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  1. 福島市議会 2019-03-15
    平成31年3月15日予算特別委員会建設水道分科会-03月15日-01号


    取得元: 福島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    平成31年3月15日予算特別委員会建設水道分科会-03月15日-01号平成31年3月15日予算特別委員会建設水道分科会  予算特別委員会建設水道分科会記録  平成31年3月15日(金)午前10時19分~午後11時29分(9階908会議室) 〇出席委員(8名)   分科会長     大平洋人   副分科会長    梅津一匡   委員       川又康彦   委員       鈴木正実   委員       白川敏明   委員       村山国子   委員       須貝昌弘   委員       粟野啓二欠席委員(なし) 〇市長等部局出席者(水道局)   水道事業管理者            八島洋一   水道局長               佐藤保彦
      水道局次長              菊田博之   水道総務課長             渡邊明範   水道総務課総務係長          渡辺勝久   水道総務課管財契約係長        佐藤直樹   水道総務課料金係長          佐藤広治   営業企画課長             関根卓也   営業企画課広報営業係長        寺島正英   営業企画課課長補佐企画推進係長   石川英克   営業企画課技術管理室長        丹治朝輝   営業企画課技術管理室検査員      笠原克度   経理課長               武田光正   経理課財務係長            遠藤 渉   経理課財務係主査           本田慎也   経理課財務係主査           山岸 亘   経理課経理係長            相田真宏   配水課長               菅野敬明   配水課配水管理係長          佐々木一真   配水課配水係長            今野一也   配水課課長補佐漏水防止対策係長   岡部義史   給水課長               田村 正   給水課給水装置係長          齋藤勝士   給水課課長補佐給水検査係長     加藤浩美   建設課長               神藤卓也   建設課管理係長            熊坂 隆   建設課課長補佐建設係長       浦山義弘   建設課改良係長            佐藤修一   施設管理センター所長         髙野 剛   施設管理センター所長補佐施設係長  渡邉英春   施設管理センター電機係長       黒澤英夫 〇案件  1 議案審査(水道局)    議案第3号 平成31年度福島市水道事業会計予算 ─────────────────────────────────────────────                午前10時19分    開  議 ○大平洋人 分科会長  予算特別委員会建設水道分科会を開きます。  これより水道局の審査を行います。  初めに、議案第3号平成31年度福島市水道事業会計予算を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎水道局長 説明に先立ちまして資料を配付させていただきたいと存じますが、よろしいでしょうか。 ○大平洋人 分科会長  はい、お願いします。 ◎水道局長 では、配付させていただきます。      【資料配付】 ◎水道局長 議案第3号平成31年度福島市水道事業会計予算につきまして、次長よりご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎水道局次長 それではまず、ただいまお配りしました資料の議案第3号平成31年度福島市水道事業会計予算についてご説明いたします。  資料の1ページをごらんください。予算編成にあたっての1の編成方針でございますが、(1)の政策目標として、将来に向けて夢が持てる新しい福島の創生を確実に具現化するため、ふくしま水道事業ビジョンの目指す姿の実現に向け、安全、強靱、持続、環境を柱とした4つの基本方針を中心に施策、事業を推進するとともに、健全経営を基調として予算を編成いたしました。  (2)の基本方針は、財政計画を基本とし、コスト意識を念頭に事務事業の見直しや施設能力の適正化などにより経費の縮減を推進するなど、企業としての経済性を発揮しながら、地方公営企業の本来の目的である公共の福祉を増進するため、既存の枠組みや従来の発想にとらわれることなく、長期的かつ総合的な観点から投資効果、緊急度、優先度等十分検討を行い、編成したものでございます。  続いて、2ページごらんください。2ページの2の予算案の概要についてご説明いたします。(1)の収益的収支でございますが、まず収入につきましては、Aの欄、太枠で囲ってある欄、平成31年度当初の中ほどの計の欄、77億7,040万1,000円で、前年度比較で3,182万7,000円の減となるものでございます。減額の主なものは、加入金の7,646万5,000円の減となっております。  次に、支出につきましては、同じく平成31年度当初の太枠の計の欄、70億7,112万6,000円で、前年度比較2億4,528万8,000円の減となるものです。減額の主なものは、減価償却費等の2億7,224万5,000円の減となっているものでございます。  そういたしまして、表の下段、収入から支出を差し引いた純利益は6億9,927万5,000円、前年度比較で2億1,346万1,000円の増となるものです。  続きまして、(2)の資本的収支でございますが、まず収入につきましては、平成31年度当初、収入の計の欄、15億4,736万8,000円で、前年度比較で3億6,138万1,000円の増となるものです。増額の主なものは、企業債の4億3,610万円の増となっているものでございます。  