福島市議会 2019-06-11
令和元年6月11日経済民生常任委員会-06月11日-01号
◆
後藤善次 委員 要するに今おっしゃっているのは、営業もかけて、利用者をどんどん、どんどん、福島市内に限らず、十六沼の天然芝をアピールしていくという、そういう意味合いですね。
◎
スポーツ振興課長 そのとおりでございます。
◆黒沢仁 委員 やっぱりこれ経費がいわゆる天然芝はかかってくるといった部分で、ある程度の使用料を確保するのに、いろんな宣伝をしながら、いろんな団体の皆様方に利用していただくというふうなことを念頭に置きながらやらないと、維持管理のほうが大変になってくると思うのです。その辺どのように考えているのか。あと、養生の期間も当然あるから、
使用頻度という部分がうんと難しいではないですか。
◎
スポーツ振興課長 使用頻度につきましては、本会議の答弁におきまして1面週2日程度と答弁してございますけれども、これにつきましては週2日以上使えるように、専門の
グラウンドキーパーを配置しまして、できるだけ使えるようにしていきたいと考えてございます。あわせまして、PRにつきましても的確にやりたいと思います。
◆
渡辺敏彦 委員 この金額というのはどうやって出したのかな。単純な。使用料の金額って4,000円、2,000円にしたのだけれども、何でこれ4,000円と2,000円なの。金額ってどういうことなのだろう、これ。
【「相馬と」と呼ぶ者あり】
◆
渡辺敏彦 委員 相馬だ。相馬と合わせたと言ったのだね。
○
石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第64号福島市十六
沼公園サッカー場条例の一部を改正する
条例制定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第64号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第66号福島市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する
条例制定の件についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎市民・
文化スポーツ部長 議案第66号福島市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する
条例制定の件につきまして、詳細は次長より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
◎市民・
文化スポーツ部次長 議案第66号福島市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する
条例制定の件についてご説明いたします。
議案書では40ページから41ページに記載してございます。資料の3ページをお開きください。改正の理由は、
令和元年8月1日から、市の窓口に設置する
利用者操作用端末機により、
コンビニ交付サービスの基盤を活用して、
個人番号カードを使用した本人確認を行い、
コンビニ交付サービスと同様に住民票の写し、
印鑑登録証明書、
戸籍証明書、戸籍の付票の写し、
所得証明書及び
所得課税証明書の取得ができるらくらく
窓口証明書交付サービスを開始するにあたり、第14条及び第15条について所要の改正を行うものです。
改正の趣旨でございますが、らくらく
窓口証明書交付サービスで使用する
利用者操作用端末機において、
印鑑登録証を提示せずに
印鑑登録証明書の
交付申請を行い、交付を受けることができるようにするものです。
個人番号カードに記録された
利用者証明書、
電子証明書の有効性の確認を行うための仕組みを用いて、具体的には
利用者操作用端末機と接続された
ICカード読み取り機に
個人番号カードを置いた後、4桁の暗証番号を入力することによって本人であることの確認を行い、コンビニエンスストアに設置しました多
機能端末機と同様に、
印鑑登録証の提示することなく証明書の
交付申請を行い、交付を受けることができる旨を規定するものでございます。
施行の日は、附則のとおり、らくらく
窓口証明書交付サービスを開始する
令和元年8月1日としております。
説明は以上でございます。
○
石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
◆
佐々木優 委員
個人番号カードを使って、市の窓口でも、機械で交付できますよということだと思うのですけれども、まずは
個人番号カードの今の発行枚数を教えてください。
◎
市民課登録係長 直近の数字といたしましては5月末の数字になりますが、
交付枚数が3万7,207枚、交付率に関しましては13.38%となっております。
以上です。
◆
佐々木優 委員 ちょっとずつはふえていると思うのですが、ただやっぱり相変わらず市民のニーズとしては低いと思うのです。いろいろあれやこれやを使って皆さんに利用してもらおうということで、今回のやつもそうだと思いますけれども、この端末機を利用することによって窓口での利用者というのを、年間の
窓口利用者がこのぐらいいて、このぐらいの利用があるのではないかというような予測ってあるのでしょうか。
◎
市民課総合窓口係長 こちらのらくらく
窓口証明書交付サービスの目的としまして、こちらについては
コンビニ交付サービスと同様の同じ画面操作を行っていただくことで、次回以降、
コンビニ等に設置される多
機能端末機を用いての取得することについての誘導を行いたい、そのように考えております。なかなか、
コンビニ交付ですけれども、やり方がわからない、そういった方がいらっしゃるので、そちらについて、市民課の窓口において、操作がわからないときは
フロアマネジャーから補助といいますか、そういった形で、そういうことを考えております。また、どれぐらいの見込みかというお話だったのですけれども、1日当たり、実績がないので、何ともあれなのですけれども、10件程度ということで今考えております。
