福島市議会 2019-09-24
令和 元年 9月定例会議−09月24日-06号
令和 元年 9月
定例会議−09月24日-06号令和 元年 9月
定例会議
令和元年9月24日(火曜日)
─────────────────────────────────────────────
出 席 議 員(35名)
1番
沢井和宏 2番 山田 裕
3番
高木直人 4番 根本雅昭
5番
斎藤正臣 6番 川又康彦
7番
梅津一匡 8番 佐々木優
9番 丹治 誠 10番 佐原真紀
11番
石原洋三郎 12番
二階堂利枝
13番
石山波恵 14番
萩原太郎
15番 鈴木正実 16番 阿部 亨
17番 羽田房男 18番
小熊省三
19番 後藤善次 20番
梅津政則
21番 高木克尚 22番
白川敏明
23番
大平洋人 24番 小松良行
25番
二階堂武文 26番 尾形 武
27番 村山国子 28番 小野京子
29番
粕谷悦功 30番 山岸 清
議案第94号平成30
年度福島市
農業集落排水事業会計決算認定の件につきましては、決算のとおり認定すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(
梅津政則) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご質疑がなければ、質疑を終結いたします。
討論に移ります。
討論の通告があります。
18番
小熊省三議員。
◆18番(
小熊省三) 議長、18番。
○議長(
梅津政則)
小熊省三議員。
【18番(
小熊省三)登壇】
◆18番(
小熊省三)
日本共産党の
小熊省三です。私は、採決に先立ち、
日本共産党市議団を代表して討論いたします。
議案第89号令和元
年度福島市
一般会計補正予算について反対の立場で意見を述べます。
補正予算中、
マイナンバー制度の
関連事業があります。国は
マイナンバーカードの普及を進めるために活用を拡大していますが、そのために
システム改修等に莫大な税金が投入されます。一方、8月末現在の福島市の
マイナンバーカードの
交付枚数は3万8,688枚、交付率は13.94%と市民にとって必要な施策かどうか問われています。また、
情報漏えい等の大きなリスクを持つ
マイナンバー制度は中止すべきです。よって、反対をいたします。
議案第91号平成30
年度福島市各
会計歳入歳出決算認定の件について反対の立場で意見を述べます。
決算には、
マイナンバー制度関連の事業が多く入っています。議案第89号で述べたように
マイナンバー制度は中止すべきです。
次に、国保特会は繰越金と基金を合計で29億円も保有しているにもかかわらず、国保は40歳代夫婦と子供2人の4人家族、所得300万円で年間わずか5,700円の軽減でした。全国的に
子育て支援、
少子化対策として子供の均等割の減額が広がっております。市は
子育て環境日本一を目指しているわけですから、せめて子供の均等割の減免だけでも行うべきでした。
市は原発事故の風評被害が続いていると言いながら、全市の
住宅除染が終わり、
原子力災害の影響がなくなったとして、
固定資産税、
都市計画税の減額適用を終了したことは矛盾していると言えます。市内の中小業者、農業者の皆さんは被害が続いているとして、損害賠償を請求しながら必死で営業、営農を続けているわけですから、市民の暮らしを考えれば、市は減額を続けるべきでした。
市民が
住宅リフォームをする際、市内の業者を使えば補助金が受けられる
住宅リフォーム助成制度は、地域内でお金が循環するため、
経済対策としても注目されています。
住宅リフォーム助成制度は創設すべきでした。
高齢者の年金が削減され続け、生活が大変な中、
介護保険の第1号被保険者の保険料が引き上げられました。
一般会計からの繰り入れを行ってでも
介護保険料の引き上げはすべきではありませんでした。よって、反対いたします。
議案第100号福島市
手数料条例の一部を改正する
条例制定の件について反対の立場で意見を述べます。
この条例は、消費税及び
地方消費税の10%増税に伴う
地方公共団体の手数料の見直しです。
消費増税はすべきではありません。よって、反対をいたします。
次に、陳情第9
号幼児教育・保育の無償化の実施に伴う
認可外保育施設等への対応に関することについての陳情に賛成の立場で意見を述べます。
今
定例会議の先議によって、子供の
安全確保のため、
指導監督基準を満たさない
認可外施設は無償化の対象から外すことを定めた
幼児教育、保育の無償化の実施に伴う
認可外保育施設の基準を定める条例が制定されました。陳情第9号は、さらに全ての施設の子供に安全、格差のない質の高い保育の保障を求める陳情になっています。
認可保育所と
認可外保育施設の国の基準を比較しても、ゼロ歳、1歳児クラスの
認可施設基準では、子供1人
当たり乳児室と保育室を合わせて4.95平方メートル確保されています。一方、
認可外施設は子供1人当たり1.65平方メートルのみで、
認可施設基準で規定されている沐浴室や調乳室もありません。
保育士配置基準を見ても、
認可施設では
全員保育士の資格を持つ者とされています。一方、
認可外施設では3分の1以上が保育士または看護師の資格を有する者とされています。
認可保育所と
認可外保育施設の差は歴然としています。今年度4月の
認可保育所を希望しても入れない子供の数は410人となっていることから見ても、保護者の皆さんは
