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  1. 福島市議会 2018-12-13
    平成30年12月13日文教福祉常任委員会-12月13日-01号


    取得元: 福島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    平成30年12月13日文教福祉常任委員会-12月13日-01号平成30年12月13日文教福祉常任委員会  文教福祉常任委員会記録  平成30年12月13日(木)午前9時59分~午後3時15分(9階909会議室) 〇出席委員(9名)   委員長      丹治 誠   副委員長     二階堂武文   委員       沢井和宏   委員       小熊省三   委員       根本雅昭   委員       梅津政則   委員       高木克尚   委員       尾形 武   委員       真田広志 〇欠席委員(なし) 〇市長等部局出席者こども未来部、健康福祉部)   こども未来部長                       永倉 正
      こども未来部次長                      熊坂淳一   こども政策課長                       渡辺明稔   こども政策課こども政策係長                 柴田真弓   こども政策課課長補佐子育て支援係長            寺島正嗣   こども政策課こども家庭係長子育て相談センター・えがお主任 近江邦子   こども政策課母子保健係長子育て相談センター・えがお所長  勝山邦子   こども政策課青少年育成係長                 塩谷邦彦   こども政策課こども発達支援センター主任           渡辺正子   こども育成課長                       斎藤寿子   こども育成課幼児教育係長                  鴫原直美   こども育成課保育認定係長                  小林達矢   こども育成課保育施設指導係長                松山恵子   健康福祉部長                        加藤孝一   健康福祉部次長                       加藤睦雄   地域福祉課長                        渡辺浩幸   地域福祉課課長補佐兼地域福祉係長              齋藤聡司   地域福祉課法人監査係長                   佐藤敏和   地域福祉課医療助成係長                   安保木聡   生活福祉課長                        早尾公一   生活福祉課生活支援係長                   小針康行   生活福祉課保護第一係長兼査察指導員             小峯正浩   生活福祉課保護第一係主任兼査察指導員            佐藤幸恵   生活福祉課保護第二係長兼査察指導員             菅野寿和   生活福祉課保護第三係長兼査察指導員             丹治洋行   障がい福祉課長                       小関 浩   障がい福祉課課長補佐兼障がい庶務係長            加藤隆志   障がい福祉課自立支援係長兼査察指導員            氏家 誠   障がい福祉課障がい給付係長                 八島真寿美   長寿福祉課長                        本田博進   長寿福祉課長寿福祉係長                   守山 忍   長寿福祉課長寿支援係長兼査察指導員             吉田岳志   長寿福祉課介護資格係長                   阿部三起夫   長寿福祉課介護認定係長                   松本輝樹   長寿福祉課介護給付係長                   蒲倉博幸   長寿福祉課課長補佐地域包括ケア推進室長          高野博之   長寿福祉課地域包括ケア推進室主任              宍戸由美子   長寿福祉課地域包括ケア推進室主任              丹治英之   保健所長                          中川昭生   保健所副所長                        須田美也子   保健所総務課長                       小松 聡   保健所総務課主幹兼課長補佐兼統括保健師           杉浦真由美   保健所総務課総務管理係長                  武藤 勉   保健所総務課医事薬事係長                  小板橋基子   保健所総務課地域医療対策室長                遠藤康彦   保健所総務課地域医療対策室主任               熊坂勝成   保健所衛生課長                       風間秀元   保健所衛生課生活衛生係長                  厚海 亮   保健所衛生課食品衛生係長                  渡部圭一   保健所衛生課動物愛護係長                  布留川洋   保健所衛生課検査室長                    鈴木裕司   保健所衛生課検査室主任                   北川和寛   保健所健康推進課長                     加藤 均   保健所健康推進課健康増進係長                菅野恭子   保健所健康推進課感染症対策係長               松田みのり   保健所健康推進課成人保健係長                小野芽美子   保健所健康推進課地域保健第一係長              宍戸幸子   保健所健康推進課地域保健第二係長              星 百枝   保健所放射線健康管理課長                  清野恵美子   保健所放射線健康管理課企画管理係長             菅藤顕浩   保健所放射線健康管理課業務係長               宍戸英樹 〇案件   1 議案審査(こども未来部)     議案第152号 指定管理者の指定の件(蓬莱児童センター)     議案第153号 指定管理者の指定の件(清水児童センター)     議案第154号 指定管理者の指定の件(渡利児童センターほか)中、こども未来部所管分     議案第129号 平成30年度福島市一般会計補正予算中、こども未来部所管分     議案第181号 平成30年度福島市一般会計補正予算中、こども未来部所管分     陳情第10号 待機児童問題について   2 議案審査(健康福祉部)     議案第139号 福島市手話言語条例制定の件     議案第146号 指定管理者の指定の件(身体障がい者福祉センター腰の浜会館)     議案第147号 指定管理者の指定の件(老人福祉センター)     議案第148号 指定管理者の指定の件(飯野地域福祉センターほか)     議案第149号 指定管理者の指定の件(中央デイサービスセンター)     議案第150号 指定管理者の指定の件(南沢又デイサービスセンター)     議案第151号 指定管理者の指定の件(春日町デイサービスセンター)     議案第154号 指定管理者の指定の件(渡利児童センターほか)中、健康福祉部所管分     議案第129号 平成30年度福島市一般会計補正予算中、健康福祉部所管分     議案第181号 平成30年度福島市一般会計補正予算中、健康福祉部所管分     議案第187号 平成30年度福島市介護保険事業費特別会計補正予算 ─────────────────────────────────────────────                午前9時59分    開  議 ○丹治誠 委員長  おはようございます。ただいまから文教福祉常任委員会を開会いたします。  審査日程についてお諮りをいたします。お手元に配付の印刷物のとおり審査を行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、そのように進めます。  なお、全ての審査日程が終了した後、当委員会として、次回の議会だよりに掲載する議案を2件選定いたしますので、ご承知おきください。  こども未来部の審査を行います。  まず初めに、議案第152号、議案第153号、議案第154号中、こども未来部所管分、指定管理者の指定の件の審査方法についてお諮りします。これらの議案につきましては、いずれも指定管理者の指定を行うものでありますことから、一括して議題といたしたいと思います。それぞれ蓬莱児童センター清水児童センター渡利児童センターとなっております。  また、議案第129号平成30年度福島市一般会計補正予算中、指定管理者の指定の件にかかわる債務負担行為補正こども未来部所管分につきましても、あわせて議題といたしたいと思います。  なお、自由討議、討論、採決につきましては、議案第152号、議案第153号、議案第154号中、こども未来部所管分、指定管理者の指定の件につきましては議案ごとに行いまして、議案第129号につきましては指定管理者の指定の件にかかわる債務負担行為補正を除くこども未来部所管分について説明、質疑を行った後に行いたいと思います。  ただし、議案第154号につきましては、こども未来部のほか健康福祉部の所管施設、わたりふれあいセンターですね、も含まれる内容となっておりますことから、こども未来部、健康福祉部それぞれの審査において説明、質疑を行いまして、自由討議、討論、採決につきましてはこの後の健康福祉部の審査の際に行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上の審査方法につきましてご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、指定管理者の指定の件についての審査方法につきましてはそのようにいたします。  初めに、議案第152号、議案第153号、議案第154号中、こども未来部所管分、指定管理者の指定の件及び議案第129号平成30年度福島市一般会計補正予算中、指定管理者の指定の件にかかわる債務負担行為補正のうち、こども未来部所管分についてを一括として議題といたします。
     当局の説明を求めます。 ◎こども未来部長 おはようございます。本日こども未来部といたしましてご審議いただきます議案につきましては、指定管理者に係る議案が3件、予算に係る議案が2件、陳情が1件でございます。  資料を準備しておりますので、配付をさせていただいてよろしいでしょうか。 ○丹治誠 委員長  はい、お願いします。      【資料配付】 ◎こども未来部長 それでは、初めにご審議いただきます議案は、議案第152号から議案第154号指定管理者の指定の件中、こども未来部所管の3施設につきまして及び議案第129号平成30年度一般会計補正予算中、これらの議案に係る債務負担行為の補正部分についてでございます。  詳細につきましては、次長よりご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎こども未来部次長 それでは、議案第152号、議案第153号、議案第154号指定管理者の指定の件及び議案第129号平成30年度福島市一般会計補正予算中、指定管理者の指定の件に係る債務負担行為補正についてご説明いたします。  指定管理者の指定の件につきましては議案書の63ページから65ページ、債務負担行為補正につきましては議案書の8ページ及び補正予算説明書の26ページ、27ページになりますが、説明につきましてはただいまお配りしました委員会資料の別冊のほうで説明をさせていただきたいと思います。  資料別冊の1ページをお開きください。福島市蓬莱児童センター指定管理者候補者は、社会福祉法人福島福祉施設協会になります。指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間になります。  次に、債務負担行為設定額は平成31年度からの5年間合計で6,573万6,000円で、内訳といたしましては、管理運営経費が6,573万6,000円、利用料金等収入がゼロ円で、差し引き設定額は6,573万6,000円となります。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、下表のとおりになります。  次に、社会福祉法人福島福祉施設協会の事業概要ですが、団体の事業概要の欄に記載のとおりですが、養護老人ホームの設置経営、保育所の設置経営、児童厚生施設の設置運営及び管理運営、老人デイサービス事業老人短期入所事業老人福祉センターの管理運営などの事業を実施しております。  次に、資料の2ページをごらんください。1、選定の経過についてですが、蓬莱児童センターに対しましては1社からの応募があり、外部委員2名を含むこども未来部指定管理者管理運営委員会におきまして8月24日に面接審査を、10月1日に7つの評価項目に基づき第1次審査を行いました。その後、10月9日に外部委員2名を含む福島市指定管理者選定委員会におきまして第2次審査を行い、公募施設につきましては指定管理候補者の順位を最終決定したところです。  次に、2、指定管理者候補者と3、審査結果についてですが、交渉順位第1位が社会福祉法人福島福祉施設協会で、最終合計点は75.75点です。評価のポイントについてですが、指定管理料につきまして標準的経費と比べ高かったものの、その他の項目では標準点以上となった、地域ニーズを把握し、子供たちの世代間交流にも気を配り、地域の関係機関との連携強化を視野に入れている、子育て支援に積極的に取り組もうとしている、指定管理者としての実績があるなどの評価となっております。  次に、資料の3ページをごらんください。福島市清水児童センター指定管理者候補者は、社会福祉法人福島福祉施設協会です。指定の期間につきましては、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間になります。  次に、債務負担行為設定額は平成31年度からの5年間合計で7,963万円で、内訳といたしましては管理運営経費が7,963万円、利用料金等収入がゼロ円で、差し引き設定額7,963万円です。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、下表に記載のとおりです。  次に、社会福祉法人福島福祉施設協会の事業概要ですが、先ほど蓬莱児童センターの候補者と同団体となりますので、団体の事業概要の欄に記載のとおりです。  次に、資料の4ページをごらんください。1、選定の経過につきましては、清水児童センターに対しましても1社からの応募がございまして、こども未来部指定管理者管理運営委員会におきまして8月24日に面接審査、10月1日に7つの評価項目に基づき第1次審査を行いました。その後、10月9日に福島市指定管理者選定委員会におきまして第2次審査を行い、公募施設につきまして指定管理候補者の順位を最終決定したところです。  次に、2、指定管理者候補者と3、審査結果についてですが、交渉順位第1位が社会福祉法人福島福祉施設協会で、最終合計点は76.83点です。評価のポイントですが、全ての項目で標準点以上となった、老朽化する施設であるが、維持管理に意を用いた提案であり、管理を積極的に行う姿勢がある、子育て支援に積極的に取り組もうとしている、指定管理者としての実績があるなどの評価となっております。  次に、資料の5ページをごらんください。