喜多方市議会 2020-09-11
令和2年第6回定例会(6日目) 本文 開催日:2020年09月11日
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 午前10時00分 開議
◯議長(齋藤勘一郎君) 皆様、おはようございます。
五十嵐保健課長より遅参の願い出がありましたので、これを許しました。
出席議員は定足数に達しております。
これより本日の会議を開きます。
本日の会議は、議事日程第6号により進めます。
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日程第1 議案第111号 令和2年度喜多方市
一般会計補正予算(第9号)
◯議長(齋藤勘一郎君) 日程第1、議案第111号 令和2年度喜多方市
一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。
当局の説明を求めます。
高畑総務部参事兼財政課長。
◯総務部参事兼財政課長(高畑圭一君) おはようございます。
議案第111号 令和2年度喜多方市
一般会計補正予算(第9号)につきましてご説明を申し上げますので、
一般会計補正予算書の3ページをお開き願います。
第1条 既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億4,475万5,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ324億9,460万6,000円とするものであります。
第2項 「第1表
歳入歳出予算補正」につきましては、
事項別明細書によりご説明いたします。
第2条 「第2表 地方債補正」につきましては、後ほどご説明をいたします。
歳出よりご説明いたしますので、42ページをお開き願います。
(以下、予算に関する説明書により説明した)
以上で説明を終わります。
◯議長(齋藤勘一郎君) これより質疑に入ります。ご質疑ございませんか。
6番、小島雄一君。
◯6番(小島雄一君) それでは、私から2点お伺いいたします。
予算書73ページ、農業総務費の
農業委員会選考委員会委員経費でございますが、補正ということで僅かの額ではありますけれども、3年前に制度が変わりまして、あのときにさんざん討論したわけでございますが、あれから3年があっという間にたったのだなという思いでございますけれども、あのときに出ました課題等がございますので、その点も含めてお伺いいたします。
まず、選考のスケジュールがどうなっているのかということと、それから、基本的に手挙げ方式に変わったわけです。やりたいと思う人が自分で申し込むという方向でありましたけれども、農業委員の仕事の公的な部分、本市の農地を守ったり、あるいは開発の許可を出したりとか、そういう公的な部分があるわけですから、個人的な希望だけではなく、地域の代表としての側面を持つ必要があることから、そういう選考方法を考える必要があるのではないかということで、当時質問をいたしました。その点に対しては、研究するという答弁であったかと記憶しておりますが、そういう点が今回はどうなっているのかをお伺いいたします。
もう一点でございますが、93ページです。
社会教育総務費でございます。喜多方の将棋の大会が中止になってしまって非常に残念でございますが、その後、以前お伺いした以降、この次の開催がどうなるのか、また、来年なり、再来年なり、そういう形でできるようにするということでありました。それがどのようになっているのか2点お伺いいたします。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
大堀産業部参事兼
農業振興課長。
◯産業部参事兼
農業振興課長(大堀邦英君) 予算書72ページ、
農業委員会選考委員会の経費等につきましてお答えいたします。
まず、ご質疑の選考のスケジュールでございますが、今現在、
農業委員候補者の公募を9月1日から9月30日、1か月間公募することとしております。その後、新たな
農業委員選考委員会を組織いたしまして、11月16日以降に選考会を開始いたしまして、選考した後、12月議会におきまして農業委員の候補者の同意を得ると。その後、令和3年1月15日以降に農業委員の任命を行うというスケジュールとなっております。
農業委員の選考でございますが、これにつきましては、選考の農業委員の任命の公平性、透明性を確保するために、
農業委員選考委員会を設置しております。今回の選考に当たりまして、
農業委員選考委員会につきましては、7名のうち、3名が市の職員、4名が農業従事者、農業関係団体に属する方、市長が適当と認める方などの外部の方にお願いする考えでございます。したがいまして、これら4名の外部委員の選考委員会の開催に係ります委員報酬2万4,000円と費用弁償9,000円をそれぞれ計上させていただいたところでございます。
選考に当たりましては、要件といたします選考基準といたしますと、まず任命の要件といたしまして、認定農業者が過半数以上を占めること、さらに、農業委員会の所掌する事項に関して利害関係を有しない者1名が含まれることが必須となっております。また、性別、年齢に著しい隔たりが生じないよう、女性や青年の登用に努めることとなっております。
委員の選考に当たりましては、農業に関する識見を有し、農地等の利用の最適化の推進に関します事項、その他農業委員会の所掌に属する事項に関しまして、その職務を適切に行うことのできる方を選ぶことになっておりますので、この候補者につきましては、新たに任命いたします
農業委員選考委員会の中で、公正かつ透明性のある選定をしていただくというような形で進めたいと考えております。
◯議長(齋藤勘一郎君) 松崎文化課長。
◯文化課長(松崎裕美君) 93ページ、
将棋普及実行委員会負担金、将棋の日の中止について、今後の見込みについてお答えいたします。
今年度につきましては、11月7日、8日実施の予定でございましたが、日本将棋連盟との協議で、やはり将棋の普及のためにも万全の体制でできる時期を待ったほうがいいのではないかということで中止にした経緯がございます。
将棋の日につきましては、本来ですと県庁所在地でということなのですが、喜多方市が普及に非常に力を入れているということで、将棋の日を誘致したという経緯もございます。今後につきましては、また改めて将棋の日を誘致できるように将棋連盟と協議を進めてまいります。具体的には、来年度につきましては、もう開催地が決まっているとのことですので、再来年度に向けて可能なのかどうかということで前向きに調整してまいりたいと考えております。
◯議長(齋藤勘一郎君) 小島雄一君。
◯6番(小島雄一君) まず、農業委員会でございますが、選考方法、
スケジュール等は理解いたしました。あれから3年たって、農業委員会も頑張って仕事をしてきているだろうと思いますので、特に大きな支障はなかったのかなとは思うのですが、3年前にもお話ししましたように、集落の人が誰も知らないうちに、ある人が手を挙げて、その人が農業委員になっていることを農業委員会の会報で何か月もたってからみんなが知ったと。やはり、農業の土地を守ることとか、あるいは使用許可を出すこととか、そういうことの重要性、農地を守るということから考えたときに、やはりそのようなことがあってはいけないのではないかと私は思うので、3年前も大分お話をさせていただきました。
いろいろ前回のときのを見ると、やはり地区ごとに選ぶ習慣のようなものがあって、それをうまく使って、前と同じように候補者を出してくるところもあれば、あるいは誰もいないからということで何とか私たちの地区から出さなければいけないといって、一生懸命前任者が声をかけて出してくれるとか、あるいは全く関心のないところもあって、法律で決まっている選び方に対して何か疑問があるということを言うつもりはないのですけれども、そこのところでもう少し農業委員という職務の公的性から考えて、全体に周知された上で選ばれてくるという必要性があるのではないかと思うのですが、今回はもう既にこうやって動いてしまっているのですから、今さらどうこうというふうには間に合わないのかもしれませんけれども、この辺を考えるつもりがあるのかどうかをお伺いします。
それから、将棋ですけれども、今になってみると、ネットを使うとか、ユーチューブを使うとか、あるいは様々なそういう方法を使って何か代替開催できなかったのか、残念だと非常に思うところなのですが、来年は無理だと、再来年以降やっていくと聞いているのですけれども、具体的にどのような動きをされるのか。検討中なのかもしれませんし、どうなのか分かりませんけれども、日本将棋連盟に働きかけてというだけではなくて、具体的に働きかけをではどうするのか、いつ頃にということをもし検討しているのであればお答えください。お願いします。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
産業部参事兼
農業振興課長。
◯産業部参事兼
農業振興課長(大堀邦英君) 農業委員につきましては、今、議員言われましたとおり、法の改正によりまして、公選制から公募制に変わりました。その際、地域の縛りというものがなくなったところでございます。市といたしましても、地域の偏りが生じないようにできるだけ広い地域の方から応募していただくような形で、8月18日から4日間、市内7か所で農業委員公募の説明会を開催させていただいたところでございます。ですので、地域に偏ることなく、その地域の方が地域の担い手の方が農業委員会にできるだけ応募していただくような取組も、事務取扱もさせていただいております。
また、農業委員の候補者の選定につきましては、
農業委員候補者の応募申込書、あと地域の候補者の推薦書の記載内容に基づきまして、農業者などからの信頼度、あと農業の識見度、地域農業の精通度等を採点項目としておりますので、できるだけ地域の農業の担い手の方が農業委員に就任していただけるような形で事務等は進めさせていただきたいと考えております。
◯議長(齋藤勘一郎君) 文化課長。
◯文化課長(松崎裕美君) 将棋の日についてでございます。ネット等を利用した開催ということでしたが、将棋の日につきましては、やはり棋士と直接に触れ合えるということも一つの魅力だろうと思いますし、それから、NHKの公開収録もございますので、実際に喜多方市においでいただいて、喜多方市もPRできるという機会になりますので、ネットでの開催というところは検討はしなかったところでございます。
ただ、これからの普及の中で、やはりネット等を活用した将棋というところでは、新たな手法が必要になりますし、このあたりにつきましては、日本将棋連盟でもいろいろと考えていらっしゃるようです。そのあたりにつきましても、その都度協力を求めたり、協議をしたりしながら進めていきたいと考えております。将棋の日につきましても、協議は日本将棋連盟と随時続けておりますので、時期を見てなるべく早く調整をしたいと考えております。
◯議長(齋藤勘一郎君) 小島雄一君。
◯6番(小島雄一君) 大体は分かりましたけれども、だから、そういう地域ごとに選ぶ慣習がそのまま生きているところはよいとは思うのですが、そうでなくなってしまった場合には、やはり職務の公共性から考えて、せめて区長会等とか、何らかの団体、農業関係ですから、農事組合組織みたいなところでもよいのかなとは思うのですが、はっきり言うと、出たい人より出したい人を出すためには、そういうことも必要ではないかと思いますので、次回に向けて、ぜひご検討いただきたいと思います。
将棋は、ぜひ来年無理ならば、再来年できるように、本当に子供たちの振興のためにも重要だと思いますので、頑張っていただきたいと思います。そちらは答弁は結構です。お願いします。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
産業部参事兼
農業振興課長。
◯産業部参事兼
農業振興課長(大堀邦英君) 各地域の代表として農業委員の方が応募していただくような形を取るというご質問等でございましたが、今回の公募の説明会の開催に当たりまして、地域の代表として行政区長並びに農事組合長の出席等については、文書でお願いして、公募の説明会を開催させていただいたところでございます。したがいまして、今後とも偏ることなく、地域の代表として農業委員の方の応募、推薦がいただけるような形で、公募については進めさせていただきたいと考えております。
