いわき市議会 > 2010-12-16 >
12月16日-06号

  • "行政改革推進債"(/)
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  1. いわき市議会 2010-12-16
    12月16日-06号


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    平成22年 12月 定例会            平成22年12月16日(木曜日)議事日程 第6号 平成22年12月16日(木曜日)午前10時開議  日程第1 議案第1号~議案第20号(委員長報告~採決)  日程第2 常任委員会の閉会中の継続調査  日程第3 選挙管理委員及び補充員の選挙  日程第4 議案第21号~議案第26号(追加提案理由説明~採決)  日程第5 意見書案第1号及び意見書案第2号(提案理由説明~採決)---------------------------------------本日の会議に付した事件  日程第1 議案第1号~議案第20号(委員長報告~採決)  日程第2 常任委員会の閉会中の継続調査  日程第3 選挙管理委員及び補充員の選挙  日程第4 議案第21号~議案第26号(追加提案理由説明~採決)  日程第5 意見書案第1号及び意見書案第2号(提案理由説明~採決)  日程追加 議長の辞職  日程追加 議長の選挙  日程追加 議長の常任委員会委員の辞任  日程追加 常任委員会委員の選任  日程追加 副議長の辞職  日程追加 副議長の選挙  日程追加 議案第27号(追加提案理由説明~採決)---------------------------------------出席議員(39名)     2番  永山宏恵君      3番  赤津一夫君     4番  松本正美君      5番  蛭田源治君     6番  鈴木 智君      7番  山本健一君     8番  福嶋あずさ君     9番  坂本 稔君     10番  安田成一君      11番  大友康夫君     12番  阿部秀文君      13番  大峯英之君     14番  高木芳夫君      15番  菅波 健君     16番  佐藤和美君      17番  小野邦弘君     18番  大平洋夫君      19番  上壁 充君     20番  佐藤和良君      21番  小野 茂君     22番  塩田美枝子君     23番  渡辺博之君     24番  伊藤浩之君      25番  木田孝司君     26番  酒井光一郎君     27番  矢吹貢一君     28番  磯上佐太彦君     29番  遠藤重政君     30番  諸橋義隆君      31番  樫村 弘君     32番  鈴木利之君      33番  石井敏郎君     34番  安部泰男君      35番  溝口民子君     36番  高橋明子君      37番  遊佐勝美君     38番  岩井孝治君      39番  根本 茂君     40番  蛭田 克君欠席議員(なし)---------------------------------------説明のため出席した者 市長         渡辺敬夫君   副市長        伊東正晃君 副市長        鈴木英司君   教育委員会委員長   馬目順一君 教育長        遠藤宏之君   水道事業管理者    猪狩正利君 病院事業管理者    鈴木孝雄君   代表監査委員     仲野治郎君 農業委員会会長    鈴木 理君   選挙管理委員会委員長 草野一男君 行政経営部長(兼)危機管理監      総務部長       木村 清君            大和田正人君 財政部長       百武和宏君   市民協働部長     佐藤 隆君 生活環境部長     吉田 浩君   保健福祉部長     本間靜夫君 農林水産部長     鈴木正一君   商工観光部長     前田直樹君 土木部長       松本 隆君   都市建設部長     田久三起夫君 会計管理者(兼)会計室長        消防長        渡邊徹矢君            大森 馨君 教育部長       渡辺紀夫君   監査委員事務局長   鈴木秀幸君 農業委員会事務局長  根本彰彦君   参事(兼)総務課長   大高雅之君 秘書課長       大和田 洋君---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長       千葉和夫君   次長(兼)総務課長   箱崎紀雄君 議事調査課長     比佐野盛雄君  議事調査課主幹(兼)課長補佐                               鈴木庄寿君 議事係長       加藤高明君   調査係長       室 拓也君 主査         鈴木里美君   主査         高木文仁君 事務主任       佐々木洋和君  事務主任       伊藤好康君---------------------------------------            午前10時00分 開議 ○議長(矢吹貢一君) これより本日の会議を開きます。本日の議事は、配付の議事日程第6号をもって進めます。--------------------------------------- △日程第1 議案第1号~議案第20号(委員長報告~採決) ○議長(矢吹貢一君) 日程第1、議案第1号から議案第20号までを一括議題といたし、各常任委員会委員長の報告を求めます。--------------------------------------- △委員長報告 △総務常任委員長報告 ○議長(矢吹貢一君) 総務常任委員会委員長菅波健君。 ◆総務常任委員長(菅波健君) 〔登壇〕総務常任委員会の御報告を申し上げます。 去る9日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、条例案2件、補正予算案1件の計3件であります。 これら議案審査のため、去る10日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、終了いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第1号いわき市災害対策基金条例について御報告いたします。 本案は、いわき市災害対策基金に新たな寄附があったことから、所要の改正を行うものであります。 審査の過程において委員より「当該条例の別表に定めるその他篤志家災害対策基金とは、どのような基金なのか」との質疑があり、当局より「寄附の額が100万円以上の場合には、寄附者本人の意向を確認した上で、基金名に寄附者の氏名など個別の名称を付しているが、100万円未満の寄附については、その他篤志家災害対策基金としているものである」との答弁がなされ、当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第2号いわき市火災予防条例の改正について御報告いたします。 本案は、住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令が平成22年8月26日に公布され、住宅用防災警報器等の設置が免除される場合の要件が新たに加えられたため、所要の改正を行うものであります。 審査の過程においては、住宅用防災警報器等の設置基準について確認がなされたところでありますが、当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第10号平成22年度いわき市一般会計補正予算(第4号)のうち、当委員会付託分について御報告いたします。 本補正予算案は、歳入においては、起債対象事業費の確定に伴い、行財政改革の効果額を償還財源とする行政改革推進債の発行額を増額補正するものなどであり、歳出においては、災害対策基金に寄附があったことから、その寄附金を同基金に積み立てるもの、また、国の公的資金補償金免除繰上償還制度を活用し、高金利の市債を繰り上げ償還するものや、今回の補正で生じた予算全体の収支差を財政調整基金に積み立てるため所要の経費を計上したもの、さらには、庁舎清掃業務委託庁舎警備保安業務等委託及び支所等用務員業務委託について、債務負担行為を設定するものなどであります。 以下、審査の過程でなされた質疑の主なものについて申し上げます。 まず、総務部及び各種委員会に係る審査では、債務負担行為の補正にかかわって、委員より「業務委託契約の締結後、受託者が業務を実施する際の賃金単価や人員数については、追跡調査を行っているのか」との質疑があり、当局より「契約締結後、仕様書に基づき業務を適正に実施しているかについての確認は行うものの、賃金単価等については、労働関係法令の規定に基づき労使双方の合意により決められるものであることから、市では把握していない」との答弁がなされ、また、委員より「支所等用務員業務委託の発注は、支所ごとに分割して発注するのか」との質疑があり、当局より「経費の削減や契約事務の効率化を図る観点から、各支所における用務員業務を一括して発注しているものである。なお、適正な業務執行に資するため、入札に際しては、仕様書のほか、支所ごとに作成した業務マニュアルを応札者に提示している」との答弁がなされたところであります。 なお、委員より、委託業務における作業員の労働環境の実態を把握するためにも、受託者の業務執行状況を把握できる方策を検討することについて、また、アウトソーシングによる経済効果が充分に発揮されるような発注を検討することについて、さらには、支所等用務員業務委託の人員について、各支所における地域の特性を勘案し、地元の人材を活用するなどの配慮を望むものであるとの要望がなされました。 次に、財政部に係る審査では、公的資金補償金免除繰上償還制度を活用した高金利市債の繰り上げ償還にかかわって、委員より「当該制度を活用し、本市の市債を借りかえた場合、利率はどう変動するのか」との質疑があり、当局より「直近の借入利率の実績をもとに算出すると、償還期間が5年以下の残債は0.52%、6年以下の残債は0.61%の利率になるものと見込んでいる」との答弁がなされ、また、委員より「今回の国の高金利対策は、年利5%以上の残債が対象であるが、年利5%未満の残債が対象となる見込みはないのか」との質疑があり、当局より「今回の補正は、国の地方財政対策により、当該繰上償還制度が延長されたことに伴うものであり、現在のところ、対象要件を緩和し、年利5%を下回る残債を対象とする方針は、国からは示されていない」との答弁がなされました。 