相馬市議会 > 2020-06-08 >
06月08日-01号

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  1. 相馬市議会 2020-06-08
    06月08日-01号


    取得元: 相馬市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-28
    令和 2年  6月 定例会---------------------------------------日時  令和2年6月8日場所  相馬市議事堂---------------------------------------出席議員18名)  1番  獺庭大輔君      2番  横山和雄君  3番  畑中昌子君      4番  山中宣明君  5番  門馬優子君      6番  高橋利宗君  7番  高玉良一君      8番  石橋浩人君  9番  只野敬三君     10番  浦島勇一君 11番  立谷耕一君     12番  根岸利宗君 13番  波多野広文君    14番  河内幸夫君 15番  佐藤 満君     16番  村松恵美子君 17番  杉本智美君     18番  菊地清次---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------出席した事務局職員職氏名 事務局長       佐藤栄喜君    次長兼庶務係長    谷津田吉弘君 議事係長       鈴木脩史君    主査         太田 光君---------------------------------------説明のため出席した者の職氏名 市長         立谷秀清君    教育長        福地憲司君 副市長        佐藤憲男君    総務部長       宇佐見 清君 企画政策部長     阿部勝弘君    民生部長       加藤一男君 保健福祉部長     原 史朗君    産業部長       伊東充幸君 建設部長       柏 宏樹君    総務課長       佐藤芳男君 教育部長       神戸伸一君    生涯学習部長     赤石澤珍夫君------------------------------------------------------------------------------議事日程第1号  令和2年6月8日(月)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3+陳情第1 福島県最低賃金引き上げ早期発効を求める意見書の提出を求め   |     る陳情   +請願第1 茄子小田橋早期復旧及び強靭化に関する請願         (産業建設常任委員会委員長報告・質疑・討論・採決)   +議案第42号 相馬市教育委員会委員の任命について   |議案第43号 相馬市固定資産評価審査委員会委員の選任について   |議案第44号 新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険   |       者等に対する国民健康保険税及び介護保険料の減免に関する条   |       例の制定について   |議案第45号 相馬復興市民市場条例の制定について   |議案第46号 相馬市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例につ   |       いて   |議案第47号 相馬市職員特殊勤務手当等に関する条例の一部を改正する条例   |       について   |議案第48号 相馬市税条例の一部を改正する条例について   |議案第49号 相馬市国民健康保険条例の一部を改正する条例について   |議案第50号 相馬市国民健康保険税条例等の一部を改正する条例について   |議案第51号 相馬市介護保険条例の一部を改正する条例について   |議案第52号 相馬市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改   |       正する条例について   |議案第53号 相馬市スポーツ施設条例の一部を改正する条例について 第4|議案第54号 相馬市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例につ   |       いて   |議案第55号 相馬市LVMH子どもアート・メゾン条例の一部を改正する条   |       例について   |議案第56号 相馬市地方活力向上地域における固定資産税課税免除及び不   |       均一課税に関する条例の一部を改正する条例について   |議案第57号 市道東部462号線復興道路改良その5工事変更請負契約の締   |       結について   |議案第58号 相馬市尾浜地区復興交流広場地域交流支援施設建築主体工事変   |       更請負契約の締結について   |議案第59号 市道路線の廃止について   |議案第60号 市道路線の変更について   |議案第61号 市道路線の認定について   |議案第62号 公の施設の指定管理者の指定について   |議案第63号 相馬地方広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更に伴う財   |       産処分について   |議案第64号 令和2年度相馬一般会計補正予算(第3号)   |議案第65号 令和2年度相馬国民健康保険特別会計補正予算(第1号)   +議案第66号 令和2年度相馬介護保険特別会計補正予算(第1号)           (提案理由説明) 第5 議案第67号 福島県最低賃金引き上げ早期発効を求める意見書           (提案理由説明・質疑・討論・採決)---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ--------------------------------------- △開会・開議の宣告 ○議長(菊地清次君) おはようございます。 