7 会議に付した事件 別紙のとおり
8 議事の経過 別紙のとおり
総務常任委員長 大 越 彰
午前10時00分 開会
○
委員長(大越
彰) 本日は
お忙しい中、各委員並びに当局の
関係部課長の皆様に御出席をいただきありがとうございます。
ただいまから
総務常任委員会を開会いたします。
出席者は定足数に達しております。
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○
委員長(大越
彰) 本日の議題は、お手元の
審査事件一覧表のとおり、
継続調査事件についてであります。
会議の
進め方でありますが、本日は当局から1件の発言の申出がありましたので、初めに所管の事務の執行についてを議題とし、
当局説明の後、
質疑応答を行うことといたします。
当局からの案件が終了後、
行政評価の活用及び庁舎の管理・運用についてを議題とし、本日は
提言書について
検討課題が残っておりましたので、その内容を協議し確定をしたいと思っております。
本日の会議の
進め方については、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
委員長(大越
彰) 御異議なしと認めます。
それでは初めに、所管の事務の執行について議題といたします。
本日は、
行政管理課から発言の申出がありましたので、その内容について説明を求めます。
◎
行政管理課長(
相楽重喜) よろしくお願いいたします。
座って説明させていただきます。
それでは、
配付資料なんですが、今回、
須賀川市
地域情報化計画の改定についてということで、A3判を折った1枚の
ペーパーと、
あと原本になりますが、
須賀川市
地域情報化計画ということで冊子となっている、
ページ数にして49
ページの
ページになっている冊子のほうをお手元のほうに配付させていただきました。
もしなければ対応いたしますが、大丈夫ですか。
それでは、第4次
須賀川市
地域情報化計画の策定について説明させていただきます。
経過としては、このA3判の紙を主に説明させていただいて、補足的にこちらの原本のほうで追記説明させていただきたいと思います。
それでは、説明させていただきます。
第4次
須賀川市
地域情報化計画については、
行政管理課からの内容の説明でありますが、本件は、前の計画が昨年度をもって5年間の
計画期間を終了しました。それに伴いまして、平成30年度内に
改正作業を進めまして、31年3月29日に第4次
須賀川市
地域情報化計画として策定したものであります。
まず、
ペーパーの1
ページ目を御覧ください。
地域情報化計画の改定に係る
組織体制でございます。
図上段の市長を中心に、青の二重線になっておりますが、中心に左側の縦のラインが
市役所内部の
組織体系です。右側が市民の代表から成る
須賀川市
地域IT懇話会というものがありますが、つくりましてそちらに伴うところからと、
あとパブリックコメント等の対象となる市民といった
位置付けとなった形での
組織体制で構成しております。
計画策定に当たりましては、
須賀川市
地域IT懇話会の意見と、庁内で
検討組織でありますITの
ワーキンググループというものをつくりまして、その意見を基に
事務局の
計画案を作成しました。
IT懇話会と
ITワーキンググループにおいて検討するといった作業を重ねまして、最終的な
計画案は
市政経営会議の了承を経て市民への
パブリックコメントを行い、本計画の策定へ至ったものでございます。
次に、2
ページのほうの経緯のほうを御覧ください。
計画策定の経緯でありますが、昨年、ちょうど中段になります、5月9日に
地域IT懇話会を組織しまして、3回にわたり
懇話会を開催してまいりました。
地域IT懇話会は、各分野から選出しました
市民公募による12人の委員で構成させていただきまして、
須賀川市の
情報化をテーマにそれぞれの立場から幅広く
意見交換を行ってまいりました。
また、本計画に関しての
庁内組織は
ITワーキンググループというものを組織し、各
業務分野における
情報観を議論してまいりました。
裏面になります。
3
ページですが、昨年末に
情報化計画案、先ほどお渡ししています
情報計画がまとまりましたので、これを受けまして、12月19日です、
地域IT懇話会の日大の
岩井会長及びアドバイザーになっております部長、副会長から
橋本市長に対しまして本
計画案に対する
提言書の提出がありました。
提言書の内容といたしましては、5つの提言になっておりまして、子育て、教育、防災など幅広い分野において、全ての市民が安心安全に
情報通信技術の恩恵が受けられるように提言となっております。
本計画の
位置付けでありますが、本計画はこの資料のちょうど、大きい、渡してあります資料の13
ページ、14
ページをお開きいただきたいんですが、ちょうど
カラー刷りのこういったところでございます、ここは市の第8次
総合計画、既に策定されておりますこういう冊子です、こちらの第8次計画の
部門計画になっておりまして、
情報化という観点から、
総合計画の施策を実現するための
ICTの利用や
環境整備を意識して、具体的な施策を制定しております。
各施策の特徴としましては、
学校教育における
ICT環境整備や
RPA、
RPAというのはなかなか最近の言葉で、
ロボットが代行して、いろいろと
ロボットが自動化しながらやるという概念の作業なんですが、
