いわき市議会 > 1978-11-04 >
11月04日-04号

  • "民営社会福祉施設整備費補助金"(/)
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  1. いわき市議会 1978-11-04
    11月04日-04号


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    最終取得日: 2024-09-10
    昭和53年 10月 定例会          昭和53年11月4日(土曜日) 議事日程 第4号  昭和53年11月4日(土曜日)午前10時開議日程第1 請願の撤回日程第2 議案第1号~議案第28号及び請願(委員長報告)日程第3 常任委員会委員の選任日程第4 特別委員会委員の選任日程第5 阿武隈高原牧場運営組合議会委員の選挙日程第6 いわき地区バス運営協議会委員の選任日程第7 議案第29号上程日程第8 意見書案第1号~意見書案第2号並びに決議案第1号~決議案第2号上程    -------------------------------本日の会議に付した事件      〔議事日程第4号記載事件のとおり〕    -------------------------------出席議員(46名) 1番  菅波庄助君          2番  永井俊正君 3番  沼田一之君          4番  大平多太男君 5番  斉藤誓之助君         6番  緑川定美君 7番  伊東達也君          8番  高萩充君 9番  鹿島清造君          10番  菅野留之助君 11番  芳賀定雄君          12番  木内浩三君 13番  間宮俊彦君          14番  矢吹康君 15番  磯上久美君          16番  薬谷勝男君 17番  伊藤正平君          18番  久田正君 19番  鈴木久君           20番  蒲生伸吾君 21番  白土和男君          22番  佐川吉平君 23番  木田裕君           24番  柳楽孝作君 25番  渡辺善正君          26番  四家啓助君 27番  市橋武君           28番  高木芳郎君 29番  園部茂君           30番  渡辺多重君 31番  鈴木正平君          32番  大村哲也君 33番  安藤正則君          34番  吉田豊重君 35番  多賀重吉君          36番  佐久間昭君 37番  金子松男君          39番  三辺寛君 41番  鈴木榮君           42番  橋本勲君 43番  星昭光君           44番  鈴木勝夫君 45番  蛭田仁君           46番  菅波大十一君 47番  合津義雄君          48番  小林周喜君欠席議員(2名) 38番  斉藤隆行君          40番  渡辺君    -------------------------------説明のため出席した者 市長       田畑金光君        助役       橋本渡君 助役       山口恵比古君       収入役      関内栄三君 教育委員長    小泉農夫也君       教育長      松本久君 水道事業管理者  永野孝夫君        代表監査委員   田辺保孔君 選挙管理委員会          勝沼勝応君        総務部長     作山優君 委員長 財務部長     坂本平助君        市民部長     青沼康裕君 衛生部長     永山新君         福祉厚生部長   蛭田喜久男君 農林部長     沢田三男治君       商工水産部長   真名田重喜君 企画開発部長   小泉毅君         土木部長     沢田次男君 都市建設部長   古内義光君        副収入役     加瀬正志君 消防長      嶋崎忠好君        水道局長     内山栄一君 教育次長     下山田民部君       総務課長     山田英治君 秘書課長     杉本大助君    -------------------------------事務局職員出席者                       次長 事務局長     永山巌君                  布田功君                       (兼)総務課長                       議事調査課長補佐 議事調査課長   舛田良作君                 鈴木司君                       (兼)議事係長 主任主査          滝賢一君         議事係事務主任  伊藤正敬君 (兼)調査係長 議事係事務主任  鈴木正一君        調査係主査    木村普昭君 調査係主査    山口安雄君    -------------------------------               午前10時8分 開議 ○議長(橋本勲君) これより本日の会議を開きます。 本日の議事は、配付の議事日程第4号をもって進めます。    ------------------------------- △日程第1 請願の撤回 ○議長(橋本勲君) 日程第1、請願の撤回についてお諮りいたします。 請願第7号磐崎公民館の早期改築について及び請願第17号中江川の河川改修については、提出者より撤回の申し出があり、当該委員会で了承した旨議長まで報告されております。よって、この請願2件の撤回を承認することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、請願2件は撤回を承認されました。    ------------------------------- △日程第2 議案第1号~講案第28号及び請願一括上程 △総務常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 日程第2、議案第1号から議案第28号まで及び、ただいま撤回を承認された請願を除く6月定例会より継続審査中の請願を一括議題といたします。 直ちに委員長の報告を求めます。総務常任委員会委員長 伊藤正平君。 ◆総務常任委員長(伊藤正平君) 〔登壇〕総務常任委員会の御報告を申し上げます。 去る10月31日の本会議より当委員会に付託されました案件は、条例案1件、補正予算案2件、一般議案1件、承認案1件の5件であります。これら議案審査のため、11月1日関係部課長出席のもとに委員会を開催し、慎重に審議をいたしましたので、その結果につきまして御報告いたします。 まず、議案第1号いわき市職員の特殊勤務手当に関する条例の改正についてであります。 本案は、昭和49年7月1日改正以来現在に至っている消防職員の特殊勤務手当を、県内各市の状況などを勘案し、実情に即したものに増額改正をするものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第5号昭和53年度いわき市一般会計補正予算(第5号)中の当委員会付託分につきましては、歳入、歳出の各項目にわたり、遂一慎重に審査いたしたのでありますが、補正内容はいずれも適切なるものと認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査過程において、第12款公債費にっいて、公債費比率の健全性を保つため、高金利なものについては今後も繰り上げ償還を実施して行くべきではないのかとの質疑に対し、当局より、現在の経済情勢から見て今後も起債依存は避けられないので、当面は8%以上のものの整理を進めながら、借り入れにおいては低利で良質な資金の導入を図り、今後における公債費比率は10%ラインを目安としたい旨の答弁がなされました。 