こども課長 鈴木行宏
6
事務局職員 主査
藤田輝美 嘱託職員 伊藤友美
7
会議に付した事件 別紙のとおり
8 議事の経過 別紙のとおり
教育福祉常任委員長 生田目 進
午前10時00分 開会
○
委員長(
生田目進) おはようございます。
委員並びに
当局の
皆様には、
お忙しい中御参集をいただき、誠にありがとうございます。
それでは、ただいまより
平成30年9月
教育福祉常任委員会を開会いたします。
出席委員は定足数に達しております。
───────────────────────────────────
○
委員長(
生田目進) 本日の
会議の
議題は、お手元の
審査事件一覧表に記載のとおりであります。
本日の
会議の
進め方について御
説明をいたします。
初めに、
今期定例会において当
委員会へ付託となりました
請願第7号の
請願1件を
議題とし、審査することといたします。
請願審査終了後は、
継続調査事件について
調査を行うこととし、初めに、
具体的調査項目のうち、
学校の
在り方について
提言を行うことといたします。
次に、
当局より
事前に
報告したい旨の申出がありましたので、
説明を求め、質疑、応答の後、
当局の
皆様には御退席をいただきます。
当局退席後は、
委員間で今後の
委員会の
進め方について協議を行いたいと思います。
これに御
異議ございませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
委員長(
生田目進) 御
異議ないものと認め、そのようにさせていただきます。
それでは、初めに、
請願第7号 国に対し「
学校給食費の
無料化を求める
意見書」
提出についての
請願についてを
議題といたします。
本件に関し、
当局で参考となる
情報等がありましたら、お願いをいたします。
◎
教育部長(
佐藤忠雄) それでは、私のほうから、本
請願に関しまして、
学校給食費に関します市の
状況につきまして申し上げたいと思います。
まず、
学校給食につきましては、
学校給食法の規定にのっとり、
給食に必要な施設、さらには設備の
維持管理費と、これに従事します職員の
人件費等につきましては
公費負担とし、
食材費は
学校給食費で
保護者負担によって運営しております。
平成29年度の
給食費の
状況を申し上げますと、1食
当たりの
平均単価は、
小学校が約280円、
中学校が約320円で、1年間の1人
当たりの
平均給食費は、
小学校が約5万1,700円、
中学校が約5万4,700円となっております。
また、今年度の
児童、
生徒数ですが、
小学校が4,126人、
中学校が2,247人と、合わせまして6,373人でありますので、平均の
給食費を掛けた1年間の
給食費は、小
中学校26校合わせまして約3億4,000万円余りになります。
なお、この
請願の中にですが、
給食費の
全額無料や
半額補助などの自治体が県内29
市町村とありますが、
教育委員会がことし4月1日現在の
状況を把握しておりますのは、
全額無料が相馬市ほか6
市町村、半額又は一部補助が喜多方市ほか11
市町村で、合わせて19の
市町村であります。
以上であります。
○
委員長(
生田目進)
本件に関し、
委員の
皆様から御
意見等があればお願いいたします。
ありませんか。
(発言する者
なし)
○
委員長(
生田目進) なければ、これにて審議を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
委員長(
生田目進) なければ、これにて討論を終結いたします。
ただいま
議題となっております
請願第7号 国に対し「
学校給食費の
無料化を求める
意見書」
提出についての
請願について採決いたします。
本件については、採択すべきものと決することに御
異議ございませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
委員長(
生田目進) 御
異議なしと認めます。
よって、
本件は採択すべきものと決しました。
なお、
本件については
請願者より
意見書案の
提出がされておりますが、
意見書案については、
請願の趣旨に基づき
教育福祉常任委員長名で
提出することとなります。
意見書案の内容について
委員各位より御
意見等頂き、まとめることとしたいと思います。
御
意見等をお願いいたします。
◆副
委員長(
安藤聡)
請願の中を見てみますと、子供がやせ細ったりとか、団体での
調査の
部分等もございますので、その辺はもう少し理解しやすいような形への変更がいいのかなと思います。
○
委員長(
生田目進) ほかにございませんか。
(「
なし」の声あり)
○
委員長(
生田目進) なければ、ただいま副
委員長のほうからの
請願書についての御
意見等ありましたが、それらを踏まえて、文言の
整理等については正副
委員長に一任いただきたいと思いますが、これに御
