須賀川市議会 > 2016-03-09 >
平成28年  3月 総務常任委員会-03月09日-01号
平成28年  3月 建設水道常任委員会−03月09日-01号

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  1. 須賀川市議会 2016-03-09
    平成28年  3月 建設水道常任委員会−03月09日-01号


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    平成28年  3月 建設水道常任委員会−03月09日-01号平成28年 3月 建設水道常任委員会           須賀川市議会建設水道常任委員会会議録 1 日時    平成28年3月9日(水曜日)         開会 10時00分         閉会 11時36分 2 場所    須賀川市議会第2委員会室 3 出席委員  加藤和記     本田勝善     水野 透         大寺正晃     大越 彰     渡辺忠次 4 欠席委員  なし 5 説明員   建設部長    安藤和哉   道路河川課長  國分康夫         参事兼建築住宅課長      都市整備課長  永野正一                 有我新一         下水道課長   古川 広   長沼支所地域づくり課長                                橋本 一         岩瀬支所地域づくり課長    水道部長    関根宏史                 渡辺久夫   施設課長    鈴木 孝         営業課長    関根慶一 6 事務局職員 調査係長    大槻 巧   主査      藤田輝美 7 会議に付した事件  別紙
    8 議事の経過  別紙                    建設水道常任委員長   加藤和記      午前10時00分 開会 ○委員長加藤和記) おはようございます。  委員並びに当局の皆様には何かとお忙しい中御参集いただき、誠にありがとうございます。  ただいまから建設水道常任委員会を開会いたします。  出席委員は定足数に達しております。 ─────────────────────────────────── ○委員長加藤和記) まず、本日の会議の進め方について説明申し上げます。  当委員会に付託となった案件は、審査事件一覧表に記載のとおりであります。  それでは、本日の会議の進め方について御説明いたします。  初めに、今期定例会において付託となりました議案第17号から議案第20号までの議案4件を議題とし、当局の説明を受け、質疑、討論、採決を行います。議案審査終了後、継続調査事件について調査を行うことといたします。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長加藤和記) それでは、そのように進めさせていただきます。  まず初めに、議案第17号 須賀川市手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本件に関し、当局の説明を求めます。 ◎参事兼建築住宅課長有我新一) 改めましておはようございます。  それでは、議案第17号 須賀川市手数料条例の一部を改正する条例につきまして御説明を申し上げます。  本案は、1つには、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の制定に伴いまして、建築物エネルギー消費性能向上計画認定等認定手数料を新設すること、2つには、長期優良住宅認定基準に新たに増改築に係る基準が設けられたことに伴い、長期優良住宅建築等計画認定申請手数料の規定を一部追加すること、3つには、行政不服審査法の改正に伴い、審査請求人に対する書類の交付手数料を新設するものでございまして、4月1日から施行するものでございます。  以上で提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○委員長加藤和記) これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。 ◆委員(水野透) おはようございます。  まず、長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係で上位法に基づいて条例を改正するということなんですけれども、大変恐縮なんですが、長期優良住宅についての概要等を簡単に説明していただきたいというのが1つ。2つ目なんですけれども、直近の須賀川市における申請の実績を教えていただきたい。3つ目、特殊な施工能力が必要だと聞いていますが、市内の建築業者さんで施工可能な業者さんの数。4つ目、今回手数料が明示されていますが、他市と比較しまして、あるいは全県的にこの価格が適正なものなのかどうか。5つ目なんですけれども、事業者さんや市民の方への周知方法について。  以上をお伺いいたします。 ○委員長加藤和記) ただいまの水野委員の質疑に対して、当局の答弁を求めます。 ◎参事兼建築住宅課長有我新一) ただいまの質疑にお答えをいたします。  まず1点目の概要でございますが、まずこの法律ができましたのは、制定が平成21年6月8日施行となっております。そしてその目的でございますけれども、長期にわたり良好な状態で使用できる住宅の普及を促進するというものでございます。その制度の概要でございますけれども、長期優良住宅と認められる建築維持保全に関する計画を認定するという方法でございます。その内容でございますが、まずはその住宅の長寿命化のために必要な条件、これは劣化対策ですとか耐震性、それから維持管理、更新の容易性などでございます。次には、社会的資産として求められる要件、これは高水準の省エネルギー性能などでございます。それから、長く使っていくために必要な条件としまして、維持保全計画などを提出していただくと。その他としましては、住環境への配慮ですとか住戸面積、このようなものについて審査をしていくというような内容でございます。  直近の申請件数でございますが、制度が始まりましたのが平成21年度からでございますので、21年度から本年2月末までの実績でございますが、合計で398件ございます。  それから、特殊な施工だということで、市内の業者として対応ができるのかというような御質問でございますが、この398件のうち、市内業者が行った認定の件数は122件ございます。業者数でいきますと、延べ25社ということになります。  あと、その手数料が他と比較して適正かどうかというふうな御質問でございますが、この手数料の根拠としましては県の積算基準に基づいております。詳しく言いますと、例えば一戸建ての住宅に審査する時間というのがありまして、細かく言いますと1,043分ほどかかるだろうということで、それに対する人件費、1時間当たりの人件費を掛けていって、それにいろいろなケースなどを掛けていって、この金額が出てきたということでございまして、県に準じた扱いとしております。他市の状況を見ましても、他行政庁も同様だと聞いております。  それから周知方法でございますが、市の窓口ですとかホームページなどによって周知を図ってまいる考えでございます。  以上でございます。 ○委員長加藤和記) いいですか。  ほかにはございませんか。 ◆委員(大越彰) ちょっと分からないんですけれども、これ認定業者のほうから申請して、認定協会みたいなのがありますよね。そこから認定を受けたものを市のほうに申請して、市のほうでこの基準に基づいて手続するというふうな形になるのか。手数料が二重に取られる形なのか。何かちょっとイメージ的に私も分からないんだけれども、その辺教えていただければ。 ○委員長加藤和記) ただいまの大越委員の質疑に対する当局の答弁を求めます。 ◎参事兼建築住宅課長有我新一) まず建築物、住宅を建てる場合には、建築基準法に基づきまして建築確認という手続が必要になります。それはそれとしまして、そのほかにこの認定という行為が必要になってきます。  この認定そのものは、直接市に持ってきた場合と、登録住宅性能評価機関によって、そちらでまず事前審査をしてもらって、その審査した合格証といいますか、そちらをつけていただいて申請する場合と2つのパターンがあります。その2つのパターンによって、手数料が異なってくるというものでございます。  最初から市に出されたものにつきましては、審査項目が非常に多いもんですから、それなりに、この条例手数料でいきますと、今回新たに増築、改築が含まれますが、例えば一戸建てのものですと6万6,000円という項目が新たに加わりました。これが事前の審査があるものにつきましては、それが1万1,000円になるということでございます。