の要望について今後、関係自治体と協議してまいりたいと考えています。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 総務部長。 ◎総務部長(宇佐見清君) 新時代そうま代表、只野敬三議員の避難所の開設についての質問にお答えいたします。 2月13日23時8分、福島県沖を震源とする震源の深さ55キロメートル、地震の規模マグニチュード7.3、震度6強の地震発生後、市は23時30分に災害対策本部を設置し、直ちに1回目の災害対策本部会議を開き、避難所の設置や防災行政無線による市民への周知内容など、初期対応方針を決定しました。その後、23時51分に市長が防災行政無線を通じて直接、火災や大規模な損壊、津波は発生していないこと、市内医療機関の機能が保たれていること、けがをしている場合は消防署及び消防団へ連絡すること、スポーツアリーナそうま第二体育館を避難所として開設することを市民に報告し、落ち着いて行動いただくよう呼びかけたところでございます。 市は、激しく揺れた地震の影響で自宅が被害を受け、生活が困難な方や不安を感じている方のため、翌14日0時にスポーツアリーナそうま第二体育館を避難所として開設しました。避難所の運営に当たって、市は、マニュアルに基づき、入所前の消毒と検温、有熱家族用の避難所設置、有熱者の抗原検査体制の構築等の新型コロナウイルス感染症対策を講じ、加えて医師や保健師による避難者の健康管理を行いました。 次に、情報の伝達についてお答えいたします。 市は、今回の地震発生後、防災行政無線により市長自らが市民に落ち着いて行動いただくよう呼びかけて以降、次々と明らかになる市内の被災状況を踏まえて、被災された方や不安を持つ市民に速やかに情報を提供する必要があると判断し、交通規制の情報、停電の情報、市施設の休館情報、ブルーシートや飲料水配布の情報などを、防災メール、LINE、ツイッターなどを活用して情報提供したところです。 次に、支援物資の配布についてお答えいたします。 市は、地震発生後、飯豊、八幡、日立木、塚ノ町等の一部の地区において水道に濁り水が発生したことから、同地区へペットボトル飲料水を配布することを決定し、2月14日に当該地区の行政区長へ連絡するとともに、広報車による広報、防災メール、LINE等で市民へ周知し、同日から2月19日までペットボトル飲料水を市防災備蓄倉庫で市民へ配布しました。 また、市は、激しい揺れの地震により市内全域で建物の屋根や壁、窓等が被害を受けたこと、さらに気象庁から2月15日に大雨と暴風が予想されていたことから、2月14日にブルーシートの配布を防災メール、LINE等で市民へ周知し、同日から2月19日までブルーシートを市防災備蓄倉庫で市民へ配布いたしました。しかし、市備蓄のブルーシートの数に限りがあったため、市は、物資支援を連絡してくださった福島県や防災応援協定締結都市の大野市のほか、南相馬市、弘前市、青森市、八戸市、盛岡市、米沢市、長井市、天童市、東根市、尾花沢市、南陽市、秋田県市長会、さらに千葉県富津市からブルーシートを支援いただき、市民へ配布しました。 次に、罹災証明書の発行についてお答えいたします。 2月18日、内閣府と県と市町村がウェブ上で行った被害認定業務説明会での情報を踏まえて、市は、2月19日の災害対策本部会議において罹災証明申請の受付を2月24日から行うことを決定しました。罹災証明の申請について、市は、これまでと同様に職員との対面式により申請をする場所として、市役所の1階、御仕法通りに臨時窓口を設置しました。加えて、新型コロナウイルス感染症対策を考慮し、郵送及びオンラインによる申請を行うことといたしました。 この罹災証明に伴う支援について、市は、半壊以上の場合、被災者に対し市税等の減免及び災害見舞金支給を行い、さらに災害救助法では、準半壊以上の場合、一定要件を満たす被災者は住宅の応急修理制度が利用可能になります。 次に、地震災害からの復旧に向けた今後の課題についてお答えいたします。 会派そうま市民の会代表、根岸利宗議員の代表質問でもお答えしましたが、市は、2月24日から開始した罹災証明申請書に基づいて3月1日から行っている被災家屋等の調査件数が今後、増えた場合に調査人員を確保することができるかが課題の一つです。 また、国は2月26日、今回の地震災害を踏まえ、中小・小規模事業者に対する支援策として、事業再開、継続を支援する中小企業等グループ補助金を特例として措置することを決定しましたが、市はこの情報を被災事業者へ速やかに周知することも現段階での課題であると考えています。 