次に、議案第19号字の区域の画定についてでありますが、これは、民間企業が常磐上矢田町地内に造成した住宅団地内に5字が混在しているので、団地住民の利便性を図るため、字の新設を行うものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第26号専決処分の承認を求めることについて並びに議案第27号昭和53年度いわき市一般会計補正予算(第6号)中の当委員会付託分につきましては、当局の説明を了とし、異議なく原案のとおり可決及び承認すべきものと決しました。以上で総務常任委員会の御報告を終ります。    -------------------------------建設常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 建設常任委員会委員長 三辺寛君。 ◆建設常任委員長(三辺寛君) 〔登壇〕建設常任委員会の報告を申し上げます。 去る10月31日の本会議より当委員会に付託となりました案件は、補正予算案5件、議案3件であります。この案件について去る11月1日に、橋本助役を初め関係部課長の出席のもと慎重に審査しましたので、その審査経過並びに結果について御報告申し上げます。 議案第5号及び議案第27号昭和53年度いわき市一般会計補正予算中の当委員会にかかる部分であります。 第8款土木費関係については、景気浮揚の追加配分等に伴う事業の増加で、主なものは道路舗装、災害防除、交通安全施設整備事業としての歩道の新設、あるいは平駅前地区市街地環境整備区域を設定するための基本構想調査委託料等であり、第11款災害復旧費についても、災害復旧に係る新規事業及び変更等で、特に異議がなく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第6号及び第28号昭和53年度いわき市土地区画整理事業特別会計補正予算ですが、この主なものは、土地区画整理事業実施に伴う調査委託料あるいは事業費並びに事業に伴う建物移転の補償費等であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第7号昭和53年度いわき市下水道事業特別会計補正予算(第2号)の当委員会に係る部分であります。その内容は、ポンプ場建設に伴う基礎杭購入費、測量費及び家屋補償費等が主なもので、これも異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第21号財産取得についてであります。これは、下水道北白土第2ポンプ場設置に係る基盤軟弱による基礎杭の購入契約でありまして、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第23号及び第24号の工事請負契約についてでありますが、これは、下水道北白土第2ポンプ場及び手掴ポンプ場の工事請負契約でありまして、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で建設常任委員会の報告を終ります。    -------------------------------文教常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 文教常任委員会委員長 多賀重吉君。 ◆文教常任委員長(多賀重吉君) 〔登壇〕文教常任委員会の御報告を申し上げます。 去る10月31日の本会議より当委員会に付託されました案件は、条例案1件、補正予算案2件の計3件であります。これら議案審査のため11月1日教育委員長並びに教育長初め関係職員の出席を求め慎重に審査した結果、議了するに至りましたので、その審査結果について申し上げます。 まず、議案第2号いわき市教職員住宅条例の改正については、建築中の教職員住宅2戸が完成したことに伴い、住宅の位置等を規定した条例別表を改正するものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議案第5号昭和53年度いわき市一般会計補正予算第5号のうち、当委員会付託分については、私立幼稚園就園奨励費補助金小・中学校建設費体育施設建設費が主な補正内容であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議案第27号昭和53年度いわき市一般会計補正予算(第6号)のうち、当委員会付託分については、国の景気浮揚対策に伴う、小・中学校の校舎建設費及び屋内運動場の建設費が主な補正内容であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、請願について申し上げます。請願第4号御小学校校舎改築の早期実現について、請願第16号赤井中学校の全面改築について、請願第26号豊間中学校校舎改築についての3件については、願意妥当と認め採択すべきものと決した次第であります。また、請願第3号四倉図書館の建設について、請願第12号高坂小学校校舎並びにプール建設についての2件については、なお調査検討を要するため継続審査にすべきものと決した次第であります。 以上をもちまして文教常任委員会の御報告を終わります。    -------------------------------市民水道常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 市民水道常任委員会副委員長 藁谷勝男君。 ◆市民水道常任副委員長(藁谷勝男君) 〔登壇〕副委員長の私から市民水道常任委員会の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。 本会議より当委員会に付託になりました議案は、予算案2件、決算1件、一般議案1件、計4件でありまして、当委員会は去る1日、山口助役、永野水道事業管理者初め関係部課長の出席のもとに審査を進めたわけであります。 まず、議案第5号昭和53年度いわき市一般会計補正予算(第5号)の当委員会付託分について申し上げます。 今回の補正予算に計上されたものは、市民課窓口事務の改善費、公害対策としての水質分析調査事務委託料水道事業会計への繰出金、小名浜工業団地緑地維持管理委託料ニュータウン開発に係る吉野谷鉱泉調査委託料が、その主なるものであります。当局からの詳細なる説明と本会議における総括質疑の経緯等を踏まえながら審査をいたしたわけでありますがニュータウン内にある吉野谷鉱泉の調査に関しては、その調査を「いわき地方地質研究会」に委託するとの説明があり、調査はいつごろまでに完了するのかとの問に対しては、12月いっぱいを目途にしているとの答弁を得ました。また、市民課の模写電送装置は、今年度中に72台全部をオーバーホールをして使うことになったわけでありますが、今後何年くらい使えるかとの問に対しては、引き続き3年程度の使用が可能とのことであり、模写電送に対する市民からの苦情件数はどうかとの問に対し、満5年を経過し、ほぼ市民に定着しつつあり、苦情も相当少なくなってきたとのことであります。