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  1. 福島市議会 2018-09-19
    平成30年9月19日決算特別委員会文教福祉分科会−09月19日-01号


    取得元: 福島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    平成30年9月19日決算特別委員会文教福祉分科会−09月19日-01号平成30年9月19日決算特別委員会文教福祉分科会  決算特別委員会文教福祉分科会記録       平成30年9月19日(水)午前9時57分〜午後2時19分(9階909会議室) 〇出席委員(9名)   分科会長     丹治 誠   副分科会長    二階堂武文   委員       沢井和宏   委員       小熊省三   委員       根本雅昭   委員       梅津政則   委員       高木克尚   委員       尾形 武   委員       真田広志 〇欠席委員(なし) 〇市長等部局出席者(教育委員会)   教育長                 本間 稔
      教育部長                山田 準   教育部次長               齋藤義弘   教育総務課長              清野 浩   教育総務課課長補佐兼庶務係長      秋葉英紀   教育総務課財務係長           佐久間洋孝   教育総務課施設係長           梅津政紀   学校教育課長              土田 宏   学校教育課主幹(管理担当)       横山貴英   学校教育課主幹(指導担当)       丹治秀樹   学校教育課庶務係長           國分恵美   学校教育課管理係長           鴫原 理   学校教育課指導係長           遠藤幸栄   教育研修課長              羽田 晃   教育研修課教育支援係長         逸見健二   教育研修課研修係長           小川尚子   生涯学習課長              斎藤正義   生涯学習課課長補佐兼庶務係長      鈴木圭子   生涯学習課生涯学習係長         梅津庄司   文化課長                中村鉄也   文化課課長補佐兼文化振興係長      橋本江理   文化課文化財係長            梅津 司   文化課埋蔵文化財係長          大渡健一   保健体育課長              平塚 剛   保健体育課スポーツ振興係長       斎藤輝雄   保健体育課学校保健給食係長       木村佳子   中央学習センター館長          丹治雅裕   中央学習センター事業係長兼社会教育主事 八百板忠勝   こむこむ館長              寺内勝宣   こむこむ館総務管理係長         古川麻里子   こむこむ館事業推進係長         渡邉敏勝   図書館長                亀岡敏彦   図書館管理係長             上原子祐司   図書館館長補佐兼図書サービス係長    佐藤勝浩 〇案件   1 議案審査(教育委員会)     議案第103号  平成29年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、教育委員会所管分     報告第 13号  福島市一般会計予算の継続費精算の件中、教育委員会所管分             ・岡山小学校校舎耐震補強設計委託事業             ・信陵中学校南校舎耐震補強等工事             ・北信中学校校舎耐震補強設計委託事業             ・福島養護学校校舎等改築基本設計委託事業             ・写真美術館修復改修実施設計委託事業             ・こむこむ館屋根改修等工事 ─────────────────────────────────────────────                午前9時57分    開  議 ○丹治誠 分科会長  おはようございます。ただいまから決算特別委員会文教福祉分科会を開会いたします。  委員の皆様、前にもお話ししましたけれども、審査日程が1日ずれておりますので、ご了承ください。  それでは、教育委員会の審査を行います。  初めに、議案第103号平成29年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、教育委員会所管分を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎教育長 本日教育委員会としてご審議をお願いいたします案件は、議案第103号平成29年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、教育委員会所管分のほか、報告第13号福島市一般会計予算の継続費精算の件中、教育委員会所管分でございます。  決算資料を準備しておりますので、説明に入ります前に配付させていただいてよろしいでしょうか。 ○丹治誠 分科会長  はい、お願いします。      【資料配付】 ◎教育長 それでは、教育部次長よりご説明申し上げます。 ◎教育部次長 それでは、議案第103号平成29年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中の教育委員会所管分について説明申し上げます。  ただいまお配りしました決算説明資料でございますが、こちらにつきましては各会計歳入歳出決算書の中から教育委員会の所管分を抜き出したものですので、説明につきましてはこの内訳書を使用しまして、あわせましてこの主要な施策の成果等報告書もごらんいただきながらご説明を申し上げたいと思います。  初めに、歳入についてご説明を申し上げます。ただいまお配りしました1ページをごらんください。教育委員会所管の歳入決算の総括表になります。左側の事項別の表をごらんください。歳入の合計額、予算現額48億367万円、調定額46億5,393万7,361円に対しまして、収入済額は21億6,163万6,033円でございます。不納欠損額60万1,004円、収入未済額は24億9,170万324円となっております。  その中の14款使用料及び手数料の収入未済額23万円につきましては、幼稚園授業料の滞納繰り越し分の未納金でございます。  その下、15款国庫支出金の収入未済額5億212万2,000円につきましては、小中学校耐震補強事業及び福島体育館再整備事業におきまして、翌年度に繰り越した事業費に対する補助金でございます。  19款繰入金の収入未済額2億1,000万円は、福島体育館再整備事業における建築本体工事などの工事費を翌年度に繰り越した分に対するスポーツ振興基金繰入金でございます。  21款諸収入の不納欠損額60万1,000円余は、過年度分の学校給食費徴収金で、収入未済額674万8,000円余りは、学校給食費徴収金の現年度及び過年度未入金の合計額でございます。  22款市債の収入未済額17億7,260万円につきましては、国庫支出金と同様、工事費を繰り越した事業に対する起債でございます。  続きまして、歳入の主な内容をご説明申し上げます。2ページをごらんください。14款使用料及び手数料のうち9目教育使用料、1節学校使用料は、調定額3,172万9,651円に対しまして、収入済額が3,149万9,651円で、収入未済額が23万円であります。  その内訳ですが、右の備考欄の1つ目、学校施設等使用料208万3,451円、これについては学校敷地内に建っているNTT及び東北電力の電柱の敷地使用料でございます。  次に、幼稚園授業料2,834万9,100円でありますが、備考欄の中の平成29年度の現年度分につきましては21園、568名の園児が対象となっておりまして、調定額は2,832万5,100円、収入済額も同額で、収入未済額は現年度分においてはありません。過年度の滞納繰り越し分の調定額が25万4,000円、うち収入済額が2万4,000円で、不納欠損額はなく、この結果、滞納繰り越し分23万円が収入未済となったものでございます。未納金につきましては、文書や電話、面談、家庭訪問等の督促を強化し、対応しているところでございます。  次のその下の丸の3つ目の幼稚園預かり保育料106万7,100円、こちらにつきましてはふくしま南幼稚園、笹谷幼稚園で実施しました通常の教育時間後の預かり保育の使用料でございます。  その下の2節の社会教育施設使用料及び3節の保健体育施設使用料については記載のとおりでございます。  3ページをお開きください。15款国庫支出金、2項国庫補助金でございます。そのうちの7目教育費国庫補助金のうち1節教育振興費補助金、備考欄の上段の緊急スクールカウンセラー等活用事業補助金1,713万6,000円は、児童生徒等の心のケアを図るため教育実践センター、現在は総合教育センターとなっておりますが、昨年度までの教育実践センターに配置しておりました2名のスクールカウンセラーと1名のスクールソーシャルワーカーの配置に係る補助金でございます。  次に、2節小学校費補助金、調定額2億5,179万3,000円、収入済額5,836万5,000円で、収入未済額1億9,342万8,000円で、その下の3節の中学校費補助金、調定額1億8,091万7,000円、収入済額7,241万円で、収入未済額が1億850万7,000円、この収入未済額はいずれも耐震補強事業費の翌年度への繰越額に係る補助金でございます。  小学校費補助金及び中学校費補助金中の就学援助及び就学奨励費補助金は、要保護児童の修学旅行費、医療費、特別支援学級に通学する児童の給食費、学用品費、校外活動費、修学旅行費、通学費に係る国庫補助金でございます。  耐震補強事業費補助金は、小学校補助金が昨年度は瀬上小、鎌田小の耐震補強工事、中学校補助金が信陵中南校舎と蓬莱中耐震補強工事などに係る補助金でございます。  次に、その下の4節幼稚園費補助金、子ども・子育て支援交付金、収入済額80万6,000円は、ふくしま南幼稚園と笹谷幼稚園の預かり保育に係る交付金でございます。  次に、5節社会教育費補助金は、記載の事業に係る補助金でございます。  6節保健体育費補助金、調定額が3億3,354万2,000円、収入済額1億3,335万5,000円につきましては、福島体育館再整備事業及び湯野地区松川地区体育館耐震診断に係る文部科学省の学校施設環境改善交付金及び国土交通省の社会資本整備総合交付金で、学校施設環境改善交付金のメニューはスポーツ施設整備事業でございます。そのうち収入未済額2億18万7,000円は、福島体育館再整備事業の翌年度へ繰り越した事業に対する補助金でございます。  4ページに移りまして、16款県支出金になります。2項県補助金、8目教育費県補助金、2節小学校費補助金、収入済額488万3,857円並びに3節の中学校費補助金527万320円は、東日本大震災、原発事故により本市へ区域外就学している児童生徒の就学援助に対する県補助でございます。  6節保健体育費補助金、収入済額484万5,823円も同じく区域外就学児童生徒の給食費、医療費に対する県補助金でございます。  次に、4節特別支援学校費補助金、収入済額1,747万2,637円は、特別支援学校に就学する児童生徒の給食費、学用品費等に係る就学奨励費補助金でございます。  5節幼稚園費補助金、子ども・子育て支援交付金、収入済額80万2,000円は、ふくしま南幼稚園と笹谷幼稚園の預かり保育に対する、これは県の交付金でございます。  続きまして、3項委託金のうちの6目教育費委託金、そのうち1節教育振興費委託金、収入済額544万3,841円、そのうちの内訳の1つ目、英語指導力向上事業委託金69万4,448円は、子供たちの英語力向上のための小中学校の英語教員の指導力向上と連携推進を図る研修会や公開授業等に係る県の委託金でございます。  その下のスクールソーシャルワーカー緊急派遣事業委託金474万9,393円は、児童生徒の心のケアを図るため、スクールソーシャルワーカー2名に対する教育実践センターへの配置に対する県の委託金でございます。  2節社会教育費委託金、収入済額121万5,973円のうち、学校支援推進事業委託金68万7,178円は学校地域本部事業、放課後子ども教室推進事業委託金52万8,795円は放課後子ども教室、みずはらっ子ふれあい教室事業に係る県の委託金でございます。  5ページをお開きください。18款1項の寄附金、1節一般寄附金、収入済額712万1,734円につきましては、昨年度東京で開催されましたアーク・ノヴァ関連イベントの売り上げよりの寄附金212万1,734円及びさきの常任委員会で頑張るふくしまっ子復興夢応援基金条例で説明しました千葉県の企業よりの寄附金500万円、合わせて712万1,734円でございます。  19款繰入金、1項基金繰入金のうち13目スポーツ振興基金繰入金、調定額が3億1,500万円、収入済額1億500万円は、福島体育館再整備事業にあたり事業費の一部についてスポーツ振興基金から繰り入れたもので、収入未済額の2億1,000万円は、翌年度に繰り越した事業費に対する繰入金でございます。  6ページをごらんください。21款諸収入、5項雑入、15節学校給食費徴収金は、給食センターの受配校、小学校28校、中学校17校の児童生徒から徴収しました食材費に充てる給食費でございます。  備考をごらんください。内訳のうち、平成29年度、現年度分の調定額が6億3,362万6,117円、収入済額6億3,162万40円で、収入未済額は200万6,077円であります。収入率は99.7%となっております。滞納繰り越し分は、調定額が625万9,607円、収入済額91万6,356円で、収入率は14.6%でございます。調定額の欄の6億3,988万5,724円から収入済額の欄の6億3,253万6,396円を差し引きました不納欠損前の収入未済額は734万9,328円となりましたが、生活困窮や居どころ不明により徴収の見込みがない16件、金額で60万1,004円を不納欠損としまして、不納欠損後の収入未済額について674万8,324円と決算したところでございます。未収となっております給食費の督促につきましては、教育長による文書督促、学校長による保護者との面談等により行っているところでありますが、今後も学校と連携を図りながら早期回収を図ってまいりたいと考えております。  