また、今回の激しく揺れた地震により、市内の多くの木造住宅で耐震性に影響を受け、住宅の耐震性に不安を抱えている市民がいると推察されることから、市がこれまで周知してきた木造住宅耐震診断者派遣事業及び木造住宅耐震改修支援事業を広く市民へ周知することが課題と考えています。 ○議長(菊地清次君) 民生部長。 ◎民生部長(加藤一男君) 新時代そうま代表、只野敬三議員の災害廃棄物の処理についての質問にお答えいたします。 市は、令和元年東日本台風の際には災害廃棄物を直接、集積所で受け入れましたが、今回の地震での災害廃棄物は、市役所窓口で事前申請後、搬入するよう変更しました。 市は、令和元年東日本台風災害での受入れ方法によって、災害廃棄物集積所開設までの間に地域での不法投棄が大量に発生したこと、リサイクル可能な金属類の持込みがあったこと、業者搬入による産業廃棄物の持込みがあったこと、廃棄物の混在により火災発生の危険性があったこと、災害と関係のない便乗ごみの持込みがあったこと、災害廃棄物集積所周辺で渋滞が発生したこと、分別が徹底されず処理が長期化したこと、便乗ごみにより処理費用が増加したことなどの課題が発生したため、今回、受入れ方法を変更しました。 その結果、今回の地震において、事前申請の方法によって便乗ごみと産業廃棄物の持込みが防止され、分別が徹底されたことから、今後、災害廃棄物を迅速に処理し、リサイクルの推進が可能となっています。 答弁は以上です。 ○議長(菊地清次君) 9番、只野敬三君。 ◆9番(只野敬三君) それでは、順次再質問してまいります。 まず、避難所の開設についてなのですが、先ほども12番議員のほうでも触れられておりました災害初期対応、人命第一、健康第一ということでの早期の判断であったと思います。 そこで、私、本部長である市長に聞きたいのは、今回の地震災害は10年前の地震の後の津波、2年前の水害と違っていろいろと予測が立てられないなと思っていました。つまり、11時8分に6強が来たのですが、それで終わりかどうか分からないのですよ。また来るかもしれないし終わりかもしれない。さらには、被害エリアがどうなのか、被害者がどうなのかというのが想定しづらい。一昨年の水害のときには天気予報レーダーを見ながら時間経過で対応していました。最大避難者はこのぐらいになるだろうと、そのための避難所の受入態勢をつくろうということで設置に至った経過を私も見ていました。今回は、どのぐらい来るのか分からない中での避難所の設置を決断したのだと思うのです。これで、最大92名でしたっけ、その程度で済んだのですが、ひょっとしたら状況によってはもっと避難所の開設を増やさなくてはいけない状況も考えられる。そういうふうな中でいち早くこの体制を決断した本部長の考え、その辺を聞きたいのです。お願いします。 ○議長(菊地清次君) 市長。 ◎市長(立谷秀清君) まず、一昨年の洪水の際には、議員にはオブザーバーとしていろいろ参加していただいて、ご助言もいただきました。あのときの経験も若干あるのですが、今回は図上訓練というか想定訓練をしておったのです。というのは、新型コロナウイルスの問題がありましたから、今までとは違うよと。新型コロナウイルスの問題の中で地震、洪水等々の自然災害に見舞われた場合、今までと同じような避難所の運営方法ではいけない。したがってヤネカットテントを用意したわけです、あれは12月に入ってきたのですけれども。その中で有熱者のチェックもしなくてはいけない。有熱者を同じ体育館に入れておくわけにはいかないので、有熱者のための避難所を用意しないといけない。その有熱者同士で感染が起きてはいけないので、抗原検査ができるようにしておかないといけないということを準備しておりました。 我々が想定したのは、一昨年の水害と同程度の避難者が出るであろうということを想定しておりました。したがいまして、テントは約500張り、1,500人には対応できるように。ただ、そうするとスポーツアリーナそうま第一体育館だけでは足りません。今回、スポーツアリーナそうま第一体育館の2階は天井が落っこちて使えませんでした。当然、第二体育館となりますが、第二体育館と同時に桜丘小学校と中村一小の体育館も準備に入っております。 これらのことは、実は私が指示をしたときには既にもう動いておりました。職員たちが既にもう動いておりました。私が指示をしたのは12時30分、正式に指示をしたのはその時間ですけれども、それ以前にもう動いておりました。というのは、そういうことを想定してもうテントも買ったし、準備もしていたのですよ。 ですから、そういった意味では、私が決断したとかなんとかいうよりも、想定問答集みたいに、熱が高い人がいたらどうするのとか、抗原検査をどうやってやるのと。ちなみに抗原検査は30セット用意しておりました。