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  1. 福島市議会 2019-03-18
    平成31年3月18日予算特別委員会文教福祉分科会-03月18日-01号


    取得元: 福島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    平成31年3月18日予算特別委員会文教福祉分科会-03月18日-01号平成31年3月18日予算特別委員会文教福祉分科会  予算特別委員会文教福祉分科会記録  平成31年3月18日(月)午前9時59分~午後2時14分(9階909会議室) 〇出席委員(8名)   分科会長     丹治 誠   副分科会長    二階堂武文   委員       小熊省三   委員       根本雅昭   委員       梅津政則   委員       高木克尚   委員       尾形 武   委員       真田広志 〇欠席委員(1名)   委員       沢井和宏 〇市長等部局出席者(教育委員会)   教育長                  本間 稔   教育部長                 山田 準
      教育部次長                齋藤義弘   教育総務課長               清野 浩   教育総務課課長補佐兼庶務係長       秋葉英紀   教育総務課財務係長            佐久間洋孝   教育総務課施設係長            梅津政紀   学校教育課長               土田 宏   学校教育課主幹(管理担当)        横山貴英   学校教育課主幹(指導担当)        丹治秀樹   学校教育課庶務係長            國分恵美   学校教育課管理係長            鴫原 理   学校教育課指導係長            遠藤幸栄   教育研修課長               羽田 晃   教育研修課教育支援係長          逸見健二   教育研修課研修係長            小川尚子   生涯学習課長               斎藤正義   生涯学習課課長補佐兼庶務係長       鈴木圭子   生涯学習課生涯学習係長          梅津庄司   文化課長                 中村鉄也   文化課課長補佐兼文化振興係長       橋本江理   文化課文化財係長             梅津 司   文化課埋蔵文化財係長           大渡健一   保健体育課長               平塚 剛   保健体育課スポーツ振興係長        斎藤輝雄   保健体育課学校保健給食係長        木村佳子   中央学習センター館長           丹治雅裕   中央学習センター事業係長兼社会教育主事  八百板忠勝   こむこむ館長               寺内勝宣   こむこむ館総務管理係長          古川麻里子   こむこむ館事業推進係長          渡邉敏勝   図書館長                 亀岡敏彦   図書館管理係長              上原子祐司   図書館館長補佐兼図書サービス係長     佐藤勝浩 〇案件   1 議案審査(教育委員会)     議案第2号 平成31年度福島市一般会計予算中、教育委員会所管分 ─────────────────────────────────────────────                午前9時59分    開  議 ○丹治誠 分科会長  おはようございます。ただいまから予算特別委員会文教福祉分科会を開会いたします。  本日、沢井和宏委員より1日間欠席の届け出がありましたので、ご報告いたします。  教育委員会の審査を行います。  初めに、議案第2号平成31年度福島市一般会計予算中、教育委員会所管分についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎教育長 おはようございます。教育委員会としてご審議をお願いいたします案件、議案第2号平成31年度福島市一般会計予算中、教育委員会所管分でございます。  資料を準備しておりますので、説明に入ります前に配付させていただいてよろしいでしょうか。 ○丹治誠 分科会長  はい、お願いします。      【資料配付】 ◎教育長 それでは、教育部次長よりご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎教育部次長 議案第2号平成31年度福島市一般会計予算中、教育委員会所管分についてご説明申し上げます。  ただいまお配りいたしました予算説明資料、教育費等予算の概要につきましては、各会計予算説明書の中から教育委員会所管分を抜き出したものでございますので、説明についてはこちらを使用させていただきたいと思います。  まず、ただいま配りました資料の1ページをお開きください。教育委員会所管分の歳入予算の概要を説明しております。左側が事項別、右側が所管課別の歳入予算でございます。左の事項別の表の歳入総額の計の欄でございますが、歳入総額は40億8,142万8,000円であり、平成30年度当初予算と比較しまして18億591万8,000円の増でございます。  款ごとの主な増減としましては、16款国庫支出金5億1,400万円余の増につきましては、学校ICT環境整備事業費補助金耐震補強事業費補助金特別支援学校整備事業費補助金などの増によるものでございます。  20款繰入金7,200万円余の減につきましては、スポーツ振興基金繰入金の減によるものでございます。  23款市債12億9,400万円の増につきましては、小中学校無線LAN整備に伴う教育環境整備債及び小中学校の耐震補強事業に伴う義務教育施設整備債福島養護学校校舎改築に伴う特別支援学校施設整備債渡利学習センター整備に伴う社会教育施設整備債写真美術館改修工事に伴う文化施設整備債の増によるものでございます。  次に、右側の表、所管課別で増減の大きい課について説明いたします。まず、教育総務課11億3,500万円余の増でございますが、小中学校の耐震補強事業及び福島養護学校校舎等改築事業に伴う国庫補助金並びに市債の増等によるものでございます。  その下、学校教育課2億9,600万円余の増でございますが、小中学校無線LAN整備に伴う国庫補助金並びに市債の増によるものでございます。  生涯学習課2億3,000万円余の増でございますが、学習センター整備及びこぶし荘解体工事に伴う市債の増等によるものでございます。  文化課3億7,100万円余の増でございますが、これは埋蔵文化財発掘調査に係る委託金の増及び文化施設整備基金繰入金の増と写真美術館修復改修工事に伴う市債の増等によるものでございます。  こむこむ館1,500万円余の減につきましては、平成31年4月より指定管理者への管理移行に伴いまして、観覧料及び使用料が利用料金として指定管理者収入となることによるものでございまして、3万円につきましては自動販売機の目的外行政財産の使用料でございます。  保健体育課2億1,400万円余の減でございますが、こちらは福島体育館再整備事業の終了に伴う国庫補助金及び市債の減等によるものでございます。  2ページをごらんください。歳入の内訳を記載しております。表のつくりにつきましては、左から予算説明書に記載のページ、項、目、節、平成31年度当初予算額、平成30年度当初予算額、比較増減、説明、所管課となっております。  歳入の主なもの及び増減の大きい内容についてご説明を申し上げてまいります。まず、15款使用料及び手数料の目の2つ目、教育使用料、1節学校使用料のうちの説明欄の丸の2つ目、幼稚園授業料1,943万4,000円につきましては、平成31年度より再編されます市立幼稚園10園に就園見込みの園児数395人の授業料でございます。  その下の幼稚園預かり保育料594万円は、市立幼稚園全10園において実施する預かり保育の保育料でございます。  なお、市立幼稚園につきましては平成31年度よりこども未来部へ移管となり、幼稚園授業料、幼稚園預かり保育料につきましてはこども未来部の幼稚園・保育課が担当となるものでございます。  3節保健体育施設使用料は、昨年度との比較で916万9,000円の減となっておりますが、指定管理への移行によりまして福島市体育館・武道場及び飯野野球場、十六沼屋根付運動場の使用料が減となるためでございます。  3ページをごらんください。16款国庫支出金につきましては、2項国庫補助金、7目教育費国庫補助金、1節教育振興費補助金の説明欄の丸の2つ目、学校ICT環境整備事業費補助金は、小中学校への無線LAN環境整備に係る総務省の公衆無線LAN環境整備事業費補助金でございます。  同じく説明欄の丸の3つ目、学校トイレ改修事業費補助金7,407万3,000円は、小学校18校のトイレ洋式化改修設計業務委託及び改修工事に係る補助金でございます。  同じく説明欄、丸の5つ目、緊急スクールカウンセラー等活用事業補助金2,823万5,000円は、心のケア推進事業のスクールカウンセラースクールソーシャルワーカー緊急派遣事業に係る補助金でございます。  次に、2節小学校費補助金のうちの説明欄、丸の3つ目、耐震補強事業費補助金7,850万8,000円は、平成29年度から平成31年度までの3カ年の継続費を設定し、実施しております荒井小学校及び飯坂小学校の校舎耐震補強工事に係る補助金でございます。  3節中学校費補助金の説明欄、丸の3つ目、同じく耐震補強事業費補助金9,004万9,000円も同じく継続費により実施しております西信中学校及び大鳥中学校の校舎耐震補強等の工事に係る補助金でございます。  4節特別支援学校費補助金1億1,890万4,000円は、福島養護学校改築事業に係る補助金でございます。  その下、5節幼稚園費補助金366万2,000円につきましては、預かり保育事業に係る子ども・子育て支援交付金でありまして、次年度はこども未来部の幼稚園・保育課が担当となります。  なお、最後に記載のあります保健体育費補助金が昨年度との比較で6,253万4,000円の減となっておりますが、これは福島体育館再整備事業の終了に伴う体育施設費補助金の皆減によるものでございます。  同じく3ページ下段の3項委託金でございます。5目教育費委託金、1節社会教育費委託金8,428万2,000円でございますが、こちらにつきましては一般国道13号福島西道路Ⅱ期工事、南伸でございますが、に伴う平安時代の集落である町畑吉次下遺跡の発掘調査にかかわる国からの委託金でございます。  4ページをごらんください。17款県支出金でございます。2項県補助金、8目教育費県補助金、1節小学校費補助金、2節中学校費補助金及び5節保健体育費補助金のうち被災児童生徒就学支援事業費補助金は、東日本大震災原発事故により本市へ区域外就学している児童生徒の就学費用と給食費、医療費に対する県の補助金でございます。  1節小学校費補助金の説明欄、丸の2つ目、子どものむし歯予防対策事業費補助金46万8,000円につきましては、平成31年度より実施します小学校でのフッ化物洗口事業に対する県の補助金でございます。  2節中学校費補助金の説明欄、丸の2つ目、公立中学校部活動指導員配置促進事業費補助金657万円は、平成31年度から市内の公立中学校へ配置する部活指導員の人件費に対する県の補助金でございます。  5ページをごらんください。18款財産収入でございます。2項財産売払収入、1目不動産売払収入、1節土地建物売払収入7,500万円は、県道栄町―大笹生線、通称飯坂街道になりますが、飯坂街道の拡幅工事に伴いまして、清水小学校用地の一部売り払いによる収入でございます。  続きまして、6ページをお開きください。20款繰入金でございます。1項基金繰入金の11目及び1節頑張るふくしまっ子復興夢応援基金繰入金200万円は、全国大会で優秀な成績をおさめた学校に対しまして活動推進に必要な備品を支給する学校活動応援事業に充てる基金からの繰入金でございます。  その下、12目及び1節文化施設整備基金繰入金3,081万9,000円は、写真美術館の修復改修に伴う文化施設整備基金からの繰入金でございます。  その下、13目及び1節古関裕而音楽賞基金繰入金1,433万9,000円は、平成31年度で第29回となる古関裕而記念音楽祭開催経費への基金からの繰入金でございます。  その下、14目及び1節スポーツ振興基金繰入金1億5,030万円は、十六沼公園天然芝サッカー場整備及び信夫ヶ丘球場、中央市民プール、南体育館改修の事業に充てる基金からの繰入金でございます。  同じページ下段、22款諸収入につきまして、5項2目雑入、4節のネーミングライツ収入928万8,000円は、福島市音楽堂、福島市体育館・武道場及び福島市パークゴルフ場のネーミングライツ収入で、内訳は説明欄に記載のとおりでございます。ネーミングライツの使用開始時期につきましては、福島市パークゴルフ場が平成30年4月から、福島市体育館・武道場については平成30年10月からの供用開始に合わせて使用を開始したところでございまして、福島市音楽堂のネーミングライツパートナーについては福島信用金庫で、名称はふくしん夢の音楽堂であります。使用開始時期は平成31年4月からで、導入期間は5年間となっております。  21節学校給食費徴収金6億625万7,000円はセンター給食校の給食費でございますが、1,300万円余の減は児童生徒の減によるものでございます。  続きまして、7ページ、23款市債でございます。9目教育債23億5,940万円は、1節教育総務債から6節保健体育債まで記載の施設整備に充てるものでございます。このうち1節教育総務債は、学校環境改善のための学校トイレ洋式化改修工事及び小中学校への無線LAN環境整備に充てるものでございます。  2節小学校債及び3節中学校債は、児童生徒の安全な学習環境整備のために重点的に取り組む学校耐震化などに充てるものでありまして、自主事業としましては学校耐震補強工事のほか、小学校債では校舎屋上防水改修工事、プール及びプール設備改修工事応急フェンス改修工事を実施します。中学校債では、そのほかとしまして校舎屋上防水改修工事、給水管改修工事を予定しております。  4節特別支援学校債は、福島養護学校改築事業に充てるもので、事業内容は小学部棟、ふれあい棟の解体工事と新校舎棟の改築工事及び一連の工事に係る監理業務委託でございます。  5節社会教育債は記載の社会教育施設事業文化施設整備事業、6節保健体育債も記載の体育施設整備事業に充てるものでございます。歳入予算の説明については以上でございます。  続きまして、歳出予算について説明を申し上げます。8ページをお開き願いたいと思います。まず、左側の事項別の表をごらんください。対前年度比で22億8,600万円余の増となっております。  右側の所管課の表によりまして歳出の主な増減の理由についてご説明してまいります。まず、1番目の教育総務課12億6,100万円余の増は、小中学校の耐震補強事業費福島養護学校校舎等改築事業費等の増によるものでございます。  学校教育課4億4,100万円余の増は、ICT教育フューチャービジョン推進事業費等の増によるものでございます。  生涯学習課3億800万円余の増は、渡利学習センター整備事業費等の増によるものでございます。  文化課3億9,500万円の増は、埋蔵文化財事業費、写真美術館再整備事業費等の増によるものでございます。  その下、保健体育課2億3,600万円余の減につきましては、福島体育館再整備事業等の減によるものでございます。  続きまして、歳出の主な内容についてご説明申し上げます。9ページをごらんください。表は、左から予算説明書に記載のページ、細目、細々目、平成31年度当初予算額、平成30年度当初予算額、比較増減、財源内訳、説明、所管課となっております。  なお、細々目につきましては通し番号をつけてありますので、説明の際にはこの細々目の番号を読み上げて説明を申し上げてまいります。  それでは、ページ上段の2款総務費、1項総務管理費、10目会館費、細目、公会堂費の細々目1番、管理費は、公会堂の施設設備の保守管理に係る費用でございます。公会堂につきましては、平成30年4月1日から休館としておりますが、中央学習センターと図書館、公会堂の3館で共用する受電設備、ボイラー設備、消防用設備が公会堂に設置されておりまして、中央学習センター、図書館の施設を使用するにあたり、これら設備の保守点検を引き続き実施するものでございます。  3款民生費、2項児童福祉費、2目児童措置費、細目、市立認定こども園費、細々目2番の市立認定こども園運営費は、幼稚園運営に係る経費、消耗品や光熱水費等でございますが、及び施設改修費用のうち、認定こども園の設置に伴う事務整理により教育費から民生費へ移動する経費でございます。  10款教育費に移ります。そのうち1項教育総務費、1目及び細目、教育委員会費、3番、委員報酬557万3,000円は、教育委員4名分の報酬でございます。以下、各目に計上しております職員給与費及び嘱託職員費、臨時職員費については、説明欄に記載の人数、内容となっておりますので、最後に教育委員会全体の人件費としてまとめてご説明してまいります。
