郡山市議会 > 2022-12-15 >
12月15日-06号

  • 観光(/)
ツイート シェア
  1. 郡山市議会 2022-12-15
    12月15日-06号


    取得元: 郡山市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-27
    令和 4年 12月 定例会---------------------------------------            令和4年12月15日(木曜日)---------------------------------------議事日程第6号   令和4年12月15日(木曜日) 午前10時開議 第1 議案第163号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第9号)から    議案第205号 工事請負契約についてまで    請願第43号 非核三原則の堅持を国に求める意見書の提出についての請願から    請願第48号 小中学校の給食無償化を求める意見書提出についての請願まで    (委員長報告から採決まで) 第2 議案第206号 郡山市片平財産区管理委員の選任について    (市長の提案理由説明から採決まで) 第3 議会案第5号 小中学校の給食無償化を求める意見書    (提案理由説明から採決まで) 第4 議会案第6号 郡山市議会の個人情報の保護に関する条例    議会案第7号 郡山市政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例    (提案理由説明から採決まで) 第5 閉会中の継続審査 第6 議員派遣---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1 議案第163号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第9号)から      議案第205号 工事請負契約についてまで      請願第43号 非核三原則の堅持を国に求める意見書の提出についての請願から      請願第48号 小中学校の給食無償化を求める意見書提出についての請願まで      (委員長報告から採決まで) 日程第2 議案第206号 郡山市片平財産区管理委員の選任について      (市長の提案理由説明から採決まで) 日程第3 議会案第5号 小中学校の給食無償化を求める意見書      (提案理由説明から採決まで) 日程第4 議会案第6号 郡山市議会の個人情報の保護に関する条例      議会案第7号 郡山市政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例      (提案理由から採決まで) 日程第5 閉会中の継続審査 日程第6 議員派遣---------------------------------------出席議員(33名)     1番 吉田公男議員        2番 渡部龍治議員     4番 箭内好彦議員        5番 塩田義智議員     6番 蛇石郁子議員        7番 柳田尚一議員    10番 名木敬一議員       11番 山根 悟議員    12番 福田文子議員       13番 會田一男議員    14番 森合秀行議員       16番 近内利男議員    17番 岡田哲夫議員       18番 飯塚裕一議員    19番 佐藤栄作議員       20番 大木 進議員    22番 折笠 正議員       23番 良田金次郎議員    24番 栗原 晃議員       25番 廣田耕一議員    26番 久野三男議員       27番 佐藤政喜議員    28番 高橋善治議員       29番 八重樫小代子議員    30番 諸越 裕議員       31番 今村剛司議員    32番 田川正治議員       33番 小島寛子議員    34番 石川義和議員       35番 遠藤敏郎議員    36番 大城宏之議員       37番 七海喜久雄議員    38番 鈴木祐治議員欠席議員(3名)     8番 村上晃一議員        9番 三瓶宗盛議員    21番 但野光夫議員欠員(2名)---------------------------------------説明のため出席した者   市長      品川萬里      副市長     菅野利和   副市長     村上一郎      総務部長    柳沼英行   政策開発部長  佐藤直浩      財務部長    佐藤達也   税務部長    古川明彦      市民部長    馬場章光   文化スポーツ           橋本裕樹      環境部長    橋本仁信   部長   保健福祉部           堀田 操      こども部長   相楽靖久   次長                     産業観光部長   農林部長    山口 勇              伊坂 透                     心得   建設部長    緑川光博      都市構想部長  安藤 博                     上下水道事業   会計管理者   菊地幸一              野崎弘志                     管理者   上下水道局長  大竹伸裕      教育長     小野義明   教育総務部長  寄金孝一      学校教育部長  嶋 忠夫   代表監査委員  藤橋桂市---------------------------------------事務局職員出席者                     議会事務局   議会事務局長  薄 正博      次長      吉村 隆                     兼総務議事課長   総務議事           榮 一寿      議事係長    伊藤広喜   課長補佐   主任      松崎直美      主査      柳沼弘和   主査      遠藤慶一郎---------------------------------------    午前10時00分 開議 ○塩田義智議長 これより本日の会議を開きます。 会議規則第2条による欠席等の届出者は、欠席、村上晃一議員三瓶宗盛議員但野光夫議員、3名であります。 本日の議事は議事日程第6号により運営いたします。 なお、本日の列席説明員中、松田保健福祉部長に代わり、堀田保健福祉部次長が列席しておりますので、ご報告いたします。--------------------------------------- △日程第1 議案第163号から議案第205号まで、請願第43号から請願第48号まで(委員長報告から採決まで) ○塩田義智議長 日程第1に従い、議案第163号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第9号)から議案第205号 工事請負契約についてまでの議案43件及び請願第43号 非核三原則の堅持を国に求める意見書の提出についての請願から請願第48号 小中学校の給食無償化を求める意見書提出についての請願までの請願6件を、件名の朗読を省略し、一括して議題といたします。 各常任委員会委員長報告を求めます。 初めに、総務財政常任委員会委員長報告を求めます。森合秀行副委員長。    〔森合秀行総務財政常任委員会副委員長 登壇〕 ◆森合秀行総務財政常任委員会副委員長 総務財政常任委員会委員長報告を申し上げます。 初めに、議案第163号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第9号)中、当委員会付託分について審査をいたしました。 なお、審査の過程で、職員給与費に関し、新型コロナウイルス対応に係る職員の超過勤務の状況について、個人番号カード事務費に関し、マイナンバーカード交付率について等、種々、質疑が交わされました。 また、駐車場費に関し、麓山地区立体駐車場の有料化の予算を含む当該議案には反対であるとの意見が出され、採決の結果、議案第163号中当委員会付託分については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第164号 令和4年度郡山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から議案第169号 令和4年度郡山市県中都市計画大町土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)中当委員会付託分までの議案6件、議案第171号 令和4年度郡山市総合地方卸売市場特別会計補正予算(第3号)中当委員会付託分、議案第172号 令和4年度郡山市熱海温泉事業特別会計補正予算(第2号)、議案第177号 郡山市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部を改正する条例、以上の議案9件については、いずれも当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第178号 郡山市個人情報の保護に関する法律施行条例について審査いたしました。 