郡山市議会 > 2024-06-28 >
06月28日-06号

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  1. 郡山市議会 2024-06-28
    06月28日-06号


    取得元: 郡山市議会公式サイト
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    令和 6年  6月 定例会---------------------------------------            令和6年6月28日(金曜日)---------------------------------------議事日程第6号   令和6年6月28日(金曜日) 午前10時開議 第1 議案第78号 令和6年度郡山市一般会計補正予算(第2号)から    議案第103号 専決処分の承認を求めることについてまで    請願第10号 「国の『被災児童生徒就学支援等事業』の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書」の提出を求める請願書から    請願第12号 地方財政の充実・強化を求める意見書提出請願書まで    (委員長報告から採決まで) 第2 議案第104号 郡山市教育委員会委員の任命についてから    議案第109号 郡山市農業委員会委員の任命についてまで    諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて    (市長の提案理由説明から採決まで) 第3 議会案第1号 「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書から    議会案第3号 地方財政の充実・強化を求める意見書まで    (提案理由説明から採決まで) 第4 議員派遣---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1 議案第78号 令和6年度郡山市一般会計補正予算(第2号)から      議案第103号 専決処分の承認を求めることについてまで      請願第10号 「国の『被災児童生徒就学支援等事業』の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書」の提出を求める請願書から      請願第12号 地方財政の充実・強化を求める意見書提出請願書まで      (委員長報告から採決まで) 日程第2 議案第104号 郡山市教育委員会委員の任命について      議案第105号 郡山市固定資産評価審査委員会委員の選任について      議案第106号 郡山市月形財産管理委員の選任について      議案第107号 郡山市舟津財産管理委員の選任について      議案第108号 郡山市舘財産区管理委員の選任について      議案第109号 郡山市農業委員会委員の任命について      諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて      (市長の提案理由説明から採決まで) 日程第3 議会案第1号 「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書      議会案第2号 学校給食費無償化を実施することを求める意見書      議会案第3号 地方財政の充実・強化を求める意見書      (提案理由説明から採決まで) 日程第4 議員派遣---------------------------------------出席議員(38名)     1番 古山 唯議員        2番 吉田公男議員     3番 佐藤政喜議員        4番 本田豊栄議員     5番 大河原裕勝議員       6番 箭内好彦議員     7番 遠藤 隆議員        8番 村上晃一議員     9番 三瓶宗盛議員       10番 池田義人議員    11番 名木敬一議員       12番 冨樫賢太郎議員    13番 遠藤利子議員       14番 薄井長広議員    15番 伊藤典夫議員       16番 加藤漢太議員    17番 飯塚裕一議員       18番 岡田哲夫議員    19番 佐藤栄作議員       20番 山根 悟議員    21番 大木 進議員       22番 福田文子議員    23番 會田一男議員       24番 折笠 正議員    25番 良田金次郎議員      26番 森合秀行議員    27番 塩田義智議員       28番 八重樫小代子議員    29番 但野光夫議員       30番 田川正治議員    31番 小島寛子議員       32番 諸越 裕議員    33番 栗原 晃議員       34番 廣田耕一議員    35番 石川義和議員       36番 近内利男議員    37番 久野三男議員       38番 大城宏之議員欠席議員(なし)---------------------------------------説明のため出席した者   市長      品川萬里      副市長     菅野利和   副市長     村上一郎      総務部長    宗方成利   政策開発部長  相楽靖久      財務部長    遠藤一芳   税務部長    小野浩幸      市民部長    渡辺 豊   文化スポーツ           鏑木辰男      環境部長    伊坂 透   部次長   保健福祉部長  堀田 操      こども部長   大沼伸之   農林部長    我妻康一      産業観光部長  桜井忠弘   建設部長    宗形彰久      都市構想部長  池田 剛                     上下水道事業   会計管理者   橋本 香              野崎弘志                     管理者   上下水道局長  佐久間健一     教育長     小野義明   教育総務部長  山内 憲      学校教育部長  二瓶元嘉   代表監査委員  藤橋桂市---------------------------------------事務局職員出席者                     議会事務局   議会事務局長  遠藤尚孝      次長      柳沼貴世                     兼総務議事課長   総務議事              総務議事課           円谷 順      主任主査    赤沼研志   課長補佐              兼議事係長   主任      松崎直美      主任      柳沼弘和   主査      多熊勘人---------------------------------------    午前10時00分 開議 ○佐藤政喜議長 これより本日の会議を開きます。 