須賀川市議会 > 2019-12-16 >
令和 元年 12月 文教福祉常任委員会−12月16日-01号

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  1. 須賀川市議会 2019-12-16
    令和 元年 12月 文教福祉常任委員会−12月16日-01号


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    最終取得日: 2021-07-31
    令和 元年 12月 文教福祉常任委員会−12月16日-01号令和 元年 12月 文教福祉常任委員会           須賀川市議会文教福祉常任委員会会議録 1 日  時  令和元年12月16日(月曜日)         開 会  10時00分         閉 会  12時24分 2 場  所  須賀川市議会委員会室2 3 出席委員  大 寺 正 晃     石 堂 正 章     堂 脇 明 奈         浜 尾 一 美     熊 谷 勝 幸     深 谷 政 憲         五十嵐   伸     加 藤 和 記 4 欠席委員  なし 5 説明員   文化スポーツ部長  野 崎 秀 雄   市民交流センター長 佐久間 貴 士         健康福祉部長    水 野 良 一   建設部長      永 野 正 一         教育部長      高 橋 勇 治   生涯学習スポーツ課長上 妻 秀 男         文化振興課長    秡 川 千 寿   総務課長      板 橋 圭 寿
            企画課長      三 浦 浩 美   中央図書館長    西 澤 俊 邦         社会福祉課長    伊 勢 邦 宏   長寿福祉課長    井 上 敦 雄         保険年金課長    佐 藤 幸 二   健康づくり課長   川 田 善 文         建築住宅課長    力 丸 昇 一   教育総務課長    和 田   靖         学校教育課長    菅 野 哲 哉   こども課長     鈴 木 行 宏 6 事務局職員 庶務係長      渡 辺 靖 子   嘱託職員      石 澤 友 美 7 会議に付した事件  別紙のとおり 8 議事の経過  別紙のとおり                      文教福祉常任委員長   大 寺 正 晃      午前10時00分 開会 ○委員長(大寺正晃) おはようございます。  委員の皆様並びに当局の皆様には、お忙しい中お集まりいただきまして、ありがとうございます。  会議に先立ちまして、御報告いたします。  本日の会議には、議案の説明のため、建設部長及び建築住宅課長が出席しておりますので、御報告いたします。  それでは、ただいまから文教福祉常任委員会を開会いたします。  出席委員は定足数に達しております。 ───────────────────── ◇ ──────────────────── ○委員長(大寺正晃) 当委員会に付託となった案件は、審査事件一覧表に記載のとおりであります。  それでは、本日の会議の進め方について御説明いたします。  初めに、今期定例会において付託となりました議案第137号の議案1件を議題とし、当局の説明を受け、質疑、討論、採決を行います。  議案審査終了後、継続調査事件である所管の事務の執行を議題とし、当局からの報告案件や台風第19号被害に関する質疑応答を行うことといたします。  終了後、当局には御退席いただき、具体的調査項目について、委員間で協議を行うことといたします。  本日の会議の進め方については、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長(大寺正晃) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  まず初めに、議案第137号 須賀川市立阿武隈小学校規模改修工事(一期)のうち建築主体工事請負契約の変更についてを議題といたします。  本案について当局の説明を求めます。 ◎教育総務課長(和田靖) おはようございます。  ただいま議題となっております議案第137号 須賀川市立阿武隈小学校規模改修工事(一期)のうち建築主体工事請負契約の変更について、提案理由を御説明いたします。  須賀川市立阿武隈小学校規模改修工事(一期)のうち建築主体工事につきましては、松本建設工業株式会社契約金額3億1,130万円で工事を進めてきたところでありますが、今回、契約金額の変更が必要となったものであります。  変更の主な理由といたしましては、大規模改修工事の一期として整備を進めておりますが、現場の精査により仕上げ材を剥がしたところ、主に床や壁に剥離やひび割れ等が発生しており、このまま放置するとコンクリートの中性化や、鉄筋が空気に触れることでさびが発生するなど、く体の耐力が低下するため、校舎く体に一部補修が必要となったものであります。  なお、これら校舎く体の補修において1,460万2,500円を加えた3億2,590万2,500円に契約金額を変更するものであります。  変更契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を得たく提案するものであります。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(大寺正晃) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 ◆委員(深谷政憲) 総括質疑で横田議員が行ったところでございますが、追加する形でお伺いしたいと思います。  今ほど説明の中で、増額となった部分の説明がございましたが、精査ですので、減額になった工種があるのかどうか。  2点目として、工期も変更必要なしという回答でございましたが、1,400万円の増額となれば、実際に必要となる工期についてお伺いをしたいと思います。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの深谷委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎建築住宅課長(力丸昇一) ただいまの御質疑にお答えします。  まず減額となったものはあるのかということでございましたが、実際には、当初予定しておりました東側の昇降口、これを二期工事のほうに先送りするということで、減額となっております。なお減額額は約50万円であります。増額となっております工期なんですが、おおむね1か月を予定しております。  以上です。 ○委員長(大寺正晃) 深谷委員、よろしいですか。 ◆委員(深谷政憲) 1か月ほど必要ということですが、全体の工期の中で収まるという理解でよろしいでしょうか。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎建築住宅課長(力丸昇一) 当初の予定工期内で、改修におきましては1か月程度を予定しておりましたが、その中での増額ということなんですが、工事範囲、それから工事の手順、それを見直しながら工事を進めてまいる予定でありますので、今回の増額についての工期の延長は、総括でお答えしたとおりございません。  以上です。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。      (発言する者なし) ○委員長(大寺正晃) なければ、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(大寺正晃) なければ、これにて討論を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第137号 須賀川市立阿武隈小学校規模改修工事(一期)のうち建築主体工事請負契約の変更についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長(大寺正晃) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ただいま審査が終了いたしました議案1件に関する委員長報告については、正副委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長(大寺正晃) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  以上で議案の審査を終了いたします。  ここで、建設部長及び建築住宅課長には御退席いただきます。御苦労様でした。  しばらくお待ちください。      (建設部長及び建築住宅課長退席) ○委員長(大寺正晃) 次に、所管の事務の執行についてを議題といたします。  初めに、当局からの報告事項について、本日は、文化振興課市民交流センター社会福祉課健康づくり課教育総務課からそれぞれ発言の申出がありましたので、順次、説明をいただき質疑応答を行うことといたします。  それでは初めに、文化振興課から説明をお願いします。 ◎文化振興課長秡川千寿) おはようございます。  文化振興課から、風流のはじめ館、須賀川特撮アーカイブセンターの2件につきまして、お手元にお配りをさせていただきました資料に基づき、現在の工事の進捗状況も含めまして、施設概要等について御説明をさせていただきたいと思います。  資料の1ページ目をお開きいただきたいと思います。  (1)の風流のはじめ館についてでありますが、旧NTTビル内に仮設運営をしております芭蕉記念館機能継承と、本市の俳句を中心とした和文化の振興、さらには地域交流の促進を図るため、須賀川俳諧の祖である「相楽等躬」のゆかりの地であり、江戸時代の庶民の学びやである「須賀川郷学所」があったとされる本町地内を建設地として選定し、本年6月から工事に着手しておりまして、現在、建物本体の基礎及び一部外構工事を進めております。本体の組立ては年明けからとなる見込みであります。  施設の概要でありますが、木造平屋建て延べ床面積が732.58uであり、1ページの下段に図示しておりますが、資料等の見学スペースや、和室3室などを配した「芭蕉・等躬の庵」、多目的室2室や土間ラウンジを配した「郷学の間」、施設の庭園である「四季彩の庭」の3つのエリアで構成しております。  本施設及びエリアの名称につきましては、ワークショップ参加者からの提案により決定、また参考とさせていただいたものであります。  恐れ入りますが、2ページを御覧いただきたいと思います。  上段が県道側から建物をふかんした図、下段が見学スペースのおおよそのイメージ図でございます。  本施設につきましては、冒頭に御説明をいたしました芭蕉記念館機能継承と和文化の振興を図ることを目的としておりますが、須賀川南部地区都市再生整備計画事業における地域交流拠点として、また、観光誘客など市外からの来訪者の増加にも資する性格を有する施設としても位置付けされており、回遊性の向上、にぎわいの創出にも資する施設として活用してまいりたいと考えております。  このためには、来館者が駐車場の発着で終わってしまうということにならない仕掛けが必要とも考えておりまして、当該敷地内には、作業用の駐車スペースを確保するのみとし、来館者には、市役所駐車場や近隣の民間駐車場を御利用いただき、現在、整備を進めております石畳舗装、またこの地域にございます軒あんどんなどがつながるまち並みなどを楽しみながら、まち歩きをしていただきたいというふうに考えてございます。  なお、学校の施設見学で乗り入れる大型バスですとか、体の御不自由な方の乗用車の乗り入れにつきましては、上の図にございますように、県道沿いに整備する広場を臨時駐車スペースとして対応する考えでございます。  また、施設の開館時期についてでありますが、今般の台風19号の影響により、工期として来年3月までとしてございましたが、工事期間を延長する必要が生じております。この準備期間も含めて見通しを立てた上で、改めて御報告をさせていただきたいというふうに考えてございます。  続きまして、3ページ目を御覧いただきたいと思います。  (2)の須賀川特撮アーカイブセンターについてでありますが、本市におきましては、これまで円谷英二監督の偉業の顕彰や地域の魅力向上、更なる発信力の強化を図るため、ウルトラマンのふるさとであります「M78星雲 光の国」との姉妹都市提携など、ウルトラマン関連事業円谷英二ミュージアムの開設に取り組んできたところでありますが、一方で、特撮を取り巻く状況を見ますと、英二監督が礎を築いた特撮に関連する作品や資料などが、破棄あるいは海外に散逸を余儀なくされているなど、英二監督の出身地である本市としては看過できない状況となってございます。  このため本市といたしましては、特撮を日本の誇る文化として後世につないでいくため、その中核拠点とすべく岩瀬農村環境改善センター機能が、岩瀬市民サービスセンターに移転した建物の有効活用を図りたいというふうに考えておりまして、ここに須賀川特撮アーカイブセンターを整備することとしたものであります。  施設の概要でありますが、昭和54年築の鉄筋コンクリート・鉄骨造り2階建て、延べ床面積1,126uの改修であります。  恐れ入ります。4ページ目をお開きいただきたいと思います。  上段のパース図でございますが、県道中野須賀川線から見た外観、下段はエントランスホールの内観をイメージした図となってございます。  本年6月から工事に着手しており、現在、外観のオリジナルとなります怪獣の壁面が完成してございまして、3月の工事完了に向け、順調に進捗してございます。  本施設につきましては、アーカイブセンターの名のとおり、第一義的には、貴重な作品や資料等の収集、保存を目的とするものでありますが、新たな文化の担い手育成にも寄与できるよう修復や調査研究、さらには周知啓発を図るために、一部ではございますが、見学の可能なスペースを配置することとしてございます。  こちらの施設の開館時期についてでありますが、先に申し上げましたとおり、3月には工事が完了する予定でありますが、その後に搬入する作品等につきましては、著作権等権利関係について調整が必要でございまして、これに鋭意進めているところではございますが、内部の問題でもございますので、現在慎重な対応に努めてございます。  このための準備期間も含め、見通しを立てた上で、改めて御報告をさせていただきたいと考えてございます。