     続きまして、9ページの下段、2目事務局費、細目、一般管理費の10番、語学指導を行う外国青年給与費6,483万4,000円、11番、同じく招致費1,742万円は、小学校の外国教育の拡充に対応するため、語学指導を行う外国青年、ALTでございますが、を2名増員し、16名とするものでございます。  15番、外国語活動支援事業費938万8,000円は、小学校の外国語活動、外国語教育を支援する外国語活動支援協力員を2名増員の上、18名としまして、1校当たりの外国語支援時間数をふやしまして、外国語教育の一層の充実を図るものでございます。  10ページに移ります。16番、外国語教育推進事業は、小学校5、6年生での外国語科の導入に向け、推進モデル校での小学校教員の外国語指導力向上に関する研修会等を開催するものでございます。なお、ALT、支援協力員等の増員によりまして、外国語教育推進に係る予算は合わせて9,264万2,000円となりまして、平成30年度と比較して1,262万円余の増となるところでございます。  9ページにお戻り願いたいと思います。13番、特別支援教育推進事業1億3,413万8,000円は、肢体不自由やADHD、LD等特別な支援を要する児童生徒の学習を個別支援する特別支援教育協力員47名、支援員31名、計78名を小中学校、特別支援学校へ配置するものでございます。  その下、いじめ・不登校防止等対策推進事業費350万円は、平成30年度に作成いたしましたいじめ防止のためのリーフレットを平成31年度においても配布し、活用するとともに、別室登校の生徒に対しての学習指導の支援を行う生徒支援教員を不登校が多い中学校3校程度にモデル的に配置しまして、その有効性を検証し、今後の不登校改善策に生かしていくものでございます。  10ページをごらんいただきたいと思います。20番、学力グレード・アップ事業費911万1,000円、その下、21番、学力向上サポート事業費1,182万円は、学力検査を実施、分析して指導の改善を図るとともに、中学生の数学の学力向上を目指して、中学校第2学年に学習支援員を配置しまして、きめ細やかな学習支援を行うものでありまして、次年度はその配置日数を増加させて学習指導に取り組むものでございます。なお、平成30年度まで実施の民間業者による個別指導につきましては、事業見直しにより平成31年度は実施しないこととしましたため、事業費が550万円の減となったものでございます。  26番、学校体育施設開放事業は、文化、スポーツに関することの市長部局への移管に伴いまして、保健体育費から教育総務費に所管がえを行うものでございます。  28番、新規事業、ICTフューチャービジョン推進事業費4億2,053万4,000円は、平成32年度よりの新学習指導要領施行に向けまして、市立小学校へ公衆無線LAN環境、タブレット端末、電子黒板等の大型提示装置を配備しまして、プログラミング教育を含む情報活用能力を育成する環境整備を行うものでございます。  29番、学校トイレ洋式化改修事業費2億2,222万円は、子供たちの学習環境改善のため、昨年度から4カ年で幼稚園、小中学校のトイレ洋式化を80%に引き上げる計画を推進しておりますが、計画2年目の平成31年度において小学校で400基の洋式化改修工事を行うものでございます。  31番、教科用図書採択事業費は、平成31年度まで小中学校の教科用図書は福島、伊達、安達の地区で採択地区協議会での広域採択としておりましたが、本市の中核市移行に伴いまして、平成32年度より本市の市立小中学校で使用する教科用図書を本市単独で採択することとなるため、採択に係る委員及び調査員の報償費等でございます。  32番、学校活動応援事業費200万円は、平成30年度に事業化いたしました頑張るふくしまっ子復興夢応援基金を活用し、各種スポーツ活動や文化芸術、学術活動に関する全国大会で優秀な成績をおさめた学校に対し、活動推進に必要な備品を支給するものでございます。  11ページをごらんください。細目、教育振興諸費、細々目の37番、子どもハートサポート事業費631万円は、震災以降の不登校、いじめ、問題行動等にきめ細かく対応するため、スクールカウンセラーを配置していない小学校27校に相談員を8名配置し、学校生活をサポートするものでございます。  12ページをごらんください。ただいま説明しました子どもハートサポート事業に関する事業としまして、細目、復興事業費の細々目57番、心のケア推進事業費2,483万6,000円、58番、スクールソーシャルワーカー緊急派遣事業費915万4,000円は、総合教育センタースクールカウンセラー及びスクールソーシャルワーカーを配置し、子供や保護者の心のケアや学校、家庭、関係機関をつなぎ、子供にかかわる問題解決の支援を推進するものでございます。  恐れ入りますが、11ページにもう一度お戻り願いたいと思います。41番、公立教育事業補助金1,381万6,000円の増につきましては、平成31年度組織改編に伴う事務事業移管によりまして、説明欄に記載の米印2事業につきまして、保健体育費から教育総務費へ移管によるものでございます。  続きまして、12ページに移ります。細目、総合教育センター費、49番、嘱託職員費の増につきましては、ICTを活用した教育を推進するための指導員1名を増員するとともに、病弱学級において医療的ケアを行う看護師を配置するものでございます。  50番、研修事業費210万5,000円は、中核市移行に伴い県から移譲される県費負担教職員の研修のうち、宿泊研修及び専門研修の一部について業務を県に委託するとともに、文部科学省で実施する特別研修へ市内小中学校教員を派遣するものと、従来から行っている教職員研修に係る講師の報償費等でございます。  13ページに移ります。2項小学校費、1目学校管理費でございます。細目、一般管理費の61番、学校総務運営費4億5,580万4,000円の主な内容は、各小学校の光熱水費、暖房用燃料費などであります。3,695万5,000円の増につきましては、平成30年度上半期の光熱水費の使用実績が猛暑の影響により前年同期の実績を上回ったことを起因とした予算増となったもの及び事務整理によりましてプール薬品代に係る経費等を保健体育費から教育総務課に移管したことによるものでございます。  15ページをごらんください。3項中学校費、1目学校管理費、細目、一般管理費の80番、学校総務運営費2億4,252万7,000円につきましても各中学校の光熱水費、暖房用燃料費などでありまして、2,262万7,000円の増は小学校費と同様の理由によるものでございます。  13ページにお戻り願いたいと思います。62番、学校教育運営費の4,400万円余の増につきましては、米印に記載のとおり、今回の組織再編に伴う事務整理によるものでございます。  63番、学校施設管理費1億6,353万4,000円、6,800万円余の増となりますが、これも説明欄に記載の米印の事務整理のほか、一定規模の建築物の定期点検を定めた建築基準法第12条に基づく小学校の建築物点検業務実施によるものでございます。  14ページをお開き願いたいと思います。2項小学校費、2目教育振興費でございます。細目、小学校教育振興費、細々目の71番、学校教育就学援助・就学奨励費4,459万4,000円と72番、保健体育就学援助・就学奨励費7,060万円は、要保護、準要保護世帯の児童に対する修学旅行費、学用品費、給食費等の就学援助費でございます。  細目、復興事業費、74番、75番の就学援助・就学奨励費、避難者支援分につきましては、東日本大震災により被災し、区域外就学している児童に対する修学旅行費、学用品費等及び学校給食費の就学支援を実施するものでございます。  あわせまして、同じ内容としまして16ページをごらんください。90番、91番の就学援助・就学奨励費及び93番、94番の就学援助・就学奨励費につきましても、先ほどの小学校同様に要保護、準要保護世帯及び東日本大震災による区域外就学の生徒の就学援助、就学奨励費でございます。  14ページにお戻り願います。ページ下段、小学校費、3目学校建設費でございます。細目、施設改修費、76番、施設改修事業費2億880万9,000円は、記載のプール改修工事のほか、福島第三小学校の校舎屋上防水工事、吉井田小学校のグラウンドフェンス改修工事を実施するものでございます。  77番、耐震補強事業費2億6,791万2,000円は、福島第二小学校、三河台小学校屋内運動場の耐震補強設計及び荒井小学校、飯坂小学校校舎の耐震補強工事でございます。  15ページをお開きください。3項中学校費、1目学校管理費、細目、一般管理費の82番、学校施設管理費の2,800万円余の増は、事務整理のほか、建築基準法第12条に基づく中学校施設の点検を行うものでございます。  16ページをお開き願います。16ページ下段、3項中学校費、3目学校建設費でございます。細目、施設改修費、96番、耐震補強事業費3億8,064万4,000円は、福島第三中学校のほか3校の屋内運動場耐震補強設計及び西信中学校、大鳥中学校の耐震補強工事でございます。  97番、松陵中学校校舎等改築事業費1,970万円は、老朽化が著しい松陵中学校の校舎屋内運動場の改築事業に着手するものでございます。松陵中学校は、改築に合わせまして、市立小中学校適正規模・適正配置実施計画に基づきまして、松川小学校との義務教育学校とする計画でありますので、平成31年度は用地測量を行うとともに、義務教育学校整備に向けて改築の基本計画を策定するものでございます。  17ページをごらんください。4項特別支援学校費、1目学校管理費、細目、一般管理費の102番、教育支援運営費は、支援を要する児童等の就学先の診断を行う福島市教育支援委員会の運営経費でございます。  ページ下段、2目教育振興費中、108番、学校教育就学援助・就学奨励費は、市立福島養護学校に通う児童生徒の学用品、給食費等の就学奨励費でございます。  18ページをごらんください。3目及び細目、学校建設費、細々目110番の福島養護学校校舎等改築事業費7億7,800万円は新校舎の建設に着手するものでありまして、既存校舎の小学部棟及びふれあい棟を解体しまして、新校舎であります校舎棟及びものづくり棟の建設工事を平成31年、平成32年度の2カ年継続事業で実施するもので、新校舎につきましては2021年4月の供用開始を予定しております。なお、この校舎建設に続きまして、2021年から2カ年継続で屋内運動場及び管理棟の建設工事を実施する計画となっております。  19ページをごらんください。5項1目幼稚園費でございます。細目、一般管理費、115番、幼稚園管理費831万円余の増は、主に建築基準法第12条に基づく園舎点検業務によるものでございます。  118番、預かり保育事業費2,270万2,000円は、子育て支援等のため、再編後の市立幼稚園10園で実施する預かり保育に係る指導員20名の賃金等でございます。  なお、市立幼稚園につきましては、次年度よりこども未来部幼稚園・保育課が担当となるものでございます。  次に、細目の施設改修費、細々目124番、耐震補強事業費486万円は、笹谷幼稚園の園舎の耐震補強を設計するものでございます。  20ページをごらんください。6項社会教育費、1目社会教育総務費でございます。126番、職員給与費は、平成31年4月の組織改編に伴いまして、文化課が市民・文化スポーツ部へ移行することによりまして、文化振興課職員給与費を新設するものでございます。  129番、三河台学習センター整備事業費につきましては、平成31年度当初予算では5万円でございますが、平成31年2月の境界確定判決を受け、平成31年度に用地費を補正予算計上し、事業を推進する計画でございます。  130番、渡利学習センター整備事業費3億7,405万円は、渡利学習センター整備に係る建築費等で、平成31年度、平成32年度の2カ年の継続費を設定し、実施するものでございまして、平成32年度の仮オープンを予定しております。  21ページをごらんください。2目社会教育振興費、細目、青少年教育費、136番、海外チャレンジ応援費525万円は、みずからの夢や目標に向かって海外での語学、スポーツ、芸術等の研修等にチャレンジする中学生及び高校生を支援するための補助金で、高等学校等の就学支援金制度に準じまして、対象経費の4分の1、2分の1、4分の3を補助するものでございます。  ページ下段、3目生涯学習振興費でございます。143番、学校支援推進事業費82万円は、学校、家庭、地域が一体となって学校を支援し、あわせて地域ぐるみで子供を育む活動を通して、地域の教育力の向上と地域のつながり、きずなの強化を図る学校支援地域本部事業でございます。平成30年度のボランティア登録数は605人でございまして、小学校41校、中学校5校及び養護学校において延べ675学級で支援事業を実施したところでございます。  22ページをごらんください。4目文化振興費、細目、文化財費、147番、文化財保護事業費840万4,000円のうち説明欄に記載の文知摺観音に係る補助につきましては、市指定の史跡及び名勝であります文知摺観音の石垣修復に対するものでございます。  