◯議長(齋藤勘一郎君) 他にご質疑ございませんか。
19番、後藤誠司君。
◯19番(後藤誠司君) それでは、質疑いたします。
73ページですが、中
山間地域等対策経費の中で、直接支払交付金でありますが、666万円の額が上がっていて、先ほどの説明でありますと、第5期の中で条件が緩和になって15団体からということでありましたけれども、その面積等について、積算について伺います。
次に、81ページです。土木費の中で除雪経費でありますが、この中で備品購入費が減額補正になっております。除雪ドーザだということでありますが、どこに配属の予定の何トン級のドーザなのでしょうか、その点を伺います。
もう一点ですが、89ページ、
防災対策経費の中で、
ハザードマップ作成業務委託料であります。
土砂災害ハザードマップだということでございますが、その詳細について伺います。
◯議長(齋藤勘一郎君) ここで暫時休憩をいたします。
午前11時15分に会議を再開いたします。
午前11時01分 休憩
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午前11時15分 再開
◯議長(齋藤勘一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
議案審議を続行いたします。
先ほどの19番、後藤誠司君の質疑に対する答弁を求めます。
井上農山村振興課長。
◯農山村振興課長(井上清隆君) 73ページ、中山間地域等直接支払交付金666万円の補正に係る
対象農用地面積でございますが、15集落で277.16ヘクタールでございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 渡部建設課長。
◯建設課長(渡部敏裕君) 予算書81ページ、除雪経費の備品購入費についてでありますが、当初予定しておりました除雪機械につきましては、1台は
山都総合支所配備で除雪ドーザ14トン級を予定しておりました。もう一台につきましては、
塩川総合支所配備で7トン級の除雪トラックを計上しておりましたが、
塩川総合支所配備の除雪トラックにつきましては、
社会資本整備総合交付金の内示額が低かったことから、9月議会におきまして、減額補正ということで要求をさせていただいております。
◯議長(齋藤勘一郎君)
遠藤生活防災課長。
◯生活防災課長(遠藤伝成君) 89ページ、
防災対策経費でありますが、
ハザードマップ作成業務委託ということでございます。この
ハザードマップ作成業務委託につきましては、塩川町の
土砂災害ハザードマップを作成するもので、6か所4地区において、既に
土砂災害警戒区域等で指定されました塩川地区についての
ハザードマップを作成するものでございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 後藤誠司君。
◯19番(後藤誠司君) それでは、再質疑いたします。
まず初めに、中山間地域等直接支払交付金15団体277.16ヘクタールということで分かりました。条件が緩和になったのですが、これは
面積当たり幾らから幾らに緩和になったのでしょうか。その点について伺います。
次に、除雪経費の中の機械器具費の減額は何かということでやったのですが、
山都総合支所の14トン級ドーザと塩川総合支所の7トントラック、これは
社会資本整備総合交付金で減額になったというのですけれども、この
山都総合支所の14トン級についてもやはり
社会資本整備総合交付金が減額になったということが理由なのでしょうか。その点について伺います。
あと、
ハザードマップ作成業務委託料でありますが、塩川の6か所4地区ということでありましたけれども、これにおいて塩川町では全ての土砂災害に関する
ハザードマップは終了するというのでしょうか。また、市全体については、どのような進捗になっているのでしょうか。その点について伺います。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
農山村振興課長。
◯農山村振興課長(井上清隆君) 交付単価でございますが、急傾斜におきましては、10アール当たり8割ですと1万6,800円が2万1,000円に、緩傾斜でありますと8割が6,400円が8,000円となるものでございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 建設課長。
◯建設課長(渡部敏裕君)
山都総合支所配備の除雪ドーザにつきましては、
社会資本整備総合交付金の内示がありましたので、こちらにつきましては今年度配備予定となっております。
◯議長(齋藤勘一郎君) 生活防災課長。
◯生活防災課長(遠藤伝成君)
ハザードマップについてでございますが、今回の補正におきまして、塩川町の
土砂災害ハザードマップは完了するのかということでございますが、塩川町におきましては、先ほど申しました6か所4地区だけでありますので、今回の補正額によって塩川町は完成することとなります。市全体におきましては、既に熱塩加納町については作成しておりますが、塩川町が2番目となります。あと、喜多方地区、山都地区、高郷地区につきましては、順次作成していきたいということで考えております。
以上です。
◯議長(齋藤勘一郎君) 後藤誠司君。
◯19番(後藤誠司君) 中山間地域等直接支払交付金でございますが、今ほど条件が8割だと1万6,800円から急傾斜の場合2万1,000円に、緩傾斜の場合は6,400円から8,000円ということでかなりの額が生じるので、やはりこの金額になったのかなと思いますけれども、これが緩和になったということで、あともう一つ、交付金の返還の要素的なものも緩和になったと聞き及んでいるのですが、その点分かれば教えてください。
除雪ドーザの関係ですが、
山都総合支所の14トン級は、これは
社会資本整備総合交付金の内示になったということは、これから購入して配備できると捉えていいのでしょうか、いかがでしょうか。その点について伺います。
土砂災害ハザードマップ、塩川地区はこれで完了するということで、熱塩加納地区とともに完了するということで、
残り喜多方地区、山都地区、高郷地区が残っているのですが、これのスケジュール的にはどのタイミングになるのか、分かれば教えてください。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
農山村振興課長。
◯農山村振興課長(井上清隆君) 第5期からの部分で、交付金の返還についても一部条件が緩和されております。その内容といたしましては、交付金が免除される場合といたしまして、農業者の死亡、高齢または農業者本人もしくはその家族の病気その他、これらに類する事由により
農業生産活動等の継続が困難な場合、自然災害の場合、農業者等が農業用施設を建設する場合、公共事業により資材置場等として一時的に使用される場合、地域再生法に基づく
地域農林水産業振興施設、または、整備誘導施設の用地とする場合などが今回、返還金を免除する場合として追加されたものでございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 建設課長。
◯建設課長(渡部敏裕君)
山都総合支所配備の除雪ドーザの今後の予定ということでありますが、こちらの除雪ドーザ14トン級につきましては、契約については7月の臨時議会で可決されまして、契約は済んでおります。導入の予定につきましては、12月25日を納入期限としております。
以上です。
◯議長(齋藤勘一郎君) 生活防災課長。
◯生活防災課長(遠藤伝成君)
土砂災害ハザードマップの今後のスケジュールということでございますが、
土砂災害警戒区域につきまして、調査は昨年度終了しているという状況であります。その終了につきまして、各地区で説明会が開催され、地元の了解を得てから指定ということでございます。
ただ、やはり各地区ごとで
ハザードマップを作りたいと考えておりますが、まだその地元の了解を得られていないところがございます。それに関しては、鋭意進めてまいりたいと思いますが、その後に、指定後すぐに
ハザードマップは作りたいと考えております。その部分がございますので、今、ちょっとスケジュール的なものはお示しすることができないという状況でございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 他にご質疑ございませんか。
1番、矢吹哲哉君。
◯1番(矢吹哲哉君) それでは、何点か質疑させていただきます。
最初は85ページです。
都市下水路管理経費として135万5,000円が追加計上されております。内訳は、水路内の
樹木伐採業務委託料ということですが、内容は分かりましたけれども、どこで、そして、なぜ今これが上がってきたのかということをまずお尋ねいたします。
2点目は、その前の82ページ、83ページですけれども、坂井・
四ツ谷線街路事業費ですけれども、歳入とも兼ね合ってくるのですが、坂井・四ツ谷線の今年度事業の事業費はこれで見ると変わらないのか。ただし、国の交付金が内容が変わったから、こうなったということの理解でよいのか。事業の中身で種目が変わるとか、そういうのがあるのか、その点をお尋ねします。
3点目は、47ページですけれども、積立金1億7,327万5,000円。
財政調整基金は、これは多分調整だと思うのですけれども、減債基金に1億7,200万円積んでいますが、これは繰越金で、昨年度の決算確定による2分の1を法律に基づいてと言いましたけれども、それでよいのかということです。
また、この間ずっと一貫して繰越金は
財政調整基金に積んできているわけですけれども、コロナ禍の下での今の財政状況を見ますと、
財政調整基金が逼迫しているのではないかと思いますが、私は
財政調整基金に積んで、やはりそれを本当にコロナ対策にでも使えるように、私だったらするのですけれども、なぜそうしなかったのか、その点をお尋ねします。
最後ですが、14ページ、15ページ、市税ですけれども、コロナによる納入猶予、あるいは減免ということですが、それでは、猶予ではどのくらい、幾らなのか。また、減免ではどれだけ見ているのかということと、今まで分かる現時点での猶予の件数、また減免の件数、そして今年度全体の件数は猶予や減免がどれだけあるのか、それぞれ個人、法人でお尋ねいたします。
以上です。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
安藤下水道課長。
◯下水道課長(安藤義弘君) それでは、議案書85ページ、
都市下水道管理経費でございますが、まず場所になりますが、2号都市下水路になります。
さつきが丘地区内のJRと並行して走っております2号都市下水路になります。なぜ、今なのかということでございましたが、今年度の出水期前の点検をしておりまして、4本の雑木がJR側のほうにあり、そのうち2本が特に繁茂しておりまして、早急に伐採をしたほうがいいという判断で、今回計上をお願いしている内容でございます。
◯議長(齋藤勘一郎君)
猪瀬建設部参事兼
都市整備課長。
◯建設部参事兼
都市整備課長(猪瀬秀一君) 私からは、82ページ、83ページ、街路事業費になります。補正額は、ゼロでございますけれども、財源の組替えをいたしてございます。この内容でございますけれども、歳入につきましては、24ページ、25ページをご覧いただきたいと思います。
今年度、
社会資本整備総合交付金ということで、1,700万円ほど計上してございますけれども、今年度から新たに無
電柱化推進計画事業補助金というのができまして、そのように変わりまして、内示額が3,547万円ほど増額になりまして、5,247万円となったというものでございまして、このために財源の組替えを行ったものでございます。事業費につきましては、変更してございませんので、予定している工事等の内容にも変更がないというところでございます。
以上です。
◯議長(齋藤勘一郎君)
高畑総務部参事兼財政課長。
◯総務部参事兼財政課長(高畑圭一君) 47ページの管財諸費の積立金でありますけれども、減債基金への剰余金の見込額の半分を積み立てているというのが、ここ数年こういった形で積立てをさせていただいております。