次に、支出につきましては、平成31年度当初、支出の計の欄、40億8,127万5,000円で、前年度比較で8,936万7,000円の増となるものです。増額の主なものは、老朽管更新事業費の5億6,746万9,000円の増となるものでございます。  そういたしまして、表の下段、収入から支出を差し引いた収支不足額は25億3,390万7,000円となり、前年度比較で2億7,201万4,000円の減となるものでございます。  続きまして、3の予算規模でございますが、前年度との比較を示したものであり、この表の太枠の下から2段目、支出合計の(ア)プラス(イ)、これは111億5,240万1,000円となり、前年度比較で1億5,592万1,000円の減、率で1.4%の減となったものであります。  なお、安定的な財政運営の財源となります次年度繰越財源は、参考として右下に記載しておりますが、平成31年度末見込みは22億402万6,000円となり、今年度策定しました財政計画と同程度を確保できると見込んでおるところでございます。  続きまして、資料の3ページをごらんください。4のふくしま水道事業ビジョンに基づく主な事業についてご説明いたします。まず、基本方針第1の安全でおいしい水の供給でございますが、(1)の水質管理の徹底として、定期的な水質検査をはじめ、水質確保のための排水施設の整備や鉛製給水管取りかえ工事に対して補助をすることにより、鉛製給水管の解消を促進するほか、(2)の上水道未普及地域対策として、民営簡易水道組合、南林と、それから林ノ内の統合を実施いたします。事業の主な内容として、平成30年度から平成31年度で継続費を設定した西須川水管橋築造工事を引き続き実施するとともに、在庭坂地内において配水管布設工事を実施いたします。  基本方針第2の災害に強い水道の構築でございますが、(1)の施設更新維持管理の強化として、水道施設情報管理システムの構築を平成30年度から引き続き実施し、また老朽管の更新率、年1%に向け、老朽管の更新事業を推進するとともに、電食防止器具の設置等により施設の長寿命化に取り組むものでございます。  また、(2)の水道施設機能強化として、配水池の耐震化を図るため、実施設計業務を委託するものでございます。  さらに、(3)の災害対策の強化として、総合防災訓練等を通し、災害対応力の向上に努めるとともに、平和通り地下駐車場耐震貯水槽維持管理及び緊急遮断弁精密点検を行うものです。  続いて、基本方針第3の持続可能な水道経営でございますが、(1)の経営基盤の強化として、配水管布設工事助成制度等により水道加入促進を図るとともに、民間委託の継続により、効率的な事業運営を推進いたします。遊休施設の整理については、今後渡利浄水場施設撤去を実施することとし、実施設計業務を委託するものでございます。また、新たな漏水防止対策として、道路工事にあわせて老朽給水管の取りかえ工事を行うとともに、効果的な漏水調査により、漏水率の低減、有効率及び有収率の向上に努めるものでございます。  (2)の組織力の強化については、新たに先進都市長期派遣研修を行うとともに、各種研修に積極的に参加し、職員の技術、能力の強化と資質向上を図ってまいります。さらに、民間事業者施工技術の向上や意欲の高揚を図るため、優良指定給水装置工事事業者表彰を実施いたします。  (3)の戦略的広報広聴の推進としては、ペットボトルふくしまの水の活用をはじめ、新たなレガシーとして福島駅西口駅前広場水飲み場を整備するなど、オリンピック・パラリンピックのプレイベントや東北絆まつりの開催に合わせて、より水道水の安全性とおいしさをPRし、本市の風評被害払拭水道利用促進を図るとともに、水道週間イベント出前教室出前講座の実施、広報紙SuRiKaMiの発行、水道モニター事業水道探偵団による施設見学会等を実施し、身近で、信頼され、親しまれる水道事業を目指してまいります。  基本方針の第4の地球に優しい水道へ挑戦でございますが、(1)の水源周辺環境の保全として、水源保全活動を実施するとともに、売り上げの一部を水源保全活動団体へ助成するほか、(2)の環境負荷の低減として、飯坂町平野の北部配水池において、水道施設位置エネルギーを有効活用した小水力発電事業官民連携で行うことで、環境負荷の低減を図り、地球に優しい水道を目指してまいります。  続きまして、平成31年3月市議会定例会議提出議案の11ページをごらんください。議案書に記載する事項は、地方公営企業法の施行令第17条第1項に規定されるもので、第2条の業務の予定量は平成31年度における企業活動経営目標を記載したもので、給水戸数は12万5,257戸、年間総配水量は3,084万7,212立方メートル、1日平均配水量は8万4,282立方メートル、主な建設改良事業として老朽管更新事業を予定しております。  第3条は収益的収入及び支出、次のページの12ページ、第4条は資本的収入及び支出のそれぞれ予算額を記載したものでございます。  第5条の継続費は、継続費の総額及び年割額を記載したものでございます。  次のページ、13ページの第6条、債務負担行為は、債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額を記載したものでございます。  第7条の企業債は、平成31年度に借り入れを予定しております企業債の目的及び限度額等を記載したもので、老朽管更新事業において11億5,900万円を計上するものでございます。  第8条は、営業費用営業外費用の流用について定めたものでございます。  14ページの第9条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費として、職員給与費及び交際費について記載するものでございます。  第10条は、他会計からの補助金としまして、一般会計から補助を受ける額を定めたものでございます。  第11条は、水道メーターにかかわる棚卸資産の購入費としまして、5,660万1,000円を限度額とするものでございます。  続きまして、今度は平成31年度各会計予算説明書のほうをごらんください。各会計予算説明書の276ページをお開きください。276ページから281ページまでは、予算実施計画として予算額を目まで説明したものでございます。  282ページから289ページまでは、給与費明細書でございます。