福島市議会 2019-03-20
平成31年3月20日予算特別委員会総務分科会−03月20日-01号
管財課長 阿部和徳
管財課管理係長 児玉哲也
管財課新
庁舎建設係長 佐藤邦彦
契約検査課長 阿蘓裕之
契約検査課工事検査室長兼主任検査員 安藤祐二
契約検査課工事検査室検査員 小林直樹
契約検査課工事検査室検査員 菅野禎弘
契約検査課課長補佐兼契約係長 阿部雅弘
財政課長 松田和士
財政課財政第一係長 渡辺謙司
財政課財政第二係長 筒井清弘
市民税課長 小野 浩
市民税課課長補佐兼税制係長 須藤淳一
市民税課市民税第一係長 齋藤秀子
市民税課市民税第二係長 武藤吉信
市民税課市民税第三係長 久能孝幸
資産税課長 美谷 岩
資産税課課長補佐兼
償却資産係長 佐藤高広
資産税課土地係長 高橋博史
資産税課家屋係長 紺野倫和
納税課長 木本正弘
納税課納税管理係長 菅野芳正
納税課納税第一係長 吉田知巳
納税課納税第二係長 矢内和宏
納税課課長補佐兼納税第三係長 増田博幸
納税課滞納整理推進室長 渡辺与四郎
財産マネジメント推進室次長 梅宮裕志
財産マネジメント推進室副主幹 蛭田順一
財産マネジメント推進室主任 清野博光
〇案件
1 議案審査(財務部)
議案第2号 平成31年度福島市
一般会計予算中、
財務部所管分
議案第6号 平成31年度福島市
国民健康保険事業費特別会計予算中、
財務部所管分
議案第11号 平成31年度
福島市庁舎整備基金運用特別会計予算
─────────────────────────────────────────────
午前10時33分 開 議
○小松良行 分科会長
予算特別委員会総務分科会を開会いたします。
初めに、議案第2号平成31年度福島市
一般会計予算中、
財務部所管分についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎財務部長 最初に、説明資料を作成いたしましたので、配付させていただいてよろしいでしょうか。
○小松良行 分科会長 はい。お願いいたします。
【資料配付】
◎財務部長 議案第2号平成31年度福島市
一般会計予算のうち、
財務部所管分につきまして、ただいまお配りいたしました資料に基づき、その概要についてご説明申し上げます。
まず、資料の1ページをお開きいただきます。まず、歳入についてでございますが、主なものといたしましては、まず1款の市税ですが、平成30年度の小計の欄、402億円に対しまして、その左側、平成31年度につきましては対前年比3億円減の399億円を計上したところです。
次に、下から2段目、12款の
地方交付税ですが、対前年比1億5,000万円減の116億円を計上したところでございます。
続きまして、2ページのほうをごらんいただきます。まず、中ほどの20款の繰入金でございますが、こちらにつきましては
財政調整基金繰入金24億円など、27億7,000万円余を計上したところです。
次に、一番下の23款の市債でございますが、10目の
臨時財政対策債、こちらについては40億円を計上したところです。
以上、
財務部所管分の歳入合計といたしましては、一番下の段ですが、対前年比14億7,000万円余増の651億7,600万円余を計上したところでございます。
続きまして、3ページをお開きいただきます。こちらについては歳出でございますが、まず中ほどの2項徴税費、2目
賦課徴収費の増などにより、
財務部所管分の歳出合計といたしましては、一番下のところの対前年比1億5,000万円余増の103億8,000万円余を計上したところでございます。
内容等の詳細につきましては、担当次長よりそれぞれご説明申し上げますので、よろしくご審議を賜りますようよろしくお願いいたします。
◎
財務部次長税務担当 議案第2号平成31年度福島市
一般会計予算のうち、
財務部所管分につきましては、お手元の配付資料によりご説明申し上げます。
初めに、資料の4ページをお開き願います。税3課分の主な歳入予算につきましてご説明申し上げます。1款市税、1項市民税、1目個人でございますが、152億3,500万円を計上しております。うち現年課税分150億8,200万円につきましては、企業への
給与実態調査に基づき、製造業を中心とした給与所得の減並びに
配偶者特別控除の改正による税収の減などにより、前年度当初予算額に対し5億6,400万円、約3.6%の減と見込んでおります。現年課税分の内訳は、説明欄に記載のとおりでございます。
同項2目法人でございますが、30億500万円を計上しております。うち現年課税分29億9,500万円につきましては、建設業、小売業、サービス業などの
除染関連事業の大幅な減少による企業収益の減並びに法人税率の引き下げによる減を考慮し、前年度当初予算額に対し4億700万円、約11.9%の減と見込んでおります。現年課税分の内訳につきましては、説明欄の記載のとおりでございます。
市民税全体では182億4,000万円で、前年度当初予算額に対し9億7,600万円、約5.1%の減と見込んでおります。
次に、5ページをお開き願います。2項1目
固定資産税でございますが、159億4,000万円を計上しております。うち現年課税分158億2,000万円につきましては、前年度当初予算額に対し4億8,300万円、約3.1%の増と見込んでおります。現年課税分の内訳につきましては説明欄に記載のとおりでございますが、土地につきましては宅地の新規増加分などにより3,200万円増の52億9,000万円、家屋につきましては新規、新増築分等の増加分により4億2,100万円増の74億5,000万円、償却資産につきましては設備投資の増により3,000万円増の30億8,000万円を見込んでおります。
同項2目
国有資産等所在市町村交付金でございますが、
交付対象固定資産の新規取得による対象資産の増により、前年度当初予算額に対し400万円、約1.4%増の2億8,300万円を見込んでおります。
固定資産税全体では162億2,300万円で、前年度当初予算額に対し5億500万円余、約3.2%の増と見込んでおります。
次に、3項1目
軽自動車税でございますが、7億5,000万円を計上しております。うち現年課税分7億4,200万円につきましては、軽課税率であった車両の新税率への移行並びに新規登録から13年を経過した車両の重課税率への移行により、前年度当初予算額に対し600万円、約0.8%増と見込んでおります。
次に、同項2目環境性能割でございますが、1,000万円を計上しております。この環境性能割につきましては、県税である
自動車取得税の廃止に伴いまして、本年10月より新たに創設となるものでございます。新規計上のため、皆増となっております。
軽自動車税全体では7億6,000万円で、前年度当初予算額に対し1,700万円、約2.3%の増と見込んでおります。
次に、4項1目市たばこ税でございますが、18億9,200万円を計上しております。税率の
