自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。
◆
粕谷悦功 委員 意見ではないのだが、当局にちょっと確認したいのだけれども、これまで
保育所に福島市としていろいろ
コロナウイルスに関することについて取組しているけれども、その取組って今までどういうことをしてきておりますか。その辺ちょっと聞きたいのだな。
◎
幼稚園・
保育課幼保給付係長 補正予算でこれまで議決を賜っております
保育施設に対する
衛生用品ですとか、それから備品の
購入補助、そういったものでありますとか、前回7月の補正で議決いただきました
かかり増し経費の補助であるとか、これから取り組んでいく内容ですが、
相談支援であるとか、あるいは
マスク、第1波のときに布製のももりん
マスクというものを各施設のほうに配布するなどの取組をしております。
◆
粕谷悦功 委員 こども未来部の場合はそういう内容で、
健康福祉部も所管になるのかな、これは。
保育所の
人員確保に向けた行政からのいろんな取組、こういうのはなかったのかい。支援するとか、どうだというやつは。
◎
幼稚園・
保育課幼保認定係長 保育士の
人員確保につきましては、
待機児童対策推進パッケージの中で3つの
テーマ、
現職保育士に対する支援、
2つ目が
潜在保育士の確保、
3つ目が
新卒保育士の確保を
テーマにして、それぞれ個別の施策を講じて取り組んでまいりました。例えば
現職保育士の支援、
労働条件改善でいえば
保育士宿舎借り上げ支援事業など、続けて
潜在保育士、資格を既にお持ちだけれども、今現在
保育士として仕事をしていらっしゃらない方に対する、そういった
潜在保育士の確保という意味では、
保育人材バンク事業ですとか、
就職相談会の開催、また
新卒保育士、学校を出たばかりで新卒の方の確保につきましては、
保育士等への
奨学資金の
貸付事業などに取り組んでいるところでございます。
◆
小野京子 委員 関連するのですけれども、
保育士確保ということで前からいろいろご苦労なさっているのですけれども、今現在
保育士不足で大変な状況になっている
保育所等はありますか。
◎
幼稚園・
保育課幼保認定係長 現在
保育所等での
保育士の求人の状況としてお答え申し上げますと、9月1日現在で
保育士の
求人数は86名となってございます。
◆
小野京子 委員 86名の求人で、
保育所で足りないとかいう現状はないということですか。今現在
保育所で、
保育士が足りないというところはありませんか。
◎
幼稚園・
保育課幼保認定係長 現状として
保育所等の
保育士不足については様々な状況がございまして、一概に言えないところはございます。ただ、
保育士不足で定員まで受け入れられないような
保育所は非常に少なくなってきているかなと思いますが、なかなか
シフトを組んで、長時間の保育でございますし、土曜
保育等もございますので、その中でなかなか休みが取れない、公の公休以外にも用事があってお休みをされるとか、そういった事情があると思いますので、そういった事情に対応した
シフトを組むための
保育士については不足しているといった
保育所もあるかなというふうに考えています。
◆
斎藤正臣 委員 求人数が86名とおっしゃいましたっけ、ということは分かったのですけれども、
求人倍率のほうはどのようになっているのかということをお伺いしたいということと、あとはこの
陳情項目のほうに
人員確保の課題を現場任せにせずというような文言がございまして、今
緊急パッケージ等で行政のほうでいろいろ施策を打っているということはよく分かりましたし、その結果がご答弁いただく
求人倍率のほうに跳ね返ってきていると私は認識しているのですけれども、現場任せにせずというこの
陳情者の意図というものがどういったものなのか、現場任せにしているところがあるのかどうか、今当局のほうで把握している状況などを併せて教えていただければと思います。
◎
幼稚園・
保育課長 まず、求人の倍率ということでございますけれども、先ほどご説明させていただいた八十数名という求人の状況につきましては、
幼稚園・
保育課といたしまして、各施設に問合せをさせていただいて集約している求人の数字でございまして、各施設に対する応募の状況、何名の応募があったのかといったところまでは、恐縮ですが、私のほうでは把握ができていないという状況でございます。倍率といたしましては把握ができていないところでございますので、ご容赦いただきたいと思います。
また、私どものほうの取組でございますけれども、先ほど取組の内容を
担当係長のほうからご説明させていただきましたが、公立のみならず私立の
保育所などにつきましても就職の