     また、これら両施設の設置条例等につきましては、3月市議会定例会において提案する考えでございますので、改めて御審議いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  以上、2点につきまして文化振興課から御説明を終わります。 ○委員長(大寺正晃) それでは、ただいまの当局の説明に対し、初めに風流のはじめ館について、委員の皆様から意見、質疑等ありませんか。 ◆委員(浜尾一美) 駐車場の件でちょっとお聞きしたいのですが、須賀川市庁舎前の駐車場と民間のをあわせて併用するという形なんですが、どのようにアナウンスしていく感じですか。例えば、施設の周りの民間の駐車場と、ある程度駐車料金の統一化みたいなものを図っていただければ使いやすいのかなと思うんですが、その辺についてもちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの浜尾委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長秡川千寿) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  1点目の周知の部分についてでございますけれども、こちらについては開館の時期も勘案いたしまして、さらに、その駐車場の御案内も併せて御説明をさせていただきたいというふうに考えてございます。  また2点目の駐車料金の統一化というところでございますが、こちらにつきましては、民間の駐車場につきまして、その方々の任意というところになっておるというふうに思いますので、そちらについては、なかなか申し上げられる形ではないのかなということを考えております。  以上でございます。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。 ◆委員(加藤和記) でき上がった後の管理は市が直営でやるというお話だったんですけれども、直営にするという狙いはどこにあるのかお伺いしたいと思います。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの加藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長秡川千寿) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  先の一般質問でも御答弁をさせていただきましたが、本市の和文化の中心になります俳句を中心とした取組、さらには、他の文化団体との連携などを主体的に取り組んでまいりたいというふうな考え方から、直営で進めてまいりたいというふうに考えてございます。 ◆委員(加藤和記) 私の感覚からいくと、かえってそういう有識者といいますか、文化に長く携わっている方もたくさんいると思うので、そういう方に指定管理で運営してもらったほうが、より中身の濃いものができるのではないかというふうに私は感じているんですけれども、その辺の捉え方はどうなんでしょうか。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの加藤委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長秡川千寿) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  市内にも様々に文化に関わっていらっしゃる方々もいらっしゃるところでございますが、本施設につきましては、主体的な市の取組というところで、皆さんの力をいただきながら、文化活動の活性化、さらには地域の交流というところも進めてまいりたいというふうなことを考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。 ◆委員(五十嵐伸) 今の部分で再度お聞きしたいんですけれども、今現在は違う形で指定管理者みたいな形でやられていましたよね。今現在、違うんですか。別な形。すみません。  あと、工期の件、開館の件なんですが、先ほどの説明では、延長の件が発生したということで、理由ははっきりしなかったんですけれども、結局、来年度中の予定というしか、後のほうもそうなんですけれども、でも状況的には決めた部分で進めないことには、目標に向かってできないような状況があると思うんです。何でまだ決まらないのかなというのを、しゅん工の時期ですか、開館の時期が決まらないのかというのが不思議なので、それについてお聞きしたい。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの五十嵐委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長秡川千寿) ただいまの御質疑にお答えいたします。  まず1点目の芭蕉記念館の管理についてでございますが、まず直営で始まりましたものが、記憶は定かではございませんけれども、一時期指定管理となってございました。その後、震災の関係で、それが直営に変わってございます。現在は直営ということで運営をさせていただいているというところでございます。  2点目の開館時期の点でございますけれども、先ほども御報告をさせていただいたところではございますが、まず風流のはじめ館につきましては、当初3月を工期としてございましたが、その後、台風の関係で、職人の手配等の関係で、工期に時間を要するというふうな報告をいただいてございます。その関係で工期を見直しする必要が生じたというところと、工期については今精査中というところではございますが、その後、工事が終わった後の準備行為、いろいろと作品の搬入等、また備品の整理等というところがございますので、そちらの時期を勘案しながら、開館日についてはこれから設定してまいりたいというところでございます。  またアーカイブセンターにつきましても、3月には工事がしゅん工するという予定でございますが、そこに搬入する作品等につきましては、著作権等が関係してございますので、なかなかできたからといって、すぐ入れていく、また一部見学もしていただきたいというところもございますので、その権利関係の調整というところがまだ少し見えていないところがございます。この点については、余り時間をかけることなく進めたいというふうなことを考えてございますが、現時点においては、オープン時期については、まだ調整中とさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ◆委員(五十嵐伸) 分かりました。台風の関係もそうですけれども、工事完了後の備品についてはもう予定は最初から決まっている状況だと思うんです。前から計画の中では展示するとなっているので、工期だけがはっきりすれば、展示物の日程が出るということの判断でいいのかなと思いますけれども。あとはアーカイブについては著作権がどうのこうのというか、前のtetteのときもそうだったんですけれども、余りにもオブラートに包み過ぎるみたいな感じをちょっと受けて、業者のほうの言いなりになっているような部分もちょっと見受けられる。 ○委員長(大寺正晃) アーカイブじゃなくて今。 ◆委員(五十嵐伸) アーカイブ。 ○委員長(大寺正晃) いや、それはこの次。 ◆委員(五十嵐伸) すみません。 ○委員長(大寺正晃) はじめ館の中でも。 ◎文化振興課長秡川千寿) 申し訳ございません。私のほうでも、アーカイブのほうにも、先にお答えをしてしまって申し訳ございませんでした。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。 ○副委員長(石堂正章) 展示物の点でちょっとお聞きしたいのですけれども、博物館とも連携してということで、多分すみ分けというか、特に風流のはじめ館は俳句関係とか、そういう関係に特化すると思うんですけれども、これは、これから先の話かもしれないですけれども、常設する部分、風流のはじめ館だけで見られる部分とか、博物館の所蔵品物、という考えもあるのかどうか。その展示の区分けです。それについてちょっとお考えをお聞きさせていただきたい。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの石堂副委員長の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長秡川千寿) ただいまの御質疑にお答えいたします。  展示の区分けというところでございますけれども、基本的には、俳句関係資料につきましては、風流のはじめ館で御覧いただくような区分けをしてまいりたいということを考えてございます。  なお大きな企画展でありますとか、そういったところについては、博物館と連携をするなども考えられると思いますので、都度どういった在り方がいいのかも検討させていただきながら、活用してまいりたいと考えております。 ○副委員長(石堂正章) 了解しました。  そうすると、すみません、私、不勉強なんですけれども、施設に関しては、いわゆる大変重要な資料が博物館にあります。だから博物館並みの展示のハードというか、展示の方法の設備が整っているということで理解してよろしいでしょうか。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの石堂副委員長の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長秡川千寿) ただいまの御質疑にお答えいたします。  本施設につきましては、博物館というところではございませんが、一定の資料が展示できるような配置はさせていただきたいと思ってございます。ただ重要資料というところにつきましては、期間を限定して、特に真筆ですとか、そういったところについては、期間を限定して御覧いただき、通常はレプリカを御覧いただくなど、資料の安全性は確保していきたいというところがございます。  また、その重要資料につきましては、博物館に特別収蔵庫がございますので、そちらに保管しておくというふうな対応をしてまいりたいと考えております。  以上であります。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。 ◆委員(堂脇明奈) おはようございます。こちらのほうにも、あとアーカイブにもなってしまうのですけれども、学芸員の方を配置するということは、何人配置とかあるのでしょうか。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの堂脇委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長秡川千寿) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  まず風流のはじめ館についてでございますが、こちらにつきましては、これまで従事していた職員が継続して対応するということと、博物館も近接してございますので、そちらとの連携の中で行いたいということで、学芸員の配置ということは考えてございません。  なお、アーカイブセンターもお答えしてよろしいでしょうか。アーカイブセンターにつきましては、学芸員の配置は検討したいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。      (発言する者なし) ○委員長(大寺正晃) なければ、次に須賀川特撮アーカイブセンターについて、委員の皆様から意見、質疑等ありませんか。 ◎文化振興課長秡川千寿) 先ほどは失礼いたしました。  アーカイブセンターにつきましては、大変もめるような回答で申し訳ございませんが、関係者の言いなりということではありませんで、スムーズに持っていくために必要な協議と思っておりますので、そういったところを十分に議論を詰めながら、円滑に進めていけるように努めてまいりたいというふうに考えてございます。 ◆委員(五十嵐伸) 実は、建物自体はもう外壁が剥がれまして、順調に完成するという報告がありましたし、周りのものが剥がれると、いつ開館だという市民の目が結構あるものですから、その辺を考慮すれば、当然契約したら何日というのは、普通の人は思う状況なので、その辺は早目にはっきりしていただければなと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。 ◆委員(加藤和記) 展示物に関してアンケートか何かという話があったんだけれども、そういう部分での予算というのはどのくらい見込んでいるのですか。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの加藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長秡川千寿) 搬入する作品でございますが、こちらについては、今、特撮の関係者の方々の御協力をいただきながら進めてございまして、搬入先については、関係者の方々から寄せていただくものでありますので、それに関する予算というのはございません。 ◆委員(加藤和記) いずれまた費用対効果と、経済的にどの程度効果があったのかという話がまた誰かから出ると思うんだけれども、そうした部分には、これからだんだん予算が厳しくなる中なので、相当しっかりした考えで、誘客とか何かということをやっていく必要があるのかと思うので、その辺、人を集めるという部分についてはどのような考えを持っているのですか。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの加藤委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長秡川千寿) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  先ほども御説明させていただいたところでございますが、このアーカイブセンターにつきましては、第一義的に保存、資料の保存ということを目的とさせていただきたいというふうなことを考えてございます。失われていくものをどう守っていくのか。その拠点がないというふうな現状を踏まえて、市として取り組ませていただきたいということを考えてございますので、基本的にはそこを中心に持っていく。その上で、地域の交流というところに資するものとして、展開をできればいいかなというふうなことを考えてございます。  以上であります。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。 ◆委員(熊谷勝幸) アーカイブセンターということなんですけれども、これに関してコレクターの方がいっぱいいると思うんですけれども、そういう方から展示させてくださいとか、そういうお願いとか、今は全然入ってはいないのでしょうか。あとはコレクターの方に募集をかけて、貴重な作品とか多分あると思うんですけれども、そういうのを展示してもいいですよという、そういう依頼とかというのもかけてはいないのでしょうか。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの熊谷委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長秡川千寿) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  まずコレクターからの問合せということはございません。また、呼びかけ等というところにつきましても、これから作品等の搬入については、保管のためのルール決めは必要なことと思ってございますが、こちらについては、今、関わっております特撮の関係者等々と協議をしながら、どういった形で搬入していくのがいいのかということについて決めていきたいと考えております。  以上であります。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。      (発言する者なし) ○委員長(大寺正晃) なければ私から、ただいまのコレクターなどについては、何箇月か前にtetteで、そういう昔の特撮関連のキャラクターとかの展示、コレクターが主催の展示があったんですけれども、基本的にアーカイブセンターというのは、そういう催物はやらない、普通の倉庫の延長としてということで考えていいのかどうかお伺いいたします。 ◎文化振興課長秡川千寿) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  基本的には、守るというところでございますので、倉庫的な内容というところが中心ということになりますが、ただ施設につきましては、いろいろとワークショップなどもできるようなしつらえを配してございますので、そういった催しもしながら、特撮をどう守っていくのか、また理解をいただけるのかという周知、啓発も並行して行っていきたいというふうに考えてございます。  以上であります。 ○委員長(大寺正晃) すみません、もう一度お願いします。このイメージの写真を拝見しますと、エントランスのイメージがあるんですけれども、そうすると、このエントランスだけで、あと収蔵庫には入ることができないのかどうか。それから博物館によっては、よく収蔵しているものそのものを、ガラス張りか何かでそのものを見せるという手法で、誘客に成功しているようなところもあるんですけれども、その収蔵物は、その一部を見ていただくという原則で、収蔵の状況などは見られないのかどうかお聞きします。  それからもう1点、先ほど外壁の怪獣、オリジナルとおっしゃいましたけれども、これは須賀川市でつくったのかどうかお聞きします。 ◎文化振興課長秡川千寿) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  今回御提出させていただいた資料につきまして、申し訳ございませんが、この下のパース図の奥まったところに、扉めいた絵がございますが、そちらがガラス張りで、博物館の展示のように、ガラス面で中の収蔵内容を御覧いただけるようなしつらえとしたいというふうなことを考えてございます。通常はこちらから収蔵庫内の収蔵物を御覧いただきたいというふうなことを考えてございます。  なお、収蔵庫内の見学ということにつきましても、どういったものが入っているのかということについては、何らかの企画のような形で収蔵案内ツアーのようなことも考えられると、より御理解が進められるのかなと思いますので、こちらについては、できるかどうかも含めて今後協議をしてまいりたいというふうなことを考えてございます。  また、2点目の外壁の怪獣につきましては、先ほど御説明しましたとおり市のオリジナルというところで、著作権等も買取りというような形で整理してございます。  以上でございます。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。 ◆委員(浜尾一美) 誘客の目的で、例えばショップで関連グッズを販売するとかというのは考えていますか。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの浜尾委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長秡川千寿) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  市の施設でもございますので、多くの商品の販売というところはいたしかねるところではございますが、PR用品という形では頒布できる形かなというふうに思っておりますので、そういった工夫をしながら、その商品については検討したい、取り組んでまいりたいということを考えております。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。 ◆委員(堂脇明奈) 倉庫ということだったんですけれども、作業場としても修復で使うということなんですが、いろんな会社の方、修復される会社の方がこちらに来て、そこで修復作業を行うということでしょうか。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの堂脇委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長秡川千寿) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  修復については、この施設の目的の一つということではございますが、具体的なその取組については、これから協議をしていくというところになってございます。当面、すぐに修復という形で取り組めるかどうかというところはあるのですけれども、まずはそういった目的も持ちながら、取り組んでまいりたいというふうな考えでございます。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。
         (発言する者なし) ○委員長(大寺正晃) なければ、次に、市民交流センターから説明をお願いいたします。 ◎市民交流センター長(佐久間貴士) おはようございます。  本日お配りした資料の説明の前に、ちょっとお願いといいますか、これまで1年間、来年の1月11日でちょうど丸1年を迎えるわけですが、1年間にわたりまして施政方針、又はこの常任委員会を通じまして、定例的に利用状況を御説明してまいりましたが、ほぼ定例的、定数的な御報告になってしまうものですから、次回以降は資料のみの提出で、何か質疑があればお答えするという形にさせていただければなと思いますので、御理解いただければと思います。なお、本日につきましては、若干御説明申し上げます。  まずtette来館者数につきましては、11月末現在で60万8,412人ということで、11月25日に、おかげさまで60万人達成、これは当初見込みの30万人の倍ということで、大変、小さなお子さんから高齢者の方々に御利用いただいております。  1日平均が1,944人ということで、これまでの図書館、旧図書館、旧中央公民館を足した数の過去、平成27年度から平成29年度、平成30年度は途中閉館しておりますから、閉館した平成30年度を含めないで、全館開館していた時期の平均577人に比べますと、3.4倍の入館者になってございます。  さらに、わいわいパークにつきましても、大変御好評をいただいておりまして、特に土日は利用者が満杯ということで、空き待ちの整理券を発行しているというような状況でございます。これは9万209人ということで、旧キッズパークに比べますと1日平均で比較すると2.2倍と、倍以上の利用になってございます。  さらに(7)の図書の貸出数でございますが、これはもう完全に過去3年間の年間平均を超えておりますが、1日平均で比べましても1.4倍と、ほぼ1.5倍近い形での貸出数で伸びております。  今後詳しく分析したいのですが、当初目的であった、いわゆる若い世代、さらには現役世代、この辺の貸出数が伸びているということで、我々は、全世代型の図書館、若しくはtetteの方針、運用を考えておりますので、現実的に数値的にも合っているのかなと。あと後ほど詳しく分析したいとは思っております。  さらに図書館利用者カードの新規作成に至りましては、5倍に増えているということで、本当に多くの方にカードをつくっていただいておりますので、間違いなくこれまでの図書館利用者以外の方にも、多くの方に利用していただいているということが、御理解いただけるかと思ってございます。  あとそれ以外につきましては、数字的なものですので、後で御覧いただければと思います。  裏のページでございますが、6番でございますが駐車場につきましては、ほぼほぼ安定していまして、いわゆる平日に関しましては、ほぼtette内の駐車場で収まっております。やはり土日・祝日、これについてはイベント関係で、やはり来館者が多いので、どうしても満車になってしまう。ただこれは平日と土日・祝日含めての、いわゆる有料車台数の割合が、約16%ということになってございまして、逆に言うと8割の方は、ほぼ2時間以内での利用で完結しているという状況になっております。また、議会又は市民からの御要望を受けまして、市民活動団体並びに社会教育関係団体が貸し室を利用した場合につきまして、相乗りの場合に限って、無料措置をしております。これは大体1日平均1件という状況で、毎日そういった状況で貸出しをしております。  最後の9番目の受賞の状況でございますが、おかげさまでたくさんの、賞を受賞してございます。特にグッドデザイン賞につきましては、非常に一番日本でもメジャーな賞になっておりまして、これは民間も含めて、このグッドデザイン賞を受賞するために、特に今回は4,772件の応募があり、そのうちの3割近いものが外国からの応募だったということで、海外からもこのグッドデザイン賞の信頼度といいますか、PR性というのが高く評価されている。その中でベスト100、さらには、特別賞の金賞を受賞しております。大賞、金賞合わせましてベスト20ということでございますから、4,772件のうちのベスト20ということで、先日、私、市長の代理で、東京六本木の国際交流館のほうで受賞させていただいてきたところでございます。  