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  1. 福島市議会 2020-09-15
    令和2年9月15日決算特別委員会総務分科会-09月15日-01号


    取得元: 福島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    令和2年9月15日決算特別委員会総務分科会-09月15日-01号令和2年9月15日決算特別委員会総務分科会  決算特別委員会総務分科会記録  令和2年9月15日(火)午前9時59分~午後2時01分(9階903会議室) 〇出席委員(8名)   分科会長     白川敏明   副分科会長    鈴木正実   委員       羽田房男   委員       後藤善次   委員       高木克尚   委員       大平洋人   委員       尾形 武   委員       村山国子 〇欠席委員(なし) 〇市長等部局出席者(消防本部、財務部、議会事務局)   消防長                              菅野辰之
      消防本部次長東京オリンピックパラリンピック競技大会消防対策室長佐藤則勝   消防調整監兼福島消防署長                     安藤昭夫   消防総務課長                           長南敏広   消防総務課主幹                          高野浩行   消防総務課庶務係長                        矢部久美子   消防総務課消防係長                        佐久間 真   消防総務課課長補佐企画管理係長東京オリンピックパラリンピック競技大会消防対策室主任                                    齋藤淳一   警防課長兼東京オリンピックパラリンピック競技大会消防対策室次長 阿部洋孝   警防課主幹兼課長補佐兼東京オリンピックパラリンピック競技大会消防対策室主任                                    丹治和彦   警防課主任                            佐々木時靖   救急課長                             齋藤丈児   救急課課長補佐救急ワークステーション管理室主任東京オリンピックパラリンピック競技大会消防対策室主任                                    三浦将信   救急課主任兼救急ワークステーション管理室副主任          佐久間友行   通信指令課長                           服部 浩   通信指令課課長補佐兼指令第一係長兼東京オリンピックパラリンピック競技大会消防対策室主任                                    佐久間 勉   通信指令課指令第二係長                      佐々木 優   予防課長                             七島真司   予防課課長補佐兼予防係長兼東京オリンピックパラリンピック競技大会消防対策室主任                                    結城吉則   予防課消防設備係長                        山田政明   予防課調査係長                          宍戸孝弘   財務部長                             遊佐吉典   財務部次長(財務担当)                      宍戸 亮   財務部次長(税務担当)                      武田光正   管財課長                             菊田 悟   管財課課長補佐兼管理係長                     児玉哲也   契約検査課長                           阿蘓裕之   契約検査課契約係長                        菅原倫彦   契約検査課主幹工事検査室長兼主任検査員             浅井健介   契約検査課工事検査室検査員                    加藤貴光   契約検査課工事検査室検査員                    佐藤栄志   財政課長                             板垣真也   財政課財政第一係長                        佐々木大輔   財政課財政第二係長                        森山 淳   市民税課長                            渡邉 史   市民税課課長補佐兼税制係長                    蒲倉博幸   市民税課市民税第一係長                      阿部裕一   市民税課市民税第二係長                      武藤吉信   市民税課市民税第三係長                      緒方 淳   資産税課長                            加藤 均   資産税課課長補佐兼償却資産係長                  松本輝樹   資産税課主任主査兼土地係長                    高橋博史   資産税課家屋係長                         柴田真弓   納税課長                             上田伊津子   納税課課長補佐納税管理係長                   菅野芳正   納税課納税管理係主任                       丹治 俊   納税課納税第一係長                        引地 満   納税課納税第二係長                        矢内和宏   納税課納税第三係長                        塩谷邦彦   納税課滞納整理推進室長                      吉田知巳   財産マネジメント推進室長公共建築課長              佐藤昭憲   財産マネジメント推進課長                     梅宮裕志   財産マネジメント推進課主任公共建築課建築係長          菅野禎弘   財産マネジメント推進課主任                    鈴木 耕   公共建築課建築係長                        齋藤知里   公共建築課設備係長                        清野隆司   公共建築課課長補佐兼新しい西棟建設係長              河野史隆   議会事務局長                           横田博昭   議会事務局次長議事調査課長                   渡邉洋也   総務課長                             寺島正嗣   総務課庶務係長                          菊田紳吾   議事調査課課長補佐兼議事係長                   加藤 淳   議事調査課主任主査兼調査係長                   熊坂裕美 〇案件   1 議案審査(消防本部)      議案第104号 令和元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、消防本部所管分   2 議案審査(財務部)      議案第104号 令和元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、財務部所管分      報告第17号 令和元年度福島市健全化判断比率及び資金不足比率報告の件中、財務部所管分健全化判断比率)   3 議案審査(議会事務局)      議案第104号 令和元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、議会事務局所管分 ─────────────────────────────────────────────                午前9時59分    開  議 ○白川敏明 分科会長  ただいまから決算特別委員会総務分科会を開会します。  消防本部の審査を行います。  議案第104号令和元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、消防本部所管分を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎消防長 おはようございます。説明に先立ちまして、資料を準備してございますので、お配りしてよろしいでしょうか。 ○白川敏明 分科会長  お願いします。      【資料配付】 ◎消防長 ただいまお配りした資料等により次長からご説明を申し上げます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ◎消防本部次長 議案第104号令和元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、消防本部所管分についてご説明申し上げます。  なお、資料2ページ以降の表の右端には決算書の該当ページを記入しておりますので、併せてご確認をお願いいたします。  それでは、資料の1ページをお開きください。まず、決算総括でございますが、歳入に係る計は予算現額5億926万2,000円、調定額4億5,372万6,162円に対しまして、収入済額4億4,462万6,162円であり、収入未済額は910万円です。  次に、歳出に係る計は予算現額32億4,875万6,000円に対しまして、支出済額31億7,897万22円であり、翌年度繰越額は1,440万4,764円であり、不用額は5,538万1,214円となり、執行率は97.9%です。  これら歳入歳出の予算科目別決算状況は、下表にございますように、歳入額は使用料及び手数料、国庫支出金、県支出金、諸収入、市債、それぞれ記載のとおりであり、歳出額は9款消防費の常備消防費、非常備消防費、消防施設費、水防費、災害対策費、11款災害復旧費消防施設災害復旧費、それぞれ記載のとおりであります。  次に、歳入についてご説明申し上げます。資料の2ページを御覧ください。15款使用料及び手数料、1項使用料、8目消防使用料8万8,229円は、消防庁舎及び消防屯所等の敷地内にある電柱、ガス管等の敷地使用料です。  次に、2項手数料、7目消防手数料342万5,850円は、危険物設置許可等申請手数料及び火災の罹災証明、救急搬送証明の手数料です。  次に、16款国庫支出金、2項国庫補助金、6目消防費国庫補助金627万5,288円は、国から貸与されております放射線測定器の校正費用、消防団加入促進支援事業及び消防団へトランシーバーを配備した事業に対する国庫補助金です。  次に、17款県支出金、2項県補助金、7目消防費県補助金180万5,095円は、救急救命士養成研修事業ロボットテストフィールド活用訓練事業に対する県補助金です。  次に、資料の3ページをお開きください。22款諸収入、5項雑入、2目雑入中、18節高速道救急業務交付金351万6,615円は、高速道路における救急業務に対する東日本高速道路株式会社からの支弁金です。
