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  1. 須賀川市議会 2018-12-07
    平成30年 12月 教育福祉常任委員会−12月07日-01号


    取得元: 須賀川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-31
    平成30年 12月 教育福祉常任委員会−12月07日-01号平成30年 12月 教育福祉常任委員会           須賀川市議会教育福祉常任委員会会議録 1 日  時  平成30年12月7日(金曜日)         開 会  13時30分         閉 会  14時32分 2 場  所  須賀川市議会委員会室2 3 出席委員  生田目   進     安 藤   聡     大河内 和 彦         佐 藤 栄久男     佐 藤 暸 二     大 内 康 司 4 欠席委員  なし 5 説明員   なし 6 事務局職員 主査       藤 田 輝 美    嘱託職員   伊 藤 友 美 7 会議に付した事件  別紙のとおり
    8 議事の経過  別紙のとおり                      教育福祉常任委員長   生田目 進      午後 1時30分 開会 ○委員長生田目進) 委員の皆様には、お忙しい中御参集をいただき、誠にありがとうございます。  ただいまから教育福祉常任委員会を開会いたします。  出席委員は定足数に達しております。 ───────────────────── ◇ ──────────────────── ○委員長生田目進) 本日の会議の議題は、お手元の審査事件一覧表のとおり、今期定例会において当委員会へ付託されました請願調査及び継続調査事件であります。  それでは、会議の進め方について御説明をいたします。  初めに、付託されました請願第8号 県に対し「学校給食費無料化を求める意見書」提出についての請願請願1件の調査を行うこととし、委員間で請願内容について理解を深め、内容確認疑問点問題点等について意見交換を行います。  請願調査終了後は、継続調査事件について協議することとし、行政視察に係る所感を基に意見交換を行い、今後の委員会調査課題について協議したいと思います。  ただいまの説明のとおり進めることに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長生田目進) 御異議なしと認め、そのように進めさせていただきます。  それでは初めに、付託請願調査を議題といたします。  概要等について、事務局から説明を求めます。 ◎議会事務局藤田輝美) それでは、事務局から、請願第8号 県に対し「学校給食費無料化を求める意見書」提出についての請願について、概要を説明させていただきます。  請願第8号を御覧いただきたいと思います。  この請願は、新日本婦人会須賀川支部支部長による請願で、紹介議員丸本由美子議員であります。  請願の趣旨でございますが、前定例会平成30年9月定例会で採択された請願第7号 国に対し「学校給食費無料化を求める意見書」提出についての請願とほぼ同様の内容となっており、今回の請願は、県に対し学校給食費無料化を求める請願となっております。  請願第7号と同様に、請願の趣旨の中には、長期休み中、十分な食事がとれず、見るからにやせ細って始業式を迎える子が見受けられるという主観的な意見や、新日本婦人会福島県本部による独自アンケート調査に基づく内容が含まれております。  請願第7号と大きく異なっているところは、請願の下から6行目、「2010年、栃木県大田原市が」から、2ページ目の上から8行目、「請願するものです。」までであります。その内容としましては、教育福祉常任委員会付託請願に係る調査資料を御覧ください。  栃木県大田原市で行っている学校給食費無料化の概要についてでありますが、大田原市では、2010年に学校給食費補助金導入に際し、文部科学省に問い合わせたところ、学校給食法では給食に係る経費の負担区分を定めている。学校給食費とされるのは食材料費及び光熱水費となり、原則として保護者負担となる。しかし、これは経費の負担関係を明らかにしたものであり、法律の趣旨は、設置者の判断で保護者の負担を軽減することは可能とされている。この解釈は、学校給食執務ハンドブック質疑応答の中の説明にある。保護者負担軽減を禁止する趣旨のものではない。また、負担軽減手続論まで定めていないので、軽減の方法に制約はないと思われるとの回答を得ていることが記載されております。  