次に、
報告第12号
平成30
年度須賀川市
水道事業会計予算の繰越しについてであります。
平成30年度事業のうち、関連工事の工事調整に不測の日数を要したことなどの理由により、
令和元年度に6,215万円を繰り越したため、地方公営企業法第26条第3項の規定により、本議会に
報告するものであります。
次に、
議案第82号
専決処分の承認を求めることについてであります。
専決処分いたしました案件は、お手元に配付しておりますとおり、専決第4号
須賀川市税
条例の一部を改正する
条例、専決第5号
須賀川市税特別措置
条例の一部を改正する
条例及び専決第6号
平成30
年度須賀川市
一般会計補正予算(第8号)の3件であります。
いずれも、その性質上、緊急を要し、議会を招集の上、御審議をいただく時間的余裕がありませんでした。
地方自治法第179条第1項の規定に基づき
専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、本議会に
報告し、承認を求めるものであります。
初めに、専決第4号
須賀川市税
条例の一部を改正する
条例であります。
本案は、地方税法等の一部改正に伴う改正でありますが、主な改正内容は、軽自動車税のグリーン化特例について、重課を
平成31年度に限るものとするなど、本年度の軽減課税の規定を整理したこと及びふるさと納税に係る特例控除額の措置対象を特例控除対象寄附金とする改正などを行ったものであります。
次に、専決第5号
須賀川市税特別措置
条例の一部を改正する
条例であります。
本案は、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に規定する基本計画の同意日が平成31年3月31日から
平成33年3月31日に延長されたことに伴い、市特別措置
条例に規定する
固定資産税を3か年課税免除とするための基準となる同意日についても2年間の延長を行ったものであります。
次に、専決第6号
平成30
年度須賀川市
一般会計補正予算(第8号)についてでありますが、
補正予算書の1ページを御覧願います。
補正額は、歳入歳出それぞれ1億4,120万8,000円の追加であり、これにより一般会計の予算総額は434億5,835万5,000円となりました。
その内容でありますが、恐れ入ります、3ページをお開き願います。
初めに、上段、歳入予算でありますが、2款地方譲与税から11款交通安全対策特別交付金までは、それぞれ金額が確定したことに伴う補正であります。
次に、18款繰入金2億8,381万2,000円の減は、財政調整基金繰入金の減額であります。
次に、下段、歳出予算でありますが、2款総務費1億4,120万8,000円の補正であります。1つには、11ページに記載しております副市長及び一般職の退職手当3,466万4,000円、2つには、地方譲与税などの金額確定に伴い、これら増額分の一部を財源とする財政調整基金積立金1億654万4,000円であります。
なお、これにより、30年度末の財政調整基金残高見込みは47億2,627万円余となります。
次に、
議案第83号
須賀川市
税条例等の一部を改正する
条例であります。
本案は、地方税法等の一部改正に伴う改正でありますが、主なものについて御説明いたします。
1つには、単身児童扶養者の非課税措置の対象への追加を行うもので、前年の合計所得金額が135万円以下である一人親に対して、個人住民税を非課税とする措置を講ずること、2つには、住宅借入金特別控除に係る控除期間を10年間から13年間に3年間延長し、控除期間の拡充を図ること、3つには、軽自動車税の環境性能割の税率の特例として、本年10月1日から
令和2年9月30日までの間に取得した軽自動車に対する税率を1%減とする臨時的軽減の規定を新設するものであり、それぞれ附則に定める日から施行するものであります。
次に、
議案第84号
須賀川市
都市計画税条例の一部を改正する
条例であります。
本案は、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、条項の整理など所要の改正を行うものであり、公布の日から施行するものであります。
次に、
議案第85号 改元に伴う
関係条例の整理に関する
条例であります。
本案は、改元の日以後の日及び会計年度を旧元号で表記している40
条例について、一括して新元
号令和に改正するものであり、公布の日から施行するものであります。
なお、今議会で
条例改正を予定している
議案につきましては、その中で元号に関する改正も併せて行うこととしております。
次に、
議案第86号
須賀川市
手数料条例の一部を改正する
条例であります。
本案は、工業標準化法の一部改正に伴い、本市
手数料条例で引用しております日本工業規格の表記を日本産業規格に改めるものであり、
令和元年7月1日から施行するものであります。
次に、
議案第87号
選挙長、
投票管理者、
開票管理者、
選挙立会人、
投票立会人、
開票立会人の
報酬額支給に関する
条例の一部を改正する
条例であります。
本案は、国
会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部改正に伴い、
選挙長等の費用弁償額が改正されたことから、本市においてもこれに準じて市の
選挙長等の報酬額を増額変更するものであり、公布の日から施行するものであります。
次に、
議案第88号 財産の取得についてであります。
本案は、消防ポンプ自動車を取得するに当たり、
地方自治法などの規定により、議会の議決を求めるものであります。
次に、
議案第89号
須賀川市
森林環境譲与税基金条例であります。
本案は、森林整備及びその促進に要する経費に充てるため、
須賀川市森林環境譲与税基金を新たに制定するものであり、公布の日から施行するものであります。
次に、
議案第90号
須賀川市
緑資源機構旧