そのような体制を取っておったのは、事前の図上訓練までいきませんけれども、我々はこのような事態が起きた場合の準備はしておったというところでございます。したがいまして、桜丘小学校も中村第一小学校も使わずに済んだという、結果的にそういうことだったというところだと思います。 ○議長(菊地清次君) 9番、只野敬三君。 ◆9番(只野敬三君) 今までの準備、訓練が生きた結果だというふうなご答弁内容でございました。次、聞こうと思ったのですが、次の避難所も準備しておる、そういう体制であったということであります。見事です。 そこで、1点だけ、避難所については、市民に知らせているハザードマップってございますよね。あれはいわゆる洪水ハザードマップで、洪水の際のマップです。ただ、市民レベルでは、災害の種類って多分みんな明確に判断できないと思うのです。常に災害のときはここが避難所になるというふうに思われている方もいるかもしれない、そういうふうに考えると、各地区に分散している避難所の体制というのも今後の課題かなというふうに思いますので、次がありますのでその辺は申し上げてだけおきます。 次に、情報の伝達について、これについては先ほど門馬会長のほうから無線についてのご指摘がございました。私のほうからは、いい部分と悪い部分があるのですが、まずどっちからいこう。いい部分からいきましょう。LINEはいいです。これはすごく情報伝達が早かったです。私、今回、一般市民レベルで全部の媒体でどこから入ってくるか全部見ていました。LINE、ツイッター、メール、そんな順番で同じ情報が流れてきます。ですので、このLINEというふうな媒体はもっともっと活用を増やす努力をしたほうがいい。特に、災害後、いろいろな人に聞いてみました。これまで伝わらなかった若い世代にLINE情報が非常に伝わっています。世代別によってやっぱり使い分けている。防災メールについては50歳以上の方、50歳、60歳の方が非常にこれを活用しています。そういった、やっぱりそれぞれの世代でそれぞれの活用が違うので、こういうふうなものをもっともっと広げましょうというふうに思います。そのための努力を今後お願いしたいと思います。 そこで1点ご指摘しておきたいのですが、全部持っていない人もいます。さっきの一番最初からの媒体である防災メールに頼っている人、ここには、先ほど壇上でも言いましたが、伝わらなかった情報があります。市長のメッセージ、あれを見て安堵した人がたくさんいるのですが、防災メールでは知らされていません。もう一つ大事なこと、道路交通情報が発信されていません。そういったことがございましたので、ぜひ情報の発信については全てを使ってフルに発信していただきたい。そのことについては今後しっかり検証して対応していただきたいと思うのですが、市長の所見を伺います。 ○議長(菊地清次君) 市長。 ◎市長(立谷秀清君) 我々はPDCA株式会社ですから、ちょっと言い過ぎかもしれませんけれども、PDCAをモットーとしてやっておりますから、今回の教訓も貴重なご指摘だったと思います。プラン、ドゥー、チェック、アクションの方程式にのっとって適切に対応してまいりたいと考えています。 ○議長(菊地清次君) 9番、只野敬三君。 ◆9番(只野敬三君) 時間がないので、次、支援物資の配布についてなのですが、これは水とブルーシートなのですが、この件については明日、当会派の山中議員が防災倉庫の備蓄関係の質問をしますので、そちらのほうでしっかり回答をお願いしたいというふうに思います。 次、災害廃棄物の処理についてです。 これも、先ほどの12番議員等々と重複いたします。はっきり言います。今回、市民の一番大きな苦情がここにございます。先ほど、民生部長のほうからその理由としていろいろ上げられました。渋滞を回避するだとか便乗ごみをやめるだとか金属、不法投棄を防ぐというふうな目的が上げられました。果たして、今回の対応で不法投棄を防げるのでしょうか。それは私、極めて疑問です。 そのことについてと、災害ごみって何ですか。今回の対応は、一般的には一般廃棄物処理に関する法律に沿った処理の仕方を市民にお願いしております。違うところは家電、粗大の扱いだけ、そのほかについては全て法律に沿ったお願いであったのだろうなというふうに今、振り返ると思っています。でも、災害のごみって何なのですかねというふうに思います。今回、市としては災害ごみというふうに把握しているのか、それとも一般排出の家庭ごみと把握しているのか。ちょっと混乱が見られるような、そこに対する不満があるかと思いますので、確認いたします。 ○議長(菊地清次君) 民生部長。 ◎民生部長(加藤一男君) 只野敬三議員の再質問にお答えいたします。 