相談窓口は置いてございますし、合同での
就職相談会といったものも年2回開催してございます。また、市内に3
施設保育士の
養成機関がございますけれども、そちらと連携をさせていただいて、
私立保育所の求人といいましょうか、施設の紹介をさせていただくといったような取組もさせていただいておりまして、
待機児童解消のみならず、保育の質の確保といった観点からも
保育士の確保には私どもも積極的に取り組ませていただいているところでございます。
以上です。
◆
小野京子 委員 確認なのですけれども、陳情の文章の中に自治体独自に
職員配置基準を引上げということで、
あと制度の抜本的な改革ということを要望されているのですけれども、そういうことは市でできることでしょうか。
◎
幼稚園・
保育課長 保育士の
配置基準の件につきましては、本会議で
村山議員からご質問ございまして、ご答弁申し上げたところでございますが、国のほうからゼロ歳児3人について
保育士1人、あるいは1、2歳児については
保育士1人当たり6人、3歳児20人までといったような基準が示されてございまして、こちらにつきましては
児童数に応じて最低限配置すべき職員の数というふうに認識してございます。
新型コロナウイルス感染症拡大防止といった観点で本会議ではご答弁させていただいたところでございますが、そちらにつきましては、私どもといたしましては国においてしっかりとご検討いただく課題というふうに認識してございます。
○
萩原太郎 委員長 ほかにございませんか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
萩原太郎 委員長 なければ、会派の意見をお聞きしたいというふうに思います。
それでは、真結の会さん。
◆
斎藤正臣 委員 当会派としては否です。理由としましては、今ご説明あったとおり、必ずしも
人員確保の課題を現場任せにしているというような実態というのは認められないというような理由でございます。引き続き行政として責任を持って対応していくということだと考えております。
以上です。
○
萩原太郎 委員長 市民21さん、お願いします。
◆
粕谷悦功 委員 市立保育所であれば行政が責任を持って取り組む話だけれども、私立、いわゆる
民間保育所で行政として責任を持って
人材確保に取り組んでいくなんていう話はある話ではないのだ、基本的に。何もやっていないかと思うと、これまでに福島市は国の基準を上回るような
人員確保に向けていろんな取組しているわけだ。だから、やはりこれは
民間事業者は
民間事業者でしっかりとその取組をして、あとは福島市がそれをサポートするような形でいろんな施策を講じるというのが考え方だと思います。だから、私はこれは否です。反対。
○
萩原太郎 委員長 共産党さん、お願いします。
◆
山田裕 委員 現場は今
コロナの問題でかなり大変な状況にある中で、それぞれの
保育所で働いている
皆さんの負担というのは重くなっているわけですから、やはり
人員確保というのは喫緊の課題であるし、この請願は当然だということで賛成です。
○
萩原太郎 委員長 真政会、お願いします。
◆
半沢正典 委員 陳情の内容については本市は当てはまらないというような認識ですので、否と当会派はいたします。
○
萩原太郎 委員長 公明党さん、お願いします。
◆
小野京子 委員 保育所では大変な中で
人員確保はすごく大事なことですけれども、しっかり状況を国にお願いして、
職員配置の
基準等を国のほうで緩和してもらえるように訴えることが大事だと思います。否といたします。
○
萩原太郎 委員長 社民党さん。
◆
沢井和宏 委員 当会派も、今市でやはり大きな課題として取り組んでいる最中であるということで、現場の状況は認識していますけれども、やはりこの陳情については否としたいと思います。
○
萩原太郎 委員長 これより陳情第11号の採決を行います。
採決の方法は
挙手採決により行います。
なお、挙手されない方は否とみなします。
お諮りいたします。陳情第11
号保育所等における
新型コロナウイルス感染症対策に関することについて、採択すべきものとすることに賛成の
委員の挙手を求めます。
【
賛成者挙手】
○
萩原太郎 委員長 賛成少数。
よって、陳情第11号については不採択とすべきものとすることに決しました。
次に、陳情第12
号保育所等における
新型コロナウイルス感染症対策に関することについてを議題といたします。
自由討議、討論を行います。また、当局にご質問のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
萩原太郎 委員長 なければ、会派の意見をまたお聞きしたいと思います。