安全安心で質の高い
認可保育所を希望しているのではないでしょうか。質の高い保育を実現するためには、認可化への支援も含めた
保育環境の整備が必要です。よって、この陳情には賛成すべきです。
陳情第10
号幼児教育・保育の無償化の実施に伴う
給食食材費に関することについての陳情について採択に賛成の立場で意見を述べます。
10月からの
幼児教育、保育を無償化すると言いながら、
保育施設の3歳児以上の副食費、いわゆる給食の
おかず代、おやつ代が
保護者負担とされています。しかし、保護者の
負担軽減のために、全国で少なくとも100を超える自治体が無償化する方針を出しています。秋田では、
多子世帯の副食費を助成する県、市町村の共同事業立ち上げを既に決めています。さらに、市町村が独自に上乗せして半数以上の14自治体が副食費を無償化する方針です。うち5自治体は主食費も無償です。県の担当者は、秋田でも少子化、人口減少が進むもと、この
助成事業は
子育て世帯を支援するもの、やはり
経済的支援が一番求められていると指摘しています。給食は、保育の一環として位置づけられます。3歳児以上では、副食費はこれまで国が負担していました。ところが、無償化に伴い副食費を外し、保護者から実費徴収するとしています。これは、保育に対する
公的責任の後退と言わざるを得ません。国は、給食費が
保護者負担となっている幼稚園に合わせると説明しています。本来なら食育である給食を
公的制度として保障してきた保育園に幼稚園を合わせるべきではないでしょうか。県内の須賀川市では既に幼稚園で給食を導入し、ことし10月から幼稚園、保育園の主食、副食とも無償化します。上限は5,300円です。福島市は
子育て環境日本一を目指していますから、
少子化対策や
子育て世代応援として、
給食材料費の無償化や現場の
事務負担軽減を実施すべきではないでしょうか。よって、この陳情は採択すべきです。
以上で討論を終わります。
○議長(
梅津政則) 以上で
小熊省三議員の討論を終わります。
以上で討論は終結いたしました。
これより採決を行います。
お諮りいたします。議案第89号令和元
年度福島市
一般会計補正予算につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
【
賛成者起立】
○議長(
梅津政則) 起立多数。よって、議案第89号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決されました。
続いて、お諮りいたします。議案第91号平成30
年度福島市各
会計歳入歳出決算認定の件につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち決算のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
【
賛成者起立】
○議長(
梅津政則) 起立多数。よって、議案第91号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち決算のとおり認定されました。
続いて、お諮りいたします。議案第100号福島市
手数料条例の一部を改正する
条例制定の件につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
【
賛成者起立】
○議長(
梅津政則) 起立多数。よって、議案第100号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決されました。
続いて、お諮りいたします。議案第92号、議案第93号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわちいずれも決算または
剰余金処分案のとおり認定あるいは可決することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご異議ございませんので、議案第92号、議案第93号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわちいずれも決算または
剰余金処分案のとおり認定あるいは可決されました。
続いて、お諮りいたします。議案第90号、議案第94号、議案第95号、議案第97号ないし第99号、議案第101号ないし第115号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案または決算のとおり可決あるいは認定することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご異議ございませんので、議案第90号、議案第94号、議案第95号、議案第97号ないし第99号、議案第101号ないし第115号につきましては、ただいまの
委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案または決算のとおり可決あるいは認定されました。
続いて、お諮りいたします。「
幼児教育・保育の無償化の実施に伴う
認可外保育施設等への対応に関することについて」の陳情についての採決は、
記名投票で行います。
議場の閉鎖を命じます。
【
議場閉鎖】
○議長(
梅津政則) ただいまの
出席議員は34名であります。