148番、埋蔵文化財事業費1億474万5,000円は、民間等の開発に係る市内での試掘調査のほか、和台遺跡の保存活用計画策定に向けた確認調査のほか、歳入予算で説明いたしました一般国道13号福島西道路事業に伴う遺跡の発掘調査にかかわるものでございます。また、国指定重要文化財となっていますしゃがむ土偶のレプリカ2体の制作とフランスからの凱旋講演会の開催費も含まれているところでございます。  155番、古関裕而音楽賞事業費1,433万9,000円は、平成31年度に古関裕而氏生誕110年を記念し、プロの演奏家のコンサートを中心とした鑑賞型の記念音楽祭に係る経費でございます。  細目、市史編さん費、162番、ふくしまの歴史ハンドブック作成事業費291万6,000円は、福島市の歴史をわかりやすくまとめた小学6年生向けの副読本でありますふくしま歴史絵巻を市内小学6年生に配付し、活用するものでございます。  23ページをごらんください。5目学習センター費でございます。細目、学習センター維持管理費、173番、施設改修事業費は、学習センターの水銀灯を順次LED照明へ改修するとともに、もちずり学習センター空調設備の改修工事でございます。  24ページをごらんください。6目文化施設費でございます。細目、民家園費、細々目179番、旧広瀬座活用事業費303万2,000円は、旧広瀬座を舞台としまして山形県の黒川能や周防正行氏の講演会などを開催し、旧広瀬座の魅力を広く伝えていくものであります。  細目、じょーもぴあ宮畑費、183番、活用推進事業費915万2,000円でございますが、市内小学6年生の教育活用のほか、じょーもぴあ宮畑まつりや宮畑ウォーク、それと今年度から実施しました縄文キャンプや東京2020オリンピック・パラリンピックの公認プログラムに認定されました縄文リレーマラソンなどを引き続き実施するものでございます。  細目、写真美術館費、185番、企画展示事業費1,383万1,000円は、休館中の写真美術館にかわりまして、福島テルサ等の代替施設で開催する写真企画展やしのぶの里フォトコンテストの開催経費等でございます。  25ページをごらんください。細目、草心苑費、細々目190番、管理費429万4,000円は草心苑の施設管理料でございますが、平成31年度より文化、スポーツに関する事務を市長部局へ移管することに伴いまして、条例で市民の文化活動等の利用に供し、文化の振興と福祉の向上を図ることを設置目的としている草心苑につきまして、所管を文化振興課とするため、草心苑に係る予算を5目学習センター費から6目文化施設費に移動したものでございます。  細目、復興事業費、191番、写真美術館再整備事業費2億7,282万1,000円は、東日本大震災で被災し、休館中の写真美術館の復旧に向け、平成31年度、平成32年度の2カ年の継続費を設定し、耐震補強工事、施設の復旧復元工事を実施するものでございます。なお、分館であります置賜町の市民ギャラリーにつきましても、再開館におきましては写真美術館に集約をする予定でございます。  ページ下段、7目図書館費でございます。細目、図書館運営費、196番、図書館整備事業費618万円は、風格ある県都を目指すまちづくり構想を受け、市立図書館再整備に係る予算でございます。市立図書館再整備基本構想案策定のため、図書館再整備検討委員会に係る委員報償費、旅費等の開催経費及び再整備検討に係る調査業務委託料でございます。  199番、学校図書館支援事業費2,246万9,000円は、学校司書を3名増員し、17名としまして、今年度の配置、38校配置から47校配置へ拡大するもので、図書館司書との連携を強化しながら学校司書の質的レベルアップと学校図書館の充実を図っていくものでございます。  201番、施設改修事業費700万円は、図書館本館の高圧受電設備の変圧器につきまして故障により近隣への停電等の影響が発生することを防止するために変圧器について交換するものでございます。  26ページをごらんください。こむこむ館費でございます。細目、こむこむ館運営費、細々目の205番、管理運営費3億4,175万8,000円は、こむこむ館の管理運営に係る指定管理料等でございます。  206番、施設改修事業費600万円につきましては、非常用発電機蓄電池更新等の施設改修に係る経費でございます。  ページ下段の9目社会教育館費、細目、こぶし荘運営費、207番の管理費2,581万7,000円は、平成31年3月31日で廃止しますこぶし荘の解体に係る設計委託料及び工事費等で、平成31年度内の解体工事の完了を予定しております。  27ページをごらんください。7項保健体育費、1目保健体育総務費につきましては、記載のとおりでございます。  ページ下段の2目体育振興費、細々目の219番、第46回東北総合体育大会開催事業費は、平成31年度の東北総体の開催地が福島県となり、本市におきましては8競技を開催するための補助金でございます。  28ページをごらんください。3目及び細目の体育施設費、細々目227番、施設整備事業費7億7,148万2,000円は、信夫ヶ丘球場改修工事を引き続き実施するとともに、中央市民プール改修、南体育館の雨漏り修繕工事及び十六沼公園クレーサッカー場の人工芝整備を行うものでございます。なお、中央市民プール改修工事は平成31年度から平成33年度までの3カ年の継続費を設定の上、工事を実施してまいる予定でございます。  228番、十六沼公園サッカー場整備事業費6,610万円は、平成29年度から平成31年度までの継続費で実施しております天然芝サッカー場整備事業に係る平成31年度の年割額でございます。給排水、電気工事、グラウンド整備等を行いまして、平成31年秋の供用開始を予定しておるところでございます。  229番、十六沼公園サッカー場管理運営費4,568万8,000円は、天然芝サッカー場の施設の適切な維持管理を行うため、サッカー専用芝を管理する専門的な知識を習得しているグラウンドキーパーの配置及び受け付け業務等の業務委託費及び天然芝の管理を行うための機械等の賃借料でございます。  なお、天然芝サッカー場の工事につきましては順調に進捗しているところでございまして、日本サッカー協会より提供いただくポット苗の植えつけを平成31年6月下旬ごろに行い、11月の秋の供用開始を予定しているところでございます。  29ページをお開きください。4目及び細目、保健給食費でございます。230番、嘱託職員費1,807万2,000円及び234番、部活動指導体制整備事業48万円につきましては、平成31年度から市内の公立中学校へ配置する部活動指導員の人件費及び旅費等でございます。  231番、学校保健事業費3,153万1,000円は、児童生徒の健康診断のほか、平成31年度より実施します小学校のフッ化物洗口事業実施に係る薬剤の管理、調製、配送業務等の委託料でございます。  235番、学校給食長期計画策定事業費17万5,000円は、平成31年度末に委託期間が満了となります西部学校給食センターの民間調理委託及び平成32年度より調理業務の民間委託を予定しております北部学校給食センターの調理業務業者選定に係る選定委員会の報償費等でございます。  細目、復興事業費、242番、学校給食まるごと検査事業費4,648万9,000円は、安全で安心な給食を提供するため、学校給食センター4カ所、単独給食実施校25校において給食のモニタリング検査を毎日実施するための委託料でございます。  30ページをお開き願います。5目学校給食センター費でございます。管理運営費は計3億896万9,000円で、各センターの光熱水費や燃料費、給食運送の委託費等と西部、東部各給食センターの調理業務委託費でございます。材料費は、避難者支援分を含め5億9,721万8,000円を計上したところでございます。  最後に、教育委員会所管分全体の平成31年度の再任用職員を含む職員及び嘱託職員の人件費でございますが、正職員300名、再任用職員22名、嘱託職員132名、計454名でございまして、平成30年度と比較しまして全体で26名の減となっております。臨時職員を含む人件費の総額は31億6,667万7,000円で、前年度と比較して2億3,210万5,000円の減となるものでございます。  続きまして、継続費及び繰越明許費のほうも説明をさせていただきます。説明については、各会計予算説明書を使っていきたいと思います。まず、各会計予算説明書252ページをお開き願います。下段の10款教育費でございますが、このうちの福島第二小学校及び三河台小学校屋内運動場耐震補強設計委託事業から254ページの中段、大鳥中学校耐震補強等工事及び256ページの十六沼公園サッカー場整備事業、信夫ヶ丘球場改修工事につきましては、平成29年度ないしは平成30年度に継続費設定について承認をいただいている事業でございます。大鳥中学校校舎耐震補強工事は平成32年度までの継続費でありますが、その他につきましては平成31年度が継続費の最終年度となっております。  254ページをお開き願います。4項特別支援学校費の福島養護学校校舎改築工事は、ご説明申し上げましたとおり、校舎棟及びものづくり棟の建設工事について、平成31年度、平成32年度の2カ年の継続費により事業を実施するものでございまして、事業総額は28億8,970万円でございます。2カ年の年割額については記載のとおりでございまして、新校舎については平成33年度に供用開始を予定しているところでございます。  その下、6項社会教育費の上段、渡利学習センター整備事業は、学習センターの建物の本体工事について、平成31年、平成32年度の2カ年の継続費により実施するもので、事業費総額は7億790万円でございまして、平成30年夏ごろの完成、仮オープンを予定しております。その後におきまして現学習センターの解体工事、外構工事等を実施しまして、平成33年度に全面オープンする計画でございます。  その下、写真美術館再整備事業は、東日本大震災により被災箇所の復旧復元等耐震工事を行うもので、これまで利用しておりました1階に加え、2階の有効活用を図るもので、1階展示室を新たな市民ギャラリーとして活用し、2階は常設展示及び会議、講座等に使用する計画でございます。平成31年、平成32年の2カ年の継続費により実施しまして、事業費総額は4億4,480万円でございます。  256ページ、一番下でございますが、中央市民プール改修工事は、平成31年度から3カ年の継続費により実施するものでございまして、事業費総額は9億8,400万円でございます。現在は25メートル、50メートルプールのみの開放でございますが、本工事によりまして東日本大震災前同様の施設利用を可能とするものでございます。  続きまして、債務負担行為について説明申し上げます。予算説明書264ページをお開き願います。中段の立子山自然の家管理運営費から268ページの上段の3つ目、こむこむ館管理運営費までは12月市議会定例会議におきまして承認いただきました各施設の指定管理に係る債務負担行為でございます。  270ページをお開き願います。下段の西部学校給食センター調理業務委託費及び北部学校給食センター調理業務委託費につきましては、平成31年度末で委託期間が満了となります西部学校給食センターの調理業務の民間委託を平成32年度以降も実施するとともに、これまで直営で実施しておりました北部学校給食センターの調理業務を平成32年度から民間委託するためのものでございます。債務負担行為の期間はともに平成32年度から5カ年で、限度額については給食センター調理業務委託仕様書に基づき算出した限度額となっております。委託業者選定はプロポーザル方式により実施する計画でございます。  以上でございます。  なお、これまで説明申し上げましたとおり、平成31年度より市立幼稚園業務のこども未来部への移管に伴いまして、予算につきましても教育委員会所管からこども未来部へ移管となりますが、そのほか教育委員会の職務権限に係る事務のうち文化財保護に関すること、学校体育を除くスポーツ科に係る事務が市民・文化スポーツ部に移管となるため、これらの事務につきましては次年度において引き続き教育費でございますが、市民・文化スポーツ部の文化振興課、スポーツ振興課の所管となるものでございます。  平成31年度一般会計予算中、教育委員会所管分の説明は以上でございます。 ○丹治誠 分科会長  それでは、ご質疑のある方はお述べください。 ◆高木克尚 委員  次長の今最後のところで文化施設が市長部局に行く。線引きがよくわからないのです。草心苑とか残るのでしょう。 ◎教育部次長 ただいまご説明しました草心苑につきましては、これまで社会教育施設としていましたが、先ほど申したように、設置目的で文化振興ということがありましたので、所管課は今回から、平成31年度から文化振興課のほうに移管として行くものでございまして、市民・文化スポーツ部の所管となります。 ◆高木克尚 委員  予算編成するときは、新しい組織にのっとって予算組み上げするわけではないのですか。 ◎教育部次長 予算につきましては、これまでどおり教育費でまとめまして、その中で文化課、保健体育課で所管したものが今度次年度からは担当が所管がえしまして、文化振興課とスポーツ振興課にかわるという内容でございます。 ◆尾形武 委員  地元の松陵中学校の件なのですけれども、ことし約2,000万円ほどの測量調査費使ってどの程度まで調査をして、測量、設計まで入るのかどうかお伺いしたいと思います。 ◎教育総務課施設係長 松陵中学校の測量に関しましては、松陵中学校及び松川小学校を含めた一体の測量業務を計画しております。 ◆尾形武 委員  ことし1,970万円ほどの測量設計費なのですけれども、場所の選考なども決めるのですか。 ◎教育総務課施設係長 新しい校舎の場所の選定につきましては、基本計画の中である程度の位置は示していきたいなというふうには思うのですが、確実な、決定ではないということでの計画と考えております。 ◆尾形武 委員  松陵中学校に関しましては、耐震審査1ということで、東日本大震災よりも大きい地震が来れば倒壊のおそれあると、福島市公会堂並みの耐震ですよという診断が下されまして、子供の安全安心のためには早く改築をしていただきたいというのが地元の要望が強いわけなのですけれども、聞くところによりますと平成36年度完成目途だと、予定だということです。平成36年度まで松陵中学校大丈夫なのかいという声が大きいわけなのですけれども、その点に関しましてはどのような対応をなされますか。 ◎教育総務課長 これから平成31年度基本計画のほうをつくってまいりまして、そのスケジュール等も基本計画の中では検討する形になろうかと思います。今委員ご指摘のとおりでございますので、ある程度今のところ養護学校の進捗度合いをベースにスケジュールのほうは想定はしておるところでありますけれども、できるだけスケジュールのほうを前倒しを図りながら基本計画のほうは検討を進めていきたいというふうに考えております。 ◆尾形武 委員  少子化の影響で松陵中学校の生徒も減ると思われます。