認定事務登録住宅性能機関によって事前審査されたものであれば、その審査の事務というのはかなり軽減されるものですから、それで手数料はかなり安価になるというようなものでございまして、手数料そのものとしましては、建築確認に伴う手数料と、今回の認定を受ける方についてはこの認定手数料がかかるというふうなことでございます。  以上です。 ○委員長加藤和記) よろしいですか。 ◆委員(大越彰) そうすると、市のほうで認定してもらえる部分と、あと、これきっと多分基準か何かなのかな、その住宅性能のほうのその認定を事前に受ける部分というのが、もともとその性能によってそちらを受けてくださいというふうな形で受けたものと、あと市のほうで認定する部分と、いわゆるその基準によって変わってくるというふうなことなんですか。 ○委員長加藤和記) ただいまの大越委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎参事兼建築住宅課長有我新一) 認定に係る審査項目は同じでございます。同じものを市が全部やるか、それともその機関のほうでやるかの違いでございます。現在、申請が出てくるものは、ほとんどが審査機関のほうで審査したものを、その審査証ですか、合格証をつけてこちらのほうに上がってくるというのがほとんどでございます。  以上でございます。 ◆委員(大越彰) 多分、ほとんど今までの実績だと、この新築関係のもので一戸建ての8,000円の部分がほとんどだよね、多分、この申請が。そうすると今度、増築改築関係一戸建てとかという形で出てくるんですけれども、そうするとこれは、例えば古民家とか何かでいわゆる長寿命化で残すとかという場合も、この辺の適用になってくるというふうな形で考えていいんですか。その辺だけ1点ちょっと。 ○委員長加藤和記) ただいまの大越委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎参事兼建築住宅課長有我新一) 今回新たに加わります増改築でございますが、まず手数料も、その分新築に比べて高価になっているというのは、既存部分も含めての審査になるからということがまず1つになります。ということで、ただ、その既存の部分が古民家の場合、例えば昭和56年以前に建築されたものであれば、現在の耐震性能を有しないとなれば、その耐震性能を有するようにしないとこの審査項目には合致しませんので、やはりその辺は、きちんと長期的に使っていくために必要な条件というのはクリアしないと認定にはならないということになります。  以上でございます。 ○委員長加藤和記) ほかにはございませんか。      (発言する者なし) ○委員長加藤和記) なければ、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長加藤和記) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより議案第17号 須賀川市手数料条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案は原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長加藤和記) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第18号 財産の取得についてを議題といたします。  本件に関し、当局の説明を求めます。 ◎都市整備課長永野正一) おはようございます。  都市整備課に関します議案第18号 財産の取得についての提案理由を御説明申し上げます。  議案第18号をお開き願います。また、お手元の資料の1ページの1図を御覧願います。  駅西地区でございます。取得予定地は赤で着色している部分です。ちょうど須賀川駅の真裏になっている部分でございます。  財産の取得の目的は、本委員会で継続審査案件となっております須賀川駅西地区都市再生整備事業用地としてであります。須賀川市中山12番1外7筆を議案のとおり取得するもので、宅地等5,374.08平米に不動産鑑定評価額平米当たり1万9,500円を乗じ、総額1億479万4,560円で株式会社大地物産代表取締役大原靖仁と契約を締結するに当たり、地方自治法などの規定により議会の議決を求めるものであります。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長加藤和記) これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 ◆委員(渡辺忠次) 今度の契約について1点だけちょっと確認したいことは、たしかこの駅西開発計画というのが3年から4年前ぐらいですか、農協の倉庫が要らなくなったということで、そこから端を発しているわけですけれども、それは何年前だったですか。それと、比べて欲しいのは、郡山の大地物産ですか、ここが入手した日にちですね、この土地の。その辺をちょっと比較をお願いしたいんですけれども。 ○委員長加藤和記) ただいまの渡辺委員の質疑に対し当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長永野正一) JA倉庫跡地は平成25年に取得してございます。  また、委員がおっしゃっていた前の持ち主、大原社長大地物産のところが取得した年数でございますか。こちらにつきましては、今ちょっと資料手元にございませんが、今から10年以上、10年ほど前だと聞いてございます。  以上です。 ◆委員(渡辺忠次) 私が心配したのは、駅西開発がスタートして、大地物産がいわゆる地上げみたいな形で入ったのかなということなんですけれども、10年も前に取得しているということであればその辺は全然問題ないということで、その点だけ確認したかったわけです。  以上です。 ○委員長加藤和記) ほかにはございませんか。 ◆委員(大寺正晃) あと、この資料、これまでの取得済みの状況を聞きたかったんですけれども、今聞いて大丈夫ですか。これまでの取得済みの状況を説明願います。 ○委員長加藤和記) ただいまの大寺委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長永野正一) ただいま申し上げました平成25年に、JA倉庫跡地、これが5,000平米弱でございました。あと、あそこの隣接する部分で旧森林組合、あの用地、あの2か所のみでございます。  以上でございます。 ○委員長加藤和記) いいですか。 ◆委員(大越彰) 今回、取得する金額が坪当たりに直すと、これ宅地も雑種も合わせてなんですけれども、大体6万4,350円ぐらいの金額になるんですけれども、先ほどの説明では、いわゆる不動産鑑定の中での金額算定だというようなことなんですけれども、近隣の住宅関係がかなり建ち始まってあるんですけれども、その辺との関係では金額的にはどうなんですか。高い安いとかとあろうかと思うんですけれども、近隣との土地の関連から見て。 ○委員長加藤和記) ただいまの大越委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長永野正一) 私どもで土地を取得する際には、当然ながら不動産鑑定評価、資格の持っている方に評価してもらうわけでございますが、ちなみにこちらの路線価が1万8,500円程度でございます。その辺からも勘案しまして、不動産鑑定士に評価していただいた金額が1万9,500円というふうなことで、路線価につきましては、一般的に言われておりますのは実勢価格売買価格の8割から7割、実勢価格の8割から7割が路線価に表示されるというふうなことで、決して高くはないのかなと考えてございます。  以上でございます。 ○委員長加藤和記) いいですか。 ◆委員(大越彰) そうすると、高くも安くもないという認識でいいという形なのかな。近隣との土地の売買価格から勘案すると、その程度の金額なのかということで認識でよろしいのかどうかということですね。  それと、このほかに駅西裏開発を進めるに当たって、多分これだけでは足りなくなるのかなという感じもちょっとしないわけではないんですけれども、これからの予定も含めて、多分、これ田んぼのところも若干必要な部分が出てくるのかなという感じがするんですけれども、これからの取得予定なんかもあればお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長加藤和記) ただいまの大越委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長永野正一) 今、継続審議となっております駅西地区でございますが、これから一般的な事項ということで、報告のほうで後で御報告させていただきますけれども、国道4号から駅西というか駅の裏までの東西道路、約500mございます。そちらにつきましては、用地の取得、今考えておりますのが幅員8mで計画しておりますので、その用地の取得のほうは当然ながら考えておりますし、あと駅前広場に関しましても、今、基本の計画の中でつくり込みをしているわけですけれども、今回取得しました5,374.08平米では足りないというふうなことでございますので、また用地のほうは確保していかなければならないと考えてございます。  以上です。 ○委員長加藤和記) よろしいですか。  ほかにはございませんか。      (発言する者なし) ○委員長加藤和記) なければ、これにて質疑を終結いたします。
     これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長加藤和記) なければ、これにて討論を終結いたします。  これより議案第18号 財産の取得についてを採決いたします。  本案は原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長加藤和記) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第19号 須賀川市下水道条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本件に関し、当局の説明を求めます。 ◎下水道課長(古川広) おはようございます。  下水道に関します議案第19号 須賀川市下水道条例の一部を改正する条例について、提案理由を御説明申し上げます。  本条例は、第10条に関し条例を改正するもので、下水道法施行令第9条の4に規定する下水道を使用する特定事業場に対する排水基準のうち、トリクロロエチレンに係る排水基準が1リットルにつき0.3mg以下から1リットルにつき0.1mg以下に改正されたため、これに合わせ基準の変更を行うものであり、4月1日から施行するものであります。  以上で提案理由の説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ○委員長加藤和記) これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 ◆委員(渡辺忠次) 一応、この条例が施行されて厳しくなったわけですね。その厳しくなった分、実際に市のほうで被る影響というのを、具体的に教えていただければと思います。例えば金がかかるようになるとか、そういった部分があるのかどうか。 ○委員長加藤和記) ただいまの渡辺委員の質疑に対し当局の答弁を求めます。 ◎下水道課長(古川広) ただいまの御質疑でございますが、市にとって厳しくなるという部分はございません。この水質基準でございますが、特定事業場に対する水質基準ということで、現在市内には14か所特定事業場がございますが、このトリクロロエチレンという物質を排出している事業所はございませんので、今までと検査の方法が変わるとか経費が増すとかそういったことはありません。  以上でございます。 ○委員長加藤和記) よろしいですか。  ほかにはございませんか。      (発言する者なし) ○委員長加藤和記) なければ、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長加藤和記) なければ、これにて討論を終結いたします。  これより議案第19号 須賀川市下水道条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案は原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長加藤和記) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第20号 須賀川市公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本件に関し、当局の説明を求めます。 ◎営業課長関根慶一) おはようございます。  議案第20号 須賀川市公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  お手元の委員会資料を御覧願います。  本資料は、議案となっております一部改正条例新旧対照表であり、アンダーラインの引いてある部分が今回改正する箇所となります。  改正要旨でございますが、本案は、戸別訪問など外務による水道料金滞納整理事務に従事した場合、危険や精神的・肉体的負担かつ困難を伴う勤務として特殊勤務手当を支給することとしている規定について、この事務が一般的な行政活動の範囲内の業務であり、著しく困難というまでの特殊性が認められないと判断いたしまして、本業務に係る特殊勤務手当を廃止するものであります。  また、国の寒冷地手当支給地域の見直しによりまして、本市全域支給対象地域から外れたことから、国・県に準じ寒冷地手当を廃止するものでございまして、それぞれ平成28年4月1日から施行するものであります。  以上で説明を終わりますので、御審議よろしくお願いいたします。 ○委員長加藤和記) これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。      (発言する者なし) ○委員長加藤和記) なければ、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長加藤和記) なければ、これにて討論を終結いたします。  これより議案第20号 須賀川市公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案は原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長加藤和記) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ただいま審査が終了いたしました議案4件に関する委員長報告については、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長加藤和記) 御異議なしと認めます。  これにて、議案の審査を終了いたします。  次に、継続調査事件を議題といたします。  初めに、継続調査事件のうち、須賀川駅西地区開発を含めた駅周辺の面的整備を議題といたします。  本件につきましては、去る12月定例会中の建設水道常任委員会でも説明を受けておりますが、本日は、前回の説明後の当局の主な取組の経過につきまして、改めて説明を受けます。その後、1月に実施をいたしました静岡県湖西市、愛媛県新居浜市への行政視察の内容を踏まえ、当局説明に対する質疑及び意見交換を行うことといたします。  それでは、当局から説明を求めます。 ◎都市整備課長永野正一) 須賀川駅西地区開発を含めた駅周辺の面的整備について。  今年度の基本設計業務で、国道4号から、先ほども申し上げましたけれども駅西側までの延長約500mの東西道路の線形がおおむね決まってきましたことから、次年度の実施設計に向け路線測量に着手しております。申し訳ございません。資料のページ、2ページのほうに載っております茶色の部分が東西道路でございます。  また、公園整備につきましては、あずまや等の施設について絞り込みを行っているところでございます。  事業に当たっては、去る2月25日に、第6回となる地区住民との意見交換会を開催し、お手元に配付しました平面図を提示いたしまして、公園機能東西道路を含めました地区内道路について市の考えを説明し、それに対して様々な意見をいただきましたので、今後検討の上、計画に反映させていきたいと考えております。  駅自由通路関連では、2月16日に副市長、建設部長とともに、二本松市のJR安達駅を視察してまいりました。JR安達駅は、去る1月23日に自由通路を含む駅舎が新たに供用開始となった事例であります。二本松市の担当者から、事業の整備スケジュールやJR協議等について情報をいただいてまいりましたので、今後の事業を推進する上で参考にしていきたいと考えております。  以上が、これまでの駅西地区に関しますこれまでの計画と概要、現在取り組んでいる内容でございます。  以上でございます。 ○委員長加藤和記) ただいま説明のありました件につきまして、委員の皆さんから質疑、さらには先の行政視察を踏まえた意見等をお願いいたします。 ◆委員(渡辺忠次) 今、課長の説明の中で安達駅舎ですか、についての説明があったんですけれども、実は、我々委員会でも勉強に行こうという案がちょっと持ち上がったところだったんですけれども、もう先駆けておいでいただいたということで、その内容をもうちょっと具体的に、どういうふうなところが参考になったとか、どういうものを取り入れたいとかいうものがありましたら、是非この場でお願いしたいと思います。 ○委員長加藤和記) ただいまの質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長永野正一) 私どもも懸念しておりましたJR協議でございますが、JRはやはりJR主導でもっての協議というふうなことと、あと安達駅は新しく駅舎を建てまして、旧、今まで使っていた駅舎は150mか200m近く郡山寄りですか、まだ残ってはございますけれども、エレベーター、昇降施設も含めまして、こちらにつきましては安達駅は乗降客が3,000人未満なものですから、全て二本松市で財源を確保して整えたというふうなことで、これ今後につきましても、JRとの協議につきましては厳しいのかなというふうなこと。  あと安達駅舎の、エレベーター施設は当然なんですけれども、トイレなんですけれども、こちらにつきましては当然2か所ございまして、バリアフリー、あと今、言葉ちょっと出てこないんですけれども……オストメイト対応の最新式のトイレも2か所配置してございまして、今後、自由通路の築造の際には大変役立っているところでございます。  何分、厳しく言われておりましたのは、部長も同行しましたけれども、財政的にはほぼ全額持っているということでございました。  以上でございます。 ◎建設部長安藤和哉) 今の課長の説明にちょっと補足させていただきます。  まず、安達駅が非常に古くなって建て替える時期になってきたと。それと市町村合併で、東北本線の東側のほうに新たに市域ができたと。その方たちが安達駅の連絡が非常に悪いということで、安達駅はもともと西口だったんですけれども、これを東口、何とかならないかというような話も出てきまして、東口側に新たに道路を建設して、アクセス道路を建設して東側から乗り入れることができて、駅前広場もつくったと。ただ、駅前広場は本当に駐車スペースだけで、そこにいろいろ公園かとか何かというのはまだできておりません。  自由通路なんですけれども、これJRさん、自分たちでやるときには5mで、いわゆる地上高5mで、パンタグラフが少し縮む程度で通過できるこ線橋なんですけれども、地元自治体等がやる場合は、そこを7mクリア取りなさいということで、ちょっと安達駅視察したときに不思議なのがありまして、階段で上っていったこ線橋に更にまた階段があったということで、これは何かといいますと、新しいこ線橋から旧駅のこ線橋に降りてそこに連絡すると。なぜそれが必要になるかといいますと、旧駅が全部取壊しになって更地にするということで、橋上に、連絡通路の上に駅をつくったということで、その駅から既存のホームに降りるためには、既存のこ線橋を越えなければならない。その2mを調整するために、こ線橋の中に更にまた階段をつくってしまったということで、非常にJRさんの協議内容を聞いていまして、これは本市でも参考になるなと。そんなぶざまなことをやったら、ユニバーサルデザイン、何のためにやっているんだということになりますので、この辺が非常に参考になったところでございます。  あと、お金に関しまして、今、課長が申しましたように、JRさんは、須賀川駅は3,000人超えていますので、3分の1JRさん、3分の1国、3分の1地元と、昇降装置ですね、についてはそういうJRさんからも一部ありますけれども、それ以外は全て地元自治体ということなので、これ今後の財政計画の中に、いかに社会資本整備総合交付金事業を取り込んでいった中で財政計画、事業進捗図るかということが今後の課題であると思っております。  以上でございます。 ◆委員(渡辺忠次) 大体その状況というか、そのつくるときの苦しさも、須賀川市の場合、大体分かってきたんですけれども、まずちょっとこれは難しいんでしょうけれども、いわゆる総合的な予算措置、大体どのぐらいに上るものか、それラフでいいですから。今後とも変動あるのも我々は知っていますので、大体のところで結構ですから。  それと、須賀川市の場合には安達駅を見てきて、どういうふうなやり方が一番ふさわしいのか。その橋上に駅舎をつくるほうがいいのか、それとも今のままの形で連絡通路だけつくるのがいいのか、その辺どういうふうに考えておられるのか、この2点だけお願いします。 ○委員長加藤和記) ただいまの渡辺委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長永野正一) 今のところでございますが、総事業費としまして28億円ほど、東西道路とか面的整備も含めてなんですけれども、自由通路が一番金額が張るのかなというふうなことで、自由通路につきましては20億円から21億円、その他でもって7億円ということで28億円程度見込んでございます。 ◎建設部長安藤和哉) あと、その設計といいますか、考え方、計画なんですけれども、いろいろございます。  今の駅舎を利用しながら東西通路をつくる場合に、これ西側から東側に抜ける、東側から西側に抜ける、7mクリアのこ線橋をかけてそれに昇降装置をつければ、東西通路としての役目はもちろん果たすんですけれども、駅とホームとの関係の中に更にそこにもう1つ、改札口を通って今のこ線橋を越えて下り車線に行くために、もう1つ上らなければならない。そこのところとの連絡をこ線橋階段と先ほど申しましたように、安達駅の例のように、また2mの落差を処理するためのものが必要になってくると。昇降装置としまして、あとそこに必要になると。そうすると東口に1か所、西口に1か所、それとホームとの連絡のために1か所と、3か所の昇降装置も必要になってくると。  そうしますと、極端な例ですけれども、駅舎の建物を何かの形で補強してそこに落とせないかと、連絡させられないかと。そうしますと昇降装置が1つ少なくなりますので。そんなところも考えていろいろやっているですけれども、これといった具体的なものは今後、JR協議の中で進めて、市にとって一番いわゆる事業費が安くなって効果の高いもの。それと、あともう1つ、JRで改札口が西口にも必要なのかどうか、これも含めまして協議を進めて最良なものを考えていきたいと今思っております。  以上でございます。 ◆委員(渡辺忠次) 駅前区画整理に伴って、西側の駅舎、これはつくってそんなにたっていないですよね。まだあれだけ立派なものですから、もし生かせるものであれば生かしたいという考え方もあるんですけれども、その辺についてはお願いしておきたいと思いますので。 ○委員長加藤和記) ほかにはございませんか。 ◆委員(大越彰) 1点だけ、ちょっと確認だけさせていただきたいと思います。  前にJRとの協議の中で、橋上駅でないとなかなか難しいというふうな話もちょっとありました。そういうふうな流れの中で、どちらかというと今の話の中では、いわゆる自由通路で持っていきたいというふうな市のほうの考えもありますけれども、その辺との、何ていうんですか、協議の中での、こちらでも自由通路でいけるというふうな確信的なというか、JR側のほうで、じゃ、もうそれでもいいですよというふうな形になっているのか。その辺のちょっと、なかなかニュアンス的にはちょっと難しいかも分からないですけれども、その辺お願いできればと思います。 ○委員長加藤和記) ただいまの大越委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎建設部長安藤和哉) ただいまの御質疑でございますが、JRは今の駅舎を使うにしても、中にいろいろ駅としての設備がございます。これを新しい、例えば橋上駅とした場合に、この設備はそのまま残して使うようになりますので、市といたしましてはJRに、新しく橋上駅じゃなくて今の駅舎をそのまま使った形でできないかということで話は進めております。  ただ、いろいろの例を見ますと、駅舎を壊して新しくつくる場合、これはJRとしては橋上駅または半橋上駅じゃなければ協議に応じませんということ、これは強い姿勢で臨まれています。ただ、先ほど申しましたように駅舎を何とか残したいと。この駅舎を残した中に、今の駅の状況をその中に置いて、待合室等も置いてできないのかというようなことで、今、市としては進めているんですけれども、先ほど申しましたように、新しい駅だよというふうな形でJRに言われますと、これはちょっと正面衝突という形になりますので、粘り強く協議を進めていきたいというのが現状でございます。  以上でございます。 ○委員長加藤和記) いいですか。