以上です。
◆
佐々木優 委員 ちなみに、今コンビニの
交付サービスって、年間で平成30年度はどのぐらいの利用でしたっけ。
◎
市民課登録係長 平成30年度4,176件が
交付件数となっております。
以上です。
◆
佐々木優 委員 決して多くない件数だと思うのです。では、これにかかる費用を教えてください。
○
石原洋三郎 委員長 かかる費用についてということですね。
◎
市民課総合窓口係長 こちらのらくらく
窓口証明書交付サービスにつきましては、利用者操作端末を使うのですけれども、こちらについては
コンビニ交付サービスを実施している自治体向けに地方公共団体情報システム機構、J―LISが無償でアプリケーションを提供しておりますので、そちらについては経費はかからないのですけれども、機器の賃借料が1カ月1万7,000円程度かかります。
以上です。
◆
斎藤正臣 委員 正直窓口があるにもかかわらず、市の窓口にプラスで端末を設置する理由がいまいち私はわからないのですけれども、今後この端末を他の公共施設に設置するなどの予定というのは、それを検討しているなど、その方向性でこれからやっていかれるご予定なのかどうか、現状をお伺いします。
◎
市民課総合窓口係長 将来的について、こちらの機器の設置についてのということですけれども、本庁窓口に今回導入させていただくのですけれども、それの証明件数ですとか、そういった効果検証、そういったものを行いまして、あとマイナンバーカードの普及率等も勘案させていただいた中で検討してまいりたいと考えております。
◆
斎藤正臣 委員 確認なのですけれども、この条例案というのは、当然市の窓口に設置するということを限定しているわけではなくて、要は市が設置する端末機というふうに書いてあるので、他の公共施設に設置するということはこの条例の中でもオーケーということですよね。
◎
市民課総合窓口係長 そのとおりです。ただ、支所、そういったところを念頭に置いているので、まだそこまでは何とも、こちらについては、先ほど申し上げましたように効果検証など、そちらを見ながら検討してまいりたいと考えております。
◆
後藤善次 委員 印鑑証明というのは基本的には本人が承諾しましたよという一つの証明ですよね。この判こを押したというのは本人が確認をして、きちんと押していますよと。その書類の内容は本人が確認していますよということ。今後、印鑑証明というアナログの証明というのはもう必要なくなってくるのではないのかな。もうこれだけのカード時代に入ってきて、もう買い物だってパソコンの中で、カードで本人確認をしているわけ。今後、マイナンバーカードの役割というのはもっともっと大きくなってきて、何でもかんでも本人確認ができるような万能のカードになっていくような、そういうものを行く先に考えて、国はそういう方向性を狙っているのでしょうけれども、なかなか、今話があったように、いろいろな便利な機能は周りが整ってきているのだけれども、カード自体の普及に対してはなかなか思うようにいっていないというのがありましたよね。だから、やっぱり環境も整備されるし、なおかつカードも普及していくという両方が一緒に動いていって初めて機能を発揮できるような気がする。住基カードとは違って、もう少し速度が速くいろんなことが動いているような気がしますけれども、例えばももりんカードと一緒に住基カードみたいな機能があったり、あるいはもっともっと
使用頻度が高いものにマイナンバーカードが一緒に動いていたら、絶えず使っていて、気軽にそのカードもまたらくらく窓口証明に近づくという、そういうふうになっていくのではないのかな。まだまだ遠くにあるような、もう何か財布の中にも入っていないみたいな、必要なときだけ家から持ってくるみたいなカードであるために、有効的な、こっちが望んでいるような利用方法まで達していないという気がしてならないのです。その辺については、どういうふうに考えていらっしゃいますか。
◎
市民課長 委員のおっしゃるとおり、確かに
利用頻度が少ないというような状況で、なかなか交付も伸びないという部分もございますので、当然市としてもいろいろなさまざまな形で利用を考えていくというのは検討していかなければならない一つの問題でございます。あとまた、国のほうでも数年後に保険証、健康保険証などの利用を考えているような状況と聞き及んでおりますので、そうしますと医療機関にかかる際に皆さん保険証として活用ということになれば、かなり大きく広がるという部分がありますので、そういったさまざまな観点からの利用を考えていくということがやはり普及に十分寄与していくのではないかと考えております。また、先ほどお話ありましたとおり、本人確認として非常に有効なカードでございますので、こうした本人確認ができると、例えば電子通信機器を通じてもできる、電子申請であるとか、そういった形での利用ということも今後検討される可能性もありますので、そういった形でさまざまな電子申請とか、あるいは利用の活用、実際のお店とかの窓口でも使えるような利用を広げていくということで、国民全体で使っていくようなカードということを目途として、さまざまな政策を働きかけていきたいとは考えてございます。
◆
後藤善次 委員 あともう一つは、これだけ便利になっていくというのは、人員を削減するとか、これから人口減少社会になっていく上で、公共の書類を市役所とか支所とかに出向かなければならないというものがコンビニという存在ですごく身近になったと思うのです。今後こういう機能がどんどん、どんどん発達していくことによって、私たちもカードをすごく身近に感じながら使用していける環境、それと人員削減と人口減少と職員の方のコンパクト化、窓口業務の煩わしいものも削減していくという、そういうことでこの普及というのはすごく大事ではないかなと私は思うのです。だから、やっぱりそれにはカードの普及というのが大きく左右していくと思いますので、国の制度とはいえ、やはり福島市はこのカードの普及率が高いというような、そういう工夫というのは、独自の工夫というのは必要なのではないかなと思います。どうかよろしくお願いします。答弁は結構ですので。