RPA等の
最新技術の
利活用や
オープンデータ、
データの
オープン化、公開の基づく
データなんですが、それと
あとテレワークなど、国の進める施策の実現に向けた取組などを網羅したものとなっております。
第4次計画は第3次計画を受けておりますが、その3次計画との違いについて、3点ほど御説明いたします。
1点目は、各施策に第3次とは違いまして
数字目標、指標を網羅しております。この14
ページからめくっていただいて、17
ページから各施策が始まっていくんですが、この表の下段のほうに
実績値と
目標値というような形で指標を設けています。可能な限りこの
数値目標を設置しておりますので、現在における
実績値と
計画最終年度の
目標値を定めて、毎
年度指標値の値を確認することにより、施策の
進捗状況を市民に分かりやすく伝えるような手段として考えております。これが1点目でございます。
2点目でございますが、前の計画では
計画期間が5年間でした。現計画は3年と短縮しております。これは現在の
計画内容が
ICT環境の急速な進展によって
情報化の現状に合わないといった状況を避けるため、より短い期間で計画を見直したいということで
計画期間を3年としております。
3点目です。3点目は、平成28年12月に公布施行されました
官民データ活用推進基本法という法律に基づきまして、
市町村において
官民データの
活用推進計画の策定が
努力義務とされました。この昨年8月のそれに基づきまして策定の
手引きというものが改訂されましたので、この策定の
手引きに関して既存の
情報化計画、今回は本市でつくっております
情報化計画に
手引きに示す項目を盛り込めば
市町村官民データ活用推進計画として認めますということですので、
努力義務ではありますが、
市町村官民データ推進計画となり得るものということで、
位置付けたいということで今回の計画の中に盛り込みまして、本市の
須賀川市
官民データ活用推進計画を兼ねることとしております。
これは、39
ページに盛り込んだ内容がございまして、
官民データ推進法に基づく
官民データ活用の推進についてというお題から(5)まで、こういったことを盛り込むことが
官民データ推進基本法に基づく
策定努力義務になっておりますので、この計画の中に網羅しました。
なお、今回のこの
進捗管理、先ほど指標を設けておるということでしたが、今後、この
地域情報化計画の
実施計画を今準備しております。その
実施計画を作成しましたら、隔年度、今年度からですが、
指標値の値の
進捗状況を調査しまして、それを公表することという考えで進めていきたいと思っております。
以上が第4次の
地域情報化計画についての説明となっております。
以上でございます。
○
委員長(大越
彰) ただいま説明がありましたが、本件について各委員から
質疑等がありましたら御発言をお願いしたいと思います。
◆委員(
丸本由美子) おはようございます。
1点、今の説明でもう少し説明をしていただければと思ったんですが、それぞれの、これは全課にまたがるということで、第8次
総合計画の中で今実施されているものと新たに実施するものとがありますけれども、庁舎内、各課の連携というようなところでは、一番
行政管理のところでそれを統括するんだと思うんですけれども、今実施されているもので
学校教育現場とか、
あと福祉施策等がございますけれども、そういったところはその
利活用の推進というのはすごく理解はできるんですけれども、今、
マイナンバーカードの
セキュリティ問題とかいろいろなところになると、私自身もそうですけれども、住民にまだまだ何となくその辺りが浸透していかないので普及がとても少ないような状況だと思うんですが、その連携というところでは、やっぱり
行政管理のところが先頭を切って、その辺りは各課のところで施策の点検とか、その進み具合、
進捗状況というのは、管理はどういうふうにされるのかなと思いましたので、ちょっとお伺いいたします。
○
委員長(大越
彰) ただいまの
丸本委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
行政管理課長(
相楽重喜)
マイナンバーです。非常に今回の施策の中では、
ページにしますと17
ページに、
マイナンバーカードを利用しました
子育てワンストップサービスの導入というような表現で、今回の計画の中ではあくまでも
マイナンバーの
利活用に関する部分だけの計画でして、それの
マイナンバー単体の、今いう
セキュリティ部門であったりとか
利活用の部分に関しましては、今、
行政管理課及び各課で
マイナンバーを活用している原課と情報共有しております。
あと、当然
セキュリティがございまして、インシデントに係るものも当然出てきますので、そこは、この
情報化計画とは別の形で管理しているという状況でございます。
○
委員長(大越
彰) よろしいですか。
ほかにありませんか。
(発言する者なし)
○
委員長(大越
彰) よろしいですか。
なければ、事前に発言の申出があった案件は以上でありますが、当局から追加で
報告事項等はありませんか。
◎
行政管理課長(
相楽重喜) 1点、喫煙に関する
お知らせということで、
健康増進法の改正に基づきまして、7月1日からですが、
市庁舎敷地内が
原則禁煙というふうな形になる形のものを6月1日の広報のほうに出したいと思います。