まず、今回のやり方によって不法投棄が防げるのかということでございますが、おととしの水害の際には、集積所を開放してどんどん市民の皆さんに持ち込んでいただくということで、関係のないごみも交ざっていたというのは事実でございます。今回のやり方では、生活環境課のほうに個別に相談していただき、その中で写真も見せていただいて、こういうものについてはごみステーションに持っていっていただく、こういうものについては集積所のほうに持っていっていただくということで分けておりまして、不法投棄というのは十分防ぐことができたのかなと考えております。 災害ごみというのは何かというご質問でございますけれども、今回、災害によって発生したものでございますが、一概に例えば棚から落ちて割れたものとか、今回は、前回の災害のように水につかったものということではございませんので、申し込んでいただいたものが全てそういうごみであるかということはなかなか前回のやり方では分別しがたいというところで、今回のやり方を変えて、事前にご相談していただいてリサイクルにつなげるということにしたところでございます。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 9番、只野敬三君。
    ◆9番(只野敬三君) いろいろ、この件については多くの市民の意見があります。それを基に、先ほど市長、全てにおいてPDCAサイクルで今後、検証して、よりよくしていくということで、この件についてもしっかりと検証していただきたいと存じます。 時間がない。罹災証明書ですが、重複する部分は省きます。1点だけ、今回、非常に一部損壊が多い。ただ、あの件数、あの内容、ちょっといろいろ聞いていると、思いよりも半壊も出るのかななんて思いながら、現段階、支援策としては、適用されるのは災害救助法によるものだけです。生活再建支援法については、この市内での10件以上の全壊というのは多分難しいでしょう。県内100、市内10、半壊だと120の数が必要なので、多分基準では難しいと思います。そこで市長の出番です。グループ補助金、特例的にやりました。この生活再建支援法の適用、特例的に、交渉できないでしょうか。 ○議長(菊地清次君) 市長。 ◎市長(立谷秀清君) グループ補助金については、これは災害当初から極めて強い要望があったのです。それで内閣総理大臣にお願いした。そのほかの件についても、内閣総理大臣としてはできるだけのことをしたいとおっしゃっていただいていますので、東北市長会からの要望としては公式なことになります。全国市長会としてもご要望申し上げることになりますので、どこまで特例ができるか分かりませんけれども、各方面にお願いしてまいりたい。激甚災害についてはやはり困難ということになりました。あまりにもハードルが高過ぎるのです。 そのほか、先ほど根岸議員にいろいろ説明させていただきましたけれども、何らかの支援策はないのかというところをいろいろと考えているところでございます。何とも申し上げることはできないのですけれども、被災者の立場に立ったご要望だけはさせていただきたいと、そのように考えております。 ○議長(菊地清次君) 9番、只野敬三君。 ◆9番(只野敬三君) 後ほど、よい報告をお待ちしております。 時間がありません。次に、未来像へ向けての取組の中で、財政についてまず市長のほうから本音も含めてのご答弁であったというふうに思います。12月議会で、公立相馬総合病院等々のストレス、下水道の借換えというふうな手続をしてまいりました。そこで何度も私、持続可能なというふうな言葉を使わせてもらいました。現在の相馬市の財政の特徴は、国の交付金、補助金の依存度がやっぱり高いです。国の財源なくいろいろな事業はできません。これは当然、悪いことといっているのじゃないのです。市長の交渉力と今の国の体制があって成立している、成り立っている仕組みです。おかげで、住民サービス、例えば要望の道路整備も社会資本整備総合交付金、あれを活用してフルにやっているわけです。その今が将来も約束されているかどうかというのは疑問です。 これは、もちろん国の台所事情も重要になってきます。先ほど議決した補正予算の中でも、減収補填債の2,780万円の起債がありましたよね。あれの意味って、本来、国が地方交付税交付金として渡せるお金が今期、渡せなくなったので起債にしてちょうだいねという意味ですよね。そのうちの4分の1は自分で払ってねと。75%は措置するよと。そういった国の台所事情も鑑みると、今後自主財源の確保、これが極めて重要です。 ですから、この次の水素の活用、これを何とかやってほしいのです。これは国策で相馬市がモデル地域として指定されて始まった事業です。スタートは産学官連携、相馬市、福島大学、IHI。