中期財政計画の方針でもそういったことで減債基金に積み立てていくということでお示しをしてきたところであります。今ほど議員からありましたように、今年度
財政調整基金を使用してコロナ対策を行っております。ですので、現在高も少なくなってきているということ、あと、この後の国の支援がどの程度見込めるかということにもなりますけれども、次年度以降については、剰余金の半分を
財政調整基金に積み立てて残高を戻していくということも必要にはなってくるとは思いますので、その辺はよく留意して行っていきたいと考えております。
以上です。
◯議長(齋藤勘一郎君)
鈴木総務部参事兼税務課長。
◯総務部参事兼税務課長(鈴木 守君) 私からは、14ページ、15ページの市税の減額補正につきましてお答えいたします。
このたびの減額につきましては、
新型コロナウイルス経済対策に基づく徴収猶予と減免、それについて主に減額補正をしてきております。徴収猶予につきましては、5月から申請受付をいたしました。それから、個人市民税になりますが、減免につきましては、6月から申請受付をしてまいりまして、これまで受付をして決定した金額等を基に今回、補正予算に計上させていただいております。
具体的には、市民税の個人につきましては、現時点の件数と金額でありますけれども、まず、徴収猶予につきましては、8件の257万4,000円でありますけれども、今後の見込みを含めまして、今回の補正では265万円を減額計上しております。それから、減免につきましては、4件の37万5,000円、これらの合計が302万5,000円となっております。
それから、市民税の法人につきましては、徴収猶予につきましては、これまで6件で266万円決定しておりますので、その金額とあと法人につきましては、決算期に法人市民税の申告をされるわけですけれども、これまで4月から6月までの申告状況を見ますと、前年度と比べて平均で15%ほど落ち込んでおりますので、これもそういった
新型コロナウイルスの影響による状況悪化が反映しているのではないかと思いますけれども、そういった減少率を今後も見込みまして、1,583万6,000円を減収ということで見込んで、それも今回、補正をしております。その合計が1,849万6,000円となっております。
それから、固定資産税につきましては、こちらはこれまでの徴収猶予が13件、354万円あったわけですけれども、さらに、今後162万9,000円ほどあるのではないかということで、それを加えて516万9,000円としております。
なお、徴収猶予につきましては、期別に申請をさせていただくことになっておりますので、今まで個人市民税は、全体の4期のうち2期が納期限来ておりますので、その2期分についての申請が該当しておりますし、固定資産税も全体の4期のうち、今のところ2期が経過しておりますので、その2期分について申請受付しております。同じ方がまた3期も4期も申請したいという場合には、そのときにまたそのときの状況で審査するということになりますので、そういったことも見込んで今後の予算を計上してきております。
以上でございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 矢吹哲哉君。
◯1番(矢吹哲哉君) 最初の都市下水道ですが、要するに今の答弁ですと、私が理解したのは、緊急だということでこれを補正したということで、基本的には随時状況を見て、計画的に整備をしているという状況みたいですが、4月からそういう雑木が出ているというのは分かっていたと思うのですけれども、なぜ4月の時点で上げなかったのか改めてお尋ねいたします。
2点目、坂井・四ツ谷線は分かりました。
3点目、積立金ですが、なるほどなと。今まで本当にそういう形でやってきましたが、
中期財政計画を見直すということですので、やはり
財政調整基金に20億円近くあったから、こういう形で素早いコロナ対策も、また国から2次補正も来ていないのに活用してやれたと私は思うのです。ですから、
財政調整基金が本当に私は重要な財源になると思うのです。ならば、やはり5%程度と言われましたが、それは今年やらなくとも確保できるのでしょうか。だから、10億円くらいは最低残しておかなければならないと思うのですが、それは今現時点で幾ら残っているのでしょうか。お尋ねいたしたいと思います。
あと、最後の市税のことですが、分かりました。私の感想から言うと、はっきり言ってちょっと少ないと。なぜかと思って考えて、私も言われていたのですけれども、もっと知らせてくれということを市民の方からは言われています。それで、もう一点は、既に納期が来た分は駄目ですということなのです。減免対象にはならないということも含めて、だから、早急にもう一度その辺何か実施して皆さんに周知していくと、そういう考えはあるのかどうかお尋ねいたします。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
下水道課長。
◯下水道課長(安藤義弘君) なぜ、今なのかというご質疑でございましたが、都市下水道につきましては、出水期前に一度点検いたしまして、あとは台風の時期とか点検で回ってはいるのですが、今年度出水期前に回りましたときにかなり葉っぱが繁茂いたしておりまして、JRの架線にも影響があるだろうということで、今回計上させていただいた内容でございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 総務部参事兼財政課長。
◯総務部参事兼財政課長(高畑圭一君) 先ほども申し上げましたけれども、今現在までは減債基金への積立てで対応してきている。先ほど議員からもありましたように、
財政調整基金があったからそれぞれ対応が取れてきたのだろうということですけれども、確かにそのとおりだと思います。ですので、この
財政調整基金の残高というものをきちんと管理していかなければいけないと考えております。
今幾ら残っているのかということですけれども、予算上の話になりますけれども、9月定例会、今回ご提案しております第9号補正までで19億4,000万円ほど繰り入れております。そのうち、13億円がコロナ対策ということになります。ですので、大体7億1,000万円ほどの予算上の残高になっております。この後、
地方創生臨時交付金の2次分というものが、限度額7億6,100万円ほど示されておりますけれども、これが入ってくれば年度末見込みというのは14億7,000万円ほどになります。
ただ、こういった災害、コロナ関係に限らず、水害ですとか、雪害ですとか、そういったものに対して、国の動きを待たずに初動を起こせるというのは、やはりこういった基金がないと難しいということもありますので、今年度は減債基金に積立てを行っていますけれども、次年度以降については
財政調整基金とのバランスも見ながら積立てを行っていきたいと考えております。
◯議長(齋藤勘一郎君) 総務部参事兼税務課長。
◯総務部参事兼税務課長(鈴木 守君) 市税の関係でございますが、件数が少ないということで、そういった周知のことについての再度のご質疑でございますけれども、こういった今回、特例措置ということで制度を定めまして、あと市といたしましては、その周知のために、まず、
新型コロナウイルス感染症に関する各市民に対してのお知らせの広報紙がございますが、そういったところで税の徴収猶予とか、減免の制度についても掲載させていただいて、全戸にお知らせする対応を取らせていただきました。またさらに、市のホームページにおいてもそういったお知らせをさせていただきました。
さらには、納税通知書の中に添付書類として、こういった制度がありますので、申請の要件とか、あと申請の期限とか、提供書類とか、そういったことも詳しく書いた書類を通知書の中に同封いたしまして、お知らせするような方法も取らせていただきました。そういった形で、市としては急いで取り組むということもございましたので、そういった周知の徹底をやらせていただきました。
また、こういった緊急措置につきましては、国全体でやっているものですから、国でもこういった制度について、いろいろな広報等がされていると思いますので、そういった制度に接するような機会は多数あろうかと思います。そういった情報を見て申請するか否かにつきましては、それぞれのご判断になろうかと思いますので、結果的にこういった件数に今はとどまっているという状況でございます。随時受付しておりますので、今後どういった推移になるかはこれから出てくるわけでございますが、ただ、今おっしゃられたように、まだ浸透していないという懸念もございますので、今度の10月の市広報の中でも再度お知らせしたいと思っております。
納期が過ぎた分については、該当しないということなので、先ほど言いました1期と2期分については、ちょっとこれからは間に合わないわけですけれども、まだ3期と4期分がありますので、それに間に合うような申請をしていただければよろしいかと考えておりますので、今後もこういった周知を頻繁に行いながら、できるだけそういった支援をさせていただきたいと思っております。
◯議長(齋藤勘一郎君) 矢吹哲哉君。
◯1番(矢吹哲哉君) 積立金のことですけれども、要するに国の2次補正で臨時交付金が入ってきても、このコロナ対策でざっとですけれども、市としては、5億円くらい
財政調整基金から繰り出したと、現時点で見ているか。そうしますと、
財政調整基金から19億円入ってきても、国から新たに第3弾が来なくても、年度末まで市はこれを使って対策を打っていく、そう考えていてよろしいのか。ちょっと一般質問的になりますが、お尋ねします。
最後ですが、市税のことですけれども、私もいろいろ相談されているし、全国で問題になっているのは、この30%以上減少する見込みということで、今、減免申請しているわけです。実際、確定申告なり、事業申告したときに、そうならなかったと言うとおかしいですけれども、25%だとか、28%、そういう人たちもやはり救済する意味で減免対象にすると。そういうそれぞれの市町村で取り扱うところが広がっているのですが、本市では実際のところ、その辺は現時点でどのようにお考えになっているのかお尋ねいたします。
◯議長(齋藤勘一郎君) 総務部参事兼財政課長。
◯総務部参事兼財政課長(高畑圭一君) 今後のコロナ対策ということでありましたけれども、今現在、ご承知のようにこういった状況が続いていますので、今後どういった対策が必要になってくるかというのは、まだ今の時点でははっきりしませんが、そういった事業をやる上でも財源調整というのは必ず必要になってまいりますので、国がどう動くかというのもありますけれども、それを待たずとも、市として必要な事業に
財政調整基金を充てて財源調整を行って、事業を実施するということはできるだろうと考えております。
◯議長(齋藤勘一郎君) 総務部参事兼税務課長。
◯総務部参事兼税務課長(鈴木 守君) 減免の要件についてのご質疑でありますが、市民税の減免の要件といたしましては、今ほど議員が述べられたとおり、前年の所得と比べて30%以上減少するということが一つの要件となっております。1年間のということになりますので、まだ1年は過ぎておりませんので、申請のときにはこれまでの実績の収入とこれから年末まで、12月までの収入の見込みを出していただいて、その合算で昨年の1年間の収入と比較するということで審査をさせていただいております。その数字が30%減少しているということであれば、承認という形を取らせていただいておりますが、今ほどありましたように、見込みも含んで収入を算定することですから、今ほど述べられたように、確定申告によって収入額が変動するということももちろんあり得るわけでございます。
そういったときには、当然決定通知の中で、確定申告の結果、そういった30%以上という見込みが下回った際には決定を取り消すといったような条件もつけて決定してきています。その辺の懸念をご質疑されたかと思うのですが、30%というのが、きっちり30%ということではなくて、おおむねということも国でも言っておりますから、先ほど28%とか、29%とか、若干下回るようなケースについてまで厳しくするかどうかというのは、そのときの審査の判断になりますけれども、おおむねというようなことで運用してまいりたいとは考えております。
◯議長(齋藤勘一郎君) 他にご質疑ございませんか。
14番、齋藤仁一君。