段階的引き上げにより税収増などが見込まれることから、前年度当初予算額に対し4,500万円、約2.4%増と見込んでおります。
次に、6ページをごらんください。5項1目入湯税でございますが、1億1,600万円を計上しております。入湯客数は減少傾向にありますが、ことしは
東北絆まつり等の開催もあり、入湯客数の増が見込まれますことから、前年度当初予算額に対し400万円、約3.6%増と見込んでおります。
6項1目都市計画税でございますが、26億6,900万円を計上しております。現年課税分につきましては、
固定資産税の土地、家屋と同様の増加理由により、前年度当初予算額に対し1億200万円、約4%の増と見込んでおります。
以上、市税合計では399億円で、前年度当初予算額に対し3億円、約0.8%減と見込んでおります。
次に、税外収入についてご説明申し上げます。7ページをお開き願います。3款1項1目
利子割交付金でございますが、金融市場は依然として低金利で推移しておりますことから、前年度の
交付見込み額を考慮いたしまして、前年度当初予算額に対し900万円減の4,000万円を計上しております。
次に、4款1項1目
配当割交付金でございますが、景気回復を背景に企業業績は引き続き好調の見通しでありますが、株価の動向は不透明でありますことから、前年度の
交付見込み額を考慮いたしまして、前年度当初予算額に対し100万円減の1億400万円を計上しております。
次に、5款1項1目
株式等譲渡所得割交付金でございますが、好調な企業業績により株価はおおむね高い水準で推移しておりますが、世界情勢が不安定な一面もあり、先行きは不透明でありますことから、前年度の
交付見込み額を考慮いたしまして、前年度当初予算額と同額の3,800万円を計上しております。
次に、6款1項1目
地方消費税交付金でございますが、交付対象は平成30年10月から消費税の増税前の平成31年9月までの税収分となり、消費税増税前の
駆け込み需要の増が見込まれますが、交付金額の一部が次年度へ繰り越されることなどによる減が生じますことから、前年度当初予算額に対し6,000万円減の53億4,000万円を計上しております。
次に、7款1項1目
ゴルフ場利用税交付金でございますが、
ゴルフ場利用者数は前年とおおむね同程度と見込まれますが、利用者のうち、軽減、非課税者の割合が増加傾向にありますことから、前年度当初予算額に対し100万円減の1,100万円を計上しております。
8ページをごらんください。8款1項1目
自動車取得税交付金でございますが、対象となる県税の
自動車取得税が本年9月末で廃止となりますことから、4月から9月までの6カ月分を算出いたしまして、前年度当初予算額に対し9,200万円減の1億800万円を計上しております。
9款1項1目
環境性能割交付金でございますが、この交付金は本年10月より新たに創設されます県税の
自動車税環境性能割が対象で、新規計上するものでございます。10月から翌年3月までの6カ月分を算出いたしまして、3,900万円を計上しております。
次に、10款1項1目
国有提供施設等所在市町村助成交付金でございますが、
自衛隊使用財産の所在する市町村に
固定資産税の代替措置として交付されるもので、190万円余を計上しております。
次に、11款1項1目
地方特例交付金でございますが、
住宅借入金等特別税額控除による減収の補填として交付されるもので、税額控除の適用者の増などから、前年度当初予算額に対し4,000万円増の1億6,400万円を計上しております。
9ページをお開き願います。続きまして、9ページの表の2つ目になります。15款使用料及び手数料、2項手数料、1目総務手数料でございますが、予算額1億3,100万円余のうち、税務関連といたしましては2節徴税手数料として2,000万円余を計上しております。内訳につきましては、
市税関係手数料として各種税証明の発行手数料2,000万円余を計上しております。また、督促手数料は、平成24年度から手数料の徴収を廃止しておりますが、平成23年度以前の滞納分に係る手数料として1,000円を存目計上しております。
次に、表の4つ目になります。17款県支出金、3項委託金、1目
総務費委託金でございますが、予算額6億5,500万円余のうち、
財務部所管分といたしましては2節
徴税費委託金として4億3,900万円余を計上しております。これは、市民税とあわせて徴収しております県民税の事務委託料として、納税義務者1人当たり3,000円が県から交付されるもので、前年度予算額に対し90万円余の減と見込んでおります。
10ページをごらんください。一番下の表になります。19款寄附金、1項寄附金、1目
一般寄附金、説明欄の丸の5つ目になりますが、
ふるさと寄附金、こちらは全国各地から寄附金で寄せられるもので、9,400万円を計上しております。
次に、11ページをお開きください。11ページの一番下の表になります。22款諸収入、1項
延滞金加算金及び過料、1目延滞金は
市税滞納延滞金で、過去3年の収入実績を勘案し、前年度予算額に対し500万円減の8,600万円を計上しております。
また、2目加算金につきましては、
滞納繰り越し分を含め2,000円を存目計上しております。
12ページをごらんください。22款諸収入、5項雑入、1目
滞納処分費は
市税滞納処分実費徴収金で、
差し押さえ物件の公売実施に要する
不動産鑑定等の経費の実費徴収金として500万円余を計上しております。
また、同項2目雑入、説明欄の丸の5つ目、
社会保険料納付金のうち、市民税、資産税及び
納税課所管分は嘱託職員及び臨時職員の
社会保険料分でございます。同じく説明欄の一番下の丸の雑入のうち、
納税課所管分は市民税、県民税の税額変更に伴う還付金等の返納分として1,000円を存目計上しております。
◎
財務部次長財務担当 次に、財務所管の歳入についてご説明をいたします。
資料のほう8ページにお戻りいただければと思います。8ページの一番下の表になります。12
款地方交付税、1項
地方交付税、1目
地方交付税は116億円を計上しております。内訳は、
普通交付税が中核市移行後の
臨時財政対策債への振りかえ額増を考慮し、前年度より2億円減の93億円、
特別交付税は1億円増の11億円、
復興事業等に措置される
震災復興特別交付税は5,000万円減の12億円とそれぞれ見込んだところであります。
9ページをごらんください。15款使用料及び手数料、1項使用料、1目
総務使用料、1節
庁舎等使用料270万3,000円は、銀行支店及び
ATM機器等の庁舎使用料などでございます。
次に、10ページをごらんください。18款財産収入、1項
財産運用収入、1目
財産貸付収入、1節土地貸付料、
財務部所管の4,149万3,000円、2節建物貸付料2,617万8,000円、こちらは市有財産であります土地、建物の貸付料であります。
2目利子及び配当金、1節利子、
財務部所管の1,257万1,000円は、説明欄に記載の6基金の預金利子であります。
