△議案等に対する総括質疑
○議長(
清川雅史) これより議案等に対する総括質疑に移るわけでありますが、この際、質疑の方法についてお諮りいたします。 総括質疑については、議案等を検討し、あらかじめ通告する制度を取っているわけでありますが、ただいま追加提案のありました議案につきましては、その余裕がないことから、まず通告のありました議案等に対する総括質疑を行い、これが終了後、本日追加提案のありました議案に対する質疑を行うことにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 満場ご異議ないものと認めます。よって、さよう決せられました。 案件を付議いたします。 議案第46号ないし同第69号を一括議題といたします。 なお、発言の順序は通告の届出順とされておりますので、この際あらかじめ発言の順序を申し上げます。1番、
原田俊広議員、2番、譲矢 隆議員、以上の順で発言を許可することにいたします。 なお、総括質疑の趣旨は、議案等が付託される委員会において活発な議論を引き出すため、本会議において論点及び争点を明らかにすることを主眼に行うものでありますので、質疑に当たっては、この趣旨を十分に踏まえ、大綱にとどめていただきますようご留意願います。 直ちに質疑に入ります。 まず、
原田俊広議員に発言を許します。
原田俊広議員におかれましては、発言席にご移動願います。 〔
原田俊広議員発言席に着席〕
◆
原田俊広議員 私は、2件通告させていただきました。 まず、第1件、議案第46号 令和6年度会津若松市
一般会計補正予算(第3号)、歳出の部、第4款衛生費、第1項
保健衛生費、第2目予防費、
新型コロナウイルスワクチン接種事業費であります。まず最初に、本事業の目的と概要、そして積算根拠をお示しください。
○議長(
清川雅史)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(山口勝彦) お答えいたします。
新型コロナウイルスワクチン接種事業の概要でございますが、令和6年度につきましては、個人の
重症化予防により、重症者を減らすことを目的として、
新型コロナウイルス感染症ワクチン接種を
予防接種法に基づく定期接種として実施することとなってございます。その標準的な接種費用として7,000円となりまして、これでもって当初予算に計上してございます。その後、本年3月に
自治体説明会におきまして、この
ワクチン接種の費用が、標準的な費用でございますが、7,000円から1万5,300円ということで8,300円の増額が示されたところでございます。そのため、今回の6月補正にはこの増額分を計上するものでございます。 以上でございます。
○議長(
清川雅史)
原田俊広議員。
◆
原田俊広議員 ありがとうございました。
ワクチン接種は、大変重要な事業になっていると思います。そういう意味で私は必要だというふうに思っておりますが、改めて論点として考えているのがこの必要性と、そして効果、事業の枠組みというか、スキーム、そこら辺がどういうふうになっているのか、ふさわしいようになっているのかどうかということについて質疑をさせていただきます。 まず最初に、今
健康福祉部長のほうから説明ありました積算の根拠の中に国提示の標準的な
ワクチン接種費用というのが大きく変わっていると、今の説明だと7,000円から1万5,300円と、説明資料にもそう書いてありますが、
ワクチン代というふうに見ると、当初で言われていた
ワクチン代7,000円のうち
ワクチンそのものは3,260円だったはずです。それが今回
ワクチン代だけで8,300円上がっている。3倍以上に跳ね上がっているのです。その理由というのはどのように認識されていますか。
○議長(
清川雅史)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(山口勝彦) お答えいたします。 今ほどのご質問にございました
ワクチン接種、この金額が上がっているというところでございます。こちらにつきましては、国のほうで各ワクチンのメーカーのほうと調査を行い、この1万5,300円というような金額を示されているというようなものでございます。 以上でございます。
○議長(
清川雅史)
原田俊広議員。
◆
原田俊広議員 国の事業です。そして、国が決めたワクチンの価格なもので、それは自治体のほうでそこまで分からなくて当然だというふうに思いますが、しかしこの予算の中で何でこんなに急にワクチンが3倍以上上がったのかというふうに、ちょっと考えられないなと。今度は外国の2社だけではなくて、国内のワクチンも使われるというような情報も伺っておりますので、かえって安くなるのかなというふうに思ったら3倍ぐらい高くなる。この点については疑問ではありますが、次に移りたいと思います。 財源の問題で、これ歳入ではなくて、この支出の財源ということでここに書いてあるのですが、これがその他というふうになっています。この意味を説明してください。
○議長(
清川雅史)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(山口勝彦) 今回の補正予算におきましては、
国庫支出金ではなくて諸収入という形で予算を計上させていただきました。実際に今回こちらの歳入にした理由でございますが、基本的には国のほうに市が申請して、国で認めた分について国から、ワクチンの基金を管理しております新薬・未
承認薬等研究開発支援センターというところでここの基金を管理してございまして、この
支援センターから助成金という形で市に入るということで、
国庫支出金ではなくて諸収入という形で計上させていただいたというところでございます。
○議長(
清川雅史)
原田俊広議員。
◆
原田俊広議員 それは了解しました。 この
ワクチン接種なのですが、今度は定期接種になって、いわゆる季節性のインフルエンザとか、そういうような定期接種と同じような扱いになるというようなことだと思うのですが、そうすると市民の個人負担が当然出てくるというようなことになるのですが、当初予算で示されたものと今回こういう形で補正で示されている補正額との関係では、市民の個人負担に変わりはあるのでしょうか。当初では多分7,000円の3割負担で2,100円だったというふうに思うのですが、これに変化はあるのかどうかについてはいかがでしょうか。
○議長(
清川雅史)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(山口勝彦) 個人負担というところでございます。こちらについては、当初予算で積算した2,100円というところで、今回補正後の金額におきましても個人負担は変わりないというところでございます。
○議長(
清川雅史)
原田俊広議員。
◆
原田俊広議員 個人負担という点でいえば、この後にちょっと枠組みやりますが、対象はもう明確なのですよね。当初で示されたとおりだというふうに思いますが、対象外の方でこのワクチンの接種を希望する方というのは受けることができるのかどうか。もし受けることができるのであれば、その際の