◯14番(齋藤仁一君) 私からも何点か質疑させていただきます。
まず、1点目は8ページになります。減収補填債というものがここで示されてきました。これは私も初めて見たのですけれども、減収ということなので、この補填債の対象となる税目はどういうものがあるのか。また、後年度国から算入されるということになってくると思うのですけれども、その算入の基準がどうなっているのかお尋ねしたいと思っています。
次に、地方交付税がこれで確定になりました。地方交付税90何億円来ている中で、減額というか、見込みよりも少なかった額が4,700万円ほどになっているわけですけれども、見込みと違った要因というものがあるとすれば、何なのかお尋ねをしたいと思っています。
次に、25ページのところで、国県の支出金があるわけですけれども、
社会福祉費補助金、10番目で
プレミアム付商品券事務費補助金というのが、これは令和元年度のものだったということでの説明がありました。この補助金の1,184万5,000円というのは、そうですと歳出の中での特定財源としてきちんと示さなければいけないと私は理解をしていましたが、それがどういうことになっているのかお尋ねをしたいと思います。
それから、29ページですけれども、土地売払収入5件あったということでありますけれども、そこの箇所がどこなのか。さらには、いわゆる工事単価、工事されている単価等々が基準単価があったと思うのですが、その辺の調査をされて、このような代金になったのかどうかお尋ねをしたいと思います。
あと一点でありますが、これは先ほど矢吹議員からもありましたけれども、
中期財政計画が示されていない中で、今までと同じように減債基金に繰り入れたということには当然ならないのだろうと。今、
新型コロナウイルスの状況の中で大変な状況になったわけですから、次年度以降、
財政調整基金のほうに組み入れていくということでは間に合わなくなってしまうのではないかと思うのです。ですから、やはりここは我々にも
中期財政計画が示されていない、ある意味では緊急の状況の中ですので、ここはやはり
財政調整基金に積み立てるべきなのではなかったのかと思っていますので、この点についてもお尋ねします。
以上です。
◯議長(齋藤勘一郎君) 昼食のため暫時休憩をいたします。
午後1時に会議を再開いたします。
午前11時56分 休憩
─────────────────────────────────────────────
午後 1時00分 再開
◯議長(齋藤勘一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
議案審議を続行いたします。
先ほどの14番、齋藤仁一君の質疑に対する答弁を求めます。
高畑総務部参事兼財政課長。
◯総務部参事兼財政課長(高畑圭一君) まず、減収補填債の件についてでありますけれども、確かに私の記憶ではここしばらくこういったものは起こしていなかった。何十年ぶりだと思うのですけれども、これにつきましては、まず対象となるものとしまして法人税割の分と、
あと利子割交付金、あとは法人事業税の交付金、この3つが該当になります。今回、コロナの影響でこういったものが減少しておりますので、その分について、今回起債を起こしたということになります。
これについては、法人税割の分が全て該当するということではなくて、普通交付税の算定に用います
基準財政収入額の算定様式によって出した標準税収額ということになりますので、直接的にリンクがかかるものではございません。そういったものを積み上げまして、今回1,540万円の起債をご提案させていただいたものでございます。
次に、21ページの普通交付税であります。当初予算と4,700万円の開きが出た、その原因についてでありますけれども、まず
基準財政需要額を算定する段階では、ほぼ見込みどおりということであったのですけれども、
基準財政収入額を積算する段階で、その中に
地方消費税交付金というものがございます。
地方消費税交付金につきましては、国において120%増という見込みの通知が来ておりました。
ただし、本市においては、昨年度、令和元年度の3月補正予算で5,000万円ほど
地方消費税交付金を減額させていただいております。そういった実績で今年の収入額を見込むのですけれども、そういった減少している状態でありましたので、国と同等の伸び率で見るというのは非常に危険かということもありましたので、少し堅めに見たところがあります。
ということで、
基準財政収入額が、国が試算するよりも少なく見込んでおりましたので、その
基準財政収入額を少なく見込んだ影響が今回、この4,000万円のところに出てきているということで、若干
基準財政収入額に見誤りがありましたので、こういったことになりましたけれども、この辺は次年度以降、重々気をつけてやっていきたいとは考えております。
◯議長(齋藤勘一郎君)
鈴木社会福祉課長。
◯社会福祉課長(鈴木修一君) 25ページ、
プレミアム付商品券事務費補助金の歳出の特定財源が示されていないとのご質疑でございます。
この補助金1,184万5,000円につきましては、令和元年度の
プレミアム付商品券事務費補助金確定によりまして、補助金確定額が2,882万6,000円となりまして、国からの概算払額1,698万1,000円との差額1,184万5,000円が追加交付されることとなりまして、交付決定が令和2年7月、国からの入金が8月となったため、今回の補正予算に追加計上するものでございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 総務部参事兼財政課長。
◯総務部参事兼財政課長(高畑圭一君) 次に、29ページの土地売払収入の内訳についてでありますけれども、場所につきましては、旧喜多方市内が3件と、あとは豊川地区が2件となっております。全て宅地として売り払ったものでございまして、その中で旧法定外の赤道の部分がありましたので、この部分については固定資産税の額を使っておりますけれども、それ以外については鑑定評価を入れて額を算出しております。
次に、47ページの減債基金への積立金の件でありますが、先ほど矢吹議員にもお話を申し上げましたけれども、今現在の方針としては、減債基金にということで昨年度までと同様にやったということでありました。今現在ですと、そういった方針しか持ち合わせておりませんので、そういった形で減債基金に
例年どおり積立てを行わせていただいたものでございます。
ただし、先ほど来、議員からもご指摘ありましたように、
財政調整基金をもう少し充実をさせてコロナ対策に使ったらということでありましたけれども、確かに減債基金の残高が今現在では未確定でありますので、今年度については、この後の国の動き等も見ながら、
財政調整基金の残高の推移を見たいということでございます。次年度以降につきましては、今現在、
中期財政計画の見直しを行っておりますけれども、その方針の中で積立てについても方針を検討させていただきたいというところでございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 齋藤仁一君。
〔14番、齋藤仁一君、自席より、「答弁漏れ。減収補填債の国からの算入」〕
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
総務部参事兼財政課長。
◯総務部参事兼財政課長(高畑圭一君) 大変失礼しました。
減収補填債につきましては、国からの交付税措置というものは75%となっております。
◯議長(齋藤勘一郎君) 齋藤仁一君。
◯14番(齋藤仁一君) それでは、再質疑をしていきますが、減収補填債の対象の税目については分かりました。ただ、これについては市民税だとか、そういうものが入らない、入ってこない。ですから、市全体の収入からすると、これだけでは十分間に合わないのではないかと私は考えるわけです。
さらには、国から後年度75%交付税算入されるということでありますけれども、いずれにしても借金をしていかなければいけないということになってくると、高い算入率ではありますけれども、この減収補填債だけでは到底市税の穴埋めにはなっていかないのだろうと私は考えるのですが、改めてその辺の、これはこういう補填債ですから、それはそれとして仕方がないのですけれども、その辺のところで、先ほど申し上げた
財政調整基金あたりをきちんと確保しておかないと、今後の新型コロナの対応にはつながっていかないのではないかと思うのですが、この辺の考え方についてもう一度お尋ねをしておきたいと思います。
それから、25ページの民生費の国庫補助金のことでありますけれども、その流れについては、令和元年度での差額が来たというのは分かったのですが、これが特定財源として、そうだと歳出のところでどのように反映されているのか。このお金をどこで反映させているのかちょっと分からなかったので、これはどこになるのでしょうか。再度お尋ねをしておきます。
それから、
財政調整基金の積立てでありますけれども、今ほど申し上げたように、なかなか財源がきちんと国から来るということが厳しい状況の中では、やはり
財政調整基金を確保していくという必要があると思うのです。今までのとおりやったということですけれども、これだけの緊急事態であるならば、今組み替えろとは言いませんが、12月議会あたりまでにはやはりこういうものを組み替えて、当然新型コロナの対策を打つべきだと思うのですが、いま一度このことについてお尋ねをしておきます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
総務部長。
◯総務部長(園部計一郎君) 一番最初の税の減収の関係ですので、私からご答弁させていただきたいと存じます。
国のほうからは、ただいまの減収補填債のほかに、猶予につきましては猶予特例債、そして減免につきましては減免交付金というのを今年度補填されることになってございます。当然、先ほどの減収補填債については別にということでございますが、国でこのことを公表しておりまして、まだ地方に詳細が下りてきませんので、今回、予算化はできませんでしたが、分かり次第、この辺については予算化したいと思います。
なお、議員おっしゃるように、減収については、来年度に向けて大きくなると考えておりまして、この辺につきましてはその補填等につきまして、国に十分要望してまいりたいと考えております。
◯議長(齋藤勘一郎君) 総務部参事兼財政課長。
◯総務部参事兼財政課長(高畑圭一君) まず、減収補填債だけでは、財源としては不十分だろうということでありますけれども、確かに今ほど部長から申し上げました交付金ですとか、猶予特例債ですとか、そういったものの活用も今後出てまいります。
ただ、
財政調整基金の積立金の話になりますけれども、今回、こういった形でご提案申し上げて、減債基金に積み立てたいということでありますけれども、
財政調整基金の残高を十分確保しておいて、どのようなものにもというのはあれかもしれませんけれども、対応できるようにしておかなければならないというのは、財政としてもそれは十分考えておりますので、この辺の積立てのやり方については、今後きちんと整理をした上で行っていきたいと思います。
◯議長(齋藤勘一郎君) 社会福祉課長。
◯社会福祉課長(鈴木修一君) 今回、歳入だけが入ってきまして、歳出は全て令和元年度であったものでございまして、令和元年度の補助金、概算払いが1,698万1,000円ということでございまして、全て支出しまして、今回その差額ということで1,184万5,000円が追加交付されましたので、今回こちらの補助金へ計上させてもらってございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 齋藤仁一君。
◯14番(齋藤仁一君) 最後のところだけがよく分からなかったのですが、令和元年度に入った補助金なので、歳入だけにこうなってきているのだということになってくると思うのですけれども、ただ、これは特定財源ということで、財源の内訳のところには特定財源、いわゆる国県支出金については歳入と、それから歳出できちんと出てくると思うのです。それで、国県支出金が1,000万円あったとすれば、歳出でも1,000万円ということになるのですが、その合計も含めて、この辺の数字が見えてこないものですから、だから、歳入だけでということで、今、課長からそういう答弁があったのですが、財政課でも財政の整理として、このようなやり方でよいのかどうかということをお尋ねをしたいと思いますが、いかがですか。