     次に、22節雑入のうち、主なものについて申し上げます。説明欄の丸印、雑入2,168万3,171円の主なものとして、福島県消防防災航空隊員として消防職員1名を派遣したことに対する福島県消防防災ヘリコプター運航連絡協議会からの人件費助成金750万7,337円及び派遣助成金72万8,000円です。また、福島県消防学校教官として消防職員1名を派遣したことに対する福島県からの職員給与助成金750万8,662円です。また、福島県消防学校講師として消防職員を派遣したことに対する消防学校からの講師謝礼173万3,500円です。また、東北中央自動車道栗子トンネル内に整備した消防無線設備の点検費用を置賜広域行政事務組合消防本部と折半することによる負担金68万7,500円です。また、原子力災害避難指示区域消防活動費交付金は、大規模火災対応訓練及び多数傷病者対応訓練へ出動した際の人件費等に対する国の交付金25万6,776円です。また、西道路延伸に伴い、東北地方整備局福島河川国道事務所からの防火水槽の物件移設費用313万7,135円となっております。  次に、23款市債、1項市債、8目消防債4億640万円は、常備消防管理費常備消防自動車等整備費、高規格救急自動車整備費消火栓設置事業費消防救急デジタル無線更新整備事業費福島消防署清水分署整備事業費、非常備消防自動車等整備費防火水槽整備費に充当したものです。収入未済額、910万円につきましては翌年度に繰り越しました防火水槽整備費の残額分となっております。  同じく12目災害復旧債110万円は、消防施設復旧費台風19号関連に充当したものです。  次に、歳出についてご説明申し上げます。資料の4ページを御覧ください。初めに、9款消防費、1項消防費、1目常備消防費の主なものについて申し上げます。以下、ひし形印の細目、丸印の細々目について主なものを説明いたします。  細目、給与費22億1,118万4,656円は、消防職員277人及び再任用職員9人の給料、職員手当等、共済費であり、常備消防費の約93.2%を占めております。  次に、細目、常備消防費の常備消防管理費1億382万1,889円は、常備消防体制を運営、維持管理するための費用で、不用額は光熱水費、通信運搬費、使用料及び賃借料等によるものです。  救急救命士養成研修費533万89円は、2名の消防職員を救急救命東京研修所へ派遣した費用です。  公共施設自動体外式除細動器整備事業費902万7,936円は、支所等公共施設、市立保育所、幼稚園、小中学校への設置用と貸出用の計183基のAED賃借料です。  その他につきましては記載のとおりです。  次に、資料5ページをお開きください。2目非常備消防費の主なものについて申し上げます。細目、非常備消防費の消防団員報酬8,862万6,495円は、消防団員2,397人の団員報酬及び機関員手当等として支給したものです。なお、毎月の入団や退団、途中昇格などにより月割り計算となるため、端数が生じております。また、消防団員の定員と実員の差により、不用額が生じております。  消防団安全対策装備品整備事業費888万5,234円は、消防団員の安全を確保するために必要な防じんマスク、ヘッドライト、トランシーバーを配備したものです。  非常備消防関係負担金6,242万4,063円は、消防団員の公務災害補償費及び福島県消防協会等への負担金です。  消防団運営育成助成金1,167万120円は、消防団の円滑な運営を図るため、9個方面隊及び43個分団に対し助成金を交付したものです。  女性防火クラブ等助成金145万2,000円は、女性防火クラブ6隊及び女性防火クラブ連絡協議会に対し助成金を交付したものです。  次に、細目、災害関連費の非常備消防管理費台風19号関連653万6,000円は、令和元年台風19号等による水防活動等に従事した消防団へ費用弁償を支給したものです。  次に、資料6ページを御覧ください。3目消防施設費の主なものについて申し上げます。細目、常備消防施設費常備消防施設等維持管理費6,239万2,799円は、消防庁舎、消防自動車、消火栓等の維持管理に要した費用です。  常備消防自動車等整備費1億3,056万8,120円は、福島南消防署杉妻出張所消防ポンプ自動車福島南消防署信夫分署化学消防ポンプ自動車及び福島南消防署の連絡車を更新した費用です。  高規格救急自動車整備費6,201万9,120円は、福島消防署清水分署の高規格救急自動車及び福島南消防署杉妻出張所の高規格救急自動車を更新した費用等です。  消火栓設置事業費2,519万8,200円は、新設3基、設置替え24基の消火栓の整備に要した費用ですが、消火栓の新設要望が少なかったこと、また水道管布設替え工事が当初予定していた基数の新設及び設置替えを実施しなかったため、不用額が生じております。  消防救急デジタル無線更新整備事業費1億7,973万1,720円は、全無線局の機器能力を向上させ、維持費のかかる複数基地局構成を縮小することで、費用対効果の高いシステムに更新整備した費用です。  福島消防署清水分署整備事業費1,209万8,560円は、福島消防署清水分署整備事業における地質調査と許認可申請等に要した費用です。  庁舎等改修事業費388万5,100円は、飯坂消防署東出張所手洗い場設置工事飯坂消防署東出張所福島南消防署杉妻出張所空調設備改修工事等に要した費用です。  福島消防署清水分署整備事業費繰越明許費3,000万9,700円は、福島消防署清水分署整備事業において、平成30年度に予算を計上し繰り越した基本設計と実施設計の業務委託に要した費用で、不用額は請け差でございます。  次に、細目、非常備消防施設費の非常備消防施設等維持管理費2,719万5,711円は、消防屯所、消防団車両及び防火水槽等の維持管理に要した費用です。  非常備消防自動車等整備費2,465万2,500円は、第40分団飯野2部の消防ポンプ自動車及び第32分団下川崎3部の積載車と小型動力ポンプを更新した費用です。  防火水槽整備費1,594万2,131円は、防火水槽1基の有蓋化工事の費用及び防火水槽2基の新設工事を令和2年度に行うため、令和元年度に前払い金を支出し、残額を翌年度に繰り越したものです。  次に、資料7ページをお開きください。4目水防費、細目、水防費の水防管理費61万7,887円は、資機材等購入及び水防倉庫土地借り上げ等です。  次に、5目災害対策費、細目、災害対策費の災害対策管理費42万7,841円は、耐震貯水槽の土地借り上げ料等です。  続きまして、11款災害復旧費、6項消防施設災害復旧費、1目消防施設災害復旧費、細目、消防施設災害復旧費消防施設復旧費台風19号関連389万9,500円は、令和元年台風19号による防火水槽への土砂の流入や浸水により防火水槽の改修及び解体工事を行った費用です。  消防設備復旧費台風19号関連の翌年度繰越額520万円は、令和元年台風19号による消防団員の避難広報活動中、小型動力ポンプ自動車が浸水により走行不能となり、新たに購入するための費用ですが、艤装に伴い、令和2年度に購入するため、翌年度に繰り越したものです。  歳入歳出につきましては以上です。  次に、主な施策の成果等についてご説明申し上げます。お手元の令和元年度各会計決算における主要な施策の成果等報告書の133ページをお開きください。初めに、常備消防費の1番、救急安心お守りカード普及事業費は、救急安心お守りカードを市民に配布することで、適正かつ迅速に医療機関へ搬送するための体制整備を図ったものです。  次に、非常備消防費の1番、消防団安全対策装備品整備事業費は、消防団員が災害時に安全に活動するために必要な装備品である防じんマスク、ヘッドライト、トランシーバーを配備したものです。  次に、2番、非常時消防管理費台風19号関連は、令和元年台風19号等による水防活動等に従事した消防団員へ費用弁償を支給したものです。  次に、消防施設費の1番、常備消防自動車等整備費、2番、高規格救急自動車整備費につきましては、消防ポンプ自動車化学消防ポンプ自動車、連絡車、高規格救急車を整備計画に基づき更新し、災害対応力や救急業務の充実を図ったものです。  次に、134ページを御覧ください。3番、消火栓設置事業費は、水道配水管の拡張及び布設替え等に併せて消火栓を設置し、市街地や住宅密集地における消防水利の確保を図ったものです。  次に、4番、消防救急デジタル無線更新整備事業費は、消防救急デジタル無線の基地局を縮小し、維持費の低減化を図るとともに、安定した情報通信路の確保を図ったものです。  次に、164ページを御覧ください。消防施設災害復旧費の1番、消防施設災害復旧費は、令和元年台風19号により被害を受けた防火水槽の改修及び解体工事を行ったものです。  その他の事業につきましては、さきの歳出決算の部分でご説明申し上げたとおりです。  説明は以上でございます。 ○白川敏明 分科会長  ご質疑のある方はお述べください。 ◆村山国子 委員  成果報告書の133ページだったのですけれども、一番上のお守りカードだったのですけれども、これは救急搬送なんかされるとき、実際に冷蔵庫とかにぺたっと貼っておくとか、あと財布に入れておくとかと、いろいろあるかと思うのですけれども、実際にそれが使われて、スムーズに救急搬送がされているのかどうか、実際活用されているのかどうかというのを教えてください。 ◎救急課長 昨年度、救急安心お守りカードを救急事案で提示されたのが114件ございました。それで、提示された救急事案と提示されなかった救急事案を比較しますと、約1.2分、医療機関までの搬送が早まったというデータが出ておりますので、効果があったものと認識しております。 ◆村山国子 委員  そうすると、基礎疾患なんかある人なんかはすごく有効だという、有効に使われているということなのですね。 ◎救急課課長補佐 お守りカードが非常に有効な場合というのは、やはり意識レベルが悪いということが一つの大きな効果が出るものになると思うのですが、糖尿病をお持ちの方、そういった方は低血糖になって、意識レベルが落ちたりする。常に危機意識もお持ちですので、そういった方に関してはお守りカードを常に持参して、非常に有効に活用されていると思います。 ◆村山国子 委員  ぜひ配布ばかりでなくて、やっぱりそういうすごく活用されているのだよというのをお知らせしていただいて、すぐ使えるような、そういうふうに常に心がけてもらえるようなふうにしてもらえればすごくいいななんて思うので、そこら辺もよろしくお願いします。 ◆羽田房男 委員  救急の安心お守りカードは非常に有効だというふうに私も理解しておるのですけれども、常に私も財布の中には入っているのですが、これは本当にいいのか悪いのか、ペーパーレス化が進んでいますけれども、とりわけ老人クラブ連合会とか、そういう方の研修会とか総会にご案内の場合、実際、以前に消防に勤務されていた方が、老人クラブ、うちのところでこういうA4サイズのを作っていただいたのです。それを玄関のところにぶら下げましょうということで、うちの老人クラブはお配りをしてやったのです。非常にコンパクトといいますか、小さいので、冷蔵庫とかそういう、玄関のところ、見えるところ、いいのですけれども、こういうA4ぐらいで、こういうことですよというのを作っていただいて、原本だけでも二、三部渡していただければ、老人クラブなんかで刷り増しして、お配りすることができると思うのです。なかなか私も年齢を重ねると目のほうがだんだん衰えたりしておりますので、そういう意味では書くほうも、自分が記載するわけですから、そういう方のためにも若干やっぱりA4サイズぐらいのやつを作っていただければいいのかななんていうふうに、これは要望になってしまうのかもしれませんけれども、ぜひご検討よろしくお願いいたします。 ◎救急課長 免許証サイズと、あともう少し大きいサイズも作成したのですけれども、要望があればA4サイズも採用させていただきたいと思います。 ◆羽田房男 委員  このぐらいの、半分ぐらいのやつ。僕が持っているのはもうちっちゃいやつなので、僕のはこんなちっちゃいやつなので。 ◎救急課長 それ免許証サイズの。 ◆羽田房男 委員  免許証サイズなのですけれども。検討ということで、分かっています、この半分ぐらいの大きさで、カラーのやつ、分かりますけれども、それも承知の上で、できればということでご検討していただければというふうに思います。  以上です。 ◆村山国子 委員  同じところの非常備消防の管理費だったのですけれども、合計すると3,268人で、計算すると1人2,000円なのです。これは、1日出れば、時間が短かろうと長かろうと2,000円になってしまうのか。あと、冬の時期とか、例えば、これは水害で10月だったのですけれども、冬季の火事の場合、寒くても同じ金額なのか、そこら辺はもう一律2,000円ということになっているのですか。 ◎消防総務課消防係長 今の委員の質問のとおり、1日出動しますと2,000円という形で、季節によって変わるものではございません。 ◆高木克尚 委員  成果報告書、同じ133ページの非常備消防費のうちの装備品についてですが、昨年、防じんマスク1,220個配付となっております。およそ消防団員の半数の個数なのですが、全員、残り半数は配備済みなのか、これからの配備予定なのか、教えてください。 ◎消防総務課消防係長 マスク、安全装備品に関しては一旦今年、今年度で終わりという形で計画をしております。消防団につきましては、更新するものの期限が決まっておりますので、そういったものを今後調査して、配付という形にしております。全員に配付しているものではございません、マスクにつきましては。 ◆高木克尚 委員  でも、1,220個ということは2人に1人だものな、計算では。      【「どういう人に配っているんだい」と呼ぶ者あり】 ◎消防総務課消防係長 マスクにつきましては、災害時、吾妻山の噴火とか、そういったときに、分団屯所に置いておいて、集まった方々に使っていただきましょうという形で運用しております。 ◆高木克尚 委員  常に常備するものではないのだ、各団員が。 ◎消防総務課消防係長 個人にそれぞれ1個1個やっているわけではなくて、屯所に置いておきます。集まった方でそれを持っていって、災害時に使用していただくという形で運用しております。 ◆尾形武 委員  マスク、ヘッドライト、トランシーバー、それぞれ配備されるということは非常に、緊急時とか、夜間とか、有効な手段であろうと思っております。ちなみに、これ、それぞれ単価は幾らなのですか。 ◎消防総務課消防係長 ヘッドライトにつきましては税抜きで2,080円、マスクにつきましては税抜きで、1箱10枚入っているのですが、1,275円でございます。 ◆尾形武 委員  トランシーバーは。 ◎消防総務課消防係長 トランシーバーにつきましては、セットで買っておりまして、トランシーバー単体につきましては税抜きで7,300円になっております。そのほかにスピーカーマイクもつけまして、あとは文字入れ、あと電池もセットで購入をしております。合計で616セット購入しまして、合計金額で780万8,400円という金額になっております。 ◆尾形武 委員  こういった安全装備は、団員それぞれにやっぱり備えておくというのが一番いいのかなと思いますので、今後検討していただきたいと思います。 ◆後藤善次 委員  頂いた資料の5ページの非常備消防費の中ほど、今ほどの、非常備消防関係負担金の細目、細々目、消防団員公務災害補償費負担金、これ直接関連するのか分かりませんけれども、消防署員、消防団、そういう方たちが万が一けがをした場合に使うというこの何か保険の負担金ということなのですか。 ◎消防総務課消防係長 この負担金につきましては、けがの場合と、退職報償金、こちらのほうも含んでおります。 ◆後藤善次 委員  そうすると、けがをされたときの対応というのは、これ以外にもあるのですか、何か保険費で。 ◎消防総務課消防係長 消防団員さんのけがにつきましては、これが主になっております。ほかにといいますと、公務災害補償費ですので、けがは、出動されてけがをされた場合、あとは訓練等でけがをされた場合などではこちらのほうからお支払いするという形になります。 ◆後藤善次 委員  消防団員でなくて、本署の普通の正規の署員たちの公務災害というのは、改めて消防費の中で何か負担している分というのはあるのですか。 ◎消防総務課長 4ページにあります職員給与費、一番上でありますが、そこの共済費の中に含まれているものであります。 ◆後藤善次 委員  消防の消火活動に行って、けがをされる方、大なり小なり、いろいろなけががあると思うのですけれども、けがというのは結構あるものなのでしょう。 ◎消防総務課消防係長 まず、消防団のほうですが、災害現場というより、訓練で足をひねったりとか、筋を伸ばしたりとか、そういったけがはございます。 ◆後藤善次 委員  消防団員ではなくて、本署の方たちは。 ◎警防課長 職員の公務災害といいますと、火事現場で擦り傷とか、そういう部分についてはやはり数年に1度はあります。あと、そのほか訓練中のけが、このようなものも入ってきます。 ◆後藤善次 委員  そうすると、そんなにしょっちゅうけがをしているという、現場に行って転んだとか、やけどしたとか、そういうけがというのはそんなに頻繁に起こるものではないのですね。皆さん訓練されて、そういうレベルの高い状況で現場に出ていらっしゃるでしょうからね。 ◎警防課長 今日統計等は持ってこなかったのですけれども、大体過去の事例を見ると、2年に1度ぐらいは火災現場で大なり小なり、大体福島市消防本部では小なりの、軽症程度のけがが発生しております。 ◆村山国子 委員  5ページの女性防火クラブなのですけれども、高齢化も進むかと思ったのですけれども、高齢化もあるのかななんて思うのですが、団員数というのは増えているのですか、減っているのですか。 ◎予防課長 女性防火クラブについては、定員が474名なのですが、今現在474名の隊員がいらっしゃいます。 ◆村山国子 委員  すみません。ちょっと分からないので、教えてもらいたいのですが、この6隊があるのですけれども、町場にはなくて、ちょっと郊外のほうにある感じなのかなと思うのですけれども、町場というのはつくらないのですか。 ◎予防課長 女性防火クラブの発足の経過をご説明いたしますと、福島市の郊外に、昭和32年から昭和40年にかけて、出稼ぎ等による消防団員の不足を補うためということで、任意の組織として、消防団に入団していない家庭の主婦の方を対象として結成されたような経過があります。これまで市内全域に改めて声をかけるといったようなことはしておりませんでしたし、なかなかちょっと難しい部分があるのかなというふうに捉えております。 ◆村山国子 委員  主な活動というのは、どういう活動をされているのですか。 ◎予防課長 主な活動としては、専ら予防広報と予防活動ということで、例えば消防本部側で主催するような消防フェアに参加していただいたり、あとはそれぞれの地区において、各世帯を回って、チラシの配布等の広報活動をしていただいたり、あとは、数は限られるかもしれませんけれども、火災の現場において炊き出しの協力をしていただいたりといったような活動になります。 ◆村山国子 委員  そして、今ちょっとさっきけがの話になったのですけれども、そういう保険みたいなのには女性防火クラブは入っていないし、報酬も何もないということなので、任意でというのもあれですけれども、半分ボランティアみたいな感じで動いていると、そういう位置づけになるのですか。 ◎予防課長 まずは、補償関係なのですけれども、474名全体が入るという形ではなくて、一部の女性防火クラブ、松川町の女性防火クラブなのですが、任意で加入しているといったような経過があります。基本的に予防活動ということでお願いしているところがありますので、基本的にけが等はしないという捉え方もしているわけなのですけれども。あとは助成金関係なのですけれども、連絡協議会というのが予防課に事務局あるのですけれども、そこに対して予算として年度5万円、あとは各隊、6隊ございますが、各隊に対して3万円、合計18万円、あとは隊の規模が各クラブ違いますので、隊員割で、各隊員1人当たり2,600円というようなことで助成金を交付している状況です。 ◆村山国子 委員  2,600円は年ということですよね。 ◎予防課長 年度ということです。 ◆村山国子 委員  災害のとき炊き出しもあるかもしれないなんていうことで、そういうときでけがの可能性、やけどの可能性もなきにしもあらずかななんても思うので、そこら辺もちょっと念頭に入れておいてもらえないのかななんて思います。 ◆羽田房男 委員  資料の6ページの常備消防施設費の丸1つ目です。消防庁舎、消防自動車、消火栓等の維持管理ということで、この消火栓の維持管理というのは、毎年点検をされて維持管理をされるという理解でよろしいでしょうか。 ◎消防総務課課長補佐 この消火栓の維持管理費につきましては、まず一般道路上に消火栓がございますので、その中でがたつき等の連絡等が入りましたら、その際の修繕料という形になります。また、一部、今は丸型で黄色く色がついているのですけれども、角型で交差点付近にある場所については、黄枠塗料を塗るという修繕を行っておりますので、その費用になります。 ◆羽田房男 委員  失礼な言い方ですが、消火栓の機能の確認も同時にされるという理解でよろしいのですか。機能といいますか、使用できるといいますか。 ◎消防総務課課長補佐 機能の点検につきましては、各消防署のほうで自分の管轄する消火栓の調査を実施しております。その中で不具合等があった場合は修繕で対応しているというのが現状でございます。 ◆羽田房男 委員  その下の下の丸です。高規格救急自動車の関係ですが、昨年度配備されたのですね。清水に増備1台、高規格救急車。今年度ですか。昨年度の予算で配備したというような。オリンピックの、あづま球場に常時配備をするというのは今年度ですか、昨年度ですか。 ◎救急課主任 委員おっしゃるとおり昨年です。昨年2台更新をしまして、その1台をオリンピックに、残りの予備車とあわせて3台活用するということになっているものです。 ◆羽田房男 委員  そういたしますと、そのあづま球場に常備、大会期間中配備をするといった高規格救急車は、今現在どのようになっているのですか。 ◎救急課主任 現在は、飯坂消防署の予備車として1台、福島南消防署の予備車として1台、あと本部の救急1ということで、予備車として1台。そのうち、今はコロナ対応ということで、その中のうちの1台をコロナ対応にしております。 ◆羽田房男 委員  防火水槽の維持管理で、非常備の一番下のひし形の一番上です。これは、下のほうに行きますと、防火水槽の新設工事2基やりましたよというご説明ありました。台風の関係で、次の7ページのところも関連で、土砂の流入に対応したのですよというご説明があったのですが、この無蓋の防火水槽の汚泥といいますか、それは沈殿してしまうのですが、前に非常にたまっていて、何とかお願いできませんかというようなお願いも私したことあったのですが、この点検といいますか、どのくらい防火水槽に汚泥が沈殿していて、どのくらいになったら、くみ出しと言ったほうがいいのかな、全部抜くのか、取り出しなのか分かりませんが、どういう基準といいますか、大体目安といいますか、それどのぐらいというふうに理解すればよろしいですか。 ◎消防総務課課長補佐 現在のところ、特段に基準というのは定めてはおりませんが、消防団員さんのほうで点検をしていただいたり、あと消防職員のほうで点検をさせていただいて、汚泥等がたまっていると確認された場合にはくみ取り等を実施するということが現状となっております。 ◆羽田房男 委員  くみ取りですね。くみ取りという。