福島市渡利児童センター及び福島市わたりふれあいセンターになりますが、渡利児童センターにつきましてはこども未来部、わたりふれあいセンターにつきましては健康福祉部の所管となります。渡利児童センター及びわたりふれあいセンターの指定管理者候補者は、社会福祉法人福島福祉施設協会です。指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間になります。  次に、債務負担行為設定額は平成31年度からの5年間合計で1億6,917万7,000円で、内訳といたしましては管理運営経費が1億8,051万7,000円、利用料金等収入が1,134万円で、差し引きで設定額1億6,917万7,000円です。なお、こども未来部が所管いたします渡利児童センターの金額につきましては5年間合計で8,529万2,000円で、内訳といたしましては管理運営経費が8,539万2,000円、利用料金等収入が、自動販売機の電気使用料になりますが、10万円、差し引きで設定額8,529万2,000円です。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、下表に記載のとおりです。  次に、社会福祉法人福島福祉施設協会の事業概要ですが、さきの説明と同様、団体の事業概要の欄に記載のとおりです。  次に、資料の6ページをごらんください。1、選定の経過についてですが、渡利児童センター及びわたりふれあいセンターに対しまして1社からの応募があり、それぞれ外部委員2名を含む健康福祉部指定管理者管理運営委員会及びこども未来部指定管理者管理運営委員会におきまして8月24日に面接審査、9月25日に健康福祉部指定管理者管理運営委員会、10月1日にこども未来部指定管理者管理運営委員会でそれぞれ7つの評価項目に基づき第1次審査を行いました。その後、10月9日に福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、公募施設につきましては指定管理候補者の順位を最終決定したところでございます。  次に、2、指定管理者候補者と3、審査結果についてですが、交渉順位第1位が社会福祉法人福島福祉施設協会で、最終合計点は78.82点でございます。評価のポイントについてですが、全ての項目で標準点以上となった、高齢者の利用促進の観点から地域との連携を意識し、地域の実情に合わせた適切なサービス提供が期待できる、子育て支援に積極的に取り組もうとしている、指定管理者としての実績があるなどの評価となっております。  なお、審査結果につきましては議会終了後公表いたします。  説明につきましては以上です。よろしくお願いいたします。 ○丹治誠 委員長  ご質疑のある方はお述べください。 ◆高木克尚 委員  参考までに教えていただきたいのですが、もし選定経緯に影響を及ぼすならお答えにならなくて結構ですが、債務負担行為の年割額の微妙な変化というのは管理運営費の中のどんなものが影響しているのか、ちょっと参考に教えていただきたいのですが。 ◎こども政策課長 こちらにつきましては、応募いただいた方のほうからの提案に基づいて市のほうで金額のほうを確認いたしまして設定をさせていただいております。内容につきましては、施設の運営費、少し上がっているというところが評価となりまして設定されているというふうに捉えております。 ◆尾形武 委員  いずれも管理運営費の経費の中身なのですけれども、どういった中身なのですか。人件費やら何やらだと思うのですけれども。 ◎こども政策課課長補佐 おただしの件で項目につきまして申し上げますと、まずは人件費でございます。あと、管理費の中で消耗品でありましたり、燃料費、さらには光熱水費、委託料などがこの経費の中に含まれてございます。 ◆尾形武 委員  人件費なのですけれども、大体これ常駐されている職員の方というのは何名ずつくらい携わっておられるのですか。 ◎こども政策課長 センターの利用者数の状況等によりますが、蓬莱児童センターが5名、あと清水児童センターが6名、渡利児童センター5名でございます。 ◆尾形武 委員  渡利児童センターがほかの2つに比べてちょっと高いのですけれども、どういった内容なのですか。 ◎こども政策課課長補佐 まず、施設の規模というところで違いまして、わたりふれあいセンターのほうの機能もございますが、約ですけれども、渡利については1,400平米のうち約半分の700平米が児童センター所管というふうなことで、他の2児童センターが約300平米ということなものですから、施設の規模というところでその管理経費にも違いがございます。 ◆小熊省三 委員  今の尾形委員と似たような質問になるので、ダブらないように質問したいと思いますが、今のところで施設の規模はわかりました。利用人数のところでもやっぱり差があるのですか。児童のというか、子供たちの。延べでも結構でございます。 ◎こども政策課課長補佐 渡利につきまして、平成26年度からの第3期指定期間の平均で申し上げますと、4年間の平均で申し上げますと、渡利が1万9,900余、約2万人です。清水が約1万7,000人、1万7,104となっていますが、あと蓬莱については1万340、約1万というところでございます。 ◆小熊省三 委員  ありがとうございました。  あともう一つ、先ほどの項目の中で人件費、消耗品費、水光熱費、委託料ということでございました。清水の場合の評価項目の中で、僕の聞き違いだったら申しわけないのですけれども、老朽化した施設なので、維持管理についても適切に云々かんぬんとあったと思うのですけれども、実際には維持管理の部分の中で委託費の中から払われるのではなくて、施設としてはやっぱり最終的には市が修繕とかの場合は持ち出しになると思うのですけれども、その中で評価項目、先ほどの、僕の聞き違いかもしれないですけれども、維持管理にたけているという表現があったかと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。 ◎こども政策課長 こちらの維持管理につきましては、通常お子さんが利用する際に、例えば日常的な清掃ですとか、あとは整理整頓もともかくなのですが、あと小規模の例えばガラスが割れてしまったとか、小規模なもの、そういったものに関しまして指定管理者のほうにお願いしているというところがございまして、こちらを適正にやっていただいているというふうな評価をしております。 ◆根本雅昭 委員  面接審査なのですけれども、これ3施設とも8月24日に市民会館で行われたということで、これ渡利の児童センターとふれあいセンターが1時半からで、ほかも大体30分ぐらいの時間とられているようなのですけれども、渡利の場合、こども未来部と健康福祉部の2つがかかわるということで多分この時間で審査されたのだと思うのですけれども、2つの部があって、ほかの2つと同じ時間設定で時間足りたのかなというところをお伺いしたいのですけれども、同じ30分間で。  あと、これ市民会館の601号室が渡利児童センターで、ほか405なのですけれども、これ部屋の広さも601のほうは広いのですか。そうだったような気がするのですけれども。405はそんな広くないですね、多分。 ◎こども政策課課長補佐 市民会館は、601の部屋が一番大きな部屋で、405については小さな部屋になっております。委員おっしゃったように、渡利の2施設については合同審査でございましたので、両部にまたがっての審査ということでございました。若干説明の時間もこちらで持ちながら、ぎりぎりというか、かなり時間が押した中での審査であったと思います。ただ、それぞれ今回はたまたま同じ団体ということもありましたので、2つ目の児童センターについては若干説明が重複するということなどもあって、その時間の差などはございましたが、合同審査はかなり時間もいっぱいいっぱいな中で行ったという状況でございます。 ◆根本雅昭 委員  わかりました。たまたま1団体で同じ団体さんだったということで、多分面接に来られた方もちなみに同じ方々だったのですか。選考の。 ◎こども政策課課長補佐 当然施設本部の役員というか、幹部につきましては同じですが、それぞれ施設に施設長がおりますので、そちらが同席をしながら、施設長がそれぞれの担当する施設などについてそれぞれの計画内容等を説明したり、そういう内容でございました。 ◆根本雅昭 委員  わかりました。十分に議論はされたというふうに認識いたしますけれども、例えば合同審査の部分を最後に持ってくるとか、長引いてもいいような何か仕組みというのもこれから必要なのかなというふうに感じました。全て移動時間も含めて35分しかとっていないようですので、結構きついかなと感じましたので、今後ご検討いただければと思います。  以上です。 ○丹治誠 委員長  その他ございませんか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。  初めに、議案第152号指定管理者の指定の件の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  以上で議案第152号についての自由討議、討論を終結いたします。  これより議案第152号の採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第152号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、議案第152号については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第153号指定管理者の指定の件の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  以上で議案第153号についての自由討議、討論を終結いたします。  これより議案第153号の採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第153号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、議案第153号については原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、次の議案第154号指定管理者の指定の件につきましては、先ほど委員の皆様へお諮りしましたように、健康福祉部の審査の際に自由討議、討論、採決を行いますので、よろしくお願いいたします。  次に、議案第129号平成30年度福島市一般会計補正予算中、指定管理者の指定の件にかかわる債務負担行為補正を除くこども未来部所管分についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎こども未来部次長 それでは、議案第129号平成30年度福島市一般会計補正予算(第4号)中、こども未来部所管分につきましてご説明いたします。  お配りいたしました委員会資料の1ページをごらんください。A4横の資料になります。こども政策課の補正になります。合計金額では、歳入は6,544万6,000円、歳出は8,832万9,000円の補正をお願いするものでございます。  初めに、歳出につきましてご説明いたします。資料の2ページをごらんください。補正予算説明書につきましては、12ページから17ページにかけて記載をしております。まず、2款総務費、1項総務管理費、12目青少年育成費、事業名、補導活動費51万円は、平成31年4月の青少年センターの補導委員の改選に伴う新任補導委員に配付する活動用制服等を購入するための補正です。  次に、3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、事業名、国庫支出金返還金1,469万8,000円は、平成29年度の子ども・子育て支援交付金、放課後児童健全育成事業等に係る交付金ですが、事業費の確定に伴い生じた交付超過額を国に返還するための補正でございます。  次に、事業名、地域子育て支援拠点事業費112万1,000円は、現在23カ所あります地域子育て支援センターへの委託料につきまして、国が定める基準額の改正に伴い増額するための補正です。補助率は、国3分の1、県3分の1、市3分の1になります。  次に、3目児童福祉施設費、事業名、こども発達支援センター移転整備事業費7,200万円は、こども発達支援センターを保健福祉センター1階の旧夜間急病診療所跡に改修移転するための補正です。工事費総額は1億4,400万円で、平成30年度から平成31年度の継続費での実施を予定しております。補正額の3,200万円につきましては、平成30年度分となります。財源につきましては、地方債が10分の9、一般財源10分の1となります。  継続費の補正につきましては、議案書の5ページ及び補正予算説明書の22ページ、23ページをごらんください。総額は1億4,400万円で、年割額は平成30年度7,200万円、平成31年度7,200万円になります。  なお、移転後の施設の配置につきましては、お配りいたしました図面のほうをごらんいただきたいと思います。  次に、歳入についてご説明いたします。こちらは補正予算説明書の6ページと7ページをごらんください。補正予算説明書の6ページ、7ページになります。上から2番目の表になりますが、15款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、2節児童福祉費補助金、説明の欄の子ども・子育て支援交付金追加37万3,000円と、ページかわりまして8ページと9ページの上から2番目の表、16款県支出金、2項県補助金、2目民生費県補助金、2節児童福祉費補助金、説明の欄、子ども・子育て支援交付金追加37万3,000円につきましては、さきに歳出において説明をいたしました地域子育て支援拠点事業費に充てるものです。  次に、補正予算説明書の10ページと11ページをごらんください。下の表になりますが、22款市債、1項市債、2目民生債、1節民生債、説明の欄、児童福祉施設整備債追加6,470万円は、歳出のこども発達支援センター移転整備事業費に充てるもので、福島市公共施設等総合管理計画の個別計画に基づいて行う延べ床面積の減少を伴う公共施設の集約化、複合化事業に対しまして措置をされるものでございます。地方債充当率は90%、交付税措置率50%の地方債になります。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○丹治誠 委員長  ご質疑のある方はお述べください。 ◆梅津政則 委員  今さらなのですけれども、国庫支出金の返還金なのですけれども、これって決算が終わってからもこういう返還金とかが生じて補正とかというふうになるのでしたっけ。今さらの質問なのですけれども。 ◎こども政策課こども政策係長 平成29年度の子ども・子育て支援交付金、こちらについては実績報告自体は平成29年度中に行っているのですけれども、国から確定通知が来るのが平成30年度になってからということで、その確定通知でもってこの返還金が発生するということで、平成30年度になってから返還する分についてはもう会計年度がかわっておりますので、返還金で支出するという形になります。 ◆小熊省三 委員  今の梅津委員に関連してなのですが、放課後児童健全育成事業が当初予定したよりも使われなかったので、返すということだと思うのですけれども、具体的に放課後健全育成事業の中の例えば何が、僕が思ったのは常勤職員がふえた場合の補助が出ると思うのですけれども、あの辺のことが結局利用がされなくて返還になるのかなとかと思ったのですけれども。 ◎こども政策課長 今回大分比重として多いのは、放課後児童健全育成事業に関する項目でございました。委員お話しされた処遇改善にかかわる部分も、予算の段階では強目に国のほうにも申請している関係もございますが、結果として予算よりも利用が少なかったというふうなことがございましたので、こちらは……済みません。