3目
基金運用収入374万円は、
土地開発基金が所有している土地の貸付料であります。
次の表に行きます。同款2項
財産売払収入、2目
物品売払収入、
財務部所管の60万円は鉄くずなどの不
用品売払収入であります。
次の表、19款寄附金、1項寄附金、1目
一般寄附金は3億6,870万5,000円を計上しております。内訳は、
競馬場周辺環境整備費寄附金としまして、福島競馬場の発売金、入場者数、開催日数などでルール配分される寄附金が2億5,900万円、その他、
場外馬券場寄附金が490万円、
場外車券場寄附金が600万5,000円、
場外舟券場寄附金が480万円で、それぞれ売上額の0.5%から1%が
環境整備協力費として寄附されるものであります。
11ページをごらんください。20款繰入金、1項基金繰入金、1目
財政調整基金繰入金は24億円、2目
減債基金繰入金は3億7,345万4,000円を年度間の財源調整によりそれぞれ繰り入れするものであります。
次の表、同款2項
特別会計繰入金、1目
庁舎整備基金運用特別会計繰入金150万円は、
福島地方土地開発公社への貸付金10億円の利子収入であります。
12ページをごらんください。22款諸収入、5項雑入、2目雑入、22節雑入の
財務部所管の4,868万3,000円は庁舎内に入居している水道局、銀行支店などの電気、ガス等の使用料、また説明欄の雑入のうち、
管財課所管の763万円は
蓬莱団地中心施設入居者の
共益費負担金、
財政課所管の3,090万円は
ハロウィンジャンボ宝くじ交付金であります。
次の表、23款市債、1項市債、10目
臨時財政対策債は
地方交付税の振りかえ財源で、前年度より2億円増の40億円を計上したところであります。
13ページをごらんください。ここから歳出になります。主なものについてご説明をしたいと思います。まず、2款総務費、1項
総務管理費、1目
一般管理費であります。
契約検査課分としまして、契約事務、
工事検査事務費として131万1,000円を計上しております。
その下の表、3目
財政管理費は、説明欄に記載の3基金の
利子積立金と
財政課事務費として1,112万9,000円を計上しております。
14ページをごらんください。上の表、5目
財産管理費であります。表の右側の課別の内訳になりますが、まず管財課分としまして4億4,916万5,000円、説明欄上のほうから順番にいきますが、
財産管理諸費では市所有の建物及び車両に係る保険料で2,380万4,000円、少し下に行きまして、
庁舎等維持管理費3億5,161万7,000円は、本庁舎等の光熱水費、警備、
清掃業務等の委託料のほか、
PCB廃棄物処分費などでございます。
物品等管理費5,808万4,000円は、公用車の燃料費、点検、修繕費などのほか、公用車8台分の更新費用、事務費、物品の購入費などとなっております。その下の
土地開発基金積立金、
公共施設建設基金積立金、一番下になりますが、
庁舎整備基金積立金は、それぞれ基金の
利子積立金を計上してございます。
管財課の脇、
財産マネジメント推進室分の826万6,000円、こちらにつきましては
嘱託職員費及び
不動産鑑定手数料などの事務費でございます。
次の表、7目支所及び出張所費であります。1億3,682万3,000円、管財課分でありますが、
支所等維持管理費1億1,657万9,000円は、支所及び出張所の修繕費、光熱水費、警備、
清掃業務等の委託料などとなっております。また、
支所等物品等管理費1,964万4,000円は、支所公用車の燃料費、点検、修繕費などのほか、
支所事務用物品の購入費などとなってございます。
次に、16ページをごらんください。4款衛生費、3項上水道費、1目上水道費9,390万円は
上水道事業経営費等補助金で、無
水源地域給水施設整備や水道未
給水地域解消事業補助及び
茂庭地区簡易水道事業費補助であります。
次の表、12款公債費、1項公債費、1目元金、財政課分としまして
長期債償還元金74億9,988万7,000円、その下の表、2目利子6億6,253万6,000円は長期債利子、一時借入金利子をそれぞれ計上してございます。
次の表、13款予備費、1項予備費、1目予備費は、前年同額の2億円を計上いたしました。
◎
財務部次長税務担当 続きまして、税3課分の主な歳出予算につきましてご説明申し上げます。
今の表の15ページをごらんいただきたいと思います。2款総務費、2項徴税費、1目
税務総務費は、
職員厚生課所管の給与費を含め6億9,570万円を計上しております。説明欄のひし形の1つ目、
固定資産評価審査委員会費67万8,000円は、
固定資産課税台帳に登録された価格への
不服申し立てを審査する機関の委員報酬及び事務費でございます。次に、ひし形の2つ目、給与費6億9,089万7,000円は、部長、
税務担当次長、税3課職員、合計109名の給料、
職員手当等でございます。次に、ひし形の3つ目、
税務事務費412万5,000円は、市民税課、資産税課、納税課の3課の事務に要する
臨時職員賃金、旅費、需用費等でございます。
続きまして、同項2目
賦課徴収費は6億2,532万6,000円を計上しております。説明欄のひし形の1つ目、
賦課事務費2億5,660万3,000円は市民税課及び資産税課における賦課に関する事務費で、
臨時職員賃金、需用費並びに
各種システムの委託料等でございます。次に、ひし形の2つ目、
徴収事務費3億6,872万3,000円は徴収に関する事務費で、電算処理に係る委託料、
過年度還付金及び加算金等でございます。
◎
財務部次長財務担当 続きまして、地方債に関する調書の説明をしたいと思いますので、こちらは分厚い各
会計予算説明書、こちらのほうでご説明をしたいと思いますので、ご準備をお願いします。
ページのほうが272ページ、273ページになります。地方債に関する調書でありますが、一番下の段、合計欄になりますが、地方債の平成30年度末現在
高見込み額が894億5,111万6,000円、右隣、平成31年度中
起債見込み額が100億4,360万円、平成31年度
中元金償還見込み額が75億4,423万5,000円で、平成31年度末現在
高見込み額は919億5,048万1,000円となるものであります。
説明は以上になります。
○小松良行 分科会長 では、ご質疑のある方はお述べください。
◆萩原太郎 委員 いただいた資料の14ページの一番下になります。
大波出張所建設事業費が60万円として出ておりますが、出張所の建設60万円、どの程度のお考えでの予算案でしょうか。
◎管財課長 この大波出張所の件につきましては、旧大波小学校の跡地利活用という中で出てきたお話、地元と教育委員会のほうと総務課で、地元の協議の中で出てきたお話であります。今進めておりますのは、この60万円に関しましては、出張所整備にあたりまして、今の出張所の土地を敷地というふうに考えているのですが、あそこの土地が崖地になっているものですから、その崖地の調査費用になってございます。建築基準法上による崖の適用範囲を調査するための費用になってございます。