会議規則第2条による欠席等の届出者は皆無であります。 本日の議事は議事日程第6号により運営いたします。 なお、本日の列席説明員中、宍戸文化スポーツ部長に代わり鏑木文化スポーツ部次長が列席をしておりますので、ご報告をいたします。--------------------------------------- △日程第1 議案第78号から議案第103号まで、請願第10号から請願第12号まで(委員長報告から採決まで) ○佐藤政喜議長 日程第1に従い、議案第78号 令和6年度郡山市一般会計補正予算(第2号)から議案第103号 専決処分の承認を求めることについてまでの議案26件及び請願第10号 「国の『被災児童生徒就学支援等事業』の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書」の提出を求める請願書から請願第12号 地方財政の充実・強化を求める意見書提出請願書までの請願3件を件名の朗読を省略し、一括して議題といたします。 各常任委員会委員長報告を求めます。 初めに、総務財政常任委員会委員長報告を求めます。佐藤栄作副委員長。    〔佐藤栄作総務財政常任委員会副委員長 登壇〕 ◆佐藤栄作総務財政常任委員会副委員長 おはようございます。 総務財政常任委員会委員長報告を申し上げます。 初めに、議案第78号 令和6年度郡山市一般会計補正予算(第2号)中、当委員会付託分について審査いたしました。 なお、審査の過程で、市制施行100周年記念事業費に関し、楽都郡山メモリアルパレードにおける障がい者等への配慮や、オンライン配信の有無、想定している観覧者数について、職員給与費に関し、19名増員となる保育士の身分と収入について等、種々質疑が交わされました。 また、債務負担行為の補正中、業務システム標準化に係るものに関し、多額の費用をかけ、国のシステムに統合することの必要性に疑問を感じるほか、本来行政が取り組むべき事業が一部の企業の利益確保につながっていると考えることから、当該予算議案には反対であるとの意見が出され、採決の結果、議案第78号中、当委員会付託分については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第79号 令和6年度郡山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について審査いたしました。 なお、審査の過程で、保険税率等を据え置いた当局の努力は認めるが、課税限度額は法定まで引上げを行い、加入者の負担で国民健康保険の運営を賄おうとするものであることから、当該議案には反対であるとの意見が出され、採決の結果、議案第79号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第80号 令和6年度郡山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について審査いたしました。 なお、審査の過程で、議案第78号と関連するため反対であるとの意見が出され、採決の結果、議案第80号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第83号 郡山市農業集落排水施設条例及び郡山市公契約条例の一部を改正する条例中、当委員会付託分、議案第84号 郡山市税条例の一部を改正する条例の議案2件については、いずれも当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第90号 郡山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について審査いたしました。 なお、審査の過程で、議案第78号、議案第79号と関連するため反対であるとの意見が出され、採決の結果、議案第90号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第92号 工事請負契約についてから議案第98号 工事請負契約についてまでの議案7件については、いずれも当局の説明を了とし、可決すべきものと決しました。 次に、議案第99号 財産の取得について、議案第100号 財産の取得についての議案2件については、いずれも当局の説明を了とし、可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、おのおのの当該事業備品の落札率について質疑が交わされました。 次に、議案第101号 財産の取得については、当局の説明を了とし、可決すべきものと決しました。 次に、議案第102号 財産の減額貸付については、当局の説明を了とし、可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、当該物件を減額して貸し付ける理由について質疑が交わされました。 次に、議案第103号 専決処分の承認を求めることについてのうち当委員会付託分については、当局の説明を了とし、承認すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、専決第7号 令和5年度郡山市一般会計補正予算(第10号)中、こおりやま応援寄附金に関し、当初見込みよりも受入額が減額となった要因について、現地決済型ふるさと納税の内容について、退職手当費に関し、予定外退職者年代別内訳について、公共施設等総合管理基金費に関し、売却した市有地の内容について、また専決第9号 郡山市税条例の一部を改正する条例に関し、定額減税の対象者数について、新築の認定長期優良住宅固定資産税減額措置に係る申告制度の見直し内容について等、種々質疑が交わされました。 