なお、審査の過程で、国等による個人情報の活用に当たっては個人情報保護の仕組みを整えることが重要と考えるが、本条例には、自己データの削除及び利用権の停止を含む規定がなく、個人情報の保護が不十分であると考えられることから、当該議案には反対であるとの意見が出され、採決の結果、議案第178号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第179号 郡山市個人情報保護審議会条例から議案第186号 郡山市税条例の一部を改正する条例までの議案8件については、いずれも当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第191号 工事請負契約についてから議案第194号 工事請負契約についてまでの議案4件については、いずれも当局の説明を了とし、可決すべきものと決しました。 次に、議案第195号 工事請負契約については、当局の説明を了とし、可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、入札方法に関し、共同企業体の検討について等、種々、質疑が交わされました。 次に、議案第196号 工事請負契約の変更については、当局の説明を了とし、可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、変更契約に至る経過について等、種々、質疑が交わされました。 次に、議案第202号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第10号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第203号 工事請負契約についてから議案第205号 工事請負契約についてまでの議案3件については、いずれも当局の説明を了とし、可決すべきものと決しました。 次に、請願について申し上げます。 初めに、請願第43号 非核三原則の堅持を国に求める意見書の提出についての請願、請願第44号 非核三原則の堅持及び核兵器廃絶に向けて役割を果たすことを求める意見書提出の請願の請願2件については、一括して審査いたしました。 審査の過程で、次のような意見が出されました。 初めに、委員より、核兵器禁止条約が採択され、既に発効されている状況にあって、唯一戦争被爆国である日本は、核のない世界をつくるため非核三原則を堅持し、国際社会に働きかけていくことは当然であると考えることから、本請願については採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、非核三原則は日本の基本政策ではあるが、ロシアのウクライナ侵攻など、今の国際情勢は周辺国の脅威が増しており、国民の命を守る観点からも有事の際の「持ち込ませず」については国会でさらに議論すべきであると考えることから、本請願については不採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、本市中学生長崎派遣事業の報告で、中学生は命の大切さ、戦争の恐ろしさ、原爆被爆の悲惨さを知り、二度と繰り返してはならないと訴えている。このことは我々大人の責任として受け止めるべきと考えることから、本請願については採択すべきとの意見が出されました。 次に、委員より、非核三原則の考えは重要と考えるが、我が国の安全保障は日米同盟を基軸としており、核を保有する周辺国の脅威から国民の命を守るためには、「持ち込ませず」の議論を妨げることは適切ではないと考えることから、本請願については不採択とすべきとの意見が出されました。 その他、種々、意見が出され、採決の結果、請願第43号、請願第44号については、いずれも賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第45号 敵基地攻撃能力を有する軍備増強を行わず、外交による平和の実現を求める意見書提出の請願について審査いたしました。 審査の過程で、次のような意見が出されました。 初めに、委員より、敵基地攻撃能力と反撃能力は分けて考える必要があり、我が国は専守防衛を基本とし、我が国が攻撃されたときのみ、人命を守り国土保全のために反撃できるが、他国への先制攻撃をすることはあり得ないと考えることから、本請願については採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、外交による平和の実現は理想と考えるが、ロシアによるウクライナ侵攻は国際社会の秩序を破壊し、日本を取り巻く安全保障の環境は一層厳しくなっている。国の安全保障上、敵基地攻撃能力の保有は必要と考えることから、本請願については不採択とするべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、武力の強化は相手の武力強化につながる悪循環を生み、戦争につながる危険性を高める。国民生活が厳しい中、防衛費に多額の予算を投入することは国民の利益にならないと考えることから、本請願については採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、核ミサイル戦略を誇示する周辺国の脅威が高まる中、日本も一定の反撃能力を保持し、抑止力を高めることは重要であると考えることから、本請願については不採択とするべきであるとの意見が出されました。 その他、種々、意見が出され、採決の結果、請願第45号については、賛成少数で不採択とするべきと決しました。 以上で報告を終わります。 ○塩田義智議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、建設水道常任委員会委員長報告を求めます。山根悟副委員長。    〔山根悟建設水道常任委員会副委員長 登壇〕 ◆山根悟建設水道常任委員会副委員長 建設水道常任委員会委員長報告を申し上げます。 初めに、議案第163号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第9号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、河川費に関し、準用河川改修事業について、繰越明許費の補正中、準用河川改修事業に関し、河道掘削工事に伴う車両進入等の調整箇所について、債務負担行為の補正中、郡山カルチャーパーク自動券売機賃借料令和4年度分に関し、機種の選定理由について、種々、質疑が交わされました。 次に、議案第167号 令和4年度郡山市県中都市計画伊賀河原土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)中、当委員会付託分についてから議案第170号 令和4年度郡山市駐車場事業特別会計補正予算(第3号)までの議案4件については、いずれも当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第173号 令和4年度郡山市水道事業会計補正予算(第2号)については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、職員給与費に関し、人事異動に伴う職員数の増減について、債務負担行為の補正中、配給水施設等修繕費に関し、過去の修繕件数との比較増減について、質疑が交わされました。 次に、議案第174号 令和4年度郡山市簡易水道事業会計補正予算(第1号)から議案第176号 令和4年度郡山市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)までの議案3件、議案第187号 郡山市手数料条例の一部を改正する条例中当委員会付託分、以上の議案4件については、いずれも当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第199号 郡山市営住宅等指定管理者の指定については、当局の説明を了とし、可決すべきものと決しました。 次に、議案第200号 開成山公園等の指定管理者の指定について審査いたしました。審査の過程で、近隣の公共施設の駐車場との整合性が図られておらず、駐車場の有料化を前提としていることから、当該議案には反対であるとの意見が出されました。 また、委員より、開成山公園等Park-PFI事業者選定審議会における事業者の選定経過が不透明であることから、当該議案には反対であるとの意見が出されました。 そのほか、事業者選定の詳細について質疑が交わされ、採決の結果、議案第200号については賛成多数で可決すべきものと決しました。 次に、議案第201号 専決処分の承認を求めることについては、当局の説明を了とし、承認すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○塩田義智議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、環境経済常任委員会委員長報告を求めます。折笠正委員長。    〔折笠正環境経済常任委員会委員長 登壇〕 ◆折笠正環境経済常任委員会委員長 環境経済常任委員会委員長報告を申し上げます。 初めに、議案第163号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第9号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、富久山クリーンセンター費に関し、販売電力料と燃料費との差益について、観光振興対策事業費に関し、タイへの観光物産プロモーションの詳細について、債務負担行為の補正中、要援護者ごみ戸別収集業務委託料令和4年度分に関し、対象者への周知方法について等、種々、質疑が交わされました。 