これをもっともっと期待しておったのですが、もっともっと市長、国からこの事業に対する予算を引っ張ってきてもらって、もう数年たっているので、実用化に向けての段階だと私は思っているのです。例えば、試験的に燃料電池車を市内に走らせる、もうその段階に来ていると思います。あるいは、一定の区域をモデル地区としてスマートシティにする。現在、500世帯でしたっけ、電気を起こせていますよね。それだけの発電能力があります。それを活用したスマートシティ、そういうふうなものを実用化していく段階に来ているような気がします。ですので、市長の交渉力でその辺の、国を動かして、もっともっと最先端ということで全国にアピールしていく材料に使えないか、それが産業創出にならないかというふうな意図の質問です。所見を求めます。 ○議長(菊地清次君) 市長。 ◎市長(立谷秀清君) この件については、この事業を始める際にIHIとさんざん話をしました。私は、研究施設を造るだけじゃ何にもならんと。ここにその研究施設でできた製品を造るための工場を持ってきてくれと。それはずっと言葉としては残っているのですけれども、横浜にあるのです。それを動かすのは難解だというようなことを言われました。今ある用地の海側の10ヘクタールは実はそのために空けてあります。あそこに工場を造ってくれと。 スマートシティのモデルをつくったところで、財政にはあまり足しにならないのですよ。研究をやったところで足しにはならないのです。やっぱり人の働き口をつくって、相馬で給料から税金を払ってくれないと、あるいは固定資産税を払ってくれないと、これはお金にはならないというか、市民生活には直接プラスにならないのですよ。私は、研究のまねごとをしたってしようがないと思っています。ただ、ある意味で、相馬が先進的な事例をやっているという宣伝になってくれればいいかなぐらいの感じなのですが、ただ副産物も出てきているのです。下水道のし尿処理の残物を燃料に使えるとかそういうのも……以上で答弁を終わります。     (「終わります」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) ここで暫時休憩いたします。                              (午後3時15分)--------------------------------------- ○議長(菊地清次君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後3時30分)--------------------------------------- ○議長(菊地清次君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。 日程第6の議事を継続いたします。 次に、会派新政会代表、立谷耕一君の質問を許可します。 11番、立谷耕一君。     (11番 立谷耕一君 登壇) ◆11番(立谷耕一君) 11番、会派新政会の立谷耕一です。 会派を代表いたしまして質問いたします。 この3月11日で、あの未曽有の東日本大震災から丸10年を迎えようとしております。津波により瓦礫の原と化した原釜、尾浜、磯部地区、茫然とする間もなく人命救助、建物火災の消火、被災者の避難所への誘導、遺体の捜索、搬出、家族への連絡、生存者の確認、瓦礫の撤去などが思い起こされます。 その後、市政においては、仮設住宅の建設に始まり、被災公共施設の復興、相馬市の基幹産業の一つでもある漁業に関する各種施設の建設など確実に復興を進め、令和2年度は、交流人口の拡大の一環としてのビーチバレーボール場、尾浜こども公園、相馬復興市民市場「浜の駅松川浦」のオープンなど、各種施設が整い、順調な推移との報告もあり、今後も盛況が持続するよう望むものであります。 このような中、昨年来の新型コロナウイルスの流行を止めるべく今、取り組もうとしている新型コロナウイルスワクチンの接種、そして福島県沖地震被害の対応について、市長の挨拶の中で説明がありました。また質疑もありました。そのほか市長の挨拶の中で、他自治体からの応援職員の派遣、災害廃棄物の処理状況、放射能対策、子育て環境の充実、高齢者福祉、そして障害者福祉についても述べられました。その中から3項目ほどお伺いいたします。 初めに、子育て環境の充実に向けて、放課後児童クラブの待機児童を解消するため川原町児童センター分室を4月1日からオープンするとあります。現在、相馬市の放課後児童クラブは、中央児童センターを含め10のクラブ、500名の定員で運営されておりますが、この分室のオープンにより待機児童が大幅に減少するものと思いますが、その効果と今後の見通しについてお伺いいたします。 