○議長(根本茂君) 日程第3、
市長提出の議案第1号から議案第63号までを
一括議題といたします。
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△
提案理由説明
△
市長提案理由説明
○議長(根本茂君) 提出者より
提案理由の説明を求めます。
清水市長。
◎市長(
清水敏男君) 〔登壇〕おはようございます。本日ここに平成27年市議会9月定例会が開催されるに当たり、市政を取り巻く諸問題についての報告並びに
提案理由の説明を申し上げますので、御理解を賜りたいと存じます。 初めに、災害時
応援協定の締結について申し上げます。 災害時の
応援協定につきましては、これまでも中核市や
友好都市との間で、非
常用食糧や毛布、
生活必需品等の提供、復旧・復興に係る職員の派遣、被災者の
受け入れなどについて、また、市内外の
関係業界との間で、物資等の輸送、
福祉避難所の開設・運営などについて、締結を進めてきたところであります。このたび、
東日本大震災の対応でも課題となった
避難所機能の強化を図るため、炊き出しや
暖房用燃料として活用でき、
市内各所に備蓄されている
LPガス等を迅速に提供いただくことを目的として、去る8月18日、福島県
LPガス協会いわき支部との間で
応援協定を締結したところであります。さらに、大
規模災害時に
同時被災の可能性が低く、
磐越自動車道を活用した
支援物資等の輸送が可能である新潟市と、被災者の一時
受け入れ等や
災害復興に係る職員の派遣など、中・長期にわたる支援について合意が得られたことから、来る9月24日、
相互応援協定を締結する運びとなりました。今後は、
防災訓練への
相互参加や
各種交流事業等を積み重ねながら、顔の見える
協力関係を構築し、本市の
災害対応力の向上に生かしてまいりたいと考えております。 次に、
国立研究開発法人放射線医学総合研究所、
通称放医研による
福島復興支援本部いわき出張所の設置と、放医研と本市の
連携協力について申し上げます。 本市は、放医研が
福島復興支援本部いわき出張所を市内に設置する運びとなったことを受けて、放医研との間で、
放射線対策の
取り組みに係る
連携協力に関する協議を進めてまいりましたが、去る8月19日に合意に達し、昨日、
内郷支所内に出張所が設置されたところであります。合意の内容といたしましては、放医研が
福島復興支援本部いわき出張所を設置するに当たり、市は
内郷支所の一部を貸与すること、放医研にあっては、講演会の開催等、研究及び
事業成果に基づく
いわき市民への
情報発信や、本市が実施する
放射線対策の
取り組みに対して、科学的、技術的な助言を行うことなどが盛り込まれているところであります。今後におきましては、放医研が培ってきたさまざまな知見について、広く市民に周知していただくことなどにより、市民の皆様の安全・安心につなげてまいりたいと考えております。 次に、
国際姉妹都市タウンズビル市へのいわき市訪問団の派遣について申し上げます。 平成3年8月に、
タウンズビル市と本市が
姉妹都市を締結してから、来年で締結25周年といった節目の年を迎えることなどから、私が団長、
遊佐勝美副議長を副団長とする訪問団を結成し、8月19日から23日にかけて、
タウンズビル市を訪問してまいりました。今回の訪問では、
ジェニー・ヒルタウンズビル市長を表敬訪問し、震災時における支援への御礼と来年度における
市制施行50周年
記念式典への出席を依頼するとともに、両市における今後の
交流事業等についての意見を交換してきたところであります。
滞在期間中、小名浜港に亜鉛鉱や銅精鉱の金属鉱を輸出している
タウンズビル港や
タウンズビル文化祭の視察のほか、
タウンズビル市や
商工会議所などの
地元関係者の皆様との
意見交換を通して、本市の復興の姿を現地の皆様に伝えるよい機会となったものと感じており、今後におきましても、両都市のきずながより一層深まるよう取り組んでまいりたいと考えております。 次に、今回提案いたしました議案について説明申し上げます。
議案件数は、条例の制定案が3件、改正案が9件、
補正予算案が14件、決算の認定が18件、その他の議案19件の計63件であります。私からは、今回提案いたしております議案のうち、条例の制定案1件及び改正案1件並びに
補正予算案の概要について説明申し上げます。 初めに、議案第3
号いわき市
こども元気センター条例の制定について申し上げます。
こども元気センターにつきましては、国の
福島定住等緊急支援交付金を活用し、後宿公園内にあった旧
植田児童館跡地に、平成28年4月の供用を目指し整備を進めているところであります。施設には、児童がのびのびと学習や読書ができる教養室、小さなお子さんが自由に遊べる遊戯室、さらには、四季を通じて1年間活動できる
屋内運動場を整備し、子供に健全な学習等の場や
屋内遊び場を提供するとともに、
子育て家庭の皆さんが利用できる相談室やレストコーナーを設けるなど、
子育て支援のための相談や
交流機能の充実を図ることとしており、
こども元気センターの設置及び管理に関し必要な事項を定めるため、本条例を制定するものであります。 次に、議案第9
号いわき市体育施設条例の改正について申し上げます。
東日本大震災以降、本市の
子供たちの
運動不足による
体力低下が課題となっている中で、
福島定住等緊急支援交付金を活用し、
いわき新舞子ハイツグラウンドの隣接地において、多くの