以上のことから、県の事業として学校給食費無料化を実施し、県が総合計画の中で掲げている日本一安心して子育てができる環境づくりの実現に向け、県内どこに住んでいても、健やかな子供たちの成長が保証されるよう、県に対し意見書を提出することを要請する請願になっております。  事務局からの説明は以上であります。 ○委員長生田目進) 暫時休憩いたします。      午後 1時32分 休憩      午後 1時33分 再開 ○委員長生田目進) 会議を再開いたします。  ただいま事務局から説明を受けましたが、請願に対する審議は12月17日の委員会において行うこととなりますので、本日は請願内容について、疑問点問題点等について意見交換を行いたいと思います。  暫時休憩いたします。      午後 1時34分 休憩      午後 1時51分 再開 ○委員長生田目進) 休憩前に復し、会議を開きます。  それでは、ここで請願第8号に関する調査の結果、各委員から出た意見問題点等について御報告をいたします。  まず初めに、大内委員からでありますが、教育の学校給食という部分についての内容は、所得がどうのこうの制限ではなくて、みんな平らに平等に受ける権利があるということで、そういった所得の貧困がどうのでなくて、全員、全体に受ける給食無料化ということがいいんじゃないかというような御意見でよろしいでしょうか。  それから、佐藤栄久男委員については、いろいろ請願された内容を踏まえて、国、県ばらばらに出すというのも、これもいかがなものかという御意見もありました。今回は、そういったことであれば一緒にやられたほうがいいんじゃないかというような御意見だったんですが、請願については、それぞれ抑える何の制限もないから、今回は別々に出されるものはやむを得ないのかなという感じで受けたというような内容でよろしいですか。  それから、大河内委員についても、出されている中で、それぞれ国、県に出されたものについては、請願の中身は別として、これはやむを得ないんじゃないかという話でまとめるべきじゃないかということです。それと、佐藤委員のほうからは、これは国だ県だというのではなくて、やはりそういった請願が出されることについては、国に対して強く求める。それが、この政策というものは国で出された政策が国から県に下りて、市町村に下りてきて、その予算も絡んでそういった形になるので、むしろ県、市というよりは国に対して強く求めるべきじゃなかろうかというような御意見でよろしいですか。  あと委員長のほうからも出されましたけれども、これらの内容について、9月に国に対して出された請願あと今回、県に対する請願について、何か理由があったんですかという御意見もあったんですけれども、その請願紹介議員のほうからの話ですと、手元に、9月の時点で国、県に対して出される予定だったんだが出し忘れちゃったということがあって、今回改めて県に対する請願を出されたという内容でした。  いろいろお伺いしました内容でありますが、各委員からにおかれましては、本日の調査内容を踏まえて、12月17日に開催される委員会においては積極的な委員会審議をお願いしたいと思いますので、これにて付託請願調査を終了させていただきます。よろしくお願いします。  それでは、次に、継続調査事件を議題といたします。  当委員会では、去る10月22日から24日の3日間にかけて、兵庫県豊岡市の介護予防日常生活支援総合事業について、広島県尾道市の公立みつぎ総合病院にて、地域包括ケアシステムの構築についてを調査項目に、行政視察を行いました。  本日は、委員各位より所感を述べていただき、今後の委員会調査課題について意見交換を行いたいと思います。それでは、行政視察所感視察先2か所について、初めに、大河内委員から、順次発言をお願いいたします。 ◆委員大河内和彦) 兵庫県豊岡市の事例ですが、介護予防日常生活支援総合事業ということで、本市よりも高齢化率が5%ほど高くて、にも関わらず、要介護認定率が18%で、須賀川よりマイナス1.2%というふうな、これは事業の成果が出ているのかなというふうに実感をしました。何より、本人、家族から相談されると、医療機関との連携を図り、情報を収集して、情報収集したものを活用して、支援が必要になってくるかもしれないぐらいのところで早期に把握して対応されるというふうな、本当にそういうふうな連携は必要であるなというふうに思いましたし、あと地域支え合いマップですか、これも本当に、行政区単位よりももうちょっと狭い範囲での作成にはなると思うんですけれども、これも本当に必要ではあるなと。これができれば防災や防犯にもつなげられるというふうな、これ大変勉強になりました。  以上です。 ◆委員佐藤栄久男) 今ありましたように、豊岡市の介護関係なんですけれども、総じて言うと、やっぱり連携システムがよくできていて、利用者についてはすごく喜んでいるというのは分かりました。  