◆萩原太郎 委員 そうすると、現在のところの地質調査みたいな、その調査費ということでいいですか。
◎管財課長 今委員さんおっしゃるとおりでございます。
◆宍戸一照 委員 まず、14ページ、本
庁舎等管理費が7,100万円ほど増額になっています。この要因というのは何でしょうか。
◎管財課長 本
庁舎等管理費の中で7,100万円余ほど増額になってございますが、こちら
PCB処理費ということで、平成30年度につきましては今保管しているPCB、安定器などですけれども、そちらの仕分け作業をしているということで135万円の予算計上させていただいておりましたが、平成31年度につきましては、今保管している、高濃度のPCBを処理する費用ということで計上させていただいております。
◆宍戸一照 委員 7,100万円が処理費用ということ。大体増額。
◎管財課長 大部分がその処理費用になってございます。
◆宍戸一照 委員 そうすると、それで大体終わりということだ。
◎管財課長 今保管しているものを、先ほど説明しました平成30年度で仕分けして、処理不要なものを除く、処理しなくてはいけないものを年度分けで処理するように考えてございます。
◆宍戸一照 委員 そうすると、何年かぐらいかかるわけね。
◎管財課長 処理の年度が限られておるものですから、平成31年度から平成34年度までには全部処理をするという計画で今進めてございます。
◆宍戸一照 委員 あと、ここには項目として出てこない、見当たらなかったのだけれども、基本的に例えばこの前も、今回も補正予算のその2で訴訟の、あとは会計課での公的動産の保険料というのを説明いただいたので、百何十万円か支出しているのですけれども、例えば市役所、本市の行政財産、建物に関する保険料って、保険というのは払っているの、火災保険とか。
◎管財課長 市有物件という形で保険は掛けてございます。予算説明書の14ページの
財産管理諸費の下の丸2つ目、建物・車両共済分担金ほか保険料という中で含まれてございます。
◆宍戸一照 委員 そうすると、これは建物と車両、両方入っているということね。
◎管財課長 はい、そのとおりでございます。
◆宍戸一照 委員 2,300万円。そうすると、例えば交通事故なんかについてもこれで充当しているわけね。
◎管財課長 委員さんおっしゃるとおりでございます。
◆宍戸一照 委員 例えば交通事故に関する上限はなし、建物に関する、例えば火災保険とか、そういうものの上限というのはあるの。
◎
管財課管理係長 上限につきましては、基本的にはこちらで責務を負った部分についてはないものというふうに考えております。
◆宍戸一照 委員 例えばこの前のような東日本大震災みたいに、ここは沿岸部でないから、あれだけれども、あの場合には、例えば庁舎の建物とか、流されて、もう全損状況ですね。ああいう場合については建て替えとか、例えば吾妻山が噴火して、庁舎が倒れることはないけれども、そういう場合、例えば西支所あたりがもしかすると火山弾が吹っ飛んできて、潰されるかもわからないのだけれども、そのときには建て替え費用というのは全額出るということね。
◎管財課長 その規模にもよるのでしょうけれども、やはり広範囲に、全損の公共施設が多くなった場合については、ちょっと調べているわけではないのですが、減額率とかというのはあるかと思います、そこは。
◆宍戸一照 委員 例えば自然災害とかも適用、全ての災害に適用になるというふうに理解をすればいいわけ。地震から始まって、普通は家庭の火災保険とかは特約があるけれども、こちらのほうについては特約とか、そういうものはないわけね。
◎
管財課管理係長 通常この保険につきましては、火事であったりとか、あとは建物が壊れたことに対してという部分について、主な保険ということで考えておりまして、自然災害等の部分につきましては、申しわけありませんが、程度とかによりますので、詳細ちょっと調べさせていただいてからお答えさせていただきます。
◆宍戸一照 委員 別にそこまではいいですけれども、わかりました。
続いて、15ページの固定資産評価鑑定委託費というのが今回8,500万円ほど、前年比に比べてふえていますよね。これについては何でしょうか。
◎
資産税課長 こちらのほうは、3年に1回の評価するための鑑定士の委託料、あとは評価の手続きの作業の委託料になります。
◆宍戸一照 委員 評価がえね。
◎
資産税課長 はい。
◆宍戸一照 委員 ありがとうございます。
続いて、16ページ、先ほど予算書の本編で説明があったけれども、基本的に市債の残高を見た場合、減額をして、借り入れをして、若干借り入れがふえていますけれども、ここで長期債利子のほうが8,100万円ほど減額になりますね。来年度見込みの支払いとして。これについては、高利のものが減債になって、低利のものが残ってきたための、そういう利息の要因がこの結果としてあらわれているというふうに理解をすればいいわけですか。
◎財政課長 委員さんおっしゃるとおりです。
◆小野京子 委員 10ページの寄附金のところで、
ふるさと寄附金が昨年より減額で出ているのですけれども、この理由は何でしょうか。
◎
市民税課課長補佐 ふるさと寄附金に関しましては、平成30年度に関しまして大口の寄附金が少なくなったことから、来年度はこれが見込めないことから、若干減らした予算額となっております。
◆小野京子 委員 14ページなのですけれども、真ん中辺の
物品等管理費ということで、公用車の管理費ということなのですけれども、これは公用車8台分ということなのですけれども、この公用車にはドライブレコーダーはついていますか。
◎管財課長 今は、新車購入時にはドライブレコーダーはつけるようにしてございます。
◆小野京子 委員 この8台はどうですか。
◎管財課長 つけるような形になってございます。
◆小野京子 委員 これからつけるようになるということですね。
◎管財課長 新車購入時には必ず今度ドライブレコーダーをつけるような形で進めております。ですから、今回の8台についてもつく予定であります。
◆小野京子 委員 この予算に入っているということですね。
◎管財課長 はい。
◆小野京子 委員 わかりました。いろいろ先ほども事故のこともあったのですけれども、やっぱり今後これも大事だと思うので、よろしくお願いしたいと思います。
◆宍戸一照 委員 先ほどの長期債の利子をお支払いいただいていますけれども、本市の大体の長期債の利率というか、大体何%から何%ですか。長期債の利率。
◎財政課長 現行利率は、借り入れしている分は0.01から0.5%の中で持っております。物によって違っていますが、そのような状況でございます。