また、市内事業者への認定こども園整備のための助成を引き続き行うとありますが、昨年3月での保育園児の待機状況は、定員が489名に対して498名の申込みがあり、9名の児童の待機でありますが、認定こども園整備の進捗状況と今後の待機解消への見通しについてお伺いします。 併せて、待機児童が生じる一因として保育士不足がありますが、施設が整備されてもそれに見合った保育士が確保されなければ解消につながらないものと思えます。相馬市では、保育士育成のために令和元年度から保育士等奨学資金貸与制度を創設して取り組んでおり、この3年間で15名の増員を見込んでいたわけですが、各年度の利用状況とその成果についてお伺いいたします。 次に、高齢者福祉についてですが、マスタープラン2017の「高齢者がいつまでも健やかに暮らせる相馬市」の基本理念の下、今年度より令和5年度までの3か年計画で第8期相馬市高齢者福祉計画及び第8期相馬市介護保険事業計画を策定し、新年度からこの計画に基づき各種の施策を進めるとありました。この計画は第7期事業計画を引き継ぎ、地域包括ケアシステムの推進を明記するとともに、高齢者のみの世帯や認知症高齢者への支援の取組、自立支援、介護予防、重度化防止の取組や介護人材の確保及び資質の向上等の新たな取組を示すとありますが、相馬市ではどのような施策に取り組むのかお伺いいたします。 次に、障害者福祉の推進についてですが、障害のある方を取り巻く環境の変化や新たな国等の動向、指針等を踏まえ、『障がいのある方も、ない方も 地域、暮らし、いきがいをともに創り 高めあうことができる「地域共生社会」の実現』ということを基本理念とした第6次相馬市障がい者計画、第6期相馬市障がい福祉計画、第2期相馬市障がい児福祉計画を策定し、新年度からこの計画に基づき各種施策を推進するとありますが、この施策の主な内容についてお伺いし、壇上からの質問を終わります。 ○議長(菊地清次君) 市長。     (市長 立谷秀清君 登壇) ◎市長(立谷秀清君) 新政会代表、立谷耕一議員の子育て環境の整備についてお答えいたします。 市は、放課後児童クラブの待機児童を解消するため、今年度内に市役所南庁舎を川原町児童センター放課後児童クラブの分室として改修し、本年4月1日から利用する予定です。この分室では中村第一小学校の児童23名が利用する予定であり、市内の放課後児童クラブの待機児童はおおむね解消する見込みです。 次に、未就学児の待機児童について、学校法人みどり幼稚園は認定こども園に移行するために現在、改築を行っており、令和4年度から定員を20名増員する予定です。さらに、令和元年東日本台風により被災した中村報徳保育園も改築する計画であり、改築後の令和5年度から定員が11名増員となる予定です。市といたしましては、共働き家庭やひとり親家庭の増加などの社会情勢の変化に伴って保育ニーズは年々増えている状況と捉えており、今後も私立保育園との情報共有に努め、待機児童解消のための保育士の確保等に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、保育士等奨学資金貸付金事業について、市は令和元年度から奨学生を募集しており、令和元年度、令和2年度とも奨学生は3名となっております。令和3年度についても、市は3月1日から応募を受け付けています。なお、令和元年度の奨学生3名のうち2名は今月中に卒業する見込みであり、4月から市内保育施設へ就職することとなります。 その他の質問は、担当部長に答弁いたさせます。 ○議長(菊地清次君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(原史朗君) 新政会代表、立谷耕一議員の高齢者福祉の推進についての質問にお答えいたします。 令和3年1月現在、本市の65歳以上の高齢者人口は1万783人、高齢化率は31.4%で、全国平均の28.7%より早いスピードで高齢化が進んでいます。市は、その超高齢化社会に向けて、「みんなでつくる いつまでも健やかに暮らせるまち 相馬市」を基本理念に、令和3年度からの3か年を計画期間とする第8期相馬市高齢者福祉計画及び第8期相馬市介護保険事業計画を策定いたしました。 高齢者福祉計画では、高齢者福祉の充実を政策目標として、1、保健、福祉サービスの提供、2、生きがいづくりの推進、3、就労対策の充実、4、認知症高齢者支援の推進、5、交通弱者、買物弱者への支援、6、孤独死対策、7、高齢者の権利擁護の推進、8、高齢者の居住支援、9、被災した高齢者の支援、10、災害時における高齢者への支援の施策を掲げています。 市は、独り暮らし高齢者対策、冷房設備購入費助成事業、骨太けんこう体操等による健康づくり、おでかけミニバスの運行などによる交通弱者支援、成年後見制度の利用促進、災害市営住宅等に居住する高齢者への支援、避難行動要支援者への対応などの事業に取り組んでまいります。 