ただいま出席議員が定足数に達しております。 これより令和2年第4回相馬市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。                             (午前10時00分)---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(菊地清次君) 本日の日程につきましては、別紙議事日程第1号をもってお手元に配付してありますので、この順序に従い議事を進めることにいたします。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(菊地清次君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定により、議会の審議に必要な説明のため、あらかじめ出席を求めた者及び委任等により出席通知があった者は、市長、教育長、副市長、総務、企画政策、民生、保健福祉、産業、建設の各部長、総務課長教育部長、生涯学習部長、以上であります。 次に、地方自治法第180条第2項の規定に基づき、専決処分の報告がありました。報告第7号から同第9号までのとおりであります。ご了承願います。 次に、地方自治法施行令第145条第1項の規定に基づく継続費繰越計算書について報告がありました。報告第10号のとおりであります。ご了承願います。 次に、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づく繰越明許費繰越計算書について報告がありました。報告第11号、同第13号及び同第14号のとおりであります。ご了承願います。 次に、地方自治法施行令第150条第3項の規定に基づく事故繰越し繰越計算書について報告がありました。報告第12号のとおりであります。ご了承願います。 次に、監査委員から、令和2年5月の例月現金出納検査結果について報告がありました。別紙写しのとおりであります。ご了承願います。 次に、第96回全国市議会議長会定期総会書面協議により行われました。定期総会議案等については、別紙印刷物のとおりであります。ご覧いただきたいと思います。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(菊地清次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において   16番 村松恵美子君    1番 獺庭大輔君    2番 横山和雄君 を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(菊地清次君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から6月24日までの17日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から6月24日までの17日間と決定いたしました。--------------------------------------- △日程第3 陳情第1及び請願第1 ○議長(菊地清次君) 次に、日程第3、陳情第1、福島県最低賃金引き上げ早期発効を求める意見書の提出を求める陳情及び請願第1、茄子小田橋早期復旧及び強靭化に関する請願、以上2件を一括議題といたします。 以上2件に関し、産業建設常任委員会委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員会委員長。     (産業建設常任委員会委員長 波多野広文君 登壇) ◆産業建設常任委員会委員長波多野広文君) 産業建設常任委員会は、去る3月9日、10日、24日及び5月1日に委員会を開催し、3月5日に本委員会に付託されました陳情1件及び3月24日に本委員会に付託されました請願1件について審査が終了いたしましたので、ご報告いたします。 初めに、陳情第1、福島県最低賃金引き上げ早期発効を求める意見書の提出を求める陳情についてご報告いたします。 委員より、県内他市の状況について調査した結果、陳情の提出があった9市のうち、全ての市において採択されているとの報告がありました。 本件に関し、質疑、討議、討論はなく、採決の結果、全員異議なく採択すべきものと決しました。 次に、請願第1、茄子小田橋早期復旧及び強靭化に関する請願についてご報告いたします。 本審査に当たり紹介議員である高玉良一議員に対し出席を求めました。 初めに、紹介議員より、山上第3行政区は川の南側の茄子小田地区と北側の遠藤地区で構成されており、現在、茄子小田橋の流出により分断されている状況にある。また、塩手山の山開きにも支障を来している。さらに、強靭化という面では、茄子小田橋は過去の水害で3回ほど流出しており、その都度迂回することとなり、不便を強いられているため、同様の災害において流出しないよう強靭化を求めるとの説明がありました。 委員より、強靭化という文言を請願書に記載した意図についてを問う質疑があり、それに対して、紹介議員より、茄子小田橋は過去に3回ほど流されている。