子供たちが活動しているソフトボールや
軟式野球、
サッカーを初め、さまざまな
スポーツに利用できる
多目的運動場の整備を進めており、また、
新舞子ハイツグラウンドには、
人工芝フットボール場が
日本サッカー協会により整備され、寄贈される予定となっております。これらの施設と合わせて、現在、
いわき新舞子ハイツ条例に位置づけられている
ヘルスプール、体育館及び
テニスコートについても、一体的に市民の
体育活動及び
スポーツ振興に資する施設として、
市体育施設条例に位置づけた上で管理運営していくこととし、また、来年8月に本市で
開催予定のアンダー15
野球ワールドカップの会場となる
南部スタジアムの
人工芝化に伴い使用料を改定する等のため、所要の改正を行おうとするものであります。 次に、
補正予算案の概要について申し上げます。 今回の補正は、国・
県補助事業等の確定・内定に伴い措置すべき経費及びその他
市政執行に要する経費につきまして、
補正措置を講じるものであります。その主な内容について申し上げますと、まず、
一般会計につきましては、先般、国から平成28年度以降、いわゆる
集中復興期間終了後の
復興事業の取り扱いが示され、
南部清掃センターの
長寿命化については、
循環型社会形成推進交付金及び
震災復興特別交付税により対応されることとなり、今般、
当該内示があったことから、
基幹的設備の更新に要する経費を計上いたしました。 また、民間での有効な
土地利用を促し、市内の
宅地不足解消の一助とするため、借地に立つ
市営住宅の空き家について、集約化を図り、
借地返還を推進するために要する経費を計上いたしました。さらには、震災により被災したいわき市
医師会附属いわき准看護学校の
移転改築費の一部を助成するため、所要の経費を計上するとともに、新たに策定された福島県
イノシシ管理計画を踏まえた、
イノシシの
年間捕獲頭数及び
捕獲単価の見直しに伴う所要の経費を計上いたしました。このほか、新たに3企業が
工場等立地奨励金の対象となりましたことから、所要の経費を計上するとともに、
東日本大震災遺児等支援事業基金ほか2つの基金に寄附がありましたことから、その積み立てに要する経費を計上いたしました。 次に、
特別会計についてでありますが、
土地区画整理事業特別会計について、事業の
進捗状況等を踏まえ、所要の経費を計上するとともに、
下水道事業特別会計につきましては、事業のさらなる推進等を図るため、所要の経費を計上したほか、
介護保険特別会計ほか9会計につきましては、前年度の
繰越金等の確定に伴い、所要の経費を計上いたしました。 次に、
企業会計についてでありますが、
水道事業会計につきまして、
原子力発電所事故に係る
損害賠償について、一部合意に至ったことから、
収益的収入について所要の補正を講じることといたしました。 以上の結果、
一般会計につきましては、補正額が100億9,109万円で、補正後の総額は1,674億206万6,000円となり、
特別会計につきましては、補正額が4億9,876万3,000円で、補正後の総額は1,254億7,975万7,000円となり、
企業会計につきましては、
収益的収入のみの補正であり、補正後の総額は522億9,732万1,000円となるものであります。 私からは以上でありますが、その他の議案並びに予算案の詳細につきましては、両副市長から説明申し上げます。いずれも
市政執行上、重要な議案を提出いたしておりますので、何とぞ慎重御審議の上、速やかなる御議決を賜りますようお願い申し上げ、
提案理由の
趣旨説明といたします。
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△上遠野副
市長補足説明
○議長(根本茂君) 次に、
補足説明を求めます。上遠野副市長。
◎副市長(
上遠野洋一君) 〔登壇〕おはようございます。私からは、ただいま市長が御説明申し上げました議案第3号及び議案第9号並びに予算及び
決算関係を除いた各案件について説明を申し上げます。 議案第1
号いわき市
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の制定について申し上げます。 本案は、平成25年5月31日に公布された
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法において、
社会保障・税・
災害対策の3分野については、
地方公共団体の条例で定めるものについて、
個人番号が付された
特定個人情報を利用することができるとされていること等から、
特定個人情報の利用による市民の利便性の向上や負担の軽減、
行政事務の
効率化等を図るため、本条例を制定するものであります。 次に、議案第2
号いわき市
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する
法律関係手数料条例の制定について申し上げます。 本案は、いわゆる番号法により、
個人番号の
通知カード及び
個人番号カードが交付されることに伴い、これらの再交付に係る事務の手数料を定めるため、本条例を制定するものであります。 次に、議案第4
号いわき市の一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の改正についてでありますが、本案は、
東日本大震災に伴う
復興関連業務など、