また、公害対策費の中の水質分析調査事務委託に関連し、外部に委託するよりりっぱな調査器具と専門の職員が水道局にはおるのであるし、経費節減の意味からも水道局に委任したらどうかとの意見も委員から出されました。これに対し、担当部長より委託先については、水道局ともよく相談して可能であるならばそのようにいたしたい旨の答弁がありました。 以上のような質疑応答を経て、今回補正計上されたものは、いずれも市政執行上妥当なものであることを認め、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議案第14号昭和53年度いわき市水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回補正計上された中には、資本的支出関係水道局庁舎建設費について継続費の変更を含めて減額補正がなされたわけであります。このことは、工事の進捗状況が遅れているからではないのかとの質疑に対し、当局から年次割りの中で今年度の工事分から次年度にまたがる分があるので、発注はしてあるが、支払い義務の発生しない額について次年度に繰り越すものであるとの答弁を得ました。また、水道庁舎建設費に充当するための所有地の処分については、その後計画どおりに進んでいるとのことであり、付言いたしておきたいと思います。その他配水管の整備費、拡張事業費、未給水地域解消のための測量調査費等計上された予算は、いずれも妥当なものであることを了解し、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議案第20号字の区域の画定について申し上げます。これは、いわき市土地開発公社が四倉町字梅ケ丘地内に造成中の住宅団地の地番整備と字の新設をするものでありますが、今回の措置は地域住民からの陳情に沿うものであり、団地住民の利便性を考慮した場合、適切な字の区域の画定であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第でありますが、最後に、議案第18号昭和52年度いわき市水道事業会計決算の認定にっいてでありますが、なお慎重に審査を進めるため継続審査にすべきものと決した次第であります。 以上で市民水道常任委員会の御報告を終わります。    -------------------------------厚生常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 厚生常任委員会副委員長 佐久間昭君
    ◆厚生常任副委員長(佐久間昭君) 〔登壇〕厚生常任委員会は、本会議から付託された案件審査のため第2委員会室において当局より山口助役を初め所管部課長の出席説明を得ながら審査しましたので、その結果について御報告申し上げます。 まず、議案第3号いわき市母子休養ホーム条例及びいわき市老人福祉センター条例の改正についてであります。 本案は、母子休養ホーム白百合荘及び常磐老人福祉センターを心身障害者が利用するに際して、母子家庭及び老人に準じた使用料の取り扱いとするものであり、原案どおり可決決定いたしました。 次に、議案第4号いわき市災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する条例の改正についてであります。 本案は、災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律及び同法施行令の一部を改正する政令が昭和53年3月31日に公布、施行されたことに伴い、災害弔慰金の支給額及び災害援護資金の貸付額を同法に準じ改正するものであり、原案どおり可決決定いたしました。 次に、議案第5号昭和53年度いわき市一般会計補正予算(第5号)中の当委員会付託分についての主なるものは、第3款民生費においては、民営社会福祉施設整備費補助金社会福祉振興基金積立金民営児童福祉施設整備費補助金や、国の単価改定に伴う民営保育所児童措置費、あるいは補助単価アップに伴う重度障害者福祉手当及び心身障害者家庭奉仕員手話通訳奉仕員老人家庭奉仕員家庭児童相談員、非常勤保母等の賃金の補正であり、第4款衛生費においては、予防接種法施行令の改正に伴う予防接種費、成人病検診体制確立のための成人病予防検診委託料、あるいは清掃センター、衛生センターの整備、し尿、ごみの処理に必要な経費の補正であります。第3款民生費において、1,市民の最先端で一生懸命に働いているホームヘルパーの待遇改善についてどのように考えているのか。2,ホームヘルパーの定数が対象人員から見て十分なのかどうかの質疑に対し、ホームヘルパーの賃金については、国よりアップ率が高く県内でも低い方ではない。定数についても36名でそれぞれの分野を担当しており、予算上は、障害者、ねたきり老人と区別しているが、現実にはプールして対応しているので現在の状態では、ほぼ間に合っているとのことでありました。なお、定数化については、年齢、勤務年限等の関係から一気に定数化することは困難であるが、今後検討してまいりたいとの意向が示されました。また、綴保育所の移転改築用地の購入面積は、当該地区の状況から見て将来狭くならないかとの質疑に対し、地区内の対象者を推計し現在100 名の定数であるが、20名の定数増を見込み120 名の定数にて建築を予定しているとの答弁があり、これを了とし、原案のとおり可決いたしました。 次に議案第7号昭和53年度いわき市下水道事業特別会計補正予算(第2号)中当委員会付託分については、北部、東部、玉川の3浄化センターの運営に要する経費であり、原案どおり可決いたしました。 次に、議案第12号昭和53年度いわき市総合磐城共立病院事業会計補正予算(第1号)については、審査の過程において病院前の駐車場の完備について今後継続的に論議し、最善の方策を講じこれらを集約し、基本的に解決する方策はないかということに対し、いますぐにとはいかないが、徐々に駐車場を拡張していきたいとの意向が示されましたので、これを了とし、原案どおり可決いたしました。 続いて、議案第13号昭和53年度いわき市好間病院事業会計補正予算(第1号)については、異議なく原案どおり可決いたしました。 次に、議案第15号昭和52年度いわき市総台磐城共立病院事業会計決算、議案16号昭和52年度いわき市常磐病院事業会計決算、議案第17号昭和52年度いわき市好間病院事業会計決算の認定については、閉会中の継続審査と決しました。 次に、議案第22号財産取得の変更については、いわき市北部清掃センター建設に必要な用地として2筆8,683 平方メートルを増加取得しようとするものであり、異議なく原案どおり可決いたしました。 次に、請願について申し上げます。請願第9号身体障害者が連転する自動車に消費するガソリン税に相当する額の市費負担願いについて、請願第11号平窪地区の保育所設置について、請願第13号脊髄損傷並びに重度身体障害者身障者用リフト付自動車利用料金の助成について、請願第14号人工透折患者の福祉手当支給についての以上4件については、なお調査検討を要するため継続審査と決した次第であります。 以上をもって厚生常任委員会の御報告を終わります。               経済常任委員長報告 ○議長(橋本勲君) 経済常任委員会委員長 鈴木勝夫君。 ◆経済常任委員長(鈴木勝夫君) 〔登壇〕経済常任委員会の御報告を申し上げます。 去る10月31日の本会議から当委員会に付託になりました案件は、議案6件であります。