福島市議会 2018-12-13
平成30年12月13日建設水道常任委員会−12月13日-01号
都市計画課長 森 雅彦
都市計画課課長補佐兼
都市計画係長 高野 卓
都市計画課都市計画係主任 菊地健一
都市計画課都市計画係副主査 大河原結
都市計画課まちづくり推進係長 齋藤 努
都市計画課景観係長 八巻充晴
交通政策課長 草野裕市
交通政策課課長補佐兼
交通政策係長 熊坂敏明
交通政策課街路施設係長 安斎 剛
開発建築指導課長 佐藤昭憲
開発建築指導課指導係長 宮島利明
開発建築指導課開発審査係長 平野愼也
開発建築指導課建築審査係長 春日伸一
開発建築指導課空き家対策係長 河野史隆
公園緑地課長 鈴木 守
公園緑地課管理係長 佐々木弘光
公園緑地課課長補佐兼施設係長 服部喜弘
市街地整備課長 林 和良
市街地整備課課長補佐兼再開発係長 佐々木泰
市街地整備課主任技査兼市街地整備係長 赤間智行
下水道室長 佐々木宏明
下水道総務課長 槻文彦
下水道総務課庶務係長 千葉浩明
下水道総務課庶務係主査 松浦史憲
下水道総務課業務係長 林谷康彦
下水道総務課課長補佐兼普及推進係長 佐藤博邦
下水道建設課長 折舘孝之
下水道建設課計画係長 吉田広明
下水道建設課課長補佐兼建設第一係長 佐藤潤一
下水道建設課建設第二係長 齋藤秀一
下水道建設課建設第三係長 二瓶和久
下水道管理センター所長 菊池年夫
下水道管理センター所長補佐兼
施設管理係長 秦 欣哉
下水道管理センター管路管理係長 安齋 真
〇案件
1 議案審査(都市政策部)
議案第180号 指定管理者の指定の件(御倉町地区公園旧
日本銀行福島支店長役宅)
議案第129号 平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
都市政策部所管分
議案第132号 平成30年度福島市
土地区画整理事業費特別会計補正予算
議案第181号 平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
都市政策部所管分
議案第183号 平成30年度福島市
下水道事業会計補正予算
請願第 11号 国に対しライドシェアの導入に対する慎重な対応と、公共交通の役割を担う
タクシー事業の適正化・活性化推進の諸施策を求める意見書提出方について
─────────────────────────────────────────────
午前9時59分 開 議
○大平洋人 委員長 ただいまから
建設水道常任委員会を開催いたします。
では、審査日程についてお諮りいたします。
お手元の配付資料のとおり審査を行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 では、異議ございませんので、そのように進めさせていただきます。
では、これより都市政策部の審査を行います。
初めに、議案第180
号指定管理者の指定の件についての審査でございますが、議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、当該施設の指定管理者の指定の件に係る
債務負担行為の部分につきましては関連した内容でありますので、一括して議題として審査を行い、自由討議、討論、採決についてはそれぞれ議案ごとに行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 ご異議ございませんので、議案第180
号指定管理者の指定の件、議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、指定管理者の指定の件に係る
債務負担行為補正のうち、
都市政策部所管分につきましては、そのように審査をすることといたします。
では、当局の説明を求めます。
◎
都市政策部長 まず、委員会資料を配付させていただきたいと存じますので、よろしくお願いします。
○大平洋人 委員長 はい、お願いします。
【資料配付】
◎
都市政策部長 本12月定例会議に提出いたしました議案のうち、
都市政策部所管分でございますが、当初提案いたしておりました平成31年度からの指定管理者の指定の件、
債務負担行為で平成30年度以降の支出予定額に関する補正を含む
一般会計補正予算、それから
土地区画整理事業費特別会計補正予算、追加提出分での
一般会計補正予算及び
下水道事業会計補正予算の計5件でございます。よろしくご審議の上、ご議決を賜りますようお願いをいたします。
議案第180
号指定管理者の指定の件及び議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算(第4号)中、指定管理者の指定の件に係る
債務負担行為補正のうち、
都市政策部所管分につきましてご説明をいたします。
指定管理者の指定につきましては、
指定管理者候補者及び5年間施設の管理運営を行うための
債務負担行為の設定についてと選定の経過、審査結果について説明をさせていただきます。
内容の詳細につきましては、次長より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
◎
都市政策部次長 議案第180
号指定管理者の指定の件(御倉町地区公園旧
日本銀行福島支店長役宅)及び議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算(第4号)中、指定管理者の指定の件に係る
債務負担行為補正のうち、
都市政策部所管分につきましてご説明いたします。
議案書は93ページ、
補正予算説明書は30、31ページとなりますが、お配りいたしました委員会資料によりご説明をさせていただきますので、委員会資料1ページをお開き願います。左上の表をごらんください。指定管理者を指定する施設の名称でございますが、御倉町地区公園旧
日本銀行福島支店長役宅でございまして、以下御倉邸と略させていただきます。
なお、この施設につきましては、本年6月定例会議の中で
建設水道常任委員会及び
常任委員協議会におきまして、平成31年度より
指定管理者制度を導入することについてご説明さしあげたものでございます。
現行の取り扱い区分でございますが、市の直接管理でしたが、公募により
指定管理者候補者の募集を行ったものでございます。
候補者とした団体は、特定非
営利活動法人御倉町
かいわいまちづくり協議会であります。
指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間となります。
次に、
債務負担行為設定額につきましては、平成31年度からの5年間合計で6,267万3,000円であり、内訳といたしましては、
管理運営経費が6,495万8,000円、
利用料金等収入が228万5,000円、差し引きで設定額6,267万3,000円でございます。年度ごとの
債務負担行為設定額の内訳は資料の左下の表に記載のとおりでございます。
次に、特定非
営利活動法人御倉町
かいわいまちづくり協議会の事業概要でございますが、1、おぐら茶屋の運営に関する事業、2としまして御倉邸での地域の歴史や文化に触れてもらう定期的なイベントの開催に関する事業、3番としまして他団体との連携による
まちづくり活動に関する事業、4番としまして阿武隈川隈畔の景観整備に関する事業を実施しております。
次に、選定の経過についてでございますが、右上の表をごらんください。御倉邸につきましては、現場説明会では2団体の参加がございましたが、申請期間には1団体からの応募がございました。外部委員2名を含む
都市政策部指定管理者管理運営委員会において8月27日に面接審査を行い、9月27日に右下の表の審査集計表に記載のアからキの7つの評価項目に基づき、第1次審査を行いました。その後、10月9日に外部委員2名を含む福島市
指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、
指定管理候補者の順位を最終決定したところであります。
次に、
指定管理者候補者と審査結果についてでございますが、交渉順位第1位が特定非
営利活動法人御倉町
かいわいまちづくり協議会で、合計点は60.42点であります。評価のポイントでありますが、各委員より施設の地元の協議会であり、施設の設置目的は十分に理解している、これまでも施設においてイベントを行い、運営に実績があり、今後の利用促進が期待されるといった意見が出されまして、当該施設を管理運営する上で適当な団体であると評価をいたしました。
本議会にて議決を賜りました後には、指定管理者として決定した団体名が公表となります。
説明は以上でございます。
○大平洋人 委員長 これより質疑を行います。質疑のある方お述べください。