次に、介護保険事業計画では、介護保険の効率的な運用を政策目標に掲げ、主な施策としては、1、介護に携わる人材の育成、2、地域包括ケアシステムの推進、3、適切な介護サービスの提供、4、介護保険制度の健全な運営、5、自立支援、介護予防、重度化防止の取組及び目標設定、6、介護給付等に要する費用の適正化への取組及び目標設定の施策を掲げています。 市は、介護人材確保のため、これまで継続的に実施していた介護職員初任者研修に加え、より専門性の高い介護福祉士実務者研修や家庭での介護に役立つシニア対象実践介護講座の実施により介護サービス提供基盤の充実に努めるとともに、介護予防事業等を実施することで、高齢者が、可能な限り住み慣れた地域の中で、尊厳が守られ、自分らしく暮らし続けることができるよう事業に取り組んでまいります。 次に、障害者福祉の推進についてお答えいたします。 市は、障害のある方を取り巻く環境の変化や新たな国等の動向、指針等を踏まえ、『障がいのある方も、ない方も 地域、暮らし、いきがいをともに創り 高めあうことができる「地域共生社会」の実現』を基本理念とした第6次相馬市障がい者計画、第6期相馬市障がい福祉計画、第2期相馬市障がい児福祉計画を策定いたしました。具体的には、1、差別解消、権利擁護、2、生活支援、3、保健、医療、4、教育、子育て、5、雇用、就業、6、生活環境、7、社会参加の7つの分野において各種施策を実施してまいります。 まず、差別解消、権利擁護といたしましては、市民を対象とした障がい者差別解消講演会や中学生対象の介護福祉職理解のための学習支援事業の実施、成年後見制度の普及啓発、ノーマライゼーションのさらなる普及、障害を理由とする差別の解消や虐待防止などに取り組んでまいります。 生活支援では、障がい福祉ガイド及び就労支援ガイドブックを作成し、障害者に対する情報提供に努めるとともに、令和2年4月に相馬地方4市町村が共同で設置いたしました相馬地方基幹相談支援センターを中心とした総合的、専門的な相談支援の実施及び相談支援事業者への人材育成支援など、相談支援体制の充実、強化に取り組んでまいります。 保健、医療においては、こころの健康相談や各種相談会を実施し、障害の予防や早期発見に努め、教育、子育てでは、障がい児巡回相談支援員による保育園や幼稚園等の職員や保護者に対する相談、助言等を行い、支援体制の充実と学校や教育委員会など、教育機関との連携強化に取り組んでまいります。 雇用、就業分野では、関係機関が連携して障害者の雇用機会の確保や職場への定着、企業への障害者理解に努めるとともに、福祉事業所からの物品の調達などに取り組んでまいります。 さらに、生活環境においては、ユニバーサルデザインに配慮した、人に優しいまちづくりを進めるとともに、避難行動要支援者名簿の作成や福祉避難所の設置、避難所での障害の特性に応じた合理的配慮の提供などに取り組んでまいります。 最後に、社会参加の分野では、障害者の活動機会の確保や手話奉仕員、点訳奉仕員の養成など、地域福祉活動の担い手となる人材の育成に取り組んでまいります。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 11番、立谷耕一君。 ◆11番(立谷耕一君) それでは、再質問をいたします。 まずは、子育て環境の整備についてですけれども、それぞれの令和3年度の待機状況とかあればお願いしたいと思いますけれども。 ○議長(菊地清次君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(原史朗君) 再質問にお答えいたします。 令和3年3月の時点、1年間で3月は最も待機児童数が多い月となります、放課後児童クラブの待機児童は31名でございます。保育園の待機児童は53名となっております。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 11番、立谷耕一君。 ◆11番(立谷耕一君) 次に、保育士等奨学資金貸与制度についてお伺いいたします。 この制度については、毎年5名ずつ、15名を予算化しているというようなことでスタートしたわけですが、未消化分についての今後の取組についてお願いいたします。 ○議長(菊地清次君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(原史朗君) 再質問にお答えいたします。 計画といたしましては、例年5名の募集を行い、それを3年間で都合15名の保育士の確保を目指しております。