一定期間内の
業務量増加等に的確に対応する観点から、
任期付職員を採用するため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第5
号いわき市職員の
退職手当に関する条例等の改正について申し上げます。 本案は、平成24年8月22日に公布された
被用者年金制度の
一元化等を図るための
厚生年金保険法等の一部を改正する法律により、
地方公務員等共済組合法の一部が改正され、同法による
長期給付が
厚生年金保険法による
長期給付に一元化されること等から、引用法令を改める等のため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第6
号いわき市
災害対策基金条例の改正についてでありますが、本案は、同基金に新たな寄附がありましたことから、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第7
号いわき市
児童厚生施設条例の改正について申し上げます。 本案は、子供・
子育て支援施設としていわき市
こども元気センターを設置することを受け、
植田児童館を廃止する等のため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第8
号いわき市立小学校及び
中学校条例の改正について申し上げます。 本案は、
東日本大震災により甚大な被害を受けた
豊間中学校について、薄
磯震災復興土地区画整理事業による
当該中学校用地の処分に係る手続に伴い、
豊間中学校の位置を、現在使用している
豊間小学校の位置に改めるため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第10
号いわき市
コミュニティセンター条例の改正についてでありますが、本案は、いわき市
内郷コミュニティセンターの休館日について、利用者の利便性の向上を図ることを目的に、振りかえによる休館日を平日とするため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第11
号いわき市
自転車競走実施条例の改正について申し上げます。 本案は、
いわき平競輪場において、集客力の向上を図るとともに同競輪場を市民により開かれたものとすることを目的に、その入場料について、
特別観覧席等を利用する場合を除き無料とするため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第12
号いわき市
市営住宅条例及びいわき市
市営住宅管理条例の改正について申し上げます。 本案は、
災害公営住宅整備事業による
市営住宅北白土団地等4団地268戸、及び
公営住宅建設事業による
市営住宅船戸団地38戸を供用開始することに伴い、新たに
当該戸数及び
集会所等を条例に追加するとともに、建物の老朽化に伴い、
市営住宅愛宕A団地等8団地11戸を用途廃止し、条例から削除するため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第45号から議案第50号までの
工事請負契約について申し上げます。 まず、議案第45
号いわき市立豊間中学校校舎改築工事につきましては、
一般競争入札により
山木工業株式会社と、次に、議案第46号(仮称)南作・
青井線道路新設工事(青井工区)につきましては、
一般競争入札により
山木工業株式会社と、次に、議案第47
号いわき市
南部火葬場改築工事につきましては、
一般競争入札により
クレハ錦建設株式会社と、次に、議案第48号21世紀の
森公園災害時
拠点施設新築工事(その2)につきましては、
随意契約により21世紀の
森公園災害時
拠点施設新築工事常磐開発・
渡辺組特定建設工事共同企業体と、次に、議案第49
号スポーツ交流促進施設(
多目的運動場)
屋外トイレ等新築工事につきましては、
一般競争入札により
山木工業株式会社と、次に、議案第50
号公共下水道北白土第二
ポンプ場建設工事(
監視制御設備)につきましては、
一般競争入札により
公共下水道北白土第二
ポンプ場建設工事(
監視制御設備)明電舎・
クレハ電機特定建設工事共同企業体と、それぞれ仮契約を締結いたしましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、提案するものであります。 次に、議案第51号から議案第56号までの
工事請負契約の変更について申し上げます。 まず、議案第51号の
東分庁舎地震補強工事につきましては、
既存躯体コンクリートへの
下地補修工事等を追加することから、
契約金額及び工期を変更するため、次に、議案第52号(仮称)
こども元気センター新築工事につきましては、掘削土の
処分方法等を変更することから、
契約金額を変更するため、次に、議案第53号平成23年
災勿来学校給食共同調理場移転改築工事につきましては、
最新単価等に基づく
契約金額に変更するため、次に、議案第54
号北部浄化センター浄化槽汚泥処理施設整備工事につきましては、工期内での
事業完了が困難であることから、工期を変更するため、次に、議案第55
号災害公営住宅常磐湯本団地新築工事につきましては、
最新単価等に基づく
契約金額に変更するため、次に、議案第56号久之浜震災復興土地区画整理事業敷地造成工事(水上工区)につきましては、地盤改良工事として地下水排水工を追加すること等から、