このほか、消防本部に係る審査では、今回の補正に係る消防施設等の整備箇所について確認がなされたところでありますが、これら当局の説明を了とし、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、総務常任委員会の報告を終わります。---------------------------------------文教水道常任委員長報告 ○議長(矢吹貢一君) 文教水道常任委員会委員長蛭田源治君。 ◆文教水道常任委員長(蛭田源治君) 〔登壇〕文教水道常任委員会の御報告を申し上げます。 去る9日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、補正予算案2件であります。 これら議案の審査のため、去る10日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、終了いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます 初めに、議案第10号平成22年度いわき市一般会計補正予算(第4号)のうち、当委員会付託分について申し上げます。 本案の主な内容は、保護者の経済的負担を軽減し、幼稚園教育の振興を図る観点から補助している私立幼稚園就園奨励費補助金について、景気の低迷に伴う所得の減少等により、授業料減免対象者が増加するなど、現計予算に不足が生じる見込みとなったこと、また、私立幼稚園における自動体外式除細動器、いわゆるAEDの設置に要する費用について助成するため、所要の経費について補正を行うもの、さらに、小学校及び中学校校舎並びに幼稚園園舎の地震補強工事設計委託については、県内自治体における学校施設の耐震化がさらに加速され、地震補強工事の第一段階である基本計画の内容を評価する福島県建築物耐震改修計画評価委員会における評価により多くの期間を要することが想定されることから、平成23年度内の竣工を確実なものとするため事業の前倒しを必要とすること、さらに、図書館資料等配送業務委託文化センター清掃等業務委託については、来年度当初から履行を開始する必要があるなどの理由により、本年度中に契約行為が必要となる業務であり、これら事業について、債務負担行為の限度額を設定するものであります。 審査の過程で委員より、私立幼稚園自動体外式除細動器設置事業費補助金にかかわって、今回AEDの設置を見送った私立幼稚園への今後の対応について質疑があり、当局より「今回、AED設置費用の助成に係る補正額の積算に当たり、市内の全私立幼稚園へ意向調査を行ったが、その際、AEDの設置自体には自己負担はほとんど発生しないものの、バッテリーや電極パッドなど、維持管理コストの自己負担発生などを理由として、設置を見送った幼稚園がある。今後、当該事業の財源となっている福島県安心こども基金特別対策事業補助金制度が継続された場合は、今回設置を見送った幼稚園についても、設置希望があれば積極的に対応してまいりたい」との答弁がなされました。また、委員より、債務負担行為の補正のうち、小学校校舎等の耐震補強工事設計委託にかかわって、まず、設計委託に係る設計金額の積算根拠について質疑があり、当局より「対象となる建物の面積及びIs値等を基礎として作成する設置図面の枚数などにより、標準的な金額が算出されるものである」との答弁がなされ、さらに、委員より「福島県建築物耐震改修計画評価委員会における基本計画の評価に時間を要するというが、評価可能な機関は当該評価委員会に限定されるのか」との質疑があり、当局より「学校施設の耐震補強を行うに当たっては、文部科学省が作成した学校施設の耐震補強マニュアルにおいて、耐震診断及び耐震補強に係る内容聴取は都道府県教育委員会において行うこととされており、また、その内容聴取を行う前に、原則として、構成員の過半が大学教授等の建築構造専門家で構成する審査委員会を設置している公的機関の確認を受けることとされており、福島県において該当するのは、当該評価委員会のみである」との答弁がなされました。 このほか、図書館資料等配送業務委託にかかわって、委員より「現在、図書館資料等配送業務委託で対応していない市内各学校への配送・回収などについても、今後検討していただきたい」との要望がなされ、これらに係る当局の説明を了とし、本案については異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第15号平成22年度いわき市水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。 本案は、基幹浄水場である山玉浄水場の水源となっている四時ダムにおいて、ことし夏の猛暑の影響によりカビ臭物質を生成する藻が大量発生したことに伴い、当該浄水場においてカビ臭物質を吸着除去するための薬品の使用量が増加することから、所要の経費を補正するもの、また、浄水施設等管理業務委託、水道局本庁舎及び小名浜工事事務所庁舎警備業務委託、さらには、水道局本庁舎の電話交換業務委託について、履行開始前に受託者に対し一定の業務研修を必要とすることから、本年度中に契約行為が必要な業務について、債務負担行為の限度額を設定するものなどです。 審査の過程で委員より、今回債務負担行為の限度額を設定した各事業の委託内容について詳細な確認がなされた後、庁舎警備業務委託にかかわって「通常、警備業務については複数年契約としていたと思うが、なぜ今回は単年度契約としたのか」との質疑があり、当局より「当該業務は、市の役務的業務委託に関する契約事務の指針に基づき、従来、複数年契約としていたが、今後の工事事務所の統合を見据え、今年度においては、1年間の委託契約としたものである」との答弁がなされ、さらに、委員より「電話交換業務と庁舎警備業務を統合し、一つの業務として入札を行えば、さらにコスト削減になるのではないか」との質疑があり、当局より「平成16年度までは一括で委託していた経過があるが、その後、事業者に対し受注機会をふやすことなども考慮し、分割して委託することとしたものである」との答弁がなされました。このほか、委員より、小名浜工事事務所庁舎警備業務小名浜支所警備業務との統合の可能性について質疑があり、当局より、当該庁舎の現状や今後予定されている工事事務所の統合による庁舎管理形態の変動の見込みについての説明がなされ、これらを了とし、本案については異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、文教水道常任委員会の報告を終わります。---------------------------------------環境経済常任委員長報告 ○議長(矢吹貢一君) 環境経済常任委員会委員長小野茂君。 ◆環境経済常任委員長(小野茂君) 〔登壇〕環境経済常任委員会の御報告を申し上げます。 去る9日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、補正予算案4件、一般議案1件の計5件であります。 これら議案を審査するため、去る10日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、終了いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第10号平成22年度いわき市一般会計補正予算(第4号)のうち、当委員会付託分について申し上げます。 本補正予算案は、地方債の充当残部分である一般財源を行政改革推進債に振りかえるもののほか、木質バイオマス加工流通施設等の新規整備を行うもの、農地法の改正に伴い農地基本台帳に管理項目が追加されることから、農地情報管理システムを改修するもの、財団法人地域総合整備財団が実施する補助事業の採択に伴い、市内企業に対し補助金を交付するもの、また、中部衛生センター運転管理業務委託漁業近代化資金利子補給補助金などに係る債務負担行為を設定するものなどであります。 審査の過程において委員より、環境監視センター庁舎警備及びテレメータシステム管理業務委託の限度額と大気汚染常時監視測定装置保守点検業務委託の限度額の差が大きい理由について質疑があり、当局より「後者については、点検の際に部分修繕や部品交換があり、そのための金額が大きいことのほか、業務の単価にも差があるためである。なお、単価計算の根拠は、国土交通省労務単価を基本としている」との答弁がなされ、また、委員より「三沢町前田地内の水田で浅所陥没が発生しているが、そこでの水稲作付への影響はどうだったのか」との質疑があり、当局より「本件は、去る5月に被害申し立てがあったものであるが、その際、これから田植えをするので稲の刈り取りを終えた秋口以降に復旧工事を行ってほしいとの要望があったため、今般実施しようとするものである。なお、作付は、陥没箇所をトタン板で区切った上で、その周辺で行われたものである」との答弁がなされ、さらに、委員より「クリンピーの丘及びクリンピーの森における浸出水処理は、これらの埋立処分地がある限りはずっと必要なのか」との質疑があり、当局より「埋立処分地における浸出水処理は、埋め立てを行っている期間に加え、埋め立て終了後も浸出水が生じることから、その水質が国で定める基準以下になるまでは、継続する必要があるものである」との答弁がなされ、そのほか、債務負担行為を設定する各業務委託におけるそれぞれの従事人員及び勤務内容並びに最低制限価格の設定の有無、また、浅所陥没の復旧方法及び市内におけるこれまでの発生箇所数、クリンピーの森の土堰堤の整備内容、大久地区の営農・作付計画に係る今後の方針などについて確認がなされたところでありますが、当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号平成22年度いわき市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 本補正予算案は、本市における独自の経済対策として、公共事業の平準化を図るため、公共下水道中岡地内管渠築造工事ほか7件の公共水道事業に関し、いわゆるゼロ市債の措置を講じるもの、また、南部浄化センター等の下水道施設における管理業務委託について、債務負担行為を設定するものであります。 審査の過程において、下水道施設運転管理業務委託に関し、委員より「限度額を設定する上での人件費見合い分は積算により一定額を算出する一方で、実際の人員はその時によって変わるとすると、人員がふえた場合、働く人にとってはマイナスではないか」との質疑があり、当局より「本業務は、配置人数を指定しているものではなく、業務遂行ができる人員の配置を委託業者に任せているものである。