投票用紙を配付させます。
【
投票用紙配付】
○議長(
梅津政則)
投票用紙の
配付漏れはございませんか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則)
配付漏れなしと認めます。
投票箱の点検をさせます。
【
投票箱点検】
○議長(
梅津政則) 異状なしと認めます。
念のため申し上げますが、ただいまの
委員長報告は不採択でありますが、採決にあたりましては、可とするほうを諮る原則によりまして、本陳情を採択することについてお諮りいたします。本陳情を採択することに賛成の方は白い票を、反対の方は青い票を投票願います。
1番議員より順次投票願います。
【投 票】
○議長(
梅津政則)
投票漏れはございませんか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
【
議場開鎖】
○議長(
梅津政則) これより開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、
開票立会人に5番
斎藤正臣議員、32番
黒沢仁議員を指名いたします。
立会人の
開票立ち会いを求めます。
【開 票】
○議長(
梅津政則) 投票の結果を報告いたします。
投票総数34票、これは先ほどの
出席議員数に符合しております。
投票中、賛成18票、反対16票。
以上のとおり、賛成が多数であります。よって、「
幼児教育・保育の無償化の実施に伴う
認可外保育施設等への対応に関することについて」の陳情は採択されました。
お手元に残りました
投票用紙を回収いたします。
【
投票用紙回収】
○議長(
梅津政則) 続いて、お諮りいたします。
「
幼児教育・保育の無償化の実施に伴う
給食食材費に関することについて」の陳情につきましては、ただいまの
委員長報告は不採択でありますが、本陳情を採択することについてお諮りいたします。
本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
【
賛成者起立】
○議長(
梅津政則)
起立少数。よって、本陳情は不採択となりました。
ただいま市長から
追加議案の提出がありました。
議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第116号ないし第118号を一括して議題といたします。
市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(木幡浩) 議長、市長。
○議長(
梅津政則) 市長。
【市長(木幡 浩)登壇】
◎市長(木幡浩) 追加提案について申し上げます。
議案第116号
教育委員会教育長任命の件につきましては、本間稔教育委員会教育長が9月30日に任期満了となりますので、後任教育長として古関明善氏を適任と認め、任命を行うものであります。
議案第117号
監査委員選任の件につきましては、
監査委員のうち識見を有する者のうちから選任した遠藤和男委員が9月30日に任期満了となりますので、後任委員として遠藤和男氏を適任と認め、選任を行うものであります。
議案第118号
人権擁護委員候補者推薦の件につきましては、本市の区域における委員のうち込堂啓子委員が12月31日任期満了になりますので、後任委員候補者として本間浩一郎氏を適任と認め、法務大臣に推薦を行うものであります。
よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
梅津政則) 議案第116号ないし第118号につきましては、質疑、
委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご異議ございませんので、議案第116号ないし第118号につきましては、質疑、
委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。
これより採決を行います。
お諮りいたします。議案第116号
教育委員会教育長任命の件、議案第117号
監査委員選任の件、議案第118号
人権擁護委員候補者推薦の件につきましては、いずれも原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご異議ございませんので、議案第116号ないし第118号につきましては、いずれも原案のとおり同意することに決しました。
ただいま議員から
追加議案の提出がありました。
議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第119号、議案第120号を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。議案第119号、議案第120号につきましては、説明、質疑、
委員会付託をそれぞれ省略することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご異議ございませんので、説明、質疑、
委員会付託をそれぞれ省略することに決しました。
討論に移ります。
討論の通告があります。
18番
小熊省三議員。
◆18番(
小熊省三) 議長、18番。
○議長(
梅津政則)
小熊省三議員。
【18番(
小熊省三)登壇】
◆18番(
小熊省三)
日本共産党の
小熊省三です。私は、採決に先立ち、