次に、請願について申し上げます。 請願第12号 地方財政の充実・強化を求める意見書提出請願書については、その趣旨を認め、採択すべきものと決しました。 なお、当委員会として地方財政の充実・強化を求める意見書を提出しておりますので、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。 以上で報告を終わります。 ○佐藤政喜議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、建設水道常任委員会委員長報告を求めます。良田金次郎副委員長。    〔良田金次郎建設水道常任委員会副委員長 登壇〕 ◆良田金次郎建設水道常任委員会副委員長 建設水道常任委員会委員長報告を申し上げます。 初めに、議案第78号 令和6年度郡山市一般会計補正予算(第2号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、総合交通対策費に関し、公共交通空白地基礎調査の概要について質疑が交わされました。 次に、議案第83号 郡山市農業集落排水施設条例及び郡山市公契約条例の一部を改正する条例中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第85号 郡山市手数料条例の一部を改正する条例については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、宅地造成等工事及び特定盛土等規制区域案におけるパブリックコメントでの意見の有無について、盛土規制に関する周知方法や説明会の開催について質疑が交わされました。 次に、議案第91号 郡山市水道事業給水条例及び郡山市簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第103号 専決処分の承認を求めることについてのうち、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、承認すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、専決第7号 令和5年度郡山市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)中、駐車場使用料に関し、料金収入が前年度と比較して増額となった要因について、令和5年度郡山市下水道事業会計補正予算(第4号)中、流域下水道管理費に関し、流域下水道維持管理負担金が減額となった理由について質疑が交わされました。 以上で報告を終わります。 ○佐藤政喜議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、環境経済常任委員会委員長報告を求めます。村上晃一副委員長。    〔村上晃一環境経済常任委員会副委員長 登壇〕 ◆村上晃一環境経済常任委員会副委員長 おはようございます。 環境経済常任委員会委員長報告を申し上げます。 初めに、議案第78号 令和6年度郡山市一般会計補正予算(第2号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、新事業創出促進事業費に関し、知的財産活用推進事業について質疑が交わされました。 次に、議案第103号 専決処分の承認を求めることについてのうち、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、承認すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、専決第7号 令和5年度郡山市一般会計補正予算(第10号)中、環境基金費に関し、こおりやま応援寄附金件数について、除染管理費に関し、除去土壌の中間貯蔵施設への搬入基準について、郡山ユラックス熱海費に関し、郡山ユラックス熱海長寿命化事業について、令和5年度郡山市総合地方卸売市場特別会計補正予算(第2号)中、施設整備事業費に関し、施設改修費減額理由について質疑が交わされました。 以上で報告を終わります。 ○佐藤政喜議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、文教福祉常任委員会委員長報告を求めます。名木敬一副委員長。    〔名木敬一文教福祉常任委員会副委員長 登壇〕 ◆名木敬一文教福祉常任委員会副委員長 おはようございます。 文教福祉常任委員会委員長報告を申し上げます。 初めに、議案第78号 令和6年度郡山市一般会計補正予算(第2号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、母子生活支援施設費に関し、ひまわり荘解体に係る委託料の内訳について、民間認可保育所費及び私立幼稚園費に関し、保育施設等における保育士等職員の配置基準の改善に伴う人員及び保育室の確保について等、母子保健推進活動費に関し、妊娠・出産包括支援事業について、教育のDX推進費に関し、授業づくり支援サービスクラストックのサービスの概要及び効果の検証について等、種々質疑が交わされました。 次に、議案第81号 令和6年度郡山市介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案第82号 郡山市児童発達支援センター設置条例及び郡山市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例、議案第86号 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の議案3件については、いずれも当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第87号 郡山市母子生活支援施設条例を廃止する等の条例については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、ひまわり荘施設利用を長期間にわたり休止している中、今般、解体することに至った経緯について、今後、新たな母子支援施設を設置することへの考えについて、民間のシェルター等関係団体との連携による支援のさらなる充実について等、種々質疑が交わされました。 