並びに(5)のディスプレイ産業賞奨励賞というのがございますが、これはこういった円谷英二ミュージアムとか、こういった博物館系の受賞でございますけれども、これも119点の応募の中から、大賞、特別賞、優秀賞、奨励賞を含めて24点ということで、そのうち奨励賞ということになっておりますから、なかなか、その業界の方に聞くと、奨励賞、特に円谷英二ミュージアム的なあの程度の規模でもらうというのは、なかなか珍しいということで、大変クオリティーの高さが評価されたということで、今それについても、円谷英二ミュージアムには展示させていただいております。  今後さらに、様々な受賞になれば、随時こういった紙面のほうで、また議会の皆さんのほうにも御報告申し上げたいと思います。  私のほうからは以上でございます。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの当局の説明に対し、委員の皆様から意見、質疑等ありませんか。 ◆委員(浜尾一美) このように様々な賞を受賞して、結構皆さんにアピールできていると思うんですが、例えば行政視察とかでどのぐらいの団体が来ているのか。あと例えば行政視察に伺った場合どのような資料を皆さんにお配りしているのか。あと視察に来た場合の、例えば1人当たりの費用とか、その辺はどんな感じだったかをお聞きしたいと思います。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの浜尾委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎市民交流センター長(佐久間貴士) まず視察見学数の状況でございますが、資料の5番目に記載させていただいておりまして、これまでに開館後、視察見学合わせて163件、総数にしますと3,102名、月平均15件、大体2日に1回は視察見学が来ているという状況であります。  そこで、視察と見学で若干やり方を変えております。見学の場合については、案内がついて、全体を簡単に案内する。視察、いわゆる行政視察、議会視察に関しましては、これまでの場合、基本、実施設計概要版とか、今回の視察用につくった資料、各種資料を配付して、詳しく説明した上で、館内を案内させていただいております。  視察専門で来る方に関しましては1人1,000円の資料代を頂いて対応しておりまして、多分これまでに有料視察は十七、八件に上っているかと思います。こういった行政として、今後新しい複合施設をつくるとか、図書館を建て替えるという計画にも載っているような自治体、さらにはそういう載っているような議会が、こういった有料視察の申込みをいただいております。  以上であります。 ◆委員(浜尾一美) 分かりました。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。      (発言する者なし) ○委員長(大寺正晃) 私から1つ、先ほどアーカイブのところで浜尾委員から質問がありましたけれども、グッズ関連について、tetteのロゴのトートバッグとか、すごくおしゃれだななんて思っているんですけれども、その辺の開発の状況と、あと、ゴジラですか、すごい本が出たと聞いたんですけれども、その辺の説明をしていただければ、お願いしたいと思います。 ◎市民交流センター長(佐久間貴士) グッズにつきましては、今おただしのとおり、行政側がいわゆる販売するとなると、行政は基本的にいわゆる販売行為、いわゆる営業的なものができないと、地方自治法上なっておりますので、その辺はなかなか難しい問題なんですが、オリジナルで製作した場合は、これはオーケーということで、そういったことで今やっているのはオリジナルのトートバッグ、あと、円谷英二ミュージアムに関しましては著作権に抵触しないバッジ、ノート、あと、円谷英二ミュージアムのトートバッグを今現在、製作、販売しております。  今現在進めておりますのは、ゴジラのスタイルブック、これはやはり著作権の関係で、売れた分だけ払うという契約になりますから、それの何%というような形になりますので、その辺の著作権の整理ということで、できる限り早く年内若しくは来年早々にでも、ゴジラのクリアファイルと、ゴジラのスタイルブック、これを著作権の整理ができれば、速やかに対応していきたい。  先ほど大寺委員長のほうから御指摘がありました円谷英二ミュージアムの特集号の実は雑誌が、ホビージャパンという会社から発行されまして、これについてはインタビュー等でスタッフが協力している。そういった、その雑誌をつくる際に協力をした場合に関しては、仕入れ販売も、ほぼ仕入れ額とそんなに差がない中で販売が可能だということを確認しておりますので、その今手続を進めております。支払関係で、相手方も行政を相手にするのは初めてだということで、ちょっと手間取っておりますが、一般の普通の書店でも既に販売しておりますので、是非そちらで御購入いただく。我々としては、せっかく円谷英二ミュージアムに来た方に関しては、ここの場所で是非買っていただければなということで、ある程度仕入れ販売というのを今現在進めております。  以上でございます。 ◆委員(加藤和記) その入館者の数が目標より大幅に上回っているということで、当初の目的にもありましたまちなかのにぎわい創出、周辺の商店の方々の意見といいますか、どんな受け止め方しているのか。今、入っている状況があれば教えてください。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの加藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎市民交流センター長(佐久間貴士) 加藤委員のほうには、震災対策特別委員会の委員長として、大変お世話になりまして、そのときからも兼ねて様々な御意見を頂きながら、今日まで進めてまいりましたけれども、おかげさまで、来館者数が60万人となり、聞くところによると、例えば特に昼食関係とか食べ物屋関係は、かなり増えているというお話は伺っておりますし、あと、いわゆる市役所から西側の通路の歩行者数が大変増えている。これについても歩行者の通行の調査は今現在、商工会議所とか商工労政課のほうでやっていますので、それは実際、数字的に表れてくるのだと思います。  今後の課題といたしましては、食べ物以外の商店街の新たな職種といいますか、そういったものをどう展開していくかというのは、今後の課題だろうというふうに思っておりますし、我々も地元商店街とか、特に今回のイルミネーション、クリスマス・イルミネーション関係とか、できる限り連携を図って今やっておりますが、それがなかなか消費活動に結び付けるかどうかというのは、今後の課題かと思っております。  以上でございます。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。 ◆委員(堂脇明奈) 駐車場の件なんですが、有料駐車場台数が1日平均68ということで、1年間たってもまだこのような数字になっているということなんですけれども、どういったことで有料措置になってしまうのか、把握しているのか、お聞きしたいと思います。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの堂脇委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎市民交流センター長(佐久間貴士) 駐車場の有料化の問題につきましては、本当に当然開館前から御説明をずっと申し上げてきて、最終的には、条例において議会の議決を経て決定した事項ではあるのですが、大きく言いますと、まちなかにある駐車場なので、いわゆる施設利用者以外の駐車が当然考えられる。特に実例といたしましては、公立岩瀬病院、あそこが昔フリーでやっていたときは、あそこに車をとめて駅に通っていた方がたくさんおられたんです。あと旧総合福祉センター時代、これは夜間、周辺にお勤めされている方がずっととめていて、実際使えなかったということで、いわゆる利用者以外の長時間の駐車、さらに夜間の迷惑駐車、これらをどう防いでいくのかというのが、やはり今回の交流センターをつくる上での1つの大きな課題だったわけです。  なので、一般的な利用者の無料を、2時間にしたらいいのか3時間にしたらいいかという議論はございましたが、他の自治体とかを視察してきた結果、ほぼ2時間、大体利用者の方も2時間でだったら済むだろうということで2時間無料、それ以外は有料とさせていただいたところでありますし、さらに、いわゆる市役所駐車場にとめていただいた場合、特に土日はイベント等で満車になります。一方で土日は市役所が休みですから、そちらにとめていただいた場合は、それは2時間を超えても何時間でも無料措置をするというような御説明を申し上げて、決定させていただいたという経緯がございます。  以上でございます。 ◆委員(堂脇明奈) 質問の仕方がちょっと悪かったのかなと思いますけれども、有料駐車場、ここに表示されているこの1日平均68という台数は、tetteを使った方が有料措置をされている台数ということでよろしいでしょうか。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの堂脇委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎市民交流センター長(佐久間貴士) 大変失礼しました。そういった御質問の内容であれば、まさしくまちなかの駐車場なので、tetteを利用している方もおりますでしょうし、tetteを利用しながらまちなかで買物している方もおりますでしょうし、何か食べている方もおるということで、その辺が、何をする目的で有料になったかということまでは詳しくは調査しておりませんし、調査できない状況になっております。  以上です。 ◆委員(堂脇明奈) この68という台数は、tetteを使用して駐車されている方でしょうか。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの堂脇委員の再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎市民交流センター長(佐久間貴士) これも駐車場の議論の中でいわゆるtetteはまちなかにある駐車場なので、tette専用の駐車場にできないということと、商店街からも、当然買物に来た方とか食べる方に関しても駐車場を開放してほしいという御要望が出されていた。その中でtette利用者、さらにまちなかの利用者も含めて、利用していただくということでございますので、この68件がどういった利用をされた方かということまでは、把握はできていないという状況であります。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。      (発言する者なし) ○委員長(大寺正晃) なければ次に進みます。  次に、社会福祉課から説明をお願いいたします。 ◎社会福祉課長(伊勢邦宏) おはようございます。  社会福祉課からは、須賀川市プレミアム付商品券の申請・販売期間の延長について、御報告をいたします。  健康福祉部資料の1ページを御覧願います。  プレミアム付商品券事業につきましては、本年10月1日の消費税、地方消費税の10%への引上げが、低所得者、子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起・下支えすることを目的として、実施をしているところであります。  今般、台風19号災害の影響によりまして、商品券の申請・購入ができなかった方々に対応するため、先月29日までとしておりました商品券購入引換券の交付申請締切日を来年の1月20日まで、今月27日までとしておりました商品券の販売終了日を来年の2月20日まで、それぞれ延長をしたところであります。なお、商品券の使用期間につきましては、当初の予定のとおり3月15日までといたします。  以上、御報告を申し上げます。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの当局の説明に対し、質疑、意見等ございますか。 ◆委員(浜尾一美) すみません。可能な限りで構いませんが、このプレミアム付商品券を購入した例えば、商品というか、業種というのですか、飲食なのか、服とかなのかという感じで分かる範囲でどのぐらいの割合で使用されているのか。また、今登録されている業種というのは、どのぐらいの業者があるのかお聞きしたいと思います。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの浜尾委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎社会福祉課長(伊勢邦宏) ただいまのおただしにございました商品券の購入目的、使い道ということにつきましては、現在のところまだ集計しておりませんので、何に使ったかというのは分からないところでございます。  なお、商品券につきましては市内400店舗余りで使用できることになっておりまして、業種につきましては、各種小売店等でございます。  以上であります。