原型復旧を行って再度災害に遭ったら、また流されることもある。復旧までに複数年かかり、その間、両地区の交流が途絶えてしまうため、より強靭化した橋をお願いしたい。また、それにより予算の削減にもつながるのではないかとの答弁がありました。 また、委員より、執行部に対し、台風等災害復旧を行っている状況の中で、予算の確保や財源等も含めて当該地区についてどのような方針で対応を検討しているのかを確認する発言がありまして、それに対し、執行部より、単に橋の構造を強くするだけではなく、再度同様の災害が起きたときに同様の被害が出ないようにという強靭化の趣旨を踏まえ、できる限り再発防止を図れるようにということで災害復旧に当たっていく。 また、財源については、国家施策として強靭化をうたっているところであり、かつ激甚災害指定ということもあるため、国から手厚く補助をいただいている状況である。そうしたことを踏まえて、いつ災害が起きてもおかしくないという状況においては、改良復旧にするのがよりよい方策かと考えているとの答弁がありました。 本件に関し、討議、討論はなく、採決の結果、全員異議なく採択すべきものと決しました。 以上で、産業建設常任委員会の報告を終了いたします。 ○議長(菊地清次君) ただいまの産業建設常任委員会委員長報告に対し、質疑を行います。 質疑の通告はありませんでした。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 陳情第1及び請願第1の以上2件については、産業建設常任委員会委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) ご異議なしと認めます。 よって、以上2件については、産業建設常任委員会委員長報告のとおり決せられました。--------------------------------------- △日程第4 議案第42号から同第66号まで ○議長(菊地清次君) 次に、日程第4、議案第42号、相馬市教育委員会委員の任命についてから同第66号、令和2年度相馬介護保険特別会計補正予算(第1号)までの以上25件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 市長。     (市長 立谷秀清君 登壇)
    ◎市長(立谷秀清君) 本日、令和2年第4回相馬市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には全員のご出席をいただきましたことに御礼を申し上げます。 ここで、諸議案の提出に先立ち、市政の経過等をご説明いたします。 初めに、新型コロナウイルス感染症への対応について申し上げます。 経済対策について申し上げますと、市は、外出自粛要請で特に影響を受けた宿泊業、飲食店、タクシー、運転代行を営んでいる事業者経営維持のため、1事業者当たり30万円を支給することといたしました。 また、そのほかの困窮状態にある事業者相馬商工会議所を通じて支援するため、相馬商工会議所にその事業費として2,600万円を交付することといたしました。 なお、具体的な支援手法については、現在、同会議所で検討中であります。 次に、医療機関等への支援について申し上げます。 市は、公立相馬総合病院を除く市内医療機関院内感染予防対策経費として1医療機関当たり20万円を支給することとし、さらに、医療、介護、福祉施設等従事者約1,700人に1人当たり100枚のマスクを配布することといたしました。 なお、経済対策及び医療機関等への支援に要する経費を本定例会に提出する一般会計補正予算に計上いたしました。 次に、国民1人当たり10万円を給付する特別定額給付金については、去る5月7日から支給を開始し、本日まで対象者の98%に当たる約3万3,800人に支給いたしております。残りの約600人、約400世帯に対し、市からのお知らせの受け取り状況と受給の意思を確認するため、申請手続の促進を兼ねた書類を郵送する予定であります。その上で、お一人お一人に電話等での確認等きめ細やかに対応し、受給の意思のない方を除いて、全員に適切に支給できるよう努めてまいる考えであります。 次に、学校教育について申し上げます。 市は、去る4月21日から、県の要請に基づき、市立幼稚園及び小・中学校臨時休業といたしました。その後、5月4日に国から示された「新型コロナウイルス感染症対策基本的対処方針」及び5月5日に県が発出した新たな要請を踏まえ、感染予防に最大限の配慮をした上で、5月11日から各学年週1度の登校日を設定し、その後、段階的に学年ごと授業時数を増やしながら、6月1日から通常の日課で教育活動を行っております。 また、小・中学校臨時休業に対する振替授業日の確保のため、本年度の夏休みを12日間短縮することといたしました。 続いて、令和元年東日本台風等災害対応について申し上げます。 初めに、被災農家への支援について申し上げます。 被災により今年の作付ができない農地を耕作する農家に対し、当該被災農地10アール当たり2万円を給付することとし、所要の経費を本定例会に提出する一般会計補正予算に計上いたしたところであります。 次に、災害廃棄物処理の進捗について申し上げます。 市がこれまでに処理した災害廃棄物は、廃畳約112トン、エアコン、冷蔵庫等家電リサイクル法に基づく家電4品目に分類される家電製品が3,278台、それ以外の家電製品が約71トン、稲わら約135トン、金属くず約62トン、木くず約277トン、廃油、タイヤ、消火器、バッテリーが約54トン、乾電池、蛍光管等危険物が約1トンであります。 