個人負担額はどうなるのか。いかがでしょうか。
○議長(
清川雅史)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(山口勝彦) 今回定期接種となった方については、基本的には65歳以上の高齢者の方というところがメインになりますので、それ以外の
定期接種対象外の方については任意接種という形での形は可能だと。それについては、各医療機関で実施しますので、医療機関のほうに問合せをいただいて実施していただくという形になります。
○議長(
清川雅史) 費用負担の違いはという質問もありましたけれども。
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(山口勝彦) 費用負担につきましては、定期接種にかかる分ということで今回公費負担というのがございます。任意接種につきましては、あくまでも個人の方の任意という形になりますので、全て自己負担という形になってございます。
○議長(
清川雅史)
原田俊広議員。
◆
原田俊広議員 次に、
ワクチン接種の必要性と効果についてお伺いします。 この
ワクチン接種事業、当初では秋冬接種というようなことで示されましたが、そのスケジュール、そして今ちょっと申し上げましたが、対象に変化はないということでよろしいでしょうか。
○議長(
清川雅史)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(山口勝彦) 接種の時期等々につきましては、今ほどございましたように秋冬接種、
対象者変わりないというところでございます。
○議長(
清川雅史)
原田俊広議員。
◆
原田俊広議員 それで、
ワクチン接種というのは私今でも本当必要だと、私の個人的にはそう思っていますが、それは今年になってからも、そんなに大きな報道はされなかったかもしれないけれども、2月ぐらいですか、また感染者が増えると、死亡者も出るというような報道も、報道というか、そういうような統計も国から出されています。しかし、ちょっと考えてみると、昨年5月秋開始の
ワクチン接種、会津若松市の場合、接種率が相当減っているのです。全体で接種率が26.6%にまで急激に落ち込みました。今回のこの
ワクチン接種、必要性は私あると思うのですが、これは予算上、何%というようなことで考えているのでしょうか。
○議長(
清川雅史)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(山口勝彦) 今回の予算につきましては、対象者の40%の接種ということで計算してございます。
○議長(
清川雅史)
原田俊広議員。
◆
原田俊広議員 40%というと、26.6%、先ほど言ったように昨年の秋接種、これ随分上げないとならないというふうに思うのです。高齢者だけでも本当は100%近くいっていたのに、昨年の秋接種は53.1%という、これ市の発表ですよね。だから、特別のやはり接種率を上げるには対策が必要だと考えますが、どのような認識でいるでしょうか。対策はあるでしょうか。
○議長(
清川雅史)
原田俊広議員に申し上げます。 かなり踏み込んだ内容の質疑になっておりますので、今回の質疑はそのまま答弁いただきますけれども、大綱にとどめていただきますようによろしくお願いいたします。
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(山口勝彦) まず、接種率でございますが、今ほどご案内ありましたように、対象になる方が昨年は53%程度というところでございました。一定程度の自己負担、今回ございますので、それよりも下がるかということで40%で見込んだというところでございます。基本的な
接種率向上の取組というところでございますが、こちらについては市政だより、ホームページ、
あと医療機関にポスターを掲示するなどして、できるだけそういった対象になる方が目につくような形で、接種率が上がるような形で取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(
清川雅史)
原田俊広議員。
◆
原田俊広議員 この第4款第1項第2目、
新型コロナウイルスワクチン接種事業費の中には、もう一つの事業として
予防接種健康被害給付金、これもあります。これについても少しだけお伺いしたいと思います。 まず1つは、
健康被害救済制度の中でも給付の種類がいろいろあるのですが、今回の給付についてはどのような健康被害についての給付と理解すればよろしいでしょうか。
○議長(
清川雅史)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(山口勝彦) 今回の給付対象になった方につきましては、市のほうから国のほうに認定の審査をお願いした上で、国から認定があった方というものでございます。一定程度入院なり、あとは通院なりということで医療機関、医師からのそういった診断が出た方という内容でございます。
○議長(
清川雅史)
原田俊広議員。
◆
原田俊広議員 私聞いているのとはちょっと違う答弁だったのですが、意味が。それはいいです。ちょっと時間がないので。 私、なぜこういうこと聞くかというと、先ほど言ったようにワクチンの接種率、なるべく引き上げたいというふうに思っているのです。しかし、受けるかどうか迷っている方にはやはり不安があるのです、健康被害の。いろいろ出されていますから。だから、きちんとやっぱりそこら辺は整理をして、安心して受けていただけるように、とりわけこういうような予算出てくると、どうなっているのかという不安がやっぱり出てくると思うのです。それで聞いています。 もう一つだけ聞きますが、国認定の2名となっていますが、本市で
新型コロナウイルスワクチン接種による健康被害の申請はこの2名だけでしょうか。申請中の人とか、そういうのはいるのでしょうか。
○議長(
清川雅史)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(山口勝彦) これまでこの2名を含めて9名の方について申請をしているというような状況でございます。うち2名、今回の2名のほかに、あと2名の方が現在審査中ということで、7名の方については認定がなされているという状況でございます。
○議長(
清川雅史)
原田俊広議員。
◆
原田俊広議員 ありがとうございました。 それでは、もう一件のほうをお伺いします。議案第47号 令和6年度会津若松市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、歳出の部、第1款総務費、第1項
総務管理費、第1目
一般管理費、
一般事務費であります。この事業の概要と積算根拠について述べてください。
○議長(
