相馬市議会 > 2009-12-08 >
12月08日-04号

ツイート シェア
  1. 相馬市議会 2009-12-08
    12月08日-04号


    取得元: 相馬市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-28
    平成21年 12月 定例会---------------------------------------日時  平成21年12月8日場所  相馬議事堂---------------------------------------出席議員(20名)  1番  石橋浩人君      2番  小泉正人君  3番  菊地清次君      5番  荒川五郎君  6番  米山光喜君      7番  佐藤建雄君  8番  只野敬三君      9番  浦島勇一君 10番  植村恵治君     11番  荒 秀一君 12番  熊倉一巳君     13番  根岸利宗君 14番  立谷耕一君     15番  立谷幸雄君 16番  河内幸夫君     17番  伊東和幸君 18番  村松恵美子君    19番  草刈敬三君 20番  佐藤 満君     21番  波多野広文---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------出席した事務局職員職氏名 事務局長       渡辺良行君    主幹・次長兼庶務係長 野坂隆男君 議事係長       渡邉 学君    主査         中塚綱紀---------------------------------------説明のため出席した者の職氏名 市長         立谷秀清君    教育委員長      小畑強子君 副市長        滝内正博君    総務部長       佐藤憲男君 企画政策部長     菊池邦啓君    民生部長       菊地利宗君 保健福祉部長     佐藤一弘君    産業部長       田中孝治君 建設部長       小山健一君    総務課長       星  光君 教育長        植田 守君    教育部長       漆山利博君 生涯学習部長     鈴木 裕君------------------------------------------------------------------------------議事日程第4号  平成21年12月8日(火)午前10時開議 第1 発言取り消し申し出について 第2 請願第4 「JR不採用事件早期解決に向けた請願         (総務常任委員会委員長報告質疑・討論・採決) 第3 議案第67号 相馬児童館条例の一部を改正する条例について           (文教厚生常任委員会委員長報告質疑・討論・採決) 第4 議案第66号 相馬労働福祉会館条例を廃止する条例について           (産業建設常任委員会委員長報告質疑・討論・採決)   +議案第68号 平成21年度相馬一般会計補正予算(第5号)   |議案第69号 平成21年度相馬国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   |議案第70号 平成21年度相馬後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 第5|議案第71号 平成21年度相馬介護保険特別会計補正予算(第2号)   |議案第72号 平成21年度相馬公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)   |議案第73号 平成21年度相馬農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)   +議案第74号 平成21年度相馬光陽地区造成事業特別会計補正予算(第2号)           (予算決算常任委員会委員長報告質疑・討論・採決) 第6 議案第75号 「JR不採用事件早期解決に向けた意見書           (提案理由説明質疑・討論・採決) 第7 閉会中の継続審査について     所管事務の調査について(総務常任委員会)     所管事務の調査について(文教厚生常任委員会)     所管事務の調査について(産業建設常任委員会)     所管事務の調査について(議会運営委員会---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長波多野広文君) おはようございます。 ただいま出席議員が定足数に達しております。 これより直ちに本日の会議を開きます。                             (午前10時00分)---------------------------------------議事日程報告議長波多野広文君) 本日の日程につきましては、別紙議事日程第4号をもってお手元に配付してありますので、この順序に従い議事を進めることにいたします。--------------------------------------- △市長の発言申し出(11月27日一般質問に対する調査結果の報告) ○議長波多野広文君) 日程に先立ち、ここで市長より11月27日の会議における浦島勇一君の、相馬港における公害防止と二次被害対策についての一般質問発言に対し、調査の結果を報告したい旨の申し出がありますので、これを許可します。 市長。         (市長 立谷秀清君 登壇) ◎市長(立谷秀清君) 去る11月27日の一般質問において、9番、浦島勇一議員からご指摘のありました、相馬港における漁業資源への被害実態についての調査結果をご報告いたします。 -------------------------------県及び関係者に対し調査を行ったところ、そのような事実はなく、したがって議員のご指摘するところの、豊かな漁業資源に対する二次被害の事実はなかったことをご報告申し上げます。