    消防総務課課長補佐 くみ取りというくらいでよろしいのかと思うのですけれども、泥の排出ということになります。 ◆尾形武 委員  6ページの消火栓とか、あとは防火水槽の設置につきましては、各方面隊、各分団から要望があって設置されるものなのかなと思うのですけれども、いずれも不用額が発生しておりますので、こういった原因はどのような原因なのでしょうか。 ◎消防総務課課長補佐 まず、消火栓の設置事業費のほうになりますが、先ほどもお話ししたとおり、水道管の布設替え工事の箇所が予定より少なかったということが1つと、あと新設する場合によっても、要望されている場所の水道管の口径が細くて、消火栓を設置できないという場所がございますので、それで不用額が生じたものでございます。 ◆尾形武 委員  あと、防火水槽なのですけれども、大体これ整備は進んでいるような状況なのか、それともいまだに各分団から要望があるのかどうか、お聞きしたいと思います。 ◎消防総務課課長補佐 各分団さんのほうからの要望は、ここ何年かはございません。ありますのは、自治振興協議会のほうからの要望はございます。 ◆尾形武 委員  防火水槽の有蓋化なのですけれども、有蓋化も大体整備は進んでいるものなのですか。 ◎消防総務課課長補佐 現在、無蓋のほうで実施済みになっていますのは27基となっております。当初始まってから年数がたっておりますことと、防火水槽の設置年から30年以上経過しているということもありますので、最終的に残り3基を整備して、有蓋化工事は終了としたいと考えております。 ◆村山国子 委員  7ページの水防費と災害対策費で、水防倉庫の土地賃借料と貯水槽の土地賃借料が入っているのですが、これは市の土地、例えば財務のほうから借りて賃借料を払っているという、そういう感じなのですか。民間のほうに払っているのですか。 ◎消防総務課課長補佐 この水防費の土地借り上げ料につきましては、水防倉庫になりまして、これは私有地、個人の方からお借りしている土地の賃借料になります。 ◆村山国子 委員  その下の耐震貯水槽の、ここはやっぱり私有地なのですか。 ◎消防総務課課長補佐 こちらも同じで、民有地の借地料となります。 ◆村山国子 委員  長年の間には相続なんかあると、もう貸さないよなんていう、そんなようなことは生じないとも、どうなのでしょう。 ◎消防総務課課長補佐 消防にご理解をいただいておりまして、貸さないということは現在のところございません。 ◆鈴木正実 委員  1か所だけ教えてください。  4ページの給与費の不用額、1,300万もろもろ、これの理由を教えてください。 ◎消防総務課長 職員給与費の不用額でありますが、内訳としまして、時間外勤務手当の不用額が550万円、休日勤務手当の不用額が520万円、夜間勤務手当の不用額が210万円等の内訳となっております。 ◆大平洋人 委員  4ページなのですけれども、被服等整備費なのですけれども、結構更新されたかと思うのですけれども、これはもうほぼ終了したということでよろしいのですか、昨年で。その辺ちょっとお聞きしたかったのですけれども。これは常備か。失敬。では、5ページのほう。あわせて、常備も替えたのですか。その辺も含めてちょっと、では教えてください。 ◎消防総務課消防係長 まず、消防団のほうですが、新しい被服に関しては全員に配布という形で終了しております。 ◆大平洋人 委員  あと、では消防団のほうでいくと、活動服だけではなくて、昔でいうところのはんてん、あれ、はっぴというのかな、あれはもうやらないということになったのでしたっけ。 ◎消防総務課消防係長 新しくはやっておりませんので、はっぴのほうは、新しくは配給しておりません。 ◆大平洋人 委員  それは、つもりもう今後もそういう方向にはならないと。我々のところは野田ですけれども、合併の最後、福島市に入ってから作って以来、あとはもうやらないよという、そんな協定みたいなのがあったのですか、当時。そういうところも含めて分かりますか。大分ぼろぼろになってきてしまったのだよ。 ◎消防総務課消防係長 そこまでの経過はちょっと、資料等もございませんので、申し訳ございません。 ◆大平洋人 委員  ほかの地区もそうなのですかね。 ◎消防長 ただいまのお尋ねの件は、それぞれ各方部で合併がこれまで進んでまいりましたけれども、当時は伝統を生かしということで、はっぴが根づいていたのですけれども、こと消防団組織につきましては消防団員の被服の国からの準則等に基づいて整備しておるものですから、これに倣って一律に整備されていると。ですので、今お持ちのものにつきましては、大切に伝統を守っていただきたいと思う次第でございます。 ◆大平洋人 委員  では、更新予定はないということでよろしいですね。 ◎消防総務課課長補佐 先ほど常備の被服ということもありましたが、常備の被服につきましては、職員の被服の耐用年数に決まりがありますので、耐用年数に基づいての更新の購入の費用、あともう一つは防火衣、セパレート式の防火衣の賃借料の合計金額がこの決算書の金額となっております。 ◆大平洋人 委員  つまりたまたま昨年がそういう時期だったのか、それとも毎年このくらいはかかるのかというのをちょっと聞きたかったのです。 ◎消防総務課課長補佐 毎年同程度の額、費用がかかるようになってございます。 ○白川敏明 分科会長  ほかにございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○白川敏明 分科会長  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○白川敏明 分科会長  以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第104号令和元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、消防本部所管分について、決算のとおり認定すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○白川敏明 分科会長  ご異議ございませんので、議案第104号中、消防本部所管分については決算のとおり認定すべきものと決しました。  以上で消防本部の審査を終了します。  当局入替えのため、暫時休憩します。                午前10時59分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午前11時07分    再  開 ○白川敏明 分科会長  決算特別委員会総務分科会を再開します。  財務部の審査を行います。  初めに、議案第104号令和元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、新しい西棟建設関連予算を除く財務部所管分を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎財務部長 資料を用意しておりますので、配付させていただいてよろしいでしょうか。 ○白川敏明 分科会長  お願いします。      【資料配付】 ◎財務部長 議案第104号令和元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、財務部所管分につきまして、配付させていただいた資料でご説明を申し上げます。  資料の1ページをお開き願います。総括表となっております。左側、歳入になりますけれども、一番下の行、財務部合計で調定額698億2,400万円余に対し、収入済額は685億8,700万円余であり、差引額は12億3,700万円余となります。  右側の歳出については、予算現額115億7,000万円余に対しまして、支出済額は113億400万円余であり、差引額は2億6,600万円余となります。予算現額に対する支出済額の割合は97.7%であります。  詳細につきまして、担当次長よりそれぞれ説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◎財務部次長税務担当 議案第104号令和元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、財務部所管分について、お手元の配付資料によりご説明申し上げます。  資料の2ページを御覧ください。ここでは、財務部の歳入及び歳出の予算科目別決算状況について、令和元年度決算額、平成30年度決算額、対前年度比を6ページにわたりまして記載したものでございます。  続きまして、7ページを御覧ください。ここから歳入の決算事項別明細となりますが、左から款、項、目、節、財務部予算現額、財務部調定額、説明、収入済額、所管課及び決算書のページを記載しております。  まず、1款市税ですが、1項市民税から6項都市計画税までの6税目から構成されております。市税の予算現額399億円に対しまして、収入済額は408億5,500万円余でございます。予算現額に対しましては9億5,500万円余、約2.4%の増となっております。歳入決算事項別明細には平成30年度の決算額は記載しておりませんが、前年度収入済額との比較では2億5,000万円余、約0.6%の増となっております。  税目別に申し上げますと、1項市民税につきましては個人、法人合わせまして収入済額は188億6,300万円余で、市税全体に占める割合は約46.2%となっております。1目個人につきましては、県内雇用情勢において改善の動きが緩やかであったことなどの要因により、対前年度600万円余の減となっております。2目法人につきましては、復興需要のピークアウトで建設業の収益が下がってはいるものの、金融業で好績の法人があったことなどの要因により、対前年度1,800万円余の増となっております。個人、法人合わせました市民税合計の前年度との比較では1,200万円余、約0.1%の増となっております。  次に、2項固定資産税ですが、収入済額は164億7,700万円余で、市税全体に占める割合は約40.3%となっております。1目固定資産税につきましては、新築家屋の増などの要因により、対前年度1億6,000万円余、約1%増の161億9,500万円余であります。2目国有資産等所在市町村交付金は、福島県における復興公営住宅の新築などの要因により、対前年度248万円余、約0.9%増の2億8,200万円余であります。  3項軽自動車税以下の税目別収入済額は記載のとおりでございますが、前年度の収入済額との比較について、その傾向を申し上げます。3項軽自動車税は、軽4輪乗用の新税率の課税対象台数及び重課の課税対象台数の増加による増、4項市たばこ税は、加熱式たばこの課税方式の見直しなどにより微増、5項入湯税は、飯坂地区の一部温泉施設が改修工事等に伴い一時休業したことにより、飯坂地区の入湯客数の減少が生じたことなどによる減、6項都市計画税は、固定資産税と同様に新築家屋の増による増で、対前年度比4,600万円余、約1.8%増の27億100万円余となっております。  次に、3款利子割交付金から税以外の歳入となります。3款利子割交付金は、金融機関等が支払う預貯金などに対する利子に県が税率5%で課税し、調整後の5分の3が市町村に交付されるものでございますが、日銀のマイナス金利政策の影響により市場金利が低調となっていることに加え、昨年までには含まれておりました高利率であった頃のゆうちょ銀行の定期預金がなくなったことなどにより、対前年度比約51.2%減の2,700万円余が交付されたものでございます。  4款配当割交付金は、上場株式等の配当などに県が税率5%で課税し、調整後の5分の3が市町村に交付されるものでございますが、上場企業が株主還元等を積極的に行っていることなどにより、対前年度比約33.7%の増、1億3,300万円余が交付されたものでございます。  5款株式等譲渡所得割交付金は、株式等の譲渡による所得に県が税率5%で課税し、調整後の5分の3が市町村に交付されるものですが、米中貿易摩擦や中東情勢、香港情勢の緊迫化など世界経済の先行きが懸念されたことから株式市況に落ち込みが生じたことなどにより、対前年度比約16.7%の減、6,500万円余が交付されたものでございます。  