清川雅史)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(山口勝彦) まず、今回の事業概要というものでございますが、国のマイナンバーカードと
健康保険証の一体化に伴いまして、本市の
国民健康保険について総合的に運用、管理してございますシステムについて改修の必要が生じたというものでございます。これについては、
マイナ保険証の保有に応じて
資格確認書及び資格情報のお知らせ、こういったものを新たに発行する機能を追加する必要が出てきたというものでございます。積算内訳でございますが、1つ、事務費等というところが
資格確認書を作成するための用紙代ということでございます。もう一つが
システム改修の委託料。それぞれ業者から
参考見積りをいただいて、予算の積算を行ったというものでございます。
○議長(
清川雅史)
原田俊広議員。
◆
原田俊広議員 この説明資料の中の事業内訳の中で事務費等85万8,000円、これが上がっています。国庫から出されるのは
システム改修等委託料825万円だけなのですよね。この85万8,000円も今回の国の事業である保険証の一体化との関係での
システム改修に伴う事務費だと思うのですが、なぜこれは市で負担しなければならないのでしょうか。
○議長(
清川雅史)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(山口勝彦) 今回のこちらの
資格確認書、こちらの費用という形になりますが、こちらについては今後も、これからも継続される一般的な
国民健康保険事業の中という形になります。これまでの保険証を作成してきた経費も同じような形で、あくまでも国の補助の対象にはならないというものでございます。
○議長(
清川雅史)
原田俊広議員。
◆
原田俊広議員 これ一般質問の中でも私行っておりますので、そんな深くやるつもりはないのですが、
国民健康保険の被保険者でも、これ一般質問の中でマイナンバーカードの保有率、これが大体4分の1の方はマイナンバーカードを持っていない。それと同じぐらいの、どのぐらいになるかは私分かりませんが、
国民健康保険の被保険者の中にもマイナンバーカードを持たない方もいらっしゃるというようなことだと思います。約4分の1の方がマイナンバーカードを持っていないことを考えると、これらの方々にとってはこの予算というのは、不利益にまではならないとは思いますが、功は奏さない、そういう関係ないような予算になるというようなことにはなりませんか。どうでしょうか。
○議長(
清川雅史)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(山口勝彦) 今回の
システム改修の中身につきましては、基本的に大きな項目で申し上げますと
資格確認書の作成、あと資格情報のお知らせの作成といったものが主なるものということでございます。このうち、今ほどおただしの
マイナ保険証をお持ちでない方につきましては、従前の保険証、被保険者証に代わりまして
資格確認書というものを使っていただくという形になりますので、決して不利益というような形ではなくて、今後もこれまでと同じように医療機関で使えるような形になりますので、そのように認識しているところでございます。
○議長(
清川雅史)
原田俊広議員。
◆
原田俊広議員 今、
資格確認書のことについて、これまでの保険証と同じように使えると。これ一般質問のときも同じような答弁あったのですが、本当にそうかということなのです。
資格確認書なので、これ不安に思っているのです、市民が。本当にそうなのかというようなことで。つまり
国民健康保険税を納めなくて資格証明書を出される人いるのです。あれは
資格確認書なのです。正式名称は違うかもしれないけれども、でもこれもやっぱり
資格確認書なのです。
資格確認書が出されれば、医療機関や、あるいは薬局で、まず全額払ってから後で戻ってくるというようなシステムにはなりはしないかと。今までと同じように、
国民健康保険だったら3割負担というようなことで使えるということでよろしいのですね。
○議長(
清川雅史) 当該予算は、あくまでもデータ
システム改修費という範疇なのですが、先ほど答弁で資格証明書の件について触れられましたので、この質問については認めさせていただきたいと思います。
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(山口勝彦)
資格確認書につきましては、基本的には現在の保険証の代わりになるという形でございますので、これまでどおりお使いになれる。ただし、原田議員おただしの資格証明書を現在お使いの方、こちらについては
資格確認書になったとしても、10割負担をいただいて、後から自己負担の分をお戻しするという制度に、そこは変わらないというものでございます。
○議長(
清川雅史) ここで、暫時休憩いたします。 休 憩 (午前10時30分) 再 開 (午前10時31分)
○議長(
清川雅史) 休憩前に引き続き、再開いたします。
○議長(
清川雅史) 次に、譲矢 隆議員に発言を許します。 譲矢 隆議員。
◆譲矢隆議員 私は、1件通告しておきました。 議案第46号 令和6年度会津若松市
一般会計補正予算(第3号)、歳出の部、第2款総務費、第1項
総務管理費、第8目企画費、スマートシティ会津若松推進事業費についてであります。まず初めに、この事業の概要と予算の中身についてお聞かせください。
○議長(
清川雅史) 企画政策部長。
◎企画政策部長(佐藤浩) お答えいたします。 お持ちであれば令和6年6月定例会議提出案件資料の附属資料の予算案件、資料4でございますが、御覧いただければと思ってございます。この資料の1ページ目の一番上でございます。スマートシティ会津若松推進事業費のスマートシティサービス共創推進事業でございます。これにつきましては、補正額として1,116万3,000円をお願いしているところでございます。財源内訳としましては、国県支出金として558万1,000円でございます。これにつきましては、デジタル田園都市国家構想交付金の地方創生推進タイプでございます。一般財源としまして558万2,000円でございます。 事業目的、概要でございますが、デジタルサービスを積極的に体験、活用、周知するスマートシティサポーター等の市民、地域の業界団体、サービス提供企業等が連携して、デジタルサービスについての体験や意見交換などを行いながら、より一層使いやすく地域に浸透するサービスの創出をするための体制整備を図るものでございます。 事業内容でございます。まず1つ目、スマートシティ会津若松の取組紹介及びスマートシティサポーターの募集等の情報発信でございます。この事業につきましては、予算の内訳としまして165万円を想定してございます。 次の2番目のサービス共創に向けたスマートシティサポーターの交流会、意見交換会の開催についてでございます。これにつきましては、同じく381万7,000円を想定してございます。 3つ目のスマートシティサポーターによる「あいべあ」やSNSを活用した情報発信の促進でございます。これにつきましては、300万円を想定しているところでございます。 以上でございます。
