31番
半沢正典 32番 黒沢 仁
33番
渡辺敏彦 34番
真田広志
35番
宍戸一照
─────────────────────────────────────────────
説明のため出席した者
市長 木幡 浩 副市長
紺野喜代志
副市長
山本克也 政策調整部長 髙橋信夫
総務部長兼
危機管理監 斎藤房一 財務部長 遊佐吉典
商工観光部長 市村尊広
健康福祉部長 山田 準
建設部長 林 和良
総務課長 佐藤好和
財政課長 板垣真也
─────────────────────────────────────────────
議会事務局出席者
局長
横田博昭 次長兼
議事調査課長 渡邉洋也
総務課長 寺島正嗣
─────────────────────────────────────────────
議 事 日 程
1
会議録署名議員の指名
2 会議の期間の決定
3 議案第1号、第2号の提出
議案第1号 令和2年度福島市
一般会計補正予算
議案第2号
専決処分承認の件
4 市長の
提案理由の説明
5 質疑
6 議案第1号、第2号を
所管常任委員会に付託
7 議案第1号、第2号の委
員会における審査の結果の報告
8
委員長報告に対する質疑、討論、採決
─────────────────────────────────────────────
本日の会議に付した事件
議事日程に記載のとおり
午前10時00分 開 会
○議長(
梅津政則) 定足数に達しておりますので、これより1月18日
緊急会議を開会いたします。
会議録署名議員の指名をいたします。
16番
阿部亨議員、19番
後藤善次議員を指名いたします。
会議の期間の決定をいたします。
会議の期間は、
議会運営委員会の決定のとおり、すなわち本1月18日の1日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご異議ございませんので、会議の期間は本1月18日の1日間と決定いたしました。
なお、本会議の
議事日程、
質疑通告の
締切りは、お手元に配付の印刷物のとおりでありますので、ご了承願います。
議案の説明を求めるため、会議の期間中、市長以下、必要と認める
執行機関の職
員の出席を求めることにいたします。
ただいま市長から議案の提出がありました。
議案は、さきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第1号、第2号を議題といたします。
市長の
提案理由の説明を求めます。
◎市長(
木幡浩) 議長、市長。
○議長(
梅津政則) 市長。
【市長(木幡 浩)登壇】
◎市長(
木幡浩) おはようございます。
市議会緊急会議の開会にあたりご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本
緊急会議に提出いたしました案件は、
新型コロナウイルス感染症対策等に係る令和2年度福島市
一般会計補正予算及び
専決処分承認の件の議案2件であります。
これらの
提案理由を申し上げるに先立ち、職
員の不祥事についてご報告いたします。
このたび、
本市職員が市民や同僚に対し不適切な発言や
暴力的発言、職場内での
虚偽報告を行ったことは、誠に遺憾であります。
市民福祉の向上に尽くすべき職
員がこのような事態を起こし、多大なるご迷惑、ご心配をおかけいたしましたこと、
関係者の皆様、市民の皆様に深くおわび申し上げます。
当該職員につきましては、
信用失墜行為並びに
職務専念義務に違反するものとして
停職処分を行ったところでありますが、二度とこのような事件を起こすことのないよう、
再発防止も含め、全職
員の綱紀粛正を徹底いたします。
次に、
新型コロナウイルス感染症対策等について申し上げます。
市民の皆様、
事業者の皆様には、
新型コロナウイルスの
感染防止にご協力をいただき、心より感謝申し上げます。とりわけ医療の最前線で献身的に従事されている医療、
保健関係者の皆様に深甚なる敬意と感謝を表します。
本市では、昨年12月、7つの
クラスターが相次いで発生し、複数の救急
病院が休止となるなど、
医療崩壊寸前の状況となりました。このため、
市医師会と共同で
緊急警報を発令し、市民、
事業者の皆様に最大限の警戒をお願いするとともに、県に対しより強い対策の実施を要請し、福島市限定で
飲食店への営業時間の
短縮要請等が行われたところであります。
市民の皆様のご協力もあって、本市の
新規感染者の
発生率が減少したこと等から、
緊急警報は1月11日をもって終了いたしましたが、依然予断を許さない状況であり、