◆村山国子 委員 団体の事業概要というところでイベントとかとあるのですけれども、これは全てこのNPO法人の御倉町
かいわいまちづくり協議会がこれからはイベントの企画も運営も全てするというふうになっていくのですか。
◎
公園緑地課長 団体の事業につきましては、記載の主な事業をやっておりますけれども、
指定管理者移行後についてもこの事業は続けていく、継続していくということになります。
◆村山国子 委員 町内会のイメージがあるのですけれども、NPO法人の協議会というのは、構成員というのは何人ぐらいですか。
◎
公園緑地課管理係長 NPO法人御倉町
かいわいまちづくり協議会の構成団体でございますけれども、社員10人以上のものの名簿ということで、団体の総会資料においては34団体の構成団体ということであります。
◆村山国子 委員 34団体ということは、町会が集まって協議会をつくっているというふうなイメージなのでしょうか。
◎
公園緑地課長 ただいまの説明ちょっと修正させていただきます。
個人の加入者と、
あと団体加入者がございまして、個人の方が28名、それから団体としては6団体、合計で34というようなことの内訳となっております。団体が6団体、
個人プラス団体で34。あくまでも個人、町内会ということではなくて、個人で加入されています。
◆村山国子 委員 運営までは口は出せないとは思うのですが、そこはいいです。
そして、収入のところなのですけれども、この収入というのは貸し館というか、貸し部屋の収入ということですか。
◎
公園緑地課長 委員おっしゃるとおり、貸し部屋の収入になります。
◆村山国子 委員 ちなみに、使用料というのはどれぐらいなのですか、あそこ。利用料というか。1部屋借りたときに……
◎
公園緑地課長 料金。
◆村山国子 委員 はい。
◎
公園緑地課長 部屋の広さが違いますのと、あと時間帯によって違うのですけれども、午前中だけですと大体300円とか、一番広い部屋で18畳ございますが、それは600円、午後の時間帯、5時間になりますけれども、先ほど言った一番広い部屋で1,200円、1日通しますと、8時間になりますが、1,800円というようなことになります。あと、狭い部屋、大体8畳とかとなりますと、午前だけで2時間で300円、午後5時間で600円、1日としますと大体900円というふうな料金設定になっております。
◆鈴木正実 委員 関連してというわけではないのですけれども、この協議会の発足年次とか、概要をちょっと教えてもらっていいですか。何でできたのだとか、目的みたいのとか。
◎
公園緑地課管理係長 かいわいまちづくり協議会の設置目的でございますけれども、協議会の定款にございますが、目的としまして、県内外の広範囲の年齢層の方に対して御倉邸での催し、おぐら茶屋の運営サービスを通して魅力ある場所としてPR事業を行い、中心市街地の活性化と、子供たちが歴史や文化に触れることができるための健全育成に寄与することを目的とするとされております。
設立の年次でございますが、平成21年6月26日設立でございます。
◆鈴木正実 委員 先ほど言ったいろいろ御倉町の関係のイベント等を県内各地に広めて、ここににぎわいをというようなイメージを持った協議会ということで、これまでのイベントの実績というのはどういうのをやっていたか教えてください。
◎
公園緑地課管理係長 これまでの当協議会の主な事業でございますけれども、まず阿武隈川隈畔からの地域づくりといたしましてミズベリング、これは国土交通省との連携事業で行っております。これが年1回、七夕の日にちということで実施しております。他団体との連携においての
まちづくり活動補助事業といたしまして、町内会等の連携の事業でふれあいフェスティバル、これは御倉邸で、それとかいわいの町内会での
イルミネーション事業等を行っております。河川の協力団体ということで国土交通省からの認定を受けておりまして、河川敷の環境整備、除草ですとか、そういう事業を行っております。
主な事業としては以上でございます。
◆鈴木正実 委員 協議会の運営費用というのはどういう形でやっていたのですか。どこからの補助金であるとか、あるいは会員からの募金でやっているのだとか、そういう運営の予算というのはどういう形でやっていたのですか。
◎
公園緑地課管理係長 運営の資金としましては、各会員の方からの会費と、あとそれぞれ事業におきまして協賛金ですとか、あと事業によっては補助金とか、そういうものを活用して運営をされております。
◆粟野啓二 委員 こういう活動内容があって、この
管理運営経費1,200万円、毎年。この内訳というのはわかるのかい。
◎
公園緑地課長 主な管理運営費の内訳、金額でございますが、平成31年度を例にとりますと、まず人件費としまして659万2,000円、次に邸内の樹木管理、それから機械警備入れておりますので、そういった委託料が343万9,000円、それから光熱水費が118万6,000円、それから修繕料としまして71万5,000円、それから報償費が48万3,000円等が主な構成となっております。
◆川又康彦 委員 支出の明細のほうを今お示しいただいたのですけれども、指定管理となることでこれまでかかってきた費用とどれぐらい差が出ているのかということと、これまでNPO御倉町
かいわいまちづくり協議会のほうでおぐら茶屋の運営をやられてきたのではないかと思うのですが、この人件費関係というのはその部分も含むのか、それとも以前委員会の中でお示しいただいたかと思うのですが、御倉邸のおぐら茶屋とは別に案内とかそういったのに2人だったか3人だったかこれまでいらっしゃった部分だけの人件費なのか、その辺について教えていただければと思うのですが。
◎
公園緑地課管理係長 まず、指定管理で上げております人件費でございますが、こちらはあくまでも御倉邸の維持管理の部分でございまして、おぐら茶屋の運営はまた別となっております。あくまでも施設管理の部分での人件費となっていますので、おぐら茶屋の中の運営につきましてはまた別となっております。
それから、今回の指定管理で今までの直営での経費との比較でございますけれども、今までの実績平均と比較しまして6.2%の減ということの計算になっております。
◎
公園緑地課長 ただいまの補足説明をさせていただきます。
減額になった部分なのですけれども、人件費としまして年間約80万円ほど減額になっておりますので、5カ年分で約400万円程度今までの過去の5年間よりは減額になるというような計算をしております。
◆白川敏明 委員 人件費なのですが、何名分ぐらいの人件費なのですか。
◎
公園緑地課長 人件費の内訳については、嘱託職員が1名、それから臨時職員が1名、それからパート職員としまして1.5人分の人件費として計上しております。
◆村山国子 委員 修繕費が計上されているのですけれども、大きな修繕とかというのはもちろん市のほうでやって、軽微な修繕費ということになるのですか、これ。
◎
公園緑地課長 修繕については、大きな修繕については市のほうの私どもからの支出になりますが、通常の軽微な修繕についてはこの修繕費の中で対応していただくということです。
◆村山国子 委員 利用についてだったのですけれども、民間にやったほうが利用促進が図られるというのでという説明があったと思うのです。そうすると、収入というのが45万7,000円だと、1カ月にすると3万8,000円ぐらいなのです。そうすると、前と比べると何人ぐらい利用収入としては多くなるだろうというふうに見込んでの45万7,000円になるのですか。
◎
公園緑地課長 45万7,000円は過去の5年間の平均を出しておりますので、当然ふえてくればその分が収入として入りますので、今までの実績の平均値ということになります。
◆村山国子 委員 そうすると、指定管理者にするにあたって、利用促進というのはもちろん、これまでよりはもっと使ってもらうような方向でやってほしいというふうにはなってはいるのですか。
◎
公園緑地課長 指定管理者制度に移行した以降については、当然収入は今度自分たちの収入になってまいりますので、それは私のほうもそういった指導なりしていくということになってまいります。当然審査の段階でもそういう内容のことで伺っておりますので、その辺は期待をしております。
◆村山国子 委員 そうすると、ちなみにこれまでの1週間の利用というのは七、八回、月にすれば30回程度ぐらいだったのでしょうか、利用回数というのは。わからなければいいです。
◎
公園緑地課長 いろんなケースがございます。午前だけの場合もありますし、1日通す場合もありますし、その辺はちょっと件数については変動があると思います。
◆須貝昌弘 委員 この団体の事業概要のうちの4番目に隈畔の景観整備に関する事業とあるのですけれども、これはどんな内容なのですか。