異議ございませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
委員長(
生田目進) 御
異議なしと認めます。
なお、
意見書案につきましては
今期定例会に
提出することになりますが、
提出前に
委員各位にお示しすることといたしますので、よろしくお願いいたします。
今期定例会において当
委員会に付託となった
請願についての審査は以上であります。
それでは、次に、
継続調査事件を
議題といたします。
当
委員会では、
具体的調査項目のうち
学校の
在り方について、これまで当市の
状況を把握し、
現地調査及び
意見交換、
質疑等を行ってまいりました。
さらに、昨年度の
行政視察においては、滋賀県彦根市の
学校支援地域本部事業について、また、京都府亀岡市の
学校規模適正化についてを
調査項目に、
調査を行ってまいりました。
これらの
調査結果を踏まえ、当
委員会として
学校の
在り方に関し
提言書を取りまとめましたので、読み上げます。
教育福祉常任委員会、
所管事務事業等に関する
提言。
平成30年9月18日。
教育福祉常任委員会において
継続調査事件として取り組んでいる「
学校の
在り方、医療・介護の充実及び
地域コミュニティの
形成」のうち「
学校の
在り方」について、下記のとおり
調査結果をまとめたことから、
市当局においては今後の
業務推進にあたり留意されるよう
提言する。
記。
1、
学校の規模について。
全国的な
少子高齢化の進行により本市も
児童生徒数は
減少傾向にある。このような中で、
学校別に見ると、一部の
学校においては、
児童生徒数に増加が見られるものの全体には
減少傾向となっている。
本市では、
学級編成について福島県における
学級編成の
弾力化による30人程度の少
人数学級編成を採用していることから、
文部科学省が示す
学級編成の標準に分類されている大
規模校となる
学校は生じていない現状である。
しかし、その一方で、1
学年当たり1学級となり
クラス替えができず、
複式学級の編成となる
小規模校が生じている現状にある。このことは、
児童生徒の
学習活動や
部活動に少なからず支障をきたしている
状況にある。
よって、次の各
事項について
提言する。
(1)
通学区域の
見直しを行い、各
学校においてバランスのある
児童生徒数とすることにより、
学校規模による格差が生じないよう努めること。
また、
通学区域については、
町内行政区・
公民館エリアと
通学区域の統一を図ることにより、
地域コミュニティの
形成につなげること。
(2)
小規模校においては、
特認校制度を導入するなど
地域の特性を生かした特色ある
教育活動を行い、
児童生徒の確保を図ること。
(3)
保護者や
児童生徒の希望に沿えるよう対応することは重要なことであるが、
部活動による
学校の選択が
学校規模や
教育環境に支障をきたさないよう努めること。
(4)
学校規模の
適正化については、早期に取り組む必要があり、今後、
教育委員会、
地域の
有識者、
保護者等による
学校の
在り方を考える
検討会議を設け、検討していくこと。
2、
学校・
地域・
家庭の
連携について。
学校教育においては、豊かな
人間性を育み、一人一人の
可能性を伸ばし、これからの
社会を生き抜く力を身につけさせることが求められている。そのためには、
家庭、
地域、
学校が互いに
連携を図りながら協力をし、
教育環境づくりに取り組んでいくことが重要なことである。
しかし、近年は、
核家族化の進行や
共働き世帯の増加などにより
地域コミュニティが
希薄化し、
保護者の意識も変わり、PTAの
役員選出も困難な
状況になってきているようである。このような
状況を改善するため、次の各
事項について
提言する。
(1)引き続き、
小中一貫教育須賀川モデルの推進を図り、特に、
施設分離型の
学校における
学校・
地域・
家庭の
連携及び
協働の強化に努めること。
(2)
部活動指導、
登下校の見守り、
除草作業等において、
保護者の
協力体制の
見直しを行い、
学校支援ボランティア事業を活用するなど改善を図ること。
また、場合によっては、業者への委託を検討するなど
予算措置を講ずること。
(3)
学校・
地域・
家庭・
警察等関係機関の
連携体制を整えることにより、情報の共有及び協力を図り、
不審者対策及び
いじめ対策に努めること。
(4)
学校と
地域をつなぐ役割を果たす
地域コーディネーターを各
学校に配置し、教職員を補佐するとともに
学校と
地域の
連携を図ること。
(5)
学校・
地域・
家庭の
連携・
協働を図るため、
公民館機能を強化すること。
(6)
通学路交通安全プログラムに基づき、
危険箇所・改善箇所等対策すべき箇所について
優先順位を的確につけるとともに順次対策を行い、引き続き、
通学路の
安全対策に努めること。
また、
登下校における
保護者の送迎に対しても
安全対策を講ずること。
(7)
児童クラブ館の