次に、議案第88号 郡山市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例、議案第89号 郡山市臨時児童扶養等資金の貸付けに係る償還の免除に関する条例の一部を改正する条例の議案2件については、いずれも当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第103号 専決処分の承認を求めることについてのうち、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、承認すべきものと決しました。 次に、請願について申し上げます。 請願第10号 「国の『被災児童生徒就学支援等事業』の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書」の提出を求める請願書、請願第11号 県に対し「学校給食費無償化を実施することを求める意見書」提出についての請願の請願2件については、いずれもその趣旨を認め、採択とすべきものと決しました。 なお、当委員会として、「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書及び学校給食費無償化を実施することを求める意見書を提出しておりますので、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。 以上で報告を終わります。 ○佐藤政喜議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 初めに、議案第87号の議案1件について、吉田公男議員より討論の通告がありますので、発言を許します。吉田公男議員。    〔2番 吉田公男議員 登壇〕 ◆吉田公男議員 立憲民主党吉田公男です。 議案第87号 郡山市母子生活支援施設条例を廃止する等の条例について、反対の立場からお話をさせていただきたいと思います。 第1条にあります郡山市母子生活支援施設条例を廃止するということですが、反対です。 議論の余地がないことだと思いますけれども、母子生活を支援する、この施策をやらなくてもいい、必要ない、そのように考えている議員も、それから執行部の皆さんも誰一人いないと思います。母子生活の支援はしなければならない。まして、今の時代、ひとり親世帯生活困窮者がどんどん増えてきて、様々な支援を国も積極的に進めています。新しい施策をどんどん進めています。まさに、ここは率先して進めなければならない。その中でも、生活困窮であったり、あるいは障がいであったり、社会的な様々な要因、あるいはDVなどによって、なおさら困難を抱えている母子世帯の皆さんに対しては、支援をしていくべきだ。これは、子本主義を標榜している品川市政も含めて、皆さん一致した考えだと思うのです。 では、その中で、なぜこのひまわり荘を廃止して、その上で母子支援施設そのものを廃止しなければならないのか。私はどうしても納得がいきません。今回の様々な説明の中で見えてくることは、市が考えていらっしゃることは、やらないわけではないのだと。今まで、ひまわり荘という母子生活支援施設の中で行ってきたものを含めて、ニコニコこども館の中にある様々な母子支援の制度の中に一元化して支援をしていくのだから大丈夫なのだ、そういうご説明だと聞いています。 では、なぜニコニコこども館の中に母子の保護、自立を支援するための入居施設がつくられないのでしょうか。その部分は必要ないと。今までの経過を見ますと、平成30年に入居していた3世帯については、特例措置として市営住宅の中に入居させたからそれでいいのだ。それ以降については、全くやっていないとは申しません。資料を見ますと、市営住宅目的外使用の許可だとか、DV被害者市営住宅の仮入居だとか、連帯保証人困難者への配慮などと、実際に新規に新しい事業を行っている、そういうご説明を伺いました。それは分かりますが、一元化してやっていくためには、やはり施設が必要だと思うのです。 私は、新しく施設を建てなさいとか、そのようなことを今申し上げるつもりはありません。現に、市営住宅の中に特例入居という形で、市営住宅を利用した形の支援ができる、そこで自立を促していくのだ。でも、それは、ばらばらなところに入居させて支援していくのだというお考えのようですけれども、私はやはり支援も同じように一元化していくことが必要だと思うのです。当然、そうでない場合もあります。一元化せずに離れたところで支援したほうがいい、ケースによってはそういうケースもありますが、基本的には、私の考えでいえば、市営住宅の中に一定の区域を設けて、母子生活支援事業が集約して行える、そういう場所が必要だと思っています。 自立を促すというならば、ぜひ市営住宅の中にそういうふうな施設をつくる。一般質問でも申し上げましたけれども、先輩諸氏が平成30年の議論の中で、戸田市の支援施設の例を取り上げていました。戸田市では、新しくつくった母子支援施設の中に3年間入居してもらう。その次に、サテライトルームといって、今までの閉鎖された施設から一歩外に出た、社会とのつながりをもっと濃くしたそういう場所に移動してもらって、そこでさらに自立に向けて訓練をしていく。まさにこれが自立支援だと思うのです。それを全く抜きにして、いきなり市営住宅の中に自立しなさい、それが本当の自立支援の形でしょうか。私はそれを間違っていると思うのです。 今回の議論の中で、市の説明の中に、市営住宅に、私の記憶が正しければ、ひとり親世帯が30%ぐらいもう既に入居していると。これは、母子生活支援という意味ではなくて、既に入居者の中にそれだけの割合でひとり親の世帯がいる、そういう時代になってきたのですよ。その中で、特に社会的な支援の必要な母子世帯に対しては、さらに特別な支援をしていかなければならない、私はそう思うのです。 広域入所という話があります。郡山市は広域入所の支援をしている、郡山市の支援ではいろいろ差し障りが出てくる。これは例えば、さっき言ったDVの問題だとか、近くにそのまま郡山市民が避難するというか、生活することによってさらに問題が悪化するのだったらば、他の地域にお願いをして、そこの母子支援施設に入居させてもらう、これが広域入居です。これは、子どもたちの支援でも同じことが行われます。 しかし、郡山市には、広域入居を受け入れる施設がないのですよ。これ広域入居と言えるでしょうか。相互に連携して初めて広域入居は成り立つ。