282ページに戻っていただきまして、282ページの1の総括でございますが、平成31年度の正職員数は、特別職と一般職を合わせて、平成30年度より9名多い99名でございます。括弧内の13名は再任用職員で、平成30年度より8名の減であり、合計で平成30年度より1名多い112名を見込んでおります。給与費及び法定福利費を合わせた合計額で9億2,787万5,000円を計上しております。なお、平成30年度との比較では8,316万4,000円の増となっております。  続いて、290ページと291ページは、継続費に関する調書でございます。  続いて、292ページ、293ページは、債務負担行為に関する調書でございます。  続いて、295ページは、前事業年度の収益と費用の状況を示す平成30年度予定損益計算書です。  296ページから298ページまでは、前事業年度の資産の状況を示す平成30年度予定貸借対照表です。  続いて、300ページから302ページまでは、新年度予算額ベースで作成した平成31年度予定貸借対照表です。  303ページ、304ページは、地方公営企業法施行規則第35条に基づく重要な会計方針等の注記でございます。  305ページは、平成31年度1年間の現金の動きを示す予定キャッシュフロー計算書でございます。  最後、306ページから323ページまでは、予算額を節まで説明したものでございます。  続きまして、別途お配りしておりましたA4横の別冊資料、平成31年度工事箇所の一覧でございますが、これは1の総括表のほか、道路改良関連工事から簡易水道再編推進事業まで、54件の工事予定箇所が記載されたものとなっておりますので、ご参照を願います。  説明は以上となります。 ○大平洋人 分科会長  それでは、これより質疑を行います。質疑のある方、挙手にてお願いします。 ◆村山国子 委員  いただいた資料の3ページなのですけれども、上水道の未普及地域の対策で在庭坂のほうは、これは来年度中というふうに考えていていいですか。 ◎建設課長 3ページの(2)、上水道未普及地域対策の中の在庭坂ですね。こちらのほうにつきましては、平成30年度の工事と、あと平成31年度の工事ということで、それぞれの年度で発注しております。こちらの民営の統合につきましては、平成32年の3月に統合するという……済みません。間違えました。平成32年の12月に統合するということで進めております。 ◆村山国子 委員  あと、こういう簡易水道で残っていて、進めようと思っているところというのはまだあるのですか。 ◎営業企画課長 今のご質問で、ここが終わると、あと西部地区のほうに4組合ほど残っております。これにつきましては、各組合と毎年1回は意見交換をしながら、タイミングを見て、統合のほうには進めていきたいというふうには考えております。 ◆村山国子 委員  そうすると、何戸ぐらい残るようになるのですか。 ◎営業企画課長 約400世帯ぐらいです。今回の統合で230世帯ぐらい、南林統合するので、残りは400世帯程度になるかなと思っております。 ◆村山国子 委員  あと、4ページの大きい3の(2)の組織力の強化で、新しい事業として、①、先進都市への人材の派遣ということで、これは目的はどういうのが含まれているのですか。 ◎水道総務課長 こちら先進都市の実務体験を通じまして、派遣する職員の意識改革と資質の向上を図るということで、現地で習得しました技術等をこちらに戻りまして全職員で共有するということで、本市水道事業の将来における技術力の継承、そういったものを図るということを目的にしております。 ◆村山国子 委員  場所というのは決まっているのですか。 ◎水道総務課長 こちら東京都水道局を予定しております。 ◆村山国子 委員  何名ぐらい行かれるのですか。 ◎水道総務課長 こちら平成31年度1名の職員を派遣する予定でございます。 ◆村山国子 委員  その下の(3)なのですけれども、ペットボトルふくしまの水の活用だったのですが、今ペットボトルって環境の問題ですごく、腐らないというので、海のほうでも環境汚染というのが大問題になっていると思うのです。この委員会で視察に昨年行った高槻市だったと思うのですが、出された水が、ペットボトルではなくて、アルミ缶だったのです。福島の水もそろそろペットボトルではなくて、アルミ缶にかえたほうがいいかなと私も思いながらいただいてきたのですけれども、今契約している会社とかもあるのかと思うのですけれども、やっぱり環境を考えたらば、だんだんとそっちにシフトしていくのを考えていくのがいいのかななんて思ったのですが、そこら辺はどうでしょうか。 ◎営業企画課長 今のご指摘等もございます。ペットボトルにつきましては、ここ10年、平成18年、平成19年からつくり始めて、今の状況で、今現在、年間12万ほどペットボトルのほうは製作をしております。その製作の過程上、今ペットボトルのほうを主に扱ってございますが、今後デザインとか、そういったペットボトルのあり方も今後ちょっと検討していく部分はございます。ただ、アルミ缶にすぐできるかというのは、ちょっと今この場ではなかなかお答えする部分が、製造単価販売単価等もございますので、そういったものも含めながら、検討はさせていただきたいなと思っております。
    村山国子 委員  ぜひ頭の中に入れていてもらえればうれしいなと思います。  では、続いて、2ページで加入金ががくっと、7,600万円ぐらい減っているのですが、大体これは何戸ぐらい分が減っているというふうに考えればいいのですか。 ◎給水課長 加入金につきましては、今までの予算の算定方法につきましては、復興からの需要の増を考慮しまして、右肩上がりで推移しているということで予測あるいは算定をさせていただいております。ただ、加入金については平成28年をピークとして下降ぎみになっておりますので、そのことも含めて、新しい財政計画で下方修正をして、平成31年度の予算を算定ということでさせていただいておりました。今ご質問のありました件数の減につきましては、通常加入金ですと200件を超えるくらいの件数でずっと推移をしておりましたが、現在160件、170件くらいのところまで落ち込んでおりますので、かなり復興の収束と、こちらに、福島市に流入してくる人口の減というのが影響しているというふうに考えております。 ◆鈴木正実 委員  4ページの(1)の経営基盤の強化の①、配水管布設工事助成制度と、あとは資金融資あっせん制度、これ新年度の予算額というのはどれぐらいなのか、あとはこれまでの利用状況みたいなの、あとはこれを今回その予算での見込みというのですか、1番目は金額、2番目は利用状況がどういうふうに推移しているのか、3番目がこのあっせん制度、新年度の見込みというのですか、利用見込みみたいなのはどういうふうになっているのか、3件。 ◎給水課長 まず、来年度の予算ですけれども、1,100万円を予定しております。      【「両方で」と呼ぶ者あり】 ◎給水課長 失礼しました。まず、配水管布設工事助成制度につきましては1,100万円の予算を予定しております。融資あっせん制度につきましては、予算額が30万円というふうに予定しております。  これまでの推移についてでございますけれども、配水管布設工事助成制度につきましてはかなり皆さん、井戸、自家水から、あるいは水道の入っていないお客様から自分のお宅まで水道管を引くということで、かなり皆さん利用していただいております。件数につきましては、配水管布設工事助成制度につきましては、平成28年度からいきますと、平成28年度で4件、平成29年度で7件ということで使われております。平成30年度につきましても3件の執行と、あとこれから2件執行する予定で、合計5件ということになっております。平成31年度につきましては、今水道局のほうに助成制度を使いたいというようないろいろご相談はいただいておりますけれども、まだ具体的な形は決まっておりませんので、今後いろいろお客様と協議をしながら進めていくということになると思います。  融資あっせん制度の件数につきましてですけれども、平成30年度については5件ということで一応融資あっせん制度をお客様にご利用していただいております。 ◆粟野啓二 委員  今のやつは、予算書のどこに入っているの。 ◎経理課長 各会計予算説明書の313ページをごらんいただければと思います。水道事業会計予算説明書になりますが、この収益的収入及び支出の313ページの中ほど、補助金というものがございます。そこに1,180万円と記載しておりますが、ここに配水管布設工事助成等という中において配水管布設工事助成と、ただいま給水課長よりご説明しました給水装置工事資金融資あっせん制度について含まれておるものでございます。 ◆粟野啓二 委員  補助金の中にあっせん制度のやつも入っているということね。込み込みね。 ◎経理課長 委員お見込みのとおりでございます。 ◆川又康彦 委員  この布設工事助成制度について、距離的な部分によって幾ら幾らという助成だったと思うのですけれども、前聞いたときに時限的な部分のようなお話もちらっと聞いたような気もするのですけれども、これ、いつぐらいまで想定しているのですか。それとも、今はもう好評なので、基本的には継続していこうという形で考えているのでしょうか。 ◎給水課長 水道局では、水需要の拡大ということでさまざまな助成制度を導入しております。加入金減免制度という制度がありましたけれども、こちらについては平成29年度で終了しております。配水管布設工事助成制度につきましては、まだ市内において自分のお宅の前まで水道管が布設されていないお宅が、お客様もいらっしゃいますので、そういうお客様のためにも、助成制度のほうはまだ継続していく予定ではおります。 ◆村山国子 委員  あれは下水道だったかな。例えば本管が通って、その通った後で10年間だけは助成しますよと、そういうのとかというのはないですか。それは下水道でした。そうですね。失礼しました。 ◆粟野啓二 委員  持続可能な水道経営の中の経営基盤の強化の(1)の5、渡利浄水場の施設、これ撤去して更地にするのだろうけれども、これ設計委託をするということは、あそこはまるっきり更地にしてしまうということがまず基本的な考え方なのですか。 ◎水道総務課長 旧渡利浄水場につきましては、現在管理保管として市内の配水管理コントロールセンターがございます。さらに、そこの建物の中に水道料金等お客様サービスセンターがございます。そちらのほうは、建物として耐震化もしておりますので、今後も使っていくと。さらに、倉庫的な部分もございますので、そういったものを建物の周りに集約した上で、その周りを解体撤去するというような大体の流れでございます。 ◆粟野啓二 委員  かなり予算額欲しいのでしょう。あそこ、かなり深いところもあると思うのだけれども、これ、どのぐらいの期間で、多分市だけの単独ではできないだろうから、国の補助をもらわなければならない。その辺も含めて、可能性としてはあるのかい。そういう補助も含めて、そういう事業できるということは、見込みはあるのかい。 ◎水道総務課長 こちら期間的には平成31年度に解体の設計業務委託をかけまして、平成32年度から平成34年度まで、3カ年をかけて解体をしていこうという計画でございます。その後の処分等については、これから検討ということになりますが、売却等が中心になるのかなというところでございます。さらに、財源的には起債などを活用しながらやっていくということで、現在のところ、補助等については見込んでおりません。 ◎経理課長 今粟野委員から補助金というようなご指摘もあった、おただしもあったところでございますが、今現在におきましてはこの施設の解体、遊休施設にかかわる解体にかかわるような補助金というものは今制度上なくて、それにかわりまして整理債というような、民間企業から借り入れをできる企業債という制度がございます。そういった企業債を活用しながら、今総務課長が言った事業期間の中で、年次割りをもって事業を図っていくと。企業債ということになると借り入れになりますが、その事業期間の一時的な経費というものをその企業債を借りることによって平準化を図りながら、財務状況のほうには影響をなるべく与えないような形で計画をしているというものでございます。 ◆粟野啓二 委員  多分更地にして売却するみたいな、さっきそんな話もあったのだけれども、採算ベースあるのかい。それだけ金かけて、跡の土地、それだけのあれでペイするのかい。持ち出しが出てくるのではないの。どうなの、その辺は。 ◎水道事業管理者 当然ながら解体費用のほうが大幅に上回るというふうに考えています。