須賀川市議会 2019-10-30
令和 元年 9月 定例会-10月30日-07号
令和 元年 9月
定例会-10月30日-07
号令和 元年 9月
定例会
令和元年10月30日(水曜日)
議事日程第7号
令和元年10月30日(水曜日) 午前10時 開議
第 1 議案第108号 議案第109号 議案第122号
第 2 議案第110号 議案第111号
第 3 議案第112号 議案第113号 議案第114号
第 4 議案第115号 議案第116号 議案第117号 議案第118号
第 5 議案第119号 議案第120号
第 6 議案第123号 財産の処分について
第 7 閉会中の
継続調査の申出について
────────────────────────────────────────────
本日の会議に付した事件
日程第 1 議案第108号 議案第109号 議案第122号
日程第 2 議案第110号 議案第111号
日程第 3 議案第112号 議案第113号 議案第114号
日程第 4 議案第115号 議案第116号 議案第117号 議案第118号
日程第 5 議案第119号 議案第120号
日程第 6 議案第123号 財産の処分について
日程第 7 閉会中の
継続調査の申出について
────────────────────────────────────────────
出席議員(24名)
1番 堂 脇 明 奈 2番 斉 藤 秀 幸
3番 高 橋 邦 彦 4番 浜 尾 一 美
5番 熊 谷 勝 幸 6番 小 野 裕 史
7番 鈴 木 洋 二 8番 深 谷 政 憲
9番 大 柿 貞 夫 10番
大河内 和 彦
11番 溝 井 光 夫 12番 横 田 洋 子
13番 石 堂 正 章 14番 佐 藤 栄久男
15番 安 藤 聡 16番 本 田 勝 善
17番 大 寺 正 晃 18番
五十嵐 伸
19番 広 瀬 吉 彦 20番 佐 藤 暸 二
21番 加 藤 和 記 22番 市 村 喜 雄
23番 鈴 木 正 勝 24番 大 内 康 司
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
市長 橋 本 克 也 副市長 安 藤 基 寛
企画財政部長 石 堂 伸 二
行政管理部長 宗 形 充
生活環境部長 尾 島 良 浩
文化スポーツ部長野 崎 秀 雄
市民交流センター長佐久間 貴 士
健康福祉部長 水 野 良 一
産業部長 鈴 木 伸 生
建設部長 永 野 正 一
上下水道部長 佐 藤 俊 明
会計管理者 堀 江 秀 治
行政管理課長 相 楽 重 喜
教育長 森 合 義 衛
教育部長 高 橋 勇 治
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事務局職員出席者
事務局長 小 山 伸 二 主幹兼
局長補佐兼
議事係長
松 谷 光 晃
庶務係長 渡 辺 靖 子
調査係長 渡 辺 正 彦
主任 須 釜 千 春 主任 藤 田 昌 利
──────────────────── ◇ ─────────────────────
午前10時00分 開議
○議長(
五十嵐伸) おはようございます。
ただいまより本日の会議を開きます。
出席議員は定足数に達しております。
本日は議事に入ります前に、先の台風19号による水害によりお亡くなりになられた皆様の御冥福を祈り、1分間の
黙とうを行うことといたします。
全員、御起立願います。
黙とう。
(
黙とう)
○議長(
五十嵐伸) お直りください。
御着席願います。
また、この度の水害により、今なお多くの皆様が生活にお困りのことと存じます。り災された皆様に謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い回復を心からお祈り申し上げます。
それでは、議事に移ります。
本日の議事は、
議事日程第7号をもって進めます。
この際、諸般の報告をいたします。
教育委員会から、
令和元年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検、評価に関する
報告書が提出されております。印刷の上、お手元に配付しておりますので、御了承願います。
これより議事に入ります。
──────────────────── ◇ ─────────────────────
△日程第1 議案第108号 議案第109号 議案第122号
○議長(
五十嵐伸) 日程第1、議案第108号、議案第109号及び議案第122号の議案3件を一括して議題といたします。
本案に関し、
委員長の報告を求めます。
総務生活常任委員長、
本田勝善議員。
(
総務生活常任委員長 本田勝善 登壇)
◆
総務生活常任委員長(
本田勝善) おはようございます。
当
委員会に付託となりました議案第108号、議案第109号及び議案第122号の議案3件について、
委員会の審査が終了しましたので、その経過と結果を報告いたします。
委員会は、去る10月11日、当局より
関係部課長の出席を求め、審査を進めました。
初めに、議案第108号 成年被
後見人等の権利の制限に係る措置の
適正化等を図るための
関係法律の整備に関する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例であります。
本案は、成年被
後見人及び被