委員会はこれら案件審査のため11月1日第5委員会室において関係部課長の出席を求め、当局より詳細なる説明を聴しつつ、慎重に審査をいたし議了するに至りましたので、その結果について御報告申し上げます。 まず、議案第5号昭和53年度いわき市一般会計補正予算(第5号)のうち当委員会付託分について申し上げます。 今回計上されたものは、本年の異常天候による干害対策事業に係るもの、水田利用再編対策事業に係るもの、農業基盤整備のための土地改良事業に係るもの、昨年の台風による災害復旧のための市単独事業に係るもの、森林資源開発事業の山間地域の振興に係るもの、200 海里問題により減船を余儀なくされた残存漁業者へのいわゆる「とも補償」資金に充てるための北洋漁業対策緊急資金貸付金等漁業者向け金融対策事業、あるいは北洋から転換を余儀なくされた漁業者に対する北洋サケ・マス減船漁業者転換漁業対策資金貸付け金制度の創設等がその主なるものであります。本案審査の中で、特に第6款農林水産業費第1項農業費について本年の異常天候による農作物等に見られた干ばつ被害対策のために計上された農作物対策費2,893 万5,000 円により、これら被害を十分に救済できたかどうかという質疑がなされ、当局よりほぼその目的が達成された旨の答弁が得られました。当委員会は、これら補正計上を種々検討した結果、当局の提案理由を了とし、いずれも市政執行上妥当なものであるとの結論に至り、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議案第8号昭和53年度いわき市中央卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第9号昭和53年度いわき市競輪事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 議案第8号については、中央卸売市場へ入荷と同時に搬人される発泡スチロール製の容器は、いわゆる産業廃棄物であり、処理方法に困難性を伴うため、これが専用焼却炉建設に要する費用の計上と、河川改修工事のため市場敷地の一部を買却処分したことにより生じた財源による高利債に係る中央卸売市場事業債の繰り上げ償還が主なるものであり、いずれも本事業の健全運営を期する見地からこれが補正措置を妥当なものと認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。また、議案第9号についても当市における競輪事業の有している財源的重要性にかんがみ、本事業の主務官庁である通産省等からの施設改善指導に基づく改修工事費及び施設周辺の環境改善に要する費用等の計上であり、やむを得ぬ補正措置と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、議案第10号昭和53年度いわき市沢渡財産区特別会計補正予算(第1号)及び議案第11号昭和53年度いわき市川前財産区特別会計補正予算(第1号)については、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第25号日本カツオ・マグロ漁業信用基金協会の会員となることについて申し上げます。 本案は、200 海里問題等で経営状態の困窮している中小カツオ・マグロ漁業者の金融面からの援助措置の一つであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて継続審査となっている請願第24号林業労働者の第2次特殊健康診断に対する経費の配慮方については、なお検討すべき必要があり継続審査にすべきものと決しました。 最後に、日本化成株式会社小名浜工場のアンモニア・尿素部門の存続問題につきましては、その統廃合の結果いかんによっては市内一企業の存亡のみならず小名浜臨海工業地帯の崩壊にまで発展しかねない状況下にあり、失業者の発生という雇用問題あるいは地域商工業者等への波及効果等地域社会への影響を憂慮する当委員会は、日本化成株式会社小名浜工場のアンモニア・尿素部門の存続につきまして特段の御高配を賜りたくお願い申し上げ、経済常任委員会の御報告を終わります。 ○議長(橋本勲君) 以上で各委員長の報告は終了いたしました。 この際、発言の通告がなければこのまま会議を進めたいと思いますが、通告はありませんか--通告がないようですので、会議を続行いたします。 これより質疑及び討論に入りますが、通告がありませんので、質疑及び討論は終結いたしました。      ---------------------------- △採決 ○議長(橋本勲君) 直ちに採決いたします。 まず、議案第1号いわき市職員の特殊勤務手当に関する条例の改正についてから議案第28号昭和53年度いわき市土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)まで、以上28件を一括採決いたします。 各案に対する委員長の報告は原案のとおり可決、決算は継続審査、専決処分は承認であります。各案を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案は原案のとおり可決、決算は継続審査、専決処分は承認と決しました。 なお、継続審査と決しました決算4件は、当該委員会の閉会中の審査として付託いたします。 次に、請願について一括採決いたします。 各請願をそれぞれ委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、そのように決しました。 なお、継続審査と決しました各請願については、当該委員会の閉会中の審査として付託いたします。      --------------------------- △日程第3 常任委員会委員の選任 ○議長(橋本勲君) 日程第3、常任委員会委員の選任を行います。 いわき市議会委員会条例第3条による任期満了に伴い、同条例第5条の規定により議長において指名いたします。 所属委員会ごとに、その氏名を職員をして発表いたさせます。議事調査課長。 ◎議事調査課長(舛田良作君) 〔登壇〕それぞれの常任委員会名と所属委員の氏名を申し上げます。     総務常任委員会委員に  緑川定美君                 鹿島清造君                 木内浩三君                 間宮俊彦君                 鈴木久君                 渡辺善正君                 橋本勲君                 菅波大十一君     文教常任委員会委員に  菅波庄助君                 沼田一之君                 高萩充君                 四家啓助君                 園部茂君                 鈴木正平君                 佐久間昭君                 姪田仁君     厚生常任委員会委員に  永井俊正君                 菅野留之助君                 矢吹康君                 伊藤正平君                 久田正君                 木田裕君                 星昭光君                 小林周喜君     経済常任委員会委員に  伊東達也君                 藁谷勝男君                 蒲生伸吾君                 