契約金額及び工期を変更するため、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第57号事業委託契約の変更についてでありますが、本案は、小名浜港湾合同庁舎整備工事委託について、既存庁舎の解体費用が減額になったこと等から、
契約金額を変更するため、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第58号から議案第61号までの財産取得について申し上げます。 議案第58号及び議案第59号につきましては、平成27年度消防車両整備事業として、人命の救助及び救急需要に的確に対応するため、老朽化した救助工作車及び高規格救急自動車を更新するものであります。 また、議案第60号につきましては、消防団員服制基準の改正等を踏まえ、消防団員用活動服等について、機能性、デザイン性及び難燃性に優れたものに更新するものであります。 次に、議案第61号につきましては、勿来学校給食共同調理場の移転改築に伴い、学校給食用の食器及び食缶を購入するものであり、それぞれ仮契約を締結いたしましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、提案するものであります。 次に、議案第62号訴えの提起について申し上げます。 本案は、
市営住宅入居者で、正当な理由が無く長期にわたり家賃を滞納している者に対し、
市営住宅の明け渡し、及び滞納家賃等の支払いを求める訴訟を提起するため、
地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第63号
専決処分の承認を求めることについて申し上げます。 専決第2号
工事請負契約につきましては、平成28年に
開催予定のアンダー15
野球ワールドカップの会場となる
南部スタジアムの改修工事について、年度内の竣工に向けて緊急を要したことから、
専決処分をしたものであります。 以上、条例案10件、その他の議案19件について説明申し上げました。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わらせていただきます。ありがとうございました。
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△宮崎副
市長補足説明
○議長(根本茂君) 次に、宮崎副市長。
◎副市長(
宮崎典男君) 〔登壇〕おはようございます。私からは、補正予算及び決算の認定について説明を申し上げます。 議案第13号平成27年度いわき市
一般会計の今回の補正総額は、100億9,109万円であります。その主な内容について御説明申し上げます。 第2款総務費について申し上げます。 第1項総務管理費第4目財政管理費につきまして、74億615万4,000円の補正であります。これは、平成26年度決算の確定に伴い生じた剰余金について、財政調整基金及び公共施設整備基金に積み立てを行うとともに、
東日本大震災復興交付金の第12回申請における内示に伴い、同交付金基金への積み立てを行うため、所要の経費を計上したものであります。 第4款衛生費第2項清掃費第5目し尿処理費につきまして、1,383万9,000円の補正であります。これは、福島県が施工する蛭田川の堤防かさ上げ工事に伴い、支障となる南部衛生センターの取水設備用の送電柱を移設するため、所要の経費を計上したものであります。 第6款農林水産業費について申し上げます。 第1項農業費第3目農業振興費につきまして、500万円の補正であります。これは、本市産農林水産物の風評被害払拭と販路拡大等を図るため、所要の経費を計上したものであります。 第2項林業費第2目林業振興費につきまして、8,830万1,000円の補正であります。有害鳥獣駆除事業費につきましては、新たに策定された福島県
イノシシ管理計画を踏まえ、
イノシシの
年間捕獲頭数及び
捕獲単価の見直しを行うため、森林整備加速化・林業再生事業費につきましては、高性能林業機械の導入や地域材の利用拡大に向けた事業者の設備の導入に対する助成を行うため、所要の経費を計上したものであります。 第7款商工費第1項商工費第6目観光費につきまして、560万円の補正であります。これは、(仮称)いわきサンシャイン博開催支援事業費につきまして、年間を通じた観光プログラムの作成に当たり、外部専門家を招聘し、地域との協働による検討を進めるため、所要の経費を計上したものであります。 第8款土木費について申し上げます。 第2項道路橋りょう費第3目道路新設改良費につきまして、3,000万円の補正であります。これは、復興道路整備事業費につきまして、福島再生加速化交付金を活用し、長期避難者の生活環境改善に向けた道路の改良等を行うため、所要の経費を計上したものであります。 次に、継続費の追加及び変更であります。 これは、事業の円滑な推進を図るため、
南部清掃センター長寿命化事業の継続費を追加するとともに、沿岸被災河川整備事業の継続費の期間及び総額等の変更を措置するものであります。 次に、債務負担行為の追加であります。 これは、平成28年度からの業務の実施に向け、委託契約の手続に早期に着手するためのいわき芸術文化交流館アリオスにおける舞台運営サポート業務、及び事業の円滑な推進を図るための看護師等養成所施設整備費補助金について、債務負担行為を措置するものであります。 次に、債務負担行為の変更であります。 これは、