◆
佐々木優 委員 マイナンバーカード始まったときに、相当気をつけて郵送して、本人ではないといろいろ、もちろんですけれども、郵便で送られてきて、相当厳重な送り方をされてきたと思うので、そこにお金を随分かけてきたと思うのです。マイナンバーカードの性質は、本当に大事なものだから、そういうふうな取り組みをされてきたと思うのですけれども、今のお話を聞いていると、気軽にどこででも使っていいよというふうなことに今これからしていこうという国の流れですけれども、あると思うのです。福島市として、マイナンバーカードってどういう位置づけなのか。本当にあれはもうなくさないでくださいねと言って渡したわけですから、とにかく、当初は多分そんなに、ちゃんと大事に保管してくださいと、そういうふうに言っていたと思うのです。それは、方向性が変わって、今どうぞ、どうぞ、気軽に持っていってくださいという方向性になったのか、そこを確認させてもらいたいと思います。
◎
市民課長 確かに大事に保管してくださいというのは当然現在も続いているところでございます。勝手に使われたりとかいった、犯罪に使われる可能性もございますし、そういったことを防いでいく必要もあります。また、ちょっと相反する形かもしれませんけれども、それとともに利用というものも考えていかなければならないということで、2つ、ちょっと相反することではございますけれども、本人の大事に使うという、また適切に使うという、そういった利用のところはどちらも必要な、十分考えていかなければならないことだと考えてございます。
○
石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
◆山岸清 委員 役所の努力は多とするのだけれども、結局コンビニはすぐ手軽にいろんなものが買えて、便利でいいのだよ。だから、スーパーより値段もちょっと高いのだ。それは便利性があるから。ただ、私のところなんかはコンビニ2つも3つもあるのだ。そして、支所もあるのだ。大体同じところにあるのだ。そうすると、印鑑証明書だのをコンビニからとるという気がしないのだ、やっぱり。大事だから。やっぱり支所に行って、登録証を出して、もらってくるのだよ。要するにやっぱり役所からもらうという安心感があるのだな、これは。大事な。もっとも、印鑑証明なんていうのは不動産売ったり買ったりするときくらいだな、俺の感覚では。あと、住民票だってそうでしょう。あと、今度選挙で行って、謄本とか抄本とるのだって、やっぱり役所、支所からとりたいのね。コンビニでとるという感覚はないのね。だから、俺もマイナンバーカードなんてまだやっていないのだ。これは税務対策だなと思っているから。だから、これは役所努力しても伸びない。やっぱり市民感覚で、やっぱり印鑑証明とか戸籍とかというのは役所からもらってくるというイメージが抜けないものね。例えばコンビニだと安く、住民票安いのですなんてならないよ、逆に。30円安いのだったら行くよ、俺も。ただ、めったやたらに、住民票ならいいけれども、印鑑証明、めったやたらに出されてしまったのでは、これはできないだろうけれども、だから役所努力してもしようがないよ、これは。だから、1日10件くらい来ればいいけれども、脇に役所の窓口があれば、どっち選ぶというやつだから、やっぱり役所からもらいたいというのはあるよ。ただ、俺もカードいろいろもらうのだよ。もらっているカードなくなっているのだ。だから、カードもらっても、さっき後藤さん言ったように、ここに入っているのはスーパーのカードだけだ。ポイントカード。毎日買うやつは入っているけれども、そんなところ。でも、努力は多とします。
◆
佐々木優 委員 今山岸さんが言ったとおりだと思うのです。やっぱりなかなかニーズがないというのは、市民がそんなに頻繁に欲しいものでもないですし、それはなかなか、役所に行けばとれるとみんな思っているわけだし、そもそもこれマイナンバーカードを使うということは、情報漏えいの危険性とか、それからやっぱり今おっしゃったように徴税強化の一面もあるし、やっぱりこれを普及を一生懸命やらなければ、国がそういう方針だから、市役所もやらなくてはいけないのは重々わかるのですけれども、やっぱりそれは国の方針変えなければ変えられないことだと思うのですけれども、やっぱり市民の安全性を考えれば、マイナンバーカードというのは今必要とされていないと思うので、この議案には反対をしたいと思います。
○
石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
議案に対する反対のご意見がありましたので、採決の方法は挙手採決といたします。
なお、挙手をされない方は否とみなします。
お諮りいたします。議案第66号福島市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する
条例制定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
【賛成者挙手】
○
石原洋三郎 委員長 賛成多数。
議案第66号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第70号福島市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定の件についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎市民・
文化スポーツ部長 議案第70号福島市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定の件について、詳細は次長より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
◎市民・