◎
公園緑地課長 これは、
国土交通省福島河川国道事務所さんとこちらの協議会さんと協定を結んで、河川敷の草刈りとか清掃をされている。あと、平場に花を植栽していたと思います。
◆須貝昌弘 委員 もう一つ、この審査結果、2候補公募で上がってきて、これが審査結果のあれで入ったわけですけれども、最終合計点が60.42点というふうになっているわけですけれども、これは本市の都市政策で見た場合にこの60.42点というのは高いのですか、低いのですか。
◎
公園緑地課長 何点以上がいいというふうな特に基準は設けておりません。ただ、市の採点におきます標準点がございまして、これが100点満点換算で60点ということでございますので、そのあたりが一つの目安ということで。
◆須貝昌弘 委員 ちなみに、もう一つの候補、もう一団体ありましたよね、公募。これのほうの点数はわかるのですか。それはやらなかった。
◎
公園緑地課長 申請があったのは、現場説明会には2団体来られたのですけれども、実際の申請は1団体。
◆白川敏明 委員 今説明会2団体いらっしゃったという話なのですけれども、申請したのは1団体。どうして申請しなかったかという理由というのはわかりますか。
◎
公園緑地課長 現場説明会には来られたのですけれども、実際申請に至らなかったという理由はいろいろ団体さんのご事情もあると思うのですけれども、そういった指定管理者の制度に興味はあったのでしょうけれども、実際の運営、それから費用的な観点で申請には至らなかったのかなというふうに思います。
○大平洋人 委員長 そのほかございますか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 では、質疑を終結いたします。
続いて、議案第180
号指定管理者の指定の件の自由討議、討論に移ります。ご意見ある方お述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
なお、
一般会計補正予算については指定管理の
債務負担行為以外の部分の審査が残っておりますので、後ほど残余の部分について審査をした上で採決を行います。
それでは、議案第180号の採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りします。議案第180
号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 ご異議ございませんので、議案第180号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、指定管理者の指定の件に係る
債務負担行為補正を除く
都市政策部所管分及び議案第132号平成30年度福島市
土地区画整理事業費特別会計補正予算、以上2点につきましては関連した内容でありますので、一括して議題として審査を行い、自由討議、討論、採決についてはそれぞれ議案ごとに行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 ご異議ございませんので、以上2件を一括して議題とし、審査を行います。
それでは、当局の説明を求めます。
◎
都市政策部長 議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算(第4号)中、指定管理者の指定の件に係る
債務負担行為補正を除く
都市政策部所管分につきましてご説明をいたします。
今回の補正予算の歳出につきましては、交通対策費におきまして、駅前広場・
地下通路等維持管理費を追加するものでございます。
次に、
土地区画整理事業におきまして、
土地区画整理事業費特別会計繰出金を追加するものでございます。
なお、繰出金の追加について関連がございますので、議案第132号平成30年度福島市
土地区画整理事業費特別会計補正予算(第1号)におきまして、
福島都心中央土地区画整理事業において補正を行う件についてあわせて説明をさせていただくものでございます。
内容につきましては、次長より説明いたしますので、よろしくお願いします。
◎
都市政策部次長 議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算(第4号)中、指定管理者の指定の件に係る
債務負担行為補正を除く
都市政策部所管分につきましては、議案書では3ページ、歳出8款土木費に記載しておりますが、
補正予算説明書並びにお手元に配付しております委員会資料によりご説明をさせていただきます。
歳出についてご説明をいたします。
補正予算説明書18ページ、19ページをお開き願います。8款土木費、4項都市計画費、2目交通対策費、19節負担金補助及び交付金でありますが、
交通施設管理費として駅前広場・
地下通路等維持管理費1,000万円を追加するものであります。補正額の財源には、一般財源から充当をいたします。
続きまして、委員会資料によりご説明をいたします。委員会資料の2ページをお開き願います。参考としまして、右上に
補正予算説明書のページを記載しております。交通政策課所管、駅前広場・
地下通路等維持管理費であります。
1、事業目的でありますが、福島市と東日本旅客鉄道株式会社が区分を設定して管理しております福島駅西口駅前広場の大ひさしにつきまして、東日本旅客鉄道株式会社は、来年度に天井の耐震対策を実施する計画がありまして、この耐震対策に合わせ、東京オリンピック・パラリンピックに向け、本市の玄関口となる福島駅西口駅前広場で来訪者に対しておもてなしを演出するため、当該大ひさしを美装化するための設計業務を実施するものでございます。
2の事業内容といたしましては、大ひさしがJR福島駅西口駅舎と一体の構造となっておりますことから、東日本旅客鉄道株式会社への負担金により業務を実施するものであります。
(1)、業務内容におきましては、美装化案の作成、既設構造細目のチェック及び実施設計であります。
3番、事業費の内訳につきましては、記載のとおりでございます。
次に、
補正予算説明書18ページ、19ページをお開き願います。同款同項6目
土地区画整理事業費、28節繰出金でございますが、特別会計繰出金として
土地区画整理事業費特別会計繰出金2億5,645万8,000円を追加するものであります。補正額の財源には、一般財源から充当をいたします。
関連する議案といたしまして、議案第132号平成30年度福島市
土地区画整理事業費特別会計補正予算(第1号)につきましては、議案書では17ページから19ページに記載しておりますが、引き続き
補正予算説明書によりご説明をさせていただきます。
補正予算説明書の55ページをお開き願います。今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算及び繰越明許費の補正で、一般会計繰入金を
福島都心中央土地区画整理事業に充当するものでございます。また、繰越明許費は
福島都心中央土地区画整理事業の事業費の一部を平成31年度に繰り越して使用するためのものでございます。
補正予算説明書58ページ、59ページをお開き願います。歳入についてご説明をいたします。上の表をごらんください。2款
福島都心中央土地区画整理事業収入、2項繰入金、1目一般会計繰入金でありますが、一般会計からの繰入金として2億5,645万8,000円を追加するもので、補正前の額8,816万1,000円と合わせまして、計3億4,461万9,000円であります。
次に、歳出についてご説明をいたします。下の表をごらんください。2款
福島都心中央土地区画整理事業費、1項事業費、1目事業費でありますが、補正額2億5,645万8,000円と補正前の額4,759万2,000円と合わせて3億405万円となります。市単事業費として追加するもので、工事請負費としては1億4,500万円、補償、補填及び賠償金として1億1,145万8,000円の追加を行うものでございます。
続きまして、委員会資料によりご説明をいたします。委員会資料の3ページをお開き願います。市街地整備課所管の
福島都心中央土地区画整理事業でございます。
福島都心中央土地区画整理事業につきましては、本市の中心市街地活性化に資する文化交流拠点を形成し、回遊性の向上とにぎわいの創出を図ることを目的に、公益施設を含む共同化ビルの実現に向け、長年地権者と協議を続けてまいりましたが、建設コストの高騰や収益性への不安により建設計画がまとまらなかったこと、さらには社会情勢の変化等により市も公益施設について具体化できなかったことから、公益施設を含む共同化ビル建設を見送ることについて地権者との調整が整いましたので、