柳楽孝作君                 高木芳郎君                 吉田豊重君                 三辺寛君                 渡辺君     建設常任委員会委員に  斎藤誓之助君                 磯上久美君                 白土和男君                 佐川吉平君                 渡辺多重君                 大村哲也君                 多賀重吉君                 鈴木榮君     市民水道常任委員会委員に大平多太男君                 芳賀定雄君                 市橋武君                 安藤正則君                 金子松男君                 斎藤隆行君                 鈴木勝夫君                 合津義雄君 ○議長(橋本勲君) ただいま職員をして発表したとおり、それぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君をそれぞれの常任委員会委員に選任することに決しました。      --------------------------- △日程第4 特別委員会委員の選任 ○議長(橋本勲君) 日程第4、特別委員会委員の選任を行います。 委員会条例第5条の規定により、議長において指名いたします。 所属委員会ごとにその氏名を職員をして発表いたさせます。議事調査課長。 ◎議事調査係長(舛田良作君) 〔登壇〕それぞれの特別委員会名と所属委員の氏名を申し上げます。   公害対策特別委員会委員に    永井俊正君                   高萩充君                   菅野留之助君                   芳賀定雄君                   間宮俊彦君                   矢吹康君                   磯上久美君                   伊藤正平君                   柳楽孝作君                   鈴木正平君                   安藤正則君                   斎藤隆行君   主要幹線道路促進特別委員会委員に大平多太男君                   斎藤誓之助君                   緑川定美君                   伊東達也君                   木内浩三君                   佐川吉平君                   大村哲也君                   吉田豊重君                   三辺寛君                   渡辺君   大学誘致特別委員会委員に    伊東達也君                   芳賀定雄君                   間宮俊彦君                   藁谷勝男君                   久田正君                   蒲生伸吾君                   佐川吉平君                   市橋武君                   渡辺多重君                   鈴木勝夫君                   菅波大十一君                   小林周喜君 ○議長(橋本勲君) ただいま職員をして発表したとおりそれぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君をそれぞれの特別委員会委員に選任することに決しました。 この際、議会運営委員会委員の氏名を報告いたします。議会運営委員会規程第4条に基づき選出されております委員は、お手元に配付のとおりでございますので御了承願います。      ---------------------------         ----------------------               議会運営委員会委員         ----------------------         間宮俊彦君       藁谷勝男君         久田正君        佐川吉平君         市橋武君        渡辺多重君         鈴木正平君       安藤正則君         佐久間昭君       鈴木勝夫君         小林周喜君        ----------------------- ○議長(橋本勲君) ただいま選任されました各委員会委員の諸君には、次の休憩中に委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を議長まで御報告願います。 なお、各委員会の開催については、お手元に配付の委員会開催順序及び場所指定一覧表の順に開催を願います。 午前11時20分まで休憩いたします。              午前10時51分 休 憩       ------------------------              午前11時1分 開 議 △各種正副委員長名の報告 ○議長(橋本勲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。各委員会における正副委員長の互選の結果については、お手元に配付のとおりでありますので御了承願います。 なお、いわき市議会だより発行規程により選出されております議会だより編集委員会委員及び正副委員長については、お手元に配付のとおりでありますので御了承願います。        総務常任委員会 委員長  菅波大十一君                副委員長 緑川定美君        文教常任委員会   委員長  四家啓助君                  副委員長 佐久間昭君        厚生常任委員会   委員長  星昭光君                  副委員長 永井俊正君        経済常任委員会   委員長  高木芳郎君                  副委員長 伊東達也君        建設常任委員会   委員長  多賀重吉君                  副委員長 斎藤誓之助君        市民水道常任委員会 委員長  金子松男君                  副委員長 安藤正則君        公害対策特別委員会 委員長  矢吹康君                  副委員長 鈴木正平君        主要幹線道路促進  委員長  佐川吉平君        特別委員会     副委員長 大平多太男君        大学誘致特別委員会 委員長  渡辺多重君                  副委員長 小林周喜君        議会運営委員会   委員長  小林周喜君                  副委員長 間宮俊彦君                                                      議会だより編集委員会委員           ----------------            氏名        備考           ----------------            小林周喜君     委員長            間宮俊彦君     副委員長            佐久間昭君            蒲生伸吾君            白戸和男君            菅野留之助君            高萩充君           ----------------      --------------------------- △日程第5 阿武隈高原牧場運営組合議合議員の選挙 ○議長(橋本勲君) 日程第5、阿武隈高原牧場運営組合議会議員の鈴木勝夫君及び磯上久美君が辞任されましたので、その補充選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法については、指名推選によりたいと存じますが、御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選の方法によることに決しました。 