整備に当たっては、
児童の
登下校区域を考慮し、改修時には移転についても検討すること。
また、
小学校6年生までの
受入れ体制について、引き続き努めること。
当局におかれましては、この
提言を踏まえ、本市の
学校の
在り方について留意し、取り組んでいただきたいと思います。
なお、
具体的調査項目のうち、
学校の
在り方についての
調査は
今期定例会で終了することとなりますが、今後の
委員会において、所管の
事務として
提言後の
取組状況等について
説明を求めるとともに、
意見交換を行いたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、次に、
市民交流センター整備室及び
社会福祉課から、
報告事項について
事前に発言の申出がありましたので、順次発言を求めます。
初めに、
市民交流センター整備室から
説明願います。
◎参事兼
市民交流センター整備室長(
佐久間貴士) おはようございます。
私のほうからは、口頭で御
報告、5点ほどさせていただきたいと思います。
既に
市長施政方針又は9月の
広報紙等に掲載してある
事項を含めまして、時系列的に御
報告させていただきますので、御理解いただきたいと思います。
まず、
整備状況でございますけれども、改めまして8月21日の
落成式、国、
県関係者120名の出席をいただきまして、また議員の
皆様におかれましても、
お忙しい中御出席いただきまして、無事終わりましたことを改めて御礼申し上げます。大変ありがとうございました。
現在、図書館の
引っ越し作業、さらには
円谷英二ミュージアムの
展示工事、さらには、9月から、正式に
整備室は
市民交流センターのほうに移りまして、スタッフ、我々、
施設管理を含めて対応を今準備をしているということでございます。
あと2点目が、
内覧会の結果でございますが、これは市長の
施政方針又は9月
広報紙にも内容を掲載させていただいておりますけれども、
落成式の翌日の22日から27日の6日間、1日3回、釈迦堂川の
花火大会の日は午後からは実施しませんでしたので、計17回にわたりまして、計700名の
市民の方に参加していただいて、
大変盛況のうちに終了することができました。
3点目でございますが、
市民交流センターの
施設管理、
受付案内業務の
委託入札の結果について御
報告申し上げます。
入札を
指名競争入札で行いました。
須賀川市に本店又は支店のある
事業所及び郡山市に本店のある
事業所の6者の
指名競争入札で行いました。8月31日に
入札執行をさせていただきました。1者が
事前に辞退ということで、
応札者は5者。
落札者は、
株式会社アサヒビルサービス県南営業所で落札が決定してございます。
予定価格が
消費税込みで、これは30年9月から、ことしの9月から35年3月までの4年7か月の
長期契約になりますが、7億1,828円6,400円の
予定価格。
税込みでございます。
消費税込みでございますが。
落札価格が、
消費税込みで6億5,664万円。
落札率90.4%という形で結果が出てございます。
4点目です。貸室の
予約の
受付の開始についてということで、これも9月号の
広報紙に掲載させていただいておりますが、10月1日から正式に
市民交流センターの貸室の
受付を開始いたします。ただし、今回、
市民交流センター、民間の貸出しも可能になるものですから、まずは
市民の貸出しを優先するということで、
一般市民の利用につきましては9月10日から
予約抽せん期間を設けまして、
事前に申込みを受けさせていただいて、
市民の
予約が決定した後、
先着順で
オープンで
予約の
受付を開始するということで進めてございます。
あと最後、5点目なんですが、
オープンに向けまして、大変、本
委員会におきましても、
市民交流センターの
駐車場の不足について様々に御指摘をいただいております。
さらに、2月には
文化庁メディア芸術祭の
地方展の誘致も決定したということで、大変多くの
市民の方、若しくは外部からも訪れる機会があるだろうと。現状では、庁舎の平日の
駐車場もいろいろな
会議等で結構
満杯状態にあると。
さらに、
翠ヶ丘公園の
利用促進のために、現在、
社会実験としまして、今週の土日もやってございますが、民間のイベントも増加するだろうということで、
市民交流センターの
駐車場の
補完的意味も兼ねまして、
翠ヶ丘公園、前の
災害公営住宅のあった
自由広場、そこの
駐車場整備を今後進めたいと考えております。大体
駐車場台数にしまして約160台、確保できます。
整備費につきましては、約6,000万円程度かかる
予定なんですが、おかげさまで
市民交流センターの
関連工事、
競争入札の結果、
入札の
請け差が生じてございます。これらの予算を使わせていただきまして、
オープンに間に合うように急きょ
整備していきたいというように考えております。なお、財源につきましては、
庁舎等整備基金を充ててまいる考えでございます。