当然、令和元年度から3名の応募にとどまっていることから、2名分の実質、予算的なことでは未消化の形になりますが、それは次年度に繰り越して、15名を確保できるまで継続をしてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 11番、立谷耕一君。 ◆11番(立谷耕一君) 分かりました。ぜひ継続をお願いしたいと思います。 次に、就園、就学前の子育て支援についてお伺いします。 相馬市では毎年260名前後の出生数で、その出生数は年々減少傾向にありますが、乳幼児に対する支援としては子育て世代包括支援センターで取り組むというようなことでありますけれども、その役割と内容について、また各種乳幼児のための健診等についてお伺いしたいと思います。 ○議長(菊地清次君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(原史朗君) 再質問にお答えいたします。 まず、子育て世代包括支援センターの役割でございますが、こちらは必須業務として定められております内容が4つございます。1つは、妊産婦、乳幼児等の実情を把握する。もう1つは、妊娠、出産、子育てに関する各種の相談に応じ、必要な情報提供、助言、保健指導を行う。3つ目が、対象者に対する支援プランを策定する。4つ目が、保健医療または福祉の関係機関との連絡調整を行う。これらが必須業務とされております。現在、保健センターで行っております保健師による保健指導などで、支援プラン以外の業務につきましては既に実現をしております。現在のところ、相馬市では子育て世代包括支援センターを設置しておりませんが、来年度中に実現を目指して取り組んでいるところでございます。 その他の健康診断、乳幼児健診等につきましてでございますが、まず3、4か月健診、出生後の月数です。それから9、10か月児検診、1歳6か月健診、3歳児健診の各種乳幼児健診を実施しております。発育や発達の確認、疾病の早期発見及び保健指導や育児支援等を行っているところでございます。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 11番、立谷耕一君。 ◆11番(立谷耕一君) ありがとうございます。 次に移ります。 次に、高齢者福祉の推進についてでございますけれども、高齢者福祉の充実のための施策として10項目ほど、また介護保険の効率的な運用のための施策が6項目ほど今、示されたわけでございます。その中で、第7期計画で進められてきた高齢者の熱中症対策のため、平成30年7月から、途中から取り組まれてきた冷房設備購入の助成、これなのですけれども、平成30年度、質問した際には、冷房設備のない高齢者がいる市民税非課税世帯58件、そして生活保護世帯38件の96世帯のほうの実施とありましたけれども、継続して実施されていると思いますけれども、その後の経過に関しまして分かればお願いしたいと思います。 ○議長(菊地清次君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(原史朗君) 再質問にお答えいたします。 冷房機購入費助成事業、平成30年7月から事業開始をしておりますけれども、まず令和元年、平成31年の実績でございますが、交付件数は26件でございます。今年度の交付件数ですが11件でございます。平成30年からの開始の累積数で95件となっております。年々少なくはなっておるところでございますけれども、今後とも継続してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(菊地清次君) 11番、立谷耕一君。 ◆11番(立谷耕一君) 異常気象、地球温暖化ということで、今年の夏はどういうふうになるか予測はつきませんけれども、温暖化は悪い方向には進んでいるのかなと思います。熱中症が少しでも少なくなるよう、今後とも継続のほどをよろしくお願いいたします。 それでは最後に、障害者福祉の推進についてですけれども、この件に関しましては、今回の6次計画では新たに障害者理解の推進ということが強く打ち出されるものと思われます。これを契機に、障害者に対する偏見や差別のない社会の実現に近づけると思っております。 以上で質問を終わります。--------------------------------------- △延会の宣告 ○議長(菊地清次君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) ご異議なしと認めます。 よって、本日はこれにて延会することに決しました。 明日5日は午前10時から本会議を開き、本日はこれにて延会いたします。                              (午後3時56分)...