日本共産党市議団を代表して討論を行います。
議案第119号
家庭教育支援法の制定を求める意見書について反対の立場から意見を述べます。
本意見書案が制定を求めている
家庭教育支援法は、国が狙う家庭教育のあるべき姿を
地方公共団体を通じて国民に徹底する仕組みを可能とするものです。同法案では、保護者が子に生活のために必要な習慣を身につけさせることが保護者の第一義的責任とされています。愛国心や公共心、批判的意識といった国にとって都合のよい価値観を生活のために必要な習慣として、国が支援の名のもとに保護者や子供に押しつける危険性があります。
憲法では、個々の信条に基づいて生活することができる権利、婚姻や家族のあり方について自由に選択する権利、個人の内面の自由を保障しています。個人の尊厳や基本的人権を保障する憲法の条文に抵触する危険が高いと考えられます。
自民党が提案している
家庭教育支援法に書いている父母、その他の保護者が子育ての意義についての理解を深め、かつ子育てに伴う喜びを実感できるという文言は、子供を産むか産まないかの選択の自由、家族ごとに子育てをどのように位置づけるかの自由、子育てに何を感じ、何を考えるかの自由、これらを侵す可能性があります。
そもそも現在の子供たちをめぐる問題は家庭教育の低下によるものではなく、1980年代から進められてきた労働の規制緩和による長時間労働や若者の非正規化、共働き世帯の増加、貧困や格差の拡大など、社会のひずみが多大な影響を及ぼしている結果です。貧困や児童虐待の被害で苦しんでいる子供たちにとって、親を大切に、家族のきずなは大切などと強調されることは、被害の発見をおくらせる危険性が懸念されます。また、実際に支援が必要な場合でも保護者の責任と自助を求めることになりかねず、公的支援が後退するおそれもあります。
深刻な社会問題である児童虐待などで児童保護のために家庭に介入する必要が生じた場合、現在ある児童虐待防止法や児童福祉法などで十分対応できます。子供や保護者を支援するというのであれば、労働環境の整備や公的育児施設の充実、そして働く保育士や教員の処遇改善などを整えることが求められているのではないでしょうか。
以上のことからこの制定を求める本意見書採択には反対いたします。
以上で討論を終わります。
○議長(
梅津政則) 以上で
小熊省三議員の討論を終わります。
以上で討論は終結いたしました。
これより採決を行います。
お諮りいたします。議案第119号
家庭教育支援法の制定を求める意見書につきましては、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
【
賛成者起立】
○議長(
梅津政則) 起立多数。よって、議案第119号につきましては、原案のとおり可決されました。
続いて、お諮りいたします。議案第120号
地方財政の充実・強化を求める意見書につきましては、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご異議ございませんので、議案第120号につきましては、原案のとおり可決されました。
日程に従い、お手元に配付の印刷物のとおり、風格ある県都を目指すまちづくり構想における福島市役所新庁舎西棟の建設に係る調査を行うため、委員11名をもって構成する新
庁舎西棟建設調査特別委員会を設置することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご異議ございませんので、風格ある県都を目指すまちづくり構想における福島市役所新庁舎西棟の建設に係る調査を行うため、委員11名をもって構成する新
庁舎西棟建設調査特別委員会を設置し、それに付託の上、調査終了時まで調査することに決しました。
そういたしまして、これが委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。
お諮りいたします。新庁舎西棟建設調査特別委員につきましては、お手元に配付の名簿のとおり指名したいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご異議ございませんので、新庁舎西棟建設調査特別委員は、お手元に配付の名簿のとおり選任することに決しました。
なお、新
庁舎西棟建設調査特別委員会は、正副
委員長互選の上、議長手元までご報告願います。
特別委員会開会のため、暫時休憩いたします。
午前11時28分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午前11時48分 再 開
○議長(
梅津政則) 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、ご報告いたします。
さきに開会の新
庁舎西棟建設調査特別委員会におきまして、正副
委員長互選の結果、委員長に19番後藤善次議員、副委員長に16番
阿部亨議員がそれぞれ選任されました旨、議長手元まで報告がありました。
日程に従い、これより福島市
選挙管理委員及び同補充員の選挙を行います。
これが選挙の方法は指名推選によることとし、その指名は議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご異議ございませんので、選挙の方法は指名推選によることとし、その指名は議長一任と決しました。
直ちに指名いたします。