多分松川小学校のスペースで中学校、6年までは大体緩やかな減少だと思うのですけれども、松陵中学校のどのくらいの大きさを予定して、義務教育学校をつくるにあたっては隣接か併設かということであるのですけれども、測量してみないとわからないとは思うのですけれども、どういう方針で対応するのか。併設型でいくのですか。 ◎教育総務課長 今地元の方のほうにも義務教育学校の関係のご説明をさせていただいている間だとは思うのですけれども、ハード的には建物のほうは一体という形が義務教育学校の形ではございますので、その辺も視野に入れながら基本計画、測量した上で配置計画等も基本計画の中では検討するようになろうかと思います。 ◆尾形武 委員  そうしますと、松川小学校の敷地内につくるということになるわけですか。 ◎教育総務課長 そちらも一つ選択肢としては当然出てくる話になるのだと思いますが、基本計画の中で考えていく形になろうかと思います。 ◆尾形武 委員  松川小学校は新しい建物ですので、松陵中学校をくっつけるわけにはいかないから。この空白の6年間といいますか、そういった子供の安全安心の対策は、今の松陵中学校があと6年間は子供はそこで暮らすわけなのですけれども、安全安心のためにはどのような対策というか、そのままでやるのですか。もしくは、簡易的な耐震補強をやるということもあるのですけれども、もしくはプレハブ校舎をつくって安全のために避難をさせて授業を行う、いろんな選択肢あるのですけれども、3つのうちどのような選択でやろうとしているのですか。 ◎教育総務課長 震災以降これまで委員おっしゃった期間がとってはございます。その間も校長先生はじめ耐震の関係を念頭に入れて、避難の工夫等で今のところ対応しておりますが、今後も引き続きそのような対応でやっていただければというふうには現在のところ考えております。 ◆尾形武 委員  そうすると、建物のいろんな耐震とか、そういうものは手をつけないで、いざというときの避難、いち早く逃げるという対応をするということなのですね。 ◎教育総務課長 これまでの対応を引き続きと考えております。 ◆尾形武 委員  それで地元の方が納得すればよいが。そういうことで避難訓練を随時行って対応していきたいということなのですか。 ◎教育総務課長 ソフト面で対応していきたいというふうに考えています。 ◆尾形武 委員  想定外の災害はいつ起こるともわからないことでありますので、費用もかかるわけですから、そこら辺を勘案して対応、大きな地震が来ないのを祈りたいなと思うのですけれども、わかりました。
    ◆小熊省三 委員  今耐震のところで話が出たのですけれども、確認なのですけれども、前に戻ってしまうと申しわけないですけれども、去年の段階だと、文部科学省のあれだと耐震が必要な校舎が47棟ぐらい残っているということだと思ったのです。補正でやって、今回予算つけて、それがどのぐらい変化、変わるのでしょうか。 ◎教育総務課施設係長 平成30年度末での耐震化率としましては、81.9%の予定でございます。平成31年度末としましては、87.5%の耐震化率の上昇を見込んでおります。  以上です。 ◆小熊省三 委員  パーセントとしては今お聞きしました。県としては、県の去年の段階だと九十何ぼだっけ。ちょっとはっきりしたの覚えていない。全国だと99.5%ということで、福島はもっとそれよりおくれていると思うのですけれども、それにしてもこの数字、頑張っていると思うのですけれども、少ないなと思うのですけれども、実際の建物として耐震性がない建物の残棟数の多い市町村というところで福島が実は出ているわけです。そこでは去年の報告だと47となっていたけれども、それがこの間の平成30年、平成31年度でどのぐらいまで減るのかな。 ◎教育総務課長 平成31年度末で残は23棟になっております。 ◆小熊省三 委員  そのうち23、具体的に名前は大変でしょうけれども、どんな学校が、体育館も含めてでしょうけれども、あるのですか。 ◎教育総務課施設係長 手持ち資料がちょっと…… ◆小熊省三 委員  後ででは教えていただければ。 ◆根本雅昭 委員  いただいた資料の25ページの連番ですか、199番の学校図書館支援事業なのですけれども、司書の方がふえて、37校から47校でしたか、10校ふえるということで、そうすると1人当たり3校程度は持つことになると思うのですけれども、なかなか3校持つというのも大変だなという印象で、これ今まで司書の方の継続というのはどのくらいでしたか。要するにやめられた方、今年度から来年度にかけて継続される方の割合というのはどのぐらいかというのはわかりますか。 ◎図書館管理係長 現在のところ、平成30年度までは14名の司書の方で運営しておりますが、今年度末につきましてはご家庭の都合により退職される方が1名となっております。 ◆根本雅昭 委員  前の年度はデータありますか。二、三年ぐらい。 ◎図書館管理係長 ここ2年、私こちらに来て2年ですが、平成29年度につきましては退職した者はございません。 ◆根本雅昭 委員  そうすると、やめられる方もいるということで、この予算見ると1人当たり大体出てくるのかなと思いますけれども、なかなか厳しい環境というのは想像つくのですけれども、やめられる方とか新しく来られる方の引き継ぎというのはきちんとされているものですか。 ◎図書館管理係長 新しい方も古い方も含めて毎月1回全体集まっての検討会を行っておりますし、あと司書職員が新しい職員に対しても個別に指導などをしておりますので、業務が滞るということはないというふうに考えております。 ◆根本雅昭 委員  わかりました。ありがとうございます。いろいろやられているということで、最後に1点だけ。  増員して何か成果というか、目標というのはありますか。10校もふえるわけですので、3名の10校ということで、どのような成果を求められているのかというのを最後にお伺いしたいと思います。例えば学校の中で授業の中で図書館活用がふえたとか、読書量がふえたとか、そういうところでふえたというか、ふやそうとしているとかですか。 ◎図書館館長補佐 学校司書を入れたことによりまして、学校の先生の授業への資料の活用相談とか、そういったものにもつながりまして、学校支援図書セットの貸し出しというのをこちらも図書館で実施しておりますが、そういう貸し出し増、授業への活用などにもつながるようになってきております。そういった成果が見られてきておりますので、図書館資料の貸し出しにもつながるし、学校図書館、公共図書館の連携にもつながっているものと考えております。  以上です。 ◆根本雅昭 委員  何か数字的なものというのはありますか。何件から何件になったというか。 ◎図書館館長補佐 例えば学校支援図書セットの事例を申し上げさせていただきたいと思います。  学校支援図書セット貸し出し事業ですが、直近のデータが平成30年度はまだ出ておりませんが、平成28年度から平成29年度にかけまして貸し出しセットにつきましては187セットの貸し出しから265セットの貸し出しということで、78セットの貸し出し増につながっております。これは1セット当たり20から30の本が入っておるということで、貸し出しの本ベースでいいますと3,997冊の増、約4,000冊の貸し出し増につながるような学校の授業での活用を見ておるところでございます。 ◆根本雅昭 委員  わかりました。引き続きよろしくお願いしたいと思います。 ◆真田広志 委員  関連なのですけれども、この学校司書に関して当初の整備計画だと平成31年度までに34名の学校司書を配置するという予定だったのですけれども、それが見直しされて今の状況に至っているということなのですけれども、この人数、途中から中学校区を基準とした配置ということに切りかわったのですけれども、これで足りると、目標達成できると踏んでいますか。どういったふうに思っているのでしょう。 ◎図書館管理係長 来年度につきましては3名の増ということになっておりますが、その次の年度につきましては中学校区20名の学校司書配置ということで関係当局と協議を進めてまいりたいと思いますし、中学校区の20名の人数がそろった時点で円滑な事業が進められるというふうに考えております。 ◆真田広志 委員  将来的には全ての学校に配置するという方向性はあれなのですか。もともとは全ての学校ということだったのですけれども。 ◎図書館管理係長 平成32年度には全ての学校に配置するものというふうに考えております。 ◆真田広志 委員  言い方があれだったのですが、1校1名ずつという。 ◎図書館管理係長 全ての中学校区に1名ずつの配置というふうに考えてございます。 ◆真田広志 委員  それで目的が達成できるのかということなのですけれども、そうしますと1校当たり何時間、何日程度の配置になってくるのでしょう、次年度は。 ◎図書館管理係長 1校当たり1週間で、1日から2日で、年間で来年度につきましては198日になります。 ◆真田広志 委員  時間的には何時間程度。 ◎図書館管理係長 1日当たり6時間でございます。 ◆真田広志 委員  この配置時間なのですけれども、おそらく9時から3時ぐらいまでというようなことになっているのですけれども、朝の9時、10時ぐらいの時間帯って子供たちの利用ってないようなのです。もうちょっと時間をずらしていただいたほうが活用しやすいかななんていう意見も出ているのですけれども、同じ6時間であれば例えば10時から4時ぐらいにしていただくとか、放課後の時間なんかも含めて子供たちと接する時間があるといいのではないかなんていう意見も出ているのですけれども、いかがでしょうか。 ◎図書館管理係長 学校司書の勤務は基本6時間でございますが、配属先の校長先生の運用の中で効果的な配置ということで、例えば学校さんによっては朝の読み聞かせとか、あと昼休みの読み聞かせを重点的にやりたいというところがございますので、そういったところにつきましては校長先生と学校司書の方が相談しまして、6時間の範囲内で勤務をしているということでございます。 ◆真田広志 委員  そうすると、学校とそういったことは相談していけばいいということですね。わかりました。ありがとうございます。 ◆梅津政則 委員  司書さんで、ちなみに教育委員会所管の職員の方で司書の資格を持っている方というのは何名ぐらいいるのですか。図書館司書、学校司書というふうに事業で動いている司書さんの中には職員はおられないということですよね。専門知識を管理できるのでしょうかということをちょっとお伺いしようかななんて思いまして。 ◎図書館管理係長 図書館関係ですと、正職員につきましては司書職員は11名、それから嘱託職員につきましては29名、それから臨時職員につきましては12名の職員が司書の資格を所持しております。なお、学校司書につきましては現在12名のうち4名が司書の資格を有しております。 ◆梅津政則 委員  学校司書さんの人って司書の資格を持っていないの。 ◎図書館管理係長 持っておられない方もおりますけれども、学校に勤務しております司書教諭の方の指導並びに学校図書館の司書の職員の指導に基づき勤務をしてございます。 ◆梅津政則 委員  司書教諭は司書の免許もないですよね。教員免許で特別な講義受けただけですよね。その体制で本当に成果が上げられるのかちょっと疑問なところがあるのが1点と、保育士さんと同じで、そのうち正職員とかではないと人が集まってこなくて、この事業自体が継続できるのということをちょっと心配したので、聞きました。なかなか正職員で賄うというのは厳しい面もあるのでしょうけれども、体制づくりの中で、保育士さんが一番いい例だと思うのですけれども、有資格者の方が全然集まらないで、無資格の、無資格というのは表現が悪いですけれども、司書の資格がない方が図書関係のいろんなアドバイスをする司書職につくということ自体がどうなのだろうという、誰でもいいのかという気がしたものですから。何か答弁ありますか。 ◎教育長 学校司書については、国の法律で資格要件はないのです。それで、本市の場合にはもともとは学校教育課で持っていたのですけれども、それでただ配当していた形なのですけれども、それを図書館に持っていって、そして図書館の司書の指導を受けながらやるような形で運営しています。結果的に学校司書も司書資格を持つような形で募集をすれば一番いいわけなのですけれども、将来的にはそういう形でしたいと思っておりますけれども、資格要件がないということで。 ◆小熊省三 委員  この概要のところの4ページのところなのですけれども、2節のところの公立学校の部活指導員の配置についてお伺いしますが、何校にというか、全ての中学校に配置というぐらいに見てよろしいのですか、この予算というのは。 ◎保健体育課学校保健給食係長 今ほど資料の4ページのほうの歳入の予算となっておりまして、事業費の一部が県のほうからの補助として入ってくる部分になります。歳出のほうですが、資料の29ページの細々目の番号が230の嘱託職員費のところと234の部活動指導体制整備事業費、これ合わせてが総事業費となりますが、人数は20名ということで、公立中学校に各校1名ずつの配置の予定をした事業費となっております。 ◆小熊省三 委員  済みません。僕すぐぱっと出なくて。公立中学校21校ではなかったのでしたっけ。違うのでしたっけ。 ◎保健体育課学校保健給食係長 中学校20校です。 ◆真田広志 委員  関連で。先ほども話出ましたけれども、学校支援用図書セットの貸し出し数というのを最近指標として掲げているのですけれども、貸し出し数は相当ふえるのですけれども、本来の子供たちの読書量というのはふえているのでしょうか。そもそもそれを指標として掲げていたようなところがあったのですけれども、いつの間にかこちらを指標として掲げるようになってきたななんていうところもあったので。 ◎図書館館長補佐 ただいま手持ちの資料に持っております子供の読書量調査につきましてご報告したいと思いますが、福島市と福島県と、あと国と持っておりますので、平成28年度と平成29年度ベースのものを小学生と中学生のものをご報告したいと思います。  まず、平成28年度は福島市が一月当たり9.8冊、福島県が平成28年度が11.6冊、国が平成28年度が11.4冊、一月当たりの冊数となっております。中学生が平成28年度が福島市が2.2冊、福島県が2.6冊、国が4.2冊という現状でございます。それが平成29年度、私が持っている最新のものでは、福島市が小学生が11.0冊、福島県が小学生が11.6冊、国が平成29年度、小学生が11.1冊という状況でございます。平成29年度の中学生が福島市が2.2冊、福島県が中学生が2.7冊、国が中学生が4.5冊という現状になっております。 ◆真田広志 委員  中学生の読書量が全国平均の半分以下になっているのですけれども、この要因というのはどう分析しますか。 ◎図書館館長補佐 こちらは、公共図書館の立場で申し上げますと、やはり図書館のそういった学校司書の活用を授業でしていただいて、授業でのそういう読み聞かせとか、そういったものの充実を今後図っていく必要が中学校の中でもあるのかなというところは考えておるところでございます。 ◆真田広志 委員  先ほど当初の計画よりも学校司書数が減らされているというところが、そもそも県なんかの読書活動推進計画の中で子供たちの読書量をふやしていこうということで、学校司書なんかは配置していこうという話になってきたのだと思っているのです。