また、可燃物については、環境省が浪江町に設置している仮設焼却施設で焼却できることとなったことから、市は、同施設に隣接する浪江町の町有地を無償でお借りし、現在、移送する可燃物の仮置場として造成工事を行っております。あわせて、大野台での集積所での廃棄物の破砕と金属類の選別作業を行い、7月中に焼却処理に着手できるよう準備を進めております。 続いて、放射能対策について申し上げます。 初めに、個人積算線量計による外部被曝測定について申し上げます。 令和元年度に測定した620人の解析が完了し、その結果、年間追加被曝線量が0.6ミリシーベルトを超えると推定される方はおりませんでした。 なお、今年度も測定を継続いたします。 次に、外部・内部被曝線量測定の結果表について申し上げます。 市は、昨年度に外部被曝線量測定または内部被曝線量測定を行った3,542人に対し、平成23年度から令和元年度分までの測定結果をまとめた外部・内部被曝線量測定の結果表を送付いたしました。結果表は、福島第一原発事故により市民に放射線による健康への影響がないことを示すものであり、市民が根拠のない思い込みや偏見で差別を受けないため、特に女性が安心して結婚や出産をするための言わばお守りにしていただきたいと考えております。 次に、市内空間放射線量測定について申し上げます。 市は、平成23年度から毎年実施している市内500メートルメッシュによる空間放射線量測定調査を去る4月20日から5月8日まで実施いたしました。調査の結果、土面518か所の平均線量は1時間当たり0.12マイクロシーベルト、舗装面459か所の平均線量は1時間当たり0.09マイクロシーベルトと極めて低い数値であり、市民の健康に影響を及ぼす可能性はございません。 なお、詳細な結果は、広報紙ホームページ等に掲載するとともに、チラシを全世帯に配布し、市内の線量が低減していることを周知いたします。 続いて、災害対策について申し上げます。 初めに、津波、洪水ハザードマップについて申し上げます。 市は、昨年度、県が公表した浸水想定区域図を基に、津波ハザードマップと宇多川及び小泉川の洪水ハザードマップを作成し、市内の全世帯に配布いたしました。両ハザードマップには、避難場所、想定される浸水の区域や深さなどを表記し、さらに洪水ハザードマップには、令和元年東日本台風と台風21号による住宅の浸水区域河川堤防の破堤、欠損箇所も表記しております。 次に、防災行政無線内容確認電話サービス向上について申し上げます。 令和元年東日本台風と台風21号の際、内容確認電話への問合せが集中し、つながりにくいという事態が発生いたしました。市は、この事態を解消するため、本年4月から、複数回線からの問合せに対応可能な新たな電話番号の運用を開始いたしました。 なお、新たな電話番号は、広報紙ホームページ等を通して市民への周知を重ねてまいります。 続いて、第2期相馬市地方創生総合戦略の策定について申し上げます。 市は、平成27年度に第1期相馬市地方創生総合戦略を策定し、各種施策に取り組んでまいりました。今後も地方創生に資する取組を強化、継続する必要があることから、令和2年度から令和6年度までの5か年を計画期間とする第2期相馬市地方創生総合戦略を本年5月に策定いたしたところであります。本市が将来的に安定した発展を続けることができるよう各種施策に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、令和2年度重点施策実行計画の策定について申し上げます。 市は、相馬市総合計画「相馬市マスタープラン2017」から、本年度特に重点的に取り組む令和2年度重点施策実行計画を策定いたしました。今後、同計画に示した60の重点施策を基に、本年度の行政経営システム業務目標外部評価対象事業を設定し、PDCAサイクルにのっとり事業を推進してまいります。 続いて、観光関連について申し上げます。 初めに、原釜尾浜海水浴場について申し上げます。 去る6月1日に開催された原釜尾浜海水浴場対策協議会で、来る7月18日から8月23日までの間、原釜尾浜海水浴場を開設することが決定されました。同協議会は、感染防止策として、来場者に対しソーシャルディスタンスを確保するよう放送や看板で注意喚起し、来場者が多くなり密集の危険性が出た場合には、入場制限などを行うことといたしております。 なお、同海水浴場に整備を進めているビーチバレーボール場は、順調に工事が進捗し、7月18日から供用を開始する予定であり、関連する条例を本定例会に提案いたします。 次に、相馬野馬追について申し上げます。 本年の相馬野馬追については、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、規模を大幅に縮小し、参加者を最小限の人数にとどめ、無観客で実施することが相馬野馬追執行委員会で決定されました。本市で行われる行事は、7月25日、相馬中村神社内での出陣の儀とお繰り出しであります。 続いて、国勢調査について申し上げます。 市は、去る5月15日、副市長を本部長とする国勢調査相馬実施本部を設置いたしました。今後、相馬市統計調査員のご協力をいただきながら準備を進めてまいります。 続いて、提出議案についてご説明いたします。 