細かいところまでちょっとわからなくてあれだったのですが、処遇改善と、あと障害者の受け入れ強化の部分を含めた金額としては約600万円返還というふうな形になっています。 ◆小熊省三 委員  では、1,400万円のうちの600万円は大体そのぐらいでということで、処遇改善と障害者の受け入れのところでという形。あとそのほかの半分は、600万円なので、細かく言うとあれかもしれないですけれども、1,400万円とすると。 ◎こども政策課長 あとは、昨年度新たに実施した処遇改善の上の部分、キャリアアップ事業、こちらの分が740万円でございます。 ◆小熊省三 委員  ごめんなさい、大変不勉強で。キャリアアップ事業というのは、何か研修やるということだったのでしょうか。 ◎こども政策課長 こちらは、放課後児童支援員の例えば責任者として10年以上とか、あとは在籍期間が5年以上とか、あとは1年以上の職員に対しまして、キャリアアップ研修を受けて従事している方につきまして給料のベースアップをした場合について、クラブのほうに支給をするというふうなメニューでございます。 ◆小熊省三 委員  そうすると、それが利用されなかったということなのですね。活用されなかったということなのですね。わかりました。 ◆尾形武 委員  発達支援センターなのですけれども、やはり老朽化して、前々から新しくしてほしいという要望があって、ようやく保健福祉センターのほうに移転するということになったのですけれども、いつ供用開始されるわけですか。平成31年度、平成32年度、完成は。 ◎こども政策課こども発達支援センター主任 開設予定につきましては、平成31年10月を予定しております。 ◆尾形武 委員  福島市民の方はもとより、県北から肢体不自由児の方が来て訓練される施設なのですけれども、今何名くらい利用されていますか。 ◎こども政策課こども発達支援センター主任 ただいま、本年の12月10日現在ですと35名の契約児童が通所されております。うち3名が他市町村、伊達市、飯舘、梁川から1名ずつ通所されております。 ◆尾形武 委員  今は今までの施設でやっているのですけれども、この古い施設の跡地利用というのはどういう考え、駐車場か何かなんていう話もあったのですけれども。 ◎こども政策課長 現在のところ跡地利用につきましてはまだ未定でございますが、関係部署等ともその辺は打ち合わせをして、今後検討していきたいというふうに考えております。 ◆尾形武 委員  そうしますと、新しい施設は35名の方登録されていますので、十分間に合うスペースと考えてよろしいですか。 ◎こども政策課こども発達支援センター主任 スペースにつきましては、児童福祉法と医療法にのっとって面積を確保いたしました。現在、通所訓練の通所児童につきましては予約制になっておりますので、一遍に多くの方が来ることはありませんので、大体40分で1名の訓練ということで、大体1日7名訓練に入っております。そのほか発達相談もふえておりますので、来所相談も予約制で行っていますので、面積的には問題なく稼働できると思います。 ◆小熊省三 委員  先ほど聞き逃してしまいまして申しわけないのですけれども、2ページ目のこども発達支援センターの移転のところの項目に対して、公共施設適正管理推進のどうのこうのということに基づいてという説明があったかと思うのですが、具体的にと言うとあれなのですけれども、どんなことだったのかもう一度お願いいたします。
    こども未来部次長 先ほどの説明だったのですけれども、平成29年2月に福島市公共施設等総合管理計画というものを策定いたしまして、その個別計画、今回子育て支援系施設について策定をしたのですけれども、国のほうで公共施設等総合管理計画の個別計画に基づいて、延べ床面積を減少するような計画に基づいて公共施設等の整備を実施する際に地方債を活用できるということになっております。その起債の内容としては、起債充当率が90%、交付税措置率が50%ということですので、その起債を活用することによって一般財源の支出を抑えることができるというような内容です。 ○丹治誠 委員長  図面については説明何か。 ◎こども政策課こども発達支援センター主任 新しいこども発達支援センターの図面のほう見ていただきまして、簡単に説明させていただきます。  こちらは旧夜間診療所の跡地を改修しますということで、まずは玄関のほうから、右下の玄関がありますが、こちらが夜間診療所の玄関になっておりますが、こちらをこども発達支援センターの出入り口といたします。そこも玄関につきましては段差をなくし、車椅子等でもいらしていますので、自動ドアが玄関にできるようにというふうな改修になります。  そこから事務室がありまして、指導訓練室、PTと書いてありますが、こちらは法では、面積が1人当たり決まっておりますので、大体定員40名ですので、その面積をクリアするということでこの面積を確保いたしました。こちらのほうにつきましては、一応カーテンレールでお部屋を仕切れるようになっております。  それから、遊戯室につきましては、図面左上のほうに遊戯室1、それから右下、調理室の隣に2、それから訓練室の隣に遊戯室3となっておりますが、こちらはお子さんのほうの食事のお部屋だったり、あとはお子さんたちが遊ぶ遊戯室、生活訓練を受けるお部屋として確保しております。  それから、調理室、右側、玄関の下に調理室がありますが、こちらはIH調理器を使用してというところで昼食を出しておりますので、調理室も確保してあります。  それから、お部屋、事務室以外なのですが、床暖房を希望しておりまして、お子さんたちが肢体不自由児、それから発達障害児のお子さんは、体温調節がとても難しいですので、事務室以外床暖房ということで、床暖房についてはかなり金額がかかる予定になっております。  段差ができてしまうということで、床が10センチ今の床よりも上がってしまうために、出入り口についてはスロープで段差を解消する工事になっております。  医療型発達支援センターの指定を受けておりますので、特に基準としては診察室、それから指導訓練室、遊戯室については基準を超えていることが前提になっておりますので、そちらのほうも国の基準を確保した面積になっております。  遊戯室1は、ホールボディーカウンター室の隣になっているのですが、旧夜間診療所跡では面積が足りなかったものですから、ホールボディーカウンター室の受け付け室を遊戯室1として改修することになっております。  簡単ですが、以上です。 ◆高木克尚 委員  最後の説明はそうかもしれないですけれども、旧施設に比べると指導訓練室と遊戯室が離れたせいで狭く見えてしまうのですけれども、逆にこれは離れて区別されたほうが利用上便利だとかということがあるわけですか。 ◎こども政策課こども発達支援センター主任 遊戯室1につきましては、発達相談の主な対応のお部屋として考えております。訓練につきましては、旧夜間診療所の遊戯室2、3をメインに使う予定になっております。 ◆高木克尚 委員  すごく広いところで訓練されているイメージがあったものですから、逆に言うと訓練室が狭くなってしまったのかなという心配をしたのですけれども、その心配はないですね。 ◎こども政策課こども発達支援センター主任 面積上は狭くなっているのですが、訓練上は問題なく確保されております。 ◆高木克尚 委員  旧施設でももう既に利用されていなかったかと記憶しているのですけれども、浴室、入浴訓練とかもやらない、それから万が一のときに体を清潔にするための施設として入浴室があったのかなと思ったのですけれども、そういう心配は今後はなくてもいいのだということでよろしいですか。 ◎こども政策課こども発達支援センター主任 浴室につきましては、水中機能訓練という目的で実施されていたという経過があるのですが、そちらのほうは病院のほうでもそういった訓練等を実施しなくなったということもありまして、こども発達支援センターでもその訓練は実施しておりません。今感覚統合のリハビリがメインになっておりますので、そちらのほうは設置しない形になっております。 ◆小熊省三 委員  まず1つなのですけれども、先ほど制度として医療型のを使っているということなのですけれども、PTさんとかOTさんをやったときに診療報酬上の問題での面積は、ここがどれだけの、ちょっと忘れて申しわけないのですけれども、単位のものをとるのかとか、脳卒中の……ちょっと忘れてしまったな。1とか2とか区分があると思うのですけれども、ここはどんな基準でやって、その面積要件がどうなっているのかなというところについて。 ◎こども政策課こども発達支援センター主任 医療法の中で運動リハビリテーション3という単位でレセプトのほう、医療のほうは申請しております。 ◆小熊省三 委員  103ぐらいでしたっけ。何点ぐらいでしたっけ。 ◎こども政策課こども発達支援センター主任 80掛ける2になりますので、160点になります。 ◆小熊省三 委員  OTさんが例えば、感覚統合誰がやるかという問題もあると思うのですけれども、感覚統合、ボールだったりとか、バルーンもあったりとか、空中につるした状態の中でいろいろやるのだろうと思うのですけれども、OT室15.52ってそれできるような面積ではないだろうなと思っていたのですけれども、そういう意味では、それは個別的なことをやる場所として、感覚統合をやるとしたらばですよ。やっているかどうかは別にして。それは一応指導訓練室の中であわせてやるというような形なのでしょうか。 ◎こども政策課こども発達支援センター主任 ご質問のとおりでございます。OT室につきましては、個別の機能訓練室として確保しております。作業療法士さん、OTさんのほうは主に手先の使い方だったりとか、細かい作業がメインになっておりますので、そちらのほうであえて落ちつく場所ということで個室になっております。感覚統合につきましては、新しくスイングという、ブランコのような形のものなのですが、そちらをOT室の前のところに天井からつり下げて、ブランコ、スイングを使って、理学療法士が正職で1名おりますので、その職員が必要なお子さんに実施するという形になっております。 ◆小熊省三 委員  わかりましたと言うとそれで終わりなのでしょうけれども、前職が私リハのところにいたので、小児やっていたので、1つ思ったのは、感覚統合はそれなりに本当にやるとなるとコースを受けなければいけないし、まねごとでもそれはいい、そんなこと言うと非常に申しわけない。本当に感覚統合のコースを受けるとなると自分で自腹切ってやらなければいけないというのがあるので、いろいろなところで研修してもらうということが必要だと思います。  それから、もう一つはPTの場合に、おそらくセラピスト1人だと思うので、だから大きいというか、そんなに個別の部屋を仕切ってというふうにしなくても大丈夫なのだろうと思うのですけれども、状況によっては個別のところで訓練が必要な場合もあるかと思うのですけれども、その辺はきっとおそらく運営上の中で遊戯室だったりとか、いろんなところを工夫しながら、申請上はこういうふうに上げるけれども、実際の運用のところ、そんなこと言ってはあれですけれども、変えてやりやすいようにしていくのだろうなと思っているのですけれども、いかがでしょうか、その辺について。 ◎こども政策課こども発達支援センター主任 委員さんのおっしゃるとおりでございます。やはり広いスペースですと落ちつかないお子さんが今多いですので、訓練も集中できるように個室だったり、ちょっと場所を変えて、そのお子さんに合った、音楽を使いながらリハビリをするお子さんもいますので、効果的にリハビリテーションの内容でお部屋は随時使えるように考えております。 ○丹治誠 委員長  そのほかございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第129号平成30年度福島市一般会計補正予算中、こども未来部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、議案第129号中、こども未来部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第181号平成30年度福島市一般会計補正予算中、こども未来部所管分についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎こども未来部次長 それでは、人件費補正の内容につきましてご説明いたします。  給料、職員手当、共済費等の補正につきましては、職員数の増減や人事異動による職員構成の変化、結婚や出産などといった当初見込んでいなかった事由による変更などに伴う整理分と給与改定に伴う改定分がございます。時間外勤務手当につきましては、当初では管理職以外の職員の給料の6%の額を計上しておりますが、上半期の実績と下半期の見込みにより補正を行うものです。  それでは、議案第181号平成30年度福島市一般会計補正予算(第5号)中、こども未来部所管分についてご説明いたします。平成30年12月市議会定例会議追加の補正予算説明書の14ページ、15ページをごらんください。追加の補正予算説明書の14ページ、15ページになります。まず、こちらのページの下のほうの表になりますけれども、3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費の説明の欄、給与費追加5,011万2,000円、母子父子自立支援員費減額、マイナスの85万5,000円、その下の2目児童措置費の説明欄の公立保育所給与費減額、マイナスの1,215万円、17ページのほうになりますが、公立保育所嘱託職員費減額、マイナスの6,368万6,000円、公立保育所保育実施費追加2,290万2,000円、その下の3目児童福祉施設費の説明欄のこども発達支援センター費追加141万5,000円、説明書の18、19ページになりますが、4款衛生費、1項保健衛生費、3目保健指導費の説明欄、母子保健費減額、マイナス29万1,000円がこども未来部所管になります。  なお、平成30年度のこども未来部の職員体制につきましては、一般職員が166名、嘱託職員が129名、臨時職員99名、合わせて394名になっております。  補正額の合計は255万3,000円の減額になりますが、一般職員等の給与及び賃金の整理分と改定分の合計になります。  内訳につきましては、給料が297万6,000円の減、職員手当等が3,657万7,000円の増、共済費が167万5,000円の減、賃金が3,447万9,000円の減でございます。  給料につきましては297万6,000円の減ですが、福島県人事委員会勧告に準拠して、給料表の引き上げ改定をことし4月1日に遡及して行うため72万9,000円の増、また一般職員数につきましては、当初予算の155名に対しまして実職員数166名と増加しておりますが、複数の職員が育児休業を取得していることなどから、整理分といたしましては370万5,000円の減となります。  職員手当等につきましては3,657万7,000円の増ですが、内訳は給与改定に伴う期末、勤勉手当の増が302万5,000円、また時間外勤務手当の増額などに伴い、整理分につきましては3,355万2,000円の増となっております。時間外勤務手当の増につきましては3,568万円となっております。  共済費につきましては167万5,000円の減ですが、次に説明いたします賃金の予算の整理による減分に係る社会保険の負担金の減でございます。  賃金につきましては3,447万9,000円の減でございますが、職員の給与改定に準じた嘱託職員の賃金改定による増が367万3,000円、公立保育所の嘱託職員数が当初予算の122名【後刻 119名と訂正】に対しまして実職員数106名と16名の減となったことなどで、整理分といたしましては減が3,815万2,000円でございます。  説明につきましては以上です。よろしくお願いいたします。 ○丹治誠 委員長  ご質疑のある方はお述べください。 ◆沢井和宏 委員  今最後におっしゃった公立保育所の122名の予定が106名だったというのは、結局これも定数が少なかったからなのか、それとも募集で集まり切れなかったのか、この要因というのは。 ◎こども育成課長 やはり募集で集まらなかったというところです。 ◆小熊省三 委員  募集で集まらなかったということですが、この中には先ほど言った例えば育休の部分とかのあれは入っていないわけですよね、その減というのは。 ◎こども育成課長 育休職員の部分につきましては、人事課のほうの予算の加配分で充てているところです。通常の嘱託職員費の分につきましては、人が集まらないというところでの減になっております。 ◆小熊省三 委員  僕の確認不足だった。公立保育園の122名というのが106名になったというのは、嘱託職員の話なのですね。 ◎こども育成課長 はい、嘱託職員の話です。 ◆小熊省三 委員  わかりました。勘違いしていました。 ○丹治誠 委員長  そのほかございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第181号平成30年度福島市一般会計補正予算中、こども未来部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、議案第181号中、こども未来部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、陳情の審査を行います。  陳情第10号待機児童問題についてを議題といたします。  ご意見のある方はお述べください。 ◆小熊省三 委員  なぜ賛成しないかというと、やっぱり待機児童対策大切なのですけれども、それを担うべきところの例えば保育士だとかの問題について度外視しているというか、そこをやっぱりしっかりやっていかないといけないと思うのですけれども、この趣旨だとあたかも全部含めて公務員ということでやっていますけれども、そういうところの対策が全然入っていないというところでこれは問題だと思っています。 ○丹治誠 委員長  では、一応会派の意向を聞いて採決方法を決めたいと思います。  いいですか、真政会さんから。 ◆尾形武 委員  真政会はバツです。 ○丹治誠 委員長  では、創政クラブ結さん。 ◆根本雅昭 委員  創政クラブ結もバツです。 ○丹治誠 委員長  市民21さん。 ◆梅津政則 委員  反対です。 ○丹治誠 委員長  共産党さん聞いたので、社民党さん。 ◆沢井和宏 委員  バツです。 ○丹治誠 委員長  それでは、これより陳情第10号の採決を行います。  採決は挙手採決により行います。  挙手されない方は否とみなします。  お諮りいたします。陳情第10号待機児童問題について、採択すべきものとすることに賛成の委員の挙手を求めます。      【賛成者なし】 ○丹治誠 委員長  賛成者なし。  よって、陳情第10号については不採択とすべきものと決しました。  ここで、委員会を暫時休憩します。                午前11時13分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午後0時10分    再  開 ○丹治誠 委員長  委員会を再開いたします。  以上でこども未来部の審査を終了いたします。  ここで委員会を暫時休憩いたします。                午後0時10分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午後1時19分    再  開
    ○丹治誠 委員長  それでは、委員会を再開いたします。  健康福祉部の審査を行います。  初めに、議案第139号福島市手話言語条例制定の件についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎健康福祉部長 資料を準備してございますので、配付させていただいてよろしいでしょうか。 ○丹治誠 委員長  はい。      【資料配付】 ◎健康福祉部長 それでは、それぞれの案件につきまして次長より説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎健康福祉部次長 議案第139号福島市手話言語条例制定の件についてご説明を申し上げます。  初めに、議案書の40ページ、福島市手話言語条例の前文をごらんください。40ページになります。条例制定の背景、目的を記載しております。前文を読み上げさせていただきます。手話は、手指や体の動き、表情などを使って概念や意思を視覚的に表現する言語です。聾者は、物事を考え、お互いの気持ちを理解し合うため、また知識を蓄え、文化を創造するために必要な言語として手話を大切に守り、受け継いできました。しかし、長い間手話に対する理解が得られず、聾者に対する差別や偏見から手話を自由に使えないなど、聾者は不便や不安に耐えながら暮らしてきました。このような中、障害者の権利に関する条約や障害者基本法において手話は音声言語と同様に言語であることが明記されました。福島市は、昭和43年に第1回全国手話通訳者会議が開催され、昭和46年には福島県内初の手話サークルが誕生するなど、手話にかかわる先駆けの地であります。手話は言語であり、聾者にとっては手話は命です。いつでもどこでも安心して手話を使いやすい環境を整えるとともに、全ての人が聾者及び手話への理解を深め、お互いに人格と個性を尊重し合う共生社会を実現するため、この条例を制定するものであります。  続きまして、配付しました委員会資料の1ページをごらんください。資料の2の制定の趣旨でありますが、ただいま説明しました内容を記載しましたので、ごらんいただきたいと思います。  3の条例の概要を説明させていただきます。(1)の基本理念は、条例の第3条となりますが、聾者及び聾者以外の者が相互に人格と個性を尊重し合いながら共生することを基本として、聾者の手話による意思疎通を行う権利を尊重し、手話の普及を図るものとするとしました。  (2)の市の責務は、条例の第4条となります。市は、基本理念にのっとり、手話に対する市民の理解を促進し、手話の普及及び手話を利用しやすい環境を整備するため、必要な施策を推進するものとするとしました。  (3)の市民の役割は、条例の第5条となります。市民は、基本理念及び手話に対する理解を深め、市が推進する施策に協力するよう努めるものとするとしました。  (4)の事業者の役割は、条例の第6条となります。事業者は、基本理念及び手話に対する理解を深め、聾者が利用しやすいサービスを提供し、及び聾者が働きやすい環境を整備するよう努めるものとするとしました。  以下、(5)、施策の推進方針、第7条、(6)、手話を学ぶ機会の確保、第8条、(7)、学校における手話の普及、第9条、(8)、医療機関における手話の啓発、第10条、(9)、災害時の対応、第12条として構成しております。  資料の2ページをごらんください。4の条例制定による主な市民への影響でありますが、(1)、手話や聾者に対する理解が進み、手話が広く普及されること、(2)、手話を使用しやすい環境が整備されること、(3)、市民が手話を学ぶ機会の確保がより図られることとなります。  条例の施行予定日は、5に記載のとおり平成31年4月1日としております。  6の経過及び今後のスケジュールにつきましては、記載のとおりとなります。  7の参考でありますが、本年11月に実施したパブリックコメントでは72名より202件の意見をいただきました。意見の主なものを記載しております。条例の内容に関して前文、第3条、第8条、第9条に関するもの4件がございましたが、主なものについてそのうち2件を記載しております。その他の意見につきましては、要望的な内容が多くございました。主なものの内容は、資料記載のとおりとなります。  以上が議案第139号の説明となります。 ○丹治誠 委員長  ご質疑のある方はお述べください。 ◆真田広志 委員  こういった条例、ただの理念条例に終わることなく、いかに実効性を伴わせるかということが重要かと思っているのです。そういった意味で今回第7条の中にも必要な方針を策定するものとする。手話への理解及び手話の普及に関する施策、手話による情報発信及び情報取得に関する施策、さまざまな施策を講ずるとしているのですけれども、具体的にどのような取り組みをしていくのでしょうか。 ◎障がい福祉課障がい庶務係長 当面はこの条例を知っていただくということで広報を中心に進めていきたいと思うのですが、当事者団体からヒアリングを行ったり、外部の委員さんおりますので、そちらから意見をお聞きしながら、推進方針という形で実効性のある、より事業ベースに近づいたような方針をつくってまいりたいというふうに考えております。それに基づいて事業が進められるというふうに考えております。  以上です。 ◆真田広志 委員  とりあえず条例は策定するけれども、具体的な部分に関してはこれからということなのですね。 ◎障がい福祉課障がい庶務係長 具体的なものを条例制定になりましたら4月までの間に、4月施行という予定でございますので、それまでの間に当事者団体等と実効性のある形で考えてつくり上げていきたいと考えております。  以上です。 ◆真田広志 委員  先ほども冒頭申し上げましたけれども、本当にただの理念条例に終わることなく、実効性のある形でしっかり進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◆梅津政則 委員  第7条の必要な方針を策定するものとするというのは、実施計画をこれからつくるということになるのですか。 ◎障がい福祉課障がい庶務係長 ご質問のとおりでございます。これから進めてまいります。 ◆梅津政則 委員  実施計画をつくる。 ◎障がい福祉課障がい庶務係長 実施計画的なものをつくります。 ◆尾形武 委員  その下の第8条なのですけれども、福島市内には市民の方、聾者の方、手話通訳者、そして手話奉仕員、手話を使用できる方々、それぞれ何名くらいおられるのですか。 ◎障がい福祉課障がい庶務係長 手話通訳者については登録が33名、あと設置手話通訳者、市の障がい福祉課に設置する手話通訳が2名ございます。聾者については、確定的な数字は出ておりません。 ◆尾形武 委員  そうしますと、こういった手話通訳者やら奉仕員の方々、手話を使用することができる方を拡大するということでよろしいですか。 ◎障がい福祉課障がい庶務係長 現在手話通訳者等も33名ということで少ない状況でございまして、さまざまな事業等に派遣するには無理がある状況でございますので、そちらの研修も行ってまいりたい。あわせて、市民の底辺を拡大するということで、出前講座的なもので手話に触れていただく機会等もふやしていきたいというふうに考えております。 ◆根本雅昭 委員  先ほどの第7条、推進方針策定するということなのですけれども、第9条以降に学校ですとか医療機関、あと事業者など、健康福祉部さん以外の所管の部分もかかわってくると思うのですけれども、推進方針を策定するにあたって、これは健康福祉部さんで作成されるのか、それともほかの関連する部局と一緒にか、それとも別々に教育委員会は教育委員会でとなるのか、その辺ちょっと教えていただければと思うのですけれども。 ◎障がい福祉課障がい庶務係長 基本的には障がい福祉課を中心に検討してまいりますが、各担当部局とも相談しながら、できないことをやれと言ってもなかなか難しいものですから、協議しながら進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◆根本雅昭 委員  わかりました。特に第9条ですとか第11条なんかはほかの部にかかわる部分が大変大きいと思いますので、中心になるとしても相当なご意見いただかないと前に進まないと思いますので、その辺のところをよろしくお願いしたいと思います。要望です。  以上です。ありがとうございます。 ◆真田広志 委員  参考資料のところのパブリックコメントの結果というところなのですけれども、意見の主なものということで、①として全ての人としてまとめてもよいように思います。これ普通パブリックコメント結果表記するときに、この意見を取り入れてこうこうしましたとか、もしくはこういった意見もありましたけれども、原案のとおりにしましたとか、そういったことって書いてあるのですけれども、この結果を得てどのように市としては考えているのかということに対する表記がないのですけれども、どのように参考にしたのでしょうか、これら全てにおいて。 ◎障がい福祉課長 第3条のほうの聾者及び聾者以外の者という表現について、全ての人とまとめてもよいように思いますというふうなことでございますが、本市としましての回答文としまして、本条例素案は聴覚障害者団体や手話サークルの方々との意見交換を行い、聾者という表現とさせていただいております。また、手話を使用している聾者に対しての認識を示すことが手話に対するさらなる理解及び普及の促進につながるものと考え表記していますというふうな回答をしております。  また、下の部分なのですが、子供たちに手話を覚えてもらいたいし、障害について理解してほしいので、第9条の努めるを省けないかというふうな意見だったのですが、これに関しては各学校の教科は文部科学省が示す学習指導要領に定められているため、手話を必須科目に加えることはできませんが、総合的な時間を活用するなど、手話に関する取り組みを進めてまいりますというふうな回答をしてございます。  下のほうの2つなのですが、要望的なものなのですが、市のホームページで手話動画を取り入れたり、市政だよりに手話イラストで単語を載せたり、テレビや新聞等により広く市民に手話を知ってもらいたい。また、聴覚障害者について情報提供をしてもらえるとありがたいというふうな意見だったのですが、回答としましては、手話の普及及び手話を使用しやすい環境整備は重要な課題と認識しています。いただいたご意見を参考に施策や事業を検討してまいりますというふうな回答をしてございます。  次の部分でございますが、市民の理解を促進するために、まず率先して市職員等が手話を学んでほしい。支所や学習センターにも手話のできる職員を配置してほしいという意見なのですが、回答としましては、新規採用職員研修では既に取り入れておりますが、さらに階層別研修を行う際に手話講習のコーナーを設け、窓口で使える手話を職員に対して普及啓発してまいりますというふうな回答です。  以上でございます。 ◆真田広志 委員  これせっかく主なものとしてこうやって記載しているわけですから、書きっ放しではなくて、そのぐらいは表記していただければと思いますので、よろしくお願いします。 ◆小熊省三 委員  ここの資料集の2ページのところで、当事者団体との意見交換が4回あったかと思うのですが、主なものとしてこんなものが出されたというのがあれば。おそらくそれが反映されているとは思うのですが。 ◎障がい福祉課障がい庶務係長 当事者団体からは、前文の手話は命であるという表現、そういった意見、または同じく前文なのですが、手話は音声言語と同様に言語であることが明記されましたというような部分について、このような表現をしてくださいというような意見がございました。それが主なものということでございます。  以上です。 ◆小熊省三 委員  わかりました。ありがとうございます。初めのおそらく原案ではそういう形のものではなかったということで、すり合わせがあったということですよね。わかりました。 ○丹治誠 委員長  そのほかございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第139号福島市手話言語条例制定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、議案第139号については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、指定管理者の指定の件について審査をいたします。  