○議長(
清川雅史) 譲矢 隆議員。
◆譲矢隆議員 次に、このスマートシティサービス共創推進事業費について、6月に補正予算を計上した経過についてお示しください。
○議長(
清川雅史) 企画政策部長。
◎企画政策部長(佐藤浩) このスマートシティサービス共創推進事業につきましては、昨年度、令和5年度からデジタル田園都市国家構想交付金を活用して取組を進めているものでございます。交付金のベースとなる事業計画、これがございます。これにつきましては、ビジネスから人の流れにつなげるふくしま共創プロジェクトということで、これは福島県と白河市、会津若松市の3自治体で取り組んできている事業計画でございます。これが昨年度末で事業期間が終了するというような状況にございました。一方で、先ほど申し上げましたスマートシティ会津若松のさらなる理解促進であったり、市民参加による事業構築の方策といったものを図っていく必要があるだろうと、これは議会のほうからも言われてございました部分でございますが、そういったものを引き続き図りたいといったところでございました。一方で、別に補正予算を上げましたデジタル実装タイプ、これもデジタル田園都市国家構想交付金のデジタル実装タイプで行われた地域内コミュニケーションDXサービスの予算を先般計上しましたが、これにつきましては「あいべあ」の機能改修といったことも検討していくというようなところの中身でございました。こうした全体の市民意見の聴取であったり、新たなサービスの創出といったものに際して全体の動きを変えていこうという中で、この「あいべあ」の機能改修といったこともあったというところで、こうした動きに連動していきたいということで共創事業も引き続き取り組んでいきたいと、いければと思っていたところでございます。先ほど申し上げましたが、交付金の事業期間が終了となるというようなことで、自前で行うというようなことも考えてきたところでございますけれども、自前で行うに当たっては内容もこれまでより縮小していってしまうおそれがあるなというようなことも思っていたところでございます。財源を確保できれば再度の事業継続といったものを図っていきたいと思っていた中ではございますが、地方創生推進タイプにつきましては企業版ふるさと寄附金が事業計画の事業に充当されるというようなことになりますと2年間延長される、トータル5年間の活用が可能だというようなことがありました。2月にこの事業の中のオンライン診療推進事業費の中に寄附金といったものが充当されるといったことが可能となりましたので、事業全体の計画といったものが5年間に延長されるというようなことが行われたというようなことで、この事業についても取組が可能となったところでありますので、今般補正に計上させていただいた経過にございます。 以上でございます。
○議長(
清川雅史) 譲矢 隆議員。
◆譲矢隆議員 スマートシティサポーターを募集をしながら情報を集め、そして「あいべあ」の充実も含めてやっていくのだというような話だったと思います。これまでもサポーターがいらっしゃった。そのサポーターの方々がこれまでどのような取組をされて、どういうところが不十分だったのか、総括があるのだと思うのです。その総括をしつつ今後の事業継続をしていくということなのだと思うので、その辺の見込み、継続の見込みも含めて説明してください。
○議長(
清川雅史) 企画政策部長。
◎企画政策部長(佐藤浩) スマートシティサポーターにつきましては、これは令和4年度、これはちょっと別な事業での構築となったのですけれども、スマートシティサポーター制度を立ち上げたのは令和4年度の事業でございました。その事業名としましては、スマートシティ市民理解促進事業といった事業で立ち上げたところでございます。この間、なぜこういったスマートシティサポーターの方が必要だったのかという根本的な部分ではございますけれども、そもそもスマートシティの市民理解といったものについては、先ほど申し上げましたが、議会のほうからご指摘いただいた部分もございますし、より多くの市民の方々にこの取組の内容を理解していただきたいといった思いから、このスマートシティ会津若松をサポートしていただける方々といったものをどんどん、どんどん増やしていこうというふうなところで立ち上げをしたところでございます。令和4年度につきましてはその立ち上げ、あるいはリビングラボと申しまして、そのサービスの体験会であったり、意見交換会といったものをしてきたところでございます。令和5年度、昨年度でありますが、これは今まで申し上げた交付金の地方創生推進タイプを使って行ってきたスマートシティサービス共創推進事業でございますけれども、これにつきましてもサポーターの活動の活性化であったり交流イベントの開催、あるいは「あいべあ」での定期的な情報発信であったり、「あいべあ」内の交流サロンの中でのコミュニケーションの支援といったものも行ってきたというところでございます。こうした中ではいろんなサービスの中身について、使い勝手を含めて多くの意見をもらってきたところでございます。一例を挙げれば、例えば昨年度はプレミアムポイント事業を行いましたけれども、会津財布の中の文字が小さいのではないだろうかと、あるいは高齢者がよく使うらくらくホンでのボタンの見え方がちょっと見えにくいのではないか、そういったようなこともサポーターの方からご意見としていただいたというところでございます。ただ、昨年につきましては事業途中でのご意見だったので、すぐ反映といったものはなかなか難しかったわけですけれども、そういったものは事業者のほうにも伝えていっているというところでございます。例えば昨日もご質問いただきましたが、ジモノミッケ!につきましても農産物の数量といったものは重量表示があってもいいのではないかというようなお話なども出てきていたところでございます。そのほか、このサポーターの方々が昨年度Vチューバーを利用した交流イベントをやったわけですけれども、その中ではこういったデジタルの施策に限らず、市の全体的なまちづくりに関する提言案といったものもいただいてきているようなところでございます。私どもこういった場を、日常的に意見がやり取りできる場でございますけれども、こういったやり取りの場があるといったことは、スマートシティ会津若松だけではなくて、市の行政施策の立案等にもつながっていく有益なことだと思ってございます。一方で、AiCT企業をはじめとして、市内企業にとっても有効な、ユーザーボイスという部分でありますけれども、取得できる場ではあるだろうなと思ってございます。この2年間延長されるわけですけれども、サポーター同士が主体的に交流していただくというようなこと、あるいは活動を自分たちで持続していただけるようになることを視野に入れて、交付金を有効に活用しながら、この機会を捉えてスマートシティサポーター制度を充実させていきたいと思っているところでございます。 以上でございます。