土地区画整理事業につきましては、公益施設を含む共同化ビルと切り離した上で換地処分をして事業完了するものでございます。
今回補正を行い、実施する事業内容といたしましては、
土地区画整理事業を完了するために必要な街区内に残存する地下構造物等を解体する費用、街区北側の駐車場の工作物等を移転する費用、地下構造物解体工事において、街区北側の駐車場エリアの一部が直接支障となり、通常営業の継続が不能となるため必要となる休業補償、駐車場経営を継続していた地権者への損失補償でございます。事業費の内訳は記載のとおりであります。
説明は以上でございます。
○大平洋人 委員長 では、これより質疑を行います。ご質疑のある方お述べください。
◆村山国子 委員 いただいた資料の2ページだったのですけれども、設計業務ということで負担割合というのは何%になるのですか。
◎
交通政策課街路施設係長 負担割合につきましては、今回委託ですので、100%市の負担となっております。
◆村山国子 委員 そうすると、今設計で、来年工事になるかと思うのですけれども、工事も100%負担になるということですか。
◎
交通政策課街路施設係長 工事費の負担割合につきましては、これからJRと協議のほうを進めてまいる予定です。
以上です。
◆村山国子 委員 耐震対策を実施するとあるのですが、耐震度というか、それは今のところは大丈夫なのですか。危ないとかという、そういうのではない。
◎
交通政策課街路施設係長 今の構造自体につきましてはJRのほうで大丈夫という判断なのですけれども、JRとしまして、東日本大震災で天井が多数落下しているという状況ほかの駅であるものですから、そういったものを完全になくすということで、今回西口のひさしについて耐震対策をしたいというふうに聞いております。
◆村山国子 委員 あと、美装化するというふうになっているのですが、こういうただ単に平面なひさしでなくて、何かもっとすごくイメージ的な、そういうのになっていくということですか。
◎
交通政策課街路施設係長 あくまでイメージのほうは具体には決まってはいないのですけれども、自然素材を使用したものを使って美装化したいと考えております。
◆村山国子 委員 次のページなのですけれども、補償、補填及び賠償金、先ほど損害補償とかありましたけれども、それの内訳それぞれに教えてもらっていいですか。補償費のところの。
◎
市街地整備課長 補償費の内訳でございますけれども、3種類ございます。物件移転の補償金につきましては、端数まで含めますと3,571万8,613円でございます。続きまして、休業補償金につきましては2,071万5,933円でございます。最後に、損失補償金、こちらは5,502万3,300円ちょうどでございます。
◆村山国子 委員 例えば駐車場を経営していて、駐車場の利用代の収入があったと思うのです。そうすると、こっちで補償、賠償金出していて、そっちでお金を稼いでいるというときにはその分は差し引いて今までやっていたということになるのですか。
◎
市街地整備課長 駐車場経営者に対しまして、これまで経営に関しての補償金というのは一切お支払いしてございません。自前で収入を得ていたということですので、今回工事をするのに際して休業を、あるいは規模の縮小を必要とする期間、その期間の補償金として休業補償を今回出すという形でございます。
◆村山国子 委員 これまで3名の方でしたっけ、に補償やっていたと思うのですけれども、そういう商売をしてお金を得た分というのは、それはその人にとっては差し引いた分を出していたということですか。それは差し引かない……
◎
市街地整備課長 3名の地権者のうちお二方につきましては、収益減収補償という形で毎年補償を差し上げておりましたが、今回の駐車場経営者、もう一方の地権者につきましては、先ほど説明しました自前で代替の建物を取得したり、駐車場を拡張して運営しておりまして収入を得ておりましたので、市のほうからはその期間の収入は一切支払っていない、つまり差し引くこともなく、最初からゼロ円でずっとこの期間は過ごしていたということです。
◆村山国子 委員 そうすると、これまで支払われていたのは2人にということだったのですね。3人はいたけれども、2人にということだったのですね。
◎
市街地整備課長 はい、収益減収補償を払っていたのは3名中2人だけです。
◆鈴木正実 委員 今のに関連して、この休業補償という考え方と損失補償という考え方、この違いってどういうふうな意味づけになっているのですか。
◎
市街地整備課長 ご指摘のまず休業補償につきましては、これから工事をやろうと、その工事をする期間規模を縮小して収入が減ってしまう分、その分を補償しますという内容でございます。一方の損失補償金につきましては、事業を開始した平成10年からさかのぼる形にはなるのですけれども、事業が長期化したことによって実際生じてきた損失の補償金という形でお出しするということになります。
◆鈴木正実 委員 結局損失補償というのは、今まで要するに収入補償する形だったものの、あとは駐車場の料金、これまでの収入とのその差額部分という理解なのですか。
◎
市街地整備課長 はい、おっしゃるとおりでございます。それを平成10年当時から平成29年当時までずっと毎年の決算書を確認することによって、累計した金額を補償としてお支払いするということです。ただ、単純に足し算、引き算で出すわけではなくて、うちのほうも当然建物が存在していれば減価償却していって、収入も下がるだろうというようなことも考慮しておりますし、先ほどちょっと説明しましたこの権利者がほかの物件を移転補償金で取得して、そちらからも収入を得ておりましたので、その分の金額は当然控除して算出しているということと、あと当然毎年毎年、収入が悪かった年もあれば、いい年もあったので、よかった年の分もちゃんとマイナスさせていただいたということで、悪かった年だけを見たのではないということでの出し方をしております。
◆村山国子 委員 3種類の補償金があったのですが、この1、2、3で3人に支払われた、1番だったら3人だよとか、2番は1人だよとか、3番は2人だよとか、この内訳教えてもらっていいですか。
◎
市街地整備課長 今回区域内に存置しています物件は駐車場だけですので、この3種類の補償全部1人に対しての補償金になります。
◆川又康彦 委員 この中央
土地区画整理事業は、平成32年3月に完了して、仮換地というか、換地も終わって、そうすると最終的に今街なか広場として使っている部分は、このいただいた資料でいうとどの辺が広場的に残る感じになるのですか。
◎
市街地整備課長 こちらは四方を道路で囲まれた街区、全部で2,700平米ほどあるのですけれども、現在ですと南側を広場、北側を駐車場という形で使っております。それが完全に広場がパセオに面する東側に移動する形になりまして、1,500平米の公共広場を設けるという形になります。現在の広場は駐輪場を除くと1,200平米ぐらいの広さですので、それより一回り大きくなる。従前のエンドーチェーンも1,300平米ぐらいでしたので、それよりちょっと大きくなるというイメージで見ていただければと思います。
◆川又康彦 委員 そうすると、パセオ通り側が広場になって、左側については権利者の方6名のほうがそれぞれ換地されて、あとはその方々がご自由にそれぞれで何やるにしてもやってくださいということになるという感じでいいのですか。
◎
市街地整備課長 おっしゃるとおり、街区の西側につきましては大きく3名の地権者の方の民間の土地ということになりますので、今後の土地利用に関しましては、事業が完了すれば、一般的な都市計画上の規制であるとか、建築基準法上の規制というものにかかわってくることになるのですけれども、土地について今後も共同利用とかの話があれば、市のほうでできる範囲でお手伝いはしていくということはお話しておりますし、その考えでございます。
◆川又康彦 委員 今し方の一回り大きくなった、パセオ通り側が全部市の管理になるということでいいのですか。そうすると、何か……
◎
市街地整備課長 はい、おっしゃるとおりです。現在の駐車場の東半分と、現在の広場の東半分より若干広いところまでが丸々広場になるということです。
◆川又康彦 委員 並木通りまで直接面したところまでなるということでいいの。
◎
市街地整備課長 並木通りの中間よりちょっと西側ぐらいまでということです。
◆川又康彦 委員 駐車場継続エリアになったところは駐車場のままなりますよということ。半分ぐらいのやつが駐車場。
◎
市街地整備課長 現在民間で駐車場として使っているところの東側は市の広場に変わるということです。
◎
都市政策部長 ちょっと見づらいですけれども、黄色のマーカーである部分ぐらいが広場になる。今こちら駐車場ですけれども、駐車場移転というか、引っ越ししますので、こっちのパセオ側全部が広場。