次に、議案第171号 令和4年度郡山市総合地方卸売市場特別会計補正予算(第3号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第197号 財産の処分については、当局の説明を了とし、可決すべきものと決しました。 次に、議案第198号 郡山市磐梯熱海観光物産館の指定管理者の指定については、当局の説明を了とし、可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、指定管理候補者の選定に係る評価結果について、施設における雇用の継続について等、種々、質疑が交わされました。 次に、請願について申し上げます。 請願第46号 ミニマム・アクセス米の削減・中止など運用を改め、生産費を償う価格下支えを求める請願について審査いたしました。 審査の過程で、次のような意見が出されました。 初めに、委員より、ミニマム・アクセス米は国産米に極力影響を与えないように、国が一元的に輸入し販売しているものであると考えることから、本請願は不採択とすべきものとの意見が出されました。 次に、委員より、ミニマム・アクセス米の輸入額と販売額の差損を国が毎年支出していることは米政策として有効ではない。農業の持続可能性を守る観点からも地に足が着いた政策が求められると考えることから、本請願は採択すべきものであるとの意見が出されました。 次に、委員より、ミニマム・アクセス米の輸入を継続するには厳しい環境であるものの、国際的な貿易交渉において合意され設定された経緯を鑑みると、ミニマム・アクセス米を中止することは適切ではないと考える。 また、生産費を基礎にした価格保障制度については、国において、食料・農業・農村基本法の見直しが検討されており、今後の国の動向を見守るべきと考えることから、本請願は不採択すべきものとの意見が出されました。 その他、種々、意見が出され、採決の結果、請願第46号については、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○塩田義智議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、文教福祉常任委員会委員長報告を求めます。飯塚裕一副委員長。    〔飯塚裕一文教福祉常任委員会副委員長 登壇〕 ◆飯塚裕一文教福祉常任委員会副委員長 文教福祉常任委員会委員長報告を申し上げます。 初めに、議案第163号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第9号)中、当委員会付託分について審査いたしました。 なお、審査の過程で、児童手当等支給事務費に関し、子育て応援給付金の申請が必要な世帯への周知について、保健所費、保健所健康づくり費に関して、各保健センターのレイアウトについて、債務負担行為の補正中、スクールバス運行業務委託料令和4年度分に関し、運行業務の考え方について、ICT支援員業務委託料令和4年度分に関し、支援員の配置予定について等、種々、質疑が交わされました。 また、児童福祉総務費に関し、放課後児童クラブ指定管理者制度に移行した場合、必ずしも職員の処遇改善が約束されるわけではない。 また、指定管理者制度に移行することで利用者ニーズに合った運営につながるとは思えないことから、指定管理者制度導入に向けた事業者選定審議会開催の経費を含む当該予算議案には反対であるとの意見が出されました。 また、債務負担行為の補正中、学校用務員業務委託料令和4年度分、学校給食調理業務委託料令和4年度分に関し、学校用務員学校給食調理員は学校現場を支える重要な人材であり、全ての学校職員が一体となって教育現場を支えるべきであり、指揮命令系統が異なる労働者が学校現場に入ることは教育現場にふさわしい対応ではないと考えることから、民間への外部委託に係る債務負担行為を含む当該議案には反対であるとの意見が出され、採決の結果、議案第163号中、当委員会付託分については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第166号 令和4年度郡山市介護保険特別会計補正予算(第2号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、債務負担行為の補正中、地域包括支援センター業務委託料令和4年度分に関し、昨年度との変更点について、各地域包括支援センターからの意見の聞き取りについて質疑が交わされました。 次に、議案第187号 郡山市手数料条例の一部を改正する条例中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、犬のマイクロチップ装着率について、マイクロチップ装着に係る周知について質疑が交わされました。 次に、議案第188号 郡山市保健センター条例の一部を改正する条例については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、保健師の配置について、保健センターの業務内容について等、種々、質疑が交わされました。 次に、議案第189号 郡山市いじめ問題対策連絡協議会等条例については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、協議会における委員の構成について、いじめ問題再調査委員会の開催要件について等、種々、質疑が交わされました。 次に、議案第189号 郡山市立美術館条例の一部を改正する条例については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第202号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第10号)中、当委員会付託分について審査いたしました。 なお、審査の過程で、民間放課後児童クラブ補助事業費民間認可保育所費並び認可外保育施設費に関し、安全装置の導入支援の対象となる車種について、母子保健推進活動費に関し、ベビーファースト給付金の給付方法及び対象者について等、種々、質疑が交わされました。 次に、請願について申し上げます。 請願第47号 第9期介護保険制度改正に関する意見書の提出を求める請願書について審査いたしました。 審査の過程で、次のような意見が出されました。 初めに、委員より、今回の制度改正について、事業者や自治体からは、利用者に新たな負担をかけることは介護保険制度の根幹を揺るがし、介護保険制度の解体につながりかねないといった反対意見がある。 さらなる高齢化社会を迎えるに当たり、介護保険の負担が増すことは避けるべきと考えることから、本請願については採択すべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、高齢化が進み、要介護認定率や1人当たりの介護給付費が増えると見込まれている中、給付は高齢者中心、負担は現役世代中心となっているこれまでの社会保障制度の構造を見直し、将来世代へ負担を先送りするのではなく、能力に応じて皆で支え合うことを基本に、それぞれの人生のステージに応じて必要な保障を確保することが重要であると考えることから、本請願については不採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、物価高騰や一部医療費の負担増により、市民生活は厳しく不安定な状況である。 また、介護保険財政の担い手である40歳以上の勤労者層の多くが収入増を見込めず、高齢者の多くは年金収入のみで生活している状況である。提示された方針どおりに介護保険制度の改正が行われれば、負担が過重となることは明らかであり、持続的かつ安定的な運営のためには、国庫負担の割合を上げることが必要と考えることから、本請願については採択すべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、介護保険制度を守るべきという本請願の趣旨は理解できるが、今後、給付が増え続けるであろう介護保険制度を守るためには、制度改正はやむを得ないと考える。現在、制度の見直しや在り方について国で論議されており、今はその動向を見守るべきと考えることから、本請願については不採択とすべきであるとの意見が出されました。 その他、種々、意見が出され、採決の結果、請願第47号については、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第48号 小中学校の給食無償化を求める意見書提出についての請願について審査いたしました。 審査の過程で、次のような意見が出されました。 初めに、委員より、抜本的に少子化対策、子育て支援策を強めていかなければ社会そのものが成り立たないということ、義務教育は無償化という原則の2つの面から、学校給食を無償化とすることには意義がある。自治体が足並みをそろえて学校給食の無償化を実現させるためには、国が制度として実施することが最も分かりやすく、確実な方法であると考えることから、本請願は採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、小中学校の給食を恒常的に無償化するためには、財源確保が難しいと思われる。新型コロナウイルス感染症やウクライナ情勢不安に起因する物価等高騰により、本市の財政は厳しい状況にあると言える。 