次に、16節雑入、収入済額3,139万3,223円は、清水学習センター太陽光発電設備に係る補助金1,727万7,000円のほか、教育財産を本来の使用目的外に利用した際の利用者が負担する電気、水道使用料等でございます。  20節原子力損害賠償金、収入済額595万9,248円は、平成23年度分に係る東京電力ホールディングス株式会社からの損害賠償金でございます。内訳としましては、避難所から区域外就学先までの通学バス運行に利用した経費、2つ目が国体記念体育館駐車場整備に伴う表土処理に要した経費、3つ目が給食まるごと検査に要した人件費などについて損害賠償金の支払いがあったものでございます。  7ページをお開きください。22款1項市債、6目教育債、調定額27億5,160万円、収入済額9億7,900万円で、起債対象事業については表に記載のとおりでございます。収入未済額は17億7,260万円でありますが、そのうち5節特別支援学校債は福島養護学校改築実施設計に係る整備債でございますが、平成29年9月補正予算で2カ年継続事業として承認を受け、平成29年12月に着手しました実施設計事業に係りまして、平成29年度に前払い請求がないことから、平成29年度事業費を逓次繰り越しとしたため全額未済となっております。それ以外の収入未済額につきましては、翌年度に繰り越した事業費に対する起債額でございます。歳入については以上でございます。  次に、歳出についてご説明を申し上げます。8ページをごらんください。教育委員会所管分の歳出決算の総括表になります。左側の事項別の表をごらんください。支出済額は100億2,534万642円であり、執行率は74.8%となっております。翌年度繰越額が28億1,506万1,880円で、不用額は5億6,282万1,298円であります。このうち小学校費及び中学校費の不用額、それぞれ1億7,491万円余及び1億4,903万円余につきましては、エアコン稼働による電気料金が当初の見込みを下回ったことによる執行残及び耐震補強事業や校舎改築事業等での工事費等に請け差が生じたことによるものでございます。  次に、歳出の主な内容をご説明申し上げます。9ページをお開きください。なお、説明につきましては細々目の頭に通し番号をつけてありますので、説明欄についてはこの番号を読み上げながら説明してまいりますので、よろしくお願いします。  なお、職員の人件費にかかわるものにつきましては最後にご説明申し上げたいと思いますので、よろしくお願いします。  まず、2款総務費、細目、公会堂費の1番、管理費2,780万1,828円は、公会堂指定管理料2,107万円余などでございます。  成果等報告書の24ページをお開きください。ページ中ほど、公会堂費でございます。指定管理者は公益財団法人福島市振興公社で、丸の2つ目の利用状況のとおり平成29年度の利用の実績は、利用件数265件、利用者数は5万733人でございます。なお、指定管理者管理運営委員会による公会堂の平成29年度の評価結果は、管理状況、運営状況がすぐれているでございます。  続きまして、先ほどの説明資料に戻りまして、その下、細々目2番、施設改修費491万4,000円につきましては、公会堂、中央学習センター、図書館の3施設で供用しております電気設備等の建築設備につきまして、記載の現況調査を実施したものでございます。  その下、10款教育費でございますが、1項教育総務費、2目事務局費のうちの細目、一般管理費10億7,236万1,388円のうち7番のいじめ問題対策委員会委員報酬14万4,000円は、福島市いじめ防止等に関する条例に基づき設置し、いじめ防止等の対策について協議するいじめ問題対策委員会委員12名の報償費でございます。  10番と11番、語学指導を行う外国青年給与費4,960万4,704円と、その招致費1,058万5,591円でございますが、小学校で外国語科や外国語学活動を指導するALT12名の給付費と招致に関する旅費、住宅の賃借料などでございます。  その下、12番、特別支援教育推進事業費1億1,925万7,706円は、肢体不自由等の児童生徒及び通常学級在籍の注意欠陥多動性障害や学習障害等の児童生徒に対しまして、介助員を配置して一人一人に応じた学習を支援するものであります。平成29年度においては、小中特別支援学校40校に特別支援教育協力員、支援員合わせて73人を配置したところでございます。
     10ページに移りまして、13番、外国語活動支援事業費403万6,090円は、各小学校に外国語活動支援協力員、こちらにつきましては英語が堪能な日本人及び日本語が堪能な外国人となっていますが、13名を配置しまして、児童が外国語や文化などになれ親しみながら、コミュニケーションに対する興味、関心を高められるよう支援するものであります。  15番、英語教育連接推進事業費につきましては、さきの委員会で教育委員会の権限に属する事務の点検、評価で説明しましたとおり、平成29年度は県委託事業として実施しましたが、県事業が平成29年度で終了となったことから、こちらの事業については平成30年度には市単費により小学校外国語教育推進事業として実施しているところでございます。  その下、20番、学力向上サポート事業費1,643万1,228円は、中学2年生の数学の学力向上を図るため、各中学校に数学科教員及び学習指導に取り組む学習支援員10名を配置するとともに、民間事業者による復習プリントの作成と添削等を実施するなど、民間のノウハウも生かし、きめ細かな学習指導を行ったものでございます。  26番、学校教育情報ネットワークシステム運用費2億2,847万6,227円は、校務の効率化及び教育活動の質的改善を図るため、平成26年度から平成28年度の3カ年で教職員に1人1台配置いたしましたパソコンに係る賃借料、システム運用業務委託費等でございます。  11ページをお開きください。細目は、教育振興諸費になります。30番、子どもハートサポート事業費607万150円は、不登校やいじめ問題行動等の未然防止、早期発見と即時対応を図るため、スクールカウンセラー未配置の小学校28校に相談員を配置する事業で、3校から4校に1人の割合で8人の相談員を配置したところでございます。  31番、32番は、私立の小中学校、高等学校、専修学校への運営費や設備費の補助金でございます。  33番、34番の補助金につきましては、記載の事業に対し、交付金、補助金を交付し、教育活動の支援及び教職員の資質の向上を図ったものでございます。  35番、奨学資金給与費512万5,100円は、経済的な理由により就学が困難な環境にある生徒に対しまして、高校在学の3年間、年額5万円を給与するものでございまして、平成29年度は高校1年生から3年生、103名に対して奨学金を給与したものでございます。  12ページに移りまして、細目、教育実践センター費の人件費を含む決算額9,472万1,642円でございます。  成果等報告書125ページをお開きください。125ページ上段、教育実践センター費におきましては、記載のとおり教職員の研修、教育に関する専門的、技術的事項の調査研究、教職員研修の推進を図ったほか、面談、電話等による延べ3,027件の教育相談や児童生徒に対する適応指導教室、就学指導を実施したところでございます。  決算資料にお戻りいただきたいと思います。番号でいきますと48番、教育実践センター整備事業費935万2,692円につきましては、中核市移行に伴う県費負担教職員研修の本市への移管により研修が質、量ともに増加することから、研修室や参加者駐車場の整備及び研修担当嘱託職員の配置を行ったところでございます。  12ページ下段の細目、復興事業費、49番、心のケア推進事業費1,370万9,434円でございますが、文部科学省補助事業により教育実践センターにスクールカウンセラー2名を配置し、東日本大震災後の放射線への不安など、さまざまなストレスを抱える幼児、児童生徒、保護者並びに教職員等の心のケアに努めたところでございます。なお、3名配置の予算措置を行っておりましたが、国の交付金が2名配置の交付決定額となったことから、1,100万円余の不用額となったものでございます。  次に、50番、スクールソーシャルワーカー緊急派遣事業費859万2,420円は、文部科学省県補助事業により教育実践センターにスクールソーシャルワーカー3名を配置し、東日本大震災により被災した児童生徒の心のケア、教職員、保護者等への助言、援助を行うとともに、関係機関との連絡調整を行ったものでございます。  13ページをお開きください。2項小学校費になります。1目学校管理費、細目、一般管理費の53番、学校総務運営費3億9,594万464円は、小学校の光熱水費等でございます。不用額8,941万円余は、歳出の総括でも説明したとおり、エアコンによる電気料金が見込み額を下回ったことなどによるものでございます。  60番、学校ICT推進事業費1億331万832円でございますが、情報教育の推進のため小学校のパソコン教室に1人1台の基準で配置しております計1,387台のパソコンのリース料、通信運搬費等でございます。  次に、細目、復興事業費、62番の学校総務運営費115万6,947円とその下、63番、学校教育運営費12万467円は、東日本大震災、原発事故により市内の小学校に区域外就学している児童の保険料や文具、事務用品費、副読本や学校行事運営費などでございます。  14ページに移りまして、2目教育振興費でございます。細目、小学校教育振興費のうち、65番、学校教育就学援助・就学奨励費4,306万7,233円、66番、保健体育就学援助・就学奨励費6,493万8,750円、あわせまして細目の復興事業費、避難者支援分の69番、学校教育就学援助・就学奨励費195万3,731円、70番、保健体育就学援助・就学奨励費293万6,497円でありますが、要保護、準要保護児童、特別支援学級児童並びに東日本大震災、原発事故による区域外就学児童に対して行った就学援助等でございます。  成果等報告書126ページをごらんください。下段の就学援助・就学奨励費でございます。4つの事業の総額としまして1億1,289万6,211円に対し、国、県支出金は記載のとおりでございます。対象者数でありますが、要保護児童70人、準要保護児童1,364人、特別支援学級児童が216人、区域外就学児童が89人でございます。  決算資料に戻りまして、3目学校建設費でございます。細々目の番号71番、施設改修事業費の主な事業は説明欄に記載のとおりでございますが、このほか平成29年9月補正予算によりまして、114台のトイレ改修を実施しているところでございます。  72番、耐震補強事業費は、耐震補強設計を1行目に記載の6校及びその下に平成28年度、平成29年度の2カ年継続事業として岡山小学校の7校で実施したところでございまして、この設計を受けまして、平成30年3月補正予算におきまして設計実施の7校について、耐震補強工事について承認をいただいたものでございます。翌年度の繰越額5億2,180万円は、3月補正のため耐震補強事業費につきまして平成30年度に繰り越したものでございます。  73番、耐震補強事業費、継続費の逓次繰り越しでございますが、こちらは平成28年9月補正予算による岡山小の耐震補強設計、74番、耐震補強事業費(繰越明許費)につきましては、平成29年3月補正による瀬上小、鎌田小の耐震補強工事でございます。  15ページをお開きください。3項中学校費でございます。1目学校管理費、細目、一般管理費のうち、77番、学校総務運営費2億825万5,910円につきましては、中学校の光熱水費等でございます。不用額4,251万円余は、小学校と同様にエアコン稼働による電気料金の見込みとの差などによるものでございます。  84番、学校ICT推進事業費5,480万1,048円でございますが、中学校のパソコン室に1人1台を基準として計680台のパソコンを配置しておりまして、情報教育の充実を図ったものでございます。  次に、細目、復興事業費、86番、学校総務運営費83万495円及び87番、学校教育運営費6万1,508円は、東日本大震災、原発事故により市内中学校に区域外就学している生徒の保険料、文具費、文具事務用品費、副読本及び学校行事費などでございます。  16ページに移りまして、2目教育振興費、細目、中学校教育振興費、89番、学校教育就学援助・就学奨励費6,696万2,482円、90番、保健体育就学援助・就学奨励費4,665万6,502円、あわせまして細目、復興事業費の93番、学校教育就学援助・就学奨励費472万6,722円、その下の94番、保健体育就学援助・就学奨励費54万4,320円でありますが、こちらも要保護、準要保護の生徒及び特別支援学級生徒及び東日本大震災、原発事故に伴う区域外就学の生徒に対する就学援助等でございます。  成果等報告書の128ページをごらんください。下段、就学援助・就学奨励費でございます。4つの事業の総額が1億1,889万26円でございまして、国、県支出金は記載のとおりでございます。対象者数は、要保護生徒が58人、準要保護生徒が887人、特別支援学級生徒が93人、区域外就学生徒は75人でございます。  決算資料16ページにお戻り願います。中段の3目学校建設費、細目、施設改修費、95番、施設改修事業費の主な事業は説明欄に記載のとおりでございますが、中学校につきましても平成29年9月補正予算によりまして、トイレ改修8台について実施しているところでございます。  96番、耐震補強事業費3億9,248万5,148円につきましては、大鳥中、吾妻中の耐震補強と西信中改築工事に係る設計と西信中の改築工事及び信陵中南校舎耐震補強工事並びに北信中ほか3校の耐震補強工事でございます。翌年度の繰越額3億4,335万4,000円は、北信中ほか3校の耐震補強工事が平成30年3月補正予算であるため、事業費を翌年度へ繰り越したものでございます。  その下の97番、信陵中学校北校舎等改築事業費につきましては、北校舎改築工事に係る外構工事でございますが、昨年の委員会でも説明したとおり、2度の入札執行中止によりまして年度内完了が困難であることから、平成29年12月議会で事業費5,370万円について繰り越し承認をいただきまして、平成30年度に実施しているものでございます。なお、平成30年9月現在、予定の工事については契約締結を行いまして、年内の完了を予定しているところでございます。  98番、継続費逓次繰り越し分の耐震補強事業費8,143万2,939円は、平成28年度、平成29年度継続事業、北信中耐震補強設計、平成27年度から平成29年度の3カ年継続事業、信陵中南校舎耐震補強工事及び平成29年3月補正予算によります平成28年度から平成30年度の3カ年継続事業、蓬莱中校舎耐震補強工事でございます。