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。 ○副委員長(石堂正章) 申請と販売で分かる範囲で結構なんですけれども、今、これは大体購入できる方が決まっていることなので、数的には総数が分かると思うんですけれども、それに対して割合というか、申請販売実績というか、現時点で分かる数字があれば教えていただければと思います。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの石堂副委員長の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎社会福祉課長(伊勢邦宏) 今回のプレミアム付商品券でございますが、まず対象の方ですが、平成31年度の市県民税非課税の方、それから3歳までのお子さんをお育ての方の世帯主ということになっておりまして、市民税非課税の方につきましては、申請になっております。こちらの申請率が、12月6日現在の数字でございますが、41%程度でございます。  それからプレミアム付商品券の販売状況でございますが、こちら、現在のところ、販売額といたしましては9,396万円、額面にいたしますと1億1,745万円ということで、全体の購入率としましては今のところは62.9%というふうな数字でございます。  以上であります。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。      (発言する者なし) ○委員長(大寺正晃) なければ次に進みます。  次に、健康づくり課から説明をお願いいたします。 ◎健康づくり課長(川田善文) おはようございます。  それでは、健康福祉部資料2ページを御覧いただきたいと思います。  まず胃がん検診の実施方法でございますけれども、(1)といたしまして、胃がん検診の概要と実績でございます。  今現在は、対象者は40歳以上の市民の方々でございまして、年1回の検診でございます。  実施方法につきましては集団検診、これは検診バスによるエックス線の検査、及び施設検診によりましてエックス線検査又は内視鏡検査を実施してございます。  次の表の実績でございますけれども、2番目の受診者数でございます。平成28年度につきましては4,845人から、30年度につきましては4,866人というふうになってございますけれども、検診の受診者数につきましては微増傾向にありますが、集団検診が減傾向でありまして、施設検診が増加している状況でございます。  続いて、(2)の国の胃がん検診における動向でございます。がん予防重点教育及びがん検診実施のための指針が、平成28年2月4日に改正をされております。改正の内容につきましては、40歳以上を50歳以上、あと、受診回数が年1回を2年に1回という状況になっています。  続いて、(3)でございますけれども、医師会からの提案ということで、医師会のほうでは、国の基準どおり、対象を50歳以上の隔年に変更してほしいと。追加措置として、40歳から49歳の方には、ピロリ菌検査を1回実施してほしいということで要望があります。理由としましては、国の指針が5年前に変更になっているので、国の指針のとおりに変更してほしい。あと胃がんの発生原因は、9割がピロリ菌というふうに特定されている。医療の発達によって、治療法も進歩しているというのが理由でございます。  あと、続いて(4)の来年度以降の実施方法につきましてでございますけれども、胃がん検診を50歳以上の隔年としたい。これまで検査を行っていた40代の方につきましては、医師会の提案のピロリ菌検査でなくて、ABC検査を実施していきたいというふうに考えております。ABC検査につきましては、下の四角に入っていますけれども、ピロリ菌と胃粘膜萎縮の有無を判定するものでありまして、胃がんそのものを発見する検診ではありません。  以上でございます。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの説明に対し、委員の皆様から、意見、質疑等ありませんか。 ◆委員(五十嵐伸) 今、説明の中で、考えていますということのまだ決定でないみたいな言い方なんですが、決定するのでしょうか。まだ、いろいろ要望が多ければ、そのままやるということでいいのでしょうか。お聞きしたいと思います。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの五十嵐委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎健康づくり課長(川田善文) 大変失礼をいたしました。令和2年度から、この方式に変更したいというふうに考えております。 ○委員長(大寺正晃) ほかにありませんか。      (発言する者なし) ○委員長(大寺正晃) なければ、次に進みます。  それでは最後に、教育総務課から説明をお願いします。 ◎教育総務課長(和田靖) 教育総務課から口頭で御報告させていただきます。  先の6月議会におきまして、工事契約の議決をいただきました阿武隈小学校大規模工事(一期)及び西袋第一小学校の校舎増築工事につきまして、工事を進めているところでございますが、過日発生の台風被害等により、工事に遅れが生じていることから、現在の工事の状況について、口頭で説明をさせていただきます。  初めに、阿武隈小学校大規模改修工事(一期)の進捗状況につきましては、10月12日の台風19号による阿武隈川氾濫により、鉄筋加工を依頼しておりました郡山中央工業団地内の業者が被災し、加工機械が全損したことにより納品が遅れたこと、また、民間施設の災害復旧のため機械設備工等の人員不足により工事に遅れが生じている状況でございます。  次に、西袋第一小学校の校舎増築工事の進捗状況でありますが、外壁材の製造メーカーである2社のうち、1社の工場が火災により製造が停止し、これに伴い、残り1社への受注が集中したことから、製品の納品が遅れており、こちらにつきましても工事に遅れが生じている状況であります。  なお、両工事につきまして、どの程度遅れるかにつきましては、現在精査中でございます。  以上2件の現在の工事進捗状況につきまして、いずれも遅れが生じている旨、御報告させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの当局の説明に対し、委員の皆様から意見、質疑等ありませんか。
         (「なし」の声あり) ○委員長(大寺正晃) なければ、この際、当局から追加して報告する事項等ございませんか。      (発言する者なし) ○委員長(大寺正晃) なければ、当局からの報告事項については以上で終了といたします。  次に、台風第19号被害に関する質問等を行います。  前回の委員会の際、委員から確認したい点等がありましたので、本日は委員の皆様から順に質問いただいた後、担当課から回答をいただきたいと思います。  初めに、堂脇委員から質問をお願いします。 ◆委員(堂脇明奈) 12月6日なんですけれども、第一保育所のほうを視察してきたのですが、被災に遭った第一保育所に対して何点か質問をしたいと思います。  まず今、老人福祉センターで仮運営をしておりますが、そちらのほうも視察をしてまいりましたが、そのときに子供たちにいろんな異変が起きていないということのお話はあったんですけれども、再度お聞きしたいと思います。子供たちに不安感があるとか、そういったことで、保護者から何か相談ですとか、施設に関する意見などが入っているかどうかお伺いしたいと思います。  また、遊具のほうは、おもちゃですとか、そういった遊ぶものが現在あるのかどうかをお伺いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの堂脇委員の質問に対し、当局の答弁を求めます。 ◎こども課長(鈴木行宏) ただいまの御質疑にお答えいたします。  老人福祉センターを仮園舎とした運営につきましては、11月12日に保護者説明会を実施し、11月18日から開始したところであります。施設が変わりましたことによって、多少戸惑いはあったかもしれませんが、心理的不安を訴える子供、それから保護者からの相談については、今のところ入っておりません。  当面、仮園舎での運営となりますので、子供たち、さらには保育士の体調、心理面に注視しまして、引き続き適正な運営に心がけてまいりたいと考えております。  次に、遊具についてでございますが、まず、屋内遊具につきましては、仮園舎のスペースを踏まえた施設の考えに基づき、適切な数量を配置しております。また保護者、それから有志等による寄贈もございまして、現在のところ必要数は確保されていると認識しております。  また、屋外の遊び場等につきましてですが、丸田町会館前のゲートボール場や近隣公園―川原公園でありますが―を利用しております。また雨天時は、老人福祉センターの大会議室等の利用も可能となっております。  以上であります。 ○委員長(大寺正晃) 次に、浜尾委員から質問をお願いします。 ◆委員(浜尾一美) 今回の台風19号によって、歴史的な須賀川の文化財とかの被害状況をまずお聞きしたいと思います。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの浜尾委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長秡川千寿) ただいまの御質問にお答えいたします。  今般の台風19号に伴います指定文化財の被害状況でございますが、3件、報告がございました。  まず1点目は、県指定の重要文化財に指定をされております桙衝神社の本殿の裏手でありますけれども、のり面が一部崩落をしたというところでございます。本殿自体には被害はございませんでした。  2点目は、仁井田地区の舘ケ岡磨崖仏及び供養碑群の市の指定史跡でございますが、こちら、本体ではありませんで、その付近ののり面が崩落したというふうな報告でございます。本体への影響はございませんでした。  また3点目、こちらは、仁井田地区の神成横穴墓群、横穴式石室がございます市の指定史跡でございますが、こちらについては、その付近の外壁と申しましょうか、壁の壁面のところが一部崩落している状況でございますが、こちらにつきましても、外側でございますので、内部本体について、大きな影響はないというふうに確認をしてございます。  以上でございます。 ◆委員(浜尾一美) 本体ではないのですが、その側面の、例えば、のり面の崩落とかの査定改修というのは、予定はされているのですか。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの浜尾議員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長秡川千寿) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  こちらについては、それぞれ現場等の確認をさせていただきました。まず県指定の部分につきましては、県の担当にも確認をしたところでございますが、本体に直接関わるものではないというところもございますので、補助的な対応はないというふうな回答をいただいてございます。  市の部分につきましても、県に準じた形をとってございますので、査定等というところではございませんで、その持ち主あるいは管理者のほうで対応するというふうに、現状ではその関係者からの報告をいただいております。一部まだ指定者と協議できていないところがございますけれども、そのような対応をしてまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○委員長(大寺正晃) 次に、熊谷委員から質問をお願いいたします。 ◆委員(熊谷勝幸) 台風19号の被害で亡くなられた2名の方、要支援者の名簿に入っていなかったということですが、どういった実態であったか。情報の共有化が図られていたのか、お教えいただければと思います。  あと誰がどこに避難するかといった点、あと子供がいるから避難できない、避難しても車の中で過ごしていた、高齢者で足が悪いため避難できなかったという件を多く聞いている、あとは見てきました。実際どのような対応をしたか伺いたい。  あと被災した介護事業所は何か所あったのか。いつ頃再開したのか、お伺いしたいです。  第一保育所が老人福祉センターで仮運営していますが、高齢者は感染症、インフルエンザなど、かなり気を付けていると思うのですが、感染症対策はどのようにされているのかお伺いしたいです。  あと今回の災害は土日であったんですが、平日に起きた場合、学校・保育園の対応はどのようにしていくのかお聞きしたい。  最後になりますが、雨が降ると怖くて眠れないという子供が若干いるというお話を聞いたので、学校での不安解消とか心のケアは、これからどうしていくのかお伺いしたいです。  以上です。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの質疑、数がちょっと多いんですけれども、まず長寿福祉課関連でよろしいですか。 ◎長寿福祉課長(井上敦雄) ただいまの御質疑にお答えいたします。1点目、3点目、4点目になります。  