◆宍戸一照 委員 それでは、13ページの管理費の中で、ここにも出ていますけれども、温泉地施設整備基金積立金、先ほど聞き逃してしまったので、あれだけれども、利用税が入って、積み立てをするという、この平成30年度は9万3,000円、それが12万2,000円になったわけですけれども、これは何らかの基準があってこういうふうに算出しているわけ。何%とか。
◎財政課長 まず、予算額として見ているこの利子でございますけれども、これは原資が幾らあって、それに対して、それを預金等々で運用いたしまして、その際の利率を幾らで見込むかにかかわります。したがいまして、今年度については、この予算を見込む際の利子は0.09%になってございます。昨年度、平成30年度は0.07で予算上見込んでおります。その差ということでご理解いただければと思います。
◆宍戸一照 委員 8ページの
地方交付税で
普通交付税が2億円ほど減額しましたけれども、これはやっぱり基準財政需要額としての、あと国の地財計画の影響もあって、2億円減額したという理解をすればいいわけですか。
◎財政課長 委員おただしのとおりです。ただ、一方で、もう一つ、次長の冒頭の説明でもございましたけれども、同じ資料の12ページをごらんいただきまして、
臨時財政対策債の欄をごらんいただけると、増減額が、
普通交付税分の減額分が
臨時財政対策債のほうに行っているという状況になっております。すなわち、我々の認識といたしましては、
普通交付税と、あと
臨時財政対策債は前年度並みであると。ただ、今委員がおただしというか、ご指摘いただいたとおりに、基準財政収入、基準財政需要及び地方財政計画ですか、こちらの中の試算の積み上げてきた過程の中でこのような状況になっているというのが実態です。
◆宍戸一照 委員
臨時財政対策債を何ぼ発行するか、それは国のほうでこれだけ基準が、いいですよということの発行だと思うのだけれども、この40億円というのは本市の見積もりとして40億円ぐらいというふうに見積もったわけですか、それとも国のほうで、このぐらいまでならいいから、ではそのぐらいでいいでしょうという話になったわけ。
◎財政課長 前段です。我が市で見積もった金額です。
◆宍戸一照 委員 我が市で見積もった金額ね。わかりました。
6ページ、先ほど不思議に思ったのですけれども、入湯税、
滞納繰り越し分がこのような低い金額になっている。現実には入湯税の
滞納繰り越し分は相当な金額があると思うのだよね。それを入湯税においてこの
滞納繰り越し分をこの金額に示したということは、何か意味があるのですか。
◎納税課長 入湯税につきましては、
滞納繰り越し分、額的には相当あるのですが、収入として見込めるものというのは、予算の科目について設定するという意味で1,000円ということで、こちらのほうは計上してございます。
◆宍戸一照 委員 そうすると、いつもこういうふうな1,000円というふうな設定の仕方していたのだっけか。
◎納税課長 そのとおりでございます。
◆宍戸一照 委員 そうすると、今年度の実績としては、
滞納繰り越し分はいくらくらい収入になった実績があるのですか。
◎
納税課納税管理係長 それでは、入湯税ということでよろしかったでしょうか。入湯税につきましては、2月末現在でございますが、調定済額1億798万7,000円となってございまして、収入済額が1億230万円です。ただいまのは現年度分でございまして、
滞納繰り越し分につきましては、調定済額542万3,000円、収入済額191万円、収入率につきましては35.22%となってございまして、昨年度との増減比でございますが、11.86ポイント増という形になっております。
◆宍戸一照 委員 そうすると、
滞納繰り越し分がふえているということね、本来は。
◎
納税課納税管理係長 昨年度の同時期と見ますと、50万円ほど増加しております。
◆粕谷悦功 委員 15ページの
固定資産評価審査委員会費、委員報酬、平成30年度よりもこれ大分減るのだけれども、
不服申し立ての状況、平成30年度と平成31年度に予算化した内容の違い、何かあるのかい。どういうことなのか。
◎
市民税課課長補佐 平成30年度の予算につきましてこの額が多いのは、固定資産の評価がえがあったことから、評価額に対する
不服申し立ての件数が多いものと予想されたことによって、開催回数を多目に見積もったことから、平成30年度の額が多いものでありまして、平成31年度、来年度に関しては通常の年であるため、それほど回数を見込まないで済むということから、低くなったものでございます。
◆粕谷悦功 委員 現実、
不服申し立てはどういう状況だったのですか。あるいは、例年と比べて。
◎
市民税課課長補佐 今年度におきましては、
不服申し立て件数1件ございまして、それに関して4回程度委員会を開催しております。
◆粕谷悦功 委員 1件。
◎
市民税課課長補佐 不服申し立ては1件でございます。
◆粕谷悦功 委員 固定資産評価審査委員会、これは評価がえがあったので、いろいろ
不服申し立てが出てくるのだろうということで、事前準備のためにその委員会をうんとやったということ。多くやったの。
◎
市民税課課長補佐 多く回数が見込まれたと、そういう件数が上がってくると、その分委員会を、不服の申し出に関しての裁決といいますか、それを諮るために会議を何回か開催しなければならないものですから、それで平成30年度は多く見積もったということです。
◆粕谷悦功 委員 実際1件だということ、今まで1件なのだけれども、これは通常の年度と一緒くらいの
不服申し立てなの、あるいは通常はないのかい。
◎
市民税課課長補佐 通常も、本市につきましては、その評価がえをやった年度につきましても1件とか2件程度の申し立て件数となっております。一概になしとは言えませんが、評価がえのない年におきましては、
不服申し立て上がってくる件数は非常に少ないものとなっております。
◆粕谷悦功 委員 だって、1件、2件なんて本当に少ないでしょう。それより少ないって、ゼロということ。
◎
市民税課課長補佐 評価がえのない年につきましては、ゼロの年が多いです。
◆粕谷悦功 委員 大体。
◎
市民税課課長補佐 はい。
◆粕谷悦功 委員 わかりました。
次に、競馬場関係の整備費寄附金あるでしょう。10ページ。あと、舟券とか馬券あるのだけれども、これは前年度より400万円ほどふえるのだけれども、これは大体ある程度算出基準があって、その算出を、農林水産省かな、のほうでした内容でこういうふうになるということになっているのかい。あるいは、福島市が算出してみるとこういうふうになるというふうになっているのかな。どういうふうになっているのだい、これ。今回ふえているのだけれども。
◎財政課長 今のは、
競馬場周辺環境整備費寄附金2億5,900万円の件で400万円増している部分のお話かと思うのですけれども、基準というのは、委員おただしのとおり、国のほうで定めておりまして、それを枠といたしまして、福島市に対する枠がこのぐらいあるというふうになるので、その中で、あと我々のほうで調整ということで、第1要綱、第2要綱に合う事業費を予算の中で積み上げていって、このぐらいまでは寄附をいただけるのではないかということで算定している、そういう内容になっています。