ただ、やはりあそこの施設が、平成19年にもう浄水が切りかわってから、そのまま老朽施設を放置してきた状態でありますので、やはり安全という部分も含めて、しかも市街地に近い場所に、ある程度の住宅が建設できるような用地を確保できる最後の場所ではないかというふうに思っています。そういった意味で、地域活性化という観点から、やはりそういった採算ベースには合いませんけれども、安心安全とそういった地域活性化という2つの点で進めることにしました。 ◆粟野啓二 委員  このぐらいかかるみたいなのは予測はしているのかい。概算で。 ◎経理課長 解体費用としまして、現時点におきまして、概算ですけれども、14億円程度を見込んでいるというものでございます。 ◆粟野啓二 委員  あと、水道局の遊休地、あとどこがあるのだっけ。あそこが一番でかいのだろうけれども。 ◎水道総務課管財契約係長 遊休地につきましては、一番大きなところで宮代水源ポンプ所がございまして、そのほかにもまだ多数、遊休地については残っております。 ◆粟野啓二 委員  それは、でっかい渡利から始まってから徐々にやっていくということね。この遊休地も。 ◎水道事業管理者 基本的に今渡利のほうについては、やっぱり危険な建物でもあるということも含めて、やはり先に先行してやっていく。あとは、宮代周辺については市街化調整区域ということもあって、なかなか売却は厳しいのかなというふうに思っていますので、ちょっと若干時間を置きながら、ポンプ場があるので、それは解体して、整地していきたいというふうには思っています。 ◆粟野啓二 委員  あと、それと別なのだけれども、福島の水の水飲み場を西口に設置するような話あったのだけれども、これはどういうイメージなの。愛媛だかどこかに行くと、駅に行くと、蛇口ひねるとポンジュースが出てくるという、何かそういうイメージなの。それとも、何か給水だけ、簡易的なものなの。どうするの、これ。 ◎給水課長 先ほど来、水需要の減少ですとか、あるいは風評被害の払拭、そういったもので実際水を、福島の水を飲んでいただいて、そういうものの貢献につなげたいというのがコンセプトで、またオリンピック・パラリンピックもありますので、よそから来ていただいたお客様にもそういう水を提供したい。直接飲んでいただきたいというのがコンセプトですので、水飲み場、その名前のとおり、実際蛇口がついていて、そこから水を飲めたり、あるいはペットボトルに水をくんだりできるような、さらにモニュメント的なものを考えております。今考えていますのは、蛇口が当然ついていて、あと今申しましたペットボトルにくめるような形で、ももりんの形をかたどった水を飲める施設、直接蛇口をひねって飲めるというようなもので今のところは考えております。 ◆粟野啓二 委員  常設するということね。 ◎給水課長 常設でございます。当然今後オリンピックとかパラリンピックのレガシーとして残していきたいということで、西口のそこにいろいろ、未来についても水道のPRをできるような形で残しておきたいという考えでございます。 ◆白川敏明 委員  その水飲み場なのですけれども、ほかにも市内であるところは、今何カ所ぐらいあるのですか。 ◎給水課長 そんなに目立たないのですけれども、パセオの一番北側のオノヤの交差点のところに実は水飲み場があるのですけれども、余り目立たない、本当に水飲み場的なところですので。  あと、花見山には、花見山の頂上には設置させていただいております。 ◆須貝昌弘 委員  今のに関連してなのですけれども、先ほど西口の駅前広場というのだけれども、西口駅前広場のどこに、場所。 ◎給水課長 タクシー乗り場の北側のあたりで、前灰皿とかが置いてあった、塔が建っている部分あるのですけれども、あの辺、モニュメントが建っている、あの辺の部分……      【「南側」と呼ぶ者あり】 ◎給水課長 失礼しました。南側です。南側の部分を一応予定はしております。なぜかといいますと、あそこに水道管が、駅の水道管が布設されておりますので、それから直接とるような形で考えてはおります。 ◆須貝昌弘 委員  蛇口は幾つつけるの。 ◎給水課長 蛇口は、一応飲めるのが2つとペットボトルにくめるのを1つということで考えてはおります。 ◆須貝昌弘 委員  では、別な質問。不用品売却収益というので今回載っていまして、606万9,000円かな。これ検満メーター等の売却収益なのですけれども、検満メーター以外にどんなものがあるのですか。 ◎水道総務課管財契約係長 不用品売却につきましては、今お話ありました廃棄メーターと水道施設等で使っておりました鉄くず類がございます。 ◆須貝昌弘 委員  もっと具体的に、検満メーターが金額幾らで、鉄くず幾らかというの、それはわかるのですか。 ◎水道総務課管財契約係長 検満メーターの、済みません、40ミリ以下と50ミリ以上で区分されておりまして、40ミリ以下につきましては500万円ほどを見込んでおりまして、50ミリ以上になりますと鉄くずとしての売却となりまして、単価が安く、10分の1ほどになりますが、こちらは5万円ほどを見込んでおります。その他、不用品売却収益の中には使用済みのノートパソコン等の売却収益も見込んでおります。こちらにつきましては、ヤフーオークション、官公庁オークションでの売却を予定しております。 ◆川又康彦 委員  水飲み場と少し関連するかもしれないのですけれども、以前、市長と会派の懇談のときだったか、給水車の代替みたいなので、ジャグのでっかいのというのですか、2トンぐらいの、可動できるような、動かすことができるような水タンクのでっかいのを何かつくってやるのがいいのではないかみたいなお話ししていたので、具体的に進んでいたりするのでしょうか。 ◎給水課長 実際、今委員さんおっしゃったようなことで計画はしてはおりません。ただ、災害時のときの応急給水については、水道局には給水タンク車2トン車が3台ありますので、そちらのほうは当然自走もできますし、ポンプで圧送もできますので、災害時にはそういうものを活用して給水をさせていただくというような形になると思います。何分水道局ではタンク車の数も限られておりますので、そういったものでいろんなところを回りながら給水する、あるいはもうちょっと規模の小さい1トンの給水タンクもありますので、そういうのをトラックに積んで給水するとかという形になるとは思います。  失礼しました。