工場等立地奨励金につきまして、限度額及び期間を変更するものであります。 以上が、
一般会計補正予算の主な内容であります。 次に、
特別会計について御説明申し上げます。 議案第14号平成27年度いわき市
介護保険特別会計につきまして、5億7,571万1,000円の補正であります。これは、平成26年度決算の確定に伴い、介護給付費国庫負担金等の精算等を行うため、所要の補正を行うものであります。 議案第15号平成27年度いわき市母子父子寡婦福祉資金貸付金
特別会計につきまして、79万5,000円の補正であります。これは、平成26年度決算が確定したことから、
繰越金等について、所要の補正を行うものであります。 議案第16号平成27年度いわき市
土地区画整理事業特別会計につきまして、4億6,581万2,000円の減額補正であります。これは、久之浜震災復興土地区画整理事業において、事業の進捗状況を踏まえ、年次計画の見直しを行ったことにより、今年度分の事業費を減額するとともに、
東日本大震災復興交付金の内示に基づき、事業の推進を図るため、小浜及び岩間地区の震災復興土地区画整理事業について、所要の補正を行うものであります。 本会計における継続費の設定であります。 久之浜震災復興土地区画整理事業における公共施設整備事業について、事業の円滑な推進を図るため、継続費を設定するものであります。 議案第17号平成27年度いわき市
下水道事業特別会計につきまして、2億298万9,000円の補正であります。これは、小名浜地区の下水道整備における労務単価等の増、及び平成26年度決算の確定に伴う消費税納付額の確定等に伴い、所要の補正を行うものであります。 議案第18号平成27年度いわき市中央卸売市場事業
特別会計につきまして、126万円の補正であります。これは、平成26年度決算が確定したことから、
繰越金等について所要の補正を行うものであります。 議案第19号平成27年度いわき市競輪事業
特別会計につきまして、1億7,432万円の補正であります。これは、平成26年度決算の確定に伴い、繰越金が増となったことなどから、
一般会計への繰出金及び競輪事業基金への積立金等について所要の補正を行うものであります。 議案第20号平成27年度いわき市地域汚水処理事業
特別会計につきまして、838万5,000円の補正であります。これは、平成26年度決算が確定したことから、
繰越金等について所要の補正を行うものであります。 議案第21号平成27年度いわき市川部財産区
特別会計から議案第25号平成27年度いわき市川前財産区
特別会計までの5つの会計につきまして、合わせて111万5,000円の補正であります。これらの会計は、いずれも平成26年度決算が確定したことから、
繰越金等について所要の補正を行うものであります。 以上が、
特別会計補正予算の主な内容となっております。 次に、
企業会計について御説明申し上げます。 議案第26号平成27年度いわき市
水道事業会計に係る
収益的収入及び支出につきまして、収入は6億3,781万2,000円の補正であります。これは、
原子力発電所事故に係る
損害賠償について、逸失利益など、損害額の一部が合意に達したことから、所要の補正を行うものであります。 以上が、
企業会計補正予算の主な内容となっております。 次に、平成26年度歳入歳出の決算の認定について御説明申し上げます。 議案第27号平成26年度いわき市
一般会計歳入歳出決算の認定から議案第42号平成26年度いわき市川前財産区
特別会計歳入歳出決算の認定までにつきましては、
地方自治法第233条第1項の規定により、
会計管理者から市長に決算が提出されましたことから、同条第3項の規定により、
監査委員の意見を添えて議会の認定に付すものであります。 次に、議案第43号平成26年度いわき市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、及び議案第44号平成26年度いわき市病院事業会計決算の認定につきましては、地方公営企業法第30条第1項の規定により、管理者から市長に決算が提出されましたことから、同条第4項の規定により、
監査委員の意見を添えて議会の認定に付すものであります。 以上、補正予算及び決算の認定について御説明申し上げました。 よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(根本茂君) 以上で、
提案理由の説明は終了いたしました。 なお、議案等に対する質疑の通告は9月7日午後4時30分までといたします。
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△散会
○議長(根本茂君) お諮りいたします。明4日から6日まで、議案調査のため休会することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(根本茂君) 御異議なしと認め、そのように決しました。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 次の本会議は、9月7日午前10時より再開の上、市政一般に対する質問を行います。 本日は、これにて散会いたします。 午前10時50分 散会
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