実際に業務に携わっている人員は、当初13名で、現在は委託業者の業務運用上の必要から2名追加されて15名となっているが、全体の委託料の範囲内で対応しているものである」との答弁がなされ、また委員より、限度額を前回設定時より増額している理由について質疑があり、当局より「今回は、前回設定時とは異なり、管理施設数が1カ所ふえているためである」との答弁がなされ、当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第13号平成22年度いわき市中央卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 本補正予算案は、契約の履行開始前に受託者に対し一定程度の研修等の期間を必要とするため、中央卸売市場における警備等の業務委託について、債務負担行為の設定を行うものであります。 審査の過程において、警備業務委託に関し、委員より、市場内でのトラブル防止のための警備員の巡回頻度に係る質疑があり、当局より「定時巡回は、1日24時間を通じて7回行っている」との答弁がなされ、また委員より、警備の充実に向けた警備員の配置等に係る質疑があり、当局より「現在、警備員は日中2名・夜間2名体制で配置している。現行の体制で定時巡回を強化しつつ、トラブル防止に向けた注意喚起について、場内の関係者及び警備員に周知してまいりたい」との答弁がなされ、当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第14号平成22年度いわき市競輪事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 本補正予算案は、来年度当初の競輪開催等に対応する必要があるため、競輪場に係る業務委託について、債務負担行為を設定するものであります。 審査の過程において委員より、競輪場に係る業務委託における委託先及び従事者数について確認がなされたところでありますが、当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第17号訴えの提起について申し上げます。 本案は、南部清掃センター建設工事に関し、請負施工業者である三菱重工業株式会社に対し、入札時の受注調整行為によりこうむった損害につき賠償を求める訴訟を提起するに当たり、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 審査の過程において委員より「南部清掃センター建設工事においては地元調達もあったと思うが、今回訴えを提起することによって、そちらにまでさかのぼって影響が及ぶおそれはないか」との質疑があり、当局より「本件は、あくまでも契約行為の主体である三菱重工業株式会社を相手方として訴えを提起しようとするものであり、支払い自体も既に完了していることから、そういった影響はないものと考えている」との答弁がなされ、当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、環境経済常任委員会の報告を終わります。---------------------------------------市民福祉常任委員長報告 ○議長(矢吹貢一君) 市民福祉常任委員会委員長松本正美君。 ◆市民福祉常任委員長(松本正美君) 〔登壇〕市民福祉常任委員会の御報告を申し上げます。 去る9日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、条例案7件、補正予算案3件及び一般議案1件の計11件であります。 これら議案審査のため、去る10日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、終了いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第3号いわき市集会所条例の改正について申し上げます。 本案は、市立集会所について、所有管理の一元化を行うことでさらなる利活用等を図るため、地元行政区等に無償譲渡することに伴い、所要の改正を行うものであります。 審査の過程において委員より「古い集会所を払い下げるに当たり、修繕等の対応はどうなっているのか」との質疑があり、当局より「事前に外壁や屋根などの修繕を行ってから払い下げているところである」との答弁がなされ、当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第4号いわき市乳幼児医療費の助成に関する条例の改正について申し上げます。 本案は、いわき市国民健康保険条例の一部改正に伴い、本条例による医療費の助成について適用関係を整理する必要が生じることから、所要の改正を行うものであり、当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第5号いわき市小学生入院医療費の助成に関する条例の改正について申し上げます。 本案は、進行する少子化対策として、子育てに伴う経済的負担の軽減を図るため、小学校就学前の乳幼児までとしている通院医療費の助成対象を小学校3年生まで拡大するため、所要の改正を行うものであり、当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第6号いわき市重度心身障害者医療費の助成に関する条例の改正について申し上げます。 本案は、いわき市小学生入院医療費の助成に関する条例の一部改正に伴い、小学生医療費の助成を受けた者について、重度心身障害者医療費の給付事業による助成との重複を防ぐとともに、県の補助制度の有効活用を図るため、所要の改正を行うものであり、当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第7号いわき市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の改正について申し上げます。 本案は、いわき市小学生入院医療費の助成に関する条例の一部改正に伴い、小学生医療費の助成を受けた者について、ひとり親家庭等医療費助成事業による助成との重複を防ぐとともに、県の補助制度の有効活用を図るため、所要の改正を行うものであり、当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第8号いわき市敬老祝金支給条例の改正について申し上げます。 本案は、高齢者に敬老の意を表し、あわせて福祉の増進を図るため、敬老祝金を支給しているところでありますが、少子・高齢化の進行に伴い、市の厳しい財政状況下において、限られた財源の配分見直しをせざるを得ない状況にあることなどから、支給額を見直すため、所要の改正を行うものであります。 審査の過程において委員より「88歳の敬老祝金の支給は、基準日を設け年間1回の支給となっているが、支給を2カ月に1回にするなどの対応はできないのか」との質疑があり、当局より「地域におけるつながりが希薄化しつつある中で、地域における高齢者の見守りを進めているところであり、高齢者の安否確認も含めた敬老祝金の支給方法についても検討してまいりたいと考えているところである」との答弁がなされ、また、委員より「年間1回の支給ではもらう方の喜びも半減してしまうことから、2カ月に1回支給できるように検討してほしい」との要望がなされました。 質疑に引き続き討論に入り、原案に反対の立場から「敬老祝金は、高齢者への敬意を表し、あわせて福祉の増進を図ることを目的としており、支給を受けた高齢者からは喜びの声が上がっているところであるが、今回の改正は当事者の声を聞いていないこと、財政状況が厳しいことは理解できるが、他市との比較で改正するものではないことから、本案には反対である」との討論がなされ、原案に賛成の立場から「今回の減額改正は忍びないところであるが、少子・高齢化が進み、市民のニーズも多様化しており、現下の厳しい財政状況下においては今回の改正は妥当であると考えられることから、本案には賛成である」との討論がなされました。 討論に引き続き、採決を行った結果、起立多数により、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第9号いわき市国民健康保険条例の改正について申し上げます。 本案は、いわき市小学生入院医療費の助成に関する条例の一部改正に伴い、被保険者の負担軽減及び利便性の向上を図るため、所要の改正を行うものであり、当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第10号いわき市一般会計補正予算(第4号)のうち、当委員会付託分について申し上げます。 本案のうち、市民協働部に係る部分については、住民基本台帳法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、法改正に対応するためのシステム改修に係る所要額を補正するもの、また、いわき市いわき清苑ほか1施設の管理について、円滑な運営を図るため、本年度中に指定管理者と協定を締結することから、債務負担行為を設定するもの及びいわき芸術文化交流館の来年度の自主事業について、本年度中から公演情報の周知及びチケットの発売等を実施するため、債務負担行為を設定するものであります。また、保健福祉部に係る部分については、平成21年度の児童手当に係る国庫負担金の額が確定したことに伴い、既存の交付額を実績額が上回ったことから追加交付を受けるため、所要額を補正するもの、社会福祉施設の整備を行うに当たり、行財政改革の効果額を償還財源とした行政改革推進債を活用するため、所要額の補正を行うもの、平成21年度の特別障害者手当等給付費などの国庫負担金等の額が確定したことに伴い、既存の交付額を実績額が下回ったことなどから精算返納するため、所要額を補正するもの、乳幼児医療給付費・重度心身障害者医療費給付費などについて、平成22年度上半期の実績及び診療報酬の増額改定に伴い不足額が生じるため、所要額を補正するもの、雇用情勢の悪化に伴う被保護世帯及び人員の増加に伴い不足額が生じるため、所要額を補正するもの、新型インフルエンザワクチン接種事業の実施に伴い、市が独自に定めた方の接種費用を助成するため、所要額を補正するものなどであります。 初めに、市民協働部の審査の過程において、委員より、勿来火葬場の整備計画及び維持管理費用について確認がなされました。 次に、保健福祉部の審査の過程において、委員より「結核患者は増加の傾向にあるのか」との質疑があり、当局より「全体的に減少しているが、最近は減少幅が鈍化の傾向にある」との答弁がなされ、また、委員より「結核になる世代はどの世代が多くなっているのか」との質疑があり、当局より「本市の傾向としては、高齢者が多いが、近年、若い世代も発症している状況にある」との答弁がなされ、これら当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第11号平成22年度いわき市介護保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 本案は、要介護認定申請件数の増に伴い、居宅介護支援事業所等への要介護認定調査委託件数をふやすため、所要額を補正するものであります。 