真結の会さん、お願いします。
◆
斎藤正臣 委員 当会派は否です。
以上です。
○
萩原太郎 委員長 市民21さん、お願いします。
◆
粕谷悦功 委員 21も同じです。
○
萩原太郎 委員長 共産党さん。
◆
山田裕 委員 賛成です。
○
萩原太郎 委員長 真政会さん。
◆
半沢正典 委員 保育の最前線で
コロナウイルス感染症対策に関わる
保育士の皆様はじめ、
関係者の
皆さんには敬意を表しますが、
慰労金については、市長の答弁のとおり、全体のバランスも考えなければいけないので、否とさせていただきます。
○
萩原太郎 委員長 公明党さん。
◆
小野京子 委員 保育士、学童も
処遇改善もやっていますので、その辺で応援していただいているので、
慰労金の件は否といたします。
○
萩原太郎 委員長 社民党さん、どうですか。
◆
沢井和宏 委員 今
保育士等に対しても
待遇改善を行っている最中でありますし、文面の中で
保育所、
学童保育等という等がついているので、そこが曖昧な部分もあるし、今回エッセンシャルワーカーとしての範囲がどこまでなのかという面もありますので、そこら辺が不明確ということで、当会派も否とします。
○
萩原太郎 委員長 これより陳情第12号の採決を行います。
採決は
挙手採決により行います。
なお、挙手されない方は否とみなします。
お諮りいたします。陳情第12
号保育所等における
新型コロナウイルス感染症対策に関することについて、採択すべきものとすることに賛成の
委員の挙手を求めます。
【
賛成者挙手】
○
萩原太郎 委員長 賛成少数。
よって、陳情第12号については不採択とすべきものと決しました。
次に、陳情第13
号保育所等における
新型コロナウイルス感染症対策に関することについてを議題といたします。
なお、陳情第13号の採決につきましては
健康福祉部の審査の際に行います。
それでは、
自由討議、討論、またご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
萩原太郎 委員長 なければ、陳情第13号につきましては
健康福祉部の審査の際に採決を行います。
ここで、
委員会を暫時休憩し、ただいまから
文教福祉常任委員協議会を開きます。
午前10時26分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午前11時24分 再 開
○
萩原太郎 委員長 それでは、
委員会を再開いたします。
以上で
こども未来部の審査を終了いたします。
当局退席のため、
委員会を暫時休憩いたします。
午前11時25分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後1時29分 再 開
○
萩原太郎 委員長 委員会を再開します。
健康福祉部の審査を行います。
初めに、議案第111
号福島市
債権管理条例等の一部を改正する
条例制定の件中、
健康福祉部所管分についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎
健康福祉部長 資料を準備しておりますので、配付をさせていただいてよろしいでしょうか。
○
萩原太郎 委員長 はい、お願いします。
【
資料配付】
◎
健康福祉部長 それでは、資料の詳細については次長及び
保健所副所長より説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
◎
健康福祉部次長 議案第111
号福島市
債権管理条例等の一部を改正する
条例制定の件において、
健康福祉部分は
議案書24ページの第3条となりますが、説明は配付しました
委員会資料で説明いたします。
委員会資料の1ページを御覧ください。配付資料の2の一部改正の趣旨でありますが、地方税法の延滞金に係る規定の一部が改正されたことにより、福島市介護保険条例附則第5条に定める延滞金の割合の特例に関する文言について整理が必要になったことから、所要の改正を行うものであります。
3の一部改正の概要につきましては、主な文言整理を記載いたしました。なお、改正全文につきましては
議案書24ページ、第3条のとおりとなります。
4の
条例改正による市民への影響でありますが、一部改正は文言修正で、延滞金の割合には変更がないため、影響はありません。
5の条例の施行予定日は、令和3年1月1日となります。
6の経過及び今後のスケジュールは、記載のとおりとなります。
7の参考は、改正前、改正後の主たる文言の説明となります。
議案第111号中、
健康福祉部分の説明は以上となります。
○
萩原太郎 委員長 それでは、ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