6款地方消費税交付金は、国が地方消費税を含めた消費税を収納した後、地方分として県に払い込まれた2分の1が市町村に交付されるものでございますが、交付金額の一部が暦の関係で次年度へ繰り越されたことなどにより、対前年度比約2.7%減の55億7,200万円余が交付されたものでございます。  7款ゴルフ場利用税交付金は、施設の規模などにより定められたゴルフ場利用税を県が徴収し、ゴルフ場所在市町村にその10分の7が交付されるものでございますが、65歳以上の非課税対象者の割合が増加していることなどにより、対前年度比約0.6%減、1,100万円余が交付されたものでございます。  8款自動車取得税交付金は、県が徴収した自動車取得税の10分の7が市町村内の道路の延長及び面積に応じて交付されるものですが、自動車取得税が令和元年9月までで廃止となったことにより、対前年度比約49.8%減の1億1,200万円余が交付されたものでございます。  続きまして、8ページを御覧ください。9款環境性能割交付金は、県が徴収した自動車税環境性能割の約10分の4が市町村内の道路の延長及び面積に応じて交付されるものですが、自動車税環境性能割が令和元年10月から創設となったことにより、対前年度皆増の3,500万円余が交付されたものでございます。  10款国有提供施設等所在市町村助成交付金は、国が所有する固定資産のうち自衛隊使用資産の所在する市町村に交付されるもので、前年同額の196万円余が交付されたものでございます。  11款地方特例交付金は、主に個人市民税における住宅借入金等特別税額控除による減収の補填として交付されるものでございますが、令和元年度につきましては環境性能割交付金の原資である自動車税環境性能割及び市税である軽自動車税環境性能割の減収補填が加えられたことにより、対前年度比約22.4%増の2億1,600万円余が交付されたものでございます。  15款使用料及び手数料、2項手数料、1目総務手数料、2節徴税手数料の収入済額1,800万円余は、税証明等の発行手数料と納期が到来した未納者に対し送付した督促状発送の手数料の収入でございます。なお、督促手数料は平成24年3月末で廃止いたしましたが、収入いたしましたのは廃止以前の年度に係る督促状分でございます。  17款県支出金、3項委託金、1目総務費委託金、2節徴税費委託金の収入済額4億4,100万円余は、個人県民税を個人市民税と一括徴収しており、県から事務委託金として交付されたものでございます。  次に、9ページを御覧願います。19款寄附金、1項寄附金、1目一般寄附金、1節一般寄附金のうち、ふるさと寄附金は全国各地から寄附金として寄せられたもので、4,000件余、1億4,500万円余のご寄附をいただいたものでございます。  次に、10ページを御覧ください。22款諸収入、1項延滞金加算金及び過料、1目延滞金、1節延滞金は市税滞納延滞金として6,500万円余を、また2目加算金の収入済額23万円余は主に入湯税の申告を期限までに提出しなかった者から加算金を徴収したものでございます。  同款5項雑入、1目滞納処分費、1節滞納処分実費徴収金の84万円余は、滞納処分に要した費用を滞納者などから徴収したものでございます。  続きまして、ページが飛びまして、恐れ入りますが、20ページを御覧願います。20ページとなりますが、このページは参考資料として御覧いただきたいと思います。(1)の表は、市税の収入実績について、過去3年分を記載したものでございます。  (2)の表は、市税の欠損処分の状況でございますが、①は税目別の不納欠損額について、過去3年分を記載したものでございます。②は、税目別の不納欠損額について、条項別に記載したものでございますが、1行目が地方税法第15条の7第4項に基づく滞納処分の執行停止後3年経過によるもの、2行目が同条の7第5項に基づく即時消滅によるもの、3行目が地方税法第18条に基づく時効消滅によるものでございます。  市税に係ります歳入の説明は以上でございます。 ◎財務部次長財務担当 それでは、引き続き説明をさせていただきます。  資料の8ページにお戻りいただきたいと思います。市税関係以外の歳入の主な内容についてご説明をさせていただきます。12款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税、1節地方交付税、収入済額129億5,700万円余でございます。前年度に比べまして6億1,600万円余の増でございます。これは、特別交付税におきまして、台風19号等によります災害関係経費の増加などによりまして、5億6,700万円余増となったことなどによるものでございます。  次、15款使用料及び手数料、1項使用料、1目総務使用料、1節庁舎等使用料、収入済額270万円余でございます。これは、銀行の支店及びATM機器の設置場所、そして電柱敷地等に係る使用料収入でございます。  次に、9ページをお開きいただきたいと思います。18款財産収入、1項財産運用収入、1目財産貸付収入、1節土地貸付料、収入済額3,600万円余、これは蓬莱団地中心施設などの土地貸付料でございます。2節建物貸付料、収入済額2,600万円余は、蓬莱郵便局など建物の貸付料でございます。  2目利子及び配当金、1節利子、収入済額160万円余は、財政調整基金をはじめ記載の5基金の利子収入でございます。  3目基金運用収入、1節基金運用収入、収入済額260万円余は、土地開発基金運用収入でございます。  2項財産売払収入、1目不動産売払収入、1節土地建物売払収入、収入済額2,900万円余は、未利用市有地の土地売払収入でございます。  19款寄附金、1項寄附金、1目一般寄附金、1節一般寄附金、収入済額4億2,300万円余は、競馬場周辺環境整備費寄附金2億6,300万円余、それからふるさと寄附金のほか、場外の馬券、車券、舟券売場の寄附金でございます。  20款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、1節財政調整基金繰入金、収入済額24億円は、年度間の財源調整のために繰り入れたものでございます。  次に、10ページを御覧いただきたいと思います。21款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節前年度繰越金、収入済額9億6,700万円余でございます。これは、前年度から令和元年度に繰り越した事業の繰越財源でございます。内訳は、繰越明許費繰越しで7億4,000万円余、継続費逓次繰越しで2億1,300万円余、事故繰越で1,200万円余となっております。  22款諸収入、5項雑入、2目雑入、22節雑入ですが、行政財産の目的外使用に係る電気料等の管理経費のほか、雑入の700万円余、管財課分は行政財産維持管理経費及び自賠責保険料、自動車損害共済返戻金などでございます。また、雑入の4,200万円余、財政課分は福島県市町村振興協会を通して交付されましたハロウィンジャンボ宝くじ交付金でございます。  23款市債、1項市債、10目臨時財政対策債、1節臨時財政対策債、収入済額41億2,000万円は、普通交付税の代替財源である臨時財政対策債の借入れであります。  次に、11ページを御覧いただきたいと思います。歳出について説明をいたします。歳出決算事項別明細書は、左から目、節の財務部関係の予算現額、財務部所管課の支出済額、財務部不用額、決算書のページの順となっております。主なものについてご説明をさせていただきます。  初めに、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、所管は契約検査課です。支出済額は110万円余で、入札監視等委員会に係る委員報償、そのほか契約並びに工事検査に係る事務的経費であります。  次に、12ページを御覧ください。3目財政管理費、所管は財政課です。支出済額は19億7,500万円余で、うち25節積立金が19億7,100万円余で、財政調整基金、減債基金、温泉地施設整備基金への積立てであります。そのほかは事務的経費となっております。  次に、13ページを御覧いただきたいと思います。5目財産管理費、所管は管財課及び財産マネジメント推進室です。支出済額は4億6,800万円余で、主なものは11節需用費1億800万円余、これは事務用品、消耗品の購入費、公用車の燃料費、庁舎の電気、上下水道の使用料及び庁舎の設備、備品等の修繕、公用車の車検、修繕料などです。  12節役務費4,100万円余は、電話使用料及び庁舎や公用車に係る保険料などです。  13節委託料2億4,600万円余は、警備や清掃業務、設備の保守点検など庁舎の維持管理及び除草など、市有財産の維持管理に係る委託料となっております。  次に、14ページを御覧ください。25節積立金3,100万円余は、土地開発基金においては預金利子及び土地貸付料を、公共施設建設基金においては預金利子及び土地売払収入をそれぞれ積み立てたものでございます。  次に、15ページを御覧いただきたいと思います。7目支所及び出張所費、所管は管財課です。支出済額は1億3,000万円余で、主なものは11節需用費6,300万円余、これは支所の電気、ガス、上下水道使用料及び公用車燃料費、設備等修繕、公用車の車検、修繕料などです。  13節委託料4,900万円余は、設備保守点検、機械警備業務や窓ガラス清掃、浄化槽維持管理などの委託料であります。
     次に、18ページを御覧ください。4款衛生費、3項上水道費、1目上水道費、所管は財政課です。支出済額9,300万円余は、水道事業会計健全化のため経営費の一部補助を行ったもので、無水源地域簡易水道施設整備事業の資本費補助や未給水地区解消事業に対する補助であります。  次に、8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費、所管は昨年度は建築住宅課で、今年度は公共建築課になります。支出済額70万円余は、消耗品購入等の事務的経費でございます。  次に、19ページを御覧いただきたいと思います。12款公債費、1項公債費、1目元金及び2目利子、所管は財政課でございます。支出済額80億9,600万円余は、長期債の元利償還金でございます。  次に、13款予備費、1項予備費、1目予備費につきましては、台風19号による災害復旧等に1億2,680万円を充用したものであります。  財務関係の歳入歳出の説明は以上であります。 ◎財務部次長税務担当 引き続きご説明申し上げます。  また、恐れ入りますが、16ページにお戻りいただきたいと思います。2款総務費、2項徴税費、1目税務総務費は支出済額390万円余で、主な内訳は固定資産評価審査委員会に係る経費のほか、税3課における需用費等の事務的経費でございます。  続きまして、17ページを御覧ください。2目賦課徴収費は支出済額5億3,000万円余で、主な内訳は税3課における電算処理等の委託料、資産税賦課事務費及び過年度還付金等でございます。  次に、財務部所管の特別会計の決算状況についてご説明申し上げます。資料の21ページを御覧ください。ここから25ページまでの資料は、国民健康保険事業費特別会計のうち、財務部所管分における歳入及び歳出の予算科目別決算状況について記載したものでございます。所管は納税課でございます。  21ページは総括表でございますが、22ページを御覧願います。歳入の決算事項別明細となりますが、7款諸収入、3項雑入、5目雑入は、嘱託職員などの社会保険料自己負担分でございます。  次に、23ページを御覧願います。ここからは、歳出の決算事項別明細となります。1款総務費、2項徴税費、2目賦課徴収費は支出済額3,300万円余で、内訳は嘱託職員賃金、通信運搬費、滞納整理に係ります各種システムの委託料などでございます。  