結局子供たちの読書量なんか全国平均でこれほど下がったにもかかわらず、司書配置なんかも減らしていくというのはどういうことなのかなという思いで先ほど話をさせていただいたのです。そもそもこの司書の配置計画なんかも当初よりも後退していることも含めて、今後子供の読書量をふやすためにどういった取り組みをしていくと思っていますか。 ◎図書館館長補佐 まず、今年度から実施しておりますが、読書手帳の配付というのを今年度新たに実施しています。これは、本年度の7月、夏休み前に各公立小学校、中学校の全ての生徒に1冊ずつまずお配り申し上げまして、その1冊の中に50冊の本のタイトルと、あと読んだときの感想とかを書いていただけるような記録形式のものの手帳を配らせていただいております。1冊読み終えた子供さんについては、希望があれば図書館のほうでお配りしますよというような広報を各小中学校の学校を通して広報させていただいておるところでございます。 ◆真田広志 委員  それがどのように読書量をふやすことにつながるのかちょっとわからないのですけれども、いろいろ取り組んでいっていただきたいと思います。 ◆高木克尚 委員  さっき小熊委員から部活の指導員加配のところで質問あったのですけれども、ことしの政府の予算では部活指導員のほかに事務補助員みたいな予算もついているのですけれども、これは福島県も福島市も活用しないというふうに判断してよろしいですか。 ◎学校教育課主幹[管理] スクールサポートスタッフということで、こちら非常勤で資格が特に問われていないのですが、その配置が今年度8名、8つの学校に入っておりまして、来年度は10校のところに入る予定でございます。 ◆高木克尚 委員  それは、予算立てしなくても市の持ち出しはないということ。 ◎学校教育課主幹[管理] それは県のほうの。 ◆高木克尚 委員  県の事業ということ。 ◎学校教育課主幹[管理] ええ。なっておりますので、そちらをこちらのほうにということになります。 ◆小熊省三 委員  さっきの部活のと関連しての質問なのですけれども、いわゆる勤務時間というか、どのぐらいなのかちょっと。  それから、部活20校ということですごいなと思ったのだけれども、よくよく考えたらば、いろんな部活があるので、それは校長さんが結局どこに入ってもらうか決めるのかとか、結局働く先生方の負担を軽減するということですけれども、1名、とりあえずのところだと思うのですけれども、その辺どんなふうになさるのかなというあたりについて聞きたいと思いました。 ◎保健体育課学校保健給食係長 まず、部活動指導員の勤務時間なのですけれども、年間トータルしますと上限が336時間、これ補助の規定がございますので、336時間なのですが、その中身ですけれども、部活動平日ですと1日大体2時間、あと休日はどちらか1日で3時間というような形と、あと部活動ですとオフシーズンとか、活動がオンのシーズンがありますので、それを年間でトータルして336時間でおさめていただくというような調整しまして、嘱託職員という形で市の職員として採用というか、雇用するような形になります。  あと、部活の種類が確かに学校でいろいろな部活があるのですけれども、平成31年度については各校1名ということで、学校の校長先生のほうからどういった部活に必要かどうかということで希望、そういった適性な方がいるのかどうかということも関係ありますけれども、何が部活に必要かということを希望をとって、校長先生の推薦で採用するような形を考えております。 ◆根本雅昭 委員  いただいた資料の21ページの細々目で136番目なのですけれども、海外チャレンジ応援費の、これは補助率4分の1、2分の1、4分の3とあるのですけれども、これそれぞれ誰がこの補助率になるのですか。違いを教えていただければと思うのですけれども。 ◎生涯学習課生涯学習係長 対象の区分につきましては3区分ございまして、4分の1に関しましては補助金の上限12万5,000円、これは年収910万円程度の方、補助率2分の1につきましては25万円が上限で、年収の程度でいいますと350万円程度、補助率4分の3につきましては補助金の上限額が37万5,000円で、収入が350万円未満の方というようなことを想定しております。 ◆根本雅昭 委員  わかりました。そうすると、これは2分の1と4分の3でちょっとのところでこの区分が変わってしまうということなのですよね。 ◎生涯学習課生涯学習係長 委員のおっしゃるとおりでございます。 ◆尾形武 委員  関連しまして、この事業、20名程度なのですけれども、どのような研修を受けるための予算なのですか。 ◎生涯学習課生涯学習係長 こちらにつきましては、想定しているものとしまして、子供の方が例えば海外での語学研修とか、そういったものが主なものになるのかと想定はしております。 ◆尾形武 委員  期間は何日間くらいなのですか。 ◎生涯学習課生涯学習係長 期間につきましては、日本国外での滞在期間が7日以上90日以内ということで想定しております。 ◆尾形武 委員  20名なのですけれども、20名は福島市内の中学生、高校生対象ということで、そういった募集とかそういう要望はあったわけなのですか、今まで。 ◎生涯学習課生涯学習係長 こちらのほうは新たに始める事業ということで、例えば高校、中学校の部分に事業始まる前にある程度確認等はさせていただいた中で、例えば海外、日本国外で研修しているような自費で参加されている子供さん等いるというようなお話もお聞きした部分もございますので、そういった部分で新たなチャレンジということで今回事業費のほうを予算のほうに組み込ませていただいたものになります。 ◆根本雅昭 委員  今のところで、これ3段階で急に変わってくると思うのですけれども、例えば50%基準にして、350万円年収基準にしてもうちょっと穏やかに、なだらかに補助率って決められないものなのですか。 ◎生涯学習課生涯学習係長 この基準にしましたのが、先ほど次長のほうでご説明がありました高校進学等の制度の部分で想定をさせていただきまして、そういった部分での3段階ということで今回想定をさせていただきました。こちらの3段階の制度を使っている市町村のほうを確認しましたところ、京都市さんのほうで平成30年度から同じような制度で実施していることを確認しております。 ◆根本雅昭 委員  あと、12ページの49番目のICT指導員なのですけれども、これどういう方を想定されているのですか。 ◎教育研修課長 現在、退職教職員でICTに造詣の深い方を予定しているところでございます。 ◆尾形武 委員  19ページなのですけれども、幼稚園を10園に統合されまして、園長先生が新たに、今までは校長先生が兼務されておったのですけれども、新たな園長先生を登用するということで、こういった方々はどのような方が就任されるのですか。 ◎学校教育課長 10園のうち9園については退職校長、1園が退職教頭ということで、管理職を経験した者ということで来年度から配置というふうに考えております。 ◆尾形武 委員  そういったことで幼稚園を統合したことによって人数も大分ふえたなという感じはするのですけれども、そういった意味で延長保育、預かり保育やるわけなのですけれども、今の申し込み状況というのはわかりますか。 ◎学校教育課長 申しわけございません。手持ちなかったものですから、すぐに調べてまた回答したいと思います。 ◆尾形武 委員  預かり保育するための保育料とあるのですけれども、保育料の基準とか、1時間幾らとかという保育料の設定はどのようになっていますか。 ◎学校教育課庶務係長 預かり保育料に関しましては、1日当たり300円お願いしております。そのほかにおやつ代や雑費ということで100円、合わせて400円となっております。 ◆尾形武 委員  1日当たり400円ね。お茶菓子代ということで、おなか減りますから。本当に預かり保育をやれば幼稚園に上げるご家庭も多くなるのかなというような気がいたします。こういったときは20名の指導員の人も、そうしますと20名を新たに採用するということは、1園当たり2名を新たに採用して対応するということになるのですか。 ◎学校教育課庶務係長 2人体制で子供さんたちを見れるようにということで、各園2名の配置を予定しております。 ◆尾形武 委員  あともう一点なのですけれども、写真美術館ことし2億7,000万円、あと来年が1億7,000万円で、4億4,000万円ほどで再整備するということでありますが、写真美術館の前の道路の拡幅というような問題も出てくるのかなと思うのですけれども、そういった兼ね合いはどのような計画といいますか、大丈夫なのかなんていう心配はするのですけれども。 ◎文化課文化財係長 写真美術館の用地につきましては、都市計画道路太平寺―岡部線の計画用地に入ってございます。都市計画道路の進捗状況としましては、国道13号より東側については平成36年度での事業完了を目指して現在事業を進めていると聞いております。13号より西側の土地につきましては、まだ事業化の見込みが立たないということで、現在地において文化財としての復帰を優先したというものでございます。なお、道路の事業化の場合には引き家等を検討してまいりたいと考えております。 ◆尾形武 委員  いずれは道路の計画も西側も拡幅するのかなという予定がありますので、引き家する際には後ろの用地など余裕はあるのですか。 ◎文化課文化財係長 写真美術館2階建ての本棟奥に1階建てのトイレなどの建物があるのですけれども、こちらは残念ながら壊すようになります。それを壊して、大体7メートルから8メートル後ろのほうに持っていけば敷地内でのセットバックが可能であると考えてございます。 ◆尾形武 委員  そうしますと、セットバックして大丈夫だということなのですけれども、観覧に来られる方の駐車場なんかの整備はどのように考えていますか。 ◎文化課文化財係長 付近の保健福祉センターなどなどの駐車場もあわせて、今後実際に道路が事業化された際に駐車場用地の獲得などについて検討してまいります。 ◆小熊省三 委員  今写真美術館の説明の中でいわゆる市民ギャラリーを完成したらば、整理という言葉を使ったかどうかあれですけれども、あったと思うのですけれども、その辺は市民ギャラリーを使っている利用者の人との関係の中では、向こうに使ってもらうということで問題ないというか、大丈夫なのでしょうか。 ◎文化課文化財係長 まず、市民ギャラリーの状況については、雨漏りがかなりひどい状況でございまして、実際に展示している作品が雨漏りの被害に遭うようなことも、実はそういう危険性もはらんでいる中でご利用いただいておりました。写真美術館の運営委員会という組織がございまして、その中に市民ギャラリーを利用していらっしゃる方の代表というふうに考えている委員の皆さんもいらっしゃいます。こちらの方々と新しい写真美術館での展示スペースの面積やら展示の環境などについて協議をしてお話を進めてまいりました。また、実際の市民ギャラリーを利用されていらっしゃる各団体の皆さん方には、今回予算がついて事業の年度のほうが大体具体化されましたらば、各利用団体の皆様方にご説明してまいりたいと考えてございます。 ◎学校教育課長 先ほどのご質問の中で預かり保育の希望人数です。平成31年度につきましては、10園の中で327名ほど希望しております。これは、最初に登録をするという形で一応出してもらうのですが、全く希望はありませんよという方は57名程度です。ですから、ほとんどの方はまずは希望する。その中でどんな日数でということになるのですが、週2回から3回ぐらいが59名、週1回程度というのが20名、それから用事があるときにというのが202名ということで、何か特別な用事があったときに預かり保育をお願いするというケースでのご希望が多いようです。 ◆尾形武 委員  今のことで、用事があるときということで、緊急的なとか、そういうこともあるのかなと思っています。市立幼稚園に上げるご家庭は専業主婦とか、あとはじいちゃん、ばあちゃんがいる家庭とか、そういうのがやはり多いのかなという気がいたしました。ありがとうございました。 ◎教育総務課長 平成31年度末で耐震が未了の23棟と申し上げましたが、その内訳を申し上げます。  まず、校舎棟、屋内体育館、屋内運動場が全て未了のところが松陵中学校で、校舎2棟、屋体1棟、下川崎小学校が校舎1棟、屋体1棟、あと校舎のみが未了の学校が水原小学校1棟、土湯小学校1棟、大鳥中学校2棟、こちらは大鳥中学校は今工事中です。あと、屋内体育館、運動場だけが未了のところは三河台小学校、第二小学校、第一小学校、第四小学校、清明小学校、中野小学校、余目小学校、瀬上小学校、8校、8棟です。なお、中で第二小学校と三河台小学校は予算にも計上させていただいていますが、現在進行中でございます。中学校は、渡利中学校、蓬莱中学校、平野中学校、三中、吾妻中学校、西信中学校の6校、6棟でございます。そのうち渡利、蓬莱、平野、三中、吾妻中は現在進行中でございます。  以上です。 ◆梅津政則 委員  資料の5ページの歳入のところで清水小学校の用地の売却なのですけれども、飯坂街道の拡幅ということで、これは売却する、平成31年度中にもう売却の契約手続きといいますか、所管が県のほうといいますか、要はその用地が契約とかが成立する前後でもいいのですけれども、そこの土地は入れないとか、そういうふうになってしまうのですか、それとも実際の工事に着工するまでは現状のままということなのですか。多分先生方の駐車場に入っていけなくなると思うのです。そこら辺はどういうふうな扱いなのですか。 ◎教育総務課施設係長 契約のほうにつきましては、今年度、平成30年度中を目途に県のほうとも調整はしております。平成31年3月中を目途に進めております。平成31年度の事業としまして、拡幅に伴う支障物の撤去、例えば門扉ですとか高木ですとか、あとは物置等々の撤去事業のほうを平成31年度に進める予定でございます。事業は進めるのですが、先生たちの駐車場が入れなくなるようなことはないかなというふうには思ってはおります。