◯議長(齋藤勘一郎君) 総務部参事兼財政課長。
◯総務部参事兼財政課長(高畑圭一君) 今回入ってきていますこのお金の財源充当の考え方ということなのですけれども、今回入ってきているもののうち、一部につきましては、歳出の
プレミアム付商品券事業費補助金の精算に伴う返還金というものがございますので、そちらに300万円を充当しております。残りにつきましては、令和元年度に全て事業費として支出していますので、残りの800万円ほどについては、一般財源という形で整理をしているものでございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 他にご質疑ございませんか。
21番、山口和男君。
◯21番(山口和男君) 19ページをお願いします。
地方特例交付金でありますけれども、市税が減収したために補填をされるという制度だろうと思うのですが、この796万円の内容で、事業内容というのはどういうものなのか。例えば、住宅ローンなのか、自動車税減税なのか、その辺を含めて、併せて件数をお知らせ願いたい。
それから、減収分と補填額の差というのはどのくらいになっているのかも併せてお伺いをいたします。
それから、96ページ、97ページ、
文化財保護経費の中での
伝統的建造物群保存地区保存事業補助金でありますけれども、175万5,000円、これは国庫補助金が100分の65、歳入に入っておりますので、これは分かりました。しかし、財源の中で、その他の財源61万5,000円があるのですけれども、この内容をひとつ教えていただきたい。
そして、この保存事業でありますけれども、これで何件目くらいになるのか、あるいは初めてなのかどうか。今後はこの保存事業が何件くらい予定されているのかも併せてお願いします。
以上です。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
高畑総務部参事兼財政課長。
◯総務部参事兼財政課長(高畑圭一君) 19ページの
地方特例交付金の中身についてでありますけれども、中身につきましては、住宅借入金等の特別控除と、あとは
自動車税減収補填分、
あと軽自動車税減収補填分となっております。今回、一番大きいのが住宅借入金の特別控除分なのですけれども、令和2年度につきましては892件分の計上となっております。前年から比べると約50数件多くなっているという形になっております。
今回、補正額としましては、住宅の分で281万9,000円、
自動車税減収補填分で376万4,000円、
軽自動車税減収補填分で308万6,000円という内訳になっております。毎年、これは交付税の算定時期に合わせて決定されるわけなのですけれども、交付税の算定ですので、実際の収入額と交付される額に乖離は出てくるとは思いますけれども、減収補填に係る分ですので、ほぼほぼこれで減収補填はされているだろうとは考えております。
◯議長(齋藤勘一郎君) 松崎文化課長。
◯文化課長(松崎裕美君) 97ページ、
伝統的建造物群保存地区保存事業補助金についてでございます。
その他の61万5,000円につきましては、市で負担する分でございますけれども、こちらの財源が
文化振興基金、ページで申し上げますと、33ページになりますが、
文化振興基金から出ることにしておりますので、61万5,000円がその他の特定財源のところに記載されたということでございます。
修理・修景でございますが、この事業につきましては、令和2年度予定されているもののほかに緊急性がありましたので、補正で対応するものでございまして、これまでこの補助金の中では、令和元年度に建築物の修理事業が2件、そして令和2年度に修理の補助が3件、そして新築の修景事業1件で、現在のところ進んでいるところでございます。令和3年度以降につきましては、優先順位と予算等を見ながら決定していくことになります。
以上です。
◯議長(齋藤勘一郎君) 山口和男君。
◯21番(山口和男君)
地方特例交付金は、減収分と補填された分で乖離はない、ほぼ同額だということですから、分かりました。
それから、文化財の関係でありますけれども、今回のこの175万5,000円の事業費の内容について、どういう保存事業なのか、その辺が分からないので教えていただきたい。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
文化課長。
◯文化課長(松崎裕美君) この補助金を使った事業の内容でございますが、これにつきましては、
伝統的建造物群保存地区の修景事業として上げているものでして、この物件につきましては、塀の修理になりますが、令和3年度以降、この修理を進めるということで予定をしていたものでございます。内容につきましては、全長が長い、50メートルぐらいの塀がありまして、その腐食が進んでいるので、これを修理するという内容のものでございます。
当初は、令和3年度以降に向けて準備を進めてきたところですが、令和3年度以降のその準備をしている中で土台の腐食が進んで危ない状態にあるということが分かりましたので、緊急性があるということで、文化庁とも協議の上で緊急的に修理をする必要があると判断して予算を計上したものでございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 山口和男君。
◯21番(山口和男君) 分かりました。
修景事業というのは分かりましたけれども、塀の修理だと。そういう中で、周りの景観と合わせるような形になるだろうと思うのですけれども、どこの周りに合わせるのでしょうか。周り全部ぐるっと、50メートルの長さですから、それ以外の修景に合わせるような事業になるのでしょうか。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
文化課長。
◯文化課長(松崎裕美君) 修景事業につきましては、基準がございまして、使う素材とか、そういうものについても全て決まっております。市でも一緒に協議したり、建築士会とも協議したりしながら、その基準が守られるようにということで工事を進めるものでございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 他にご質疑ございませんか。
12番、長澤勝幸君。
◯12番(長澤勝幸君) それでは、2点ほどお尋ねをいたします。
まず、51ページでありますが、
移住定住促進経費の中で、
若者定住促進事業補助金が590万円計上されております。先ほどの説明でありますと、今後の見込みと、見通しと聞き及びましたが、これも制度が変わっているはずでありますので、現時点でどういった経過があってこういう計上になったのかをお示しを願いたい。
あと、85ページの
公営住宅管理経費が修繕費として670万円ほど計上されております。当初が2,300万円程度であったようでありますが、先ほどの話では、市営住宅の入居者の関係と聞き及びました。結構な金額が計上されているという意味では、当初より予定外の部分があったのだろうと想定されますが、どういった内容であるのか、再度お尋ねを申し上げたいと思います。よろしくお願いします。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
遠藤地域振興課長。
◯地域振興課長(遠藤紀雄君) 51ページの
移住定住促進経費の
若者定住促進事業補助金でございますが、この事業につきましては、議員おっしゃるとおり、制度として今年度で廃止ということで、今年度につきましては、制度廃止に伴います経過的なもので計上しているものでございます。今年度、今年の3月31日までに基準日があるものを対象といたしまして、その方に補助を出すという形で整理しているものでございます。当初予算で、市民20件で600万円、転入者4件で880万円の合わせて24件の1,550万円計上していたところでございますけれども、6月末で市民22件で680万円、転入が4件で840万円の合わせて26件の1,520万円ということで、予算と同額ということになっているところでございます。
今後の申請につきましては、基準日から6か月以内の申請ということになってございますので、基準日が3月31日のものまでで、9月末までに申請するものが対象となるということでございます。ということでございまして、6月末で今回の時点での計上となっておりますので、7月から9月の3か月間で申請する、それが今年の1月から3月までの基準日があるものが対象ということで、今回、今後の見込みといたしまして、市民で3件、転入の2件分を今後申請があるだろうという見込みで出したものでございます。
◯議長(齋藤勘一郎君)
猪瀬建設部参事兼
都市整備課長。
◯建設部参事兼
都市整備課長(猪瀬秀一君) 私からは、84ページ、85ページの
公営住宅管理経費の修繕料672万9,000円の計上の件でございます。この修繕料でございますけれども、当初予算では退去修繕30件、あとは急破修繕約200件などを計上いたしました。トータル2,342万円ほど計上させていただきました。今年度の退去修繕はほぼほぼ予定どおりでございますけれども、急破修繕が多うございまして、既に176件の修繕を行ってございまして、今後100件程度の修繕が見込まれるのではないかということで、予算に不足が生じるおそれがありましたので、今回この補正額について計上させていただいた次第でございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 長澤勝幸君。
◯12番(長澤勝幸君) それでは、
若者定住促進事業の説明については、当初の中でも説明がされていますし、そういう意味では基準日とされるところが令和2年3月31日、それから半年という今の説明でしたが、当初、私は半年という認識はなかったし、説明されたかどうかもちょっと今のところ記憶はないのですけれども、いずれにしても、基準日ということが示されています。
なので、私はそれまでにあった部分について、半年以上、さらにこれからということになれば、7月以降となっていくのでしょうけれども、基準日も定められていて、6か月以内の完成という意味合いなのかと思って聞き及んでおりましたが、それについての詳細の説明は当初のときもされていなかった。基本的には、この制度についていろいろな経過があって廃止をする。そして、その経過措置なのだという説明をされたと認識しておりますが、その6か月という部分、さらに、これから3月31日から6か月過ぎて7月1日から以降の分についてということで、今回の補正だったと理解しますが、そういう意味では、そういう6か月という考え方について再度お尋ねをしたいと思います。
あと、今ほどの公営住宅の関係については、ある程度分かりました。ただ、件数的に急破修繕ということで、さらに今後100件程度が見込まれる。そういう意味では、老朽化が進んでいるのだろうという一つの考え方もありますし、いわゆる例年で言うのであれば、このように当初の見込みよりも件数も含めて増えていく、その辺の経過についてはどのような認識をされていますか。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
地域振興課長。
◯地域振興課長(遠藤紀雄君) 6か月の考え方でございますけれども、もともとこの制度につきましては、基準日から6か月以内に申請するということになっておりましたので、その6か月の期間というのは前々から変わってございません。この6か月以内というのは、今回も改めまして、それでやりますと基準日3月31日から6か月目の9月末日までの申請、ここまでが経過措置で該当するという意味合いでございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 建設部参事兼
都市整備課長。
◯建設部参事兼