この内容は、あくまでも
原則禁煙ということで、
受動喫煙の関係とか、
健康増進法の今、吸える吸えない場所とかに対する
QアンドAとかも出ていますので、分煙の対応については今、内部で検討して、7月1日までにはそれらの対応のほうも踏まえて対応していきたいということでの
お知らせということで、今説明させていただきました。
以上です。
○
委員長(大越
彰) この際、各委員から所管の事務の執行について申し述べておきたいことがあればお伺いいたしますが、いかがでしょうか。
◆委員(
鈴木正勝) ただいま課長のほうからお話ありました分煙の件なんですが、原則ということのお話があってということなんですが、庁舎内でいきますと1階と4階ということになっているんですが、この辺の考え方的には原則ということなので今後どのように捉えていくのか。完全に分煙していれば問題はないかとは思うんですが、その辺、原則の範囲というのはどの辺までなのかについて確認したいと思います。
○
委員長(大越
彰) ただいまの
鈴木正勝委員の質問に対して、当局の答弁を求めます。
◎
行政管理課長(
相楽重喜)
健康増進法に基づいて、今、
QアンドAが出てきています。機関第一種、第二種という機関があって、庁舎のような
事務系のものとか工場とかそういったものを一種、二種に分類して、新庁舎は一種という分類になるようです。
ちょっと今、
QアンドA読み込み切れていない部分があるのですが、建物内は基本的に禁煙なので、敷地内であれば、ある一定の基準に基づいた基準をクリアすれば、そこでたばこが吸える場所をつくってもいいという形の
QアンドAが出てまいりました。その一定の基準を今、精査しまして、やっぱり
受動喫煙なものですから、煙の関係を整理した上で吸える場所を、当然市民の方の
利用者及び役所で働いていらっしゃる方の、吸われる方の状況を見ながら今、場所の選定を行いつつ、そちらを公表できるようにしたいということで、今対応しております。
以上でございます。
○
委員長(大越
彰) よろしいですか。
ほかにありませんか。
(発言する者なし)
○
委員長(大越
彰) なければ、以上で所管の事務の執行については終了といたします。
ここで、当局には御退席をいただきたいと思います。
お忙しい中ありがとうございました。
(
当局退席)
○
委員長(大越
彰) 次に、
継続調査事件のうち
行政評価の活用、庁舎の管理・運用についてを議題といたします。
当
委員会の
提言書についてはおおむねまとまっておりますが、
庁舎内バス停への
ベンチ設置の件が
検討課題として残っておりますが、過日の
丸本委員の
行政評価の質疑を行ったところでも、市民からの要望があって
寄附等を利用して
ベンチを設置する方向で検討しているとの答弁がありましたが、既に
ベンチ等については設置がされております。その点を含めまして、その提言の内容について、この案が出ておりましたが、ここについては、この
ベンチの設置については削除してもよろしいのかなというふうに思いますので、その点を含めて協議をさせていただきたいと思います。
◆委員(
丸本由美子) 今ほど
委員長のほうから報告がありましたように、前回おただしをしたところ、寄附を受ける予定になっていてという設置の目途が立っているような状況がございましたし、現在、そのことがもう受渡しがされ設置されていますので、これは改善がされたということで削除していただいて結構かなと私は思います。
前回、
風除室みたいに風の強い対策の必要性もあることはあるので、それは多分
ベンチを設置した段階でお話しさせていただいておりますので、いいと思います。
○
委員長(
大越彰)
丸本委員から削除してもよろしいのではないかという話がありましたけれども、そのほか御
意見等よろしいですか。
(「異議なし」の声あり)
○
委員長(大越
彰) では、そのようにさせていただきたいと思います。
それでは、異議なしと認め、そのように決定をさせていただきたいと思います。
なお、6月
定例会中の
委員会において、当局に提言を行うこととなりますが、
委員会を代表して私から述べさせていただくことでよろしいでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
○
委員長(大越
彰) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきたいと思います。
以上で本日の日程は全て終了しましたが、そのほか委員の皆様から御
意見等はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(大越
彰) なければ、次回の
委員会開催でありますが、6月
定例会中の6月7日金曜日、午前10時から
議案等調査が予定されておりますので、御予定をお願いしたいと思います。
最後に、本日の
会議内容及び結果について、正副議長に報告することといたしますが、内容については正副
委員長に御一任いただきたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
委員長(大越
彰) 御異議なしと認めます。
それでは、本日の
総務常任委員会はこれにて閉会といたします。
御苦労様でございました。
午前10時21分 閉会
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