---------------------------------------日程第1 発言取り消し申し出について ○議長波多野広文君) 日程第1、発言取り消し申し出についてを議題といたします。 浦島勇一君から、11月27日の会議における発言について、発言申し出がありますので、これを許可することにご異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) ご異議なしと認めます。 よって、浦島勇一君の発言を許可します。 9番、浦島勇一君。         (9番 浦島勇一君 登壇) ◆9番(浦島勇一君) おはようございます。 9番、浦島勇一であります。 11月27日の一般質問で、相馬港における公害防止と二次被害対策について質問いたしました。 相馬港内野積みをされている貨物あるいは荷役時における公害防止漁業資源に与える二次被害を懸念するものであります。 日々の議員活動における調査権あるいは発言権に基づく内容であり、議会人として、本市の発展に不利益なる行動、そして発言は本意ではありません。しかしながら、本事案における私の発言の一部に不適切な発言があったことを、深くお詫びを申し上げます。 よって、会議規則第64条の規定により、その私の発言の一部の取り消しをお願いするものであります。なお、取り消し部分につきましては、議長に一任いたします。 以上です。 ○議長波多野広文君) お諮りいたします。 会議規則第64条の規定により、この発言の一部取り消しを許可することにご異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) ご異議なしと認めます。 よって、浦島勇一君からの発言の一部取り消しを許可することに決定しました。---------------------------------------日程第2 請願第4について ○議長波多野広文君) 次に、日程第2、請願第4を議題といたします。 本件に関し、総務常任委員会委員長報告を求めます。 総務常任委員会委員長。         (総務常任委員会委員長 小泉正人君 登壇) ◆総務常任委員会委員長小泉正人君) おはようございます。 総務常任委員会報告を申し上げます。 去る11月26日の本会議におきまして、総務常任委員会に付託されました請願1件について、審査のため、去る11月30日から12月1日までの2日間委員会を開催し、慎重に審査した結果、終了いたしましたのでご報告申し上げます。 請願第4、「JR不採用事件早期解決に向けた請願。本件については、国鉄がJRに移行して23年目を迎えておりますが、その移行の際、7,628名の国鉄職員が新会社に採用されず国鉄清算事業団に配置され、1990年には1,047名が2度目の解雇をされました。このことに対し、国鉄労働組合及び組合員、家族は一日も早い解決を求めていることから、政府においては、ILO条約批准国として、ILO勧告に基づき、問題解決に関するすべての当事者話し合いを開始し、解決を図るよう求めている内容であります。 本件に関し、委員より、請願の内容は、全員の採用、給料の補てんということに踏み込んだものではなく、ILOが「人道的精神に基づき、すべての関係当事者が解決に向けての話し合いを推進するように勧める」と勧告しているように、この請願趣旨は、テーブルについて話し合いを持ちなさいという請願と受けとめてよいのかという質疑がありました。 これに対しましては、紹介議員より、請願の趣旨は、人道的見地から話し合いの場についてほしいということが基本的な趣旨であるとの答弁がありました。 討論では、委員より、請願事項については足りない部分があると思うが、全体的な合意をとるためには、この内容でおかしくないと理解する。国の政策で、分割民営化の中で起きたことなので、国の責任で救済していくのは当たり前であり、この請願には賛成するという討論がありました。 本件に関しましては、請願の趣旨を了とし、全員異議なく採択すべきものと決しました。 以上、ご報告を申し上げます。 ○議長波多野広文君) ただいまの総務常任委員会委員長報告に対し、質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 請願第4については、総務常任委員会委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    議長波多野広文君) ご異議なしと認めます。 よって、請願第4については、総務常任委員会委員長報告のとおり決せられました。---------------------------------------日程第3 議案第67号について ○議長波多野広文君) 次に、日程第3、議案第67号を議題といたします。 本件に関し、文教厚生常任委員会委員長報告を求めます。 文教厚生常任委員会委員長。         (文教厚生常任委員会委員長 米山光喜君 登壇) ◆文教厚生常任委員会委員長米山光喜君) おはようございます。 文教厚生常任委員会のご報告を申し上げます。 去る11月26日の本会議におきまして、当文教厚生常任委員会に付託されました議案1件について、去る11月30日に委員会を開催し審査した結果、終了いたしましたので、ご報告を申し上げます。 議案第67号、相馬児童館条例の一部を改正する条例について、本件は、来年4月1日より労働福祉会館を川原町児童センターとし、住所を中村字川原町11番地の2から同65番地の1に改めるものであります。 川原町児童センターは、川原町11番地の2の民間施設を借用し実施しておりましたが、危険な箇所が発覚したため、その部分の修理を家主に依頼しました。しかし、対応が困難ということで、子どもたちの安全を考慮し、労働福祉会館で暫定的に実施してまいりました。 その間、代替施設を検討した結果、労働福祉会館児童センターとして使用することが最善という結論に達したと説明がありました。 質疑の主なものについて報告を申し上げます。 建物全体が児童センターになるということだが、現在使用している2つの団体の移転先はどのようになるのかという質疑がありました。 