    ◆梅津政則 委員  ちょっと細かい話で申しわけないですけれども、先生たちのほうの駐車場に入っていくところって、校舎と植え込みといいますか、イチョウとかの木の間って車1台分ぐらいしかないと思うのですけれども、あれ少しでもとられると車とか通れないくらいになってしまうのではないかと思ったのですけれども。 ◎教育総務課施設係長 その点につきましては、県のほうと、あとは道路担当の部署とも十分検討は現場でいたしました。何とか給食配送車にも入っていけるような形での整備ということでまとまりそうかなというふうな感じでございます。 ◆梅津政則 委員  平成31年度中に邪魔になるところには撤去工事が入っていくという認識で構わないのですか。県の事業で申しわけないですけれども。 ◎教育総務課施設係長 おっしゃるとおりでございます。 ○丹治誠 分科会長  では、午前中はここまでにしまして、あと午後からにしたいと思います。  ここで、予算特別委員会文教福祉分科会を休憩いたします。                午前11時59分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午後0時58分    再  開 ○丹治誠 分科会長  ちょっと時間早いですけれども、皆さんおそろいなので、分科会を再開いたします。  高木委員から早退する旨の届け出がございましたので、ご報告いたします。  それでは、ご質疑のある方はお述べください。 ◆小熊省三 委員  資料の14ページのところの就学奨励費、71番、ほかのところにもありますけれども、今回それこそ基準を変えたということに伴っていると思うのですけれども、いわゆる経過措置との関係の中で、若干減ってはいるのですが、どんなふうになっているのかなというところを確認したくて質問させていただきました。言っていることは、1.5倍だったのが、1.5倍のときは今までの場合はいろいろあって、例えば児童扶養手当をもらっているだとか、非課税世帯だとかというのがあったのですが、それを取っ払って1.3にしたわけですけれども、その間に経過措置というのを設けるという話が前回ちょっとあったと思ったのです。その関係の中でこのマイナス31万円というのは対象はどのぐらいの人がなっているのかなとか、そもそももしかすると対象人数が、年度が違うので、違うのかもしれないですけれども、その辺の関連についてお聞きしたいと思って質問しました。 ◎学校教育課庶務係長 今回の予算に関しましては、1.3倍になる方の経過措置というところの数字までは含んでおりません。全体の児童数、生徒数が減少しておりますので、それに伴って就学援助の認定率を同程度と見た場合に全体的な予算が下がったというものでございます。 ◆尾形武 委員  先ほどの写真美術館の件なのですけれども、今回総体で4億4,000万円余の予算をかけて保存したいということなのですけれども、その根拠となる施設、建物がどのような価値があるのかちょっと教えていただきたいと思います。 ◎文化課文化財係長 写真美術館については、大正14年【後刻 大正11年と訂正】の建築でございまして、昔の逓信省の出先機関でございますけれども、電気機器の検定所としてつくられた建物でございます。まず1つ貴重なところは、組積造というつくりでして、石を積んでつくった建物でございます。石は、今回正式にどこの石であるかというのを調査したのですが、確定できませんでしたが、国見石、国見町でとれていた石であると今のところ推定をされてございます。また、建物の形といたしましては、明治から昭和に移る中で官公庁の建物がいわゆる飾りの部分、装飾性をだんだん失っていく過程において、最後の装飾性をとどめた建物であるということが非常に貴重なものであるとして市の文化財に指定してございます。 ◆尾形武 委員  市の文化財ということで、国とか県の重要文化財にはならないのですか、これ。 ◎文化課文化財係長 残念ながら今のところ市の文化財でございます。ただ、今回の改修について文化財保護審議会の建造物担当の高橋先生という委員の方に監修をいただいているのですけれども、今回の改修非常に文化財の価値を高めるような改修ですので、場合によっては県に上げるようなこともやっていいのではないかというようなお言葉はいただいておるところでございます。 ◆尾形武 委員  交流人口、観光の方々に見ていただくとか、やっぱりこういった施設は、福島市もかつては日銀の福島支店やら福島警察署やら貴重な建物が取り壊されたという経過もあって、福島市に残った唯一の文化財みたいな建物なのかなと思いますので、そういった有効利活用に向けて今後施策を展開していただきたいと思います。 ◆小熊省三 委員  資料の9ページのところの質問でございます。10款の14、いじめ対策のところでございます。別室登校の指導員の教員を配置するということで3名というふうになっていますが、どこを予定してというか、もう配置しているのかどうかあれなのですけれども、どこを予定しているのかお聞きしたいと思います。 ◎学校教育課長 今年度中学校3校ということで、北信、信陵、それから福島四中という形で指定させていただいて、今モデルケースとして3年間を継続した形で実施ということで、次年度も同じ3校を予定しております。 ◆小熊省三 委員  19ページのところでございます。10款教育費のところで、施設改修費のところで新しく124ということで幼稚園園舎の、笹谷の耐震補強設計ということですが、僕は平家なので、安全なのかなと一応認識としては思っていたのですけれども、ほかにこういう耐震が必要なところというのはあるのですか、市立幼稚園で。 ◎教育総務課施設係長 幼稚園施設におきましては、笹谷幼稚園のほかに森合幼稚園も耐震強度的には不足している施設でございます。 ◆小熊省三 委員  ちなみに、Is値はどのぐらい。あればでいいですけれども、後で、なかったらば今あれですけれども。 ◎教育総務課施設係長 手持ちの資料ございませんでした。申しわけございません。後でお答えいたします。 ○丹治誠 分科会長  小熊委員、これ採決にあたって必要ですか。おそらくこれ流れからいうと。どうしますか。必要であればみんなに諮ってもらう。 ◆小熊省三 委員  今のIs値についてですか。 ○丹治誠 分科会長  うん。 ◆小熊省三 委員  いや、後で僕は。 ○丹治誠 分科会長  では、分科会終わって個人的にということですか。 ◆小熊省三 委員  終わってからで結構でございます。今でなくても、採決前にはいいです。大丈夫です。 ◆根本雅昭 委員  いただいた資料の15ページと17ページを比べてなのですけれども、特別支援学校費と比べて、細々目の84番目の教育備品等購入費というものが15ページ、中学校費にはありまして、17ページの特別支援学校費にはこの項目、教育備品等購入費というものがないのですけれども、こういったものというのは特別支援にはなくてもいいものなのですか。その辺のところちょっと教えていただければと思うのですけれども。 ◎学校教育課庶務係長 ただいまのご質問で小学校、中学校のほうは教育備品等購入費と教育振興備品等購入費という2つに項目に分けているのですけれども、特別支援教育のところに関しましては福島養護学校1校ということでありまして、教育振興備品費にまとめた形で対応させていただいております。 ◆根本雅昭 委員  ないわけではなくて、この項目ご説明いただいたところに入っているということ、わかりました。 ◆小熊省三 委員  資料の28ページのところでございます。細々目の228番、十六沼整備事業費のところですが、先ほどの説明で天然芝を整備するための機械の借用というふうにありましたが、これ幾らぐらいなのかなというあたりをお聞きしたいと思いまして。 ◎保健体育課スポーツ振興係長 十六沼公園の天然芝サッカー場の機械のリース代なのですけれども、機械のリース料は800万円を想定しております。機械は全部で17種類ほど必要になりますので、800万円ほど予定をしております。 ◆小熊省三 委員  いろんな種類合わせて800万円ということ。 ◎保健体育課スポーツ振興係長 はい、そうです。 ◆小熊省三 委員  当然維持しなければいけないから、毎回このぐらいはかかるということですね。あわせて、メンテナンス料はリースの中に含まれているのですか。 ◎保健体育課スポーツ振興係長 機械のリース代には、基本的な消耗品とかは入っているのですけれども、大規模な修繕等は入ってございません。 ◆梅津政則 委員  芝を途中から植えると思うのですけれども、次の年のことを考えてもあれなのですけれども、途中からのメンテナンスで4,500万円余で、これ次年度はもうちょっとかかるということになるのですか。 ◎保健体育課スポーツ振興係長 ポット苗の植えつけなのですけれども、日本サッカー協会からポット苗を提供いただきまして、7万5,000株を6月の下旬に植えつけを予定しています。そのことから7月から実際芝の管理をしていくので、7月から3月までの経費がこちらの経費になっています。なので、翌年は1年分ということなので、来年度予算よりは上がるのを想定しております。 ◆小熊省三 委員  800万円からふえるということなのですが、どのぐらいなのですか。年間としてはそうするとどのぐらい。 ◎保健体育課スポーツ振興係長 芝の管理のリース代については5年間のリース料ということでこの分は固定になるのですけれども、芝の管理経費については見積もり正式にいただいておりませんので、今ここでお答えはできません。 ◆小熊省三 委員  そうすると、機械のリース代は7月から3月まで800万円ということで、来年度はもうちょっとふえるということで、額はわからないということでございますね。わかりました。 ◆真田広志 委員  24ページ、歴史ふれあい事業ということで計上されているのですけれども、次年度どのぐらいの来場者を見込んでいるのか伺います。 ◎文化課文化財係長 歴史ふれあい事業費としましては、松山町にございますふれあい歴史館ですが、あそこ常設の展示場がございませんで、出張展示あるいは出先機関でのふれあい講座というようなことで講座などを開催してございます。平成30年度の実績といたしましては、出張展示が5回開催をしてございます。ふれあい講座、いわゆる座学の講座といたしましては、10回開催をするとともに、出張展示特別講座としてさらに1回、11回ということで講座を行ってございます。来場者数につきましては、済みません。これから集計いたしますので、ちょっとお時間をいただければと思います。  まず、出張展示の来館者数ですが、平成30年度の見込みで1,201名の予定でございます。それから、ふれあい講座につきましては271名を今のところ予定をしてございます。 ◆真田広志 委員  この施設も上町の施設が閉館してからもう6年ぐらいたつわけですよね。今松山町の施設ということで、文化施設のあり方検討会の中でも例えばやっぱりこの施設、いわゆる倉庫兼用ということで使っていて、既存商業施設をそのまま利活用しているということで、資料の収蔵環境が非常に悪いというような指摘もされています。早急に収蔵施設の整備が必要ですよというような指摘もされているまま、そのままずっと来ているのですよね。今後におきます歴史資料館の整備方針というのはどういうふうに考えていますでしょうか。 ◎文化課文化財係長 ふれあい歴史館を含めた文化財あるいは歴史的資料の保管状況については、委員ご指摘のとおり、なかなかいい環境が確保できないというところでございます。公共施設の全体のあり方を検討していく中で、文化施設についてもあり方を検討していくということで予定をしてございます。具体的には、空き校舎なども含めた遊休施設の活用も視野に入れながら検討しておるところでございます。 ◆真田広志 委員  いつごろまでに方向性まとまってくるのでしょうか。 ◎文化課文化財係長 平成32年度をめどに方針を確定させてまいる考えでございます。 ◆真田広志 委員  平成32年度まで、平成32年度中ということですか。 ◎文化課文化財係長 平成32年度中。 ◆真田広志 委員  中にはまとめる。 ◎文化課文化財係長 はい。 ◆真田広志 委員  わかりました。どこで検討しているのかとかも含めて。平成32年度中ということなのですけれども、今どういった組織が検討しているのでしょう。何か検討会とか立ち上げているのでしょうか。 ◎文化課文化財係長 現在は、課内において現在の収納環境と収納施設の面積などなどを集計してございまして、今後予想される資料の総量の増加分やら何やらを見て、どれぐらいの収納面積が必要であるかということを算定しているところでございます。 ◆真田広志 委員  収納面積ということなので、保存施設として考えているのか、ちゃんとした展示スペースとして考えているのか、その辺をお聞きします。 ◎文化課文化財係長 基本的には、理想としては収納と、保存する場所と展示する場所というのは一体化しているということが望ましいとして考えてございます。しかしながら、例えば空き校舎を利用した保存、あとは展示をしているような施設もございますので、そういった先進事例なども参考にしながら展示のあり方、保存場所との関係などを協議しておるところでございます。 ◆尾形武 委員  14ページなのですけれども、通学バスの運行事業費、これは岡山小学校、さらに16ページの第三中学校ということで、いずれも大波地区からの小中学生の通学バスの運行委託費であるのですけれども、今どのような形態で大波地区の小中学生はこういった通学バスの運行を利用されているのですか。 ◎学校教育課庶務係長 岡山小に関しましては、登校がジャンボタクシー1台に普通のタクシーが1台、下校がタクシー3台ということで見ておりまして、三中に関しましては、登校がタクシー1台と下校がタクシー2台ということで対応させていただいている状況でございます。 ◆尾形武 委員  ジャンボタクシーとかタクシーを利用されているのですけれども、これは小中学生は自宅ほぼ目の前から通学できるのですか。 ◎学校教育課庶務係長 自宅目の前ではないですが、ある程度車に乗ったりおりたりするのに安全なスペースが確保できるというところで何カ所かに拠点を置いて、バス停留所なんかを活用しながら対応している状況です。 ◆尾形武 委員  大波地区は廃校になりまして、地区全体が中山間地といいますか、そういった中で送迎やっていますので、大変こういった事業をやることによって保護者の理解も得られたのかなと思います。ただ、これ何人くらい利用されているのですか。全員の方利用されているのですか。 ◎学校教育課庶務係長 小学校のほうが来年度14名の予定で、中学校のほうが3名の予定です。大波地区の方は全てご利用されています。 ◆尾形武 委員  これから学校統廃合に伴いまして、こういった通学バスをいろいろ考えなくてはならないのかなと思っていますので、これらを参考にしながら、今後統廃合にあたっては、やはりタクシーなりを使って安全安心を確保しながら保護者の理解を進めていければいいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆真田広志 委員  9ページ、いただいた資料。中学校に配置する別室登校支援教員を配置するということなのですけれども、これはどういった方なのでしょうか。 ◎学校教育課長 教員の退職されたOBの方が配置されております。 ◆真田広志 委員  これ特にいじめの多い3校に配置するということなのですけれども、どこの学校なのか、またどういった状況なのかについてお伺いします。 ◎学校教育課長 配置の学校につきましては、福島四中、信陵中、北信中の3校でございます。いじめということではなくて、不登校が多い、そして別室登校がある程度整備されている学校に配置ということでございます。 ◆真田広志 委員  この3校が特に不登校が多い理由というのはどのように分析されているでしょうか。 ◎学校教育課長 いろいろその学校、それから学年等で一概になかなか難しいところなのですが、ある程度規模がある学校、大規模校ということで人数がある程度いる。市内でも平均して中学校ですとかなりの割合になっているので、当然人数的にも多いということから、そういうことでの配置ということを考えております。 ◆真田広志 委員  ちなみに、それぞれの不登校者数というのは何名ずつですか、この3校の。 ◎学校教育課主幹[指導] 平成31年1月末現在で福島第四中学校が25名、信陵中が41名、北信中が22名でございます。 ◆真田広志 委員  四中あたりも25名って、400人弱の学校でというのも相当多いですよね。信陵、北信にしても。ある程度規模の大きな学校ということなのですけれども、ほかにも規模の大きな学校はあるのだけれども、全般に規模の大きな学校ってこんなぐらいの状況なのですか。 ◎学校教育課長 発生率につきましては、小規模校は比較的少ないのですけれども、ある程度の規模の学校になりますとやはり多くて、大規模になれば当然人数はふえてくるということで、ただ今言った信陵、四中、北信というのは比較的多い。そのほかに福島一中であるとか、ほかにもあるところなのですが、やはりそういうところにも別室登校の支援という形での配置は今後も検討してまいりたいというふうに思っております。 ◆真田広志 委員  今スクールカウンセラー配置したりとか、いろんな対策はとっているのですけれども、それでもこれだけの不登校者がいるということですものね。そうすると、この3校に対しては常駐で支援員をスクールカウンセラー等いろんな方々と別に配置するということですよね。 ◎学校教育課長 はい、そのような形で別に配置をしております。 ◆真田広志 委員  思ったより不登校者数が多くてちょっと衝撃受けていたところなのですけれども、早急に対策を講じていただけたらと思います。今回こういった新しい取り組みしていただけるということですけれども。 ◆尾形武 委員  この中学校に配置する別室登校、別室で行われている中学校というのは何校くらいあるのですか。 ◎学校教育課長 具体的に別室という形で固定して、そこに登校を促すという学校と、それから例えば保健室に通うとか、空き教室に通うとか、または小学校なんかでは校長室に行くとか、別の形で、教室に入れないお子さんの居場所をまず学校の中でつくると。ある程度人数があって学習環境をつくっていくためにということでこういう配置の仕方をしたのですが、やはりそのほかにもそれぞれの学校で独自の対応をとっていただいて、特に空き時間というか、先生がそこに学習を教えに行ったり、見に行ったり、支援したりと、そういう形で今対応しているところでございます。ですから、何校がここというのはちょっと今手元にないところなのですが、かなりの学校で別室での学習というのを取り組んでいる状況です。 ◆尾形武 委員  閉じこもりよりはこういった別室に限るというほうが、やはり家の外にまず出てもらうというのが一番大事なことだと思うのですけれども、小学校もやっぱり何校かはこういった別室でやるという形態はあるのですか。 ◎学校教育課主幹[指導] 小学校においても別室で登校している児童がございます。学校数等については現在集計しますので、少々時間いただきたいと思います。 ◆尾形武 委員  やはり統廃合を進めるにあたって、大きくなればこういったなじめない子供さんも出てくるのかなとは思うのですけれども、やっぱり不登校やらいじめをなくしながら統廃合も考えていただきたいと。複式学級を一概になくしたいということで統廃合を進めるにあたっては、こういった不登校とか別室で対応しなければならない子供さんのことも考えながらやっていかないと、なかなか今後合併したりすればなじめない生徒さんも発生するのかなという気はするのですけれども、学校教育課長、いかがですか。 ◎学校教育課長 市のほうで幼小中連接ということでつなぎを大切にした事業というのを行ってきているところですが、小規模校からある程度の中学校の規模の学校に行って、そこで集団の違いによって不登校になるという、そういうケースは今までもございました。それで、それを何とか抑えるということで、それぞれ小学校同士の交流であったり、または中学校区での交流であったりという、そういう仲間づくりといいますか、それをできるだけ早目に行うこと、それから今回の統廃合の中での一つの柱でもあるのですが、早い時期にある程度仲間づくりということで、その集団規模に入って、そのまま中学校で活躍していただきたいと。急に中学校になったから、変わるということよりは、早い時期に友達を多くつくっていただきたいという願いもありまして、今統廃合を進めております。また、一緒になったケースでは、例えば茂庭でも大波でもそうなのですが、学校にカウンセリング手厚くしたり、それから前の学校の教員の配置を工夫したり、そういうふうなことでできるだけ子供たちに弊害がないような形で環境を整えていきたいというふうに考えております。 ◎学校教育課主幹[指導] 先ほどのお尋ねの件でございますが、小学校の別室登校児童は1月末現在で13校に21名おります。なお、中学校につきましては14校に97名でございます。 ◆尾形武 委員  中学校の14校は、先ほどの3校は含まれているのですか。 ◎学校教育課主幹[指導] 含まれております。 ◆尾形武 委員  人数も含まれていた。 ◎学校教育課主幹[指導] はい。 ◆真田広志 委員  今の別室登校者数ということなのですけれども、全体の不登校者数は何名ずつなのでしょう、小中。 ◎学校教育課長 1月末現在でございますが、小学校につきましては全部で73名、中学校につきましては284名となっております。 ◆梅津政則 委員  細かい話で申しわけないのですけれども、22ページのふくしまの歴史ハンドブック作成事業費で、歴史絵巻って何年か前にできたと思うのですけれども、ここに来てまた6年生に配るということでできたのは何か理由があるのですか。 ◎文化課文化財係長 ふくしま歴史絵巻につきましては、平成28年に作成いたしまして、平成29年と平成30年の小学校6年生にそれぞれ配付してまいりました。残念ながら今年度は予算がつきませんで、実は来年の6年生からまた歴史絵巻を配付できない状況にございます。2年分の印刷費を今回予算要求いたしまして、平成31年、平成32年の6年生に配る分の印刷費を確保したところでございます。一度発行したものですから、絶え間なく副教材として、副読本として小学生に配付をしていきたいということで今回新たに予算要求したところです。 ◆梅津政則 委員  平成29、30年度と2カ年分印刷していたのを6年生に毎年配っていたということでいいのかな。 ◎文化課文化財係長 それぞれ1年ごとに印刷をしておったのですけれども、まとめて2年分刷ったほうがかなり印刷代もお得だということで、2年に1回ずつ予算化して要求していくというところでございます。 ◆梅津政則 委員  平成30年度は予算ないのですよね。平成29年度に2年刷ったのという話。 ◎文化課文化財係長 平成29年度分は1年分だけです。なので、平成29年度に刷ったものを平成30年の6年生に。 ◆梅津政則 委員  平成29年度に刷って平成30年度。平成30年度には刷らなかった。平成31年度に刷って、平成31年度と平成32年度の6年生。
    文化課文化財係長 平成31年度は、年度当初から配ることができないので、平成31年度早いうちに作成をしまして、平成31年度の6年生と平成32年度の6年生に配るという言い方で大丈夫でしょうか。 ◆梅津政則 委員  予算立てはいいのですけれども、毎年6年生には手元に届いているということでいいのですよね。 ◎文化課文化財係長 済みません、回りくどくて。そうさせていただくために今回予算計上してございます。 ◆梅津政則 委員  ちょっと予算からずれたら申しわけないのですけれども、教育委員会のほうでつくった歴史のやつとかって、ふくしまの歴史という教科書のやつありましたよね。あれとかダイジェスト版とかのやつというのは、教材としては使っていないのでしたっけ。 ◎文化課文化財係長 つくったほうがこちらでございまして、あれは大体10年前ぐらいに作成をしまして、当時の多分市制100周年ぐらいにつくったものです。今も細々と本屋などで販売はしてございますが、児童への配付というのは今は行ってございません。 ◆梅津政則 委員  歴史の教科書的なものなので、10年ぐらい過ぎても別に古いかなという感じはしていたのですけれども、100周年のときでしたか。わかりました。  ちょっと別件でいいですか、もう一つ。30ページの給食センターなのですけれども、子供さんが減ってきて、全部のセンターが材料費が軒並み減っているのですけれども、それはいいのですけれども、一方管理運営費のほうが全箇所ふえているというのは何でなのですか。調理するボリュームが減っているはずなのに、管理運営が高くなるというのはどういうことなのですか。そんなに燃料費とか光熱水費が値上がりしたとかというふうにも思えないのですけれども。 ◎保健体育課学校保健給食係長 光熱水費や燃料費が値上がりしたりしていることと…… ◆梅津政則 委員  そんなに燃料費とか光熱水費って。というか、予算で平成31年度のやつなのだから、ことしよりも来年のほうが値上がりするとかという読みで予算組みをしているということですか。 ◎保健体育課長 管理運営費につきましては、前1年実績で計算してはいるのですけれども、今回消費税が10月1日以降上がることもありますので、そういうのを見込んだ結果上がっています。 ◆小熊省三 委員  もしかするとダブってというか、もう一回確認なのですが、申しわけありません。先ほどの不登校のところの話で、先ほど小学校で13校で21名と中学校で14校で97名というのは別室登校している数字ということでよろしいのですね。  もう一つ、不登校というのは市内全体の小学校73、中学校で284ということというふうに捉えてよろしいのですよね。 ◎学校教育課長 委員おっしゃるとおりでございます。 ◆小熊省三 委員  それで、もう一つそこであれなのですけれども、これって結局30日以上の欠席が不登校という定義でしたよね。それでの把握ですよね。 ◎学校教育課長 はい、そのとおりでございます。 ◆小熊省三 委員  そうすると、例えば小学校では50人ぐらいいますけれども、別室登校ではないけれども、何らかの形で教員がかかわっていたりとかいう形の対応というふうに思えばよろしいのでしょうか、この差というか。別室登校ではないような形での対応というか。 ◎学校教育課長 不登校の児童生徒に関しましては、30日以上で、ずっと休んでいる子もいれば、積み重なって30日を超して、学校に来ている子も一回30カウントすると、それはそのままなのです。ですから、それ以降学校に来たとしても不登校の数には入ります。それから、全く来れない状況で、家庭にいて引きこもりぎみになっている方もいるので、それぞれちょっと数だけでは捉えづらい部分もあるのですが、積み重ねていくとこの人数が不登校ということでカウントされる人数になります。 ◆小熊省三 委員  はっきりわかるのは、別室登校をしている子供たちはこれだけ何とか学習権を保障しながらやっているというふうなところを見ればいいわけですよね。 ◎学校教育課長 そのとおりでございます。 ◆小熊省三 委員  15ページのところの学校施設管理費のところでお伺いします。  当たり前のことだったら申しわけないですけれども、機械警備というのは全ての学校でなさっているのでしょうか。その確認だけでございます。 ◎教育総務課施設係長 全ての幼稚園、小中学校で機械警備のほうは行っております。  先ほどの小熊委員の森合幼稚園のIs値なのですが、森合幼稚園の園舎につきましてはIs値0.04ということで診断結果が出ております。 ◆梅津政則 委員  昨日も出た話なので、せっかくなので、一応触れておこうかと思いまして、25ページの図書館整備事業費でございます。先進図書館の視察旅費、12名で8万1,000円ということで、これでいい例、悪い例ちゃんと見てこれるのかなという、一応分科会でのお話として改めて出させていただきますけれども、委員12名の視察の旅費で8万1,000円ということで、非常に少ないように見えるわけでありますけれども、効果としてはいかがなことで考えておられますでしょうか。 ◎図書館管理係長 委員質問の件につきましては、当初委員ではなく事務局職員が先進地に視察に行くということで計上したものでございますが、先般ご意見がございましたとおり、委員も先進地のほうに見学にというようなお話もありましたので、現在先進地どういったところに、どういった方向性に図書館がなっていくのか、どういった建物がいいのかとかということがまだ全然決まっていない状態でございますので、今後再整備の検討の中で方向性が決まり次第、図書館全体の予算とか、そういったものを勘案しながら検討してまいりたいと思います。 ◆梅津政則 委員  であれば否決して修正とかという案を出すのはちょっと思いとどまりまして、ここからは要望ですけれども、今おっしゃられたとおりですけれども、いろんなジャンルの方が委員に入っておられますので、この当初予算は8万1,000円という金額ですけれども、執行状況を見ながら、ぜひいい例、悪い例も含めて見ていけるような環境整備を整えていただければと思いますので、要望をさせていただきたいと思います。 ◆真田広志 委員  13ページ、また15ページにもあるのですけれども、小中学校の教育備品等購入費、合奏用楽器などの購入ということなのですけれども、これはどのように配分されるのですか、各学校に。 ◎学校教育課庶務係長 合奏用楽器等に関しましては、合奏部や吹奏楽部のある学校を年次計画で二、三校ずつ毎年備品として配備しまして、中身に関しては学校のほうからの要望にあったものを購入させていただいております。 ◆真田広志 委員  二、三校ずつに幾ら程度。 ◎学校教育課庶務係長 大体20万円程度です。 ◆真田広志 委員  いろんな学校から楽器のメンテナンスも含めての予算が足りないのだという話を本当にいろんなところから聞くのです。これで予算足りると思いますか。もうちょっと拡充してもいいのではないかなという気はするのですけれども、どうお考えですか。 ◎学校教育課庶務係長 楽器に限らず、ほかの備品等に関しても確かに古くなっているものも多く、更新をしたいという思いで要求はしてはいるところなのですが、なかなか思うような獲得ができないような状況でありますが、学校の現場の状況などももっと強く訴えながら予算確保していくように努めてまいりたいと思います。 ◆真田広志 委員  昨年もそういった話をしている中で今回予算も減らされているのです。これが楽器分の予算なのかどうかちょっとわからないですけれども、ただおそらく教育委員会としてもこういった認識はあると思うので、たしかこの前ある程度の実績を残した学校にはみたいな話がありましたよね。それも必要なのだとは思うのだけれども、全体の底上げというのも必要だと思うので、特に大型の楽器なんかメンテナンスに物すごい費用がかかるのです。せっかく古い楽器なんかも物すごく多い中で、その辺も考えて予算つけていっていただきたいなということで、要望になりますけれども、引き続きの要望しておきますので、よろしくお願いいたします。来年は本当にあれですよね。 ◆根本雅昭 委員  30ページなのですけれども、職員給与費、西部と東部それぞれ2人ずつでこの金額なのですけれども、西部が東部に比較してふえているのですけれども、これは何か理由ってあるのですか。あと、それぞれこれ本当に2人ずつですか。 ◎教育総務課課長補佐 西部と東部学校給食センターにつきましては、調理業務の民間委託をしている関係で行政職員2名ずつのみの配置で、人数については間違いございません。