あと1つ1つ事業が、運動からだ元気塾とか、参加者ごと予防介護ですか、その方々へのサービスがまた徹底していて、本当に生き生きとした、高齢者が生きていけるというのは、当市にもそういう連携を強化するべきだと思いました。  以上です。 ◆委員佐藤暸二) 今回視察しました豊岡介護予防日常生活支援総合事業について、感じたことをお話し申し上げます。  豊岡市は、高齢化率が本市より高い。先ほど大河内委員からもありましたが、要介護認定率が低い。介護を受けない元気な高齢者が多い。これについては、いろんな要素があると思いますけれども、一つとしては老人クラブ会員加入者数須賀川市よりも大幅に多く、積極的に外に出て人と接する機会が、精神、身体ともに元気のもとになっているんではないかと感じております。介護予防の点からも、常に健康な体を保つ様々な施策を提供されているように感じております。  日常生活支援総合事業については、特に介護予防ケアマネジメント事業地域リハビリテーション活動支援事業に関心を持ったところであります。  以上です。 ◆委員大内康司) 大体人口も似たり寄ったり、それから、高齢化率というんですか、そんなのも似たり寄ったりというふうなところでもって、対比するのが割合簡単にできたんですが、介護予防かなり力を入れているんじゃないかなというふうな感じで見てきました。そういう意味では、実際なっちゃうと、かかればすごくかかるんですけれども、かかる前の予防というものに力を入れることによって、介護費用ができるだけ軽減されるというようなことじゃないかなと思うんです。そういう意味では、介護に一生懸命頑張ってやっているふれあいいきいきサロンとか、それから一人暮らしの高齢者の見守り事業とか、玄さん元気教室なんていうのも教えられてきましたが、こんなことの取り上げ方がよろしいんじゃないかなと思いましたので、本市においても見習うところがあったなら是非やってほしいなと思いました。 ○委員長生田目進) ありがとうございました。 ◆副委員長安藤聡) 皆さんから大体意見出ているんですけれども、やっている事業でやっぱり大きく分けて、介護認定を受けているサービス認定者へのサービスというのは充実させなくちゃならないというのは、分かっていてよく見えているんですけれども、先ほど話しあったように、予防介護部分で、一般の65歳以上の全ての市民に基本チェックリストというものをつくってやっていたということが、特に大きな違いかなというふうに感じてきました。  それで、そういった予防部分を拡充していく中で、これまでは公民館でやっていたものを、よりコミュニティの階層の身近な集会所単位に落としてやったりとか、その支え合いサービス事業をやる方も、一般の民間の企業もあれば、町内会とか区とかに委託させてやっているということもあって、高齢化率であったり、人口比率等も考えて、危機感がより一層豊岡市のほうが高く、そういった部分が充実してきているのではないかなというふうに感じてまいりました。  以上です。 ○委員長生田目進) ありがとうございました。  最後に私から述べさせていただきます。  ほとんど皆さんのほうからいろいろ意見は出されているようですが、所感のほう出されているようですけど、一番具体的にすばらしかったのは専門部署、要するに健康増進課であったり、高年介護課という専門部署を組織して取り組む事例であったということ。  それから、健康まちづくり指導員研修というようなことで、全行政区設置を目標にして、通常我々ですと敬老会だ何だ、今公民館に、年1回くらいしか高齢者の方々と接することができない部分があるんですが、健康づくり応援隊なんていうコミュニティ要素も考えて、年に3回かな、そういったことで、きめ細かなフォローといいますか、そういう部分がすばらしいなと感じました。  だから、行政がこういうことをやっていますというのは行政が主体的に考えるんであって、そうじゃなくて、市民がそれを受けて初めて効果が出てくるんだけれども、そういう部分では、すばらしいきめ細かさの取組なのかなというふうに感じました。玄さん元気教室なんていうのもあったり。我々があそこで体験させられたり、片足立ってどうのだかとか。ああいう部分が、やはり具体的に、何ていうのかな、机上でどうのこうのいうんではなくて、何となく市民が巻き込まれて、指導員がしっかりいて、体験学習じゃないけれども、そういうことで来て、これならできるねって自信がついてくる。そういう部分が、すごくいい組織体をつくられて進めているなということがすごく感じられまして、今後、委員会の中で当局のほうに提言したいなと個人的には考えました。  以上です。  