文化スポーツ部次長 議案第70号福島市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定の件についてご説明いたします。
議案書では93ページから94ページに記載しております。資料の5ページをお開きください。改正の理由でございますが、地方税法施行令の一部改正等に伴い、所要の改正を行うものであります。
まずは、(1)、課税限度額の引き上げでございます。改正内容といたしましては、基礎賦課分限度額を58万円から61万円に3万円引き上げるものであり、後期高齢者支援金等分と介護納付金分を含めた課税額全体の限度額は93万円から96万円に3万円引き上げとなります。改正による影響につきましては、593世帯で増額となり、調定増額は1,666万2,000円と試算しております。
次に、(2)、軽減判定所得の算定方法の改正についてでございます。現在、低所得者に対する負担軽減として、基準額より、応益負担分である均等割と平等割を7割、5割、2割の軽減をしておりますが、今回の改正により、5割軽減と2割軽減の基準額を算定する際の被保険者数等に乗じる額を5割軽減については27万5,000円から28万円に、2割軽減については50万円から51万円に引き上げ、軽減の対象を拡大するものであります。改正の影響でございますが、2割軽減から5割軽減に増加するのが85世帯、297万2,000円、新たに2割軽減となるのが150世帯、97万2,000円、合わせて235世帯、軽減額は394万4,000円の増と試算しております。
6ページから7ページまでは
新旧対照表でございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。
説明は以上でございます。
○
石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第70号福島市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第70号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第71号
東日本大震災による被災者に対する
国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する
条例制定の件についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎市民・
文化スポーツ部長 議案第71号
東日本大震災による被災者に対する
国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する
条例制定の件につきましては、詳細は次長より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
◎市民・
文化スポーツ部次長 議案第71号
東日本大震災による被災者に対する
国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する
条例制定の件についてご説明いたします。
議案書では95ページから96ページに記載してございます。資料の8ページをごらんください。まず、改正の理由でございますが、これまでも
東日本大震災で被災した被保険者の負担を軽減し、生活再建を支援するため、この条例により国保税の減免を実施してきたところでありますが、平成31年度分についても減免に対する国の財政支援基準が示されましたことから、所要の改正を行うものであります。
改正の内容ですが、対象期間を平成31年度まで延長するほか、減免適用期間については、地方税法の規定により更正、決定等の期間が5年に制限されておりますことから、年度については始期を平成27年度、終期を平成31年度とし、納期限につきましても始期を平成27年4月1日、終期を令和2年3月31日とするものです。
この改正による影響は、対象が144世帯、減免額は1,749万6,000円と試算しております。なお、減免額については全額国からの財政支援がある予定となっております。
9ページから11ページまでは
新旧対照表でございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。
説明は以上でございます。
○
石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
◆山岸清 委員 この144世帯の方、どちらから避難されている方かというのはわかりますか。例えば浪江だとか、あっちだとか。わからなければわからないで。
◎
国保年金課国保資格係長 該当するまち、かなり多いので、主な部分だけでよろしいでしょうか。一番多いのが南相馬市の原町区で44件、続きまして南相馬市小高区で24件、あと浪江町が16件、飯舘村14件、あと川俣町が10件、こちらが2桁の人数がいるといった形になっております。
◆山岸清 委員 この人らは、今度の市議会議員の選挙権はあるのだっけか。ないのだよね。
◎
国保年金課国保資格係長 こちらは、住民票を福島に持ってきて、福島市の国保に入っていらっしゃる方ですので、投票権はあるということです。
◆山岸清 委員 住民票をこっちに持ってこなくて、こっちに避難している人もいるでしょう。住民票はあっちに、本籍というか、今までの現住所に置いて、こっちに避難している人は該当しないのかい、これは。それはそっちで徴収して、そっちで対応するということかい。
◎
国保年金課国保資格係長 おっしゃるとおり、住民登録の登録地での国保加入になりますので、そちらに。
◆山岸清 委員 そっちで減免しているの。
◎
国保年金課国保資格係長 はい。
○
石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第71号
東日本大震災による被災者に対する
国民健康保険税の減免に関する条例の一部を改正する