議案第42号、相馬市教育委員会委員の任命については、同委員6名のうち、関根進氏が本年6月30日で任期満了となるため、引き続き同氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 議案第43号、相馬市固定資産評価審査委員会委員の選任については、同委員9名のうち、鎌田重昭氏が本年6月28日で任期満了となるため、引き続き同氏を選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 議案第44号、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に対する国民健康保険税及び介護保険料の減免に関する条例の制定については、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により収入が大きく減少した方等に対し、国民健康保険税介護保険料を減免するため条例を制定するもので、公布の日から施行するものであります。 議案第45号、相馬復興市民市場条例の制定については、東日本大震災からの復興及び風評被害払拭等を図るため、相馬復興市民市場を設置することに伴い条例を制定するもので、公布の日から施行するものであります。 議案第46号、相馬市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例については、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の一部改正に伴い、文言の整理を行うため改正するもので、公布の日から施行するものであります。 議案第47号、相馬市職員特殊勤務手当等に関する条例の一部を改正する条例については、人事院規則に準じて、新型コロナウイルス感染症に係る勤務に従事する職員について特殊勤務手当を支給するため改正するもので、公布の日から施行し、本年4月8日から適用するものであります。 議案第48号、相馬市税条例の一部を改正する条例については、地方税法の一部改正に伴い、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響を受ける方等に対し、軽自動車税環境性能割軽減措置住宅建設が遅延した場合の住宅借入金等特別税額控除の適用の延長、市税の徴収猶予要件緩和等を行うため改正するもので、公布の日等から施行するものであります。 議案第49号、相馬市国民健康保険条例の一部を改正する条例については、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応に伴い、感染症によって勤務できなくなった被保険者等に対し、感染前の収入に応じた傷病手当金を支給するため改正するもので、公布の日から施行するものであります。 議案第50号、相馬市国民健康保険税条例等の一部を改正する条例については、保険給付費の増加等に対応するため、国民健康保険税、後期高齢者支援金等課税並びに介護納付金課税に関する所得割額、資産割額、均等割額及び平等割額のそれぞれの算定割合を改めるもので、公布の日から施行し、令和2年度以後の年度分の国民健康保険税について適用するものであります。 議案第51号、相馬市介護保険条例の一部を改正する条例については、介護保険法施行令の一部改正に伴い、第1号被保険者のうち、収入の段階が1段階から3段階までの方への軽減措置を拡大するため改正するもので、公布の日から施行し、本年4月1日から適用するものであります。 議案第52号、相馬市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例については、市が出資して設立した相馬市民市場株式会社へ市職員を派遣する等のため改正するもので、公布の日から施行するものであります。 議案第53号、相馬市スポーツ施設条例の一部を改正する条例については、本年7月18日の相馬市尾浜ビーチバレーボール場の供用開始に伴い、当該施設の利用料金を無料と定める等のため改正するもので、同日から施行するものであります。 議案第54号、相馬市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例については、福島県後期高齢者医療広域連合条例の一部改正に伴い、当該広域連合が実施する新型コロナウイルス感染症により勤務できなくなった被保険者等への傷病手当金の支給について、市が申請受付を行うため改正するもので、公布の日から施行するものであります。 議案第55号、相馬市LVMH子どもアート・メゾン条例の一部を改正する条例については、相馬市LVMH子どもアート・メゾンについて、子供から高齢者まで幅広い年齢層が利用している現状を踏まえ、設置目的を生涯学習センターとするため改正するもので、公布の日から施行するものであります。 議案第56号、相馬市地方活力向上地域における固定資産税課税免除及び不均一課税に関する条例の一部を改正する条例については、地域再生法第17条の6の地方公共団体等を定める省令の一部改正に伴い、地方活力向上地域等特定業務施設整備計画の認定期間が令和4年3月31日まで2年間延長されたことから、当該認定を受けた場合の固定資産税課税免除等の適用期限を2年間延長するため改正するもので、公布の日から施行し、本年4月1日から適用するものであります。 議案第57号、市道東部462号線復興道路改良その5工事変更請負契約の締結については、令和元年東日本台風により、その復旧業務が優先されたことで、本工事の作業員の確保等が困難となったため、工期を本年11月30日まで延長する変更請負契約を小野中村・アイワビルド・小野内工務店特定建設工事共同企業体と締結するものであります。 議案第58号、相馬市尾浜地区復興交流広場地域交流支援施設建築主体工事変更請負契約の締結については、地盤改良工事の実績変更及び雨どいの仕様変更を行うため、276万1,000円を増額し、変更後の契約額を1億9,229万1,000円とするとともに、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響による資材調達の遅れのため、工期を本年9月30日まで延長する変更請負契約をアイワビルド株式会社と締結するものであります。 