保佐人の人権が保障され、成年被
後見人等であることを理由に不当に差別されることがないよう
関係法律が施行されたことに伴い、成年被
後見人等に係る
欠格条項など、権利の制限を規定している4つの条例について所要の改正を行うものであり、詳細は
議案書に記載のとおりであります。
審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第109号
須賀川市
印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例であります。
本案は、住民票などに旧氏の表記が可能となるよう
住民基本台帳法施行令の一部が改正されたこと、さらに国の
印鑑登録証明事務処理要領の一部が改正されたことを踏まえ、旧氏の
印鑑登録原票などへの併記や
印鑑登録が可能となること、また、併せて
印鑑登録に係る
性別表記を削除するものであり、詳細は
議案書に記載のとおりであります。
審査の中では、旧氏が複数あった場合の取扱いについて質疑があり、当局からは、複数のうちから一つを選択することになる旨、答弁がありました。
審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、議案第122号
図書館・
中央公民館解体工事の
請負契約の変更についてであります。
本案は、
当該解体工事を進めてきた中で、
廃棄物数量や
基礎解体などの内容に変更が生じたため、
契約金額を減額するものであります。
審査の中では、
総括質疑で答弁がありました敷地内に残るくいの現状とその理由、くいが残った後の対応について質疑がありました。当局からは、残るくいについては
敷地東側の道路際に平行に位置する12本の群ぐいと言われるくいであり、これを引き抜くことで
地中埋設物や道路に影響を与えるため、県中
地方振興局と協議の上、残地することの了承を得たこと、また、残地後の対応については
座標管理により正確な位置を把握することが可能であり、適切な
品質管理の下で記録として残していく旨、答弁がありました。
審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、当
委員会に付託となりました
議案審査の結果と経過についての報告を終わります。
○議長(
五十嵐伸) これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
五十嵐伸) なければ、質疑を終結いたします。
総務生活常任委員長、自席にお戻りください。
これより討論に入ります。
討論の通告はございません。
これにて討論を終結いたします。
これより議案第108号 成年被
後見人等の権利の制限に係る措置の
適正化等を図るための
関係法律の整備に関する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例、議案第109号
須賀川市
印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例、議案第122号
図書館・
中央公民館解体工事の
請負契約の変更について、以上議案3件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
本案に対する
委員長の報告はいずれも可決であります。
本案については、いずれも
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
五十嵐伸) 御異議なしと認めます。
よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
──────────────────── ◇ ─────────────────────
△日程第2 議案第110号 議案第111号
○議長(
五十嵐伸) 日程第2、議案第110号及び議案第111号を一括して議題といたします。
本案に関し、
委員長の報告を求めます。
産業建設常任委員長、
大河内和彦議員。
(
産業建設常任委員長 大河内和彦 登壇)
◆
産業建設常任委員長(
大河内和彦) おはようございます。
今期定例会において、当
産業建設常任委員会に付託となりました議案第110号及び議案第111号の議案2件について、
委員会の審査が終了いたしましたので、その経過と結果について報告いたします。
委員会は、去る10月11日、当局より
関係部課長の出席を求め、審査を進めました。
初めに、議案第110号
須賀川市
手数料条例の一部を改正する条例についてであります。
また、
議員各位におかれましても、次年度の当初
予算審議に際しましては、今回の
決算審査での議論を踏まえ審議をいただきますようよろしくお願いをいたします。
審査の結果、付託された議案第119号については
全会一致で認定すべきもの、議案第120号についても
全会一致で可決すべきもの及び認定すべきものと決しました。
以上で、当
決算特別委員会の審査の経過と結果についての報告を終わります。
○議長(
五十嵐伸) これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
五十嵐伸) なければ、質疑を終結いたします。
決算特別委員長、自席にお戻りください。
これより討論に入ります。
討論の通告はございません。