学校給食は継続的、安定的に供給されるべきであると考えることから、本請願は不採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、コロナ禍等の影響で経済的に厳しい世帯が増えており、また、自治体としても財源の確保が難しい状況であることから、子どもの貧困対策のため、学校給食の無償化を国の制度として実施すべきと考えることから、本請願は採択とすべきであるとの意見が出されました。 その他、種々、意見が出され、採決の結果、請願第48号については、賛成多数で採択とすべきものと決しました。 なお、当委員会として、小中学校の給食無償化を求める意見書を提出しておりますので、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。 以上で、報告を終わります。 ○塩田義智議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 初めに、議案第188号、議案第200号の議案2件について、吉田公男議員より討論の通告がありますので、発言を許します。吉田公男議員。    〔1番 吉田公男議員 登壇〕 ◆吉田公男議員 立憲民主党の吉田公男です。 議案第188号 郡山市保健センター条例の一部を改正する条例並びに議案第200号 開成山公園等の指定管理者の指定についての2件について、反対の立場から申し上げます。 まず、保健センターの条例案についてですけれども、今回の条例の中身は、保健師さんが一人でも増える、そういうものではありません。保健師さんの配置を、配置変えをして集積をして、集約をして効率を上げるというものです。確かに、行政センターに1人でいるよりは、何人かの保健師さんが固まってチームプレーをしたほうが効率がよくなる。私もその点について否定するものではありません。 しかし、その結果、多くの行政センターから保健師が一人もいなくなるのです。皆さんのお住まいの行政センターに保健師がいない。そのことについて、議場にいらっしゃる議員の皆さんは、地元の皆さんにどういうふうに説明するつもりですか。安心だよと、うちの行政センターからはいなくなるけれども、スマホでつながっているから効率がいいから、今までより安心だよ、そんな説明を市民の皆さんが納得すると思いますか。 安心、安全。安心はまず顔の見える関係。いつもそばにいてくれる、そのことから始まるのではないでしょうか。申し上げましたように、効率はよくなると思います。そのことは否定しませんが、皆さんはこの条例案に賛成をして、地元の皆さんにどのように説明するのか。一般質問で申し上げましたように、東保健センターがつくられません。3年前には阿武隈川の橋が全て通れなくなって、行き来ができなくなったのです。そういう状況の中で、避難所を開設するに当たって保健師の役割は大きいと思いますが、残念ながら保健師はそこに配置がされていない。阿武隈川の東側には保健師が一人もいないという、そういう状況が生まれるわけです。これは決してあってはいけません。 同じように、西保健センターの中に含まれますけれども、湖南町はやはり、山を越えて、峠を越えて行かなければならないということで、そこに保健師がいるのといないのでは大きな違いがあります。やはり、何らかの配慮が必要だというふうに私は思うのです。 私は、地元の人に、何人かに言われました。「公男君、俺な、おやじもおふくろも救急車で運ばれた。あと5分早く着いてくれたら。これどっちにも言われたのだ。」何人かから同じような話聞かされました。郡山市にはそういう地域がたくさんあるのです。その人たちの医療を守るために、保健師の役割は大きなものだと私は思っています。保健師を中心部に集めていいのですか。阿武隈川が氾濫してしまうと、保健師が一人もいない地域があっていいのですか。私は、それはあり得ないと思います。 今の各行政センターの人員の配置を見ますと、必ずしも人口比ではありません。行政センター、大きいところ、富久山とか安積町とかは大きいですけれども、3番目に人員の配置が大きいのが湖南町です。なぜでしょう。人口の比例ではないのですよ。地域の様々な事情で湖南町はそれだけの職員の数が必要だから、行政センターに多くの人員が配置されているのです。そういうことを全く無視して、効率だけで進めていいのでしょうか。私は、もし、万々が一、皆さんの賛同の下に3つの保健センターを増設するということで決着しても、その上でもなおかつ、田村町、中田町、西田町、湖南町については、行政センターに保健師を1名は配置するという、そのような配置の仕方をすべきだと思っています。 今、ご着席の議員の皆さん、住民のほうを見るのか、会派の意向に従って賛成をするのか、もう一度考えていただきたい。私は、地元の住民の皆さんのことを考えると、この条例案には賛成できない。ぜひ、皆さんの賛同を得て、もう一度執行部に考えていただくように、今回はこれは待ってくれというふうにとどめていただきたいと思います。 次に、議案第200号の開成山公園の指定管理者についてですが、前から申し上げているように、駐車場の有料化はなじまない。一般質問でも申し上げましたが、様々な矛盾が生じてきます。公園だけが有料化すればそれで済む話ではない。さきの一般質問の中で、公共施設等における公平な受益と負担のやり方にすべき基準というものがあるということを答弁されていましたが、その中でも、「受益者負担の適正化を徹底するためには、減免制度が政策的かつ特例的な措置であることを明確にし、その範囲も本来の目的、必要性に即し、できるだけ限定的とするとともに、できる限り統一的な基準を定めるとします」となっています。 つまり、これは公園だけの問題ではなく、統一的な基準にしていけば、当然、我々の身近な様々な公共施設の駐車場にも及んでくる。指摘しましたように、そこの中では職員の皆さんが無料で駐車している。矛盾が出てくる。有料化しなければ、何で職員だけという話になってきます。地理的な条件があるから。それはおかしいでしょう。そこから市役所に通っている職員の方だっていらっしゃいます。その地域から。その地域で暮らしている住民の方が公園の駐車場に駐車をする。それは特例措置なのですか。そういうことを無視して、遠隔地の行政センターに通勤している職員だけは無料だと。それは、先ほどの基準に対比すればあってはならないことだと思います。 私は、有料化はこの際見直すべきだと思っています。その立場で反対をしたいと思っています。なおさら、今回の契約に関しては、この契約が、我々の前に契約先が示される前から、市長の関係の皆さんがいろいろ動いているではないかといううわさを言ってくる市民の皆さんがいました。今回、実際に業者が決定した段階で、やっぱりそうじゃないかという、そんなやゆする声が私の耳にまで届いています。李下に冠を正さず。ここはもう一度考えて、出直すべきだと思っています。その立場で、議案第200号に反対をします。 議員の皆さんの賛同をいただければと思います。よろしくお願いします。 ○塩田義智議長 次に、議案第163号、議案第200号の議案2件、請願第43号、請願第44号、請願第45号、請願第46号、請願第47号の請願5件について、飯塚裕一議員より討論の通告がありますので、発言を許します。飯塚裕一議員。    〔18番 飯塚裕一議員 登壇〕 ◆飯塚裕一議員 立憲民主党郡山を代表し、議案第163号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第9号)、議案第200号 開成山公園等の指定管理者の指定について、請願第43号 非核三原則の堅持を国に求める意見書の提出についての請願、請願第44号 非核三原則の堅持及び核兵器廃絶に向けて役割を果たすことを求める意見書提出の請願、請願第45号 敵基地攻撃能力を有する軍備増強を行わず、外交による平和の実現を求める意見書提出の請願、請願第46号 ミニマム・アクセス米の削減・中止など運用を改め、生産費を償う価格下支えを求める請願、請願第47号 第9期介護保険制度改正に関する意見書の提出を求める請願書の7件について、以下、討論いたします。 議案第163号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第9号)には、議案書52ページの8款土木費、4項都市計画費、2目都市計画費の補正額の説明欄に、駐車場費969万3,000円が計上されています。当局の説明によると、麓山地区立体駐車場が来年2月から供用開始されるに当たり、管理運営委託費が含まれているとのことです。私たち立憲民主党郡山は、2022年6月定例会において、議案第81号 郡山市都市公園条例の一部を改正する条例に反対しました。その理由は、市当局から、開成山公園の駐車場から有料化をスタートし、体育施設、市役所、ニコニコこども館についても庁内で検討中であり、総合的に判断するとの説明があったからです。 今後、麓山立体駐車場が有料化となり、続いて体育施設駐車場も有料化となれば、整合性、受益者負担、民業圧迫にならないようにするとの、これまでの市当局の説明から判断すると、市役所やニコニコこども館の駐車場も有料化となり、さらには市内全般の公共施設駐車場の有料化が進むのではないかと懸念されます。 物価高騰にあっても賃金は上がらない。さらには年金が下がる状況の下で、市民の負担増があってはなりません。 よって、議案第163号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第9号)には反対をせざるを得ません。 