萩原太郎 委員長 なければ、質疑を終結いたします。
続いて、
自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
萩原太郎 委員長 なければ、
自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は
簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第111
号福島市
債権管理条例等の一部を改正する
条例制定の件中、
健康福祉部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○
萩原太郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第111号中、
健康福祉部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第101
号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、
健康福祉部所管分についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎
健康福祉部次長 議案第101
号令和2年度福島市
一般会計補正予算(第6号)中、
健康福祉部所管分について説明いたします。
配付させていただいた
委員会資料の2ページを御覧ください。令和2年度
一般会計補正予算、
健康福祉部課ごとの明細となります。歳入では長寿福祉課分で歳出補正に関連する国、県支出金で5,547万7,000円の追加補正、歳出では長寿福祉課が6,633万9,000円、
保健所健康推進課が1,573万4,000円の追加補正となります。
補正予算の事業内容を説明させていただきます。配付資料の3ページを御覧ください。
補正予算説明書は16、17ページとなります。所管は長寿福祉課です。3款民生費、1項社会福祉費、3目老人福祉費、事業名、高齢者福祉施設整備費補助金6,357万4,000円の補正につきましては、資料の説明欄記載の丸印のとおり3つの事業となります。丸印の1番目、認知症高齢者グループホーム等防災改修等支援事業、丸印の2番目、高齢者施設等の給水設備整備事業、丸印の3番目、高齢者福祉施設等における多床室の新型
コロナウイルスの感染拡大防止のための個室化改修支援事業費となります。補助交付につきましては、各事業において1
事業所、計3
事業所の予定です。補助交付先の設置主体、施設名称、補助内容、補助交付予定額等につきましては、株式会社あいの里等、資料記載のとおりとなります。
次に、配付資料の4ページを御覧ください。
補正予算説明書は同じく16、17ページとなります。所管は長寿福祉課です。3款民生費、1項社会福祉費、3目老人福祉費、事業名、地域介護予防活動支援事業費149万3,000円は、いきいきももりん体操の普及と活動支援を行う事業となります。
次に、事業名、地域リハビリテーション活動支援事業費97万2,000円は、高齢者の自立を推進する介護予防ケアマネジメント相談会の開催費用となります。
次に、在宅医療・介護連携推進事業費30万円は、インターネット配信による在宅医療、介護従事者の研修、情報共有を図るための機器整備費となります。
以上3事業の財源は、県支出金10分の10となります。
次に、
保健所分について副所長より説明いたします。
◎
健康福祉部保健所副所長 続きまして、
保健所分についてご説明いたします。
配付資料の5ページを御覧ください。
補正予算説明書は16ページ、17ページになります。所管は
保健所健康推進課です。4款衛生費、1項保健衛生費、6目予防費、事業名、定期予防接種事業費2,541万8,000円につきましては、乳児に対するロタウイルスワクチンの予防接種が定期予防接種となることに伴います委託料を補正するものです。9月までは任意予防接種として実施しており、自己負担がございますが、10月1日以降の接種につきましては全額公費負担となり、自己負担はございません。
また、その下の事業名、任意予防接種助成費968万4,000円の減額につきましては、ロタウイルスワクチン予防接種が定期予防接種となるため、委託料を減額補正するものです。
説明は以上です。
○
萩原太郎 委員長 それでは、ご質疑のある方はお述べください。
◆
佐原真紀 委員 ロタウイルスワクチン予防接種についてなのですけれども、これは今受けている率はどれぐらいですか。何%ぐらいの方が受けていらっしゃいますか。