初めに、亡くなられた2名の方について、どういう実態だったか、それから情報の共有化が図られていたのかという御質疑でございますけれども、まず災害時に支援が必要な高齢者につきましては、民生・児童委員や町内会、行政区長に避難行動要支援者名簿、こちらを提供する際、名簿に記載されていない方につきまして名簿に登録していただけるようお願いしまして、情報の共有に努めてきたところであります。  亡くなられたお二人につきましては、いずれもお一人暮らしで、それぞれ案内をしてきたところでありますけれども、残念ながら、本人の意向により登録に至らなかったものでございます。  なお一般論ではございますけれども、名簿には、本人の介護度、障がい、病気などの状況も登録されることから、地域の支援者に知られたくない等の理由により、避難支援関係者へ個人情報を提供する同意が得られず、登録が進まないものと考えてございます。  それから3点目でございますけれども、被災した介護事業所につきましてでございますが、床上浸水につきまして4事業所、床下浸水4事業所、それから建物外でございますけれども、建物外の浸水による設備損傷、これが1事業所、合わせて9事業所が被災してございます。このうち4事業所につきましては事業の休止はなく、事業休止した事業所のうち4事業所につきましても、10月15日から11月25日までに順次業務を再開しております。なお床上浸水の1事業所につきましては、12月中の再開を予定しているということでございます。  それから4点目、第一保育所が老人福祉センターで仮運営しているというところで、感染症対策という御質疑でございますけれども、感染症対策につきましては、老人福祉センターにアルコール消毒液、こちらを配置しておりますが、なお保育所におきましても、感染症予防に十分配慮するよう保護者会において、園児の手洗い、うがいの励行をお願いしたところでございまして、引き続きこれらの徹底を図ってまいる考えでございます。  以上であります。 ◎社会福祉課長(伊勢邦宏) 私のほうから2点目でございます。子供ですとか車中避難、高齢者の方で足が悪くて避難できない等々の件についてというようなおただしでございますが、委員おただしのような実態につきましては、直接把握はしておりませんが、そのような方々からお問合せがあった場合には、福祉避難所の利用など、適切な避難行動ができるよう御案内してまいりたいと考えてございます。  以上であります。 ◎学校教育課長(菅野哲哉) それでは質問がございました5点目、6点目について話をさせていただきます。  まず、平日に災害が発生した場合の学校としての対応というふうなおただしでございましたが、各学校においては、各学校の実態に合わせて、学校が作成した危険発生時対処要領が備え付けられており、各学校ではこちらに沿った対応をしていくところですが、教育委員会としましても、天気予報を注視し動向を見極める、庁内の関連課及び消防署などの関係機関と情報を共有し合うなど、今後、起こり得ることが想定される災害について、可能な限り適切な対応ができるよう、学校に指示してまいりたいと考えております。  平日時の災害でございますが、各学校は、休校にする、あるいは繰下げ登校を行う、繰上げ下校を行うなどの対応を、各学校ごとに保護者に対して一斉メール配信システムや緊急連絡網などにより保護者に伝え、子供の安全の確保、命を大事にするというふうなことに努めておるところです。  特に、学校に登校している、通常の授業を行っているそのさなかに災害が起こってしまったというような際には、下校時に災害から身を守るために、子供を確実に保護者に引き渡すというようなことなど、子供の命を守るための細心の注意を払いながら対応してまいりたいと考えております。  6点目の学校で、現在不安などを抱えておる子供への不安解消と心のケアについての対応でございます。現在、県が本市の全ての中学校及び9つの小学校につきまして、スクールカウンセラーを配置しております。また、スクールカウンセラーが未配置の小学校につきましては、中学校区のスクールカウンセラーを活用できることとなっております。  スクールカウンセラーが未配置校である学校につきましては、本市独自の心の教室相談員を配置しながら、各学校の子供たちの対応に努めているところでございます。  さらに、緊急時には、本市で委嘱している緊急時スクールカウンセラー及び教育研修センター所属のスクールカウンセラーの派遣はもとより、県のほうから、緊急時カウンセラーであるとか、生活指導アドバイザーを活用の上派遣することも可能となっております。  今回、水害を受けた子供に対しては、スクールカウンセラーが、丁寧かつきめ細やかに対応しているところであり、教育委員会としては、更にケアを必要とすると認められた場合、相談事案の内容によっては、関係機関につなぐなど、子供が抱える課題の早期解決に向けた対応に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎こども課長(鈴木行宏) こども課から、今回の災害が平日に起きた場合の保育園の対応はどうかという質疑に対してお答えいたします。  第一保育所の危機管理マニュアルにおきましては、大雨又は洪水注意報発令で保護者へお迎えの連絡、それから洪水警報発令で避難開始、避難指示発令時点では避難完了ということになります。  今回の気象発令を時系列に見てみますと、保護者連絡の判断基準となる洪水注意報は12日土曜日の午後12時18分でございました。避難開始の判断基準となる洪水警報でありますが、12日午後3時48分、避難指示発令の12日午後7時15分には避難が完了していることになります。しかしながら保護者のお迎え、それから実際に行動に移せるかが課題であると考えておりまして、今回の災害を契機にマニュアルを見直し、救援を含めた実効性のある対策を講じて、園児並びに保育士等の安全確保に努めてまいりたいと考えております。  以上であります。 ○委員長(大寺正晃) それでは次に、深谷委員、質問をお願いいたします。 ◆委員(深谷政憲) 今ほどの熊谷委員のほうから質問された内容とほぼかぶっておりますが、2名の高齢者の方が亡くなられたという現実は、非常に重いものがあると思います。ただ、現実的には先ほど答弁がありましたように、地域防災の組織力そのもの、あるいはそこを担う町内会長を中心とした役員、そして民生委員、これらの権限の問題と、あるいは先ほど言ったように、本人が望まない、これをどういうふうに受け止めていくか、改善を進めていくか、強化をしていくかというところは、今の時点で答えるということにはならないと思いますが、質問が重複しましたので、この重い現実をどういうふうに捉え、今後の対策にしていくのかということでございますので、そういうことで終了したいと思います。 ○委員長(大寺正晃) それでは、意見として受け取ります。  次に、五十嵐委員からお願いします。 ◆委員(五十嵐伸) すみません。11月20日現在のところの質問だったので、もう大分過ぎちゃっていますから、ちょっと合わないと思うんですけれども、確認の意味を込めてお聞きしたい。  今回、避難所もそうでしたけれども、今、市営住宅とか一時的に避難されている部分、あと、民間の住宅ですか、健康相談に行かれていますけれども、高齢者などの健康相談における実態はどうなっているかというのを今お聞きしたいなと思います。  あと11月20日の状況だったのですが、そのときは1,000件以上の浸水、床上床下の被害がありましたけれども、消毒薬の配布が全部行き届いていなかった状況があります。現在どのようになっているかお知らせいただければ有り難いです。  以上です。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの五十嵐委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎健康づくり課長(川田善文) ただいま御質疑に対して、お答え申し上げます。  まず保健活動班でございますけれども、避難所巡回につきましては、10月15日より開始いたしまして、土日も含めて毎日巡回をしておりました。須賀川医師会による巡回、あと日赤医師による巡回、厚生労働省の災害派遣医療チームによる巡回及び須賀川歯科医師会による巡回により、緊急性が高い避難者はいないとの判断によりまして、10月21日より土日を含めて1日おきの巡回としたところでございます。  その後、11月18日より土日を除く週3回の巡回、あと12月2日より土日を除く週2回の巡回といたしまして、延べ105か所、263名と面会相談を実施してきたところでございます。  この間、避難所巡回中に持病に対する不安、避難していることに対する不安など、支援を要するケース3件について対応をしてきたところでございます。  また、保健所や避難所などより精神的な不安など支援を要するケース3件の連絡があり、それぞれに対応してきたところでございます。  あと感染症など病気等の場合は、公立岩瀬病院への受入れ体制を整えてもらうなどの処置も実施をいたしましたが、通院・入院に至ったケースはございませんでした。  避難所巡回以外においては、浸水被害のあった地区を10月17日より10月30日までの間に全戸訪問として945件を訪問いたしまして、健康状態等を確認するとともに、支援を要するケース6件について対応をしてきたところでございます。  続いて防疫関係でございますけれども、防疫関係につきましては、先週の金曜日、12月13日時点で、床下消毒受付は873件、消毒実施件数は852件となっております。  台風通過後10月14日から消毒を実施いたしましたけれども、消毒作業を実施しながら、11月8日までに、浸水被害のあった地区、全戸訪問を2回実施いたしまして、消毒作業の意向を調査したところでございます。浸水被害の棟数でございますけれども、税務課発表の1,057棟と、私どものほうの消毒受付件数873件の差は、184件でございますけれども、これは高気密・高断熱などの構造の家も多く、ハウスメーカーに全てお願いしているケースや、床板交換に合わせて業者にお願いするケース、また、自ら消毒作業を実施した方や、取壊しなどの理由により消毒を辞退された方々というふうに考えております。消毒受付件数873件と、消毒実施済み数852件の差の21件につきましては、いまだ、清掃・搬送が終了していない件数であります。  この間、消毒希望の有無にかかわらず、2回の全戸訪問を実施しておりますので、これ以上の全戸訪問は実施せず、現在の実施方法で進めてまいりたいと考えております。  あと、消毒薬の配布状況につきましては、床上の消毒用として、500mLボトル入り消毒薬を準備いたしまして、消毒実施時及び全戸訪問時に希望者に配布してまいりました。現在、窓口でも適宜配布しておりますが、1,000本以上を配布済みであります。  以上でございます。 ◆委員(五十嵐伸) ありがとうございました。  私のほうから今回の台風について、意見で申し上げたいんですが、今回は、先ほどからちょっとお話があってお聞きはしていましたけれども、館取で2名の方が亡くなったということで、話を聞きますと消防署でも避難をしてくださいということで、声かけ等をしたのですが、それに応じなかったということがあるし、地元の顔を知っている人とか、消防団の方々が来れば助かったのかななんていう、避難したのかなというお話もありました。  だから、民生委員などの地域の方が声かけすれば、避難したのではないかなと、これ、実際分かりませんが、そういうことがありました。お話を聞いたということです。これについては、全体的に、消防、例えば民生委員、役所、地域の方々が危機管理意識を持って、これから全体的な部分で防災計画や福祉環境を絡めた中で、議論して、こういう災害のときは人命が大事でありますから、個人情報がどうのこうのといろいろありますけれども、この辺はしっかりと議論して、その体制、対策を考えなきゃならないのかなと思います。  また先ほど言いましたけれども、個人情報の取扱いということで、何か壁があり過ぎるような気がします。人命が一番大事であります。これについても、先ほども深谷委員のほうからもありましたけれども、全体的に議論して体制を整えるべきであると、私は思っておりますので、その辺を、当局のほうで十分協議していただければなと、一応意見として申し上げておきます。 ○委員長(大寺正晃) 次に、加藤委員から質問をお願いいたします。 ◆委員(加藤和記) 災害ごみですか、この搬出に関してなんですけれども、高齢者だけの世帯というのが、私へもいろいろお話しありましたけれども、非常に濡れた畳とかなんていうのは、持ち出せなくて難儀していたという話で、我々会派のほうも、土建業者の方にも支援を要請して、そういうところを重点的に搬出作業に当たってもらったらどうだということで、当局へ意見を申し上げていたのですけれども、実際に土建業者が今回の災害ごみの搬出に関して、延べ人数といいますか、どの程度の人数が支援に当たってくれたのか。まず、人数が分かればお話しいただきたいと思います。  またもう1点は、教育施設については当然これ誰しもが考えることは同じで、一日も早く復旧して、平常に戻ってもらうということが最優先だと思うんですけれども、第一保育所の被害状況をこの前、視察させていただいたんですけれども、あの施設については、どのような扱いというか、対応するのですか。