また、議案第200号 開成山公園等の指定管理者の指定については、駐車場有料化を含んだ指定管理者業務仕様書に基づいた公募設置計画が提出され、選定審議会で指定管理者の候補者が選定され、その承認を求める条例案となっています。先ほど、議案第163号でも述べたとおり、公共施設駐車場の有料化を進めるものであり、この議案には賛成することはできません。 次に、請願第43号 非核三原則の堅持を国に求める意見書の提出についての請願並びに請願第44号 非核三原則の堅持及び核兵器廃絶に向けて役割を果たすことを求める意見書提出の請願については、いずれも非核三原則に関わる請願ですので、一括して賛成の立場で討論いたします。 6月定例会に立民クラブが提出した非核三原則の堅持についての請願は、残念ながら不採択になりましたが、今定例会に提出された請願第43号及び請願第44号について採択すべきと考えます。 去る11月26日開催された、令和4年度郡山市中学生長崎派遣事業「2022ナガサキへのメッセージ」報告会に立憲民主党郡山から参加し、派遣された中学生たちの発表を聴き、その真剣な思いに強く心を打たれました。中学生たちは、生命の大切さ、平和の尊さ、戦争の恐ろしさという生の声を聞いた私たちが発信者となり、次世代の子どもたちに伝え、長崎を最後の被爆地にしたい。核兵器は1人ではなくせない。平和は1人ではつくれない。核の傘の下で平和はないと、一人ひとりの思いを訴えていました。原爆被害の悲惨さを忘れず、繰り返させないことは、我々大人の責任でもあります。 したがって、請願第43号及び請願第44号に賛成いたします。 次に、請願第45号 敵基地攻撃能力を有する軍備増強を行わず、外交による平和の実現を求める意見書提出の請願について、賛成の立場で討論します。 第一撃は絶対に行わない。我が国が攻撃されたときに人命を守り、国土を保全するために反撃をする。我が国から他国に対して先制攻撃は行わない。専守防衛が大前提です。 また、集団的自衛権の行使についても容認できません。 したがって、請願事項にある敵基地攻撃能力を有する軍備増強を行わず、外交による平和の実現を求めることに賛成します。 次に、請願第46号 ミニマム・アクセス米の削減・中止など運用を改め、生産費を償う価格下支えを求める請願について、賛成の立場で討論をします。 現在、政府は年間約77万トンのミニマム・アクセス米の輸入を続けており、このミニマム・アクセス米の輸入が国内産米の需要を奪うだけでなく、米価下落の要因として米農家に大きな打撃を与え続けています。 また、2021年から続く穀物価格の高騰や急激な円安の影響により、2022年度第3回の入札では、1トン当たり25万4,000円という国内産米価格を大幅に上回る価格で買い入れる状況となっています。 さらに、ミニマム・アクセス米77万トン中、約60万トン、1トン辺り2万円程度の飼料用米として販売しているため、輸入価格との差損が生じ、その穴埋めに数百億円もの税金をつぎ込む事態となっています。 今後は、ミニマム・アクセス米の輸入削減や中止など、税金の無駄遣いを改め、食料自給率38%の状況を改善させていくための施策に財源を投入する方向へと転換させていくことが、日本の安定的な食料の確保につながるものと考えます。 また、市場米価に左右されない米作りの基盤を構築するため、生産費を基盤にした価格保障制度を実現することが必要であり、こうした生産を支える施策は、現在、肥料価格をはじめ、資材高騰で大きなダメージを受けている日本の稲作農家を支えることにつながると考えます。 したがって、請願第46号に賛成いたします。 次に、請願第47号 第9期介護保険制度改正に関する意見書の提出を求める請願書に賛成の立場で討論します。 現在、厚生労働省社会保障審議会介護保険部会において、2024年度より始まる介護保険制度第9期の法改正に向けての審議が進められ、給付と負担について、1、介護サービス利用料の自己負担を原則2割とする。2、要介護1及び2の訪問介護及び通所介護を地域支援事業に移行する。3、ケアプラン作成を有料化にする。4、介護老人保健施設、介護医療院等の多床室室料負担を新設するとの方向が示されています。しかし、現在、長期化するコロナ禍やウクライナ情勢による物価高騰、さらには医療費の負担増などにより、市民生活は厳しく不安定な状況となっています。 また、介護保険財政の担い手である40歳以上の勤労者層の多くが収入増を見込めないばかりか、高齢者の多くは年金のみの収入で生活しているのが現状です。 今後、今回示された内容が実施となれば、介護保険利用者の負担がさらに重いものとなっていくことは明らかです。 また、現在の介護保険制度は、介護を必要とする本人ばかりでなく、介護を担う家族や支援者にとっても欠くことができない制度として機能しており、今後、本制度が持続的かつ安定的に運営されるようにするためには、将来にわたって自治体の財政負担や被保険者の負担が重くならないよう、国庫負担割合を引上げを行うことが必要と考えます。 よって、請願第47号に賛成いたします。 以上、議案2件に反対、請願5件については賛成の立場で討論いたしました。議員各位の賛同をお願いし、討論を終わります。 ○塩田義智議長 この際、議場における濃厚接触防止の観点から、暫時休憩いたします。    午前10時53分 休憩---------------------------------------    午前11時05分 再開
    塩田義智議長 休憩前に引き続き会議を開き、日程第1を続行いたします。 次に、議案第163号、議案第188号の議案2件、請願第43号、請願第44号、請願第45号、請願第46号、請願第47号の請願5件について、蛇石郁子議員より討論の通告がありますので、発言を許します。蛇石郁子議員。    〔6番 蛇石郁子議員 登壇〕 ◆蛇石郁子議員 虹とみどりの会として、議案第163号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第9号)、議案第188号 郡山市保健センター条例の一部を改正する条例、議案2件に反対し、請願第43号 非核三原則の堅持を国に求める意見書の提出についての請願、請願第44号 非核三原則の堅持及び核兵器廃絶に向けて役割を果たすことを求める意見書提出の請願、請願第45号 敵基地攻撃能力を有する軍備増強を行わず、外交による平和の実現を求める意見書提出の請願、請願第46号 ミニマム・アクセス米の削減・中止など運用を改め、生産費を償う価格下支えを求める請願、請願第47号 第9期介護保険制度改正に関する意見書の提出を求める請願書、請願5件に賛成する立場で討論を行います。 初めに、議案第163号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第9号)中、公営施設駐車場の有料化に伴う予算については、市民負担の増加と利用時の混乱を生じさせる懸念があるので反対します。 学校給食、学校用務員の業務委託については、従来から指摘しているとおり、教育現場における官製ワーキングプア、偽装請負拡大とその社会的教育的影響の点で認めることはできません。 次に、議案第188号 郡山市保健センター条例の一部を改正する条例に反対する意見を申し上げます。 条例改正は、保健センターの機能充実強化を図るため、現行政センター配置の保健師を保健所健康づくり課に集約配置して、中央、南、北、西の4つのセンターに再編し、事業として相談事業の充実、母子保健対策の充実、SDGs健康事業の充実、健康危機管理体制の強化、地域人材の積極的活用を示しています。 各センターにおいて、複数の保健師が配置され、事業が充実されるだろうという点は期待したいところです。私が危惧しているのは、東保健センターの設置がなぜなかったのかという点です。阿武隈川を挟んで東側地区の対象地区は北保健センター(富久山行政センター内)、南保健センター(安積行政センター内)となっており、阿武隈川の西側です。妊産婦や高齢者など、住民に対する相談体制の充実や利便性を考慮するならば、阿武隈川の東地区において、東保健センターの設置も必要であると考えます。 次に、請願第43号 非核三原則の堅持を国に求める意見書の提出についての請願、請願第44号 非核三原則の堅持及び核兵器廃絶に向けて役割を果たすことを求める意見書提出の請願、請願第45号 敵基地攻撃能力を有する軍備増強を行わず、外交による平和の実現を求める意見書提出の請願、請願3件とも平和な国際社会を求める市民からの請願で、関連していますので、一括して賛成の意見を申し上げます。 岸田内閣は、防衛費のGDP2%以上を目指し、反撃能力と称する敵基地攻撃能力保有、軍備の大増強を打ち出しています。これは専守防衛から相手を攻撃する国への大転換です。今後5年間の軍事費総額は約43兆円と示され、財源確保のための増税も打ち出され、そこには復興特別所得税の利用まで含まれています。 中国や北朝鮮の軍事的脅威が声高に叫ばれていることへの反応だと思いますが、私たちは事態を冷静に、正確に見て対応していかなければなりません。JETRO、日本貿易振興機構の発表によりますと、2021年の日中間の貿易総額は前年比15.1%増の3,914億4,049万ドルで過去最高を更新、輸出、日本の対日輸入は前年比17.1%増の2,061億5,312万ドル、輸入は12.9%増の1,852億8,736万ドルとなっており、その結果、日本の中国に対する貿易収支は208億6,576万ドルの黒字と、5年連続の黒字。黒字幅は前年から7割超拡大しました。 