お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。 阿武隈高原牧場運営組合議会議員に高木芳郎君、伊東達也君の2名を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました両君を組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました両君が組合議会議員に当選されました。両君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。      --------------------------- △日程第6 いわき地区バス運営協議会委員の選任 ○議長(橋本勲君) 日程第6、いわき地区バス運営協議会委員の選任を行います。 同協議会規約第3条の規定により、当市議会議員から選任する委員の定数は7名であります。 お諮りいたします。この選任すべき委員7名について一括して議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、委員7名を一括して議長において指名することに決しました。 改めてお諮りいたします。いわき地区バス運営協議会委員に大平多太男君、芳賀定雄君、伊藤正平君、渡辺多重君、鈴木正平君、多賀重吉君、星昭光君、以上の7君を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま氏名いたしました7君をバス運営協議会委員に選任することに決しました。      --------------------------- △日程第7 議案第29号上程 ○議長(橋本勲君) 日程第7、議案第29号監査委員選任の同意を求めることについてを議題といたします。             〔議案は別冊参照〕 ○議長(橋本勲君) この際、地方自治法第117 条の規定により園部茂君、鈴木勝夫君を除斥いたします。          〔29番園部 茂君、44番鈴木勝夫君退場〕      --------------------------- △市長提案理由説明 ○議長(橋本勲君) ただいま上程の議案について提出者の説明を求めます。田畑市長。 ◎市長(田畑金光君) 〔登壇〕本日提案いたしました監査委員選任の同意を求めることにつきまして提案理由の御説明を申し上げます。 監査委員金子松男氏、同じく鈴木正平氏から昭和53年11月2日付けをもちまして、一身上の都合により辞任したい旨の届け出がございましたので、これを認め、その後任として市議会議員園部茂氏、鈴木勝夫氏を監査委員に選任しようとするものであります。 御承知のように園部茂氏、鈴木勝夫氏はいずれの方も人格識見ともに優れ、監査委員として適任と考えておりますので、よろしく御審議の上御同意くださるようお願い申し上げる次第であります。 ○議長(橋本勲君) 以上で提案理由の説明は終了いたしました。      --------------------------- △採決 ○議長(橋本勲君) お諮りいたします。本案を直ちに採決することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。2君を一括して採決することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、一括して採決いたします。 改めてお諮りいたします。監査委員選任の同意を求めることについて、園部茂君、鈴木勝夫君の両君に同意することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、園部茂君、鈴木勝夫君に同意することに決しました。          〔29番園部茂君、44番鈴木勝夫君入場〕      --------------------------- △日程第8 意見書案第1号及び第2号並びに決議案第1号及び第2号上程 ○議長(橋本勲君) 次に、日程第8、意見書案第1号及び同第2号並びに決議案第1号及び同第2号を一括議題といたします。      ---------------------------意見書案第1号      老齢者医療保障制度の抜本改革に関する意見書の提出について地方自治法第99条第2項の規定による別紙意見書を、会議規則第14条により提出する。     昭和53年11月4日 提出        提出者 いわき市議会議員 白土和男        賛成者 いわき市議会議員 渡辺多重                     久田正                     間宮俊彦                     矢吹康                     四家啓助                     小林周喜                     佐久間昭                     鈴木勝夫                     鈴木正平                     安藤正則                     佐川吉平                     伊東達也      ---------------------------         老齢者医療保障制度の抜本改革に関する意見書 医療保険各制度と公費負担制度の組み合わせによって老齢者の医療を保障する現行制度は、医療保険の全般的な財政難、とりわけ制度的に著しく多数の老人を抱える国民健康保険の負担の偏重と財政危機に直面して、今日すでに行き詰まりの状態に至っております。 このままに放置すれば崩壊のおそれも考えられる国民健康保険の財政難と、今後の高齢化社会における老人医療問題の重要性を思うとき、問題はきわめて深刻であり、老齢者医療保障制度の改革はもはや遷延を許されないものと断ぜざるを得ません。 本議会はこのような現状にかんがみ、政府がかねて検討中のこの問題に早急な決断を下し、全国民を対象として、老齢者の包括的医療の実現並びに高齢化社会に対応し得る強力で安定した公平な財源制度の確立を内容とする老齢者医療保障の単一制度を創設し、昭和54年度中に実現することを強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出いたします。     昭和53年11月4日       内閣総理大臣 福田赳夫殿       大蔵大臣   村山達雄殿       厚生大臣   小沢辰男殿                  いわき市議会議長 橋本勲      ---------------------------意見書案第2号 不公平税制を是正し、一般消費税導入の慎重な検討を要望する意見書の提出について地方自治法第99条第2項の規定による別紙意見書を、会議規則第14条により提出する。     