議案第59号、市道路線の廃止については、防災緑地の整備等に伴う市道53路線の廃止について、道路法第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案第60号、市道路線の変更については、海岸防災林の整備等に伴う市道2路線の変更について、道路法第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案第61号、市道路線の認定については、開発行為等に伴う市道11路線の認定について、道路法第8条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案第62号、公の施設の指定管理者の指定については、相馬復興市民市場指定管理者として相馬市民市場株式会社を指定いたしたく、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案第63号、相馬地方広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更に伴う財産処分については、相馬地方広域市町村圏組合から旧相馬地方食肉センターの財産を南相馬市に承継させることについて、地方自治法第289条の規定に基づく共同処理する事務の変更に伴う財産処分の協議があったため、議会の議決を求めるものであります。 議案第64号、令和2年度相馬一般会計補正予算(第3号)は、新型コロナウイルス感染症対策に関する経費及び農業水利施設維持管理経費等の増額等に伴うもので、3億7,720万6,000円を増額し、補正後の予算総額は246億3,727万9,000円となります。 議案第65号、令和2年度相馬国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金の支給及び国民健康保険税の算定に伴うもので、240万円を増額し、補正後の予算総額は38億5,840万円となります。 議案第66号、令和2年度相馬介護保険特別会計補正予算(第1号)は、低所得者保険料軽減事業の変更に伴うもので、予算総額の変更はございません。 以上、提出議案についてご説明申し上げましたが、慎重ご審議の上、適切なるご議決をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。--------------------------------------- △日程第5 議案第67号 ○議長(菊地清次君) 次に、日程第5、議案第67号、福島県最低賃金引き上げ早期発効を求める意見書を議題といたします。 産業建設常任委員会委員長から提案理由の説明を求めます。 産業建設常任委員会委員長。     (産業建設常任委員会委員長 波多野広文君 登壇) ◆産業建設常任委員会委員長波多野広文君) ただいま議題とされました議案第67号、福島県最低賃金引き上げ早期発効を求める意見書について、提案理由の説明を申し上げます。 最低賃金の引上げについては、政府が決定した経済財政運営と改革の基本方針に沿って、「より早期に全国加重平均1,000円になることを目指す」との目標が掲げられています。 福島県の復興を促進させる上でも、最低賃金の引上げにより一定水準の賃金が確保されることは、県内の労働力の確保や若年層を中心とした労働人口の県外流出に歯止めをかける上で非常に重要なこととなります。 以上のことから、関係機関に対し、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。 なお、意見書案文につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、議員各位のご理解とご賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(菊地清次君) これより議案第67号に関し質疑を行います。 質疑の通告はありませんでした。 これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第67号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会に付託はしないことにいたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第67号については、原案のとおり決するにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第67号については、原案のとおり決せられました。 お諮りいたします。ただいま意見書が議決されましたが、字句その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菊地清次君) ご異議なしと認めます。 よって、字句その他の整理は、議長に委任することに決しました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(菊地清次君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 明9日及び10日の2日間は休会といたします。 来る11日は午前10時から本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。                             (午前10時45分)...