ただいま委員各位から所感を頂きましたが、本件は継続調査事件でもありますので、委員各位所感等を踏まえて、今後の委員会調査課題について意見交換を行いたいと思います。当局に対し確認したい点や、今後委員会調査したい点などがありましたら、発言をお願いいたします。  暫時休憩いたします。      午後 2時04分 休憩      午後 2時09分 再開 ○委員長生田目進) 休憩前に復し、会議を開きます。  それでは、今後の委員会の取り組むべき課題……      (「その前にもう一つ報告あったんです。今、豊岡だけなので、もう一つ」と呼ぶ者あり) ○委員長生田目進) ごめんなさい。ただいまのお話を取り消します。  それでは、所感のほうで、先ほど兵庫県豊岡市のみお話しいただきましたが、大変失礼しました。公立みつぎ総合病院所感についても各委員皆さんのほうから御意見を賜りたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。委員長の不手際で大変申し訳ございません。  それでは、早速意見をお願いしたいと思います。  初めに、大河内委員のほうからお願いしたいと思います。 ◆委員大河内和彦) 公立みつぎ総合病院なんですが、退院した患者が寝たきりになって再入院されるというふうなことで寝たきりはつくられているんだというふうなことから、もう既に昭和49年に在宅ケアによる寝たきりゼロ作戦を実施したということでございまして、本当にあれだけ進んでいるというのはちょっと思ってもみなかったぐらい、物すごい先進例だなというふうに思ったのが事実です。  須賀川市と異なるというのは、やっぱり公立岩瀬病院は市立ではないというふうな部分で、やっぱり須賀川市と連携はしているんだというふうには思うんですけれども、やっぱり公立みつぎ病院のようにはいかないのはやむを得ないのかなというふうな部分はあるんですけれども、行政の窓口が若干ちょっと印鑑証明住民票などもとれるというふうな、それはやれればいいんですけれども、少し難しい感は、そういったことであるんですが、豊岡市の例でもあったんですけれども、もうちょっと病院と市と、家族からの相談があれば連携して、そういった介護予防にもつなげられたりとか、介護が必要になったら、今須賀川市では始まったばかりかもしれないんですけれども、もうちょっと地域包括ケアシステムを充実させていかなくてはならないなというふうに思いました。一気にあれほどまではいけないとは思うんですけれども、やっぱりできることからちょっとやっていかないと、このまま、今のままでは満足しているわけではないんですが、もうちょっと充実させていくべきかなというふうに感じました。  以上です。 ◆委員佐藤栄久男) 私も今大河内委員が言ったのと同じで、先輩議員も何回か行っているという話を聞いて構えて行ったんですけれども、それ以上に充実していてびっくりしたというのが第一印象でありました。  また、いろんな施設が1か所にあって、そこを利用している方々の、逆に言うと満足度というんですか、これはすごいんじゃないかと思うし、また、医療体制といいますか、介護体制というか、その市と行政病院とが連携しているシステムがすばらしくて、うちのとして考えれば数段も上なんですけれども、やっぱりどこからいくとすれば、今の地域包括ケア辺りを充実させていって、1つ1つワンストップの関係とか行政の窓口であるとか、あと介護施設のタイアップするとか、あと市内病院との連携というのがあって、やっぱり1つ1ついいところを見習って、できるところからやっていければ利用者も、高齢者も行くようになったり、いい方向に行くのかなと痛感をいたしました。  以上です。 ◆委員佐藤暸二) 広島県尾道市における地域包括ケアシステムの構築についての議題で調査した件でありますけれども、この公立みつぎ総合病院は、国の政策前で取り組まれて、先がけて包括ケアシステムを実践した病院であると。経験年数があり、様々な点を克服して、よいシステムになっている。医療福祉介護リハビリ生活、それぞれの連携をとって、地域全体で守るシステムができていると。これを今後、須賀川市においても、公立岩瀬病院だと思いますけれども、こちらを中心とした地域包括ケアシステムの機能が充実する方向性に持っていくべきであろうというふうに感じたところであります。  以上です。 ◆委員大内康司) 今話が出ちゃいましたけれども、すごく先進的な取組を、平成の初めの頃から地域包括システムなんていうものを構築してやっているというふうなところですから、本当に我々が学ばなくちゃならないところがいっぱいあったわけです。そういう意味では、大変、企業長やなんかも一緒に行って、一緒に見てきて、同じ目線でもって進んでいるところを実感してきたわけですから、できるんであれば本当にまねのできるところから取り組んでいってもらえれば大変有り難いことだなと思います。