◆川又康彦 委員 パセオ側全部でいいの。並木通りまで接するところまで全部ということでいいのね。
◎
都市政策部長 全部です。
◆川又康彦 委員 基本的には、その後も福島市としては広場は広場として、未来永劫広場としてやりましょうということに決定したということでいいわけなのですか。
◎
市街地整備課長 今回の区画整理事業におきまして1,500平米の公共広場を確保するという事業計画に沿ったものでございますので、これについては市の財産として未来永劫1,500平米の広場については管理運営していくということになります。
◆村山国子 委員 今街なか広場にステージ新しくつくってあるではないですか。それというのは今度東向きで残すという感じになるのですか。
◎
市街地整備課長 現在ありますステージとトイレと物置等ございますけれども、それについては今度南北に長い形になりますので、基本的にはステージを北側にというふうには今の時点では考えておりますけれども、今後市民アンケートもとりながら、利用団体の声も聞きながら検討していきたいと考えています。
◆村山国子 委員 トイレの新設というか、ちょっと美化するというか、そういうのも一緒にやれるような感じでしょうか。
◎
市街地整備課長 今回は区画整理事業の早期終了ということを第一にしておりますので、移設、あと移設に関する費用が、今回使っていますトイレがレンタルだということもありますので、その場合だと新設のレンタルでも料金は変わりませんので、現時点ではそうしようかと考えております。
◆鈴木正実 委員 先ほどの3名の地権者の方それぞれの所有面積というのはどれぐらいで、なおかつここら辺の路線価というか、土地の値段というのはどういうふうになっているのですか。
◎
市街地整備課長 3名の方の土地所有の内訳なのですけれども、まず一番大きい方で、換地処分の後で963.73平米になります。あとのお二方はちょっと小さくて162.19平米と118.05平米で、合計で1,243.97平米の広さになります。
路線価につきましては、最新の価格で近傍の土地でいきますと、栄町の10番の2というところが郵便局前であるのですけれども、そちらで平米当たり21万5,000円というのがことしの1月1日の公示価格でございます。
◆鈴木正実 委員 その3名の方が何かいろいろまとまってやるというような今後話が出たときに、先ほど説明の中で市としてもできる範囲で手伝いたいという表現あったのですが、できる範囲でどういう想定をしてこの答えになったのか、そこのところだけ教えてください。
◎
市街地整備課長 具体的には、再開発事業の補助メニューを導入できるかどうかということの相談に乗りたいということでございます。要件としましては、やっぱり土地の共同利用、2名以上で、建物は3階建て以上と、あと細々とした要件等ございますけれども、それが基本になってきますので、まずは単独利用ではなくて、土地を共同利用して、なおかつ高度利用というのが条件になってきます。
◆須貝昌弘 委員 都心中央の今のお話なのですけれども、先ほど市の所有が1,500平米になるということで、並木通りまで、今の駐車場のところまでいくわけだけれども、そうすると駐車場がかなり狭くなるのですけれども、今後この駐車場はどうなるのですか。
◎
市街地整備課長 あくまでも民間の土地の利用の計画になりますので、うちのほうでこうしてくださいということにはならないのですけれども、共同化ビルが実現しなかったという背景もありますので、なかなか簡単にすぐ建物が建つというのは現状では難しいかもしれませんので、その場合は駐車場を続けていくというのが現実的ではないのかなというふうに見てはおります。おっしゃるとおり台数としては現時点よりは減ることにはなります。
◆須貝昌弘 委員 今度は駅前広場・
地下通路等維持管理費なのですけれども、今回美装化、実施設計いろいろやるわけですけれども、
地下通路等維持管理費って何でこうつけるのかな。それまでつけるのですか、これ。駅前広場だけの話だよね、今回。大ひさしだから。だけれども、これネーミングが駅前広場・
地下通路等維持管理費と。地下通路等は今回入っていないのだけれども、これはどういう意味なのですか。
◎
交通政策課街路施設係長 予算書上の名称でして、もともと駅前広場と地下通路って1つの予算の項目でやっておりましたので、地下通路というふうな項目が入っております。
◆白川敏明 委員 さっきの街なか広場とかのあれでプレハブとかステージとか建物何件か建っていますよね。あれ全部市の所有ですか。
◎
市街地整備課長 現在建っています建物のうち、トイレ2棟と3連式の物置につきましては市の所有でございます。あと、トイレは実際はリースなのですけれども。あと、駐車場の管理小屋ともう一棟については駐車場の所有物でございます。
◆村山国子 委員 ちなみに、駐車場の経営している人というのは、広さからいえば一番広い方なのですか。
◎
市街地整備課長 はい、おっしゃるとおりです。
◆川又康彦 委員 駐車場と、あとこの地図でいうとちょっと場所ははっきりわからないのだけれども、コーヒー屋さんみたいなのもあったような気がするのですが、あれは補償とか何か、そういうのにもかかわってくるのですか。
◎
市街地整備課長 事業後に建てた建物でございまして、市のほうの許可を得て共同化ビルを実現した際の社会実験として建てたいのだということで本人から申請があったものですので、仮設の建設物ということで、補償の対象の外ということで、補償はしておりません。
◆川又康彦 委員 それとちょっと絡むのかもしれないですけれども、くいと躯体というのですか、これの黒丸等でありますけれども、駐車場とこれから街なか広場になる場所、ここについては地下構造物がこっち側には全然ないということなのですか、それともここは余り何もしないので、あるかもしれないけれども、やらないということなのですか。
◎
市街地整備課長 昔エンドーチェーンがあった部分につきましては、構造物は残っております。そこは、今回民地として渡す区域ではないので、事業を早く終わらせるためにはここはいじらずに存置するという形でおります。あと、並木通り側の北側のほうにつきましては、こちらについては従前がもう建物はなかったということで、くいや地下構造物はございません。
◆梅津一匡 委員 また行ったり来たりあれですけれども、駅前広場・
地下通路等維持管理費の関係なのですけれども、先ほど答弁の中で自然素材を使ったなんていうような答弁がちらっとあったのですけれども、それって具体的にどういうものだという今青写真ってありますか。
◎
交通政策課街路施設係長 まだ確定ではないのですけれども、木を使ったイメージだとは聞いています。
◆梅津一匡 委員 自転車駐輪場は前の首長さんが大好きなれんがで、今度は木で、一般質問の答弁でもありましたけれども、オリパラのときには東西で統一感のあるような何かをやりたいというような答弁があったと記憶をしているところなのですけれども、その辺、木だったら統一感は持てるのかなというふうには思いますけれども、その辺どうお考えなのですか。ちょっと答えづらい、多分係長とか言いづらいと思うから、部長のほうがいいと思いますが。そこら辺統一感がちょっと微妙なのかなと思うのですけれども、ご見解をお伺いいたします。
◎
都市政策部長 今ほど統一感のあった青写真はあるのかというおただしなのですけれども、現時点ではまだきちっとしたものが固まっているとか、そういったことにはなっておりません。ただ、オリパラに向けておもてなしという形の中でどういったものをイメージするかという中では、福島をイメージできるものというのがやっぱりキーワードにはなるのだろうなというふうには思っております。今ほど木を使ってということなのですけれども、木というか、自然素材であればどんなものにもなじみやすいのかなという今思いで言っておりますけれども、これが今度設計が進む段階の中で、あるいはオリパラのほうのおもてなしの方向性が決まっていく中で、そこの協議の中で統一感のある西、東のデザインというものを描いていきたいというふうには思っております。そういった一定の青写真ができましたらまた協議をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆梅津一匡 委員 今の答弁でそれ以上言いようがないと思うのですけれども、あえて意見として言わせていただきます。今の現状だと結構暗い感じなのです。結構ここって土日も高校生とかが待ち合わせで使っていたりとか、あとはいろいろ老若男女問わずそこに座ってくつろいだりなんだりというような状況があるので、できる限りでいいと思うのですけれども、明るい感じで美装化をしていただければ、そうすればやっぱり福島駅をおりて、何だ、このまちはなんていうようなちょっと市長のコメントもありましたけれども、そういったこともまた軽減されてくるのかなと思いますので、せっかくですので、ぜひ明る目にお願いしたいという意見を申し添えて、質問を終わります。ありがとうございました。