厳重警戒体制を継続しております。
一方、全国的には感染が拡大、11都府県に
緊急事態宣言が発令されました。
県内各地でも年末から加速度的な
感染拡大が続き、県全体の
医療提供体制は危機的な局面を迎えており、ステージ3、
感染者の
急増相当にあるとの認識の下、今月13日から2月7日までの期間、全県を対象とする
緊急対策が打ち出されました。
不要不急の
外出自粛、
飲食店を対象にした営業時間短縮など、
特別措置法に基づく
要請等が行われております。
本県にとって、今がまさに
感染拡大を抑え込む正念場、瀬戸際であります。本市としても、県と協調して市民の皆様に、気を緩めず、
外出自粛など
感染防止対策の徹底を図るよう働きかけてまいります。
今後とも、
感染状況に応じ、
感染防止と
社会経済活動の回復とのバランスを機動的に変えながら、その両立を図ってまいりますが、当面は、
感染拡大防止に集中的に取り組んでまいります。
年末からの
感染拡大局面において効果を発揮したのは、充実を進めた検査、
医療体制であります。市内3か所に設置した
発熱外来は、1月11日までに延べ494人が受診し、ピーク時は1日
当たり12人の診察を実施しました。また、
PCR検査または
抗原検査まで
一体的受診ができる
かかりつけ医は、同8日現在、75
医療機関が登録し、同11日までに延べ1,284件の検査を実施いただいております。
12月初旬の
クラスターの
感染状況を踏まえ、
駅東口地区の接待を伴う
飲食店等の従業
員を対象に
PCR検査を実施しました。12月15日から27日までで、344施設、1,088人の検査を実施し、
陽性患者3名の
早期発見、
早期入院につなげております。
12月には、2つの救急
病院での
クラスター発生、
診療休止に伴い、市内の
救急医療体制が
危機的状況になったことから、
予備費充用により
医療機関に対する
緊急支援を実施することにいたしました。その財源には、
ふるさと納税の
新型コロナ対策へのご厚志を活用させていただきます。ご寄附をいただいた皆様へ心から感謝を申し上げる次第です。
また、慢性的に不足する
医療資材について、マスクや手袋に加え、ガウン、
フェースシールド等を随時確保、提供しております。
新型コロナと
同時流行の防止のため
助成制度を設けた
インフルエンザ予防接種につきましては、12月30日現在、
高齢者は5万4,802人、生後6か月から18歳までの子供と妊婦は3万2,211人が
接種済みであります。また、学校、
福祉施設の職
員等については、
対象施設の38%が
費用助成の
申請済み、
医療機関向けの
給付事業については、対象の45%の給付が完了しております。
12月には、
新型コロナウイルスワクチン接種の見通しが国から示されたことから、迅速にその準備を進めるため、
専決処分をいたしました。同18日付で保健所内に
ワクチン接種対策チームを立ち上げ、順次職員を増
員し、1月からは14名体制としております。現在、
受付システムの構築や
接種クーポンの印刷など先導的な取組を進め、接種のための具体的な準備に着手しており、国が目標とする2月下旬
医療関係者、3月中旬以降
高齢者に始まり、市民の皆様の接種が円滑に実施できるよう準備を進めてまいります。
ひとり親
世帯臨時特別給付金は、国の再
支給決定を受け、12月25日、
初回支給と同じ1世帯5万円、第2子以降の子供1人につき3万円を全2,221世帯に支給いたしました。
ふくしま市民生活エールクーポンにつきましては、当初発行分の
クーポンは最終的に80%、28億8,600万円分が引き換えられ、
追加販売分の
販売進捗率は12月末現在で89%、
販売額は6億2,800万円となり、合計で
販売進捗率98%、
販売総額35億1,400万円に達しました。2月28日までの
使用期限まで
利用促進を周知し、
市内消費活動を後押ししてまいります。
新型コロナ支援制度を周知する
出張説明会は、47の
支援事業について、12月25日までに市内53か所で延べ296回開催しました。
コロナ禍により1回
当たりの
参加者は制限されたものの、延べ1,845名が参加し、多くの方の
制度理解につながったものと考えております。
感染者急増による
事業者の急速な
経営状況の悪化に対応し、
年末年始の資金繰りの一助にと、
年末年始緊急資金制度を創設しました。12月23日から1月8日までの11日間で11件、総額1,600万円の融資を実施しました。引き続き、
事業者への周知に努め、
運転資金を支援いたします。
そして、今般、