翌年度繰越額2,258万円余は、蓬莱中校舎耐震補強工事が平成29年度の前払いを除いた事業を平成30年度へ逓次繰り越しとしたものでございます。  17ページをお開きください。4項特別支援学校費でございます。ページ中ほど、2目教育振興費、細目、特別支援学校教育振興費中、109番、学校教育就学援助・就学奨励費1,878万197円は、特別支援学校の児童生徒に対する就学奨励費でございます。  成果等報告書130ページをお開きください。上段に就学援助・就学奨励費を記載しております。対象児童生徒数は113名で、内訳は小学部が27人、中学部が21人、高校部65人の113人で、給食費、学用品費等について援助を行ったものでございます。  説明資料に戻りまして、3目学校建設費、111番、施設改修事業費146万6,244円は、福島養護学校の維持補修に係る工事費でございます。事業としましては、駐車場の整地や体育館の床のささくれの修繕を行ったものでございます。  その下、112番、113番、福島養護学校校舎等改築事業費5,527万6,560円は、福島養護学校校舎等改築事業の基本設計を平成28年度、平成29年度の2カ年継続事業で進めまして、あわせて平成29年度事業として地質調査を行ったものでございます。翌年度の繰越額4,600万円は、平成29年11月の基本設計完成を受け、平成29年度、平成30年度の2カ年継続事業として実施設計を平成29年12月より進めておりますが、その事業費について平成30年度に逓次繰り越しとしたものでございます。  18ページに移りまして、5項幼稚園費、細目、一般管理費、122番、預かり保育事業費352万2,286円でございますが、ふくしま南幼稚園と笹谷幼稚園の2園で預かり保育を実施したものでございます。  123番、施設修繕費、125番、施設改修事業費は、記載の修繕及び改修工事を実施したものでございます。  19ページをお開きください。6項社会教育費、1目社会教育総務費でございます。129番、三河台学習センター整備事業費745万738円は、三河台学習センターの再整備に係る地質調査業務委託料でございます。なお、翌年度繰越額の5,130万円につきましては、建物の実施設計及び造成に係る設計業務でございますが、境界確定の問題から、事業費について平成30年度に繰り越しているものでございます。  その下、130番、渡利学習センター整備事業費3,031万2,997円につきましては、渡利学習センターの再整備に係りまして、記載の設計、測量業務及び地質調査等の委託費でございます。  2目社会教育振興費の136番、女性学級開設費220万9,780円は、女性の創造力と実践力の育成を目的に地域課題の解決に向けた学習を行ったもので、30学級で658名の学級生を対象に449回の学習を開催したところでございます。  138番、成人教育振興事業費214万5,036円は、16の学習センターで開催しましたパソコン教室等のIT活用セミナー及び歴史や健康等をテーマとしたふるさと学びカレッジ等の地域学習講座でございます。  成果等報告書133ページをお開きください。上段に成人教育振興事業費の説明に記載のとおり、両講座合わせまして学習回数が162回で、参加人数は計2,327人となっているところでございます。  続きまして、資料の139番、家庭教育学級開設費242万1,256円は、子供の発達段階に応じまして、家庭教育の知識や技術習得の場の提供によりまして、子育て支援を目的に26学級、802名の参加者で開催したものでございます。  説明資料20ページに移ります。142番、学校支援推進事業費68万7,178円につきましては、地域に住む方々の経験や知識や生涯学習の成果を生かし、市内小中学校の教育活動を支援し、地域教育力の活性化を図る学校支援地域本部事業でございます。昨年度については、482名の支援ボランティアが43校で314回にわたり本の読み聞かせや地域の史跡めぐり、昔遊びなどのさまざまな分野で教育活動支援を行ったところでございます。こちらについては、134ページの上段に記載したとおりでございます。  次に、説明資料4目の文化振興費、細目、芸術文化振興費、153番、ふくしま芸術文化振興事業費3,408万3,720円でございます。こちらについては、成果等報告書135ページをお開きください。上段の1、ふくしま芸術文化振興事業費でございます。市民の音楽文化振興のため、記載の音楽堂コンサート事業11事業、それと古関裕而記念館での記載企画事業14事業を実施しまして、約8,400人に鑑賞をいただいたところでございます。  成果等報告書、同じページの事業番号2番、古関裕而音楽賞事業費、決算資料においては154番、古関裕而音楽賞事業費でございます。昨年度については、第27回古関裕而記念音楽祭を市民参加型により市民198名とゲストとしての白鳥英美子さん及び福島市民オーケストラの出演により開催したもので、昨年度の入場者数は887人となっております。  次に、説明資料156番、オペラ乙和の椿公演事業費658万8,048円でございます。市政執行110周年記念事業としまして、佐藤継信、忠信兄弟の母、乙和とその佐藤一族の忠義を描いた創作オペラの公演を音楽堂において開催したものでございます。文化庁助成金、チケット収入寄附金等の収入があったことから、市の支出額としては658万円余となっているものでございます。  次に、決算資料21ページをお開きください。細目、市史編さん費、162番、福島の歴史ハンドブック作成事業費220万3,200円は、本市の歴史をまとめたふくしま歴史絵巻を平成28年度に続いて作成しまして、今年度、平成30年度に市内小学6年生に配付したものでございます。  次に、5目学習センター費でございます。細目、学習センター運営費1億5,719万4,199円は、市内16館の学習センターの運営費でございます。  成果等報告書136ページをごらんください。上段に学習センター運営費を記載しております。本市の学習センターは、本館16館、分館6館の体制によりまして社会教育活動の中心施設として事業の実施とともに、学習活動の支援などの生涯学習の充実に努めまして、利用状況については中段の表に記載のとおり、利用回数としては約5万2,000回、利用者数は約115万人となっているところでございます。  説明資料171番、細々目。ふくしまマスターズ大学事業費410万5,268円につきましては、昨年度は戦場カメラマンの渡部陽一氏のほか2名の講師をお招きしたふくしまマスターズ大学を開催したもので、昨年は3回で、延べ2,821人の聴講があったところでございます。  続きまして、細目、学習センター維持管理費、173番、施設改修事業費は、蓬莱学習センター、西学習センターのほかの諸施設の改修、修繕工事を実施したもので、翌年度繰越額2,533万円は、平成29年12月補正予算による蓬莱学習センター空調機改修工事を平成30年度へ繰り越したものでございます。なお、この工事については平成30年度に完了しているところでございます。  細目、草心苑費372万5,100円は、市内仲間町の草心苑への指定管理料となります。  成果等報告書136ページ下段をごらんください。草心苑は、指定管理者、株式会社福島人材派遣センターで、茶道、華道などの文化活動施設として市民の利用に供し、生涯学習の振興を図っているものでございます。平成29年度の利用者数は4,089人でございます。なお、草心苑の指定管理者に対する指定管理者管理運営委員会の評価結果は、管理運営状況がすぐれているでございます。  次に、説明資料22ページをごらんください。6目文化施設費、細目、音楽堂費、177番の管理運営費8,249万5,129円のうち、音楽堂の指定管理料が7,070万8,000円でございます。  成果等報告書137ページをごらんください。上段でございます。音楽堂は、公益財団法人福島市振興公社を指定管理者としまして、市民の文化活動の推進と文化向上を図っているところでございまして、昨年の利用件数は7,062件、利用者数は15万9,541人でございます。  説明資料178番、施設改修事業費2,136万2,400円は、音楽堂の施設改修事業でございまして、内容は記載のとおりでございます。  細目、古関裕而記念館費、179番、管理運営費1,901万2,185円は、施設の管理運営に係る指定管理料1,820万2,000円ほかでございます。  成果等報告書137ページ下段をごらんください。指定管理者を公益財団法人福島市振興公社とし、名誉市民、故古関裕而氏の顕彰と市民の文化遺産としての古関メロディーの保存、継承に努めているところでございまして、昨年の入館者数は1万4,570人でございます。  次に、説明資料、細目、民家園費でございますが、180番、管理費6,238万4,693円は、民家園管理運営に係る指定管理料のほか、施設改修工事、旧広瀬座再整備事業費等でございます。  成果等報告書138ページをごらんください。民家園につきましては、指定管理者を公益財団法人県都市公園・緑化協会としまして、指定管理料は記載のとおり3,867万円でございます。事業としまして、年中行事やイベント等の各種事業及び園内の案内ガイド等によりまして民俗、伝統行事の継承に努めたところでございまして、昨年度の入園者数は3万5,432人でございます。  説明資料に戻りまして、182番、ふくしま手織りフォーラム推進事業費129万2,437円は、本市発展の礎となりました養蚕、製糸、絹織りの文化につきまして、本市の文化財指定に向けた調査を行ったほか、民家園での手織りフォーラムやシルクロードネットワークふくしまフォーラムを開催しまして、市内外に向けまして、福島の絹文化の発信をしたものでございます。  185番、管理費1,188万円は、平成28年度の12月補正予算によりまして、熊侵入防止のためのフェンス設置工事でございます。この工事については、平成29年5月に完成しているところでございます。  細目のじょーもぴあ宮畑費、186番、管理運営費5,022万3,320円は、宮畑遺跡史跡公園の指定管理料で、指定管理者は公益財団法人福島市振興公社でございます。  その下、187番、活用推進事業費805万1,028円は、小学6年生を対象としたじょーもぴあ宮畑教育活用事業や市民との協働による施設の案内ガイドやじょーもぴあ宮畑の秋まつり等に係る事業でございます。  成果等報告書138ページの下段をごらんください。丸の1つ目に記載のとおり、平成29年度の体験学習施設の入館者は4万873人でございまして、各イベントへの参加者数は丸の2つ目に記載のとおりでございます。なお、文化課所管の指定管理者施設、音楽堂、古関裕而記念館、民家園及びじょーもぴあ宮畑の指定管理者管理運営委員会の評価結果は、音楽堂と古関裕而記念館が管理状況がすぐれている、民家園とじょーもぴあ宮畑が管理状況が適正であるとなっております。  次に、細目、写真美術館費3,035万9,271円は、写真美術館及び市民ギャラリーの管理運営並びに写真美術館の企画展示事業費でございます。写真美術館は、東日本大震災以降休館となっておりますが、福島テルサ等を代替の会場としまして、写真展等を開催したところでございます。  細々目の189番、企画展示事業費1,451万5,428円が写真美術館の企画事業の運営委託料等でございます。  成果等報告書139ページの上段をごらんください。丸の1つ目の主な事業に記載した事業を実施したところでございますが、この来場者数は2,684人となっております。なお、昨年度の市民ギャラリーの入館者数は7,707人となっております。  説明資料の細目、復興事業費、194番、写真美術館再整備事業費785万720円及び195番、写真美術館再整備事業費、継続費の7万円は、平成28年度、平成29年度の継続事業として実施しました写真美術館の東日本大震災による災害に絡む復旧工事及び耐震補強に係る修復改修実施設計の委託料でございます。実施設計の完成を受け、今年度、平成30年度には利活用展示計画を策定しているところでございます。  続きまして、説明資料23ページをお開きください。7目図書館費でございます。細目2番目の図書館運営費2億5,142万2,855円でございますが、本館、分館、学習センター図書室の図書等の購入費及び図書館の運営費でございます。  201番、子どもの読書活動推進事業費203万8,087円でございますが、年少期における読書活動の習慣を促進するため、学習支援用図書セットの購入費やブックスタート及びビブリオバトルに係る事業費でございます。  202番、学校図書館支援事業費1,541万9,176円は、学校図書館活用による教育の充実を図るため、学校司書12人を小中学校33校に配置したものでございます。  成果等報告書140ページをごらんください。下段の表に記載のとおり、図書館の平成29年度の利用状況は、利用者数25万9,982人、貸し出し冊数が90万3,909冊でございます。  決算資料23ページに戻りまして、中段の8目こむこむ館費でございます。細目、こむこむ館運営費3億7,864万8,931円は、施設の維持管理費及び各種イベント、ワークショップ等を開催するための運営事業費のほか、経年劣化に伴うホール舞台機械設備等の交換及び屋根改修工事に係る事業費でございます。  成果等報告書142ページをごらんください。こむこむ館は、教育機関や地域の企業等と連携した多彩なワークショップ、イベント、小学校の館学習などによりまして、次代を担う創造性豊かな子供の育成を図っているところでございます。あわせてホール等の貸し館を行い、使用の利用に供したところでございます。一番下に記載の施設の利用状況でございますが、入館者数が27万4,877人、ホール等の貸し出し件数は162件でございます。  説明資料214番及び215番、施設改修事業費、合わせまして999万1,800円は、雨漏り防止のためのこむこむ館屋根改修工事費でございます。平成29年2月から平成30年1月まで2カ年継続事業として行ったものでございます。  決算資料24ページに移りまして、9目社会教育館費でございます。細目、こぶし荘運営費832万2,759円、同じく立子山自然の家運営費1,142万1,855円の主な支出については、施設の指定管理料でございます。  成果等報告書143ページをお開きください。両施設ともエスエフシー株式会社を指定管理者に指定し、青少年団体等の野外活動や集団宿泊研修施設の施設として広く市民の利用に供しているところでございます。平成29年度の利用者数につきましては、こぶし荘が2,899人、立子山自然の家が9,268人でございます。