この貿易額は、対米国を大きく離しています。新型コロナウイルス感染症の蔓延前、2019年の中国からの観光客は約960万人、消費額は2兆円を超えていました。今後も、このインバウンドが回復していくことは日本経済の好転に大きな要素であり、それもこれも、日中間の平和な交流関係があってのことです。 これが敵国扱いをして、緊張関係が強まり、ミサイルを撃ち込み、双方が打ち合いとでもなれば、両国共に人的、経済的被害は甚大で、経済はもとより社会は大混乱になり、食料自給率37%の日本の国民生活はすぐに危機に瀕します。 結局、莫大な軍事予算のツケは一般庶民に回されることになり、増税と医療、介護、福祉、教育、生活インフラ等の予算は削られ、人々の命や暮らしが破壊され、庶民は円安や相次ぐ物価高の下、格差や貧困は改善されず、ますます日々の生活に疲弊し苦しむことになるでしょう。国民の命と生活を守らずして、一体何を守るというのでしょう。 太平洋戦争の末期、日本軍が集結し本土防衛の盾とされた沖縄では、一般住民約10万人の命が奪われました。軍隊が住民を危機に陥れたひどい例の一つです。この歴史を私たちは忘れてはなりません。 さらにまた、日本には50基以上の原発があり、それが軍事的攻撃に遭えば甚大で長期の過酷な事態がもたらされることは、地震と津波による原発爆発事故によって被害に遭った私たち福島県民のよく知ることです。 日本にとって今必要な選択は、向こう5年間で世界第3位にもなる軍備を拡大して緊張関係を強めるのではなく、最も近い東アジアの南北朝鮮、中国との友好関係をこれからの5年間で構築していく努力ではないでしょうか。 危機あおりと武力強化に走るのではなく、平和な国家間関係の構築、構想を作り出し、実践に移していくこと、それこそが政治であり、ここにいる議員の皆さんを含む政治家の役割であると思います。 また、地球上において、核の使用などはいかなる場合も許されるものではなく、核兵器廃絶の道こそ、人類が目指す揺るぎない方向であり、唯一の戦争被爆国である日本は非核三原則を堅持し、あらゆる外交の場において率先してその役割を果たすべきです。 最悪の武器である核の保持や持ち込みで他国に恐怖心を抱かせ、抑止力とするなどというのは独裁政権のやることであって、民主主義国家、平和国家である日本がやるべきことではありません。 そして、平和の実現には、人々の英知によって国家間の戦争や侵略が回避できるよう、日夜努力を重ねなければなりません。 また、国民は、権力を持つ国家や政治家が平和の構築を目指し、国民に犠牲を強いることなく国家間の戦争や侵略を回避できる能力、外交力が備わっているか、高まっているのか、日々冷静に確かめることが重要であると考えます。 子どもや若者たちの未来を見据え、日本が二度と戦争と破滅への道を選ばないためにも、本市議会がこの尊い請願3件を採択する意味は非常に大きいと言えます。 次に、請願第46号 ミニマム・アクセス米の削減・中止など運用を改め、生産費を償う価格下支えを求める請願について、賛成する理由を申し上げます。 ミニマム・アクセス米の運用に伴う財政負担は大きな問題です。1995年から2020年度まで、26年間で輸入量は約1,900万トン、売買損益、在庫に伴う保管料などが発生し、約5,000億円の赤字になっていますが、一般消費者にはなぜかほとんど伝わりません。そもそも、加工・飼料用米は、国産米が担ってきましたから、ミニマム・アクセス米は国産米の需要を奪い、政府備蓄米の運用と米価安定を妨げています。 現在の輸入量は年間77万トンとなっており、年間トン当たり1万円の保管料と試算すると、100万トンを1年間在庫すれば100億円の保管料が発生します。そして輸入量77万トンのうち、約8割はトン当たり2万円で飼料用に販売されています。 今年9月16日の加重平均落札価格はトン当たり12万1,181円ですから、飼料用として50万トン販売されると約500億円の大赤字になります。 さらに、12月9日の加重平均落札価格はトン当たり17万3,918円と上がっているので、赤字はさらに増えるでしょう。高騰しているミニマム・アクセス米を、財政負担を伴いながら輸入し続けるのはいかがなものでしょうか。国内需給の安定、国民負担の軽減のためにも、ミニマム・アクセス米の削減・中止を求めることは当然であり、農家を守る価格支援策や諸政策は強化されるべきです。 本市の農業の基盤である米の安定的な供給を一段と確保する上でも、この請願を採択し、国に意見書を提出する意義は極めて大きいと言えます。 最後に、請願第47号 第9期介護保険制度改正に関する意見書の提出を求める請願書について、賛成する意見を申し上げます。 請願事項は、1、様々な経済状況等に鑑み、介護保険サービス利用料については負担増を伴わず、原則1割負担の維持。2、地域支援事業の体制が必ずしも十分でない現状から、要介護1及び2の介護サービスの地域支援事業への移行は行わないこと。3、サービスの利用促進のため、ケアプラン作成料は全額給付を維持すること。4、引き続き、低所得者への負担軽減を継続し、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、介護医療院の多床室室料は新設しないこと。の4点です。 介護保険法の第2条では、1、要介護状態または要支援状態に必要な給付を行うものとする。2、要介護状態等の軽減または悪化の防止に資するように行われるとともに、医療との連携に十分配慮して行わなければならない。3、保険給付は被保険者の心身の状況、その置かれている環境等に応じて、被保険者の選択に基づき適切な保健医療サービス及び福祉サービスが多様な事業者または施設から、総合的、効果的に提供されるよう配慮して行わなければならない。4、被保険者が要介護状態になった場合においても、可能な限りその居宅においてその有する能力に応じ、自立した日常生活を営むことができるように配慮されなければならない。となっています。 要介護状態になり得る人を介護保険制度で対応し、重度化を防ぐことが制度の根本でしたが、改正のたびに当初の理念や目的がかけ離れてきました。例えば、認知症の重症化を防ぐデイサービス、ヘルパー、福祉用具等のサービスを利用しようとしたら、様々な制約があり利用できなくなるなど、サービスが後退しています。介護保険制度改正のたびに、制度の安定のためと軽度者を切り捨て、本人負担、家族負担は重くなりました。負担増と給付削減では、安心して介護サービスを受けることは困難になります。要介護1、2に重点的にサービスを保障し、要介護3以上を増やさないほうが、中長期的に見ても介護費用の抑制につながると説明する専門家もいます。この請願を採択し、意見を提出することは急務であると考えます。 以上、議案2件に反対し、請願5件に賛成する意見を申し上げました。議員の皆様のご賛同をお願いし、討論といたします。 ○塩田義智議長 次に、議案第163号、議案第178号、議案第199号、議案第200号の議案4件、請願第43号、請願第44号、請願第45号、請願第46号、請願第47号の請願5件について、高橋善治議員により討論の通告がありますので、発言を許します。高橋善治議員。    〔28番 高橋善治議員 登壇〕 ◆高橋善治議員 日本共産党郡山市議団を代表し、市長提案43議案中4件に反対、市民団体等から提出された請願5件について賛成の立場から討論をいたします。 最初に、市長提案議案です。 議案第163号 郡山市一般会計補正予算(第9号)は、学校給食費の3学期分全額補助や、対象者が限定的であり、今後広げる必要はありますが、要援護者の家庭ごみ戸別収集、さらには子育て応援給付金など、市民の願いに応えた施策展開のための予算措置も行われています。 その一方で、見逃すことのできない問題も内在しており、反対せざるを得ません。その一つは、麓山立体駐車場の有料化に伴い必要となるカードリーダーなどの備品購入費であります。 また、学校現場に複数の指揮命令系統を存在させ、その処遇も異なる複雑な人員配置をもたらす学校給食調理と学校用務員外部委託は、学校運営を一体的に進める上での障害にもなりかねません。 また、外部委託による経費削減も、結局はそこで働く労働者の賃金を著しく低下させていることも指摘せざるを得ません。 さらに、放課後児童クラブ指定管理者制度への移行を具体化するための事業者選定に関わる組織を年度内に発足させる予算が計上されていることも問題です。児童クラブ設置者である郡山市と利用者である保護者と子どもたち、現場で働く支援員との距離を広げることになる指定管理者制度移行は、結局のところ、経営効率優先と言わざるを得ません。 議案第178号 郡山市個人情報の保護に関する法律施行条例は、これまであった郡山市個人情報保護条例を廃止し、国の個人情報の保護に関する法律に一本化するための条例です。2021年当時の平井デジタル担当大臣は、国や自治体等が保有する有用な情報をオープンデータとして整備、公表したり、多様な主体が参照できたりするよう整備していきますと述べ、国民管理や企業の儲けのために個人情報を活用すると明らかにしました。この個人情報の国や企業等による活用における個人情報や利用履歴の漏えいに国民は一番の不安を持っています。日本よりデジタル化が進んでいると言われるEU、台湾、韓国、オーストラリアなどは、デジタル化の進展に合わせ、個人情報保護の仕組みを強化しています。 具体的には、個人情報を守るため、自分のデータの完全削除、消去、利用停止を求める権利、個人情報の扱いを自分で決定する権利が確立しているといわれます。日本の場合はどうでしょうか。