都市整備課長(猪瀬秀一君) 公営住宅の修繕費の関係でございます。公営住宅の急破修繕でございますけれども、春先に集中する傾向がございまして、雪解け後ということでしょうか、前半戦が多くて、今後はだんだん少なくなっていくようなことだと思いますけれども、やはり入居者の方が老朽化とか、いろいろ細かなところまで要望の電話がありますので、それに細かくなるべく対応したいということが1つと、あとは修繕単価でございますけれども、当初は5万7,000円程度で見込んでございますけれども、今年の単価につきましては、約6万4,000円程度の1か所当たりの修繕単価となってございますので、老朽化とこういう単価の上昇ということで、修繕費に不足が見込まれると考えてございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 長澤勝幸君。
◯12番(長澤勝幸君) 分かりました。
最後、1点だけ聞きますが、
若者定住促進事業の関係、私の認識不足もあったのでしょうけれども、いずれにしても、当初の一度申請をする、そして6か月以内に完成を見るということが条件かなと思って見ていました。つまりそうしますと、基準日が3月31日ですから、3月31日までに一度こういった申請を受けたいという申請をして、最終的には6か月以内に完成したということに対して交付されるという見方でよろしいでしょうか。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
地域振興課長。
◯地域振興課長(遠藤紀雄君) この補助金の申請につきましては、家を建てていただいて、それできちんとした届出をして完了の検査をしていただくと。その日付が基準日になるということで、建った後に申請をいただくということで、その基準日を確認した後、家族構成等いろいろ確認した後に、補助金を出すということになっておりますので、完成してその基準日から6か月以内に申請していただくという流れになってございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 他にご質疑ございませんか。
20番、佐原正秀君。
◯20番(佐原正秀君) それでは、2点ほどお伺いします。
69ページですが、環境衛生諸費、水道未
普及地区飲用水確保対策事業補助金でありますけれども、今回12万円ほどの金額が上がっておりますが、どの地区の対策としての金額なのでしょうか。
それと、75ページ、
林業施設整備事業費33万5,000円、山の
みち地域づくり交付金事業北塩原・磐梯線でありますけれども、今回の負担金により、どの程度の工事が進み、今後、この工事の見通しというのはどのようになりますか、その内容について伺います。
◯議長(齋藤勘一郎君) まず、佐原正秀議員に申し上げますが、水道の件につきましては、所管でありますので、1回のみお許しをいたします。
答弁を求めます。
佐藤環境課長。
◯環境課長(佐藤和也君) 69ページ、環境衛生諸費、水道未
普及地区飲用水確保対策事業補助金の対象地区ということでのご質疑でございます。
対象地区につきましては、この予算の中身につきましては、慶徳町の豊岡行政区の川前地区を対象としてございます。理由としましては、今年度につきまして、この水道未普及地区の事業を開始したわけでございますが、当初の予算につきまして、7世帯を対象として計上いたしました。中身としましては、浄水器を設置するという形で予算を計上したところなのですが、その川前地区につきまして、水質検査を実施いたしました。その結果、一部に不適合の結果が出たものですから、この浄水器のほかに除菌器を加える必要があるだろうということで、今回12万円の補正を追加計上をさせていただいたところでございます。
◯議長(齋藤勘一郎君)
井上農山村振興課長。
◯農山村振興課長(井上清隆君) 75ページ、
林業施設整備事業費の山の
みち地域づくり交付金事業北塩原・磐梯線負担金33万5,000円でございますけれども、こちらにつきましては、事業費といたしましては、1,000万円の増額分に対する負担となっております。この1,000万円増えた内容でございますが、工事に使う路盤材に使う材料ですが、当初は再生骨材を使用するとしておりましたが、再生骨材が品薄で入手が困難であることから、新しい骨材を使用するために増額となったことでございます。
あと、工事の進捗の予定でございますが、こちら北塩原から喜多方市にかけまして、全長で11.1キロメートルございまして、こちらの区間を3つの工区に分けまして、事業を行っておりまして、現在、喜多方市の部分が第2期工区といたしまして、平成27年度から工事を実施しておりまして、令和5年度までの予定で工事をしているところであります。さらに、令和2年度から令和8年度までの予定で北塩原村と喜多方市のちょうど境の部分に当たる部分が3期分といたしまして工事を予定しているところであります。
◯議長(齋藤勘一郎君) 佐原正秀君。
◯20番(佐原正秀君) 林業関係の話なのですが、これも大分前から取り組んでいてなかなか進まないような感じがいたしますが、今期それぞれの地区を3か所に分けてやっているということでありますけれども、その中でも第2期分はかなり進んでいるという話でしょうか。
それと、これは令和2年度から令和8年度までの第3期地区の部分は、どういう感じに今進んでいるのでしょうか、その点について伺います。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
農山村振興課長。
◯農山村振興課長(井上清隆君) 第2期分については、平成27年度から工事を実施しておりまして、一部の区間については舗装まで仕上がっているという状況でございまして、令和5年度までに完了する予定で、今進んでおりますが、今ほどありました第3期の部分、こちら北塩原村と喜多方市のちょうど境の部分にかけての部分でございますが、令和2年度よりということで、今年度につきましては、測量設計等を実施するということで、まだ現地には入っていないという状況でございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 佐原正秀君。
◯20番(佐原正秀君) そうしますと、第2期地区は令和5年度、そして第3期地区については、今令和8年度まであるのですが、この3か所に分けた中の今1か所というのは終わっているのでしょうか、その点について。そして、これから第3期地区については、現在測量設計ということなので、いつから実施になる予定でしょうか。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
農山村振興課長。
◯農山村振興課長(井上清隆君) まず、第1期分、北塩原村の部分につきましては、平成24年度から平成27年度において、既にもう完了しているところであります。第3期分につきましては、令和2年度が詳細測量ということでございますので、今後、立木の調査等ありまして、詳細設計等も踏まえまして、早ければ令和3年度とはなりますが、遅ければ令和4年度からの着手になろうかと考えております。
◯議長(齋藤勘一郎君) 他にご質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
◯議長(齋藤勘一郎君) ご質疑なしと認めます。
議案第111号は、お手元に配付してあります付託案件表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。
─────────────────────────────────────────────
日程第 2 議案第112号 令和2年度喜多方市
国民健康保険事業特別会計補正予算
(第3号)
日程第 3 議案第113号 令和2年度喜多方市
後期高齢者医療事業特別会計補正予
算(第1号)
日程第 4 議案第114号 令和2年度喜多方市
介護保険事業特別会計補正予算(第
2号)
日程第 5 議案第115号 令和2年度喜多方市
公有林整備事業特別会計補正予算
(第1号)
日程第 6 議案第116号 令和2年度喜多方市
工業団地造成事業特別会計補正予算
(第1号)
日程第 7 議案第117号 令和2年度喜多方市駒形財産区
特別会計補正予算(第1
号)
日程第 8 議案第118号 令和2年度喜多方市一ノ木財産区
特別会計補正予算(第
1号)
日程第 9 議案第119号 令和2年度喜多方市早稲谷財産区
特別会計補正予算(第
1号)
日程第10 議案第120号 令和2年度喜多方市
下水道事業会計補正予算(第2号)
日程第11 議案第121号 令和2年度喜多方市
水道事業会計補正予算(第2号)
◯議長(齋藤勘一郎君) 日程第2、議案第112号 令和2年度喜多方市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)から日程第11、議案第121号 令和2年度喜多方市
水道事業会計補正予算(第2号)までを一括議題といたします。
本10案に対する当局の説明を順次求めます。
五十嵐保健課長。
◯保健課長(五十嵐俊之君) 議案第112号をご説明申し上げますので、
特別会計予算書の3ページをお開き願います。
議案第112号 令和2年度喜多方市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)。
第1条 既定の
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,515万円を減額し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ54億3,053万5,000円とするものであります。
第2項 「第1表
歳入歳出予算補正」につきましては、
事項別明細書によりご説明いたします。
歳出よりご説明いたしますので、24ページをお開き願います。
(以下、予算に関する説明書により説明した)
以上で議案第112号の説明を終わります。
次に、議案第113号をご説明申し上げますので、45ページをお開き願います。
議案第113号 令和2年度喜多方市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)。
第1条 既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ13万3,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億8,839万5,000円とするものであります。
第2項 「第1表
歳入歳出予算補正」につきましては、
事項別明細書によりご説明いたします。
歳出よりご説明いたしますので、58ページをお開き願います。
(以下、予算に関する説明書により説明した)
以上で議案第113号の説明を終わります。
◯議長(齋藤勘一郎君)
佐藤高齢福祉課長。
◯高齢福祉課長(佐藤 洋君) 議案第114号 令和2年度喜多方市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げますので、予算書の65ページをお開き願います。
第1条 既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億4,350万8,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ59億2,900万1,000円とするものであります。
第2項 「第1表
歳入歳出予算補正」につきましては、
事項別明細書によりご説明申し上げます。
歳出からご説明申し上げますので、84ページをお開き願います。
(以下、予算に関する説明書により説明した)
以上で議案第114号の説明を終わります。
◯議長(齋藤勘一郎君) ここで暫時休憩をいたします。
午後2時15分に会議を再開いたします。
午後 2時03分 休憩
─────────────────────────────────────────────
午後 2時15分 再開
◯議長(齋藤勘一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
議案審議を続行いたします。
当局の説明を順次求めます。
井上農山村振興課長。
◯農山村振興課長(井上清隆君) 議案第115号 令和2年度喜多方市
公有林整備事業特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げますので、予算書97ページをお開き願います。
第1条 既定の