審査の過程において委員より「介護認定申請後、何日くらいで結果が出るのか」との質疑があり、当局より「直近では、国の基準である30日を超えるような状況もあることから、期間の短縮に取り組んでいるところであり、認定の更新のための調査を外部委託するものである」との答弁がなされ、当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第16号平成22年度いわき市病院事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。 本案は、退職給与負担金精算、公的資金補償金免除繰上償還に係る所要額を補正するもの及び総合磐城共立病院医事業務委託などに係る債務負担行為を設定するものであります。 審査の過程において委員より「委託先の業者は市内業者であるのか」との質疑があり、当局より「現在、電話交換業務委託については指名業者はすべて市内業者であるが、臨床検査業務委託・医療事務業務委託については、市内に本社を置く受注可能な業者がないことから、準市内業者などである」との答弁がなされ、また、委員より「2年間の業務委託であるが、仕事量が変わっても委託料の額は変わらないのか」との質疑があり、当局より「委託の設計段階で直近の状況を勘案し委託するものであり、過去2年間で大きく患者数が減少した経過はないことから、その心配はないものと考えている。また、患者数が激減した場合は、委託業者との協議により業務内容の見直しをすることが可能な形になっているところである」との答弁がなされ、これら当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第20号指定管理者の指定について申し上げます。 本案は、いわき市いわき清苑の管理について、指定管理者の指定期間が平成23年3月31日で満了となること及びいわき市勿来火葬場の管理について、指定管理者制度を導入することに伴い、指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 審査の過程において委員より「いわき清苑は3年前に指定管理者を導入し、また5年間委託するに当たり、よくなったところはあるのか」との質疑があり、当局より「今まで3年間の委託の中で、業者が自主的に、毎年、利用者に対してのアンケート調査を実施しており、その結果、良好との回答を得ているところである。また、今回、委託業者からは、定期的に自主研修を行い、サービスの向上を図ってまいりたいとの提案もなされているところである」との答弁がなされ、これら当局の説明を了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、市民福祉常任委員会の報告を終わります。--------------------------------------- △建設常任委員長報告 ○議長(矢吹貢一君) 建設常任委員会委員長佐藤和良君。 ◆建設常任委員長(佐藤和良君) 〔登壇〕建設常任委員会の御報告を申し上げます。 去る9日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、補正予算案1件、一般議案2件の計3件であります。 これら議案審査のため、去る10日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、終了いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第10号平成22年度いわき市一般会計補正予算(第4号)のうち、当委員会付託分について申し上げます。 本案は、県施工の急傾斜地崩壊対策事業において、事業費の増額変更等に伴い、県営事業負担金にかかわる経費を増額するもの、また、地方道路整備臨時貸付金債や行政改革推進債など地方債の追加・変更を行うもの、公共事業発注の平準化と地域経済の下支えを図るため、昨年度に引き続き、道路改良事業など6事業3億円の債務負担行為を実施する、いわゆるゼロ市債の措置を講じるものなどであります。 審査の過程において委員より、起債の事業費への充当方法などについて質疑があり、当局より、起債の性質や種類・用途などについて詳細な答弁がなされ、また、委員より「これは財政部にかかわる話となるが、起債とは、すなわち借金であり、将来に負担を先送りするものであることから、安易に利用するのではなく、十分な検討を行ってほしい」との要望がなされ、これを了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、本案にかかわって、今年度の工事完成が見込まれる都市計画道路台山水野谷町線道路改良工事、並びに、現在、平北白土地内において橋梁工事を実施している都市計画道路内郷駅平線道路改良工事の進捗状況等の確認のため、現地調査を行っておりますことを御報告申し上げます。 次に、議案第18号訴えの提起について申し上げます。 本案は、市営住宅の入居者で、放火により故意に住宅を毀損した者などに対し、市営住宅の明け渡し及び放火による損害箇所の修繕を求める訴訟を提起するに当たり、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 審査の過程において委員より「当該入居者に対する火災後の交渉経過はどのようなものであったのか」との質疑があり、当局より「再三の指導により、一たんは市営住宅を明け渡す旨の同意を得たが、その後、期限が過ぎても一向に退去しないことから、今回の議案の上程に至ったものである」との答弁がなされ、また、委員より「損害箇所の修繕にはどの程度費用がかかるのか」との質疑があり、当局より「損害額については警察が算定しており、その額は47万2,500円となっている」との答弁がなされ、これらを了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第19号訴えの提起について申し上げます。 本案は、火災の罹災により市営住宅の目的外使用の許可を受けた者で、使用許可期間終了後も退去せず住宅を不正に占有している者に対し、市営住宅の明け渡し及び損害賠償の支払いを求める訴訟を提起するに当たり、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 審査の過程において委員より「市営住宅の目的外使用とはどのようなものか」との質疑があり、当局より「災害などでみずからの住宅に居住できなくなった被災者が市営住宅の入居を希望した場合に、地方自治法第238条の4第7項の規定により、期間を限定して市営住宅の一時使用許可を行い、入居させるものである」との答弁がなされ、また、委員より「目的外使用の場合の住宅使用料と、通常の入居の際に必要とされる連帯保証人はどうなっているのか」との質疑があり、当局より「罹災による目的外使用の場合は緊急避難的に行うため、使用料・連帯保証人とも免除としている」との答弁がなされ、さらに、委員より「今回は、罹災による目的外の使用であるので保証人は必要ないとのことであるが、そもそも連帯保証人には、入居者が使用料の滞納などを行った際にどういう指導を行っているのか」との確認があり、当局より「通常、入居者が3カ月間使用料を滞納すると、本人並びに保証人へ催告を行うとともに、保証人に対し、入居者への納付指導を依頼するといったことを行っている。また、一方では、高齢入居者の連絡先といった一面も有している」との答弁がなされ、これらを了とし、本案は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、建設常任委員会の報告を終わります。
    ○議長(矢吹貢一君) 以上で、委員長の報告は終了いたしました。 ここで、午前11時10分まで休憩いたします。発言の通告は午前11時までといたします。            午前10時49分 休憩---------------------------------------            午前11時10分 再開 ○議長(矢吹貢一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより質疑に入りますが、通告がありませんので、質疑は終結いたしました。--------------------------------------- △討論 △溝口民子君反対討論 ○議長(矢吹貢一君) これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次発言を許します。35番溝口民子君。 ◆35番(溝口民子君) 〔登壇〕35番溝口民子です。 日本共産党いわき市議団を代表して、議案第8号いわき市敬老祝金支給条例の改正について、反対の立場で討論します。 この提案は、高齢者の厳しい生活状態の中で、敬老祝金を、88歳の方の現行10万円を5万円に半減し、100歳の方の現行30万円を20万円に減額するもので、削減効果は7,260万円が見込まれるとのことです。 敬老祝金は、昭和42年から支給が始まりました。その間に、該当年齢や支給額等についても何度かの変更がありました。昭和63年度には、75歳から79歳の方に6,000円、80歳以上の方に1万円、100歳の方には20万円それぞれ支給され、その後、平成10年度には、長寿の祝いの節目の年に支給すると改定し、77歳の方に3万円、88歳の方に10万円、100歳の方には30万円としました。そして、平成18年度に、77歳の支給が廃止され、現在に至っています。 減額に当たって、当局は高齢者の方々の意見は聴取していないとのことでしたが、私は、周辺の方々にお聞きしましたところ、88歳のお祝い金を楽しみにしていました。減るのはがっかりです。そのお金で子供たちや友達を招待して、長生きできてみんなに感謝するお祝いをしようと思っていたのにと。また、ある人は、市からお祝いをしていただくことがうれしい。でも、他県に住んでいる兄のところは100歳だけのお祝い金と聞いている。財政難で仕方ないのかなと語った方や、7,260万円の削減と聞くけれど、何とか工面できないのでしょうかねと、各人の御意見はさまざまでしたが、お年寄りをめぐる状況を振り返ってみますと、やはり今回の減額には納得がいかないものがあります。 これまで、お年寄りにさまざまに負担が押しつけられてきました。主なものを挙げますと、2000年4月の介護保険制度の導入により、介護サービス利用者は1割負担、保険料も新たな負担となりました。