○議長(
清川雅史) 譲矢 隆議員。
◆譲矢隆議員 この事業は、補助率は2分の1という事業なのでしょうか。この558万2,000円、この財源なのですけれども、市の財政非常に厳しいという中でこれだけの金額を出すというのは、こういう予算があるので出すのですよということになると思うのです。その辺について説明できますか。
○議長(
清川雅史) 企画政策部長。
◎企画政策部長(佐藤浩) 補助率ということでいえば、予算の部分で書いてあるとおり2分の1となるわけでございます。一般財源500万強を持ち出していくということについてでございます。先ほども申し上げましたが、これは我々職員でやっていくということを考えますと、まず今回の事業につきましては例えば動画の制作であったり、あるいはインターネット広告といったものも出していくわけでありますけれども、そういったこと、あるいは先ほど言いました「あいべあ」の中でのいろんなサポートといった支援の頻度とか考えていきますと、なかなか職員では手が回らない部分があるだろうなと思ってございます。例えば今の職員体制を見ても、いっぱいいっぱいな状態の中でこういった業務をやっていくというようなことになって新たに職員を採用したり、あるいは雇用したりと考えますと、この五百数十万円といったものはその分の補填というか、そんなものとも比較した場合には持ち出しとして妥当なのかなと思ってございます。 以上でございます。
○議長(
清川雅史) 譲矢 隆議員。
◆譲矢隆議員 このサポーター、職員の関わりはどの程度なのかなって、今職員がなかなか手いっぱいだという話あったのですけれども、でもこれは市の事業として一生懸命やっているわけなので、これを市の事業として考えれば職員の関わりというのはやっぱり大きくならざるを得ないのだろうなというふうに思うのですけれども、その辺はいかがですか。
○議長(
清川雅史) 企画政策部長。
◎企画政策部長(佐藤浩) 職員の関わりというか、この「あいべあ」のスマートシティサポーターの方々のやり取りといったものが、先ほど申しましたが、実は自立していけるようなやり取りにしたいと思ってございます。それを市の職員がきちんとサポートできる、サポートというか、その状況を把握できているといったことは可能だろうと思ってございます。先ほど申し上げた、なぜ今回の事業で、先ほどスマートシティサポーターの方々のサポートって申し上げた部分は、実はちょっと中を見ていただくと分かるのですけれども、皆さんやり取りをしています。その中で、昨年度だと委託事業者がその中に入って、その会話あるいは上げられたものについてコメントをしたり、あるいはもうちょっとこういった議論に向けていきたいなと誘導したりというようなことをしています。それを一々職員が毎日のように入ってそこをやるのは非常に難しいと思ってございますので、そういった去年だと例えば1週間に1遍ぐらいの頻度でコンサル的に入って、ファシリテーター的に事業者に入ってもらっていろんな誘導していますけれども、そんなことをやるのはちょっと難しいかなと思っています。ただ、全体の仕組みの管理であったり、いただいた意見等の集約、あるいはそれをどう展開するかといったものは職員がやっていくことになろうかと思ってございます。 以上でございます。
○議長(
清川雅史) 譲矢 隆議員。
◆譲矢隆議員 そうすると、そういう意見を交わしながらいろんないいものに変えていくということになるのだろうと思うのですけれども、そういうふうに改善されました、こういうふうによくなりました、こんな意見があったので、こういうふうに反映されましたというような、そういうものというのはやっぱりどこかで明確にしないと、自分たちがやったことがどう反映されているのか、そしてこの共創事業がこういうふうに反映しているのですよと、こういうふうに役立っているのですよというのが分からないと思うのだけれども、その辺はどういうふうに考えていますか。
○議長(
清川雅史) 企画政策部長。
◎企画政策部長(佐藤浩) そこの部分につきましては、先ほど申し上げた、今度はデジタル田園都市国家構想交付金の先般臨時会議でご承認いただきました地域内コミュニケーションDXサービスの流れの中でもいろんな意見をどう反映したかといったものが出てまいります。そういったものをきちんと市民の方にもお示ししてまいりたいと思いますし、例えばサービスがこう改善されましたというのもそれぞれのサービスの中でお知らせするとか、そういったこともできると思いますので、そういったことはきちっとお知らせしていくということになろうかと思います。 以上でございます。
○議長(
清川雅史) 譲矢 隆議員。
◆譲矢隆議員 「あいべあ」に登録されている方が約3万人いらっしゃるという話もあるのですけれども、3万人の方からいろんなアクセスがあって、いろんな情報がそこに集まって、そういう中でこのほうがいいよね、こういうふうにしたほうがいいよねとか、そんな交流があるとすれば、改めてこのサポーターを委嘱するのかどうなのか、その辺もお伺いしたいと思うのですけれども、そのサポーターになっていただくとなれば一定程度選定をしたり、あるいは報酬なんかは出てこないのかも併せてお伺いしたいと思います。
○議長(
清川雅史) 企画政策部長。
◎企画政策部長(佐藤浩) お答えいたします。 「あいべあ」の方全てが参加するわけではなくて、今も「あいべあ」の中のグループとして、皆さんいろんなグループを持って活動されているわけです。そのグループの中の一つとしてスマートシティサポータークラブといったグループをつくっております。そこに参加していただく人を増やしていこうといったことがまず大きな目的でございますので、約3万人の方が全て意見を言うということではなくて、そこに、グループに参加していただくということがまず始まりになるかなと思ってございます。今、大体129名の方が活動されていますが、そういったグループの中に入っていただきたいと思ってございますし、その中でも活動がいろいろあります。メールマガジンだったり、交流サロンであったり、会津コインのブースターなんていうのも昨年はありましたけれども、こういった活動をそれぞれやっているというところでございますので、まずはそこに、グループに入っていただきたいと思ってございます。その報酬といったものは、基本的にはないというところでございます。 以上でございます。
○議長(
清川雅史) 譲矢 隆議員。
◆譲矢隆議員 この説明資料の中の、提出案件資料の事業目的の中に、言葉尻捉えるようでちょっと申し訳ないのですけれども、事業目的の3行目に「より一層使いやすく地域に浸透するサービスの創出のため」というふうに書いてありますね。この地域というふうに書いたのは、市内とかではなくて、市民ではなくて、この地域というふうに書いたというのはどういう、何か意図があるのですか。
○議長(
清川雅史) 企画政策部長。