なお、指定管理者に対する指定管理者管理運営委員会の評価につきましては、こぶし荘、立子山自然の家ともに管理運営状況は適正であるでございます。  決算資料に戻りまして、7項保健体育費、2目体育振興費、細々目の225番、学校体育施設開放事業費1,722万1,934円でございますが、小中学校、特別支援学校71校の体育館、グラウンド等を開放し、スポーツ活動の普及と施設の有効活用を図ったもので、利用者数については計87万3,096人の利用があったところでございます。  229番、全国高等学校総合体育大会開催事業費3,075万9,774円は、昨年度開催しました南東北全国高等学校総合体育大会の開催準備のため、福島市実行委員会へ交付したものでございます。  25ページをお開きください。3目体育施設費の237番、管理運営費3億1,650万57円は、体育施設管理運営に係る指定管理料でございます。  成果等報告書144ページをごらんください。国体記念体育館ほか24の体育施設につきまして、公益財団法人福島市スポーツ振興公社を指定管理者とし、管理運営を行ったところでございまして、支出済額のうちの指定管理料は2億5,748万4,344円、十六沼公園屋根付運動場、飯野地区体育館等その他の施設の管理費が5,901万5,713円でございます。昨年度の利用者数は、合計で140万7,387人であります。なお、25の体育施設の指定管理者に対する管理運営委員会の評価については、国体記念体育館など10の施設が管理運営状況がすぐれている、庭球場など15施設が管理状況が適正であるとなっております。  説明資料の238番及び241番、施設整備事業費は、記載の施設の工事に係る設計、整備工事を実施したものでございます。  240番の十六沼公園サッカー場整備事業1,023万2,837円は、十六沼公園北側に整備しております天然サッカー場の用地取得費用並びに立ち木等の移転費用でございます。翌年度繰越額1億8,990万円は、用地取得において関係機関との調整等に時間を要し、年度内に完了ができなかったことから、平成30年度に繰り越して事業を実施したものでございます。  復興事業費の243番、244番、福島体育館再整備事業費9億515万4,459円は、福島体育館、武道館の再整備に向けた記載の建築本体工事等で、翌年度繰越額15億5,108万円余は、平成29年度内の前払い金を除いた平成29年度の事業費を平成30年度へ繰り越したものでございます。  26ページをごらんください。4目保健給食費、254番、福島市・川俣町学校給食センター協議会負担金4,909万6,864円は、説明欄に記載しております運営費等の負担金でございます。学校数、児童数によりまして、福島市が35%、川俣町が65%の負担割合となっております。受配校は、飯野町の小学校3校、中学校1校でございます。  続きまして、細目、復興事業費でございます。256番、学校給食まるごと検査事業費4,122万5,270円は、学校給食センター4カ所、単独給食実施校25校に検査機及び検査要員を配置して食材の放射性物質モニタリングを行いまして、安全で安心な給食の提供を行ったものでございます。  資料の27ページをごらんください。5目学校給食センター費でございます。本市の学校給食につきましては、小中学校、特別支援学校70校について児童生徒数約2万人、教職員1,700人の1日約2万2,000食の完全給食を実施しておりまして、学校給食センターは小中学校が41校、児童生徒数が約1万1,000人、教職員約900人の給食を提供しているところでございます。支出済額は、学校給食センター4施設のそれぞれの管理運営費、材料費などでございます。  ページ一番下の復興事業費、277番、材料費(避難者支援分)484万6,590円は、広域避難の区域外児童生徒の給食材料費でございます。見込み数より実数が少なかったため、690万円余の不用額となっております。なお、財源は県からの交付金でございます。  最後になりますが、平成29年度の教育委員会の職員配置についてご説明申し上げます。正職員については、教育長を含め、327人でございます。再任用職員が21名、嘱託職員が126人、合計が474人でございまして、平成28年度に比較しては5名減の体制で事務事業を実施しているところでございます。  説明については以上でございます。 ○丹治誠 分科会長  ご質疑のある方はお述べください。 ◆梅津政則 委員  資料の6ページの歳入で学校給食費の不納欠損なのですけれども、説明で困窮とか行方が連絡とれないという説明だったと思うのですけれども、その理由で欠損処理を今までもしていたのでしたっけ。2年とか5年とかの時効分のところの欠損ではなくて、その事案ごとに欠損処理しているのでしたっけ。 ◎保健体育課学校保健給食係長 主な事案は、その理由なのですが、年数で5年経過したものとかというふうで欠損しているのですが、その中での理由が生活困窮とか、居どころ不明とか、そういったものの理由になっております。 ◆梅津政則 委員  5年で欠損処理するときの内訳として、困窮とか不明という理解していいのですか。 ◎保健体育課学校保健給食係長 委員おっしゃるとおりでございます。 ◆高木克尚 委員  養護学校の設計費で、前渡金で繰り越しとなったのですよね。何で。大盤振る舞い、設計者の。それとも全然着手しなかったの。 ◎教育総務課施設係長 設計JVのほうから平成29年度前払いの請求がなかったもので、繰り越したものでございます。 ◆高木克尚 委員  成果ゼロなのだ。そういうわけではない。 ◎教育総務課施設係長 成果ゼロというわけではないのですが、設計業務は当然行ってはもらっているのですが、実施設計の成果品としては、具体的な成果品はまだ上がってきていない現状でございます。
    ◆高木克尚 委員  ということは、その設計業務に遅延を起こしているとか、そういうことではないということですか。 ◎教育総務課施設係長 委員おっしゃるとおりでございます。特段遅延はございません。 ◆丹治誠 委員  6ページの雑入のところなのですけれども、16番、予算現額、それなりの金額で、収入済みが3,000万円を超していて、思ったよりたくさん何か収入があったというふうに捉えればいいですか。 ◎教育総務課財務係長 ここの部分は、予算現額より調定額が大きくなっているというお尋ねかと思いますが、やはり一番大きな部分は、備考欄のところに書いてございますが、清水学習センター太陽光発電設備補助金1,727万円というのが大きくて、その部分がやはりこの調定額を上げている要因かなというふうに考えております。  以上でございます。 ◎生涯学習課課長補佐 清水学習センターの太陽光発電設備の補助金につきましては、予算段階では市費ということで書いておりましたので、補助の導入は予定はしていたのですけれども、財源としては市費で出ておりましたので、予算よりも収入済額のほうが多くなったという結果です。 ◆梅津政則 委員  今の雑入、これ予算も載っていますが、どこがどこのお金なのですか。国とか県とかではなくて、雑入というのですよね。雑入の補助金というのは、どこからの補助金ということなのですか。 ◎生涯学習課課長補佐 こちらは、環境省の外郭団体の補助金になっております。 ◆梅津政則 委員  外郭団体になると、この財源内訳で国、県支出金ではなく、雑入というふうになるということなのですね、これ。  関連で聞きますが、この清水学習センターの太陽光のやつって、これは設備容量と売電先とかというのはもう決まっているのですか。設備容量は当然決まっているのでしょうけれども、まず設備容量を教えてください。 ◎生涯学習課課長補佐 出力が10キロワット、蓄電池が10キロワットアワーとなっております。 ◆梅津政則 委員  細かい話でごめんなさい。バッテリーの容量でキロワットアワーという単位はないのですけれども、アンペアアワーとかだと思うのだけれども、キロワットアワーでも通じるから、いいか。これは、基本的にはセンターでの自家消費で余剰売電だと思うのですけれども、それで間違いないですか。 ◎生涯学習課課長補佐 委員おっしゃるとおり……      【何事か呼ぶ者あり】 ◎生涯学習課課長補佐 申しわけございません。売電はしておりません。補助の要件で、売電はしないことが条件になっておりますので、全部自家消費。 ◆梅津政則 委員  10キロワットのやつをつけるのに3,000万円もかかるものなのですか。普通の家庭で多分4キロとかつけるときに、二、三百万円でつくとは思うのですけれども、私も近場で物を見ていないので、その設備そのものがどういう構築物になっているかちょっと見ていないで聞くのも失礼かもしれないのですけれども、何か特殊構造物みたいになっているのでしたっけ、それとも建物に対しての何か改築が入っていたりとかするのでしたっけ。 ◎生涯学習課長 委員おっしゃるとおり、確かに3,000万円という工事費は高額なのかなというふうに思いますが、設備といたしましては建物の屋上にソーラーパネルを設置しまして、それから自家発電用の蓄電装置を備えます。それから、その発電の状況を皆さんに見ていただくためのモニター設備、それから蓄電池容量がいっぱいになった以降は、先ほど申し上げましたとおり、売電ができない仕組みになっておりますので、館内の電気のほうに回すというシステムになっておりまして、それらの全体の工事費というふうになってございます。 ◆尾形武 委員  蓄電装置は非常に大切なことで、蓄電費ってどのくらいしたの。 ◎生涯学習課長 蓄電装置単体の費用につきましては、今資料ございませんので、金額はちょっと申し上げられませんが、10キロワットの蓄電装置でございますが、避難所としての機能強化という意味で整備をしておりますが、想定している機能としましては、事務室で使いますパソコン、プリンターあるいは避難所として使いますお部屋の電気、それから空調関係、それから役所本部との電話回線の確保、それからエアコン、そういったものに必要最低限、一昼夜確保できる程度の電源というふうに設計をしているところでございます。 ◆尾形武 委員  蓄電池がありますと夜間でも曇りの日でも雨の日でも蓄えた電気を使えますので、今後こういった蓄電池と一緒に設置するのは大変理想的だなと思いましたので、よかったなと思います。 ◆沢井和宏 委員  3ページ、4ページにあるスクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーのあれなのですけれども、国の支出金で2名と1名、そして県のあれで2名ということで、合計2名と3名というカウントでよろしいのでしょうか。 ◎教育研修課長 委員おっしゃるとおり、スクールカウンセラーにつきましては国の交付金で2名、それからスクールソーシャルワーカーにつきましては国の交付金で1名となります。 ◆沢井和宏 委員  あと、11ページに子どもハートサポート事業費で、県のスクールカウンセラーが配置されていない小学校28校とあるのですけれども、そのほかの小学校は、そうすると県のスクールカウンセラーが配置されているということは、県のスクールカウンセラーの人数に2人で残りの学校を賄っているということなのですか。そこの関係がちょっとわからない。 ◎教育研修課長 残りの2人というか、スクールカウンセラーは2名国の補助金で配置しておりますが、これは旧教育実践センターに配置しているカウンセラーになりまして、子どもハートサポート事業費に出てくるスクールカウンセラーというのは、これはまた別に県のほうから該当校に配置されているスクールカウンセラー、これはかなりの数にわたって配置されておりまして…… ◆沢井和宏 委員  その人数というのがどこかに出てきていないので、それがちょっとわからなかったものですから。 ◎教育研修課長 県から各学校に直接配置されているスクールカウンセラーの数は、中学校が20校、1人ずつ、それから小学校が21校、1人ずつ配置されております。 ◆沢井和宏 委員  9ページの7番、いじめ問題対策の報酬なのですけれども、予算が51万円で、支出が14万円ぐらいなのですけれども、36万円残っているって、これ特段のいじめの事案がなくて、ある程度定期の対策会議だけだったので、これだけ残が出たと理解してよろしいのでしょうか。 ◎学校教育課主幹[指導担当] 委員がおっしゃるとおりでございます。重大事態等に備えて、そのための報償費を確保しておりましたが、それが起きなかったので、残になったということでございます。 ◆真田広志 委員  学校総務費、小学校、中学校それぞれなのですけれども、不用額が8,900万円ないし4,200万円ということで、合わせて1億3,000万円出ていっているのですけれども、主な内訳としてはエアコンの電気料が見込みよりも下回ったということなのですけれども、小学校、中学校それぞれのエアコン電気使用料のもともとの見込み分と実際の使用料がそれぞれ幾らだったのでしょうか。 ◎教育総務課財務係長 あくまでも電気の部分ということで答えさせていただきたいと思います。  平成29年度予算額ベースで、まず小学校の電気料につきましては2億4,840万3,000円を見込んでございました。それに対しまして、決算額につきましては光熱水費のうちの電気の部分だけでございますが、1億7,552万円余ということで、電気の部分だけで7,290万円余の残が出てございます。この主な要因といたしましては、やはり平成29年度につきましては酷暑であったり、厳冬でなかったという部分につきまして、見込み額が少なくて済んだということがございます。  あと、中学校の電気の部分ということでも電気の部分の予算、光熱水費のうちの電気の部分だけの見積額でございますけれども、予算額、中学校が1億3,610万円余に対しまして、決算額が1億293万円余ということで、約3,316万円余の残が出てございます。これにつきましても小学校と同様に平成29年度が酷暑であったり、あるいは厳冬でなかったがために見込みより電気料が少なく済んだというところでございます。  以上でございます。 ◆梅津政則 委員  済みません。数字をもう一回ちょっとあれなのですけれども、小学校の予算額が2億4,800万円。 ◎教育総務課財務係長 2億4,844万円余ということでございます。見積もりの予算額、この電気分ということで。 ◆梅津政則 委員  中学校の実績が1億2,093万円。 ◎教育総務課財務係長 中学校の実績が1億293万円余でございます。 ◆梅津政則 委員  関連といいますか、これ金額だけではなくて、見込みの消費電力量って、実績値ってありますか。 ◎教育総務課財務係長 小中学校と分かれてはいないあらかわクリーンセンターから学校で使用した電力総量ということで報告を受けてございます。学校で使用した電力総量が948万6,890キロワットアワー、これは小中学校分けてはいないのですが、総量ということで。 ◎教育総務課長 予算額と実績の乖離では確かにございますけれども、当初予算のときには、ちょうど平成29年度の当初予算は、毎年当初予算は前1年の実績をもとに光熱水費でありますとか、あとは燃料費のほうは予算額を見積もっております。ちょうど平成29年の当初予算を見積もる時期だったのですけれども、その前1年と申しますと平成27年の10月から平成28年の9月、ちょうどそのころの前1年の実績を使って見積もるところだったのですが、ちょうどこの前1年の期間中にエアコンの整備を小中学校進めていまして、エアコンの稼働が全て行っている時期ではありませんでした。その後大体平成28年の夏ごろにエアコンの稼働がフルに各学校なったのですけれども、そうしますと前1年の実績の中にそのエアコンがフルに動いたときの実績というのはなかなか読めなくてございまして、その前1年実績をある程度このくらいふえるだろうというのを理論値で見込みまして、若干補正して平成29年度の内容を、予算額のほうを見積もっておりました。その補正した分といいますか、少しこのくらいやっぱりエアコンを冬と夏と使うとふえるだろうという見込みの中で当初予算額を見積もったところの乖離がありまして、その後平成30年度予算ですとエアコンがフル稼働した後の実績となっていますので、前1年の実績で今後は見積もるという状況ではございます。 ◆梅津政則 委員  済みません。しつこくて申しわけないのですけれども、実績値の電力料は一括でまとまってきていると、あらかわのほうから来ているという話だったのですけれども、ちょっと契約の話になってしまうのかわからないのですけれども、学校で使っている電気は昼間いっぱい使って、夜は誰もいなくて使わないとなると思うのですけれども、そういうやつも全部含めて、全部契約としてはあらかわのほうから調達しているということの理解でいいのですよね。 ◎教育総務課財務係長 小中学校に関しましては、基本的には荏原環境プラントから来ておりますが、一部敷地内にある例えば街路灯であるとか、全部ではなくて、その街路灯であるとか、そういった部分に関しては東北電力のほうから電力供給を受けている部分も若干はございます。したがいまして、100%ではございませんが、ただおおむねほぼ全体的にはあらかわクリーンセンター、すなわち荏原環境プラント株式会社から供給を受けている部分はほとんどと考えて間違いございません。 ◆梅津政則 委員  わかりました。  ちょっとしつこいようですけれども、これ小学校と中学校だけであれなのでしたっけ。幼稚園とか、特別支援学校とか、学習センターのほうとかというのは全然入っていないのでしたっけ。あくまで小学校、中学校なのでしたっけ。 ◎教育総務課財務係長 小中学校、特別支援学校入ってございますが、幼稚園は入ってございません。 ◆小熊省三 委員  資料集の11ページの奨学資金給与費についてお伺いいたします。  まず、その成果等報告書の中にはこの項目ってあるのかどうかということが確認したいことでございますが、ここに奨学資金給与費というのがあるのですけれども、この成果等報告書のところには書いてあるのでしたっけ。どこを調べればそれは。済みません。ちょっとわからなかったのですが。ちょっと見た感じ、なかったかなと思っていたのですが。 ◎学校教育課庶務係長 成果等報告書のほうは、全ての事業でなく、主な事業が掲載されておりますので、奨学資金給与事業については記載はございませんでした。 ◆小熊省三 委員  わかりました。  それで、僕の記憶だと、これたしか去年あたりから始まったということかなと思ったのですが、もっと前からでしたっけ。 ◎学校教育課庶務係長 奨学資金給与制度自体は、昭和32年当時から運用しております。 ◆小熊省三 委員  ありがとうございます。それで、実際に利用した人は103名ということですよね。不用額ということで77万円近く残っているということで、そういう意味では年5万円とすればあと15人ぐらい利用できるのかなと思ったのですけれども、応募の方がいなかったのか、どうして不用が出てきたのかなとか、その辺についてお伺いしたいと思います。 ◎学校教育課庶務係長 平成29年度の給与の内訳としましては、1年生が25名、2年生が38名、3年生が40名となっております。予算の段階では、40名程度ということで予算を確保していたわけなのですけれども、ちょうど平成29年度の1年生の募集を前の年、平成28年度に実施していたわけなのですが、その段階での応募数が少なかったことがあります。また、認定に当たっては成績要件ですとか、家庭の生活の状況の要件とかもありまして、その中で選考委員会のほうで選考した上で決定しておりますので、若干人数40名に到達しない部分もございます。 ◆小熊省三 委員  そういう意味では、一応お知らせは皆さんにということはしているけれども、応募がなかったということでしょうか。 ◎学校教育課庶務係長 そのとおりでございます。 ◆沢井和宏 委員  先ほどの説明で高校、大学生というのがあったかと、私の聞き違いかと思うのですけれども、今の説明だと大学からの応募はなかったみたいですけれども。 ◎学校教育課庶務係長 福島市で実施しております奨学金利用制度については、高校生のみを対象としております。大学生とか専門学校生については、県のほうの奨学金制度がございますので、市としましては高校を対象としている事業だけでございます。 ◆沢井和宏 委員  ここに困難な高校生等とある等というのは、専門学校は対象になるの。 ◎学校教育課庶務係長 高等学校と高等専門学校、高専とかというところが該当します。 ◆小熊省三 委員  奨学金のことで、たしかふくしま未来研究会が去年から清水奨学金を創設したと思うのですけれども、それはあくまで別な財団なので、そこの決めるときだけ福島市がかかわってたのでしょうか、その辺の。たしか奨学金を出すよという話が新聞等で去年出たと思っていたのですけれども。 ◎学校教育課長 その未来研究会については、また別なルートでといいますか、独自の奨学金制度ですので、市としてはタッチしていない。ただ、学校にこういうのがありますのでというような通知が依頼された場合には、そのほかの制度についても依頼があった場合にはお伝えするという形でございます。 ◆根本雅昭 委員  先ほどあった給食費の不納欠損なのですけれども、居どころ不明という説明あったかと思いますけれども、その不明な方というのは卒業した方ということですか、それとも今在籍していて居どころ不明という方っているのかなと思いまして。 ◎保健体育課学校保健給食係長 在学している子供においては、居どころ不明というのはいないと思うのですが、卒業してその後の居どころが不明になっているということになるかと思います。 ◆尾形武 委員  2ページなのですけれども、いただいた資料の。幼稚園の授業料の収入未済額が23万円とあるのですけれども、これはどういった事情でこういう状況になったのでしょうか。 ◎学校教育課庶務係長 こちらの滞納繰り越し分に関しては、平成20年度、平成22年度、平成23年度に在園していたご家庭5世帯なのですけれども、生活困窮ということで、なかなかこの支払いがままならないというような状況の事案でございます。ご本人等とは電話連絡や直接面談をするなどして、少しずつでもお支払いいただけるようにお話をしながら、そんな中でお願いしているところでございます。  以上です。 ◆尾形武 委員  生活困窮者の場合は、そういった幼稚園の授業料の免除とか、そういう制度はないわけなのですか。 ◎学校教育課庶務係長 授業料に対しましては、所得の段階で軽減世帯というものはありますが、直接の生活困窮という本人からの申し立てだけで減免するような制度はございません。 ◆尾形武 委員  いずれこれも5年過ぎれば時効になる案件なのですか。 ◎学校教育課庶務係長 ご本人との接触がとれなかったりとか、お支払いをいただいてから5年経過した場合については欠損になるのですけれども、今のところ皆さんお支払いいただく意思はあるということが確認されておりまして、毎年、まとめてではないのですけれども、少しずつ分納いただいている状況ですので、平成20年度の分が残ってはいるのですが、不納欠損はしておりません。 ◆尾形武 委員  その下の段の幼稚園預かり保育料というので、南幼稚園と笹谷幼稚園で実施されたということで、この実績といいますか、教えてください。 ◎学校教育課長 平成29年の預かり保育の日数と人数でございますが、平成29年度につきましてふくしま南幼稚園では実施日数が178日に対しまして、人数は338名、延べ人数でいいますと2,345名で、1日当たりの平均は13.2人ということになります。これがふくしま南幼稚園でございます。笹谷幼稚園に関しましては、実施日数は140日、人数でいいますと247名、延べ人数が1,212名、1日平均は8.7人ということでございます。 ◆尾形武 委員  平成29年度の実態があるわけでありまして、平成30年度からは全ての幼稚園でこういった預かり保育も実施されているわけなのですけれども、かなりこういったことで実費徴収ということで、保護者が負担して預かっていただくということですので、今後こういったことをやりながら幼稚園もこども園並みの教育というか、保育ができるかなと思いますので、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。 ◎学校教育課長 今委員のおっしゃるとおりでございまして、あと全園で実施するのは平成31年度からということです。それで、預かり保育の徴収の仕方なのですが、幼稚園の場合、あくまで臨時の預かりと、一時預かりということでございまして、当日の朝お金を納めていただいてその日預かるというようなシステムで行っているところでございます。 ◆尾形武 委員  6ページの原子力損害賠償金なのですけれども、これは避難されている方々に対しての賠償金だと思うのですけれども、先ほど平成23年分だという、そんな前の賠償金なのですか。 ◎教育総務課財務係長 おっしゃるとおり、平成23年度分に関しての賠償金の支払いということでございます。 ◆尾形武 委員  もう既に7年も過ぎているのですけれども、その後はどうなのですか。 ◎教育総務課財務係長 今現在、東京電力ホールディングス株式会社に賠償請求しているのは、平成23年度から平成26年度分までを請求してございます。平成27年、平成28年、平成29年、そういった分についてはこれからということでございまして、これは平成29年度の決算なので、言及することはできないのですが、平成30年度収入の中に平成26年までの、平成24年、平成25年、平成26年分の賠償が一部入ってきているような状況はございます。ただ、平成29年度決算に関しましては、平成23年度分の賠償にとどまっているという状況でございます。 ◆尾形武 委員  随分年数かかるものなのですね、これ。 ◎教育総務課財務係長 おっしゃるとおり、年数かかってございます。あと、平成27年度以降の賠償については、これから財産マネジメント推進室の音頭をとって全庁的に請求をしてまいりたいというふうに考えております。 ◆尾形武 委員  そうしますと、成果等報告書の145ページなのですけれども、学校給食まるごと検査事業費も4,000万円ほどかかって一般財源でやっているのですけれども、こういったことも今後賠償として請求されるわけなのですか。 ◎教育総務課財務係長 いわゆる除染にかかる部分であるとか、そういった部分にかかる人件費に関しましては、平成26年度分までは賠償請求をしております。そのうちの一部人件費については、賠償が実際に行われておりますけれども、東京電力側と私どものほうの賠償請求に対する補償についてそごがございまして、やはり私どもではこの分まで欲しいという部分について、満足に出てきているわけではございません。平成26年度分までの請求は済んでおるというような状況でございます。 ◆尾形武 委員  そうしますと、今後こういったまるごと検査事業費も賠償として請求されるのですか。 ◎教育総務課財務係長 まるごと検査事業に関する人件費に関しては既に請求をしてございまして、このうちの一部が賠償として実際に入ってきてはおるのですが、私どものほうで請求している分が全て入ってきているわけではない。つまり東京電力のほうで賠償する範囲というのは、私どものほうで求めているものより大分狭い部分があるので、その辺今後全庁的にどういうふうに対応していくかというのは決めていく必要があろうかと思いますが、一部賠償自体は平成26年度分までの人件費、給食まるごと検査にかかる人件費等に関しても、あるいは表土除染とか、そういったさまざまな人件費についての平成26年度分までの執行分については東京電力に対して賠償を行っているところでございます。 ◎教育総務課長 原子力損害賠償の請求につきましては、今係長のほうからも答弁させていただいたように、平成26年度までの請求となっておりまして、全庁的に財務部のほうで取りまとめて平成27年度以降の請求がこれから進められるものとは思っております。その対象といたしましては、今委員おっしゃったそのような学校給食まるごと検査事業というのも対象とはなるとは思いますが、一部この事業などですが、国のほうの震災特別交付税の対象になっていまして、そういった国からの何かの財源が措置されているものについては東京電力のほうで、仮に請求したとしても、そういったものは措置されているだろうということで、そこでもう多分請求としてはなかなか認められないというような経過になるものですから、そういったほかの財源とかが当たっていないもので、全て市が持ち出しして、そういった原子力損害に関与といいますか、認められるものがあるものは、これからも平成26年度と引き続き平成27年度以降も請求されるものと思っております。 ◆尾形武 委員  こういった事業は、安心をかち取るためには必要なのですけれども、これいつころまで、実施される計画は、見通しといいますか、今後の見通し。 ◎保健体育課長 まるごと検査事業につきましては、福島県のほうで安全宣言が出るまでは実施したいと考えております。 ◆尾形武 委員  では、また来年度以降もやるというものなのですね。 ◎保健体育課長 そのとおりでございます。 ◆小熊省三 委員  資料集の25ページ、体育施設のところの238番、施設整備事業費についてお伺いいたします。  十六沼ソフトボール拡張事業のところについてでございます。この事業というか、もう終わっているのだろうと思うのですけれども、6月の資料集のところを見ると、ことしの3月には外構工事も含めて終わっているということになっていると思っているのですけれども、この繰越額1,000万円、これどういうことなのでしょうか。 ◎保健体育課スポーツ振興係長 十六沼公園の整備につきましては、C、Dコートのソフトボール場の整備をやりまして、そちらの工事のほうが2,507万円余りということで工事費のほうがかかるということになっております。施設整備費全体としまして、工事が全体的にかかっていまして、翌年度繰越額1,000万円につきましては、十六沼公園の天然芝サッカー場の部分についての繰越額でございます。 ◎保健体育課長 この1,000万円につきましては、十六沼公園の西側駐車場の整備工事を平成29年度分を繰り越した形でございます。 ◆小熊省三 委員  ありがとうございます。  それで、もう一つ関連して、国際基準というのですか、基準に合ったように広げるということでやったと思うのですけれども、3月からなので、この間の中でそういうソフトボールの利用というか、何回あったのかなと。なかなかオリンピック、それは……      【「決算と関係あるのかな」と呼ぶ者あり】 ◆小熊省三 委員  つくったので、どのぐらい利用しているかなということを聞きたいと思いまして。オリンピックとの関係もあるでしょうけれども。 ○丹治誠 分科会長  平成29年度にやったかと。 ◆小熊省三 委員  つくっていたから、無理ですよね。平成29年度につくって、実際利用するのは平成30年度なので、言っていることはわかりました。 ○丹治誠 分科会長  それでは、午前中はここまでにさせていただいて、残りは午後から行うことにします。