郡山市民で該当する人は、福島市、会津若松市の母子支援施設に入居させてもらう。郡山さん、うちの市民どうですか、うちはないのですよ、それで終わりでいいのでしょうか。うちは市営住宅に住んでもらっていますからどうぞ、それでいいのでしょうか。広域入居というのは、相互にあって初めて成り立つのだと思うのです。ぜひ、ここは考え直していただきたい。 ぜひ、郡山市にもこの機会に、私の考えでは、市営住宅を利用することによって、予算を大きく使うことがなく、今でも政策空き家という形で空き家にしているところが一定数はあるはずです。シェルターの機能を生かすのだったらば、市営住宅の一番上のフロアをその施設に指定することによって、一般の人たちが勝手に出入りすることができないということも、それほど大きな改修をしなくてもできるのだと思うのです。 そういう中で、ひまわり荘は休止から廃止、これはやむを得ない。老朽化しているのだから、ひまわり荘がなくなることはやむを得ない。今回の建物の撤去に関する予算についてまで反対をしようとは、あえて思いません。そこは、撤去していただくことはやむを得ないと思います。しかし、施設そのものは別な形で残していくべきだ。ですから、この条例をなくすべきではない。 やはりこれは、この時代、象徴になってくるのだと思うのですよ。まさに、子本主義で様々な形で、母子世帯に対して支援をしていかなければならない。品川市長が先頭に立って、子本主義だ子本主義だと言っている中で、母子生活支援センターの条例を廃止する、ひまわり荘は撤去する、そのような象徴的なことを市民に対するメッセージとして発していいのでしょうか。ここは何としても、この条例だけは残していただきたい。条例の中に、ひまわり荘とかその住所などが載っている、それは当然改正すべきことだと思いますけれども、今後の母子生活支援施設を継続していくために、条例そのものは残していただきたい。その思いで反対をさせていただきます。ぜひ、ご賛同をお願いします。 ○佐藤政喜議長 次に、議案第87号の議案1件について、箭内好彦議員より討論の通告がありますので、発言を許します。箭内好彦議員。    〔6番 箭内好彦議員 登壇〕 ◆箭内好彦議員 無所属の会の箭内好彦でございます。 無所属の会としまして、議案第87号 郡山市母子生活支援施設条例を廃止する等の条例に反対の立場から討論をいたします。 議案第87号の第1条に、郡山市母子生活支援施設条例は廃止するとあります。今までの経緯をたどりますと、母子生活支援施設ひまわり荘は、老朽化し耐震性の問題があることなどから、近年、入居者が減っておりましたが、本市は、施設の老朽化を理由に地域での生活支援に切り替えるとしまして、2018年12月に施設廃止の条例案を議会に提出いたしました。しかし、議会では反対や疑問の意見が相次ぎ、議会中に廃止条例案が撤回されております。しかし、この廃止条例案は撤回されたものの、入居者はその後、市営住宅などに移され、ひまわり荘は2019年4月から休止をいたしております。 私は、今回、老朽化し耐震性の問題があるひまわり荘の建物解体、それ自体には異存はありませんが、そもそも必要な施設である母子生活支援施設を、ひまわり荘解体後、当局は、社会的ニーズの変化などにより、当該施設の建設はしないということを明言しております。 母子生活支援施設を廃止する代わりに、当局は保護住宅支援、子育て生活支援、就業支援、養育費確保支援、経済的支援を柱に、ひとり親政策を積極的に推進するといたしております。それに関しましては、言葉どおり、ぜひ積極的に推進していただきたいのでありますが、そもそもこの母子生活支援施設というものは、不要であるということが言えるのでしょうか。 母子生活支援施設は、1947年に制定されました児童福祉法に定められた施設であります。児童福祉法第38条には、母子生活支援施設は配偶者のない女子又はこれに準ずる事情にある女子及びその者の監護すべき児童を入所させて、これらの者を保護するとともに、これらの者の自立の促進のためにその生活を支援し、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設とするとあります。 本年2月に、こども家庭庁支援局の児童養護施設入所児童調査の概要が発表されました。その中に、母子生活支援施設入所世帯の状況について報告がなされています。それによりますと、母子生活支援施設への入所理由については、配偶者からの暴力が50.3%、もう半分以上であります。50.3%で最も高く、次いで住宅事情によるが15.8%、経済的理由によるが10.6%であります。次に、母子生活支援施設へ入所してからの期間については、5年未満が84.2%で最も高く、5年未満の中でも1年未満が29.4%、1年、これが23.1%となっています。また、母子生活支援施設入所世帯の入所時の母親の年齢についてでありますが、30歳代が41.6%と最も高く、次いで20歳代これが30.4%、40歳代が22.6%となっています。母子世帯になった理由については、離婚が56.1%と最も高く、次いで未婚の母が17%。 そして、公営住宅入居希望につきましては、母子生活支援施設入所世帯の36.1%しか希望をしておりません。つまり、3世帯のうち1世帯のみしか公営住宅への入居を望んでいないということが分かります。また、現在の状況については、1年以内に退所の見込みが16.7%、適当な住居さえあれば退所できるが12.4%、3か月以内に退所の見込みが11.3%、末子が18歳になるまで退所困難、これが10.8%となっております。 以上のように、母子生活支援施設に入所なさる方は、半数以上が配偶者からの暴力から逃れるためであり、施設にはDVシェルターとしての機能も求められております。これを市営住宅にその機能を求めることは、到底無理なことではないでしょうか。配偶者からの暴力から逃れようとする方、この方々は、配偶者の住む自治体とは別のところに逃れたいと、そんなふうに思う気持ち、これは容易に理解ができます。 現に、当局からの説明の中に、本市から福島市と会津若松市に1世帯ずつが広域入所なさっているという説明がありました。本市は県の中央に位置し、連携中枢都市圏の中核を成す都市であります。それこそ、本市に現代の状況に合った母子生活支援施設をつくり、他の自治体と連携協力をして、DVから逃れようとする方々を保護、支援するべきであります。 ここ何年かの流れとしましては、全国の公設の母子生活支援施設の多くが廃止するという流れが起きています。