公団事業負担金徴収条例を廃止する
条例であります。
本案は、昭和56年度から60年度に国営事業として行われた阿武隈中部第二区域開発事業の事業費受益者負担金について、
平成31年3月31日をもって地方税法の規定により債権が消滅したことから、事業費受益者負担金の徴収について定めている本
条例を廃止するものであり、公布の日から施行するものであります。
次に、
議案第91号
須賀川市
産業会館の
指定管理者の指定についてであります。
本案は、現在、
指定管理者として指定している
須賀川物産振興協会が
須賀川観光協会と合併し、新たに
須賀川市
観光物産振興協会が設立されたことに伴い、改めて書類審査及びヒアリングを実施した結果、本年7月1日から
令和4年3月31日までの期間、新たに同協会を
指定管理者として指定することについて、議会の議決を求めるものであります。
次に、
議案第92号
須賀川市
コミュニティプラザの
指定管理者の指定についてであります。
本案は、現在、
指定管理者として指定している
須賀川観光協会が
須賀川物産振興協会と合併し、新たに
須賀川市
観光物産振興協会が設立されたことに伴い、改めて書類審査及びヒアリングを実施した結果、本年7月1日から
令和4年3月31日までの期間、新たに同協会を
指定管理者として指定することについて、議会の議決を求めるものであります。
次に、
議案第93号 財産の取得についてであります。
本案は、本市にゆかりが深く、日本画壇の重鎮で牡丹画の大家である松尾敏男画伯の大作「朝霞 六曲一隻屏風 一帖」を購入するに当たり、
地方自治法などの規定により、議会の議決を求めるものであります。
次に、
議案第94号
須賀川市
介護保険条例の一部を改正する
条例であります。
本案は、介護保険法施行令の改正に伴い、本年10月実施の消費税率引上げによる増収を財源とした低所得者の介護保険第1号保険料軽減強化を行うものであり、公布の日から施行し、本年4月1日から適用するものであります。
次に、
議案第95号
須賀川市
国民健康保険条例の一部を改正する
条例であります。
本案は、介護保険施設が
国民健康保険法の住所地特例の対象施設に定められていることから、同施設を本
条例の適用除外者から削除するなど、所要の改正を行うものであり、公布の日から施行するものであります。
次に、
議案第96号
須賀川市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例であります。
本案は、地方税法施行令等の一部改正に伴う改正であり、1つには、
国保税の基礎課税額に係る課税限度額を現行の58万円から61万円に引き上げること、2つには、
国保税の軽減措置について、軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被
保険者の数に乗ずべき金額を、5割軽減は現行の27万5,000円から28万円に、2割軽減は現行の50万円から51万円にそれぞれ改め、軽減範囲を拡大するものであり、いずれも公布の日から施行し、本年4月1日から適用するものであります。
次に、
議案第97号
平成23年
東日本大震災による
被災者に対する
市民税、
固定資産税、
都市計画税及び
国民健康保険税の
減免等に関する
条例の一部を改正する
条例であります。
本案は、東京電力原発事故による警戒区域等からの避難世帯について、
平成23年度から
国民健康保険税の減免を実施してきたところでありますが、国の財政支援が延長されたため、この基準に基づき本年度分の
国民健康保険税を減免するものであり、公布の日から施行するものであります。
引き続き、
補正予算について御説明申し上げます。
初めに、
議案第98号
令和元
年度須賀川市
一般会計補正予算(第2号)についてでありますが、
補正予算書の1ページを御覧願います。
今回の一般会計の補正額は、歳入歳出それぞれ2億2,520万6,000円の追加でありまして、これにより一般会計の予算総額は433億329万4,000円となり、当初予算に比べ0.7%の減であります。
次に、歳出について御説明申し上げますので、恐れ入りますが、5ページの事項別明細書総括の歳出をお開き願います。
3款民生費1億5,052万6,000円の補正でありますが、その内容は、1つには、11ページ上段、プレミアム付商品券事業に要する経費1億986万1,000円、2つには、低所得者の介護保険料軽減措置拡充に係る特別会計繰出金3,179万2,000円、3つには、同じく下段、幼児教育と保育の無償化を実施するための事務に要する経費2,235万2,000円、4つには、13ページ上段、未婚の一人親に対する臨時・特別給付金給付事業に要する経費210万円であります。
なお、介護保険特別会計においては、財源組替えによる歳入のみの補正となるため、歳出予算において補正があった際に補正することとし、また、11ページ中段にございます
国民健康保険事業費の保険基盤安定繰出金及び財政安定化支援事業繰出金の内容につきましては、特別会計で御説明いたします。
次に、4款衛生費3,519万6,000円の補正でありますが、その内容は、13ページ中段、風しんワクチン接種などに要する経費であります。
次に、5款労働費163万2,000円の補正でありますが、その内容は、13ページ下段、県が定める基準に該当する東京圏からの移住者に対する移住支援金の支給に要する経費であります。
次に、6款農林水産業費1,375万6,000円の補正でありますが、その内容は、1つには、15ページ上段、中山間地域の活性化を図ることを目的とした地域をつなぐ農村交流活動事業に要する経費180万円、2つには、森林環境譲与税基金積立金747万8,000円でありますが、森林環境譲与税を原資とする基金に本年度交付額の全額を積み立てるものであります。3つには、森林環境譲与税基金を活用した森林経営管理に要する経費447万8,000円であります。