昭和53年11月4日 提出        提出者 いわき市議会議員 佐川吉平        賛成者 いわき市議会議員 渡辺多重                     久田正                     間宮俊彦                     矢吹康                     四家啓助                     小林周喜                     佐久間昭                     鈴木勝夫                     鈴木正平                     安藤正則                     伊東達也      ---------------------------   不公平税制を是正し、一般消費税導入の慎重な検討を要望する意見書 政府が昭和54年度、遅くとも55年度から実施しようと考えている一般消費税は、あらゆる商品やサービスなど生活に必要なものすべてにかかる新しい税金であり、これが実施されれば物価上昇に拍車をかけることはもちろん、低所得者ほど税金負担が重くなる逆進性のものであり、商工業者には厳しい記帳義務や申告納付が強いられて一層の経営悪化をもたらすなど、国民生活を苦しめることが危惧されるところであります。 また、一般消費税は自治体財政の自主財源を一層弱め、自治体の政府依存を強める危険な内容もはらんでいます。 政府は財政危機の克服や社会福祉の財源に充当することなどを新設の理由に挙げておりますが、それ以前に現行の不公平税制を洗い直すことが急務と思量されます。 よって不公平税制の是正ための施策を実施することを第一義とし、一般消費税の新設については慎重に検討されることを要望いたします。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出いたします。    昭和53年11月4日      内閣総理大臣 福田赳夫殿      大蔵大臣   村山達雄殿                  いわき市議会議長 橋本勲      ---------------------------決議案第1号     県営体育館の建設促進に関する決議の提出について   別紙決議案を会議規則第14条により提出する。      昭和53年11月4日 提出        提出者 いわき市議会議員 鈴木久        賛成者 いわき市議会議員 渡辺多重                     久田正                     間宮俊彦                     矢吹康                     四家啓助                     小林周喜                     佐久間昭                     鈴木勝夫                     鈴木正平                     安藤正則                     佐川吉平                     伊東達也      ---------------------------           県営体育館の建設促進に関する決議 体育、スポーツは、心身の健全な発達と、明るく豊かな市民生活の形成に大きく貢献することは論をまたないところであります。 青少年を初め、広く市民が体育、スポーツを行い、健康と体力づくりの機会をより多く定着させるためには、体育、スポーツの施設を整備し、その充実を図ることが肝要であります。 当市においては、旧市町村単位に市民運動場の設置を初め、校庭への夜間照明施設の整備など、市民が気軽に利用できる運動施設の建設を計画的に進めているところであり、市民の生活水準の向上や自由時間の増大と相まって、体育、スポーツヘの欲求は著しく高まっていることは周知のとおりであります。 特に今夏は高校総合体育大会の一部競技が当市において開催されましたが、いかんせん会場を分散せざるを得なかった施設不足の状態に、非常なる歯がゆさを感じさせられたところであります。 当市では、上荒川運動公園の整備事業の一環として、陸上競技場、野球場、庭球場などの施設を有しておりますが、どうしても欠かせない施設として屋内体育館の建設を、大多数の市民より渇望され、昭和46年当時から国県要望事業の最優先事業として取り上げ、これが実現方を働きかけるとともに、受け入れ態勢としての用地確保もすでに完了していることは、現今の財政事情下にあって高く評価されるべきものと考えます。 すでに中通り、会津地方においては、県営体育館の整備が完了している現在、当いわき地方のスポーツ振興の拠点施設として、福島県においては緊急にいわき市に県営体育館の建設を図られるよう、本議会の決議をもって強く要望いたします。        昭和53月11月4日                             福島県いわき市議会      ---------------------------決議案第2号     日本化成株式会社小名浜工場のアンモニア・尿素部門の存続に関する決議の提出について 別紙決議案を会議規則第14条により提出する。     昭和53年11月4日 提出        提出者 いわき市議会議員 藁谷勝男        賛成者 いわき市議会議員 渡辺多重                     久田正                     間宮俊彦                     矢吹康                     四家啓助                     小林周喜                     佐久間昭                     鈴木勝夫                     鈴木正平                     安藤正則                     佐川吉平                     伊東達也      ---------------------------   日本化成株式会社小名浜工場のアンモニア・尿素部門の存続に関する決議 昨今の長期経済不況の影響により、企業倒産、失業者の発生などの社会不安が増大している折、アンモニア・尿素業界の不振に対処するため、三菱系列において、日本化成株式会社小名浜工場と鹿島アンモニア株式会社鹿島工場の統廃合計画が進められていることは、いわき市民に大きな驚きと不安を与えるものであります。 長年いわき市の中心的企業として地域社会に寄与してきた日本化成株式会社小名浜工場のアンモニア・尿素部門が廃棄される事態に至れば、小名浜工場全体の危機につながり、ひいてはコンビナートを形成する小名浜臨海工業地帯の崩壊に発展するにとどまらず、失業者の発生、地域商工業者の疲弊など地域社会に及ぼす影響は計り知れないものがあります。 ここに事態を憂慮するいわき市議会は、小名浜臨海工業地帯を守るため、日本化成株式会社小名浜工場のアンモニア・尿素部門の存続を本議会の決議をもって強く要望いたします。        昭和53年11月4日                              福島県いわき市議会      --------------------------- △白土和男君提案説明 ○議長(橋本勲君) 提出者の説明を求めます。