福島市
選挙管理委員として、齋藤信行氏、小熊敬子氏、佐藤直行氏、菅野真紀子氏、同補充員として、渡邉香代子氏、槇裕康氏、安倍誠一氏、鈴木純子氏、以上の4名ずつを指名いたします。
なお、補充員の補欠の順序につきましては、ただいま指名いたしました順序によることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご異議ございませんので、補充員の補欠の順序につきましては、ただいま指名いたしました順序によることと決しました。
続いて、お諮りいたします。ただいま指名いたしました方々を、それぞれ福島市
選挙管理委員及び同補充員の当選人と決定することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご異議ございませんので、ただいま指名いたしました方々がそれぞれ福島市
選挙管理委員及び同補充員に当選されました。
日程に従い、
福島地方水道用水供給企業団議会議員の選挙を行います。
これは、前任者の辞任により生じた欠員1名について、後任議員を選挙するものであります。
これが選挙の方法は指名推選によることとし、その指名は議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご異議ございませんので、選挙の方法は指名推選によることとし、その指名は議長一任と決しました。
直ちに指名いたします。
福島地方水道用水供給企業団議会議員に、6番川又康彦議員を指名いたします。
ただいま指名いたしました6番川又康彦議員を当選人と定めることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご異議ございませんので、ただいま指名いたしました6番川又康彦議員が
福島地方水道用水供給企業団議会議員に当選されました。
会議規則第32条第2項の規定により、同議員に当選を告知いたします。
以上で本
定例会議の日程は全部終了いたしました。
本
定例会議は、これをもって閉会いたします。
午前11時51分 閉 会
記名投票表決態度一覧
陳情第9号
幼児教育・保育の無償化の実施に伴う
認可外保育施設等への対応に関することについて
本陳情の採択に賛成した者(白票) 18票
2番 山田 裕 4番 根本雅昭 5番
斎藤正臣 6番 川又康彦
8番 佐々木優 10番 佐原真紀 11番
石原洋三郎 15番 鈴木正実
16番 阿部 亨 18番
小熊省三 21番 高木克尚 25番
二階堂武文
26番 尾形 武 27番 村山国子 29番
粕谷悦功 30番 山岸清
34番 真田広志 35番
宍戸一照
本陳情の採択に反対した者(青票) 16票
1番
沢井和宏 3番
高木直人 7番
梅津一匡 9番 丹治 誠
12番
二階堂利枝 13番
石山波恵 14番
萩原太郎 17番 羽田房男
19番 後藤善次 22番
白川敏明 23番
大平洋人 24番 小松良行
28番 小野京子 31番
半沢正典 32番 黒沢 仁 33番 渡辺敏彦
可決した意見書
─────────────────────────────────────────────
家庭教育支援法の制定を求める意見書
今日、核家族化の進行、地域社会の絆の希薄化など、家庭を巡る社会的な変化には著しいものがある。そのため過保護、過干渉、放任など家庭教育力の低下が指摘されるようになり、極めて憂慮すべきところとなっている。更には、厚生労働省の発表によると児童虐待相談件数は毎年増加しており、平成30年度には速報値で15万9,850件を数え、一層深刻さを増してきている。
若い父親・母親の出産や育児などが、関係の希薄化した社会に置かれ、孤立してしまう状況が増えており、妊娠期から学齢期までの切れ目ない支援を実現するためには、
子育て支援や保健などの福祉サービスを一体的に提供する体制の充実はもとより、保護者に対する家庭教育に関する学習機会や情報提供、家庭教育に関する相談体制の整備等家庭教育支援に関する施策を総合的に推進するため家庭教育を支援する法整備が必要である。
教育基本法第10条においても「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって」とし、また「国及び
地方公共団体は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び情報の提供その他の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならない」と規定されている。
よって、国においては、
家庭教育支援法を制定するよう強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和元年9月24日
福島市議会議長 梅 津 政 則
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣 あて
法務大臣
文部科学大臣
厚生労働大臣
─────────────────────────────────────────────
地方財政の充実・強化を求める意見書
地方自治体は、
子育て支援策の充実と保育人材の確保、高齢化が進行する中での医療・介護などの社会保障への対応、被災地の復興、地域交通の維持など、果たす役割が拡大する中で、人口減少対策を含む地方版総合戦略の実行や大規模災害を想定した防災・減災事業の実施など、新たな政策課題に直面している。