◎企画政策部長(佐藤浩) 基本的には会津若松市だと思ってございますし、大きく言えばこの枠組みの事業自体が先ほど申し上げました県も入っているような事業の中での枠組みといったものを使っておりますので、広くこういった会津若松市の取組が横展開されるといったことが目的だと思ってございますので、そういった横展開の意味も込めて地域という言葉を使わせていただきました。 以上でございます。
○議長(
清川雅史) 譲矢 隆議員。
◆譲矢隆議員 この事業内容3つあります。それぞれ職員がなかなか少ない人数の中で、取り組むことが大変だというような話で委託をするのだということなのですけれども、これ私の感覚、直感的に取組の紹介、丸1つ目ですね、サポーターの募集、これの情報発信、これなんかは市で様々募集したり、事業の紹介なんかしているようなことはもう各課、各部でやっている中身だと思うのです。改めて委託として委託料払ってまでやらなければならない事業なのかなと。この次のスマートシティサポーターの交流会なんかも、これも呼びかければできるのではないですか。スマートシティ推進室の中で十分できるし、意見交換会もデジタルの中で十分できるのではないのって思うのです。先ほど動画なんていう話ありましたけれども、それほどまでに丁寧につくり上げなければならないような、6月補正でやるわけだから、緊急的にやっていきたいということなのだろうけれども、本当にこの程度の、職員のスキルからすれば、このぐらいのことは私はそんなに難しくなく、時間もかけずにできるのではないかなというふうに思うのです。何百万円もかけてまでやらなければならないものなのか、改めて説明してください。
○議長(
清川雅史) 企画政策部長。
◎企画政策部長(佐藤浩) 確かに事業内容に記載している文字を捉えていけばそのような感覚をお持ちになるのもあるのかなと思ってございます。ただ、中身につきましては、先ほど申し上げましたが、1番目につきましては、募集等の情報発信等につきましても先ほど申し上げたように動画の作成であったり、広告を打っていく中での広告作成であったり、そういったものも入ってきます。一番大きなのは、人を集めるといったことはできるかもしれませんが、その中でどうファシリテーション能力を発揮していろんな意見を集約したり、いろんな意見を導き出していくかということになってこようかと思います。去年のやり方でいうと、例えば事業者の方がVチューバーを利用していろんな意見を出していただくというようなそういった発想、そういったもの。Vチューバを使っていろんなことを展開していくといったことについては、やはり職員ではなかなか難しいと思ってございます。ファシリテーション能力というのは、非常にこれ重要だと思ってございますので、そこは専門的な知見も含めて事業者の方にお願いしていきたいと思ってございますし、やはりその情報発信力、違いといったものは大きい部分があろうかと思ってございます。 以上でございます。
○議長(
清川雅史) 譲矢 隆議員。
◆譲矢隆議員 それならば、この委託の相手先というのはどのような事業者を想定しているのですか。
○議長(
清川雅史) 委託の方法という大きなところでよろしいですか、具体的ではなくて。どのような委託の方法を用いるのかと。 企画政策部長。
◎企画政策部長(佐藤浩) 相手先というより、なかなかお答えできない部分ではございますので、一般的な競争入札といったもので選定していきたいと思ってございます。 以上でございます。
○議長(
清川雅史) 譲矢 隆議員。
◆譲矢隆議員 一番最初のところで企画政策部長が説明したのですけれども、この事業は企業版ふるさと寄附金を活用しながらというような話がありました。実際、昨日の一般質問の答弁の中でも1,920万円ほどの企業版のふるさと納税があったというような話があったのですけれども、そうすると寄附金を活用しながらこの事業をやっていくという、そんな考え方でよろしいのでしょうか。
○議長(
清川雅史) 企画政策部長。
◎企画政策部長(佐藤浩) 寄附金の活用というのは、もう一度ご説明申し上げますが、この事業全体が先ほど申し上げた県と白河市と会津若松市で計画をつくっている、計画を設けているビジネスから人の流れにつなげるふくしま共創プロジェクトといった、これは地方創生の計画がございます。その中で幾つか県も白岡市も事業を出してございまして、会津若松市としてはこれまで定住コネクトスペース事業であったり、あるいはデジタル情報プラットフォームの整備事業、あるいは地域課題解決型先端サービス実装化支援事業、ここにオンライン診療とスマートシティサービス共創推進事業といったものがございます。この中で昨年度寄附をいただくことができたのがこのオンライン診療推進事業についてでございます。この全体の枠組み、事業計画の中にこういった企業版ふるさと寄附金で充当されるものがあれば、この中でも事業については最大5年間やっていいですよ、通常だと3年間なのです。それを5年間やっていいですよというようなことになるということです。ですので、共創事業の財源としてふるさと納税を入れるのではなくて、ふるさと納税が他事業に入れられたことによって全体的な事業が5年間できるようになってきた、なっているというようなところでございます。この共創事業については、今のところその企業版ふるさと寄附金を充当するといった考えではないというふうなところでございます。 以上でございます。
○議長(
清川雅史) 譲矢 隆議員。
◆譲矢隆議員 そうすると、企業版のふるさと寄附金があったからできた事業ではないのですということでよろしいですか。
○議長(
清川雅史) 企画政策部長。
◎企画政策部長(佐藤浩) 仕組み的には企業版ふるさと寄附金があったから、今年も継続できることになった事業ということでございます。 以上でございます。
○議長(
清川雅史) 譲矢 隆議員。
◆譲矢隆議員 私の論点はそこのところだったのです。企業版ふるさと寄附金があったからこの事業ができるようになった、様々な、できるようになったということになると、企業版ふるさと寄附金がないということになると、そもそもこの事業はできなかったということにもつながるのではないかというふうに思ったのです。なので、本当に緊急的、これはどうしても必要なのだという事業のようには、何となく後づけのように感じたので、その部分がどうももやもやとして払拭できない部分があったものですから、改めてこの企業版ふるさと寄附金がなければできなかったということになると、この事業の緊急性、6月補正でやらなければならない緊急性というのは本当にあったのかどうかというのについてはお答えいただけますか。
○議長(
清川雅史) 企画政策部長。
◎企画政策部長(佐藤浩) この事業につきましては、デジタル田園都市国家構想交付金の申請をして、申請が通って採択された事業でございますので、その事業の緊急性というか、そもそもこういった事業をしたいですよといったものを国に申請して採択された事業、採択されたのが今年度に入ってからなりますので、それの補正といったことになってございます。なので、事業自体が緊急性ということではないと思ってございます。 以上でございます。