次に、7款商工費600万円の補正でありますが、その内容は、15ページ下段、旅行商品を企画した市外旅行業者の助成金申請件数増に伴う補正であります。
最後に、8款土木費1,809万6,000円の補正でありますが、その内容は、1つには、17ページ、私道整備に対する補助金309万6,000円、2つには、県が施工する滑川改修事業に伴う市道付替工事に対する市負担金1,500万円であります。
続きまして、これらの財源となります歳入について御説明いたしますので、恐れ入りますが、4ページの事項別明細書総括の歳入をお開き願います。
初めに、2款地方譲与税747万8,000円の補正でありますが、その内容は、7ページ上段、本年度から新たに交付される森林環境譲与税であります。
次に、15款国庫支出金1億3,626万8,000円の補正でありますが、その内容は、7ページ中段から下段に記載しております低所得者介護保険料軽減事業費国庫負担金のほか、プレミアム付商品券事務費及び事業費に対する国庫補助金などであります。
次に、16款県支出金3,152万4,000円の補正でありますが、その内容は、9ページ上段から中段に記載の低所得者介護保険料軽減事業費県負担金及び幼児教育・保育無償化実施円滑化事業費県補助金などであります。
次に、19款繰入金447万8,000円の補正は、森林環境譲与税基金繰入金であります。
最後に、20款繰越金4,545万8,000円の補正は、
平成30年度からの繰越金の一部を補正財源として充当するものであります。
次に、恐れ入りますが、前に戻りまして、2ページをお開き願います。
下段の第2表債務負担行為補正でありますが、その内容は、1つには、市内循環バスの運行に係る
令和2年度までの業務委託契約を
令和元年度中に締結する必要があるため、2つには、
コミュニティプラザの
指定管理者である
須賀川観光協会と
産業会館の
指定管理者である
須賀川物産振興協会の両組織が合併し、新たに
須賀川市
観光物産振興協会が設立されたことに伴い、改めて
令和3年度までを期間とする管理運営業務に関する協定を締結する必要があるため、債務負担行為を設定するものであります。
続きまして、
議案第99号
令和元
年度須賀川市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について御説明いたしますので、恐れ入りますが、
補正予算書21ページを御覧願います。
今回の補正額は、歳入歳出それぞれ6,932万6,000円の減額でありまして、総額を81億8,528万3,000円とするものであります。
その内容につきましては、23ページの事項別明細書総括により御説明いたします。
初めに、下段の歳出、1款総務費352万円の補正は、29ページ上段、
国民健康保険システムの改修に要する経費であります。
次に、3款
保険事業費納付金7,284万6,000円の減は、医療給付費分、後期高齢者支援金等分及び介護納付金分の各納付金を県の算定に基づき補正するものであり、29ページ中段から31ページに記載のとおり、医療給付費分納付金の一般被
保険者分は6,310万2,000円を増額し、その他はそれぞれ減額するものであります。
次に、前に戻りまして、23ページを御覧願います。
上段の歳入、1款
国民健康保険税3億3,364万6,000円の減は、
平成30年度末の被
保険者の状況をもとに再算定したところ、当初予算よりも減額となりますが、可能な限り被
保険者の負担軽減を図るため、按(あん)分率を据え置くこととし、収支の不足額は30年度からの繰越金で補填することにいたしました。
次に、4款県支出金352万円は、特別調整県交付金であります。
次に、6款繰入金1,557万9,000円の減は、県納付金の減額に伴い、一般会計からの保険基盤安定繰入金及び財政安定化支援事業繰入金を減額するものであります。
次に、7款繰越金2億7,637万9,000円の補正は、
平成30年度からの繰越金の一部を補正財源として充当するものであります。
以上、
報告7件、
単行議案16件及び
予算議案2件につきまして
提案理由を御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、速やかな議決を賜りますようお願い申し上げ、説明を終わります。
○議長(
佐藤暸二) お諮りいたします。
ただいま議題となっております案件のうち、
議案第81号については、人事
議案でありますので、
会議規則第34条第3項の規定により、
委員会の付託を省略し、本日先議したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
佐藤暸二) 御異議なしと認めます。
よって、
議案第81号については、
委員会の付託を省略し、本日先議することに決しました。
この際、
議案調査のため、暫時休憩いたします。
午前10時43分 休憩
────────────────────────────────────────────
午前10時55分 再開
○議長(
佐藤暸二) 休憩前に引き続き
会議を開きます。
これより
議案第81号
人権擁護委員の
候補者推薦につき意見を求めることについての質疑に入ります。
質疑の通告はございません。
これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告はございません。
これにて討論を終結いたします。
これより
議案第81号
人権擁護委員の
候補者推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。
お諮りいたします。
本案については、異議なしとの意見とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
佐藤暸二) 御異議なしと認めます。
よって、本案については異議なしとの意見とすることに決しました。