◆粕谷悦功 委員 そうすると、福島市で予測した内容で計上しているけれども、実績はどうなっているのだい、この辺の予測とその実績は。
◎財政課長 実績は、ちょっとまだ年度途中ではございますけれども、平成30年度予算で2億5,500万円計上させていただいておりますが、今の見積もりですと、これを上回るものに、今把握しているのは2億6,100万円、このような見積もりをとっていますので、おおよそ予算に対比いたしまして差額600万円はふえた、つまりほぼほぼ我々の見積もりどおりだったのかなというふうには理解しております。
◆粕谷悦功 委員 では、福島市は安全率もある程度見ているということかな、これ。この予算には。
◎財政課長 おっしゃるとおりです。やはり過剰に見積もるわけにはいきませんので。低目には見ているつもりでございます。
◆粕谷悦功 委員 わかりました。
それと、12ページの雑入の蓬莱団地の共益費だな、負担金。7,630万円、これの内容をちょっと。これ店ばかりかな、借りているの。
◎管財課長 今委員さんおただしの蓬莱中心施設共益費でございますが、テナント応分負担ということで、維持管理費として負担していただいております。設備点検等でございます。
◆粕谷悦功 委員 設備点検。何だい、設備点検って。これ家賃収入なのでしょう。賃貸か。土地貸し付け。
◎管財課長 今委員さんおただしのは、雑入のところでよろしかったでしょうか。
◆粕谷悦功 委員 うん、雑入だ。
◎管財課長 雑入ということで、負担といったことで、設備の点検というより、詳細については係長から答えさせてもらいますが。
◆粕谷悦功 委員 設備を点検するということで、その点検料としてもらっているということかい。
◎管財課長 応分負担ということでもらってございます。蓬莱支所もございますので、それとあわせて設備とか点検するときにテナントのほうからの応分負担としていただいている金額でございます。
◎
管財課管理係長 蓬莱団地中心施設に係る経費の部分でございますけれども、重立った業務委託の部分でございますが、機械警備であったりとか、あるいは清掃、あと駐車場の除雪等々の施設を維持管理するための共通経費がございますので、そちらを支所、学習センター、東邦銀行、あとは郵便局などのテナント等と持ち分で割りまして、経費負担しているものでございます。
◆粕谷悦功 委員 これは、いわゆる福島市が所有している土地に、それぞれの事業者がみんな入居して、事業をやっているのだけれども、その賃借料というのかな、貸している、そういう内容でいただいているということではないの。
◎
管財課管理係長 賃借料については、行政財産使用料という形で入りますので、そちらが一般に言う賃借料という形になります。
雑入のほうにつきましては、入った方が使って、そこにかかわる共通的な経費であったりとか、あるいは電気代とか、そういう場所を貸すため以外のかかる経費のものについて応分負担をいただいているものでございます。
◆粕谷悦功 委員 そうすると、電気代というのは、市が全部それを一回払って、支所とか学習センターとかテナントの人、それで何か割り振るだけかい。例えば電気代とか、水道料とか、いっぱいあるのだろうけれども。維持管理とか。
◎
管財課管理係長 おっしゃるとおりで、電気代、あるいはガスを使っているかとか、水道を使っているかとか、そういう経費がございますので、そちらの建物の、支所とか学習センターもそうですけれども、それぞれにきちっと管理できている場合とできていない場合がありますので、共通的に大きいメーターの中で管理しなくてはいけない場合につきましては、人数とか面積を勘案しながら、応分負担をいただいているということになります。
◆粕谷悦功 委員 そうすると、賃借料的な収入というのは、その予算の、財務所管なのかい、これは。どこかに入っているの。貸しているというの。
◎
財産マネジメント推進室次長 蓬莱団地中心施設の賃借料の部分につきましては、財産マネジメント所管のほうになりまして、ページでいいますと、歳入、10ページの1番、
財産貸付収入、こちらの土地貸付料になります。
◆粕谷悦功 委員 そこで蓬莱団地の、団地でも土地でも何でもいい、入居料でもいいけれども、蓬莱団地の中での貸付収入というのかな、貸付料、建物もあるのかな。わからないけれども、これ幾らになっているの。
◎
財産マネジメント推進室次長 まず、蓬莱団地中心施設の土地の部分については1,600万円ほどございます。建物の貸し付けにつきましては、470万円余の貸し付けがございます。
◆粕谷悦功 委員 それで、市が持っている土地の中に、もともとは県の土地開発公社、団地供給公社かな、蓬莱団地の供給公社は県が持っていたのだけれども、駐車場もあるのだよね、あそこ。駐車場は、これ市が管理しなくて、振興公社かな、あれ。管理して、駐車場を貸し付けしているのだけれども、これは何でこういうふうになっているのだい。何か一括でやったほうが、だからその収入については今度わからないのだな、いつもわからないのだな、これ。これ、何でこうなっているのだい。全部一括、市が、住宅供給公社だ、県の、そこから一括で引き受けたのだよな。ただでもらったのだ、これみんな。何でこれ分けたのだい、ここは。
◎
財産マネジメント推進室次長 蓬莱学習センター分館の南側の駐車場でございますが、そちらについては観光開発のほうで管理してございます。
◆粕谷悦功 委員 だから、その収入というのは何か出てくるのかい、どこかに。駐車場を運営している収入みたいなのは。どこもわからないのか、これは。
◎
財産マネジメント推進室次長 観光開発の決算の中では出てくることになるでしょうが、私どものほうでは観光開発のほうに貸し付けとして貸付料をいただいております。
◆粕谷悦功 委員 貸付料は取っているの。
◎
財産マネジメント推進室次長 はい。
◆粕谷悦功 委員 それ何ぼ取っているの、貸付料。
◎
財産マネジメント推進室副主幹 約300万円弱の年間の貸付料となっております。
◆粕谷悦功 委員 年間300万円も取っているの。300万円も収入あるのかい、あそこ。あるのか。何台になっているかわからないけれども。まあいいや、別に。300万円取っているなら。わかりました。
それと、水道事業会計に補助金9,390万円出すようになっているのだけれども、昔はこれ一般財源からの補助金あるいは交付金というのは出さなかったのだけれども、未給水地域解消とか、こういうことの名目で市として上水道事業に補助金、交付金を出そうということになって、何年くらいになった、これ出し始めて。
◎財政課長 済みません。今私の手元には平成17年からということではあるのですが、それより前ということでございますと、ちょっと今……
◆粕谷悦功 委員 いや、ないな。前はなかったのだから。
◎財政課長 申しわけありませんが、ちょっと……
◆粕谷悦功 委員 平成17年から始めた。