条例制定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第71号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第56
号令和元年度福島市
一般会計補正予算中、市民・
文化スポーツ部所管分についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎市民・
文化スポーツ部長 議案第56
号令和元年度福島市
一般会計補正予算中、市民・
文化スポーツ部所管分につきまして、詳細は次長より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
◎市民・
文化スポーツ部次長 議案第56
号令和元年度福島市
一般会計補正予算中、市民・
文化スポーツ部所管分についてご説明いたします。
補正予算説明書では、歳入予算が8ページから9ページ、歳出予算が12ページから15ページに記載しております。初めに、資料の12ページをごらんください。10款教育費、6項社会教育費、4目文化振興費、補正額980万円は、芸術文化振興費において古関裕而を活かした
まちづくり事業費を新たに追加するものです。内容は、本年2月に古関裕而、金子夫妻をモデルとしたNHK連続テレビ小説の放映が決定したことを契機として、古関裕而氏を生かした
まちづくりを推進していくため、市役所庁舎内の電話保留音の古関メロディーへの変更や古関氏作曲校歌の音源の収集、映像コンテンツやリーフレットの作成などに係る経費でございます。
続いて、資料の13ページと14ページをお開きください。10款教育費、7項保健体育費、3目体育施設費、補正額9,800万円につきましては、
国体記念体育館冷温水器更新工事を実施するため、追加するものです。内容は、本市
スポーツ施設の中枢を担う
国体記念体育館は竣工から25年が経過しており、施設の老朽化が進んでいる状況となっております。昨年8月の猛暑により、2台の冷温水器のうち1台が故障により使用不能となったため、残り1台の冷温水器のみで施設内の冷暖房を賄っている状況でありました。その後、稼働している1台の冷温水器も過剰な負荷がかかり、故障するおそれが高く、利用者に大きな影響を与えかねない状況でありますことから、2台の冷温水器更新工事を行うための工事費でございます。
資料の15ページをお開きください。工事概要について申し上げます。事業費は9,800万円であり、整備概要につきましては冷温水器撤去及び新設工事になります。財源内訳は、地方債として7,350万円、一般財源として2,450万円を計上しております。
工事スケジュールは、夏が終わる8月末から着工いたしまして、既存の冷温水器の撤去を行い、試運転も含めまして1月中旬には更新工事を完了する予定となっております。
説明は以上でございます。
○
石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
◆山岸清 委員 古関裕而さん関係、これ音源を、校歌音源の収集、非常にいいことだと思うのだけれども、これ収集したら、古関裕而記念館だけでなくて、市役所にいろんな視察で来る各議会のあるのだよね、いろんなところ。そしたら、そのときそこの地方の校歌も市役所に入った途端に流れるような仕掛けも、あっと、こう思って、福島市の印象をうんとよくしてくれるかなと思うから、ひとつ検討してみてください。これは質問でなくて、意見、要望。
◆
斎藤正臣 委員 私も12ページに関してお伺いしたいのですけれども、例えば古関メロディーを庁内電話保留音にする場合など、古関メロディーを使用する際の著作権料というのはこの980万円の中には含まれているのでしょうか。
◎文化振興課
文化振興係長 今回著作権料についても予算を計上させていただいております。お尋ねの部分のまず保留音の部分につきましては、日本コロムビアのほうで専属楽曲となっておりますので、今回計上させていただいている著作権料については、毎年お支払いすると費用対効果の部分もなかなか難しいので、永代使用料として交渉を進めておりますが、一応見積もりベースで50万円弱の見積もりをいただいておりますので、今後交渉によって値段は変動しますが、そちらの予算を計上させていただいております。あと、もう一つのノー残業デーの音源使用料につきましては、こちら古関裕而さんがスコットランド民謡、編曲した曲になりますので、著作権はありませんが、日本コロムビアのほうに音源使用料をお支払いしなければならないので、こちらも永代使用料になりますが、こちらのほう10万円ほどを計上させていただいております。その他、補足になりますが、駅前のデジタルサイネージ等で音楽を流したりするときに音源使用料がかかりますので、そちらの分のある程度3曲分は今回の予算計上に含まれております。
以上です。
◆
斎藤正臣 委員 例えば黒ぽちの2番目の校歌音源の収集というふうにありますけれども、こういった音源を収集して、福島市がコンテンツとして使用する場合、そういった部分の著作権というのは、何かお金がかかる部分であったりとか、どこかに許可をとらなければいけないとか、そういった縛りというのは発生してくるものなのでしょうか。
◎文化振興課
文化振興係長 こちらにつきましては、著作権料的なものは発生しないのですが、先ほどお話しした音源使用料、コピーして、うちのほうで事業とかで使用するような音源使用料が1曲当たり400円プラス税かかるようになっています。こちらは、日本音楽著作権協会のJASRACのほうに支払いをするようになります。ホームページでも公開されている値段になりますので、一応今回はつかみで100曲分を計上させていただいております。全体で300曲あるのですけれども、お声がけをして、集まる曲が何曲になるかわからないので、100曲分だけ今回予算計上させていただいております。
◆
後藤善次 委員 15ページの
国体記念体育館の冷温水器更新工事、これ故障がわかったというのですか、いつごろからなのですか。経緯というの。