21番白土和男君。 ◆21番(白土和男君) 〔登壇〕市民クラブの白土和男であります。お手元に配付の意見書案第1号を朗読をもって提案いたしたいと思います。 医療保険各制度と公費負担制度の組合わせによって老齢者の医療を保障する現行制度は、医療保険の全般的な財政難、とりわけ制度的に著しく多数の老人を抱える国民健康保険の負担の偏重と財政危機に直面して、今日すでに行き詰まりの状態に至っております。 このままに放置すれば崩壊のおそれも考えられる国民健康保険の財政難と、今後の高齢化社会における老人医療問題の重要性を思うとき、問題はきわめて深刻であり、老齢者医療保障制度の改革はもはや遷延を許されないものと断ぜざるを得ません。 本議会はこのような現状にかんがみ、政府がかねて検討中のこの問題に早急な決断を下し、全国民を対象として、老齢者の包括的医療の実現並びに高齢化社会に対応し得る強力で安定した公平な財源制度の確立を内容とする老齢者医療保障の単一制度を創設し、昭和54年度中に実現することを強く要望いたします。以上でございます。満場諸兄の御賛同を賜りたいと思います。      --------------------------- △佐川吉平君提案説明 ○議長(橋本勲君) 22番佐川吉平君。 ◆22番(佐川吉平君) 〔登壇〕公明党の佐川でございます。意見書案第2号、提案者を代表いたしまして、ただいまより提案理由の説明を朗読をもっていたします。 政府が昭和54年度、遅くとも55年度から実施しようと考えている一般消費税は、あらゆる商品やサービスなど生活に必要なものすべてにかかる新しい税金であり、これが実施されれば物価上昇に拍車をかけることはもちろん、低所得者ほど税金負担が重くなる逆進性のものであり、商工業者には厳しい記帳義務や申告納付が強いられて一層の経営悪化をもたらすなど、国民生活を苦しめることが危惧されるところであります。 また、一般消費税は自治体財政の自主財源を一層弱め、自治体の政府依存を強める危険な内容もはらんでいます。政府は財政危機の克服や社会福祉の財源に充当することなどを新設の理由に挙げておりますが、それ以前に現行の不公平税制を洗い直すことが急務と思量されます。 よって不公平税制の是正のための施策を実施することを第一義とし、一般消費税の新設については慎重に検討されることを要望いたします。以上提案理由の説明を申し上げましたが、何とぞ満堂各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。      --------------------------- △鈴木久君提案説明 ○議長(橋本勲君) 19番鈴木久君。 ◆19番(鈴木久君) 〔登壇〕社会党の鈴木でございます。決議案の第1号を朗読をもって提案いたしますので、よろしくお願いを申し上げます。 体育、スポーツは、心身の健全な発達と、明るく豊かな市民生活の形成に大きく貢献することは論をまたないところであります。 青少年を初め、広く市民が体育、スポーツを行い、健康と体力づくりの機会をより多く定着させるためには、体育、スポーツの施設を整備し、その充実を図ることが肝要であります。 当市においては、旧市町村単位に市民運動場の設置を初め、校庭への夜間照明施設の整備など、市民が気軽に利用できる運動施設の建設を計画的に進めているところであり、市民の生活水準の向上や自由時間の増大と相まって、体育、スポーツヘの欲求は著しく高まっていることは周知のとおりであります。 特に今夏は高校総合体育大会の一部競技が当市において開催されましたが、いかんせん会場を分散せざるを得なかった施設不足の状態に、非常なる歯がゆさを感じさせられたところであります。 当市では、上荒川運動公園の整備事業の一環として、陸上競技場、野球場、庭球場などの施設を有しておりますが、どうしても欠かせない施設として屋内体育館の建設を、大多数の市民より渇望され、昭和46年当時から国県要望事業の最優先事業として取り上げ、これが実現方を働きかけるとともに、受け入れ態勢としての用地確保もすでに完了していることは、現今の財政事情下にあって高く評価されるべきものと考えます。 すでに中通り、会津地方においては、県営体育館の整備が完了している現在、当いわき地方のスポーツ振興の拠点施設として、福島県においては緊急にいわき市に県営体育館の建設を図られるよう、本議会の決議をもって強く要望いたします。以上でありますので、満堂の皆さん方の御賛同をいただきたいと思います。      --------------------------- △藁谷勝男君提案説明 ○議長(橋本勲君) 16番藁谷勝男君。 ◆16番(藁谷勝男君) 〔登壇〕新政会の藁谷勝男でございます。決議案の第2号日本化成株式会社小名浜工場のアンモニア・尿素部門の存続に関する決議の提出について御説明いたします。配付されました決議案の内容を朗続いたしまして提案説明にかえます。 昨今の長期経済不況の影響により、企業倒産、失業者の発生などの社会不安が増大している折、アンモニア・尿素業界の不振に対処するため、三菱系列において、日本化成株式会社小名浜工場と鹿島アンモニア株式会社鹿島工場の統廃合計画が進められていることは、いわき市民に大きな驚きと不安を与えるものであります。 長年いわき市の中心的企業として地域社会に寄与してきた日本化成株式会社小名浜工場のアンモニア・尿素部門が廃棄される事態に至れば、小名浜工場全体の危機につながり、ひいてはコンビナートを形成する小名浜臨海工業地帯の崩壊に発展するにとどまらず、失業者の発生、地域商工業者の疲弊など地域社会に及ぼす影響は計り知れないものがあります。 ここに事態を憂慮するいわき市議会は、小名浜臨海工業地帯を守るため、日本化成株式会社小名浜工場のアンモニア・尿素部門の存続を本議会の決議をもって強く要望いたします。以上です。 ○議長(橋本勲君) 以上で提案理由の説明は終了いたしました。      --------------------------- △採決 ○議長(橋本勲君) お諮りいたします。ただいま上程の各案を直ちに採決するに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、そのように取り計らいます。 改めてお諮りいたします。意見書案第1号、同第2号及び決議案第1号、同第2号の4件については、原案のとおり決するに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案は原案のとおり可決されました。 なお、ただいま議決されました意見書及び決議に対する字句の整理、その他処理については、議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本勲君) 御異議なしと認め、そのように決しました。      --------------------------- △閉会 ○議長(橋本勲君) 以上で本日の日程は全部終了いたし、今期議会に付議された事件は全部議了いたしました。 これにて昭和53年いわき市議会10月定例会を閉会いたします。              午後0時23分 閉会         ------------------- 地方自治法第123 条第2項の規定によりここに署名する。   昭和53年 月 日             いわき市議会議長               同  副議長               同  議員               同  議員...