これに対して、施設全部を川原町児童センターと位置づけるが、現在賃借している団体が出ていくという意思表示がない限り、目的外使用という形で許可していくと答弁がありました。 また、現地調査を実施した際、現場のほうからトイレの改善と手洗い場の不足について困っているという話があったが、これは今後どのように考えているのかという質疑がありました。 これに対して、施設整備については、原則なるべく行わないで今のまま利用しようと考えているが、トイレについては子ども施設に大人の便器が入っているということから、便器の交換で済むのであれば、来年度あたり対応していきたいと考えている。ただし、児童センターになったのだから、中の施設全部を子ども用にするという考えはないので、随時必要なものから対応していきたいとの答弁がありました。 本件に関し、討論はなく、採決の結果、内容適切なるものと認め、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決せられました。 以上、ご報告を終わります。 ○議長波多野広文君) ただいまの文教厚生常任委員会委員長報告に対し、質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) ないようでありますので、これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第67号については、文教厚生常任委員会委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第67号については、文教厚生常任委員会委員長報告のとおり決せられました。---------------------------------------日程第4 議案第66号について ○議長波多野広文君) 次に、日程第4、議案第66号を議題といたします。 本件に関し、産業建設常任委員会委員長報告を求めます。 産業建設常任委員会委員長。         (産業建設常任委員会委員長 熊倉一巳君 登壇) ◆産業建設常任委員会委員長熊倉一巳君) おはようございます。 産業建設常任委員会のご報告を申し上げます。 去る11月26日の本会議におきまして、当産業建設常任委員会に付託されました議案第66号につきまして、11月30日及び12月1日に委員会を開催し慎重に審査した結果、終了いたしましたので、ご報告申し上げます。 議案第66号、相馬労働福祉会館条例を廃止する条例について、審査結果をご報告いたします。 提案理由として、当該施設駐車場が狭いなどの理由で稼働率が減少しており、平成19年度の当該施設稼働率は平均12.1%で3割を下回っている。さらに、本来の目的である労働団体の利用よりは、地元の行政区や一般の利用者などが多くなってきている。また、昨年11月4日から、施設の一部を児童センターに貸している状況にあり、児童センターは共稼ぎの労働者のための施設という意味合いを持っている。 以上のようなことから、今後、児童センターとして施設有効利用を図るため、当該条例を廃止するものとの執行部の説明がありました。 この議案についての主な質疑をご報告いたします。 廃館後の机やいすなどの設備はどのようにするのかとの質疑では、現在も児童センターや入居している事務所などで一部利用していることもあり、廃館後もそのまま有効利用しようと考えているとの答弁でした。 児童センターは土日が休みと理解しているが、その際には大会議室や中会議室などは利用できないのかという質疑では、入居している事務室については利用可能だが、会議室などは利用できないとの答弁でした。 今、事務所として利用している団体はどこかとの質疑では、相馬建設業組合自治労浜総支部であるとの答弁でした。 さらに、これらの団体はいつまで利用を継続するのかという質疑では、自治労浜総支部においては、来年の3月末でいわき市に移転するとの報告を受けている。相馬建設業組合施設がある限り利用を継続できるとの答弁でした。 本件に関し、討論はなく、採決の結果、内容適切なるものと認め、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決せられました。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長波多野広文君) ただいまの産業建設常任委員会委員長報告に対し、質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第66号については、産業建設常任委員会委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第66号については、産業建設常任委員会委員長報告のとおり決せられました。---------------------------------------日程第5 議案第68号から同第74号について ○議長波多野広文君) 次に、日程第5、議案第68号から同第74号までの以上7件を一括議題といたします。 本件に関し、予算決算常任委員会委員長報告を求めます。 予算決算常任委員会委員長。         (予算決算常任委員会委員長 植村恵治君 登壇) ◆予算決算常任委員会委員長植村恵治君) おはようございます。 予算決算常任委員会のご報告を申し上げます。 去る11月26日の本会議におきまして、当予算決算常任委員会に付託されました議案7件について、審査のため委員会を開催し慎重に審査した結果、終了いたしましたので、ご報告申し上げます。 初めに、議案について申し上げます。 