これにて討論を終結いたします。
これより議案第119号 平成30
年度須賀川市
一般会計及び
特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第120号 平成30
年度須賀川市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分及び決算の認定について、以上議案2件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
本件に対する
委員長の報告は、議案第119号については認定、議案第120号については可決及び認定であります。
本件については、いずれも
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
五十嵐伸) 御異議なしと認めます。
よって、本件はいずれも原案のとおり、議案第119号については認定、議案第120号については可決及び認定されました。
──────────────────── ◇ ─────────────────────
△日程第6 議案第123号 財産の処分について
○議長(
五十嵐伸) 日程第6、議案第123号を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
(副市長 安藤基寛 登壇)
◎副市長(安藤基寛) ただいま議題となりました議案第123号 財産の処分について、提案理由を御説明いたします。
本案は、
須賀川テクニカルリサーチガーデン企業用地8,155.57㎡を、プラスチック樹脂再生原料の製造などを行う株式会社中部日本プラスチックに8,533万8,770円で分譲する土地売買契約を締結するに当たり、地方自治法などの規定により、議会の議決を求めるものであります。
以上、提案理由を申し上げ、説明を終わります。
○議長(
五十嵐伸) この際、議案調査のため、暫時休憩いたします。
午前10時30分 休憩
────────────────────────────────────────────
午前10時39分 再開
○議長(
五十嵐伸) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより質疑に入ります。
質疑の通告はございません。
これにて質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第123号については、
産業建設常任委員会へ付託することといたします。
この際、
委員会審査のため、暫時休憩いたします。
午前10時40分 休憩
────────────────────────────────────────────
午前10時58分 再開
○議長(
五十嵐伸) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第123号について、
委員長の報告を求めます。
産業建設常任委員長、
大河内和彦議員。
(
産業建設常任委員長 大河内和彦 登壇)
◆
産業建設常任委員長(
大河内和彦) 先ほど当
産業建設常任委員会に付託となりました議案第123号 財産の処分について、
委員会の審査が終了いたしましたので、その経過と結果について報告いたします。
当
委員会は、先ほど当局より
関係部課長の出席を求め、審査を進めました。
付託となりました議案は、
須賀川テクニカルリサーチガーデン企業用地の土地売買契約を締結するに当たり、議会の議決を求めるものであります。
売却の目的、相手方等詳細については、
議案書に記載のとおりであります。
審査の過程で、契約金の根拠、のり面の面積について質疑があり、当局からは、条例に基づく要綱により定められた土地及びのり面の単価による価格設定であること、また、のり面の面積は795㎡であるとの答弁がありました。
審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、当
委員会の審査の経過と結果についての報告を終わります。
○議長(
五十嵐伸) これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
五十嵐伸) なければ、質疑を終結いたします。
産業建設常任委員長、自席にお戻りください。
これより討論に入ります。
討論の通告はございません。
これにて討論を終結いたします。
これより議案第123号 財産の処分についてを採決いたします。
お諮りいたします。
本案に対する
委員長の報告は可決であります。
本案については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
五十嵐伸) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────── ◇ ─────────────────────
△日程第7 閉会中の
継続調査の申出について
○議長(
五十嵐伸) 日程第7、閉会中の
継続調査の申出についてを議題といたします。
この際、各常任
委員長から発言の申出がありますので、これを許します。
初めに、
総務生活常任委員長、
本田勝善議員。
(
総務生活常任委員長 本田勝善 登壇)
◆
総務生活常任委員長(
本田勝善) 総務生活常任