次に、4項1目収納率向上等特別対策事業費は支出済額1,700万円余で、主な内訳は嘱託職員賃金、滞納整理に係るコールセンター業務委託料などでございます。  次に、24ページを御覧願います。7款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目一般被保険者保険税還付金は支出済額3,600万円余で、一般被保険者の方が資格喪失手続き等を遡及して行ったことにより、既に納付されている国民健康保険税を還付したものでございます。  2目退職被保険者等保険税還付金は支出済額3万円余で、退職被保険者の方が資格喪失手続きを遡及して行ったことにより、既に納付している国民健康保険税を還付したものでございます。  次に、25ページを御覧ください。このページは、参考資料として御覧いただきたいと思いますが、(1)の表は国民健康保険税の収入実績の推移について、過去3年分を記載したものでございます。  (2)の表は、国民健康保険税の欠損処分状況の推移でございますが、①は不納欠損額の推移について、過去3年分を記載したものでございます。②は、該当事項別の不納欠損額について、条項別に記載したものでございますが、1行目が地方税法第15条の7第4項に基づく滞納処分の執行停止後の3か年経過によるもの、2行目が同条の7第5項に基づく即時消滅によるもの、3行目が地方税法第18条に基づく時効消滅によるものでございます。  税務関係の説明につきましては以上でございます。 ◎財務部次長財務担当 続きまして、資料を変えまして、各会計決算における主要な施策の成果等報告書で説明をさせていただきます。  成果報告書の17ページを御覧いただきたいと思います。別表第7、基金の状況です。特定目的基金におきましては、財務部所管は区分の1、財政調整基金から5、庁舎整備基金までの5つの基金であります。令和元年度決算額の欄、各基金への積立額につきましては、1、財政調整基金では財源を調整し、計画的な財政運営を行うための積立て及び利子収入を、2の減債基金では利子収入を、3の温泉地施設整備基金においては入湯税の一部及び利子収入を、4、公共施設建設基金では施設整備に備えた積立て及び利子収入を、5、庁舎整備基金では預金及び貸付金の利子をそれぞれ積み立てたものであります。また、記載の取崩し額は一般会計に繰り出しをしたものでありまして、年度末の現在高はそれぞれ記載のとおりであります。  なお、庁舎整備基金につきましては、決算特別委員会新庁舎西棟建設分科会におきましても説明をさせていただいております。  次に、2、定額運用基金であります。財務部所管分は、区分の1、土地開発基金で、積立額については土地の貸付料及び利子収入等を積み立てたものであります。年度末現在高は32億4,400万円余となっております。  この運用状況につきましては、214ページでご説明をさせていただきます。214ページをお開きいただきたいと思います。この基金は、公共用地等取得事業の円滑な執行を図るため設置したものでありまして、(1)の現金収支状況につきましては、年度当初現在高は12億1,800万円余であり、年度中の積立額、小計の欄になりますが、280万円余を積み立てまして、そこから財産取得額6,200万円余を差し引き、財産処分額2億7,400万円余を加えますと、年度末現在高は14億3,200万円余となったところであります。なお、年度内の貸付けはありませんでした。  (2)の貸付金の状況でありますが、年度内増減がないため、年度末現在高は13億3,800万円となっております。  次に、216ページ、217ページを御覧いただきたいと思います。(3)、土地等の取得、処分の状況でありますが、令和元年度においては記載の都市計画道路用地ほかの取得及び処分を行った結果、土地等の年度末現在高は4億7,300万円余となったものでございます。  次に、87ページにお戻りいただきたいと思います。一番下の欄の上水道費でございます。先ほど委員会資料の18ページのほうでも説明をさせていただきましたが、事業名、上水道事業費補助金9,300万円余、これは水道事業会計の健全化に寄与すべく水道事業経営費の一部を補助したものでございます。  決算についての説明は以上でございます。 ○白川敏明 分科会長  ご質疑のある方はお述べください。 ◆村山国子 委員  頂いた資料の9ページの土地の貸付料で蓬莱団地という名前が出たので、ちょっと詳しく教えていただきたいなと思ったのですけれども、関連するところ、蓬莱郵便局に建物を貸し付けているのと、あと土地を貸し付けているのと、その2点について詳しく教えてください。 ◎鈴木 財産マネジメント推進課主任  蓬莱中心施設の土地の貸付けにつきましては、支所の周辺の建物を市として所有する部分と、またその道路向かいのいちいさんの土地の部分について市で所有しておりまして、その部分を貸付けしております。 ◆村山国子 委員  そうすると、薬局とか、あと気圧を下げてがん治療する治療院みたいなのもあるのですけれども、そういうところは、あそこ全て市の土地ということなのですか。 ◎鈴木 財産マネジメント推進課主任  委員おっしゃるとおり、蓬莱ショッピングセンターの敷地につきましては、まとめていちいさんのほうにお貸しをしておりまして、その契約の中で全体を使っているという形になっています。 ◆村山国子 委員  そうすると、広さってどのぐらいの広さになっているのですか、あそこは。 ◎鈴木 財産マネジメント推進課主任  広さにつきましては、ショッピングセンター部分、それからいちい部分を含めまして1万8,000平米ほどとなっております。 ◆村山国子 委員  そうすると、ショッピングセンターは、あそこコロナで潰れたところもあったりして、空き家ももう出始めているのですが、そういった場合どんな扱いになるのですか。 ◎鈴木 財産マネジメント推進課主任  基本的には市としてはまとめていちいさんのほうに土地をお貸ししていますので、その中でお貸ししているいちいさんの収入が減っているという状況になると思います。 ◆村山国子 委員  そうすると、いちいが募集をして入れないと、いちいの負担が大きくなっていくということになっていくのですね。  あと、郵便局の建物があそこ福島ガスと向かい側に喫茶店、潰れてしまったのですが、喫茶店があって、その隣にも歯医者さんがあったりするのですが、その建物って全て市の建物なのですか。 ◎鈴木 財産マネジメント推進課主任  福島ガスさんと東邦銀行さんにつきましては、土地は市の所有で、建物はそれぞれの会社の所有という形になっておりまして、そのほかの建物につきましては市の所有という形になっております。 ◆村山国子 委員  そうすると、前の土地の貸付けで、いちいの分と、そこの福島ガスとか東邦銀行とかも含まれて、上の金額ということになるのですか。 ◎鈴木 財産マネジメント推進課主任  おっしゃるとおりです。 ◆村山国子 委員  入湯税が昨年度比でちょっと減ったというお話だったのですが、大きな旅館が改修で税が落ち込んだというお話だったのですが、今年の2月ぐらいからコロナの影響が出てきたかななんと思うのですけれども、まだここの決算にはコロナの影響というのは出ていないような感じなのですか。 ◎市民税課課長補佐 今回の決算におきましては、コロナの影響はないというふうに考えております。 ◆村山国子 委員  3月頃ちょっと飯坂の観光協会に行ってお話聞いたのですが、もう既に人が入ってこないというふうにお話しされていて、余計大人数収容できるような旅館のほうがすごく苦労しているなんていうお話聞いたものですから、もう既に2月、3月で影響が出てきているのかななんと思ったのですけれども、ないということなのですね。 ◎市民税課課長補佐 入湯税につきましては、令和2年の3月から令和2年度分というふうになりますので、影響はないものと考えています。 ◆村山国子 委員  そうすると、3月から2月の締めになっているのですね。 ◎市民税課課長補佐 令和元年度の決算につきましては、令和2年の2月分までのものでございます。 ◆村山国子 委員  そうすると、期間というのが前の年の3月から今年の2月までということですね。 ◎市民税課課長補佐 おっしゃるとおりでございます。 ◆尾形武 委員  政策調整部でも伺ったのですけれども、ふるさと納税に関しまして、4,600万円ほど政策調整課ではあり、このふるさと寄附金というのはどういう扱いなのですか。 ◎市民税課課長補佐 恐れ入りますが、もう一度質問をお願いできますでしょうか。 ◆尾形武 委員  ふるさと寄附金なのですけれども、1億4,000万円ほどのっております。先日の政策調整部でもふるさと納税の寄附金というか、4,600万円ほど決算にのっていたのですけれども、どういう関係でこうなるのかな、詳しく知りたいのですけれども。 ◎市民税課長 ふるさと寄附金につきまして、福島市以外に居住の方から受け入れるものと、福島市にご住所があり、居住されている方が他市町村に寄附をされるという2つの方向のものがあるのですが、まず福島市へのまず寄附、受け入れたものにつきましては1億4,500万円余の金額でございます。福島市に居住の方が他の自治体へ寄附、出ていってしまったものという金額は2億2,400万円ということになっております。 ◎財政課長 今市民税課長からご説明させていただいたとおり、福島市に入った収入につきましては、寄附金として1億4,500万円余。それに対して、他自治体へ納税された額につきましては2億2,400万円余となってございます。他自治体への納税額につきましては、福島市の市民税のほうから控除されることになりますので、減収ということになりますけれども、その減収分の一部につきましては普通交付税のほうに算入されます。また、ふるさと寄附金につきましては、返礼品に要する費用につきましても支出がございますので、それらを全体的に見ますと、令和元年度におきましては、ふるさと寄附金に係るプラス・マイナスでいいますと、3,300万円余のプラスになるという状況でございます。 ◆尾形武 委員  ふるさと納税に関しましては、全国的に競争の時代に入って、総務省もブレーキをかけたというような状況もありますし、この制度がある限りはやはり返礼品なども、所管は違うと思うのですけれども、せっかくの福島市に対する全国からの寄附金でありますので、それに応えるような形で取り組んでいただければと思っております。 ○白川敏明 分科会長  ここで、暫時休憩したいと思います。                午前11時58分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午後1時12分    再  開 ○白川敏明 分科会長  財務部の審査を再開します。  ご質疑のある方はお述べください。 ◆村山国子 委員  10ページだったのですけれども、22の諸収入の中の延滞金で6,500万円ぐらいあるのですが、これは何件だったですか。 ◎納税課課長補佐 市税分でございまして、9,440件となります。 ◆村山国子 委員  その4つ下で市税滞納処分があるのですけれども、この処分について内容を教えてください。 ◎納税課滞納整理推進室長 市税滞納処分実費徴収金でよろしかったでしょうか。滞納処分実費徴収金につきましては、公売に伴う不動産鑑定手数料でありまして、公売を実施し、落札した後、公売代金から徴収するものでございます。 ◆村山国子 委員  予算現額に対して調定額がぐんと少ないのは、これは何でだったのですか。 ◎納税課滞納整理推進室長 金額が少ないというところでございますが、この収入未済については、公売に向けて鑑定を行ったのですけれども、その中で公売がされず、納税相談の中で分割納付、分割して払いますというお約束をいただいたところで、鑑定手数料についても分割をして、現在も分割をしているところの金額の差でございます。 ◆村山国子 委員  例えば滞納していて、差押えをして、公売をするといった場合でも、分納はオーケーなのですね。 ◎納税課滞納整理推進室長 当然案件にもよりますが、当然公売する前には、生活再建の部分も考えまして、公売予告であったり、公売しますよというところで相談をしながらやっていく部分もございます。そういった中で、何とか納められるというような計画をつくっていただければ、公売措置とか、そこまでいかない場合、こういった形で鑑定を行った後でそういった計画が出れば、そういった対応にもなるというところです。 ◆村山国子 委員  参考資料なのですけれども、20ページで、滞納額が、皆さんのご努力によってだと思うのですが、随分、現年度分ではなくて、滞納分が減ってきているのかなというふうに思うのですけれども、この要因というのは何ですか。 ◎納税課課長補佐 表のほうを御覧いただくと、年々市税の滞納分が減ってきてはおりまして、こちらの要因としましては高額滞納者の減少とか、滞納整理により不納欠損額の減少につながっているというふうに分析しております。 ◆村山国子 委員  不納欠損額も下がってきているなというふうには思うのですけれども、この3つの区分があって、上から、例えば即時消滅だったらば何と何だよみたいなのを教えてもらっていいですか。上から。(2)の②の区分のところです。 ◎納税課滞納整理推進室長 即時消滅というところ、これ数字、人員、件数とも高いのですけれども、これについては、即時欠損ということは、滞納処分ができる財産がないため、処分の停止をした。あと、その徴収金を徴収することができないと明らかになった場合については即時欠損を行っているところでございます。滞納処分等、差押え等をした後、ほかに処分する財産等がない場合、あと今後収入増加が見込めないというような対象者、高齢者、生活困窮者、こういった方々が対象となってございます。 ◆村山国子 委員  ちなみに、差押えの件数というのは何件だったのですか。 ◎納税課滞納整理推進室長 令和元年度、差押件数につきましては1,836件ございます。 ◆村山国子 委員  これは、国保が入ってですか。 ◎納税課滞納整理推進室長 そのとおりでございます。 ◆村山国子 委員  今年度から生活困窮者自立支援庁内連携連絡会議が機能するということで、去年ぐらいからいろんな話合いがされていたかと思うのですけれども、それによってどういうふうに変わっていますか。 ◎納税課滞納整理推進室長 納税課といたしましても福祉関連部署とも連携をいたしまして、FP、ファイナンシャルプランナーなどとも協議をしながら、生活再建の考慮もしながら、ただ公平、公正の原則に基づいてしっかりと財産調査等も行っておりますけれども、納付困難というような判断をした場合については、滞納処分の処分停止等の徴収緩和措置も講じながら滞納整理にあたっているというところでございます。 ◆村山国子 委員  生活再建にはやっぱり税金の滞納がすごくキーポイントになるのではないかなと私思うのです。なので、ぜひ本当に払えない人にはもう滞納整理してもらうという、不納欠損にしてしまうというふうにしてもらって、生活再建をメインにした、そういう連絡の協議会であってほしいなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 ◆羽田房男 委員  頂いた資料の9ページです。中ほどになります。財産収入の2番のところで、財産売払収入です。この1番の不動産売払収入の件数というのは何件ぐらいなのでしょうか。 ◎鈴木 財産マネジメント推進課主任  売払い件数、26件でございます。 ◆羽田房男 委員  主に土地でよろしいでしょうか。種別は、全部土地ではないのですものね。 ◎鈴木 財産マネジメント推進課主任  申し訳ございません。ただいま26件と申し上げましたが、34件の間違いでございまして、全て土地でございます。 ◆羽田房男 委員  大体34か所の土地の総面積というのはどのくらいになりますか。 ◎鈴木 財産マネジメント推進課主任  面積が9,800平米弱でございます。 ◆羽田房男 委員  単価聞いても、それぞれの場所によって違うので、これで。  先ほどから滞納の不納欠損なんか出ているのですが、次のページの10ページです。入湯税の不納欠損額はないということでお示しをいただきました。そこの中の滞納繰越分の入湯税不申告加算金って、これどういう内容なのでしょうか。 ◎市民税課課長補佐 入湯税の申告を期日までにされていない方に対する加算金でございます。  以上です。 ◆羽田房男 委員  期日というのはいつ、いつといいますか、どうなっていますか。 ◎市民税課課長補佐 例えば今月温泉を利用されましたという方の場合ですと、来月の末日に申告をしていただくようになっております。 ◆羽田房男 委員  勉強不足で、私初めてこの入湯税不申告加算金というのを目にしたようなので、前にもあったのでしょうけれども、目にしなかったのかなと思いますけれども、これは件数は分かりますか。 ◎市民税課課長補佐 52件でございます。 ◆羽田房男 委員  52件ということは、これは施設数とイコールになりますか、当然。 ◎市民税課課長補佐 52件の内訳でございますが、飯坂温泉で41件、土湯温泉で11件。件数とは一月が1件というふうに。 ◆羽田房男 委員  1か月1件というカウントなのですか。そういたしますと、A旅館が年度中に2回不申告があった場合は2件という形で、旅館の件数ではなくて、不申告の件数という理解でよろしいですか。 ◎市民税課課長補佐 おっしゃるとおりでございます。 ◆羽田房男 委員  頂いた資料の15ページです。支所及び出張所費ということで委託料の13番、その下から3番目の浄化槽維持管理委託料です。これは、単独処理浄化槽と合併処理浄化槽の件数というものをお聞きしたいのですが、これ分からないですか。分からなければ結構です。これは、環境部のほうになってしまうかな。 ◎管財課課長補佐 浄化槽の保守点検、清掃等につきましては各支所でやっているのですけれども、全て合併浄化槽になります。 ◆羽田房男 委員  全て。
    管財課課長補佐 そうです。単独のところは今ありませんので、現時点では。 ◆羽田房男 委員  そうですね。大波はくみ取りだったので、今度新しくなるので、合併処理浄化槽になるのでしょうけれども、ごめんなさい。ちょっと教育機関の中でかなりの単独処理浄化槽がまだ残っているので、支所なんかもまた件数的にあったのかななんて思ったものですから、お尋ねをいたしました。 ◆村山国子 委員  頂いた資料の9ページで、19款の寄附金で一般寄附金というのは、これは市民から寄せられた寄附金とか、そういうやつなのですか。48万円。 ◎管財課課長補佐 一般寄附金48万円でございますけれども、こちらにつきましては1階に設置してございます広告付案内板、サイネージでございますけれども、その事業者から広告収入の一部を寄附いただいているものでございます。 ◆村山国子 委員  その下の場外馬券から場外舟券まで、これは売上げに応じて、その何%とかって入るようになっているのですか。 ◎財政課長 委員おっしゃるとおり、場外馬券から場内舟券までにつきましては、売上げのパーセンテージで寄附をいただいておるものでございます。まず、馬券につきましては売上げの1%、車券につきましては0.5%、舟券につきましても同じく0.5%の寄附をいただいているところであります。 ◆村山国子 委員  その上の競馬場の周辺環境整備寄附金というのは、昨年は普通どおり入ったと思うのですが、例えば今年なんかは全く開催されなかった場合には、売上げの何%かというふうになっていると影響があるななんと思ったのですけれども、これもやっぱり売上げに応じて寄附されるものなのですか。 ◎財政課長 競馬場周辺の環境整備寄附金でございますけれども、内容的には2通りございまして、そのうちのメニューの一つには、発売金額ですとか開催日時、入場者の人員などによってルール配分される分がございます。 ◆村山国子 委員  それは、何%ぐらいの割合でしているものですか。 ◎財政課長 金額で申し上げますと、その分にかかる分につきましては、寄附金額2億6,300万円余に対しまして1億5,281万円になっております。 ◆後藤善次 委員  今ほどの4項目、競馬場から舟券まで、これは、この施設があることによって、福島市が負担をしなければならないというものは発生するのですか。 ◎財政課長 まず、競馬場に関してですけれども、中央競馬会のほうから競馬開催に起因しますコースの渋滞ですとか、それから競馬場周辺の環境整備を図ることを目的に寄附をいただいているものでございます。その寄附金を使いまして、競馬場周辺の道路、それから駅前広場、文化教育施設、スポーツ施設などの整備にこの寄附金を充当しているところでございます。具体的にそのかかる分が幾らかというところまでは算出してございません。 ◆後藤善次 委員  そうすると、お金に色がついているということで、確保されているということなのですか。 ◎財政課長 寄附金としましては一般寄附ということですので、一般財源として財源的には処理しているところでございます。 ○白川敏明 分科会長  よろしいですか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○白川敏明 分科会長  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○白川敏明 分科会長  以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第104号令和元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、新しい西棟建設関連予算を除く財務部所管分について、決算のとおり認定すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○白川敏明 分科会長  ご異議ございませんので、議案第104号中、新しい西棟建設関連予算を除く財務部所管分については決算のとおり認定すべきものと決しました。  次に、報告第17号令和元年度福島市健全化判断比率及び資金不足比率報告の件中、財務部所管分を議題といたします。  健全化判断比率について、当局の説明を求めます。 ◎財務部長 資料を用意しておりますので、配付させていただいてよろしいでしょうか。 ○白川敏明 分科会長  お願いします。      【資料配付】 ◎財務部長 報告第17号令和元年度福島市健全化判断比率及び資金不足比率報告の件中、財務部所管分につきましては、健全化判断比率の報告となります。  詳細につきましては、担当次長より説明いたします。 ◎財務部次長財務担当 議案書のほうでは54、55ページになりますけれども、配付資料により説明をさせていただきます。  資料の1ページ、令和元年度健全化判断比率及び資金不足比率を御覧いただきたいと思います。初めに、1ページ左上の表で健全化判断比率についてご説明をいたします。表の下に(1)から(4)まで、用語の説明と算出方法を記載しておりますので、併せて御覧いただきたいと思います。  まず、表の区分、一番左側になりますが、(1)、実質赤字比率です。これは、一般会計等を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率で、財政運営の深刻度を示す指標でありますが、本市におきましては実質赤字が生じておりませんので、比率の記載はなく、横線のバーの表示となっております。  次に、(2)、連結実質赤字比率ですが、これは一般会計、水道事業会計、下水道事業会計、農業集落排水事業会計、各会計、各特別会計の全ての会計を対象とした比率で、地方公共団体全体としての財政運営の深刻度を示す指標でありますが、本市におきましてはいずれの会計においても実質赤字が生じておりませんので、比率の記載はなく、横線のバーの表示となっております。  