○大平洋人 委員長 いいですか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 では、質疑を終結いたします。
続いて、議案第129号についての自由討議、討論に移ります。ご意見のある方お述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第129号の採決を行います。
簡易採決ですね。
お諮りします。議案第129号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
都市政策部所管分につきまして、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 ご異議ございませんので、議案第129号中、
都市政策部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第132号について自由討議、討論に移ります。ご意見のある方お述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第132号の採決を行います。
簡易採決ですね。
お諮りします。議案第132号平成30年度福島市
土地区画整理事業費特別会計補正予算について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 ご異議ございませんので、議案第132号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第181号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
都市政策部所管分、議案第183号平成30年度福島市
下水道事業会計補正予算、以上2点については関連した内容でありますので、一括して議題とし、自由討議、討論、採決についてはそれぞれ議案ごとに行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 ご異議ございませんので、以上2点について一括して議題とし、審査を行います。
当局の説明を求めます。
◎
都市政策部長 議案第181号平成30年度福島市
一般会計補正予算(第5号)中、
都市政策部所管分及び議案第183号平成30年度福島市
下水道事業会計補正予算(第2号)につきましてご説明をいたします。
この議案につきましては、人件費の補正に関連する議案でございます。
内容につきましては、次長及び下水道室長より説明いたしますので、よろしくお願いします。
◎
都市政策部次長 人件費の補正についてご説明をいたします。
給料、職員手当、共済費等の補正は、職員数の増減や人事異動による職員構成の変化、結婚や出産などといった当初見込んでいなかった事由による変更などに伴う整理分と給与改定に伴う改定分がございます。時間外勤務手当につきましては、当初では管理職以外の職員の給料の6%の額を計上しておりますが、上半期の実績と下半期の見込みにより補正をするものでございます。
都市政策部所管の内容につきましては、
補正予算説明書(追加)に基づきご説明を申し上げます。まず初めに、議案第181号平成30年度福島市
一般会計補正予算(第5号)中、
都市政策部所管分のうち、私からは下水道室分を除いた部分についてご説明をいたします。
補正予算説明書(追加)の24ページ、25ページをお開きください。8款土木費、1項土木管理費、2目建築指導費で職員給与費は173万1,000円の減でございますが、一般職11名分の給与の改定分と整理分の合計額でございます。内訳は、給与が35万4,000円の減、職員手当等が122万1,000円の減、共済費15万6,000円の減であります。4月の人事異動に伴い、職員の構成が変わったことにより、合計で173万1,000円の減となっております。
次に、
補正予算説明書26ページ、27ページをお開きください。8款土木費、4項都市計画費、1目都市計画総務費で職員給与費は1,265万2,000円の減でございますが、下水道室11名を含む一般職員56名分の改定分と整理分の合計でございます。内訳は、給料が1,497万8,000円の減、職員手当等544万円の増、共済費311万4,000円の減であります。当初予算の職員数59名に対し3名減となったこと等により、執行見込み分として合計で1,265万2,000円の減となっております。
次に、4目公園費で職員給与費は202万8,000円の減でございますが、一般職員13名分の改定分と整理分でございます。内訳は、給料109万7,000円の減、職員手当等130万8,000円の減、共済費37万7,000円の増であります。4月の人事異動に伴い、職員の構成が変わったことにより、合計で202万8,000円の減となっております。
また、公園緑地管理費の嘱託職員費は22万4,000円の増でございますが、職員4名分の改定分と整理分でございます。内訳は、共済費1万9,000円の増、賃金20万5,000円の増であります。公園費の合計で180万4,000円の減となっております。
次の8目公共下水道費の補正につきましては、下水道室長よりご説明を申し上げます。
◎下水道室長 続きまして、議案第181号平成30年度福島市
一般会計補正予算(第5号)中、
都市政策部所管分のうち、下水道室分の補正についてでございますが、人件費補正につきましてはただいま次長より説明いたしましたので、私のほうからは補助金補正についてご説明申し上げます。
ただいまお開きの26、27ページをごらんいただきたいと思います。下段の8款4項8目公共下水道費、19節負担金補助及び交付金、補正額509万2,000円の減でございます。これは、この後ご説明いたします下水道事業会計の人件費の補正予算計上に伴いまして、一般会計から下水道事業会計への事業費補助金を減額するものでございます。
議案第181号中、下水道室分についての説明は以上であり、議案第181号平成30年度福島市
一般会計補正予算(第5号)中、
都市政策部所管分の説明は以上でございます。
次に、議案第183号平成30年度福島市
下水道事業会計補正予算(第2号)につきましてご説明をいたしますので、追加分の提出議案の9ページをお開きいただきたいと思います。9ページ、第2条は収益的収入及び支出、第3条は資本的収入及び支出であり、それぞれの補正内容を項まで記載したものでございます。
10ページをごらんください。第4条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費である職員給与費の補正前の予定額、補正予定額、計を記載したものであり、2億3,006万3,000円を今回の補正により2億2,577万6,000円に改めるもの、第5条は他会計からの補助金の額の変更前、変更後の額を記載したものであり、2,947万9,000円を2,665万5,000円に改めるものでございます。これらの内容につきましては、
補正予算説明書で説明いたします。
補正予算説明書、追加の66、67ページをお開きいただきたいと思います。こちらは補正内容を目まで記載した補正予算実施計画であり、66、67ページが収益的収入及び支出、68、69ページが資本的収入及び支出でございます。
次に、80、81ページをお開きください。
下水道事業会計補正予算(第2号)説明としてただいまの補正予算実施計画の内容を示したものでございます。初めに、収益的収入及び支出の収入、上の表でございますけれども、1款2項2目他会計補助金、節一般会計補助金、補正額282万4,000円の減でございます。これは、収益的支出における給料、手当及び法定福利費の補正に伴いまして、一般会計からの補助金を減額するものでございます。
次に、下の表の支出でございますが、1款1項1目管渠費、補正額416万2,000円の減は、一般職員3名分の給与の改定分と人事異動による整理分でございます。内訳でございますが、給料183万9,000円の減、手当168万1,000円の減、法定福利費64万2,000円の減であります。
続きまして、同款同項の3目処理場費、補正額346万1,000円の増は、一般職員4名分の給与の改定分と人事異動による整理分の合計でございます。内訳は、給料183万8,000円の増、手当106万5,000円の増、法定福利費55万8,000円の増であります。