委員会では、新しい
委員会構成後、今後、当
委員会で継続して取り組むべき具体的調査項目について、10月4日及び11日の2回の
委員会にわたり、協議を行いました。
各委員からは様々な意見を頂きましたが、協議の結果、1つとして、選ばれるまちの実現に向けた市の発信力の強化のため、シティプロモーションに関すること、また、2つとして、昨今クローズアップされております高齢者による事故や免許返納などを契機とした、公共交通対策に関することが選定されたところであります。
このため、
委員会では、シティプロモーションの在り方及び公共交通対策の充実並びに所管の事務の執行についてを閉会中の
継続調査事件として申し出ることといたします。
よろしくお願いをいたします。
○議長(
五十嵐伸) 次に、
産業建設常任委員長、
大河内和彦議員。
(
産業建設常任委員長 大河内和彦 登壇)
◆
産業建設常任委員長(
大河内和彦)
産業建設常任委員会では、新しい
委員会構成後、初の
委員会となった10月4日の
委員会において、当
委員会で継続して取り組むべき具体的調査項目について、各委員に意見を求め、協議を行いました。
委員からは、牡丹台アメニティゾーンにおける道の駅及び複合施設の整備に関し、調査を進めてはどうかとの意見が多く出されました。
これを受けて、去る10月11日の
委員会において協議した結果、牡丹台アメニティゾーンの整備及び所管の事務の執行についてを調査することとなりましたので、閉会中における
継続調査事件として申し出るものであります。
よろしくお願いいたします。
○議長(
五十嵐伸) 最後に、
文教福祉常任委員長、
大寺正晃議員。
(
文教福祉常任委員長 大寺正晃 登壇)
◆
文教福祉常任委員長(
大寺正晃)
文教福祉常任委員会では、新しい
委員会構成後、今後、当
委員会で継続して取り組むべき具体的調査項目について、10月4日及び23日の2回の
委員会にわたり、協議を行いました。
各委員からは様々な意見を頂きましたが、協議の結果、1つとして、地域における高齢者の交通対策などを含めた地域福祉の向上に関すること、2つとして、学力向上や学校施設に係る問題等に関して、教育環境の整備に関することが選定されたところであります。
このため、当
委員会では、地域福祉の向上及び教育環境の整備並びに所管の事務の執行についてを閉会中の
継続調査事件として申し出ることといたします。
よろしくお願いいたします。
○議長(
五十嵐伸) ただいまの各常任
委員長からの申出を含め、今後、
委員会において調査すべき事件について、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の
継続調査の申出がありました。
お諮りいたします。
各
委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続調査に付することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
五十嵐伸) 御異議なしと認めます。
よって、各
委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続調査に付することに決しました。
──────────────────── ◇ ─────────────────────
○議長(
五十嵐伸) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
この際、市長が発言を求めておりますので、これを許します。
(市長 橋本克也 登壇)
◎市長(橋本克也) 本日ここに、
令和元年9月市議会
定例会が閉会されるに当たり、御挨拶申し上げます。
まず初めに、今月12日から13日にかけて襲来した台風第19号について申し上げます。この度の台風第19号に対しては、これまで本市が経験してきた大規模災害を踏まえ、可能な限りの事前の備えと避難誘導に全力で取り組んでまいりましたが、残念ながら大きな災害が発生してしまいました。
これまでに経験のない広域的な豪雨による河川水位の急激な上昇、それに伴う堤防の決壊や越水、内水氾濫により、阿武隈川、釈迦堂川流域に大規模な浸水被害が発生しました。その被害は、昭和61年の8.5水害、平成10年8月の水害、さらに平成23年9月の水害の規模を上回る深刻な事態となっております。
犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた全ての皆様に心からお見舞い申し上げます。
ここで、台風第19号により発生した被害について、現時点までに判明している状況を御報告申し上げます。
10月12日、台風の降雨により、大雨特別警報や土砂災害警戒情報等が発令されるとともに、阿武隈川、釈迦堂川両水系が急激に増水し、氾濫危険水位を超えたことから、市民の生命の安全を最優先に確保するため、避難勧告、避難指示を順次発令し、避難誘導に努めたところであります。
また、阿武隈川で過去最高水位となる最大9.61m、釈迦堂川で最大6.77mの水位を観測し、市内各所で河川からの越水や内水氾濫により浸水被害が発生しました。これにより、お二人の方が犠牲になられ、現地調査により判明した住家の浸水被害は、床上浸水844棟、床下浸水170棟、計1,014棟であり、現在、鋭意調査中であります。