議案第68号、平成21年度相馬一般会計補正予算(第5号)、議案第69号、平成21年度相馬国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第70号、平成21年度相馬後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第71号、平成21年度相馬介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第72号、平成21年度相馬公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第73号、平成21年度相馬農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、議案第74号、平成21年度相馬光陽地区造成事業特別会計補正予算(第2号)、以上7件に関しましては、去る11月30日に委員会を開催し、総務分科会文教厚生分科会産業建設分科会を設置し、同日及び12月1日の2日間審査を行いました。審査の経過につきましては、12月3日に開会した委員会において、各分科会長より報告がありましたので、報告のあった質疑の主なものについて、ご報告申し上げます。 初めに、議案第68号について申し上げます。 初めに、総務分科会では、防災費の中において260万円の工事請負費について、委員から、具体的にはどういった災害情報の内容が送信されるのか。また、本市で活用している生活安心緊急情報システムとのリンクは、どのようにされていくのかという質疑がありました。 これに対して、消防庁から伝達される緊急情報は大きく分けて7つほどあり、1つは有事情報として弾道ミサイル情報2つ目が大津波警報津波警報3つ目緊急地震速報、いわゆるテレビで流れる前の情報を消防庁のほうから自治体に事前に流してもらうもの。4つ目津波注意報5つ目地震速報6つ目が各気象警報大雨洪水等気象警報、最後に噴火警報噴火予報の7つの緊急情報がある。 また、生活安心緊急情報システムとのリンクの方法については、この情報は通常よりも早く伝達されるので、登録していただいている方、関係する団体、関係機関等に瞬時に、この情報を随時、迅速かつ的確に伝達したいと考えているとの答弁があったとの報告がありました。 次に、文教厚生分科会では、社会福祉費補助金地域介護福祉費空間整備交付金2,026万5,000円について、相双漁協に異世代交流施設をつくるという説明だが、もう少し詳しい内容を聞かせてほしいと質疑があり、これに対し、場所は現在増築している市場の北側、大きさは84.36平米の予定で、木造平屋建て施設の目的は、市場で働く約500名の方の休息と、高齢者等の見守り、子育てなどに活用していただくためです。トイレ休憩室、交流のための広間を予定していますとの答弁があったとの報告がありました。 次に、産業建設分科会では、橋梁維持費補正額2,334万円の工事請負費山上茄子小田橋橋梁補修工事について質疑がありました。地区住民から迂回路についての質問を受けたが、どのような地区説明会をしたのかとの質疑では、地区説明会ではなくチラシにより区長を通して、地区や関連公共機関に周知した。橋なので、迂回路はないということで、田んぼの所有者などに区長を通して了解を得たとの連絡があるとの答弁でした。さらに、地区住民からの話で、橋梁工事のため、車両では坂道が多い道をかなり遠回りしなければならないが、その場合、道路への降雪や凍結が問題になる。その際に、除雪や凍結防止の作業をしてもらえるのかとの質疑では、融雪剤や砂等を準備して管理していくとの答弁があったとの報告がありました。 次に、議案第69号について申し上げます。 文教厚生分科会長からは、平成21年度相馬国民健康保険特別会計補正予算(第3号)については、歳入は人件費の減により一般会計からの繰り入れを減額、歳出についても同じく人件費の減によるものとの説明があり、委員から人件費該当職員数について質疑があり、7名であるとの答弁があったとの報告がありました。 次に、議案第70号及び同第71号については、文教厚生分科会長からは、質疑はなかったとの報告がありました。 次に、議案第72号について申し上げます。 産業建設分科会長からは、公共下水道債について質疑があり、あとどのくらい公共下水道債が残っているかとの質疑があり、全体で約120億円であるとの答弁がありました。さらに、毎年どのくらい返済しているのかとの質疑では、元金と利子を合わせて約10億円であるとの答弁があったとの報告がありました。 次に、議案第73号については、産業建設分科会長から、質疑はなかったとの報告がありました。 次に、議案第74号について申し上げます。 文教厚生分科会長から歳出の管理運営費需用費1,260万円は、石炭灰埋め立て処分量の増加に伴い、飛散防止のための防塵ネットを購入する費用であると報告がありました。委員から、ここ何年か予定よりも多く埋め立てしているが、あと何年間ぐらい埋め立てられると計画しているのか。また、毎年ふえることにより埋め立て期間がどれくらい短縮されるのかという質疑があり、これに対し、平成20年度は15万トンの見込みに対し22万トン、平成19年度は15万トンの見込みに対し15万6,000トンで、ここ2年は伸びている。将来的には、このまま行けば埋め立て期間は短くなるが、相馬共同火力発電株式会社との話の中では、毎回ふえるわけではないということを確認している。契約では、年間10万トンから15万トンということで、予算は中間をとって12万トンを計上している。今回はたまたま12万トンを超す見込みになっているだけで、将来的にふえていくという計画ではない。毎年10万トンから15万トンの埋め立てで、34年か35年の埋め立て計画になっていて、その後の管理で二十数年の計画になっているとの答弁があったと報告がありました。 以上、7件に関して、本委員会での質疑、討論はなく、採決の結果、内容適切なるものと認め、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決せられました。 以上、ご報告を申し上げます。 ○議長波多野広文君) ただいまの予算決算常任委員会委員長報告に対し、質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第68号から同第74号までの以上7件については、予算決算常任委員会委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) ご異議なしと認めます。 