◎
スポーツ振興課スポーツ施設係長 昨年の8月に故障したということで
スポーツ振興公社のほうから報告をいただいております。先ほどご説明したとおり、2台のうちの1台が故障しまして、修理不可ということで、1台で現在稼働しております。
◆
後藤善次 委員 昨年の8月以前に、その予兆というのかな、何かおかしいな、壊れそうだなみたいなのもあったのですか。
◎
スポーツ振興課スポーツ施設係長 毎年保守点検を行っておりますが、そのような報告はいただいておりません。
◆
後藤善次 委員 残りの1基はどうなのですか。
◎
スポーツ振興課スポーツ施設係長 残りの一台の部分につきましては、1台で現在稼働しておりますが、極端に負荷がかかっておりまして、真空弁のほうがふぐあいが起きているということで、保守点検の中で点検を行いながら稼働させている状態でございます。
◆
後藤善次 委員 もうやがては同じような現象の時期に来るわけですよね。
◎
スポーツ振興課スポーツ施設係長 平成6年のオープンから25年が経過しておりまして、通常耐用年数15年と言われているものを25年使われておりますので、寿命が来ていると思われます。
◆山岸清 委員 今の冷温器は、2台でないのかい。1台だけなのかい、これ。
◎
スポーツ振興課スポーツ施設係長 現在、
国体記念体育館2台の冷温水器で動かしておりますが、昨年の8月に2台のうちの1台が故障しまして、現在残りの1台で冷暖房を賄っている状態になっております。
◆山岸清 委員 だから、2台取りかえるのかい、それとも1台だけなの。
◎
スポーツ振興課スポーツ施設係長 2台両方ともまとめて交換させていただきます。
◆
後藤善次 委員 そうすると、11月から1月までの間というのはどういうふうにするのですか。使わないということ。暖房必要ないのですか。
◎
スポーツ振興課スポーツ施設係長 工事の期間なのですけれども、8月の下旬から工事が始まりますけれども、冷房、暖房をなるべく使わない時期に合わせて工事を行いたいと思いまして、そのようなスケジュールを組ませていただいております。1月には毎年成人式もございますので、成人式に間に合うような形で改修のほうを進めていきたいと思います。
○
石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第56
号令和元年度福島市
一般会計補正予算中、市民・
文化スポーツ部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ご異議ございませんので、議案第56号中、市民・
文化スポーツ部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第58
号令和元年度福島市
国民健康保険事業費特別会計補正予算についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎市民・
文化スポーツ部長 議案第58
号令和元年度福島市
国民健康保険事業費特別会計補正予算につきまして、詳細は次長より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
◎市民・
文化スポーツ部次長 議案第58
号令和元年度福島市
国民健康保険事業費特別会計補正予算についてご説明いたします。
補正予算説明書では29ページから41ページでございます。初めに、資料の16ページをごらんください。こちらは、歳入歳出予算の総括表でございます。ページ右側、歳出合計の補正前の額①、238億7,694万5,000円に補正額②、4,069万6,000円を減額し、計として補正後の予算額を③、238億3,624万9,000円とするものであります。
ページ左側、歳入につきましてもそれぞれ同額であります。
なお、歳入の表中、6、繰越金、補正額④、2億4,996万3,000円につきましては、歳出合計から
国民健康保険税及びその他公費で賄ってもさらに不足するため、平成30年度の決算剰余金の一部を充当して計上したものであります。なお、平成30年度の決算剰余金は、確定はしておりませんが、約18億円程度になるものと見込んでおります。
資料の17ページをお開きください。今回の予算補正にあたりまして予算全体の基礎となります(1)、被保険者数等により説明いたします。当初予算編成時は、昨年の3月から8月までの半年間の実績をもとに被保険者数と世帯数を見込んでおりましたが、今回は平成31年2月までの1年間の実績をもとに推計いたしました。ア、被保険者数は合計の補正見込みの欄、合計①、5万4,683人、その下、イ、世帯数は合計②、3万5,076世帯と見込んだところであります。被保険者数の減少傾向につきましては、下のグラフをごらんください。
次に、ページ右側の(2)、
国民健康保険税、現年度課税分をごらんください。初めに、ア、税率について、昨年度は剰余金を活用し、税率の一部引き下げを行いましたが、今年度は据え置きとしております。今後につきましても本市国保の財政状況や来年度に県が予定している国民健康保険運営方針の中間見直しの結果などを踏まえ、今後改めて税率を検討していきたいと考えております。
次のイ、補正予算額は、(1)でご説明いたしました被保険者数などをもとに現行税率で算出し、補正予算額③、3億815万5,000円を減額し、計④、46億7,552万8,000円と見込んでおります。
次に、18ページをごらんください。このページでは、
国民健康保険税における一般被保険者と退職被保険者の内訳を示しております。
続いて、19ページをお開きください。3款県支出金、1項県補助金、1目保険給付費等交付金、補正額443万1,000円、一番下の8款国庫支出金、1項国庫補助金、1目災害臨時特例補助金は、右側の説明欄にそれぞれ記載のとおり、さきの
条例改正でご説明いたしました震災減免に対する財政支援の延長による補正であります。