○議長(
清川雅史) ここで、暫時休憩いたします。 休 憩 (午前10時58分) 再 開 (午前11時09分)
○議長(
清川雅史) 休憩前に引き続き、再開いたします。 通告のありました2名の方の質疑は終了いたしましたので、以上で通告の届けのありました質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 満場ご異議ないものと認め、通告の届けのありました質疑を打ち切ります。
△議案第65号乃至同第69号に対する質疑
○議長(
清川雅史) 次に、本日追加提案のありました議案第65号ないし同第69号に対する質疑に移ります。 本案件に対する質疑は通告制によらず、発言は挙手の順に許可することにしたいと思いますが、ご了承願います。ございますでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 質疑がないようですので、以上で質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 満場ご異議ないものと認め、質疑を打ち切ります。
△議案の上程(議案第65号乃至同第69号)
○議長(
清川雅史) 次に、日程第4による即決案件の議事を進めます。 案件を付議いたします。 議案第65号ないし同第69号を議題といたします。
△議案第65号乃至同第69号に対する議員間討議、討論、採決
○議長(
清川雅史) これより審議に移るわけでありますが、まず審議の方法についてお諮りいたします。 本案件につきましては、
委員会付託を省略し、本会議自らの審議として議事を進めることにしたいと存じますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 満場ご異議ないものと認めます。よって、さよう決せられました。 さらに、お諮りいたします。この際、議員間討議及び討論を省略し、直ちに採決に移りたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 満場ご異議ないものと認めます。よって、さよう決せられました。 お諮りいたします。議案第65号 議員の派遣について、同第66号 議員の派遣について、同第67号 議員の派遣について、同第68号 議員の派遣について及び同第69号 議員の派遣について、以上の5案件については、これを原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 満場ご異議ないものと認めます。よって、議案第65号、同第66号、同第67号、同第68号及び同第69号については原案のとおり決せられました。 さらに、お諮りいたします。ただいま可決されました議案第65号ないし同第69号の議員の派遣の内容について、今後変更を要するときはその取扱いを議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 満場ご異議ないものと認めます。よって、さよう決せられました。
△請願の紹介理由説明
○議長(
清川雅史) 次に、日程第5による請願の紹介理由の説明に移ります。 請願第2号及び同第3号について、紹介理由の説明を求めます。
原田俊広議員。 ・
原田俊広議員(請願第2号及び同第3号) 〔
原田俊広議員登壇〕
○議長(
清川雅史) 紹介議員を代表して、請願第2号 国に
学校給食費の無償化の実施を求めることについて及び請願第3号 県に
学校給食費の無償化の実施を求めることについての2つの請願について、一括して紹介理由の説明を行います。 この2つの請願は、ともに
学校給食費の無償化を求めるものでありますが、請願第2号は国に対して、請願第3号は県に対して、それぞれ
学校給食費の無償化を求めています。 まず、請願第2号についてですが、日本国憲法第26条で義務教育は無償とすることが定められており、2008年に改正された学校給食法第1条で学校給食は教育の一環であることが明記されました。また、2005年に制定された食育基本法でも学校給食が教育として位置づけられています。学習指導要領においても食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい食習慣の形成と述べられていることも併せて、学校給食が義務教育無償の対象となることは明らかです。今、
学校給食費無償化は、全国の多くの自治体でそれぞれの自治体の努力によって行われていますが、本来は国が行うべきものとして、国として
学校給食費無償化を実施することを求め、その意見書の提出を求めているものです。 次に、請願第3号についてですが、国として
学校給食費無償化が実施されていない中でも、現在県内自治体の半分以上となる35の市町村が
学校給食費を無償化しています。そのほかに19の市町村が一部補助を実施しています。
学校給食費無償化が広がる一方で、市町村によっては財政上の理由で実施できなかったり、一部補助にとどまっているという違いがあり、同じ県内に住んでいながら、居住地によって保護者の給食費負担が大きく異なるという問題も生じています。県が
学校給食費を無償化すれば、このような問題は解消できます。国に
学校給食費無償化を促すためにも県としての積極的な施策が必要です。この請願は、知事が掲げている日本一子育てしやすい福島県の思いを実現させるためにも、県に対して
学校給食費無償化を実施することを求めるものです。 以上、2つの請願の趣旨を酌み取っていただいて、議員各位の賛同を賜るようお願いし、紹介理由の説明を終わります。
△議案等各
委員会付託
○議長(
清川雅史) 次に、日程第6による議案等の各
委員会付託に移ります。 議案第46号ないし同第64号、請願第2号及び同第3号、陳情第2号、以上の諸案件については、印刷の上申し上げたとおり、各委員会所管別審査区分付託書のとおり
委員会付託とし、審査を進めることにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 満場ご異議ないものと認めます。よって、さよう決せられました。
△議案の上程(承認第1号)
○議長(
清川雅史) 次に、日程第7による人事案件の審議に移ります。 案件を付議いたします。本日追加提案のありました承認第1号 監査委員の選任についてを議題といたします。 この際、
地方自治法第117条の規定により、丸山さよ子議員は除斥となりますので、ご退席願います。 〔丸山さよ子議員退席〕
△
提案理由説明
○議長(
清川雅史) まず、市長より
提案理由の説明を求めます。 市長。 ・市長(承認第1号) 〔市長(室井照平)登壇〕
◎市長(室井照平) ただいま上程されました承認第1号につきまして、その
提案理由をご説明申し上げます。 承認第1号 監査委員の選任についてでありますが、これは本市監査委員のうち市議会議員から選任する監査委員に丸山さよ子氏を選任したいので、