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ10万5,000円を減額し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ681万5,000円とするものであります。
第2項 「第1表
歳入歳出予算補正」につきましては、
事項別明細書によりご説明いたします。
歳出よりご説明申し上げますので、110ページをお開きください。
(以下、予算に関する説明書により説明した)
以上で議案第115号 令和2年度喜多方市
公有林整備事業特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。
◯議長(齋藤勘一郎君) 山口商工課長。
◯商工課長(山口和志君) 議案第116号 令和2年度喜多方市
工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)をご説明いたしますので、予算書115ページをお開き願います。
第1条 既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,268万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億6,170万9,000円とするものであります。
第2項 「第1表
歳入歳出予算補正」につきましては、
事項別明細書によりご説明いたします。
歳出よりご説明いたしますので、126ページをお開き願います。
(以下、予算に関する説明書により説明した)
以上で議案第116号の説明を終わります。
◯議長(齋藤勘一郎君)
高畑総務部参事兼財政課長。
◯総務部参事兼財政課長(高畑圭一君) 議案第117号 令和2年度喜多方市駒形財産区
特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げますので、
特別会計補正予算書133ページをお開き願います。
第1条 既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1万1,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,391万9,000円とするものであります。
第2項 「第1表
歳入歳出予算補正」につきましては、
事項別明細書によりご説明いたします。
歳出よりご説明いたしますので、144ページをお開き願います。
(以下、予算に関する説明書により説明した)
以上で説明を終わります。
次に、議案第118号 令和2年度喜多方市一ノ木財産区
特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げますので、149ページをお開き願います。
第1条 既定の
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5万3,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,796万3,000円とするものであります。
第2項 「第1表
歳入歳出予算補正」につきましては、
事項別明細書によりご説明いたします。
歳出よりご説明いたしますので、160ページをお開き願います。
(以下、予算に関する説明書により説明した)
以上で説明を終わります。
次に、議案第119号 令和2年度喜多方市早稲谷財産区
特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明いたしますので、165ページをお開き願います。
第1条 既定の
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2万9,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,785万3,000円とするものであります。
第2項 「第1表
歳入歳出予算補正」につきましては、
事項別明細書によりご説明いたします。
歳出よりご説明いたしますので、176ページをお開き願います。
(以下、予算に関する説明書により説明した)
以上で説明を終わります。
◯議長(齋藤勘一郎君)
安藤下水道課長。
◯下水道課長(安藤義弘君) 私からは、議案第120号 令和2年度喜多方市
下水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げますので、予算書の3ページをお開きください。
令和2年度喜多方市
下水道事業会計補正予算(第2号)であります。
第2条 令和2年度喜多方市
下水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものであります。
収入におきまして、第1款第2項営業外収益を1,581万円補正し、支出におきまして第1款第1項営業費用を1,956万1,000円補正するものであります。
第3条 予算第9条に定めた議会の議決を経なければ流用することができない
経費職員給与費を42万4,000円減額補正するものであります。
次に、6ページをお開きください。
(以下、予算に関する説明書により説明した)
以上で議案第120号 令和2年度喜多方市
下水道事業会計補正予算(第2号)の説明を終わります。
◯議長(齋藤勘一郎君) 遠藤水道課長。
◯水道課長(遠藤 実君) 私からは、議案第121号 令和2年度喜多方市
水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。
喜多方市
水道事業会計補正予算書の3ページをお開きください。
第2条 令和2年度喜多方市
水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものであります。
支出におきまして、第1款第1項営業収益を819万円補正するものであります。
6ページをお開きください。
(以下、予算に関する説明書により説明した)
以上で議案第121号 令和2年度喜多方市
水道事業会計補正予算(第2号)の説明を終わります。
◯議長(齋藤勘一郎君) これより質疑に入ります。ご質疑ございませんか。
1番、矢吹哲哉君。
◯1番(矢吹哲哉君) 128ページ、129ページ、令和2年度喜多方市
工業団地特別会計補正予算(第1号)ですが、補正を新たに1億2,200万円して、全体で1億4,900万円になっているわけですけれども、これだけ予備費で置いておくには支出で何か必要なものがあるのでしょうか。繰り越してそれを入れたということですが、必要ないのではないかと思うのですけれども、なぜ予備費で置いておくのかお伺いいたします。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
山口商工課長。
◯商工課長(山口和志君) 129ページになります。
予備費でございます。1億2,265万6,000円ということでございまして、こちらについては、歳入で繰越金がございますが、こちらが1億3,268万円ということで、昨年度土地売払収入がございまして、1億3,268万円なのですが、そちらの繰越金、そして、今回の歳入歳出の調整ということで予備費について上げてございます。繰越金については、昨年度の土地売払収入でございますが、9月に予算化したところでございます。それの調整ということになります。
◯議長(齋藤勘一郎君) 矢吹哲哉君。
◯1番(矢吹哲哉君) だから、その繰越金が1億3,200万円出たと。だから、それを予備費になぜ入れたのかというのです。繰り越したのは分かりました。支出として予備費にそのまま入れる。これだけ工業団地は造成はもう完了していると思うので、第2期目もまだありますけれども、結局何のために、使う目的は今年度多分ないと思うのです。今のところ工事は何もするのはないと思うので、これだけの予備費を補正全体で1億4,000万円になる。予備費に置いておくという必要性は何なのですか。なぜ、予備費に入れたのですか。答弁になっていないような気がするのですが。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
商工課長。
◯商工課長(山口和志君) こちら予備費ということで対応させていただております。こちらについては、造成事業費に使います今回の造成の起債のため、将来の償還に使うということもございまして、それらの理由で予備費対応させていただいているところでございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 矢吹哲哉君。
◯1番(矢吹哲哉君) 造成費の将来の償還のため使うというのですけれども、具体的に今、工業団地の造成費でそういう償還すべき負債は幾らあるのですか。毎年幾らかずつ償還していくということで決まっているわけですけれども、では、今年度もう何ぼ償還金するのですか。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
商工課長。
◯商工課長(山口和志君) 令和2年度につきましては、返済利息のみとなってございます。返済の元金については令和3年度から発生してまいります。あわせて返済の利息ということで、合算した額を返済するような形になってございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 他にご質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
◯議長(齋藤勘一郎君) ご質疑なしと認めます。
議案第112号から議案第121号まで、配付してあります付託案件表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。
─────────────────────────────────────────────
日程第12 議案第122号 喜多方市手話言語条例
◯議長(齋藤勘一郎君) 日程第12、議案第122号 喜多方市手話言語条例を議題といたします。
本案に対する当局の説明を求めます。
渡部保健福祉部長。
◯保健福祉部長兼福祉事務所長(渡部孝一君) 議案122号 喜多方市手話言語条例についてご説明いたしますので、議案書の3ページをお開きください。
提案理由でありますが、この条例は、手話が言語であるとの認識に基づき、手話の普及等に関し基本理念を定め、市の責務等を定めることにより、市民の手話及び聾者等に対する理解の促進を図り、もって全ての市民が共生することのできる地域社会を実現するために制定しようとするものであります。
まず、条例の前文におきまして、手話言語に関する説明、条例制定の背景、目的を述べたもので、条例制定の理念を明らかにするものであります。
次に、第1条は、目的、第2条は、定義で、それぞれ記載のとおりであります。
4ページをお開きください。
第3条は、基本理念で、手話は聾者が大切に育んできた言語であることを理解し、全ての市民が相互に人格と個性を尊重し合いながら共生することを基本として、聾者等の手話による意思疎通を行う権利を尊重し、手話の普及等を図りたいとするものであります。
第4条は、市の責務で、手話基本理念にのっとり、手話の普及等及び手話を使用しやすい環境を整備するため、必要な施策を推進するものであります。
第5条は、市民の役割で、市民、聾者等、
手話通訳者等は基本理念にのっとり、手話に対する関心と理解を深め、市の施策に協力するよう努めるものとするものであります。
第6条は、事業者の役割で、事業者は、基本理念にのっとり、聾者等が利用しやすいサービスを提供するとともに、聾者等が働きやすい環境を整備するよう努めるとするものであります。
第7条は、施策の推進で、手話に関する必要な施策について定めるものであります。
第8条は、手話を学ぶ機会の確保、第9条は、
手話通訳者等の養成、確保、派遣等、第10条は、
手話通訳者等の設置及び処遇の改善、第11条は、学校における手話の普及等で、学校教育の場における手話の理解の促進等について定めるものであります。
第12条は、医療機関における手話の普及等で、医療機関における手話の使用しやすい環境の整備等について定めるものであります。
第13条は、事業者への支援、第14条は、災害時の対応。
次ページをお開きください。
第15条は、情報通信技術の活用、以下、第18条の委任までそれぞれ記載のとおりであります。