    分科会を暫時休憩いたします。                午前11時56分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午後1時07分    再  開 ○丹治誠 分科会長  それでは、皆さんおそろいですので、分科会を再開いたします。  初めに、当局より発言を求められているので、よろしくお願いします。 ◎学校教育課長 大変申しわけございません。資料に一部誤りがありましたので、訂正させていただきます。  教育委員会内訳書でございますが、14ページのナンバーでいいますと67番、通学バス運行事業費の説明欄でございます。そこに廃校等に伴う松川町関谷地区からということで書かれてあるのですが、関谷ではなくて金沢の誤りでございます。大変申しわけございませんでした。おわびして訂正させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○丹治誠 分科会長  それでは、ご質疑のある方はお述べください。 ◆尾形武 委員  こむこむ館なのですけれども、これ雨漏り工事ということで、多くの予算を使ってやったのですけれども、その後の工事やった結果はどうなのですか。 ◎こむこむ館総務管理係長 ことしの1月に終了いたしましたが、それ以降は雨漏り等はしておりません。 ◆尾形武 委員  こむこむ館の内容も、うちの孫もお盆やら、この前も帰ってきたのですけれども、こむこむ館に行きまして、2歳と5歳と3人で行ったのだけれども、子供3人。結構楽しく遊んできて、いろんな施設があるなということで、県外に住んでいるのだけれども、結構有意義に時間を過ごしてきたという経過がありますので、今後ともそういった形でやっていただければと思います。  また、雨漏りの件は、当初は設計段階のミスではないかとか、いろいろ問題はあったわけなのですけれども、最終的には市が全て負担したというか、そういう認識でよろしいのですか。 ◎こむこむ館総務管理係長 裁判のほうに申し立てさせていただきまして、この設計業者であるNTTファシリティーズと、それからあと施工業者である佐藤工業からそれぞれ解決金を受け取っておりますので、工事費用は市の負担となりますが、そういったところで全くお支払いがなかったわけではありません。 ◆梅津政則 委員  新しい福島体育館なのですけれども、このうちの太陽光発電設備工事というのがありますけれども、これもさっきと同じように設備容量関係をちょっと教えてほしいのですけれども。 ○丹治誠 分科会長  何ページ。 ◆梅津政則 委員  資料でいくと25ページの243番で、成果等報告書だと145ページです。 ◎保健体育課スポーツ振興係長 福島市体育館、武道館につきましては、太陽光発電設備、20キロワットの設備を計画していまして、あわせて10キロワットの蓄電池を設置したところです。 ◆梅津政則 委員  ちなみに、これの財源、これは復興事業だからだと思うのですけれども、さっき学習センターのほうのですと補助金とかありましたけれども、これはここまで起債してつけなくてはいけないやつなのですか、それとも何かメリットがあるのですか。 ◎保健体育課長 さきの東日本大震災もありますので、避難所に活用するためにも太陽光発電を使いまして、避難準備に充てたいと考えております。 ◆梅津政則 委員  意見になってしまうかもしれないのですけれども、特にバッテリーの容量ですけれども、さっきも10キロで、今回も10キロなのですけれども、あれだけの施設で10キロのバッテリーで何がどれぐらい稼働するかと考えると、先ほどの学習センターで随分あれもこれもと言っていましたけれども、特にエアコンとか熱関係とかで使えば、10キロとかというと、ああいう場所で使うと多分あっという間に使い切ってしまうと思うのですけれども、そこら辺のバッテリー容量の考え方というのは何かあるのですか。 ◎保健体育課長 確認するため、ちょっとお時間下さい。 ◆梅津政則 委員  特にここで場所であるとか、広さとか、大きさとかってある程度限られてくるのかもしれませんけれども、いずれ10キロとかでは、例えばですけれども、夜に何かを使おうとしたら、ほとんど何も使えないといいますか、すぐに空っぽになってしまう容量ではないかなというふうに思うので、そこら辺も使うものと時間とかというのもある程度考慮して設備構築を考えたほうがいいのではないかなと、これは意見なので、いいですが、さっきの返事のほうも特に結構ですので。  ちなみに、これは補助対象ではないということで、余剰分は売電予定ということでいいですか。 ◎保健体育課スポーツ振興係長 余剰分については、売電をするようになっております。 ◆梅津政則 委員  ちなみに、売電先は。 ◎保健体育課スポーツ振興係長 余剰分については、東北電力のほうに売電します。 ◆梅津政則 委員  さっき説明の中で、24ページで体育振興費の中でも学校体育施設開放事業費の中で、学校の体育館に係る費用ということで水銀灯の購入というふうに書いてあるのですが、水銀灯って近々製造中止とかになるやに聞いたのですけれども、そこら辺の学校の体育館のほうで使っている水銀灯の今後のどうしましょうというのって何か決まっているのですか。記憶だと、平成32年度か平成33年度あたりで水銀灯の製造は中止されるというふうにちょっと認識しているのですけれども、それも勘違いだったら申しわけないのですけれども。 ◎保健体育課長 委員ご指摘のとおり、水銀灯につきましては近々生産中止と伺っております。そこである程度取得を進めながら、代替のものについて考えていきたいと思っております。 ◆小熊省三 委員  同じ成果等報告書の144ページの体育館のことで聞いて、施設管理運営費のことでお伺いいたします。  この利用人数が今年度は140万7,387人ということで、去年が141万8,058人ということで、ことしのほうが施設数はふえている、去年はたしか見ると24のような気がしていた、管理施設が24で、利用人数はふえていて、ことしは25になっているけれども、利用人数が減っているというのは、これ福島体育館の影響ということなのでしょうか。 ◎保健体育課長 まず、管理施設が1つふえていますのは、パークゴルフ場を平成29年から実施した関係で1施設ふえてございます。  利用人数につきましては、天候と、あともしくは大会等によりまして増減するものですから、特に主な理由はございません。 ◆小熊省三 委員  ここの新しくできた体育館は、これは別な、管理は福島市がやっているということで、ここの中に入っているということなのですか。 ◎保健体育課長 新体育館につきましては、今年10月、来月オープン予定でございますので、こちらについてはまだ指定管理等ではなくて、市直営と考えてございます。 ◆小熊省三 委員  わかりました。そうすると、この1万人近く減っているのは、天候とか何かそういう催し物の影響ということなのですね。それは、そうという答弁だったので、それは確認するしかないのですけれども、わかりました。 ◆真田広志 委員  学校司書12名ということで、本年度だったか14名に増員されたのですけれども、そもそも平成31年度ぐらいまでに34名の司書配置という計画だったように思っているのですけれども、12名の配置で、それでいいのかなというか、方針の変更というのはないのですよね。基本的には34名まで増員するという考えに変わりはないのか、それとも別な考えのもとでやっていらっしゃるのか、そういったあれってなかったでしたっけ。 ◎図書館管理係長 平成29年度までは12名ということで学校司書を配置しておりましたが、今度平成30年度の話になってしまいますが、平成30年度からにつきましては配置を中学校区を基本という形で配置をするように変更いたしました。そうしますと、中学校区は福島市は20中学校区がございますので、より効率的な、あと小中連接の立場からも小学校のときにいた学校司書の方が中学校に行ってもまた会うことができるということで、かなり効率がよいのではないかということで中学校区に変更した結果、人員の急激な増を防ぐことができるというふうに考えております。 ◆真田広志 委員  今年度2名増員されたから、残り6名に関しては次年度の話ですけれども、次年度には増員するということですね。 ◎図書館管理係長 次年度の予算につきましては、ちょっとまだ申し上げることはできませんけれども、増員できるように努力してまいりたいと思います。 ◆真田広志 委員  というのは、前年度の決算のときもその前もとにかく司書を増員していきますというような話をずっとしていて変化がなかったようなので、あえて聞かせていただいたのですけれども、結局は中学校区に配備していけば、それで足りるというような考え方なのですね。それで本当にいいのかというところなのですけれども、今までのずっと決算なんかでもそういった説明をされてきたのに、何でそういうような考え方になってきたのかななんていう、逆に言うと逆行していくのではないのという思いもあって、ちょっとあえて聞かせていただいたのですけれども。 ◎図書館管理係長 学校司書の配置につきましては、いろいろ考え方はございましたけれども、やはり一番重きを置きましたのは小中連接という観点で配置いたしましたので、何とかこれで事足りるというふうに考えております。 ◆尾形武 委員  いただいた資料の6ページの一番下の段なのですけれども、通学バス代実費徴収ということで、これは先ほどの金沢からのスクールバスなのですけれども、実費徴収されるということは距離が短いから、希望者によっては乗せてその分の実費をもらうということなのだろうと思いますけれども、これ何人くらい利用されているのですか。 ◎学校教育課庶務係長 平成29年度は、有料の利用の方が小学生8名と幼稚園生1名で9名になります。 ◆尾形武 委員  通学バスの奨励金というのは、学校からの距離でスクールバスに無料で乗って送迎するということなのですけれども、その距離は何キロに設定される。 ◎学校教育課庶務係長 小学校ですと4キロ以上、中学校ですと6キロ以上が対象となっております。  以上です。 ◆尾形武 委員  金沢地区にお住まいでも4キロ以上離れていないと有料ということになるのですけれども、1人当たりにしますと年間幾らくらいになるのですか。 ◎学校教育課庶務係長 ご利用時点になりますが、今年度でいきますと1回60円とか70円ご負担いただいているところであります。あと、福島交通の路線バスの運賃の3割引きぐらいの金額が設定されております。 ◆真田広志 委員  19ページ、132番の文化施設整備検討費ということで、施設検討に係る先進地視察ということなのですけれども、どういった視察をされたのでしょうか。 ◎文化課文化財係長 平成29年度の検討費につきましては、遊休施設の活用ということで、東京都千代田区にございますアーツ千代田という施設を職員2名で視察に行ってございます。  以上でございます。 ◆真田広志 委員  これも平成25年のいわゆる文化施設あり方検討委員会の答申なんかを受けて、文化施設に関してはその方向性なんかも示していくよということだったと思います、平成29年度ぐらいには。といったことで、その視察の成果と方向性を出していくのだよという中で、例えば昨年度あたりの一般質問の答弁でいくと、公共施設等総合管理計画なんかの策定に合わせて文化施設のあり方なんかも考えていくみたいな感じにちょっとすりかわっていったのかなという感じがして、そもそも確かに総合管理計画というもの、いわゆる費用面だったりとか、そういった総合的に考えていくのは、それは大事なことなのだとは思っているのですけれども、一方文化施設としてのあり方というのはやっぱりまた別な視点で必要なのだろうなというような感じがしています。そういったことも含めて今回の視察の成果、それから今後文化施設のあり方をどういうふうに方向づけていくのかということについてちょっとお伺いしておきたいなと思います。 ◎文化課文化財係長 視察の成果につきましては、視察先が遊休校舎を美術館として活用している事例でございまして、こちらについては今後市の文化施設を検討していく中で参考に実施してまいりたいと考えてございます。  文化施設のあり方については、委員ご指摘のとおり平成25年度に提言をいただいておりまして、まず一刻も早く文化財を展示しておける施設をつくってくださいというご意見を頂戴しております。しかしながら、今回公共施設のあり方を再度見直していく中で、同時にこちらについては検討していきたいと考えてございます。 ◆真田広志 委員  総合管理計画の中で総合的にそれぞれの部署、分野ごとに検討されていくのでしょうけれども、やっぱり文化施設としての今までのあり方を検討してきた歴史なんかも含めて、これらの成果も踏まえてしっかりと提言をしていっていただきたいと思いますので、要望として添えておきます。よろしくお願いします。 ◆小熊省三 委員  こっちの内訳書のほうでは、どこだかちょっとわからないのですけれども、平成29年度に、3月議会のときに西部学校給食センターの調理業務を民間委託をするということが出てきたと思うのですけれども、それってこの内訳書のところにはどの辺で、例えば委託料だとか含めて出ているのでしょうか。 ◎保健体育課学校保健給食係長 この内訳資料の一番後ろの27ページになりますが、学校給食センター費の中で西部学校給食センター費の中の259番の管理運営費の中に入っております調理業務委託料、そのほかあと運送委託料も含めてですが、管理運営費の中に入っております。 ◆小熊省三 委員  そうすると、ここの委託料としては具体的には幾らになるのですか。 ◎保健体育課学校保健給食係長 平成29年度の調理業務の委託料は4,989万6,000円になります。 ◆小熊省三 委員  あわせてなのですが、ここのあたりでいうと、1食当たり何食ぐらい提供しているのですか、西部学校給食センターは。1食当たり3,500と資料には書いてあるのですけれども。それは、ごめんなさい。前の資料のときにそういうふうに参考資料として出ているのですけれども、1日当たり、1食ではなくて。済みません。 ◎保健体育課学校保健給食係長 西部学校給食センターは、供給能力としては3,700食ですが、現在の提供食数としては3,500になっております。 ◎保健体育課スポーツ振興係長 先ほど梅津委員からご質問のあった太陽光発電の関係なのですけれども、先ほど20キロワットの太陽光の使い道ということであった件なのですけれども、まず設置の目的なのですけれども、環境に配慮したものということで、要はそういったものになります。災害時の緊急対応としまして、そのほかに自家発電設備を設置していまして、そちらのほうが80KVAの設備のほうを設置しております。 ◆梅津政則 委員  ついでで申しわけないのですけれども、この発電機の燃料といいますか、タンクの容量を含めての運転の時間の大体の概算って、1週間とか5日とか。 ◎保健体育課スポーツ振興係長 フルで使った場合に1時間当たり20リッターの燃料がかかりまして、タンクの容量は950リッターになりますので、丸2日間稼働できる能力があると思われます。 ◆真田広志 委員  昨年度だか心のケア推進事業で、私前に何かでちょっと見た、昨年度いわゆる学校生活の満足度調査みたいなのを行っていたかと思っていたのですけれども、それって平成29年度ですか。 ◎教育研修課長 心のケア推進事業としまして、QU検査というものを行っているのですが、学級で生活する児童生徒の調査のことかと思います。 ◆真田広志 委員  それは平成29年と同じかな。 ◎教育研修課長 はい。 ◆真田広志 委員  それの結果について、ちょっと教えていただければ。 ◎教育研修課教育支援係長 昨年度のQUテストの結果でございますが、小3、小5、中1、中2で実施しております。小3は、学校生活満足が56%でございました。全国平均が41%なので、超えているという状況であります。小5につきましては、学校生活満足が59%で、全国平均が39%でございますので、全国平均を上回っております。中1につきましては、学校生活満足が61%でございます。全国平均が37%でございますので、全国平均を上回っている状況であります。中2の学級生活満足につきましては、福島市は60%でございます。全国平均が37%でございますので、全学年とも全国平均を大幅に超えている状況であります。  以上であります。 ◆真田広志 委員  全国平均を大幅に上回っているということなので、安心していいのかどうかということなのですけれども、逆に言うと40%、4割ぐらいの児童生徒は満足していないというようなことなのでしょうけれども、その結果をどのように受けとめたらいいのでしょうか。 ◎教育研修課教育支援係長 学校側には市の統計をまとめたリーフレットを配付し、個に応じた対応策についてとっておるところであります。校内検討委員会という組織を立ち上げまして、その中で一人一人の不登校状況だったり、いじめの状況だったりを捉えて学級生活不満足群というグループであったりとか、侵害行為認知群というグループについて個別に指導を進めていただいているところであります。今後も学校に対しまして、学級生活不満足群につきましては改善を図るように指導、助言してまいりたいと考えております。  以上です。 ◆真田広志 委員  不登校状況なんかも同時に調査をしながらということなのでしょうけれども、この満足度調査の結果と不登校状況との因果関係というのはどうなのでしょう。全国平均よりは満足度は高いのだけれども、不登校状況というのはどういったというふうに捉えていますでしょうか、本市の場合。 ◎教育研修課長 福島市の不登校の多さの部分につきましては、教育研修課として本年度調査研究の一つとして調査を行っているところでございまして、その因果関係というか、そういったところまでは、まだわからないところではございますが、QU検査を行いつつ新たな不登校児童生徒を生まないような、そういう指導、助言をしていっているところでありまして、先ほどいろんな事業で出てきましたスクールカウンセラーとの強い連携などを各学校で図っていただきながら、個別に細やかな指導をお願いしているところでございます。 ◆真田広志 委員  いじめなんかの対策として、いろんなアンケートなんかもとったりとかしているのですけれども、満足度調査というのはそういった意味で出てこない、もうちょっと表に出しやすいのかななんて思って、そういった部分をしっかりほどいて分析等に反映していけばいいのかななんて思ったので、ちょっときょう聞かせてはいただきましたので、ありがとうございます。 ◆尾形武 委員  20ページと24ページなのですけれども、20ページは157番、これ文化施設整備基金積立金の予算に対して支出が17万9,000円ということで、不用額が65万3,000円ほどあるのですけれども、基金積立金で不用額というのはどういう理由なのですか、これ。  あと、24ページにも231番においてスポーツ振興基金積立金が不用額が70万円ほどあるということで、この理由を教えてください。 ◎文化課課長補佐 157番の文化施設整備基金積立金ですけれども、寄附金と利子を合わせて積立金額が17万9,732円となっておりまして、予算現額よりも65万円余り不用額が余ったということですが、寄附金が当初予算よりもなかったということが大きな原因です。予算のときに例年ベースの当初予算を組みましたが、実際の寄附金額が少なかったということで不用額が65万円というふうになったという状況です。 ◎保健体育課スポーツ振興係長 スポーツ振興基金につきましては、予算に対して金額が少ない主な要因なのですけれども、2,009万5,000円ほど寄附金がありまして、そのほか預金利息のほうが19万8,000円余りということで、預金利息が当初の予定よりも低金利で推移したというのが主な要因等です。 ◆尾形武 委員  こういった基金の積立金は、いろんな副収入のもとで予算を組み立てして、その副収入がないから、積み立てられなかったということなのですね。不用額という解釈、ちょっとおかしいなと思うのだけれども。 ◆梅津政則 委員  ちょっと決算で幼稚園費が全部こども未来部のほうに移って、例えば放課後児童クラブとかも全部所管が向こうに行って、要は小学校に上がるまでの一連の教育関係とか、今まで所管していたのが別な部署に行ったことによってのよかったこととか、課題が見えたとか、そういうのがもしあったら教えていただきたいのですが。 ◎学校教育課長 市立幼稚園のこども未来部への移管ということにつきましては、委員からありましたとおり、未就学児に対するワンストップサービスということで、とにかく未就学児に対して市としての教育方針をしっかりと示すことができることと、それから選ばれる市民の方々がいろんなその場に応じてどういう特徴があるかということが、あっち行ったり、こっち行ったりということがなくて知れる。そして、その募集の状況であるとか、そういうこともはっきりとわかるということは非常にいい方向だと思います。また、幼保小中連接事業というのも行っているところなのですが、どうしても部が別であったりすると、お互いにやっていることがなかなか見えづらいという部分がありますので、それを部のほうで統括した形でお互いのよさを保育のほうに、そして幼児教育のほうにということで取り入れることができる部分がある。さらに、今度認定こども園というのができるわけで、そうするとその中間的な存在といいますか、幼保を持っているということで多様な教育の中からよりよいものを選びながら、ただしニーズに応じた形で提供できるということは一番いいと。ただ、課題といたしましては、やはりそれぞれの保育士の役割、幼稚園教諭の役割、それから保育教諭という形になりますが、その役割、その仕事の内容というのもわかりづらいといいますか、それぞれまだ見えない部分がありますので、その辺は研修等については当然教育委員会のほうもかかわりながら、幼児教育がよい環境の中で進められるように今後も支援してまいりたいというふうには考えております。 ◆小熊省三 委員  成果等報告書の123ページ、学力グレードアップと学力向上サポート事業についてお伺いいたします。  全国ではたしか学力検査は学年が決まっていて、小学校で1回、それから中学校で1回だと思うのですが、福島県は今度何かもう一回ずつふやすみたいなことを言っていましたけれども、市は2年、4年、6年、それから1年、3年というふうに、同じ全国の学力検査とは違うだろうけれども、テストするわけですよね。結局、申しわけないけれども、考え方が違うと言われるかもしれないですけれども、テストのための支援という形というか、回数やれば学力が上がるかというところではなくて、やっぱり基礎的な学力をいかにつくっていくかというところも含めてあると思うのですけれども、そもそもそ何でこんなにふやしたのかなと。かえってこのテストのために子供たちにしっかり学ぶ時間が、取り組むのが大変なのではないかなと僕は思っていたのですけれども、その辺の意見、見解を聞かせていただきたいと思います。      【何事か呼ぶ者あり】 ◆小熊省三 委員  873万円使っているのですけれども、全国から比べればテスト回数が多いだろうと思っています、そこで。そういう意味では、もうちょっと、ゆとりという表現は悪いですね。基礎的な学力だとか含めているところでの使い方もあるかと思うのですけれども……      【何事か呼ぶ者あり】 ◆小熊省三 委員  いや、僕としてはやっぱり全国では……      【「全国一斉というよりも、細かく調べてその伸びを継続的に見ていく事業ですけれども、それを多く子供に負担がかかると言われたら身もふたもない」と呼ぶ者あり】 ◆小熊省三 委員  いや、僕としてはやっぱりテストのために回数が多いということだけ負担になるのだろうなという思いがあったもので、現場の例えば毎年やっている、僕の意見としては、やっぱりそういうところではテストは全国学力テストって、今まで昔のときは学力テストはしないという立場だったのです。それが変わってきた中で出てきたわけです。福島市は、もっと多くやっているわけなので、こういうところでどうなのだろうなというところが僕の率直な意見なのです。そこで、どうですかと聞くと、ちょっとあれでしょうけれども、そういうことです、聞きたいことは。 ○丹治誠 分科会長  去年やってみて、どういう結果でしたかと。 ◆小熊省三 委員  わかりました。では、去年やってみて、どういう結果でしたか。 ◎学校教育課主幹[指導担当] 毎年やっております学力検査は、小学校2、4、6、中学校1、3年生ですが、全国学力テストのような活用とか難しい問題ではなくて、基礎的な学力がどれだけ身についたかというようなものをはかっております。特に知能との関係で、その子が持っている力を十分に発揮することができたか、身につけさせることができたかということで、私たちは持っている力よりも低い力しか発揮できないもの、アンダーアチーバーと言っておりますが、そういうアンダーアチーバーの子供たちをできるだけ減らして一人一人の力をつけてやりたいということでやっておりますので、全国学力・学習状況調査とは少し意味合いが違うものと捉えております。そのために学校側としては毎年毎年子供たちにしっかりと力をつけて進級させる必要がありますので、隔年で実施させていただいているところです。 ◆小熊省三 委員  今の基礎的なというか、学力を調べるためにということだったのですけれども、そうするとそれを例えば授業だとか、それこそそこで生かすというところでは、どういうふうな手だてを捉えていらっしゃるのですか。 ◎学校教育課主幹[指導担当] 年度末に、3学期にその結果が出ますけれども、その結果をもとに次年度に対して、または年間のまず教師が指導をしっかりと振り返るということ、それから個別の子供たちの落ち込んでいる部分について個別の指導をしっかりできるということで、その結果をしっかり分析して取り組んでもらっているところです。また、それに対しては学校教育課から指導主事が各中学校区を訪問して、その結果等について一緒に協議しているところでございます。  以上です。 ◆小熊省三 委員  もう一つ、別に質問をかえます。6番目の学力向上サポート事業についてですが、1,600万円近くなっていますけれども、前回もしかすると聞いたかもしれないのですけれども、民間業者による復習プリントの添削等とかありますが、この内訳と業者を教えてください。