     ほかにはございませんか。 ◆委員(大寺正晃) 確認なんですけれども、その現在の駅舎は、そもそものその当初の5mを考慮した設計で建ててしまっているということでいいのかというのが1点と、あとはこの整備構想図の中で、公園が西道路の、地図で言うと上に移動したというのは、これはその道路の上の部分の何か開発のコンセプトとして移動させたということでよろしいでしょうか。その2点お願いします。 ○委員長加藤和記) ただいまの大寺委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長永野正一) まず1点目でございますが、部長からもありましたように、従前ですと軌道上から5.5mのクリアというふうなことで、今の須賀川駅舎につきましてはそれをクリアできる、今の駅舎を残して自由通路というか、通路もつくれるような構造であったというか高さであったというふうなことと、あとJRのほうの協議に行きましても、当時の人間というか担当が残っておりまして、須賀川駅の図面等々もございます。ですから、その辺の事情も分かっておりますので、希望に沿える形にということで、部長からもありましたように協議のほうは進めてまいりたいと思います。  あと、2点目の公園、この2ページの東西道路から北に延びている公園でございますが、これ面積約1,000平米弱でございまして、先ほど申し述べましたJA倉庫跡地の大きいほうがこちらの位置かなというふうなことで、地元説明会の中でも説明のほうをさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長加藤和記) よろしいですか。  ほかにはございませんか。 ◆委員(水野透) 自由通路なんですけれども、今、こ線橋の役割を果たしているのが、新栄橋にある歩道部分が東西を結ぶ、歩行者を結ぶ通路の役割を果たしていると思うんですけれども、先日の建設水道常任委員会の視察研修の中で、既存の架け替えであれば、駅に触らなくても単独の自由通路建設が可能だというお話を伺ったんですけれども、その新栄橋という、機能として自由通路のような、離れていますけれどもあるというのを事実とJRに認めてもらって、自由通路の位置なんですけれども、駅舎にかかるので駅の機能の話が出てくると思うんですが、例えば今の計画でも西側に駐輪場の整備も計画されているので、今、東側にある駐輪場のところから自由通路を架け替えるということになれば、駅に触らなくて単独の跨線橋、自由通路を架けるということになると、恐らく予算的には5億円から10億円ぐらいで可能なのかなと、ちょっと素人考えなんですけれども思ってしまうんですが、そういった協議とかはされたのでしょうか。 ○委員長加藤和記) ただいまの水野委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長永野正一) 先の行政視察では、私どもも参加させていただきまして一緒に行かせていただいたわけでございますが、愛媛県の新居浜市が、そこは単独でやったというふうなことで10億円弱ぐらいだというふうなことで収まったのかなと。また、私どもでJR四国につきましては、現駅舎を新しい自由通路側にというふうなことで、逆に相手側、JR四国のほうから、いや、勝手に自由通路やってくださいというふうなことで、大変うらやましい話ではありますけれども、先ほども部長からもありましたように、単独で今の西手の駐輪場の辺りを目指すというふうなことでありましても、私どもさきにJR仙台のほうと協議した際には、軌道上を工事をするというふうなことはJRにとっては支障となりますよと。何らかの見返りがないと、この自由通路の市との協議には乗れないですねと、はっきり、100%ではないですけれども100%に近い形で、単独の自由通路はJRは乗らないというふうなことで、JR東日本からは言われてきたのは事実でございます。  以上です。 ○委員長加藤和記) いいですか。  ほかにありませんか。      (発言する者なし) ○委員長加藤和記) なければ本件につきましては、本日の当局説明及び意見交換を踏まえ、引き続き調査を進めていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  次に、継続調査事件のうち所管の公共施設の維持管理を議題といたします。  本件につきましては、1月に開催した委員会において委員から、市道の橋りょうの総数、市管理の橋梁の今後の維持管理計画について当局から説明を受けてはどうかとの意見が出されておりました。本件について当局の説明を求めます。 ◎道路河川課長國分康夫) おはようございます。  ただいま議題となっております市道にかかる橋梁についてでございますが、まず本市の橋梁の現状と課題、それから実施計画とその取組状況について御説明申し上げます。  指定管理してございます橋りょうの総数は400橋でございます。道路種別で言いますと、1級市道にかかる橋梁が66橋、2級市道が24橋、その他の市道に310橋でございます。  橋梁長寿命化修繕計画の策定状況でございますが、平成22年度に橋長が14.5m以上の113橋、平成25年度に橋長14.5m未満の288橋の策定を実施しております。これ、足しますと401橋ということで、全体の400橋と合わないんですが、橋りょう台帳で400橋でございますが、これは例えば新栄橋、あそこは両側に歩道がついておりまして、橋りょう台帳では1橋扱いなんですが、長寿命化ではそれぞれの橋なんで、側道橋もそれぞれ1橋ずつ数えますので、新栄橋はこちらのほうでは3橋ということになります。それとあと木橋は長寿命化に含まれませんので、その分がないということでございます。  橋りょうの寿命というのは、一般的に50年から60年と言われておりますが、本市の状況でありますが、おおむね20年後に、架設後50年以上経過する橋りょうが全体の約7割を占める見込みでございます。ただこれは町、村から引き継いだ橋梁で架設年次が分からないのが全体の4割ぐらいございますので、現在の状況から推定をしております。  今後の課題としましては、今後急速に老朽化が進むわけでございますが、維持管理費及び架け替え更新費が増加するということになりますが、御案内のとおり、年々維持管理にかける予算は減少傾向にございまして、これら橋りょうの更新費を全て確保するということは非常に困難な状況でございます。そのため、これまでの事後保全から長寿命化を図る予防保全型の管理へ転換を進めておりまして、いかにコストの低減と平準化を図っていくかが課題となってございます。  恐れ入ります。お手元の資料の3ページをお開き願います。  こちらは、高速道路にかかるこ道橋、市が管理している橋りょうが6橋ございます。長寿命化修繕の実施に当たりましては、かい離による落下などにより重大な影響を与えるおそれのある高速道路や鉄道にかかる橋梁を優先してございまして、平成27年度は背坂橋と草刈橋の2橋、平成28年度は柳池橋、芹沢橋、日和久橋の3橋、平成29年度は関越橋の修繕を計画しております。また、鉄道に関しましては、平成30年度から順次実施していく計画でございます。なお、高速道路にかかる跨道橋のうち草刈橋と日和久橋につきましては、現在利用されていない状況でありまして、除却も視野に入れ応急的な対応としております。  今後の橋りょうの修繕についてでございますが、幹線道路など重要度の高い橋梁から修繕を進めてまいりますが、平成26年の法改正によりまして義務付けられました5年に1度の定期点検、これを確実に実施し劣化状況の把握に努め、その点検結果を修繕計画に的確に反映させるとともに、架け替えや修繕につきましては、除却も視野に入れながらコストの低減、平準化が図られるよう努めてまいりたいと思います。  橋りょうの点検につきましては、400橋ですので、単純に言いますと毎年80橋程度は、ローリングでございまして、ずっとこれは点検を続けていくと、これが義務付けされております。ちなみに、80橋ずつやった場合の点検費用は概算で4,000万円程度かかると見込んでございます。  以上でございます。 ○委員長加藤和記) ただいま説明のありました件につきまして、委員の皆様から意見、御質疑等ありませんか。 ◆委員(渡辺忠次) 今、説明いただいた中で、まず延命策ということでお金を使っているんですけれども、これに私あまり賛成していないんですよね。  というのは、1つの例として、これはちょっと所管違うんですけれども、稲田小学校、あそこが確か20年ぐらい前に、大規模改修ということでかなり金をかけて改修しているんですね。ですけれども、もう建て替えというふうな事態を迎えているんですけれども、延命といいながらなかなか延命できないという実情がありますので、やはり延命策という国の言い方に乗るんではなくて、つくり替えということを強硬に国に要請をするとか、そういったことが一つ大事なのかなと思います。これが維持管理の一番のポイントだろうなと私は見ているんですけれども、その点一つどういうふうに考えておられるのか。  それともう1つは、高速道路の件なんですけれども、この件については高速道路側はどのぐらい負担をするのか、その辺ちょっとお伺いしたいと思います。 ○委員長加藤和記) ただいまの渡辺委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎道路河川課長國分康夫) 延命策につきましては、実は国のほうが予算の縮減ということで、優先的に修繕計画であればお金をつけるというような状況でございまして、委員おっしゃるとおり、本来は更新をして架け替えをすると、寿命を迎えたら架け替えをするということが、なかなか全国で70万橋ぐらいのうち8割、7割が、50万橋が市町村が持っているというところが、うちと同じように20年、30年たつとほとんどが50年超えるということで、国も当然手当ができないということで、できるだけ上手に使って長もちさせてくださいというような、政策が方向転換されたということで、それに合わせざるを得ないのかなということがございまして。  ちなみに14.5m以上の橋りょう、113橋の更新に係る概算を修繕計画で出しておるんですが、50年間で全部架け替えした場合269億円。これは長寿命化ということで、補修をしながら長もちさせていくと約59億円ということで、78%の縮減が図られるという状況でございまして、確かに委員おっしゃるとおり、老朽化と更新のその辺の見極めは非常に難しくて、どこまで修繕をするのかということもございますし、多分正直、国のほうでもこういった初めての対応ということで、果たして本来長寿命化でどれだけ長もちするかというのは、正直なところよく分からないというところもございまして、できれば市のほうとしては架け替えをしたいんですが、なかなか財政的にはそのように厳しいので、今のところ修繕でいかざるを得ないという考えでございます。  それから、高速道路につきましては、現在この橋りょう長寿命化は国の補助金をもらってやっておりまして、今のところNEXCO側の負担というのはないんですが、いわゆる除却に関しては、NEXCOのほうも積極的に対応したいということで、今、国等とその辺の負担の割合とかそういったことを詰めていると聞いております。  以上です。 ○委員長加藤和記) いいですか。  ほかにはございませんか。      (発言する者なし) ○委員長加藤和記) なければ本件につきましては、本日の当局の説明を踏まえ、引き続き継続調査を進めてまいりたいと思います。  次に、所管の事務の執行を議題といたします。  事前に、道路河川課、建築住宅課、都市整備課、下水道課及び営業課から報告事項について発言の申出がありましたので、発言を求めます。  まず初めに、道路河川課から報告を求めます。 ◎道路河川課長國分康夫) 私どものほうからは、一般的所管事務として3件につきまして御報告いたします。  まず1件目は、準用河川下の川河川改良事業の進捗の状況でございます。  本年度末で事業費ベースで90.5%の進捗を迎える予定でございまして、現在護岸工事と人道橋、守谷舘のところですが、人道橋の架け替え、上部工工事を実施しております。来年度は、それから上流側の琵琶池までの護岸工事、左右を合わせて220mございますが、そちらと最下流部のひ門周辺の築堤等を実施する予定でございまして、交付金が要望どおり配分を受けるということができれば、来年度完成する見込みでございます。  次に、前々回、男滝橋の塗装の修繕ということで御報告いたしましたが、男滝橋につきましては26年度、これは25年度からの繰越工事でやっている部分と、今年度その残った部分について事業発注してございまして、現在、準備工としまして仮設の足場の設置を進めておりまして、5月末で塗装が完了する見込みでございます。  それから、1月の大雪の除雪の状況について御報告をさせていただきます。  1月18日の月曜日、それと1月30日土曜日の降雪に際しまして除雪を実施いたしました。1月18日に稼働しました除雪車両は49台でございます。最も早い出動は、市街地の除雪で午前2時から作業に当たっておりまして、平日でございましたので出勤時間帯を避け、幹線道路から順次除雪を行ってございます。それから、1月30日に稼働しました除雪車両は52台でございまして、土曜日ということもございまして、午前6時から作業を開始いたしました。この日は気温が比較的高かったものですから、翌日には除雪は全て完了いたしました。  かかった経費、概算でございますが、この2回の出動で2,240万円ほど委託料としてかかってございます。また、今後の業務改善を図るために、委託業者全社と個別に聞き取りを行いまして、2回実施いたしました除雪の検証を行いました。その結果、除雪ルートの見直し、それから担当業者間の除雪路線や区間の見直しなど、より効率的な除雪を進める上で改善が見込まれる提案をいただきましたので、除雪計画の見直しをしてございます。  なお、道路愛護の一環としまして行政区が実施しております歩道除雪などにつきましては、年度末での一括報告となるため、現在状況は把握してございませんが、今後取りまとめし、そちらにつきましても検証していきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○委員長加藤和記) ただいまの説明に対し、委員の皆さんから質疑等がありましたら発言を願います。      (発言する者なし) ○委員長加藤和記) なければ、以上で終わります。  次に、建築住宅課から報告を求めます。 ◎参事兼建築住宅課長有我新一) それでは、災害公営住宅の進捗状況につきまして御報告をいたします。  弘法坦地区45戸及び山寺北団地23戸は、建物本体工事がほぼ完了しまして、現在は建物周りの舗装や駐車場など外構工事を施工中でございます。今後、消防や建築主事など関係機関の検査を受検した後、今月25日の竣工を迎える予定としております。30日には、入居者への鍵引渡式を午前11時から弘法坦地区で、午後1時30分から山寺北団地で挙行予定としております。つきましては、広瀬議長及び加藤委員長に御臨席を賜りたく、別途文書で御依頼しているところでございますので、よろしくお願いを申し上げます。  それぞれの災害公営住宅の現在の入居予定者状況でございますが、弘法坦地区は45戸の募集に対し37世帯77人でありまして、転入先の内訳は応急仮設住宅からが23世帯40人、県借り上げ住宅からが12世帯29人、その他からが2世帯8人となっています。山寺北団地は23戸の募集に対しまして18世帯35人でありまして、応急仮設住宅からが5世帯10人、県借上げ住宅からが12世帯22人、その他からが1世帯3人となっております。  両団地の入居によりまして、応急仮設住宅の入居者は現在159戸の管理戸数に対しまして、これ2月末現在の数値ですのでおおむねの数値になりますが、35世帯87人となる見込みでございます。また、弘法坦で8戸、山寺北で5戸、馬町と東町で各1戸の合計15戸の空き住戸が発生している状況でございますけれども、応急仮設住宅や県借上げ住宅の供用期間が来年3月末まででありますので、引き続き、被災者の申出によりいつでも入居できるよう、空き住戸を確保してまいる考えでございます。  以上でございます。 ○委員長加藤和記) ただいまの説明に対し、委員の皆様から質疑等がありましたら御発言願います。ないですか。 ◆委員(大越彰) ただいま、空き住居が15戸というふうな説明がありました。そうすると、民間からの借上げとか来年3月まであるというふうなことなんで、多分来年3月まではそちらのほうにいてという形になるのかなと。これ無料になるんで、こちらに入るとお金が取られるというふうな、そういうことがあるんで、せっかくこれ、いいところつくっていただいて、早く利活用していただくというのがやっぱり筋だと思うんで、そのときそういうふうな形の進め方というのかな、県のほうと協議しながら、これ進めていっていただければなとは思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長加藤和記) 答弁なしですか。 ◆委員(大越彰) はい。 ○委員長加藤和記) ほかにはございませんか。      (発言する者なし) ○委員長加藤和記) なければ、次に進みます。  次に、都市整備課から報告を求めます。 ◎都市整備課長永野正一) 南部地区都市再生整備事業でございます。芭蕉記念館の在り方につきましてアンケート調査を実施し、結果が出ましたので報告をさせていただきます。  主だったものの1つ目としまして、旧芭蕉記念館の利用状況につきましては、見たこと、利用したことがある人でもこれまでに1回から2回程度の利用であり、知らない人も多くおりました。2つ目として、併設する文化施設には見たり聞いたりできる場の要望が多数ございました。3つ目としまして、具体的な施設としまして要望が高い順に、交流イベントスペース、ミニシアター、芭蕉以外の展示物、アトリエ、工房となりました。4つ目としまして、併設する商業施設にはカフェやショップへの要望が多数ありました。  南部地区のまちづくりに対する意見としまして、風流の再生を目標とした日常的に憩いの場、交流の場、買物を楽しめる場の創出への要望が、多くアンケートの中から出されました。  これらの貴重な意見を参考に、芭蕉記念館の再建に生かすことを、建設部を始め教育委員会、産業部の3部局、3部長ほか各担当間で確認する会議を過日開催してきました。