◎健康推進課感染症対策係長 ロタウイルスワクチンにつきましては、令和元年度におきまして対象者が1,683名、受診者数が1,784名であり、106%という100%を超える数字にはなっております。
○
萩原太郎 委員長 対象者より受診者が多いというちょっと説明していただけませんか。
◎健康推進課感染症対策係長 受診者、接種率の考え方になりますが、該当する対象者の数をその年の2月から翌年の1月生まれまでの方、二月が接種標準月と考えておりますので、そのようにまず分母を出しております。分子となるほうの接種者につきましては、その年度中に受けた者が分子のほうになりますので、実はこの予防接種は生後24週もしくは生後32週までというふうに受けることが可能な予防接種です。なので、受診した対象者の中には前年度の対象者も含まれている場合がございますので、分母よりも多くなっているという結果になっております。
◆
粕谷悦功 委員 10月から予防接種の無料化となるわけですけれども、8月以降に出生した者、9月末時点でロタウイルスワクチン、前年度未受診だという方の実態は分かるのかい。結局受けていないけれども、10月1日以降受けるという人がいるかどうか分からないけれども、そういう実態分かるの。
◎健康推進課感染症対策係長 ロタウイルスワクチンの接種は接種期間が短い予防接種でして、ワクチンの種類が2種類あるのですけれども、1つのロタリックスは生後24週まで、そしてロタテックのほうは生後32週までとなっておりますので、未接種者の把握というのはこの時点でのことになっております。
◆
粕谷悦功 委員 だから、32週とか二十何週で受けなくて、例えば10月以降に受けるような人が出てくる可能性はあるのかい。分からないのだ、それは。9月末過ぎると分かるのかな。
◎健康推進課長 ロタウイルスにつきましては1回目を受ける期間が決まっておりまして、生後6週から14週までの間に1回目を受けると助成になるというふうに決まっておりますので、未受診というか、長い期間、前に受けていないからといって、今これから……
◆
粕谷悦功 委員 接種して効く期間が決まっているのだけれども、だから、10月1日以降に補助がない人がロタウイルスを打つということはあるのかということを聞いているわけだ。その場合、一方では10月1日以降受ける人は無料だし、10月1日前に受けざるを得なくなった人は有料だという、そこの矛盾が出てこないのかということなのだ。それは出てきても自己負担でやるということかい。
◎健康推進課感染症対策係長 10月1日からは定期化されて自己負担は無料にはなりますが、おっしゃっていただきましたように、8月1日以降にお生まれになった方が対象でありますので、それ以前にお生まれになった方につきましては、この接種期間などを考慮していただいてもやはり自己負担が生じる方が現れるということになります。考えますと7月生まれの方がそのように該当するのかなというふうに思われまして、大体人数としては105人から110人弱ほどの人数の方々が窓口で自己負担をお支払いになる必要性が出てくると思われます。
◆
粕谷悦功 委員 105人だと何ぼかかるのだ、1回打つごとに行政負担は、ただにすると。
◎健康推進課感染症対策係長 2種類あるワクチンでして、自己負担額がそれぞれ違ってまいりますが、1回当たりに6,000円から9,000円というふうになっております。
◆
粕谷悦功 委員 100人だとしても9,000円で90万円か。だから、これは制度運用のその辺の課題なのだけれども、該当者、10月1日運用なのだけれども、その空白期間の方で10月1日以降受けて効くという人、これは何とかしてやらないと、損得の問題ではないのだけれども、たまたまこんな制度ができるということは分からないでいてそうなる話だから、90万円程度の費用でもって自己負担させるというのはちょっと考える必要あるのではないかなと思うのだな、そこ。それは絶対駄目なの。
◎健康推進課感染症対策係長 対象者を8月1日以降に生まれた者に限るというように予防接種法の施行規則のほうでまず対象者が政令で定められております。
◆
粕谷悦功 委員 政令はそうだけれども、福島市はそれ破ると首になったりするのかい。これは、市長が首になるとか、
健康福祉部長が首になるとか、何か問題あるの。
◎
健康福祉部長 国からの通知では、7月の31日以前の方は任意接種でお願いしたいというふうなものが来ております。別に罰則等はありませんけれども、我々は国の取扱いにのっとった形で実施していきたいと考えております。
◆
粕谷悦功 委員 国も国だけれども。というのは、そういう空白期間が出るということ分かっているのであれば、その方を含めて対応するということやったって10万人、20万人増えるわけではない話、福島市だったら何名になるか分からないけれども、だからそれちょっと、国はそういうところでばさっと切ってしまうというのは得意なのだけれども、その辺はやっぱり考える必要あると思うな。意見ですから。