今回の条例案では、これまでの郡山市個人情報保護条例で明記されていた個人情報保護の条文が欠落しています。これでは、市民の個人情報の安全を守ることができません。日本における個人情報漏えいの特別の危険性で指摘しなければならないのは、システムが中心となるガバメントクラウドを管理、運用するのが、アマゾンやグーグルなどの米企業だということです。 2013年、アメリカ国家安全保障局のエドワード・スノーデン氏が、アメリカの諜報機関が世界の国民の個人情報を密かに収集していた事実を明らかにしました。それによれば、合衆国内では月30億件、全世界では月970億件のインターネットと電話の傍受を行っていた。ヤフー、グーグル、フェイスブックなどの国外のIT企業にも協力させていた。日本など世界の主要な大使館に対しても盗聴を行って情報を収集していたという衝撃的なものでした。 このような危険性の高いシステムに、国民の個人情報を一括集約し、さらに個人情報保護の規制を骨抜きにするような条例の制定に賛成することはできません。 次に、議案第199号 郡山市営住宅等指定管理者の指定についてですが、これは市営住宅の管理運営を東京本社の東急コミュニティーに指定管理者として任せるための契約議案です。この契約に至る過程の中で、郡山市が示した条件で応募する企業等がなく、契約に関心を寄せていた事業者等からの意見も参考にしながら条件変更してきた経緯があり、初めに指定管理者制度への移行ありきの感は否めません。住まいに困窮する市民に、低廉で良質の住まいを提供するのは公の責任であり、市営住宅には郡山市が直接責任を負うべきです。 議案第200号 開成山公園等の指定管理者の指定については、開成山公園とその周辺の公園の維持管理などを、大阪本社の大和リースを代表とする企業に任せる契約の承認を求める議案です。これまで、私たちは公園の管理運営を指定管理者制度へ移行することについては異議を挟みませんでしたが、今回の契約は、市民共有の財産である公園を民間企業の利益の場として提供する側面が強く、その利益を保障するために契約期間は19年間と長期にわたり、これまでの指定管理とは性格を異にするものであります。 次に、常任委員会審議で不採択とされた請願5件の採択を願って討論を行います。 請願第43号 非核三原則の堅持を国に求める意見書の提出についての請願及び請願第44号 非核三原則の堅持及び核兵器廃絶に向けて役割を果たすことを求める意見書提出の請願の2件は、核兵器使用の危険性の高まりの中でこそ、核兵器に頼らない平和の構築を追求することを願って、我が国が非核三原則を前面に掲げ、核兵器保有国に対しその廃絶を求める積極的な行動を求めたものであり、極めて重要な意義ある内容を含んだ請願です。 核抑止論は、相手国よりも優位な核兵器を持つことにより、核兵器を含む軍事力を使わせないことを目的にしていますが、それは際限のない核兵器開発競争を生み、ついには使いやすい核兵器という言葉まで生み出し、さらには核兵器使用をにおわす脅しまで使われるようになった現実は、核兵器では平和は作り出せないということを示しています。 今こそ、日本は核兵器廃絶に強いリーダーシップを発揮すべきで、非核三原則の堅持は大きな力となることは間違いありません。 請願第45号 敵基地攻撃能力を有する軍備増強を行わず、外交による平和の実現を求める意見書提出の請願は、敵基地攻撃能力を反撃能力と言い換えても、その実態はアメリカが主導する情勢判断で可能性を根拠に他国に攻撃を仕掛ける本質に変わりはなく、先制攻撃そのものであり、専守防衛からの逸脱はもちろん、侵略行為にもなりかねない危険性を含んでいます。そうした軍事行動を支える軍事予算は際限なく膨らみ続ける危険性があることは、最近の防衛費倍増論議を見ても明らかです。戦争は外交の失敗と言われています。緊張が高まる今だからこそ、日本は北東アジア地域の平和構想をもって外交努力を続けるように求めるこの請願は、重要であり建設的なものと言えるのではないでしょうか。 請願第46号 ミニマム・アクセス米の削減・中止など運用を改め、生産費を償う価格下支えを求める請願は、生産費に見合う米価を支える制度の構築を求めるとともに、食料自給率が38%と、国民の安全保障の面から言えば極めて危険な状態にある我が国で、国内生産を抑制しながら77万トンもの外国産米を国産米より高値で輸入し、その穴埋めに数百億円もの税金を投入している現状を告発し、その是正を求めています。国民の命を守るという側面から見ただけでも、国内での食料生産を高めるため、農産物、とりわけ主食である米生産を維持するための農業政策への転換が求められていることは明らかではないでしょうか。 請願第47号 第9期介護保険制度改正に関する意見書の提出を求める請願書は、これ以上の介護保険制度の改悪は行わないでほしいとの、市民と介護当事者の声を郡山市議会として政府に届けてほしいという請願です。持続可能な介護保険制度にするための検討の場が、実際には介護保険利用者とその家族はじめ国民への負担の押し付けの場にされようとしているように見えてなりません。それは、審議会の場で、介護保険の現場で苦労され、実態について精通されている方々から、今回の見直し案について厳しい批判が噴出していることからも明らかです。 消費税増税のたびに社会保障費に回すからといいながらも、実際は国民負担を増やし、給付は減らすことが医療、介護の分野でも進められてきました。軍事予算を27年度までに43兆円確保するとの方針が打ち出されてすぐに、歳出削減と決算剰余金などを充てることで大方は確保できるというのであれば、それらを社会保障に回すことも十分可能だったわけであり、国民の生きる基盤である社会保障の財源確保にもっと熱心に努力してほしいと思うのは当然ではないでしょうか。 以上を申し上げ、市長提案議案4件に反対、請願5件について採択を願う討論といたします。議員各位の賛同を切にお願い申し上げます。 ○塩田義智議長 以上で、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 初めに、討論のありました議案5件、請願5件及び常任委員会において賛否が分かれております請願第48号、以上の11件について、それぞれ電子採決により採決いたします。 初めに、議案第163号 令和4年度郡山市一般会計補正予算(第9号)について原案のとおり決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○塩田義智議長 賛成25、賛成多数であります。 よって、議案第163号については原案のとおり可決されました。 次に、議案第178号 郡山市個人情報の保護に関する法律施行条例について原案のとおり決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○塩田義智議長 賛成30、賛成多数であります。 よって、議案第178号については原案のとおり可決されました。 次に、議案第188号 郡山市保健センター条例の一部を改正する条例について原案のとおり決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○塩田義智議長 賛成29、賛成多数であります。 よって、議案第188号については原案のとおり可決されました。 次に、議案第199号 郡山市営住宅等指定管理者の指定について可決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○塩田義智議長 賛成29、賛成多数であります。 よって、議案第199号については可決されました。 次に、議案第200号 開成山公園等の指定管理者の指定について可決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○塩田義智議長 賛成25、賛成多数であります。 よって、議案第200号については可決されました。 次に、請願第43号 非核三原則の堅持を国に求める意見書の提出についての請願について採択とすることに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成少数) ○塩田義智議長 賛成11、賛成少数であります。 よって、請願第43号については不採択とすることに決しました。 次に、請願第44号 非核三原則の堅持及び核兵器廃絶に向けて役割を果たすことを求める意見書提出の請願について採択とすることに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成少数) ○塩田義智議長 賛成11、賛成少数であります。 よって、請願第44号については不採択とすることに決しました。 次に、請願第45号 敵基地攻撃能力を有する軍備増強を行わず、外交による平和の実現を求める意見書提出の請願について採択とすることに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成少数) ○塩田義智議長 賛成7、賛成少数であります。 よって、請願第45号については不採択とすることに決しました。 次に、請願第46号 ミニマム・アクセス米の削減・中止など運用を改め、生産費を償う価格下支えを求める請願について採択とすることに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成少数) ○塩田義智議長 賛成7、賛成少数であります。 よって、請願第46号については不採択とすることに決しました。 