この会議の中で、芭蕉記念館の再建予定地や回遊性のある工事を図るために、整備する路線の選定などの方針を基本計画としてまとめることとしております。  以上でございます。 ○委員長加藤和記) ただいまの説明に対して、委員の皆様から質疑等がありましたら御発言を願います。      (発言する者なし) ○委員長加藤和記) ございませんか。  なければ、次に進みます。  次に、下水道課から報告を求めます。 ◎下水道課長(古川広) 須賀川市公共下水道大東処理区小作田地区について事業の進捗状況を説明いたします。  公共下水道大東処理区は、平成26年度から平成30年度までの5か年の事業期間で、終末処理場1か所、汚水管渠約8,320mを敷設する計画で進めております。汚水管渠(きょ)の整備は平成26年度から進めており、現在約840mが施工済みで、920mを施工中であります。  終末処理場は日本下水道事業団へ委託し、建設工事は平成27年度から平成28年度までの2か年を見込んでおり、平成29年度からの供用開始を目指しております。同事業団は協定内容に基づき工事の準備を進めており、水処理設備工事については、平成27年9月18日付けでドリコ株式会社と契約金額2億520万円で工事請負契約を締結しました。現在、汚水処理を行うためのエアレーション等の機械設備及び動力制御盤等の電気設備の工場製作を進めております。  土木建築工事につきましては、平成28年2月23日に入札が行われ、株式会社榊原工業が落札し、平成28年3月4日付で契約金額1億1,340万円の工事請負契約を締結したところです。これにより、新年度早々に現場着工する予定としております。  以上でございます。 ○委員長加藤和記) ただいまの説明に対し、質疑等がありましたら御発言を願います。      (発言する者なし) ○委員長加藤和記) なければ、次に進みます。  最後に、営業課から報告を求めます。 ◎営業課長関根慶一) それでは、水道事業に係ります災害時応援協力に関する協定を締結しましたので、御報告いたします。  お手元にお配りしてあります営業課からの資料を御覧願います。  1の協定の趣旨等でございますが、風水害、地震その他の災害が発生した場合、市が管理する水道施設の被害調査、臨時給水及び応急復旧を行うため、市と水道事業包括業務の受託者であります株式会社アクアテクノ須賀川との間で、これら応援に関する協定を下記により締結したところでございます。  2のアクアテクノ須賀川の市へ応援内容でございますが、1つ目が応急給水活動、2つ目が水道施設の応急復旧工事、3つ目が応急復旧資材及び機材の調達、4つ目が水道施設で使用する薬品の調達、5つ目が臨時的な水質検査の手配、6つ目が広報、電話及び窓口対応、7つ目が前各号に掲げる以外に市が要請する事項となっております。  3の協定締結の相手方ですが、これは(1)、(2)に記載のとおりでございます。  4の協定締結日でございますが、平成28年1月27日。  5の協定期間でございますが、協定締結日から平成31年3月31日までということで、これは包括業務委託契約の満了日となります。  この協定締結によりまして、災害時における市民への給水活動など対応の迅速化が図られ、本市市民の飲料水などの確保に大いに貢献できるものと考えております。  なお、協定書の写しを添付しておりますので、後ほど御覧いただければと思います。
     以上で報告を終わります。 ○委員長加藤和記) ただいま説明に対し、委員の皆様から質疑等がありましたら御発言を願います。 ◆委員(渡辺忠次) 前は例えばこういう災害時は、市のほうで水道部が当然受け持って、こういった協定は必要なかったんですよね。ですけれども、逆に考えると、要するに包括業務委託ということは、箇条書による仕事の内容だけに限定されているのかなという一種の不安を覚えたんですよね。やはり、前の水道部と同じような感覚でやってくれないのかという気がしたんですけれども、その点についてはいかがなんでしょうか。 ○委員長加藤和記) ただいまの渡辺委員の質疑に対する当局の答弁を求めます。 ◎水道部長関根宏史) 災害協定は前にも結んでおりまして、前においては管工事組合と災害協定を結んでおります。今回、管工事組合もアクアテクノ須賀川に取り込まれていますので、その中で、前の事業においては応急給水活動と水道施設の応急復旧工事、応急復旧資材及び機材の調達、これまでが管工事組合との協定内容でございましたけれども、今回、アクアテクノ須賀川との協定を結ぶことによって、今、浄水場の維持、施設管理も行っておりますし、窓口業務も行っている関係上、新たに薬品の手配とか水質検査の手配、あと電話の対応という項目を含めて、今回協定を結んだわけです。  なお、協定を結んだから、市の職員が全てそちらに任せるということは絶対あり得ることではないことで進めておりますので、以前と同じような災害時においては、職員が前回と同じような対応をし、あと資材的なそういう部分を協力してもらうような体制を整えたという形でございます。  以上です。 ◆委員(渡辺忠次) ちょっと私が質問したのと内容がずれているので、もう一回確認をさせていただきますけれども、まず1つは、アクアテクノ須賀川、ここと管工事組合というのがどういうふうな関わりなのか。全部アクアテクノ須賀川で包括しておいていいのか、契約自体を。やはり管工事組合とは別にこういうふうに結ぶべきじゃないのかなと、今までどおりね。  そういう部分と、あともう1つは、要するにアクアテクノ須賀川がやる仕事というのが、今までの水道部がいろんな形で一括して受けていたわけですけれども、そうじゃなくて、書かれている内容だけに限定して仕事をやろうとしているのか。今までのその水道部の精神がなくなっているのかということを、私は不安を持っているわけですよ。だから、その点についての確認もお願いしたいんですよ。 ○委員長加藤和記) ただいまの渡辺委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎水道部長関根宏史) まず1点目の部分については、管工事組合とは独自に協定を継続しています。そして、新たにアクアテクノ須賀川と協定を結んだという形です。ただ、管工事組合そのものはアクアテクノ須賀川の傘下に入っているということで、建物協同組合と明電舎とあとジェネッツと3社が新たな会社をつくって、アクアテクノ須賀川という会社を組織したわけです。その建物管理協同組合の中に管工事組合が組織として入っているという形で、全体的には総括されているということです。  あと、今言った内容的なもの、ここに書いたものだけかというと、ここに書いてある全号に掲げる以外に関しては、市が要請があった場合には、お互いに災害時に進めていくという形で進めるということで協定を結んだ形になっております。  以上です。 ◆委員(渡辺忠次) これ1つ例を出しますと、指定管理者制度を入れてから大分たつんですけれども、私の感触によりますと、どんどん市民から距離ができてきているんですね。それだけ市民に近くなくなってきているんですよ。だから、この包括業務委託についてもそうならないようにという懸念していたんですけれども、そこのところを、例えば協定を結んでこの仕事はやりますよというふうなことで、その機械的な形でアクアテクノ須賀川が受け取るのか、それとも須賀川市の市民のために、今まで水道部がやっていたことを同じ精神でやりますよという形でやってくれるのか、その辺の確認をしたいわけなんですよ。 ○委員長加藤和記) ただいまの渡辺委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎水道部長関根宏史) 今、渡辺委員のほうからお話あったように、最後の形で言われたように水道部の考えと同じような形で、今までどおりの形で対応するという考えでこの協定は結ばれております。  以上です。 ○委員長加藤和記) よろしいですか。  ほかにはございませんか。      (発言する者なし) ○委員長加藤和記) なければ、次に進みます。  ただいま所管の事務の執行について、当局からそれぞれ説明を受けましたが、そのほかに当局から追加して報告する事項はございませんか。      (「建設部はございません」の声あり) ○委員長加藤和記) ないですか。  なければ、次に進みます。  なければ、この際、各委員から所管の事務の執行について御質疑等はございませんか。 ◆委員(大寺正晃) 社会資本整備総合交付金事業の対象になりました笹平川内水対策についての、現在どうなっているのかと、あと今後の、もし予定が分かれば御説明願います。 ○委員長加藤和記) ただいまの大寺委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎道路河川課長國分康夫) 笹平川の現状でございますが、今年度、本来ですと整備計画書を国のほうに受理していただいて、交付金をいただいて設計に入るということで考えておりましたのですが、これ前年度からの内容については東北整備局と詰めてはおったんですが、今年度、国のほうも担当者から係長補佐から全員担当が代わってしまいまして、もう一度最初からの説明ということで、基本的に圧力管で高速道路から抜くというところについては了解いただいておるんですが、いろいろ新たにゲートを付けられないかとか、いろんな条件について検討しろというような課題が幾つかありまして、現在それを整備局と詰めている最中で、来年度改めて整備計画を出して、実施設計のほうをやっていきたいということで、予算の要求もさせていただいております。  以上でございます。 ◆委員(大寺正晃) そうしますと、交付金の対象にはまずなったということでよろしいのか。それから、去年の議事録を見たところ、当初27年度に調査、設計で、28年の時期的に秋頃に一部工事という見積りだったのが、じゃ、1年遅れるという認識で、丸々1年遅れる予定でよろしいのか。あと、ただいまお聞きしました、おっしゃっていましたゲートというのは合流点のゲートのことでよろしいのか。その3点お願いします。 ○委員長加藤和記) ただいまの大寺委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎道路河川課長國分康夫) そうです。説明がちょっと足りなくて。今、委員おっしゃるとおり1年遅れると、丸々遅れるという形でございまして、あの交付金の対象になる事業であることは、なりますよということで確認はいただいております。  それから、ゲートは釈迦堂川との合流部分、こちらについてゲートを付けられないかという御指摘でございます。  以上です。 ○委員長加藤和記) よろしいですか。 ◆委員(渡辺忠次) 関連質問なんですけれども、私が笹平川の下に川をつくると、放水路をつくるという話が出た関係上ずっと気にしていたんですけれども、これは予定は同じやり方なんですか。今のゲートという話を聞いて、私はどうもサイフォン式で川の中央から下に水をくぐらせるという話で聞いていたんですけれども、今、そうすると予定は変わってきたんですか、やり方として。 ○委員長加藤和記) ただいまの渡辺委員の質疑に対する当局の答弁を求めます。 ◎道路河川課長國分康夫) 当時御説明したものと基本的には内容は変わってございません。あくまで水頭差を利用して圧力管で、トンネル、河川で抜くということで考えております。 ◆委員(渡辺忠次) そうすると、そのゲートというのは川の真ん中につくるわけじゃないんでしょうから、どういうゲートになるんでしょうかね。 ○委員長加藤和記) ただいまの渡辺委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎道路河川課長國分康夫) 今、笹平川にはゲートがございますけれども、基本的には釈迦堂川の計画高水よりも下で河床よりも上の位置という、多分ほとんど今の場所と同じ高さぐらいになると思うんですが、そこについて、今と同じようなタイプで完全に閉め切るものか、あるいはカウンターウエートということで、水頭差で自動で笹平川のほうが水が多ければ蓋が開くと。釈迦堂川のほうの水位のほうが高くて逆流するときは、そちらの水圧が強いので蓋が閉まるということで、そういった形のものの2種類があるんですけれども、うちのほうは管理が易しいほう、カウンターウエートのほうで自動調整ができるようなものということで今、考えております。  以上です。 ◆委員(渡辺忠次) ちょっと視点が変わりますけれども、28年度の後半から工事着工というふうな予定だったことは、これは国のほうも認めていた話でしょうから、であれば、担当者が代わったというのは理由にならないですよね、はっきり言って。ですから、やはり強硬に28年度もう着工と。二、三箇月遅れても始めるようなつもりで、やはり交渉はするべきだと思うんですけれども、その点についてもう一回確認お願いします。 ○委員長加藤和記) ただいまの渡辺委員の質疑に対し当局の答弁を求めます。 ◎建設部長安藤和哉) ただいまの御質疑でございますが、委員おっしゃるように、もう強力にその辺は協議進めてまいりたいと考えております。  先ほどのゲートでございますが、これは新たに当初計画に付け加えられた要件でございまして、これは河川を守るために、といいますのは、釈迦堂川の計画高水を超えて例えば堤防から越流するような大水が出た場合に、そこにどんどん流していきますと、下流域にどんどんまた影響を与えてしまうということなので、そこは川に入らないようにゲートを閉めてとめたらどうなんだというような国の提案が1つございました。これが、管理は国じゃなくて県なんですけれども、県の河川管理のほうも河川を守るという点から見ると、やっぱりゲートというのは国から言われたように必要なのかも分からないというふうに、ちょっと方向が変わってきまして、それとそのゲートも、先ほど課長申しましたように2種類ございます。完全に閉め切るゲート、この場合ですと裏に強力なポンプをつけないとなりませんので、この計画は真っ向から否定されるということになりますので、市としてはそれじゃないと。ゲートを付けるにしても、河川の水圧が高まれば、内水圧が高まれば閉まる。河川の水位が下がれば、内水圧が高まれば、羽ですね、フラップゲートという言い方しますけれども、それでやれば河川も守れるし、内水も守れるし、それでどうなんだということで今、協議を進めるところです。  今後、先ほど委員おっしゃるように、国・県に強力に何とか28年度中に着工できるように、何とかならないかということを強力に進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長加藤和記) よろしいですか。  ほかにはございませんか。 ◆副委員長本田勝善) すみません。私の質問の前に、私の記憶違いと思い込みがあったらば御理解いただきたいんですけれども、道路の維持管理の部分で、今から約10年前後前に、JR東日本さんから、新幹線通っている南北で約11.5km、当時JRさんのほうでは市のほうに買い上げてくれと、道路ですね、下の道の部分を買い上げてくれないかというお話があったと思うんですけれども、その部分で、当時財政が市のほうとしても厳しい状況などということで、その時点では買い上げしなくて、恐らく3年ぐらい前に、JRさんのほうから市のほうにお譲りしますよと。それで測量に入って、今、譲り受けたと思うんですけれども。  その中で、その11.5kmの道路の維持管理、現在ほとんどが砂利道なんですけれども、その部分、今後場所によっては舗装にできない部分もあるでしょうけれども、例えば西川、吉美根、森宿、ああいった真っすぐな道路で場所のいいところがあるものですから、いろいろ交通の便もいいということで、地域の方々、約5kmぐらいなんですけれども、利用しているんですけれども、全体的に今後舗装というのを考えているのかどうかということを、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長加藤和記) ただいまの本田委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎道路河川課長國分康夫) 今のお話については、市のほうに来るということで、今、農政課と道路河川課のほうでそれぞれ管理すべき区分けをしてございます。当然、道路管理者のほうは、市道と認定なので、通り抜けができて市道から幹線に抜けるということで、あと行き止まりの部分もございますので、そういった法定外道路としては、それは農政課所管になるだろうということで、今、現地を両者で確認しているところでございます。  今までも地域の皆さんから舗装とかの要望が出ておりまして、今、うちのほう、言い訳としまして、まだ側道でうちのほうのものじゃないからということで対応していたんですが、あとはもう一度その利用状況と、あと地元の意向等を確認しながら、対応は検討したいと思っております。  以上です。 ○委員長加藤和記) よろしいですか。  ほかにはございませんか。      (発言する者なし) ○委員長加藤和記) なければ、本日の会議結果を正副議長へ報告をし、本会議最終日において閉会中の継続調査事件として、須賀川駅西地区開発を含めた駅周辺の面的整備及び所管の公共施設の維持管理並びに所管の事務の執行についてを継続して調査したい旨、議長に申し出ることといたします。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  これにて、建設水道常任委員会を閉会いたします。  御苦労様でございます。      午前11時36分 閉会 ─────────────────────────────────── 須賀川市議会委員会条例第31条の規定により署名する。   平成28年3月9日        須賀川市議会 建設水道常任委員長   加藤和記...