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令和 3年 3月定例会議-03月16日-08号

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  1. 福島市議会 2021-03-16
    令和 3年 3月定例会議-03月16日-08号


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    最終取得日: 2021-07-22
    令和 3年 3月定例会議-03月16日-08号令和 3年 3月定例会議                 令和3年3月16日(火曜日) ───────────────────────────────────────────── 出 席 議 員(35名)   1番  沢井和宏            2番  山田 裕   3番  高木直人            4番  根本雅昭   5番  斎藤正臣            6番  川又康彦   7番  梅津一匡            8番  佐々木優   9番  丹治 誠            10番  佐原真紀   11番  石原洋三郎           12番  二階堂利枝   13番  石山波恵            14番  萩原太郎   15番  鈴木正実            16番  阿部 亨   17番  羽田房男            18番  小熊省三   19番  後藤善次            20番  梅津政則   21番  高木克尚            22番  白川敏明   23番  大平洋人            24番  小松良行   25番  二階堂武文           26番  尾形 武   27番  村山国子            28番  小野京子   29番  粕谷悦功            30番  山岸 清
      31番  半沢正典            32番  黒沢 仁   33番  渡辺敏彦            34番  真田広志   35番  宍戸一照 ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長          木幡 浩     副市長         紺野喜代志   副市長         山本克也     政策調整部長      髙橋信夫   総務部長危機管理監  斎藤房一     財務部長        遊佐吉典   商工観光部長      市村尊広     農政部長        熊坂淳一   市民文化スポーツ部長 西坂邦仁     環境部長        清野一浩   健康福祉部長      山田 準     こども未来部長     佐藤博美   建設部長        林 和良     都市政策部長      遠藤徳良   会計管理者会計課長  髙槻文彦     総務課長        佐藤好和   財政課長        板垣真也     水道事業管理者     八島洋一   水道局長        野田幸一     教育長         古関明善   教育部長        矢吹淳一     代表監査委員      井上安子   消防長         菅野辰之 ───────────────────────────────────────────── 議会事務局出席者   局長          横田博昭     次長兼議事調査課長   渡邉洋也   総務課長        寺島正嗣 ───────────────────────────────────────────── 議 事 日 程   1 議案第44号の委員会におけ審査経過並びに結果の報告   2 委員長報告に対する質疑討論採決   3 議案第3号ないし第16号審査のため予算特別委員会の設置及び委員の選任   4 議案第3号ないし第16号、第18号、第19号、第21号ないし第43号、第45号ないし第50号を所管常任委員会予算特別委員会、新庁舎西棟建設調査特別委員会付託   5 議長報告       報告第2号 請願文書表   6 請願委員会に付託 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   議事日程記載のとおり                 午前10時24分    開  議 ○議長梅津政則) 定足数に達しておりますので、これより本会議を開きます。  本日の議事日程は、さきに決定のとおりであります。  この際、ご報告いたします。  さき開会総合計画まちづくり基本ビジョン審査特別委員会におきまして、正副委員長互選の結果、委員長に31番半沢正典議員、副委員長に5番斎藤正臣議員がそれぞれ選任された旨、議長手元まで報告がありました。  日程に従い、議案第44号の委員会におけ審査経過並びに結果の報告を求めます。  総合計画まちづくり基本ビジョン審査特別委員長、31番。 ◎31番(半沢正典) 議長、31番。 ○議長梅津政則) 総合計画まちづくり基本ビジョン審査特別委員長。      【31番(半沢正典登壇】 ◎31番(半沢正典) 去る12日の本会議におきまして当総合計画まちづくり基本ビジョン審査特別委員会付託になりました議案に対する委員会の審査経過並びに結果につきましてご報告申し上げます。  当委員会は、12日、15日の2日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。  なお、審査の過程で、福島総合計画まちづくり基本ビジョン策定の件の議案書に誤りがあったことが判明し、市当局から正誤表が提出され、委員会としてはこれを了としたことを申し添え、以下ご報告申し上げます。  議案第44号福島総合計画まちづくり基本ビジョン策定の件につきましては、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 ○議長梅津政則) ただいまの委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長梅津政則) ご質疑がなければ、質疑を終結いたします。  討論に移ります。  討論の通告があります。  27番村山国子議員。 ◆27番(村山国子) 議長、27番。 ○議長梅津政則) 村山国子議員。      【27番(村山国子登壇】 ◆27番(村山国子) おはようございます。日本共産党村山国子です。会派を代表して、議案第44号福島総合計画まちづくり基本ビジョン策定の件に反対の立場で意見を述べます。  第5次総合計画策定直後に私たち原発事故に遭い、一昨年には令和元年東日本台風、そして昨年来コロナ禍に直面しています。これらの教訓が今後の5年間、10年間の福島市の総合計画に生かされることが重要です。  そういった中、第5次総合計画後期計画に明記されていた原子力に依存しない社会づくりに貢献しますという文言が第6次計画には記載されておりません。  昨年9月の仙台高裁判決や今年2月の東京高裁判決は、国と東電責任を断罪しました。内堀福島県知事も現在開催されている2月県議会で、原発事故について初めて明確に人災と答弁しています。