◎財政課長 資料がそれより以前はございません。やっていなかったかどうかはちょっと確認できません。
◆粕谷悦功 委員 いや、やっていないのだ。平成17年か。
◎財政課長 はい。
◆粕谷悦功 委員 これは、当初は未給水地域解消に向けてということだったのだけれども、経営費等補助金という名目で、未給水地域解消に向けた取り組みに大体どのくらい、これ水道ではないのだよな。だから、なんだけれども。それは、水道事業のほうに任せているわけだね。経営健全化に向けた補助金というようなことの内容の取り扱いが主になっているのかな。
◎財政課長 今年度は、ごらんのとおり9,390万円の予算、これにつきましては、繰り出しという取り扱いには、一般会計側から見れば補助金でございます。と同時に、繰り出しという考え方もございまして、性格もございますので、その中で今委員おただしの未給水地域に係る部分というのも含まれてございます。その9,390万円につきましては、今委員がおっしゃられたような性格のものをある程度の積み上げをしつつ補助しているものでございます。
未給水地域の部分ということになりますと、阿武隈東部地区、松川町水原地区、飯坂町中野地区、未給水地区についてはその3地区において必要な部分を積み上げて出しているというふうな形で予算化してございます。
◆羽田房男 委員 ちょっと4ページを教えてください。法人市民税が4億700万円減ということで、11.9%減ということでご説明あったのですが、その四角い箱の資本金、従業員数のところの法人数、平成30年度は、この上からずっと50人以下、50人超、あと1,000万円、この箱の、数わかりますか。ちょっと細かいのですけれども。もし数がわかれば。4億円も減になって、どういうふうに法人数が推移したのかなというところをちょっと知りたかったので。
◎
市民税課長 合計でよろしいでしょうか。上から。一番上が5,501、次が73、次が1,163、次が148、次が321、次が64、次が361、次が17、最後が57で、合計が7,705件となっております。
◆羽田房男 委員 それで4億円か。でも、50億円を超えているところは66だからね、57から。なるほど。でも、トータル的にはちょっと減っているので。
次のページお願いします。これもちょっと細かい、数字のところなので、
固定資産税の関係です。納税義務者の記載ございますけれども、これも、これは4億8,300万円ほど、3.1%増ということになっていますけれども、この数わかりますか。納税義務者と筆、棟数等についてはわかりますか。平成30年度。
◎
資産税課家屋係長 それではまず、土地のほうですが、土地、納税義務者数、数字、そのまま読み上げます。土地、納税義務者数79,383、筆数427,114。次、家屋に行きます。家屋、納税義務者数82,085、棟数152,498です。最後に、償却、納税義務者数だけですが、3,446です。
◆羽田房男 委員 下の表の
軽自動車税なのですが、これ600万円ほど、0.8%増ですけれども、何がふえていますか。600万円というと、かなり
軽自動車税では、台数がかなりの額なのかな、軽4輪なのかななんていうふうに思っているのですが、どのぐらい台数がふえていますか。600万円も。ごめんなさいね、細かくて。
◎
市民税課課長補佐 先ほども説明をしたとおりなのですが、税率が今までの重課税、年数が過ぎたやつの台数がふえていることから、そういうのも加味して、若干上がっている状況でございます。
◆羽田房男 委員 としますと、例えば軽4輪で8万2,979台というふうに見込んでおりますけれども、ちなみに平成30年度は。教えていただければ。
◎
市民税課課長補佐 平成30年度の軽4輪の台数は8万4,287台でございます。
◆宍戸一照 委員 今市税、個人税、法人市民税のマイナスと
固定資産税のプラスというような、そういうような傾向があるということをお話しいただいて、先ほど説明をいただきましたけれども、
固定資産税については新しく家がふえるという傾向が、今も説明がありましたから、あれですけれども、法人市民税と個人市民税がマイナス傾向であるという、このトレンドは今後も続いていくというふうに理解をしておけばいいわけですね。今回ですと、3.6%の11.9%マイナスになった。合わせて5.1%のマイナスであるというような説明をいただきましたけれども、今後もこのような減少傾向、課税者というか、課税金額、収入金額とも減少傾向が続くというふうに理解をすればいいのですか。
◎
市民税課市民税第一係長 個人住民税、法人住民税につきましては、毎年、市独自に事業所向けの調査を行っておりまして、そちらで給与の支払い状況、実態調査を行いまして、あと法人市民税の場合は事業収益の状況を確認しまして、それをもとに予算額のほうを算出しているのですけれども、傾向としては年々下がってきてはいるのですが、このまま下がっていくとはちょっと、まだそちらのほうはわからない状況であります。日銀のほうの調査結果によると、明るい兆しにはなってきているようではあるのですが、福島市内の調査結果によりますと、まだ日銀で言っているような結果ではなく、減少傾向にあるというような内容でございました。
◆宍戸一照 委員 日銀の景気動向調査によれば、ほのかに明るい兆しが見えますというふうに、昨日だかも言っているわけだ。だけれども、実態はどうなのという話になるわけよ。例えば夜のまちを歩くと全然人がいないとか、そういうような傾向が続いて、落ち込みが11.9%であるということになると、なかなか厳しい状況かなと思うし、個人市民税についても3.6%の減であるから、ただこのまま落ち込みにくいけれども、ある程度法人市民税については減少傾向が続く可能性もあるわけだね。そういうふうには見ていらっしゃらないのですか。
◎
市民税課長 法人市民税につきましては、いわゆる復興需要の関係で30億円台で調定額が推移していた中で、平成27年度に最高額というか、46億円ぐらいの調定額が出て、それ以降、平成28年以降、平成30年途中なのですけれども、先ほどお話ししましたように、製造業とか復興需要関係のピークアウトといいますか、需要期が過ぎた関係で、調定額が落ちて、平年ベースに戻ってきているというような形ではあるかと思うのですけれども、ピークは過ぎたというような形で調定額は推移していくと思います。
◆宍戸一照 委員 そうすると、平年額というのを大体30億円前後というふうに見られているわけね。本市の状況としては、法人市民税の税収状況としては、平年は大体30億円前後が続くであろうというふうに見ていらっしゃる。
◎
市民税課長 30億円台といいますか、平成29年実績からも、そのような形で捉えております。
○小松良行 分科会長 まだあるかい。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○小松良行 分科会長 ご質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