初めに、議案第146号ないし議案第151号、議案第154号中、健康福祉部所管分、指定管理者の指定の件の審査方法についてお諮りをいたします。これらの議案はいずれも指定管理者の指定を行うものでありますことから、先ほどのこども未来部の審査と同様に、議案第129号平成30年度福島市一般会計補正予算中、指定管理者の指定の件にかかわる債務負担行為補正健康福祉部所管分とあわせて一括して議題とし、自由討議、討論、採決につきましても同様に、議案第146号ないし議案第151号、議案第154号中、健康福祉部所管分、指定管理者の指定の件につきましては議案ごとに行いまして、議案第129号につきましては指定管理者の指定の件にかかわる債務負担行為補正を除く健康福祉部所管分について説明、質疑を行った後に行いたいと思います。  なお、先ほどのこども未来部の審査の際にお諮りしましたように、議案第154号の自由討議、討論、採決につきましては健康福祉部所管分の審査の際に行います。  以上の審査方法につきましてご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  異議ございませんので、指定管理者の指定の件についての審査方法につきましてはそのようにいたします。  それでは初めに、議案第146号ないし議案第151号、議案第154号中、健康福祉部所管分、指定管理者の指定の件及び議案第129号平成30年度福島市一般会計補正予算中、指定管理者の指定の件にかかわる債務負担行為補正のうち、健康福祉部所管分についてを一括として議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎健康福祉部次長 議案第146号指定管理者の指定の件並びに議案第129号平成30年度福島市一般会計補正予算中、指定管理者の指定に係る債務負担行為についてご説明申し上げます。  議案書は57ページ、補正予算説明書は24ページとなりますが、説明はただいまお配りしました委員会資料別冊にて説明をさせていただきますので、資料の2ページをごらんください。福島市身体障がい者福祉センター腰の浜会館の指定管理者候補者は、社会福祉法人福島市社会福祉協議会であります。指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間となります。  次に、債務負担行為設定額は平成31年度からの5年間合計で7,700万3,000円で、内訳としましては管理運営経費が7,826万9,000円、利用料金等収入が126万6,000円、差し引きで設定額7,700万3,000円となります。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、下表に記載のとおりです。  次に、社会福祉法人福島市社会福祉協議会の事業概要でありますが、社会福祉を目的とする事業の企画、実施、社会福祉活動への住民参加のための援助、ボランティア活動の振興等、記載のとおりの事業を行っております。  次に、資料の3ページをごらんください。1、選定の経過についてでありますが、福島市身体障がい者福祉センター腰の浜会館に対しましては1社からの応募があり、外部委員2名を含む健康福祉部指定管理者管理運営委員会において8月24日に面接審査を、9月25日に7つの評価項目に基づき第1次審査を行いました。その後、10月9日に外部委員2名を含む福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、指定管理者候補者の順位を最終決定したところです。  次に、2、指定管理者候補者と3、審査結果についてでありますが、交渉順位第1位が社会福祉法人福島市社会福祉協議会で、最終合計点は77.39点であります。評価のポイントについてでありますが、施設の設置目的の理解、安定した施設運営など、全ての項目において標準点以上の評価となりました。特に地域との連携を強く意識しており、地域の実情に合わせた利用者への適切なサービス提供を期待できる、障害者や障害者の家族が安全安心に利用できる活動拠点になっているなど、高評価となりました。以上のことから総合的に判断し、当該施設を管理運営する上で適当な団体であると評価をいたしました。  なお、議会終了後、審査結果を公表いたしますが、団体名の公表は指定管理者として決定した団体のみとさせていただきます。  議案第146号の説明は以上となります。  続きまして、議案第147号指定管理者の指定の件並びに議案第129号平成30年度福島市一般会計補正予算中、指定管理者の指定の件に係る債務負担行為補正について説明申し上げます。  議案書は58ページ、補正予算説明書は24ページとなります。委員会資料別冊の4ページをお開き願います。福島市老人福祉センター指定管理者候補者は、エスエフシー株式会社であります。指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間となります。  次に、債務負担行為設定額は平成31年度からの5年間合計で1億6,092万2,000円で、内訳としましては管理運営費が1億8,540万8,000円、利用料金等収入が2,448万6,000円、差し引きで設定額1億6,092万2,000円であります。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、下表に記載のとおりです。  次に、エスエフシー株式会社の事業概要でありますが、建物の総合管理業務、総合警備保障業務、老人福祉施設の管理運営業務等、記載のとおりの事業を実施しております。  次に、資料の5ページをごらんください。1、選定の経過についてでありますが、福島市老人福祉センターに対しては1社からの応募があり、外部委員2名を含む健康福祉部指定管理者管理運営委員会において8月24日に面接審査を、9月25日に7つの評価項目に基づき第1次審査を行いました。その後、10月9日に外部委員2名を含む福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、指定管理者候補の順位を最終決定したところであります。  次に、2の指定管理者候補者、3の審査結果についてでありますが、交渉順位第1位がエスエフシー株式会社で、最終合計点は82.31点であります。評価のポイントについてでありますが、施設の設置目的の理解、安定した施設運営など、全ての項目において標準点以上の評価となりました。特に本市で推進している高齢者の健康づくり、世代間交流など利用者への適切なサービス提供が期待できることや、申請団体みずからノウハウを活用して施設を管理していくことが期待でき、また独自の企画提案など施設利用促進の工夫が見られるなど、高評価となりました。以上のことから総合的に判断し、当該施設を管理運営する上で適当な団体であると評価をいたしました。  なお、議会終了後、審査結果を公表しますが、団体名の公表は指定管理者として決定した団体のみとさせていただきます。  議案第147号の説明は以上であります。  続きまして、議案第154号指定管理者の指定の件並びに議案第129号平成30年度福島市一般会計補正予算中、指定管理者の指定に係る債務負担行為補正について説明申し上げます。  議案書は65ページ、補正予算説明書は26ページとなります。別冊資料6ページをお開き願います。福島市渡利児童センター及び福島市わたりふれあいセンターの指定管理者候補は、社会福祉法人福島福祉施設協会であります。指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間となります。  次に、債務負担行為設定額は平成31年度から5年間合計で1億6,917万7,000円で、内訳としましては管理運営費が1億8,051万7,000円、利用料金等収入が1,134万円、差し引きで設定額1億6,917万7,000円であります。なお、それぞれの施設の債務負担行為設定額は、福島市渡利児童センターが8,529万2,000円、わたりふれあいセンターが8,388万5,000円となります。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、下の表に記載のとおりです。  次に、社会福祉法人福島施設協会の事業概要でありますが、養護老人ホーム福島恵風園の設置運営、福島隣保館保育所をはじめとして6保育所の設置運営、児童厚生施設東浜児童センター等の設置運営、福島市蓬莱、清水、渡利各児童センターの管理運営等、記載のとおりの事業を行っております。  次に、資料の7ページをごらんください。選定の経過についてでありますが、福島市渡利児童センター及び福島市わたりふれあいセンターに対しましては1社からの応募があり、こども未来部健康福祉部指定管理者管理運営委員会合同にて8月24日に面接審査を実施いたしました。健康福祉部指定管理者管理運営委員会では9月25日に7つの評価項目に基づき第1次審査を行い、こども未来部指定管理者管理運営委員会では10月1日に同様に第1次審査を実施したところであります。その後、10月9日に外部委員2名を含む福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、指定管理者候補の順位を最終決定したところであります。  次に、2の指定管理者候補者と3の審査結果についてでありますが、交渉順位第1位が社会福祉法人福島施設協会で、最終合計点は78.82点であります。評価のポイントについてでありますが、渡利児童センター、わたりふれあいセンターともに全ての項目において標準点以上の評価となりました。特に高齢者の施設利用の観点から地域との連携を強く意識しており、地域の実情に合わせた利用者への適切なサービス提供が期待できることや、当市の重点課題でもある子育て支援に積極的に取り組もうとしており、これまで以上に乳幼児世帯の利用促進など具体的な目標が掲げられていることから、その実現が期待できるなど、高評価となりました。以上のことから総合的に判断し、当該施設を管理運営する上で適当な団体であると評価いたしました。  なお、議会終了後、審査結果を公表いたしますが、団体名の公表は指定管理者として決定した団体のみとさせていただきます。  議案第154号の説明は以上であります。  続きまして、議案第148号指定管理者の指定の件並びに議案第129号平成30年度福島市一般会計補正予算中、指定管理者の指定の件に係る債務負担行為補正について説明を申し上げます。  議案書は59ページ、補正予算書は26ページとなります。別冊の8ページをお開き願います。福島市飯野地域福祉センター及び福島市飯野デイサービスセンター指定管理者候補者は、社会福祉法人福島市社会福祉協議会であります。指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間となります。  次に、債務負担行為設定額は福島市飯野地域福祉センター分として平成31年度からの5年間合計4,578万3,000円で、内訳としましては管理運営費が6,305万7,000円、施設料金等収入が1,727万4,000円、差し引きで設定額4,578万3,000円であります。年度ごとの債務負担行為設定額の内訳は、下の表の記載のとおりでございます。
     なお、福島市飯野デイサービスセンター債務負担行為設定額につきましては、介護保険法による施設であり、介護保険による収入で賄えるものであるため、債務負担行為は生じないものであります。  次に、社会福祉法人福島市社会福祉協議会の事業概要でありますが、先ほど説明いたしました福島市身体障がい者福祉センター腰の浜会館と同じ社会福祉協議会のため、省略をさせていただきます。  次に、資料の9ページをごらんください。1の選定の経過についてでありますが、福島市飯野地域福祉センター及び福島市飯野デイサービスセンターにつきましては、4月26日に福島市行財政改革推進本部において社会福祉法人福島市社会福祉協議会を指定管理者候補者として選定し、9月25日に外部委員2名を含む健康福祉部指定管理者管理運営委員会において7つの評価項目に基づき第1次審査を行いました。その後、10月9日に外部委員2名を含む福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、候補者を最終決定したところであります。  次に、2の指定管理者候補者、3の審査結果についてでありますが、指定管理者候補者は社会福祉法人福島市社会福祉協議会であり、最終合計点は71.49点であります。評価のポイントでありますが、施設の設置目的の理解については、計画内容がありきたりなデイサービス事業内容となっており、地域特性にマッチした提案内容が見受けられず、一部標準点を下回った評価がありました。また、施設利用者サービスの観点に立った施設利用促進の考え方について、現状維持感が強く、サービス向上の提案が不足しているといった評価がある一方、地域団体との連携や仮設住宅住民との交流を図るなど、標準点を上回る評価もありました。施設の維持管理について、長年の管理実績があるため、総合的には標準点を上回っており、当該施設を管理運営する上で適当な団体であると評価いたしました。  なお、議会終了後、審査結果を公表いたしますが、団体名の公表は指定管理者として決定した団体のみとさせていただきます。  議案第148号の説明は以上となります。  続きまして、議案第149号指定管理者の指定の件について説明を申し上げます。  議案書は60ページ、委員会資料別冊の10ページをお開き願います。福島市中央デイサービスセンター指定管理者候補者は、社会福祉法人福島市社会福祉協議会であります。指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間となります。  福島市中央デイサービスセンター債務負担行為設定額につきましては、介護保険法による施設であり、介護保険による収入で賄えるものであるため、債務負担は生じないものであります。  次に、社会福祉法人福島市社会福祉協議会の事業概要でありますが、先ほど説明いたしました社会福祉協議会のため、省略をさせていただきます。  次に、資料の11ページをごらんください。選定の経過についてでありますが、福島市中央デイサービスセンターにつきましては、非公募施設として4月26日に福島市行財政改革推進本部において社会福祉法人福島市社会福祉協議会を指定管理者候補と選定し、9月25日に外部委員2名を含む健康福祉部指定管理者管理運営委員会において7つの評価項目に基づき第1次審査を行いました。その後、10月9日に外部委員2名を含む福島市指定管理者選定委員会において第2次審査を行い、候補者を最終決定いたしました。  次に、2の指定管理者候補者と3の審査結果についてでありますが、指定管理者候補者は社会福祉法人福島市社会福祉協議会であり、最終合計点は67.13点であります。評価のポイントについてでありますが、同様施設と比較して稼働率の目標値が低く設定されており、現状維持感が出ているなど、稼働率の改善が図られるような工夫が見られないことから、施設設置目的の理解や施設利用者サービスの観点に立った利用促進の考え方では標準点以下の評価がありましたが、施設の維持管理につきましては一定の評価をいただいております。長年の管理実績を生かしているものと考え、総合的に判断し、当該施設を管理運営する上で適当な団体であると評価いたしました。  なお、議会終了後、審査結果を公表いたしますが、団体名の公表は指定管理者として決定した団体のみとさせていただきます。  議案第149号の説明は以上であります。  続きまして、議案第150号指定管理者の指定の件について説明を申し上げます。  議案書は61ページ、資料別冊の12ページをお開き願います。福島市南沢又デイサービスセンター指定管理者候補者は、社会福祉法人すこやか福祉会であります。