しかし、国と東電事故責任を認めようとしていません。  福島市民は、国と東電責任逃れによって実害の賠償もされなくなり、風評被害に苦しみ、2,000人強の自主避難者の皆さんはいまだに苦悩の中に置かれています。新計画にも明記されておりますが、私たちはこの10年間、原発事故に起因する放射能汚染に苦しみ、強いストレスを感じ続けていますし、福島県、福島市の少子高齢化をより加速させています。  このように原発は一度事故が起きれば、住民は長期にわたり、しかも広範な地域で塗炭の苦しみを押しつけられることになるのです。私たちは、身をもって痛感させられたのではないでしょうか。  そして、原発事故の収束という点でも廃炉には程遠く、これから大地震の予測もあり、さらなる被害も懸念される状況になっています。  原子力に依存しない社会づくりに貢献するという文言の削除は、原発回帰の示唆につながります。原発事故教訓に、原子力に依存しない社会づくり福島市民に対する責務、特に福島の名を有する県都としての責務ではないでしょうか。  個別施策4では男女共同参画人権尊重の推進となっていますが、重要な視点3、多様性尊重では人間尊重という文言が使われています。これまでも人間尊重という視点計画は策定されてきました。しかし、原発事故自然災害コロナ禍を経験し、より人権尊重される憲法の理念が重要になってきています。  日本国憲法は、第11条では基本的人権の享有、また第13条では個人尊厳幸福追求権を保障しています。ジェンダー平等社会実現のために社会の意識が大きく変わりつつある今、憲法に則して人権尊重個人尊厳基本に、人間尊重や一人一人様々な主体の多様性尊重がなされるべきであり、重要な視点においては人権尊重を柱に据えることが求められていました。  総合計画福島市の最上位計画であり、様々な施策の方針となりますから、今後の福島市民生活に直結してまいります。  市民アンケート調査結果を見てみますと、優先されるべき施策の1位から4位が子育て支援学校教育高齢者施策、女性の就労支援の充実となっていますから、市民も暮らし応援の市政を求めていることが分かります。  この間、医療など社会保障の切捨てや非正規雇用を増やしてきたことで、昨年来のコロナ禍により、貧困と格差がより顕著となり、社会の脆弱さや矛盾があらわとなりました。コロナ危機の後に策定される新計画に求められているのは、自治体の役割である住民福祉増進により誰もが大切にされる社会の実現です。しかし、増大している生活困窮者救済のための支援策最後セーフティーネットである生活保護等周知徹底が図られる計画とは言えません。  私の友人は、マイナンバーが漏えいしている、大変なことになる、300万円が必要、こういった電話を受けたと話していました。この方はまだ60代ということもあり、詐欺被害には遭いませんでしたが、取得率が少し増えたことで、このようなマイナンバーに関する詐欺が増えていくのではと懸念しています。  政府は、あの手この手でマイナンバーカードの普及を図ろうとしており、この間税の公平性が問われる中、消費税増税対策として、莫大な税金を投入してマイナポイントで交付率を伸ばしました。しかし、それでも取得率は4人に1人という状況ですから、国民がいかに必要としていないかが分かる数字です。  今後は保険証や通帳とのひもづけをしようとしておりますけれども、政府の最大の狙い国民の懐や病歴を掌握することで、住民サービスの拡充ではなく、徴税強化と社会保障の抑制です。住民福祉増進に反する狙いを持ち、憲法違反のプライバシーの侵害や個人情報の漏えいの危険性のあるマイナンバー活用には反対です。  最後に、市民にとって新計画が理解しにくい文章になっていることを指摘したいと思います。計画には新ステージ、新しいステージ文言が随所に使われております。市民が新計画を見て想像できるような具体的で分かりやすい内容に留意することが重要ですが、新ステージの定義がされておらず、曖昧とした文章になっています。市民に分かりやすい文言にすべきでした。  これらの理由により、議案第44号福島総合計画まちづくり基本ビジョン策定の件に反対を表明するものです。  以上で討論を終わります。 ○議長梅津政則) 以上で村山国子議員討論を終わります。  以上で討論は終結いたしました。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第44号福島総合計画まちづくり基本ビジョン策定の件につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。      【賛成者起立】 ○議長梅津政則) 起立多数。よって、議案第44号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決されました。  この際、お諮りいたします。議案第3号ないし第16号の審査のため、議長を除く全議員をもって構成する予算特別委員会を設置することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長梅津政則) ご異議ございませんので、議案第3号ないし第16号の審査のため、議長を除く全議員をもって構成する予算特別委員会を設置することに決しました。  この際、お諮りいたします。議案第3号ないし第16号は、予算特別委員会付託し、審査願うことにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長梅津政則) ご異議ございませんので、議案第3号ないし第16号は、予算特別委員会付託し、審査願うことに決しました。  続いて、お諮りいたします。議案第24号令和2年度福島市庁舎整備基金運用特別会計補正予算につきましては、新庁舎西棟建設調査特別委員会付託し、審査願うことにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長梅津政則) ご異議ございませんので、議案第24号は、新庁舎西棟建設調査特別委員会付託し、審査願うことに決しました。  議案第18号、第19号、第21号ないし第23号、第25号ないし第43号、第45号ないし第50号を所管常任委員会審査に付することにいたします。  委員会開会の日時を議長手元までご報告願います。  なお、予算特別委員会を開きまして、正副委員長互選の上、議長手元までご報告願います。  日程に従い、議長報告第2号を提出いたします。  議長報告第2号の請願文書表中の請願文書表記載委員会の審査に付することにいたします。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。
     この際、お諮りいたします。3月24日は事務整理のため休会にいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長梅津政則) ご異議ございませんので、3月24日は事務整理のため休会とすることに決しました。  なお、明17日ないし19日は委員会、20日、21日は土曜日、日曜日のためそれぞれ休会、22日、23日は委員会、25日は本会議の日程になっておりますので、ご了承願います。  本日は、これをもって散会いたします。                 午前10時38分    散  会...