また、土砂崩れによる人的被害、家屋被害はなかったものの、各所で被害が発生しております。
公共施設につきましては、第一保育所、
須賀川アリーナ、浜田地域体育館が床上浸水しました。第一保育所は現在分散しての保育となっておりますが、11月中旬から市老人福祉センター2階で仮運営として再開する予定であります。また、
須賀川アリーナと浜田地域体育館の再開予定は未定であり、来年度中に復旧となる見込みであります。
道路等インフラの被害につきましては、市道ではのり面や路肩崩れ、路面損傷等が29か所、河川では護岸洗掘等が6か所で発生しております。また、公園では土砂堆積や浸水による破損が3か所、下水道では下の川のポンプ電気室など、浸水による破損等が4か所発生しており、
継続調査中であります。
農林業被害につきましては、現時点で水稲、野菜、果樹等の農作物の被害が180ha以上となっております。また、農道、水路、水田のり面等農業施設の破損などが328件、林道ではのり面崩れなどが18路線で発生しており、
継続調査中であります。
商工業の被害につきましては、
須賀川商工会議所と市内3商工会の被害調査などから、現時点で153事業所で被害が確認されております。なお、被害状況は
継続調査中でありますので、今後も被害は拡大していくものと見込んでおります。
次に、避難所につきましては、10月12日に保健センターに福祉避難所を開設したほか、市内16か所に避難所を開設し、ピーク時には955人を受け入れたところであります。現在は、市の避難所が3か所46人、福祉避難所が5施設18人、このほか地域住民が自主運営している避難所が4か所36人であり、計100人が避難しております。
また、市では、災害発生後から広報車による広報活動、市ホームページやウルトラFMによる情報提供に努めたほか、コールセンターと相談窓口を設置し、各種相談受付を行ってまいりました。現在は、災害ごみの収集、保健師による巡回訪問、防疫消毒、り災証明書発行のための現地調査、市営住宅等への一時避難受入れ、民間賃貸住宅の借上げなどに市を挙げて全力で取り組んでいるところであります。
この度の台風災害では、発生直後から、警察、消防、消防団及び自衛隊には、避難誘導や人命救助、捜索等に御尽力いただきました。現在は、市一般廃棄物収集運搬委託業者、市建設業者協議会及び自衛隊には災害ごみの収集、県、大阪市、天栄村及び昭和村には防疫消毒と避難所支援、家屋被害調査に御協力いただいております。災害時における相互応援に関する協定を締結している神奈川県座間市からは、救援物資を御提供いただくとともに、大阪府豊中市、北海道長沼町、埼玉県朝霞市からもお見舞いのお電話や支援の申出をいただいたほか、多くの団体や個人の皆様から救援物資の提供や義援金、寄附金をお寄せいただいております。さらに、今月16日から28日まで、延べ967人の災害ボランティアの皆様に、被災住宅での家財の運び出しや泥上げ、清掃など、被災者の支援に御協力いただいております。
ここに、改めて御支援、御協力をいただいた全ての皆様へ心から感謝申し上げます。今後も復旧作業や復興に向けた支援が必要です。引き続き、皆様のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
この度の台風被害は、東日本大震災からようやく立ち上がり、発展期を迎え、落ち着きを取り戻したやさきに発生しました。被災された皆様には、気力、体力とも大変疲弊されていることと思います。また、農家の皆様、
事業者の皆様も、余りの被害に不安は尽きないことと思います。
市といたしましては、国、県をはじめ、関係機関に対し、東日本大震災と同様の支援対応を強く要望するとともに、被災された皆様が台風の災害から一日も早く安定した生活を取り戻すことができるよう、全力を挙げて復旧に取り組んでまいる考えであります。被災された皆様には、どうか再建へのお気持ちを失わないようお願いいたします。
今期定例会は先月26日に開会となりましたが、議員の皆様方におかれましては、台風19号の豪雨災害により、通常よりも長い35日間にわたり、
令和元年度
一般会計補正予算をはじめ、市政当面の重要案件につきまして慎重な御審議を賜るとともに、平成30年度決算につきましても認定をいただき、衷心より厚く御礼申し上げます。
終わりに、議員の皆様方には、これからも何かと御多忙のことと存じますが、約1か月後には12月市議会
定例会の開催が予定されております。朝晩肌寒く、秋の深まりを感じる季節となりましたので、健康に十分留意されまして、市政に対し、なお一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げ、閉会に当たっての挨拶といたします。
ありがとうございました。
──────────────────── ◇ ─────────────────────
○議長(
五十嵐伸) これにて、
令和元年9月
須賀川市議会
定例会を閉会いたします。
御苦労様でした。
午前11時17分 閉会
──────────────────── ◇ ─────────────────────
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和元年10月30日
須賀川市議会 議 長
五十嵐 伸
議 員 浜 尾 一 美
議 員 熊 谷 勝 幸
議 員 小 野 裕 史...