次に、請願第47号 第9期介護保険制度改正に関する意見書の提出を求める請願書について採択とすることに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成少数) ○塩田義智議長 賛成9、賛成少数であります。 よって、請願第47号については不採択とすることに決しました。 次に、請願第48号 小中学校の給食無償化を求める意見書提出についての請願について採択とすることに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○塩田義智議長 賛成20、賛成多数であります。 よって、請願第48号については採択とすることに決しました。 次に、ただいま採決いたしました案件以外について、一括して採決いたします。 議案第164号 令和4年度郡山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から議案第177号 郡山市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部を改正する条例までの議案14件、議案第179号 郡山市個人情報保護審議会条例から議案第187号 郡山市手数料条例の一部を改正する条例までの議案9件、議案第189号 郡山市いじめ問題対策連絡協議会等条例から議案第198号 郡山市磐梯熱海観光物産館の指定管理者の指定についてまでの議案10件、議案第201号 専決処分の承認を求めることについてから議案第205号 工事請負契約についてまでの議案5件、以上の議案38件については、各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、以上の議案については各委員長報告のとおり決しました。--------------------------------------- △日程第2 議案第206号(市長の提案理由説明から採決まで) ○塩田義智議長 日程第2に従い、議案第206号 郡山市片平財産区管理委員の選任についての議案1件を議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。品川市長。    〔品川萬里市長 登壇〕 ◎品川萬里市長 本日提出いたしました人事案件についてのご説明を申し上げます。 議案第206号は、10月15日に死亡により欠員となりました片平財産区管理委員1名の後任者を選任しようとするものであります。 この方は、人格、識見ともに優れ、その職に最適任であると信じますので、ご同意を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由といたします。 以上。 ○塩田義智議長 お諮りいたします。ただいま議題となっております案件は人事案件であります。 この際、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認め、これより採決いたします。 議案第206号 郡山市片平財産区管理委員の選任については同意することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は同意することに決しました。--------------------------------------- △日程第3 議会案第5号(提案理由説明から採決まで) ○塩田義智議長 日程第3に従い、議会案第5号 小中学校の給食無償化を求める意見書を議題といたします。 お諮りいたします。本案については、提出者の説明、質疑及び討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認め、これより採決いたします。 本案は常任委員会において賛否が分かれました請願第48号に係る議会案でありますので、電子採決により採決いたします。 議会案第5号 小中学校の給食無償化を求める意見書について原案のとおり決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○塩田義智議長 賛成21、賛成多数であります。 よって、議会案第5号については原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第4 議会案第6号、議会案第7号(提案理由説明から採決まで) ○塩田義智議長 日程第4に従い、議会案第6号 郡山市議会の個人情報の保護に関する条例、議会案第7号 郡山市政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例の議会案2件を一括して議題といたします。 提出者に提案理由の説明を求めます。大城宏之議員。    〔36番 大城宏之議員 登壇〕 ◆大城宏之議員 議会案第6号 郡山市議会の個人情報の保護に関する条例、議会案第7号 郡山市政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例の議会案2件について、提案理由を申し上げます。 初めに、議会案第6号については、個人情報の保護に関する法律の改正により、個人情報保護制度は令和5年4月から法律に基づき運用がなされますが、地方議会については法律の適用外となることから、新たに条例を制定するものであります。 次に、議会案第7号については、改選期における政務活動費交付額の算定方法と精算期間の変更に対応するため、交付額の日割りによる算定と精算期間を任期満了後30日とする所要の改正を行うものであります。 議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。 ○塩田義智議長 ただいまの提案理由に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議会案第6号及び議会案第7号について採決いたします。 議会案第6号 郡山市議会の個人情報の保護に関する条例及び議会案第7号 郡山市政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、議会案第6号及び議会案第7号については原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第5 閉会中の継続審査 ○塩田義智議長 日程第5に従い、閉会中の継続審査を議題といたします。 タブレット端末に配信の閉会中の継続審査申出一覧のとおり、各常任委員会委員長から郡山市議会委員会条例第37条の規定により、閉会中の継続審査の申出がありました。 お諮りいたします。各常任委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、各常任委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。--------------------------------------- △日程第6 議員派遣 ○塩田義智議長 日程第6に従い、議員派遣を議題といたします。 福島県市議会議員研修会に係る議員派遣は、令和5年1月27日、いわき市において開催される福島県市議会議員研修会に本市議会議員が出席するため、会議規則第85条の規定に基づき、議決を求めるものであります。 お諮りいたします。本案については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認め、これより採決いたします。 タブレット端末に配信の議員派遣一覧のとおり、福島県市議会議員研修会に本市議会議員を派遣することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、福島県市議会議員研修会については、議員派遣一覧のとおり派遣することに決定いたしました。 さらにお諮りいたします。ただいま議決されました議員派遣について変更を要する際、その措置を議長に委任いただくことにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認め、そのように決しました。 以上で本定例会の日程は全部終了いたしました。 この際、市長から発言があれば、これを許します。品川市長。    〔品川萬里市長 登壇〕 ◎品川萬里市長 郡山市議会12月定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては長期間にわたりご審議をいただき、令和4年度12月補正予算をはじめとする全ての議案についてご賛同を賜り、厚く御礼を申し上げます。 審議の過程で賜りました市政各般にわたる貴重なご意見やご提言につきましては、今後の予算編成、市政運営に反映してまいりたいと存じます。 寒さも日ごとに厳しくなってまいりました。議員各位におかれましては健康にご留意いただき、市政発展のため一層のご尽力、ご指導を賜りますようお願いを申し上げますとともに、輝かしい新年を迎えられますことをご祈念申し上げ、閉会のご挨拶といたします。誠にありがとうございました。 ○塩田義智議長 これをもちまして、本定例会を閉会いたします。    午前11時56分 閉会地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。--------------------------------------- 郡山市議会   議長      塩田義智   副議長     但野光夫   議員      高橋善治   議員      八重樫小代子   議員      諸越 裕...