そういう意味で、本当に公立病院そのもの、なかなか一般の議員は、病院議員の中に入らないと中の様子とか何かというのはつかみ切れないでいるわけですので、そういうことでは、一緒に視察をするとか何かということは、非常に有意義だったんじゃないかなと思います。それを生かして、是非学んできたことを少しでも実行に移してもらえれば有り難いなと思います。 ◆副委員長安藤聡) もう皆さんから意見出ているとおり、広島県尾道市、合併前の御調町と、山際のほうですね、旧尾道市、それと瀬戸内のしまなみ島関係、それぞれでやっぱりスタートが違っている中で、この医療介護体制をつくってきたということで、今回はみつぎのほうが早期に、病院側の強烈なリーダーシップの中で在宅まで見据えた施設をやっているというような状況でした。  それで、須賀川市のことと重ねて考えてみますと、須賀川市もやっぱりスタートが全然違っていまして、みつぎと同じようにできれば理想なんでしょうけれども、今からある程度のインフラ整備をしてからでは、なかなか難しいところはあるのかなと思いました。
     ただ、大内委員からもお話あったとおり、取り入れられるところ、そういったものは早急にやっていかなければならないし、急性期病院からやっぱり慢性期関係医療が今求められてきておりますので、そういったところも考えますと、回復機能増設とか、そういった病院側でやらなくちゃならないところの部分と、行政サービスを持っていくであったり、保健福祉リハビリセンターとかそういった施設であったり、回復機能リハとか、そういったものはある程度行政のほうや公民館とか、そういったところも連携しながらできるんではないのかななんては考えてきました。行政書類が本当に近くですぐとれるということもありましたので、ああいったものは、ちょっと機械をすぐそういった病院内に持っていけば行政とも近づくし、あとは、生活維持の、これからのケア部分、そういったところは先ほど豊岡市のほうであった、そういった仕組みなんかともうまくリンクさせながらやっていけば、今の4か所の地域包括のエリアよりも、そこからもうちょっと深い、より住民に身近なところに近づけていけるのかなというふうに感じてきました。  以上です。 ○委員長生田目進) ありがとうございました。  最後に、私から述べさせていただきます。  今回の調査ですばらしいというのは、やっぱりワンストップ行政サービスなのね。企業が人なりという言葉があるけれども、その当時、御調町というのはやっぱり過疎地域だったのかなという感じがするのね。過疎地域だから、高齢化率って人口減少社会を見据えて、町長のリーダーシップ、あのとき、御調町長の思い切った国に対する、国の情報をどんどん引き込んできて、審議委員までやるっていって、それを一つのモデルにする。地域包括ケアの言葉が生まれたというのはあそこだという話なんだから、そういうやっぱり思いだろうね。  だからここも、福島県も医療産業、今、県中心にやっているわけだ。公立岩瀬病院後藤新平医学校で学んだというものがあるんだから、例えば同じくやれといっても、なかなか金がかかるから駄目だというんじゃなくて、郡山市に近いいろんな施設がある、南東北病院であったり、民間病院あったりとか。そういう連携をうまくやれれば、みつぎ病院と同じような仕組みはでき上がるのかなという感じはするのね。  ただ、一番すばらしかったというのは、やっぱりワンストップ行政サービスができるということと、あとスタッフの意欲の問題。事業に対する本気度。広島大学から沖田院長。ああいうふうにして、前の山口昇外科医の功績が大きいっていう話をしてましたわね。ああいうやっぱり先生の思いというのは、すごく病院経営というのは大きく左右されるわけ。この先生がいれば、南東北病院もよく昔あったんじゃないですか、大臣経験した人が、あそこへ温泉に入りながら手術に来たとかそういう話。機械とスタッフ施設と、その内容が充実したところが病院というのは繁栄するんだという話になっているから、そういう部分では、須賀川市も地の利を考えれば、案外そういう目標に向かっていけるのかなという感じがするのね。だから、やっぱりあとスタッフそのもののやる気でないのかなと感じる、すごく。  前の教育福祉常任委員会の中でも、公立岩瀬病院の中にワンストップ行政サービスで、例えば介護ケアの申請だ何だというものを、行政の窓口をつくってくれということで一回当局としゃべっているのね、病院スタッフとも。だからそういう部分で、我々今回は委員会として、病院で診察受けて医師、スタッフが今度、須賀川のこっちの行政当局だ、庁舎だに来るんじゃなくて、そこで完結できるようなやり方しないと駄目よということを言ってきたんだけれども、それはやっぱり委員会として提言して、きちっと形にさせるというのは、今回の目標なのかなと感じとりました。  