次に、(3)の実質公債費比率です。これは、一般会計等の元利償還金等の標準財政規模を基本とした額に対する比率で、資金繰りの危険度を示す指標であります。3か年の平均で1.2となっておりまして、前年度に比べましてほぼ横ばいとなりました。  次に、(4)の将来負担比率でありますが、これは一般会計等が将来に負担すべき額の標準財政規模を基本とした額に対する比率で、将来財政を圧迫する可能性を示す指標でございます。14.3となっておりまして、前年度に比べ3.9ポイント低下をいたしました。これらについては、今後大型事業を控えまして、まさに今が底といった形となっております。  以上のように本市の健全化判断比率については、いずれも早期健全化基準及び財政再生基準を大きく下回っております。  次に、資金不足比率についてでありますが、この指標は1ページ右下の(5)、資金不足比率に記載のとおり、公営企業会計の事業規模に占める資金不足額の比率で、それぞれの事業における経営状態の深刻度を示す指標であります。本市の公営企業会計においては、いずれも資金不足額はなく、資金不足比率は、議案書55ページにも記載してございますけれども、横線バーの表示となってございます。  なお、資料の2ページは、ただいま説明をいたしました健全化判断比率及び資金不足比率の状況をまとめた資料でございます。  説明は以上であります。 ○白川敏明 分科会長  ご質疑のある方はお述べください。 ◆尾形武 委員  健全化比率ということで、バーが多いということで、非常に結構なことなのですけれども、実質公債費比率が昨年の1.1から1.2に若干増えたということで、この要因は財政調整基金やらいろいろ、公債、いろんな事業需要が高まっての公債費比率がアップしたということなのですけれども、この傾向に対して、今後どのような傾向にいくものと推察されるのか、お伺いしたいと思います。 ◎財政課長 先ほどの次長の説明にもありましたとおり、実質公債費比率、健全化判断比率とも今が底ということで、これから大型事業を控えているということからすると、率につきましては今後上昇に転じるものというふうに考えています。 ◆尾形武 委員  今後いろんな建物とかインフラ整備などで、いろんな面で大型、年々資金需要が高まってくる計画もありますので、できるだけ経費の削減、そしてまたいろんな面で事務事業の見直しなども図りながら、しっかりとしたプロジェクトを組んでいただいて、将来に向けてしっかりとした健全財政を維持しながら、市政の活性化並びに発展につなげていただければと思っておるわけなのですけれども、そういった意味では今後の展開、またコロナ禍もございますし、いろんな不特定の突発事故、ショックもありますから、しっかりとした財政をお願いしたいなと思っております。それに関して、部長、何かございましたらお願いします。 ◎財務部長 今回の今説明した健全化判断比率、これにつきましては、何度も言う言葉ですが、今が底という言葉が本当にふさわしくて、ここ数年はもう起債、毎年の借入れが100億円を超えているわけなのです。でも、元利償還の据置期間が3年あるものですから、そのタイムラグ、つまり遅れてだんだん償還が始まりますので、3年後にどんどん数字が上がってくる、そういう仕組みがあるので、今すぐこの数字が、借金をいっぱいしたからといって、すぐその年にこの数値が上がるものではない。ですので、今後、東口の再開発、あるいは西棟、消防庁舎、図書館、大きな箱物の建設の課題がございますので、そこはしっかりと計画どおりに進めることができるように、市債は多少有利な市債を活用しながら、その数字、今回の実質公債費比率がちょっと右肩上がりになるのは、これはやむを得ないというふうに考えています。ただ、財政調整基金も有効に活用しながら、なるべく今8%を超えないようにという目標、ガイドラインを定めてやっていますけれども、さらに全国的に実質公債費の比率も平均でいうと大分当時よりは下がって、今6%が全国平均ぐらいなので、そこまで、平均を超えない程度に今後も健全な財政を進めていきたいというふうに考えています。 ○白川敏明 分科会長  ほかにございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○白川敏明 分科会長  なければ、質疑を終結いたします。  報告第17号中、財務部所管分については以上といたします。  以上で財務部の審査を終了します。  当局入替えのため、暫時休憩します。                午後1時42分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午後1時48分    再  開 ○白川敏明 分科会長  決算特別委員会総務分科会を再開します。  議会事務局の審査を行います。  議案第104号令和元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、議会事務局所管分を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎議会事務局長 それでは、令和元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、議会事務局所管分につきましてご説明申し上げます。  令和元年度福島市各会計歳入歳出決算書の8ページ、9ページをお開き願います。初めに、歳入についてであります。22款諸収入、5項雑入でありますが、収入済額15億2,281万7,247円のうち、災害見舞金2件分15万円、そして政務活動費返還金964万1,049円、合わせて合計979万1,049円の収入でございます。  次に、10ページ、11ページを御覧ください。歳出についてであります。1款議会費、1項議会費でありますが、予算現額6億5,717万8,000円に対し、支出済額6億3,870万1,731円となり、差引き不用額が1,847万6,269円でございます。予算現額に対する支出済額の割合は97.19%でございます。  以上、歳入歳出の概要について申し上げましたが、詳細につきましては次長からご説明させていただきますので、よろしくご審議の上、認定を賜りますようお願い申し上げます。 ◎議会事務局次長 令和元年度福島市各会計歳入歳出決算のうち、議会事務局所管分について説明いたします。  初めに、歳入について申し上げます。決算書の130ページ、131ページを御覧いただきたいと思います。当該ページは22款諸収入、5項雑入、2目雑入でございます。まず、22節雑入につきましては、全国市議会議長会及び福島県市議会議長会からの災害見舞金15万円が記載の収入済額に含まれております。  次に、25節政務活動費返還金について、収入済額964万1,049円は、平成30年度に各会派に交付された政務活動費に対して、令和元年度に返還された金額です。  続いて、歳出について申し上げます。決算書の138ページ、139ページを御覧ください。1款1項1目議会費の支出済額は6億3,870万1,731円です。  次に、節ごとの支出済額に関して申し上げます。初めに、1節報酬2億5,298万7,823円は、議員報酬です。  次に、2節給料6,811万2,909円は、議会事務局職員16名の給料です。  3節職員手当等1億2,872万643円は、議会事務局職員16名の期末勤勉手当、時間外手当、特別調整手当などの4,517万4,111円と議員の期末手当8,354万6,532円の合計です。  なお、決算書の備考欄に議員報酬手当等として3億3,653万4,355円と記載しております金額は、1節の議員報酬の額とただいま申し上げた3節の中の議員の期末手当の額がその内訳です。  続いて、4節共済費1億1,514万8,150円は、議会事務局職員16名の共済組合負担金、公務災害に係る事業主負担金である災害補償負担金2,170万5,150円と議員共済負担金9,344万3,000円の合計です。議員共済負担金は、議員年金制度が平成23年6月1日に廃止されましたことから、退職一時金及び年金受給者への給付を継続するための自治体の負担金であり、その内訳は議員共済負担金と議員共済事務負担金です。  続いて、8節報償費8万22円は、委員会での参考人招致に係る謝礼及び各種団体のイベント等での議長賞のトロフィー、盾などの経費です。  9節旅費955万9,660円は、議員の出張旅費及び本会議、委員会、特別委員会並びに代表者会、広報委員会など協議等の場の会議に出席した際の費用弁償800万5,890円と議会事務局職員の旅費155万3,770円の合計です。  10節交際費34万120円は、議長の各種慶弔費、祝賀会等の会費などです。  11節需用費1,519万1,417円は、新聞、雑誌、消耗品のほか、市議会だより、会議録等の印刷製本費などです。  12節役務費585万4,415円は、本会議や委員会等の会議録作成のために音声データの反訳に要する経費、定例会議の開催等をFMポコとラジオ福島のスポット放送でお知らせするための広告料などです。  13節委託料461万8,074円は、会議録検索システムに関する経費177万3,648円と本会議のライブ及び録画映像の配信に関する経費240万9,336円などです。  14節使用料及び賃借料96万880円は、コピー機、議場撮影機器の賃借料、貸切りバス借り上げ料などです。  18節備品購入費2万8,664円は、書籍とカメラ用三脚の購入経費です。  19節負担金補助及び交付金3,709万8,954円は、全国市議会議長会、各団体負担金、各種会議出席者負担金205万2,900円と政務活動費3,504万6,054円の合計です。  次に、予算現額から支出済額を差し引いた不用額については、主なものとして申し上げますが、9節旅費488万4,320円、これは委員会、特別委員会視察旅費などの残額です。  説明は以上です。 ○白川敏明 分科会長  ご質疑のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○白川敏明 分科会長  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○白川敏明 分科会長  以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第104号令和元年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、議会事務局所管分について、決算のとおり認定すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○白川敏明 分科会長  ご異議ございませんので、議案第104号中、議会事務局所管分については決算のとおり認定すべきものと決しました。  以上で議会事務局の審査を終了します。  当局退席のため、暫時休憩します。                午後1時59分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午後2時00分    再  開
    ○白川敏明 分科会長  分科会を再開します。  明日午後1時より決算特別委員会全体会が開かれますが、決算特別委員会総務分科会の審査まとめは明日の全体会総括質疑終了後に行いますので、改めてご参集願います。  また、総括質疑の通告締切りは最終分科会終了後から2時間となりますので、よろしくお願いいたします。  ただいまをもって当分科会を終了し、決算特別委員長へ審査終了を報告いたします。                午後2時01分    散  会                            総務分科会長  白 川 敏 明...