次に、歳出につきましては2款保険給付費より説明いたします。20ページをごらんください。今般の本算定における保険給付費は財源補正のみで、歳出額の追加は行いませんでした。
最後に、21ページをお開きください。一番上の行でございますが、3款国民健康保険事業費納付金は、今年度の県への納付金額の確定に伴いまして、計4,069万6,000円を減額するものであります。財源内訳は記載のとおりです。
説明は以上でございます。
○
石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
◆
佐々木優 委員 毎回聞いて申しわけないのですけれども、基金は10億円を超えてあるというところで、一般質問の中でも郡山市との対比なんかがありましたけれども、郡山市の加入世帯は5万世帯あって、基金が10億円になりましたということだったですね。今福島市は3万5,000世帯で10億円ということで、この10億円という基金がどういう根拠があってということを毎回お聞きしているのですけれども、根拠としては、国がこれくらい持っていてくださいねと言っているというところをいつもおっしゃられていたと思うのです。何かあったときに困るからということで持っていらっしゃるということなのですけれども、以前は6,000円とか、平成23年度は基金が6,000円というときもあったと思うのです。そこにためておいて、市民がみんな困っているというときに、やっぱりこれは何とかしてほしいというのが当たり前の声だと思うのです。その10億円を積んでいる根拠を改めて教えていただきたいと思います。
◎国保年金課庶務係長 また同じようなお答えになってしまうかもしれないのですけれども、基金のあり方につきましては、あり方というか、こちらのほうの10億円の積み増しにつきましては、平成30年の3月、
条例改正とあわせまして、10億円ということで積み増しさせていただいたところです。こちらのほうにつきましては、今のところは国のほう、これも制度が変わる前になってしまうのですけれども、指導の中では保険給付費のおおむね5%程度というところで、福島市でいきますと200億円程度でございましたので、今の10億円程度、5%ということで10億円の基金があるということでございます。
◆
佐々木優 委員 では、その5%を積んでおきなさいという根拠、その中身について、どんなことがあるから、積んでおきなさいよと言っているのかを教えてください。
◎国保年金課庶務係長 当時は、医療費の不足に備えてということで、積んでおくという形なのですが、今回制度が変わって、その辺の意味合いが変わってくるのではないかということかとは思うのですけれども、今実際に10億円と、あと福島市のほうは昨年度からの繰越金がございまして、そちらをあわせてどう考えていくかということになるかと思うのですが、実際に今
令和元年度の補正予算でいきますと、やはり歳入のほうが合計238億円に対して24億9,000万円ほどの繰越金を計上して歳入を、不足分を合わせているという形になっておりますので、これからにつきましてはあわせて繰越金ですとか基金、どれだけ持たせるかという、どれだけ投入してどれだけ持たせるのかという話になってくるのかとは思います。
◆
佐々木優 委員 何にしても、やっぱり今市民の皆さんの困窮されているというのは皆さん重々おわかりだと思うのです。滞納世帯が4世帯に1世帯という現状ですから、やっぱり本当に皆さん重たい税金に苦しんでいる人たちたくさんいらっしゃるわけです。それを少しでも払える金額にしていくのがやっぱり国保税の会計だと思いますし、それが、努力はされているのは十分わかるのですが、やっぱりもうちょっとぎりぎりまで課率を落とすとか、そういう対応をやっぱりしてもらわないと、本当に困っている人がたくさんいるのです。なので、今回は課率は下げないということでしたけれども、例えば去年課率は下げたけれども、残す金額は割合が去年より高かったという、一般質問の中でありましたけれども、それに関して、そのとき答えていただいたかもしれないのですけれども、もう一回そこに関して、どういうことなのかというのを教えていただきたいのですが、去年課率を下げたけれども、残ったお金は大きかった、割合は大きかったのだと思うのです。なので、その関連性というか、何で、平成30年度は課率を下げたけれども、平成29年度よりも残したお金の割合が多かったというところに関しての理由をもう一回教えてください。
◎国保年金課庶務係長 昨年度と比べますと、まだ決算のほうは見込みになっておりまして、決算のほう出ておりませんで、あとなおかつ一般質問のときには課率変更に対してのどれぐらい影響があったかということで、その辺につきましてはちょっと結果からは割り出せないというところが、税額算定につきましては所得割ですとか、被保険者の数とか、世帯の数とか、その辺が影響してきますので、その辺の結果から割り出すことはできないので、昨年度の平成30年度9月の補正予算の際の試算のほうでお示ししたところかとは思うのですが、実際に決算のほうから、繰越金とか見込みから入っていきますと、昨年度に比べますとやはり1億3,000万円ほどは繰越額が減る、その分赤字になっているというような内容になっておりまして、先ごろの答弁でお話ししたところではあるのですが、やはり単年において赤字にはなっているということになっておりますので、あとは繰越金活用して課率を下げれば、その分早く繰越金がなくなって、最終的には引き上げ、先ほど申しました歳入の金額を確保するために税のほうを引き上げしなければならないという話になっていきますので、福島市のほうとしましてはなるべくその負担軽減を長期にしたいというところで今までも答弁を差し上げていたところかと思います。
○
石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。
次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
◆