    ◎学校教育課主幹[指導担当] 業者については、ベネッセでございます。  内訳につきましては、委託料が1,168万2,500円でございます。 ◆小熊省三 委員  今お伺いしました1,100万円近くかかっているということでした。先ほどの学力テストの問題でもそうですが、ベネッセが行った、それはいいのですけれども、その復習プリントで学力向上ということなのですけれども、先ほど言ったように、基礎学力の関係でいえば、どこに問題があったというところをやっぱり関連してやっているのだろうと思うのですけれども、そこら辺の兼ね合いはどうなのでしょうか。先ほどの基礎学力との関係の中で、調査でここが出てきたと、弱いということも含めて、それによって、全体的にもあるかもしれない、個々によって違うと思うのです。そういうところの中でその辺の関連というか、復習プリントの中身、そんなこと言ったらば一斉のものはできなくなる、指導できないよと言われるかもしれないのですけれども、その辺の関連はいかがでしょうか。 ◎学校教育課主幹[指導担当] そのベネッセさんに提供していただいている復習のプリントにつきましては、難易度別に3種類ほど提供していただいておりまして、子供たちのレベルに応じて基礎的な復習が必要な、まずは全員にベースとなるものを配りながら、それは十分に容易に解決できる子供については、さらに難易度の高いプリントを配付するなどして個に応じた指導に努めているところでございます。さらに、支援員が昼休みまたは授業の中で個別に声をかけて指導することで、手厚い個別指導に心がけているところでございます。  以上です。 ◆小熊省三 委員  ありがとうございました。なかなか個々の子供がつまずいているところに対しての指導というところでは、先ほどのように基礎学力を例えばそういう意味で調べることになったらば、やっぱりいろんな科目、数学なら数学のところで個々の分野で、分数だったり、いろんな分野でつまずいているところ、変換ができなかったりとか、そんなことです。本当にそこのところで指導できるというところが大事になってくると思うのです。そういう意味では、先ほど言ったように、難易度別にということでは、それは大枠としてはそういう形になると思うけれども、本当にそこで子供がつまずいているというところをつかむ意味では、もうちょっときめ細かなところがやっぱり先ほど言った学習指導員の先生たちとか教員の先生たちとこの子はここがつまずいているねというところを共有しながらやっていくということが大事になってくると思うのですけれども、その辺はいかがですか。 ◎学校教育課主幹[指導担当] ベネッセの委託業者のほうから各学校にプリントの結果についてコメントを書いたり、点数をつけたりする、いわゆるサポーターという方が派遣されておりますが、その人たちがプリントの結果からこの子についてはこの辺が苦手であるというような情報を学習支援員や教科担任のほうに情報が行きまして、そのプリントの結果から情報をそれぞれ共有して、落ち込んでいる部分については声をかけながら指導しているというようなことも取り組んでおります。 ○丹治誠 分科会長  そのほかございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 分科会長  それでは、質疑がなければ質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見があればお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 分科会長  以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第103号平成29年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件中、教育委員会所管分について、決算のとおり認定すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 分科会長  ご異議ございませんので、議案第103号中、教育委員会所管分については決算のとおり認定すべきものと決しました。  次に、報告第13号福島市一般会計予算の継続費精算の件中、教育委員会所管分を議題といたします。  初めに、岡山小学校校舎耐震補強設計委託事業について当局の説明を求めます。 ◎教育部次長 1個1個でよろしいですか。 ○丹治誠 分科会長  はい、1個1個。 ◎教育部次長 まず、岡山小学校校舎耐震補強設計委託事業についてご説明を申し上げます。  議案書の52ページ、53ページになります。まず、岡山小学校校舎耐震補強設計委託事業でございますが、本事業につきましては耐震化事業のさらなる加速化を図るため、平成28年度、平成29年度の2カ年継続事業として平成28年9月補正予算で承認いただいた事業でございます。  事業費でございますが、平成28年9月の補正予算におきましては、この表の全体計画の年割額の計のところにありますように、事業費としては1,600万円の予算でございました。  実績としましては、同じ53ページ右側、支出済額という欄がございます。53ページの右端でございますが、ここの支出済額の計1,479万6,000円が支出済額ということでございます。財源につきましては、全て一般財源での事業でございます。  事業につきましては、平成29年度に完了したところでございまして、平成30年3月補正予算におきまして岡山小学校の耐震工事費の承認をいただいて、現在事業を実施しているところでございます。  説明は以上でございます。 ○丹治誠 分科会長  ご質疑のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 分科会長  それでは、質疑を終結します。  次に、信陵中学校南校舎耐震補強等工事について当局の説明を求めます。 ◎教育部次長 では、中学校費の信陵中学校南校舎耐震補強等工事でございます。信陵中学校につきましては、平成28年度に北校舎の改築工事を実施しております。平成27年度、平成28年度事業として東、西校舎の耐震補強工事を実施しているところでございます。最後の南校舎につきましては、平成28年3月補正予算によりまして、平成27年度、平成28年度、平成29年度の3カ年継続事業として承認をいただいた事業でございます。  事業費につきましては、全体計画の年割額の計1億7,732万9,000円に対しまして、支出済額の計の欄でございますが、1億4,293万6,920円の実績となっております。  財源につきましては、右側の52ページをごらんいただきたいと思います。右側の52ページの財源内訳の国、県支出金5,883万円、市債につきましては7,030万円、残りが一般財源を充当したところでございます。なお、この財源につきまして、左側の53ページの欄の国、県補助金が当初ですと予算全体計画の中では4,900万円余でございましたが、国の補助金が増額になっています。これにつきましては、896万8,000円の増となりましたのは、平成27年度末を期限としました補助金のかさ上げ措置、これは3分の1が2分の1のかさ上げだったのですが、これが平成32年度まで延長ということになりまして、国の補助金が見込み額よりも増額になったものでございます。市債につきましても当初1億900万円余が7,000万円余に減額になっておりますが、こちらについては国補助額の増額とともに、事業費全体が減になっておりますので、市債については減となったものでございます。  工事につきましては、平成30年1月26日に完成しております。  以上でございます。 ○丹治誠 分科会長  ご質疑のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 分科会長  それでは、質疑を終結します。  次に、北信中学校校舎耐震補強設計委託事業について当局の説明を求めます。 ◎教育部次長 その下の北信中学校校舎耐震補強設計委託事業でございますが、こちらにつきましても耐震化事業のさらなる加速化を図るため、平成28年6月補正予算によりまして、平成28年度、平成29年度の2カ年継続事業として承認をいただいたものでございます。  事業費でございますが、全体計画の年割額の計1,430万円に対しまして、支出済額は1,404万円でございまして、財源は一般財源でございます。  事業につきまして、平成29年度内に完成しまして、平成30年3月補正予算によりまして耐震工事費の承認をいただき、事業を今進めているところでございます。  以上でございます。 ○丹治誠 分科会長  ご質疑のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 分科会長  それでは、質疑を終結いたします。  次に、福島養護学校校舎等改築基本設計委託事業について当局の説明を求めます。 ◎教育部次長 それでは、福島養護学校校舎等改築基本設計委託事業ということなのですが、本事業につきましては平成28年6月補正予算によりまして、平成28年度、平成29年度の2カ年継続事業として承認をいただきまして、基本設計者についてはプロポーザル方式で選定しまして、基本設計を実施してきたものでございます。  事業費は、全体計画の年割額の計5,200万円に対しまして、支出済額は4,644万円で、財源については全て一般財源でございます。  基本設計は、平成29年11月30日に完成したところでございます。なお、この基本設計の完成に伴いまして、平成29年9月補正予算におきまして、実施設計について平成29年度、平成30年度の2カ年継続事業として承認いただきまして、平成29年12月より実施設計の策定に着手したところでございます。  以上でございます。 ○丹治誠 分科会長  ご質疑のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 分科会長  質疑を終結いたします。  次に、写真美術館修復改修実施設計委託事業について当局の説明を求めます。 ◎教育部次長 それでは、写真美術館修復改修実施設計委託事業でございます。写真美術館修復改修実施設計委託事業につきましては、平成28年9月補正予算によりまして、平成28年度、平成29年度の2カ年継続事業として承認をいただいたものでございます。  事業費は、全体計画の年割額1,300万円に対しまして、支出済額は1,285万2,000円でございまして、財源は一般財源でございます。  事業につきましては、平成29年8月10日に完了しまして、写真美術館の再整備事業につきましては今年度、平成30年度には利活用展示計画の策定を進めているところでございます。  以上でございます。 ○丹治誠 分科会長  ご質疑のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 分科会長  質疑を終結いたします。  次に、こむこむ館屋根改修等工事について当局の説明を求めます。 ◎教育部次長 こむこむ館屋根改修等工事でございます。こむこむ館屋根改修等工事につきましては、平成28年9月補正予算で平成28年度、平成29年度の2カ年継続事業として承認をいただいたものでございます。  事業費は、全体計画の年割額の計1億2,300万円に対しまして、支出済額は9,999万1,800円で、財源は全て一般財源でございます。  事業は、平成30年1月31日に完了したところでございます。  以上でございます。 ○丹治誠 分科会長  ご質疑のある方はお述べください。 ◆小熊省三 委員  このことだけではなくて、あれなのですけれども、なかなか難しいのかもしれないのですけれども、額的にはこうなのだけれども、図面でここまでこういう状況だという中での説明をしてもらったほうが僕としては、承認という形なのでしょうけれども、本来ならば、もう終わってしまったことを言うとあれですけれども、養護学校にしても、まあ、いいや、今こむこむ館の話でしょうけれども、図面で仮としてはこうだけれども、こういうふうにやって、ここまで進みましたという形に説明をもらったほうが僕としては、前に確かに説明を受けて承認したわけなので、それ僕らは図面を持ってきていないので、なかなかイメージとして、お金としてはこう使いましたというのはわかりますけれども、その途中の例えば段階の中で、こむこむ館は、戻るとあれなので、途中に例えば仮設をつくったとか何かというのがほかのところにあったと思うのです。だから、そういう意味ではその辺のところがどうなっているのだいというところも確認できると思ったので、今度ぜひできればこの計画の中での、お金の額としてはそうなのでしょうけれども、図面としてこういうことでやったというのを示すことは難しいのでしょうか。 ○丹治誠 分科会長  継続費の精算。      【「認定のときに言えば少しはあれだけれども、今はもう今の話と全く違う話で、精算しましたの報告を受けるのみで」と呼ぶ者あり】 ◆小熊省三 委員  済みません。わかっていなくて申しわけないです。      【「決算認定のときの事業の中でのそれを精査するために図面を要求すれば、それはそれで理にはかなうけれども、ただここで求めますかという諮りはありますけれども、なので、今の要望のやつは、この場で言う内容ではもうなくなってしまった」と呼ぶ者あり】 ◆小熊省三 委員  なるほど。わかりました。いいです。 ◆高木克尚 委員  後学のためにお聞きしておきますが、こむこむ館の屋根改修の財源といいますのは、解決金の収入というのは色ついているわけではないのでしょうけれども、屋根を直すための解決金だったのだから、財源内訳の中で、一般財源でぐるっとまとめてしまっていいものなのかどうか、それともその他という項目で押すべきなのか、その辺財務処理上ちょっと教えていただけますか。 ◎こむこむ館総務管理係長 解決金そのものは、平成27年度にお支払いいただいており、今回の屋根の改修工事につきましては、平成28年度の9月にご承認をいただいたものでございます。その中でその部分について充当するというようなことではなくて、一般財源ということであります。 ◆高木克尚 委員  純粋に年度を挟むので、単年度会計の中で和解金は継続しないという思いでよろしいですか。 ◎こむこむ館総務管理係長 はい。 ○丹治誠 分科会長  それでは、ほかにご発言がなければ質疑を終結いたします。  報告第13号中、教育委員会所管分については以上といたします。  以上で教育委員会の審査を終了いたします。  当局退席のため、分科会を暫時休憩します。                午後2時13分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午後2時17分    再  開 ○丹治誠 分科会長  それでは、分科会を再開いたします。  まず、あしたの審査の件なのですが、10時からこども未来部を予定しております。今のところ午後から健康福祉部というふうな予定をしておりますが、先日真田委員から話がちょっとあって、もう少し効率よくできないかなとも思ってはいるのですが、こども未来部も健康福祉部も向こうから来るので、今終わったから今という感じにはなかなか難しいのかなというふうに思っておりまして、できれば午前はこども未来部で完結して、午後は健康福祉部というふうに区切ってやりたいというふうに思っているのですが、いかがですか。      【「了解」と呼ぶ者あり】 ○丹治誠 分科会長  教育委員会まで出先があるのです、図書館とかこむこむ館。なかなかちょっと難しいので、申しわけありませんが、そのようにさせていただきます。  以上で本日の決算特別委員会文教福祉分科会を終了いたします。                午後2時19分    散  会                             文教福祉分科会長  丹 治   誠...