タンク車、今新車もありますので、タンク車4台になっております。失礼しました。  1トンのタンクが23基あります。 ◆川又康彦 委員  いただいた資料4ページの北部配水池における小水力発電で、収入のほうが見込みとして322万1,000円ということで、これはもともとつくったときの想定した金額と大体同じような感じなのですか。 ◎営業企画課長 昨年の4月に正式にオープンをして、発電量は計画値をやや上回っている状況でございますので、当初よりは若干ふえているのかなというふうに思っております。 ◆川又康彦 委員  かなりシンボル的な部分としてつくられたのではないかなと、収支的にやると、こういう該当するのがあればいっぱいつくりたいとか、そういうのは多分ないのかなとは思うのですけれども、これ以外にこういうものができる可能性のある場所とかというのはほかにも福島市の中にというのはあるのですか。 ◎営業企画課長 基本的に発電量というか、水の量の多いところとか、あとは位置エネルギーの大きいところでないとなかなか大規模な発電というのはできないので、一旦、1回目はこの北部配水池を小水力発電の候補地に挙げてスタートをして、今現在もう一カ所ぐらいの発電のほうについてはいろいろ今調整、協議を進めているところでございまして、まだ正式に合意という形にはまだなっておりませんけれども、福島市で考えられるのはあと1カ所あるかなということで今進めております。 ◆川又康彦 委員  ちなみに、場所はまだ出せないのですか。 ◎営業企画課長 今進めているのは、庭坂にあります中央部受水池、あそこですと、北部とほぼ同じ量の発電量が見込めるというふうに考えております。 ◆白川敏明 委員  先進都市への長期派遣とあるのですけれども、先ほどこっちの予算説明書のほうでたまたま単身赴任手当とかというのもあったのですけれども、つまり単身赴任手当というのがそのための。 ◎水道総務課長 こちら先進都市に単身で行った場合について、給与として単身赴任手当を支給するということで予算計上させていただいております。 ◆白川敏明 委員  そして、この上の住宅手当、当然そっちもありますよね。 ◎水道総務課長 一連の経費、こちら住宅手当については、こちらは福島市内のものということで、派遣職員が寝泊まりするところについては、こちらは公舎的なものとして、局のほうで借り上げという形をやっております。 ◆梅津一匡 委員  今の先進地派遣の関係は、後でちょっと聞こうかなと思っています。  1つ、水飲み場の関係、西口に設置するというやつ、先ほど来皆さんからもいろいろ質問あったと思うのですけれども、そこの、現在市内にもオノヤさんのところと花見山ということでしたけれども、そういうところの水道料金はどこが払うのですか。レガシーとして福島市、水道局でずっと払い続けるということになるのですか。 ◎給水課長 水道料金については、水道局のほうで払うということになると。 ◆梅津一匡 委員  先ほど蛇口が飲む用に2カ所とペットボトルにくむのに1カ所ということで、合計3つということなのですけれども、その蛇口なのですけれども、自動停止みたいな感じの蛇口にするのですか、それとも普通にひねるタイプの蛇口ということなのですか。イメージがちょっと。 ◎給水課長 自動停止にするような形にしたいと思います。どうしても蛇口については壊れたりとか、あるいは水が出っ放しになったりという可能性がありますので、水がぴっととまるような形にしたいというふうには考えております。 ◆梅津一匡 委員  ずっと出っ放しで、ずっと払いっ放しにさせられるのではちょっとあれなのですけれども、そこがちょっと心配だったので、料金の負担についてちょっと伺わせてもらったのですけれども。  ペットボトルにくめるようにするなんていうことなのですけれども、ペットボトル自体はそれぞれ来訪した方が持っているやつにくむというイメージでいいのですよね。 ◎給水課長 ペットボトルは当然お客様が持参して、何かのあいた容器にということもありますし、あるいは水筒等も持参していただいても、そういうものにもくめるような形でというふうには考えております。要は自分で持っているものにくんでいただきたいという考えでございます。 ◆梅津一匡 委員  PR効果になればいいのですけれども、あくまでも今のペットボトルの水というのはチラシとして、宣伝媒体として扱っているということだったので、その水飲み場に関しても福島の水道水の、前も、鈴木委員かな、前、委員会の中でも話題になりましたけれども、モンドセレクションとっているのに、どこにもそういうのが見えてこないのだけれどもなんていうことがあったから、やっぱりそういうところはちょっと配慮いただければと思ったので、意見として言わせていただきます。  それで、先ほどからまたこれも出ているような先進地の長期派遣、何で東京都なのですか。先進地、そんなに進んでいるのですか、東京都って。 ◎水道事業管理者 東京都の水道局がやはり日本で一番大きな事業体で、しかもやはり最先端の技術、それから水道局本体と外郭団体としての企業も一緒に持っているのですけれども、そういった大きな企業体の中で、今広域という話ありますけれども、東京都はもう既に一本の広域の事業体としてやっていまして、やはりあそこの技術力というのは日本の中の最先端のところを行っています。そういったことで、事業体としての規模が余りにも違い過ぎるという部分はありますけれども、やはりそういった最先端技術に触れることで、福島市に持ってきてもらえる技術があれば、まさにこれから効率的な経営をするために、ダウンサイジング、もしくはそういったいろんな新しい、ICTも含めて、いろんな技術力を導入することによってコストがカットできるような、将来的な老朽管の更新が少しでも安く上がるような方法、もしくは延命化を図れる方法、そういったものをやっぱり技術力として身につけてきていただきたい、そういったものが主眼です。やはりこの中にいただけではどうしても情報量というのは限られてくるので、そういった世界に開かれた東京都水道局に行くということが重要なことだというふうに思っていまして、実現させていただいたところでございます。 ◆梅津一匡 委員  東京都の有用性というのはわかるのですけれども、どのくらいの、どの職域というか、職域ではないな、職級、管理者であったりとか、そういう、どういう年代の人、こっちにも給与でも平均43才とかとあるから、40代の人が行くのか、それとも30代の人が行くのか、どの辺の人が1名派遣するというようなもくろみでやっているのですか。 ◎水道事業管理者 水道局の技術系の職員、だんだん職員数がやはり減少して、定員適正化というような部分もあって、その中でもやはり将来に向けて、そういった長期間、戻ってきてからそういった技術について伝承できるような年代の人ということで考えています。そういうことで、やっぱり50代後半ではちょっとなかなか厳しいと思います。やっぱり40代から50代初めくらいのそういった職員を、そしてやっぱり余り若過ぎると技術力の吸収にならない危険性があるので、やっぱりある程度いろんな、こちらでノウハウをじっくり持っている職員を送っていきたいというふうに思います。 ◆梅津一匡 委員  ちょっと長くなってしまいますけれども。わかりましたけれども、ただ一番危惧するところは、せっかく派遣をした人、今回も、先ほどちらっと出ましたけれども、1人職員多目になるというような見込みだそうですけれども、せっかく派遣した人が人事交流で結局また市役所に行ってしまうなんていうようなことになったのでは、せっかく水道局で手塩にかけて育てても、何か、どうなのかな。野球に例えたら失礼ですけれども、プロテクトみたいな、そういうようなものが人事の中であるのかどうなのか、私も定かではないですけれども、そういったところは大丈夫なのですか。せっかく帰ってきて、脂が乗り切ったころに戻ってしまうのでは、水道局の技術継承には何のためにもならないかななんて思ったもので、ちょっとその点の整理はどのようにつけたらいいのですか。 ◎水道事業管理者 人事異動というのは市全体の中でやっていくものなので、あとそういった意味で人事交流が進んできたということで、まさにプロパーとして水道の技術を持っている方が市長部局に行ったりとか、また市長部局からそういった経験がない職員が来るというような状況ではありますけれども、そういった意味で水道技術が市長部局の職員にも浸透しているということは、例えば道路工事のときに、水道があるのだったら一緒にやろうとか、そういったいろんな広い横のつながりというのは当然出てくるわけで、それは重要なことだと思っています。ただ、今回研修に行った職員が戻ってきた途端市長部局に行くというようなことは、これは私の全身全霊をかけてとめたいというふうに思います。 ◆梅津一匡 委員  本当に1年間というふうに私も聞いていたのですけれども、1年間せっかく行って学んできて、帰ってきても、すぐ違うところに行ってしまうのでは、何のための派遣というこの新規なのかが全くわからないですし、目標が全く見えない中で研修に行っている人も大変だなと思ってしまうところもあったので、聞かせてもらったのですけれども。でも、その先進事例を学ぶのもあれなのですけれども、老朽管更新であったりとか、そういう目に見えて、目の前にある業務という量もまだいっぱい山積しているわけですから、しっかりとそこも、言わずもがなでしょうけれども、大きくうなずいているので、コメントはいいですけれども、しっかりと対応してもらわないと、みんな困ってしまうので、よろしくお願いします。  以上です。 ◆村山国子 委員  議案のほうで13ページの7条のところの起債のところだったのですけれども、普通貸借と証券発行と書いてあるのですけれども、全然わからないので、これはどういうふうに違って、どういうふうに使われるのかというのを教えてもらえれば。議案書の13ページです。 ◎経理課長 これは、起債の方法というより手続き上のものでありまして、証券といいますか、普通貸借とか、借り入れがあったというのを証書類の発行についてあかしをもらうというような手続き上のものでございますので、記載のとおりでございます。 ◆村山国子 委員  あと、消費税が10%に10月からなるかもしれないということで、長期的には水道料金の値上げとかにも影響してくるのかなと思うのですが、とりあえず来年度で市民への影響というのはあるのですか。 ◎経理課長 今の村山委員からのおただしでございますが、消費税ということで10月から予定されているということで、予算上は反映をしたもので編成させていただいているというところでございます。消費税につきましては通過勘定という部分で、我々としても請負工事ではお支払いをいたしますし、また市民の皆様には水道料金に付加させていただいて徴すると、そういった部分で整理をさせていただいて、納めるものは納めるというようなことで対応になりますので、消費税の増税分については付加を、水道料金本体価格に付加をさせていただく算定のもと、市民の皆様には消費税という形でご負担をいただきますが、それが直結、すぐ水道料金の値上げというふうにはなっていないというところでございます。 ◆村山国子 委員  そうすると、12月と1月の徴収から10%で付加されるような感じなのですか。 ◎水道総務課料金係長 消費税の付加される時期なのですが、市内は偶数検針、奇数検針ありますので、12月検針分からと、あと1月検針分から新たな新税率で料金をいただくような形になっております。 ◆村山国子 委員  10月からの使用ということで、どれぐらいの額が影響出ていきますか。8%から10%で。 ◎経理課長 今のおただしの内容の確認でございますが、例えば一般家庭において、8%から10%に変わった場合、その平均といいますか、見込み、そのぐらいで、一般家庭、ご負担をいただく分がどのぐらいふえるかというような内容でよろしいでしょうか。 ◆村山国子 委員  はい。 ◎水道総務課長 単純に、今まで1万円の水道料金を払っていただいていたということであれば、8%であれば1万800円、水道料金という形でございました。それが10%になることによって、1万1,000円の水道料金ということになりますので、差し引き200円の増という形になるかと思います。 ◆須貝昌弘 委員  ちょっと基本的なことをお聞きしたいのですけれども、今回の新年度予算の基本方針の中に、既存の枠組みや従来の発想にとらわれることなく、長期的かつ総合的な観点から投資効果、緊急度、優先度等十分検討を行い、編成したのだというふうに載っているのですが、既存の枠組みや従来の発想にとらわれなく編成したということなのですけれども、具体的に主なものをちょっと何点か挙げていただいてもらえることはできますか。 ◎経理課長 今須貝委員のおただしでございますが、既存の枠組み、従来の発想というようなところでございますが、本日配付させていただきました資料3ページ、4ページが水道ビジョンに基づきます基本方針のもと予算編成をさせていただいたというところでございますが、一例といたしまして、新たな取り組みということで、今各委員からもご指摘いただいておりますが、先進都市への長期派遣ということの人材の育成というようなことも、これまで従前、水道局といたしましては他都市、他団体におけるような派遣研修というものも行ってこなかったということで、新たな取り組みと。これは、そういった先ほど来、管理者を含めご説明申し上げています職員の育成、それがフィードバックされることによって、将来の水道事業の未来永劫的な継続につながっていくというような部分でございます。  また、もう一点、同じ第3のところでございますが、(1)の⑦といたしまして老朽給水管取りかえ工事ということで、記載はありませんけれども、約990万円ほど予算をつけさせていただきたいと本日お願いしているものでございます。具体的に申しますと、老朽給水管でございますので、今まで委員の皆様からもご心配いただいている老朽施設という部分では老朽管更新という部分で、道路上の、公道下の配水管に対しては、今までもご審議いただき、それ相当の金額を、ビジョンの中でも10年間、計画的に推進しているということでご説明させていただいておりますが、ただいま申し上げました老朽給水管については、その配水管から各家庭、利用者の方への施設へ給水している給水管について、金属製の給水管が使われておりまして、これが漏水の原因になっているというところがございます。一たび漏水が起きますと、舗装を剥がして、また舗装復旧までをするというような経費がかかるというところでございますが、こういったことにつきまして、他事業体、例えばガス事業様であるとか、道路管理者のほうにおいて道路工事をして、その舗装を剥がしているときに、道路改良にあわせて、そういった情報を得て、現場立ち会いをして、金属製の給水管とかを未然に更新をして、漏水を防止していくというような観点から、新年度、取りかからせていただきたいとお願いしているものでございます。そうしたことによりまして、路面復旧、そういった舗装工事とか何かの経費節減につながるというものもございますし、長期的には金属製の給水管を取りかえることによりまして、漏水を未然に防止する、予防保全をするというような観点からも取り組まさせていただきたいというものでございます。  以上、具体例として挙げさせて、以上でございます。 ◆村山国子 委員  いただいた資料の2ページだったのですけれども、済みません。また消費税の話なのですけれども、水道料金の、この平成31年度当初予算に、消費税10%になって、幾らぐらいがこの影響額として入っているのか、計算されていれば教えてください。 ◎水道総務課料金係長 今回の消費税引き上げの影響額ですが、8%のままで計算した場合と10%を加味した分の差額としての影響額としては約4,300万円がふえる分になります。 ◆村山国子 委員  ことしは10月からなので、1年となると2.2倍ぐらいになるというふうに考えていいのでしょうか。実際に集めるのは……違いますね。実際に集めるのは12月からだから、4カ月ぐらいだから。ちょっと来年度とは関係ないですね。わかりました。 ◆粟野啓二 委員  前からペットボトルの問題はあるのだけれども、これ今回の予算の中に、収入の中に1,331万円ぐらいの収入がペットボトルということなのだけれども、これの経費に換算するとどのぐらい、まだ持ち出しが多いのかい。それとも、少しは浮いているのかい、これ。 ◎営業企画課長 つくった費用と売った費用でいきますと、ここ一、二年、平成30年あたりからは売ったほうが少なくなっております。なので、製造が大体850万円に対して、今ですと30万円ぐらい少ない金額の収入が2月現在で出ているので、ちょっと逆転は難しいのかなと思っています。ほぼほぼではあるかなとは思っていますが、利益が黒字になっているかというと、今若干赤字の状況でございます。 ◆粟野啓二 委員  それは、何か製造過程での、それとも本数でのあれなのかね。 ◎営業企画課長 12万本のうち、今大体10万8,000本ぐらいは売ってございますが、それ以外に水道局のイベントとかで市民の方へPRとしてお配りしているものがあったりしますので、全部を売っていないという部分もございますので、なかなか黒字にし続けるのは難しいところがあります。あとは、ユナイテッドさんのほうと昨年からパートナー協定を結んで、そちらのほうに1万本提供しながらというところもございますので、赤字かなというふうに思います。 ○大平洋人 分科会長  そろそろいかがかな。よろしいですか。      【「なし」と呼ぶ者あり】
    大平洋人 分科会長  では、以上で質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方お述べください。 ◆村山国子 委員  消費税にもともと私たち反対なものですから、まだ決定はしていないのですよね。国の予算が決まったときにまた考えるというふうには言っているのです。先取りした予算ということで、水道料金の負担増が入っていますので、反対します。 ○大平洋人 分科会長  わかりました。  では、以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決は挙手採決といたします。  なお、挙手されない方は否とみなします。  お諮りいたします。議案第3号平成31年度福島市水道事業会計予算について、原案のとおり可決すべきものとすることについて賛成の方の挙手を求めます。      【賛成者挙手】 ○大平洋人 分科会長  賛成多数。  よって、議案第3号について原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で予算特別委員会建設水道分科会を閉会いたします。                午前11時29分    散  会                        建設水道分科会長    大 平  洋 人...