指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間となります。  福島市南沢又デイサービスセンター債務負担行為設定額につきましては、介護保険法による施設であり、介護保険による収入で賄えるものであるため、債務負担行為は生じないものであります。  次に、社会福祉法人すこやか福祉会の事業概要でありますが、特別養護老人ホームすこやかの里等の経営や居宅介護支援事業等、記載のとおりの事業を実施しております。  次に、資料の13ページをごらんください。1の選定の経過についてでありますが、福島市南沢又デイサービスセンターにつきましては、他の非公募施設と同様の選定経過を経て候補者を最終決定いたしました。  次に、2の指定管理者候補者、3の審査結果についてでありますが、指定管理者候補者は社会福祉法人すこやか福祉会であり、最終合計点は81.44点であります。評価のポイントでありますが、実績等と比べ目標値を高目に設定しているものの、目標達成の具体的な記載がなく、目標値の設定が適正なものか判断しづらいとの意見があり、一部標準点を下回る評価がありましたが、施設の設置目的を十分に理解して行動予定が立てられている点や、利用者本人、家族にも寄り添った対応が計画されている点など、利用者に対するサービス向上が見込まれる提案が高評価となりました。以上のことから総合的に判断し、当該施設を管理運営する上で適当な団体であると評価いたしました。  議会終了後、審査結果を公表いたしますが、団体名の公表は指定管理者として決定した団体のみとさせていただきます。  議案第150号の説明は以上であります。  続きまして、議案第151号指定管理者の指定の件について説明を申し上げます。  議案書は62ページ、委員会資料別冊の14ページをお開き願います。福島市春日町デイサービスセンター指定管理者候補者は、社会福祉法人創世福祉事業団であります。指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間となります。  福島市春日町デイサービスセンター債務負担行為設定額につきましては、介護保険法による施設であり、介護保険による収入で賄えるものであるため、債務負担行為は生じないものであります。  次に、社会福祉法人創世福祉事業団の事業概要でありますが、特別養護老人ホーム聖・輝きの郷や介護老人保健施設聖・オリーブの郷等の施設の経営及び介護保険事業など、記載のとおりの事業を実施しております。  次に、資料の15ページをごらんください。1の選定経過についてでありますが、福島市春日町デイサービスセンターにつきましては、他の非公募施設と同様の選定経過を経て候補者を最終決定いたしました。  次に、2の指定管理者候補者、3、審査結果についてでありますが、指定管理者候補者は社会福祉法人創世福祉事業団であり、最終合計点は81.81点であります。評価のポイントについてでありますが、利用者目標値を高く設定しており、年度毎に実施するサービス項目に工夫がある点や、利用者、家族、地域の声を拾い上げ、具現化していくために組織全体で努力しようとしていることが受け取れるなどといった面が高評価となりました。以上のことから総合的に判断し、当該施設を管理運営する上で適当な団体であると評価をいたしました。  議会終了後、審査結果を公表いたしますが、団体名の公表は指定管理者として決定した団体のみとさせていただきます。  議案第151号の説明は以上であります。 ○丹治誠 委員長  ご質疑のある方はお述べください。 ◆真田広志 委員  この指定管理なのですけれども、基本的に指定管理の考え方として、例えば適正な競争原理だったりとか、公平性というものを確保すべきことから、原則的には公募として候補者を選定するということが原則となっているのですけれども、これら3施設に関して非公募とされたその理由について教えてください。 ◎長寿福祉課長寿福祉係長 非公募になっている施設で主なものがデイサービスセンターになっております。こちらは、施設の利用者と施設職員の間の信頼関係が特に重要と考えております。同一の管理者が継続してサービスの提供を行うことが必要であると考えておりますので、非公募としております。  以上です。 ◆真田広志 委員  デイサービスセンターに限ったことではなくて、職員と利用者の信頼関係またはそういったことが必要な施設ってほかにもあると思ってはいるのです。ただ、であるならば今回例えば非公募施設の中で中央デイサービスセンター、これなんか結局長年の管理実績を生かしていると判断されて、最終的に基準を満たしているといった説明がありましたけれども、長年の管理実績を生かしていると判断するのであれば、例えば施設の設置目的の理解なんてもうちょっと評価点が高くてもいいのではないかなと思っているのです。そういった利点を一向に生かし切れていないのは、そういった部分にあるのではないかなというような気がしているのです。そういった部分ってどういうふうに考えますか。本来であれば、長年の管理実績があるのであれば、当然施設の設置目的を十分に理解していてしかるべきだと思っているのです。だから、競争原理を働かせるというところはそういったところなのだと思っているのです、本来。指定管理者制度を導入するときにもさんざっぱら議論されてきたのだけれども、そういった結局継続性というものがもたらす不利益というものは当然あって、だからそういったことがないようにしっかりした審査をしていきましょうねと、いろんな項目立てもしていきましょうねというふうにしてこの制度も何度か制度自体を見直してきているのだけれども、そういった部分がちゃんと生かされているのかなというような気がしているのです。その辺どうお考えになるというのも。 ◎長寿福祉課長 委員ご指摘のとおりでございまして、今回中央デイサービスセンターが低く評価されたところ、11ページの審査結果のア、イのところの施設の設置目的の理解というところでございますが、こちらにつきましては他のデイサービスセンターとの比較をされまして、独自性がやはりちょっと薄くなっているのではないかということがございます。独自性は利用者の目線に立ったものがちょっと出てきていないということがございましたので、そこのところを創意工夫していかないと、地域住民の方が長く使っていくということになると、やはりほかと比べてどうなのだということになりますので、そこは先生方のほうでもシビアにつけていただいたということになりますが、ただやはり地域の方が継続していく施設でもございますので、実質的にそこは私どもと協力しながら利用者の立場に立った活用の仕方について一緒につくり上げていく必要はあるかなというふうに思っているところでございます。 ◆真田広志 委員  利用者の立場に立ってというのが大原則になってくるのでしょうから、そういったこともしっかりと担保しながら行っていっていただきたいと思います。 ◆根本雅昭 委員  いただいた別冊の9ページと11ページなのですけれども、評価、審査結果の審査集計表のオの関係法令の部分なのですけれども、これ9ページ、11ページ同じ団体さんで、市の社会福祉協議会というところで2.3点ついているのです、両方とも。この部分というのは余り変わらないのかなということで、ぴったり合い過ぎてはいますけれども、納得できる内容で、3ページ見ますと同じ団体さんで3.1点でちょっと上がっているのです。その差が0.8点ですか。これ後半の非公募のほうが2.3点で低目で、こちらの公募のほうが3.1点で高目というのは、この要因というのは何かあるものですか。というのは、先ほどこども未来部さんで同じ団体3団体審査した結果も先ほど審査したのですけれども、これ見ますと0.0数点で、そんなに法令の部分差がなかったのです、同じ団体さんで。こちら1点近く差が開いているということで、何かプレゼンをして書類審査ではわからなかった部分があったのか、この法令の部分の点の差の認識がもしあれば教えていただきたいなと思いまして。 ◎長寿福祉課長寿福祉係長 関係法令等の遵守に関する考え方としましては、最近個人情報保護の観点が秘密漏えい防止について深く皆さんに理解されているところで、こちらのほうのしっかりとした研修等を職員の皆さんにやっているというところが評価されたところとそうではなかったところの違いがあります。 ◆根本雅昭 委員  これ同じ団体さんで0.8点ぐらい開いているというところを教えていただきたいのですけれども、施設によって違うということですか、同じ団体さんでも。それ議案第146号と議案第148号と議案第149号、2つ非公募ですけれども、同じ社会福祉法人福島市社会福祉協議会さんで、公募のほうが若干高目で出ているのです、同じ団体さんで。 ◎健康福祉部次長 応募書類の中で法令遵守というのは、法令守ることは現在当然のことでありますので、例えば消防法における点検なんて実施することは記載なくてもやるべきことになりますが、先ほど長寿福祉係長のほうから説明あったように、法令以上のコンプライアンスという部分のところで表現がきちっとされていたというところで、非公募のところより公募のほうがより丁寧にそういったより高いコンプライアンスの部分の記載があったということで高い評価を受けたところであります。 ◆根本雅昭 委員  わかりました。プレゼンの内容によって評価が上がったという認識ですか。 ◎健康福祉部次長 きちっとやっていることをあらわしているということで、実際非公募のほうも同じようにやってはいるのですけれども、応募書類の中で丁寧な説明がされていないということで、評定の段階で下がったわけですが、後の説明で同じようにされているということは確認されております。  以上でございます。 ◆根本雅昭 委員  同じ法令遵守のところで、7ページもいいですか、いただいた資料の。これこども未来部さんと健康福祉部さんとで渡利児童センターとわたりふれあいセンターさんなのですけれども、これも同じオの法令遵守の考え方見ますと、健康福祉部さんのほうが若干高目に出ているのです。多分同じものを見ての結果だと思うのですけれども、これの差というのは何かありますか。2.05と3点と。全体的に健康福祉部さん、これ施設もあれなので、比べられないのですけれども、オの部分は比べられるかなと思いまして。 ◎長寿福祉課長 こちらは、先ほどこども未来部のほうでも同じことということでお話あったとおりですが、これ2つに分けて審査している部分がございますので、委員の先生の印象が違ってくるというところで評価点が分かれてくるというふうなものは持ってございますが、同じコンプライアンス、同じ独自の個人情報の保護に関するものをお見せしているということには変わりはございません。 ◆根本雅昭 委員  わかりました。委員の先生方のそれぞれの考え方ということですね。同じ先生方が、健康福祉部さんは同じ方が、公募のほうは1名少ないようですけれども、同じ審査基準でということで理解いたしました。 ◆小熊省三 委員  4ページ、5ページのところで福島市老人福祉センターのところでございますが、これもともとは市でやっていたわけですよね。それが公募にかわるという認識で……現行も。そうですか。では、視点を変えて質問します。2つあって、1つは概要のところで、特定の企業のこと言うとあれかもしれないですけれども、8番目で老人福祉施設の経営、運営と書いてあるのですけれども、具体的にはどこなのかというのが1点目です。  それから、あわせてもう一つ質問させてください。債務負担行為の中で平成31年度のところで収入が481万円というふうになっております。この資料によりますと、老人福祉施設の1日の利用高が161人で、平成29年度のところは利用人数でいうと4万6,583人ということは、掛ける100円ということになると幾らかの、いわゆる利用料というか、出た分の中で、収入分が平成31年度は割と多目に見ているのかなと、実際の利用している方よりも。ところが、平成25年度は5万1,000人ぐらいとか、平成26年度も5万1,000人、ずっと5万1,000人、平成28年度は4万9,000人、そして平成29年度は4万6,000人というふうになっているので、そういう意味ではここの積算としては高く見ているのかななんてちょっと思ったので、その2点について質問させていただきたいと思います。 ◎長寿福祉課長寿福祉係長 まず、委員会資料の4ページの⑧番、老人福祉施設の経営、運営というのはこちらの老人福祉センターのことを指しております。  先ほどの収入の件なのですけれども、1人当たり100円であることは間違いないので、収入に関しては団体の利用者数と、個人も含め、あとその他自動販売機の収入であります。  以上です。 ◆小熊省三 委員  余り詰めるつもりはないのですが、利用人数に対して、自動車の電気代とかで入るといっても、200万円も違いが出る……違うな。20万円ですか。何を言っているかというと、20万円ぐらいなのですが、そういうことの差なのですか。      【「みんな手元に市勢要覧なんて持ってきていないから、何の資料だかみんなわからない」と呼ぶ者あり】 ◆小熊省三 委員  済みません。それはそうなのです。収入の土台としての、いわゆる収入のベースとなるところの中で利用人数のところでちょっと下がってきていて、昨年度のところは4万6,000人利用しているということで、1人100円掛けても460万円ということで、大体同じなのです。480万円だから。電気代20万円ということで。      【「電気代というか、自動販売機」と呼ぶ者あり】 ◆小熊省三 委員  自動販売機、そういうこと。わかりました。 ◆尾形武 委員  指定管理者制度になったのに伴って、一番は利用者がどのくらい満足されているかということが大事だと思うのです。だから、非公募であるにもかかわらず、こういった評価が低いのにもかかわらずやはりお任せするしかないということもありますし、そういった意味で利用者の声というのはどのように捉えていますか。施設なのですけれども。 ◎長寿福祉課長 非公募で例えばデイサービスセンターで評価が高かったところ、まさに評価点のところのイの施設利用者のサービスの観点に立ったというところなのですが、高かった施設につきましてはやはりアンケートの実施をとっております。しかも、細かく項目が分けられておりまして、職員の対応ですとか、機能訓練、それから食事の内容、それから送迎の仕方、それから施設の環境、そういうものにつきまして細かくアンケートをとりまして、さらに施設の中で利用者を集めた、利用団体協議会みたいなものを立ち上げまして、意見交換をしながら反映をさせていくというふうな団体のところは評価点が高いというふうな形になってございます。 ◆尾形武 委員  評価点が低い団体もあるのですけれども、そういった団体、指定管理者団体に対してのいろんな指導といいますか、そういったチェック体制というのはどうなっていますか。 ◎長寿福祉課長 こちらは差異があっては、やはりサービスということですので、いけないということになりますので、どういった観点で低かったということに関しましては我々も分析いたしまして、直接その施設に指導するという形の考えを持っております。 ◆尾形武 委員  審査集計の評価点が低い、合格ラインというのはあると思うのですけれども、非公募ですので、幾ら低くても合格するのだということではないとは思うのですけれども、その目安の点数は何点なのですか。 ◎長寿福祉課長寿福祉係長 それぞれに項目の標準点がございまして、まず施設の設置目的の理解ですと標準点が6点、利用者サービスの観点に立った施設利用促進の考え方6点、指定管理料の設定、こちらは今回関係ありませんので、次の施設の維持管理に関する考え方が6点、関係法令等の遵守に関する考え方が6点、社会的価値の実現6点、安定した施設運営6点となっております。こちらを100点満点に換算した点数で記載しております。 ◆尾形武 委員  そうしますと、合計点数のベースは何点ですか。合格ラインといいますか。 ◎長寿福祉課長寿福祉係長 60点となってございます。 ◆尾形武 委員  60点以上であればオーケーということ。 ◎長寿福祉課長寿福祉係長 はい。 ◆尾形武 委員  非公募ですこやか福祉会の皆さん方は80点をキープしているわけなのですけれども、福島市社会福祉協議会の非公募団体においてはそれに比較しますと低いということになりますので、やはりそういったことはきちんと対応してもらうように委託する市としても指導してしかるべきなのかなと思うので、よろしくお願いします。 ◆真田広志 委員  先ほどの管理運営のチェックの話なのですけれども、たしか指定管理者に関しては利用者から毎年アンケートを実施して、その結果を管理運営委員会か何かに報告をして、集計をした結果を、その結果を踏まえての評価というものを行政改革何とかだかに報告をして、その結果、最終的に次期審査の中に加点として、よかった場合ですよ、加点されていくというような話が昔あったかに思うのですけれども、そういったことというのはこの中のどこに入ってくるのですか。継続施設に関してなのですけれども。 ◎長寿福祉課長 こちら評価の審査の結果のところの一覧の中に、一番下のところにインセンティブというところがございます。こちらにつきましては、継続して受けたところについて加点をつけるものということになってございますので、今まさに継続して中身がいいものにつきましてはインセンティブを付与して加点というふうな形で評価をしていくということが今回新たに設けたものというふうに考えております。 ◆真田広志 委員  そうすると、基本的にはアンケート結果というのは利用者からのアンケートですから、事業者としては何かしらの改善って当然行っていくではないですか。そう考えていくと、継続事業者というのは相当有利に働きますよね、点数的に。例えば逆に言うとサービスがしっかりと行われなかった部分に関しては減点もされていくということなのですか。それを踏まえている割には、そういった非公募施設に関しての目的の理解とか、余りにもそういった部分が達成できていないのではないかなというふうに思ってしまうのだけれども、どういうあれなのか。 ◎長寿福祉課長 インセンティブ、今回新しく入れたものにつきましては、最高点数4点ということで設けているところでございますが、これは今までやっていたところを直接優遇するというふうにとられる部分もあるかもしれませんが、基本的にはそういう考えではございませんで、利用者への向上ですとか安定、継続性の視点から導入したものというふうに考えているものでございます。しかしながら、そこのところのインセンティブの付与の部分と実際の評価のところが分かれるというところにつきましては、確かにその部分はあるかなというふうには思っているところでございますけれども、やはりありましたとおり今回選ばれたということになりますので、4月までの契約の間にその分をどういうふうな形で改善をさせていくのかということは指導していく内容かなというふうに考えているところでございます。 ◆真田広志 委員  確かにいかにインセンティブを働かせていくかというようなことも含めてしっかり考えていったほうがいいよねということと同時に、やっぱり長年継続してやっているからといって、そういった部分に甘んじてサービスの低下を招いてはいけないということも含めてなかなか難しい部分だと思うのです。ただ、やっぱりこれを見ていくと、そういった部分がうまく機能していないのではないかなというような感じがして、この制度的な部分はこちらの部のほうでどうこうできる部分ではないでしょうけれども、わかりました。では、考え方として理解したので、あと別なところで言ってみます。 ◆小熊省三 委員  146ページと154ページ、それから147ページについてなのですけれども、債務負担行為の中の管理費の考え方というのは、146ページのところで、これ年間を考えると、例えば平成31年から平成32年に対しては50万円、それから次の年は10万円、10万円、10万円という形で算出しているわけです。ところが、老人福祉の場合は額としては微々たるもので変化していると思うのです。それからあわせてですが、154ページのところは初年度が31万円、それから71万円、33万円、24万円という形で変化しているわけです。そうすると、これっていわゆる債務負担行為の算出基準というのはどんなふうに出していらっしゃるのかなというところが、その施設ごとで出された額がそのまま載っているのかなというふうに、何でこんなふうな、いろいろあるでしょうけれども、どういうふうな基準でこんないろんな出し方があって、この前のときはずっと変化ないところもありましたし、ちょっと変化あったところもあったのですけれども、これってどんなふうな基準で運営経費というのは出していらっしゃるのかなというところを、単純で申しわけないですけれども、質問でございます。 ◎長寿福祉課長寿福祉係長 指定管理料につきましては、施設の応募あった事業者さんからの提案と標準的経費、福島市のほうで算出した経費とすり合わせをして今回の債務負担行為額を設定しております。消費税率が8%から10%にかわる年度もございますので、こちらのほうも勘案しまして、人件費の増であったりとか、消費税に伴う光熱費の増を見込んだ数値を指定管理者、今回の候補者の事業者さんから上げていただいて、それをすり合わせた結果、今回の債務負担行為としてこちらを提示しております。 ◆小熊省三 委員  消費税上がる部分だったら、その年度によってばんとなるかと思うのだけれども、そういう感じでもないので、おそらくすり合わせという形でそこで妥協するしか、僕としてはそれ以上あれなので、そうですかと言うしかありません。 ○丹治誠 委員長  それでは、よろしいですか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  質疑がなければ、質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。  初めに、議案第146号指定管理者の指定の件の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  以上で議案第146号についての自由討議、討論を終結いたします。  これより議案第146号の採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第146号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、議案第146号については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第147号指定管理者の指定の件の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  以上で議案第147号についての自由討議、討論を終結いたします。  これより議案第147号の採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第147号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、議案第147号については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第148号指定管理者の指定の件の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  以上で議案第148号についての自由討議、討論を終結いたします。  これより議案第148号の採決を行います。
     採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第148号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、議案第148号については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第149号指定管理者の指定の件の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  以上で議案第149号についての自由討議、討論を終結いたします。  これより議案第149号の採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第149号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、議案第149号については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第150号指定管理者の指定の件の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  以上で議案第150号についての自由討議、討論を終結いたします。  これより議案第150号の採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第150号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、議案第150号については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第151号指定管理者の指定の件の自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  以上で議案第151号についての自由討議、討論を終結いたします。  これより議案第151号の採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第151号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、議案第151号については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第154号指定管理者の指定の件の自由討議、討論を行います。  こちらは、こども未来部及び健康福祉部所管分をあわせた内容となります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  以上で議案第154号についての自由討議、討論を終結いたします。  これより議案第154号の採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第154号指定管理者の指定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、議案第154号については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第129号平成30年度福島市一般会計補正予算中、指定管理者の指定の件にかかわる債務負担行為補正を除く健康福祉部所管分についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎健康福祉部次長 平成30年度福島市一般会計補正予算中、指定管理者の指定にかかわる債務負担行為を除く健康福祉部所管分について説明いたします。  配付させていただきました委員会資料の3ページをごらんください。平成30年度一般会計補正予算健康福祉部課別明細となります。歳入が生活福祉課、障がい福祉課、長寿福祉課合計で2億3,313万9,000円、歳出が地域福祉課、生活福祉課、障がい福祉課、長寿福祉課合計で5億4,796万6,000円の補正予算となります。課ごとの金額につきましては、資料記載のとおりとなります。  次に、課ごとに補正予算の内容について説明をさせていただきます。資料の4ページをごらんください。地域福祉課所管分です。3款民生費、1項社会福祉費、2目障害者福祉費、事業名、県支出金返還金は、平成29年度重度心身障がい者医療助成費における福島県重度障がい者支援事業費補助金の所要額確定に伴い、県支出金の返還に伴う費用で、718万5,000円を補正するものであります。  5ページをごらんください。生活福祉課所管分になります。15款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、事業名、生活保護費等過年度負担金は、平成29年度生活保護費等の国庫負担金の所要額確定に伴い、国庫負担金に追加交付が生じるための1,926万6,000円の歳入補正をするものであります。  3款民生費、3項生活保護費、1目生活保護総務費、事業名、国庫支出金返還金は、平成29年度生活保護費等及び生活困窮者自立相談支援事業費の国庫負担金並びに生活保護事務費、生活困窮者自立相談支援任意事業費の国庫補助金の所要額確定に伴い、国庫支出金の返還に伴う費用で、1億7,757万2,000円を補正するものです。  6ページをごらんください。障がい福祉課所管分です。3款民生費、1項社会福祉費、2目障害者福祉費、事業名、居宅介護等事業費は、居宅において食事、入浴などの介護等に要する費用で、2,791万8,000円を追加補正するものであります。  次に、事業名、療養介護事業費は、療養を要する障害のある人で常時介護を要する人が機能訓練、療養上の管理、看護、医学的管理下における介護及び日常生活の介助を病院で受ける際に要する費用で、853万2,000円を追加補正するものであります。  次に、事業名、生活介護事業費は、常時介護を要する障害者が障害者支援施設において入浴、食事などの介護に要した費用で、2,135万5,000円を追加補正するものであります。  次に、事業名、短期入所事業費は、居宅において障害のある人の介護を行う人が病気等の理由により介護ができなくなった場合に、短期間施設で入浴、排せつ、食事の介護を行う際に要する費用で、776万円を追加補正するものであります。  7ページをごらんください。事業名、共同生活援助事業費は、グループホームで共同生活している障害者に要した費用で、937万8,000円を追加補正するものであります。  事業名、施設入所支援事業費は、施設において夜間や休日に入浴、排せつ、食事の介助等に要した費用で、当初見込みより利用者が少ないことから、536万1,000円減額補正するものであります。  事業名、自立訓練事業費は、身体障害者に理学療法やリハビリを行ったり、日常生活に関する相談、支援を行った際に要する費用で、当初見込みより利用者が少ないことから、1,072万6,000円を減額補正するものであります。  事業名、就労移行支援事業費は、就労を希望する障害のある人に生産活動などの機会を通じて就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練を行う費用で、621万8,000円を追加補正するものであります。  事業名、就労継続支援事業費は、障害者が施設に通い、創作活動や就労のための訓練などを行う費用で、7,194万2,000円を追加補正するものであります。  8ページをごらんください。事業名、サービス利用計画等事業費は、障害福祉サービスの利用者に対するサービス利用計画の作成及びモニタリングに要する費用で、587万3,000円を追加補正するものであります。  次に、事業名、高額障害福祉サービス費は、同一世帯の中で介護給付費等のサービスを利用する人が複数いる場合などに月額負担上限を超えた分を支給する費用で、27万円を追加補正するものであります。  事業名、補装具給付費は、身体の欠損、機能を補完、代替する用具の購入や修理に要する費用で、45万1,000円を追加補正するものであります。  就労定着支援事業費は、就労移行支援等を利用し、一般就労に移行した障害者の就労に伴う生活上の支援や事業所、家族の連絡調整等の支援を行った際に支給する費用で、64万円を追加補正するものであります。  