これは、高度経済成長期に設置をされました当時の母子寮、昔は母子寮だったのです、この母子寮が平成10年に母子生活支援施設に名称が変更されましたが、現在、老朽化が激しく、さらに共用の浴室や今になじまない。そんなシステムや施設の居住環境といったものを入所者が敬遠している、そんな背景がかいま見えてきます。 しかし、DV被害は一向に減少する兆しは見えません。ますますその必要性は増大していると感じています。DVシェルターとしての機能を持つ以上、秘匿性というものも必要であり、公設、民設や規模の大小を問わず、例え小規模でありましても民営でありましても、既存施設の活用でありましてもよいのであります。この母子生活支援施設は、絶対に必要な施設であります。議案第87号 郡山市母子生活支援施設条例を廃止する等の条例は、現有施設を解体するためのものだと当局はおっしゃいますが、新たな形の母子生活支援施設を検討することなく条例廃止をすることに、私は到底賛成することはできません。 以上、議案第87号 郡山市母子生活支援施設条例を廃止する等の条例に反対する意見を申し上げました。議員の皆様のご賛同をお願いし、討論といたします。 以上。 ○佐藤政喜議長 次に、議案第78号、議案第79号、議案第80号、議案第81号、議案第87号、議案第90号の議案6件について、岡田哲夫議員より討論の通告がありますので、発言を許します。岡田哲夫議員。    〔18番 岡田哲夫議員 登壇〕
    岡田哲夫議員 日本共産党郡山市議団を代表し、業務システム標準化に関する議案4件、議案第87号 郡山市母子生活支援施設条例を廃止する等の条例、議案第90号 郡山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の6件の議案について、反対する立場から討論を行います。 まず、業務システム標準化に関する議案第78号 令和6年度郡山市一般会計補正予算(第2号)、議案第79号 令和6年度郡山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第80号 令和6年度郡山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第81号 令和6年度郡山市介護保険特別会計補正予算(第1号)の議案4件に反対の理由を述べます。 政府は、2026年3月末までに、住民基本台帳、就学、印鑑登録、国民健康保険など、自治体が行う20事務を国が定めた標準仕様の業務システムに移行させようとしています。しかし、しんぶん赤旗によれば、自治体現場からは拙速との批判が噴出しており、全自治体の1割、171自治体が2025年度末までの移行は困難と答えており、関東地方の大手ベンダー、業務を請け負う民間業者を指すそうですが、関係者は、運用時に不具合が起こる可能性は十分あると指摘しています。何より、全自治体のシステムを集中管理するメリットがどこにあるのかと根本的な疑問を述べています。 しんぶん赤旗は、2022年8月30日付で、奈良女子大の中山徹教授がデジタル田園都市国家構想の危険性を次のように述べています。先導的な事業として施行されたスーパーシティやデジタル田園健康特区の状況を見れば、今まで行政がやっていた医療、福祉、教育、防災など、幅広い分野で民間企業が主導して、計画を組んでサービスを提供する内容になっている。膨大な個人データを企業が活用していくわけで、個人情報の漏えいや侵害の問題もある。企業がいろいろな施策を展開し、それを市民は利用者として享受していく。そこには、市民自治、地方自治という視点は全くない。このデジタルを活用した行政実務の民間委託を全国規模で展開しようというのが、今回の自治体情報システム標準化の狙いだということができるのではないでしょうか。 実施のために職員に無理を押しつけ、42億円もの予算をかけ、一部の民間企業のもうけのために、全市民の個人データを提供する。このような自治体行政の存在意義の否定とも取れるような事業に賛成することはできません。 次に、議案第87号 郡山市母子生活支援施設条例を廃止する等の条例について、反対意見を述べます。 ひまわり荘の廃止が問題になった2018年12月定例会の一般質問で、私はひまわり荘の入所の中止は避けられないとしても、母子生活支援施設を新たに建設する方向で様々な検討をすべきではないか。少なくても、条例については廃止しないようにし、今後の検討に委ねるべきではなかと指摘しました。この間、母子生活支援のため、郡山市は様々な施策を実施してきましたが、あくまで次善の策だったと言わざるを得ません。 児童福祉法は第23条で、配偶者のない女子又はこれに準ずる事情にある女子であって、その者の監護すべき児童の福祉に欠けるところがある場合において、その保護者から申込みがあったときは、その保護者及び児童を母子生活支援施設において保護しなければならないと書かれています。ですから、例えば市営住宅への入居などは、やむを得ない事情があるときに限られているのです。 今回、提案されているひまわり荘の解体には賛成しますが、同時に提案されている母子生活支援施設を廃止することに伴う関係条例の廃止には、児童福祉法に抵触する危険性もあるのではないでしょうか。条例の廃止に賛成することはできません。 最後に、議案第90号 郡山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、反対の意見を述べます。 一般質問でも述べましたが、今回の改定では、税率等のアップはなく、軽減対象の拡大など、主として市民負担軽減の努力をしたことは理解できます。しかし、国保の構造的な問題と指摘される加入者に低所得者層が多いにもかかわらず、他の医療保険と比較し、保険料の負担割合が2倍近くに上るという根本の問題に手を触れようとしないため、軽減対象世帯数が全体の60%を占めるなどといういびつな事態が継続することになっています。そして、加入者においては、比較的余裕のある世帯に負担を押しつけるということが続き、矛盾が限界にまで達しています。 全国知事会が、加入者の保険料負担を協会けんぽ並みに引き下げるために、国に1兆円の国費投入を要望してから10年になろうとしています。明らかに国の不作為、怠慢とも言えるもので、地方からのより強い働きかけが必要です。