地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めようとするものであります。 何とぞよろしくご審議の上、原案のとおりご賛同賜りますよう念願する次第であります。
△承認第1号に対する質疑、議員間討議、討論、採決
○議長(
清川雅史)
提案理由の説明が終わりましたので、これより審議に移るわけでありますが、まず審議の方法についてお諮りいたします。 本案件は人事案件でありますので、
委員会付託を省略し、本会議自らの審議として議事を進めることにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 満場ご異議ないものと認めます。よって、さよう決せられました。 さらに、お諮りいたします。直ちに質疑に移るわけでありますが、この際質疑を省略、さらに議員間討議及び討論を省略して、直ちに採決に移りたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 満場ご異議ないものと認め、質疑、議員間討議及び討論を省略し、直ちに採決に入ります。 なお、本案の採決につきましては、無記名投票により行います。 議場を閉鎖いたします。 議員の方は席を離れないようにお願いいたします。 〔議場閉鎖〕
○議長(
清川雅史) ただいまの
出席議員は26名であります。 念のため、記載の方法について申し上げます。 本案を可とする方は賛成、否とする方は反対と記載願います。マル・バツの記載ではなく、賛成もしくは反対と記載願います。 なお、投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は否とみなしますので、あらかじめご了承願います。 それでは、投票用紙を配付いたさせます。 〔投票用紙配付〕
○議長(
清川雅史) 配付漏れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 配付漏れはないものと認めます。 職員をして投票箱を改めさせます。 〔投票箱点検〕
○議長(
清川雅史) 異状ないものと認めます。 それでは、投票用紙に記入願います。 〔記 入〕
○議長(
清川雅史) それでは、投票を開始いたします。 投票は、議席順にお願いいたします。 〔投 票〕
○議長(
清川雅史) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 投票漏れはないものと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場閉鎖を解く〕
○議長(
清川雅史) 直ちに開票に入るわけでありますが、
会津若松市議会会議規則第34条第1項の規定により、2人以上の立会人と共に点検を行うことになっております。 お諮りいたします。立会人を2人とし、議長からご指名申し上げたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 満場ご異議ないものと認め、ご指名申し上げます。 石田典男議員、松崎 新議員、以上2名の方をご指名申し上げます。ご指名のとおりご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 満場ご異議ないものと認めます。よって、さよう決せられました。 直ちに開票を行います。両議員の立会いを求めます。 〔開 票〕
○議長(
清川雅史) 現在の
出席議員は26名でありますが、これは承認案件に対する表決でありますので、私、議長は表決から除かれます。よって、得票総数は25票となります。 ただいまから投票の結果を報告いたします。 投票総数25票、有効投票数25票。 賛 成 17票 反 対 8票 以上のとおり賛成多数であります。よって、承認第1号 監査委員の選任については、本案に同意を与えることに決せられました。 この際、丸山さよ子議員の入場を求めます。 〔丸山さよ子議員入場〕
○議長(
清川雅史) 以上で市長提案の本日の審議は全部終了いたしましたので、市長をはじめ説明員の皆様はここで退席願います。 暫時休憩いたします。 休 憩 (午前11時27分) 再 開 (午前11時28分)
○議長(
清川雅史) 再開いたします。
△議案の上程(意見書案第2号及び同第3号)
○議長(
清川雅史) 次に、日程第8による即決案件の議事を進めます。 案件を付議いたします。
△
提案理由説明
○議長(
清川雅史) 本日追加提案のありました意見書案第2号
被災児童生徒就学支援等事業の継続及び被災した児童・生徒への十分な就学支援について及び同第3号 地方財政の充実・強化についてを議題といたします。 直ちに
提案理由の説明に移るわけでありますが、意見書案第2号及び同第3号は提案者が議員全員でありますので、
提案理由の説明については、これを省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 満場ご異議ないものと認めます。よって、さよう決せられました。
△意見書案第2号及び同第3号に対する質疑、議員間討議、討論、採決
○議長(
清川雅史) これより審議に移るわけでありますが、まず審議の方法についてお諮りいたします。 これら2案件につきましては、
委員会付託を省略し、本会議自らの審議として議事を進めてまいることにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 満場ご異議ないものと認めます。よって、さよう決せられました。 さらに、お諮りいたします。直ちに質疑に移るわけでありますが、この際、質疑を省略、議員間討議及び討論を省略し、直ちに採決に移りたいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 満場ご異議ないものと認め、質疑、さらに議員間討議及び討論を省略し、直ちに採決に入ります。 意見書案第2号
被災児童生徒就学支援等事業の継続及び被災した児童・生徒への十分な就学支援について及び同第3号 地方財政の充実・強化については、これを原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清川雅史) 満場ご異議ないものと認めます。よって、意見書案第2号及び同第3号は原案のとおり決せられました。 暫時休憩いたします。 休 憩 (午前11時30分) 再 開 (午前11時57分)
○議長(
清川雅史) 再開いたします。
△報告
○議長(
清川雅史) この機会に、予算決算委員会の委員長及び副委員長、
文教厚生委員会の副委員長が互選されましたので、報告いたします。 予算決算委員会委員長に大竹俊哉議員、副委員長に村澤 智議員、
文教厚生委員会副委員長に大島智子議員、以上のとおり互選されましたので、報告いたします。
△散会宣言
○議長(
清川雅史) 以上で本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会いたします。 散 会 (午前11時58分)...