2002年10月には、70歳以上の1回850円の医療費の定額負担を廃止し1割負担になり、また、一定の所得以上の方は2割負担になりました。2008年には、後期高齢者医療保険制度が始まり、医療の負担増の仕組みがつくられました。さらに今度は、介護保険制度が改定され、また負担をふやし、サービスが削減されようとしていることが、一般質問で取り上げられたとおりです。 また、75歳をもって年齢で差別する後期高齢者医療保険制度は、民主党は廃止の公約をしてきたのにもかかわらず、現在検討されているのは、70歳から74歳の窓口負担を1割から2割に引き上げることや、75歳以上は都道府県単位で財政運営する広域化の方針です。これでは、現在の後期高齢者医療保険制度とその根幹が全く変わらないと、当事者から怒りの声が上がっています。 国の社会保障予算がこの10年間に毎年2,200億円カットされてきたことなどが、こうした負担増などの原因と言えるのではないでしょうか。 お年寄りは、これまで社会を支えてきた功労者です。このお年寄りを落胆させるようなことがあってはいけないと思います。まして、今の88歳・100歳を迎えられるお年寄りのこれまでの人生を考えれば、青春の真っただ中、あるいは、働き盛りの年代に戦争に翻弄され、大変な御苦労を重ね、現在の国の経済発展に力を尽くされた方々です。 本市の敬老祝金支給で、受け取ったお年寄りから、長生きしてよかった、敬老祝金はありがたいという声が寄せられているとの答弁でした。敬老の意を表し、あわせて福祉の増進を図ることが、本市の支給目的です。ぜひ、その意を十分生かせるように、現行の支給水準を維持していただきたいと考えます。 あわせて、支給該当を9月15日と区切っているため、9月16日以降の88歳の該当者は1年近く待つ方もおります。早く支給できないかとの声があります。この点の改善を図ることも要望いたします。 以上、満場の皆様の御賛同を心からお願い申し上げまして、討論といたします。ありがとうございました。(拍手)--------------------------------------- △木田孝司君賛成討論 ○議長(矢吹貢一君) 25番木田孝司君。 ◆25番(木田孝司君) 〔登壇〕25番いわき市議会志道会の木田孝司です。 私は、議案第8号いわき市敬老祝金支給条例の改正について、原案並びに委員長報告に賛成する立場から討論を行うものです。 本案は、急速な少子・高齢化の進行に伴い、今後も介護保険サービスなどの社会保障関係費の増嵩が見込まれる中、子育て支援策などの福祉施策の積極的な取り組みが求められる一方で、本市の財政状況は厳しい環境に置かれており、限りある財源の配分見直しをせざるを得ない状況にあることから、県内他市の支給水準等を踏まえ、支給額の見直しを行おうとするものです。 今回の改正は、決して潤沢とは言えない厳しい本市の財政状況のもとで、多様化する市民ニーズに的確に対応するためには、限りある財源を有効かつ効果的に運用しなければならないと考えるところで、やむを得ず支給額の見直しを行おうとするものであり、祝い金を支給することにより、敬老の意を表し、あわせてその福祉の増進を図るという、敬老祝金の目的とするところをいささかも損なうものではないと考えるところです。また、今回の見直し後におきましても、本市の支給額は県内他市と比較して高い支給水準が確保されることとなっております。 このようなことから、私は、現在の高齢者福祉や子育て支援などの施策を後退させることなく、救急医療情報キット配布事業や小学生通院医療費助成の小学3年生までの拡大など、新たな施策に取り組むために必要な財源の確保を図るため、敬老祝金の支給額の見直しを行おうとする今回の市当局の改正案は、全体の福祉の推進という観点から、やむを得ないものと判断し、原案並びに委員長報告に賛成の意を表するものです。 以上、議案第8号について私の意見を申し上げましたが、議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、私の討論を終わらせていただきます。(拍手) ○議長(矢吹貢一君) これにて討論を終結いたします。--------------------------------------- △採決 ○議長(矢吹貢一君) 直ちに採決いたします。 議案第8号を除く、議案第1号いわき市災害対策基金条例の改正についてから、議案第20号指定管理者の指定についてまで、以上19件を一括採決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認め、採決いたします。 改めてお諮りいたします。各案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。各案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認めます。よって、各案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号いわき市敬老祝金支給条例の改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(矢吹貢一君) 起立多数であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第2 常任委員会の閉会中の継続調査 ○議長(矢吹貢一君) 日程第2、常任委員会の閉会中の継続調査を議題といたします。 各常任委員会の委員長から、それぞれの委員会の所管事務調査のため、会議規則第104条の規定により、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。各常任委員会の委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員会の委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。--------------------------------------- △日程第3 選挙管理委員及び補充員の選挙 ○議長(矢吹貢一君) 日程第3、地方自治法第182条の規定により、選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。 なお、この際、補充員につきましては、指名推選による場合、地方自治法第182条第3項の規定による補充の順位をあらかじめ決定しておくことになっております。したがって、補充員の順位は指名順といたします。 これより指名いたします。 選挙管理委員に、小松英昭君、小松一行君、福羽雅法君、草野一男君、以上の4君を、補充員に、田子庄也君、根本武文君、芳賀秀雄君、遠藤欽也君、以上の4君をそれぞれ指名いたします。 お諮りいたします。ただいま指名いたしました、小松英昭君、小松一行君、福羽雅法君、草野一男君、以上の4君を選挙管理委員の当選人に、田子庄也君、根本武文君、芳賀秀雄君、遠藤欽也君、以上の4君を補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました8君の諸君が、それぞれ選挙管理委員及び補充員に当選されました。--------------------------------------- △日程第4 議案第21号~議案第26号(追加提案理由説明~採決) ○議長(矢吹貢一君) 日程第4、市長より追加提出になりました議案第21号から議案第26号までを一括議題といたします。--------------------------------------- △提案理由説明 △市長提案理由説明 ○議長(矢吹貢一君) 提出者より提案理由の説明を求めます。渡辺市長。 ◎市長(渡辺敬夫君) 〔登壇〕ただいま上程されました議案第21号から議案第26号までの人事案件6件につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 まず、議案第21号教育委員会委員任命の同意を求めることについてでありますが、本委員会委員のうち、大森俊輔君が来る12月21日、遠藤宏之君が12月31日をもちまして任期満了となりますので、新たに山本もと子君及び現生活環境部長吉田浩君を委員として任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第22号公平委員会委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員会委員のうち、國井達夫君が12月23日をもちまして任期満了となりますので、引き続き同君を委員として選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第23号山田財産区管理委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員のうち、鈴木亀次郎君が12月21日をもちまして任期満了となりますので、新たに鈴木一夫君を委員として選任いたしたく、いわき市山田財産区管理会条例第3条の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第24号磐崎財産区管理委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員のうち、佐竹健一君及び野木昭吾君が12月22日をもちまして任期満了となりますので、引き続き両君を委員として選任いたしたく、いわき市磐崎財産区管理会条例第3条の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第25号田人財産区管理委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員のうち、小宅通文君及び蛭田一君が12月22日をもちまして任期満了となりますので、引き続き小宅通文君を、また、新たに福島祁一君を委員として選任いたしたく、いわき市田人財産区管理会条例第3条の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第26号川前財産区管理委員選任の同意を求めることについてでありますが、本委員のうち、志賀広君、根本敏男君、佐藤孝夫君及び高野健君が12月22日をもちまして任期満了となりますので、引き続き志賀広君及び根本敏男君を、また、新たに永山裕嗣君及び渡辺洋君を委員として選任いたしたく、いわき市川前財産区管理会条例第3条の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 各氏の経歴につきましては、お手元に配付いたしました経歴書のとおりであり、いずれの方々も適任者でありますので、慎重御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(矢吹貢一君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。