全部壊して新しくつくるのか。あるいはまた消毒して、また今の施設を使うのか。その辺をお伺いしたいと思います。  あともう1点は、今、何人かの方からも出ているんですけれども、民生委員だけが、高齢者の情報を分かっていて、いざこういう災害になったときに、区長でさえも情報を開示してもらえないということで、どういう行動をとったらいいか全く分からないという話は、再三耳にしたわけでありますが、自主防災組織とか何かを立ち上げても、そういう情報が行き届かないと、民生委員の方がいざというときに全部動いてくれるのであれば、民生委員の方が情報を持っていただけでもいいんだけれども、どうしても自主防災組織が動くとなれば、せめて区長くらいにはその情報は出してもらわないと、末端としては動きようがないという状況も、今回の場合は本当に目の前の問題として出ておりましたので、その辺の情報の共有ということについては、本気で考えてもらう必要がある。その辺の対応についてもお伺いいたします。  以上でございます。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの加藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎長寿福祉課長(井上敦雄) ただいまの加藤委員の御質疑のうち、1点目の高齢者だけの世帯の災害ごみ関係と、それから情報共有の関係と、この2点についてお答え申し上げます。  まず1点目の高齢者だけの世帯の災害ごみの搬出に関してですが、今回の台風19号による災害ごみの搬出につきましては、通常の行っているごみ集積場からの収集ではなくて、自宅前の道路に面したところにごみを出しておけば、申出をいただかなくても巡回して収集したところでございます。  また屋内からのごみ搬出等につきましては、市の社会福祉協議会が立ち上げました須賀川市災害ボランティアセンターにおきまして、327件の活動に延べ1,175人のボランティアの方々に従事していただいたところでございます。なお建設業者についてどの程度従事されたかといった部分については、申し訳ございませんが、把握してございません。  それから、3点目の高齢者の情報の共有につきましてでございますが、避難行動要支援者名簿、こちらに登録されている方につきましては、基本的には地域の民生・児童委員、それから町内会、行政区、それから警察署、消防署、それから各地域包括支援センターなどの避難支援関係者に、事前に提供してございます。災害時には、市とそういった避難支援関係者が連携して、避難行動要支援者へ避難を呼びかけ、安否の確認を行うとともに、必要に応じて避難の支援を行うこととしてございます。なお先ほど来、御質疑いただいていますけれども、なかなか支援が必要な方であっても、本人の同意を得ないと、避難支援関係者に提供する名簿、こちらに登録できないということは制度上の課題でありまして、今後見直しが必要であるというふうに考えてございます。  以上でございます。
    健康福祉部長(水野良一) ただいまの御質問のうち、民生委員がどうしても自分の情報を出せないという、その部分についてちょっと補足をさせていただきますと、我々のほうでは、今、町内会、行政区、自主防災組織等に対して、一人暮らしの高齢者とか、そういう方々に対しての情報提供をできないかという、そういうことを検討はさせていただいております。昨年その前と2年連続で、審査会のほうにはかけさせていただいていたところでありますけれども、審査会のほうでどうしてもまだ個人情報について、漏えいの部分とか、そういう部分で町内会等に提供することは、まだ時期尚早という、そういう判断をいただいているところでありまして、したがいまして、名簿を今すぐ提供するというそういう事態には至っていない状況であります。  先ほど来ありましたように、今課長が申し上げたように現段階におきましては、民生委員が、通常の訪問活動等で訪問された際に、避難支援者の名簿、こちらのほうに登録いただけるように勧奨することと、あと御本人にも、災害があった際には早く避難していただくように、御理解いただくように努めるというのが、今、現段階で、我々ができることかなというふうに思っております。  制度の改正等はなかなか時間がかかりますので、できることから取り組んでまいりたいと考えています。  以上です。 ◎教育部長(高橋勇治) それでは、もう1点のほうの第一保育所の復旧方法でございますが、老人福祉センターでの仮園舎から一日も早く保育環境をもとどおりに戻すことが最優先であると考えておりまして、短期間で工事が完了いたします現在の場所での原形復旧工事を選択したところであります。  以上です。 ◆委員(加藤和記) 1点だけ、情報共有の部分なんだけれども、よく言う拡大解釈とか、いろいろ受け止める人によって、許容範囲が決まっちゃうのかなという感じはあるんですけれども、自主防災組織も1つの行政区に1つの自主防災組織という団体で動いているところと、その下に、更に班をつくって、何班かでもって実際の災害が発生したときに、高齢者の対応とか何かを班の中で、割り当てというかそういうのをつくっているところがある。そのときにその班のところまで下りてこないと、全く情報がつかめない。そういうことを考えると、これ、法律とか何かという部分もあるんだけれども、災害時に関しては、民生委員の方も亡くなってしまってからどうのこうの言ってももう始まらないわけですから、民生委員個人の判断に任せたらいいんじゃないですか。そういう指導を市のほうではできないのですか。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの加藤委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(水野良一) 思いというか、加藤委員のおっしゃることは重々分かるわけでありますし、今回2人の方が亡くなられたという部分につきましては、やはり重大に受け止めているところであります。  言われるとおり、制度の問題というものもございますけれども、個人情報につきましても、生命の危険が伴った場合には、それは開示等はできるので、正に命の危険があるときに、個人情報だという、そういう話にはならないのは、そういう時代だと思います。  ただ、今、一般論として名簿を提供できるかどうかという部分については、なかなか難しいというふうにお答えさせていただきますけれども、今言われたとおり、今後我々が取り組むことは、市長の一般質問の答弁にもありましたけれども、地域の方々が避難するときには、隣にどなたが住んでいるとか、そういうことは分かるわけでありますので、一緒に乗り合わせて逃げるとか、そういうようなふだんからお互いの支え合いの気持ちを醸成していただいて、いざ災害のときには、安全に一緒に逃げていただくという、そういうような仕組みづくりというものに取り組んでいかなければならないなというふうには考えております。  具体的には、地域包括ケアシステム等で、地域支え合い推進会議等を地域で開いておりますので、そういう機会とかを捉えまして、今回の災害を教訓にどのように地域の方々でお互いに支え合っていけるかという、そういう小さな単位での意識の醸成とか支え合いについて、今後、我々のほうでは取り組んでいかなければならないなというふうに考えているところであります。  以上です。 ◆委員(加藤和記) せっかくの機会ですから、もう1回言わせてもらいます。  これは今回亡くなった方の例なんかを聞くと、消防署が行ったとか、改まった人が行ったと言っても、常日頃の顔見知りとか何かの中で話を常日頃していないと、いざというときに分からない人が来て、「避難してください」と言われても、どこかに連れて行かれちゃうのかなという心配もあるわけですから、日頃の問題が、日常の中でのおつき合いというものが、いざという時に力を発揮するので、本当に班単位で行動計画をつくっているところなんかは、班の中ではそういう高齢者がいるのは分かる。同じ地域、どういう状況になっているのかということを、民生委員の方には、市は一応こういう建前だけれども、避難指示が出た場合とか、そういう場合には区長とか班の方に情報開示をして、現実に合った対応してくださいとか、何か指導の仕方があるのではないですか。  その辺を皆さん、公務員ですから、それ以上のことは言えないと言うかも分からないけれども、日頃のつき合いが大事だということを考えれば、民生委員の判断に委ねるようなそういう指導をうまくできないのかなというふうに私、思うんです。その辺は今後本気で考えていただきたいと思います。  以上、意見です。 ○委員長(大寺正晃) 意見でよろしいですね。御意見として伺いました。  次に、石堂副委員長。 ○副委員長(石堂正章) 私からは、今、各委員から出たようなお話を、今後この件に関しては検証が進んでいって、よりよい対応を皆さんとともに考えていきたいと思いますので、その辺の視点から、今後とも続けてまいりたいと考えております。  ここでせっかくの機会ですので、1点、文化施設や教育施設の被害状況について伺いたいと思います。  まず社会教育施設のほうでは、体育施設も含めてですが、先日アリーナ等は視察させていただきました。それ以外の場所、例えば公民館等々で、前、報告がありました雨漏り関係が非常に多かったと記憶しております。雨漏り関係の体育館、地域体育館にしてもそうですけれども、その後どのような対応をなされたかということと、あと市民の森に関しての対応はいかがだったかということ。あと学校関係は、これも校舎、体育館等の雨漏り等もあるんですが、3か所ほど雨漏り以外の被害があったと聞いております。まず二小と大森小、小塩江中学校の3校について、その後どのような対応なされたかについて、現時点で分かれば、質問させていただきたいと思います。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの石堂副委員長の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎生涯学習スポーツ課長(上妻秀男) ただいまの御質問のうち、体育施設、公民館等の社会教育施設、市民の森等についての部分でお答えさせていただきます。  まず体育施設については、先日視察いただいたように、アリーナと浜田地域体育館が床上浸水ということで、これについては、国の災害復旧事業へ申請をしての復旧を考えてございます。いわゆる公民館等々の雨漏り、数件ありましたが、台風の横殴りの風による雨漏り等もございますので、その後の雨というところでは、特に雨漏りというのは確認されておりませんので、現状のまま使用していくのが妥当かなというふうに考えております。  市民の森の園路が崩れた被害でございますが、これについては、その後は使用を中止させていただいて、別な工事を予定したものもあるものですから、そちらの工事と併せて復旧をしていく考えでございます。  以上でございます。 ◎教育総務課長(和田靖) それでは、小・中学校の件につきましてお答えをいたします。  初めに、二小でございますが、二小の外周フェンス及び土どめ・擁壁のずれにつきましては、業者へ確認を依頼して、現在、経過観察中であります。状況を申し上げますと、土どめに使っているコンクリートの擁壁に数mm程度のすき間がちょっとできているような状態でして、雨が降るとそこから水が漏れるというような状況ではあるのですが、緊急性的にどうこうというものではございませんので、経過観察中とさせていただいております。  次に、大森小の校庭ののり面の一部崩落につきましては、現在、応急処置としてブルーシートにより養生してございます。今後時期を見て、こちらについては、復旧する予定となってございます。  3点目の小塩江中学校の体育館裏の斜面の崩れにつきましても、こちら、業者へ確認をいただきまして、現在、経過観察中ということでございます。  以上でございます。 ○副委員長(石堂正章) ありがとうございます。  すみません、雨漏りに関しては、今答弁あったように、今回の台風の風の影響もあるので、これは致し方ない部分があるので、雨漏りしたときにまた考えていただくということでお願いしたいと思います。  市民の森の件なんですけれども、今、使用中止ということで、現時点では。例えば今、冬季なんですけれども、これから春、夏にかけて、間に合うようにされると思うんですけれども、その辺をちょっと確認させてください。  小・中学校の校舎に関して、のり面等は経過観察中ということでやっているという答弁でしたが、特に二小と小塩江中学校が、観察中ということでございましたが、こういうものは崩れるときって、アリの一穴じゃないけれども、小さいところから始まるので、是非とも観察もできれば強化していただいて、特に二小はまだ新しい校舎ですので、その辺は特に注意していただければと思います。  以上、最初の1点だけ、市民の森関係だけお願いします。 ○委員長(大寺正晃) ただいまの石堂副委員長の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎生涯学習スポーツ課長(上妻秀男) ただいま御質問ありました市民の森の件でございますが、市民の森では今年度、排水路の工事を予定しておりましたので、その工事と併せて来年の4月には、市民の森が運営できるようには間に合わせる工事にしたいというふうには考えております。  