一方、多様な公的サービスを担う人材が限られる中で、新たなニーズや公的サービスの質向上への対応が困難となっており、人材確保を進めるとともに、これに見合う
地方財政の確立を目指す必要がある。
政府の2019年度
地方財政計画における一般財源総額は、62兆7,072億円と過去最高水準となったものの、増額分は保育の無償化などの国の政策に対応する財源を確保した結果であり、社会保障費関連をはじめとする地方の財政需要に対応するためには、さらなる
地方財政の充実・強化が求められる。
よって政府においては、2020年度の政府予算と
地方財政の検討にあたって、歳入・歳出を的確に見積もり、人的サービスとしての社会保障予算の充実と
地方財政の確立を目指すため、次の事項について対策を講じるよう強く求める。
1 社会保障、被災地復興、災害対策、環境対策、地域交通対策、人口減少対策など、増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し、これに見合う地方一般財源総額の確保を図ること
2 子ども・
子育て支援新制度、地域医療の確保、地域包括ケアシステムの構築、生活困窮者自立支援、
介護保険制度や国民健康保険制度の見直しなど、急増する社会保障ニーズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の確保及び
地方財政措置を的確に行うこと
特に、保育の無償化に伴う地方負担分の財源確保を確実に図ること
3
地方財政計画に計上されている「まち・ひと・しごと創生事業費」1兆円については、自治体の財政運営に不可欠な財源となっていることから、引き続き同規模の水準を確保すること
4 地域間の財源偏在性の是正のため、偏在性の小さい税源移譲を行うなど、抜本的な解決策の協議を進めること
同時に、各種税制の廃止、減税を検討する際には、自治体財政に与える影響を十分検証した上で、財政運営に支障が生じることがないよう対応を図ること
5 地方交付税の財源保障機能・財政調整機能の強化を図り、市町村合併の算定特例の終了を踏まえた新たな財政需要の把握、自治体規模に配慮した段階補正の強化などの対策を講じると同時に、地方交付税原資の確保については、臨時財政対策債に過度に依存することのないよう対策を講じること
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和元年9月24日
福島市議会議長 梅 津 政 則
内閣総理大臣
総務大臣
財務大臣
経済産業大臣 あて
復興大臣
内閣府特命担当大臣(経済財政政策)
内閣府特命担当大臣(地方創生規制改革)
新庁舎西棟建設調査特別委員名簿
◎委員長 ○副委員長
┌──┬────────┬──┬────────┬──┬────────┬──┬────────┐
│議席│ 委 員 名 │議席│ 委 員 名 │議席│ 委 員 名 │議席│ 委 員 名 │
│番号│ │番号│ │番号│ │番号│ │
├──┼────────┼──┼────────┼──┼────────┼──┼────────┤
│19番│◎後 藤 善 次│16番│○阿 部 亨│10番│ 佐 原 真 紀│12番│ 二階堂 利 枝│
├──┼────────┼──┼────────┼──┼────────┼──┼────────┤
│14番│ 萩 原 太 郎│15番│ 鈴 木 正 実│17番│ 羽 田 房 男│21番│ 高 木 克 尚│
├──┼────────┼──┼────────┼──┼────────┼──┴────────┘
│24番│ 小 松 良 行│27番│ 村 山 国 子│34番│ 真 田 広 志│
└──┴────────┴──┴────────┴──┴────────┘
陳 情 審 議 結 果 等
┌──┬─────┬─────────────┬─────────────┬─────┬───┐
│受理│受理年月日│ 陳 情 要 旨 │ 陳 情 者 住 所 氏 名 │付託委員会│結果等│
│番号│ │ │ │ │ │
├──┼─────┼─────────────┼─────────────┼─────┼───┤
│ 9 │元.8.29│
幼児教育・保育の無償化の実│福島市渡利字大豆塚7 │文教福祉 │採 択│
│ │ │施に伴う
認可外保育施設等へ│さくら保育園気付 │常任委員会│ │
│ │ │の対応に関することについて│福島県保育連絡会 │ │ │
│ │ │ │代表者 大宮 勇雄 │ │ │
├──┼─────┼─────────────┼─────────────┼─────┼───┤
│ 10 │元.8.29│
幼児教育・保育の無償化の実│福島市渡利字大豆塚7 │文教福祉 │不採択│
│ │ │施に伴う
給食食材費に関する│さくら保育園気付 │常任委員会│ │
│ │ │ことについて │福島県保育連絡会 │ │ │
│ │ │ │代表者 大宮 勇雄 │ │ │
└──┴─────┴─────────────┴─────────────┴─────┴───┘
以上のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証明するためここに署名する。
福 島 市 議 会 議 長
副議長
議 員
議 員...