--------------------------------------- △採決 ○議長(矢吹貢一君) お諮りいたします。ただいま上程の各案を直ちに採決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認め、採決いたします。 まず、議案第21号教育委員会委員任命の同意を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。本案に記載の2君を一括して採決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認め、一括して採決いたします。 改めてお諮りいたします。本案については、山本もと子君及び吉田浩君に同意することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は山本もと子君及び吉田浩君に同意することに決しました。 次に、議案第22号公平委員会委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。本案については、國井達夫君に同意することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は國井達夫君に同意することに決しました。 次に、議案第23号山田財産区管理委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。本案については、鈴木一夫君に同意することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は鈴木一夫君に同意することに決しました。 次に、議案第24号磐崎財産区管理委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。本案に記載の2君を一括して採決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認め、一括して採決いたします。 改めてお諮りいたします。本案については、佐竹健一君及び野木昭吾君に同意することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は佐竹健一君及び野木昭吾君に同意することに決しました。 次に、議案第25号田人財産区管理委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。本案に記載の2君を一括して採決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認め、一括して採決いたします。 改めてお諮りいたします。本案については、小宅通文君及び福島祁一君に同意することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は小宅通文君及び福島祁一君に同意することに決しました。 次に、議案第26号川前財産区管理委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。本案に記載の4君を一括して採決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認め、一括して採決いたします。 改めてお諮りいたします。本案については、志賀広君以下4君に同意することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認めます。よって、本案は志賀広君以下4君に同意することに決しました。--------------------------------------- △日程第5 意見書案第1号及び意見書案第2号(提案理由説明~採決) ○議長(矢吹貢一君) 日程第5、議員提出の意見書案第1号及び意見書案第2号を一括議題といたします。--------------------------------------- △提案理由説明 △塩田美枝子君提案理由説明 ○議長(矢吹貢一君) 提出者より提案理由の説明を求めます。22番塩田美枝子君。 ◆22番(塩田美枝子君) 〔登壇〕いわき市議会公明党の塩田美枝子でございます。 意見書案第1号外国資本による不動産買収の規制など領土保全のための措置を求める意見書について、お手元に配付の案文の朗読をもって提案理由にかえさせていただきます。 外国資本による不動産買収の規制など領土保全のための措置を求める意見書 近年、国内各地において水資源の獲得を狙った外国人による森林買収の動きが活発化しており、また、韓国資本による長崎県対馬の土地や施設など不動産の買い占めについては、我が国の防衛上、また、食糧安全保障上も、見過ごすことができない状況にある。 現在、我が国においては、外国人による合法的な土地の取得に対し、何らの対処もできない法体系となっており、大正14年に制定された外国人土地法も、その運用に必要な政令が制定されていないなど、有名無実化している現状にある。 かかる状況下においては、取得の手段が合法的とはいえ、外国資本が土地の所有者となることにより、我が国の領土を実質的に支配し、我が国の国土の領有権をも脅かしかねず、また、国土防衛上重要な施設の隣接地などを、外国人が無制限に利活用できる状況を許すことにつながり、安全保障上の脅威ともなり得る。加えて、国土保全の観点から、望ましくない資源管理や乱開発を未然に防止するためにも、外国資本による土地や施設、森林などの不動産の急激かつ無秩序な買収に歯どめをかけることのできる制度が是非とも必要である。 よって、国においては、外国人土地法の活用を検討し、あるいは新たな法制度を整備するなど、外国資本による不動産買収を必要に応じて規制し得る措置を早急に講ずるよう強く要望する。 以上、会議規則第14条の規定により提出いたしますので、何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由にかえさせていただきます。--------------------------------------- △高木芳夫君提案理由説明 ○議長(矢吹貢一君) 14番高木芳夫君。 ◆14番(高木芳夫君) 〔登壇〕いわき市議会志道会の高木芳夫であります。 意見書案第2号地方経済の活性化策を求める意見書について、お手元に配付の案文の朗読をもって提案理由にかえさせていただきます。 地方経済の活性化策を求める意見書 地方の経済・雇用は依然として極めて厳しい環境におかれ、地域間格差もますます拡大している。今必要なことは、何よりも地域で仕事を生み出すことであり、その上で雇用の維持・創出や失業者支援の抜本的強化などを強力に推し進め、地方経済の活性化を図らなければならない。 しかし、今国会で成立した補正予算は、こうした地方の厳しい状況を認識しているとは到底思えず、国民生活を守ろうとする責任感や緊張感を全く感じることができない。政府は、自治体が思い切った対策を打てるよう大胆に支援すべきである。 地方では、真に必要な公共事業の推進、農商工連携や観光振興の拡充など、地域の実情に応じた経済対策が求められている。特に、学校等の公共施設の老朽化・耐震化対策や橋梁・上下水道など社会資本ストックの改修等は、住民生活を守る上でも、今後進めていかなければならない。 よって、政府においては、次の事項を含め、地域に即した事業支援による地方経済の活性化策を速やかに実施するよう強く要望する。1 地域活性化交付金の拡充を含め、自治体に対する予算を大幅に拡充すること。2 厳しい雇用状況の中で、自治体における雇用創出がより図られるよう、重点分野雇用創造事業の要件緩和など拡充策を講じること。3 老朽化した学校施設等の社会資本の再生整備を推進するため、老朽施設改造工事費の国庫負担対象の拡充など、財政的支援を含めた対策を図ること。 以上、会議規則第14条の規定により提出いたしますので、何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由にかえさせていただきます。 ○議長(矢吹貢一君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。--------------------------------------- △採決 ○議長(矢吹貢一君) お諮りいたします。ただいま上程の意見書案2件を直ちに一括して採決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認め、そのように取り計らいます。 改めてお諮りいたします。意見書案第1号外国資本による不動産買収の規制など領土保全のための措置を求める意見書、意見書案第2号地方経済の活性化策を求める意見書、以上2件について原案のとおり決するに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第1号及び意見書案第2号は原案のとおり可決されました。 なお、ただいま議決されました意見書の字句、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(矢吹貢一君) 御異議なしと認め、そのように決しました。 この際、本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。 ここで、午後1時45分まで休憩いたします。            午前11時41分 休憩---------------------------------------            午後1時45分 再開 ○副議長(磯上佐太彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程追加 議長の辞職 ○副議長(磯上佐太彦君) 先ほど、議長矢吹貢一君から議長の辞職願が提出されました。 お諮りいたします。この際、議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(磯上佐太彦君) 御異議なしと認めます。よって、議長辞職の件を日程に追加し、議題といたします。 まず、その辞職願を事務局職員に朗読いたさせます。比佐野議事調査課長。 ◎議事調査課長(比佐野盛雄君) 〔登壇〕                              平成22年12月16日   いわき市議会副議長 磯上佐太彦様                          いわき市議会議長 矢吹貢一   辞職願  一身上の都合により議長を辞職したいので許可されるよう願い出ます。 ○副議長(磯上佐太彦君) これより、矢吹貢一君の議長の辞職を許可することについてを採決いたします。 お諮りいたします。矢吹貢一君の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(磯上佐太彦君) 御異議なしと認めます。よって、議長の辞職を許可することに決しました。          〔27番矢吹貢一君入場〕--------------------------------------- △日程追加 議長の選挙 ○副議長(磯上佐太彦君) ただいま議長が欠員となりました。 お諮りいたします。この際、日程を追加し、議長の選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(磯上佐太彦君) 御異議なしと認めます。よって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。 この選挙は投票をもって行います。議場の閉鎖を命じます。          〔議場閉鎖〕 ○副議長(磯上佐太彦君) ただいまの出席議員は39名であります。投票用紙を配付させます。          〔投票用紙配付〕 ○副議長(磯上佐太彦君) 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。 なお、同姓の方がおりますので、氏名まで記入願います。 投票用紙の配付漏れはありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(磯上佐太彦君) 配付漏れなしと認めます。投票箱を改めさせます。          〔投票箱点検〕 ○副議長(磯上佐太彦君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。事務局職員が議席番号と氏名を呼び上げますので、順次投票を願います。点呼を命じます。          〔氏名点呼〕          〔各員投票〕 ○副議長(磯上佐太彦君) 投票漏れはありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(磯上佐太彦君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。議場の閉鎖を解きます。          〔議場開鎖〕 ○副議長(磯上佐太彦君) 開票を行います。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に2番永山宏恵君、12番阿部秀文君、以上の2君を指名いたします。開票の立ち会いを願います。          〔開票〕 ○副議長(磯上佐太彦君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数39票 これは、先ほどの出席議員に符合いたしております。そのうち、 有効投票38票 無効投票1票であります。 有効投票のうち、蛭田克君27票、樫村弘君7票、高橋明子君4票。 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は10票であります。よって、蛭田克君が議長に当選されました。 ただいま議長に当選されました蛭田克君が議場におられますので、本席から、会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をいたします。--------------------------------------- △議長のあいさつ ○副議長(磯上佐太彦君) 議長に当選されました蛭田克君のあいさつがあります。 ○議長(蛭田克君) 〔登壇〕本日ここに、12月議会におきまして、私は、ただいまの議長選挙の結果、多くの議員の皆様方の御支持をいただき、当選の栄誉を賜り、いわき市議会議長の重責を担うこととなりました。まことに身に余る光栄であり、また、身の引き締まる思いでいっぱいであります。 もとより、議員経験も浅く、浅学非才の私ではありますが、皆様方より御推挙を賜りましたこの上は、先輩議員の皆様方がこれまで営々と築き上げてこられた本市議会の輝かしい歴史と伝統を継承しながら、民主主義の本旨を重視し、公平・公正かつ活発にして円滑な議会運営に誠心誠意取り組んでまいる所存であります。そして、その上で、議会の果たすべき役割を直視し、本市のさらなる発展と市民福祉の向上に努め、もって35万市民の負託にこたえるべく、全力を尽くす決意でございます。 何とぞ、議員各位、市長初め執行部の皆様方、そして関係機関の皆様方におかれましては、より一層の御指導・御鞭撻・御支援を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、就任のあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手) ○副議長(磯上佐太彦君) これで、私の議長の職務を解かせていただきます。議長、議長席にお着き願います。          〔副議長磯上佐太彦君退席、議長蛭田克君議長席に着く〕 ○議長(蛭田克君) ここで、午後3時10分まで休憩いたします。            午後2時07分 休憩---------------------------------------            午後4時25分 再開 ○副議長(磯上佐太彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程追加 議長の常任委員会委員の辞任 ○副議長(磯上佐太彦君) 先ほど、議長から総務常任委員会委員の辞任願が提出されました。 お諮りいたします。この際、議長の常任委員会委員の辞任を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(磯上佐太彦君) 御異議なしと認めます。よって、議長の常任委員会委員の辞任を日程に追加し、直ちに議題といたします。 本件は、総務常任委員会委員の蛭田克君から、議長の職務を遂行するに当たって、中立・公平な立場で議会運営を行うため、常任委員会委員を辞任したいとの申し出であります。 改めてお諮りいたします。申し出のとおり、議長の常任委員会委員の辞任を許可することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(磯上佐太彦君) 御異議なしと認めます。よって、議長の総務常任委員会委員の辞任を許可することに決しました。 ここで、暫時休憩いたします。            午後4時26分 休憩---------------------------------------            午後4時27分 再開 ○議長(蛭田克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程追加 常任委員会委員の選任 ○議長(蛭田克君) お諮りいたします。この際、欠員となっていた建設常任委員会委員の選任を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛭田克君) 御異議なしと認めます。よって、建設常任委員会委員の選任を日程に追加し、直ちに議題といたします。 建設常任委員会委員の選任を行います。 常任委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長が指名いたすことになっております。 よって、建設常任委員会委員に矢吹貢一君を指名し、選任いたします。 ここで、午後5時30分まで休憩といたします。            午後4時28分 休憩---------------------------------------            午後5時30分 再開 ○議長(蛭田克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程追加 副議長の辞職 ○議長(蛭田克君) 先ほど、副議長磯上佐太彦君から副議長の辞職願が提出されました。 お諮りいたします。この際、副議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(蛭田克君) 起立多数であります。よって、副議長辞職の件を日程に追加し、議題といたします。 まず、その辞職願を事務局職員に朗読いたさせます。比佐野議事調査課長。 ◎議事調査課長(比佐野盛雄君) 〔登壇〕                              平成22年12月16日   いわき市議会議長 蛭田 克様
                           いわき市議会副議長 磯上佐太彦   辞職願  一身上の都合により副議長を辞職したいので許可されるよう願い出ます。 ○議長(蛭田克君) これより、磯上佐太彦君の副議長の辞職を許可することについてを採決いたします。 お諮りいたします。磯上佐太彦君の副議長の辞職を許可することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(蛭田克君) 起立多数であります。よって、副議長の辞職を許可することに決しました。          〔28番磯上佐太彦君入場〕--------------------------------------- △日程追加 副議長の選挙 ○議長(蛭田克君) ただいま副議長が欠員となりました。 お諮りいたします。この際、日程を追加し、副議長の選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛭田克君) 御異議なしと認めます。よって、副議長の選挙を日程に追加し選挙を行います。 この選挙は投票をもって行います。議場の閉鎖を命じます。          〔議場閉鎖〕 ○議長(蛭田克君) ただいまの出席議員は39名であります。投票用紙を配付させます。          〔投票用紙配付〕 ○議長(蛭田克君) 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。 なお、同姓の方がおりますので、氏名まで記入願います。 投票用紙の配付漏れはありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛭田克君) 配付漏れなしと認めます。投票箱を改めさせます。          〔投票箱点検〕 ○議長(蛭田克君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。事務局職員が議席番号と氏名を呼び上げますので、順次投票を願います。