以上でございます。 ○委員長(大寺正晃) 最後に、私から申し上げます。  まず名簿の件に関しましては、多くの委員の皆様からいろんな意見がありましたので、私も同様に問題だと思っておりますが、今後の取組を是非積極的にお願いしたいと思います。  民生委員についてでありますけれども、今回の事例でもありましたように、時に人の命を預かるというか、そういう重要な役割も持っているわけであります。ただ、私の地元の様子を見ますと、なり手がなかなかいなかったり、なっていただく方もリタイアメントした方とか、あとは結局お年を召した方が多かったり、ほかの地区でももう運転免許を返納したなんていう方がやっている事例もあるようでございます。  今後の民生委員の在り方について、どのように市として何か考えているのか。例えば、報酬というんですか、を上げるとか、何らかの対応も必要かと思うんですけれども、その辺の今後の民生委員の在り方について、当局の考えをお伺いしたいと思います。それが第1点であります。  それからもう1つは、今、名簿のお話の延長で、今回避難を促しても駄目だったという話がありました。今後、そういう高齢者に対して、例えば今回テレビやラジオで「命を守る行動をしてください」という、そういう規模のニュースというか発令がなされたわけであります。そういうときに、例えば市として強制的に避難させる、強制的に。そういうような取組も必要なのかなと思いますので、強制的に取り組む場合に、市として限界があるでしょうから、強制的な場合には、例えば地域に区長なりにそれを発令するという形であれば、名簿を区に公開するわけでもないので、そんな取組もよろしいのではないかなと思いますので、今後の避難指示の出し方の線引きについて、何かお考えがあればお伺いしたいということです。  それから最後に、一般質問の中でもありましたけれども、今回浸水想定区域が見直されて拡大するということに併せて、その中でハザードマップの中にある公共施設の今後の管理について、市のお考えをお伺いしたいと思います。  では、当局からの答弁を求めます。 ◎長寿福祉課長(井上敦雄) ただいま大寺委員長のほうから御質疑いただきました部分につきまして、2点目の生命を守るという部分での避難に関しての御質疑にお答えしたいと思います。  災害対策基本法におきましては、市町村長が避難勧告、指示できるとされておりますが、そのうち急を要するものにつきましては、避難のための立ち退きを指示することができるというふうになってございます。警戒レベル4、いわゆる全員避難が避難指示の線引き基準となってございまして、今回のような浸水被害におきましては、氾濫危険水位に達した時点で、市が発表するものと認識しております。  それから委員長おただしの実際に強制的に避難していただく、こういったことにつきましては困難であろうというふうに考えてございまして、ふだんから情報の共有に努めて丁寧に説明する、そういったことで早目の避難、また先ほど部長のほうからも答弁しましたとおり、先日の大寺議員の一般質問に市長が答弁しましたとおり、できる限り近所で声をかけ合って一緒に避難できるような仕組みづくり、こういったものが必要と考えてございまして、市としては、そのような意識の醸成に努めていきたいというふうに考えてございます。  以上であります。 ◎健康福祉部長(水野良一) 民生委員の今後の在り方というか、災害時に責任を負うという、そういう部分についてお答えいたします。  民生委員は、通常時の相談支援活動において、確かに地域の要支援者の情報を詳しく把握できる、そういう可能性はありますが、警察や消防のように災害対応の専門家ではございません。また、地域に多数の要援護者がいた場合に、災害時に全員の安否確認等を一人で行うことは難しくなります。また、先ほど委員長御指摘のとおり、民生委員の方々は、今、かなり御高齢の方も多いということで、災害時において民生・児童委員がお一人で責任を持って要支援者の安否確認や避難支援を行うことは難しいものと考えてございます。  したがいまして、災害時において、安否確認、避難支援につきましては、民生・児童委員のみならず先ほど来ありました町内会、行政区、自主防災組織など、地域における支援の仕組みづくりが大切であると考えてございます。近隣の住民に協力を求めることが現実的な対応かなというふうには考えてございます。  そのためまず日頃から、民生・児童委員は訪問の際に、一人暮らしの高齢者、要支援者に対して、名簿登載いただけるよう勧奨するとともに、先ほど申し上げたとおり避難、早期避難について御理解いただいておくという日頃からの、加藤委員おっしゃるとおり、ふだんからの顔つなぎといいますか、信頼関係の構築というものが大事だと考えております。  また、災害時におきましては、今回もありましたけれども、民生・児童委員、町内会、行政区、自主防災組織が、具体的に誰がどのように支援していくかという、そういうところまで打合せ、シミュレーションしておくという、そういう作業が大事だなというふうに感じている次第でございます。  今後、具体的には、今回の災害を教訓としまして、実効性を上げるために、民生・児童委員本部会、こちらにおきまして、民生・児童委員、今回改選になりましたので、この方々に災害時の対応について情報の共有を図るとともに、地域支え合い会議等で、地域の支え合いの意識の醸成、こちらのほうを図っていく考えでございます。  また、民生委員のなり手がないというようなお話もございましたけれども、全く無償といいますか、活動費として若干は社会福祉協議会に委託して出させてはいただいているんですが、十分とは決して言えない額だとは思いますけれども、民生委員はいろいろ大変な業務をお持ちで、なかなかなり手がいらっしゃらないというのが現実でありますので、民生委員の方々の負担軽減になれるような、今回、地域福祉計画にもサポーター制度みたいなものも、民生委員をサポートする制度等も入れたところでございますので、具体的に、民生委員の負担軽減、活動がしやすいような、そういうような手だてについては、今後検討させていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(大寺正晃) 最後に意見でありますけれども、今回2名の方が亡くなったというのは、私の地元の町内会であります。私の地元は、いつも災害のときに水が上がる地域でありますから、皆さん御存じのとおり、自主防災組織もきちんとつくりまして、結束のある町内だと思っておりました。ところが、今回、亡くなった方というのは、私ら知らなかったんです、そういうところにいるというのは。後からの話で民生委員だけは情報を持っていたということで、非常時の情報の扱いに関しましては、非常時ということを勘案しての対策を今後積極的に検討していただきたいというふうに意見させていただきます。  すみません、あともう1点、ハザードマップの中にある、先ほどの質問はよろしいですか。 ◎生涯学習スポーツ課長(上妻秀男) ハザードマップの中にある公共施設の今後の管理についてということですが、ハザードマップが作成された中にある公共施設、体育施設の場合は、須賀川アリーナと市民スポーツ体育館、浜田地域体育館の3か所でございます。これまでも指定管理であります財団法人須賀川市スポーツ振興協会と連絡を密にとる中で、委託管理運営業務仕様書に基づいて、危機管理個別マニュアルを作成して対応してきたところでございますが、今回の台風19号の被害を受けまして、その内容を更に精査、検証しまして、避難ルートであったり、避難誘導であったり、まずは人命第一ということの対応が確実に、そしてスムーズにできるように対応してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◎こども課長(鈴木行宏) ハザードマップの改訂に伴いまして、浸水が想定される施設は第一保育所、それから第二保育所の2か所であります。この度の災害を教訓といたしまして、危機管理マニュアルに加え、保護者への連絡方法、それから避難手段等を具体的に定めるガイドラインを作成して、有事に備えることといたします。  以上であります。 ○委員長(大寺正晃) 是非積極的に取り組んでいただきたい。  あと補足でありますけれども、今回被害はなかったんですけれども、実際、市民温泉なんかは越水して後ろ側に水がちゃぷちゃぷ来ていたわけであります。今回被災者が、市民温泉を開放していただいて、健康的にも衛生的にも感謝しておりますけれども、一歩間違えばあと何cmかで機械室が駄目になれば、多分膨大な修理もかかるし、そういう一歩手前であったわけでありますので、今後の検証の中では、今回、被災はしなかったけれども、被災しそうだった施設の重要な部分、機械室なり、止水壁とか、防水壁とか、そのようなことも含めて検討していただきたい。そのように提言させていただきます。  あらかじめ皆様から伺っていた内容については以上でありますけれども、そのほかに皆様から何かありませんか。よろしいでしょうか。      (「なし」の声あり) ○委員長(大寺正晃) なければ、台風第19号被害に関する質問は以上といたします。  この際、各委員からその他所管の事務について申し述べておきたいことはございませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(大寺正晃) なければ、当局との協議事項等は以上でありますので、ここで御退席いただくことにいたします。  長時間御苦労様でした。  当局退席のため、暫時休憩いたします。      (当局退席)      午後 零時13分 休憩      午後 零時19分 再開 ○委員長(大寺正晃) それでは休憩前に復し、会議を再開いたします。  次に、具体的調査項目である地域福祉の向上及び教育環境整備についてを議題といたします。  本日は、行政視察についての連絡事項がありますので、事務局から説明願います。 ◎議会事務局(渡辺靖子) それでは事務局から説明をいたします。  お手元の須賀川市議会文教福祉常任委員会行政視察日程(案)を御覧ください。  視察先及び研修項目については、先にお知らせしたとおりですが、その後、決定があった点についてお知らせいたします。  まず1日目、1月22日の集合ですが、朝7時、須賀川駅集合となります。JRの列車・時間等は記載のとおりです。長野県伊那市での視察時間ですが、JR乗り継ぎの関係で、14時30分から16時に変更となっております。  2日目、1月23日は記載のとおり、JRの時間等を追記しております。  3日目、1月24日は移動日でありまして、名古屋市内の文化施設等の見学。昼食の後、須賀川に帰ってくる予定となっております。宿泊のホテルや食事の会場などは、今後決定いたします。詳細が決定しましたら、改めて行程表と視察先の資料等と併せて配付させていただきます。なお、当局で御同行いただくのは、社会福祉課長、伊勢課長とのことでした。  また、先日配付いたしました視察先への質問事項は、あすまでの提出となっておりますので、皆様よろしくお願いいたします。  事務局からは以上でございます。 ○委員長(大寺正晃) 暫時休憩いたします。      午後 零時21分 休憩      午後 零時22分 再開 ○委員長(大寺正晃) 休憩前に復し、会議を再開いたします。  ただいまの説明に対し、御質問等ありますか。
         (「なし」の声あり) ○委員長(大寺正晃) なければ、本件については以上といたします。  なお、本会議終了日に口頭での継続調査申出をすることになりますが、その内容につきましては、正副委員長に御一任いただきたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長(大寺正晃) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  以上で本日の日程は全て終了いたしましたが、その他各委員から御意見等ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長(大寺正晃) なければ、次回の委員会は2月10日月曜日午後1時30分からとしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。2月10日午後1時30分であります。よろしいでしょうか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長(大寺正晃) 御異議なしと認めます。  最後に、本日の会議内容及び結果について正副議長へ報告することといたしますが、その内容につきましては正副委員長に御一任いただきたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長(大寺正晃) 御異議なしと認めます。  これにて、文教福祉常任委員会を閉会いたします。  長時間御苦労様でした。      午後 零時24分 閉会 ───────────────────── ◇ ──────────────────── 須賀川市議会委員会条例第32条の規定により署名する。   令和元年12月16日        須賀川市議会 文教福祉常任委員長     大  寺  正  晃...