次に、同款同項の7目総係費、補正額212万3,000円の減は、一般職員7名分の給与の改定分と人事異動の整理分の合計でございます。内訳は、給料167万4,000円の減、手当3万9,000円の減、法定福利費41万円の減であります。
次に、82、83ページをお開きください。まず、上の表の資本的収入及び支出の収入でございますけれども、1款2項1目他会計出資金、節一般会計出資金、補正額226万8,000円の減でございます。これは、資本的支出の給料、手当及び法定福祉費の補正に伴いまして、一般会計からの出資金を減額するものでございます。
次に、下の表の1款1項1目管路建設費、補正額226万8,000円の減は、一般職員16名分の給与の改定分と人事異動による整理分の合計でございます。内訳は、給料423万9,000円の減、手当329万4,000円の増、法定福利費132万3,000円の減でございます。
ページを戻っていただきまして、70ページ、71ページをお開きください。補正予算給与費の明細書でございます。70、71ページは総括、次に72、73ページに給料及び手当の増減額の明細、74ページに給料及び手当の状況がそれぞれ記載されておりますので、ご参照お願いしたいと思います。
次に、76、77ページをお開きください。76から78ページは1年間の事業活動の結果の見込みを示した平成31年3月31日時点の予定貸借対照表につきまして、79ページは平成30年度末までのキャッシュ・フロー計算書でございます。
議案第183号平成30年度福島市
下水道事業会計補正予算(第2号)の説明は以上でございまして、議案第181号
都市政策部所管分及び議案第183号の説明は以上でございます。
○大平洋人 委員長 これより質疑を行います。質疑のある方お述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 では、質疑を終結いたします。
続いて、議案第181号につきまして自由討議、討論に移ります。ご意見のある方お述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 なければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第181号の採決を行います。
簡易採決で行います。
お諮りします。議案第181号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
都市政策部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 ご異議ございませんので、議案第181号中、
都市政策部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、続いて議案第183号についての自由討議、討論に移ります。ご意見のある方お述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより議案第183号の採決を行います。
これも簡易採決ですね。
お諮りします。議案第183号平成30年度福島市
下水道事業会計補正予算について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 ご異議ございませんので、議案第183号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、請願第11号国に対しライドシェアの導入に対する慎重な対応と、公共交通の役割を担う
タクシー事業の適正化・活性化推進の諸施策を求める意見書提出方について議題といたします。
ご意見のある方お述べください。意見開陳も含めてご意見あれば。
◆村山国子 委員 当局のほうにお伺いしたかったのですが、このライドシェアの危険性と、あとメリット、デメリット、両方あるかと思うのですが、そこら辺をちょっと教えていただければと思うのですが。わかる範囲で。
◎
交通政策課長 ライドシェアというのは、仲介する業者がスマートフォンというか、そういうアプリケーションを使って、登録した一般のドライバー、それと利用したいという人を結びつけるようなシステムのことになりますが、問題点といいますか、やっぱり安全性という面で仲介業者が安全性に介入していない、一般のドライバーの方が車の管理とか、安全の管理とか、そういったところを担うような形式になっているというところと、あとはもしも、全然見ず知らずの人が来て乗るというスタイルですので、そういったところで一般の利用者の方のどんな人が来るかというところで、安全性の確実性というところはちょっとクエスチョンがつくのかなというふうに思っています。メリットとしては、気軽にアプリケーションなんかを使って利用しやすい環境にはなるような、そういうところは便利なところなのかなというふうに思います。あと、基本的に現金のやりとりをしないでキャッシュレス、欧米のほうでは使われているというふうになっているかと思います。
◆村山国子 委員 最初のほうの説明で、責任が個人にあって、例えばタクシーだったらタクシー会社というところに雇われている人が乗せるのではないよということだったのですが、事業主体がいないということでの何かデメリットというか、それによってどういうのが出てくるのかという。
◎
交通政策課長 運行管理という面でドライバーの健康面ですとか、酒気帯びとか、そういった環境、そういったところの管理が個人に任されているというところであります。
◆村山国子 委員 例えば事故を起こしたときなんかの補償というのは車自体についているのだと思うのですけれども、そういうときには事業主の責任みたいな、そういうのは事故を起こした場合が個人とタクシー会社、その違いというのはどんな感じなのでしょうか。
◎
交通政策課長 会社としてそういった事故が起きた場合は対応するのがタクシー会社になるかと思うのですけれども、ライドシェアですと個人が支払うということで、場合によっては賄える保険に入っていない可能性もありますので、そういったところが大きな違いかなと。
○大平洋人 委員長 ほかありますか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 特段なければ、採決前に各会派の状況をちょっとお聞きしたいと思いますので、真政会さん。
◆白川敏明 委員 署名議員になっております。
○大平洋人 委員長 賛成ということでよろしいですか。
◆須貝昌弘 委員 うちのほうも署名議員になっておりまして、慎重な対応を求めるということ。
◆粟野啓二 委員 これ請願だから。署名議員だから、賛同しているということだよ。
◆鈴木正実 委員 ライドシェアの考え方そのものはいろんな形であるということで、日本の場合は白タクに当たるのではないかということでの難しさがあるというのは十分承知はしています。ただ、ライドシェアそのものをタクシー業界でも活用できる、そういう仕組みなので、これを一概に導入に慎重でということではなくて、我々の会派では導入するのは賛成だけれども、その内容についてもうちょっと慎重にすべきだということで解釈したいというふうに思っていました。要するにこれから先のデマンド交通、大笹生からの実証実験やったりしましたけれども、こういう仕組みでスマホを使って運行していることがわかっていて、途中で乗れたりとかというタクシーがあれば、これはまた別な感覚で地域公共交通としての一つの見方ができるのではないかという私たちは判断をしております。タクシー業界側も率先して導入すべきなのではないかという、私は逆にそっちのほうの意味合いを持つべきだろうというふうに思っていて、会派内でもそういう話をしました。ちょっと調べた限りでは、ソフトバンクの孫正義さんなんかも日本はおくれているという評価。なぜか。これは、未来に向かって新しい交通体系の進化なのだという捉え方をしている。そうすると、今ネックになっているものを一つずつ開放していきながら、全体的にこっちのライドシェアに移っていくべきだろうという話をおっしゃっているわけで、会社のプラットホームであるとか、いろんな仕組みは今のタクシー業者では絶対使えるはずなのです。なおかつこの文章、請願書の中を読んでいくと、
タクシー事業の効果を揺るがす、あるいは特別措置法の意味を大きく損なうというようなことで悪い点というか、デメリットの点を出していて、メリットになるところが一つも出てきていない。慎重な導入であればあるほど導入すべきときのメリットであるとか、デメリットがあるから、慎重にやるべきだという、そういう判断をすべきなのだと私らの会派では集約をしまして、条件つきで今言ったように将来的に導入することには賛成なので、そういった考え方を踏襲しながら、もしできるのであれば我々は継続審議という形でお願いできないかという話でまとまりました。