点呼を命じます。          〔氏名点呼〕          〔各員投票〕 ○議長(蛭田克君) 投票漏れはありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛭田克君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。議場の閉鎖を解きます。          〔議場開鎖〕 ○議長(蛭田克君) 開票を行います。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に3番赤津一夫君、11番大友康夫君、以上の2君を指名いたします。開票の立ち会いを願います。          〔開票〕 ○議長(蛭田克君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数39票 これは、先ほどの出席議員に符合いたしております。そのうち、 有効投票39票 無効投票0票であります。 有効投票のうち、遠藤重政君35票、溝口民子君4票。 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は10票であります。よって、遠藤重政君が副議長に当選されました。 ただいま副議長に当選されました遠藤重政君が議場におられますので、本席から、会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をいたします。--------------------------------------- △副議長のあいさつ ○議長(蛭田克君) 副議長に当選されました遠藤重政君のあいさつがあります。 ◆副議長(遠藤重政君) 〔登壇〕ただいま、師走議会、しかも歴史と伝統に輝くいわき市議会の中で、不肖私が副議長という大役を仰せつかり、選任いただきましたこと、身に余る光栄でございます。 私から言うまでもなく、浅学の身でありますけれども、選任された以上は、蛭田議長が学識豊かな議長でありますから、私としても十分その御指導と御助言をいただきながら、私としては市民目線に立った議会運営をしていきたい、こんな気構えで今いるところでございます。 どうか、議員各位におかれましては、今後とも御指導・御鞭撻をいただければと思っております。また、渡辺市長以下理事者各位には、まだまだ足りないところはございますけれども、先ほども申し上げましたように、精いっぱい市民目線に立った議会運営に努めていきたい、こんな気持ちでありますことを御理解いただいて、なお一層の御指導・御鞭撻をいただきますことを衷心よりお願い申し上げながら、一言あいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(蛭田克君) ここで、午後7時30分まで休憩いたします。            午後5時49分 休憩---------------------------------------            午後8時45分 再開 ○議長(蛭田克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △地域医療対策特別委員会委員長の辞任及び同委員会委員の辞任の報告 △地域医療対策特別委員会委員の選任及び同委員会委員長名の報告 △経済活性化・雇用対策特別委員会委員の辞任及び同委員会委員の選任の報告 ○議長(蛭田克君) 先ほど、地域医療対策特別委員会委員長の酒井光一郎君から委員長の辞任願の提出があり、特別委員会において委員長の辞任が許可されたところであり、さらに、同君より特別委員の辞任願が提出されたことから、議長においてこれを許可しましたので、御報告いたします。また、議長において同特別委員会委員として新たに遊佐勝美君を指名し、委員会において委員長の互選を行った結果、同君が委員長に当選されましたので、報告いたします。 さらに、経済活性化・雇用対策特別委員会委員の大平洋夫君から特別委員の辞任願が提出され、議長においてこれを許可し、新たに磯上佐太彦君を指名しましたので、あわせて報告いたします。--------------------------------------- △日程追加 議案第27号(追加提案理由説明~採決) ○議長(蛭田克君) 次に、市長より、議案第27号監査委員選任の同意を求めることについてが提出されました。 お諮りいたします。この際、本案を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛭田克君) 御異議なしと認めます。よって、議案第27号監査委員選任の同意を求めることについてを日程に追加し、直ちに議題といたします。--------------------------------------- △提案理由説明 △市長提案理由説明 ○議長(蛭田克君) ただいま上程の議案について、提出者より提案理由の説明を求めます。渡辺市長。 ◎市長(渡辺敬夫君) 〔登壇〕ただいま上程されました議案第27号監査委員選任の同意を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。 市議会議員のうちから監査委員に選任されておりました蛭田克君及び遠藤重政君から、本日付をもちまして辞任したい旨の届け出があり、これを受理いたしております。 つきましては、その後任といたしまして、市議会議員大平洋夫君、同じく酒井光一郎君をそれぞれ監査委員として選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。両君につきましては、人格・識見ともにすぐれ、本市監査委員として適任と考えておりますので、よろしく御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(蛭田克君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。--------------------------------------- △採決 ○議長(蛭田克君) お諮りいたします。本案を直ちに採決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛭田克君) 御異議なしと認め、採決いたします。 お諮りいたします。本案に記載の2君を一括して採決することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛭田克君) 御異議なしと認め、一括して採決いたします。 改めてお諮りいたします。議案第27号監査委員選任の同意を求めることについては、大平洋夫君、酒井光一郎君、以上の2君に同意することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蛭田克君) 御異議なしと認めます。よって、大平洋夫君、酒井光一郎君、以上の2君に同意することに決しました。          〔18番大平洋夫君、26番酒井光一郎君入場〕 ○議長(蛭田克君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。--------------------------------------- △退任者のあいさつ ○議長(蛭田克君) この際、あいさつのため発言を求められておりますので、これを許します。遠藤教育長。 ◎教育長(遠藤宏之君) 本当に長時間にわたりましての御審議、まことにお疲れさまでございました。大変疲れている中、お時間をいただきまして一言申し上げたいと、こう思っております。 本年12月31日の任期満了をもちまして、いわき市教育委員会教育長の職を退任することと相なりました。平成20年の7月に就任以来、2年6カ月にわたり、議員の皆様方には温かい御支援と御協力を賜りまして、謹んで厚く御礼申し上げます。 在任期間中を振り返りますと、教育環境が大きくさま変わりする中、平成20年には学習指導要領の改訂があり、子供たちの確かな学力、豊かな人間性、健やかな体、知・徳・体のバランスのとれた生きる力を一層はぐくむことが重要との認識のもと、平成24年度の新学習指導要領の全面実施に向けた移行期間の対応に、教育委員会一丸となって取り組んでまいったところであります。また、平成21年2月には、子供たちの安全・安心な教育環境の向上を図るため、いわき市立学校施設耐震化推進計画を策定し、学校施設の耐震化を着実に推進してきたところであります。さらには、多くの方々の御協力をいただきながら、平成20年10月に全国生涯学習フェスティバル、平成22年2月には第1回いわきサンシャインマラソンを盛大に開催することができました。 これまで、学校教育を初め、生涯学習・文化・スポーツなど幅広い分野を担う教育行政の進展に取り組んでまいりましたが、この間、多大なる御指導・御鞭撻を賜りました皆様方に対しまして、重ねて心から厚く御礼申し上げます。また、教育の充実・振興に日夜粉骨砕身の努力をされております市民の皆様方、さらには教育関係者の皆様方に、厚く御礼申し上げる次第であります。 我がいわき市が活力あるまちとして発展していくためには、教育・文化・スポーツの振興が極めて重要でありますことは、申し上げるまでもございません。今後とも、教育行政に対する変わらぬ御高配を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 今後は、一市民として、市政並びに教育行政の一層の進展を願いつつ、微力でありますけれどもお手伝いができますことがあれば協力をと思っているところでございます。議員の皆様を初め、市長、執行部の皆々様の一層の御活躍と御健勝、御多幸をお祈り申し上げまして、退任のあいさつにかえさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(蛭田克君) 以上で、あいさつは終わりました。--------------------------------------- △閉会 ○議長(蛭田克君) これをもちまして、平成22年いわき市議会12月定例会を閉会いたします。            午後8時54分 閉会---------------------------------------      地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                いわき市議会議長   矢吹貢一                いわき市議会議長   蛭田 克                同副議長       磯上佐太彦                同議員        永山宏恵                同議員        蛭田 克...