金額につきましては、職員の異動、年齢構成などで変動がございますので、その金額の差異というふうに認識しております。 ◆根本雅昭 委員  わかりました。  同じページでもう一点なのですけれども、先ほどもあったと思いますけれども、材料費が減っていますけれども、子供たちが食べる量というのはこれまでと変わらずきちんと材料を確保しているという認識でよろしいでしょうか、それとも減っているのか、逆にふえているのか、来年度なので、減るのか、ふえるのか、同じなのか、その辺の認識を教えていただければと思うのですけれども。 ◎保健体育課学校保健給食係長 この予算上減っているのは、人数が原因になっている部分。量につきましては、変わらずに給食として提供しておりますので、人数が減ってもというか、この金額ではなくて、1食の単価も変わりなくやっておりますので、量についても変わらずに提供してまいります。 ◆根本雅昭 委員  わかりました。変わらずということで、同じところでもう一点なのですけれども、ちなみに地産地消の割合というのは来年度ふえる予定というのはありますでしょうか。 ◎保健体育課学校保健給食係長 少し今年度と数値が下がったなというところもあったのですが、単独校も含めて、あと給食センターも含めて栄養士のほうで積極的に地産地消、福島のものを使うメニューを取り入れたり、旬のものを取り入れる情報提供をしたりということで取り組んでまいりますので、来年度も引き続き頑張って取り組んでまいりたいと思います。 ◆根本雅昭 委員  わかりました。来年度ぜひ改善できるようにお願いしたいと思います。地産地消をすることによって地元の食材を生かした何か事業に取り入れたり、いろいろと食育の教育もできると思いますので、引き続きよろしくお願いできればと思います。 ◆小熊省三 委員  根本委員に関連しての質問なのですが、北部と南部、北部は今回業務委託新たにやるということですけれども、これ見ると調理業務はそうすると市の職員と嘱託職員のところでやる部分と、それから南部なんかもそうですけれども、民間に委託している人も一緒に同じところでやるという感じなのですか。どんなふうに、西部の場合は調理業務はまるっきり民間委託という形で、西部も東部も分けていると思っているのですけれども、結局同じフロアで別にやるというニュアンスなのでしょうか。どんなふうにこれ読めばいいのかなと思ったのですが。 ◎保健体育課学校保健給食係長 委員おっしゃるように、西部と東部については民間委託をしております。現在北部と南部については直営ですので、市の調理職員、またあと嘱託職員、臨時職員ということでやっております。今度北部は平成32年度から民間委託となりますので、調理部門については平成32年度からの民間委託となります。 ◆小熊省三 委員  済みません。ちゃんと読みませんでした。申しわけありません。そういうことですね。わかりました。 ◆尾形武 委員  22ページの古関裕而音楽賞事業費ということで、900万円ほど大幅アップの計画が立てられております。これは110年ということで、またテレビドラマに入ったというような背景もあって大幅アップされたと思うのですけれども、その内容を教えてください。 ◎文化課課長補佐 来年度の古関裕而音楽賞につきましては、生誕110年を記念しての昼、夜2回公演の鑑賞型のコンサートを予定しておりますので、その分ことしよりはふえた予算になっております。 ◆尾形武 委員  著名な音楽活動家などをお呼びするのですか。 ◎文化課課長補佐 今選定を進めておりますけれども、プロの歌手の方をお呼びして、あとプロのオーケストラのほうをお呼びしてのコンサートを予定しております。 ◆尾形武 委員  これは110年ということで特別ということだと思うのですけれども、こういったものもよろしいのですが、先ほどの学校に関する吹奏楽団などの音楽の機器の充実も、先ほど減らした計画もありますので、これとこれとごっちゃにはできないのですけれども、やはり小学生、中学生に対する教育財源というのは余り減らすというのはよくないなと思うのです。よろしく検討のほどお願いします。 ◆丹治誠 委員  ICT教育フューチャービジョン推進事業費、10ページ、28番、これ見るとこの前所管事務調査で示してもらったフューチャービジョンの案に沿ってやっているのだろうなとは思うのですけれども、校内無線LAN、それからタブレット端末、それから大型提示装置等の整備を行うということで、これは今年度中にどの程度まで整備するのかとか、あるいはどのぐらいの時期にやるのかとか、もし早く終わるのであればICT教育整備が終わったところから始まるのか、始まるのであれば福島市としてどんな教育に取り組んでいくのか、そんなことを教えていただきたいのですけれども。 ◎学校教育課庶務係長 ICTフューチャービジョンの中で、まず児童生徒が使うパソコン室のノート型パソコンをタブレットに変更する部分に関しましては、平成31年度で小学校12校、中学校1校の更新をする予定となっております。  それから、校内無線LANの環境整備に関しましては、平成30年度で小学校29校と中学校1校が間もなく終わるところでありまして、平成31年度に関しましては小学校19校と中学校19校を整備しまして、無線LANのほうは全校に配備完了ということになります。  それから、電子黒板等の大型提示装置ということで、指導者用タブレットとプロジェクター、電子黒板ユニットをセットにしたものを配備していくのですけれども、平成31年度においては小学校では全校の5、6年生の全学級に配備する予定となっております。デジタル教科書もあわせて同じような形で配備をしてまいります。中学校に関しては、全学校の1学年の数の学級数分を配置する予定となっております。ですので、大型提示装置に関しましては、全体の3分の1程度が来年度中に配備を完了する予定となっておりまして、今後3年間かけて小中学校の全学級に配備をしたいと考えているところです。  それから、モデル校を推進するということで、福島市の研究委託校の小学校2校と中学校1校に対しましては、先ほどの大型提示装置の関係を5、6年生だけでなく1から4年生の学級にも半分程度 導入するような予定をしております。それから、学習者用タブレットも普通の学校ですと1学級分しかないのですけれども、それも2学級分になるように追加配備をする予定です。デジタル教科書に関しましても、ほかの学校よりもポイントを多くした形で配備するような予定になっておりまして、研究委託校の関連に対しましては2年間の研究委託の期間がありますので、来年度から始まった平成31、32年の対象校と、あと平成32年度になりますと平成32年度、平成33年度に対象になる学校ということで、1校ずつ重なるような形で2校ずつの配備を進めていく予定です。  全体的なところでは、パソコン室のタブレットの配備が終わりましたらば随時学級数をふやしていくような予定で今後進めていきたいと考えているところです。  以上です。 ◆丹治誠 委員  ありがとうございます。そうすると、モデル校で、そこではどういうことをされるのか、それからそれ以外のところはどういうふうになるのかどうか、そういうのもちょっと。 ◎学校教育課主幹[指導] モデル校は、研究委託校と申しまして、私どものほうで授業研究等を2年間委託するわけですが、その授業公開、2年目に授業を公開いたしますが、その中でICT機器を使った授業を幾つかの学級で公開するように依頼してございます。そのために、平成31年度から機器が入りましたならば、それらを活用した授業も、それだけの研究ではございませんが、それも活用した授業等にも取り組んでいただきます。あと、そのほかの学校につきましては、平成31年度早々の校長会議等でICT機器を活用した授業について、積極的にWiFi環境が整ったり、タブレットが入ったり、それから大型提示装置が順次入ってまいりますので、それらを活用した授業を積極的に行うように校長、それからさまざまな機会を通して学校に働きかけてまいりたいと考えております。 ◆丹治誠 委員  それで、12ページに54番目にICT研修推進事業があって、ICT教育に係る機器の整備、研修会の開催等、これは総合教育センターでICTの研修をするために機器を整備して、そこに先生を集めてやるということですね。それでよろしいですか。 ◎教育研修課長 今委員おっしゃるとおりでございます。本年度も既に2月にタブレットパソコン研修会3回、それからプログラミング教育の研修会を2回開催しておるところですが、次年度につきましてはさらに総合教育センターにタブレットパソコンをプラス20台配備しまして、1回で多くの教員を集め、同等の研修会を数多く実施する計画でございます。そのようにして学校現場で教職員がICT機器を活用した指導が円滑にできるだけ滞りなく浸透できるよう努めてまいる所存です。 ◆丹治誠 委員  それで、ちょっとこれ前にフューチャービジョンに入っているのかもしれないですけれども、ICT支援員とかという制度があると思うのですけれども、それについてはどういうふうに平成31年度取り組んでいくのか、この中に入っているのか入っていないのかお聞かせいただきたいのですが。 ◎教育研修課長 まず、教育研修課にかかわる部分についてお話しさせていただきます。  12ページの細々目49番で先ほどご質問いただきましたICT指導員増員につきましては、これは今私がお話しさせていただいた教職員研修に主にかかわる指導員でございます。総合教育センターに配備し、研修の企画立案、それから研修の講師、そして各学校から問い合わせがあった場合のそれに対する対応を主な業務として教職員にICT機器が円滑に活用できるよう支援していく立場でございます。そのような方を1名増員を考えております。 ◆丹治誠 委員  その研修をする講師というのはどういう方なのでしょうか。 ◎教育研修課長 先ほどお話しさせていただきましたが、現在教職員、教員を退職してICT機器に対する造詣の深い方を予定しているところでございます。講師ですか。 ◆丹治誠 委員  講師。このICT研修推進事業で学校の先生たちに教える方というのは誰が教える、どんな人が講師としてやっているのか。 ◎教育研修課長 ただいまの嘱託職員以外に専門のICT機器を扱う方を、想定しているのは東京方面からお呼びして専門的な使い方等々について講話をしていただけるような、または演習を通して研修できるような方を想定しております。それを5回分、年間5回でございますが、各学校を会場として行えるように計画しているところでございます。 ◆丹治誠 委員  そうすると、その都度東京から来てもらってやってもらうということなのでしょうけれども、今回の予算ではあれかもしれないけれども、将来的に常駐してそういう指導できるような外部の詳しい人を、フューチャービジョンに入っているかどうか忘れたのですが、そんなお考えもあるのですか。 ◎学校教育課庶務係長 ICT支援員の配置に関しましては、全体的な構想も含めて、また学校現場での指導なども含めて設置したいとは考えておったのですが、今回の予算の中では配置することができませんでした。今後に関しましては、個人での採用もありますが、業務委託なども含めて検討して対応していきたいと考えているところです。 ◆小熊省三 委員  ページ数ちょっと今出てこないのですけれども、こむこむ館のことについてお伺いします。  蓄電池の更新ということで600万円ほど予算出ていたのですけれども、これどのぐらい耐用年数で更新ということになっているのかお伺いしたいと思います。 ◎こむこむ館総務管理係長 今回計上させていただいた予算は、保守点検の委託業者のほうから指摘を受けて、更新の話をいただいて要求させていただいたものでございます。 ◆小熊省三 委員  普通どのぐらいが耐用年数というか、なのでしょうか。 ◎こむこむ館総務管理係長 基本的には10年というふうには伺っておりまして、開館以来更新をしていないことから、今回更新をさせていただくものでございます。 ◆小熊省三 委員  開館してどのぐらいたつのでしたっけ、こむこむ館。 ◎こむこむ館総務管理係長 平成17年に開館して、13年経過しているところでございます。 ◆小熊省三 委員  わかりました。ありがとうございます。  もう一つだけ、たしか学習支援のところで1,100万円が予算になって、1,600万円だったのが500万円ほど削減された。個別の業者をやめたのだというお話があったと思いました。1,100万円の中身として、そこに書いてあったのは指導員のところとセミナーをやるということだったのですけれども、1,100万円の中身というか、業者は本当にやめたのか、それとも教材的なものは使って、導入して、業者が入らないのか、くどいかもしれないですけれども、その辺の確認の質問でございます。 ◎学校教育課主幹[指導] 学力向上サポート事業でございますが、民間による協力は平成30年度までで、平成31年度からは民間から提供いただいていた問題等、プリント等は使用いたしません。その理由としましては、全国学力テスト等で全国平均との差が縮まる等一定の成果が見られましたので、しかし個々に学校を見ますと、十分に成果を上げている学校もあるし、今後さらに強化を図りたい学校もございますので、それらに手厚く支援していくために支援員のほうの実数とか人数をふやしまして、学校に人的な支援をより手厚くしたいということで、民間の協力ではなくて教員OBを配置する時間数等をふやしていくというふうに変更したものでございます。  以上です。 ◆小熊省三 委員  そうすると、合わせてセミナーも含めてこのぐらいという形、予算的にはこういうふうになっているということですか。人的なところと、そうですよね。 ◎学校教育課主幹[指導] 夏休みに行っております中学生数学セミナーにつきましては、本年度と同様の規模で来年度も開催予定でございます。 ○丹治誠 分科会長  それでは、そのほかいいですか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 分科会長  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 分科会長  以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第2号平成31年度福島市一般会計予算中、教育委員会所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 分科会長  ご異議ございませんので、議案第2号中、教育委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で教育委員会の審査を終了いたします。  本日の日程については全て終了しましたが、あしたは午前10時から委員会、予算特別委員会文教福祉分科会、協議会、こども未来部の審査を開催いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上で予算特別委員会文教福祉分科会を終了いたします。お疲れさまでした。                午後2時14分    散  会                             文教福祉分科会長  丹 治   誠...