◆村山国子 委員 共産党のほうは、事業主体ではなくて、個人の車を使ってということなので、鈴木さんがタクシーを使ってというのとはまた話がちょっと違うのかなというのと、あと2種免許が全く必要ないというので、安全性について本当に一番は問題だなというふうに思っています。プラスで、あとタクシー会社というか、労働者の低賃金とか、劣悪な労働条件にもさらに悪化していくのではないかという、そういう危険性もある。ここの文章にも書いてあるのですけれども、本当に
タクシー事業の根幹を揺るがすそのものだと思うのです。ですから、私たちは事業に反対なので、導入には慎重ではなくて、導入に中止、これを求めていますので、この請願には反対いたします。
◆梅津一匡 委員 社民党・護憲連合としては、一応タクシー労働者の皆さんとかといろいろちょっとヒアリングというようなことをした経過もあるのですけれども、こちらの請願の趣旨にも記載ありますように、道路運送法、道路交通法、労働基準法等のさまざまな法令遵守して安全運行にコストをかけて、国民に安全安心な輸送サービスを提供する
タクシー事業の根幹を揺るがすものという指摘もあります。また、要望事項の中でも2点目のところで
タクシー事業の適正化、活性化を推進するための諸施策を講ずるべきであるというような、そういうようなものもあります。そういったところについては、もちろんもろ手を挙げて賛同できる部分ではあります。しかし、実際のところタクシー業界も働く皆さんも高齢化であったりとか、非常に厳しい実態はあるというのはわかるところではあります。ただ、そういったことを加味しながら考えても慎重な対応ということでいいのかどうかというような話し合いとなりまして、ライドシェア自体にうちとしては反対を、その制度自体を反対をしているという思いがあります。というのも先ほど申し上げたように根幹を揺るがすものであるというようなところがありますので、慎重な対応ではなく制度自体反対という立場の上でこの請願については当会派は反対をいたします。
○大平洋人 委員長 意見開陳等々ありがとうございました。
ここでちょっと採決前に暫時休憩いたします。
午前11時30分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午前11時34分 再 開
○大平洋人 委員長 それでは、委員会を再開いたします。
それでは、今継続のご意見がございました。したがいまして、当委員会としまして、この請願に対して継続、おっしゃった委員よりその理由と期間をお示しいただきまして、それを委員会としてお諮りするという形になりますので、では今継続と申されましたのは鈴木委員でございますので、よろしくお願いいたします。
◆鈴木正実 委員 まず、継続すべきだというのは先ほど言ったような意味合いでございまして、繰り返しになるということでよろしければ、もう時代として導入すべきところまでは来ている部分もあるのだということ。国際的な中、日本という国の中での議論なのに国際の、世界的な話をするのもなんですけれども、世界的な中でも結構そういうような動きにはもうなりつつある。ただし、タクシー業界さんに絞れば、アメリカなんかでもタクシー業界が潰れていったりというような現状もあるというのも認識はしている。ただ、将来的なこと、要するにその中の一つとしてあったのが、交通の便が整っていない地方、片田舎なんかでもこういう仕組みがあれば、そこにうまいぐあいに活用ができるというようなことも含まれている内容だというふうに私たちは判断したということで、そのあたりの表現の仕方というのですか、それを今回はこの書き方ではさっき言ったみたいなとり方もできるし、中途半端なとり方になっている部分もある。その辺をこの請願者のほうで慎重に議論してもらって、改めて出してもらう、次回までに出してもらうというような形でいいのかなというふうに私らでは思っています。
○大平洋人 委員長 それでは、今鈴木委員より継続にする理由と、それから次の議会まで継続して改めてというようなお話が出ました。
では、こういうことでございますので、ご意見が出ましたので、それではまず採決にあたり、最初に継続審査とするのかどうかについてお諮りをすることとなります。
◆川又康彦 委員 確認したいのですけれども、今提出の理由について改めて次の議会に出してもらいたいという話だったかと思うのですけれども、それは継続ということになるのですか。
○大平洋人 委員長 ですから、それをどうしますかというのをお諮りするわけです。だから、要はここで例えば皆さんが継続するということであれば、鈴木委員の言ったような形を踏んで次回また再度直したものが出てくるというようなイメージ。イメージですね、あくまでも。そうではなくて、今仮にここでそれが否ということであれば、通常どおりのプロセスでいくということです。
◆粟野啓二 委員 今鈴木委員が言うのは、一回これを取り下げなければならないわけ、やるとすれば。その手続きをしなければならない。継続やる場合には、この請願者に対して参考人招致するなり、こちらで別に勉強してこれを審議するということが継続なわけだから、今の鈴木委員の趣旨と違うのだよね、やるとすれば。継続というのにはならないわけだ。
◆村山国子 委員 議会で言う継続は、これは生きているのだよ。第2回もこれをまた審議する。
◆粟野啓二 委員 だから、新しく出すのであれば一回これを取り消さなければならない。
◆梅津一匡 委員 整理をさせていただくと、鈴木委員としては次の議会に出していただきたい、再度取り下げて出していただきたいという思いはあるから、だから次の議会まで継続にしたいというような趣旨になるのかなと。だから、今回の……
【何事か呼ぶ者あり】
◆梅津一匡 委員 そこは別の問題です。そこは別の問題として切り離して考えて、今回の採決にあたっては、これは継続審議にしたいというような趣旨ではないのですか。
◆粟野啓二 委員 継続審議するのだったら、それなりに常任委員会でアクションとらなければならないのだよ。何かしなければ、継続にするためにはこうしますよということをやらないと。
○大平洋人 委員長 今までの……
【「一回休憩してくれないか」と呼ぶ者あり】
○大平洋人 委員長 では、暫時休議します。
午前11時39分 休 憩
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午前11時42分 再 開
○大平洋人 委員長 休憩を解いて、改めて進めさせていただきます。
それでは、ただいま鈴木委員から出たことにつきまして、まず継続というお話が出ましたので、これについて継続すべきものということについて賛成の委員、これは挙手になると思いますので、簡易ではありませんので、継続に賛成する方の挙手を求めます。
【賛成者挙手】
○大平洋人 委員長 賛成少数ですので、継続はなしということとさせていただきます。
では、引き続き採決に戻ります。
採決は当然挙手採決となりますので、なお挙手されない方は否といたします。
それでは、お諮りいたします。請願第11号国に対しライドシェアの導入に対する慎重な対応と、公共交通の役割を担う
タクシー事業の適正化・活性化推進の諸施策を求める意見書提出方について、採択すべきものとすることに賛成の委員の挙手を求めます。
【賛成者挙手】
○大平洋人 委員長 賛成多数。
よって、請願第11号については賛成すべきものと決しました。
では、委員会を暫時休憩いたします。
午前11時44分 休 憩
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午前11時44分 再 開
○大平洋人 委員長 では、改めて議事を再開いたします。
それでは、午前の部はこれをもって休憩といたしますが、なお1時より議運がございますので、議運終了後、それぞれ各委員には再開の時間をお知らせいたしますので、それまでは一旦休憩とさせていただきますので、よろしくお願いします。
では、以上で午前の部を終わります。
午前11時45分 休 憩
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午後1時43分 再 開
○大平洋人 委員長 では、委員会を再開いたします。
都市政策部の審査は以上で終了いたしました。
あすは、14日ですね、いつもどおり10時から委員会を開会し、建設部、水道局の審査を行います。
以上で
建設水道常任委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。
午後1時44分 散 会
建設水道常任委員長 大 平 洋 人...