○
萩原太郎 委員長 ほかにございませんか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
萩原太郎 委員長 なければ、質疑を終結いたします。
続いて、
自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
萩原太郎 委員長 なければ、
自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は
簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第101
号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、
健康福祉部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○
萩原太郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第101号中、
健康福祉部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第103
号令和2年度福島市
介護保険事業費特別会計補正予算についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎
健康福祉部次長 議案第103
号令和2年度福島市介護保険特別会計
補正予算(第2号)について説明いたします。
最初に、歳入補正について説明いたします。配付させていただいた
委員会資料の6ページ、
補正予算説明書の46、47ページを御覧ください。歳入の補正合計は、資料6ページ、歳入欄に記載のとおり2億8,944万円となります。費目別内訳は、
補正予算説明書46、47ページを御覧ください。費目4款支払基金交付金、1項支払基金交付金、1目介護給付費交付金443万1,000円、5款県支出金、1項県負担金、1目介護給付費負担金4,018万4,000円のこの追加補正につきましては、それぞれ介護給付費負担金、交付金の過年度分の追加となります。8款繰越金、1項繰越金、1目繰越金2億4,482万5,000円は、前年度繰越金となります。
歳出補正の説明をさせていただきます。配付資料の7ページを御覧ください。
補正予算説明書は48、49ページとなります。4款基金積立金、1項基金積立金、1目基金積立金、事業名、介護給付費準備基金積立金2億2,619万8,000円につきましては、令和元年度の介護保険料等歳入超過分及び介護給付費県負担金、支払基金交付金の追加交付分を積み立てるものであります。積立後の基金残高は22億9,386万6,000円余となります。
次に、6款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、2目償還金、事業名、償還金6,324万2,000円は、令和元年度介護給付費等の国、県負担金及び補助金、支払基金交付金等を精算し、超過分を国、県等に返還するための費用となります。
以上が議案第103号の説明となります。
○
萩原太郎 委員長 それでは、ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
萩原太郎 委員長 それでは、質疑を終結いたします。
続いて、
自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
萩原太郎 委員長 なければ、
自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は
簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第103
号令和2年度福島市
介護保険事業費特別会計補正予算について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○
萩原太郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第103号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、陳情の審査を行います。
陳情第13
号保育所等における
新型コロナウイルス感染症対策に関することについてを議題といたします。
こども未来部でも審査を行いました。