佐々木優 委員 本当に今国保税で大変な思いをされている皆さん、滞納せざるを得ない状況の方がたくさんいる中で、本当に今課率を下げるとか、それから今子供の均等割を免除するということをやっている自治体がふえていると思うのです。そういった子育て支援の面からも、やっぱり本当に国保税って、赤ちゃんが1人生まれれば丸々税金がかかってくるという、ちょっとペナルティーみたいな感じになっていると思うのです。せっかく赤ちゃんが生まれて、やったねと思っても、国保税だと、国保に入っていれば1人分丸々かかってくる。協会けんぽではないことが国保税では起こるわけですから、やっぱりそういうところから、あらゆる手段で、少子化の問題もそうですけれども、子育て支援ってやっていかないと本当に大変だと思うのです。今国保税で実際苦しんでいる人もいて、その中でも子育て支援ということも視野に入れながらやっぱり今後は検討していくべきだと思いますし、課率が変わらなかったというところで反対をしたいと思います。
○
石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ほかにご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
議案に対する反対のご意見がありましたので、採決の方法は挙手採決といたします。
なお、挙手をされない方は否とみなします。
お諮りいたします。議案第58
号令和元年度福島市
国民健康保険事業費特別会計補正予算について、原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
【賛成者挙手】
○
石原洋三郎 委員長 賛成多数。
議案第58号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、報告第3号福島市一般会計予算の継続費繰越しの件中、市民・
文化スポーツ部所管分についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎市民・
文化スポーツ部長 報告第3号福島市一般会計予算の継続費繰越しの件中、市民・
文化スポーツ部所管分につきまして、詳細は次長より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
◎市民・
文化スポーツ部次長 報告第3号福島市一般会計予算の継続費繰越しの件について、市民・
文化スポーツ部所管分について説明させていただきます。
議案書123ページから125ページに記載してございます。議案書により説明させていただきます。議案書では124ページから125ページをごらんください。継続費繰越計算書中、市民・
文化スポーツ部所管分は125ページの一番下の行をごらんいただきたいと思います。10款教育費、7項保健体育費の2事業であります。
十六沼公園
サッカー場整備事業は、平成29年12月補正予算で表中の事業名右側の継続費の総額の欄7億2,500万円、平成29年度から
令和元年度までの3カ年の継続事業としてご承認をいただきまして、事業を進めているものでございます。平成30年度の継続費予算現額のうち4億6,697万円を
令和元年度に逓次繰り越しをし、造成工事のほか各種工事に順次着手しております。事業内容は、造成工事、給排水工事、電気設備工事、駐車場整備工事、
グラウンド整備工事となっておりますが、現在の工事の進捗状況につきましては、おおむね順調に工事が進んでおります。また、
日本サッカー協会より無償提供を受ける天然
芝ポット苗7万5,300株余りを、6月23日に、十六沼公園
サッカー場を利用している
スポーツ少年団に
体験イベントとして植えつけをお手伝いいただく予定となっており、残りのポット苗の植えつけ作業につきましては植えつけ業務を委託する予定となっております。受け付け業務及び芝の管理につきましては、それぞれ業務委託を行い、適切な芝の管理を行いながら、10月ごろには芝がフィールド全体に広がる予定であります。なお、供用開始につきましては、芝の生育状況を見きわめる必要がございますが、今年11月上旬のオープンを予定しております。
次に、信夫ヶ丘球場改修工事につきましては、平成30年12月補正予算で表中の事業名右側の継続費の総額欄の3億1,100万円、平成30年度から
令和元年度までの2カ年の継続事業として承認をいただき、事業を進めているものであります。平成30年度の継続費予算現額のうち1億2,202万円を
令和元年度に逓次繰り越しをし、建築改修工事のほか各種工事について順次着手しております。事業内容は、信夫ヶ丘球場メインスタンド改修工事となっており、建築改修工事、電気設備改修工事、機械設備改修工事について契約を締結し、工事を進めておりまして、11月下旬に工事が完了する予定となっております。なお、工事完了がシーズンオフであることから、再オープンは令和2年春を予定しております。
説明は以上でございます。
○
石原洋三郎 委員長 ご質疑のある方はお述べください。
◆山岸清 委員 信夫ヶ丘球場は、オリンピックの予選の練習会場になるのだっけか。何になるの。
◎
スポーツ振興課長 現在のところ、野球場につきましてはオリンピックの事前合宿、直前練習の候補の予定はございませんけれども、今各国、出場国が決まり次第、オファーをかけてございます。
○
石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ご質疑がなければ、報告第3号中、市民・
文化スポーツ部所管分については以上といたします。
ここで、委員会を休憩し、経済民生常任委員協議会を開会いたします。
午前11時38分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後1時39分 再 開
○
石原洋三郎 委員長
経済民生常任委員会を再開いたします。
市民・
文化スポーツ部の審査は以上で終了いたしました。
以上で
経済民生常任委員会を閉会いたします。
午後1時39分 散 会
経済民生常任委員長 石原 洋三郎...