だから、やっぱり市民目線というのはすごく大事だという感じだね。寝たきりゼロ作戦というのは、これはすごい。最終的には国保特別会計が、財政が浮くわけだから。だから、そういう財政との絡みをうまくリンクさせながら、我々は監視機能というか、権能機能というか、そういう部分を果たすのにはちょうどいい機会だったのかなと感じました。そんな内容です。  ただいま各委員から所感を頂きましたが、本件は継続調査事件でもありますので、委員各位所感等を踏まえ、今後の委員会調査課題について意見交換を行いたいと思います。当局に対し確認したい点や、今後委員会調査したい点などありましたら、先ほどの兵庫県豊岡市と併せて、今回のみつぎ病院についても発言をお願いしたいと思います。 ◆副委員長安藤聡) 先ほどは休憩中だったんですけど、豊岡市のほうでは、生活介護支援事業を行っていましたが、須賀川市のほうにおいても地域福祉計画の階層とか、そういった計画がどのように進められているのか、そういったところはちょっと確認しておきたいなと思いました。また、生活支援コーディネーターのほうも今配置されておりますので、そういったところももう少し追っかけてみる必要があるのかなと思いました。  それと、医療関係で、みつぎ病院のほう、こちらは医療介護連携というものも考えますと、須賀川市のほうでも、医師会さんのほうに在宅医療介護連携拠点センター、夏頃ですか、つくられていたと思いますので、その辺もどのような形で運営されているのか。それと、全体的に地域包括ケアのほうがどんな状況なのかというのも確認しておく必要があるのかなと思います。  あと、先ほど生田目委員長のほうからあったように、病院の中にワンストップであれば利便性は高まって、そういった、いいなというような部分と、あと、そもそも国保が浮くとかそういった形で、寝たきりでなくて、急性期から慢性期、介護予防介護から介護予防と、そういったそれぞれが充実していくような形をやっぱり目指すべきかなという、そういった両方の視点があるのかなというふうにも感じましたので、意見だけ述べさせていただきます。 ○委員長生田目進) ほかにございませんか。今までの内容を踏まえて。      (「なし」の声あり) ○委員長生田目進) なければ、今ほど副委員長のほうからありました地域包括ケアシステムの取組状況についてでありましたり、生活支援コーディネーターの活動内容、それから、在宅医療介護連携拠点センター、これ医師会と連携して弘法坦に新しくつくりましたわね。あそこに常時しているわけじゃないみたいなのね、週に3回とか何とかだって。そういうところがあったりするから、そういったものも聞いてみるべき、調べてみるべきだというような意見がありましたので、そのように進めさせていただきたいと思います。  それと、介護予防ボランティアポイント制度というのがありますが、これ新規事業。これもやはり県民カードといってポイントでどうのこうのって今やっているじゃないですか。県と連携されて手帳みたいなのつくって。そういう部分も、どういった形で実績上がっているのか、やはり我々としてもチェックしておく必要があるなということで、そういったことなども今後の委員会の中で、当局入ったときに、そんなことも問いただしておくということも大事なのかなというふうに思いました。  あとは、生活支援コーディネーターの活動内容であるとか、地域福祉計画、いろいろあります。介護だったら介護保険事業計画であったり、それが何だというと介護保険料とリンクして、支出が多ければ介護保険料も上がるとか、いろいろあるわね。そういう部分内容も一応把握しておく。というのは、施設によっては、そういうのある中から、100人も待機されている高齢者がいらっしゃるというお話があるのね。だから、申込みは受け付けるんだけれども、入れないと。部屋がなくて。お亡くなりになってなければ入れると、そういう状況だと。だから、そんなのも聞いたりするので、そういったことの実態を把握しておくのも我々として大事なのかなというふうに思いました。  そんなことで、17日の委員会では、尋ねてみたいなというふうに思っておりますので、よろしく皆さん方もお願いしたいと思います。  それと、もう一つは、これまで学校の在り方の提言をしました。あとは、今回の地域包括ケアシステムの問題についても、先ほど皆さんから頂いた内容を今度提言する形になります。そうすると、次回の定例会、それから6月定例会、そして9月に改選となります。だから、そういう意味で、学校の在り方については、9月のときに一度提言させていただいて、あと何かありましたら、また継続して問題提起してくださいよというお話ししました。