続いて、自由討議、討論に移りますが、ご意見のある方がありましたらお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○小松良行 分科会長 特にないようですので、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第2号平成31年度福島市
一般会計予算中、
財務部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○小松良行 分科会長 ご異議ございませんので、議案第2号中、
財務部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
ここで休憩します。
午前11時55分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後1時02分 再 開
○小松良行 分科会長 では、休憩前に続き財務部の審査を行います。
議案第6号平成31年度福島市
国民健康保険事業費特別会計予算中、
財務部所管分についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎財務部長 議案第6号平成31年度福島市
国民健康保険事業費特別会計予算のうち、
財務部所管分につきまして説明させていただきます。
詳細につきましては、次長よりご説明申し上げます。
◎
財務部次長税務担当 議案第6号平成31年度福島市
国民健康保険事業費特別会計予算のうち、
財務部所管分について、先ほどお手元にお配りいたしました資料により説明させていただきたいと思います。
17ページ、18ページをお開き願います。17ページは総括表となりますので、18ページでご説明申し上げます。
初めに、歳入予算についてご説明申し上げます。7款諸収入、3項雑入、5目雑入、
社会保険料納付金は、国民健康保険税の徴収業務に係る嘱託職員及び臨時職員の
社会保険料分でございます。
また、同じく雑入につきましては、
差し押さえ物件の公売実施に要する
不動産鑑定等の経費の実費徴収金として108万9,000円を計上しております。
続きまして、歳出予算についてご説明申し上げます。1款総務費、2項徴税費、2目
賦課徴収費のうち、
財務部所管分3,642万5,000円は、嘱託職員及び臨時職員の賃金、各システムの委託料等でございます。
次に、4項1目収納率向上等特別対策事業費1,900万7,000円は、嘱託職員賃金、滞納整理に係る委託料等でございます。
次に、7款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目一般被保険者保険税還付金4,600万円及び2目退職被保険者等保険税還付金80万円は、ともに
過年度還付金及び加算金でございます。
説明は以上でございます。
○小松良行 分科会長 では、ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○小松良行 分科会長 以上で質疑を終結いたします。
続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○小松良行 分科会長 ご意見がないようですので、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りします。議案第6号平成31年度福島市
国民健康保険事業費特別会計予算中、
財務部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○小松良行 分科会長 ご異議ございませんので、議案第6号中、
財務部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第11号平成31年度
福島市庁舎整備基金運用特別会計予算についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎財務部長 議案第11号平成31年度
福島市庁舎整備基金運用特別会計予算につきまして説明させていただきます。
詳細につきましては、次長よりご説明申し上げます。
◎
財務部次長財務担当 議案第11号平成31年度
福島市庁舎整備基金運用特別会計予算について説明します。
分科会資料の19ページ、20ページになります。20ページでご説明をします。上の表、歳入になりますが、1款貸付金元利収入、1項貸付金元利収入、1目貸付金元利収入、説明欄に記載のとおり、
福島地方土地開発公社への貸付金10億円の償還元金収入とその利子収入で150万円を計上するものであります。
下の表、歳出になります。1款総務費、1項
総務管理費、1目庁舎整備基金管理費10億円、これは
福島地方土地開発公社から返還される10億円を庁舎整備基金へ戻し入れするものであります。
その下の2款繰出金、1項繰出金、1目繰出金150万円は、土地開発公社からの貸付金利子収入を庁舎整備基金に積み立てるため、一般会計へ繰り出すものであります。
説明は以上です。
○小松良行 分科会長 では、ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○小松良行 分科会長 ないようですので、質疑を終結いたします。
続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○小松良行 分科会長 ご意見がないようですので、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りします。議案第11号平成31年度
福島市庁舎整備基金運用特別会計予算について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○小松良行 分科会長 ご異議ございませんので、議案第11号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
ここで、分科会を休憩し、総務常任委員会を再開いたします。
午後1時10分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後2時45分 再 開
○小松良行 分科会長 ここで、
予算特別委員会総務分科会を再開します。
22日午後1時より予算特別委員会全体会が開かれますが、総務分科会の審査のまとめは22日、全体会総括質疑終了後に行いますので、改めてお声かけしますけれども、ご参集をお願いいたします。
また、総括質疑の通告締め切りにつきましては最終分科会終了後から2時間となりますので、よろしくお願いをいたします。
ただいまをもって当分科会を終了し、予算特別委員長へ審査終了を報告いたします。
本日の審査、協議は全て終了いたしました。
以上で
予算特別委員会総務分科会を散会いたします。お疲れさまでした。
午後2時46分 散 会
総務分科会長 小 松 良 行...