次に、事業名、国庫・県支出金返還金は、平成29年度障害者自立支援事業費の額の確定により、国庫及び県負担金の交付決定額に対し生じます超過額の返還に伴う費用で、6,650万円を補正するものであります。  9ページをごらんください。平成29年度自立支援医療費の額の確定により国庫及び県負担金の交付決定額に対し生じる超過額の返還に伴う費用で、809万9,000円を補正するものであります。  事業名、人工透析患者通院交通費助成事業費は、人工透析患者が人工透析を受けるために通院する際の交通費の助成で、243万6,000円を追加補正するものであります。  事業名、事務費は、平成29年4月26日に公布された第7次地方分権一括法施行に伴い、障害児施設指定管理業務が中核市に移譲されることに伴い、当該事務を行うために必要なシステムの導入費138万円を追加補正するものであります。  次に、3款民生費、2項児童福祉費、2目児童措置費、事業名、児童発達支援事業費は、障害児通所支援事業所の新規開設等に伴い利用者の増加が見込まれるため、1億3,941万4,000円を追加補正するものであります。  10ページをごらんください。3款民生費、1項社会福祉費、3目老人福祉費、事業名、高齢者福祉施設整備費補助金は、地域包括支援センターの施設整備に係る経費を補助するため、113万円を追加補正するものであります。補助交付先は、本年10月1日に開所した杉妻地域包括支援センターを運営する社会福祉法人なごみとなります。財源は県支出金で、補助率は10分の10になります。  以上が議案第129号一般会計補正予算の説明となります。 ○丹治誠 委員長  ご質疑のある方はお述べください。 ◆沢井和宏 委員  今の最後の10ページなのですけれども、新しい地域包括支援センターふえたのは1カ所だけではないのですけれども、1カ所の補助交付先になっているのは何ででしょうか。 ◎長寿福祉課長寿福祉係長 3カ所増設した地域包括支援センターのうち1カ所だけが新設をして新しく整備した施設に地域包括支援センターをそこに入れた形でセンターを運営するということになりました。ほかの2つの地域包括支援センターにつきましては、あるところの事業所の中で運営をしているということになります。 ◆小熊省三 委員  4ページのところの重度心身障がい者医療助成制度のことでございますが、障害者手帳の例えば1級、2級だとかを持っている人が例えばリハビリをやったりだとかのときの助成が、例えば利用者が少なくなったということなのですか。 ◎地域福祉課長 この返還金につきましては、国保連と後期高齢医療のほうから高額介護合算ということで、これにつきましては高額介護合算に該当する方は高額療養費と介護の合算した限度額というのが定められております。その限度額というのは1年間をトータルで計算して算出するということになっておりますので、一旦市のほうでその部分につきましては重度で保険者分含めまして医療機関のほうには払っておりますので、その分が市のほうに戻ってくるのですけれども、国保連と後期高齢のほうから。そこには当然県のほうからいただいている補助分も入っておりますので、その分を県のほうに返還をするというのが今回の予算となります。 ◆小熊省三 委員  ということは、ここでは重度心身障がい者医療となっていますけれども、実際はというか、中身としては高額医療費の操作のためのお金と、そんなこと言うと悪いですけれども、ということなのですか。 ◎地域福祉課長 中身につきましては、重度心身障害者の医療助成に該当する方が、受給資格を持っている方が医療機関にかかった分という形になります。 ◆小熊省三 委員  では、国保連と高額療養云々かんぬんというのは持っている方で、なおかつ高額療養になったというふうに捉えたほうがいいのですか。 ◎地域福祉課長 医療機関にかかって、高額なおかつ介護にもなった方の分という形になります。 ◆小熊省三 委員  手帳で1、2級持っていて、重度医療に該当すると、なおかつそれで利用して高額療養になった方がそういう形で戻ってくると言うとおかしいけれども、立てかえた分ということで戻ってくるというふうに捉えればいいわけですね。 ◎地域福祉課長 おっしゃるとおりです。 ◆小熊省三 委員  7ページのところまず聞きます。7ページのところの自立訓練のところで、7ページの上から3つ目でございます。マイナスになっているわけですが、請求件数の減少に伴ってマイナスになっているということなのですが、これって対象は病院ではなくて訪問リハだとか、そういうところなのでしょうか。障害者自立支援事業の中で自立訓練の事業費が請求件数の減少に伴ってと、こうありますが。 ◎障がい福祉課障がい給付係長 ただいまの質問は、自立訓練を受ける対象者の確認ということでよろしいでしょうか。 ◆小熊省三 委員  はい、そうです。 ◎障がい福祉課自立支援係長 入所されている方とか入院されている方が退所、退院した際に日常生活の能力を高めるため、例えば食事とか家事とか、そういった日常生活の訓練をされる方です。 ◆小熊省三 委員  例えば入院したらば退院しますよね。その場合は自宅に行くか、老健か、特養行くのかどうかわからないけれども、と思いますよね。そうする場合に、そうすると今の話だと退院した後に自宅で訪問リハをやってもらうのか、それとも老健でやってもらった場合のその請求件数が少ないということなのでしょうか。 ◎障がい福祉課自立支援係長 医療サービスではなくて福祉サービスなので、最終的には一般就労を目指したりとか、就労継続支援、作業所等に行くまでのステップとして日常生活を事業所なりに行って訓練を受けたり、自宅で訓練を行うものとなります。 ◆小熊省三 委員  僕の勉強不足で申しわけないのですが、就労の中で理学療法士やリハビリが必要な方に対しての請求ということって、腰の浜会館でやっているところの中でのことを言っているわけですか、そういう意味では。 ◎障がい福祉課障がい給付係長 こちらの自立訓練は、自立訓練事業所として指定を受けた事業所へ通って訓練を行うものとなります。  以上です。 ◆小熊省三 委員  具体的にはどこら辺なのですか。 ◎障がい福祉課障がい給付係長 現在自立訓練事業所として指定を受けている事業所は2事業所ございます。1つ目があおぞら、町庭坂にある事業所になります。2つ目が吉倉にありますライフサポートぴーす、こちらが指定の事業所となっております。 ◆小熊省三 委員  結局あおぞらさんだとかライフサポートぴーすさんの中でリハの請求が少なくなったから、減少ということなのですが、僕、本当に申しわけない。同僚で同じ業種にいながら。ライフサポートさんだとかあおぞらさんにPTさんだとかリハスタッフはいるのですか。作業療法士さんとか理学療法士さんって。 ◎障がい福祉課自立支援係長 自立訓練の中には機能訓練と生活訓練と2つございまして、機能訓練のサービスを提供する事業所は福島にはございませんで、作業療法士はおりません。実際に自立訓練を行っている方々は生活訓練を受けている方なので、先ほど申し上げたとおり、食事とか入浴など身の回りに関する生活訓練を受けている方なので、作業療法士はいない状況でございます。 ◆小熊省三 委員  ということは、請求上では介護保険上の請求ということですか。 ◎障がい福祉課障がい給付係長 こちらの事業は、介護保険法に基づくものではなくて、障害者総合支援法に基づく給付費となっております。 ◆小熊省三 委員  6ページのところなのですが、6ページの上から2段目でございます。療養介護事業費のことですが、これも増加しているのですけれども、病院における機能訓練云々かんぬんとありますけれども、これも障害者総合支援法の中での話というふうに捉えていいのですか、それとも介護保険上の話なのか、それとも病院においてということは診療報酬上の話なのか、申しわけないですけれども、その辺のことをお願いします。 ◎障がい福祉課障がい給付係長 療養介護費につきましては、障害者総合支援法に基づく福祉の給付費ということになります。 ◆小熊省三 委員  病院において福祉のそういうやっている施設があるということなのでしょうか。 ◎障がい福祉課自立支援係長 病院のほうで障害者総合支援法に基づく機能訓練や日常生活の介助を行います。 ◆小熊省三 委員  そこはどの施設なのですか。 ◎障がい福祉課自立支援係長 宮城県にある西多賀病院、あと米沢病院とか、須賀川の福島病院です。 ○丹治誠 委員長  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  以上で自由討議、討論を終結いたします。
     これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第129号平成30年度福島市一般会計補正予算中、健康福祉部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、議案第129号中、健康福祉部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第181号平成30年度福島市一般会計補正予算中、健康福祉部所管分及び議案第187号平成30年度福島市介護保険事業費特別会計補正予算、以上の2件の議案につきましては関連した内容でありますので、一括して議題として審査を行いまして、自由討議、討論、採決を個別に行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、議案第181号及び議案第187号を一括して議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎健康福祉部次長 給与補正の概要につきましては、さきにこども未来部から説明があったとおりでございますので、省略をさせていただきます。  補正予算説明書の14、15ページをお開きください。14、15ページになります。上の表をごらんください。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の右側の説明欄、給与費追加2,064万1,000円、続きまして5目介護保険費特別会計繰出金の減額274万8,000円、続きまして17ページ上段の3款民生費、2項児童福祉費、2目児童措置費、表の右側、説明欄の3つ目、子供医療助成費減額21万9,000円、同じく16、17ページの中段の表、3款民生費、3項生活保護費、1目生活保護総務費、右側、説明欄の給与費追加180万2,000円、続きまして18、19ページの上段、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第2目保健所費の説明欄の給与費追加849万8,000円、同じく中核市派遣職員関連費追加814万6,000円、3目保健指導費の説明欄の復興事業費、嘱託職員費減額40万8,000円、4目健康増進費の説明欄の健康指導費、嘱託職員費減額279万2,000円、以上が健康福祉部所管分でございます。一般会計の健康福祉部所管分の給与費補正額は、合計いたしますと3,574万8,000円の追加となってございます。これは、職員227名分の執行見込み分でございます。  資料はございませんが、その内訳といたしまして、まず給料につきましては4,222万2,000円の減でございます。これは、当初予算の職員数228名に対し、実職員数が227名と1名減となっており、さらには人事異動に伴って職員構成が変わったことによる執行見込みの減となっております。  職員手当等につきましては、8,301万7,000円の増でございます。この内訳は、期末、勤勉手当が382万9,000円の増、時間外勤務手当が9,661万5,000円の増、そのほか異動に伴って職員の構成が変わったこと、臨時、嘱託職員の賃金の減額整理などとなっております。  共済費につきましては、221万6,000円の減でございます。ただいま申し上げました予算の整理及び改定による給与、賃金に係る市町村共済組合及び社会保険の負担金の減でございます。  引き続き、議案第187号平成30年度福島市介護保険事業費特別会計補正予算(第2号)について説明いたします。  補正予算説明書の122、123ページをお開きください。歳入でありますが、7款繰入金、1項一般会計繰入金、4目その他一般会計繰入金、職員給与費等繰入金の274万8,000円を減額するものでございます。  歳出につきましては、中段、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の減額が98万9,000円、この内訳としましては、節の欄に記載がございますが、給料が548万8,000円の減、職員手当等が349万3,000円の増、共済費が6,000円の増でございます。  下段、1款総務費、3項介護認定審査会費、2目認定調査会等費の嘱託職員費の減額が75万9,000円となります。  続いて、124、125ページをお開きください。補正予算給与費明細書でございます。給料につきましては、上の段をごらんください。職員数は補正前の33名に対して増減はございませんが、人事異動等に伴って職員構成が変わったことにより執行見込み額が減となっております。職員手当等につきましては、下の段、内訳の中で時間外勤務手当が553万1,000円の増、期末手当が96万2,000円の減、勤勉手当が13万1,000円の減額となっております。  説明は以上となります。 ○丹治誠 委員長  ご質疑のある方はお述べください。 ◆小熊省三 委員  19ページのところでございます。19ページのところで中核市派遣関連職員ということが出ておりましたが、具体的にはどんな中身なのでしょうか。 ◎保健所総務課長 こちらにつきましては、県から来ていただいている派遣職員の方の12名分の職員手当の増が主なものとなっております。  以上です。 ○丹治誠 委員長  そのほかございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。  初めに、議案第181号平成30年度福島市一般会計補正予算中、健康福祉部所管分についての自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  以上で議案第181号についての自由討議、討論を終結いたします。  これより議案第181号の採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第181号平成30年度福島市一般会計補正予算中、健康福祉部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、議案第181号中、健康福祉部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第187号平成30年度福島市介護保険事業費特別会計補正予算についての自由討議、討論を行います。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  以上で議案第187号についての自由討議、討論を終結いたします。  これより議案第187号の採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第187号平成30年度福島市介護保険事業費特別会計補正予算について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 委員長  ご異議ございませんので、議案第187号については原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で健康福祉部の審査を終了いたします。お疲れさまでございました。  当局退席のため、委員会を暫時休憩します。                午後3時15分    休  憩                            文教福祉常任委員会  丹 治   誠...