保育所関係について
自由討議、討論ですが、何か当局にご質問のある方、ご意見あればというふうに思います。
◆
小野京子 委員 確認で教えていただきたいのですけれども、陳情の中で2番目に保育園で働く職員が安心して仕事ができる、いつでもどこでも定期的にPCR検査を受けられるような体制ということが要望になっているのですけれども、こういう定期的なPCR検査ということに対してどうですか、当局。
◎健康推進課長 新型
コロナウイルスの定期的なPCR検査についてですが、今現在
保健所のほうでは、PCR検査につきましては濃厚接触者以外にも必要に応じて幅広く検査を実施しているところです。主に福祉施設、
事業所の方については8月にも予防的な観点から相談業務を行いまして、必要に応じてPCR検査も行ったということで、今後については、PCR検査の実施については感染の流行状況を踏まえ、そういった医療や介護等の従事者の方については柔軟な検査を行っていく予定となっております。というところで、今のところ定期的にというような具体的な予定にはなっておりません。
◆
粕谷悦功 委員 風邪症状のある保育園職員、PCR検査が直ちに行われるような仕組み、風邪の症状ある人はPCR検査が受けられるような仕組みはできていないのかい。今、どういうふうになっているの。
◎健康推進課長 今現在風邪等の症状等があった方については、帰国者・接触者相談センターのほうにお電話をいただきまして、管轄
保健所のほうから折り返し電話をさせていただきまして、その症状の状態ですとか、また行動歴等もお聞きして、症状が軽くても継続されているような状況があったりとか、行動歴の中で心配なことがある方については、積極的に今現在PCR検査のほうにつないでおります。
◆
粕谷悦功 委員 帰国者・接触者相談センターのほうに相談してよりも、例えば医院関係にちょっと風邪っぽいのだと言って、熱も37度3分あるのだと言って、医者の判断ですぐにPCRやろうということで、それですぐやれるようになっているのかい、これは。
◎健康推進課長 今現在かかりつけ医に風邪等の症状で受診された方につきましては、医療機関と
保健所のほうでホットラインというか、直接お電話ができる電話、あと患者連絡票という形でファクス等で状況を送っていただきまして、主治医の先生の指示に基づいてPCR検査につなぐシステムというふうになっているところです。
○
萩原太郎 委員長 ほかにございませんか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
萩原太郎 委員長 それでは、会派の意見をお聞きしたいと思います。
真結の会さん、いかがですか。
◆
斎藤正臣 委員 否なのですけれども、いつでもどこでも定期的にというようなことですが、一般質問の答弁にもあったとおり、柔軟でありながら必要に応じて行われるべきだというふうに考えております。
以上です。
○
萩原太郎 委員長 市民21さん。
◆
粕谷悦功 委員 否決です。
○
萩原太郎 委員長 共産党さん。
◆
山田裕 委員 保育の現場でクラスターになったら重大ですよね。職員の
皆さんは日々不安な思いを持って仕事をしているということですから、それを解消するという担保の意味からも、いつでもどこでも定期的にというのはやはり必要ではないかということで、賛成です。
○
萩原太郎 委員長 真政会、いかがですか。
◆
半沢正典 委員 当会派は、真結の会のほうからもありましたように、
保育所等にかかわらず、検査体制を拡大していく中で必要な人に必要なときにしっかりと受けられる体制を構築するというのが大切だと思っておりますので、ここに記載のいつでもどこでも定期的にというのは賛同しかねますので、否決といたします。
○
萩原太郎 委員長 公明党さん。
◆
小野京子 委員 公明党も柔軟な検査ということで、否決です。
○
萩原太郎 委員長 社民党さん、いかがですか。
◆
沢井和宏 委員 検査体制の充実という面で趣旨に賛同して丸です。賛同です。
○
萩原太郎 委員長 これより陳情第13号の採決を行います。
採決は
挙手採決により行います。
なお、挙手されない方は否とみなします。
お諮りいたします。陳情第13
号保育所等における
新型コロナウイルス感染症対策に関することについて、採択すべきものとすることに賛成の
委員の挙手を求めます。
【
賛成者挙手】
○
萩原太郎 委員長 賛成少数。
よって、陳情第13号については不採択とすべきものと決しました。
ここで、
委員会を暫時休憩し、ただいまから
文教福祉常任委員協議会を開きます。
午後2時02分 休 憩
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