附則といたしまして、この条例は、令和2年10月1日から施行したいとするものであります。
◯議長(齋藤勘一郎君) これより質疑に入ります。ご質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
◯議長(齋藤勘一郎君) ご質疑なしと認めます。
議案第122号は、配付してあります付託案件表のとおり、所管の常任委員会に付託をいたします。
─────────────────────────────────────────────
日程第13 議案第123号 損害賠償の額の決定及び和解について
◯議長(齋藤勘一郎君) 日程第13、議案第123号 損害賠償の額の決定及び和解についてを議題といたします。
本案に対する当局の説明を求めます。
佐藤産業部長。
◯産業部長(佐藤健志君) 議案第123号についてご説明申し上げますので、議案書7ページをお開きいただきたいと思います。
損害賠償の額の決定及び和解についてであります。
まず、提案理由でありますが、
喜多方綾金工業団地の土地売買契約に伴い発生した損害について、損害を賠償し、和解をしようとするものであります。
内容でございますが、令和元年11月22日に土地売買契約を締結し、相手方に売却した喜多方市豊川町米室字古開142番14所在の
喜多方綾金工業団地内用地において、令和2年3月に相手方が建築工事を行うため、地中を掘削したところ、転石等が出土し、相手方にその撤去工事及び追加工事に係る費用が生じたことから、土地売買契約における瑕疵担保責任に基づき、これに対する損害を下記のとおり賠償し、和解したいとするものであります。
損害賠償の額につきましては、1,002万3,200円であります。
損害賠償の相手方につきましては、記載のとおりでございます。
和解の内容についてでありますが、本件については損害賠償の額を上記のとおりとし、各当事者はともに将来にわたり一切の異議申立て、請求、訴訟等は行わないとするものであります。
以上で説明を終わります。
◯議長(齋藤勘一郎君) これより質疑に入ります。ご質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
◯議長(齋藤勘一郎君) ご質疑なしと認めます。
議案第123号は、配付してあります付託案件表のとおり、所管の常任委員会に付託をいたします。
追加議案配付のため暫時休憩いたします。
そのままお待ちください。
午後 2時44分 休憩
─────────────────────────────────────────────
午後 2時47分 再開
◯議長(齋藤勘一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
追加議案の配付漏れはございませんか。
(「なし」の声あり)
◯議長(齋藤勘一郎君) 配付漏れなしと認めます。
お諮りいたします。
本日付をもって市長より議案4件が提出されました。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◯議長(齋藤勘一郎君) ご異議なしと認めます。
よって、4本案を日程に追加し、議題とすることに決しました。
─────────────────────────────────────────────
日程追加
議案第124号 令和2年度喜多方市
一般会計補正予算(第10号)
議案第125号 財産の取得について
議案第126号 財産の取得について
議案第127号 財産の取得について
◯議長(齋藤勘一郎君) 議案第124号 令和2年度喜多方市
一般会計補正予算(第10号)から議案第127号 財産の取得についてまでを一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
遠藤市長。
◯市長(遠藤忠一君) 本日追加提案いたしました議案の概要についてご説明を申し上げます。
まず、議案第124号 令和2年度喜多方市
一般会計補正予算(第10号)につきましては、歳入歳出とも528万円の追加補正で、累計におきまして324億9,988万6,000円と相なります。
今回補正の内容についてでありますが、民生費の
社会福祉施設補助経費におきまして、地域介護・
福祉空間整備等施設整備補助金528万円を計上いたしました。
以上の歳出に対する財源でありますが、国庫支出金を同額追加計上いたしました。
次に、議案第125号から議案第127号までにつきましては、財産の取得についてでありまして、
プロジェクター、
タブレット端末充電保管庫、
モバイルWi-Fiルーターをそれぞれ取得するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決に付するものであります。
以上、追加議案の概要をご説明を申し上げましたが、慎重にご審議くださいまして、ご議決を賜りまするようお願い申し上げます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 議案第124号 令和2年度喜多方市
一般会計補正予算(第10号)に対する補足説明を求めます。
高畑総務部参事兼財政課長。
◯総務部参事兼財政課長(高畑圭一君) 議案第124号 令和2年度喜多方市
一般会計補正予算(第10号)つきましてご説明申し上げますので、今ほどの
一般会計補正予算書の3ページをお開き願います。
第1条 既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ528万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ324億9,988万6,000円とするものであります。
第2項 「第1表
歳入歳出予算補正」につきましては、
事項別明細書によりご説明いたします。
歳出よりご説明いたしますので、14ページをお開き願います。
(以下、予算に関する説明書により説明した)
以上で説明を終わります。
◯議長(齋藤勘一郎君) これより質疑に入ります。ご質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
◯議長(齋藤勘一郎君) ご質疑なしと認めます。
議案第124号は、配付してあります付託案件表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。
議案第125号 財産の取得についてから議案第127号 財産の取得についてまでに対する補足説明を求めます。
江花教育部長。
◯教育部長(江花一治君) 議案第125号 財産の取得についてご説明申し上げますので、追加議案書3ページをお開き願いたいと思います。
議案第125号 財産の取得についてであります。
提案理由でありますが、
プロジェクターを取得するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決に付するものであります。
内容でありますが、取得の目的は、小中学校教育の用に供するためであります。
取得する財産は、
プロジェクター。
数量は、180台。
取得の方法につきましては、
制限付一般競争入札であります。
取得価格は、5,940万円。
契約の相手方は、喜多方市
関柴町上高額字広面657番地9、
有限会社関ビジネス喜多方営業所、代表取締役、佐藤悦弥であります。
次ページ、4ページ、入札結果表であります。ご覧をいただきたいと存じます。
次のページ、5ページをお開き願います。
議案第126号 財産の取得についてであります。
提案理由でありますが、
タブレット端末充電保管庫を取得するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決に付するものであります。
内容でありますが、取得の目的、小中学校教育の用に供するためであります。
取得する財産は、
タブレット端末充電保管庫。
数量は、142台であります。
取得の方法は、
制限付一般競争入札。
取得価格は、2,238万5,000円であります。
契約の相手方につきましては、喜多方市字清水が丘二丁目97番地、隆貴堂やまとみ、山内隆永であります。
次ページ、6ページは、入札結果表でありますので、ご覧いただきたいと思います。
次に、7ページをお開き願いたいと思います。
議案第127号 財産の取得についてであります。
提案理由でありますが、
モバイルWi-Fiルーターを取得するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決に付するものであります。
内容でありますが、取得の目的、小中学校教育の用に供するため。
取得する財産は、
モバイルWi-Fiルーター。
数量は、3,300台であります。
取得の方法は、
制限付一般競争入札。
取得価格は、3,012万9,000円であります。
契約の相手方は、喜多方市
関柴町上高額字広面657番地9、
有限会社関ビジネス喜多方営業所、代表取締役、佐藤悦弥であります。
次ページ、8ページは、入札結果表でありますので、ご覧いただきたいと思います。
以上で議案第125号 財産の取得についてから議案第127号 財産の取得についてまでの説明を終わります。
◯議長(齋藤勘一郎君) これより質疑に入ります。ご質疑ございませんか。
14番、齋藤仁一君。
◯14番(齋藤仁一君) 今の財産取得に関して、落札率をそれぞれ教えていただきたい。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
江花教育部長。
◯教育部長(江花一治君) お答えいたします。
まず、議案第125号の
プロジェクターでございますが、落札率は98.36%であります。
次に、議案第126号、
タブレット端末充電保管庫でありますが、落札率は75.37%であります。
次に、議案第127号、
モバイルWi-Fiルーターでありますが、落札率は37.73%であります。
◯議長(齋藤勘一郎君) 齋藤仁一君。
◯14番(齋藤仁一君) 物品ですので、最低価格というのは設けなかったということだと思うのですが、その理解でよろしいのでしょうか。
◯議長(齋藤勘一郎君) 答弁を求めます。
教育部長。
◯教育部長(江花一治君) そのとおりでございます。
◯議長(齋藤勘一郎君) 他にご質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
◯議長(齋藤勘一郎君) ご質疑なしと認めます。
ここで暫時休憩をいたします。
午後3時15分に会議を再開いたします。
午後 3時00分 休憩
─────────────────────────────────────────────
午後 3時15分 再開
◯議長(齋藤勘一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
会議再開に時間を要しまして大変申し訳ございません。陳謝いたします。
付託案件表配付のため、暫時休憩をいたします。
そのままお待ちください。
午後 3時15分 休憩
─────────────────────────────────────────────
午後 3時16分 再開
◯議長(齋藤勘一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
配付漏れはございませんか。
(「なし」の声あり)
◯議長(齋藤勘一郎君) 配付漏れなしと認めます。
議案第125号から議案第127号までは、配付してあります付託案件表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。
─────────────────────────────────────────────
◯議長(齋藤勘一郎君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
あす12日は土曜日で休会、13日は日曜日で休会、14日は午前10時開議、各委員会室において常任委員会を開きます。各委員長におかれましては、よろしくお取り計らい願います。
本日はこれにて散会いたします。
午後 3時17分 散会
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