国民皆保険制度存続のために、今すぐ国保会計に1兆円の国費投入をという声を、国民世論としていくことが求められているのではないでしょうか。 以上、3点について反対の意見を述べ、議員各位の賛同を求め、討論を終わります。 ○佐藤政喜議長 以上で討論を終結いたします。 これより採決いたします。 初めに、討論のありました議案6件について、それぞれ電子採決により採決いたします。 初めに、議案第78号 令和6年度郡山市一般会計補正予算(第2号)について原案のとおり決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○佐藤政喜議長 賛成34、賛成多数であります。 よって、議案第78号については原案のとおり可決されました。 次に、議案第79号 令和6年度郡山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について原案のとおり決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○佐藤政喜議長 賛成34、賛成多数であります。 よって、議案第79号については原案のとおり可決されました。 次に、議案第80号 令和6年度郡山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について原案のとおり決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○佐藤政喜議長 賛成34、賛成多数であります。 よって、議案第80号については原案のとおり可決されました。 次に、議案第81号 令和6年度郡山市介護保険特別会計補正予算(第1号)について原案のとおり決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○佐藤政喜議長 賛成34、賛成多数であります。 よって、議案第81号については原案のとおり可決されました。 次に、議案第87号 郡山市母子生活支援施設条例を廃止する等の条例について原案のとおり決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○佐藤政喜議長 賛成32、賛成多数であります。 よって、議案第87号については原案のとおり可決されました。 次に、議案第90号 郡山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について原案のとおり決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○佐藤政喜議長 賛成34、賛成多数であります。 よって、議案第90号については原案のとおり可決されました。 次に、ただいま採決いたしました案件以外について、一括して採決いたします。 議案第82号 郡山市児童発達支援センター設置条例及び郡山市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例から議案第86号 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例までの議案5件、議案第88号 郡山市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例、議案第89号 郡山市臨時児童扶養等資金の貸付けに係る償還の免除に関する条例の一部を改正する条例の議案2件、議案第91号 郡山市水道事業給水条例及び郡山市簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例から議案第103号 専決処分の承認を求めることについてまでの議案13件、以上の議案20件、請願第10号 「国の『被災児童生徒就学支援等事業』の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書」の提出を求める請願書から請願第12号 地方財政の充実・強化を求める意見書提出請願書までの請願3件については、各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 ご異議なしと認めます。 よって、以上の議案及び請願については、各委員長報告のとおり決しました。--------------------------------------- △日程第2 議案第104号から議案第109号まで、諮問第2号(市長の提案理由説明から採決まで) ○佐藤政喜議長 日程第2に従い、議案第104号 郡山市教育委員会委員の任命についてから議案第109号 郡山市農業委員会委員の任命についてまでの議案6件、諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問1件を件名の朗読を省略し、一括して議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。品川市長。    〔品川萬里市長 登壇〕 ◎品川萬里市長 本日提出いたしました人事案件7件についてご説明を申し上げます。 議案第104号は、6月30日付で任期満了となります教育委員会委員1名の後任者を任命しようとするものであります。 議案第105号は、3月27日付で任期満了により欠員となりました固定資産評価審査委員会委員1名の後任者を選任しようとするものであります。 議案第106号は、6月30日付で辞職となります月形財産管理委員1名の後任者を選任しようとするものであります。 議案第107号は、6月30日付で任期満了となります舟津財産管理委員7名の後任者を選任しようとするものであります。 議案第108号は、6月30日付で任期満了となります舘財産区管理委員5名の後任者を選任しようとするものであります。 議案第109号は、7月31日付で任期満了となります農業委員会委員18名及び死亡により欠員となりました農業委員会委員2名の後任者を任命しようとするものであります。 諮問第2号は、5月31日付で辞職により欠員となりました人権擁護委員1名の後任の候補者を推薦しようとするものであります。 これらの方々は、いずれも人格、識見ともに優れ、その職に最適任であると信じますので、ご同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由といたします。 以上。 ○佐藤政喜議長 お諮りいたします。ただいま議題となっております案件は人事案件であります。 この際、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 ご異議なしと認め、これより採決いたします。 初めに、議案第104号 郡山市教育委員会委員の任命については、同意することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は同意することに決しました。 次に、議案第105号 郡山市固定資産評価審査委員会委員の選任については、同意することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は同意することに決しました。 次に、議案第106号 郡山市月形財産管理委員の選任については、同意することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は同意することに決しました。 次に、議案第107号 郡山市舟津財産管理委員の選任については、同意することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は同意することに決しました。 次に、議案第108号 郡山市舘財産区管理委員の選任については、同意することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は同意することに決しました。 次に、議案第109号 郡山市農業委員会委員の任命については、同意することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は同意することに決しました。 次に、諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、異議のない旨、答申することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は異議のない旨、答申することに決しました。--------------------------------------- △日程第3 議会案第1号から議会案第3号まで(提案理由説明から採決まで) ○佐藤政喜議長 日程第3に従い、議会案第1号 「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書から、議会案第3号 地方財政の充実・強化を求める意見書までの議会案3件を件名の朗読を省略し、一括して議題といたします。 お諮りいたします。本案については、提出者の説明、質疑及び討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 ご異議なしと認め、これより採決いたします。 議会案第1号 「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書から、議会案第3号 地方財政の充実・強化を求める意見書までの議会案3件については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 ご異議なしと認めます。 よって、議会案第1号から議会案第3号までの議会案3件については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第4 議員派遣 ○佐藤政喜議長 日程第4に従い、議員派遣を議題といたします。 福島県市議会議長会議員研修会に係る議員派遣は、令和6年8月22日、福島市において開催される福島県市議会議長会議員研修会に本市議会議員が出席するため、会議規則第85条の規定に基づき、議決を求めるものであります。 お諮りいたします。本案については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 ご異議なしと認め、これより採決いたします。 タブレット端末に配信の議員派遣一覧のとおり、福島県市議会議長会議員研修会に本市議会議員を派遣することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 ご異議なしと認めます。 よって、福島県市議会議長会議員研修会については、議員派遣一覧のとおり派遣することに決定いたしました。 さらにお諮りいたします。ただいま議決されました議員派遣について変更を要する際、その措置を議長に委任いただくことにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○佐藤政喜議長 ご異議なしと認め、そのように決しました。 以上で本定例会の日程は全部終了いたしました。 この際、市長から発言があれば、これを許します。品川市長。    〔品川萬里市長 登壇〕 ◎品川萬里市長 令和6年郡山市議会6月定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 去る6月13日に開会されました本定例会において、議員各位には長期間にわたりご審議をいただき、令和6年度6月補正予算をはじめとする全ての議案についてご賛同を賜り、厚く御礼を申し上げます。 審議の過程で賜りました市政各般にわたる貴重なご意見やご提言につきましては、今後の予算編成、市政運営に反映してまいりたいと存じます。 暑さも日増しに厳しくなってまいりますが、議員各位におかれましては、熱中症への対処など、健康管理に特段のご留意いただきますとともに、市政発展のため、市と市議会が車の両輪として、国・県にも各種施策の提案と要望を行ってまいりたいと存じますので、なお一層のご指導、ご尽力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会のご挨拶といたします。 誠にありがとうございました。 ○佐藤政喜議長 これをもちまして、本定例会を閉会いたします。    午前11時08分 閉会地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。--------------------------------------- 郡山市議会   議長      佐藤政喜   副議長     廣田耕一   議員      薄井長広   議員      伊藤典夫   議員      加藤漢太...