それで、今回の所感を踏まえて、先ほどの意見を当局と17日に議論して、その後また委員会を開催して、そういったこともやはりまとめて提言しなきゃならないと思うのね。  そうすると、3月では今度2月ぎりぎり、要するに2月下旬辺りから、20日からまわりかな、3月議会が始まるよと、予算審議があるんでね、20何日間の開催だから。すると、3月ではちょっとまとめるのにも、そういった今出された意見を踏まえて、やはりもう少し議論を深めて、それぞれの考え方を踏まえて、3月ではちょっと無理かなと副委員長とも話したんだけれども、それを6月辺りにこの内容を、今視察した内容を踏まえた内容で当局のほうに提言するという内容に、進め方として今後やっていきたいと思うんですが、そんな形でよろしいでしょうか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長生田目進) それでは、そのように進めさせていただきますので、今ほど出された所感、向こうとの比較検討して。当局も一生懸命やっているのは分かる。しかし、分かるけれども、この部分は取り上げたほうがいいよという話。そういう部分を踏まえて、皆さんで議論していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。その内容は6月のときに提言するということで御了解ください。  ただいま委員各位から出された意見、質疑等については、正副委員長において取りまとめを行い、次回の委員会において当局へ質問することとし、その内容については12月定例会終了後の閉会中の委員会において報告していただくこととしたいと思いますが、このように進めることに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長生田目進) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  本日の議題は全て終了いたしました。  この際、委員皆さんから何かほかにございませんか。 ◆副委員長安藤聡) 先ほど今後の調査課題とか、今後の進め方ということで、6月に提言出されるという話だったんですけれども、以前に学校の在り方というものを提言しておりますので、その辺もこの合間に一度何か確認するような機会、また、そのほかの部分でも何か委員会として確認するようなものがあれば、そういったものもちょっと盛り込んでいってもいいのかなというふうに思います。 ○委員長生田目進) ただいまの安藤副委員長の発言に対し、委員の皆様から御意見等ありましたらお願いいたします。      (「なし」の声あり) ○委員長生田目進) なければ、9月定例会中の委員会において行った、学校の在り方に関する提言について、その後の取組状況等の確認及び意見交換については、今後の委員会活動の中で行うことに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長生田目進) それでは、そのようにさせていただきます。  なお、この件については、先ほど副委員長のほうからありましたように、学校の在り方については6月定例会の中でというような話ですから、先ほど申し上げました地域包括ケアも含めて、併せて、片方は報告出ていますし、あと、我々今後議論していって提言をまとめるということで、同じ6月定例会に今後の取組状況確認ということで、6月定例会の中でやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしいでしょうか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長生田目進) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  ほかに委員の皆様から何かございませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長生田目進) なければ、本日の会議結果を正副議長に報告することになりますが、その内容については正副委員長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長生田目進) 御異議ないものと認め、そのようにさせていただきます。  これにて教育福祉常任委員会を閉会といたします。  御苦労様でした。      午後 2時32分 閉会 ───────────────────── ◇ ──────────────────── 須賀川市議会委員会条例第32条の規定により署名する。   平成30年12月7日        須賀川市議会 教育福祉常任委員長     生田目 進...