緊急支援策第9弾を決定いたしました。
第9弾では、現下の急務である
感染拡大防止に重点を置き、
高齢者等入所施設、
飲食店における
感染防止対策強化や、
感染拡大の影響により売上げが減少した
事業者支援に取り組むほか、新しい
生活様式に対応した
事業者の
感染防止対策等の取組を支援します。
初めに、
感染防止対策として、
高齢者、
障害者入所施設における
クラスターを防止するため、全ての
勤務職員を対象に
PCR検査を実施します。あわせて、施設内の
感染対策を市が直接確認して助言、指導を行うなど、各施設における
感染防止対策の徹底を図ります。
飲食店における
感染防止対策をさらに強化するため、
飲食店に対する
PCR検査の対象を
市内全域の酒類を提供する全ての
飲食店に対象を拡大して実施します。
PCR検査を実施した店舗は
検査済ステッカーを掲示して
利用者の安心を確保するとともに、
感染防止対策の
セルフチェック表により自己点検し、市も
実施状況を確認することで
感染防止対策の徹底を図ります。
新たな
ビジネスモデル創出支援事業につきましては、新しい
生活様式への
対応需要の高まりから
申請件数が増え、138件のご利用をいただき、11月末をもって一旦終了しました。今般、
感染拡大を背景に
感染防止対策に対する必要性が特に高まっていることから、
補助下限額等の内容の一部見直しを行った上で、本事業を再開することといたしました。
また、12月からの
感染拡大による
患者数増により、
PCR検査に係る費用、
入院患者の
医療費が見込みを大幅に上回ることから、
必要経費を増額します。
次に、
地域経済対策として、
新型コロナの
感染拡大の影響を受け売上げが減少している
市内事業者に対し、
感染防止対策への
取組等を条件に、減少率に応じて
給付金を支給して、
事業者の
事業継続を支援いたします。
次に、本
緊急会議に提出いたしました案件について申し上げます。
議案第1
号令和2年度福島市
一般会計補正予算は、
歳入歳出予算及び
繰越明許費の補正で、
歳入歳出予算は、総額16億1,500万円余を追加するものであり、その財源には、
国庫支出金1億7,200万円余、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金8億4,200万円余を追加するほか、大幅な
増額実績に基づき、
ふるさと寄附金6億円を追加し、歳入歳出差引き超過額2億3,200万円余は
予備費に調整計上するものであります。
歳出補正の主な内容といたしましては、さきに申し上げた
新型コロナウイルス感染症緊急支援策第9弾に係る経費を計上するほか、
ふるさと納税の
寄附金額増を見込み、返礼品や
決済手数料などの
必要経費を計上いたします。
また、昨年12月の大雪により
除雪費用が当初の見込みを大幅に上回ることから、
除雪費を増額いたします。
議案第2
号専決処分承認の件は、昨年12月に
専決処分をいたしました令和2年度福島市
一般会計補正予算の案件について承認を願うものであります。
以上が
提出議案の概要ですが、詳細につきましては、ご質疑または
委員会等において申し上げたいと存じますので、よろしくご審議の上議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
梅津政則) この際、
質疑通告の
締切りについてお諮りいたします。
さきに開会の
議会運営委員会で確認された
質疑通告の状況から、ただいまをもって
質疑通告を締め切ることといたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご異議ございませんので、ただいまをもって
質疑通告を締め切ることに決しました。
日程に従い、議案第1号、第2号に対する質疑を行います。
ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご質疑がなければ、質疑を終結いたします。
日程に従い、議案第1号、第2号を所管の
常任委員会の審査に付することにいたします。
委員会開会のため、暫時休憩いたします。
午前10時17分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午前11時53分 再 開
○議長(
梅津政則) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程に従い、議案第1号、第2号の委
員会における審査の結果の報告を求めます。
総務常任委員長、22番。