よって、以上7件については、予算決算常任委員会委員長報告のとおり決せられました。---------------------------------------日程第6 議案第75号について ○議長波多野広文君) 次に、日程第6、議案第75号、「JR不採用事件早期解決に向けた意見書についてを議題といたします。 総務常任委員会委員長から提案理由の説明を求めます。 総務常任委員会委員長。         (総務常任委員会委員長 小泉正人君 登壇) ◆総務常任委員会委員長小泉正人君) ただいま議題とされました議案第75号、「JR不採用事件早期解決に向けた意見書について、提案理由の説明を申し上げます。 国鉄がJRに移行して23年目を迎えました。その移行の際、1987年4月1日、7,628名の国鉄職員が新会社に採用されず、国鉄清算事業団に配置され、1990年には1,047名が2度目の解雇をされました。 1986年11月、日本政府は国鉄改革法の国会審議で、解雇問題として「一人も路頭に迷わせない(中曽根総理大臣)」、採用問題に関して「所属組合による選別はあってはならない(橋本運輸大臣)」との国会答弁がされています。 2006年11月、ILO(国際労働機関理事会)は、日本政府に対し、7度目の勧告を示し「人道的精神に基づき、すべての関係当事者が解決に向けて話し合いを推進するよう勧める」と勧告しています。 国鉄労働組合及び組合員、家族は一日も早い解決を求めており、人道的見地からも、これ以上の紛争の長期化は避けるべきです。 以上のことから、政府においてはILO条約批准国として、ILO勧告を真摯に受けとめ、問題解決に関するすべての当事者との話し合いを開始し、解決を図るよう強く要請するものです。 なお、意見書案文につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、議員各位のご理解とご賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長波多野広文君) 本件に関し、質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第75号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会に付託をしないことにいたします。 これより討論に入ります。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第75号については、原案のとおり決するにご異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第75号については、原案のとおり決せられました。 お諮りいたします。 ただいま意見書が議決されましたが、字句その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。 これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) ご異議なしと認めます。 よって、字句その他の整理は議長に委任することに決しました。---------------------------------------日程第7 閉会中の継続審査について ○議長波多野広文君) 次に、日程第7、閉会中の継続審査についてを議題といたします。 各常任委員会及び議会運営委員会委員長から会議規則第103条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査申し出があります。 お諮りいたします。 本件につきましては、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長波多野広文君) ご異議なしと認めます。 よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長波多野広文君) 以上で提出された案件は全部終了いたしました。 ここで、市長よりごあいさつをいただきます。 市長。         (市長 立谷秀清君 登壇) ◎市長(立谷秀清君) 平成21年第8回相馬市議会定例会の閉会に当たり、ごあいさつを申し上げます。 議員各位には、本議会全般において積極的かつ慎重なるご審議の上、執行部として提出いたしました全議案に対しまして、適切なるご議決をいただきましたことに感謝を申し上げます。 ここで、議員各位にご報告いたします。 去る11月30日、税関機能を有し、IHI相馬工場の物流拠点として建設された、IHI相馬ロジスティックセンターの竣工式がとり行われました。同センターの整備により相馬工場の物流機能が強化され、同工場の生産拡大につながるものと期待されております。 また、去る12月3日、相馬港ミニセミナーが開催されました。当日は、伊達市保原町工業団地懇話会会員の11社が参加し、相馬港の現地視察、説明とポートセールスを行ったところであります。今後もこのようなミニセミナー等を開催し、相馬港の取り扱い貨物量の増加につなげてまいりたいと考えております。 結びに、議員各位におかれましては、市政における諸課題が山積する中、今後とも議員活動にご精励いただきますようお願い申し上げ、本定例会の閉会のごあいさつといたします。 本日はまことにありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長波多野広文君) これをもって、平成21年第8回相馬市議会定例会を閉会いたします。                             (午前10時35分)地方自治法第123条第2項の規定により署名する。      相馬市議会議長  波多野広文      相馬市議会副議長 佐藤 満      相馬市議会議員  立谷耕一      相馬市議会議員  立谷幸雄      相馬市議会議員  河内幸夫...